最新ニュースインタビューライブレポート

ライブレポート

2014年3月31日 (月)

相席スタート単独ライブ~ロゼの気分~

3月21日(祝・金)、東京・ヨシモト∞ホールにて『相席スタート単独ライブ~ロゼの気分~』が開催されました。

昨年、コンビ結成1年未満で『THE MANZAI2013』のワイルドカードへ進出した期待の新星・相席スタート。3月より新たなスタートを切った若手ランキングシステム『彩~irodori~East~』では「~Member」入りとなるなど注目の男女コンビの初単独とあって、指定席は完売。立ち見が出るほどの盛況の中、1時間の単独ライブを行いました。

オープニングはバーで飲んでいるであろう設定の男(山添)の隣りへ、ミステリアスな女性(山﨑)が「お隣よろしいですか?」と、彼らの漫才の冒頭の声かけから入るコントからスタート。ワインの赤を勧める男に「いや、そんな気分じゃない?」……などとやりとりしながら、“ロゼの気分”というタイトルコールをするのかと思いきや、あっさりと交わしてくるという彼ららしい幕開けです。

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普段は漫才の多い彼らですが、今回の単独では漫才4本、コント2本を披露しました。
1本目の漫才は女性誌などでよく発表されている「抱かれたいランキング」を切り口に、ディープな女性的思考を語る山﨑。否定しまくっていた山添も、ある山﨑の一言で全てを受け入れてしまうという彼ららしい掛け合いに、大きな笑いが起こります。

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この季節ならではの“卒業”をテーマにした2本目の漫才では、山﨑があるショッキングな出来事を緩和するための方法として考え抜いた術を発表。嬉しそうに乗っかる山添ですが、その後、こてんぱんにされ……。彼らの冒頭句「お隣よろしいですか?」のさまざまなバージョンが観られたのも、今回のお楽しみのひとつでした。

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3本目はよしもとニュースセンターのインタビューでも語っていた“男女の友情は成立するのか?”をテーマとしたもの。4本目の漫才は、永遠のテーマである“なぜ男は浮気するのか?”を題材に。以前、よしもとニュースセンターで行ったインタビューで「ケイさんの過去に付き合った男を全部、僕が背負っています」と公言してた山添ですが、今回の漫才ではいずれもトコトンに追いつめられていきます。中盤なんとかやり返そうと躍起になるのですが、結局こてんぱんに打ちのめされるという展開に。

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コントでも然り。
1本目のコントでは、会社の先輩と後輩にあたる男女のある種のせめぎ合いが。はっきりしない男、はっきりして欲しい女……それぞれの心の声に、大きな笑いが起こります。2本目のコントは、また少し毛色の違ったもの。素直な男性的欲望をむき出しにする男演じる山添を、手玉に取るように徐々に優位な立場を確立し、追いつめていく女演じる山﨑という展開に、大人の女性ならばスカっとした気分を味わえたに違いありません。

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山﨑の説得力のある身振り手振り、大人の女性ならば「わかる! わかる!」と大いに頷いてしまうボキャブラリーのセレクトに圧倒されるのはもちろんですが、負けじと食らいついて男性的視点からの主張を素直に口にする山添の怖いもの知らずな発言があればこそ、2人のしゃべくりはいっそうの輝きを放ちます。まさに、掛け合いの妙を感じる漫才ばかり。
最後の漫才では追いつめられた山添の、祝日の昼間にふさわしくない絶叫が響き渡りました。が、下ネタ的な発言や言葉も、彼らにかかればまるでそうではないようにすんなりと受け入れられるから不思議です。

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さらに、VTRも秀逸。山﨑は“初めての単独ライブ”について語るというものでは、何かを連想させるようなシチュエーションに。
将来のためにと出かけた占いの先生の前でカップルコントを始める2人が。こちらは山添による占いの先生のイラストが写し出された静止画とともに、音声のみが流されたのですが、「子供はできますか?」などと暴走する山添を止めもせず、意味有りげに「ふふふ」と笑う山﨑。先生が発したフレーズ“パッション”を気に入ったのか何度も繰り返す山添など、かなりふざけた内容でした。

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初めての単独ライブとは思えないほど、しっかりとしたライブ構成とクオリティの高いネタの数々。次は? 次は?と引き込まれていくうちに、あっという間に1時間が終了。
「お昼から親には見せられへん内容でしたが」(山添)「まぁ、うちは両親来てますけど」(山﨑)「うちもオカン来てますけど」(山添)との言葉もありましたが、何か別のものを見せようとするのではなく、今のあるべき相席スタートの姿が凝縮された単独ライブ。(しかも終演後、時計を観れば1時間ぴったりという正確さ!)。唯一無二な勢いのある男女コンビの骨頂を、大いに見せつけられました。

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が、やり遂げたという余韻に浸ることはありません。締めのあとは、最初のVTRを思わせる構成で、“初めて”を体験した山﨑の「やっぱり生はいいですね」という意味深な発言でエンド。ドッと大きな笑いが起きたとともに、すばらしい単独を讃える大きな大きな拍手がいつまでも鳴り響きました。

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●ライブ情報
相席スタート トークライブ~終電逃し逃し~
開催日時:4月22日(火)21時15分開場/21時30分開演
会場:渋谷公園通りシアターD
チケット:前売自由1000円
チケットよしもと:http://yoshimoto.funity.jp

【相席スタート】

2014年3月26日 (水)

彩~irodori~East 卒業公演「解禁~ネタとこれからの僕達のハナシ~」

3月16日(日)、東京・ルミネtheよしもとにて『彩~irodori~East 卒業公演「解禁~ネタとこれからの僕達のハナシ~」』が開催されました。

オープニングMCはエリートヤンキー。3月にヨシモト∞ホールを卒業し、ルミネtheよしもとでのネタが解禁となったNSC東京9期生~11期生の22組が出演しました。
立ち見もちらほら出るほど満員。そんな客席を見渡した西島は「数メートルのところでトレンディエンジェルが単独をやってるんですけど、全然入ってないらしいですよ」と笑いながら報告しました。

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ここから井下好井、トンファー、バース、ハンマミーヤ、ガリバートンネル、インポッシブル、ライス、天狗、えんにち、エリートヤンキー、マヂカルラブリーという11組が、渾身のネタを披露しました。

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その後はエリートヤンキーをMCに、これからの目標を発表。1年後に『達成ライブ』をやるかもしれないとのことです。

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いちばん多かったのは、やはり「賞レースで結果を残したい」という目標。
昨年、THE MANZAIの認定漫才師に選ばれたトンファーは「今年は確実に決勝へ行ける」(りゅーじ)「決勝は行ける。もう仕上がっている」(山西)と自信たっぷり。先にプロボクサーのテストに合格したりゅーじは、今年中にデビュー戦も考えているそうです。

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『キングオブコント』をがんばりたいというバース。現在、近藤はNSC入学してから休学していた大学へ復帰したそうで、「このままいったら、夏に卒業できそうです」と報告。「いま、若者の中に1人おじさんがいるの? 28歳で新卒?」と笑う西島に、「そうなんです。就職活動もしてやろうかな」と自虐的に語ります。
インポッシブルも、賞レースで結果を出したいそう。井元が「グロテスクなネタが多いんで、ポップなネタをつくるようにしている」と言うと、「ポップなネタって何?」と不思議そうに訊ねる西島。彼ら曰く、この日披露した“失格シリーズ”はポップにつくったものだそうですが、「え? あれってポップなネタなの?」と全員が驚きを隠せません。
また、切実な悩みをぶつけるのは井下好井・好井。「今年結果出して、140万円以上稼がないと、奥さんの扶養にならないといけないから恥ずかしいんです」とぶっちゃけました。

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海外進出したいというのは、ガリバートンネル。知人がバックパッカーで行き着いたコロンビアで現地の人に「向こうで流行っている動画がある」と見せられたのが、三須のパフォーマンスだったんだとか。ハブ、キャベツ確認中、市川こいくちらと“東京ゲイシャBOYS”というユニットを結成し、アポロシアターでの公演を目標に、世界進出を狙っていくそう。
ライスは「海外のロケに行きたい」んだとか。田所曰く、「関町って、危ない場面がいちばん面白い」らしく、以前、怒った馬に関町が追いかけられた映像を単独で流した際に、爆笑を起こしたことを説明。関町も「シャチと一緒に泳いでみたい」と意欲的です。

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「埼玉県のご当地タレントになる」という目標をあげたのは現在、埼玉県“住みます”芸人を担当している天狗。県内のいろんなところへ出向きながらもホームグラウンドがないと感じているらしく、県内のどこかに拠点を置いて活躍したいんだとか。「そのためにはまず関西弁やめれば?」とアドバイスするアイパー。そんなアイパーは、NHKの『ステキにハンドメイド』へ出演したいそうです。

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「ホームページの訪問者100万人突破する」というのは、マヂカルラブリー・野田。自作のホームページを開設しているという彼は、SNSが浸透した現在もBBSで置きチケの募集を行っているそう。「みんなのホームページも、俺、すぐつくれるよ」と飄々と語ります。目玉は、毎週更新している“野田の日記”。愛読しているという好井は「1年前の日記も見られるんですけど、郵便局のバイトシリーズがいい」とオススメしていました。

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ネタの後半組では山田カントリー、オオカミ少年、チョコレートプラネット、少年少女、かたつむり、ゆったり感、ジューシーズ、シソンヌ、パンサー、タモンズ、囲碁将棋が出演しました。

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後半のネタ組も、ゆったり感をMCに今後の目標を発表しました。

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「OLのネタライブをする」と発表したのは、少年少女。昨年、ヨシモト∞ホールで行ったライブは大好評でしたが、「30代になったので、さらにもっと気持ちも代弁できるんじゃないかな」と分析する阿部です。

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ジューシーズは「いま推しているギャグを浸透させる」という目標。児玉のギャグ「ずんどこぽ~ん」というものを浸透させたいそう。「じゃあ、やってみてよ」と中村に振られて、三者三様のギャグを披露しましたが、児玉のギャグはかなりウケていました。

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「30年、色あせない漫才をつくる」というかなり熱い目標を掲げたのは、囲碁将棋・文田。「(目標を)出してと言われてたのに忘れていて……、お酒を飲んでいたけど慌てて出した」とかなり恥ずかしそう。ゆったり感・中村に「文田は個人の目標で、結婚したいとも書いてある(笑)」とまで暴露され、さらに恥ずかしそうにしていました。

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1年後、彼らはこれらの目標を叶えられているのでしょうか? 4月からは彼らが出演する『5じ6じバトル』もスタートします。彼らのさらなる活躍を観に、ぜひ劇場へ足を運んでください!


