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ライブレポート

2013年6月28日 (金)

【ライブレポート】ジャルジャルトークライブ Vol.5〜ジャルジャルくん〜

6月21日(金)、東京・神保町花月にて『ジャルジャルトークライブ Vol.5〜ジャルジャルくん〜』が開催されました。

ジャルジャルが先輩をゲストに迎えて話そうというトークイベント。これまでの4回はブラックマヨネーズ・小杉、小籔千豊、ほっしゃん。、チュートリアル・福田が出演しています。

まずは、ジャルジャル2人でのトークからスタート。神保町にスキー用品店がたくさんあるという後藤の話に、異様に食いつく福田。「え? 神保町ってそうなん? なんで疑問持たへんの?」と訝しがる福徳ですが、そう言われた後藤は飄々とした様子です。
Nor_13740そこから一転、今度は後藤が初めて胃カメラを飲んだという話に。胃腸が元々弱く、検査をしてみようということで決意したものの、嘔吐きやすい体質だという後藤。「しずるの村上に聞いたら、寝て起きたら終わってるらしい。それって楽やん」という理由で選んだのは、全身麻酔をかける方法。病院へ向かい、ベッドに横になって点滴で麻酔薬を注入している途中までは覚えていたそうですが、すっかり眠りについてしまった後藤。「ええやん!」と話に乗る福徳の予想に反して、後藤が目を覚ましたのは胃カメラの真っ最中だったんだそうなのです。
「いちばん奥に入ってるときに目が覚めたみたいで、嘔吐いてて……。うえぇぇ〜〜って。よだれもだらだら垂れてるし、話ちゃうやんか!!と思った」と話していましたが、おそらくは嘔吐きすぎて目を覚ましてしまったんじゃないかとのこと。福徳も「麻酔に勝ったんか!」と驚きの様子です。
Nor_13721胃カメラ終了後、再び眠りについた後藤。肩を叩かれ、「後藤さん!!!」と起こされたところまでは記憶があるそうですが、会計をした記憶もないまま、病院をあとにしていたそう。「いろいろと説明されたと思うけど、まったく覚えてないねん。もらった紙に、麻酔を使用した人は覚えてないので、後日(病院へ)来てくださいって書いてあって。やから、まだ結果知らんねんけど」と話していました。

高校時代、ラグビーで鎖骨を骨折し、全身麻酔をかけたという福徳。「体を拭かれてるなぁっていうのは覚えてるけど、気づいたら全部終了していた」と、こちらはうまくいったとのこと。後藤はラグビーの試合中に、右側の顔面に相手の体が入ってしまい、痺れた状態になったこともあったとか。「顔なんかなってない?って聞いても、なってないってみんな言うてたけど痺れてた」という後藤に、高校の同級生である福徳も「あぁ、言うてたなぁ」と懐かしみます。
結果、徐々に痺れは取れたそうですが、「ラグビーは子どもとかにはやらせたくない」「そうやな」と意見を合致させた2人でした。

この日のゲストは、ケンドーコバヤシ。2人と同じく、高校でラグビーをやっていたというコバヤシは、先輩のせいで二度も大怪我をしてしまったそうです。
一度はスクラムを組んでいるときに、少し遅れて飛び込んで来た先輩と接触し、靭帯の内側を損傷。運び込まれた病院では、その専門の先生が出張で出払っており、「完治はしないけど固定して3ヵ月で復帰させるか、1日待って手術を受けて1年後の復帰を目指すか」という選択に迫られ、顧問が前者を選択。「40歳過ぎたら痛くなる可能性があるって言われてんけど、今日、雨降ってるやろ? めっちゃ痛いねん」と顔をしかめていました。
Nor_1372940歳をすぎても、未だ人間ドック未経験だと話すコバヤシ。ある病気も日本酒をぶっかけて治したと豪語します。
「インフルエンザの予防接種もしない。したヤツに限って、インフルエンザにかかってる」と持論を展開しますが、毎年、きちんと予防接種をしているというジャルジャルは静かに反論します。

しかし、その後も自己流の理論を熱弁するコバヤシ。病院へ行くのは苦手だけど医者の話を聞くのは好きだそうで、「ある医者から聞いてんけど」と全ての話題を切り出すコバヤシに、「……病院嫌いなのに信じるんですか? それ、おかしくないですか?」と服得が鋭くツッコむも、なぜか後藤がコバヤシ側につき、話をうやむやにしていました。
Nor_13731Nor_13735結局、ジャルジャルが「病院行ってくださいね」とコバヤシを諭し、トークは終了。
次回の『〜ジャルジャルくん』の開催日はまだ決定していないそうですが、神保町花月で行なうとのこと。今回は医療関連のトークに終始しましたが、先輩によって話題の変わる本イベント。ジャルジャルと先輩芸人の織りなすトークをぜひとも劇場でご覧ください!

【ジャルジャル】

2013年6月25日 (火)

【ライブレポート】友近チャンネル

6月23日(日)、新宿・ルミネtheよしもとにて、友近の単独ライブ『友近チャンネル』が開催されました。

これまでも定期的に単独ライブを開催し、毎回“やりたいこと”を思う存分に盛り込んできた友近。 約1年半ぶりとなる今回の単独ライブも、そんな友近の“やりたい放題”を見届けようという観客のみなさんで、会場は超満員。立ち見が出るほどの大盛況となりました。

スーツに金髪という外国人女性キャスター風のいでたちでステージに登場した友近は、いきなり「ハロー、エブリワン!」と英語でしゃべりだします。

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すると、その声に被さるように「みなさんご機嫌いかがでしょうか」と“同時通訳”のアナウンスが。海外ニュースの日本語同時通訳放送を舞台上で完全再現した友近の職人芸に、客席からはドッと笑い声が起きます。

単独ライブのナビゲーター的な役割であるこの“キャスター風”キャラクターになりきって、友近は「みなさん、ここで行われたことは他言は許しません。絶対に、絶対になんです」と観客のみなさんに念押し。テレビでは見られないネタへの期待が高まったところで、いよいよ『友近チャンネル』がスタートしました。

ライブは、友近演じる様々なキャラクターが、あらゆるジャンルのチャンネルに登場する形式で展開。

「アニマルチャンネル」では、アシカショーのお姉さんになりきり、なめらかな口調でショーを再現していきます。

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突然英語で掛け声をかけたり、ちょっとしたギャグを織り交ぜたりと、アシカショーを見たことがある人なら誰もが「わかるわかる!」と言いたくなるような細かい描写に、観客のみなさんも大ウケ。

