最新ニュースインタビューライブレポート

ライブレポート

2013年10月27日 (日)

「大阪芸人掘り出しライブ ~今田耕司さん、大阪にはまだまだ面白い芸人がいます!~」

10月22日、なんばグランド花月にて大阪にいる若手の逸材を今田耕司に紹介するイベント「大阪芸人掘り出しライブ ~今田耕司さん、大阪にはまだまだ面白い芸人がいます!~」が行われました。

MCに浅越ゴエを迎え、プレゼン芸人6組が大阪の若手芸人を各3組ずつ、紹介していったのですが、徐々にその名前が浸透しつつあるコンビからNSCを卒業したばかりの“大型新人”まで、海のものとも山のものともつかない(!?)若手たちが18組、自慢のネタを披露しました。

舞台に今田が登場すると、場内は大歓声。「NGKに久しぶりに出られてうれしい。落ち着くわ~」とまるで実家のような第一声を。そして浅越ゴエの結婚の話にも触れ、“婚活トーク”も繰り広げました。また、このイベントでどんな若手芸人に出会えるか楽しみにしているようで、「正月放送の『さんまのまんま』のお土産として、いい若手芸人を持っていきたい。2014年にブレイクするかもしれませんよ!?」とのこと。今回はイベントMVPとして1組だけ、「今田印認定芸人」を選ぶことにもなり、「めちゃめちゃプッシュするわー!」と今田もバックアップを約束していました。

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プレゼン芸人として登場したのは、たむらけんじ、シャンプーハット、ヤナギブソン、月亭八光、ミサイルマン、藤崎マーケットです。まずは藤崎マーケットから。5upよしもとで活躍中と、若手の最前線に立つふたりが連れてきたのはアイロンヘッド、土佐駒、ななまがりです。土佐駒が漫才を披露し、アイロンヘッドがコント「スーパードクター毛利」、ななまがりがコント「おばあちゃん」で沸かせました。ネタ後のプレゼントークでは、土佐駒・長峰の「男前がどれだけかっこつけて言ってもダサい一言」シリーズや、長尾の「男前が言ったらかわいいのにブスが言ったら怖くなる一言」シリーズを、アイロンヘッドはショートコントを、ななまがりは森下が「何を言っても怖い」発言とショートコントでさらにアピールしました。

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次はミサイルマンが推薦を。岩部のキャラ、武将様が呼び込みをしたのですが、言い方に特徴があり過ぎてよく聞き取れず、結局は西代が解説するという一幕もありました。ミサイルマン推薦のアインシュタインは漫才を、もりやすバンバンビガロは「大道芸あるある」を、そして矢野号はメトロノームコント「お葬式」を披露。アピールトークでは、アインシュタイン・稲田がかなり注目の的となりましたが、今田の判断では「まだ関西圏から出すのが怖い」。もりやすバンバンビガロは師匠方の楽屋での話をさらに加え、西代と同じ高校の水泳部の先輩と後輩という矢野号は、水泳にちなんで「体育の先生の細かいモノマネ」を披露して印象づけました。

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続くプレゼン芸人は月亭八光。アキナ、馬と魚、ゆりやんレトリィバァとさらに深いところへと潜っていきます。アキナはコント「バイバイできへん」を。ギター弾き語りで、“有名なアーティストが歌いそうなフレーズで全く違う歌を歌う”という歌ネタを得意とする馬と魚は、桃太郎をテーマに、コブクロ、アジアン・カンフー・ジェネレーション、aikoさんが歌ったらこうなるというネタを歌い上げました。また、ゆりやんレトリィバァは漫談を披露しました。アピールトークではまず、ゆりやんレトリィバァにスポットが。今年の春、NSCを主席で卒業したというゆりやん、着物姿にサングラスのおっさんのネタに「斬新やったわ~。世界観が出来上がってる。全国の人にネタを見てもらって、その反応を見てみたい」と今田は興奮気味に感想を。また、アキナはショートネタでもうひと押し。「ぐっさん(山口智充)、エハラ(マサヒロ)に続く次のスターやね」と今田の感想を得た馬と魚は。「関係性を想像してエピソードソングも作れます!」とアピール。この日、初対面だった今田とも、「もしも仲がよかったら」と想像し、「今田さん、ありがとう」という歌を即興で歌い、これには今田も大感激、「さんまさんと仲がよかったら?」とリクエストもありました。

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「今まで出てきた芸人よりさらに若手。知名度が全くない。オーディションも合格できない。今日が千載一遇のチャンスです!」と満を持してプレゼンしたのはヤナギブソン。ガオーちゃん、バターぬりえ、ガゼル西口の3組を紹介しました。ガオーちゃんはフリップネタで「いろんな吠え方」。バターぬりえはフリップを用いたコント「ツヤ宣(よろし)ファサ子」。ガゼル西口はラップも盛り込んでの「すっうぃー!」を披露。アピールトークでは、ガオーちゃんが更なる吠え方を取り入れての「基本吠え+基本吠えZ+基本吠えGT」の3コンボで今田に「ガオー!!!」。村上ショージを父に持つバターぬりえは、テレビ番組「あら1グランプリ」で優勝した“実力派”。村上ショージのモノマネも披露して盛り上げました。挨拶に使う「おいっす!」を逆さにして「すっうぃー!」という新しい言語を浸透させたいガゼル西口は、“瞬時に文字を入れ替える”という特技でさらにアピール、「おつかれさまでした」なら「つかれおましたで」など、次々と繰り出していました。

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シャンプーハット推薦芸人として登場したのは、尼神インター、ウ・キリュウ、カバと爆ノ介。尼神インターは漫才で、ウ・キリュウは韓国語を交えた漫談で、カバと爆ノ介はコント「いや、それ、でも大体分かるやろ」で魅せました。アピールトークでは、尼神インター・誠子が特技「かわいい女の子が言いそうなこと」を、渚はモノマネ「尼崎のヤンキー」を披露。渚のモノマネはその言い方、フレーズがリアル過ぎて出演者を恐怖に陥れていました。ウ・キリュウはオチだけ韓国語のエピソードトークを、カバと爆ノ介はショートコント「ボクシング」を披露しました。

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最後のプレゼン芸人はたむらけんじ。たむらけんじファミリーTKFの元首が今田に紹介したいのは、グイグイ大脇、ストライク、にほんしゅの3組。グイグイ大脇は「世界各国アレンジの“グイグイ”」、ストライク、にほんしゅは漫才を披露しました。アピールトークでは、父親の職業がカウボーイという大脇が、実はバイリンガルであることを明かし、英語での自己紹介を。また、自ら考案した“グイグイ相撲”でも無敗だとアピールし、藤崎マーケット・トキと一戦繰り広げ、ここでも圧勝していました。ストライクは回転ショートコントと、もじゃの“エロ小噺”をさらに上乗せし、にほんしゅはあさやんの天然エピソードやツッコミで盛り上げました。

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以上、ネタでのアピールを終えて、もうひと搾り。ゲームコーナー「大阪掘り出し芸人 アピールバトル!!」を展開。今田にゲームを選んでもらい、若手芸人たちがチャレンジするのですが、ここでスペシャルゲストが登場! 新日本プロレスの中邑真輔さんです。まずは「ノーリアクション」のレベル10からスタート、チャレンジャーを募ったところグイグイ大脇とガオーちゃんが同時に挙手をして、「グイグイ!VS ガオー!!」であわや一触即発!?となったのですが、ジャンケンに勝ったグイグイからチャンレンジを。中邑選手のハリセンを思いっきり受けて「いたーい!!!!」とグイグイ。一方、ガオーちゃんは「ガオー!!からのハリセンで」とリクエストして、見事、ノーリアクションで乗り切りました。

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続くレベル20は「臑バント」。中邑選手のフルスイングが臑に直撃!という想像しただけでも痛そうなこちらには、土佐駒・長峰と尼神インター・渚がチャレンジ。長峰はノーリアクション、ソフトなあたりだった渚もノーリアクションでしたが、物足りなかったのか、渚は「もう一発!!」と要求していました。

レベル30は「胸チョップ」。中邑選手のそれをフルで受けたのはウ・キリュウ。すごい音が響き渡り、「うわー!!!」と絶叫していました。

レベル40は「背中ビンタ」。挑戦したのは土佐駒・長尾。ビンタを受けた直後、これまたすごい音が響き渡り、長尾はビンタを受けた際の姿勢で、無言のままステージ袖へと歩いて行ってしまいました。戻ってきた長尾の背中を見ると、中邑選手の手形がくっきり。その威力を物語っていました。

最後はレベル50「ケツキック」です。チャレンジャーはアインシュタイン・稲田。吹っ飛ばされそうな中邑選手渾身のキックを受けた稲田は、「うわ~、あかんわ!!! しびれて立てへんわ!!!」と絶叫していました。

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そんなアピールバトルも経て、ついに「今田印認定芸人」を発表する時間に! 「迷ってんねんな~…」とつぶやきつつも、最後には決め込んだ様子で呼び上げた名前は「馬と魚!」。歌ネタのクオリティの高さに「どこに出しても恥ずかしくない。年始の番組も決定じゃないですか!?」とまさに今田印の太鼓判を押し、イベントを締めました。これから年末年始にかけて、「馬と魚」はもちろん、この日出演した“掘り出し芸人“たちの活躍にも大いにご期待ください!

