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ライブレポート

『KOYABU SONIC 2013』2日目

9月15日・16日にインテックス大阪5号館で行われた音楽とお笑いの融合フェス『KOYABU SONIC 2013』。2日間で出演アーティスト33組、芸人35組と、たっぷり聴かせて、笑わせてくれました。また、1日目が8000人、2日目が9500人の入場者となり、特に2日目は午前中に台風の影響を受けたものの、合計で17500人と過去最大の総動員数を記録しました。そんな『KOYABU SONIC 2013』2日目の模様を振り返ります。

今年も(!?)台風の影響を受け、交通機関の乱れなどを考慮して予定時刻より30分遅らせてのスタートとなった『KOYABU SONIC 2013』2日目。オープニングアクトまでの間は、今別府と男前がトークでつなげました。オープニングアクトは1日目と同様、FM OSAKAの企画『ROAD TO KOYABU SONIC』のオーディションで1位を獲得したROYAL comfortが務めることに。1シンガー、1DJ、1MCからなり、結成1年にして梅田クラブクアトロでのワンマンライブを大成功に収めたという注目株。テレビ番組のエンディングテーマにもなっている『いつまでも』ほか3曲で盛り上げ、会場の熱気を煽りました。

そしていよいよ本編スタート。トップバッターを飾ったのは演歌の大御所、小林幸子さん! シークレットでの登場だったので小林さんのお名前がモニターに映し出された瞬間、会場からどよめきが起こりました。そして真っ白なドレス姿の小林さんが『もしかして…』を歌いながらステージへ登場するとさらに大歓声、朝10時半とは思えない盛り上がりぶりでした。会場からは自然と合いの手が発生、小林さんも「フー!」と応えます。そしてドレスの電飾が灯るとまたまた大歓声。さらにはステージが上昇! ステージが動き始めた時のお客さんの驚きと喜びのリアクションは、インテックス大阪5号館を震わすほどでした。

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ステージを終えて「フェスに出るのは初めてでうれしいです」と小林さん。小籔も「盛り上がるのは当たり前」と“当たり前”を連呼しているところにCOWCOWが「呼んだ~!?」と乱入してきました。「あたりまえ体操 小林幸子バージョン」を考えてきたという二人。さっそくご本人の前で披露したところ、本当によく調べていると小林さんも感心しきったご様子。さらには、小林さんも交えての「あたりまえ体操 小林幸子バージョン」も行われ、小林さんは舞台上での軽い打ち合わせにも関わらず、コミカルな動きと表情で完璧な「あたりまえ体操」を見せてくれました。

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この後、小林さん、COWCOW、そして小籔が囲み会見も開きました。その模様は、こちらからお楽しみください。

場内の興奮冷めやらないまま、さらに温度を上げて盛り上げたのはCharisma.comのお二人。『コヤソニ』は初登場です! 小籔曰く「CDをもらって聞いて、コヤソニに出てもらおうと思ってオファーしました」。『GEORGE』ほか、アゲアゲのライブで楽しませてくれました。

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ここでシークレットゲストのご登場、今度はまさに“飛び込み”です! ステージに現れたのは、去年も遊びに来てくださった笑福亭鶴瓶さん! 場内は大歓声で、午前中だというのにクライマックスのような盛り上がりです。おしゃれな鶴瓶さんに、「そのジャケットええですね」と小籔が言うと、「あげるわ」とその場で脱いでプレゼント。そのやりとりにRGも便乗すると「おいはぎやんか!!」と応えつつも、鶴瓶さんは首に巻いていたストールをRGにプレゼントしていました。そして最後に、鶴瓶さんから「お客さんがいい。お客さんがすごくいい感じ。だからやりやすいんや」と嬉しいお言葉をいただきました!

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続いても初登場のアスタラビスタがパーティーチューンで盛り上げます。男性5人のMCは大迫力、あっという間にインテックス大阪5号館が巨大なダンスホールに。『カルテル』『北谷グラフィティ』など全5曲を披露、会場を揺らしました。

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ここでまたしもてスペシャルゲストの登場!? 『Bad Romance』をBGMに現れたのは、1日目に続きレディ画家!?と思いきや、「どーもー!和声リッキー・マーティンでーす!」といつものスタイルのHGでした。2日目も絵のチャリティーオークションを行うということで、今回は『KOYABU SONIC 2013』をテーマに制作することになりました。

ステージはまたまた初登場、レキシのライブです! ほら貝の音が轟き、メンバー登場。ファンキーなサウンドでのっけから会場を揺らします。『Good bye ちょんまげ』をさわりに、池田さんのMCを。芸人さながらのMCに会場は大爆笑。そして『キラキラ武士』『大奥〜ラビリンス〜』『狩りから稲作へ』と全3曲で沸かせました。ライブ後、池田さんとRGによる“阿吽の呼吸”ともいえるやり取りも大爆笑、ナイスコンビネーションでした。

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お次は、ビッグポルノ曰く「私たちのマイメン!」、サイプレス上野とロベルト吉野のステージです。『ぶっかます』『よっしゃっしゃっす〆』など会場を底から上げて、盛り上げます。“そういうこと言っちゃいけない”MCでも笑わせ、アッパーなライブを展開しました。ライブ後の小籔やRGとのトークでは、サイプレス吉野さんが自身の電話番号を公開するという一幕もありました。

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舞台転換中は楽屋中継を。ここではスペシャルレポーターとしてなかやまきんに君が現れ、ロバートや土肥ポン太と“爆笑レポート”をお届けました。

そしてこちらも『コヤソニ』初登場、インストバンドYOUR SONG IS GOODのステージです。「死ぬほどノリノリになること間違いないです。これが音楽だ!ということを教えてくれるでしょう」という小籔の言葉は煽りでも何でもなく、新曲を中心としたダンスチューンを次々と飛ばしてインテックス大阪5号館を揺らしました。

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初登場が続きます。吉本新喜劇座長、小籔千豊が満を持してお届けする“Aチーム”による『吉本新喜劇』です。池乃めだか、島田一の介、Mr.オクレ、内場勝則、未知やすえ、すっちー、松浦真也、清水けんじ、森田まりこ、酒井藍という、ここでしか観られない顔ぶれによる『吉本新喜劇』は、内場と未知がカップルという設定で展開。二人の関係が舞台上で明かされると、客席から「ヒュ~!」という冷やかしが沸き起こり、普段の劇場で見るノリの違いが新鮮でした。また、1日目の田島貴男さんと千鳥によるトリオ漫才“田島千鳥”が登場した時と同じく、「吉本新喜劇」の文字がモニターに映し出された瞬間、会場のお客さんが一斉に立ち上がり、この日一番の“瞬間最大視聴率”をはじき出しました。

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『吉本新喜劇』を終えての感想を舞台終了後に聞いています。こちらの記事もぜひお楽しみください。

続いてもお笑い、今度はネタコーナーです。土肥ポン太、天竺鼠、ロバート、COWCOWが出演。音ネタが多く飛び出し、音楽とお笑いの融合はネタステージでも見られました。

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再びライブへ。この方たちをなくしては『コヤソニ』は語れない、裏の番長・スチャダラパーさんが登場、『GET UP AND DANCE』からスタートです! ロボチューさんも参加して3MC、4DJで会場の熱狂の渦に巻き込みます。約30分のステージでは新曲も2曲披露し、 “スチャダラ節”で沸かせました。

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去年は『今夜はブギー・バック』で池乃めだかとのコラボを果たしましたが、今年もあるのでは…?と否応なく期待が高まります。そしてBOSEさんが「今年はクソえげつあにです! ここで伝説を作ります!」と煽って煽って煽った末にステージ袖から現れたのは、小沢一郎さんのお面をつけたロバート・秋山! その脇を山本と馬場が固めて補佐をする「体モノマネショー」が、『コヤソニ』だけのスペシャル版で繰り広げられました。この意表を突いた絡みに会場は大ウケで、終始爆笑でした。

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スチャダラパーさん、ロバートにもコラボを終えての感想を、小籔を交えて聞いています。こちらもぜひお読みください。

大阪を代表するアーティストも『コヤソニ』に華を飾ってくれました。『愛しい人へ』『キラッサマー』など盛り上がること必至のナンバーで引っ張ります。最後は『ギフト』で会場が一つに。そんな余韻に浸っているところへ、浪速のアルファベットスターことバイク川崎バイク、通称BKBが舞台に! 満員のお客さんと「バイクだけにブンブン」を楽しんだり、ET-KINGの頭文字でETKコール、「ずっとこの時間が続いたらええのな、永遠に 止まるな この時間、ETK! ヒーィア!」と決めたりなど、大暴れ。メンバーの BOOBYさんにもナイスETKを強要し、BOOBYさんは「いい タイミングで かまされた!ETK!」とBKB顔負けのナイスETKを披露されました!

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舞台転換中には、ハリセンボン・箕輪がステージに。ネタコーナーで出演する予定でしたが、台風による交通機関の乱れで春菜が来られず、はるかのみの参加に。小籔やRGらとトークを繰り広げました。

これまでのパーティーのような盛り上がりとは一転、場内が水を打ったような静けさになったのはハナレグミさんのライブ。歌声はもちろん、ギターの弦の刷れる音までもが響き渡るような静寂の中、『ON TIME』『サヨナラCOLOR』などオリジナルのほか、くるり『男の子と女の子』、大沢誉志幸さんの『そして僕は途方に暮れる』のカバーも披露しました。

続いてはネタコーナーへ。「脂の乗り切ったえげつない芸人ばかり」という小籔の紹介を受けて、麒麟、シャンプーハット、サバンナ、レイザーラモンが漫才を披露しました。

再びライブへ。サニーデイ・サービスの登場です。曽我部さんは1日目も出演、「AFRAに曽我部」という『コヤソニ』が縁で生まれたユニットで楽しませてくれました。サニーデイ・サービスでは『白い恋人』『サマーソルジャー』などヒット曲のほか、新曲『One Day』も披露、『コヤソニ』もいよいよクライマックスへと向かう中、その熱気をさらに煽るようなライブを見せてくれました。

なかやまきんに君による楽屋レポートもこれで最後になりました。麒麟、シャンプーハット、バイク川崎バイク、天竺鼠とともに「こんな『コヤソニ』はいやだ」という大喜利を始めたのですが、きんに君が回答するごとに、ハナレグミさんの時とはまた異なる意味で会場が水を打ったような静けさとなりました。

そして『KOYABU SONIC 2013』のトリ、カジヒデキさんのライブがスタートです! 実は、台風の影響を受け16時の飛行機にギリギリ飛び乗っての来阪となったそうです。「僕らがはじけていないと、お客さんは納得しない!」と、『甘い恋人』『ビーチボーイのジャームッシュ』『シヴィラはある日突然に』など全6曲、力いっぱい走り抜けました!

