12月15日(土)から、大阪城公園で体験型ナイトウォーク「SAKUYA LUMINA(サクヤルミナ)」が開幕します!「サクヤルミナ」とは、カナダ・モントリオールに本拠地を構えるデジタルアート集団Moment Factoryが開発し、世界中の人々を魅了している「ルミナ・ナイトウォーク」の9作目となるシリーズ最新作。「ルミナ・ナイトウォーク」は、その土地が持つ固有の文化や美しい自然を幻想的な光と音、演出、映像、そしてインタラクティブな仕掛けを通じて言語を超えて人々の心を動かす体験型ナイトウォークです。「サクヤ」の「咲」という字は、その昔は「咲う(わらう)」とも読まれていて、ほほえむという意味を持っていたといいます。サクヤルミナは「花と笑顔」がキーワードなのです。
全体が物語仕立てになっており、主人公は未来の大阪に住む少女・アキヨ。うっかり時空の扉をくぐってしまい、私たちの時代にタイムスリップしたことからストーリーは動き始めます。大阪城公園で迷子になったアキヨといっしょに、帰り道を探す冒険へ出かけるという内容です。
これに先立ち12月14日(金)に、平井卓也内閣府特命担当大臣、吉村洋文大阪市長、アキヨの声を演じた池脇千鶴、桂文枝、西川きよし、中田カウス・ボタン、アキヨの母親の声を演じた未知やすえ、お稲荷さんの声を演じた木村祐一、霜降り明星など、よしもと芸人や関係者がサクヤルミナ体験会を楽しみました。
19:00のスタートからグループに分かれたよしもと芸人や招待客たちが、次々とエリア内に進んでいきます。桂文枝率いる「ABC新婚さんいらっしゃい」チームには、今年結婚したばかりの吉本新喜劇・吉田裕&前田真希夫妻、ミルクボーイらが参加。文枝の「行くぞ、みんな!」の声に全員が応えた、と思ったら、吉田に乳首ドリルを仕掛ける文枝。「すな!すな!師匠!!」と吉田も最初からノリノリです。
エントランスとなる『アキヨの物語』では、奇妙で素敵なアキヨの冒険の始まりを予感させる仕掛けがいっぱい。エントランスに広がる別世界に足を踏み入れた途端、「わぁっ!」、「すごーい!」と大歓声が。文枝からは「あきえやったら知ってるけど、アキヨは...」というボケも飛び出します。
続いて『ジョイライトギャラリー』へ。このギャラリーは、インタラクティブ体験ができるカラフルでにぎやかなブースがいっぱい。M-1グランプリ2018チャンピオンに輝いた霜降り明星もこのギャラリーに大興奮! 粗品は「これ、どういう技術なん?」、せいやは「M-1のセットよりキラキラしてる!」と声をあげていました。浅越ゴエは目の前に広がるポップな世界に「アララ!」とスマホを取り出し、ミサイルマン・岩部らと撮影会をして大盛り上がり。中田カウス・ボタンと若手芸人の面々も、デジタルを駆使した不思議な空間に目を丸くしていました。
続く『おしゃべりな石』は、石垣から楽しい登場人物たちが話しかけてくるというもの。渡辺直美、平成ノブシコブシ吉村、ロバータが登場人物の声で出演。突然、石垣に浮かび上がった目に、思わず驚きマジマジと見つめていたのは川畑泰史。石垣に浮かび上がった登場人物を指して思わず諸見里大介が「(川畑に)似てる...」とつぶやいていました。文枝たち一行は、遠くから『おしゃべりな石』を見つけると「ワーッ」と歓声を上げます。全員で石垣に触れに行くなど、しゃべる石を不思議そうに見つめていました。
その先に進むと、音と光、そして圧巻の映像演出が次々と。『時空の扉の広場』では、未来からやってきた少女、アキヨの物語の世界を映像で展開。続く『お稲荷さん』でも、大きなキツネの像が実際に動いたりしゃべったりと驚きのギミックが楽しめます。先ほどまでさまざまな仕掛けにハイテンションだった出席者の皆さんも、息を飲む映像演出に瞬く間に物語の世界へ引き込まれていました。なかでも、平井卓也内閣府特命担当大臣の真剣な眼差しで見つめる姿が印象的でした。
『笑顔の木』のゾーンは、アキヨのために参加者が自分の笑顔を撮影して「ジョイライト」を作り出すというもの。この笑顔の写真が、冒険の最後に訪れる天守閣麓で花咲く仕掛けとなっています。文枝は吉田の笑顔が映ったかと思うと、すぐに移動開始。ほったらかし状態にされた吉田を見たメンバーは大爆笑でした。
大阪城天守閣につながる極楽橋を渡り、いよいよ冒険のフィナーレとなる『時空の扉のセレモニー』へ。大きな光の渦が生まれたとたん、若手芸人の面々は「いけー!」「うぉー!」と大盛り上がり。
内覧会を終えたあと、平井卓也内閣府特命担当大臣が囲み取材に応じました。「大阪城という歴史のある場所で、こういう新しい試みが行われるということは非常にエキサイティングだと思います」とし、「私も今、笑顔の写真を撮ってきたばかりなので、ついつい顔が笑顔になってしまいます」とにっこり。続けて「とても大阪らしいし、未来的なテクノロジーもあるし、歴史的な場所でもある。いろんなものが新しい組み合わせで、私は、これはおそらく新しいひとつの価値を作っていくのではないかなと思います」と語りました。