また、「芸能裏チャンネル」では、引き受けてもらうことが難しい仕事を引き受けてもらうため、大御所タレントと交渉する“交渉人”にふんした友近。

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話題になったあの大物ミュージシャンの仕事や、あの女優の映画はすべて携わっている、とひと通り裏話を語った“交渉人”は、とある女優のもとへ、イメージとは程遠い商品のCM出演を引き受けてもらうべく交渉に向かいます。芸能人の“イメージ”を巧みに盛り込んだ、彼女の鋭い観察眼が光るネタとなっていました。

また、一世を風靡したネタ番組をパロディ化したチャンネルでは、いかにも当時番組に出演していそうなピン芸人“NNR”になりきってネタを披露。

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「あるわけない、でもありそう♪」というフレーズが印象的なこのピン芸人の衣装(Tシャツ)は、ロビーでグッズとして販売もされました。

そして中盤の「クイズチャンネル」のコーナーでは、東京公演のみのスペシャルゲストとして、ますだおかだ・岡田さん、FUJIWARA・藤本、バッファロー吾郎・竹若が登場しました。

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「大先輩で、『この人とは何かしたいな』と思うメンバーばっかりです。このメンバーが来たということで、本当にしょうもないことをしたいなと思ってます」と宣言した友近でしたが、その言葉どおり、最初に行われたのは“画面に映ったモノを見て思ったことをただただ言う”というシュールな企画。しかし、いざ一発目に東京スカイツリーが画面に映ると、4人ともが「え~と、え~と」と躊躇して誰もしゃべり出さないというハプニングが起こります。これには会場も大爆笑! 

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その後はさすがのメンバーだけあって、“さるカニ合戦”のイラストが出れば「猿がカニを殺すってどうかと思う」(藤本)「俺もそう思う」(岡田)、“大漁旗”の画像が出れば、「大橋ぎょせん!」(竹若)、「ぎょせんのクイズダービー!」(藤本)、昔懐かしい形の“ラジカセ”の画像が出れば、「肩に背負って歩く」(友近)、「おかん黙って!ちょっと今録音するから~」(岡田)、「120分テープはよく絡まる!」(竹若)と、次々に発想が飛び出します。

続いては、1人が出題者となって徐々にヒント出し、誰・何のことを言っているのかを他の3人が当てるというクイズを。ここでも芸能人・有名人や様々なジャンルのマニアックな知識が飛び交い、会場は大盛り上がり! 大いに楽しんでいた様子の友近は、「みなさんいらんことよう知ってるんですよ。いらんことする番組ができてほしいんです!」としみじみ語っていました。

続く「ドラマチャンネル」のコントでは、友近が主演した2時間ミステリードラマをモチーフに、なんとそのドラマで実際に共演した女優の山村紅葉さんがゲストとして登場!ステージが明転すると、ドラマのラストシーンと同じシチュエーションに山村さんと友近が立っているというサプライズに、観客のみなさんからはどよめきが起こっていました。

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コントでは、山村さんがどんなキーワードにも過剰に反応し、ミステリーに結びつけるキャラクターを熱演。 長ゼリフもなんなくこなし、強烈なキャラもかわいらしく演じきってしまう山村さんに対し、このコントでは友近が冷静なツッコミに徹して笑いを誘っていました。

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そしてラストのコント「討論チャンネル」では、友近が討論番組の司会を務める女性キャスターになりきり、“テレビの未来を考える”というテーマで討論を。

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女性キャスターが一般の人たちと激論を交わすという設定を一人で見事に再現していくのですが、飛び出す意見がテレビでは放送できないような毒舌だったり、今話題になっている芸能ネタだったり…。一時も目が離せない展開に、観客のみなさんも爆笑しながら引き込まれていました。

こうしてすべてのコントが終了。幕間に流れたVTRでも、大御所芸人のモノマネロケを敢行したり、出身地である愛媛の都市伝説を追ったり、自身がCMに出演している商品を宣伝してみたり…と、細部までとことん友近のこだわりが詰め込まれた単独ライブとなりました。

エンディングで再びステージに登場した友近は、「自分で振り返ると、ゾッとしますね(笑)」とあまりのやりたい放題ぶりに、ふと我に返ってポツリ。続けて「おそらくDVDにもできないし、テレビでもできないんじゃないかなと思うので、本当に来てくださったみなさん、ありがとうございました!」と客席に向かって感謝の気持ちを表すと、友近の“やりたい放題”を愛する観客のみなさんからは、大きな拍手が起こっていました。

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2013年6月22日 (土)

【ライブレポート】エクセレント!!~言葉が無くても届くもの~

6月17日(月)、東京・ルミネtheよしもとにて『エクセレント!!~言葉が無くても届くもの~』が開催されました。

こちらは、マンボウやしろ脚本・演出による作品。ライスが主演を務め、2012年4月18日(水)から23日(月)までに東京・神保町花月にて「マンボウやしろ襲名記念公演」として『エクセレント!!』は初演されました。オリジナルキャストはライスほか、グランジ・五明&下條、かたつむり・林、カゲヤマ、ランパンプス、工藤史子、伊藤真奈美(THEフォービーズ)。当初、チケットの売れ行きはまずまずといったところでしたが、口コミで日に日に来場者が増え、千秋楽は当日券も早々に完売。拍手喝采のなか、幕を閉じました。

その後、今年1月19日(土)、20日(日)の2日間、『エクセレント!!~言葉が無くても届くもの~』とタイトルを改め神保町花月にて再演。今年4月2日(火)に仙台、3日(水)に福岡と地方公演も敢行したのち、このたび、オリジナルキャストにてルミネにてラスト公演を行うことになったのです。

舞台となるのは、あるオモチャ工場。次男のスグル(ライス・関町)は、3年前の4月1日に突然、学校を自主退学。当時付き合っていた彼女のナミ(工藤)を振り、それ以来、ニート生活をおくっています。いつも一緒にいるのは、亀のかめじろうと常につきまとっている名前の知らない男の子。スグルが「お前の名前は?」と訊ねても、彼は「俺は~~~俺だ!」と答えるだけです。

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両親(父:五明/母・伊藤)には横柄な態度を取り続け、常に自分を想ってくれるナミには「付き合おうか?」と心にもないことを言ってのけるスグル。ナミに好意を持つ金持ちの息子・マダラ(下條)に難癖をつけられ、力任せに殴られても一切抵抗はしません。工場で指揮を執る父が発する、仕事終了の合図「エクセレント!!」。かつては大好きだったその言葉にさえ、嫌悪を感じているのです。
かろうじて存在はしているけれど、感情の全てを閉ざしてしまったスグル。なぜスグルがそうなってしまったのか? それは、敬愛していた兄・セイヤの死が関係していたのです――。