と、ここでネタコーナーで出演する予定だったどぶろっくが滑り込みで来場! 彼らもまた、台風の影響を受け、羽田空港で足止めに。ですが、8時間も待機して飛行機に乗り、『コヤソニ』に来てくれました!! いい声、巧みなギターで、おなじみの下ネタソングを聴かせてくれたどぶろっく。彼らの心意気に会場は大盛り上がり、最後には会場が一体となっての『魅惑のパンティーライン』を聴かせてくれました。

サプライズはまだまだ続きます! なんとどぶろっくとハナレグミさんのコラボレーションも実現! ハナレグミさんと一緒に妄想ソング『もしかしてだけど』を歌いました。ハナレグミさんの美声で聴く『もしかしてだけど』はかなり貴重で、このコラボにインテックス大阪5号館には、大きな感動と興奮が渦巻いていました。

素晴らしいアーティストと芸人、そしてお客さんと共に2日間を駆け抜けた『KOYABU SONIC』 もいよいよ大ラスへ! 今年も台風という憂き目に遭ったものの、『コヤソニ』でしか観られない伝説のステージがいくつも生まれました。大トリはもちろん、ビッグポルノ! 1日目と同様、speedmaterさん、AFRAさん、3曲目からゲストプレイヤーにチャットモンチーの福岡さんも交えて、『KING TIMER』『Tea! Tea! No! oh,,,喫茶?』など全5曲を絶唱、2013年の夏を締めくくりました。

エンディングはもちろん、出演者全員で『KING TIMER』を。大きな感動の中、幕が閉じられるのかと思いきや、最後の最後で「重大発表」が待ち受けていました! 普段は喋らないスモールポルノの男前がマイクを持ち、「今日、話したいことがあります!」と大勢のお客さんの前で語り始めました。それは何と、この日会場に来ていた彼女へのプロポーズ! 舞台上に彼女を呼び出し、お客さんの前で結婚を申し込んだ男前。彼女の返事は「よろしくお願いします」。その瞬間、大きな歓声に包まれ、まさにハッピーエンドとなりました!

終演後、レディ画家のオークションが行われ、1日目に競り落としたご夫婦が再び参加。「KOYABU SONIC」がテーマの絵がどうしても欲しくて参加されたとのこと。オークションは1対1のデッドヒートを極め、最終的には前出のご夫婦が競り落としました。「明日からお昼ご飯を切り詰めます!」と言う旦那さんですが、その表情は満面の笑み。「すごく嬉しいです!!」とご夫婦で声を揃えていました。なお、オークションの収益金は大阪府福祉基金に募金します。

9月15日、16日の2日間、音楽と笑いの熱いライブを展開した『KOYABU SONIC 2013』。途中、悪天候に見舞われたものの、多くのお客様にご来場いただき、本当にありがとうございました! 『KOYABU SONIC 2013』、これにて閉幕です。

【池乃めだか】【今別府直之】【内場勝則】【宇都宮まき】【COWCOW】【小籔千豊】【酒井藍】【サバンナ】【島田一の介】【清水けんじ】【シャンプーハット】【すっちー】【天竺鼠】【土肥ポン太】【なかやまきんに君】【バイク川崎バイク】【ハリセンボン・箕輪はるか】【松浦真也】【Mr.オクレ】【未知やすえ】【森田まりこ】【レイザーラモン】【ロバート】

2013年9月20日 (金)

どりあんずのZAIMAN STYLE(ゲスト:サカイスト、ブロードキャスト)

9月16日(月・祝)、どりあんずが新たに立ち上げた定期ライブ『どりあんずのZAIMAN STYLE』が新宿バイタスにて行われました(次回は10月14日)。

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どりあんず・平井俊輔による影マイクでのDJ風の紹介を受け、ステージに登場したのは、その平井と堤太輝のコンビ・どりあんずの2人。
満席となった客席を見渡した堤は、「台風の中に来ていただいて、よかったよかった」と安堵の表情を浮かべます。
それもそのはず。この日の午前中に台風が東京を直撃し、その影響で各劇場での公演が中止、どりあんずにとっては、この新宿バイタスで予定していた、13時からの『どりあんずのカマセ!!!』、17時からの『DORIAN'Sトーク vol.7~パーティ野郎の2人きりのBIG SHOW!!』の2公演が中止となっていたのです。

今回の『どりあんずのZAIMAN STYLE』も開催が危ぶまれましたが、無事開催できて、しかも満席という状況にうれしさを隠しきれず、ついには「みなさん、ルミネtheよしもとのエハラマサヒロの単独には行かず、こっちきてくれた(笑)」(平井)とまで口走るのでした。

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また、どりあんず、特に平井が日頃からお世話になっているという小川菜摘から贈られた花の話題となり、「いくら請求されるか…」という言葉とは裏腹に、満面の笑みを見せる平井。

この日は、サカイスト、ブロードキャストの2組をゲストに迎えましたが、「スペシャルゲストをなかなか出さない。どりあんずのライブだから、フランス料理屋来て、イタリア料理食べたいと思っても出てこないですよ」ともったいぶる平井に対し、「どりあんずがフランス料理って(笑)、そんないいもんじゃないですよ。ラーメン二郎みたいなもんで」とツッコむ堤。
続けて平井が「脂マシマシ?」と訊けば、堤は「そうよ(笑)。受け付ける人は受け付けるけど、胃がもたれるから、俺ら。俺しか笑ってない時あるから」と言い、平井も「あるある(笑)」と同調します。

ここから本編へと切り替えるべく、平井が「I Say ZAIMAN, You Say STYLE!」とコールアンドレスポンスを客席に要求。
堤が「豊満感が強いよ(笑)」と、平井が参加している音楽ユニット“豊満乃風”の名を出して嘆きますが、どうにか観客も「STYLE!」と付き合ってくれて、開演です。

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「名古屋が生んだ異端児」「房野と飲み会好き太郎のコンビ」といった煽り映像&平井の影マイクがあり、ブロードキャストが登場します。
2人は急いで出てきた様子で、「びっくりしたあ」(房野)、「一発目、どりあんずさんからだったんですよ、漫才」(吉村)と、どりあんずが冒頭、漫才の予定だったが、急遽フリートークに変わったため、慌てて準備したことを暴露。
また、吉村を“飲み会好き太郎”と紹介されたことにも言及しましたが、漫才に入ると、「パンツが見えてる女子へさりげなく教える方法」や童話をモチーフにしたネタをキッチリやり遂げました。

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続いて登場したのは、サカイスト。
兄・デンペーの決め台詞「オシャレが止まらねー!」から入り、弟・まさよしが「見事に時は止まりました」と冷静にツッコミ、ここからデンペーへのダメ出しをネタにした漫才へと突入。
ちなみに2人がここ新宿バイタスのステージに立つのは、2008年の単独ライブ以来とのことです。

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続いては、いよいよどりあんずの出番ですが、平井はオープニングから衣装チェンジをして驚かせます。その後、「俺の主食、ピザ」のセリフをきっかけに、デリバリーピザを届けに来た店員・平井と、その客・堤との漫才コントへ移行。
「よくわからん、そのボケは」(堤)、「ネタ合わせの時に言ってください」(平井)といったアドリブから、堤だけ笑っている状況に陥るも、最後までやり遂げました。

続いて、どりあんず、サカイスト、ブロードキャストの3組6人がステージに立ち、トークコーナーへ。

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房野が「最初のフランス料理屋の例え、クソですよ」と平井の例えベタを指摘して口火を切ると、話題は3組の関係性について。
記念すべき『どりあんずのZAIMAN STYLE』の第1回目ですが、「心許したメンバーとまず1回目やりたいと思って」(平井)と、2組をゲストに呼んだ理由を明かします。

タイトル通り、漫才にこだわるライブなので、やはりサカイストが『THE MANZAI 2013』認定漫才師に選ばれた話となり、祝福の拍手が起きますが、「そう言われるのはありがたいけど、ハンパないプレッシャーがあるんです」と冷静な口調のまさよし。
また、改めて漫才の難しさを知ったまさよしは、「いかに『THE MANZAI』に向いた漫才をしてるかって、本人たちはわからないじゃないですか。サカイストのやり方がそのひとつであって、そして正解かどうかもまだ決勝に行ってないし、わからない」と語り、周囲を唸らせます。
そんななか、まさよしによると、デンペーは、認定バッジをネックレスにする予定だそうで、他の4人は「ダサい!」の大合唱でした。

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ここからは、各コンビが芸風や衣装、出囃子の変遷について振り返り、デンペーも衣装に迷走期があったと吐露。
すると、平井は「今が迷い期」だそうで、今日の衣装は『爆笑 大日本アカン警察』の前説を担当していた際、親しくなった東京衣装さんに格安で作ってもらったとか。
堤曰く、「東京衣装さんとの距離感がすごいのよ。いつの間にか、“イエイ!イエイ!”」とボディタッチしながら挨拶しているそうな。

その社交性の高さから、「小川菜摘さんから花が届くってどういうこと?」とまさよしが切り出すも、平井によると、そのまさよしは、その花に向かって「お早うございます」と挨拶したそうです。
そうした交流を深めるなか、堤は「ツイッターでも、菜摘さんがリツイートするから緊張するのよ(笑)」といったうれしい悩みもあるとか。

再び、『THE MANZAI』の2回戦の話題になると、「マキシマムパーパーサムのズルむけの方に“どうやった?”って聞いたら、“うん、まあまあまあ”って(笑)」(堤)、「流れ星のちゅうえいさんがいてくれるだけでホッとする」(房野)といったよしもと以外の芸人の名前も混じえて、盛り上がりを見せます。
そんな中、どりあんずより出番が前のどきどきキャンプが爆笑を取っており、平井はその様子を「ワッシャーン! ワッシャーン! とウケるんや」「シャシャシャシャーン!」と妙な擬音で表現し、「米、投げてるの?(笑)」といった総ツッコミを受け、爆笑!

その後も「ワッシャーン!」「シャシャシャシャーン!」は、吉村らがことあるごとに使い、その度「俺のワッシャーや!」とつツッコミまくる堤でした。

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その後、話題はデンペーに集中し、デンペー曰く、常に若手でいようとしているため、36歳という年齢や芸歴16年に見えないよう、上達しないようにしており、「見ちゃうとマネしちゃうから」という理由から他人の芸も見ないようしているそうです。
そんなデンペーですが、SMAPだけは見習っているそうで、ここからSMAPメンバーと今日の出演者とを当てはめることになり、大もめとなりますが、最後はまさよしを除く5人で、なぜか「We are SMAP!」という掛け声&ポージングを決めました。

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ライブも終盤に差し掛かると、「定番でボケましょう」なる企画コーナーがスタートし、前説を担当したカズマ・スパーキンが再び登場。
得意のジャイアンのものまねをしていると、平井のフリで「もしもジャイアンが『ヘビーローテション』を歌ったら」といった完成度のネタも披露します。

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「つかみのボケを重ねていく」という主旨のコーナーですが、最後は『8時だョ!全員集合』のエンディング曲『いい湯だな』のセリフ部分を替えて、堤以外の5人が順番に言うことに。
まさよし「歯を磨けよ」、房野「宿題しろよ」、吉村「風呂入れよ」、デンペー「オシャレ磨けよ」とつなぐと、大オチ担当の平井は「確定申告しろよ」と言い放つも、すべり気味でひんしゅくを買います。

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そんな平井に代わり、堤が5人目に押し出されますが、「よく来てくれたよー、みんなありがとう!」と唐突な感謝の言葉を口にし、「そこ、ワッシャーン!だろ!」「もう中学生のみたい」などと総ツッコミをくらい、「頭が真っ白(笑)」などと言い訳をする堤でした。

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最後に平井は、今回のライブについて、「最高でした。イメージ通りでしたけど、最後だけ、イメージとは違いました(笑)」と感想を語り、約1時間40分のライブは終演を迎えました。

次回の『どりあんずのZAIMAN STYLE』は、10月14日(月・祝)、ゲストに囲碁将棋、ロシアンモンキーを迎えて開催。
同日の他2公演も合わせた概要は、以下の通りです。


『どりあんずのカマセ!!!』
出演:どりあんず、若手芸人多数
14時30開演
前売り1000円
※チケット手売り、Twitter置きチケットのみ。

『どりあんずのZAIMAN STYLE』
出演:どりあんず、ロシアンモンキー、囲碁将棋
17時30分開演
前売り1200円 Pコード432-297

『DORIAN'Sトーク vol.8~パーティ野郎の2人きりのBIG SHOW!!』
出演:どりあんず
20時開演
前売り1000円 当日1200円 Pコード432-297