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今田耕司の動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/658/
たむらけんじの動画はこちら ⇒http://ynn.jp/u/625/
シャンプーハットの動画はこちら ⇒http://ynn.jp/u/110/
浅越ゴエの動画はこちら ⇒http://ynn.jp/u/86
ヤナギブソンの動画はこちら ⇒http://ynn.jp/u/88
月亭八光の動画はこちら ⇒http://ynn.jp/u/640/
ミサイルマンの動画はこちら ⇒http://ynn.jp/u/185/
藤崎マーケットの動画はこちら ⇒http://ynn.jp/u/291/
アインシュタインの動画はこちら ⇒http://ynn.jp/u/1394/

【今田耕司】【たむらけんじ】【シャンプーハット】【浅越ゴエ】【ヤナギブソン】【月亭八光】【ミサイルマン】【藤崎マーケット】【アイロンヘッド】【アインシュタイン】【アキナ】【尼神インター】【ウ・キリュウ】【馬と魚】【ガオ~ちゃん】【ガゼル西口】【カバと爆ノ介】【グイグイ大脇】【ストライク】【土佐駒】【ななまがり】【にほんしゅ】【バターぬりえ】【もりやすバンバンビガロ】【矢野号】【ゆりやんレトリィバァ】

2013年10月24日 (木)

よしもと×ホットスタッフ presents 第一弾「真心ブラピース~ウタとネタと小ネタの夕べ~」

本イベントは、よしもとクリエイティブ・エージェンシーとホットスタッフ・プロモーションによる共同企画イベントの第1弾。“お笑いと音楽の融合”をテーマとして、芸人とミュージシャンが1夜限りのステージを共有するというスペシャル・イベントです。

第一弾では、真心ブラザーズとピースのコラボレーションが実現しました。

前説を務めたのは、セブンbyセブン。すしざんまいの社長に扮した玉城は真心ファンらしく、歌詞を交えつつ、真心好きを熱心にアピールしました。

オープニングでは、2組によるトークが繰り広げられました。

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今年4月にこの企画が挙がってから、半年後に実現したという同イベント。打ち合わせと称して5回くらい食事会を開いたそうで、すでに仲良しの4人。綾部が何か言うたびに「さすがだねぇ!」と誉める一方、又吉をいじる真心のお2人。学生時代から大の真心ファンで、舞台の出囃子として「サティスファクション」を10年間使い続けているほど大好きなのに、アピール不足の又吉。「好きな割に全然来ない!」と茶化されていました。

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まずは、ピースがコントを。出囃子はもちろん「サティスファクション」です。この日は『キングオブコント2010』のファイナルで披露した「ハンサム男爵とバケモノ」を披露し、会場を盛り上げます。

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その後、「ピースが出囃子に使っていたサティスファクションで、勝手にPV撮っちゃいました」というテロップが映し出され、ピースが制作した「サティスファクション」のPVが流されると、いっそう沸く観客。綾部がピクニック演じる後輩的存在の人物を、鬼越トマホーク・坂井ら演じる悪者から助けるというアクションPVだったのですが、ラストで川から水浸しになった又吉が現れると、会場は驚きと笑い声に包まれました。

続いて真心ブラザーズが登場し、2人きりの弾き語りを。まずは「マイ・バック・ページ」を歌い上げます。

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「すごかったね。あんなのつくってくれてたなんて、さすがだなぁ! 又吉くんもさすが。前言撤回!」とYO-KINGさん。桜井さんは「コントも面白かったね。ピースに盛大な拍手を! 未来の喜劇王のために歌います」と、自身がボーカルを務める「僕は喜劇王」を熱唱しました。
「いいんじゃない? 出来が。桜井さんもよう声出てはるー!」とテンションを上げるYO-KINGさん。「日本青年館で歌えるのも、我々世代は嬉しいね。オリンピックで国立競技場が変貌を遂げるとともに、日本青年館もなくなるらしいよ。(その前に)ここでやれてよかった。ありがとうございます」と感謝します。一方、桜井さんはあるミュージシャンのローディを務めた若かりし頃の思い出を語っていました。
その後、「消えない絵」「サマーヌード」が披露されました。

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せっかくお笑い芸人とミュージシャンが一緒にライブをやるということで、それぞれのジャンルを挑戦してみることに。まずは真心のお2人が、「若手芸人になろう!」というコーナー企画へチャレンジしました。
まずは綾部MCのもと、ジェスチャーゲームを。成功すると、綾部が応援団長を務める茨城県産のメロンが贈られるという嬉しいサプライズも用意されていました。
「今日は楽しくてしょうがない!」と満面の笑みを浮かべるYO-KINGさんは某アミューズメントパークのパレードを細やかに再現し、拍手喝采を浴びます(かなり難解なお題ながらも、早い段階で又吉が当ててしまうという絶妙なコンビネーションを見せたことも付け加えておきます)。
が、3分間で15問クリアできなかったため、罰ゲームが執行されることに。熱々のおしぼりが顔の上に乗せられると、又吉とYO-KINGさんは「熱い! 熱い!」と悶絶。トリとなった桜井さんは「もう冷めてます!」と見事にオトすという、お笑い芸人顔負けの展開で笑いを誘います。

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さらに、大喜利にも挑戦。初めてにも関わらず、次々と答えを出していくお2人。「こんなバンドは嫌だ。どんなバンド?」では笑いを起こす真心のお2人に対し、「真心が感じられない」という答えで「おぉ〜!」という感嘆の声を起こした又吉。「……めっちゃはずいです」とはにかみます。最後のお題「真心ブラザーズが新聞に一面に。誰と、どこで、何をした?」では、「ジャイ子と」(YO-KING)「又吉宅で」(桜井さん)「優しいキスをした」(又吉)と、見事なコンビネーションで爆笑を起こしていました。

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イベントのラストには、2組によるセッションライブも披露されました。
ピースの2人はこの日のためにギターを練習。又吉は自ら購入したレスポールを持参して、このセッションに臨みました。
真心の2人から、初心者とわかるように「若葉マーク」を貼り付けられたピース。いまの状況が受け入れられなくなったのか、「人前でギターを弾くのさえ初めてなのに、なんでこんなに人が入ってるんですか?」と緊張のあまりつぶやく又吉。一旦、演奏を始めたものの、しょっぱなで「僕、なんかもう(音が)ズレてます! ズレてます!」と大パニックで演奏を制した綾部。「8回、8回」と、又吉に後押しされて、「空にまいあがれ」を熱唱します。

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演奏前は怯えていた又吉でしたが、演奏後は「こんなに気持ちいいんですね」とミュージシャン気分を満喫できた様子。「又吉くん、最後は飛びますとか言ってたけど、すっげぇ(ジャンプが)ちっちゃかったじゃん。10センチくらいしか飛んでなかったよ」とYO-KINGさんに笑われると、「自分では飛んだつもりだったんですけど……」と恥ずかしそうに返します。
「ここまで盛り上がったんだから、もういっちょ行きましょう」(桜井さん)「歴史的な興行になりましたね」(YO-KING)との言葉のあとに、「どか~ん」を熱唱。最後の締めでは、先ほどよりも高く飛ぶ又吉がいました。

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観客からの声援に応えて、アンコールで再び登場した2組。
「このイベントが2~3回続くように」という桜井さんの言葉を合図に、それぞれの特徴を取り入れたオリジナルソング「真心プラピースのテーマ」を、4人で歌い上げます。「俺たちは開拓者であり、挑戦者でしたー!」というYO-KINGさんの歌声が高らかに響き渡るその歌に、お客さんも心をわしづかみされた様子。
演奏後、全員が手をつないで観客へ挨拶すると、いっそう大きな大きな拍手が会場中に響き渡りました。


【ピース】

2013年10月22日 (火)

吉田ヒロ芸能生活30周年記念イベント「おもしろすぎる男、参上!」

芸能生活30周年を迎えた吉本新喜劇のスーパー爆笑王・吉田ヒロが、10月19日(土)、これを記念したイベント「おもしろすぎる男、参上!」を、なんばグランド花月にて開催しました。豪華ゲストを迎えての吉本新喜劇に加え、「新しいことに挑戦」をテーマに大道芸も披露するというスペシャルな内容で、開演前から客席のボルテージは最高潮! 立ち見も出る大入り満員のなか、いよいよ幕が上がりました。

第1部では、ヒロが最近ハマっているという大道芸の妙技を披露。まずステージ上のスクリーンに映し出されたのは、鈴木つかさとともにスプレーアートに取り組むヒロの姿でした。しかし、必死で作業する鈴木の隣で、ほとんど座って休んでいるという状態…。時折、ふたりで細かいボケも交えつつ、(ほとんどが鈴木の頑張りで)何とか作品が完成しました。映像終了後、作業中に着ていたつなぎ姿のままでステージに現れたヒロは、「いらっしゃいませー! ぎょうさん来てくれてありがとう!」。大道芸のひとつとしてスプレーアートを行ったと説明し、作品を運び込みます。幕を引くと、宇宙を描いた繊細な絵画が目の前に! 客席からは大きな拍手が起こり、ヒロは「ありがとう!」とご満悦です。

と、ここで鈴木が同じくつなぎ姿で登場。「やり切ったような顔してますけど、ほとんど寝てましたよ! 1%もやってない!」と糾弾すると、「やったよ! 乾かしたり…」と押し問答に。メイン製作者(?)である鈴木によると、作品のテーマは「吉田ヒロファミリー」。吉田家の4人をイメージして4つの惑星を描いたそうで、さらに飛行物体でヒロの頭文字「H」を模したり、30周年にちなみ「30」の文字を入れ込んだりと、工夫いっぱいの力作となりました。

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続いては開会の挨拶ですが、「兄さんに任せるのは不安なので、兄さんの大好きなふたりに来てもらいました」と鈴木。やって来たのは長女の美輝(キラリ)ちゃんと長男の輝弘(あきひろ)くんです。輝弘くんが緊張のあまり泣きそうになる瞬間もありましたが、なんとか覚えたセリフを元気にそらんじると大喝采。「吉田ヒロが少し緊張するかもしれませんが、あたたかい目で見守ってあげてください」と父を思いやる一節には「かわいい!」との声があちこちで。最後は4人揃って「まゆげボーン!」を決め、見事に大役をこなしました。

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VTRでデビューからの軌跡を年表スタイルで紹介した後は、さらに本格的な大道芸へ。共演するのはミスターバードさん、ZANGEさんです。海遊館でミスターバードさんの大道芸を見たヒロが、感動のあまりホームページを探し出し「ファンです」と書き込んだことからおつきあいが始まったとのことで、今回の挑戦は、おふたりの全面的な協力を得て実現しました。ステージ上には、蛍光ライトに照らし出されたシルエットが3つ…サイバーな雰囲気のなか、パントマイムを思わせるダンスを繰り広げます。終盤には、3人が揃って「ちちくりマンボでキュッ!」の動きをする場面も! ステージが明るくなると、またまたご満悦のヒロが「ありがとう!」と拍手に応えます。しかし、司会を担当する鈴木は「甘やかしたらダメです!」と厳しいひと言。「真ん中の人(ヒロ)、全然動いてないやん!」などなどダメ出しの数々に、「今からや!」と胸を張るヒロ。この後のおふたりの見事なパフォーマンスを経て、ついに立ち上がる瞬間が…!?