【井下好井】【バース】【トンファー】【バース】【ハンマミーヤ】【ガリバートンネル】【インポッシブル】【ライス】【天狗】【えんにち】【エリートヤンキー】【マヂカルラブリー】【山田カントリー】【オオカミ少年】【チョコレートプラネット】【少年少女】【かたつむり】【ゆったり感】【シソンヌ】【パンサー】【タモンズ】【囲碁将棋】

2014年3月23日 (日)

東京シュール5~未体験トークショー~(夜の部)

3月15日(土)、東京・新宿シアターモリエールにて『東京シュール5~未体験トークショー~』が開催されました。

マンボウやしろ、犬の心、POISON GIRL BAND、しずる、ライス、かたつむりによるユニット『東京シュール5』。元々カリカというコンビを組んでいたマンボウやしろが声をかけて、2008年よりスタートしたのが、こちらのユニット。スタート時に諸事情により出られなかったしずるに代わって入ったかたつむりがなんとなくそのまま残り、6組なのに「シュール5」という不思議な構成になっています。
2011年9月、カリカが解散。同月の京橋花月での公演後活動がなく、活動が危ぶまれていた同ユニットですが、昨年末、新宿ロフトプラスワンにて行われたマンボウやしろのオールナイトトークライブにて存続が決定。再開第1弾ライブとして、この日、昼と夜の2回公演が行われました。

『~未体験トークショー~』と銘打たれた今回のライブは、某国営放送で放送されている番組をオマージュした内容。芸人ひとりが出したテーマについて、全員で話し合うというものです。というわけで、客席もいつもと違い、真ん中の空いたスペースの周囲に設置されるという構図。お客さんの中に用意されている席に、芸人がそれぞれ座り、議論に参加するという形式のライブとなりました。

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Dscn5728 昼間に行われた1部の公演では、マンボウやしろ、犬の心・押見、さらに「東京シュール5」のメンバーではないエリートヤンキー・西島が登場。マンボウやしろは『ドラゴンボール』の孫悟空とベジータの戦いを引き合いに出し、復讐論や死生観を問うような議論を。「仲間を殺したベジータに留めを刺すか、刺さないか」という内容だったのですが、お客さんからの「留めは刺さない。ベジータを殺したところで、仲間が帰って来ない」というすばらしい答えに、大きな拍手が起こりました。また、押見は「カレー味のウ○コとウ○コ味のカレー、どっちを食べる?」など理性や決断にまつわるお題が。西島は「売れている芸人はみんな面白いのか?」という芸人らしい熱いお題で、時に相方・橘との公開口げんかする始末。結果、「みんな売れましょう!」という美しい着地で締めました。

今回は、夜に行われた2部の公演の模様をレポートします。2部では、出演者が座る席として東京シュール5では度々登場するアイテムである自転車が置かれていました。

まず現れたのは、しずる・村上。「生命の話をしたい」と切り出し、「授かり婚はありか、なしか」について議論を始めます。自転車には、マンボウやしろが着席していました。

Dscn5738 パパ芸人である犬の心・いけやは「俺は授かり婚ではないけど、親から受け継いだ命のバトンを今度は自分が娘に受け渡している。そうやって人生は形成されているんだから、ありだと思う」と発言。「もし両親に、授かり婚を反対されたとしても?」という村上の問いかけにも、「子供をつくるチャンスは1年に12回しかない。新しい生命が宿るという意味では授かり婚は素敵なこと。とにかく子供は大事なもの」と強調します。
一方、押見は授かり婚だけではなく、結婚という制度について意見を。「結婚は周りの人のためにするものだと思っている。結婚とは、身内とかに祝福されることも含まれたもの。だから、みんなが幸せになる努力はすべきだと思う」とキッパリと答えます。実際、授かり婚となった関町には、マンボウやしろから「正直、子どもができなかったとしてもいまの奥さんとは結婚した?」という質問が。「のちのちするだろうとは思ってました。すごくお世話になったんで!」と答えた瞬間、なぜか会場中が爆笑となりました。
そんな関町は「相手のご両親と初対面なのに、結婚の挨拶をしなきゃいけないのは恐怖だった。しかも、挨拶に来るのが僕……。自分がお父さんだったら、2、3発殴るかもと思った」と正直な感想を。マンボウやしろは「愛情は大前提だけど、授かったという大きな力に任せたほうがいいんじゃないかなと思います。授かったこと自体、何かしらの因果があるということだと思う」と持論を展開しました。

Dscn5737 みんなの意見を聞いた村上は、「結論としては、生命は引き継いでいかなきゃいけないものなのかなと思いました」と感想を。「個人的な答えとしては、もし元気な子供が生まれたら、みなさんにきちんと発表したい。そのためにも、責任を持ってお笑いを頑張っていきたいと思います!」と意気込みました。

続いて、登場したのはPOISON GIRL BAND・吉田。「1部のほうで生徒役にまわって、自分ってこういうことを考えてるんだな。いや、これに関しては何も考えてないんだなとか思いながら、授業を受けていました」と、まずは昼公演の感想を素直に語ります。その後「みなさんも同じようにして、脳が疲れてるんじゃないかなと思ったので、簡単な質問もしたいと思います」と説明し、「バチって当たると思いますか?」と切り出しました。

Dscn5758 “当たらない”というのは、かたつむり・林。「そもそもバチとはなんなのかって思いますし、バチが当たるっていうのは、ポジティブな考え方というか。自分が悪いことをしたという自覚がないような気がする。それよりも、何かしてしまったときは“これからもっといいことをしなきゃいけない”と思うべきだと思う」と静かに語ります。「じゃあ、悪いことをしてもいいと思う?」と訊かれると、「う~~~~ん……ダメですよね」と一瞬、躊躇して返答。「ちょっと考えたよね(笑)。即答しなかったことに驚いてます」と吉田が言うと、会場からも笑いがこぼれました。

「では、角度を変えましょう。悪いことをした人にバチは当たって欲しいですか?」との質問が、続いて投げかけられます。
いけやは「俺の人生観だけど、未来は切り開くものじゃなく、最初から決まってると思う。だから、悪いことをするのも最初から決まっているし、財布を盗られることも決まってる。明後日、車に轢かれて死ぬことも決まっていたと思うとすっきりすることもあるんじゃないかなと思うんだよね」と主張します。
「バチが当たることがものすごく悪いことだったとして、“神さま、すみませんでした”で終わるのは嫌だ。もっと悪いことを犯した人には、生々しく考えてほしい」と意見するのは、押見。「感情はどうなんですか?」と吉田に訊かれた途端、口にしたい言葉をぐっとこらえます。察した林が「倍返しってことですか?」と問うも、頑に「言わない!」と断言。すると、「言わないなら土下座しろ!」とマンボウやしろが横やりを入れました。

Dscn5777 それぞれの意見を頷きながら聞いていた吉田は、「ごめんなさい。丸投げなんですけど、僕はみんながそれぞれ思っているっていうことでいいと思う」と、このお題についての感想を。さらに「もうひとついいですか? 運の善し悪しはあると思いますか?」と投げかけました。

「運がいい」と答えたのは林。「東京に生まれたというだけで運はあると思う。みんな、親と離ればなれになって、出てくるような街に生まれたんだから」と言うと、「まぁ、恵比寿生まれの人間から言えば、調布なんて東京じゃないけどね!」と挑発する関町。その意見に反論しつつも、「どこに生まれるかは自分では決められない。日本に生まれたっていうこともそうだけど、この地に生を授かるというのは確立としてはすごいことだと思う」と言い切ります。
「俺も運がいいと思う」と言ういけや。「じゃんけん大会で勝ったりもするし、いい人生歩んでいるなと思ってる」と自負すると、思い出し笑いする吉田。「グランジの佐藤大が……(笑)。師匠方がお正月にじゃんけんで勝った芸人にお年玉をくれるんですよ。最初に勝てなくても3回くらいやってくれるから、どんなヤツでも2~3回戦まではいけるんです。なのに、大は“全部、初戦で負けたよ”って言ってた。僕、“そんなヤツがいるんだ”と引いてしまったんですよね」とエピソードを語ります。それに対して、押見は「俺は運とかないし、ギャンブルも弱い。でも、本当はじゃんけん大会が開催できる人こそ運がいいというか。そのポジションまで行けたなんて、“頑張ったな、俺”って思うと思う。だけど、いけやさんの考え方のほうが幸せだと思う」とひねくれた答えを導き出しました。
一方、マンボウやしろは「俺もギャンブルは弱いし、何をやっても勝てない。家のことや仕事でも勝負強くないけど、ずっと楽しいですよ。だから、運がいいと思う。楽しいと感じられるということを、運でもらったと思う」と前向きに返答。頷く吉田は「個人的にはやしろさん、林、いけやさんのように、小さいことでも運がいいと思える人のほうが元気だなと思いました」とまとめました。

