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ライブレポート

2013年7月25日 (木)

【ライブレポート】「真夏のキラキラ単独祭り バンビーノ『スカイファンタスティッキーノ』

7月21日のバイク川崎バイク単独ライブ『バイク単独バイク in NGK ~ビンタ、急にビンタ~』を皮切りに始まった5upよしもと芸人18組による単独イベント「真夏のキラキラ単独祭り」。7月23日には、歌に踊りの“リズムコント”でもおなじみ、バンビーノの単独ライブ『スカイファンタスティッキーノ』が行われました。

オープニングを飾ったのは短編コント。歌とリズムも特徴的なバンビーノらしい“人間ドラム”のネタから幕を開けました。

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オープニングVTRを経てネタへ。まずは、急きょヘルプでやって来たコックと飲食店オーナーとの厨房シーンを描いた「ランチタイム」。石山扮するオーナーのオーダーの通し方が独特で、コックの藤田はその何を言っているのか解読するだけで精一杯。そんな藤田をよそに手際よく裁いていくオーナーにも弱点があって…。

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次の10年ぶりに幼馴染が再会し、思い出の川原で “石切り(石投げ)”を繰り広げる「河川敷」はノスタルジックな青春コント。すご技を繰り出す藤田と石山の“石切り”が見ものでした。

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続いて、営業マンと社長のやり取りを描いたコント「商談」。普段、ネタを書いているのは石山ですが、この「商談」は珍しく藤田が脚本・演出・構成を手掛けました。自社の新商品を売り込もうと取引先の社長(藤田)を追いかけてきた営業マン(石山)が、社長の滞在先である旅館で目にした謎の食べ物「グンズヌル」とは…。

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蟹のようで蟹ではない「グンズヌル」にも“ミソ”と呼ばれる珍味がありますが、緑色のスライム状という見た目は凡そおいしそうには思えません。藤田がそれを「グンズヌル」の甲羅からすくう場面もなかなかグロテスクなのですが、エンディングトークにてコントを振り返った際に「すくうとき、“ミソ”がダラ~っと垂れるのがすごい好き!」と満足げ。なお、石山は藤田作の「商談」を演じて改めて、「いや~、やっぱ俺やな~」とネタ作りに更なる意欲を見せていました。

そして、これぞバンビーノの真骨頂とも言えるコントを2本披露。まずは楽曲に合わせて歌詞の一部を掲出することでコンサートなどを盛り上げる仕事“出し子”のリハーサル風景を描いた、その名も「リハーサル」。アップテンポなヒット曲に合わせて、ボードの向こうから頭につけた歌詞の一部を出したり、下げたりするふたり。テンポが狂うことなく絶妙なタイミングで顔を出すその動きに、拍手が起こるほど盛り上がりました。

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なお、エンディングトークで石山いわく、お客さんには「ボードの後ろ側からも見てほしかった」とのこと。ふたりが段取りよく動く姿も見ごたえあったと思うと、自信作であることを滲ませていました。

最後はサバンナを舞台に、ある種族の珍しい狩猟風景を切り取った「ダンスィングフィッソン族」。歌と動きで動物をおびき寄せ、一気に仕留めるやり方はまさにお家芸、見ものでした。

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ネタの合間のVTRでは、「5upよしもとノリノリグランプリ」と題した企画を放映。藤田の手料理、通称“藤メシ”をふるまうからという嘘の誘いで5upよしもと芸人(卒業組も含む)をとある一室へおびき寄せ、一人でじっと待機しているその部屋にバンビーノがただただ歌い踊りながら入室。そして最も早くそのノリに反応し、一緒になって歌い踊った人がグランプリというもの。おびき寄せられたのは、ウーマンラッシュアワー・中川パラダイス、スーパーマラドーナ・田中、和牛・川西、プリマ旦那・河野、馬と魚の5人でした。

待機しているところへ突然、全身青色タイツのバンビーノがオリジナルソングを歌い、激しく踊りながら入って来るので、いずれも最初は呆然とし、「“藤メシ”ちゃうんか!!」と抗議もするのですが、やがては一緒になって歌い踊り始める芸人たち。そのうち最も早くにノリノリになったのはスーパーマラドーナ・田中で、バンビーノ入室から16秒で反応。待機中もカメラに向かって一人、ギャグをしていた田中は、自身のギャグ「スーピスーピ」を石山が口にした途端、軽快に踊り始め、語尾に「た・な・か!」とつけて連呼するなど相当ノッていました。そして最も遅くに反応したのがプリマ旦那・河野で歌い踊るまで2分7秒。石山が河野の両腕を回すギャグ「ぐるぐる」をしてみせても食いつきが悪く、このような結果となりました。

エンディングでは、今回放映しなかったVTRを特別にお見せすることに。「石山と藤田の今年の夏を比較」ということで、ハネムーン先のタイでグルメに観光にと楽しんでいる石山と、道頓堀界隈で一人、ブラブラしていた藤田という、何とも対照的な二人の夏が映し出されました。

そして最後は「次の『煌~kirameki~Battle』も残って、単独ライブをします! 客席がいっぱいになるまでやりますので!」と石山が力強く宣言。その勢いを受け止めんばかりに客席からは大きな拍手が沸き起こり、『スカイファンタスティッキーノ』は終演を迎えたのでした。

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「真夏のキラキラ単独祭り」全公演スケジュール

7月21日(日)19:30開演

『バイク単独バイク in NGK ~ビンタ、急に、ビンタ~』
出演:バイク川崎バイク
会場:なんばグランド花月
料金:ハイオク席(1階)2,000円、レギュラー席(2階)1,800円

7月22日(月)18:30開演 
中張又張単独ライブ『ビックマネー』
出演:中張又張
会場:5upよしもと
料金:前売1,300円、当日1500円

7月23日(火)20:30開演
バンビーノ単独ライブ『スカイファンタスティキーノ』
出演:バンビーノ
会場:5upよしもと
料金:前売1,300円、当日1,500円

7月24日(水)18:30開演
コマンダンテ単独ライブ『relax』
出演:コマンダンテ
会場:5upよしもと
料金:前売1,300円、当日1,500円

7月27日(土)18:30開演
祝!天竺鼠9周年記念!第1弾『大阪のことを1番愛している天竺鼠が3時間のネタとトークとコーナーのコラボレーションライブをやります!大阪のことを愛しているからこそです!』
出演:天竺鼠
会場:5upよしもと
料金:前売2,000円、当日2,500円

7月28日(日)18:00開演/20:00開演
プリマ旦那単独ライブ『三八旦那』
出演:プリマ旦那
会場:5upよしもと
料金:前売1,300円、当日1,500円

7月29日(月)18:30開演
アキナ単独ライブ『オギャー』
出演:アキナ
会場:5upよしもと
料金:前売1,300円、当日1,500円

7月30日(火)20:30開演
タナからイケダ単独ライブ『帰ってきた夏一回目のタンドーク』
出演:タナからイケダ
会場:5upよしもと
料金:前売1,300円、当日1,500円

8月1日(木)18:30開演
和牛単独ライブ『新ネタフェア!』
出演:和牛
会場:5upよしもと
料金:前売1,300円、当日1,500円

8月2日(金)20:30開演
吉田たち単独ライブ『たち噺』
出演:吉田たち
会場:5upよしもと
料金:前売1,300円、当日1,500円

8月3日(土)16:00開演
GAG少年楽団単独ライブ『あっちぃぃぃ!』
出演:GAG少年楽団
会場:5upよしもと
料金:前売1,500円、当日1,800円

8月4日(日)16:00開演
藤崎マーケット単独ライブ『夏のおもしろマーケット2013』
出演:藤崎マーケット
会場:5upよしもと
料金:前売1,500円、当日1,800円

8月5日(月)20:30開演
学天列伝『漫才の虎』
出演:学天即
会場:5upよしもと
料金:前売1,500円、当日1,800円

8月6日(火)20:30開演
矢野号単独ライブ『チームオクラホマ』
出演:矢野号
会場:5upよしもと
料金:前売1,300円、当日1,500円

8月7日(水)18:30開演
アイロンヘッド単独ライブ『ビクトリーゴング』
出演:アイロンヘッド
会場:5upよしもと
料金:前売1,300円、当日1,500円

8月8日(木)20:30開演
ななまがり第五回単独公演『その世』
出演:ななまがり
会場:5upよしもと
料金:前売1,300円、当日1,500円

8月9日(金)18:30開演
ビーフケーキ単独ライブ『愛の子ゾンキー』
出演:ビーフケーキ
会場:5upよしもと
料金:前売2,500円、当日3,000円

8月10日(土)16:00開演
かまいたち単独ライブ『夏かま!!!』
出演:かまいたち
会場:5upよしもと
料金:前売1,500円、当日1800円

『5upよしもとキラめきサマーフェスティバル~ネタやら歌やらいろいろやって555第祭り~』
日時:8月11日(日)14:00開場、15:00開演
出演:煌~kirameki~TOP(3組)、Member(15組)、Jr.(30組)、彩~irodori~TOP3組、その他
会場:大阪国際交流センター(大阪市天王寺区上本町8-2-6)
料金:当日3,500円 (全席指定)

■5upよしもと公式 http://www.yoshimoto.co.jp/5up/

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2013年7月24日 (水)

【ライブレポート】真夏のキラキラ単独祭り 中張又張単独ライブ「ビッグマネー」

5upよしもとの煌〜kirameki〜memberたちが繰り出す「真夏のキラキラ単独祭り」、二番手を務めるのは中張又張! 新生キラメン7としてテレビの露出もグンと増えている注目のコント師は、果たしてどんなライブを見せてくれるのか!? 会場の5upよしもとを埋めたファンの皆さんも、興味津々で待ち受けています。

オープニングコントでは、UFOキャッチャーの“取っ手”に扮した白井が、何とかぬいぐるみをゲットしようとする高道を翻弄。ボーナスタイムには形状まで変えてしまうなど、自由すぎる“取っ手”の動きにしょっぱなから爆笑が起こります。ついに持ち上げたのは、巨大な100円玉。そう、今回の単独ライブ告知チラシのビジュアルにも登場したアレです。ビッグなマネーを釣り上げて、ここから怒濤の新ネタ6連発へ!