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期待したのも束の間、ミスターバードさん、ZANGEさんとそれぞれペアを組んでのパフォーマンスでも、完全に助手状態です。「恥ずかしないんか! くの一みたいになってたやん!」と再び鈴木にツッコまれると、ついにヒロのエンジンに火がつきました。「いよいよやるか」のつぶやきとともに道具が運び込まれ、「ローラーボーラー」に挑むことに。これは、板を筒の上に乗せ、その上に立ってけん玉を成功させるという難易度の高い芸。ミスターバードさん、ZANGEさんのサポートを受けて臨みますが、やはりなかなか成功せず…。いつしか「頑張れ!」「ヒロならできる!」と次々に声援が飛び、客席も一体となって応援すると、ついに成功! 何度失敗しても果敢に挑むさま、そして割れんばかりの拍手に包まれ頭を下げるヒロの姿が、大きな感動を呼びました。

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幕間のお楽しみ抽選会を挟み、第2部はお待ちかねの新喜劇です。舞台となるのは父(池乃めだか)とふたりの娘(未知やすえ、高橋靖子)、やすえの夫(烏川耕一)が営む「喫茶フラワームーン」。次女の靖子を見初めた大財閥のアホボン(ヒロ)が、何とか気に入られようとアルバイトとして働くうち、さまざまな騒動を巻き起こすストーリーです。

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ヒロの初登場シーンでは、アホっぷり全開の演技に観客は大喜び! 自由すぎるボケの数々に、私設秘書役の中條健一から「さっきの(大道芸が)終わったらイキイキしてますね!」とツッコミが入るほどです。向かいのクリーニング屋の娘に扮する島田珠代とは、おなじみの壁当たりで「30周年スペシャルや」と超ロングバージョンの助走をつけるなど、お祝いバージョンでコラボレーション。同じく靖子を見初めたとやって来るもうひとりのアホボン役・内場勝則も、ヒロに勝るとも劣らないアホっぷりを見せつけ、アホ×アホの壮絶な闘いで爆笑をさらいました。

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謎の老人に扮した間寛平は、突然喫茶店に乱入し、いつも通り杖を片手に大暴れ! 逃げ遅れためだかとがっぷり四つに組んでの共演では、互いに譲らぬボケ合戦で沸かせます。いつしか次々と小道具を股引の中に詰め込むという奇行に走った寛平は、最後に「ヒロに言うとけ。30周年おめでとうってな!」と捨てゼリフを残して嵐のように去っていきました。

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この後、街に逃げ込んだ強盗犯を追う刑事役で、すっちーと松浦真也も登場。「あの(寛平)後ではウケる気がしません!」と早々に白旗を揚げましたが、しっかり歌ネタでアピールします。さらに、ふたりの上司の警部役でヒロの師匠であるぼんちおさむがステージへ! 烏川の「お名前は」の振りに「お…おお…おお…おさむちゃんでーす!」を炸裂させるなど、大いに盛り上げました。

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スペシャルゲストの元高見盛振分精彦さんの登場には、客席から歓声とともにどよめきが! ヒロのボディーガード役で、上着を脱いで現役時代そのままの“気合入れ”を披露したかと思うと、何もせず再び上着を着るというボケを繰り出し、見事なコメディアンぶりを発揮。その後は緊張の面持ちで「30周年おめでとうございます!」とヒロを祝福しました。

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終盤、犯人が店に逃げ込み、靖子を人質にとるという絶体絶命のピンチを迎えましたが、元恋人を演じる安井まさじが愛の力で無事救出。再び登場したおさむが「『はぐれ刑事純情派』に16年も出てたけど、一回も逮捕したことないねん」と念願の逮捕シーンを演じるといったお楽しみも盛り込みつつ、アホボン・ヒロの純愛&片思い物語は幕を閉じました。

エンディング、めだかは「まだまだこれからも、もっともっとこういうイベントをやって、みんなを喜ばせて」とエールを。内場は「プチ情報ですけど、寛平さん、足切って血出してました」と豪華舞台の裏側を明かしました。「(ローラーボーラーで)けん玉が入った時、思わず目頭が熱くなりました」と師弟愛を感じさせるコメントを残したのはおさむ。寛平は「足切ったと思ったら、指も切ってました」と流血事件について補足して笑わせます。振分親方は「こんな場違いな場所に呼んでいただいて笑っていただいて、ありがとうございました」とホッとした表情で語っていました。

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そして主役のヒロは、「次は35周年で会いましょう!」とイベントを締めくくった後も、劇場出口でこの日のために作ったオリジナルステッカーを観客に手渡し。しっかりファンサービスにも務めていました。



【吉田ヒロ】

2013年10月20日 (日)

ザ・コント9@なんばグランド花月

ザ・プラン9が年に一度、なんばグランド花月で行っているスペシャルライブ「ザ・コント9」。今年はさる10月18日(金)に、間寛平、南海キャンディーズ・しずちゃんら豪華ゲストを招いて開催されました。4人でのコントやゲストが入り乱れてのユニットコントがタイトル通り9本披露されるこのライブ。果たして今夜はどんな顔合わせでどんな笑いを繰り出してくれるのでしょうか? 

開演前、ステージにはヤナギブソンの遺影が飾られた祭壇が鎮座し、早くも異様な雰囲気。暗転の後、さっそく1本目のコントがスタートしました。会社の同僚(ヤナギブソン)の葬儀にやって来た浅越ゴエは、お〜い!久馬演じるお兄さんと対面。お悔やみを言い、お焼香をしながら涙を流したまではよかったのですが、「顔を見てやってください」との言葉を受け棺の窓を開けてからはまさかのホラー的展開に! お兄さんは「こんな姿になってしまって…」としか言わず、何故か棺の中には第三の人物まで!? そして最後に浅越が見たものは…。 

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オープニングVTRを挟んでのCONTE2は「おぎゃあ」。しずちゃんが、舞台上で大きく足を開いての出産シーンを大熱演! 夫役のヤナギブソンに見守られていきむものの、「産まれる〜!」の絶叫とともに生まれ出たのは医師・なだぎ。さらに看護師・福本愛菜やしずちゃんの父を演じるゴエまでが生まれ落ち、物語はどこまでもシュールな展開を見せていきます。難産のため、ついに医師がお腹の中に出向くことに。そこで取り出したのは…? てんこ盛りの笑いはもちろん、女優・しずちゃんの演技力もしかと見せつけた1本でした。 

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1本目のブリッジVTRは、今回のイベントポスターに使用された、ザ・プラン9のメンバーをイメージしたゆるキャラ紹介。これも後々、コントに絡んでくるのかも? 

CONTE3「2053〜オタク文化がこの国にもたらすもの〜」の舞台は、今から40年後、とある老人ホーム。介護士のヤナギブソンとともに、「二度見二度見レボリューション」や「ふとももの達人」といった未来系リハビリにとりくむ老人ふたり(なだぎ&ゴエ)。その動きは老いをまったく感じさせない俊敏さで、特にゴエのど迫力コサックダンスは大喝采を浴びていました。そんな中、かつてのコスプレアイドル・水樹ミクの孫娘(彩羽真矢さん)が慰問に訪れ…。終盤は狂乱のオタ芸で大爆笑させつつ、日本の未来をも予言(?)する社会派コントとなりました。 

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2本目のブリッジVTRでは、久馬が彩羽真矢さんにオタ芸を学ぶ様子を紹介する…はずが、その動きの激しさに体力不足でまさかのリタイア。代わりに久馬作の短編『とおめえ』前編が上映されました。 

CONTE4は「被害者の会」。有名人と同姓同名なために多大な被害を被っている人が集まる施設に、やって来たひとりの男(ゴエ)。しかし、そこにいたのは想像を超える珍名の人々! ジャムおじさんのコスチュームに身を包んだ久馬、そして“会長”と呼ばれる男(なだぎ)の高貴過ぎる名前で沸かせた一方、追いつめられたゴエが嘘を重ねていくさまも爆笑をさらっていました。 

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続いてのブリッジVTRは直前のコントの延長戦。ゴエが実際にいる「同姓同名さん」の情報をアナウンスし、「事実はコントより奇なり!?」を証明していました。

CONTE5「BOW」は、なだぎと野口かおるさんという制御不能なふたりを、ゴエが必死でとりまとめるという壮絶な図式に。町工場を営む夫婦のもとに、銀行マン役のゴエが融資取りやめを伝えに行くのですが、この夫婦が想像を絶するエキセントリックさ! 特に野口さんは登場するなり独特の高音ボイスと動きで度肝を抜き、客席を一気に笑いの渦に巻き込みました。途中からは、あまりの暴走ぶりになだぎから「私も予想外です」との言葉が。終盤はまさにネバーエンディングコントの様相を呈し、ゴエは「もう終わろうよ〜早く〜」と悲鳴を上げていました。

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この後に流れた「ストリートファイター武」と題するブリッジVTRは、なだぎと吉本新喜劇の精鋭部隊が闘うというコンピューターゲーム。ゲームそのものの動きと、各芸人たちのキャラを生かした攻撃の数々には、笑いとともに拍手も起こっていました。 

今回、最もたくさんの出演者が登場したのがCONTE6「アルゴ」です。日雇いで工場に派遣されてきたヤナギブソン。しかし、工場に見えたその場所は、次々と形態を変えていき、ついには思わぬ土地に降り立つ羽目に!? ヨーロッパ企画から石田剛太さん、角田貴志さん、土佐和成さんが参戦したほか、ザ・プラン9に福本、野口さん、そしてバイク川崎バイクが入り乱れるステージは、まさにカオス! BKBはちゃっかりコール&レスポンスを繰り広げ、「バイクだけにブンブン!」では客席も一緒になって大盛り上がり。また、野口さんはコント「BOW」をそのまま引きずり、またしてもゴエに絡みまくります。いったいこの工場の正体は…? 