Dscn5763 最後に登場したのは、ライス・田所。「法律で禁止するのはどっち? アイドルが即興コンビを組んで賞レースに出ること。もしくは、芸人がアイドルユニットを組んで歌うこと」と問いかけます。

Dscn5786 かたつむり・林は、「賞レースっていうのは、僕らにとって千載一遇のチャンス。ニュースのトピックスに上がりたいがために参加する……っていうのはどうかとは思う。逆に、アイドルの方からすれば、芸人がアイドルっぽい活動をすることも同じように思うことだと思います。でも、もし自分が一般人で、そのアイドルが好きだったら、賞レースに出ても応援するでしょうけど」と言葉を選びながら、冷静且つ客観的な意見を伝えます。

Dscn5794 「じゃあ、芸人がアイドルグループを組んで歌うのは賛成? 反対?」や「芸人がグッズで写真を販売するのは賛成? 反対?」などを、お客さんにも問いかける田所。その質問に、お客さんが「写真はどんなものにもよります。私服の写真でも、写りが良ければ買うかもしれない」と素直に答えると、会場からは同調するような笑いが起こりました。

「じゃあ、芸人が芸人以外の仕事をするのは賛成? あぁ、売れてない芸人っていうのを前提としましょう」とさらに畳み掛ける田所。「神保町花月でのお芝居の脚本を書いてましたよね?」と詰め寄られた押見が「脚本を書いてるのは、今後のためということもある。アイドルユニットもやってましたけど、あれは僕にとってコント。売れてないならやるべきじゃないと思う」と弁解すると、「お金が欲しくて書いたんだって言え!」と絶叫する林。ぐうの音も出ないながらも、「俺は先輩だから、“言ってください”って言え」と絞り出した押見。「言ってください」と言われると、「お金! お金もあるよ!」と投げやりに言い返しました。
しずる・池田は「芸ごとをやらないなら、芸人を辞めればいい」と、彼らしい極論を。「じゃあ、芸人が小説を発売することについては?」と相方・村上の行動を思わせるような質問をぶつけられると、「反対です! 僕なら恥ずかしくてしょうがない」と吐露。「小説って次のステップじゃないですか。だから、相方にも“お前は恥ずかしくないのか?”って聞いたんですよ。“こいつら、つまんねぇのに小説出してる”って思われるのが、僕なら怖いと。でも、相方は“もっとポジティブに考えればいいんじゃない? 自分たちのことを嫌いな人は買わないよ。でも、間違って手に取った人が、こいつ面白いじゃんって思ってくれるかもしれない。俺はそっちに懸けたい”って言われました」と赤裸々に語ると、お客さんからは感嘆の声が挙がりました。
POISON GIRL BAND・阿部は「いろんなことをやって、幅を広げたほうがいい。僕も体格さえあったら、相撲取り兼芸人をやりたい。いま考えてるのは、“面白いゴー○ーカレーの店長”になれないかってことなんですけど」とマイペースに返答。田所から「相方さんがラジオのパーソナリティをやっていることは?」と訊かれても、「賛成、賛成。毎日聴いてますよ。ボリューム最大でね」とひょうひょうと答えます。ここから話がすべて、ゴー○ーカレーのフランチャイズへと結びつくような時間も続きました。

Dscn5810 その後も「芸人を辞めたら、月収500万円の仕事があると言われたら?」「自分がめちゃくちゃかっこ良かったら、アイドルになりますか? 芸人になりますか?」など、究極の選択が続きます。みんなの意見を静かに聞いていた田所は不適な笑みを浮かべながら、「まぁ、僕は芸人がいちばんだと思いますけどね!」と締めました。

Dscn5790 エンディングでは、「人の意見、全部聞いちゃうから、こういうの向いてないとわかった」と、ひとり反省しきりだった吉田。メンバーを替えて、再びこの形式のライブをやるかもしれないとのことですが、東京シュール5らしい画期的なライブだったことは確実。1部のエンディングでは、マンボウやしろが「夏くらいまでに、また何かやれたら」とも話していました。
彼らの次なる活動に期待です!

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【マンボウやしろ】【犬の心】【POISON GIRL BAND】【しずる】【ライス】【かたつむり】

2014年3月21日 (金)

天下一品×よしもと「天下一品グランプリ2014」<関西大会>

3月15日、祇園花月にて日本全国に展開する中華そば専門店「天下一品」とよしもとがコラボレーションしたイベント「天下一品グランプリ2014」<関西大会>が行われました。誰が一番「天下一品」が好きかを決めるこのイベント、3月1日には一足先に<東京大会>が開かれ、並みいる強豪を抑えてくまだまさしが優勝しました。関西では一体誰が勝者となるのか…。最後まで目の離せない展開となりました!

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<関西大会>に出場したのは、チュートリアル、NON STYLE、モンスターエンジン、スマイル、天竺鼠、藤崎マーケット、アキナ、GAG少年楽団の8組。南海キャンディーズ・山里の司会進行の下、「天下一品」好きの頂点に立つべく様々なコーナーにチャレンジしました。

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出場者全員、天下一品トレーナーを着用して登場、坊主頭のアキナ・山名はその風貌から「店員さんですか?」とさっそくいじられていました。天竺鼠・川原は「終わってから言おうと思っていたんですけど…」と意味深な表情を浮かべたのち、「最高のイベントでした!!」と締めのボケを放ち、「これからやから!!」と一斉にツッコミが。かくしてオープニングでは好き好きにコメントしていた芸人たちですが、山里から優勝賞品が発表されると、瞬く間に戦意を燃やし、ヤル気をみなぎらせます。

イベントでは3つのゲームに挑戦する予選を経て、4組のコンビが本選出場へ。そして本選で勝ったコンビが優勝と相成ります。優勝コンビにはゴールドのラーメン鉢が贈られるのですが、この鉢を天下一品の店舗に持参すると一年間、ラーメンが無料になるというもの。そこでNON STYLE・石田が「井上さんでも無料になるんですか?」と尋ねると、もちろんOK。「天一さんは優しいから、僕でも1年間、受け入れてくれるんですよ」と嬉しそうな井上。この日、祇園花月は満員御礼、立ち見が出るほどのにぎわいでしたが、なんとご来場者全員にも天下一品でのラーメン1杯無料券が配布されるというお土産つき。お客様も大いに沸きました。

最初のコーナーは「天下一品統一総選挙」。“「天下一品」と言えば…?”というお題に対する答えで、もっとも多いものを挙げたコンビにポイントが付与されるというもの。イベント開始前、お店に立ち寄ったという石田は「これはやっぱり!」と自信たっぷりです。スマイルは天下一品が好き過ぎて…と歌にのせて「チャーハン!!」と回答。モンスターエンジン・大林も歌に乗せて「こってり!」。山名は「自分に嘘をつきたくなかったので…」と苦い表情を浮かべて「こってり!」。そんな中、藤崎マーケット・トキは「木村社長は元布団屋さん」とミニ情報を提供、川原も「家から近い」と謎の回答でした。ですが、ここではやはり多数派となったのは「こってり」でした。

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続いて天下一品ランキングベスト3を当てるクイズです。芸人たちの手元に実際に店舗で使われているメニューが配付され、メニューを見ながら売り上げベストを推測します。ここでは1品でもランクインしていればポイントが付与されます。

ランキング発表では、それぞれまっとうに答えを出す中、モンスターエンジン・西森は「3位これ、2位これ」と絵で説明。そこにはラーメンらしき絵が描かれており、「何でも該当する」と周りから非難轟轟。ですが、1位は「からあげ」と直球。何でも麒麟・田村も「からあげがおいしい」と絶賛していたそうです。チュートリアル徳井は「3位あっさり、2位こってり、1位こってりとあっさりの中間の“こっさり”」。“こっさり”は知る人ぞ知るブレンド法で、「この“こっさり”に応じてくれる店舗もあるんです!!」と力説していました。

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実際の売り上げベスト3は、3位「からあげ定食」、2位「チャーハン定食」、そして1位が「天下一品こってりラーメン」で、GAG少年楽団、アキナ、NON STYLE、スマイル、天竺鼠らにポイントが付きました。

次はお客様アンケートを基にしたランキング「天下一品、一緒に行くなら誰?」。スマイルの予想したランキングは「1位チュートリアル、2位NON STYLE、3位天竺鼠」。「モンスターエンジンも考えたんですけど、おふたりとも結婚されているので…」とスマイル・瀬戸。藤崎マーケット・トキは「1位木村社長、2位シリウミさん、3位シバノエさん」という予想。シリウミさんもシバノエさんも、トキの中では天下一品の社員さんという設定。「このメンバー(芸人)の中からやったんですか!?」と我に返った様子、やっと主旨をつかんで「1位チュートリアル、2位NON STYLE、3位天竺鼠」とスマイルと同じランキングを予想。また、チュートリアル・徳井は、解散したコンビ名を挙げ、川原は「お客様のことを考えすぎました…!」とフリップを飛び出すほどの大きな字で回答を書くなどやりたい放題でした。そんな中、「自分たちを信じる」と自信たっぷりに「1位NON STYLE」と1位に欄に自らの名を挙げたのはNON SYTLE・井上。そして「2位チュートリアル、3位天竺鼠」と続けたのですが、この順位にも注目が集まりました。