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初演当時、やしろとライスが取材を受けたニュース記事によると、2010年にこの物語はできていたとのこと。やしろは2011年9月にコンビ「カリカ」を解散以降、失った悲しみとそれを凌駕するほどの大きな愛や先祖からまだ見ぬ子孫への絆などをテーマにした公演を数々行なっていた印象が強く残っています。

本公演も然り。
兄の死を受け止められず、ひとり苦しむスグルを責めるわけでも怒るわけでもなく、ただただ静かに守り続ける両親、ナミ、工場で働く人々……。20歳の誕生日当日、自暴自棄になるスグルにも、それぞれはそっと寄り添うのです。日だまりのように温かくも揺るがない大きな大きな愛情が、今作にも満ちあふれていました。

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されど、芸人によるお芝居。もちろん笑いも忘れていません。マダラ扮するグランジ・下條の愛国心たっぷりの演説(?)、かたつむり・林によるランパンプス&カゲヤマへのムチャぶり、両親が従業員、そしてナミとゲーム「ワニワニパニック」を使用した会話など、笑いどころは満載。劇中、客席からは幾度となく大きな笑い声が起こっていました。

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物語の終盤、スグルと接する人々が発するのは「エクセレント」という6文字のみ。どんな言葉も「エクセレント、エクセレント」というふうに紡いでいくのです。今作の副題は「言葉が無くても届くもの」。愛情や思いやりは、本来、言葉がなくても通じ合えるものなのかもしれません。「エクセレント」としか発しなくても、彼らの話したいことはダイレクトに伝わってきました。

心を閉ざしていたスグルも、彼らの「エクセレント」という言葉、そしてかつてビリビリに破ってしまった兄・セイヤからの手紙を読み、自分自身を取り戻します。
スグルと周囲の人々の心が触れ合ったとき、彼らのオモチャづくりはまるでオーケストラのように素晴らしい音色を奏でるのでした。

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一礼する出演者陣に向けて客席から響く、大きくて力強くて温かい拍手……。止まない賞賛の拍手を下條がぶった切るようなポーズでひとまず止め、主演のライスが出演者を紹介。そして、脚本・演出を務めたマンボウやしろを呼び込みました。

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マンボウポーズで挨拶したやしろは「ファッションショー終了後のデザイナーみたいで恥ずかしい」と照れつつ、「スタッフさんに最後だから出ていいですよと言われてもどうしようかなと悩んでいたけど、後ろで観てたら、どこまでが台詞なのか説明しないとと思ってきた。(下條のアドリブ芝居での)演説もそうだけど、(かたつむり・林とカゲヤマ・田畑のやりとりで生まれた)“地球はなんで青いの?”“泣いてるから”なんて書いてない。俺の手から(脚本が)離れすぎてる!」と出て来た理由をまくしたてます。

ラストシーンは通常、田所バージョンと関町バージョンのどちらかが行なわれるのですが、「千秋楽などの特別な日は両方やっているということで、今日も両方やりました」とも説明。言葉はなくとも、音楽に合わせてスグルの感情を表す2人の演技に、感極まるシーンです。

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「今日はビックリしたことがあった」と切り出したのは、田所。序盤に関町とトランプでポーカーをするシーンがあるのですが、配られたカードを見ると、スペードの8、9、10、11、12の“ストレートフラッシュ”が揃ってたそうです。「新しいトランプじゃないし、リハでもちゃんと切ってるのに。動揺して台詞が飛びそうになりましたよ」と笑います。「ゲームに関して何かある舞台なのかなと思った」と感慨深げな相方に反して、関町の手元にあった5枚は「2のワンペアのみ」だったそうです。

締めを任された関町が「今日の公演で、2000人以上の方がこの舞台を観てくれたみたいです」と告げると、お客さんからはまたもや大きな拍手が。「今回で最後ですが、またどこかでお会いできたら。そのときはまた足を運んでください」ときれいに締められる流れだったのに、なぜか吹き出してしまうやしろ。結局、カゲヤマ・益田の一発ギャグで、本公演は幕を閉じました。

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幕が締まっても鳴り止まない拍手――。素晴らしい物語と演じた出演者陣を讃えるように、暗闇の中でいつまでも鳴り響いていました。

2013年6月15日 (土)

【ライブレポート】澤田隆治プロデュース〜平成名人劇場 西川きよしの会「キー坊&ヘレンのないしょ話」

1980年代の漫才ブームに火をつけた伝説の番組『花王名人劇場』を、30年の歳月を経て“劇場版”として復活させるスペシャル企画「平成名人劇場」が、当時、同番組をプロデュースした澤田隆治さんが仕掛人となり、なんばグランド花月にて三夜限定で行われました。6月13日(木)、フィナーレとなる第三夜は、西川きよしをフィーチャーした「キー坊&ヘレンのないしょ話」を上演。妻・ヘレンはもちろん忠志、かの子と西川ファミリーが勢揃いして、マル秘エピソード満載のトークを繰り広げました。

イベントは澤田さんによる挨拶からスタート。客席に挙手を募ると、『花王名人劇場』はもちろん、『てなもんや三度笠』『スチャラカ社員』といったさらに古い“澤田隆治プロデュース”番組を見ていたという方も多数おられ、澤田さんはビックリ。「80歳まで生きたから、こういう機会が持てた」と、今回の企画の実現を喜びました。続いてきよしを「『花王名人劇場』にもっとにゆかり深い方」と紹介し、「今日は秘蔵映像もたっぷり見せながら、たくさんの話題を提供したい」と意気込みました。

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さあ、まずはこの日の主役、きよしがおなじみ『きよしのズンドコ節』に乗って登場です。客席からは「きよし!」コールも飛び出し、しょっぱなからテンションMAX! 観客も巻き込んでの爆笑漫談を繰り広げました。「昔は怖かった」という澤田さんとの思い出話では、「ああいう方がいなければ、大阪の漫才はここまで残っていなかった」とも。「芸人になって50年、名人劇場を思い出しつつお話しできるなんて」と興奮を抑えきれない様子で語りました。ここで再び澤田さんを舞台へ迎えたところ、澤田さんからは「お客さんと漫才してどないしますねん!」とツッコミが。話はふたりが初めて出会ったという、きよしが白木みのるさんの付き人をしていた頃へとさかのぼり、『てなもんや三度笠』でクマのぬいぐるみ役に抜擢されたことなど、さまざまなエピソードが明かされていきます。もちろん、当時の懐かしい写真もたっぷりと。その後、ヘレンも加わりトークはますますヒートアップ。ヘレンは澤田さんプロデュースの『スチャラカ社員』に出演しており、当時の写真を見ながら「懐かしいというより、怖い方やったなあ、と思い出していました」としみじみ話しました。さらに、ヘレンが当時ギャグにしていたという浪花節を披露したり、きよしとのなれそめを澤田さんが紹介したりと、話は尽きません。きよしの「真剣でやさしい目に惚れた」というヘレンの告白には、客席から大きな拍手が沸き起こりました。