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「ザ・コント9」に欠かせないブリッジVTR「誰が興味あんねんツイート大賞」もここで登場。ヤナギブソンが厳選した、リアルキッズ・ゆうき、ぼんちきよし、ソラシド・本坊らおなじみの顔ぶれによる爆笑ツイートが次々と映し出されました。 

ライブも終盤、CONTE7は「会社物語」。新人社員ヤナギブソンが配属された部署には、とても無口な部長(久馬)がいますが、彼には恐ろしい秘密が…。部下であるゴエやヤナギブソン、清掃のおばさん(なだぎ)を翻弄しつつ、あられもない姿まで披露してしまう久馬…衝撃の“おむつ替え”シーンでは、新米パパ・ヤナギブソンの手際の良さも際立ちます。 

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久馬作の短編『とおめえ』の後編上映を経て、CONTE8「ご挨拶」ではついに間寛平が登場! 彼女(福本)の実家へ結婚の挨拶に出向いた男(ヤナギブソン)が目の当たりにしたのは、すべての会話を「アメマ」でまかなう家族の姿…。あいうえお作文よろしく「アメマ」のみで語られるそれぞれの思い、そしておなじみの老人スタイルでつえを振り回す寛平の暴れん坊ぶりが、客席を大いに沸かせました。 

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最後のブリッジVTRでは、先日行われたゴエの結婚披露宴から、久馬による乾杯の音頭を特別公開。ボケをふんだんにちりばめたスピーチは、まさしく“久馬流”。お祝いムードのおすそ分けに、客席もほっこりなごんだひとときでした。 

さあ、ついにCONTE9「誕生」です。ラストコントは、ここまでのすべてのコントを集約したものに! 舞台は再びしずちゃんの出産シーンに戻り、またまたお腹の中からさまざまな人が飛び出してきます。8つのコントのキャラたちが再登場するほか、「あのキャラとこのキャラがそんな関係だったの!?」という衝撃の展開もたっぷり用意。BKBがつんく♂さんに扮してシャ乱Qさんの歌を熱唱するひと幕もありました。さらに「24年ぶりにやった」という寛平のキャラ「引きずり女」まで現れ、白塗り&和服姿の強烈すぎるルックスと動きに爆笑が。最後は再びしずちゃんが「産まれる〜!」と絶叫、“あるもの”を生み出して、まとめコントは見事に着地!

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贅沢な顔ぶれによる珠玉のコントをギュッと詰め込んだライブは、終わってみれば2時間半超の特大ボリュームに。ザ・プラン9の魅力もたっぷり満喫して、早くも来年が楽しみになるエンディングでした。 
 

【YNN動画】ザ・プラン9はこちら⇒http://ynn.jp/u/84/


 

【ザ・プラン9】【お〜い!久馬】【なだぎ武】【浅越ゴエ】【ヤナギブソン】


 



2013年10月18日 (金)

『漫才のDENDO』全国ツアー@大阪・IMPホール

中田カウス・ボタンが発起人となり、「よしもとが生んだ最高の宝」漫才の魅力をより多くの皆さんに知ってもらおうと立ち上げた全国ツアー『漫才のDENDO』。よしもとを代表する漫才師たちが集結し、47都道府県の各地に“生”の漫才を届けていきます。その第1回目となる大阪・IMPホールでの公演が、10月17日(木)に行われ、カウス・ボタン、宮川大助・花子、博多華丸・大吉、COWCOWという豪華メンバーが集結。テレビでは見られない、劇場ならではのネタをたっぷりと披露しました。

前売りチケットは完売御礼! 冒頭、カウスがナビゲーターを務め、上方漫才史に残る漫才師たちを紹介した番組『漫才のDENDO』(朝日放送)のDVD化を記念し、選りすぐりのダイジェスト映像が流されると、客席を埋めた老若男女からさっそく大きな笑いが起こります。横山エンタツ・花菱アチャコや中田ダイマル・ラケットら名人たちのイキイキとしたしゃべくりには、思わず「懐かしい!」の声が…。

VTRが終わり、舞台が明るくなると、さあ、カウス・ボタンの登場です! 「この日が来るのを楽しみにしていました」と笑顔で口を揃えるふたり。カウスが「さきほどの映像を見て、『懐かしいな』『いいな』と思った人!」と呼びかけると、割れんばかりの拍手が起こります。また、「師匠方の漫才の資料は、実はあまり残っていないので、何らかの形で残していきたいと思った」と前出の番組に出演した経緯をカウスが明かすと、既にDVDを見たというボタンは「昔の映像ですが、逆に新鮮。かつての師匠方には“芸人らしさ”がありましたね」としみじみ。今回の全国ツアーでは、大阪の土壌が生み出した演芸「漫才」を、さまざまな土地で披露したいと意気込みました。

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続いては、この日の出演者から中川家が加わってのトークコーナーへ。兄弟コンビである中川家と、他人同士のコンビであるカウス・ボタンが、それぞれのコンビ事情やお互いに聞きたいことなどをざっくばらんに語らいました。カウスは開口一番「最近ますます安定してきた。器用だし、漫才師としての才能をすべて持っている」と中川家を大絶賛。もちろん「これからは芸以外の私生活でもいろんなことがありますよ。でも、それは漫才の神様が試しているということ」とアドバイスも忘れません。

さっそくカウスは「芸人になろうと言い出したのはどっち?」と興味津々で質問を。誘ったのは剛だそうで、その理由は「テレビを見ていると、(吉本印)天然素材の方が5分ネタをやって50万円をもらっていたから」。これにはボタンから「キミ、金目当てか!」とツッコミが入ります。その時、礼二は既に会社員として働いていたそうですが、退職して揃ってNSC(吉本総合芸能学院)に入学しました。一方のカウスは、「小学校1年の時、年に一度のお祭りで地元にやってきた旅芸人さんを見た」のがきっかけだと言い、「大人と子供の両方が一緒に笑えるのが漫才やと思い、これをやろう!と決心したんです」とニッコリ。さらに両親の反対やお金の話など話題は次々に移り、カウス・ボタンが駆け出しの頃「水星・木星」などと名乗っていたという仰天エピソードも紹介されました。

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また、カウスが「(NSC出身で)師匠がいないのはどんな感じ?」ときくと、礼二は「ちょっと寂しいですね」。方や剛からは「師匠って、怖いイメージがあるんです。いつも怒られているみたいな」との声も。これにはカウスが「実は僕は師匠から怒られたことがないんですよ。それに、怒られてもそこには愛があるから」と応え、師弟関係の大切さを説くひと幕もありました。礼二が「お互い、調子が悪かったらすぐわかる。だから悪くても後でケンカになったりはしないんです」と言えば、他人同士ながら「精神でつながっている」というカウス・ボタンからは、ケンカしそうになるとネタ合わせをするとの告白も。ボタンも「ふたりで舞台に出てウケたら、少々のことは忘れられます」と、漫才コンビの知られざる裏側を語っていました。

トーク終了後、カウスが「大阪が生んだ漫才を、どうぞよろしくお願いします!」と改めて挨拶し、いよいよお待ちかねの本編に突入! 各コンビの持ち時間は15〜20分と長めに設定され、それぞれがとっておきのネタで勝負します。

COWCOWは、多田と善しのおかしくもほのぼのとしたやりとりで、さっそく笑いをさらっていきます。回文作りや輪唱で競い合うふたりでしたが、いつしか多田が全く新しい『ドレミの歌』を作り出してしまい…。さらには海辺のデート妄想など、怒濤の展開で爆笑を巻き起こしました。

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「『漫才のDENDO』というイベントに、博多弁の漫才が来てしまって…」と恐縮(?)しつつスタートしたのは華丸・大吉。華丸が得意の児玉清さんのモノマネで観客のハートをがっちりキャッチした後は、マンモス高校に通っていた華丸の衝撃体験談や子供に聞かせる昔話の爆笑アレンジなど、大阪弁に負けない“博多テイスト”全開の漫才で笑わせました。

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中川家もそれぞれが芸達者ぶりを発揮。しょっぱなに礼二による大阪市営地下鉄の構内アナウンスのモノマネで沸かせた後も、息の合ったしゃべくりを聞かせます。中盤、珍しくネタが飛んでしまうというアクシデントにも見舞われましたが、「これもまた漫才!」と礼二。最後は剛が見事な花火の声帯模写を披露して、大きな拍手を受けていました。

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宮川大助・花子は、夫婦のなれそめから日常生活まで、身近な話題で笑いを誘います。ことあるごとに大助をやりこめる花子ですが、実は愛あふれる吉本きってのおしどり夫婦。厳しすぎるツッコミに爆笑しつつも心がほっとあたたかくなる、そんな“大花”ワールドに、客席もすっかり魅了されていました。

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そして大トリを飾ったのは、もちろんカウス・ボタン! 満面の笑顔で相方をいじり倒すカウスと、うっかりそれに乗ってしまうボタン…ふたりのやりとりに、客席は爆笑の連続です。最後まで「さすがベテラン!」という息と間で圧倒し、しゃべくり漫才の真髄を見せつけていました。

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エンディングでは、カウスが「(全国をまわって)またここへ帰ってきて報告会をします!」と挨拶し、いよいよ始まる全国ツアーへの意気込みを新たに。「いってらっしゃい!」の思いも込められた熱い拍手に送られ、『漫才のDENDO』初日は幕を閉じました。



漫才のDENDO全国ツアー公式サイト http://www.yoshimoto.co.jp/dendo/



【中田カウス・ボタン】【宮川大助・花子】【博多華丸・大吉】【中川家】【COWCOW】

今年の高校生マンザイ師No.1は?「ハイスクールマンザイ2013」開催!