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1本目のネタは漫才。身体を鍛えたい白井が、高道を筋トレに誘いますが、そのとんでもない方法とは!? 掟破りとも言える“動く三八マイク”で、早くもふたりの体力は限りなくゼロに……。

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ネタの合間のお楽しみ、ブリッジVTR は「ビッグマネープロジェクト!」と題したスペシャル企画。NSC大阪32期と、5upよしもとでかなり後輩にあたる中張又張は、普段からおごってもらってばかりで、なかなかおごるチャンスがありません。というわけで、この機会にお腹を空かせた後輩たちにご馳走しようじゃないかということに。ところが、元手はふたり合わせて6000円。あまりに心もとない額のため、まずは一獲千金で金額を増やすことに。最初にチャレンジしたのはスクラッチくじ。6000円すべてを潔くつぎ込んだものの、結果は200円が1本のみ。−5800円というまさかの結果に途方にくれて「つづく」。

2本目はコント「氷の洞窟」。ウルトラマンごっごが大好きな子供が、洞窟の中で凍った本物のウルトラマンを見つけて興奮したのも束の間、事態は衝撃的な方向へ!

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VTR第2弾では、所持金アップを目指してゲームに挑戦。半裸になり、肌にくっついたぶんだけ小銭がもらえるというルールです。ところがなかなか難しく、30分も寝ころび小銭を肌に密着させた白井は、最終的に76円しかゲットできずじまいで落胆……。

3本目のネタはコント「ギョウザメ」。舞台は海辺の町のツアークルーズ。ガイドに扮した高道は、かつてこの海に現れたサメの伝説を語り始め……。“ギョウザメ”に扮した白井が客席から乱入するなど、ハイテンションな展開で笑いを誘いました。

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続いてのVTR も、まだまだ元手増やしのチャレンジが続きます。「お札割り箸キャッチ!」では、YESなんばビルから舞い落ちる1万円札を、地上の中張又張が割り箸でキャッチできればもらえることに。風向きと重力に惑わされながらもなんとかキャッチししましたが、さらなる増額を目指した「ボーナス紙ひこうき」ではあえなく失敗。白井は「お札は折るもんちゃう」などと責任転嫁の発言を繰り返し、ふたりの仲は険悪に!?

4本目はコント「コンビニ」。店員の高道と、店にやって来た怪しい客・白井のやりとりで笑わせつつ、終盤は絶体絶命のピンチ、そして予想外の結末へ……。

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VTRでは、ついに最終手段に打って出るふたり。5upよしもとのエレベーター前で待ちかまえ、降りてきた先輩からお金を借りようと頼み込みます。プリマ旦那の野村は「おいはぎやないか!」とキレつつも1236円を提供。スーパーマラドーナの田中は、ふたりにさんざんギャグを要求したあげくに「貸しません」。最後に現れた銀シャリ・鰻だけが「ええよ」と即答、なんと77000円を手渡す男気を見せつけ、客席を沸かせました。大感激の中張又張、これでやっと後輩におごることができるか!?

5本目はコント「交番」。交番に落とし物を届けたいけれど“怖がり”すぎる女子高生に、高道扮する警官はオロオロ。女子高生・白井のルックスもすさまじい破壊力で、アナーキーな行動はもはや狂気の域に!

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ブリッジVTRもいよいよフィナーレ。ドーンと増えたお金を握りしめもつ鍋店へ出向き、さっそくTwitterで後輩たちに呼びかけましたが、応えてくれたのはZAZYだけ……。最後は白井が後輩のひとり、マオリータを呼んで何とか人数を水増ししましたが、寂しすぎる結末に見ている観客も切なさに包まれていました。

最後のネタはコント「肝試し」。墓地に肝試しにやってきた高道の前に、あのアイドルが現れた!? 客席の想像をはるかに超える展開と白井のキレのある動きが、この日一番の笑いを巻き起こしました。

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エンディングトークでは、「氷の洞窟のコントで汗が止まらずどうしようかと思った。寒い設定やのに」と振り返った白井。高道も1本目の漫才にかなり体力を奪われた様子で、「ずっと足が震えていた」と打ち明けるなど、最後までパワー全開で駆け抜けた様子でした。次回の単独ライブでまたどんな新しい笑いを届けてくれるのか、早くも楽しみですね!

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これからの「真夏のキラキラ単独祭り」全公演スケジュール

7月27日(土)18:30開演
祝!天竺鼠9周年記念!第1弾『大阪のことを1番愛している天竺鼠が3時間のネタとトークとコーナーのコラボレーションライブをやります!大阪のことを愛しているからこそです!』
出演:天竺鼠
会場:5upよしもと
料金:前売2,000円、当日2,500円

7月28日(日)18:00開演/20:00開演
プリマ旦那単独ライブ『三八旦那』
出演:プリマ旦那
会場:5upよしもと
料金:前売1,300円、当日1,500円

7月29日(月)18:30開演
アキナ単独ライブ『オギャー』
出演:アキナ
会場:5upよしもと
料金:前売1,300円、当日1,500円

7月30日(火)20:30開演
タナからイケダ単独ライブ『帰ってきた夏一回目のタンドーク』
出演:タナからイケダ
会場:5upよしもと
料金:前売1,300円、当日1,500円

8月1日(木)18:30開演
和牛単独ライブ『新ネタフェア!』
出演:和牛
会場:5upよしもと
料金:前売1,300円、当日1,500円

8月2日(金)20:30開演
吉田たち単独ライブ『たち噺』
出演:吉田たち
会場:5upよしもと
料金:前売1,300円、当日1,500円

8月3日(土)16:00開演
GAG少年楽団単独ライブ『あっちぃぃぃ!』
出演:GAG少年楽団
会場:5upよしもと
料金:前売1,500円、当日1,800円

8月4日(日)16:00開演
藤崎マーケット単独ライブ『夏のおもしろマーケット2013』
出演:藤崎マーケット
会場:5upよしもと
料金:前売1,500円、当日1,800円

8月5日(月)20:30開演
学天列伝『漫才の虎』
出演:学天即
会場:5upよしもと
料金:前売1,500円、当日1,800円

8月6日(火)20:30開演
矢野号単独ライブ『チームオクラホマ』
出演:矢野号
会場:5upよしもと
料金:前売1,300円、当日1,500円

8月7日(水)18:30開演
アイロンヘッド単独ライブ『ビクトリーゴング』
出演:アイロンヘッド
会場:5upよしもと
料金:前売1,300円、当日1,500円

8月8日(木)20:30開演
ななまがり第五回単独公演『その世』
出演:ななまがり
会場:5upよしもと
料金:前売1,300円、当日1,500円

8月9日(金)18:30開演
ビーフケーキ単独ライブ『愛の子ゾンキー』
出演:ビーフケーキ
会場:5upよしもと
料金:前売2,500円、当日3,000円

8月10日(土)16:00開演
かまいたち単独ライブ『夏かま!!!』
出演:かまいたち
会場:5upよしもと
料金:前売1,500円、当日1800円

『5upよしもとキラめきサマーフェスティバル~ネタやら歌やらいろいろやって555第祭り~』
日時:8月11日(日)14:00開場、15:00開演

出演:煌~kirameki~TOP(3組)、Member(15組)、Jr.(30組)、彩~irodori~TOP3組、その他
会場:大阪国際交流センター(大阪市天王寺区上本町8-2-6)
料金:当日3,500円 (全席指定)

■5upよしもと公式 http://www.yoshimoto.co.jp/5up/ 

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2013年7月23日 (火)

【ライブレポート】「真夏のキラキラ単独祭り バイク川崎バイク単独ライブ『バイク単独バイク in NGK ~ビンタ、急にビンタ~』」

5upよしもとで活躍中の煌~kirameki~TOPの3組(天竺鼠、GAG少年楽団、かまいたち)と、現在の煌~kirameki~Member15組(藤崎マーケット、中張又張、コマンダンテ、 吉田たち、和牛、アイロンヘッド、ビーフケーキ、プリマ旦那、学天即、タナからイケダ、矢野号、ななまがり、アキナ、バンビーノ、バイク川崎バイク)の合計18組による単独イベント「真夏のキラキラ単独祭り」が7月21日より始まりました!