なお、3公演とも、どりあんずのツイッター(堤https://twitter.com/DORIANS223、平井https://twitter.com/bobuhiraiでも、置きチケットを受け付けております。


どりあんずの動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/477/
サカイストの動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/453/
ブロードキャストの動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/492/


【どりあんず】【サカイスト】【ブロードキャスト】

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『KOYABU SONIC 2013』1日目

9月15日・16日にインテックス大阪5号館で行われた音楽とお笑いの融合フェス『KOYABU SONIC 2013』。2日間で出演アーティスト33組、芸人35組と、たっぷり聴かせて、笑わせてくれました。また、1日目が8000人、2日目が9500人の入場者を数え、特に2日目は午前中に台風の影響を受けたものの多くのお客様がお越しくださり、合計で17500人と過去最大の総動員数となりました。2008年の初回以来の金字塔を打ち立てた『KOYABU SONIC  2013』。当日の模様をまずは1日目から、ダイジェストに振り返ります。

オープニングアクトを飾ったのは、イーゼル芸術工房。FM OSAKAの『ROAD TO KOYABU SONIC』という企画で見事、『コヤソニ』でのオープニングアクト・オーディションを勝ち抜いた彼ら。『コヤソニ』の前には、エアロスミスのボーカル、スティーブン・タイラーさんと大阪・梅田の路上でセッションしたことでも話題となったバンドです。さわやかでアップテンポな楽曲を3曲披露して無事、大役を果たしたイーゼル芸術工房。会場が十分に温まったところで、オープニングとなりました。

オープニングVTRが流れたあと、レイザーラモンRGのキャラ、シルバーウルフの雄叫びが響き渡り、『コヤソニ』主宰者の吉本新喜劇座長・小籔千豊が登場。「今年で6回目になります。みんなのおかげで続けることができました。今日は楽しいイベントにしましょう」とご挨拶を。が、以降は自身に降りかかったハプニングを語る小籔。『コヤソニ』が近づくにつれ、糞づまりでのたうちまわり、iphoneをタクシーに忘れ、挙句そのiphoneが壊れるという不吉なことばかり起こったそうです。それゆれか、「安全に安全を重ねて」とフェスの無事を祈っていました。

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続いてレイザーラモンHGが「もはや伝統芸能」という十八番ギャグ「フォー!」を披露し、RGは目覚めのあるあるとして玉置浩二さんの『田園』にのせて『コヤソニ』あるあるを歌唱。そのあるあるとは、「午前中、客少ない」。ですが、すでに会場の半分以上がお客さんで埋め尽くされており、小籔も思わず「充分、来てもらってますよ!」と反論していました。

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そしていよいよライブスタート! 1日目のトップを飾ったのはアイドリング!!!、選抜メンバーの10人が登場しました。1曲目から『EZ DO DANCE』と飛ばす彼女たち、『女神のパルス』『キャラメルラテ飲み行こー!』など全5曲を披露し、『コヤソニ』に煌びやかな華を添えました。

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ライブ後、アイドリング!!!のメンバーが今別府のギャグに参加するという流れになり、それも今別府の乳首を触るというお役目。そして菊地さんを筆頭に、酒井さん、河村さん、外岡さんが順番に1回ずつ今別府の乳首を触るというチャレンジを。さらに、今別府と同じ尼崎出身というだけで大川さんにも白羽の矢が立ち、大川さんは一人で4回触るという大役を果たした上、一緒にそのギャグもしてくれました!

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と、ここでシークレットアーティストが! 5人組の男性アイドルが応援にやってきた!との情報が飛び込み、アイドリング!!!のメンバーも期待を膨らませます。そこへ現れたのが、吉本新喜劇座長・川畑、バッファロー吾郎、ダイアン・西澤、そしてずんの飯尾さん、5人合わせて「卯月」というアイドルグループ。ぽかーんとした様子のアイドリング!!!のメンバーをよそに、平均年齢40代のアイドル・卯月は『ジェットコースター・ロマンス』を歌唱し、盛り上げました。

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続いてのステージはRIP SLYMEのPESさん。『素敵なこと』『シーサイドラバーズ』『女神のKISS』など全5曲を披露し、MCでは「『コヤソニ』には何回か遊びに来ていたけど、こういう形で出演させてもらって幸せです。ようやく音楽をやっていることろを見せられてうれしいです!」とにこやかに。ライブ後、小籔も「PESさんが住之江に来てくれましたー!」と嬉しそう。「いつかRIP SLYMEの5人で遊びに来てください!」との公開オファー(!?)もありました。

ネタコーナーでは、2700が八十島のソウルフルな歌とツネのキレキレのダンスで「三角が止まらないよ」を披露。続いてダイアンが漫才で笑わせ、ずんがモノマネなどのショートネタを連発。桂三度が有名なアニメをモチーフにした新作落語を口演し、そして千鳥が漫才で沸かせました。

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そしてまたまたスペシャルゲストが!? 沸き立つ会場に現れたのは年に一度、『コヤソニ』でしか見られないHGのレアキャラ・レディ画家でした。お客さんからお題を募集し、そのお題にのっとって絵を描くという企画での登場です。去年は台風のため完遂できず、今年はまさにリベンジ。描いた絵は終演後にオークションで落札していただき、その代金は大阪府福祉基金に寄付されます。集まったお題は「音楽と笑い」「秋」「今別府」など5つ。それを受けてレディ画家は絵を描くためにバックステージへと消えていきました。

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お次は野性爆弾、フットボールアワー・後藤、漫画家ノカネシゲタケシさんによるバンド、盆地で一位が登場。「盆地で一位でございまーす!」を何度も繰り返す川島。「何回やんねん!」と後藤が突っ込むと、川島が「みなさーん! 後藤さんが突っ込んでございますよー!」と揶揄して会場の笑いを誘い、しょっぱなから彼らの色に染めていきます。また、今年は後藤の結婚を祝福するくだりもあり、なんともハッピーな展開にもなりました。

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舞台転換中、今別府が「北酒場」を熱唱するなどしてつなぎ、ホフディランのライブへ。『極楽はどこだ』から始まり、『遠距離恋愛は続く』などポップに攻めます。そして昨年、急遽会場が変更になった際、移送のバスを待つお客さんがみんな笑顔だったと振り返ったワタナベイビーさん。「その姿が本当に美しかった。素晴らしいフェスだと思います」と告げて最後に『スマイル』を演奏。なんとも粋な演出に、場内がピースフルな雰囲気になったことは言うまでもありません。

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次なるはサンボマスター、『コヤソニ』初登場です! 一曲目から『世界をかえさせておくれよ』をぶっ放し、会場のテンションをぐいぐい煽ります。そして『ミラクルをキミとおこしたいんです』『I love you & I need you ふくしま』など全5曲を披露、『コヤソニ』史上に残る激アツのロックと山口さんのMCで会場を一つにしました。

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ネタコーナーでは、まずはマキタスポーツさんがギターを抱えて登場、サンボマスター・山口さんのMCのモノマネや「15の夜」音頭バージョンなどを披露しました。そして笑い飯が給食センターを舞台にした漫才を、フットボールアワーも後藤の結婚にちなんでか披露宴をテーマにした漫才で沸かせました。去年は台風で参加できなかった博多華丸・大吉、今年は“リベンジ漫才”。得意のモノマネを取り入れた漫才で爆笑の渦を起こしました・矢野・兵動、中川家も鉄板ネタをいくつも投入した漫才を披露し、インテックス大阪5号館を震わせました。


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続いて田島貴男さんの“ひとりソウルショウ”! 時にベースのように、時にパーカッションのように自在にギターを操り、重層的かつ大迫力のサウンドで聴かせる田島さん。『フリーライド』『ブロンコ』『接吻』など、まさに圧巻のステージを繰り広げました。

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ライブ後、「一人何役も、職人さんのようにいろんなことをされますね~!」と興奮気味の小籔。そして「機会がありましたら『KOYABU SONIC』でコラボもしてください。来年、再来年あたりに見たいです!」との言葉に、「最近、漫才も落語も好きで、よく観てるんです。で、1回、やりたいなと思ってて」と田島さん。ひそかに練習もされているそうで、「今日、やっていいですか!?」と相方も用意してきたとのことです。

そのうち「準備をしてきます!」と言い残してステージ袖に消えた田島さん、千鳥とともに往年の漫才師を彷彿させる青いジャケットを羽織って再び登場しました! なんとこの瞬間、会場のお客さん全員が一斉に立ち上がり、“瞬間視聴率”はマックスを記録。田島千鳥と名乗るこのトリオ漫才、ネタは千鳥の漫才でおなじみ「歌のクセ」です。

ノブがツッコミ、大悟と田島さんがボケるのですが、田島さんは大ボケ、すなわちオチの方を担当という大役です。強烈なクセを絡ませて童謡を歌う大悟と田島さん。最後は『接吻』を田島さんが朗々と歌い上げ、決まった!と思った瞬間、「ヘデェ~!」というものすごいクセをぶちかまして、会場は大爆笑となりました。

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このステージのあと、田島さん、千鳥、そして小籔を交えての囲み会見も行われました。その模様は、こちらからお楽しみください!

そして2009年の『コヤソニ』から毎年、圧倒的なパフォーマンスで盛り上げてくれるEGO-WRAPPIN'AND THE GOSSIP OF JAXXのライブに。『くちばしにチェリー』『サイコアナルシス』『GO ACTION』など全5曲を息つく暇なくプレイ、会場を熱狂の渦に巻き込みました。

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そんな熱いステージから一変、舞台転換中に楽屋中継が。楽屋ではずんさん、バッファロー吾郎、笑い飯らが思い思いにくつろぐ姿が。そして、「あ~あ」から始まる、家でゴロゴロしているときに呟く“ゴロゴロ大喜利”が急遽スタート、「あ~あ、カモメが唐揚げ2個、持ってきてくれたらいいのになぁ」(バッファロー吾郎・竹若)「あ~あ、おしっこに砂金が混ざってたらいいのになぁ」(笑い飯・西田)など、爆笑の回答が次々と飛び出しました。そんな中、ダイアン・津田は自身のギャグ「ゴイゴイス」を滝川クリステルさん風に「ゴ・イ・ゴ・イ・ス、スゥ~」とアレンジしたものを披露、こちらも大爆笑となりました。

続いては中村一義 with Hermann H.&The Pacemakersの登場です。文字通り、中村一義さんとHermann H.&The Pacemakersがタッグを組んだこちら、『コヤソニ』初登場にして、ライブでは関西初お披露目となりました。『犬と猫』『ショートホープ』『永遠なるもの』のほか、「前奏や間奏中に何回“コヤブ”と言えるか挑戦します!」と、“コヤブ連呼”というアレンジの『123』もありと、全6曲のステージを見せてくれました。

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今別府と男前によるサインボール投げなどが行われた後は、小籔とRGがトークでつなげます。時計の針は刻一刻と夜の7時に近づいていきます。そして住之江が夜の7時になったそのとき、会場は“渋谷”に一変! 野宮真貴&BIBAのライブが、もちろん『東京は夜の7時』からスタートしました!

