吉田たち、見取り図、コマンダンテらがネタにゲームに大暴れ!爆ノ介プレゼンツ「爆裂キワメキLive」
11月4日(日)、よしもと漫才劇場にて、「爆裂キワメキLive」が開催されました。爆ノ介が主宰し、バラエティ豊かなメンバーが顔を揃えるネタ&コーナーの120分。前回9月4回の開催時は、台風が大阪を直撃し、ゲストとして予定されていたコマンダンテ・石井が新幹線に乗ったまま足止めに。というわけで、今回はコマンダンテがふたり揃って登場し、雪辱を果たしました。
オープニングVTRに続いて爆ノ介と吉田たち、見取り図、デルマパンゲ、ダブルアート、セルライトスパ、ロングコートダディ、ヒガシ逢ウサカが登場。前述の台風直撃の日を振り返り、「お客さんも来れず、石井さんも来れず...」と爆ノ介。ところがこの日も、仕事の都合でコマンダンテはオープニングに間に合わず。前回は新幹線の中に10数時間閉じこめられたため、「せめて石井さんだけは出てほしい」と切実に語り笑いを誘っていました。
まずは前半戦のネタブロックから。ヒガシ逢ウサカは、街で見かけたヘンな人をお互いに言い合ううちに、高見の狂気がじわり露呈していく漫才を。
蛙亭は、婚活パーティで出会った男女のやりとりをコントに。
爆ノ介は小学生になりきって、かくれんぼに興じるネタで笑いを呼びました。
ツートライブは、周平魂が出前にまつわるこだわりを語るも、そのイキりっぷりにたかのりはイライラ...。
吉田たちは、「犬を飼いたい」というこうへいの夢が、怒とうの妄想へと変化するネタで勝負。
ジソンシンは、酒井の「30年来の夢」をめぐり、まさかの展開で爆笑をさらいました。
前半メンバーによるコーナーは、「キワメキ!ネオしりとり!」。さまざまなスタイルの「しりとり」を用意し、吉田たち・ゆうへいMCのもと、こうへい・ジソンシン・ツートライブの赤チームと爆ノ介・蛙亭・ヒガシ逢ウサカの青チームが激突します。
ひとつ目は「ハイスピードしりとり!」。BGMのリズムに合わせてしりとりを行い、詰まったり「ん」がついたら脱落、先に3回失敗したチームの負けとなります。試しにBGMを流してみると、予想を上回る速さに一同ビックリ。さっそく両チーム交互に並んでスタート!のはずが、タテに並ぼうとしたり動きがにぶかったりとお約束のボケが続出し、ゆうへいが「まずはハイスピードに交互せえ!」とキレる混乱ぶりとなります。
気を取り直して、ようやくしりとりが始まりましたが、ふたり目の蛙亭・岩倉がいきなり詰まりアウトに。この後も、「パンダ」の次に周平魂がなぜか「つみき」と答えたり、リスタートするもなかなか始められないヒガシ逢ウサカ・今井など、ハプニングが続出。終盤には、周平魂が「ま」で始まる言葉として「松」と答えるも、「まっつ」と「っ」を入れ込んでしまう事件が勃発。そこを青チームが狙い、見事に再度「まっつ」と答えさせて、勝利をもぎとりました。
「リズムに合わせて4文字しりとり!」では、「パンパンパパパン」のリズムに乗せてしりとり。ただし4文字のことば限定で、さらに「おおさか」「さかさま」など末尾の2文字をつないでいかなければなりません。
ここでも一番手のジソンシン・下村から「いのしし」のバトンを受け取った岩倉が、「シシシシ」と謎の笑い声のような答えを発してしまい早々に撃沈。さらにツートライブ・たかのりや爆ノ介らもつまずき、ほとんど進まないままこのしりとりは終了の憂き目に...。
ラストは「グルグルバットしりとり!」。両チームの代表各1名が、グルグルバットで10回まわった後、お立ち台に上がってしりとりを行うという、まさに地獄のゲームです。
青チームからは周平魂、赤チームからは岩倉が参戦。猛スピードでグルグル周り、いざお立ち台へ...のはずが、ふたりともふらふらになって転んでしまいました。危険回避のため一度ストップをかけ、ふたたび赤チームは酒井、青チームは岩倉でチャレンジ。今度は意外と落ち着いて見えたふたりですが、岩倉はお立ち台の上で立ち続けることができず、この勝負は赤チームの勝利となりました。
後半戦ネタブロックのトップバッターはセルライトスパ。「相手が頭の中に思い浮かべたものを、3回質問して当てる」というゲームをテーマに漫才を展開します。
デルマパンゲは、ぶどうとグレープフルーツの違いを発端に、迫田が持論を転換して広木を翻弄!
ロングコートダディは、ユーチューバーの日常を切り取るコントで楽しませました。
ダブルアートは、"緊張しい"なタグのために、将来の結婚式をシミュレーション。
リリーが盛山に、大人のファッションをアドバイスしていくネタで沸かせたのは見取り図。
コマンダンテは、前回の新幹線カンヅメ事件にも触れつつ、「ヤンキーもの漫画」のワンシーンを再現していく漫才を披露しました。
後半メンバーによるコーナーは「キワメキ!ロープで一心同体ゲームバトル!」。赤チームはデルマパンゲ・見取り図・セルライトスパ、青チームはコマンダンテ・ダブルアート・ロングコートダディ、MCは爆ノ介が務めます。
両チームとも、全員がロープで一列につながれて舞台へ。この状態で、いろいろなゲームに挑戦するとのことですが、メンバーたちはいまだに「なぜつながれているのか」が理解できない表情です。それでも容赦なくゲームはスタート! ひとつ目は「リンボーダンス!」です。
ロープでつながれてのリンボーダンスは、かなりの難易度。先攻の赤チームは、迫田を先頭に順調な進みっぷりでしたが、ラストからふたり目の盛山がポールにさわってしまいあえなく失格。青チームは、先頭の安田がいきなりポールを落としてしまうハプニング。再挑戦を直訴して、二度目はスムーズに進むも、ダブルアート・真べぇがポールを落として...ではなく首にひっかけて失敗。この勝負は引き分けとなりました。
ふたつ目は「手押し相撲!」。両チーム1列になって向かい合い、手押し相撲を行いますが、ロープでつながれているがゆえ、ひとりが落ちると引っ張られて大惨事となる可能性も。初戦はあっけなく赤が勝利し、セルライトスパ・大須賀は向かい側にいた安田について「ススキみたいでした」とその弱々しさを証言。
「もう1回やろう」と盛り上がっての再戦では並びを逆に。盛山×真べぇという巨漢ふたりの対決が実現し、大混乱の末に「迫田が暴れたから」という理由で青チームが勝利しました。
これで相撲魂に火がついたのか、メンバーは「次は相撲がやりたい」とリクエスト。それぞれ真べぇと大須賀を前面に置き、一丸となって押し合った結果、舞台上はカオス状態に...結果は赤チームの勝利!
終演時間が近付くなか、最後のゲームは「長縄!」に。文字通り、長い縄を使って全員で縄跳びを行います。青チームは石井のかけ声に乗ってどんどん飛び続け、なんと21回まで成功!
対する赤チームはすでにロープが外れていたので、全員で肩を組んでジャンプしましたが、盛山が引っかかってしまい3回で終了しました。すべてのゲームを終えて、総合優勝は青チームの手に!
またまた大盛り上がりとなった「爆裂キワメキLive」。次回の開催を、どうぞお楽しみに!
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