その初日を飾ったのは、立ち見が出るほど大盛況となったなんばグランド花月でのバイク川崎バイク単独ライブ『バイク単独バイク in NGK ~ビンタ、急にビンタ~』。終始大いに盛り上がり、幸先良いスタートとなりました。

この日、バイク川崎バイク(以下、BKB)一色に染まったなんばグランド花月。劇場スタッフは全員、バンダナにサングラスという″BKBスタイル”で統一し、2階吹き抜けロビーには“バイクに言葉をぶつけろ”と題されたバイク川崎バイクへのメッセージボードや、BKB等身大の顔出しパネルが設置され、開場前からメッセージを書いたり、等身大パネルで写真撮影をするお客さんで賑わいました。

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そして定刻の19時30分に緞帳が開くとそこには、後光が差したBKBの後姿が。スポットライトの光を一身に浴びたBKBがゆっくりと振り返ると、渾身の「ヒ~ィア!!!」で単独ライブの始まりを告げました。

オープニングはBKBが“ストロングスタイル”と称している漫談です。アイドル並みの大歓声を受けたBKB、「そんな種類の人間じゃないから!!」と照れつつも、“BKBコール”で盛り上げます。たちまち熱気に包まれるNGK、その様子に「NGKじゃなくて、サマソニかと思った! すごいね!」と笑顔で応えます。そして「バイク(Bike)からの『恋(Koi)のメガラバ(Ba)』!BKB、ヒ~ィア!」とファーストBKBを放出(※『恋のメガラバ』とはマキシマムザホルモンの楽曲名)。その後も“アクセル全開”で“BKB”を連発します。

また、女性だけ、男性だけ、メガネの人、レーシックの人など、「バイクだけにブンブン!」のコールを好きなように求めるBKB。最後は全員で「バイクだけにブンブン!」と声を揃え、ネタへと突入しました。

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コントは「修学旅行」「喫茶店」など7ネタを披露。そのうち、最初に披露したコント「修学旅行」では、スペシャルシークレットゲストにタレントの武井壮さんが登場、まさかのビッグゲストに大歓声が沸き起こりました! コントの中盤からは二人のやり取りも楽しめ、武井さんの鍛え抜かれた肉体美や俊敏な動きなどもたっぷりと。そして武井さんリードによる「バイクだけにブンブン!」ならぬ「百獣の王ガオガオ!」で締めました。

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コント「喫茶店」では、まずは7月6日に行われた記者会見の模様が放映されました。この記者会見では、『バイク単独バイク in NGK』の告知とともに「バイクの中古車販売でおなじみ『バイク王ダイレクトSHOP』さんのご厚意で、819席すべて埋まったときに限り、ギャラのかわりにバイク(Kawasakiの250TR)をプレゼント」というスペシャル企画も発表されたのでした。

★記者会見の模様はこちら

コント「喫茶店」の冒頭でその結果が明かされるということで、舞台に照明が灯ると間もなく、袖から聞こえてきたバイクのエンジン音。「まさか…」「本当に!?」とざわめく客席。やがてBKBがKawasakiの250TRにまたがって颯爽と舞台へ! 見事819席すべて埋めたのでした!

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まるで自分のことのように喜んでくれるお客さんにBKBも本当に嬉しそう。BKBによると、コント「喫茶店」は『バイク王ダイレクトSHOP』さんからプレゼントしていただいたKawasaki 250TRをどう使うか、ということだけを考えて作ったものだったとか。喜びもひとしお、最後は「バイク(Bike)、くれた(Kureta)、バンザイ(Banzai)!」とBKB締めで結びました。

そのほか、コント中に自らメールアドレスに住所、口座番号や暗証番号を暴露したりとやりたい放題、笑いとどよめきが入り混じる一幕も。また、芸歴10年を振り返る“ヒィアストリー”(ヒストリー)VTRや、BKB節をふんだんにちりばめた朗読ネタなど、2時間たっぷりと笑わせてくれたBKB。エンドロールではスタッフ名をBKBにちなんだ表記にするなど、隅から隅まで“BKB"にこだわった単独ライブとなりました。

エンディングでは、スペシャルサプライズゲストの武井壮さんをはじめ、スタッフ、『バイク王ダイレクトSHOP』さん、今回特別にアドバイザーとして参加したザ・プラン9 お~い!久馬、そして足を運んでくださったお客様に謝辞を伝えたBKB、続けてうれしい報告も発表。何と9月8日(日)に東京・ルミネtheよしもとでもBKBの単独公演が行われることが決定しました! 今回のNGK公演に足を運べなかった関東近郊の皆さん、この機会にぜひ、お越しくださいね! 動員達成に東京公演の発表と喜び尽くしとなったBKB単独ライブ、最後はNGKが一つになって「バイクだけにブンブン!」を唱和し、幕を閉じたのでした。

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9月8日(日) 19:30開演
『バイク単独バイク in TOKYO ~勉強も恋もバッチリ!~』
出演:バイク川崎バイク
会場:ルミネtheよしもと
料金:前売2,000円 当日2,500円

チケットよしもと先行受付■7月27日(木)
一般発売■8月1日(木)
チケットよしもと⇒http://yoshimoto.pia.jp/

「真夏のキラキラ単独祭り」全公演スケジュール

7月21日(日)19:30開演

『バイク単独バイク in NGK ~ビンタ、急に、ビンタ~』
出演:バイク川崎バイク
会場:なんばグランド花月
料金:ハイオク席(1階)2,000円、レギュラー席(2階)1,800円

7月22日(月)18:30開演 
中張又張単独ライブ『ビックマネー』
出演:中張又張
会場:5upよしもと
料金:前売1,300円、当日1500円

7月23日(火)20:30開演
バンビーノ単独ライブ『スカイファンタスティキーノ』
出演:バンビーノ
会場:5upよしもと
料金:前売1,300円、当日1,500円

7月24日(水)18:30開演
コマンダンテ単独ライブ『relax』
出演:コマンダンテ
会場:5upよしもと
料金:前売1,300円、当日1,500円

7月27日(土)18:30開演
祝!天竺鼠9周年記念!第1弾『大阪のことを1番愛している天竺鼠が3時間のネタとトークとコーナーのコラボレーションライブをやります!大阪のことを愛しているからこそです!』
出演:天竺鼠
会場:5upよしもと
料金:前売2,000円、当日2,500円

7月28日(日)18:00開演/20:00開演
プリマ旦那単独ライブ『三八旦那』
出演:プリマ旦那
会場:5upよしもと
料金:前売1,300円、当日1,500円

7月29日(月)18:30開演
アキナ単独ライブ『オギャー』
出演:アキナ
会場:5upよしもと
料金:前売1,300円、当日1,500円

7月30日(火)20:30開演
タナからイケダ単独ライブ『帰ってきた夏一回目のタンドーク』
出演:タナからイケダ
会場:5upよしもと
料金:前売1,300円、当日1,500円

8月1日(木)18:30開演
和牛単独ライブ『新ネタフェア!』
出演:和牛
会場:5upよしもと
料金:前売1,300円、当日1,500円

8月2日(金)20:30開演
吉田たち単独ライブ『たち噺』
出演:吉田たち
会場:5upよしもと
料金:前売1,300円、当日1,500円

8月3日(土)16:00開演
GAG少年楽団単独ライブ『あっちぃぃぃ!』
出演:GAG少年楽団
会場:5upよしもと
料金:前売1,500円、当日1,800円

8月4日(日)16:00開演
藤崎マーケット単独ライブ『夏のおもしろマーケット2013』
出演:藤崎マーケット
会場:5upよしもと
料金:前売1,500円、当日1,800円

8月5日(月)20:30開演
学天列伝『漫才の虎』
出演:学天即
会場:5upよしもと
料金:前売1,500円、当日1,800円

8月6日(火)20:30開演
矢野号単独ライブ『チームオクラホマ』
出演:矢野号
会場:5upよしもと
料金:前売1,300円、当日1,500円

8月7日(水)18:30開演
アイロンヘッド単独ライブ『ビクトリーゴング』
出演:アイロンヘッド
会場:5upよしもと
料金:前売1,300円、当日1,500円

8月8日(木)20:30開演
ななまがり第五回単独公演『その世』
出演:ななまがり
会場:5upよしもと
料金:前売1,300円、当日1,500円

8月9日(金)18:30開演
ビーフケーキ単独ライブ『愛の子ゾンキー』
出演:ビーフケーキ
会場:5upよしもと
料金:前売2,500円、当日3,000円

8月10日(土)16:00開演
かまいたち単独ライブ『夏かま!!!』
出演:かまいたち
会場:5upよしもと
料金:前売1,500円、当日1800円


『5upよしもとキラめきサマーフェスティバル~ネタやら歌やらいろいろやって555第祭り~』
日時:8月11日(日)14:00開場、15:00開演
出演:煌~kirameki~TOP(3組)、Member(15組)、Jr.(30組)、彩~irodori~TOP3組、その他
会場:大阪国際交流センター(大阪市天王寺区上本町8-2-6)
料金:当日3,500円 (全席指定)

■5upよしもと公式 http://www.yoshimoto.co.jp/5up/

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【ライブレポート】スーパー千鳥パーティ~千鳥ノブ完全復活バージョン

7月21日(日)、東京・ルミネtheよしもとにて『スーパー千鳥パーティ』が行なわれました。

同ライブは今年2月にも行なわれたのですが、その前日にノブが未破裂左椎骨動脈解離のために緊急入院。不在のまま、急きょトークライブに変更して開催されました。今回は完全復活祝いも兼ねてということですが、「前回来た人」という問いかけに対して半分くらいのお客さんしか挙手していません。
「あれ? 半分は来てないってどういうこと?」と訝しがるノブに対して、大悟が「功太が嫌いになったのかも」とポツリと言った途端、客席からは笑い声が起こります。中山功太がいろいろとやらかしてしまったようで、大悟曰く「(ダイアンの)津田も“僕、打ち上げに功太が行くなら行かないっす”と言ったほど」のひどさだったようです。

