九州ならではのハートフルなお笑いのスタイルが見えてきた!?「九州新喜劇~寿座長・冬公演~」
1月13日(日)に「九州新喜劇~寿座長・冬公演~」がエルガーラホール 大ホール(福岡市中央区天神)にて昼・夜二公演開催されました。
昨年2月に「九州をいろいろな形で盛り上げて笑顔を届けたい」という想いのもと、吉本新喜劇の九州版として立ち上がった九州新喜劇。
昨年の夏公演に続き、今回も連休中にも関わらずたくさんのお客さんがかけつけてくれました。
新喜劇の前に、5組のゲストが登場した。
高田課長のMCに続き、シンガーソングライターでりゅうちぇるの実姉の比花知春。
「前回も新喜劇に出させて頂いたのですが、『あいつ誰?』ってならないよう、今回は寿座長の心遣いで先に歌わせて頂きます」と挨拶したあと、沖縄の方言を用いたアップテンポなナンバー「なんくるないさー♪」と、自身の15周年を記念したアニバーサリーソング「光」をギター弾き語りで歌ってくれました。
続いては昨年福岡よしもとに復帰した1329種類の風船芸を持つバルーンアーティスト・松下笑一。バルーンパフォーマンスのコンテストで日本一になった腕前を惜しみなく披露してくれました。
客席からお客さんをステージに呼んでのパフォーマンスや瞬間で風船の色が変わる早技など、客席の子どもたちも大喜び!出来上がった風船をもらえたお客さん、ぜひ大切に飾ってくださいね。
3番目は現在バラエティで引っ張りだこのコロコロチキチキペッパーズ。登場から場内が沸きました。
4番目は元福岡支社所属で現在東京で活躍中のパタパタママ。
絶妙な二人のかけあいが笑いの絶えないステージを見せてくれました。
ラストは笑い飯。笑い飯お得意のボケとツッコミがくるくる入れ替わるスピード感で大爆笑!博多に轟く関西弁に大歓声が起こってました!
いよいよ九州新喜劇。今回、事件は公園で繰り広げられました。
福岡某所の公園管理事務所に勤める寿座長とサカイストと中川どっぺるの前に、公園での子どもの遊びを規制したがるPTA(武藤艶子、野口愛、いっちゃく先生)との大騒動が起こる中、公園には石田靖とケン坊田中が扮する天神南署の警官や公園でスマホゲームしかしない小学生の集団(だんごばーな、スクラップス・サン北川)、野球少年(ショウきん、メタルラック・ノッポノナカ)、かつあげをする高校生(パタパタママ、メタルラック・美意識タカシ、スクラップス・安藤陸)に謎の紙芝居のおじさん(松下笑一)&ギターのお姉さん(比花知春)、強盗(コンバット満)までもが登場、そこに地元TV局の生中継(高田課長、レモンティー・阿部哲陽、メガモッツ・池内祐介、にわか・片山、RKBアナウンサー・井口謙)が入るてんやわんやの事態に!!
昨今の「子どもが外で遊ばなくなった」という社会問題を下敷きにしながらも、「いつの時代も子どもは変わらないのではないか」というテーマや、昨年大ブームとなったあの曲による全員でのダンスや地元ならではのネタを取り混ぜた、ほっこりしながら笑える舞台となりました。
昨年2月、夏公演、そして今回の冬公演と3度目となった九州新喜劇。「笑いで九州の皆さまに元気を届けたい」という寿座長ならではの、心温まるストーリー展開とハートフルな笑いを誘う舞台が九州新喜劇のコンセプトになってきたのではないでしょうか。(そして今回も脚本はパンクブーブーの佐藤哲夫。九州縁のメンバーで築き上げるスタイルが確立されつつあります)
九州で活躍する芸人、九州出身の芸人、そして九州を愛してくれる芸人で作っていく九州新喜劇、次回は5月26日(日)に「ももちパレス」での開催が決定しています。どうぞお楽しみに!
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脚本:佐藤哲夫(パンクブーブー)
出演:九州新喜劇:寿一実、コンバット満、ケン坊田中、高田課長、サカイスト、メガモッツ、いっちゃく先生、パタパタママ、レモンティーあべ他、比花知春、野口愛、武藤艶子、井口謙
スペシャルゲストゲスト;石田靖
ネタゲスト:比花知春、松下笑一、コロコロチキチキペッパーズ、パタパタママ、笑い飯
【寿一実】【コンバット満】【ケン坊田中】【高田課長】【サカイスト】【メガモッツ】【パタパタママ】【石田靖】【松下笑一】【コロコロチキチキペッパーズ】【笑い飯】