よしもとニュースセンター

ファッション、ビューティー、スイーツ、占いなど、女の子が大好きなコンテツンが大集合した大型エキスポ「日本女子博覧会」が4月12日、インテックス大阪で行われました。当日は、ライブやファッションショー、お笑い、吉本新喜劇などを繰り広げたメインステージと、ビューティー、ファッションの最新アイテムやヘアメイク体験、試食がずらりのグルメ＆スイーツなど、さまざまなカテゴリーのデモンストレーションが密集したブースエリアとに分かれ、どちらも開場から終演まで、多くのお客様でにぎわいました。

そして、ブースエリアのアイランドステージでは、占いやスイーツ、メイクに関するトークショーにアーティストによるミニステージがひっきりなしに行われ、こちらも大いに盛り上がりました。

ビューティーエリアでは、ネイル体験やヘアアレンジ、メイクアップ講座、マリッジリングを用いての「芸人による妄想プロポーズ」など、さまざまなデモンストレーションが行われました。いずれも参加はほぼ無料とあって、各協賛ブースでは開場と同時に長蛇の列が。また、サンプルの配布も早々に終了、どのブースも予想を上回るスピードだったそうです。各体験の参加方法も、アンケート回答や公式FACEBOOKの「いいね！」を押す、ブースで撮影した写真をSNS等にアップするなど、様々な方法で分かりやすく、気軽に参加できるものばかり。それも人気の理由でした。

ファッションエリアでは、芸人による写真撮影抽選会、Tシャツのプレゼント、芸人の等身大パネルとの撮影会や、阪神タイガース応援グッズを着用しての撮影会などが行われました。また、和装ブースも登場し、無料での着物試着体験やテレビドラマで使用された衣裳を羽織るサービスなど、着物を身近に感じられる展示が並びました。

グルメ＆スイーツエリアでは、ご当地のから揚げが一同に会した「からあげ選手権」や12店舗がエントリーした「スイーツアワード2014」がスタンバイ。それぞれの試食や「スイーツアワード2014」カワイイ賞に投票する人々で賑わいました。

そのうち、アイランドステージでは「スイーツアワード2014」の審査員を務めるスイーツ番長さん、鎧塚俊彦さん、須賀洋介さんが登場して“スイーツトーク”を展開。「おいしくて、楽しくて、幸せになるは当たり前。さらにかわいいスイーツを世界に発信してブームを起こしたい」とスイーツ番長さん。鎧塚さんは「『スイーツアワード2014』でかわいいスイーツが並ぶ中、ひとつだけ普通のバナナが1本あるんですよね。そこが気になります」。また、「一番は味ですが、見た目も大切。キャッチーなものがいいですね」と「スイーツアワード2014」への期待を寄せました。他に、須賀さんと鎧塚さんが“スイーツ対決”をした際のエピソードがスイーツ番長さんから明かされ、お三方によるクロストークは大いに盛り上がりました。

グルメ＆スイーツエリアではそのほか、芸人がスペシャル店長を務める「よしもとイケメン芸人カフェ」も登場、NON STYLE 、バイク川崎バイク、アキナらが1時間ごとにカウンターにたち、カップにサインを書いてお客様をもてなしました。

ゲッターズ飯田さんがプロデュースした「占いZONE」では、16人の占い師がスタンバイ。500円で一日中、占い放題とあって人気が殺到し、100枚強用意されていた整理券は開場から約1時間で配布終了。ブースのカラーはオレンジ色だったのですが、これはゲッターズ飯田さんの一押しカラー。オレンジ色は出会い運がアップするそうで、出会いのない人はオレンジ色の服を着るとよいそうです。

そしてゲッターズ飯田さんによる占いがアイランドステージで行われ、お客様の中から希望者を募り占いを。また、開運のポイントも伝授してくれました。

「モテる人の共通点はおでこを出していること。額は人脈、情報をあらわす箇所。額を出しているといろんな情報を受け止めるようになります。出会いがない人、恋がうまくいかない人は額を出す髪型にしたらいいですよ。また、眉と眉の間は産毛の処理をして吹き出物ができないよう、気を遣ってください。何年も彼氏がいない女の子は、眉間を指2本分、開けるようにしてくださいね。2014年は男性の動きがよくなる年。それだけに男性受けする格好がいいですね。スカートやワンピースを着た方が、今年からはモテやすくなります」と具体的なアドバイスをされました。

ほかに「運がいい人は“ついてる”と言っています。嘘でもいいから“運がいい”と口に出して、明るく振舞えば運気は上向いてきます。マイナスはことを考えるとマイナスなものが集まってきます。“今日、『女子博』に来てよかった”とか、いいことをたくさんつぶやいてください！」とのことでした。

アイランドステージではモノマネメイクでおなじみのざわちんさんによるメイク講座もあり、尼神インターの誠子がベッキーさん風メイクのモデルとして登場。眉、アイメイク、ヘアアレンジによる約30分のセットアップで見事、ベッキーさん風に変身した誠子。「ここまで自分を見せられることに感動しました！」と喜びを隠せない様子。相方の渚も、「こんな誠子は見たことない」と驚いていました。「皆さんにはもっと、モノマネメイクに挑戦してほしいですね。いろんな方のメイクをすることによって、最終的に自分に合うメイクが見つかります。最高の自分に出会えるきっかけになるので、ぜひ（モノマネメイクを）してください！」とざわちんさんからのアドバイスもありました。

ほかに芸人による漫才やコント、アイドルやミュージシャンによるライブも行われ、椎名ぴかりんさんも登場。「とろあまちゅ」「侵略ぴかりん伝説☆」「磨☆キャンディー」の３曲を披露、会場を盛り上げてくれました。

メインステージの熱気に勝るとも劣らない、一日中、“カワイイ”が大好きな女の子たちのパワーで満たされたブースエリアでした。

4月11日（金）、『吉本超合金DVDオモシロリマスター版』発売を記念したライブ「吉本超合金スペシャル上映会＆トーク」が、なんばグランド花月にて開催されました。1997年から2000年にかけて、テレビ大阪をキー局に放送された『吉本超合金』は、毎回、FUJIWARAと2丁拳銃が体当たりのロケを行い、さまざまな爆笑企画を生み出した伝説のバラエティ番組。このたび『吉本超合金DVDオモシロリマスター版』としてDVD化、さる3月24日（月）に4巻同時発売されたことから、大阪＆東京での記念ライブが決定。東京に先んじて行われた“本拠地”大阪公演は、熱狂的なファンが詰めかけ大入り満員となりました。

オープニングVTRのナレーションは、もちろん石野桜子！　今夜は選りすぐりの名場面や“大人の事情”でDVDに収録できなかったVTRも特別に大放出すると告げられ、客席のテンションはいやおうなしに上昇。続いて藤本、原西、修士、小堀が登場すると、割れんばかりの拍手が沸き起こりました。4人は客席を見やって開口一番、「若さはないよな」「年とったなー！」と、自分たちを棚に上げたコメントを。とはいえ藤本は「みんな『超合金』好っきゃなー！」と、うれしそうな笑顔を見せています。修士の「17年ぶりですよ!?」という言葉には、「エーッ!!」という驚きの声も。もちろん、4人それぞれの変貌ぶりも話題となり、当時から“溶けたロウソク”と評されていた小堀は、藤本に「溶けたなー！」と何度もいじられていました。

また、17年を経て「結婚した人や離婚した人もいるのでは？」という話になり、客席に「結婚した人！」と挙手を呼びかけるも、意外に人数は少なめ。「『超合金』好きな人は、ちょっとおかしな人が多かったもんな」と、藤本は何故か納得しています。楽屋では当時のスタッフのその後についてもあれこれ話していたそうですが、「みんな不幸になってんねん（笑）。『超合金』は鬼門ですよ！」（藤原）と恐怖の告白も。さらに、「原西の老ける速度が速過ぎる！」「（2丁拳銃で）一番売れたんが修士の嫁ってどういうことや！」などなど、白熱のクロストークが止まりません。

ようやく本編に突入することとなり、まずは今回の趣旨が説明されます。DVDに収録された中から、4人がそれぞれの「BEST3」を選んだそうですが、お互いが何を選んだのかは全く知らない状態。上映後には、裏話や思い出話をめいっぱい繰り広げるようです。