2003年からスタートし、今年で11回目を迎える高校生の漫才コンテスト「ハイスクールマンザイ~H-1甲子園~」の決勝が10月14日、大阪・なんばグランド花月で開催されました。 今年は7月より各地での地区予選大会に約100組の高校生が出場し、予選、準決勝を勝ち上がった6組が笑いの殿堂・なんばグランド花月の舞台に立ちます。今大会の司会を務めるのは、NON STYLEと福本愛菜。

Photo 3人も518組のエントリーの中から勝ち抜いてきた6組が気になる様子です。そして、審査を務めるのは、審査委員長のオール巨人、板尾創路、嗣永桃子さん、ロザンの5名。巨人は客席に「応援している人だけじゃなく、ほかの高校生の漫才もニュートラルな気持ちで見て思いきり笑ってください」と訴え、いよいよ大会がスタート。

トップバッターは、中四国地区代表「テノールパート」。出井元貴くん、川西宏幸くんの2人は6組中唯一の高校2年生で、岡山県立岡山城東高校の高学歴コンビです。

Photo_2 その漫才は、1番手とは思えないほどテンポの良い掛け合いでクイズネタを見せ、これには巨人も「すごく分かりやすかった。これは頭がよくないと作れないネタでした。ええ漫才見せてもらいました」と満足顔。また、ロザン・菅も「僕らもクイズネタがあるんですが、パクリたい(笑)」と笑わせます。

続く2番手は、神戸市六甲アイランド高校3年生の櫛野駿太郎くん、夏目陵介くんによる近畿地区代表「サイクロン」。

Photo_3関西ということもあり100人を超える大応援団が見守る中、小さい頃に好きだったものなどのネタで、これまた息つく暇もないほどのテンポで笑いの応酬。これにはNON STYLE・石田も「ベテランの風格が!」と驚き顔。また、板尾も「ほんとにテンポがよく、言葉もすごく聞き取りやすかった。段々と盛り上げていく感じなんかは本当にプロっぽかった。さすが近畿ブロック」と評価。また、嗣永さんは「出てこられた瞬間から自信満々な感じが伝わって、もう尊敬に値するするくらいの自信満々ぶりだったので、ももちも自信持てるようになりたいなと思いました」と茶目っ気あるコメントで会場を沸かせていました。

続いては、福岡県立宗像高校3年生の原直樹くん、松水健太くん、村上新太くんによる九州・沖縄地区代表のトリオ「トランジット」です。

Photo_4 コンビニにもしも強盗が来たら…という設定で、〝アンパンマン〟ネタも取り入れた痛快ネタを披露。 これに井上は「ツッコミからすると、ボケが2人って大変やな」と感想を。また、巨人も「3人(漫才)というのは非常に難しいんです。ただ、アンパンマンのオチを、もう少し他のものに変えても良かったかも。全体的にはよく出来ていたと思います」とアドバイス。嗣永さんは「本当に楽しそうにしておられたので、見てるだけで楽しくさせていただきました」と話していました。

続いては、東北生活文化大学高校3年生の飯田怜くん、菅澤恭平くんによる北海道・東北地区代表「雷電爲衛門(らいでんためえもん)」の登場です。

Photo_5貫録の風貌でコンビニでのバイトのやり取りを見せますが、その言葉の一つ一つが絶妙な笑いを誘います。これには、石田も「まさか高校生の言葉に〝前厄〟が出てくるとは!」とびっくり。また、菅は「ボケとツッコミのバランスがすごく良かった。声のボリュームも良かった」。板尾も「ネタのセンスが良かった」と評価しながらも「少し緊張が見えましたね。芝居が少しザツになってしまったところがあったように思うので、シチュエーションをもう少し大事にすればもっと入り込めたと思います」とアドバイスもしていました。

そして5番手は青山学院高等部、高島鋼介くん、木村圭佑くんによる関東地区代表「GT(ジーティー)」の登場です。

Gt 普段からインディーズライブで漫才を披露しているそうで、その実力に期待が高まります。そんな彼らが見せてくれたのは、もしもバンドをやるならという設定で、これまた若さ溢れるテンポの良い掛け合い。これに巨人は「うまい!」と一言。さらに「僕の好きな、練習量の多さが見える漫才だった」と絶賛。またアドバイスとして「テンポアップした時に少しだけ聞き取りにくい部分があったので、そこをきっちりおさえてほしい」と期待を見せていました。

いよいよ最後の登場となるのは、愛知県安城農林高校3年生の井戸田翔太くん、戸部智花さんによる東海・北陸・甲信越地区代表「ブック」です。

Photo_6 唯一の男女コンビが見せてくれたのは、登場早々、戸部さんがスリッパを使ったツッコミを見せるもの。肉食系女子と草食系男子コンビによる絶妙な間合いを披露します。これには井上も「わかりやすい男女漫才でした。しかし、頭、大丈夫?」と思わず井戸田くんを心配。また、嗣永さんも「叩かれて痛そう…」と話しながらも「3分って、こんなにあっという間だったのかなと思うくらいの時間でした」。さらに板尾は「2人がやりたい漫才はすごくよく分かるし、スリッパも中々手を出しにくいものだと僕は思うので、最初はネタとツッコミのバランスが合ってなかった感じもありましたが、最後にかけていい感じにはハマってきましたね。でももう少し構成を変えればもっとウケたんじゃないかな」とアドバイスしていました。

その後は、特別部門「先生・生徒」部門の漫才も登場。群馬県の県立高校の先生と生徒によるコンビ「せんせいと」の漫才が披露されました。

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そして、いよいよ結果の発表です。今年の「H-1甲子園」を制したのは…… テノールパートに決定! 

Photo_8 審査委員長の巨人は総評として「本当に毎年レベルが上がっていて、審査員も悩んでいます。でも、楽しく漫才を見ることが出来ました」。また、テノールパートに対しては「笑いのセンス、上品さ、練習量とすべてが揃っていた」と称えます。また、惜しくも優勝を逃した5組にも「ここまで残っただけでもすごいこと。今日のくやしさを高校時代の思い出として一生抱いていってほしい」と話していました。なお、テノールパートには、お笑い奨学金50万円とNSC特待生(入学金・年間授業料免除)の賞品が与えられました。

Photo_9 テノールパートの今後の活躍、そして「H-1甲子園」の今後にもぜひ注目してください!

2013年10月16日 (水)

「よしもとふるさと劇団」第1号、愛知県犬山市にて劇団員公開オーディション開催!

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先々月8月25日「“住みます”プロジェクト」の「よしもとふるさと劇団」第1号として発表された愛知県犬山市にて劇団員の公開オーディションが行われました。

今回の劇団員のオーディションには10歳の小学生から78歳の女性まで計17名が参加。
皆さんの地元愛をおおいにアピールして頂きました。

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オーディションの司会は愛知県住みます芸人のサムタイムズが務め、ザ・パンチ、オレンジ・泉聡、犬山市観光協会・後藤真司様、株式会社よしもとクリエイティブ・エージェンシー水本章執行役員の5名が審査を行いました。

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オーディションのトップバッターで登場したのはトラッシュスター・伊藤政臣。アピールタイムで片手ロンダートを披露して緊張感漂う会場を和ませようとしますが、足を打ってしまったり、あまりに一瞬のことで審査をするにも難しいと、犬山市の公式キャラクター・わん丸君の『わん丸君音頭』も披露し、会場を温めました。

その後、オーディション参加者は歌を披露したり、犬山の城下町に合わせて着物姿で登場するなど、様々な形で自己ピーアールして頂きました。
緊張している参加者には「頑張って!」と会場から声がかかるなど、終始和やかな雰囲気で進められました。

また、皆さんから「犬山の自然が好き」「初詣は必ず犬山」「(犬山にあるデパートの)清水屋から見る犬山城が好き」「娘は明治村、息子は名鉄犬山ホテルで結婚式を挙げました」「犬山に恩返しがしたい」等々、“犬山が好き”なエピソードを沢山伺うことができました。
ラストの参加者は、犬山市のふるさと劇団発足の記者会見にも参加し、出演が決まっていたはずのオレンジ・田中哲也。体を張った一発芸を披露しました。

すべての方のオーディションが終了し、審査員から「個性豊かで、今までにないチームになりそう」(パンチ浜崎)、「キャラクターが豊富で本番が楽しみ」(オレンジ・泉聡)と感想を伺い、オーディションは終了。

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気になる審査結果は同会場にて行われる犬山お笑い道場の後ということで、オーディション参加者には一旦このイベントを楽しんで頂くことになりました。

そして、犬山お笑い道場もエンディングとなり、いよいよ結果発表へ。水本章執行役員の口から「(トラッシュスター)伊藤さん、(オレンジ)田中さん以外、全員合格!」と一般参加者は皆さん合格が告げられました。

なぜか芸人の2人は不合格という展開に、「絶対出てやるからなー!」とオレンジ・田中。一体、出演はできるのでしょうか。出演者の配役はそれぞれの特技、パーソナリティを生かしたものを検討しております。

いよいよ来年1月19日(日)の本番に向け、犬山市ふるさと劇団が本格始動。どんなお芝居になるか楽しみです。

ウーマンラッシュアワー全国ツアー2013『DEEP KISS』(東京公演)

10月14日(月・祝)、ウーマンラッシュアワー全国ツアー2013『DEEP KISS』が東京・ルミネtheよしもとで行われ、7月6日の札幌公演を皮切りに全国8ヶ所を巡ったツアーが、この日でファイナルを迎えました。