P1210617 そんな話を袖で聞いていたであろう中山は出て来た途端、一礼。「コウタ・シャイニングの時期やったんです。狂ってたんです」と土下座します。「痩せましたし、もう大丈夫です。あの時期は絵の具で習字書いてました」と意味不明な言動をする中山。2月のライブを山里の母親がこっそりと観に来ていたようで、「ライブ終わりに、母親からメールが来たんですけど、“中山くんを救ってあげられないのか?”と書いてあった」と話していました。

P1210618 最初のコーナーは「プレゼント持ち寄りトーク」。トークがいちばん面白かった出演者はそれぞれが5000円以内で買った欲しいものを総取り、いちばん面白くなかった出演者は罰ゲームが科せられるというもの。「自分では買わんけど、もらったら嬉しいものっていうのがええ」と話す大悟でしたが、自身が描いたイラスト入りのiPhoneケースを持って来たネゴシックスには「宣伝か?」と、女性用の傘&キティちゃんのペンケースを持って来た久保田には「ウケ狙いか?」と容赦ない言葉が飛び交いました。

P1210632P1210647「ノブさん、生命力が弱い」と切り出した西澤。祇園花月での出番の合間に、一緒に食事へ出かけたところ、車に轢かれそうになったという2人。西澤はとっさに避けたそうですが、ノブは「な~~~!」と声を発しながらも一歩も動けなかったんだそうです。

P1210648 「62歳の母親が、NSCに入ってしまった」と語るのは、中山。「僕が芸人になるって言うたとき、泣いて反対してたのになんで?って訊いたら、ずっとやりたかったって言われて。僕がR-1ぐらんぷりで優勝したときも嬉しい反面、“私、何してんやろ?”と思ったと言われた」そうです。
「ミサイルマン・岩部がNGKの前でロケしてると、リハ中に“岩部く~ん”と声かけられて振り向いたら、功太のお母さんがおって。“久しぶりやねぇ。あとで友だちと観に来るわ”と言われたらしいんですけど、それって同い年くらいの人と観に来ると思うじゃないですか。本番始まって、見つけたらゴリゴリの金髪のNSC生の男の子と観に来てたんですって」という西澤の話に、全員爆笑。「そうなんです。そういう子と仲よくなってるんですよ」と困惑している様子の中山でした。

P1210660 ノブは、「西川きよし師匠の天然がひどくなっている」というエピソードを。大悟が新幹線を乗り過ごして岡山のほうまで行ってしまい、NGKの出番に遅れてしまったときのこと。謝りに行ったところ、「ええんや、ノブくん。お客さんは出番順なんか知らない。僕が先に出て、君らがあとのほうに出たらええ。みんなで協力したらええんや」と優しく言ってくれたにも関わらず、いざ迎えた本番では開口一番「千鳥が遅刻してます!」とお客さんに漏らしたんだとか。さらに、ノブの入院先へ見舞いに来たとき、「主治医を呼んでくれ」と言うので呼んだところ、「いますぐ僕を診てください」と言い出したそう。ノブが「スーツ姿のまま、MRIに小さくなって入ってた」と身振りをつけながら話すと、大きな笑い声が起こりました。

P1210656 ライトな話から際どい話までさまざまな話が出ましたが、MVPに選ばれたのはネゴシックス。自分が買ってきたアイテムを使って一発ギャグを披露するという罰ゲームは、中山に執行されました。

P1210669P1210671_3 イベント後半の企画は、不思議さ満載。「スーパー千鳥ゲームバトル」と称しながらも、それぞれのキャラクターらしきものを紹介するというコント仕立ての展開に。ノブ以外の全員が白塗りで踊るという、いつものコント(?)もあり、会場はカオスな雰囲気。お客さんの困惑が空気で伝わってくるほどの異空間でした。

P1210674P1210687P1210690P1210715P1210727最後は「スーパー千鳥協力大喜利」。全員協力して50ポイントを達成し、お客さんにノブが未破裂左椎骨動脈解離になったときに撮ったMRI写真をポストカードにしたものをプレゼントしようというコーナー。なぜか「あと、15分でカニがポストカードを切ってしまう!」という不条理な設定のもの、大喜利を敢行。見事50ポイントを達成し、カニのハサミからポストカードを奪還することに成功しました。

P1210730P1210740ルミネでは、今回で3回目となった『スーパー千鳥パーティ』。9月30日(月)には、千鳥の単独ライブが行なわれることが発表されました。漫才あり、コーナーありと、千鳥を存分に楽しめるライブとなりそう。ぜひともチェックしてください!


●千鳥単独ライブ情報
タイトル:未定
日程:9月30日(月)
場所:ルミネtheよしもと
※詳細は決定次第、劇場公式HP(http://www.yoshimoto.co.jp/lumine/)にて発表いたします

2013年7月22日 (月)

【ライブレポート】ポテト少年団の本当は30代でやりたかった10のこと

7月19日(金)、東京・渋谷公園通りシアターDにて、『ポテト少年団の本当は30代でやりたかった10のこと』が開催されました。

NSC東京3期生のトリオ・ポテト少年団の内藤が今年6月27日に、菊地が今月24日に40歳を迎えるにあたり、30代でテレビに出てやりたかったことを親しき芸人たちと叶えようというライブです。

MCを務めるのは、タケト。本イベントのチケットはなんと発売日に即完売したそうですが、その実、「人気がないと思って、会社がチケットぴあで20枚しか売ってなかったから」だったんだとか。埋まっている客席を見渡し、「皆さんどうやって来たんですか? 置きチケですか?」と訊きながら、笑いを誘います。
3人の願いを叶える芸人として、ガリットチュウ、ナベ、コンマニセンチ、アームストロング・安村、グランジ・大&遠山、LLR、ライス・関町が出演しました。
P1210491 大歓声で迎えられたポテ少。待ってました感が伝わる拍手に、タケトも「∞ホールのパンサー、シアターDのポテ少!」と興奮気味に語ります。

6月に40歳となったものの、「いままでの人生に大した思い出がない」と語る内藤。菊地も「ライブですら、30代のうちに何もできませんでした」と自虐気味に笑いを誘います。
「ここで、念のため訊いておきたい」と、ライブではおなじみになっている菊地の家族についてのやりとりが。
「お姉ちゃんの年齢は?」(タケト)
「55歳」(菊地)
「いや、お母さん!」(全員)
「違う、お姉ちゃん! 訳ありじゃないんですよ!」(菊地)
「じゃあ、お母さんは?」(タケト)
「75歳」(菊地)
「いや、おばあちゃん!」(全員)
「お母さんだって!」(菊地)
てっぱんネタ(?)とあって、この日も観客は爆笑。「笑いごとじゃない。僕は家族の年齢を話しているだけ!」と言い聞かせる菊地に、「じゃあ、姪っ子はいくつなのよ」とタケト。「21歳」と答えた菊地に対して、すかさず「抱きたい女!」と反応した熊谷に、大きな笑いが起こりました。