トップバッターを務めた修士は、「『超合金』の代名詞はこれだ！というのを選んできました」と自信満々。3位の「洗車機」では、原西がガソリンスタンドの洗車機で体をキレイに!?　2位は『超合金』名物企画のひとつ「牛乳ファイト」で、街に繰り出したメンバーが一般の皆さんに瓶入り牛乳を飲んでもらい、お題に合わせたギャグで飲み干すまでに笑わせたら勝ちというもの。VTR中に披露された原西のギャグを見て、藤本は「今もやってるやんけ！」と大爆笑していました。1位は「ケチャ」。修士のケチャックダンスに藤本、原西、そして小堀が次々と加わりコンビ芸に発展していく様子は必見です。「『牛乳ファイト』は苦情も多かったらしいですよ」（小堀）といったプチ情報のほか、ここから生まれ、今も生き続けているギャグの数々を原西が実演するひと幕も…。

藤本が選んだ3本は、バラエティ豊かなラインナップ。3位は『超合金』にとってなくてはならない「罰ゲーム」！　棒にまたがった状態で繰り返し上げ下げされる「股みこし」に加え、「赤フン低周波社長」も登場し沸かせます。2位「青い鳥の占い師」では、原西が仕組んだニセ占いが3人を翻弄。1位は「几帳面な原西」。奈良ドリームランドでのロケで全裸になった原西が、その裏で脱いだ衣類を丁寧に畳んで置いていたことが発覚したシーンでした。原西曰く「ダサい服だったので、捨てられてはいけないと思い畳んでおいた」そう。3人は「冷めたわー！」と、その光景を見た時のがっかり感をぶつけていました。VTRを見るうち、さまざまな記憶が掘り起こされていくようで、藤本は「石切神社参道の漢方薬局で、お店のおじいさんにずっとキスし続けた」という破天荒すぎるロケの思い出も披露。「おじいちゃん、元気にしてるかなー」と思いを馳せていました。

「ちゃんと皆さんが喜んでくださるものを」選んだ、というのは小堀。3位の「ピッチングマシーン」では、機械が投げるボールをキャッチャーマスクに挟むというチャレンジもの。時速120kmを超える速球に身を挺して挑む4人の姿が、笑いと感動を呼びます。2位は「名物キャラクター」というタイトルでしたが、出てきたのは小堀扮する「トロリのコボリン」！　白塗りで頭にロウソクを乗せた小堀が、子供たちと触れ合うハートウォーミングな企画…のはずもなく、泣き叫ぶ子どもたちとそれを追いかけるコボリンという地獄絵図が映し出されました。栄えある1位は、「涙の最終回」。小堀がメンバーへの手紙を読み上げる涙の名場面でしたが、3人からは「何でこれ選んだん!?」「お前メインのやつはいらんねん！」とクレーム続出！　やがて「最終回で泣いたか泣いていないか」の押し問答に発展していましたが、はたして真相は…？　皆さん、DVDでしかと確かめてください！

最後は原西のBEST3。「（自分は）いろんなものを売ったりしているので、それを…」とのことで、3位「ケンカを売る原西」、2位「草を売る原西」、1位「うん○を売る原西」を選びました。いずれも指令を受けての挑戦で、「ケンカ」は見ている3人から「怖いわ〜」「ようやるわ！」と脅えた声が。一方、すぐそこで引き抜いてきた草を、見事なセールストークで売ってしまう様子には、揃って感心しきり。逃げるお客さんを追いかけてまで「うん○」を売ろうとする姿は、さすがの1位、まさに原西の真骨頂でした。当時を振り返り「石とか雪も売ってた」と話した原西。修士からは「（どのVTRも）映ったら誰かが裸ですよね」と、冷静な観察コメントも飛び出していました。

と、ここで久々に「罰ゲーム」をやってみることに！　クジを引いて、そこに書かれた「罰ゲーム」を誰かがやるという内容でしたが、出たのはなぜか「ハズレ」。ハズレはすなわち「ケツバット」を意味することが発覚すると、4人は「今はもうアカンて〜！」と自分の身かわいさに回避を画策！　しかし、誰かがやらなければ終わらないのが世の常。ご存じ「超合金ゲーム」で藤本がやることに決定しましたが、結局はリレー方式で全員が「ケツバット」の餌食に…。

フィナーレを飾るのは、冒頭でも告知されていた「お蔵入りVTR」の特別上映です。会場限定、ここでしか見られないという貴重なそのVTRとは、「ウミガメの産卵」！　原西がウミガメに扮して迫真の産卵シーンを演じるのですが、ここでも一糸まとわぬ（ただし甲羅代わりの金だらいは背負っている）姿の原西に、藤本は「お前、何回全裸やねん！」とツッコミを。収録できなかった理由の説明には、客席から「へぇ〜！」と、どよめきが起こっていました。

懐かしくも面白い時間はあっという間に過ぎ、ついにエンディング。観客の中から抽選で5人に、超レアな超合金スタッフジャンパーをプレゼントした後、まだ時間が残っているということで、さきほどの「罰ゲーム」では登場しなかった「股みこし」がステージへ！　最初は棒が折れてはいけないと、体重で乗る人を決めようとする4人でしたが、ジャンケンで負けた修士を筆頭に、結局は全員が「股みこし」で天高く舞い上がりました。絶叫がこだまする中、トリを飾った藤本は、ノリノリで舞いを披露しながらまたがったものの、重みに耐えきれず棒が折れるという衝撃の結末へ。

最後は「またこの4人で、大阪で『超合金』ができれば」（藤本）という言葉で大喝采を浴び、出演者、観客が一体となった同窓会のようなひとときは幕となりました。

☆DVD情報

吉本超合金 DVD オモシロリマスター版1「んんんんんん、ストライィィク」

吉本超合金 DVD オモシロリマスター版2「生きろ生き抜け超合金」

吉本超合金 DVD オモシロリマスター版3「子供に見せたくない番組No.1になりた〜い」

吉本超合金 DVD オモシロリマスター版4「なんだかんだ言っても最後に帰ってくるとこは超合金なんだよね」

いずれも価格：3990円（税別）

発売：よしもとアール・アンド・シー



【FUJIWARA】【2丁拳銃】

４月12日（土）、東京・ルミネtheよしもとにて、ジャングルポケット全国ツアー『パドックVol.2』が行われ、全国８ヶ所を巡るツアーがスタートを切ったとともに、エンディングでは同ツアーを収録したDVDの発売決定も発表されました。

開演時刻を迎えると、競馬ファンには慣れ親しんだファンファーレが鳴り響き、オープニングVTRへ。
緞帳が開くと、全身黒のスーツで決めたジャングルポケットの３人が、拍手と歓声を浴びながらステージへと登場します。
まず、満員の客席を見渡した太田が「パンパンじゃないですか！」と歓喜と感謝の弁を述べた後、トリオ漫才の本題へと突入。

漫才では太田と武山がタッグでボケ、斉藤がツッコむという構図で展開しますが、斉藤は早くもフルスロットルで、汗だくとなります。

その後、10分前後のコントをたっぷり７本披露。
３人が多彩なキャラクターを演じ分けるのはもちろんのこと、ボケ、ツッコミが自在に入れ替わったり、ツッコミ不在で展開されるコントもあり、笑いを追求したジャンポケワールドを次々と見せつけます。
漫才、コントに歌やダンスまで相まった３人の“熱演”は、約２時間に渡って繰り広げられました。

幕間のVTRでは、とある場所まで出向き、ロケを敢行。
ジャンポケゆかりのゲストの登場や感動的な対面もあり、命の尊さを感じさせる（？）ドキュメンタリーとしても見応え充分でした。

エンディングでは、最後のコントの衣装のままで登場した３人。
太田の口から「今回のツアーをDVDに…」と、ツアーDVD発売の発表があった途端、歓声でかき消されます。
また３人ともライブに精魂尽き果てた様子で、斉藤も肩で息をしながら「疲れちゃいましたね。ダンスとか歌とか」と言葉少なげ。
最後に太田が「地方もちょっとずつ変えてやっていきますので、また見に来てくれたらうれしいです！」と挨拶し、終演を迎えました。

終演直後のジャングルポケットに、今日の感想や今後のツアーにかける意気込みを訊きました。

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――ツアー初日、お疲れ様でした。まず、今のお気持ちをお訊かせください。

斉藤慎二「全精力でやったんで、本当に疲れましたね。ここまで疲れた単独はないくらいに」
太田博久「僕も疲れましたね。単独慣れしてきたと思ってたんですけど、ツアーの一発目なので気負ってたのかもしれません」
武山浩三「セリフは少なかったんですけど、疲れましたね（笑）」

――良かった点、あるいは反省点などありますか？

斎藤「アドリブ入れたところを噛んだり、完全なものは見せれてないかなというところはありますが、お客さんは喜んでくれた感じだったから良かったと思います。やり遂げた爽快感はありますね」
太田「単独ライブなので、僕の背がちっちゃいとか僕らのアイデンティティで笑ってくれるっていうのは感じましたね。ルミネtheよしもとが一番あったかい劇場ではあると思うので、あとは地方ですね。斉藤は知られてると思うんですけど、僕と武山はそんな知られてないと思うので、もっと浸透させていきたいですね」