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そして結果発表、3位天竺鼠、2位チュートリアルとランクイン。チュートリアルは圧倒的に福田票が多かったそうで、「福田かーい!」と徳井。栄えある1位はNON STYLE! この結果を受けて「なんで俺ちゃうねん!!」と絶叫したのは徳井。ちなみに「井上と行ってもいい」という答えが多かったそうです。

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予選最後のコーナーは小道具を用いた一発ギャグコーナー「木村社長を笑わせろ!」。ここで天下一品の木村社長と南海キャンディーズ・しずちゃが登場。しずちゃんは木村社長の秘書として活躍しました。ラーメンにちなんだ調理器具などを用いて制限時間3分という限られた時間の中、芸人たちが小道具ギャグを披露。そして木村社長が判定をされ、「みんな頑張っていて、みんな面白かった!!」との評価をいただきましたが、さきの2ゲームの獲得ポイントもかんがみ、スマイル、アキナ、藤崎マーケット、NON STYLEが決勝へと駒を進めました。

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決勝は天下一品への愛を熱く語り、アピールする「オレ流こだわりの天下一品」です。木村社長以下、4名の重役社員の方々が審査し、ナンバー1を決定します。

先陣を切ったのはアキナ・山名。「あえて天下一品の悪口を言わせていただきます!」と、スープがおいしすぎて飲むタイミングが計れないとアピールしました。次鋒スマイルはウーイェイがスピーチ。とにかく大きな声で「スープがこってりしていてすごくおいしいので、絶対おかわりします! スープを飲みながらチャーハンを食べるとさらにおいしいです! こってりスープとかけて天下一品ととく、その心はわからん!!」と迫力でもって力説しました。

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藤崎マーケット・トキは、「天下一品が好き過ぎて、自宅のお風呂はお湯を抜いたら、“明日もまたお待ちしています”という文字があらわになる」と、天下一品で持ちられているラーメン鉢と同じ仕様にしていると告白。最後はNON STYLE・石田、ぼんちおさむの真似で「天下一品うまいです!!」と一言で決めました。

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そしていよいよ結果発表。グランプリに選ばれたのはスマイル! 「ラーメンを本当に3杯食べるような勢いで、気持ちが伝わりました」と木村社長。他を圧倒させる迫力でアピールしたウーイエイの熱意が伝わったようです。

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スマイルには優勝賞品として誰もが羨んだゴ1年間どの店舗でも使える1杯無料パスのゴールドラーメン鉢が贈られ、副賞も贈られることが明かされました。それがなんと、副賞50万円! その金額に会場はどよめき、スマイルも呆然とした様子でした。

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そんなサプライズでも沸いた「天下一品グランプリ2014」<関西大会>、「今日はすばらしかったです。これだけのお客様がお見えになるとは思っていなかったので嬉しいです。これからもいろんなことをやっていくので、天下一品を応援してください!」と木村社長。よしもと祇園花月に“天一愛”が充満した、最高のコラボレーションとなりました。

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【南海キャンディーズ】【チュートリアル】【NON STYLE】【モンスターエンジン】【スマイル】【天竺鼠】【藤崎マーケット】【アキナ】【GAG少年楽団】

2014年3月18日 (火)

沖縄新喜劇INなんばグランド花月

3月13日、なんばグランド花月にて「沖縄新喜劇INなんばグランド花月」が開催されました。なんばグランド花月が沖縄一色染まったこの日、ライブにネタに新喜劇と、盛りだくさんの内容でお届けしました!

オープニングを飾ったのは沖縄県の石垣島出身の女性デュオ、やなわらばーのおふたり。透明感のある歌声で「いちごいちえ」を聴かせてくれました。

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そして沖縄新喜劇の座長、ガレッジセールが登場。客席のほぼ半分が沖縄出身者というだけに、「沖縄の人は手拍子を促す前に、率先して叩きますね!」とゴリ、そのノリのよさを絶賛していました。

初めてなんばグランド花月の舞台に立ったやなわらばー、話題はユニット名の由来について。「ふたりとも小さくて子どもっぽいから、同級生からよく“やなわらばー”って言われていたんです」と東里さん。ちなみに、やなわらばーとは石垣島の方言で「悪がき」という意味だそうで、石垣島の前市長さんからは「本当にその名前でいいの!?」と念を押されたこともあったそうです。このイベントでやなわらばーのふたりは新喜劇にも参加することになっており、「コケてみたい」(東里さん「壁にぶつかったりしたい」(石垣さん)と気合十分(!?)。ゴリも「今日は大いにズッコケてください!」と期待をあおりました。

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続いてのネタでは、沖縄出身のセブンbyセブンとスリムクラブが漫才を披露。セブンbyセブンは歌ネタもあり、玉城がボリュームたっぷりの声量で平井堅さんの「瞳をとじて」を歌い切ると、場内は万雷の拍手に包まれました。一方スリムクラブは持ち前のスローテンポな漫才でぐいぐいと、その世界観へと引き込み、笑いを誘いました。

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そしていよいよ「沖縄新喜劇」の始まりです。オープニングテーマ曲も三線の音色を生かした沖縄バージョンとなり、俄然盛り上がる場内。沖縄の食堂「花笠食堂」を舞台に、ヒロイン役の玉那覇由規さんとセブンbyセブン・宮平の恋の行方を軸に花笠食堂での騒動を描いた本公演。ガレッジセール、スリムクラブ、セブンbyセブン、宮川たま子、諸見里大介といった沖縄出身芸人に加え、吉本新喜劇の未知やすえ、スッチー、松浦真也と個性的なキャラクターが続々と舞台に現れ、ドタバタ劇を繰り広げました。また、やなわらばーもさきに宣言したとおり、ズッコケにも挑戦、見事なズッコケを見せてくれました。

舞台中盤では、もうお一方のスペシャルゲスト、具志堅用高さんも花笠食堂のお客さん役として登場。「台本を読んでいない」という具志堅さんに、ゴリをはじめ、翻弄される新喜劇の面々。舞台上は瞬く間に“具志堅ワールド”に包み込まれ、摩訶不思議で軽妙なやり取りに笑いが絶えませんでした。また、シャドーボクシングも披露された具志堅さん、スリムクラブ・真栄田を一撃(!?)する場面もありました。地元だからこそ共感できる“沖縄あるある”もふんだんに盛り込んだ「沖縄新喜劇」、最後はやなわらばーを中心に、BEGINの「島人ぬ宝」を全員で歌い大団円。客席からは手拍子、指笛、カチャーシー(沖縄の踊り)が沸き起こり沖縄らしい盛り上がりを見せました。

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この「沖縄新喜劇」は3月9日にご当地沖縄で初演を迎えたばかりで、なんばグランド花月での公演は2回目。エンディングでは、「お笑いの殿堂で上演できてよかったです。それは吉本新喜劇メンバーの協力があってこそ。また次も上演できますように!」と熱く語るゴリ。未知も「沖縄のみんなの優しさを感じることができて、この舞台に立ててよかったです。具志堅さんを生で見れたものよかった! 素敵な舞台をありがとうございました」と感激。やなわらばー・東里さんは「無事、コケることもできて楽しかったです!」とご満悦。石垣さんも「本当に楽しかったです。具志堅さんは本当に石垣島が生んだ大スターだと思いました!」と、“具志堅ワールド”に魅了された様子。そして具志堅さんも、「すごいメンバーと一緒にすごい舞台に出て緊張しました! でも、緊張の中でやってるから楽しくできました。感謝です!!」と笑顔で感想を語られました。

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かくして「沖縄新喜劇」は大成功、次回の上演が決まりましたら、ぜひ遊びに来てください! 地元ならではの“あるある”も盛りだくさん、ご当地新喜劇をどうぞお楽しみに!

ガレッジセールの動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/16/
スリムクラブの動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/462/
未知やすえの動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/686/
セブンbyセブンの動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/465/

【ガレッジセール】【スリムクラブ】【未知やすえ】【すっちー】【松浦真也】【セブンbyセブン】【宮川たま子】【諸見里大介】

2014年3月16日 (日)

春の風を感じる3月初旬、とろサーモンが司会で、九次元、ニューヨーク、鶏あえず、スカイサーキット、天然ピエロがYCC作家コースの生徒が考えたネタをやって、更に映像作品を見たり、NSC東京大ライブ首席のネタを見たりして熱くなりましょうライブ

3月8日(土)、東京・神保町花月にて『春の風を感じる3月初旬、とろサーモンが司会で、九次元、ニューヨーク、鶏あえず、スカイサーキット、天然ピエロがYCC作家コースの生徒が考えたネタをやって、更に映像作品を見たり、NSC東京大ライブ首席のネタを見たりして熱くなりましょうライブ』(略称『春風YCCライブ』)が開催されました。

YCC(よしもとクリエイティブカレッジ)7期生の卒業イベントを、とろサーモンがニコニコ動画で生実況するという本イベント。ニコニコ動画とよしもとがタッグを組んだ「ニコよし総合芸能学院『第一回学習発表会』」という番組として放送され、今回が「ニコよし総合芸能学院」の記念すべき第一回目の放送となります。
12:30〜20:30まで3部構成で生配信された本イベントの中で、『春風YCCライブ』はその3部にあたり、タイトル通りYCC7期生の映像制作ゼミの生徒が企画・撮影・編集した作品を見たり、作家コースの生徒が考えたネタをプロの芸人が演じたりと盛りだくさんな内容でした。


