博多華丸・大吉、富田靖子ら福岡出身総登壇! 先行公開の地元・福岡で大ヒット!『めんたいぴりり』初日舞台挨拶
1月18日(金)、東京・新宿バルト9にて、映画『めんたいぴりり』初日舞台挨拶が行われ、博多華丸、富田靖子さん、山時聡真くん、増永成遥くん、豊嶋花ちゃん、博多大吉、でんでんさん、バッドボーイズ・佐田正樹、江口カン監督が登壇しました。
日本で初めて明太子を製造し、販売した福岡・博多の「ふくや」創業者・川原俊夫の人生をモデルに、戦後の混乱期を乗り越え、復興から成長へとシフトしていく昭和を背景に描かれた映画『めんたいぴりり』。2013年にTVドラマ化され、その後舞台化もされた、福岡では知らない人はいない本作がついに映画化となり、11日に地元・福岡で先行公開された際には、週末だけで1万人を動員するという、ミニシアター1位という快挙を成し遂げた本作が、本日めでたく全国公開の初日を迎えることとなりました。
主演の華丸は、「2013年に福岡でドラマとして放送されてから足かけ6年。地元でがんばってきて、甲子園に初出場する気分です」と、作品を高校球児にたとえます。さらに、「大阪桐蔭は『マスカレード・ホテル』だと思っています」と、同時期公開の映画を強豪校にたとえ、満員のお客さんを笑いに誘います。
富田さんは「みなさん、いらっしゃいませ! もし映画を見て『いい!』と思ったら、ぜひいろんな人に言いふらかしてください」と笑顔でお客さんに呼びかけ、「この作品は自分にとってもホームだと思っていますので、応援していただけると嬉しいです」とニッコリ。
「スケトウダラの妖精」役として出演している大吉は、役について「テレビドラマの時からこの役を演じていますけど、ずっと何をやらされているのかわかりません」とぼやき、お客さんを笑わせます。また、「ひとつだけわかっていることは、この映画の宣伝のために、20日に単身札幌に舞台挨拶に行くんですが、チケットがあまり売れていないということで......。なのでもし、お知り合いに北海道の方がいらしたらぜひ行くように勧めてください。そして、僕の北海道での舞台挨拶を助けていただければと思います」と、切実なお願いをしながらも笑わせていました。
でんでんさんは、「僕も福岡出身なんですけど、そういえば地元の同級生たちに宣伝するのを忘れていたので、さっそくこのあと電話して宣伝したいと思います」と宣言します。
真っ赤なジャケット姿で登場した佐田は「『なんでおまえいるんだ!?』と思われた方もいらっしゃると思いますが、僕も一応"被災者B"役で出させていただきまして。最初はセリフが一言もなかったんで、華丸さんに絡もうと思って、なんとか一言言わせていただきました。今日は明太子色のジャケットだけでも覚えて帰ってください」とあいさつし、大吉に「明太子色やとしたら、だいぶ着色料を使ってるね」とツッコまれます。
江口監督は、「地元ではお客さんが入ってくれても、東京ではどうかな......と不安に思っていたので、今日のお客さんの数を見て本当に安心しました」と笑顔を浮かべていました。
子役の山時聡真くんと増永成遥くんがお父さんとお母さんに手紙を書いてくるというサプライズがあったのですが、読み上げる際、自分の方を向いて手紙を読もうとした増永くんに向かって「え、オレに!?」と驚いた様子の華丸に一同爆笑! 大吉からも「そりゃそうでしょ! 本当のお父さんお母さんあてだとしたら、それは家でやってくださいって話でしょ」とたしなめられます。
改めて心の準備をして手紙の内容を聞こうとする華丸でしたが、増永くんの手紙の書き出しが「華丸さんへ」だったため、「そこは"お父ちゃん"でしょ!」と、手紙にダメ出しをする華丸にお客さんはまたもや爆笑! 心温まる内容の手紙が読まれたあと、富田さんは「こんないい息子に育って嬉しかです」と博多弁で喜びの気持ちを表していました。
最後に大吉が、「いい映画だと思うんですけど、『めんたいぴりり』というタイトルって、たとえば札幌で『ジンギスカンあちち』という映画を作ったようなもので、なかなか足を運びづらい部分もあると思います。でも、来ていただきさえすれば満足してもらえると思うので、そこは"噓も方便"といいますか、『なんか、ゾンビ映画みたいだよ』とか、『観終わった後、やっぱりクイーンっていいなぁって思う作品だよ』とか言って周りの人を連れてきてください」と、やや強引な誘い文句を提唱し、笑わせます。
すると華丸も、「本当に全部出し尽くしたつもりでございますし、全国のみなさんにお披露目できたことが全てだと思います。明太子に賞味期限があるように、映画の公開にも期限がございますので、なるべくお早めに足をお運びください」と明太子になぞらえて呼びかけていました。
映画『めんたいぴりり』は、本日より新宿バルト9ほか全国にて<ぴりりと>絶賛上映中です!
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