――確かに『●●●●●（※曲名）』のイントロだけで、あれだけ盛り上がるのは、単独ライブならではですね（笑）。

太田「やるかどうか迷ったんですけど、斉藤があれは入れておいた方がいいと言ってたんで」
斉藤「お客さんが一番求めてるところなんで、そこは喜ばせるという意味ですね」
武山「僕は痛かったですね…（苦笑）」

――ツアーは今後、福岡、名古屋、大阪、広島、札幌、仙台とまわりますけど、内容的にはどうなりますか？

斉藤「ちょっとずつ変えていきます。どれをどう変えていくとかは、これから話し合っていこうかなと思ってますが」

――名古屋は太田さんにとって凱旋ライブになるんですかね。

太田「そうですね。親や地元の友達とかも見に来てくれるんで、恥ずかしさはあるんですよ。「親の前で俺、何してるんだろう」ってたまに冷静になる時があったり（笑）」

――そして、８月には再びルミネで行いますね。

太田「ネタは全部変えます。VTRも変えますので、今日のライブを見たお客さんも、楽しみにしてください」
斉藤「今回はお客さんを喜ばすパーティー的なネタが多かったので、次はカッチカチのネタのやってもいいかもしれないですね。新ネタをおろしたり」

――さらに、今回のツアーを収録した『ジャングルポケット全国ツアー2014 DVD（仮）』が、今秋頃発売と発表されましたね。

太田「ライブDVDを出させてもらえるのは、残りますしうれしいですね。逆に残る以上、恥ずかしいものは作らないようにがんばりたいと思います」
斉藤「真面目な感じになっちゃってますけど、今はボケれる体力がないかもしれません（笑）」

――最後に、これからの全国ツアーに向けて、意気込みをお願いします。

太田「武山と福岡でチケットの手売りをしてきたんですけど、「テレビに出てる東京の芸人が福岡に来ますよ」っていうテンションかと思いきや、違うんですよね（笑）。俺らもまだまだがんばらなきゃならないし、その分、熱も入りますので盛り上げますよ」
斉藤「僕らの人気が無いというのが、チケットの売れ行きに実際出ちゃってるんで、１回ネタを見てもらって、興味を持って欲しいですよね。僕らは中途半端なものを作らず、全力でやるっていうことしか考えてないので……すいません、俳優みたいな言葉になってしまいまして（笑）」
武山「お客さんがたくさんいると僕らのテンションも上がりますし、みなさん来ていただきたいですね。きっかけは何でもいいですし、テレビとかで知った方でも充分楽しめる内容ですよ」

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今秋頃発売予定の『ジャングルポケット全国ツアー2014 DVD（仮）』の最新情報は、（http://www.randc.jp/artist/junglepocket/）でご確認ください。


【ジャングルポケット全国ツアー「パドックVol.2」】公演情報
●福岡公演
日時：2014年4月29日（火・祝） 17:30開場 18:00開演
会場：イムズホール（整理番号付き自由席）
Yコード：500041

●名古屋公演
日時：2014年5月25日（日） 17:30開場 18:00開演
会場：今池ガスホール（全席指定）
Yコード：500042

●大阪公演
日時：2014年6月15日（日） 18:30開場 19:00開演
会場：5upよしもと（全席指定）
Yコード：999020

●広島公演
日時：2014年7月21日（月） 16:30開場 17:00開演
会場：よしもと紙屋町劇場（整理番号付き自由席）
Yコード：500043

●札幌公演
日時：2014年8月10日（日） 17:30開場 18:00開演
会場：ことにパトス（整理番号付き自由席）
Yコード：100017

●仙台公演
日時：2014年8月19日（火） 18:00開場 18:30開演
会場：仙台市福祉プラザ・ふれあいホール（全席指定）
Yコード：100018

●東京公演
日時：2014年8月30日（土） 19:00開場 19:30開演
会場：ルミネtheよしもと
Yコード：999050

料金：前売3000円／当日3500円
チケット：全公演一斉受付
予約・問合せ：チケットよしもと
予約問合せダイヤル 0570-550-100
チケットよしもと：http://yoshimoto.funity.jp/

【ジャングルポケット】【斉藤慎二】【太田博久】【武山浩三】

神保町花月にて、ニブンノゴ！・宮地の脚本・演出による宮地劇団第3回公演『マネキン村』を上演中<～4/13(日)まで>。4/13(日)をもって解散するアームストロングをはじめ、ライス、ＬＬＲ、菊池健一（ギンナナ）、ネルソンズ、ブービー☆マドンナ、松田百香らの出演で、ある村を襲った出来事を描きます。

物語は、山に囲まれた自然豊かな宮本村。村の青年・タロウ（ライス・関町）が村を出ていくところから始まります。父親が死んだのは、この村に病院がなかったから。頭のいいタロウは、この村の人々が安心して暮らせる薬を作りたいという決意を胸に東京へ。そんなタロウを、村長（アームストロング・安村）はそっと見送ります。

4年後。東京では、極秘裏にある国家プロジェクトが進んでいました。総理（ネルソンズ・和田）の指示のもと、自衛官・ハヤマ（アームストロング・栗山）は、ある村で“プロジェクトＸ”の人体実験を行うことに。総理が気まぐれで指定した村とは…!?

その1年後。村長をはじめ、タロウの双子の弟のジロウ（ライス・関町　2役）夫婦、村で唯一のスーパーを営むキツネ（ＬＬＲ・福田）夫婦、全校生徒1名の学校の教師（ネルソンズ・青山）らが暮らす宮本村では、村役場の役員（ＬＬＲ・伊藤）が、男性の移住希望者の対応で大わらわ。というのも、山のカリスマ・ＣＷキクハラ（ギンナナ・菊池）が移住して以来、山での暮らしに憧れる男たちの移住が激増。人口200人の小さな宮本村は、その男性が9割を占めるという、バランスの悪い村になっていました。そこにジロウの同級生のジン（ライス・田所）が、村に永住するため彼女（松田百香）を連れて帰ってくることに。ジンと彼女を大歓迎する村人たち。そんな中、突然、まぶしい光が！　宮本村がとんでもないことに!?

 

 
 

 

シリアスな展開ながら、登場人物たちがみなユニークで随所に笑いを織り交ぜます。安村ふんする村長は、普段は温和ながら一番目下のものには尋常じゃなく厳しく、関町ふんするジロウは性欲が異常、福田ふんするキツネはウソばかりつき…など個性豊か。さらに、ジロウとキツネがしゃべり始めるといつの間にか漫才になり、ジロウとジンだとなぜかショートコントに!?　そして、なぜか彼らは伊藤にダメ出しを求めます。普段のコンビとは違う漫才やコントが楽しめるのも、この舞台の見どころのひとつ。そして、登場するたび爆笑を巻き起こしていたのが、菊池ふんするＣＷキクハラ。カタコトの日本語、オーバーアクション、その全てがインチキ臭く、気になるキャラクターです。村長とＣＷキクハラの掛け合いも必見。一方、自衛官側もどこかおかしく…。まず、栗山ふんする自衛官は、“顔にキズを持つ”とう設定ではあるものの、「キズが多すぎ！」と共演者陣から突っ込みが。実はこれ、田所が書いているらしく、日を追うごとにひどくなっているのだとか。最終日にはどうなってしまうのか？　そして、栗山ふんするドＳな上官は、ネルソンズ・岸ふんする部下をいたぶりまくります。窮地に追い込まれた岸のアドリブにも期待。

 

 

 

そんな宮本村で何が起こるのか!?　不測の事態に勇敢に立ち向かう村人たちの奮闘にご期待ください！　上演は4月13日(日)まで。残り5公演となります。お見逃しなく！

『マネキン村』
【公演日時】4月8日(火)19時開演／4月10日(木)19時開演／4月11日(金)19時開演／4月12日(土)13時開演・19時30分開演／4月13日(日)13時開演・16時開演
【会場】神保町花月
【脚本・演出】宮地謙典（ニブンノゴ！）
【出演】アームストロング、ライス、ＬＬＲ、菊池健一（ギンナナ）、ネルソンズ、ブービー☆マドンナ、松田百香　他
【チケット】前売：2,300円／当日：2,500円


●詳細はこちら：http://jimbocho.laff.jp/kouen_schedule/2014/04/post-e745.html

●チケットはこちら：http://yoshimoto.funity.jp/

【アームストロング】【ライス】【ＬＬＲ】【菊池健一】【ギンナナ】【ネルソンズ】【ブービー☆マドンナ】【松田百香】　
 

 