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横山やすしと漫才コンビを結成してからの話は、なんと矢野・兵動による再現コント(?)で紹介。やすしに扮した矢野と、きよしに扮した兵動が、「やすきよ結成」のエピソードを演じると、客席はもちろん澤田さん、きよし、ヘレンも大爆笑。やすきよ漫才そのものの見事なやりとりを、「すばらしい!」(澤田さん)、「やすしさんは、あの通りでした」(きよし)と絶賛していました。ほかにも『てなもんや三度笠』にやすきよで出演した際の映像などで、歴史に残る漫才コンビの歩みをひもときます。ヘレンからはきよしの秘密の暴露も! 止めようとするきよしに「言わしてもらいます!」とキッパリ言い放ち、澤田さんは「こんな展開になるとは!」と驚きの表情でした。

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やすきよ漫才を全国に知らしめたと言われる『花王名人劇場』の企画「激突!漫才新幹線」からは、長尺のネタをそのままVTRで上映。ジャンボトロンに映し出される抱腹絶倒の漫才は、映像とは思えぬライブ感で客席を笑いの渦に巻き込みました。再び舞台へ登場した澤田さんは、「今、聴いても面白い!」と大興奮。きよし、ヘレンも懐かしそうに見入っていました。

「家庭の話なら、忠志さんとかの子さんがいた方が面白いかも」と澤田さん。ここからは西川家の素顔に迫るトークコーナーに突入です。まずはセンターマイクを前に、忠志とかの子が両親のエピソードを紹介。学生時代、かの子がクリスマスにデートに行きたいと言うと、「忠志も一緒に」というまさかの条件付きで許された話など、家族だけが知る逸話を続々と明かしていきました。そして、この日の目玉のひとつである、きよし&忠志の親子漫才も! 「真面目と真面目でどうなるんでしょう?」と心配するヘレンでしたが、きよしを上回る真面目さで父を翻弄する忠志、という爆笑ネタを堂々披露。中盤からグイグイと攻め込む忠志に、「やすしくんが乗り移ってきたのでは?」と押されっぱなしのきよしでした。漫才の稽古は、なんと80回以上行ったとのこと。そのかいあって、息の合った漫才を見せていました。

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最後は「若手も育ってもらいたい」との期待を込めて、2組のコンビが登場。銀シャリは「きよし師匠に作っていただいた」というおなじみのブルースーツを身にまとい、ことわざをテーマにしたネタで勝負。さきほど見事に「やすきよ」を再現して見せた矢野・兵動は、きよしとのエピソードを交えつつ、日常に潜むおばちゃん、おっちゃんの爆笑シーンをたっぷり盛り込んだしゃべくりで、何度も大きな笑いを起こしていました。

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エンディング、出演者全員が揃って歌ったのは、西川家の定番ソングであるKANさんの『愛は勝つ』。気づけば客席も一緒になっての大合唱となり、笑いいっぱい、西川家そのものの、ほのぼのした一夜は幕を閉じました。

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2013年6月10日 (月)

【ライブレポート】澤田隆治プロデュース~平成名人劇場 Wヤングの会「パワフルなネタオンパレード」

お笑いブームの火付け役となった1980年代の人気番組『花王名人劇場』を、なんばグランド花月の舞台によみがえらせるイベント「平成名人劇場」。当時の名プロデューサーである澤田隆治さんが仕掛人となり、三夜限りのスペシャル企画として開催されました。第二夜となる6月6日(木)は、Wヤングをフィーチャーしての「パワフルなネタオンパレード」。見て・笑って・元気になれる、まさに“パワフル”な芸人が大集合しました。

この日も冒頭、澤田さんが自ら企画の狙いや番組放送時の秘話を語り下ろすコーナーからスタート。開口一番「実はWヤングは(『花王名人劇場』に)1本も出ていないんです」と明かした澤田さん。1979年、関西を代表する漫才コンビといえばWヤング(当時は平川幸男と田中軍治のコンビ)で、東京の人気No.1コンビ、星セント・ルイスさんと共演させる「激突!漫才新幹線」という企画を温めていたそうです。ところが実現する前に中田が亡くなり、棚上げとなってしまいました。その後、Wヤングに代えて横山やすし・西川きよしを起用して大当たり。しかし、澤田さんの心にはずっと「もし、あのときWヤングが出ていたら?」との思いがあり、「それが今日やっと実現することになった。80歳まで生きていたおかげでこんな楽しいことができました」と喜びました。

まずはタイトル通り“パワフル”なネタが身上の4組が登場。トップを飾ったのは、もちろんWヤング。平川が72歳という年齢を明かすと、客席からはどよめきと拍手が。あこがれの仕事・俳優をテーマにした漫才で、相方・佐藤武志とともにステージ上をぐるぐると走り回るなど、パワー全開で笑わせました。

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続いては、リズムネタで人気の2700。挨拶代わりに『右ひじ左ひじ交互に見て』のさわりを披露して盛り上げた後は、おなじみの昔話『桃太郎』を、歌とリズムで“2700流”にアレンジした爆笑コントを披露します。

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プラスマイナスは、登場するなり岩橋が“クセ”を炸裂させて大騒ぎ。一方の兼光も負けじとモノマネを連発して対抗します。高校野球をテーマにしたネタでは、元・野球少年の岩橋がいいところを見せようとしますが、ことごとく兼光の芸達者ぶりに邪魔されてしまい……。

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4組目は、まるむし商店。6月にぴったりの結婚式をテーマにしたネタで、ふたりは入れ替わり立ち替わりボケまくり。なかなか進まない披露宴に、客席は爆笑の連続となりました。