開演時間とともに、満席となった客席からの拍手と歓声を浴びながら、ステージに登場したウーマンラッシュアワーの2人。
遅れ気味で着席する観客をいじった後、村本大輔がツアー8ヶ所、全部足を運んだ人を訊ねると、数人が挙手をし、どよめきが起きます。

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それを受けて、村本が中川パラダイスに「お前の嫁なんて、1 ヶ所も来てない!」とツッコミ爆笑!
中川の奥さんは、育児もあって、この日も来てないとのこと。

単独ライブならではの新ネタを見せたいと意気込む村本ですが、「バイト先にバイトリーダーっているんでけど」と、彼らの代表的なネタを口にし、拍手を浴びます。
話題は、村本がファンをナンパする話題となり、「ミニスカートの白髪っておかしいでしょ? マカロンの煮物みたいな」と、とあるファンに対して話すと、中川が「いい例えですね」と素で感心して笑いを誘います。
村本は「今日のお客さんは違いますよ」とフォローしつつ、最近の嫌われ具合について「国家レベル」と表現し、さらには同期について、「キングコングの西野にNON STYLEの井上に平成ノブシコブシの吉村に僕に南海キャンディーズ山里ですよ。嫌われ者のロイヤルストレートフラッシュですよ!」と早口で言い切ります。

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ここから、村本が“龍宮寺海彦(りゅうぐうじうみひこ)”なる架空のアイドルになりきり、ファンレターを送ってくれた女性ファンに電話をかけたり、さらには龍宮寺海彦のファンクラブ入会を志願するという設定の漫才コントが続きます。
中川が何度か名前を言い間違えるなどのミスをしますが、どうにかやり遂げ、「お前、漫才の中でひと皮むけたな」と村本が労えば、中川も「こうやって人って、成長していくんですね」と女性ファンに扮したままで答えるなど、そうした掛け合いで笑いが絶えません。

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このように、フリートークと漫才とを行き来しつつ、その境界線が曖昧なトークが30分ほど展開されますが、最後に村本が「今日、お前、ピンネタしろよ」と命令して、中川が戸惑いながら暗転。

続いては、ゲストコーナーとして、ウーマンラッシュアワー同様、『THE MANZAI 2013』の認定漫才師に選出されている2組が漫才を披露します。
1組目は、マセキ芸能社所属の三四郎。お互いのルックスをけなし合い、相田周二さんに対し「城みちるをダビングしたような顔しやがって」と小宮浩信さんが往年のアイドルの名前を挙げ、特定の年齢層から笑いを誘う一幕も。

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また相田さんは、前歯を無くすと同時に足を骨折した小宮さんのダメエピソードを披露。
「あたりまえのこと言って、体操するよ」「事務所違ったらパクってもいいんだよ」といった小宮さんのこの日限りの(?)発言もわかせていました。

2組目は、松竹芸能所属のオジンオズボーン。
「鋭角」「田中えいかく」「田中角栄」と、お馴染みの数珠つなぎのダジャレから入った篠宮暁さんは、「どうも、手応えよしおです」と挨拶。

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それに対して、高松新一さんが、ツッコミと無視をほどよくミックスさせながら、ダイエットをテーマに漫才を展開し、終盤は2人の動きと言葉がシンクロして爆笑の連続でした。

続いて、先ほどの約束(?)通り、中川パラダイスがひとりでステージに現れ、漫談を披露。
「相方・村本は、実はいい人」といった主旨ながら、後輩におごった金額を1円単位で覚えているのは「記憶力がいいから」、ツイッターで絡まれるといちいち返信するのは、絡んでくる人を「下に見ないで、平等に見ているから」といった褒め殺しとも言える内容です。

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最後に、村本が「マリア様みたいなポーズ」で居眠りしていたという逸話を持ち出し、「あー、スッキリした」と言い残してステージを去りました。

続いて、本日2度目のウーマンラッシュアワーのステージが始まり、開口一番、「この後に、誰が笑う?」「俺の好感度にとどめを刺すために来たのか」と中川の漫談を攻め立てる村本。
ナルシストキャラが全開となった村本は、ネタに入っても中川への攻撃の手は休めず、自分がネタを作り、自分が早口で漫才しても「ギャラ一緒」と愚痴をこぼします。さらには「俺のゲスのおかげで子供が育ってる」と、中川パラダイス家の家計を支えているのも村本だという持論を展開。
また、髪を伸ばすも、前髪がくせっ毛でハート型になり「セーラームーン」と呼ばれていた……といった若かりし頃の中川の恥ずかしい逸話も持ち出します。

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一方で、「オジンオズボーンの時は、ファン取られるかと思った。“ファン取るぞう”かと思った」といったアドリブも織り交ぜ、爆笑のまま終了。

エンディングでは、三四郎、オジンオズボーンもステージに集まり、篠宮さんは第一声「どうも、ファン取るぞうです」とキメ顔。
一方中川は、相田さんと飲みに行ったことがあり、それから動画サイトで三四郎をチェックしたそうで、「散髪屋のネタ、いいよね」とやたら褒めます。
しかし相田さん曰く、「全然気に入ってないネタを、ずっとあのネタいいよね」と褒められ、複雑な表情。

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また、今回、三四郎にゲストとしてオファーしたのは、『THE MANZAI 2013』の認定漫才師のなかで、「三四郎が今、一番面白いって芸人の間で噂になってる」(村本)といった理由があるとか。
そんな村本に対し、三四郎・小宮さんは「こんな猟奇的な目をしてる人、いるんだ」って思ったらしく、この日も、三四郎が出演した『ゴッドタン』(テレビ東京系)の話題を持ちだされ、「おいお前、新世代のクズ芸人って言われてるらしいな」と言いがかりをされたと暴露。
村本曰く、「クズの枠は決まってますから」とのことです。

そんな自他ともに認めるクズ芸人の村本ですが、篠宮さんが『サンデージャポン』(TBS系)の話題をすると、「俺の手、震えてなかった?」と聞いてきたとか。
『サンジャポ』のスタジオは今でも緊張するという村本は、「“緊張しなくていいよ”と言う細野敦弁護士の手も震えてた」と、細野弁護士も巻き添えにして笑いを取ります。
最後は「『THE MANZAI』、がんばって、みんなで決勝いきましょう」と村本が互いの健闘を誓い、2組を送り出します。
ちなみにオジンオズボーンはこの直後、ヨシモト∞ホールで開催された『レイザーラモンはザ・漫才 うけ太・わろ太に改名や!~これで漫才に本気だとわかってもらえるでしょうか~』へと向かい、同ライブに“漫才 する彦やる蔵”として出演しました。

ステージに残ったウーマンラッシュアワーは、11月17日(日)によしもと浅草花月で開催される『ウーマンラッシュアワー村本のゲスのゲスによるゲスのためのライブ』の告知し、「ファンの話からミッキーの話まで」「チケット買ってくれた人には、ハグをします。個人差ありますけど(笑)」と村本がPR。

ラストに村本から振られた中川は「最後に僕のギャグで締めたいと思います」と言うと、「♪パーンパーンパパーンパーン」と、表彰式の定番曲『見よ勇者は帰りぬ』を擬音で歌い、人差し指で自分のコメカミを指し「パーン!」と銃声を轟かせたところで、終演を迎えました。

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●『ウーマンラッシュアワー村本のゲスのゲスによるゲスのためのライブ~大工は屋根裏にカンナ、女はお風呂場にメイク落としSP~』
会場:よしもと浅草花月
日時:11月17日(日)/開場16:15、開演16:30
前売:2000円/当日2500円
詳細は、浅草花月の公式サイト(http://www.yoshimoto.co.jp/asakusa/)などでご確認ください。


ウーマンラッシュアワーの動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/996/

【ウーマンラッシュアワー】

2013年10月14日 (月)

「道頓堀ZAZAよしもとライブ『自己満オタクの集い』」

10月8日、道頓堀ZAZA HOUSEにて「道頓堀ZAZAよしもとライブ『自己満オタクの集い』」が行われました。

自己満足で完結し、普段は集わないオタクたちが一堂に会し、自己満足なトークをしようじゃないかという主旨のこのイベント、MCをグイグイ大脇が務め、よしもと1のアニメオタク、はりけ~んず・前田がゲストとして出演しました。そして、前田に活きのいい西のオタクたちを知ってもらおうということで、“我こそは○○オタク”と譲らない若手のオタク芸人たちがプレゼンを行いました。

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トップバッターはGAG少年楽団の宮戸。宮戸は「ももクロオタク」ということで、メンバーがリハで着ているというパーカー姿で、ももいろクローバーZの良さをPR。宮戸によれば「一生懸命な姿がかわいい」そうです。そんな彼女たちの姿を見ていると、「日々、忘れてきた懸命さを思い出す」のだとか。なお、5upよしもとで開催しているももクロ好きが集まった「モノノフに告ぐ」というイベントは毎回、大盛況。普段とは異なる客層で盛り上がるそうです。そんな宮戸のプレゼンを受けて前田は「一生懸命萌えでしょうね」と分析。その分かりやすい例が高校野球だそうで、甲子園で応援している女子高生たちの姿と重なるものがあるとのこと。ちなみにそれを「もう一つの甲子園」と呼んでいるそうです。

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次はヒューマン中村が登場。アニメ『おジャ魔女ドレミ』オタクでエントリー。出会いは大阪に来て間もない頃。友達もおらず孤独な日々を送る中、夜勤明けのある日、偶然テレビでの放送を見て号泣したそうです。以来、どっぷりと。その魅力の最たるものが「テーマが重い!」ことで、放送回のベスト3も発表していました。厳しい現実に直面するも、登場人物はみな自力で問題を解決していくところが素晴らしいと絶賛するヒューマン。同じくアニメ好きの前田も「僕の青春でもあった」としみじみとコメントしていました。

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続いてはボクサーとしての活躍も目覚ましい安田由紀奈です。安田は絵本オタクだそうで、3冊の絵本を持ってステージへ。「月夜のキャベツ」「3びきのかわいいオオカミ」「なにをたべたかわかる?」が特におすすめで、オチまできっちりあらすじを説明。最後には値段も忘れず、お知らせしていました。