まずは、MCのとろサーモンが登場。YCCが、エンタメ業界で現役で活躍中のプロの指導のもと、次世代を担うクリエイターを育てる学校であるとの説明をしたあと、久保田が「よしもとの学校といえば、我々も一緒にNSCを受けまして、僕だけ落ちました」と残念なエピソードを披露し、イベントがスタート。

Photo 最初の映像作品は「白岩ゼミ」の作品。テーマは自由だったそうですが、自由すぎることにかえって不自由を感じた生徒たちは実際に体を縛られる体験をし、自由を奪われた状態から何を思うのか?というメッセージを発信した作品を発表しました。
真面目なテーマに思わず久保田が「これさ……、思ってるより壮大なイベント?」と不安気にコメントし、場内のクスクス笑いを誘います。代表作品1本と、同じ素材を使って生徒個人がディレクションした作品を2本、計3本の映像が流れた後、映像に使われていたBGMについて久保田が「タイ古式マッサージ店で流れてる音楽みたいな……」と形容、その言い得て妙さに客席から笑いが起こっていました。その後、白岩ゼミの生徒たちが登場し、思い思いに自分たちの作品について語ります。生徒たちのあまりの真面目さに、思わず久保田も「縛るっていうより“縛らせていただいてるんだ”っていう気持ちが沸いてきました」と、神妙な顔付きでワケのわからないコメントを発する始末です。

次は「西本ゼミ」の作品。こちらは「よしもと幕張イオンモール劇場CM」、「ショートムービー」、「YCC CM」、「パロディムービー」、「2700 PV」の5作品を発表。

イオンモール劇場のCMは、一般のCMとは違い、デジタルサイネージという最新鋭の映像掲示板用の動画CMで、COWCOWがあたりまえ体操を披露していました。このCMは実際に3月中旬からよしもとイオンモール幕張新都心のデジタルサイネージで流れるとのこと。
「ショートムービー」はシリアスなラブストーリー作品。「YCC CM」では先生役で、ガキの使いの“笑ってはいけない”シリーズでもおなじみのよしもと社員・藤原寛が登場していたため、久保田が「藤原さん、僕に会うといっつも僕の飼ってる犬の心配してくれるんですよ。『犬元気?』って。もう7年もこのやりとりしてるんです。この間、初めて怒ったんです」と藤原とのプチエピソードを披露。
「パロディムービー」は“おもてなし”でおなじみの某プレゼンをパロディにした作品で、マテンロウ・アントニーが物凄いブロークン・イングリッシュでスピーチする場面が特にウケていました。「2700 PV」は、2700の“鎖骨がティリティ”をPVにした作品で、フルサイズで流れたPVに久保田も「この曲こんな長いんや」と驚いていました。また撮影時、2700から「こんなにティリティしたのは初めて」というお言葉をいただいたそうです。

Photo_8 続いて、YCC作家コースの生徒が書いたネタを芸人が披露するコーナーへ。スカイサーキット、天然ピエロ、九次元、鶏あえず、ニューヨークがそれぞれネタを披露します。
スカイサーキットはモンスターペアレンツネタ、天然ピエロは女王様とメイドのコント、九次元は面接ネタ、鶏あえずはRPGコント、ニューヨークは歯医者コントを披露しました。

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Photo_6 ふだんは自分たちでネタを考えている芸人にとっても、他人が考えたネタを演じるということは新鮮な経験だったよう。天然ピエロは、コスプレのような女王様とメイドの衣装も新鮮だったとコメントしていました。
また、元人事部のリストラされたサラリーマンが面接に行ってみると、そこにはかつて自分が人事部にいた頃に面接した人物が面接官としていた——という若干ややこしい設定のコントだった九次元。そのためか、終わったあと「まずは(作家に)謝りたいです」とコメントします。もともと9分あったヒューマンドラマのようなコントを5分に縮めたそうで、九次元・谷本によると「残りの4分に面白いところがあった」んだとか。その説明に村田が「どこ抜いとんねん!」とツッコんでいました。
鶏あえずのRPGコントは、ドラゴンクエストのようなゲームの勇者とラスボスのやりとりが面白く、爆笑をさらっていました。終わったあと、ネタを考えた永田さんとのトークでは、鶏あえず・渡久山が「ネタを、僕らに寄せて作ってくれたみたいで、すごくやりやすかったし、楽しかったです」とコメント。それを受けて永田さんが「(鶏あえずのことは)あんまり知らないです」と話し、寄せたわけではなく、偶然ハマったらしいことが判明しました。また、どの芸人も、40〜50本近くのネタ候補の中から今回披露するネタを選んだらしく、鶏あえずが最後までどっちのコントにするか迷ったもう1つのコントは“コンビニ店員の片手がチクワ”という設定だったそうで、それを聞いた久保田は「うわ〜、そっちのコントも見たいわ」と話していました。
ラストのニューヨークの歯医者コントでは、コントの最後で(歯からの)流血シーンがあり、観客が「キャーッ!」と一瞬軽く引いたのですが、コント後、作者の熊澤さんに感想を求めたところ「血のところで悲鳴が聞けて満足です」とコメントし、久保田に「満足するとこ、そこ!?」とツッコまれていました。

Photo_7 ラストは、NSC首席コンビの「フルフロンタル」がネタを披露します。

Photo_9 ネタが終わり、「2人とも優しそうな顔してるわ」(村田)、「初めてちゃう? モヒカンで首席のコンビって」(久保田)などと感想を話したあと、よしもとの芸人ではなく、とんねるずに憧れてこの世界に入ったと話すフルフロンタルに久保田が「僕らと似てるね。僕らもウッチャンナンチャンに憧れてこの世界入ってん。こいつ(村田)は南原さんに憧れて……」と話し、村田に「憧れてるって言うたことないわ!」とツッコまれていました。

締めは全員が登場。皆で「We Love YCC!!」と叫び、イベントは幕を閉じました。

Photo_10 YCCでは現在8期生を募集中。3月15日、21日に新宿のよしもと本社で説明会が行われます。21日は作家コースで実際に行われている授業を体験できるそうなので、興味のある方はホームページをご覧ください。
また、「ニコよし総合芸能学院」では、これからもどんどん動画をアップしていく予定ですので、そちらもお楽しみに! 


●関連情報
ニコよし総合芸能学院
http://ch.nicovideo.jp/nicoyoshi

YCC(よしもと クリエイティブ カレッジ)
http://ycc.yoshimoto.co.jp/



【とろサーモン】【九次元】【ニューヨーク】【鶏あえず】【スカイサーキット】【天然ピエロ】【フルフロンタル】

2014年3月14日 (金)

POISON GIRL BAND単独ライブ「あの頃の漫才2000~2013と新作60分漫才」

3月8日(土)、東京・ルミネtheよしもとにて『POISON GIRL BAND単独ライブ「あの頃の漫才2000~2013と新作60分漫才」』が開催されました。

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約8年半ぶりに行われる単独ライブとあって、前売り券は早くに完売。立ち見が出るほどの盛況ぶりです。

会場の左右にある大型ビジョンには、カメラマンの河村正和さんが彼らのデビュー当時から撮り続けた写真の数々が、その時代のヒットソングとともに写し出されます。まずは、歴代の宣材写真が。最初のものでは肩くらいまでのセミロングで茶髪だった阿部。吉田は今より短く髪を刈り込んでいます。以後、漫才1本終了するごとに、その時代の写真が写し出されるという流れが、「あの頃の漫才」では続きました。

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その後、おなじみの出囃子とともに登場したPOISON GIRL BAND。
「立ち見まで出ていただいてありがたいですね」とお礼をまず口にしつつ、「2人ともお互いジャケット買えるようになりまして。流されているVTR……やめてほしいですね」と言いながら、後ろでは聴こえないくらいの小声、しかも早口でぶつぶつとつぶやく吉田。

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「行き着いたのが、グレーとグレー」と舞台衣装を茶化された阿部は、「赤で調和してます。お前は中がグレーだな」と笑いながら、「ド頭、喋らないって言ってたじゃん(笑)」と指摘。吉田は「あまりに恥ずかしかったから言い訳したくなったんだよ」とぶっきらぼうに返答しました。
このやりとりでスイッチが入ったのか、べらべらと喋り始める阿部。漫才に入ろうとする吉田の言葉を遮ってまで、靴を指して「スニーカー買ったの? どこのヤツ? アディダス? ナイキじゃないの?」とまくしたてる彼が放った「くそつまんねぇボケ」というフレーズを、吉田は「15年つまんねぇんだから」とばっさり斬り返しました。

1本目の「ペーパードライバー」から、PGBワールドは全開。「ハンドルは丸かった?」「タイヤは4つあった」など、超現実的な事例を取り上げて会話を繰り広げていきます。以前、吉田が「阿部ちゃんの喋り方では(ボケとツッコミという)普通の漫才ができないから、自然とこのかたちになった」と話していたのですが、緩やかでマイペースなテンポで進みつつも話題はループするというやりとりは、すでに彼ららしい“とどまる笑い”が確立されています。

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2本目「スフィンクス」も、非常に不条理なネタ。あり得ない設定ながらも、“そうしている阿部”を頭の中に思い描くことができるし、そう想像しただけで笑える……という、彼らの発想のすごさを感じられる漫才。も、阿部が“そのスフィンクス”と言ってしまったことを見逃さない吉田。「その、付けちゃうと詩的になるから。いま初めて出て来た言葉なんだよ? いつ出て来たの?」と笑いながらツッコみました。
3本目「真剣10代しゃべり場」は当時流行っていたテレビ番組を題材にしたものですが、こちらも上記2本同様、デフォルメが光ります。また、改めて感じるのは、彼らの漫才に出てくる言葉の強烈さ。「あたし、アキレス腱、切れてます」など、聞き手に創造性を持たせるようなフレーズは、いまもなお斬新だと感じさせるものばかりです。