さらに菊地が「我々3人、全員合わせて116歳」と報告した途端、安村から「人間だったら死んでる! 3人でよかった!」と絶妙なフォローが入りました。
P1210497 1つ目の叶えたかったことは「『笑っていいとも!』に出たかった」。
コーナーでは出たことがあるそうで、「内ちゃんは、タモリさんを間近で観て、言葉を発さずに感動していた」と菊地。3人はレギュラー出演してみたかったそうで、オープニング&「曜日対抗いいとも選手権」をやってみることに。
タモリさん役に安村、いいとも青年隊に大、福田、関町、観客に堀内と伊藤を配し、「さんまさんが出ていた頃の金曜レギュラーで」(菊地)という設定に添って実行しました。
ポテ少のために一生懸命演じる出演者たち、お客さんも拍手や声援で演出を彩ります。そんな様子を見ていたタケトは「お客さんの、ポテ少の夢を叶えてあげたいっていう空気がすごい!」と感動していました。
P1210505 P1210517 続いては、中谷による「流行語大賞を受賞したかった」という夢を叶えることに。「39歳でギリギリ獲りたいので、2年後の設定にしてほしい」ということで、2015年の同大賞の発表会をやってみることに。熊谷、ナベ、安村、竹永という芸人だらけのノミネート者の中から、「あ~ら、皆さん、おげんこ、おげんこ~!」で大賞を受賞し、喜びを爆発させる中谷。相方2人もお祝いに駆け付け、さらには「泣いてんのかと思ったら、ソバすすってましたー!」というおなじみのギャグまで披露。大いに盛り上げます。
P1210520 P1210526 内藤が叶えたかったのは「主演映画の記者発表会で、妻をイラストで紹介する」というもの。「主演映画どうする?」という問いかけに「『嵐を呼ぶ男2』で」と答えたそうで、タケトが「さすが40歳」と感心します。
発表会見後の囲み取材で奥さんのイラストを披露するという設定で、それぞれが配役されてスタート。内藤が「嫁とは僕が『ウチくる?』に出たときに出会って。スタイリストだったんです。プロポーズの言葉は“4人目のポテト少年団にならないか?”でした」と語りながら、女性のイラストを披露すると会場からは大きな拍手が起こります。が、「内ちゃん、“奥さんは素人なんで、写真がない”って言ってた」と後にタケトに指摘されていました(正確には、「奥さんは素人なので、写真を見せることができない」です)。
P1210537 「『情報ライブ ミヤネ屋』を『~オジキ屋』としてやりたかった」というのは、菊地。アシスタント役の川田裕美アナをナベ、コメンテーターのやくみつるさんを大、デーブ・スペクターさんを関町、赤星さんを安村が演じ、レポーターの中山さんとの中継や事件について、考察しました。
そこで、グランジ・遠山が某人気ドラマの主人公を演じる新進気鋭の女優さんに、ラジオ番組にスタッフを通じて花束と手紙を手渡したことが判明。のちにツッコまれてしどろもどろな遠山でしたが、「妹さんが『AGE AGE LIVE』とか観ていたらしくて、俺らのことを知っていた。僕はみなさんの総意として手紙を渡した」と必死で弁解していました。
また、菊地の素晴らしい司会ぶりに、関町は「お昼感が見えた!」と感動しきりでした。
P1210541 再び、3人で叶えたかったことへ。『とんねるずのみなさんのおかげでした』の人気企画「食わず嫌い王に出たかった」というのです。
「“俺が出るなら、あれだな”って考えながら見ていた」と菊地。今年話題の3人とポテト少年団が対戦するという形式で行なわれたのですが、影ナレを託された伊藤が噛み噛み。ぐだぐだする中、1回目の回答で両者が当て、引き分けとなりました。ちなみに、ポテ少側は中谷の“ねぎま”でした。
会場のお客さんに色紙をプレゼントすることになったのですが、「欲しい人!」という問いかけに、ほとんど反応なし。「嘘でも手ぇ上げなさいよ!」とタケトに促されても、まばらにしか上がらなかったお客さんを相手に、「ポテ少カルトクイズ」を出題。それぞれの誕生日など、そこまで難しいお題ではなかったのですが、3問目で3人しか残らず。「譲ってもいいと思う人」で「あぁ、じゃあどうぞ」と手を挙げる人がいたり、ポテ少側ではないほうの色紙を「譲ります」と言い出すなど、ある意味、謙虚で自由なお客さんに「当たっても“やったー!”感がないですね」と苦笑する中谷でした。
P1210554 P1210561 続いては、中谷の「リポビタンDのCMに出たかった」という夢を叶えることに。「お兄ちゃんがスタントマンをやってることもあって、2人で出たかった」というわけで、伊藤と2人で吊り橋から落ちそうになったところで、「ファイトー!」「いっぱーつ!」と声を掛け合うということになったのですが。伊藤のおかしな演技に、出演者がざわつくというハプニングがありました。
P1210575 P1210573 「オリンピックで金メダルを獲りたい」と言い出した内藤。タケトが「小学生の夢じゃん」と茶々を入れると、菊地が「内ちゃんの夢はこれか、熊になりたいかどちらか。中学校の卒業アルバムに“熊になりたい”って書いちゃったんですよ」と驚きのエピソードを披露します。陸上の100メートル走で遠山演じるウサイン・ボルトに勝ち、金メダルを獲得するというミニコントで喜ぶ内藤でしたが、タケト曰く「俺の芸歴17年の中でいちばんの茶番」というものでした。
P1210581 「『タモリ倶楽部』に出たかった」というのは、菊地。「あの番組が大好き。取り上げるテーマも好きなものが多いし、(詳しいことも多いから)観てると8割方出られるなとも思う。今回もやりそうな企画ということで、『もうすぐ完成! 虎ノ門ヒルズに潜入』という設定でやりたい」という願いを叶えるべく、タモリさんに再び安村、建築家に堀内、ゲストに福田という配役で臨みました。
ミニコントの中で、菊地は高層ビルのてっぺんに置かれたクレーン解体についてのうんちくを披露。お客さんからとうなり声があがる中、福田も「いまの感じありそう!」と感服。「この映像を『タモリ倶楽部』に送りつけたら、(出演も)あるんじゃない? いまの知識、タモリさんも好きそう!」と後押しするタケトですが、菊地は「送っても、何これ?ってなるでしょ」と冷静に分析していました。
P1210590 続いては、3人による「『さんま御殿』に出たかった」という願いを叶えることに。「唯一、出演したことがある。近くで観てきたから!」と自信満々の熊谷をMCの明石家さんまに見立てて、出演者を演じる一同。も、終始、雑な振り方をする熊谷に、「これ、熊谷さんがさんまさんをやりたかっただけじゃあ?」と首を傾げる福田。夢の叶ったポテ少は「緊張感があってよかった」(菊地)「キラーパスがハンパない」(中谷)と大満足の様子でした。
P1210596 最後は、「『ビートたけしのお笑いウルトラクイズ』に出たかった」。ビートたけしさんを大、ガタルカナル・タカさんを堀内、永井美奈子アナをナベが演じるなか、人気企画「○×爆破クイズ」をやるも、ぐだぐだに。「これに関してはどうなんですか?」と戸惑いの表情を浮かべる大ですが、「こんなに怪我するクイズやるんじゃないよ!」と合わせ芸を披露するなど、最後まで楽しんでいたポテ少。「よかった」(内藤)「プロフィールに出演番組として書かせていただきます!」(菊地)と意気揚々としていました。
P1210604 さらに、「10年後には『40代でやりたかった10のこと』っていうライブをやりたい」(内藤)「内容はもちろん変わる。『カンブリア宮殿』に出たかった、とかになる」(菊地)と思いを馳せる3人に、タケトは「その時は売れていて、シアターDに凱旋するってなるといいよね」と希望を含ませます。
最後に、「こんなにありがたいライブができるとは思ってなかった」と感謝を述べる菊地。「10個叶えさせてもらいましたけど、芸人として中ちゃんみたいに顔だけで笑いを取れるのはうらやましいと思ってるんです。生まれ変わったら、中ちゃんみたいな顔に…………やっぱ、それはいいわ!」と、最後まで自分らしさを忘れないポテ少でした。
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●YNN
ポテト少年団 http://ynn.jp/search/#/ポテト少年団

2013年7月19日 (金)

【ライブレポート】三枝改メ 六代 桂文枝 襲名1周年記念 文枝フェスティバル in なんばグランド花月

昨年7月、六代 桂文枝を襲名して1周年となる7月16日(火)、記念イベント『文枝フェスティバル in なんばグランド花月』が開催されました。この日、70歳の誕生日を迎えた文枝が、新作2席に加え、『三枝の爆笑美女対談』を思わせる豪華ゲストとのトークや、大ファンである石原裕次郎さんの歌も披露する……そんなスペシャルな一夜は、満員の観客に迎えられ幕を開けました。

まずは暗転の中、文枝からのメッセージが流れ、スクリーンには襲名を決意してから現在に至るまでの足跡が映し出されます。記者会見の風景や襲名披露公演の様子など、さまざまな秘蔵シーンで、改めて「六代 桂文枝」の歩みが明らかに……。

一番手で登場したのは林家笑丸。まくらでは、電車の中で遭遇した「座りたい!」と駄々をこねる子供のエピソードなどを披露しつつ、演目「時うどん」へ。コミカルかつハイテンションな喜六のキャラクターで笑わせます。

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続いては、桂きん枝。まくらでは、まずこれまでの襲名披露公演を振り返っていきます。かなり広い会場もあったそうで、「実際に上の方の客席に上ってみたら、ナイアガラの滝みたいで」と驚きの体験を告白。さらに時節がら、自身が経験した選挙戦に思いをはせる自虐ネタも。そして「芸人の生き様」の話から、演目「看板の一」を披露しました。

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いよいよ文枝が高座へ。客席からは「待ってました」とばかりにひときわ大きな拍手が沸き起こります。「今日は誕生日なんです」と文枝が言えば、またまた大拍手! 「まさか私が古希を迎えるとは……古希になり、どうすればいいのか。初めての経験なので」とボケると、さっそく笑いが起こります。自身では『ヤングおー!おー!』の頃からあまり変わっていないつもりだと話しつつ、親しい仲間たちを見送ることも増え、「それを思うと辛いです」とポツリ。「今回は供養の気持ちも込めて落語をやらせてもらいます」と語りました。続いて披露した「最近、聞き間違えが多くて耳鼻咽喉科に行きまして……」というエピソードは、誰しも経験のある聴力検査の失敗談や病院や医師に対する不安など、共感たっぷり。そこから40数年ぶりに温泉旅館を訪れた、親友2人組のやりとりで綴る創作落語「友よ」へと入っていきます。ジャズの名曲や石原裕次郎さんのヒット曲なども交え、懐かしい青春の日々に思いを馳せる物語は、古希を迎えた文枝ならではの世界。爆笑の合間にほろり涙もからめ、観客を魅了しました。

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中入り休憩後、後半戦は「スターのお部屋」と題したスペシャルゲスト対談でスタート。この後、披露される創作落語「嵐を呼ぶ男〜石原裕次郎物語〜」にちなみ、裕次郎さんをはじめさまざまな俳優さんと共演された女優・浅丘ルリ子さんが登場しました。昨年の襲名披露公演も、藤井隆に誘われ見に来ていたという浅丘さん。ふたりは長いつきあいで、文枝は一度、浅丘さんのお宅にお邪魔したこともあるそうです。さっそくトークに突入!と思いきや、ここでピンポーンとインターホンの音が鳴り……現れたのは、サプライズゲストの笑福亭鶴瓶さん! これには客席も大喜びです。先日、鶴瓶さんのラジオ番組に文枝がゲスト出演した際、「行けたら行きます」と約束したことが実現。浅丘さんとも親交が深く、日馬富士が負けると電話がかかってくるという驚きのエピソードも明かしていました。