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妖怪オタクで出てきたのが吉本新喜劇の福田多希子。プレゼン内容は「水木しげるさんの漫画に出てこない妖怪」ということで、「天井なめ」「火消ばばあ」「寝太り」など、レアな妖怪の生態を紹介しました。淡々と妖怪についてを語る福田に対し前田は、「テンション的にも妖怪っぽい」との見解を示していました。

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妖怪オタクの福田が“陰”とするなら、こちらは正反対の“陽”タイプ、世界をまたにかけて活躍するBBQオタク、たけだバーベキューです。日本に48人しかいないバーベキュー上級インストラクターの資格を持つたけだは、バーベキューのレシピ本を出版し、カナダ大使館の公式行事に呼ばれるほど、その世界ではかなりの有名人。ですが、そんなたけだのさらに上をゆくバーベキューマスターについて、インストラクターと比較をしながらBBQ界においてマスターがいかにハイレベルをPRしました。

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太陽の日差しは束の間、またまた“陰”のオタクが登場、自称エロオタクの人妻ニャンコがエロスについて様々な小道具を用いながらアピール。途中、前田の体を拝借しての実演もあり。とっさのことに前田は「こんな辱めを受けたのは、26年の芸人生活で初めてや!」と嘆き、「オタクちゃうやん、ただのスケベやん!」と絶叫していました。

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最後は女と男の市川です。ファイナンシャルプランナーの資格保持者としても知られる市川は、プレゼン内容もお金について、クイズ形式でPRしました。「家電における待機電力が一番高いのは何でしょう?」というクイズは3択で。①テレビ、②ハードディスク、③ガス給湯器のスイッチつけっぱなしのうち、前田の答えは「3」。そしてご名答。ガス給湯器のスイッチをオフにするだけで年間2400円の電気代が浮くというのですが、「そんなん、お風呂終わったらみんな、消してるよ」と前田がバッサリ。驚きや感心といったお客さんのリアクションも全くなく、持ち時間に余裕があったものの、市川は完敗といった様子であっさり舞台袖に引っ込んでいました。

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続いては、「自己満オタク交流座談会」を。さきにプレゼンをしたオタク芸人たちが舞台に集合し、それぞれ語り合いました。まず、オタク歴について。

ももクロオタクの宮戸は「2年くらい」。ヒューマン中村は「出会って8年目くらい」。絵本オタクの安田は「20年ぐらい」。物心ついた時から絵本が大好きだったそうです。福田も「20年弱」。霊能一家に生まれた福田も、気が付けば妖怪に関する情報が自然と集まっていたそうで、霊感の強い祖父と共に龍も見たとか。なお、河童も目撃したことがあるそうです。たけだバーベキューは「3、4年」。ニャンコも筋金入りで「20年弱」。エロスに目覚めた経緯を生き生きと語っていました。市川は「大学卒業後、金融関係の仕事についてから」とのとでした。

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次に、周りの人の反応について。

宮戸は「ももクロを通じて知り合いが増えました」と嬉しそう。そして、GAG少年楽団でのラジオやトークライブでは絶対に話さないという“ももクロマンチョコ”の話を、これまた嬉しそうに披露しました。ヒューマンは「共感されたことがない」。それゆえ、前田と『おジャ魔女ドレミ』について初めて話ができたときはすごく嬉しかったそうです。安田は「子供には好かれる」。福田は「霊感があるまではOKだけど、河童を見たとか言うとイタイ子って思われる」。たけだは「知り合いがいっぱい増えた」。先輩、後輩芸人のみならず、食品関係の社長さんなど幅広い層に受け入れられているようです。ニャンコは「人によって評価が分かれる」。そして市川は「保険や確定申告の時など、声がよくかかる」と繁忙期があるようです。

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お金のことが気になって仕方がない市川は、オタク芸人たちに「どれくらいつぎ込んでるの?」と質問を。『おジャ魔女ドレミ』熱がピークの時は「20万円ぐらい」とヒューマン。友達がいないので、お金だけはたくさんあったそうです。なお、同じアニメ好きの前田は「テレビ観るだけやから、電気代くらいなもの」と。集める時代はとうに終わり、今は集まって来るそうですが、「ここまでたどり着くには10年以上かかった」そうです。ニャンコは「月に安くて1万、よく使って3万」とのことでした。

その人の雰囲気をからイメージにぴったりな妖怪を提示するという芸を持っている福田に、安田から「それぞれ妖怪にたとえてほしい」とリクエストが。安田は座敷童、たけだはぬっぺらぼう、ニャンコには「色情霊がついている」と妖怪ではない見解を。そして市川、宮戸、ヒューマンは共通して「水木先生の漫画に出てくる人」。前田は「おぼろ車」、大脇はというと……「妖怪グイグイ」とそのまんまでした。

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最後はまたまた市川よりクイズが。「500ミリリットルのお湯を沸かすのに、一番安つく方法はなんでしょう?」とのことで、①ガスで沸かす、②電気ポットで沸かす、3給湯器で沸かしたお湯をさらにガスで沸かす、④電子レンジで温める、と4択で。答えは①でしたが、ここでもまた「それはそうだろうな」という驚きも感心も薄いリアクションが会場中に漂っていました。なお、市川による大量にお湯を沸かす際は③が一番安くつくそうです。

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エンディングで、若手オタクの感想を前田に聞いたところ、「全員気になりますね。ニャンコも東京にはいないタイプですし。アニメオタクのヒューマンとは、『おジャ魔女ドレミ』コントもしてみたい。東京に連れて帰って、(同じアニメオタクの)天津・向の目の前でコントをして、向のジェラシーも見たいですね!」と今後のプランも明かしていました。

「道頓堀ZAZAよしもとライブ」では今後も、様々なジャンルとのコラボレーションイベントを開催します。今度はどんなコラボレーションが生まれるか、どうぞご期待ください!

はりけ~んず・前田の動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/220
女と男・市川の動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/360
ヒューマン中村の動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/32492/
GAG少年楽団・宮戸の動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/390
安田由紀奈の動画はこちら(つぼみ) ⇒ http://ynn.jp/u/1487/
福田多希子の動画はこちら(つぼみ) ⇒ http://ynn.jp/u/1487/

【はりけ~んず・前田】【グイグイ大脇】【女と男・市川】【ヒューマン中村】【GAG少年楽団・宮戸】【たけだバーベキュー】【安田由紀奈】【福田多希子】【人妻ニャンコ】

2013年10月12日 (土)

ビッグポルノ総選挙2013

10月10日(木)、味園ビルB1階のユニバースにて、『ビッグポルノ総選挙2013』が開催されました!

『ビッグポルノ総選挙』とは、ビッグポルノのセンターを決める総選挙のこと。9月11日に発売されたCD『BLOOD JAPAN TEAR/AH! AUTO-CAMP』の特典として封入されていた「総選挙投票カード/打ち上げ参加応募券」で、お気に入りのメンバーに熱き一票を投じてもらうというもの。投票は、『ビッグポルノ総選挙2013』当日の開始直前に回収されました。ちなみに第1回目の総選挙では、小籔千豊が1位でセンターを獲得。今年はどんなドラマが生まれるのでしょうか!? 

 

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色とりどりの照明が華やかに舞台を彩るなか、MCの浅越ゴエの「ただいまより、第2回ビッグポルノ総選挙を開催いたします!」という高らかなかけ声を皮切りに、ついに総選挙がスタートしました。「この日、ライブ会場に足を運んだファンは歴史の証人となります!!」。浅越ゴエの重みのあるMCが続きます。

順位は、50位からの発表です。

第50位は、NMB48・山本彩!! しかし、舞台上に山本彩の姿はありません…。すると、浅越ゴエが残念そうに「本来、ご挨拶をしていただきたいところなのですが、本日、山本彩さんは『オーマイガー!』なため、欠席しております。申し訳ございません」とのこと。さっそくの欠席に、ファンも残念そうです。気を取り直して、第49位は、NMB48・渡辺美優紀!! しかし舞台上に渡辺美優紀は現れず…。「大変申し訳ございません。NMB48・渡辺美優紀さんは、本日『ナギイチ』のため欠席しております」とのこと。皆さん忙しそうです。第48位は、NMB48・山田菜々!! 予想はしていましたが、「申し訳ございません、山田菜々さんは、『おはよう朝日です』のロケのため欠席しております」とゴエ。活躍はなにより素晴らしいことです。

 続いて第47位は、福本愛菜!! ついに、ご本人登場です! 

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ファンからも歓声と拍手が巻き起こります。福本愛菜の口から、第47位にランクインした喜びが語られます。「ビッグポルノ、チームBの福本愛菜です。私に投票してくださった皆さん、本当にありがとうございます!」。去年のこの選挙ではランクインすることができず、すごく悔しい思いをしていたといいます。「こうしてこのステージに立てるのは本当に皆さんのおかげです。これからは、この順位を誇りに思ってがんばっていきますので応援をよろしくお願いします!」と爽やかにご挨拶しました。さらに、感謝の気持ちを込めた“愛にゃん波動砲”を発射!「本当にかわいいですね。総選挙が一番似合うのはこの人です。本当の総選挙を知っているわけですから」とゴエも絶賛していました。

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期待が膨らむなか、第46位に能年玲奈がランクインしましたが「次のイベント出席はけっこう大事なので考えたい」という理由で、第45位に東進ハイスクール・林修は「今じゃない」という理由で欠席です。

 第44位は堺雅人!! ついにご本人登場か!? ゴエも「いらっしゃいました! よかった!」とうれしそう…ですが、今別府にしか見えないずいぶんふっくらとした堺雅人の「倍返しだ!」に客席から思わず笑いが。

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すかさず何度も「皆さま、広い心でお願いいたします!!」と呼びかけるゴエ。

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第43位から第38位は一気に発表されました。第43位は花魁、第42位は町人、第41位は代官、第40位は姫、第39位は殿、第38位は武将がランクイン。渋いラインナップのなかで、ひとりだけ会場に駆け付けてくれた人がいるとのこと!! ステージ上に姿を見せてくれたのは、第38位の武将でした!