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続いては、2004年から2008年まで。大型ビジョンには、初めての単独ライブ『カド番』での1枚、駒沢公園で行った運動会の1枚など、芸人らしさの増した2人の写真が写し出されます。阿部の写真とある曲がリンクした時には、ハチャメチャな阿部プロデュースの『東京シュール5』の終演後に起こった“帰れコール”を思い出した方もいたのではないでしょうか?
ほかにも、神保町花月の初公演『ハッピーな片想い』の写真や『M-1グランプリ』予選の写真などの写真が流されました。

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この4年間は、彼らがお笑いファンへ周知された時期。2003年の『M-1グランプリ』の予選で脚光を浴び、2004年には晴れて『M-1グランプリ2004』のファイナリストとなり、一気に注目を集めるようになりました。
「中日」は、同年のM-1ファイナルで披露したネタ。今回は当時そのままネタを披露しているため、吉田の「年末ですが」という切り出しには笑いが起こります。この漫才も、“つぶつぶ中日”“中日オレ”など奇想天外なフレーズばかりです。

続く、「服選び」も『M-1グランプリ2016』のファイナルで披露したもの。“まぐろを履くネタ”と聞けば、ピンと来る人も多いかもしれません。トップバッターだったこともあって票が思ったように伸びず、結果9位に。そのためか、このネタをその後、舞台で観る機会はあまりなかったと記憶しているのですが、改めて観ると“まだまだ観たい!”と思わせる漫才。ずぼずぼっとまぐろを履く場面は、会場大爆笑です。

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「TOTTORI TO SHIMANE」も、『M-1グランプリ2007』ファイナルで披露したもの。このネタでも9位と成績こそふるいませんでしたが、面白さは健在! 手品のように島根と鳥取を操る阿部に、翻弄される吉田。“鳥取”が転がっていった先の目線が合わない場面では、どかーんと大きな笑いが響きました。

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続いては、2009年から2013年という近年の漫才が。写真の2人の表情は、さらに大人びてきました。

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「カラオケでは何を歌うべきか?」では、「カラオケっていうのは、誰が何を歌ったか覚えてちゃいけないんだ」という名言(?)が。最後のM-1となった『M-1グランプリ2012』の準決勝、敗者復活戦で披露した伝説のネタ「モノマネ」も、彼らにしかできない世界観。モノマネができないというマイナスをうまく利用した独特な展開力に圧倒されます。

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昨年の『~60分漫才』で披露した「巨人に入りたい」では、運動不足を理由に「巨人に入りたい」と言い出す阿部が放つ突拍子もなさに、もはやただただ笑うだけの吉田。年を重ねるごとにキャラクターが崩壊し、力技で押し切ろうとする阿部、一度は乗っかりながら否定していたものの、もはや呆れて素っ気なくツッコむようになった吉田……。POISON GIRL BANDの笑いの遍歴が改めて実感できる「あの頃の漫才」でした。

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15分の休憩中は、左右のビジョンに阿部のケータイフォルダに収集された写真たちが流れます。相撲、芸人、動物、おもしろ画像……、中には“なぜこんなものを?”と思うものも。ほとんどのお客さんが席を立つことなく、それらを楽しんでいました。

その後は、60分漫才に突入です。
再び出て来た吉田は、「9回も拍手していただいて、ありがとうございます」と感謝。言い合いを始める2人ですが、いなしてばかりの阿部。吉田に「なんで言い返さないの?」と言われても、ニヤニヤするだけです。
「8年ぶりの単独で」(吉田)「お互い無事でよかったですね」(阿部)「8年ぶりに会ったわけじゃないよ?」(吉田)「いやぁ、ちょーーっと照れたもんな」(阿部)というやりとりから始まった新作の60分漫才。「オレらはストーキングし合ってた」と危ない言葉を放つ阿部に、ふふんと笑う吉田が「相思相愛だよ」とふとつぶやくという印象的な幕開けです。

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世間を騒がせているタイムリーなある時事ネタの“嘘”というテーマから、「8年前は『笑っていいとも!』に出ていた。しかも土曜日に」と本気の嘘で、ネタをつなげてきます。さらに、自分を“宮城県産の幻”だと称したことからの吉田の「お米みたいだね」という感想に、イチャモンを付け始める阿部。設定だけ放り込み、詳細を聞こうとするとはぐらかしますが、吉田は突然だんまりを決め込みます。
「あれ、怒ってんの?」(阿部)「だって、すっからかんじゃん!(吉田)「そうだよ。お前が肉付けしてくれるんだろ(笑)」(阿部)と、阿部はやりたい放題です。

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後半、阿部がさらに暴走!
「暑いなぁ。湿っぽくなっちゃってますね」と自ら話を振りながら、ルミネを巨大サウナに仕上げてしまいます。前半はのらりくらりと喋りながら、ネタ間違いや言い間違いを繰り返し、「何年目よ?」と吉田にツッコまれていた阿部。ですが、のど乾くんじゃないかと心配するほどの大声で、饒舌にまくしたてていきます。頭をぽりぽりとかきながら「あんなに間違えてたのに……」と、少し離れたところで見守る吉田。阿部の暴走により、観客は全員、サウナ、水風呂、風呂、健康ランド、また風呂……という地獄のツアーへ誘われるのです。

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どこまでが設定で、どこまでがアドリブなのか。そして、我々はどこへ連れて行かれるのか? 先の一切見えないこの漫才は最後、大きなユニットとなり、大勢を引き連れた2人が漫才するというぶっ飛んだ世界へ。
カオスな空間の渦中、観客全員が遭難しかけたところで、突然「これからも2人でやっていきますんで、よろしくお願いしますね!」とにっこりと笑う阿部。……今回、ベスト漫才ライブをやることで“解散するのでは?”と危惧していたお客さんを安心させようとの言葉だったのかもしれません。しかし、このクレイジーな60分間を共にする中で、お客さんたちは“解散はないな”と確信したはずですが、、あまりに唐突だったため、ポカーンとしてしまったのでしょう。阿部が「全然拍手が来ねぇ!」と自虐的に笑うと、ようやく我に返ったように大きな拍手が起こりました。

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それほどにこの2人にしかできない、唯一無二な世界観、そして漫才を堪能できた今回のライブ。「ありがとうございました」と一礼し、袖へと去った2人のあとには、サンパチマイクが燦然と輝いていました。

次回の『~60分漫才』は、7月26日(土)同劇場にて開催決定。まだ彼らの漫才を体感したことがないという方は、ぜひとも足を運んでください。笑いの未体験ゾーンをきっと味わえるはずです!


【POISON GIRL BAND】

2014年3月13日 (木)

「キラめき春の感謝祭2014」

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3月からついに始動した5upよしもとの新生煌~kirameki~Member。3月10日(月)、吉田たちとプリマ旦那の煌~kirameki~TOP2組を筆頭に、煌~kirameki~Memberを改めてお披露目する『キラめき春の感謝祭2014』が開催されました!

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MCは、吉田たちとプリマ旦那。まずはプリマ旦那・野村がご挨拶。「春から新体制になりまして、吉田たちさんと我々がTOPになりましたが、まだ新メンバーのことを正直『誰やねん!』と知らん方もいらっしゃると思うんです」と、ひとまずキラメン7を紹介することに。まず前に出てきたのは、NSC大阪33期生のヒガシ逢ウサカです。今井が「お客さんたちにひとつだけ言いたいことがあります! みんな、友だちぃー!!」と若々しく元気いっぱいのご挨拶です。続いて前に出てきたのはカバと爆ノ介。今日の爆ノ介は、なんだか普段と違う雰囲気。そのことを吉田たちやプリマ旦那につっこまれた爆ノ介は、「お披露目ということで、オレが一番上品やな、と思うところにホクロを付けてきました」とのこと。さらに、アイロンヘッドは、辻井が「新生メンバーになりまして、不安だという声もあるんです。でも大丈夫。みんな、めちゃくちゃおもしろいですよ。これは自信を持って言いますので、これからも遊びに来てもらいたいと思います」と語り、「なぁ、毛利!」と突然毛利に話しかけると、毛利も「おぅっ!!」と頼もしく答えていました。続いては、コマンダンテもご挨拶。「おもしろ漫才師のコマンダンテです」と手短かに自己紹介したあと、安田が「若手の劇場ですから、アイドル路線を行きたいと思います。目指すところは光GENJIです」と語り「古いねん!」とツッコまれていました。「アイドルといえば、どちらかといえば石井の方がジャニーズっぽいやん」と話をふられた石井、「たしかにジャニーズみたいやけど?」とまんざらではなさそうでしたが「どこがやねん!」と即座にプリマ旦那・河野にツッコまれていました。そして見取り図もご挨拶。盛山は、「一番上の先輩になりましたから、もう盛り上げていくしかないですね」とのこと。リリーは、「今日、相方は気合が入ってますよ。髪の毛を切ってきたので」と言いましたが、「切ってないですよ?」と盛山。続けてリリーは「でも、ゴーストライターを使って……」と、話題の佐村河内氏に触れるひと幕も。「似てるのはシルエットだけや!」と否定する盛山でしたが、いざサングラスをかけると「そっくり!」と拍手が起こっていました。

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キラメン7の賑やかなご挨拶が終わったところで、いよいよネタライブです。この日は、体調不良で欠席のゆりやんレトリィバァを除く17組のネタをお披露目!

