笑って脳を活性化「こころとからだ生き生き教室」第二弾が開催!
効果的な認知症予防対策を学び、実践する枚方市と大阪精神医療センターの協働プログラム、「こころとからだ生き生き教室」。
その取り組みに昨年からよしもとが参画し、大阪らしい「笑い」を取り入れた新たなプログラムを開発しています。前回に引き続き、子どもから高齢者まで一緒に楽しめるおもろいスポーツ「よしスポ」とコラボした第二弾が1月10日(木)に大阪精神医療センターで開催され、参加者のみなさんは楽しいゲームにチャレンジしました。
前回に引き続きMCを担当するのはspan!の2人。自己紹介とよしもとが提案する笑い×スポーツ「よしスポ」についての説明が行われたあと、まずは準備運動からはじめます。前回は京都弁で行われた "ご当地版ラジオ体操"は、今回は広島弁で行うことに。画面にはかわいいもみじまんじゅうのイラストが表示され、"腕をまわしんさい"や"じゃけんね"など広島弁のアナウンスに合わせて体操をしていきます。広島弁のおもしろい響きに思わず笑ってしまう人も。
約5分の体操が終わると早速「よしスポ」オリジナルのゲームをはじめます。まずは、リレー形式で3チームが戦う「二人そっと三脚」。チーム内でペアを作って二人三脚を行うのですが、足紐はトイレットペーパーでつくるというもの。スタートの合図と同時にトイレットペーパーを足首に巻き、ガムテープで止めて進みます。ペーパーを巻く回数や縛りのきつさは自由。最初にいかに早く巻けるかも勝負のカギを握ります。走行中、足紐が破れたら一旦停止し、巻きなおしてから再開します。戻ったら次の走者にリレーのバトンの要領で、トイレットペーパーとガムテープを渡します。
まずは、span!が見本を見せてから本番がスタート!二人の足はトイレットペーパーで巻かれているので、そっと進まないと破れてしまいます。勢いよく進んでいるとゴール直前で破れてしまい、巻きなおすペアも。しかし、後半になるにつれて破れにくい巻き方のコツを掴んでいく参加者たち。息ピッタリのペアは一度も破れずにゴールしていきます。結果は2チームが接戦となり、最後のペアがゴールするまでみんなで応援。全員が無事にゴールすることができました。「楽しかった!」と感想を述べる参加者が多く盛り上がりました。
次のゲームは、span!がこの日のために考えてきたという「ジェスチャーベースボール」。マコトがランダムに4チームにチームわけしていきます。最初に出場するのは2チーム。1試合目は残りの2チームは応援します。ボールを使わずにする野球ということで、一体どんな野球!?と参加者は興味しんしん。
内容はというと守備と攻撃に別れ、野球のルールに合わせてジェスチャーゲームをするというもの。守備側のチームがお題ボックスの中から"お題"を引きます。攻撃側のチームは全員でお題に対し思い当たるポーズをとり、2人同じポーズならヒット、3人同じポーズなら2塁打、4人同じポーズなら3塁打、5人以上同じポーズならホームラン...といった具合に、同じポーズをとった人数により出塁。守備側は3回お題を選ぶことができ、3回お題を選んだら攻守交替、2回表裏の攻防で終了となり、得点の多いチームが勝利となります。
まずは、span!とスタッフによるデモンストレーションが行われたあと、早速ゲームに挑戦!野球場の応援さながらのBGMが雰囲気を盛り上げます。まずは最初の2チーム(広島カープVS阪神タイガース)が対決!マコトの「カキーン」という合図とともに、広島の攻撃がスタートします。阪神が最初に引いたお題は「忘年会のポーズ」。ビールを飲むポーズ、カラオケを歌うポーズなど思い思いのポーズをとる広島チーム。出塁して点が入るとホワイトボードに点数が書きこまれます。3回目の攻撃「ビートたけしのポーズ」では、コマネチポーズが5人揃い見事ホームランに。攻守交替し、阪神チームの攻撃では「ラーメン屋のポーズ」の食べているポーズでホームランとなりますが、広島に追いつけず広島の勝利に!
次は、ゲームを見学していた2チームも同様のルールでゲームに挑戦!「赤ちゃんのポーズ」「侍のポーズ」などのお題に、最初は照れながらも後半はノリノリでユニークなポーズを繰り出す人もいて、会場は笑いに包まれます。5人揃うというホームランも何度も飛び出し、チームワークばっちりで大盛り上がり。野球のルールがわからなくても、span!の2人による解説と実況により理解することができ、楽しくゲームが行われました。
ゲーム終了後は、「たくさん体を動かせてよかった」「ジェスチャーを考えるのが脳トレになってよかった」などの感想があり、最後は全員で記念撮影。脳と体を使ったゲームに、笑いが加わった「よしスポ」独自のプログラムに参加者も大満足した様子でした。
【span!】