4月4日（金）、なんばグランド花月で、バイク川崎バイクの単独公演『バイク単独バイクSP　in　NGK　～僕は、この日を、忘却しない～』が開催されました。この日のなんばグランド花月はバイク川崎バイク（以下、BKB）一色！　劇場スタッフもBKBコスチュームで決め、「ヒィーア!!」と出迎えます。お客さんたちの中にもBKBコスチュームの姿の方がちらほら。皆さん、この日を待ちかねていたようです。

ついに公演がスタートしました。幕が開くやいなや、強烈なスポットライトが客席を照らします。その輝く光の彼方には、なんと宙づりになったBKBが！　宙に浮いたままBKBが音頭を取り、お客さん全員で「BKBコール」で盛り上げます！　不安定な体勢にもかかわらず、「B」「K」「B」ポーズを決めるBKBです。

しかし「想像以上に体への負荷がすごい」ということで、着地して“ストロングスタイル”（※漫談のこと）へ。前回のなんばグランド花月での単独ライブでも「飛びたいです」と懇願していたというBKB。さまざまな兼ね合いで「ダメです」と言われ続けていたそうですが、単独公演通算9回目にしてやっと実現したことで「ありがとうございます！」というBKBに大きな拍手が送られました。さらに「アクセル全開！　バイクだけに！」とBKBが叫べば、すかさずお客さんが「ブンブン！」と見事なコール＆レスポンス。「のっけからみんなサイドカーに乗ってくれてうれしい」とご満悦です。そのうれしさからか、「ファイアー！」のみならず「サンダー！」まで飛び出す盛り上がり。さらに、今回で9回目の単独公演ということで、「9回、全部来てくれているという“スーパービーチル”（※スーパーBKBチルドレンの意味）は？」と尋ねてみたところ、3名のお客さんが手を挙げてくれ、うれしそうなBKBでした。さらにストロングスタイルは続き、「母性（＝B）くすぐる（＝K）ベビーフェイス（＝B）」などBKBネタを連発。さらには横にBKB、タテにもBKBと読める、“ダイヤモンドBKB”まで発動し、テンションはうなぎのぼりのまま、コントへ突入。

 

まず初めのコントは「大事な話」。小学生の少年が、お父さんとお母さんから「本当の子どもではない」と打ち明けられるのですが、写真の通り自身もうすうす勘付いていたようで…。

 

ふたつ目のコントは「切り捨て御免」。太閤ヒィーヤでよしに仕える武士が、無礼な農民を切り捨て御免！　……しかし農民の意外な行動にお客さんは思わず爆笑。

 

3つ目のコントは「美容室」では、お客さん役になんとスペシャルゲストにたむらけんじが登場！　クロストークが続くなか、BKBが「以前、東京へ行かれたじゃないですか？　今は関西に帰ってこられたんですよね？」と持ちかけ、たむらけんじが東京進出したときの話に。「オレはちゃんと東京吉本に籍を移して行ったからね。土肥ポン太も、東京吉本に籍を移して大阪に帰ってきたけど、これまで土肥ポン太が出るまで、東京吉本に籍を移して、大阪吉本に籍を移したのはオレだけやってん」と“出戻り”のウラ話を暴露するひと幕も。次々ときわどい話が飛び出すなか、BKBがたむらけんじの髪の毛をバッサリと切り出しました。美容師の資格を持っているBKBに、イベント中に髪を切られるのはたむらけんじで8人目。何も聞いていなかったたむらけんじは本当に髪を切られてびっくり仰天！　「オレ、20年同じ人に切ってもらってるのに!!　だからほかの人に切られるの、いややねん！」と抵抗を見せますが、「芸人さんですよね？」と飄々と返すBKBにお客さんから拍手喝采！　たむらけんじも観念したようで、BKBのカットに身をゆだね……。コントの最後は、BKBにセットしてもらったニューヘアーで「ちゃ～」を決めたたむらけんじでした。

 

続いては『バイク喜劇バイク』。「僕らのこの街をビックにしようBKBヒィア」が上演されました。お好み焼き屋を舞台にしたBKB作・演出の新喜劇です。劇中では、じゅんいちダビッドソンさん、おぐさん、馬と魚という、『R-1ぐらんぷり2014』決勝戦Cブロックの顔ぶれがそろう場面も！　また、『探偵！ナイトスクープ』をオマージュしたシーンでは、BKBと大の仲よし、銀シャリ・橋本もお目見え。大賑わいのバイク喜劇バイクとなりました。

 

そしてエンディングで、BKBが5月から東京へ進出することを発表したBKB。「えー！」と驚く客席に向かって、「バイクは（＝B）関東へ（＝K）暴走します（＝B）！ 　BKB！　ヒィーア！」とおなじみのBKBネタで気合を現していました。また、コント「美容室」でたむらけんじからリサーチした東京進出のウラ話を受けて、「ビビったら（＝B）関東から（＝K）バックれたらよし（＝B）！　BKB！　ヒィーア！」と、もしもの場合の教訓もBKBネタで繰り出していました！

思わぬ発表に、お客さんにとっても忘却できない1日になった今回の単独ライブ。今後、さらなる飛躍を目指すBKBを、これからも応援よろしくお願いします！

【バイク川崎バイク】

４月４日（金）、COWCOW LIVE『カクツキ』が、東京・ルミネtheよしもとにて開催されました。

年１回の単独ライブに加え、よしもと幕張イオンモール劇場での『COWCOWの幕張でやりたい100のこと』、よしもと祇園花月での『COWCOWのマジでやりたい200のこと』など、各地で精力的に定期ライブ活動を展開するCOWCOW。
今回新たに始動した『カクツキ』は、文字通り、隔月でルミネtheよしもとにて開催し（次回は６月６日）、フリートークスタイルながらも、映像やネタなどバラエティあふれる約１時間のライブとなりました。

開演時刻の21時45分を過ぎたところで、拍手を浴びながら登壇したCOWCOWの２人。
挨拶ののち、客席を見渡し「いい人数なんですけど、熱狂的な方が多い（笑）」（多田）、「一番ありがたいことです（笑）」（善し）といったアイドリングトークでスタートします。

まず、このライブについて善しが「この２ヶ月で溜まったことを見せたい」と意気込みを語ると、続いてモニターに『COWCOWの世界征服計画』の文字が。

お馴染み「あたりまえ体操」が広まっていく様子を世界地図で確認しようという企画で、東方神起がライブ中に「あたりまえ体操」を行ったところから述懐します。
今回は、インドネシアの番組や「Indonesia Japan Expo 2013」、そしてインドネシアのジャカルタを拠点とするJKT48のライブにサプライズ出演した際の映像やエピソードを披露。

最終的には、長野オリンピックでの萩本欽一さんや、ロンドンオリンピックでの『Mr.ビーン』ことローワン・アトキンソンさんのように、2020年に開催される東京オリンピックの開会式などに出演したいとの野望も明かしました。
また、インドネシアには今月だけでも２回仕事で行くとのこと。よっぽどインドネシアとの相性が良いらしく、多田は「住んだ方がいい」「家が建てられる」といったアドバイスを占い師のゲッターズ飯田さんから受けたそうです。

続いてのブロック『COWCOWのちょっと見て』。その中身は、自称・本田圭佑選手似の多田と自称・遠藤保仁選手似の善しによる、サッカーのフリーキックを題材にしたショートコントでした。
そして、多田は小さめのおにぎりを「こにぎり」と称していたラジオパーソナリティにヒントを得たフリップネタを、続く善しはパソコンとモニターを使って奇想天外なテトリスネタを繰り出すなど、COWCOWワールドを展開。

最後に『多田のちょっとどう思う？』と題したコーナーでは、「どこかに良い男いないかな？」「オジサンにはモテる」といった、ありがちな女性の発言に、多田がもっともなツッコミを入れて、共感と笑いを誘いました。

開演から１時間近くが経過し撤収時間が迫るも、多田はやり足りない様子。
「ひとやりとりだけしましょか」と善しが切り出し、「またあしタンバリン！」（善し）、「バイバイオリン！」（多田）、そして多田の「帰れ～」というダメ押しのひとことで、終演を迎えました。

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終演直後のCOWCOWの２人に、今日の感想や今後の展望などを訊きました。