 

まずは、煌~kirameki~Memberの、霜降り明星、ZAZY、コロコロチキチキペッパーズ、尼神インター、ダブルアート、シンクロック、サカモト’s、セルライトスパ、バンビーノ、天使と悪魔の10組のネタ。

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前半が終わって再びステージ上に姿を現した吉田たち・ゆうへいとプリマ旦那・河野は「なかなかの個性派集団ですよ!」と新生煌~kirameki~Memberをアピール!

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続けて、キラメン7の登場です! カバと爆ノ介、見取り図、ヒガシ逢ウサカ、コマンダンテ、アイロンヘッド、プリマ旦那、吉田たちが一気にネタ披露! 

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新生メンバーの魅力をたっぷり楽しめるひとときとなりました。最後は出演した17組全員が、ステージに集合! 煌~kirameki~の証しであるジャケットを着ての登場です。ピンクの短パンでジャケット姿のZAZYは、「背負っていきます!」と意気込んでいました。プリマ旦那・河野から「社長のバカ息子」と呼ばれたのは、ダブルアート・池田。ハーフパンツにジャケット姿がお似合いでしたが、「ジャケットのサイズがなかったので、自分で買ったんです」と告白。さらに、コロコロチキチキペッパーズは、ナダルが、どんな単語をふられてもいい声で返す「ナダルリバース」を披露。さらに進化形の「ナダルリバースエボリューション」というものも完成し、お披露目していました。「ナダルリバースエボリューション」とは、ふられた単語を進化させて、いい声で返すというもの。「ナダルリバースエボリューション」がどういうものかを確かめたい人は、ぜひ劇場へ!

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さらに、3月22日(土)からは、『5upよしもと 煌~kirameki~Member 春の単独祭り』もスタート。新体制になってますます勢いに乗る5upよしもとへ、ぜひ遊びに来てくださいね!

 

『5upよしもと煌~kirameki~Member 春の単独祭り』

会場:5upよしもと

 

3月22日(土)18:15開場、18:30開演

吉田たちソロライブ『ヨーソロー』

前売1,500円、当日1,800円

 

3月23日(日)19:15開場、19:30開演

ZAZY単独ライブ『ZAZY FESTIVAL』

前売1,500円、当日1,800円

 

3月24日(月)18:15開場、18:30開演

ゆりやんレトリィバァ単独ライブ『あほあほレトリィバァ』

前売1,300円、当日1,500円

 

3月25日(火)20:15開場、20:30開演

ダブルアート単独ライブ『反はん骨コツ~罰ギマり3600秒~』

前売1,300円、当日1,500円

 

3月26日(水)19:45開場、20:00開演

霜降り明星単独ライブ『炎のうず』

前売1,300円、当日1,500円

 

3月27日(木)20:15開場、20:30開演

バンビーノ単独ライブ『オシャンティーノ』

前売1,300円、当日1,500円

 

3月31日(月)18:15開場、18:30開演

シンクロック単独ライブ『カンバセーション-Conversation-』

前売1,300円、当日1,500円

 

4月1日(火)20:15開場、20:30開演

カバと爆ノ介単独ライブ『カバは出ないと言っていました。ただ気になるのはエイプリルフール』

前売1,300円、当日1,500円

 

4月2日(水)19:45開場、20:00開演

見取り図単独ライブ『ミトリズム』

前売1,300円、当日1,500円

 

4月3日(木)18:15開場、18:30開演

コマンダンテ単独ライブ『Victory in Osaka』

前売1,300円、当日1,500円

 

4月4日(金)19:45開場、20:00開演

天使と悪魔単独ライブ『森林浴』

前売1,300円、当日1,500円

 

4月5日(土)20:15開場、20:30開演

コロコロチキチキペッパーズ単独ライブ『よろチキ』

前売1,500円、当日1,800円

 

4月6日(日)20:15開場、20:30開演

サカモト’s単独ライブ『サカ モト春』

前売1,500円、当日1,800円

 

4月7日(月)20:15開場、20:30開演

セルライトスパ単独ライブ『リハありLIVE1』

前売1,300円、当日1,500円

 

4月8日(火)20:15開場、20:30開演

ヒガシ逢ウサカ単独ライブ『爆笑戦隊ヒガレンジャー』

前売1,300円、当日1,500円

 

4月9日(水)20:15開場、20:30開演

アイロンヘッド単独ライブ『ビッグボーイズ』

前売1,300円、当日1,500円

 

4月10日(木)18:15開場、18:30開演

尼神インター単独ライブ『大スキ!』

前売1,300円、当日1,500円

 

4月11日(金)19:45開場、20:00開演

プリマ旦那単独ライブ『穀雨に濡れる、嚆矢はもう放たれたのだから。』

前売1,500円、当日1,800円

 

 

■YNN動画

吉田たちの動画はコチラ⇒http://ynn.jp/u/1019/

プリマ旦那の動画はコチラ⇒http://ynn.jp/u/986/

アイロンヘッドの動画はコチラ⇒

コマンダンテの動画はコチラ⇒http://ynn.jp/u/980/

見取り図の動画はコチラ⇒http://ynn.jp/u/1022/

尼神インターの動画はコチラ⇒http://ynn.jp/u/1025/

 

 

【吉田たち】【プリマ旦那】【アイロンヘッド】【コマンダンテ】【ヒガシ逢ウサカ】【見取り図】【カバと爆ノ介】【天使と悪魔】【バンビーノ】【セルライトスパ】【サカモト’s】【シンクロック】【ダブルアート】【尼神インター】【コロコロチキチキペッパーズ】【ZAZY】【霜降り明星】【ゆりやんレトリィバァ】

 

2014年3月12日 (水)

YCC大阪5期生制作イベント「週刊笑年シャンプー~編集長に俺はなる!!~」

3月9日、5upよしもとにて企画・進行・プロモーションなどの全てをよしもとクリエイティブカレッジ(YCC)の卒業生が行うイベント「週刊笑年シャンプー~編集長に俺はなる!!~」が行われました。

シャンプーハット・小出水社長のつるの一声で週刊誌「週刊笑年シャンプー」を創刊が決定。そこで、編集長の座をかけて編集部員のかまいたち、天竺鼠、吉田たち、アイロンヘッド、ZAZYがしのぎを削ることに。シャンプーハット・てつじの進行のもと、様々なコーナーにチャレンジしました。

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最初のコーナーは「記事を考えよう」。怖い話、ちょっといい話など、お題に沿ったショートストーリーを披露する部員たち。もちろんこれは「記事になること」が大前提です。まずは天竺鼠・瀬下、娘が「お姫様になる」と言い始めたというエピソードを。これには同じ父親として「ぐっと来た」と小出水社長。ほかに、吉田たち・ゆうへいは「踏み切りで遮断機が下りたので待っていたら、警報に合わせておっさんが裏でリズムを取っていた」。かまいたち・山内は怖い話という括りで、目の前にいる大学の先輩の名前が全く思い出せなかったエピソードを披露。また、アイロンヘッド・毛利は「ゆるキャラに無視された」。ZAZYは里帰りした際に目の当たりにした祖父の言動について語りました。

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続いてはイラストのコーナー。記事には写真が必要ですが、経費の都合上、写真の掲載は見送りに。よってイラストで個性を出していこうという趣旨で、こちらもまたお題に沿ったイラストを描くことに。お題は「女子力の高い佐村河内さん」「スキーをする力士」でした。

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次は「マスコットキャラを作ろう!」。小出水社長が事前に考えてきたキャラ「ハレンチングロボ」が言いそうな一言を考えようというもの。このキャラを公開した瞬間、口々に「気持ち悪い!!」と部員たち。相当なインパクトがありました。

最初は「個室ありますか?」(天竺鼠・川原)「増税反対!」(山内)「遠くから来た人ー!」(かまいたち・濱家)と台詞を考えていたのですが、次第に「ゴー…」(瀬下)「キーーーーン」(濱家)と好き勝手に擬音で表現、「そういうことじゃないねん!!」とてつじを困らせていました。そんな中、コーナーMVPを発表。小出水社長が選んだMVPは川原でした。

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編集長選抜は一旦休憩、ここからはネタの時間です。まずは、この春NSCを首席で卒業した36期生のサンパウロが登場、浦島太郎をモチーフにしたトリオ漫才で沸かせました。そして、YCC卒業生が作ったネタを若手芸人たちが披露。あろ~ずがコント『万引きしたホームレス』を、ヒップ☆スターがコント『別れの季節』を上演しました。

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舞台は再び、「週刊笑年シャンプー」編集長選抜へ。ここでは「ファッションページを作ろう」と題して、かまいたち、天竺鼠、吉田たち、アイロンヘッド、ZAZYがモデルとなってのファッションショーが繰り広げられました。中には客席通路を通って舞台に上がる芸人たちの姿もあり、その都度、会場は大きな歓声に包まれました。

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ネタコーナー、続いてもYCC卒業生が作ったネタを演じる若手たち。ポートワシントンがコント『工場』を、ジョニーレオポンがコント『東京』を、そしてロシアン生まれがコント『ペット』を披露しました。

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編集長選抜、お次は体を張ったゲームにチャレンジ。部員たちは腕と頭に紙風船をつけ、麩菓子を4本食べたあと、マキザッパという弾力のある棒に持ち替えてメンバーの紙風船を割っていきます。そして最後まで紙風船が残った人が勝ちというルール。ゲームスタートと同時に、縦横無尽にステージを駆け巡る部員たち。そのうちアイロンヘッド・辻井は見せ場も作り、盛り上げます。そして最後まで残ったのは川原、またしてもMVPに輝きました。