続けて、インバウンドの象徴でもある大阪城で新しいエンタテインメントが創出されることについて「このイベントが成功すれば、この考え方は日本全国に広がると思うんです」と力を込めました。「大阪城はひとつの歴史的なシンボルですし、日本の夜がまた新しい魅力を備えることによって、インバウンドの方々の滞在中の楽しみが増えるのではないかなと思います」と語りました。「言語の壁は完全に乗り越えてますから、大人から子供まで、そしてどの国の方々も楽しんでいただけるイベントになっていると思います。日本は四季があるので、その四季を楽しみながら、夜をそれぞれの楽しみ方で楽しんでもらうのがいいのではないかと思います」と語りました。
そして天守閣に用意されている『花咲くヨロコビ』前でも、『SAKUYA LUMINA』を体験した人たちの囲み取材が行われました。吉本新喜劇のメンバーは座長の川畑泰史が代表してコメント。「情報がそんなに無いまま越させていただいた」と話したあと、新喜劇メンバーの子供も来ていることを明かし、「親子で話す時間もあるし、非常にいいところに参加させていただいた」と笑顔を見せていました。
文枝と吉田裕&前田真希夫婦は、まず文枝が「びっくりした」と感想を述べ、みんなで周ったから最初から最後まで楽しかったとにっこり。そして改めて「よくできてるなぁ」と振り返り、「大きなお城というシチュエーションのなかで、歩いたり、いろんな出会いがあったり、すごく楽しかった」と話しました。
吉田も「師匠がめちゃくちゃ楽しんではった」と文枝のエンジョイぶりを明かし、「(文枝がスタッフに)いろんな質問をしてくれるので、裏も表も二倍楽しめた」と話しますが、やはり「アキヨをあきえさんって間違ってた」と暴露。これには文枝も「あきえさんやったらそんなに探さんでええなぁ」とボケていました。新婚の前田は「夜の大阪城を歩くことがめったにないので楽しかったです」と笑顔でした。
ミサイルマン、浅越ゴエらと登場した後藤ひろひとは、大阪城は見慣れた場所でよく散歩もすると話したあと「現実と夢の間を歩いたような不思議な気持ちでいっぱいです」とコメント。そして「たくさんの人に見てもらいたい」と力を込めました。それを聞いた武将様(ミサイルマン・岩部)は「太閤秀吉様も喜んでおられましたよ!」とアピールしていました。
中田カウス・ボタンと霜降り明星、マンゲキメンバーも登場。カウスは「こんなことになってたんですね!」と驚きの表情。そして「寒くない、暖まりました!」と笑顔を見せると、霜降り明星・せいやに「感想は?」と振ります。せいやは「M-1のセットばりに輝いている、家族で来て欲しい」とコメント。それを受けてカウスも「子どもたちも楽しんでくれると思います、どうみんな?」と、今度はマンゲキメンバーに声を掛けますが、全員誰が答えていいのかわからず、一瞬の間が。そのあと爆笑になりました。ボタンも「皆さん、ぜひ遊びに来てください」と、呼びかけていました。
トミーズ雅は「夏は夜の大阪城公園をデートに使うこともあるけど、冬は暗いし怖いし、こういうのがあるとデートスポットになる」と太鼓判。
NMB48はメンバーを代表して山尾梨奈がコメント。「物語といっしょに楽しめるのがうれしいし、体験できるのが新しい!」と笑顔。そしてメンバーとキャーキャー言いながら楽しめたとのことで「カップルはもちろん、お友達も家族も楽しめると思います」と話しました。
木村祐一と未知やすえ、宇都宮まきの3人も、すっかり『SAKUYA LUMINA』にハマった様子。やすえは「テンションが上がるというか、最後に自分が笑顔になれたことを感じて暖まりました」と話すと、木村は「2年ほど前、企画から入らせていただいた」と明かし、「飽きへん、何回でも見られる」とおすすめコメント。まきは「大阪城の自然を石垣とかすごく上手に使っていて...」と話し始めますが、やすえから「石垣って自然なん?」とツッコミが。まきは「グループで来てみんなでわいわい楽しんでもらいたい、もちろん恋人同士でもいいし、一人の人も来て誰かと出会ってとかも楽しいと思う」とポジティブな意見を語りました。
続いては西川きよし、吉村市長、株式会社アルカナイト田中宏幸社長の3人が登場。きよしは「きれいですね〜」と声を上げ、「計画はだいぶ前から?」と吉村市長に質問。市長は1年以上前からと返答します。きよしは改めて「子供から大人まで楽しませていただきました」と笑顔を見せました。吉村市長は新しい空間で夜の楽しみができたとこちらもにっこり。そして「最新技術でこういう風に変わる、僕も初めて見て感動しました」と力を込めました。さらにお堀を使う新たなアイデアも飛び出すなど、すっかりこの大阪城の新名所を気に入った様子。田中社長が季節ごとに景色が変わってどんどん成長していくと話すと、きよしも「大阪城にきよし!」とアピールしていました。
主人公・アキヨの声を担当した池脇千鶴は「知ってる大阪城公園と全然違って、いい夜の散歩になったなって思います、いろんな音がしたりして興奮しますね!」と笑顔で語りました。
ラストは西川ヘレン、西川かの子、西川忠志と孫たちの西川ファミリー。ヘレンは「楽しい夢を見せていただきました、70過ぎてまだまだ大きな夢を、家族で世代を超えてハッピーです、ありがとうございます」と感謝のコメント。きよしは「孫といっしょに来れるなんて、いい金婚式のお祝いになりました」と話しますが、かの子から「ずっと金婚式って言ってる」とツッコまれていました。