野宮真貴&BIBAは昨年、『コヤソニ』のためだけに結成されたバンドですが、昨年は台風の影響で急遽、体育館でライブを行うことになりました。野宮さん曰く、そのことが少々、消化不良に終わってしまったそうで、それから1年、野宮真貴&BIBAとしてライブを重ね、満を持してこの日、『コヤソニ』に来てくれたそうです。メンバーは、ギターにブラボー小松さん、ラヴアームを操るアーティストの宇治野宗輝さん、DJの冨澤ノボルさん、そしてボーカル・野宮真貴さん。『マジック・カーペット・ライド』『Sweet Soul Revue』なども披露し、圧倒的なおしゃれサウンドで住之江の夜をビビッドに彩りました。

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この“ナイスソニック”は人と人とのつながりによって作られているといっても過言ではなく、音楽×お笑いのコラボレーションはもちろん、音楽×音楽という新たな組み合わせも誕生しています。続いて登場したAFRAに曽我部もその一組で、『コヤソニ』での出会いをきっかけにして生まれたユニットです。AFRAに曽我部では『オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ』『テレフォン・ラブ』、そして共作の『listen 2 my heart beat』などを披露。MCでは「高校の時からサニーデイ・サービスを聴いていたので……ハンパないです!!」とAFRAさん。お二人で最高のライブを見せてくれました!

『KOYABU SONIC 2013』1日目もいよいよセミファイナルへ。TOKYO No.1 SOUL SETが『Rising Sun』でライブをスタート、疾走感あふれるサウンドで会場を引っ張ってゆきます。そして『Innocent Love』『黄昏'95~太陽の季節』などを披露。最後は『知らない夢』、BIKKEさんはステージを降りて、フロアーを縦横無尽に走り回って盛り上げます。お客さんも疲れ知らずで、ステージの熱気に呼応しながら会場の温度をぐんぐん上げていきました。

熱狂的なパフォーマンスを見せてくれたTOKYO No.1 SOUL SET。小籔やRG、宇都宮まきらとその余韻に浸っていると、池乃めだかが因縁をつけながらステージに乱入してきました! ですが、その場にいるのがTOKYO No.1 SOUL SETだと知り、平謝り。「一度、因縁をつけた以上、謝罪だけでは終えられない」とTOKYO No.1 SOUL SETの演奏で『Innocent Love』を歌うことに! 

池乃の出演はシークレットだっただけに、会場からは大歓声が! 「一人でカラオケに行ってめちゃくちゃ練習した」という池乃は、小籔と宇都宮に見守られながら最後まですばらしい歌唱を見せてくれました! 歌い切った池乃の目にはうっすらと涙が。昨年はスチャダラパーさんとの『今夜はブギー・バック』で会場を感動の渦に巻き込んだ池乃ですが、そのひたむきな姿に今年もまた大きな感動を呼び起こしたのでした。

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『KOYABU SONIC 2013』1日目、最後はもちろんビッグポルノです! おなじみDJのspeedometer.さん、そしてAFRAさんも登場して、まずは『KING TIMER』を。そして「このためだけに東京からえげつないアーティストを呼びました!」と小籔の紹介を受けてステージに現れたのは、チャットモンチーのベーシスト・福岡さんです! 福岡さんのゴリゴリのベースも加わっての新曲『BLOOD JAPAN TEAR』、『Tea! No! oh,,,喫茶?』を歌い切ってエンディングへと突入しました。

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エンディングは毎年恒例の“コヤソニ版『We Are The World』”、出演者全員での『KING TIMER』の合唱です。この光景も『コヤソニ』でしか観られない、そしてならではのもの。見事なる大団円で1日目の幕を閉じました。

しかし、『KOYABU SONIC2013』はまだまだ終わりません。完成したレディ画家の絵のオークションです! 落札したのはご夫婦で、入手は2年越しの夢だったそう。昨年もレディ画家の絵を狙っていたのですが、台風のため企画自体がなくなってしまい、今年こそ落札をと決め込んでいたそうです。そして念願叶ってお二人の手中へ。レディ画家の絵は二人の結婚のお祝いとして飾りたかったそうで、落札した瞬間、旦那さんが飛び上がって喜んでいた姿が印象的でした。そんな番外エピソードもナイスソニックの『KOYABU SONIC2013』、2日目も続きます!

なお『KOYABU SONIC2013』公式サイトでは、小籔千豊からのメッセージもご紹介しています。こちらもぜひご覧ください! http://www.koyabusonic.com/


【池乃めだか】【今別府直之】【宇都宮まき】【桂三度】【小籔千豊】【ダイアン】【千鳥】【中川家】【2700】【博多華丸・大吉】【バッファロー吾郎】【フットボールアワー】【野性爆弾】【矢野・兵動】【笑い飯】【レイザーラモン】

2013年9月17日 (火)

ロバート結成15周年総決算! 一夜限りのベストコントLIVE!!

9月14日(土)、東京・ルミネtheよしもとにて『ロバート結成15周年総決算! 一夜限りのベストコントLIVE!!』が開催されました。

タイトル通り、15周年を迎えたロバートが、その間、作り続けた膨大なコントの中からベストを披露しようという試みのライブ。
この貴重な一夜を見届けようと、会場は幅広い客層で満席となりました。

各コントの冒頭には、それぞれのタイトルと発表された年がモニターに映し出され、オープニングコントを飾ったのはロバート結成時に作られた『転校生』(1998年)。

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教室という設定で、教師役の秋山と生徒役の馬場が板付きでの登場。悲鳴が入り混じった歓声のなか、奇妙なやりとりをする2人のもとに、転校生の山本が満を持して教室に入ると、やがて巻き込まれていきます。
秋山と馬場による奇妙なやりとり、そこに巻き込まれる山本、奇妙な歌(校歌)と、結成当時からすでに、ロバートのコントを形成する3つ要素が含まれていたのでした。

小渕内閣発足、長野五輪開催など、1998年の世相、出来事と、ロバート結成時の写真が組み込まれたオープニングVTRが終わると、先ほどのコント衣装のままで板付きで立つロバートの3人。
ここで今回のライブについて、「10年目で1回見せようと思ったんですけど、15年目にしようということで、結構溜まって、かわいい、愛着のある奴らが集まって」と秋山が主旨を説明します。
続けて、オープニングコント『転校生』は、デビュー当時4分ネタだったのに、今では10分以上にも伸び、さらにはジャマだから机をなくしたといった変化について明かすと、馬場も「“俺、馬場ってんだ”っていうのも、当時20歳だから成立してると思うんですよ(笑)」と振り返ります。

また、トリオ結成のいきさつについても改めて語り、NSC卒業ギリギリに「1回だけやろう(笑)」(山本)と組んだのに、15年も続いていることに感慨深げな3人。
続いて、今日のライブは3時間あり、しかも「熟成された、濃いやつを死ぬ気でやります」と秋山が宣言すると、「そばを頼んだはずなのに、ド豚骨が来たみたいな」と馬場が合いの手を入れ、「(今日のお客さん)、あっさりを求めて来てないよ!」と山本がツッコむのでした。

さらに秋山の口から、「単独ライブともう1本、イベントがあるのはご存知ですかね」「メインの企画というか、それを軸に進めていくんですけど」として、『芸能生活15週年山本ひろしトークショー』の実施を発表。
どのコントでも「山本」という役で、着替えも楽してるだろうということで、着替えや転換の間をつなぐコーナーでもあるそうですが、当の山本は「聞いてないよ!」と戸惑います。
しかし、「♪やーまもとひろしのトークショー」というアタック音が流れ、そこに広島ホームテレビでアナウンサーを務めていたラフレクラン・西村真二が進行役として登壇し、ライブ中、随所でトークショーが差し込まれることになります。

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次の幕から、宣言通り、濃厚なコントが次々披露され、濃密な時間が経過します。

山本が店長を務めるCDショップに訪れた珍客の秋山と馬場が、奇妙な歌を歌い続ける『HIROSHI RECORD』(2003年)。

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ローカルCMソングをレコーディングする兄弟を描いた『地方CMソングライター』(2005年)。

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墓石の前で親戚が再会し、悲喜こもごもとなる『三回忌』(2002年)。

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ドキュメンタリー番組で取材されたシェフのどうでもいいセリフがクローズアップされる『プロフェッショナル』(2012年)。

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タイトル通りのプロを秋山が熱演した『終電逃したときに始発まで暇つぶしに付き合ってくれるプロ』(2001年)。

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いわゆる医者コントながら人間ドッグの結果の対比が可笑しい『人間ドッグ』(2004年)。

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珍妙なメロディを追求する珍サークル『トゥトゥトゥサークル』(2006年)。

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「接しやすい」2人によるベテラン忍者ショーマンの妙技『戦国の里 忍者ショー』(2011年)は、『キングオブコント2011』以来の披露とのこと。

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アニメ監督vs辛辣な映画評を語る3歳女児の『みまりちゃん』(2013年)。

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書道パフォーマーの秋山&太鼓奏者の馬場とのコラボで爆笑を呼んだ『それいけ竜海運先生』(2013年)。

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ラストを飾ったのは、8000万曲もの「◯◯節」が歌い継がれる村を舞台にした『節(ブシ)』(2013年)。

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一方、冒頭のトークで発表された『芸能生活15週年山本ひろしトークショー』は、コントの幕間に、volume.1~6の計6回が行われ、過去の宣材写真の変遷を辿ったり、得意のルービックキューブで1分以内に揃えることに挑戦したりと、各回にテーマが用意されていました。

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「十八番(おはこ)ひろし」と題された回では、山本が“ここぞ”の時に使うツッコミゼリフTOP3紹介。3位「無理ー!」、2位「なんだ~?」、1位「ナニィ~」という結果に、山本はすでにこの日も多用していることから、納得の様子でした。
極めつけは“HIRO SEA”として、大好きなLUNA SEAの『ROSIER』を熱唱し、ノリノリで客席にまでなだれ込んだシーン。

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その『ROSIER』をBGMに、3人の15年間の軌跡を追ったVTRが終わると、エンディングトークへ。
10分間の休憩を挟み、3時間以上にも及ぶコントライブを終え、体力的なしんどさに触れる秋山に対し、山本は「そして俺のトークショー。マジでしんどい!」と開口一番、文句を言います。
時間のなかった山本は、バックステージで「それこそ戦国の里(忍者ショー)だよ、サーッと(笑)」と無駄のない動きで移動、衣装替えをしていたとの。

疲労困憊な秋山と山本に対して、「実は俺が一番ラク」とつぶやく馬場でしたが、「誰が見てもわかるわ!」と山本から正論のツッコミを受けて爆笑をさらっていました。

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そして秋山から、今回のライブが、11月27日にDVDリリース、さらには他のライブからも追加して、20本以上のコントが収録されるとの発表されました。

「また15年後に溜まったら」とベストコントライブへの展望(?)を口走る秋山に対し、「俺ら50歳ですよ」「転校生とかまだやってるかもしれない(笑)」と山本が返したところで、終演に……と思いきや、「♪やーまもとひろしのトークショー」という耳慣れたアタック音が流れます。
明転になると、西村にマイクを向けられた山本が「無理ー!」と雄叫びを上げ、ホントの終演を迎えました。

なお、11月27日にリリースされるこの日のライブDVDには、ロバート秋山なりきりお面といった封入特典、映像特典、各ショップでの予約特典も。
最新情報はよしもとアール・アンド・シー内公式サイト(http://www.randc.jp/artist/rbert/)でご確認ください。

ロバートの動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/50/

【ロバート】

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2013年9月15日 (日)

「道頓堀ZAZAよしもとライブ『ヤナギブソンの撃鉄!~やりたいようにやらせてもらってま~』」

9月12日、道頓堀ZAZA HOUSEにて『ヤナギブソンの撃鉄!~やりたいようにやらせてもらってま~』が行われました。こちらは9月からスタートした「道頓堀ZAZAよしもとライブ」の一環で、イベント中はニコニコ動画で生配信もされました。

オープニングは、ニコニコ生放送「ヤナギブソンの鎌首!」でおなじみの、ヤナギブソン、GAG少年楽団・宮戸、三浦マイルド、東京ロマンポルノ、ポイズン反町が登場。同じくレギュラーのヒューマン中村は急きょ、出演できなくなったとのことでビデオレターが流れました。