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文枝は裕次郎さんと会ったことがなく、鶴瓶さんも「一度、ハワイのレストランのレジでお見かけしたんですよ! でも僕には気付いておられなかったと思います」とのこと。早速、「どんな方だったんですか?」と浅丘さんを質問攻めに。浅丘さんは37本の映画で裕次郎さんと共演。「一言で言えば、そこにいるだけでみんなが幸せになれるような方でした」とその人柄を表現します。鶴瓶さんから「(共演中に)恋愛感情はなかったんですか?」と直撃されると、「もちろんありましたよ! 好きにならないと演技なんてできません」とキッパリ。「ルリ子、ルリ子とかわいがってくれた。いつもこうして、私の肩に手をかけてね。お酒が好きで、現場になかなか現れないなんてこともありましたが(笑)、『ごめんね』の一言で、人柄からか許せてしまうんですよね」と、振り返りました。ほかにも「声を荒げたところを見たことがない」など、浅丘さんだからこそ語れる裕次郎さんの人となりが続々。まだまだ聞き足りない、何とも贅沢なトークコーナーとなりました。

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文枝の二席目は、浅丘さん、鶴瓶さんとのトークでも存分に語られた裕次郎さんの生き様を描く創作落語「嵐を呼ぶ男〜石原裕次郎物語〜」。以前、NHK『桂文枝の演芸図鑑』で披露したネタを、この日のためにほぼ一から練り直したという力作です。まくらでは、自身にとっての裕次郎さんの思い出の数々を。クイズ番組で南田洋子さん(裕次郎さんのデビュー作『太陽の季節』ヒロイン)から「裕ちゃんに似てる」と言われた“自慢話”には、客席から「エーッ!」の声も。思わず「私が言ったんじゃないですよ!」と声を大にして訴え、笑いを誘います。裕次郎さんの生まれた年が1934年で「さんし」、奥様の芸名が北原三枝さんで「さんし」と、「一度も会ったことはないが縁を感じる」とも。落語の舞台はとある親子が営む居酒屋「狂った果実」。やって来た裕次郎さんを全く知らない客に、親子が次々と裕次郎さんにまつわる話をレクチャーしていく内容です。『錆びたナイフ』などの歌も飛び出すお楽しみ満載の展開で、大爆笑のうちに昭和の大スター・石原裕次郎の生き様を浮かび上がらせました。

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フィナーレももちろん裕次郎さん一色! まずはシークレットゲストである裕次郎さんのモノマネ名人・ゆうたろうさんが、先ほどの落語に登場した3つのヒット曲を歌い上げます。続いて、ハワイアンバンドを率いた文枝がステージへ。『俺はお前に弱いんだ』『ささやきのタンゴ』など、お気に入りの裕次郎ソングの合間には、「生まれて初めてシークレットブーツをはきました……」と爆笑告白も。『夕陽の丘』では浅丘ルリ子さんとのデュエットを聴かせ、ステージは映画さながらの雰囲気に。

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鳴り止まぬアンコールに応え、最後は出演者全員で『二人の世界』を大合唱! 浅丘さんをはさんで、文枝とゆうたろうさんが取り合いを演じるなど、笑いも交えつつ、裕次郎ワールドにしっとりと浸っていました。

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遊び心あふれるフェスティバルを終え、襲名披露公演はまだまだ続きます。引き続き、六代 桂文枝の活躍にご期待ください!

2013年7月15日 (月)

【ライブレポート】川嶋佳子主催コーナーライブ~鹿鳴館で糸紡ぎ~

7月12日(金)、東京・ヨシモト∞ホールにて『川嶋佳子主催コーナーライブ~鹿鳴館で糸紡ぎ~』が開催されました。

川島佳子とは、シソンヌのコントから生まれたじろう演じる慎ましやかで儚く妖艶な女性キャラクターのこと。そのほか、本ライブに出演したのは、ジューシーズ、ライス、ガリバートンネル、チョコレートプラネット、横澤夏子の10名です。おそらく佳子さんが住む“鹿鳴館”に招待された、という設定のようです。
P1210305「当館の主、登場です!」とスーツ姿のシソンヌ・長谷川に客席後方から、「ようこそ!」と笑顔で現れた佳子さん。
P1210308 「今日は、私の考えたゲームを楽しんでもらおうと思っているの。まずは名札を配るわね!」と、当人とはまったく関係ない名前を呼び始めます。佳子さんにじっと見つめられ、「え? 俺?」と驚きながら名札をおずおずと受け取る出演者。以下のように全員が名付けられ、「根菜チーム」「小箱チーム」に分けられました。

●根菜チーム
ジューシーズ・児玉=山岡進平
ジューシーズ・松橋=寺田亮太
ジューシーズ・赤羽=藤巻太一
ガリバートンネル・三須=林功
ガリバートンネル・川島=御子吹潤

●小箱チーム
ライス・関町=田口勝
ライス・田所=常温保存元
チョコレートプラネット・長田=冴村涼
チョコレートプラネット・松尾=鈴木広太
横澤夏子=近藤美香子

そして、長谷川にも「伴譲二」という名札が手渡されます。当館の執事的な存在なのでしょう。

最初のゲームは「おかるた」。佳子さんが詠み上げる上の句に合う下の句が書かれたカードを取るというものです。
ゲームのルールはシンプルですが、下の句探しは難航。「枕元には/ショートホープ」「奥様を亡くした男性と/筆談」「爪切って飛んだ先には/ミスウグイス嬢」など、佳子ワールド全開! 伴曰く「すべては佳子さまの実体験」と語られる、あまりの独特な世界観。「正解!」と満面の笑みで告げられても「どういうこと?」と困惑を隠せない面々です。
さらには、カードにない下の句を詠み出す佳子さん。全員が指摘するも、「答えが目の前にあるとは限らないわよ!」と平然と答えるのでした。
P1210317 P1210319 続くゲームのタイトルは「道玄坂の雑居ビル」。ジェンガを使ったゲームで、パーツの裏側に書かれたアイテムを集めて、より良い条件のラブホテルを建設できたチームが勝利という内容です。「建設?」「ラブホテル?」と戸惑いながらも、佳子さんに促され、ゲームは始まりました。
「(ジェンガのタワーを)崩しても関係ないのよ。ただ、道玄坂から出ていってもらうわ」と語っていた佳子さんは、赤羽こと藤巻が崩した途端、「全員、道玄坂から出ていきなさい!」とゲームを中断。
P1210338 P1210341 P1210343 2組が積み上げたパーツを見ながら、「どちらがいいラブホテルを建設できたかしら」と吟味を始めます。「え? そういうことだったの?」と驚く面々に「そうよ〜」とけろりと答えながら、「条件もよかったしね」と小箱チームの勝利を告げました。
P1210348 この2つのゲームの合間には、少年感覚久松こと辻から全員にエスプレッソが配られ(実際、中身が入っていたようです!)、中央に鎮座した佳子さんが朗読する詩を鑑賞するというカオスな時間が。
P1210334 さらに、横澤こと近藤に「大きくなったわね」、児玉こと山岡に「ずっと連絡できないでごめんね」など、ささやき続ける佳子さん。言われた本人は「どういうこと?」と眉をしかめるしかありません。さらに、佳子さんと親密な関係を匂わせる辻に、伴が嫉妬するという一幕も。「あなたの子なんて産まなきゃよかった!」など、衝撃的な一言がコーナーライブを飛び交います。あまりに突然な展開に驚きながら笑う観客……何も聞かされていない出演者たちは、ただただ動揺。特に、「ごめんね。育ててあげられなくて」と囁かれた山岡の戸惑いは増すばかりです。

困惑度は、最後のコーナー「イントロクイズ」で頂点に。流れるものは誰もが知っている有名な曲なのですが、すべてボサノヴァ・バージョン。「わかったとき、すごく嬉しい!」と松橋こと寺田が飛び跳ねるなど、その難解さ故に、正解が出ると全員で踊り出すなど、一体となって喜んでいました。
P1210358 P1210364 コーナー終了後、「このあと、火消しの仕事があるの。またお会いできるかしら」と笑顔で舞台を去ろうとする佳子さん。ほかのメンバーに促され、思い切って「……母さんなの?」と訊いた山岡でしたが、佳子さんは「違うの!」と言い残して帰っていきます。伴も同様。「父さんなの?」と尋ねられるも、「違うんだ!」と退場。山岡だけではなく、残された全員が困惑の色を隠せません。
P1210368 狼狽する面々に、片付けに出てきた辻から「みなさまにしめていただきたいとのことです」との伝言が。徐々に暗転するなか、全員の「え〜〜〜!!!」という言葉が響くというなんとも不思議なライブでした。
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●ヨシモト∞ホール
http://www.yoshimoto.co.jp/mugendai/

2013年7月14日 (日)