――まず、第１回目の『カクツキ』をやり終えて、いかがでしたか？

多田健二「はい。２ヶ月で溜まったやつを吐き出すという主旨のもと、非常によかったと思います。これくらいの時間とこれくらいの値段で継続することが一番重要ですので、また見たいなという感じで終われたのもよかったですね」
善し「１時間って短いですけど、詰め込んだのを一気に見ていただくのが理想ですよね。幕張（よしもと幕張イオンモール劇場）では、午前中にお子さんでも見られるような形でライブを始めたんですが、だったらルミネではこの時間帯で、ギュッとしたものを見てもらいたいという思いがありましたね」
多田「幕張、祇園（よしもと祇園花月）は、その近辺の人に観に来て欲しいですし、下北沢（下北沢GALLERY HIBOU HIBOU）での25人限定のトークライブは、僕らのことがホントに好きな濃いお客さんが来てくれるので、各々で来やすいライブに来ていただきたいですね。あとルミネは、ぶっちゃけ、関係者の方にも来てもらって、仕事の幅を広げたいとも考えてます（笑）」

――だから、ワールドカップに向けて、サッカーネタも入れたわけですね。

多田「そうですね（笑）」
善し「最近は番組のオーディションとかもないので、いろんな人に伝えるためにも、ルミネではカチッと見せておこうかなというイベントでもありますよね。テトリスのネタも、他のライブでもやってたんですが、いろいろ変えていってて、相方にプレイさせたのは今日が初めてでした（笑）」

――実験的な場であり、２ヶ月間の集大成的な場でもありますね。また、トークやネタといったきっちり分けない構成も特徴的です。

善し「今後も、だいたいこういうバランスでやっていくと思います。ただ、本当は最後に漫才をやりたかったんですけどね。あと10分あれば出来たんですが…」
多田「用意はしてたんですけど、まさかの完全撤収ということで（笑）」

――まさに「また見たい」と思わせる終わり方でした（笑）。では最後に、次回６月６日（金）の『カクツキ』に向けて、読者へのメッセージをお願いします。

善し「はい。『世界征服計画』は、実際よしもとが動いている企画でして、僕らもどんな風になるのか、楽しみです。ジャカルタでの反応も、正直、日本よりも初動の勢いはすごかったですしね（笑）」
多田「僕の場合、ルミネでライブをやるって緊張するんですよね。前売り1200円、当日1500円って、映画が１本観れる金額ですから、映画じゃなくてこっち見に来てくれた人に、「COWCOW見に来てよかった」と思えるように、いい緊張感を持ってやってます。演者がいい緊張感があるということは、きっと見応えのあるイベントになってると思います」

――それと、濃いファン以外の方にも楽しんでもらえそうですね。

多田「もちろんです。今日もおばちゃん、おじちゃんがいらっしゃってましたけど、一見さんがプラっと来てもわかりやすいように、順番を踏まえた構成ですので、ぜひいらしてください」

●ライブ情報
『COWCOWの幕張でやりたい100のこと』
よしもと幕張イオンモール劇場
４月13日（日）
開場10:00／開演10:30
前売り1000円／当日1200円


『COWCOWのマジでやりたい200のこと』
よしもと祇園花月
５月10日（土）
開場18:30／開演19:00
前売り1500円／当日2000円


COWCOW LIVE『カクツキ』
ルミネtheよしもと
６月６日（金）
開場21:30／開演21:45
前売り1200円／当日1500円

チケットよしもと：http://yoshimoto.funity.jp/

【COWCOW】【多田健二】【善し】

ソフトバンクモバイルのＣＭに出演中の橋本環奈が所属する福岡発ダンスボーカルユニット「Rev.from DVL」が、４月16日に「Love-arigatou-」でデビュー。それを前に４日、福岡市中央区のDrum Be-1で「デビュー直前LIVE！逢いにきんしゃい！」が行われました。この日のライブチケットは早々に完売し、遠くは名古屋、千葉などからもファンがかけつけたほど。高校受験のため活動を自粛していた本野杏香も復帰し、全13人が約１時間半のステージで会場を沸かせました。

ライブは全員による「JUMP＆STOMP」でスタート。立て続けに３曲を歌って踊り、自己紹介に突入。笑いとかけ声によって会場が一体感に包まれると、話題のタップダンスナンバー「タップメドレー」でさらにヒートアップします。曲中にハードなダンスナンバーをこなしていながら、ＭＣ企画も体力勝負。一般常識を問題にしたクイズと、その回答権をかけて反復横跳びを行う選手権は、４人が決勝に進出。橋本環奈が反復横跳び１位になるも、クイズで不正解となり、２番手で初代からメンバーの鷲尾美紀が勝者となりました。

そして、ここでメンバーから重大発表が。なんと、全国デビューが決定したばかりのRev.from DVLが、新メンバー候補生募集を決定。歌やダンスが大好きでRev.fromDVLメンバーと一緒に全国そして世界へ！大きな夢に向かって一生懸命になれる女の子を大募集中！ メンバーは「新メンバーを迎えて、さらにパワーアップしたいので、どんどん応募してください。ここにいる方は男性が多いから、お友達や姉妹にも教えてあげて～。候補生オーディションの概要は、近日発表されるので、ホームページやブログ、Twitterでチェックしてね」と呼びかけました。

さらに５月５日（月・祝）福岡DRUM LOGOSにて行われるライブ「Rev.from DVLコンサート ‘Rev.from DVLどんたく祭 with きゃら♥ふる’」も発表され、今回観る事が出来なかったファンにもうれしい知らせが！

いよいよライブも終盤に入り、デビューアルバムに収録している（収録曲はアルバムタイプによって異なる）「らりるれろLOVE」「wanna be」「Angel Voice～天使の約束」を披露。「Angel～」はメンバー曰く「かわいい歌で、これからの私たちを一層見守ってほしいという気持ちを込めて歌っています」。拳を突き上げるはつらつとした振り付けもあり、ファンも一緒になって楽しめる曲でいよいよクライマックスへ入りました。
　最後はパワフルなダンスが見ものの「愛しい剣」「宝物」でラストスパート。万雷のアンコールのあとに、テレビ東京系で放送される「2014世界卓球東京大会」の応援ソングにもなっているデビュー曲「LOVE-arigatou-」、博多色満載の「逢いにきんしゃい」でライブを締めくくりました。
　パワーと笑顔のあふれる120％のライブパフォーマンスにファンも大盛り上がり。ライブ後はハイタッチイベントも行われました。

4月3日（木）、なんばグランド花月で「THE舶来寄席2014への道〜よしもと神芸（カミワザ）フェスティバル〜」が開催されました。世界中から「神」と呼ばれる超一流のパフォーマーが集結する「THE舶来寄席2014」が、5月9日（金）よりなんばグランド花月にて開幕。同公演には『KAMIWAZA〜神芸〜2013』チャンピオンであるマディール・リゴロさんやジャグリングの神様ニノ・フレディアーニさんら名だたるパフォーマーたちがズラリ勢ぞろいする一方で、なんと吉本所属の実力派たちも特別参戦！　この日は予選を勝ち抜いた12組がそれぞれの“神芸”を披露し、「THE舶来寄席2014」出場権を勝ち取るべく熱い闘いを繰り広げました。

まずはスクリーンで「THE舶来寄席2014」出演のパフォーマー紹介VTRを上映。目を見張る超絶技の連続に、客席から歓声が上がります。続いてMCを担当するNON STYLEが登場。さっそく石田が「井上さんは神芸的に嫌われてますよね！」と相方いじりで笑わせるなど、会場の雰囲気をやわらげます。また、マディール・リゴロさんのバランス芸をスタジオで目の当たりにしたというふたりは、「不良に魅せたら絶対更生するぐらいの感動」（石田）と大絶賛。「それを生で見られるんですよね！　きっとさまざまな人に楽しんでもらえると思います」（井上）とイベントの面白さに太鼓判を押していました。

続いて、同イベントのエグゼクティブ・プロデューサー、そしてこの日は審査委員長も務める澤田隆治さんから挨拶が。古くは『てなもんや三度笠』、その後も『花王名人劇場』など数々のメガヒット番組を手がけ、漫才ブームの仕掛け役ともなった伝説のプロデューサーである澤田さんは、大正から昭和、そして現代への寄席の移り変わりに触れつつ、「大阪の寄席では漫才や落語が主流となり、他の芸は色物と呼ばれている。しかし、みんな本当に努力しているんです。そんな皆さんの中から、ぜひ世界に羽ばたく人が出てきてほしいと思い（今回のイベントを）企画しました」と説明。さらに「今日、皆さんは歴史の証人としてここにいらっしゃるのかもしれません」と呼びかけ、イベントへの期待をあおりました。なお、持ち時間は各パフォーマー5分。澤田さんを含む審査員7人で審査を行い、上位3組が「THE舶来寄席2014」への出場権を手にすることができます。さあ、いよいよ熱戦の火ぶたが切って落とされました！