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武将は、「カッカッカッカ~!!」と高笑いとともにご挨拶。そして、「目に、心に、記憶に刻んでいただきたい」と、『戦国時代の愛の歌』を2番までとうとうと歌い上げました。

 

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続いて第37位は美輪明宏、第36位は米良美一、第35位は美川憲一がランクイン。またも、このなかでひとりだけ会場に駆けつけてくれたといいます! しかし、ステージ上に現れたのは、美輪明宏にも米良美一にも美川憲一にも見える謎の人物。ゴエも「3人とも取れないこともないんですが、誰でしょう…」と判断が付かないよう。今別府の自己申告により第36位の米良美一と発覚しましたが、「誰がGOサインを出したのか」とゴエも困惑していました。

 

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順位発表が続きます。第34位はKREVA、第33位はSEAMO、第32位はKEN THE 390、第31位はKEN-U、第30位はRIP SLYMEがランクイン!またもこのなかで、ひと組だけ来てもらっているとのこと! 姿を現したのは、「プレーンな(かまいたち)山内くんですけれども」とゴエも疑いを隠そうとしないなか、山内は「KEN-Uです」と言い切っていました。

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そしてKEN-Uの『DOKO』を大真面目にお披露目し、会場が一体に。「なんて楽しいんでしょう。真面目に歌っているだけなのに楽しいのは、(山内の)シルエットのせいなのでしょうか」と感想を述べるゴエでした。

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会場の熱気が冷めやらぬうちに続いての順位です。第29位はりくろーおじさん、第28位はカーネル・サンダース、第27位はペコちゃん、第26位はステラおばさんがランクイン。この中で、今別府扮っぽいカーネル・サンダースだけが会場に足を運んでくれました。

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優しい顔に反して毒を吐きまくるカーネル・サンダースに「そんな人やったんですか!?」とゴエも困り顔でした。

 

第25位は浅野ゆう子、第24位は石田純一、第23位は浅野温子、第22位は風間トオル、第21位は賀来千香子がランクイン。トレンディ俳優そろい踏みとなりました。この中で足を運んでくれたのは、浅野温子さん!

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「本物やー!!」と感動するゴエでしたが、どう見てもなかのよいこでした。ものすごい勢いで髪の毛を掻き上げる姿が印象的でした。

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第20位はダスティ・ホフマン、第19位はショーン・コネリー、第18位はロバート・デ・ニーロ、第17位はジャック・ニコルソン、第16位はアル・パチーノ、第15位は烏川 耕一! ハリウッド俳優が名を連ねるなか、新喜劇の烏川耕一が大健闘です! この中で会場に訪れてくれたのは、烏川耕一と思いきや、またも今別府扮っぽい人物…。「『郵便配達は二度ベルを鳴らす』、『カッコーの巣の上で』、『さらば冬のかもめ』、『バットマン』、『恋愛小説家』、『イージーライダー』…ジャック・ニコルソンです!」とのことで、自己申告によりジャック・ニコルソンだとわかりました。「勇気に拍手でございます!」と盛り上げるゴエ。

 

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第14位は安尾信乃助、第13位はタックルながい。、第12位はぢゃいこ、第11位はたかおみゆき、第10位は平山昌雄と、新喜劇メンバーがズラリ! しかし、残念ながら「仕事の都合」というシンプルな理由で全員が欠席でした。

続いて第9位にランクインの別所清一は「よく考えたら新喜劇を辞めていたため」、第8位のやなぎ浩二は「『チャッソ』の自主練があるため」に欠席とのことでした。

 

そしていよいよ第7位の発表。“神セブン”の発表です!!

 

第7位は、AFRA!!

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去年に引き続き、“神セブン”に食い込んできました。ステージ上に姿を現したAFRA。コヤブソニックでも見事なヒューマンビートボックスを披露してきましたが、本人いわく「皆さんに、どういう風に受け止められているのか不思議だった」のだとか。しかし、今回のランクインで「これからもやれよ、ということやと思っています。ビッグポルノと共に成長していきたいと思います」と意気込みを語りました。そして、ヒューマンビートボックスのお披露目! 身体と心に響き渡る迫力のヒューマンビートボックスで、お客さんを魅了しました。「8位とかなり差のある7位でした!」とゴエもAFRAのスゴさに心打たれた様子でした。

 

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第6位は、男前!! 

ここで突然、獲得票数が発表されます。男前の獲得票数は、5万8票でした!

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男前は「今年もこのステージに立てるとは思っていなかった」と感無量。そして、なんと先月、交際していた女性と婚約したというおめでたい報告もありました! 「こんな僕を見捨てずに投票してくださってありがとうございます」と謙虚にご挨拶しました。

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第5位は、今別府直之!!

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獲得票数は、5万11票です。「私に投票してくださってありがとうございます」とご挨拶。しかし、昨年と順位が同じだったこともあり、「来年こそトップ3を目指したいです」と早くも来年に向けて気合を入れていました。さらに今年の夏、鹿児島に帰省した際に、「自分のやりたいことをやりなさい。がんばりなさいよ」とお母様に言われ、思わず涙が出そうになったという心温まるエピソードを披露。しかし、1週間後にはそんなことを忘れてキャバクラで遊んでいたと、彼らしさを垣間見せていました。

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第4位は、HG!!

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獲得票数は、5万33票でした。腰を振りながら舞台上に姿を現したHG。「思えば2000年に産声を上げたHGなんですが、ビッグポルノに育てられ、そして2005年にブレイクさせていただき、早や8年でございます」と感慨深げ。

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さらに、「8年目にしてハードゲイのゴールとも言うべき仕事が舞い込んできました! ゲイ雑誌の表紙が決まりました!」とおめでたい報告! お客さんも拍手でその偉業を称えます。HGが表紙を飾るのは、ゲイ界の超メジャー雑誌という『BAdi』創刊20周年号とのことです。最後に、会場の皆さんのご多幸と健康を祈って、渾身の「フォー!!」を発動!

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いよいよトップ3の発表です。

第3位は、宇都宮まき!!

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獲得票数5万69票、去年より順位をひとつ上げてトップ3入りです!「今日は3位という素晴らしい順位をいただきまして、本当に本当にありがとうございます」と深々と頭を下げます。「4位から3位になれたのは、おっぱいを出し続けてきたという実力が認められたと思い、本当にうれしく思います」と、まきちゃんの覚悟がうかがえる言葉です。「ビッグポルノのメンバーは、もう私の乳を見ることはなくなりました。でもコヤソニに行けば、普段この衣裳を見慣れていない芸人さん、とくに土肥ポン太さんが、すごく見てくるんです。初めは顔と胸を交互に見ていましたが、最後はもう胸しか見ていないんです」と思わぬ激白。「ビッグポルノが少しでも注目を集めるなら、乳首ギリギリまで出す覚悟です!」と決意を新たにしていました。

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第2位は、RG!!

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獲得票数は、5万117票でした。顔を覆いながら舞台上に姿を現したRG。「感極まっているのか、それとも泣いているのか? 悔しいのでしょうか?」とゴエ。お客さんが「RGさん!!」、「がんばれ!!」と背中を押します。すると、振り絞るような声で「今年は1位を獲れると思ったんですが…」とRG。ゴエも思わず「がんばってください!」と声をかけます。「応援してくれた人たち、私のブログに『ありがとう』とか書かないでください。私の成長を妨げることになります」とストイック。さらに「来年こそいい結果を私を応援してくれる皆さんに見せるために、ドクター中松の都知事選のときのモノマネを」と、かなり長尺のモノマネを披露しました。

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栄えある第1位は、不動のセンター、小籔千豊!! 

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獲得票数は5万451票。圧倒的な強さでその地位を守りました! 

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小籔は、今年は伊勢神宮が式年遷宮ということで、10月2日の遷御の儀は後輩と、そして10月5日の外宮遷御の儀にも家族と足を運んだそうです。「式年遷宮の年に1位になれたことを本当に喜んでおります。皆さん、今日は伊勢神宮パワーを振り分けに来ました。皆さんに本当に幸せが訪れますように」とご挨拶。ちなみに、2日と5日で、合計8神社に出向いたそうです。

 

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すべての順位が発表されたところで、1位から7位のメンバーが再びステージ上に。ここで、このたび結婚したゴエにお祝いの言葉が贈られました。そして、いよいよビッグポルノ新生メンバーでのライブがスタート!

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『BLOOD JAPAN TEAR』、『AH! AUTO-CAMP』、『Tea! Tea! No! oh...喫茶?』、『KING TIMER』、『SUNRISE SUNSET』、『BUG IT NOW』の全6曲が披露され、会場のムードは最高潮に!!

 

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そしてライブの最後には、会場のファンお待ちかね「打ち上げ参加抽選会」が行われました! 当初はペア3組6名様のご招待でしたが、特別に4組8名に!! 打ち上げでは、コヤブソニックですでにおなじみの「RGソニック」が行われるというからファンにはたまらない特典です。当選した方々、おめでとうございました!

 

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今年もファンの胸を熱くした『ビッグポルノ総選挙2013』。新メンバーは、今年も走り続けます。ビッグポルノの活躍に、どうぞご期待ください! そして来年の総選挙では、どんな番狂わせが待ち受けているのでしょうか…? ビッグポルノのドラマはまだまだ続きます!

 

【YNN動画】

小籔千豊はコチラ⇒http://ynn.jp/u/628/

レイザーラモンはコチラ⇒http://ynn.jp/u/128/

宇都宮まきはコチラ⇒http://ynn.jp/u/707/

今別府直之はコチラ⇒http://ynn.jp/u/785/

浅越ゴエはコチラ⇒http://ynn.jp/u/86

 

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