【ライブレポート】銀シャリ、RGの2時間うまいこと言い続けるイベント

7月13日(土)、新宿・ルミネtheよしもとにて、『銀シャリ、RGの2時間うまいこと言い続けるイベント in ルミネtheよしもと』が開催されました。

大阪での開催も含めると今回で5回目となるこのイベントは、お題に対し芸人たちがひたすら“うまいこと”だけを言い続けるというもの。シンプルながらも、頭の回転の速さ、タイミング、幅広い知識、面白さ…と、芸人としての高い能力が必要とされる実力重視のイベントです。今回は、銀シャリ、レイザーラモンRG、バッファロー吾郎A、お~い!九馬、ヤナギブソン、ハイキングウォーキング・松田、麒麟・川島、前回2月開催の大会の優勝者Wコロン・ねずっち、そして、ねずっち推薦のコージー冨田が初参戦。山本吉貴司会のもと、実力派芸人たちの“うまいこと”が炸裂しました。
Photo_2最初のお題は、“海”。前回優勝者のねずっちが、「このお題なら(うまいことが)すぐ出てきますね。あらヨットって感じで」と口火を切れば、すかさず銀シャリ・鰻が「すみません、ボート(ぼーっと)しちゃって」と続き、初参戦のコージーも「今日は、ワカメ(若め)のお客さん多いね~」と客席いじりで余裕と実力を見せつけます。いきなりのハイレベルな“うまいこと”ラッシュ! 今大会から、RG自身がカウントを取り、“うまいこと”が出たら「ピンポーン」とブザーを鳴らすことになったのですが、序盤から「ピンポーン」が鳴りっぱなしです。そんな中、「座礁」というワードから、「ざこば師匠」→「鶴瓶師匠」と続き、コージーが鶴瓶師匠モノマネを披露。さらに会場が沸きます。大いに盛り上がったところで、バッファロー吾郎Aの「そろそろ潮時かな」の一言で1問目は終了。あまりのハイペースな戦いに、RGも「今回すごい! ラン&ガンスタイルですね」と大興奮でした。
22つめのお題は“アベノミクス”。やはり早いのは、ねずっち。「パティシエの間でも話題らしですよ。ケーキ(景気)が大事ってことで」と、得意の謎かけスタイルで先手を取ります。負けじとコージーも、「でも、笑ってんのアベだけでしょ? アベのみ“クスッ”って」と続き、再び全員が入り乱れてのうまいことラッシュ状態。そんな中、ねずっちの「ケーキ(景気)だけに糖分(当分)続くね」の“糖”を聞き逃さなかったバッファロー吾郎Aが、待ってましたとばかりに「そろそろ潮(塩)時ですね」のフレーズを。司会の山本の「お前は、塩じぃか!」とツッコミが入り、出演者も観客も大爆笑。この後、どのお題も、塩じぃの「そろそろ潮時ですね」の力技でしめるという流れが完成しました。
3続く“あまちゃん”では出演者いじりのうまいことで盛り上がり、“パズル&ドラゴン”では、コージーがポロッとつぶやいた「ノブ&フッキー」に大爆笑が起こり、RGも「しずる&ドランクドラゴン」と続いて芸人ネタコンボでさらなる笑いを。中でも、盛り上がったのが、“ももろクローバーZ”のお題。東京ドームコンサートの話題から、ヤナギブソンの「京セラドームは、今日、世良(公則)さんがやってんじゃない?」の一言で、「ヤフードームは、ザ・フー」「じゃあ名古屋ドームは、名古屋章さん?」と、5大ドームのうまいことが炸裂。さらに「札幌ドーム」から「札幌の名産品」→「北海道新幹線」→「新幹線の駅」でうまいこというという流れになり、最後は、みんなもおかしくなり、ただただ全国の地名を羅列するということに。ひとしきり盛り上がったところで、「そういえば、お題は“ももクロ”でしたね」と、次のお題に進むこととなりました。
4次のお題“進撃の巨人”では、漫画つながりで鳥山明先生の新連載がスタートしたという話題から、「ドクターストップ(Dr.スランプ)かかっても、あきら(明)めませんよ。アサヒ(朝日)昇るまで」、「顔はエビス(恵比須)顔でも、あきらめへんよ!」「でも心はスーパードライ」と、川島、ヤナギギブソン、銀シャリ・橋本らがビールコンボで会場を沸かせます。すると、流れに乗り遅れた九馬が突然立ち上がり、おかしなアクション付きで「ビアガーデン!」と絶叫。思わぬ力技に、さらなる爆笑が。そして、「こいつを、つまみ出せ!」の一言から、「あたりめー(当たり前)のこと言うな!」と今度はおつまみネタの猛ラッシュ。すると、再び九馬が立ち上がり、ゲッツのポーズで「ナッツ!!」。この日一番の大爆笑となりました。その他、“夏休み”“世界陸上”でうまいことを言い続け、最後の“師匠”のお題では、ねずっちの伝説の師匠列伝で盛り上がり、全てのお題が終了。
5最後は、今大会を振り返り、MVU(モスト・バリアブル・うまいこと)と、優勝者の発表を。MVUは、九馬の「ビアガーデン」&「ナッツ!!」や、ヤナギブソンの「京セラドームの世良公則」と競った末、満場一致でコージー冨田の「ノブ&フッキー」に決定。ポロッとこぼした一言でのまさかの受賞に、「これで獲るのは複雑ですね。(ノブ&フッキーと)3人で獲ったMVUです!」とコージー。さらに、「こんなに楽しいイベントやってたんだね。普段は、こういうこと言うと、うっとおしがられるからね(笑)」と、次回大会の出場も期待できそうなコメントを。そして、優勝は、3連勝となるねずっち。「今の気持ちは?」の質問には、「お葬式のような気持ちです。イェーイ(遺影)!」と、うまいこと言い、王者の貫録を見せつけました。
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トップ3は以下の通り。
1位 Wコロン・ねずっち 104ポイント
2位 コージー冨田 94ポイント
3位 銀シャリ・橋本 61ポイント
優勝賞品は「うまい棒詰め合わせ」でした。

ラストは、RGが挨拶を。「これからも続けていくので、お客さんも恥ずかしがらずに大いに笑ってください。いつかはスタジアムでオールスタンディングで開催しましょう!」と、次回開催への熱意あふれるコメントをで、今大会の幕を下ろしました。

●銀シャリの動画はこちら:http://ynn.jp/u/385/
●レイザーラモンRGの動画はこちら:http://ynn.jp/u/130/
●バッファロー吾郎の動画はこちら:http://ynn.jp/u/107/
●ザ・プラン9の動画はこちら:http://ynn.jp/u/84/
●ハイキングウォーキングの動画はこちら:http://ynn.jp/u/210/
●麒麟の動画はこちら:http://ynn.jp/u/92/


【銀シャリ】【レイザーラモンRG】【バッファロー吾郎A】【お~い!九馬】【ヤナギブソン】【松田洋昌】【ハイキングウォーキング】【川島明】【麒麟】

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2013年7月13日 (土)

【ライブレポート】『話陣~陣内智則と××~』ブラックマヨネーズ吉田篇

7月8日(月)、東京・ルミネ the よしもとにて『「話陣~陣内智則と××~」ブラックマヨネーズ吉田篇』が開催されました。

今月から始まった陣内による月1回のトークライブ。記念すべき第1回目のゲストは、大阪時代に陣内がものすごくかわいがっていたというブラックマヨネーズ・吉田です。
平日の21時45分からというライブにも関わらず、客席はほぼ満席。2人と同年代の男性の姿が目立ちます。

陣内から招かれた吉田は開口一番「鳥肌立ちます」とぽつり。劇場側からトークライブ開催を打診された際、誰と話したいかを尋ねられた陣内は「真っ先に、吉田が浮かんだ」と説明するのです。
P1210248 「今日はいっぱい話したいことがある」と陣内。まずは大阪時代、一緒にやっていたというトークライブを振り返ります。
「全然仕事がなくて。ファンは0人。ファンレターも不幸の手紙しか来なかった」という当時のブラックマヨネーズ。大阪ですでに抜群の知名度を持っていた陣内は2人の才能を見抜き、「一緒にライブやらへんか?」と声をかけたそう。そこからファンの目も徐々に変わり、ブラマヨは人気を得ていったそうです。

その後『M-1グランプリ2005』で優勝し、東京進出を果たしたわけですが、テレビ朝日系にて放送の『ブラマヨとゆかいな仲間たち アツアツっ!』にゲスト出演した際にも語っていたように、全国区でレギュラー番組を持つようにまでなったブラマヨを「観られへんかった」と語る陣内。
「あの頃は、俺だけの吉田やったやん? 夜中に俺が呼び出したら、すぐにお前が駆け付けてくれて」と嬉しそうに語るも、吉田からは「……それ、いい思い出ですか?」とツッコまれます。
「俺、なんやねんと思うこともありました。実況パワフルプロ野球してるからおいでって言われて自宅まで行ったのに、2人でやるのかと思ったら1人でやり続けてた。で、ヒマな俺がうとうとしてると“ここはこうしたほうがええ?”と声がかかる。あれは辛かったです」(吉田)
P1210255 そんな2人の出会いは、baseよしもとのライブ。ピンになって初めてMCを務めたライブにブラマヨが出演していたそうです。そこから仲よくなるわけですが、「あの頃、ブラマヨの笑いは世間に伝わらないと思っていた。俺だけの吉田でいてほしかった。ずっとそばにいてほしかった。横にいてくれるでよかった」と思いの丈をぶつけ、熱い愛情を表現する陣内。……ですが、一方のなんだか冷めた様子の吉田。その理由は、陣内の天然と時々見せるサディスティックな一面にあったよう。「お世話になった思い出はあるけど、辛いことのほうが覚えている」と正直に語ります。

M-1の決勝に初めて進んだときのこと。準決勝が終わり、テレビクルーと一緒にマネージャー或いは事務局からの連絡をいまかいまかと待っていたとき、吉田のケータイに陣内からのメールが。そこには「決勝進出おめでとう」と書いてあり、テレビカメラに向かって、このあとどう喜んでいいのかわからなくなったそうです。