Aブロックのトップバッターは、マルチコメディパフォーマーとして活躍するTASUKU。ふたりが交互に芸を披露していくスタイルで、絶妙なボケを絡めたマジックが客席を沸かせます。ラストに見せた箱からのコミカルな脱出劇には、大きなどよめきが！

マジック界のサラブレッド・小泉エリは、ふたりのダンサー兼助手を従えて登場。小さな檻からのサプライズたっぷりな登場やトランプを使ったマジック、さらにハンガーを使ったマジックなど、ポップな音楽に乗せて華やかなステージを見せてくれました。

3組目はお笑いコンビのモンブラン。不安定な台の上でバランスを保つローラーバランスと皿回しのコンビプレーに客席は大爆笑！　失敗続きの相方に愚痴が止まらなくなるなど、ふたりの息の合ったかけあいでも魅了しました。

Aブロックの最後はエハラマサヒロ。ピン芸人として『R-1ぐらんぷり』などでも好成績を残してきたエハラは、見事なヒューマンビートボックスから「童謡を世界一かっこよく歌う」というネタで客席をノリノリに。『雪やこんこ』をクセがすごすぎる美声で聴かせ、まるでコンサートのような盛り上がりを生み出していました。

「エハラにはイライラしますね！（笑）」（石田）などNON STYLEの興奮冷めやらぬトークを挟んでのBブロック、くまだまさしはブルマがずり上がるネタなどくだらなくもツボにハマる“くまだワールド”を炸裂させます。「びっくり風船」と称して風船を鼻でふくらませるネタでは、客席に飛ばしてプレゼントしようとするも悲鳴が…。

吉本唯一の腹話術師・川上じゅんは、人形ではなくふたつのボードを使って腹話術を披露。その場で描いた少年“こうちゃん”やETの顔が声に合わせて動くという不思議な芸で観客のハートをつかみます。疑問の声に応えてボードの裏側を見せるも、仕掛けはまったくなしで、客席からは「えーっ！」という声が。観客の男性をステージに上げてのアドリブ満載のパフォーマンスもお見事！

アコーディオン＆即興ハリガネアートで沸かせたのは、夫婦コンビのおしどり。マコが演奏するシャンソンに乗せて、ケンがさまざまなモノをハリガネで作り上げていきます。リクエストを募ったり、出来上がった作品をプレゼントしたり…客席を巻き込んでのパフォーマンスは大盛り上がり。

もりやすバンバンビガロは、笑いをたっぷり盛り込んだジャグリングで勝負。この日もリンゴをかじりながら、さらには観客と一緒に挑戦する一輪車でのジャグリングなどを披露し、爆笑を巻き起こしました。

Cグループは、風船芸人の松下笑一からスタート。かわいいテディベアなど、風船からさまざまな作品が生まれていくさまは圧巻。美しいドラゴンは、大きな風船にくくり付けて客席へ！　観客の手から手へと動き回り、まさに「空飛ぶ龍」のような壮麗さを見せていました。

こんばらさんのコミックマジックショーは、驚きと笑いが満載。ひねりを加えた展開で、笑わされたかと思えば驚かされたりと、観客は大忙しです。パフォーマンスのラストに披露した風船を飲み込むマジックには大歓声が上がりました。

笑福亭鶴笑は、海外でも高い評価を得ているパペット落語「ゴジラ対モスラ」をひっさげて登場。小道具はもちろん全身を使って表現される抱腹絶倒の怪獣バトルには、子どもたちはもちろん大人も釘付けに…。

ラストを飾ったのはKAMIYAMA。パントマイムとマジックを融合させた独自の世界に、観客をどんどん引き込んでいきます。ひとりの男が織りなすコミカルかつ不思議なストーリーは、唯一無二の面白さ！

全12組のパフォーマンスが終わり、審査員の皆さんは審査のため別室へ。発表までの時間を盛り上げたのは、スペシャルゲストのレーザーラモンです。客席を練り歩いて観客を驚かせたり、HGのおなじみ「フォー！」を封印するための儀式を執り行ったりと、ふたりの漫才は予想のつかない展開に。やがてRGの熱い思いを受け止めたHGが、「フォー！」の新たなる始まりを告げ…？

ネタの後は、NON STYLEも加わり4人で賑やかなトークを。「あるあるも“神芸”なのでは？」と話を振られ、RGが『夢見る少女じゃいられない』に乗せて「なんばグランド花月あるある」を熱唱するひと幕も！　再び客席を練り歩きながらのRGワンマンショーを経て、ついに結果発表の瞬間がやって来ました。

井上が、上位3組を一気に発表。3位はモンブラン、2位はKAMIYAMA、そして1位は川上じゅんという結果に！　見事トップに輝いた川上は、「うれしいです！　先日、親父（腹話術・声帯模写の故・川上のぼる）が『上方芸能の殿堂入り』をしました。僕もまた頑張ります！」と喜びのコメント。澤田さんからは、「選ばれなかった皆さんも、これからずっと見ていきますし、よくなればどんどん入れていきたい。どうぞ期待してください」と、出場者全員にエールが送られていました。

いよいよ開幕まで1カ月に迫った「THE舶来寄席2014」。吉本が誇る“神芸”パフォーマー日本代表も加わって、ますます目が離せないスペシャルイベントを、どうぞお見逃しなく！



●公演概要●

「THE舶来寄席2014」

日時：5月9日（金）〜31日（土）　平日18:30開演／土・日曜19:00開演

会場：なんばグランド花月

出演：

“神芸ワールドスペシャル” マディール・リゴロ（スイス） 《Ｗキャスト》アンドレイ・ジェイコブス・リゴロ（アメリカ）…サンド・ソーン・バランスマイケル・グードゥ（アメリカ）…コメディ・ジャグラー ロミーナ・、ミッシェルティ（フランス）…コントーションアンドフラフープ ダニー・ダニエル アンド エディーナ（ポルトガル）…ローラーバランス ニノ・フレディアーニ（アメリカ）…ゴッド・オブ・ジャグラー デュオ・ミナソフ（ロシア）…クィック・ドレスチェンジ フェイス・チーム（ハンガリー）…アクロバット・スラムダンク

“オールよしもとジャパンプレミア 人気芸人が集結したバラエティーショー” よしもと芸人　日替わり出演

料金：一般4700円　子ども3100円

チケット好評発売中！

チケットよしもと　　http://yoshimoto.funity.jp/

　　　　　　　　　　☎0570-550-100【Yコード 999-010】

チケットぴあ　　　　http://pia.jp/t/

　　　　　　　　　　☎0570-02-9999【Pコード 436-056】

イープラス　　　　　http://eplus.jp/hakurai/

ローソンチケット　　http://l-tike.com

　　　　　　　　　　☎0570-084-005【Lコード 56840】

なんばグランド花月予約専用ダイヤル（オペレーター対応）☎0570-041-356（10:00〜18:00／年中無休）

お問合わせ（オペレーター対応：時間外は自動音声対応）　☎0570-550-100（10:00〜19:00／年中無休）

THE舶来寄席　公式サイト　http://www.the-hakurai.com



【NON STYLE】【エハラマサヒロ】【おしどり】【KAMIYAMA】【川上じゅん】【くまだまさし】【小泉エリ】【こんばらさん】【笑福亭鶴笑】【TASUKU】【松下笑一】【もりやすバンバンビガロ】【モンブラン】【レイザーラモン】

3月29日（土）、東京・ルミネtheよしもとにて『ダイナマイト関西2014 ～全日本選手権 グループリーグ予選３～』が開催され、公式戦３試合、エキシビジョンマッチ２試合が行われました。

司会の浅越ゴエ（ザ・プラン９）のコールを受け、出場選手が入場。すでにおなじみとなった“スティーブ・キムズ”に扮したインタレスティングプロデューサー・バッファロー吾郎Ａが大会説明と小ボケを披露していると、どこからか「ジャストモーメント！」の声が！　なんと“スティーブ・ジョブズ”に扮したレイザーラモンＲＧが乱入。司会のゴエが「どっちが本物ですか？」と戸惑う中、ＲＧは、新作のiPhone(この日はヘアワックスでした)の発表と、お得意の“あるある”で会場を沸かせます。あまりの盛り上がりに危機を感じたＡは、「セキュリティーの方、こいつをつまみ出して！」と指示を。すると、ヘルメットをかぶり“セキュリティー”に扮したケンドーコバヤシが現れ、Ａをつまみ出そうとし…。大いに会場が盛り上がったところで、いよいよ試合がスタートです！

 

 