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たっぷりとネタを堪能した後は、「平成名人トーク」と題し、澤田さんとWヤングのふたりが思い出話に花を咲かせます。スクリーンに次々と映し出される秘蔵写真に、観客はもちろんステージ上の3人も懐かしがったり大笑いしたり。常に「新しい漫才をやろう」と考えていた平川は、若き日にタップダンスを習得したことも! かつて吉本新喜劇で活躍していた佐藤は、座員たちで組んでいた草野球チームの集合写真も公開。さらには平川・中田時代のWヤングが得意としていた「洒落漫才」の秘蔵VTRや、平川がカラオケを24時間以上歌い続けてギネスに載った際の写真などが、知られざるエピソードとともに紹介されました。

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ここからはこの日だけの特別企画、佐藤と浅香あき恵による夫婦漫才と、平川と宇都宮まきによる師弟漫才です。まずは佐藤と浅香がステージへ。しょっぱなからテンション上がりまくりの浅香に佐藤が強烈なツッコミを入れていく、夫婦ならではのどつき漫才で爆笑をさらいました。一方、平川と宇都宮の漫才は、稽古の時間がなく正真正銘のぶっつけ本番! ネタ合わせも袖で少しやっただけとのことでしたが、息の合ったやりとりでしっかり笑いをとっていきます。しかし平川は、緊張したのかネタを飛ばしてしまう場面も。宇都宮がフォローしてようやく漫才が再開するという“師弟逆転”(?)現象も、観客に大ウケでした。

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イベントはいよいよラストスパート。再び“パワフル”ネタ自慢の漫才が連発されます。二葉由紀子・羽田たか志は、おなじみアコーディオンと歌による音曲漫才で観客のハートをがっちりつかみ、テレビ番組をテーマにしたネタで大いに笑わせました。

そして大トリは再び登場のWヤング! 先ほどのトークコーナーで触れた平川のタップダンスが飛び出したほか、特技の歌も交えて賑やかに。さらにVTRでも紹介された懐かしの「洒落漫才」を久しぶりに再現。息もつかせぬ洒落の応酬に、拍手と爆笑が巻き起こりました。

エンディング、「これだけパワフルな漫才を皆さんと楽しめるなんて幸せです」と締めくくった澤田さん。平川も大いに刺激を受けた様子で、「これからもいろんなものに挑戦してがんばります」と決意を新たにしていました。若手とベテランが入り乱れての、まさに熱いネタバトルとなった一夜は、こうして幕を閉じました。

2013年6月 8日 (土)

【ライブレポート】博多大吉の博多まで呼びださなかっただけマシだと思え!~エリートヤンキー西島編~

6月2日(日)、東京・ヨシモト∞ホールにて『博多大吉の博多まで呼びださなかっただけマシだと思え!~エリートヤンキー西島編~』が行なわれました。

オールバックに、学ラン姿で登場した大吉。エリートヤンキー・西島に、「調子乗っとるらしいなぁ! 売れるとでも思ってんのか!」と因縁をつけます。西島はその発言に苦笑しながら、「売れる気はもちろんあります」と返します。
「年に1回、年度末に調子乗ってるよな。よしもと男前ランキング6位やったんやって? 俺は43位ですけど!」とさらにイチャモンを付ける大吉。「既婚者、40代で43位は奇跡」と自らの順位を誉めながらも、「男前やと思ってるんか?」と詰めよります。一度は謙遜した西島でしたが、「本当はどうなん?」と言われ、「(NON STYLEの)石田さんよりは上だと思うので、4位だとは思います」と言った瞬間、「(俺より下の)44位やろー!」と絶叫されてしまいます。

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そう、このライブは「どっちが本当の男前か、はっきりさせよう」という大吉たっての要望(?)により、実現したライブなのです!(とはいえ、されどお笑いライブ。もちろん茶番満載です)

MC兼審判を務めるのは、バッドボーイズ・清人。「こういうポジションは初めて。拙いと思いますが、よろしくお願いします」と挨拶すると、温かい拍手が。また、この勝負の立会人として博多華丸・華丸、エリートヤンキー・橘も出演しました。「そもそもなんで揉めてるの?」と怪訝な表情を浮かべる華丸に対し、橘も「相方としてすみませんとしか、いいようがないです」と苦笑しながら答えます。

呼び出されたことに納得がいかないのか、西島は再度「男前ランキングが気に入らないんですか?」と質問。すると、「それは入り口にすぎない」と突っぱねる大吉。「君たちの世代が嫌いだ! 日本という国を考えたときに、一刻も早くまともな仕事をするべきだ!」と断言します。これには、「売れて、いつか日本を支えたいと思って頑張っているんです」と反論する西島。そんな言葉をも、大吉は「戯れ言は、そこまでだ!」と一蹴してしまいました。

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まずは、「叩いてかぶって男前対決」。おなじみの「叩いてかぶってジャンケンポン」の3番勝負で、勝ち負けを決めようというものです。
「西島がどうしてもこれをやりたいというから、やってやった」と豪語する大吉に対して、「うーん……そんなことは……」と言葉を濁しながら、「でも、これだったら勝てるのかなと。ただ、先輩を殴っていいのかなっていう疑問は残ります」と、いつになくしおらしい西島に、大吉は胸を張って威嚇します。
が、如何せんジャンケンが弱すぎる大吉。最初は「男前らしい叩き方&ヘルメットの被り方」を実践していたものの、あまりに負けが続き、「もうヘルメットの男前のボケが思いつかない……」と泣き言を言い出す始末。「男前関係なくいこう」と試合を再開。さらに、ハンデとしてテーブルを自分のほうに寄せるというズルい方法でなんとか1勝をものにしたものの、結果、ゲームでは西島に敗れてしまいます。

が、審判・清人は「終始、男前だった」という理由で、大吉を勝者に。「日本で応援してくれている皆さんに感謝したい。サポーターの思いが届きました」と、まるでアウェイを戦うサッカー日本代表のような勝利コメントで、「ズルい!」と詰め寄る西島を蹴散らしました。

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呆れた茶番に、「何時まで観なきゃいけないんですか?」と溜め息まじりに切り出したのは、相方の華丸。「明日は朝5時半から仕事。今日は打ち上げに行けないんです。(こんな茶番ばかりだと)前倒して、ここで呑み始めますよ!」と言い出します。

そんなクレームもなんのその、コーナーは続きます。
第2戦目は「サイコロトーク対決」。サイコロの目に書かれたお題についてトーク。それぞれ3回ずつ話し、面白かったほうが勝利というものです。が、「プロレスの話」「中学の時イケてない話」など、大吉に有利なトークテーマばかり。