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そしてライブスタート。まずは先輩芸人、渚の二人を招いてのトークです。トークでは渚の年表をたどりながら進行していくのですが、「先に言うときますけど、渚さんの年表はびっくりするぐらい項目少ないです」とヤナギブソン。実際、舞台に張り出されたそれは本当に数行しかなく、それだけで笑いが。しかもトークの冒頭は年表に記されていない時代の話で大盛り上がり。渚は小学生の頃からの同級生コンビ、鮎川が小学生の頃に目撃した奥田の常軌を逸脱した奇行を暴露すると会場からは笑いと悲鳴が同時多発し、カオスと化していました。

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そしていよいよ年表を見ながらのトークに突入。クライマックスは鮎川が2011年に結婚した話題に。実は、この話題を以前、居酒屋で鮎川から聞いていたというヤナギブソン。その時の鮎川のトークが面白すぎて、それをぜひお客さんにも聞いてもらいたく「撃鉄!」に招いたのだそう。「ちょっとクレイジーなんです」(鮎川)という奥さんのエピソードを、擬音を用いて生き生きと語る鮎川。何度も何度も同じくだりを鮎川に振るヤナギブソン。早くも笑い疲れが起きそうなほど盛り上がりました。

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続いても、渚のトークと同じく「今日のメインです」(ヤナギブソン)というゲストネタのコーナー。「もっとフューチャーされるべきやと思って、今日、呼びました」(ヤナギブソン)との紹介でクロスバー直撃が登場しました。そして警官と一般人のやり取りから一転、ジェットコースターのごとく展開するコントを1本披露しました。

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その後は、クロスバー直撃の担当マネージャーを舞台に招き、クロスバー直撃、ヤナギブソン、GAG少年楽団・宮戸、マネージャーという組み合わせで、まるで面談のようなトークコーナーを。お題は「クロスバー直撃がもっとフューチャーされるには?」。なお、マネージャーから見たクロスバー直撃の印象は「ネタは面白いけど、マニア受けという印象が。地上波では出しづらい」とのこと。しかし、「『キングオブコント』の決勝に残れば、また道は開けてくる」とのことでした。また、クロスバー直撃の担当になるまでネタを見たことがなかったというマネージャーに「どういうことですか!?」とする鋭く突っ込む宮戸。どうやらヤナギブソンら“鎌首”メンバーの間では「カミソリ宮戸4枚刃」とも呼ばれているようで、率直な疑問を次々と投げかけていました。

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そんなクロスバー直撃ですが、11月30日(土)に同じく道頓堀ZAZA HOUSEで単独ライブが決まりました。クロスバー直撃・渡邊曰く「ネタあり、コーナーあり、モハメド・アリ、有森裕子、有田焼き」。こちらもぜひ遊びにいらしてください!

渚とのトーク、クロスバー直撃のネタ&トークで第一部が終了。第二部との間にはピン芸人サカモト’Sの「20分単独ライブ」が開かれ、漫談とフィリップネタで沸かせました。その姿に「来年の『R-1ぐらんぷり』の台風の目になるんじゃないですか」とヤナギブソン。今後の活躍にご期待ください!

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続いて第2部がスタート。まずはヤナギブソンと三浦マイルドによるネタ対決です。その勝敗を決めるのは、ニコ動ユーザーです。「今日はヤナギブソンさんに勝って仕事を全部奪うつもりでやってきました!」と三浦マイルド。そんな三浦に「めちゃめちゃ気合入ってる!」とヤナギブソン、早くも火花を散らします。先攻はヤナギブソンで諺を用いたフィリップネタ。続く三浦も同じくフィリップネタで「広島弁講座」を投下しました。

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そしてユーザー投票中は、それぞれピン芸人としても活動中のガゼル西口とガオーちゃんによるコンビ、シバインシュタイガーの漫才を。草食動物系のガゼル西口と、肉食動物系のガオーちゃん。二人でコンビを組んで漫才をするときは「お互いの個性を消していく」(ガゼル西口)というコンセプトに則っているとのことです。

せっかくだからと個性を露出してもらうべく、それぞれピン芸を見せてもらうことに。ガオーちゃんは「ガオー!」という雄たけびを何パターンもあげ、ガゼル西口は渾身のギャグ「スッウィー!」を披露。この「スッウィー!」とは「うぃーっす!」を反対にしたものだそうで、「スッウィー!」とガゼル西口が口にしたところでネタ対決の結果が出ました!

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ネタ対決時、ニコニコ生放送では約900人近い方々が閲覧されていたそうで、そのうちの77.5%がヤナギブソンに投票、22.5%が三浦マイルドに投票という結果に。ヤナギブソンには勝ったご褒美にと東京ロマンポルノ・ミカのキスがプレゼントされました。

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最後のコーナーはMCにGAG少年楽団・宮戸、回答者にヤナギブソン、三浦マイルド、ポイズン反町、クロスバー直撃、東京ロマンポルノ、シバインシュタイガーが登壇しての大喜利です。

3つのお題にテンポよく答える回答者たち。シバインシュタイガーは二人で1つの回答となっており、小声で相談しながら答えていきます。MVPもシバインシュタイガーに決定。ご褒美は、「回答者の中から、シバインシュタイガーが希望するキスを見せてあげます」というもので、ふたりが指名したのはクロスバー直撃。かくして『ヤナギブソンの撃鉄!』のラストを飾ったのは、前野と渡邉のキスシーンでした。

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また、イベント終了後にはお客さんと一緒に、出演者全員で記念撮影を。渚、サカモト’Sも参加して思い出の一枚を残しました。

“道頓堀ZAZA よしもとライブ”は今後も様々なイベントを企画しています。9月29日(日)14時からは地元アイドルたちが出演する『アイドルエキスポ!』といった新企画も行われます。また、トークライブや若手による新喜劇など、様々なイベントを随時開催しています。今後もぜひ、足をお運びください!

★詳しいスケジュールは道頓堀ZAZAの公式サイトで!
道頓堀ZAZA
http://www.vitalartbox.com/zaza/

●ヤナギブソンの動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/84/
●クロスバー直撃の動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/1005/
●ヒューマン中村の動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/32492/
●GAG少年楽団の動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/388/

【ヤナギブソン】【渚】【クロスバー直撃】【三浦マイルド】【ヒューマン中村】【GAGション年楽団】【ポイズン反町】【東京ロマンポルノ】【サカモト’S】【ガゼル西口】【ガオーちゃん】【シバインシュタイガー】

2013年9月13日 (金)

バイク単独バイク in TOKYO〜勉強も恋もバッチリ!〜

9月8日(日)、東京・ルミネtheよしもとにて、バイク川崎バイク単独ライブ『バイク単独バイク in TOKYO〜勉強も恋もバッチリ!〜』が開催されました。

大阪では、「煌〜kirameki〜」トップ3&メンバー15組による『夏のキラキラ単独祭り』の先陣を切って行われたバイク川崎バイクの単独ライブが、東京でお目見え。東京での初めての単独を盛り上げるべく、この日のルミネはバイク川崎バイク一色。NGKでの単独同様、チケットのもぎりスタッフ、チケット販売スタッフ、会場スタッフ、グッズスタッフ……劇場スタッフ全員、黄色いバンダナにサングラスという“BKBスタイル”をまといます。

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P1220520 さらに、ロビーにはBKB等身大の顔出しパネルも設置。ファン一同からお祝いのお花が届くなど、開場前からにぎわいを見せます。なんせ、この日は立ち見が出るほど超満員! 来場したお客さんもビックリしたようで、「東京なのになんで? CMに出たから?」とつぶやきながら着席していました。

オープニングでは後光が射すなか、後ろ向きで登場したBKB。

P1220522 振り返って開口一番、「ヒ〜ィア!」と絶叫すると、とんでもない大きさの拍手が会場を包みます。期待を一心に受けながら「まだ売れてないで!」と自虐的に言い切ったBKBは、“BKBコール”でいっそう会場を盛り上げます。
あまりにも大きなコールに、「ちょっと言わして、言わして!」と遮り、「みんな、最高」とロックスターの如く囁くBKB。「ルミネちゃう思うた。サマソニかと思うた。BKBの格好を真似したファンも……(明るくなった会場を見渡し)あんまおらんやん(笑)。でも、ここでサンボマスター出てきても違和感ないわ」と大満足です。

P1220531 大阪ではおなじみの「バイクだけに、ブンブン!」も、やってほしいとお願いせずとも会場全員が「ブンブン!」。これにはBKBも驚いたようで、「東京ですよ? こんなにチルドレンが多いなんて、涙が……あ、ちゃう、オイルが漏れそう。バイクだけにブンブン!」と畳み掛けるも、すかさずついてくる観客。「なんで(自分のことや芸風を)知ったん?」と驚きっぱなしでしたが、「友だちに誘われてきた人もけっこうおるやろ? どうですか? 相当パニックでしょ?」とBKB節を炸裂させます。「BKBは段々慣れてくるか、死ぬまでパニックかどっちか」と笑いを誘いながら、“スロトングスタイル”と称する漫談を進めていきます。
おなじみの喩えでは、お客さんからお題を募ったなかに、ついに決定した2020年の東京五輪開催という旬なテーマも。「それって今日のヤツ?」と一度訊き返しながら、「無事、決まったね、バンザイ!」とお祝い。拍手喝采となりました。

P1220539 コントは「修学旅行」「霊感がムチャクチャ強すぎる奴」「老夫婦」など、7本を披露。「10年後のBKB」というコントでは、バイト情報誌『an』のCM撮影秘話を。共演したきゃりーぱみゅぱみゅさんがお笑い好きだと聞いていたBKB。「仲よくなれるんちゃうかなと思ってたけど、結果なれなかった。自己紹介したら、“バイクが多いんですね”と言われて。知られてなかったみたいやけど、撮影中は一緒に“ブンブン!”やってくれて、むっちゃええ人やった」と振り返りました。さらに、この日、同じく新宿にあるシアターブラッツでヒューマン中村が単独ライブをやっていたことをネタにしながら、渾身のフリップ芸を見せました。

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P1220569 幕間のブリッジVTRは、現在の芸風が確立されていくさまが見られるという構成。実際、BKBが映像を見ながらコメントしていくのですが、過去の自分を「そうとうヤバいですね」など冷静に振り返ります。
そして、最後のネタでは、その中で過去にやっていたネタという名の暴挙の数々を、実際に見せていくBKB。当時さらしていたのはメールアドレスでしたが、時代にともなって「あんまり多いとブロックするで」と言いながらLINEのIDも暴露するだけでなく、両親の顔写真も堂々と見せつけ(「あんた、何に使うん?」とそうとう訝しがられたようです)、会場をざわつかせていました。

P1220606 「けっこうおもろかったやろ? BKBで1時間保つんかという声も聞こえてきたけど……まぁ、自分らよりおもろいわな。芸人やもん!」と最後まで強気なBKB。「楽しかったよっていう人〜、バイクだけにブンブン! そうでもなかったっていう人〜バイクだけに〜!」とコールするも、100%の観客が楽しかったというほうで“ブンブン!”と両手を掲げてレスポンス。それを見て、「優しい〜!」と笑顔で仰け反ります。
「ネタ始まった途端、渋い感じで観てる人もおったけど、せっかくやから幅広くやりたかった」と、最後に本音を吐露。「また、東京に来られる機会があれば」という声に大きな拍手を受けるなか、一丁締めを促しながらも「ヒ〜ィア!」と絶叫。東京初単独は大成功のうちに幕を閉じました。

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【バイク川崎バイク】

2013年9月12日 (木)