第一試合は、グループＣの田村亮（ロンドンブーツ１号２号）ＶＳ　川島明（麒麟）。この日が予選リーグ初登場の亮が、「初戦で“アキラ”と対戦できるのが楽しみ」と、なぜか川島のことを普段は呼ばない名前で呼びます。対する“アキラ”も、「“タムリョウ”とは…」と、一度も口にしたことのないあだ名で受けて立ち、ほどよく緊張感がほぐれたところで試合がスタート。久々に出場の亮は立ち上がりこそ苦戦したものの、両者ともハイレベルな回答を連発の好試合を。結果、4対2で川島が勝利し、勝ち点3を手にしました。

 

続いては、エキシビジョンマッチとして、男芸人８人によるサバイバルを。ＲＧ、マンボウやしろ、小峠英二（バイきんぐ）、ハリウッドザコシショウ、キャプテン渡辺、たかくら引っ越しセンター、殿方充に加え、なんと司会のゴエが参戦。アホマイルド・坂本が司会を務めることに。誰よりも大喜利のお題を読み続けてきた男・ゴエは、「(大喜利)やりたかったんですよ！本気で全員ぶっ潰してやります！」と気合十分。ある理由からやしろを集中攻撃し、激しいバトルを。また、登場時に人一倍元気だったＲＧとザコシショウは、案の定、自爆を重ね早々に退場。最後は、小峠とゴエの一騎打ちの末、ゴエが優勝しました。

 

 




第二試合は、グループＡの竹若元博（バッファロー吾郎）ＶＳ　板倉俊之（インパルス）。エキシビジョンマッチでこれといった爪痕を残せなかったにもかかわらず自信満々で戻ってきたたかくら引っ越しセンターを見た竹若は、「何が正解なのか分からなくなりました」と微笑み、ほどよく緊張がとけた様子。対する板倉は、先日の初戦を経て「人前で物事を考えるのが苦手だと気付きました」とコメントし、ゴエに「今さら!?」と突っ込まれます。この知的な２人の戦いは、立ち上がりからハイペース。両者ともにまだ勝ち点がないため、アグレッシブに攻め合います。激しいポイントの取り合いの結果、５対４で竹若が勝利。勝ち点３をゲットした竹若は、「板倉らしい答えを出してきてくれて、それに勝てたのがうれしい」と喜びを語りました。

 

 

ここで再びエキシビジョンマッチとして、大久保佳代子、まちゃまちゃ、関（ボルサリーノ）、阿佐ヶ谷姉妹（姉・渡辺、妹・木村）、野々村友紀子（構成作家／二丁拳銃・修二の嫁）のアラフォー女芸人によるサバイバル。初めてルミネのステージに立つという大久保は、「いつもよりＶラインきつめにしてきました」とお得意の下ネタで意気込みを。大久保の悶々としたエロ回答、阿佐ヶ谷姉妹の生活臭がにじみ出た回答、まちゃまちゃの場末のスナックのチーママ回答など、個性あふれる回答が飛び出した戦いを制したのは木村。この快挙に渡辺もステージに飛び出し、２人で喜びを分かち合いました。

 

 

第三試合は、グループＣの伊藤修子　ＶＳ　田村亮（ロンドンブーツ１号２号）。初戦はかなり緊張していたことに終わってから気付いたという亮は、「今は楽しんでやれる気がする！」と意気込みを。…語ろうとしたところ、「気がしゅる」と噛んでしまい、「どうやらまだ緊張してるようですね」と苦笑。しかし、いざ試合が始まると、芸人としての本領発揮。解説席の大久保も「亮くんのあんなに真剣な表情初めて見ました」と驚くほどの集中力で、ポイントを重ねます。対する、出場芸人たちが「一番怖い存在」と口をそろえる伊藤も、独自のワールドを展開。激しいポイント奪取の末、５対４で伊藤が勝利。これまでの２戦とも勝利し、勝ち点６を得た伊藤は、予選第３戦を待たずして決勝進出を決めました。

 

 

出場選手が勢ぞろいしてのエンディングでは、一番乗りで予選突破した伊藤に決勝進出のチケットを授与。これに続けと、芸人たちの士気も上がりました。そんな中、突然、ハブが乱入。Ａに「僕も出してくださいよ！」と直談判するも、「ダメだ」と断られると「分かりました」とあっさりと引きさがるというやり取りで会場を笑わせました。そして最後は、Ａの「完全大喜利、ガチ対決が見られる。そう、『ダイナマイト関西』ならね」の決めゼリフで終幕。今後は続々と決勝進出者が決定。次回のグループリーグ予選４も、お楽しみに！

 

 

●公演情報
『ダイナマイト関西2014 ～全日本選手権　グループリーグ予選４～』
日時：2014年４月26日（土） 19:00開場／19:30開演
会場：東京・ルミネtheよしもと
料金：前売3000円／当日3500円
対戦（グループＢ）：笑い飯・西田 vs せきしろ
対戦（グループＣ）：ずん・飯尾 vs 伊藤修子
対戦（グループＤ）：ケンドーコバヤシ vs アンガールズ・山根
対戦（グループＤ）：ケンドーコバヤシ vs Ｒ藤本
その他、エキシビジョンマッチあり


『ダイナマイト関西2014 ～全日本選手権　グループリーグ予選５～』
日時：2014年５月３１日（土） 19:00開場／19:30開演
会場：ルミネtheよしもと
料金：前売3000円／当日3500円
対戦（グループＡ）：ロバート・秋山 vs インパルス・板倉
対戦（グループＢ）：笑い飯・西田 vs ピース・又吉
対戦（グループＣ）：ずん・飯尾 vs ロンドンブーツ１号２号・田村亮
対戦（グループＤ）：博多華丸・大吉・大吉 vs Ｒ藤本
その他、エキシビジョンマッチあり


『ダイナマイト関西2014 ～全日本選手権　グループリーグ予選６～』
日時：2014年６月２８日（土）
会場：ルミネtheよしもと
料金：前売3000円／当日3500円
対戦（グループＡ）：バッファロー吾郎・竹若 vs ロバート・秋山
対戦（グループＡ）：ロバート・秋山 vs キングオブコメディ・高橋
対戦（グループＢ）：笑い飯・西田 vs オードリー・若林
対戦（グループＢ）：ピース・又吉 vs せきしろ
対戦（グループＢ）：ピース・又吉 vs オードリー・若林
その他、エキシビジョンマッチあり

チケットよしもと：http://yoshimoto.pia.jp/

『ダイナマイト関西』公式サイト：http://www.d-kan.net/


【バッファロー吾郎】【浅越ゴエ】【ロンドンブーツ１号２号】【田村亮】【麒麟】【川島明】【インパルス】【板倉俊之】【伊藤修子】【レイザーラモン】【マンボウやしろ】【たかくら引っ越しセンター】【アホマイルド】【坂本雅仁】【まちゃまちゃ】【ボルサリーノ】【関】【ケンドーコバヤシ】【ハブ】

３月30日（日）、東京・両国国技館にて、この日、40歳を迎えた千原ジュニアによるライブ「2014 千原ジュニア40歳LIVE『千原ジュニア×□』in 両国国技館」が行われ、明石家さんま、松本人志ら豪華ゲストが出演するなどし、約8000人の観客を魅了しました。

このライブは、会場未定ながらも、５年前から前売り券を販売。
タイトルに「×」（かける）とあるように、各ジャンルの様々な才能と千原ジュニアをかけあわせ、“新しい千原ジュニア”を見せるといったコンセプトがあり、篠山紀信さんのポスターとともに昨年発表されました。

期待感があふれるなか開演すると、まず、格闘技イベントなどの“煽りＶ”映像作家で知られる佐藤大輔さん演出、立木文彦さんのナレーションによるオープニングVTRで幕開け。
幼少期やひきこもり時代、そして芸人道をジュニアと母親のインタビューによる構成で、ドラマチックに振り返ります。

VTRが終わると、国技館の中央に設置されたステージにスーツ姿のジュニアが登場。
拍手や「おめでとう！」の歓声で祝福されるジュニアは、来場者へ感謝の言葉を述べた後、今回のライブにいたった経緯、そして「用意しすぎて、かなりの長丁場になります」「ホントにグッチャグチャなライブで、僕自身も何をやるかわからないブロックがあったり」といったライブの内容に触れます。
また、５年も前にチケットを購入した人に、「５年もあれば人はいろいろあるということで、カップルで買われた方が別れて…」といった配慮を見せつつ笑いを誘う一幕も。

直後のVTRでは、「千原ジュニア×ケント・モリ」の文字が。ジュニアも敬愛するマイケル・ジャクソンをベースにしたダンスパフォーマンスを行うこととなり、まず５年前からオファーしていたというケント・モリさんが、圧巻のダンスを披露。
傍観していたジュニアでしたが、ダンサーに囲まれ、マイケル・ジャクソン風の衣装に着替えさせられると、ステージだけではなく、リフト、そしてベルトコンベアを利用してムーンウォークに見せたり、さらにはジュニアの十八番・タコ踊りもクールな仕上がりとなっていました。