納得いかないのか、首を傾げ続ける先行の西島が最初に出した目は、「今日の当たり目」。実はこのお題、相方がモノマネを披露するという、華大に有利なコマだったのです! 突然の指名を受けた橘はしばし呆然。「橘さん、ごめん!」と西島が謝るなか、某アイドルに説教をする松山千春さんのモノマネでその場を凌ぎます。
一方の大吉が出した目は、「中学の時イケてない話」。「テレビで出し尽くしているから、俺のほうが不利ですからね」と言いつつ、テレビでは未だ語られていない“なぜイケてない中学時代を過ごしたか”について話しました。

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二巡目。西島がまたもや、「今日の当たり目」を出してしまいます。頭を抱える橘でしたが、開き直って中学時代の先生のモノマネを見せて、なんとか笑いを取ります。すると、大吉も「今日の当たり目」を引き当てます。期待に満ちた拍手が会場に響くなか、華丸は九州地方で長年活躍されたばってん荒川さんのモノマネを披露。ローカルネタ&パチンコネタということもあり、女性ばかりのお客さんの前では、ややウケという結果に終わりました。

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三巡目。「よしもとの話」を引き当てた両者。西島は、大吉のヘタレエピソードを披露。一方の大吉は立会人である華丸へ向き合い、福岡吉本の思い出話をし始めます。が、大吉は相づちを打っているだけで、話しているのは華丸。西島のクレームもことごとく無視し、福岡吉本時代の苦労話を続ける華大。ここに橘がインタビュアーとして加わり、「元福岡吉本で現東京吉本で活躍するフルーツおじさんが、センターのフルーツを決める総選挙をTwitterでやっている」という情報を挟むと、お客さんは大爆笑。橘の見事なアシストにより、大吉が勝利をおさめました。

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続く「男前大喜利対決」では、大吉がようやく実力で圧勝。あまりに的確且つ面白い答えに、西島も「今回は正攻法で戦ってくれた気がします」と感服していました。

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最後は時間の許す限り、さまざまなテーマで勝敗を決めようということに。
身長対決は、西島がシークレットシューズでズルをした大吉を実力で倒して圧勝。金額対決では、先月の給料明細を見せ合う両者。もちろん大吉の圧勝なわけですが、「えぇ! こんなに! うそ!」と驚く西島。「これでも、先月分は華丸さんがドラマ入ってたから少ないほうなんだけどね」と言いつつ、「(西島の)現実を見せられて、ちょっと笑えない」と大人げない勝負に挑んだことを後悔する大吉でした。

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結果、7対2で、大吉の圧勝に終わった男前対決。勝因について大吉は「僕がどうかというより、西島の怠慢」と語りつつ、お客さんには「こんなものに付き合わせて、ごめんなさい!」と謝罪。「タイトルだけ見て、イメージを膨らませて来てくれた人も多いと思うんですけど、こんな中学生のような対決で……。でも、走り出した列車は止まるはずもなかった」と語ります。それに対して、「僕は胸を貸していただこうというつもりで来たので。それに、男前どうこうに関しては(ランキングでは)勝ってるんで。別にいいです(笑)」と西島。

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「ほかに呼び出したい若手はいるんですか?」という西島の質問に、「コンマニセンチを呼び出そうかなと思っている」と答えた大吉。ですが、会場が∞ホールということで「ここで頑張ってる若手と何かをやれたら」と話していました。
大吉曰く、「こんな茶番しかやらないんで、ハードルを上げてこないでください」とのことですが、次回が早々に開催されることを願っています!

2013年6月 7日 (金)

【ライブレポート】澤田隆治プロデュース~平成名人劇場 宮川大助・花子の会「WELCOME!! カントリー芸人」

今から約30年前に全国を席巻した漫才ブーム。その火付け役と言われた名番組『花王名人劇場』を手がけた伝説のプロデューサー・澤田隆治さんが、当時の熱気をなんばグランド花月によみがえらせるイベント『平成名人劇場』を、三夜限定で行うことになりました。6月5日(水)の第一夜は、宮川大助・花子が中心となっての「WELCOME!! カントリー芸人」。今や笑いの大きな武器となった方言や田舎ネタをフィーチャーし、“田舎者”を自認する芸人たちが集結。郷土愛あふれるアットホームな雰囲気で盛り上がりました。

冒頭、まずは澤田さんが登場し、今回のイベントの趣旨を説明します。「『花王名人劇場』を見たことある人は?」と客席に問いかけると、ほとんどの方が挙手! 「当時はあれに出たいという芸人さんがいっぱいいて、そんな方たちが今もテレビで活躍されています」と振り返りつつ、「実はあの時こうだった、といった話をしてみては?という企画です」とコメント。さらに、ブームが到来する前の漫才勢力図や、11年間で550本を放送したという『花王名人劇場』のあれこれへと話は及び、「なんとかもう一度、舞台で『たっぷり聞かせる』という(番組の)コンセプトを再現したかった」と熱っぽく語りかけました。この日のキーワードである“カントリー芸人”については、「かつては田舎出身の方も、標準語でないと売れないということで言葉をマスターしなければならなかった」と歴史をひもとき、その後、方言が“武器”となっていった流れを解説。「今日の主役である大助くんは鳥取から出てきて、大阪弁をしゃべるが少しなまりがある。それなら地方から出てきてがんばっている人を集めて何かできないかと考えたんです」と、企画の成り立ちにも触れました。さあ、さっそく“田舎者”芸人たちによる漫才からスタートです。

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トップバッターを務めたのはテツ and トモのおふたり。テツさんは滋賀県、トモさんは山形県の出身です。登場するなり元気いっぱいにステージを駆け回り、観客のハートをがっちりキャッチ。みんなで盛り上がろうと「イェーイ!」のコール&レスポンスを繰り返し、ヒット曲の数々をアレンジした抱腹絶倒の替え歌を披露したほか、おなじみの『なんでだろう』に乗せてテツさんが会場を練り歩き、何度も大きな笑いが起こっていました。

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続いては、地元・栃木への愛あふれるしゃべくりで人気のU字工事のおふたり。関西圏ではあまり知られていない栃木県の名物や有名人、名所などを盛り込んだネタに大笑いするうち、気づけばちょっとした“栃木通”に!? 「15歳から20年も一緒にいる」というふたりの息の合ったやりとりに加え、「ごめんねごめんねー」のフレーズも飛び出し、観客を喜ばせました。

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そして、この日の主役、大助・花子がステージへ! 結婚して37年のふたりが、結婚のきっかけから大助の故郷・鳥取の思い出、自然あふれる奈良・生駒での暮らしなど、さまざまな話題を次から次へとしゃべりまくり。花子の愛あふれるキツ?いツッコミが炸裂するたび、会場は爆笑のつるぼと化していました。