トークイベント「道頓堀ZAZAよしもとライブ 『'し'曰く』」

お笑いのみならず、関西のエンターテイメントに関わる様々な“おもしろい才能”を発掘し、開花させる基地として知られざる情報・文化を発信していく「道頓堀ZAZAよしもとライブ」。9月3日・4日には、その皮切りとなった舞台『吉本新喜劇 × 男肉 du Soleil ~高井俊彦のミッション・インポッシブル~』が上演されました。

そして9月10日には第2弾のトークイベント『'し'曰く』が開催されました。『'し'曰く』とは、司会にオール巨人の元弟子である角田龍平弁護士を迎え、矢野・兵動の兵動大樹とティーアップ・長谷川宏が、タイトル通り“し”のつく職業の人々(教師、牧師、雀士、棋士、消防士、竿師…!?)をお招き、普段聞けない生々しい話や真相、裏側に迫るトークイベントです。

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9月10日の第1回の’し”は「弁護士」ということで、3名の弁護士に“弁護士ってどんな仕事?”という素朴な疑問から、ちょっとした法律相談まで、兵動、長谷川が根堀り葉掘り伺いました。オープニングは兵動と長谷川のトークを。スーツで決めてきた兵動に比べると実にラフなスタイルの長谷川。「今日みたいな日にその格好って、結婚式でスーツを着てこないようなもの」という兵動に対して長谷川は「スーツ着てくるなんて言ってた?」と飄々と交わします。そして、楽屋での一幕も暴露。長谷川は角田弁護士とこの日、初対面だったそうなのですが、会うなり角田弁護士に相談を持ちかけたそうです。その内容も「お金と女性」。ちなみに角田弁護士曰く、長谷川の話を聞く限りでは「勝てる」とのことでした。

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一方兵動は「弁護士にトラウマがある」。弁護士の方々と居酒屋で居合わせたそうなのですが、ツッコミのつもりで後輩の頭を叩いたところ、後輩が弁護士に泣きついたそうです。その時、「傷害罪です」と言われたことが怖かったとか。それから芸人の世界の常識を弁護士の観点で考察するとどうなのか?というトークで盛り上がりました。

そして本編スタート、ゲストの辻村幸宏弁護士、上田智子弁護士、塚崎幸司弁護士が登壇しました。今は「5年間で3回以内に司法試験に合格しなければならない」と規定が変わったそうですが、それ以前に司法試験を受けて合格した塚崎弁護士は、8回チャレンジしての合格だったとか。司法試験は年に1回、落ちるとまた振り出し戻るのだそう。そのエピソードに、いかに司法試験が難しく、粘り強さを必要とされるかが伝わってきます。「8回も、8回も」と塚崎弁護士のことを紹介する角田弁護士ですが、実は角田弁護士は9回受けてやっと合格したと自ら暴露していました。

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また、駆け出しの時代から独立をするタイミング、タイミングしたのちにどうやって新規の仕事を得るのかなど伺いしました。駆け出しで法律事務所にいるころは、先生のカバンを持ったり、見よう見まねで仕事を覚えるそうで、「芸人と一緒やな~」と長谷川。独立後の初仕事はおおむね、国選弁護士の仕事を受けることが多く、その際は基本的に断ることができないのだとか。そうして弁護した被疑者とのやり取りでの珍エピソードを聞いてみると、「生まれて初めてプロポーズされた」と上田弁護士。このエピソードには「そんなことあるの!?」と騒然となりました。

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「テレビや映画の弁護士や裁判のシーンを見て、それないわ~って思うことはある?」と長谷川が聞くと、その最たるものとして裁判中に「異議あり!」とは言うことはないとのご返答が。これにもまた「え~!!」。

研修中に「異議あり!」と言うことを教わるそうですが、実際裁判になると恥ずかしく、辻村弁護士は「ちょちょちょ!」、上田弁護士はなるべくかわいく「あの~ぉ、ちょっと違うと思うんですけど~」という言い方を考案、そして塚崎弁護士は普通に「すみません、いいですか」と言うにとどまるとのことでした。

辻村弁護士の「ちょちょちょ!」には兵動、長谷川とも声を合わせて「漫才やん!」。事案にもよりますが、裁判所ではテレビや映画で見るような緊張感はほとんどないとか。また、「裁判官が木槌で叩いているところを見たことがない」と角田弁護士含め、弁護士の皆さんが一同に。あの「静粛に!」と場をとりなすシーンなど、実際にはほとんどないそうです。


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そのほか、請け負った特異な事件や裁判以外の弁護士としての仕事、裁判での心構え、被疑者や係争相手との微妙な駆け引きなど、それぞれの弁護士が持っているノウハウを教えてもらいました。イベントも終盤を迎えるころには「あ~、犯罪のない国に行きたいわ~!」と思わずこぼす兵動の姿も見受けられました。

続いては、兵動、長谷川から弁護士の方々に相談するコーナー。まずは兵動が「専業主婦の嫁が浮気したことを理由に離婚した場合、慰謝料はもらえるのか?」という質問を。

答えは、「もらえる」。「万が一、奥さんがたくさんの男性と浮気していたら、その一人一人からもらえますよ」と塚崎弁護士がアドバイスしたところ、「うちの嫁はそんなんせんわ!!」と絶叫していました。ただし、子どもの親権となると母親側になることの方が多く、兵動が親戚のおばちゃんやおじちゃんの協力を仰いでも、親権は取れないだろうと。また、慰謝料はもらえても財産分与で半分は持っていかれてしまうとも言われ、「そんなん結婚してもええことないやんか!!」と独身の長谷川の隣で悲壮感を漂わせていました。

一方、長谷川の質問は「携帯電話の赤外線を使ってアドレスを交換したところ、誤って自分が登録している他人の情報すべてを送ってしまった。その後、アドレスを交換した相手がその情報を使って僕の携帯に登録していた人にメールを送ったら、僕が訴えられるんですか?」というもの。

過失か故意かにもよるそうですが、もし長谷川が私利私欲にまみれ、アドレスを交換した相手を自分のものにしたくてやったことなら、訴えられる可能性もあるとのこと。

また「人の携帯電話を勝手に見るのは?」という質問には、「見られた相手との関係性にもよる」とのことで、恋人や家族など近しい間であれば問題にならないが、全くの他人だと法律に抵触することもあるそうです。「携帯電話のメールを見られた」という長谷川の話はどこまでがたとえ話なのか定かではないものの、どんどんエスカレート。独身でモテモテゆえの苦悩をにじませていました。

そして兵動が「弁護士の選び方を教えてください」と質問を。「会って話をする時、フィーリグンが合うかどうかが重要」と辻村弁護士。弁護士には雄弁なイメージがありますが、相談者の悩みや心配事を一つ一つ、丁寧に拾い上げて最善策を講じることが仕事であり、実際は話を聞くことの方が多いのだそう。話を聞いてもらう際に、この人とは合わないな思ったら違う人にした方がいい」とのことでした。

上田弁護士は「明朗会計。事前にきちんと費用などのお話をしない人は避けた方がいい」。そして塚崎弁護士は「きちんと目を見てしゃべってくれる人か。弁護士は相談者の悩み事とまっすぐに向き合う仕事なので」とのことでした。また、角田弁護士からも「悪い見通しのことも事前に説明する人。調子いいことばかり言う人はちょっと…」とのアドバイスがありました。

弁護士をお招きして、知られざるその世界を垣間見れた『'し'曰く』、あっという間に2時間がたち、お開きに。最後に「弁護士とは?」と3人にお聞きしました。「誰よりも話を聞いてくれるような人。身内以上に気持ちを込めることができる人」とは塚崎弁護士。続いて上田弁護士は「法律上意味がなくても、“そのお話は今、意味がないので”とさえぎるのではなく、相談者の人生がよりよくなるように何でもしゃべってもらって導くこと」。「嫌なことを解決していく中、メンタルのケアもしっかりして、今後訪れる困難にも乗り越えられる精神になるよう、しっかり対処していく」と辻村弁護士。

3人のお話を聞いて「お医者さんみたいやな」と長谷川。兵動も感心しきった様子で、「初めてのイベントでしたが楽しかったです!」と満足げな表情を浮かべていました。

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兵動「このイベントにそないに力は入ってないんですけど、それぐらいでいいのかなと思うんです。お客さんと同じように楽しめるライブにしたいと思っていて。その結果、僕らもお客さんも今までない知識を蓄えられたら素敵なイベントになるんじゃないかと思います。今日は本当に楽しむしかないので、成功したらいいなと思ってます」

長谷川宏「漫才師って、飲みに行ったりしたら“今日は相方さんは一緒じゃないんですか”聞かれることが多くて。その時いつも、“いや実は、漫才コンビはプライベートは別々なんですよ”とお話して、“へ~”ってなるんです。今度は僕たちが楽しめる番なので、いろいろと話を聞きたいと思います。勉強になるイベントにしたいなと思っています」

角田弁護士「最初の「し」は弁護士ということで、私の知り合いの弁護士3人に来てもらっているのですが、今、長谷川さんがおっしゃったようなことが僕らにもあるので、そういうことを聞いていただいて、僕らの実態をわかっていただきたいです。ドラマやテレビに出ている弁護士のイメージしかないと思うのですが、実際は全然違うので。僕たちの仕事で一番大事なのは依頼者や相手方とのコミュニケーションのとり方なんです。お二人はしゃべりのプロですので、そういうところも自分の仕事にも還元できたらいいなと思っております」

そして、ZAZAをどういうふうに活用していきたいですか?との質問には…。

兵動「この劇場を持っていらっしゃる方と、会社の人間、芸人の気持ちがひとつにならないと盛り上がらないと思うので、素敵なこの小屋を新しい情報の発信源にして、ここにふらっと来たら楽しいことやってるでっていう舞台にしたいですね。こういうきゅっとしたところで、おもしろいことをしたいなと思います。若手の子もどんどん出てくる場になったらいいですね」

長谷川「NGKとか5upよしもとのようなお笑いメインではなくて、ZAZAはお笑いプラスちょっと違う挑戦にしたいという趣旨なので、お客さんには“そうやったんや”っていう発見を心に残して、帰っていただくイベントができたらいいなと思ってます」

道頓堀ZAZAでのトークイベント『'し'曰く』、次回は12月17日 (火)の開催が決まっています。知らない世界のことが面白おかしく伝わり、ためにもなる『'し'曰く』。次はどんな師、士、司が登場するのか、どうぞご期待ください!

また、「道頓堀ZAZAよしもとライブ」では様々な企画イベントを発信中です。続いては9月12日(木)19時から『ヤナギブソンの撃鉄!』を開催します。こちらもどうぞお越しください!