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最後は編集長たるもの知識も大事ということで古今東西を。ここではタイムリミット付き、空気を送り込まれて巨大化していく風船を手に答えていくという何ともスリリングなルールです。そして風船が割れた瞬間、中から出てきた紙に書かれた小出水社長の秘密を発表した人が真の編集長に認定。この制度をてつじが発表した瞬間、「今までは何やったんや!」と嘆きの声があちこちから上がりました。

そして、時限爆弾を手にしたかのような恐怖も抱えての古今東西がスタート。「やわらかいもの」というお題に次々答ていく中、ZAZYが手にしていた瞬間、巨大風船が破裂! ですが、中から出てきた紙を拾ったのは山内、小出水社長の秘密を明かして、「週刊笑年シャンプー」の編集長と相成りました。

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卒業生が考えたコーナー、ネタで構成された「週刊笑年シャンプー~編集長に俺はなる!!~」は、大盛況のうちに幕を閉じました。

シャンプーハットの動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/110/
かまいたちの動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/603/
天竺鼠の動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/382/
吉田たちの動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/1019/

【シャンプーハット】【かまいたち】【天竺鼠】【吉田たち】【アイロンヘッド】【ZAZY】【あろ~ず】【ヒップ☆スター】【ポートワシントン】【ジョニーレオポン】【ロシアン生まれ】【サンパウロ】

2014年3月10日 (月)

イロメキライブ

3月1日(土)、東京・ヨシモト∞ホールにて『イロメキライブ』が開催されました。

同劇場の若手システム「彩~irodori~East」が、今月からリニューアル。NSC東京12期生以下の若手が中心となり、新「TOP2」にはジャングルポケットとニューヨークが、そのほか「~Member」「~Jr.」「~Audition」も新たなネタバトルを展開しています。

このライブはその新「彩~irodori~East」のお披露目公演ということで、客席は立ち見席も含めて、超満員! 大声援で迎えられたジャングルポケットとニューヨークは、そんな客席をしてホッとした様子。「新生∞ホールを観に来てくれたんですか!」と嬉しげに話しかけるジャングルポケット・太田でしたが、お客さんからレスポンスはなく……「無視してるんですか?」と寂しそうに呼びかけます。
「大事なライブ。ここで面白いと思ってもらえたら、これからも来てもらえるし」と自らプレッシャーをかけたのは、ジャングルポケット・武山。太田は「興行ですから、お客さんが入ってることが大事」と同調しつつも、「言っても、我々は前システムでもTOPだった。だから、今回は全てニューヨークにかかっている!」とキッパリ。
責任を押し付けられたニューヨーク・屋敷は「僕らは横ばいですよ。ネットで“ニューヨーク 屋敷”で検索しても“ニューヨークお化け屋敷”しか出て来ないんですから!」と自虐的に語り、笑わせました。

007 「西からのぞみで来ている2組」(太田)という紹介を受けて現れたのは、大阪の若手システム「煌~kirameki~West」の「TOP2」であるプリマ旦那と吉田たち。「プリマ旦那さんのこと、おもろいと思ったことなんてない」と牽制する屋敷に、「さっきの“ニューヨークお化け屋敷”……よくできてるなぁ」とニヤリとするプリマ旦那・野村。互いにバチバチした関係性に見せようと必死ですが、「昨年もこのやりとりあったんですけど、途中で辞めたんですよ。だから、今回もなくなります」と断言する太田でした。

010 まずは、プリマ旦那とニューヨークがネタを披露。東西TOP2のネタは、それぞれ対戦として、お客さんからの投票を受け付け、勝ち負けを決めることに。のちほど回収した結果、この対戦はニューヨークの勝利となりました。

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040 「イロメキ! ムチャぶり指令」というコーナーでは、“名前”と“自分たちで書いたムチャなお題”の入った2つのボックスからそれぞれ1枚引き、出て来た人にその指令をやってもらうというもの。

053 最初に餌食となったのは、吉田たち・ゆうへい。「いま、好きな異性の名前を叫んでください」という指令に対し、長澤まさみさんの名前を叫ぶという置きにいった姿勢を見せたゆうへいに、東京勢は不満たらたら。「みんな好きじゃない? それって保険かけてるよね」(ジャングルポケット・斉藤)「コーナー自体、ゆるくなりそうです! 本当のヤツ、言っときましょう!」(太田)と言われ、再度叫んだのはガチなもの。「なんて呼ばれてる?」「知り合ってどれくらい?」なども叫ばされ、げっそりした様子のゆうへい。「全部、俺がやってもええで」と自暴自棄です。

058 続いて選ばれたのは、またもや大阪勢の吉田たち・こうへい。「嫌いな先輩を叫んでください」というムチャぶりには、全員が驚く名前が! この指令を考えた屋敷は「東京はみんな仲よくて、誰が嫌いとかないから、大阪もないっていうかなと思って書いたんですよ~」と意地悪く動揺を誘いました。

083_2 さらに、大阪勢のプリマ旦那・河野に出されたのは「即興イロメキライブテーマソング」。ためらったものの、堂々と中央に出て行き、「♪東京の~大阪の笑いが融合~それがイロメキ!」と見事に歌い上げます。「すごい! まさかの特技! こういうのでウケてる人あまりいませんよ?」と驚く太田ですが、実はこの指令を書いたのが河野自身だったことが判明。「言わんとこう思うてたじゃないですか!」と屋敷にツッコまれ、「恥ずかしかったんですよ~」と小声で弁明していました。

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089 その後、新「~Member」であるラフレクラン、ボーイフレンド、やさしいズ、横澤夏子、ジェラードンがネタを披露しました。

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207 3月17日(月)に発売となる『よしもと男前ブサイクランキング』のムック本が発売されることを受けて行なわれたのは、「男前大喜利」。MCは太田と屋敷、吉田たち、プリマ旦那、ニューヨーク・嶋佐、武山と斉藤、ゆにばーす・川瀬、西村ヒロチョ、ベイビーギャング・北見、御茶ノ水男子・しいはしジャスタウェイ、相席スタート・山添、ランパンプス・寺内、フレミング・宮本が出演、審査員は相席スタート・山﨑、ゆにばーす・はら、横澤が務めます。

223 「好きでもない女性から突然告白! 傷つけないで断る男前な台詞とは?」というお題に対して「わいの彼女はセンターマイク」と答えた野村に、「そこまでお笑いがんばってる男、気持ち悪い~!」と痛烈な一言を浴びせる横澤。フリップに殴り書きした「おやすみ」を囁く北見には、3人とも首を傾げつつも「男前」の札を。結局、「やめたほうがいいよ。俺、マジヤバいヤツだから」という嶋佐の答えが、満場一致で男前ということになります。

242 「隠し持っていたエロ本を彼女が発見。男前な言い訳とは?」というお題に、「これはお前を愛するための参考書」と答えた野村。再び横澤に「自分がカッコいいと思ってらっしゃるの?」とピシャリ!「よく知らないですけど、あっちの人たち、イヤです~」と山﨑を眉をしかめます。そんな女性陣を、思いっきり罵倒する河野……。
このお題も、「たしかにエロ本観たよ。だけど、お前がいちばんやべぇわ」と答えた嶋佐に「男前」認定が。結果、嶋佐が優勝!「∞ホールで『嶋佐大喜利』っていうライブもやってますんで」とさりげなくアピールする屋敷でした。

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276 再び、東西TOP2によるネタバトルが。吉田たち、ジャングルポケットがネタを披露し、この対決は吉田たちの勝利となりました。

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315 ここから、「~Member」11組による怒濤のネタラッシュ。ひので、マイチェルシー、御茶ノ水男子、フランクリン、ゆにばーす、ベイビーギャング、テゴネハンバーグ、フレミング、ランパンプス、西村ヒロチョ、相席スタートとが、それぞれの特徴を活かした渾身のネタを披露。「Championship」で戦ったネタを披露する芸人が多かったのが印象的でした。

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487 最後は「7連続でウケましょう」。大阪の“キラメン7”に対抗して、“イロメン7”として一致団結をはかろうという企画です。「モノボケで7連勝」では、ボーイフレンド・黒沼が若干怪しかったものの、「なるべく物ボケせんとこうと思ってた」という屋敷が最後に爆笑をかっさらい、見事にクリアします。

495 「一発ギャグあるある」では、ジェラードン・かみちぃが人気アニメのキャラクターが言わなそうなことというギャグで大笑いを起こすと、尻込みし始める嶋佐と海野。何かのたびにやっている「フィンガー!」で嶋佐がなんとかしのぐと、トリの海野には「いけるぞ!」と全員から温かい声援が。
この企画に消極的だった海野ですが、最後の最後、絞り出したギャグでなんとか笑いを起こし、見事にクリア! 全員が海野を迎え入れようとしていたのに、空気を読まずに前へ出た武山に、太田は「今、海野がフィーチャーされたところじゃん! この間、裏の暗いところで二度とケツ取るなって言ったよな?」とキツくダメ出していました。

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523 エンディングで「さっきはごめんな。このあと、飲みに行くか」とコーナーで罵ったことを謝りつつ、先輩らしく飲みに誘った河野。ですが、「本当に気持ち悪い! 自分のことカッコいいと思ってる!」と、断固拒否する横澤でした。

5833月6日(木)からは、いよいよ本格的なランキングバトルがスタート! このライブに出演したメンバーは、毎週火曜・木曜19時からの『彩~irodori~EastLive』に出演しています。
ますます目が離せないヨシモト∞ホールへ、ぜひとも足を運んでください!

●ヨシモト∞ホール
http://www.yoshimoto.co.jp/mugendai/


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