続く「千原ジュニア×宮藤官九郎」では、中野公美子司会によるトーク番組風のVTRが流れ、ここでゲストの宮藤さんが、ジュニアとの関係性についてトーク。
そして宮藤さん書き下ろしコントは、国技館の地下にあるというやきとり工場の女性従業員をジュニアが演じ、女人禁制の土俵を舞台に、逃げ出した雌鳥とのやりとりを相撲小ネタを混じえながら、テンポよく演じました。

薔薇に囲まれるなど、ジュニアの耽美な表情を写真に収めた「千原ジュニア×蜷川実花」に続き、「千原ジュニア×出川哲朗」へ。
VTRでは、香盤に戸惑う出川さんでしたが、真っ白なタキシードでステージに登場し、「『すべらない話』もいいけど、こういうのもやろう」とジュニアに訴えかけ、熱湯風呂を用意します。
ジュニアはお馴染みの赤ブリーフ姿で熱湯風呂に飛び込み、出川さんも続き、落下するやいなや飛び出ると、その場で倒立！
「神です（笑）」と敬うジュニアでした。

「千原ジュニア×清水崇」では、ホラー映画監督として名高い清水崇監督の『切り裂きジャック』なるショートムービーを上映。
夜の学校を舞台に、ジュニア、サバンナ・高橋も出演するなか、衝撃の結末で観客を圧倒します。

続いては「千原ジュニア×松本人志」。
『人志松本とジュニア千原のすべらない話 in 両国国技館』と題し、お馴染みの卓とサイコロ（松本と千原のみの六面体）が用意され、大歓声のなか、若本規夫さんのナレーションとともにジュニアとダウンタウンの松本が向かい合って着席します。

松本は、「めんどくさい」と愚痴りながらも、収録をしているWOWOWへ『リアル笑ってはいけない』を提案するなど、ノリノリ。
サイコロは計３回振り、「松本」が２回連続、最後に「千原」が１回出て、松本はフジテレビではオンエアしてくれないだろうとして、自主規制していたアダルトDVDについて語ると、そのバカバカしくも一本筋の入った内容で一同爆笑！

さらに松本は祖父の墓参りでの逸話、最後に千原は、大阪・宗右衛門町で約20年ぶりに再会した客引きのおばちゃんと、元彼女からかかってきた電話というとっておきの逸話を披露しました。
最後にジュニアは、木村祐一と松本と３人で温泉宿へ出かけた際に起きた一悶着を例に挙げ、『それいけ！まっちゃん』という松本人志をモデルにしたアニメで、『一休さん』のように語り継がせたい といった野望（？）を打ち明けました。

続いてのVTRでは、芸人とのコラボを実践。
クールポコを皮切りに、スギちゃん、テツandトモ、コウメ太夫の４組にジュニアが成り代わってジュニアが演じきり、ネタもジュニアが考えたとのことでした。

今回の目玉のひとつとして発表されていた「千原ジュニア×春風亭小朝」では、まずVTRで小朝師匠が６年前「死神」を披露したジュニアについて語り、ジュニアが当時を回想。
５年前、小朝師匠が『笑っていいとも！』に出演した際、「ジュニアくんへ」とジュニアの楽屋に置いていったという台本、それが今回披露する落語「人面瘡」（じんめんそう）だったそうです。

ステージに設けられた高座は、ゆっくりと回転する仕掛けで、そこに座ったジュニアは、バイク事故やベンツを買ってあげる約束を交わした親戚のおじさんとの逸話を枕に、「人面瘡」へ。
あるスリ師と、そのスリ師の体に出来た顔の形をしたアザ「人面瘡」との会話で噺が展開し、オチとともに拍手を沸き起こりました。

休憩を挟んだオープニングアクトは、プリンセス天功によるイリュージョン。
見事、瞬間移動に成功し、狐につままれたようなジュニアの表情が印象的でした。

続いては、「千原ジュニア×昔の千原ジュニア」と題し、『ケータイ大喜利』や『ダイナマイト関西』、2004年の単独ライブ『囚-トラ-』といった場でかつてジュニアが出した大喜利の答えに、現在のジュニアが勝負を挑むというもの。
陣内智則が進行、ジャッジを歴代のマネージャー５名が行いましたが、一問目は陣内から「すべったー！（笑）」と嘲笑され、自身も「このままでは寝られへん！」と大苦戦。

しかし、徐々に盛り返し、ラストは現在のジュニアが５：０で圧勝するなどして「めっちゃうれしい！」とガッツポーツで喜びを表しました。

続いては、有名マンガ家による祝福イラストをVTRで紹介。
久保ミツロウさん、森田まさのりさん、いがらしゆみこさん、植田まさしさん、森川ジョージさん、宮下あきらさん、江口寿史さん、さくらももこさん、針すなおさん、それぞれの画風と愛情が込められたジュニアイラストが映し出される度に、どよめきと笑いがわきました。

次に『にけつッ!!』のオープニングVTRが流れ、千原ジュニアとケンドーコバヤシによる生トークが展開されるかと思いきや、ケンコバの姿はなく、明石家さんまの姿が！
取材陣はもちろん、ジュニアにも隠されていたこの極秘サプライズに、場内騒然となります。

“お笑い怪獣”の降臨に言葉を失い、呆然と立ち尽くすジュニアでしたが、「怖い怖い！」と言いながら、どうにかさんまの待つステージへ。
ジュニアの好きなボクシングに合わせ、モハメド・アリモデルのガウン姿で現れたさんまは、楽屋挨拶へ来たジュニアに冷たくあしらうなど、「冷たくする先輩の切ない気持ち！」と、このサプライズを隠し続けた苦しみを吐露します。

ジュニアは、バイク事故で入院中、さんまがサプライズ出演した『パペポTV』最終回のノーカットVTRを東野幸治から差し入れされ、「この世界に戻りたい」と決意した様子や、さんまにレギュラー番組を直談判して実現してくれたことを改めて感謝。
もちろん、さんまの喋りは本日も絶好調で、ジュニアの質問に答える形で、借金８億円を抱えていた時期は「死ぬorしゃべる」だったことや、『ヤングおー！おー！』に起用された背景、『オレたちひょうきん族』で高田純次さんの代役でブラックデビルを演じた逸話など次々披露します。

特に爆笑を奪っていたのは、疲れている時、排水溝の音が「お疲れ様でした」に聞こえるという現象。ハニートラップにかかる直前にも「やめとけ」と排水溝から聞こえてきたそうです。
また、タモリさん、ビートたけしさんとの芸風の違いについて、剣道で例えるさんま。
その後も鮭の生態を追ったドキュメンタリーに涙するといった話をしゃべりまくるさんまでしたが、30分が過ぎた頃、「この構成、正気ですか？」と割り込んできたのは、ケンドーコバヤシでした。
当初は10分程度でケンコバを呼びこむ予定とのことで、「芸風の剣道のアレで、チラッと僕、思い浮かばなかったですか？」とまくしたて、爆笑！
この３ショットは、さんまが「後輩をよろしく」という体で（？）終了となりました。

続いて、スティーブ・ジョブズに扮したレイザーラモンRGが、T.M.Revolutionの『WHITE BREATH』にのせて「千原ジュニアあるある」を熱唱し観客を煽ると、最後は「めっちゃ水飲む～！」としめました。

次のVTRでは「この人にはどうしても、お力をお貸しいただきたいと思いまして」と、千原せいじの楽屋を訪問するジュニア。
そして、せいじにコント出演を依頼した結果、ステージでは母親の育児囊にひきこもるカンガルー親子のコントが披露され、千原兄弟による悲喜交交が込められたコントが披露されました。

幼少期からの写真がスライド形式で映されたエンディングVTRに続いて、Tシャツ、ジーンズ姿のジュニアが登壇。
「明日からもいろいろ仕掛けていきたいです」「今後とも千原兄弟をよろしくお願いします」と四方に頭を下げ、喝采を浴びながら、４時間以上に及ぶライブは終演を迎えました。

なお、この様子は、WOWOWライブにて、４月19日（土）21時より『千原ジュニア40歳誕生日LIVE　in 両国国技館　【ロングバージョン】』として放送されます。
詳細は、WOWOW公式サイト（http://www.wowow.co.jp/cp/jr40/）でご確認ください。


2014千原ジュニア40歳LIVE『千原ジュニア×□』公式サイト：http://www.jr40.com/

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