『ヤナギブソンの撃鉄!』
9月12日(木)19時開演
出演:ヤナギブソン、GAG少年楽団、三浦マイルド、他
前売り:1500円 当日:1800円

道頓堀ZAZA  http://www.vitalartbox.com/zaza/

ティーアップ・長谷川宏の動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/36/
矢野・兵動 兵動大樹の動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/148/

【矢野・兵動 兵動大樹】【ティーアップ・長谷川宏】

2013年9月11日 (水)

ナインティナインと99人の濃〜い大阪芸人

やってきました9月9日、ナインティナインの日! ふたりが地元・大阪で行う恒例のスペシャルイベント「ナインティナインと99人の濃〜い大阪芸人」が、今年もなんばグランド花月にて開催されました。昨年は、直前に矢部が肺気胸のため緊急入院。岡村ひとりでの出演となったため、ふたり揃って“笑いの殿堂”に立つのは久々となります。当然、客席は立ち見も出る大入満員! 果たしてどんな芸人たちと、どんな絡みを見せてくれるのでしょう。

タイトルコールの後、緞帳が上がり、黒幕をバックにナインティナインが登場すると、割れんばかりの拍手と歓声が。岡村が、昨年の「矢部入院事件」を振り返り、「あれきっかけで結婚もされて…」と水を向けると、再び拍手と「おめでとう!」の声が巻き起こります。さっそく左手薬指にはめたマリッジリングをアピールする矢部。さらに岡村は矢部の手を引き、舞台の端から端まで移動させつつ、お披露目をしていました。岡村は、昨年の同イベント後も「吉本百年物語」のゲストとしてなんばグランド花月に出演しましたが、「ババスベりしてね…出ていっても、客席からはサワサワッとしか反応なかったんです」とポツリ。「今日もサワサワッとなったら怖いですよ」「ありますよ」と話しながら、ふたりは気を引き締めていました。

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ここで「ピンポーン」とチャイムが鳴り、現れたのはNSC大阪9期の仲間である矢野・兵動 兵動です! 兵動はさっそく矢部に「結婚式も呼んでくれへんで…へびいちごの島川は服買うてたで? 同期やんか!」とチクリ。これに矢部が「へびいちごを呼ぶ勇気はなかった」と答えるなど、気心の知れた和やかなトークが続きます。そして「用意はよろしいですか?」の言葉とともに黒幕が開くと、ひな壇にはズラリ99人の芸人たち! その迫力に圧倒されつつ、岡村がおかけんたに「ええ声〜!」をねだったり、矢部が浅香あき恵と2年前の同イベントで記念撮影したことを完全に忘れていてブーイングを受けたり、突然始まったBKBコールと客席も巻き込んでの「ブンブン!」に爆笑したりと、早くも大盛り上がり。いよいよこの1年の「大阪芸人ニュース」をランキング方式で発表する本編のスタートです。

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第10位は「たむけん離婚」。避けては通れないこの話題に、さっそく食いつくふたり。「ちゃんと内容を発表してない」と兵動から指摘を受け、たむらがいきさつを説明しようとするも、矢部がいきなり秘蔵ネタを暴露してしまうという怒濤の展開。さらに、たむらがかわいがっている後輩、ストライク・吉田からのタレコミもあり、やがて話題は“離婚”から“資産”へ!? 一方、矢部は最近、よく大阪へ帰ってきているという岡村の行動に「あやしい」と疑いのまなざしを。しかし一緒にいるのはもっぱらへびいちご・高橋らしく、岡村は「高橋みたいな女性がいれば結婚したい」と常々語っているそうです。最後は何故か、たむらがシャンプーハット・てつじから、Twitterでの決まり文句にダメ出しをされてしまうというオチがつき、ここで残念ながら時間切れとなりました。

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第9位は「キラメン7」。ご存じ5upよしもと煌〜kirameki〜Memberの頂点に立つ7組がショートネタを披露しました。コーナーMCは、モンスターエンジン。先日、出演していた『ピカルの定理』が最終回を迎えたことを受け、岡村が「ピカルお疲れ!」といじると、西森は「僕は終わってないと思います」とキッパリ。しばし押し問答が繰り広げられました。

アキナ、

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吉田たち、


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藤崎マーケット、

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学天即、

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かまいたち、

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GAG少年楽団、

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天竺鼠らのネタにも、ナインティナインのふたりは興味津々。大笑いしながら見入っていました。

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特に気に入ったというGAG少年楽団を再び呼び出すと、なんと坂本は着替え中。そのガリガリぶりと「言わんよ!」で、またまたふたりを驚かせていました。

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続いて「吉本マネージャー伝説」が第8位にランクイン。芸人たちが、独特なマネージャーたちの言動を次々と暴露していきます。集合場所のありえない聞き間違いに、熱すぎて困惑する芸人への愛、そして話し始めるや否やへびいちごから強制終了がかかった岡村の元マネージャー話まで、爆笑エピソードが出るわ出るわ! 中でも最も“話題の人”となったIマネージャーは、舞台へと連れ出されてしまうことに。かつてはナインティナインも担当していたということで、ふたりから大阪での仕事ぶりを心配されてしまいましたが、その憎めないキャラクターから、最後は客席から激励(?)の拍手を浴びていました。

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第7位は「モノマネ2013」と題し、大阪で話題沸騰のモノマネを6連発。MCを担当したへびいちご・島川を見るなり、岡村が「劇場支配人みたいやな」とツッコむなど、仲良し同期のやりとりも楽しみつつ、藤崎マーケットの細かいモノマネ、

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ヒガシ逢ウサカ・今井の笑い飯・哲夫、

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カーニバル・ゆきえのプロレスラー高山善廣さん、

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土佐駒・長尾の草なぎ剛さん、

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バイク川崎バイクのつんく♂さん、

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そして吉本新喜劇・今別府直之の金正男氏を堪能しました。

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今別府からは烏川耕一、中田はじめへとバトンがリレーされ、最後は中田の「♪1、2、3、4、力道山」で締めくくるという大阪芸人たちのチームプレーも炸裂。珠玉の数珠繋ぎに大喜びのナインティナインでした。

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第6位は「津田を超えるゲス現る」! ダイアン・津田はこのテーマに「ゲスじゃないですよ!」とすぐさま反論しますが、たむらからおなじみの爆弾ネタが投下されると激昂。対抗してたむらのマル秘ネタを暴露するという泥仕合を演じたほか、女と男・市川が明かすゲスエピソードも出演者たちをドン引きさせ、早くも舞台を混乱に陥れます。そんな津田を超えるゲスとは誰なのか!? 答えはクロスバー直撃・渡邊でした! 相方・前野のタレコミによると、驚くほどの“女好き”らしく、岡村はその姿を見て「ワッキーと同じにおいがする…」とひとこと。若手芸人たちから次々と飛び出すエピソードは、面白いを通り越して客席を凍りつかせるほど!? 兵動も「笑われへん方のゲスやん」と言葉を失っていました。矢部も「東京でゆうたらクズやな!」とバッサリ。しかし、激論の結果、ゲスキングは津田が引き続き暫定首位となり、津田と渡邊がゲス同士の暴露合戦を繰り広げるひと幕も…。

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そして「歌ネタブームくるか!?」が第5位に。MCはティーアップ・長谷川。馬と魚、

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アイロンヘッド、

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みなみのしま、

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矢野号、

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すち子&真也、

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おかけんたがメドレーで歌ネタを披露していきます。

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『歌ネタ王決定戦2013』チャンピオンのすち子&真也には、客席から「待ってました!」とばかりひときわ大きな歓声が。おなじみ「浪速のギター借金取り」で爆笑をさらいました。しかし、その上を行く盛り上がりを見せたのが、おかけんたによる『デビルマンのうた』です。手作り感あふれる衣装と目にも鮮やかなグリーンメイクで、ベテランらしからぬ弾けっぷりを見せつけたけんたに、ナインティナインも脱帽。もちろん、歌も「♪ええ声〜」で見事に歌い上げ、喝采を浴びていました。しかも、けんたは衣装&メイクもそのままにひな壇前列に陣取り、引き続きシュールな光景を作り出すことに。


第4位は吉本新喜劇座長・川畑泰史からの「新喜劇ベテランボケ始める」。さっそく座員たちから、高齢化が進むベテラン芸人の爆笑エピソードが続々と飛び出しました。中でも“主役”となったのは、「セク原師匠」と名を伏せて語られた桑原和男。すっちー曰く「性への探求心がすごい」という桑原のターゲットは、女性だけでなく男性にも拡大中らしく、安井まさじの衝撃体験には芸人たちも驚愕していました。この後も、なんと77歳にして婚活!?などなど、止まらない桑原ネタ。未知やすえは「新喜劇に悪いイメージを持たないで!」と必死に訴えていました。

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いよいよランキングもトップ3に突入。第3位は「キワモノ2013」! メッセンジャーがMCを担当し、大阪を震撼させているキワモノ芸人たちを一挙紹介しました。登場したのは、堀川絵美、

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コロコロチキチキペッパーズ、

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ゆりやんレトリィバァ、

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たけだバーベキュー、

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とことん、

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人妻ニャンコ、

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ガオ〜ちゃんの7組。

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すべてを見終わった矢部は、「もだえてるだけの女の子は衝撃やった」と人妻ニャンコを名指し。再び出てきたニャンコに別ネタをリクエストするも、そのあまりの下ネタぶりが、出演者全員を凍りつかせていました。

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第2位は、客席の皆さんもおそらく予想していたであろう「パイセンリターンズ」! 毎回、時間の関係で割愛されてしまう矢野・兵動 矢野のピンネタは、今年も「時間ないんちゃうか」(岡村)、「みんな疲れてはるし」(矢部)と茶々が入ります。めげずにフリップを用意し、3年越しのネタがいよいよスタート…と思いきや、やはりチャイムの音が鳴り響き、無情にも打ち切られてしまいました。と、ここまではお約束の展開でしたが、今年は矢野がかわいがっている後輩・カーニバルのふたりが「昨日もネタを見せられた」「今年のパイセンは置きに来てる」と割って入り、ハードルをどんどん上げまくります。「それなら」とネタ時間を与えられそうになり、何故か逆ギレする矢野の姿が爆笑を呼んでいました。

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さあ、ついにランキングも大詰め、第1位は「ゆうき」でした。兵動曰く「仕上がってきている」というりあるキッズ・ゆうきが、最後に大フィーチャーされることに。メッセンジャー・あいはらからは、「いい意味で守りに入らない」という驚愕のバイトエピソードが。相方の安田からも「芸能界でやっていくうえでの常識がなさすぎる!」と厳しいクレームが飛び出し、ゆうきが兄のように慕うシンクタンク・タンクは夫婦げんかの仲裁に行った際の「アホすぎる」やりとりまで暴露していました。あまりの暴走ぶりに、シャンプーハット・小出水は「逆に天才かもしれない」と言い出す始末。出てくる話のすべてが理解不能すぎて、デビルマンことおかけんたのテンションがどんどんローになっていく様子も笑いを誘います。そんなゆうきのすごさを体感してもらおうと、「誰が興味あんねんツイート大賞」を主宰しているザ・プラン9 ヤナギブソンが、Twitter上で採集したゆうきの迷言・珍言を紹介。疑問符しか浮かんでこないツイートの数々に、ナインティナインをはじめ出演者たちから次々と質問が飛びますが、答えを聞くとますます混乱するというラビリンス。やがて話は安田にも飛び火し、秘蔵の「好きなタイプランキング」の順位にまたまた大きな衝撃が。思わぬ芸人の思わぬランクが明かされると、出演者たちはひな壇から崩れ落ちて爆笑していました。

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イベントが始まってはや3時間超。終演予定時刻を大幅にオーバーして、今年もナインティナイン×大阪芸人の競演はエンディングを迎えました。「またぜひ来年も!」との兵動の言葉にふたりがうなずくと、客席から再び大きな拍手! 続いて締めようとする矢部でしたが、その隣にはそっとたたずむしましまんず・藤井の姿が…。というわけで、ラストは藤井が締めくくりのひと吠え! さらに兵動から指名を受けた『R-1ぐらんぷり2013』チャンピオンの三浦マイルドが「マイルドフラッーッシュ!」を発動し、にぎやかなフィナーレとなりました。

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ナインティナインの里帰りはもちろん、大阪芸人たちの底力と魅力も見せつけた一夜。今から来年の9月9日が楽しみですね!

【ナインティナイン】

2013年9月10日 (火)

SO.ON project『Rise up/HEY YOU!』発売記念イベント&大握手会

9月8日(日)、阪急西宮ガーデンズ4階スカイガーデン・木の葉ステージにて、SO.ON project『Rise up/HEY YOU!』発売記念イベント&大握手会が開催されました!