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たっぷりとした尺の漫才を堪能した後は、うって変わってバラエティ豊かなメンバーが集まってのトークコーナーへと突入。司会を担当するのは、「♪ええ声~!」でおなじみのおかけんたと、大助・花子の愛娘・宮川さゆみです。けんたは「見ての通り(大助・花子が)暴走するので、我々が止めます!」と宣言したものの、澤田さんを交えてのトークでは早々に制御不能に!? 「昔のネタでは大助も花子に負けじとしゃべっていた」など、澤田さんだけが知る秘話も続々。また、若かりし頃の映像がスクリーンに映し出されると、大助は「ほんまにアンタ、かわいかったなあ……」としみじみ。これを聞いた花子が「アンタも舘ひろしさんみたいやわ」と褒め返し、けんたに「話が進まへん!」と制止されるひと幕もありました。

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テツ and トモさん、U字工事さんも加わっての、地元トークも白熱。「都会に出て一番びっくりしたことは?」の質問には、「大阪の女性がよくしゃべること」(大助)、「お金を出して漬け物を買う」(福田さん)、「(道行く人が)みんな無言ですごいスピード」(トモ)など、さまざまな意見が。ほかにも「都会に出たらやってみたかったことは?」など“田舎者”にしかわからない「あるある」満載の、濃?い内容となりました。

と、いきなりチャイムが鳴り、さらなるカントリー芸人たちが賑やかに登場。なんとアメリカからやってきた地方芸人もいるとのことで期待が高まりましたが、ボン・ジョヴィの『It’s My Life』に乗って出てきたのは、福岡出身のなかやまきんに君。本人はアメリカへの筋肉留学経験をアピールしましたが、周囲からのブーイングを受け、最終的には福岡代表として参加することに落ち着きました。

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沖縄出身(一部除く)の宮川たま子、オリオンリーグ、ランナーズは三線と歌と踊りで「沖縄あるある」を披露。島根県の住みます芸人・桂三段は、本場仕込みの安来節で笑いと拍手を巻き起こします。きんに君は、福岡ならではの大爆笑ギャグを見せると意気込みましたが、ふたつのギャグからひとつを選ぶ際の「筋肉ルーレット」をやりたいだけとの疑惑が。花子らから絶え間なくツッコミが入り、せっかくの「明太子ギャグ」も不発に終わってしまいました。秋田県からは、梅乃ハッパとマジシャンのブラボー中谷さん。「ふたりでは寂しいので……」と現地から連れて来たなまはげも、客席通路を練り歩いて盛り上げます。もちろん、中谷さんが魅せる笑いいっぱいの手品も大好評。テツさんが危うく腕を切られそうになるという、スリル満点の演出も大ウケでした。

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最後は再び花子と澤田さんによるトークを挟み、大フィナーレへ! ズラリと並んだDHF(大助・花子ファミリー)合唱団が『ルーツ』を歌い上げ、花子が歌詞を手話で伝えていきます。スクリーンには、岩手県大船渡市での被災地訪問や「いわて銀河100kmチャレンジマラソン」出場の様子が映し出されるなど、DHFの活動報告も。さらには大黒天に扮した大助がメインボーカルを務めての歌とダンスへと続き、会場が一体となる盛り上がりで幕。出演者も観客も、笑いながら改めて故郷のあたたかさ、大切さを再認識した夜となりました。

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2013年6月 6日 (木)

【ライブレポート】2014 FIFAワールドカップ アジア最終予選 パブリックビューイングinなんばグランド花月

2014年、ブラジルで開催されるサッカーワールドカップ出場をかけ、アジア最終予選を戦っている日本代表。6月4日(火)に行われたオーストラリア戦は、勝つか引き分けるかでワールドカップ出場が決まるとあって、日本中が固唾をのんで見守る大一番となりました。試合が行われたのは埼玉スタジアム2002ですが、我らが日本代表に熱い思いを届けるべく、そして記念すべき瞬間をともに祝うべく、各地でパブリックビューイングが開催されることに。ここ大阪では、なんと笑いの殿堂・なんばグランド花月にサッカー大好き芸人たちが大集合しました。

19時30分のキックオフを前に、開演前から青いユニフォームに身を包んだサポーターの皆さんが客席を埋め尽くし、劇場内は早くもヒートアップ。ロビーには、スタジアムと同じ雰囲気で観戦してもらおうと、ビールやおつまみを販売するスタンドも設置。スタッフたちが元気な掛け声で盛り上げました。

19時、MCを担当するライセンス・井本が登場。続いてたむらけんじ、笑い飯・哲夫、平畠啓史、さらに吉田たち、バンビーノ、ヘンダーソン、ダブルアートといった5upよしもとメンバーたち、吉本新喜劇の松浦真也、レイチェルが次々とステージに現れると、サポーターの皆さんが手拍子で迎えます。いずれ劣らぬサッカーファンばかりが集まったスペシャルなイベントに、芸人たちも興奮を抑えられない様子です。

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しょっぱなから「先にサッカーボール、次に僕が生まれてきた!」と豪語するたむらには、周囲から軽めのブーイングと爆笑が。とはいえ最近はフットサルチームを結成し、『GAMBA TV 青と黒』(MBS)にも出演している筋金入りのサッカーマニア。「関西のチームは全部好き!」と力強くアピールして喝采を浴びました。哲夫はサッカー経験者ではあるものの、「情報はマラドーナで止まっています」と何やら不安を感じさせる発言。ほかに出てきた名前も「ロマーリオ」などやや古い感が否めず、井本から「今日のメンバーわかってる?」と心配されましたが、「本田選手が子供を抱えて帰ってきたんですよね」と最新ニュースをピックアップして応えていました。「お客さんの層が違いますね」と、熱気いっぱいの会場に驚いたのは、お笑い界きってのサッカー通として知られる平畠啓史。「今日は歴史的な日になる」と熱っぽく語りかけます。5upの若手芸人たちも、サッカー経験者や熱いファンばかり。ダブルアート・池田は、体型から想像もつかない軽やかなフットワークと、強力プッシュ中のギャグ「こっちこっち〜!」を披露。ともにサッカー経験のある吉田たちを、たむらが自身のチームにスカウトしようとして揉める場面も……。とにかく笑いで日本代表を後押しすべく、芸人たちが全力投球ならぬ全力シュートを繰り出していきます。さらに2階席にもサッカー好きの若手芸人を送り込み、会場全体での盛り上げ体制は万全。まずはスターティングメンバーの発表です!