また、上記の番組でも話題となったスウィングトップの話を。吉田に4万円を渡して「一張羅のスウィングトップの代わりに、自分で交渉して5〜6万くらいのジャケットを買え」と突きつけた陣内。JUNMENのファー付きジャケットを買わせて「このことは忘れるな」と、メールアドレスに“JUNMEN”という文字を入れさせたそうです。
そんなことはすっかり忘れていた陣内。「あれ、俺が入れろって言うたん? ええ言葉入ってるなぁと思うてたけど、俺が考えたものやったん?」と尋ね、吉田に「そうですよ! 俺はそんなこと思いつきません!」と言われてしまいました。
P1210275 大阪時代、おばさま方から絶大な人気を誇り、“陣さま”と呼ばれていた陣内。「テレビでのイメージがよすぎて、昔はふわふわしていた」と回顧します。「いまのほうが生きているなと思う」と安堵の表情を浮かべながらも、あの一件でガラリと変わったイメージについて、「昔は“俺、そんなにええ人じゃない”と思ったけど、いまは“そんなに悪い人じゃない”って思ってる」と語り、笑わせました。

『アツアツっ!』までは、ブラマヨの番組を観ることはもちろん、実は彼らの番組依頼さえも断っていたと語る陣内。「俺にしかなつけへんかった野良犬が、離れていったような感じ」と独特の表現で淋しさを表現。とにかく“自分だけの吉田でいてほしかった”と切々と語り続けるのです。
ある日、ベルトでヘソまわりがただれてしまった金属アレルギー持ちの吉田を気遣い、あるプレゼントを渡したそう。「バックルに塗るマニキュアとかくれればいいのに、ロングトランクスをくれた。いまでも履いてますよ!」とパンツを脱いで、へその上からヒザまであるロングトランクスを見せます。爆笑しながら「え? 嫌なん?」と尋ねる陣内に、「結果、最高です!」と感謝する吉田でした。
P1210272 『アツアツっ!』出演以降、吉田へのもやもやしていた「吹っ切れた」と語る陣内。「収録が終わってから、メールアドレス変わってるやろうなと思いつつも、久しぶりにメールしてみた。そうしたら、変わってなくて嬉しかった」と笑顔。「そうですよ! ずっとあのアドレス使ってますよ!」と語気を強める吉田に、「じゃあ、今日またアドレス変えて。“話陣”って入れて!」とムチャぶりします。
さらに、「もうお前は野良犬じゃない。セントバーナードや!」と彼なりの表現で誉めます。が、冷静で細かい吉田に「ちょっとデカすぎません?」と指摘され、「扱いにくいということや!」とげんなりしながら説明していました。
P1210257 旧知の仲ということもあって話は大いに盛り上がり、60分はあっという間に終了。次回は、8月31日(土)21時30分より、ゲストはチュートリアル・徳井です! こちらもどうかお見逃しなく!


●「話陣~陣内智則と××~」チュートリアル徳井篇
日時 8月31日(土)21時30分〜
場所 ルミネtheよしもと
チケット料金 前売2000円/当日2300円
チケットよしもと http://yoshimoto.pia.jp/

2013年7月 9日 (火)

【ライブレポート】LICENSE vol. TALK #100

ライセンスによる大好評トークライブの記念すべき100回目『LICENSE vol. TALK #100』が、7月8日(月)に、ヨシモト∞ホールにて行われました。

ほぼ女性客で満席となった会場。
オープニングでは、2009年1月開催の1回目から、先月行われた99回目までの名場面(?)を編集したVTRがモニターに流れ、ところどころで歓声や笑いが巻き起こりました。

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そして、拍手を包まれながらライセンスの2人がステージへ登場。
挨拶の後、オープニングVTRに触れ、藤原一裕が「今日のためだけに作ったらしいですよ」「どういうこと、松葉杖で盛り上がるって?」と問いかけ爆笑を誘うと、井本貴史が「みんな思い出したんちゃう?」となだめるのでした。

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今回で100回という節目を迎える『LICENSE vol. TALK』ですが、トークライブ自体は、上京直後の23歳から、下北沢の劇場で始めていたそうで、「月に2回、朝まで5時間のトークライブをやってたんです。月に10時間しゃべってたんです。OLもそんなしゃべんない、2人きりで」と当時を振り返る井本。
下北沢時代は、帰りに決まって“ぶーふーうー”でカレーを食べていたといった思い出もあり、「100くるもんやなあ」と藤原も感慨深げです。

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さて、ライセンスは、前回の#99にて、100にまつわる「100のモノ」の持参を来場者に呼びかけており、今回を迎えました。
藤原が「持って来たっていう人?」と問いかけると、たくさん手が挙がり、ここからは「100のモノ」を持参してきたお客さんとライセンスとのやりとりを軸に、ライブが進行します。

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真っ先に指名を受けた女性は、「100問計算」なる小学生向けのプリントを持参してきました。この方が小学校の先生をしていると聞いた井本は「はよ、帰り!」と一喝しますが、ライセンスが学生時代に受けた体罰のエピソードへと発展。

続いては、『LICENSE vol. TALK』の開催日が全て背中に書かれた特製Tシャツを着た3人組。「もっとやることあるよ!」と声を荒げる藤原でしたが、直後に「すごいね」と労いました。

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100円札を持参してきた人が複数いることが判明し、続けざまに100ウォン硬貨など、外国硬貨、外国紙幣の方もちらほら。
ライセンスが出演するライブのチケットの半券を100枚以上持参してきたファンもいて、「俺ら、そんなライブしてるの?」と改めて驚く井本。
すると藤原が「そんなにギャラもらってない」と気付き、「そや、吉本興業!」と井本が吠え、証拠のために「お借りする日が来るかもわからへん」と客席に声をかける藤原でした。
さらに、『LICENSE vol. TALK』の全100回に足を運んだファンも現れ、ケガで欠席したことがある藤原は「俺より藤原や!」と讃え、爆笑!

そうこうするうちに、井本が「どうしたの?」と湿布が貼られた藤原の左肘を見て言います。


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「気になる?」と切り出した藤原は、土曜日に懸垂している最中、「ピケ」という小さい音が聞こえ、どんどん肘が腫れてきたと報告。「今は痛くない。大丈夫」と大事には至ってないようですが、井本は「歳やから気いつけい」と忠告するのでした。

「100のモノ」に戻り、ライセンスの写真やポストカード100枚、100秒で描いた2人の似顔絵、いかそうめん100本などに続いて、某レストランで食べ残し、持ち帰った「オニオンフライ約100本」を差し出す女性2人組が出現。「食べますか?」と訊かれた藤原は、「いらん(笑)」と即座に断りました。

100年後の2112年に誕生する『ドラえもん』のぬいぐるみや、『はじめの一歩』100巻といった漫画系で言えば、ライセンスがもっとも食いついたのは「『美味しんぼ』の100巻」。

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『美味しんぼ』の人間関係の変化に「ええ!」「知らなかったあ」を連発していました。

そんな中、芝居の台本のセリフに、100が出てくるという女優志望の方が。ツトムという登場人物の最後のセリフに出てくるとのことで、井本のムチャぶりで、藤原が演じることになりました。

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そして、藤原が発した最後のセリフ「僕がその時、ちょうど百歳」に、この日一番の爆笑が誕生! ライセンスも腹を抱えて笑っていました。

その後、西松屋で購入したという100cmの子供服を井本にプレゼントする微笑ましい一幕も。井本は「ありがとう」と感謝を述べつつ、(嫁に)怒られたとこやった。ここに(腹部)虎の絵が描かれてて、これやと思って買うたら、娘やからってめっちゃ怒られた(笑)」といったエピソードも披露しました。

「100のモノ」は他にも、100年前のアイロンや、1年間での体重の増減が計100キロなど枚挙にいとまがなく、「うちの客、うちらよりおもろい」などと感心しきりのライセンス。
エンディングが近づき、「MVPは?」と井本が訊くと、藤原は「ツトム!」と芝居の台本を挙げ、これには観客も拍手喝采です。
「この日のために書かれたかのような、ビックリしたもん。ホン読んで“百”見つけた時、うそー!」と興奮気味の藤原に、「言い方がおすぎさんみたいだな」と井本は冷静にツッコみます。

いよいよエンディングという時、この日のために作ったというポストカードを来場者全員にプレゼントされることが発表されました。

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歓声が沸くなか、芝居の台本を持参してきたMVPの女性には、その場でポストカードにサインを入れてプレゼントすることに。井本に続いて書いた藤原のサインを見た井本は、「“ツトムこと”って書いてあるやん!」と指摘し爆笑。

最後は、「100回目、こっちが楽しませてもらった。次、101にまつわるものを…また来てください!」と井本が挨拶し、終演となりました。
なお、次回『LICENSE vol. TALK #101』は、7月28日(日)にヨシモト∞ホールにて開催されます。
さらに、『LICENSE vol. TALK』の#63~#82までの20回を凝縮して収録したDVD『LICENSE vol. TALK ∞ 01』が発売中。

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合わせて、8月7日(水)に発売されるココリコ遠藤・ライセンス井本トークライブDVD『ニワトリの資格vol.2』を購入すると、応募者全員に「ライセンス撮りおろし生写真+ニワトリの資格(vol.1&vol.2)ジャケットデザインステッカー」の計10枚がプレゼントされます。

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いずれも初回プレス限定ですので、お早めに。
応募方法などの詳細は、よしもとアール・アンド・シー内の公式サイト(http://www.randc.jp/licence/top.html)でご確認ください。

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