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SO.ON projectとは、大阪スクールオブミュージック高等専修学校に通う1年生から3年生までの“リアル女子高生アイドルユニット”。歌手やダンサー、女優など、それぞれ目標を持ったメンバーが、授業の一環としてアイドル活動を行っているのです。今回は、ニューシングル「Rise up / HEY YOU !」が8月9日にリリースされたのを記念してのライブ&大握手会。観覧フリーとあって、ファンのかただけでなく、多くのかたにSO.ON project の活動をアピールするチャンスです。SO.ON projectのメンバーのうち70人が集結し、3 ユニットに分かれてそれぞれパフォーマンスをお披露目しました。

 

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まず最初に登場したのは、アーティスティックで大胆なダンスと清楚なユニフォームが魅力の「high color」20名から。クールなパフォーマンスで『world is yours』を披露します。ステージ上で繰り広げられるキレのあるダンスは迫力満点! 

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曲が終わった後、「high color」副キャプテンの加納奈々と寺坂未央がMCとなり、メンバー全員の自己紹介タイム。それぞれがキャッチフレーズとともに元気いっぱいに自己紹介しました。

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次にお目見えしたのは、夢と感動を届けるがテーマの元気ユニット「MY SCHOOL」の20名。ピンクのスカートで、キュートに『おたまじゃくし』を歌い上げました。元気いっぱい飛び跳ねるダンスは、まさにアイドル! 客席のファンからも声援が。

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早野保陽(ほなか)と前田美咲がMCを務め、メンバーの自己紹介が終わったあと、8月9日から、SO.ON projectメールマガジン会員の受け付けスタートといううれしいニュースも飛び出しました! メールマガジン会員になると、登録した人だけが見られるスペシャルライブや握手会、そのほかさまざまな企画が待っています。詳しくは文末に記載していますので、応援したい方はぜひチェックを! また、早野保陽から、SO.ON projectの活動を紹介。学生の彼女たちは、授業の一環であるSO.ON projectの活動に加え、普段は「数学や社会、英語なんかもがんばっています!」とのこと。目標に向かって活動しながら、勉強にも奮闘している彼女たちの素顔を垣間見ることができました。ちなみに、レポートのかわりにブログを書いているというSO.ON projectの面々。ブログもぜひチェックしてくださいね。

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お次は「MY SCHOOL」と、総勢約80名のビッグパフォーマンスユニット「SCHOOL MATE」の1年生がお目見え。『GO MY WAY!』のお披露目です。ちなみに『GO MY WAY!』は、SO.ON projectが誕生して最初に完成した楽曲。ライブでも毎回のようにお披露目し、さらに1年生の登竜門のような曲なのだとか。

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曲が終わった後、1年生の山内夏星(きらり)が「少しでも早く、先輩たちに追いつけるように一生懸命がんばりたいと思います!よろしくお願いします」とフレッシュに挨拶しました。

 

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続いて、今回のイベントに出演する総勢70名が舞台に集結。彼女らの等身大の想いがつまった『It’s OK』をお披露目します。昨年、東日本大震災に遭った仙台でイベントをするという目標を達成したSO.ON project。そのときに歌ったのが、この曲です。「今日も想いを込めて皆さんに届けたいと思います」と、歌い上げました。

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全員が集まったところで、8月7日に発売になった新曲『Rise up/HEY YOU!』についてトークを展開。見どころを紹介することに。まずは、「MY SCHOOL」の新曲『HEY YOU!』の見どころについて、「サビのところで、タオルを持ってブンブン振るんですけど、皆さんにもタオルを振ってもらえるとうれしいです!」とのこと。続いて「high color」の新曲『Rise up』については、「バキバキのダンスと表現が見どころなので、ぜひ注目してください!」、「今回の新曲はひとりひとりの映像があったりするので、CD買っていただいたかたは、ミュージックビデオ観るときに『この子がさっきの子か』と思いながら見てもらえるとうれしいです」とPRしました。そして2曲続けて新曲をお披露目し、盛り上がりは最高潮に!

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ライブが終わり、続いては大握手会に! ニューシングル『Rise up/HEY YOU!』をご購入の方に、先着で配布していた握手会参加券をお持ちのお客さんと、SO.ON projectのメンバー70名が握手! メンバー数が多いので、握手会は「high color」、「MY SCHOOL」、「SCHOOL MATE」の3回に分けて行われました。

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大勢のお客さんと笑顔で握手を交わすメンバーたち。今回は、「名前と顔を覚えてもらいたい」ということで、握手とともにメンバー手書きメッセージカードをメンバー1人ずつ手渡しするという特典も!  握手会参加券を2枚以上お持ちのお客さんは、2枚目以降はメンバーを指名して握手!

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大勢のファンの皆さんと、賑やかで和気あいあいとしたひとときを過ごすことができました。

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今年の「SUMMER SONIC OSAKA」でもパフォーマンスの高さが評判を呼び、そして今回のライブでますます知名度を高めたSO.ON project。これからも、さまざまな場所でライブを行いますので、パワフルな彼女らのパフォーマンスをぜひその目で!

 

SO.ON project

『Rise up/HEY YOU!』CD+DVD(1,500円)

【CD収録曲】1. Rise up- high color-/2. HEY YOU!- MY SCHOOL-/3. It’s OK- SCHOOL MATE-

【DVD収録曲】『Rise up』『HEY YOU!』ミュージックビデオ/特典映像:メイキング映像

 

■ライブスケジュール

JR大阪城公園駅前ストリートライブ

日時:9月15日(日)

会場:JR大阪城公園駅~大阪城ホールの間

※観覧フリー

※時間は公式ホームページにて。

 

第1階放課後ライブ

日時:10月19日(土)

会場:大阪スクールオブミュージック専門学校LS-1

時間:開場17:30/開演18:00

※観覧にはメールマガジン会員の登録が必要です。詳しくは以下。

 

■メールマガジン情報

登録サイト⇒http://mmg.so-on-project.jp

※会費・登録費無料。メールマガジン会員限定のお得情報やチケット先行発売など特典あり。

 

SO.ON project公式HP

http://www.so-on-project.jp/

 

 

 

2013年9月 9日 (月)

ハーフ芸人JAPAN!~お世話になります、秋~

9月4日(水)、東京・ヨシモト∞ホールにて『ハーフ芸人JAPAN!~お世話になります、秋~』が開催されました。

今回で初めてとなる本イベント。デニス・植野行雄、マテンロウ・堀田世紀アントニーを始め、デスペラード・エマミシュンサラミ、あわよくば・西木ファビアン勇貫、0.03秒・ルナエリックニコラス、ギャルソン・ジャン、おもんぱか・大久保健、RED×BLUE・ペインミカイル森之介、ドラッパ・リロイ太郎、ラッツ・和田昭也という、よしもと所属のハーフ芸人が一同に介しました。

Dscn2155 先に放送された『アメトーーク!』の「日本人と外国人の両親を持つ芸人たち」効果か、客席は多くの立ち見が出るほど超満員! 出演者全員が超若手とあって、あまりの観客の多さにかなり圧倒されている様子です。
アントニーが「5〜10年後にみんなで『アメトーーク!』に出られたらと話してたんですけど、この間出られちゃいまして。ラッキーパンチでした!」と報告すると、大きな拍手が。「今日は立ち見までいて、みんな震えてます」と強ばった笑顔で挨拶しました。

Dscn2156 BS吉テレで放送中の『イベンジャーズ』のヤバいイベントを紹介する「ヤバイベ」にてメンバー全員の直訴により、MCを務めることになった千鳥。
客席を見渡しながら「なんでこんなに人気出たん? 初めはチケット4枚しか売れんかったって言うてたやん」と圧倒されているノブに、「しかも、その4枚のうち2枚、僕の知り合いやったんですけどね」と報告する植野。「それがこれ? すごい。俺らより、和田のほうが声援多かったもん」(ノブ)「ほんまにすごいな、『アメトーーク!』。まるでシンデレラやん!」(大悟)と、2人がビックリするほどの人気ぶりです。

Dscn2161 自己紹介から、エピソードトークを交えてくる面々。ノブ曰くの「笑点風自己紹介」から、テレビでは話せないとんでもない告白が次々と飛び出します。
そんな中、「千鳥さんに憧れて、この世界に入った」と告白したファビアン。「前回、『イベンジャーズ』に出させてもらったとき、(嬉しさのあまり)泣きそうやったんです!」と熱く思いを伝えていました。

まずは、『アメトーーク!』の反省会を。
「どうしてもやりたいことがあったのに、できなかった」と率先して手を挙げたのは、和田。空手未経験ながら、空手の突きで段ボールを突き破れると豪語して挑戦したのですが、結果とんでもない惨事が……!
「『アメトーーク!』でやってたら、永久追放やったわ」(ノブ)「俺は自由やと、和田は言いたかったんかな? そうやな?」(大悟)と、千鳥が必死でその場を取り繕います。

Dscn2169 「アントニーと行雄ちゃんの連携が強すぎて、ほかの芸人が入っていけない」と思いを吐露したのは、ファビアン。「たしかに、この間の『イベンジャーズ』も、行雄、アントニー、行雄、行雄くらいの割合で喋ってた」と同意するノブに、彼が提案したのはFIFAランキングで優先順位を決めようというもの。
「52位か……先進国に譲ります。というより、僕、いちばん先輩なんですけど」(サラミ)「まぁ、アメリカはサッカーに力入れてない割には、上位ですよね」(アントニー)と、それぞれあまり納得いっていない様子ですが、ひとまず揉め事があったときは、このランキングで意見を総意することでまとまりました。

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Dscn2179 そんな中、「足どうしたん?」と訊かれたリロイ。「高校のときにカッコ付けて飛び降りて骨折した古傷が、雨になると痛むんです」と膝を摩る仕草が外見に似合わず、思わず笑いが起こりました。

ここからは、ライブでしか話せない際どいトークの連発。思わぬ発言に、多くの驚嘆の声があがります。
入るつもりはなかったのに、いつの間にか武闘派の暴走族に入っていたという植野。中3のときに初めての他校の生徒とケンカしたらしいのですが、「相手は“植野行雄”っていう情報しか知らずに来ていて。僕を見た途端、心が折れたのがわかった」そう。確かに、モニタに映し出された彼の若かりし頃の写真は、かなりいかついものでした。

Dscn2181 小学生の頃から身体能力が高かったアントニー。小4の運動会、ぶっちぎり1位で走っている写真が映し出されると、会場が大爆笑となりました。

Dscn2187 『アメトーーク!』や『イベンジャーズ』でも、常にローテンションだったミカイル。この日もようやく自ら口を開いたと思えば、『アメトーーク!』出演時の反省をシニカルなジョークを交えてぼそぼそと語り始めます。その間、たびたび発せられる辛辣な言葉の数々に、笑いながらも「ミカイルはあれやな、差別心がすごい!」とツッコむノブでした。

Dscn2204 『イベンジャーズ』でも告知していたように、イベント終盤にはリロイの里帰りVTRを上映。5歳のときに別れて以来、母親に会っていないという彼ですが、このたび20歳の儀式を受けるべく、里帰りすることに。音信不通の母親と祖母が暮らしていると思われるウガンダ共和国へ、父とともに向かいます。が、思いも寄らぬ展開が待ち受けていて……。この模様は、『イベンジャーズ』で放送予定ですので、ぜひともオンエアをチェックしてください!

Dscn2214 個性豊かなメンバーが集結し、今後さまざまな企画が生まれそうな『ハーフ芸人JAPAN』。最後は日本人らしく、一丁締めでイベントを終了しました。

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