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ここではメンバーを書き出したボードを前に、それぞれ感想を述べたり試合展開を予想。たむらが期待しているのは、プライベートでも親交のある遠藤保仁選手。「シュート決めたら、例のやつを」と試合前にメールしたことを明かし、「もしかしたら、『ちゃー』が飛び出すかも!?」と客席を煽ります。哲夫はここでも、「なんでカズさんは出てないんですか?」とボケまくり。カズこと三浦知良選手は哲夫にとってのファッションリーダーだそうで、試合そっちのけでその魅力を絶賛していました。平畠の注目選手は、「いつもなら岡崎(慎司)選手と言うところだが、今日は香川(真司)選手にビシッと決めてほしい! オーストラリアは長身選手が多いので、そういった点でスリルもあると思う」と見どころを交えてコメント。ダブルアート・池田は「吉田麻也選手と元チームメイトのケネディ選手のマッチアップに期待」と言いつつ、またしても「こっちこっち〜!」と叫び、ギャグ定着に余念がありません。

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ボードのフォーメーションに井本が手を加え、「こういうのも見たいですよね」と前線を香川選手、清武弘嗣選手、乾貴士選手の「元セレッソ大阪」ラインに変更すると、客席から大歓声。平畠はあえて冷静に「もちろん勝ってほしいけど、引き分けでもワールドカップには行ける。ワールドカップに“行くこと”が大事ですから!」とも語っていました。また、先日『歌ネタ王決定戦2013』で見事優勝した松浦は、「日本代表が勝つ確率を歌で!」とおなじみの『NEWS ZERO』のテーマに乗せて「♪ゼロ~」と歌い上げて大ひんしゅく。急いで「オーストラリアが勝つ確率です!」と言い直してことなきを得ていました。

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いよいよスクリーンにスタジアムの様子が映し出されると、待ちかねたサポーターの皆さんからひときわ大きな歓声が。国家斉唱では、もちろん全員が起立してともに声を合わせました。その後は「ニッポン!」コールが沸き起こり、キックオフと同時にパブリックビューイングとは思えない本気モードの応援に突入。両チームが互いの持ち味を存分に出し合い、なかなか均衡が崩れない前半でしたが、惜しいシュートでは思わず腰を浮かせて声を上げ、ナイスプレーにはその都度、拍手を送るサポーターの皆さん。もちろん芸人たちもステージ上に腰掛け、画面に見入って一喜一憂しています。

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ハーフタイムを挟み、再び芸人たちがステージに登場すると、またまた笑いを交えたトークで後半への期待を盛り上げます。と、ここでヘンダーソン・子安が着ていたユニフォームの秘話が明かされることに。なんと本田圭佑選手が初めて日本代表に招集された時に着用したものだそうで、とあるつてからお母さんが入手したとのこと。こっそり持ち出した貴重な品でしたが、客席から「プレゼントして!」とリクエストされ、大弱りの子安でした。

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後半が始まると、再び沸き起こる「ニッポン!」コール。37分に失点した際は悲鳴と落胆の声が上がりましたが、気を取り直してさらに大きな声援を送り続けると、ロスタイムに入った46分に本田選手がPKを獲得! そのまま自身がゴール正面にシュートを決め、ギリギリのところで同点に持ち込みました。その瞬間、客席はもちろん芸人たちも駆け回って抱き合ってエキサイト! 結果は1―1のドローとなり、日本代表は見事、ワールドカップ出場を世界最速で決めました。サポーターの皆さんと芸人たちは、ザッケローニ監督や選手たちのインタビューも共に見守り、歓喜の瞬間を分かち合っていました。

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エンディングにはサプライズで、出演者と客席が一緒になっての記念撮影も。井本は「家に帰るまでがパブリックビューイングです。外であまり騒ぎすぎないように!」と呼びかけつつ、「今までいろんなところでパブリックビューイングの司会をさせてもらったが、NGKのお客さんはめっちゃマナーがいい」と大絶賛。「次の機会に、NGKでお会いしましょう!」と締めくくると、会場は再び温かい拍手に包まれました。

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2013年5月31日 (金)

【ライブレポート】『YU-A My Family Birthday Party 2013』

5月29日(水)、YU-Aが27回目の誕生日を迎え、同日、東京・表参道GROUNDにてファンクラブ会員限定のイベント『YU-A My Family Birthday Party 2013』が行われました。

幅広い年齢層のYU-ANISTA(ユアニスタ=YU-Aファンの総称)で客席は埋め尽くされましたが、開演すると、まずステージに現れたのはピン芸人のエハラマサヒロ。
実はエハラも今日が31歳を迎える誕生日で、『YU-A My Family Birthday Party』のMCを務めるのは、昨年に引き続き2回目だったのです。
「ワイルドエハちゃんだぜぇ」と唐突なスギちゃんのものまねから入り、ファン有志で作られた小旗が振られる光景に「旗降られたら、応援している感じや」とうれしそうなエハラ。
客席に「遠くから来た人?」と問いかけると、札幌、滋賀、大阪、新潟といった地名が飛び交うなか、「アメリカ!」と返す男性も現れました(来日4年目で埼玉県在中だそうです)。

エハラの紹介を受け、いよいよYU-Aが「ハッピーバースデー、エハラさん」と歌いながらステージに登場。「120さ~い!」とご機嫌なエハラに、子供が口にしても大丈夫なボディソープのプレゼントがYU-Aから手渡されました。
喜ぶエハラでしたが、「髪の毛の色!」と、話題は紫色に染まったYU-Aへと一転。エハラ曰く「(アニメシリーズの)プリキュアですよ、こんなもん(笑)」と指摘すれば、YU-A自身も「自分でも今でも鏡見るとびっくりしちゃうんですけど(笑)」と笑います。しかしYU-Aにとって「今年、自分的に紫な気分」だそうで、客席からは「かわいい!」の声も。

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そんな髪の色にちなんだカクテルで乾杯した後、この1年について訊かれたYU-Aは「早かったですね。(エハラと)“ご飯一緒に行きましょう”って言って、結局行ってないけど、でも1年ぶりの感じしないですよ。年々早くなるっていうけど、ちょっとホントに恐ろしい早さですね」と時の流れの早さに戸惑いつつも、充実した1年だった様子です。
これからの1年については、新たに始まったツアー『YU-ANISTA Live Tour』にちからを入れて、「もっと盛り上げていきたい」と抱負を語りました。

続いて、開場時間に行ったアンケートをもとにトークを展開。
「もし叶うなら、YU-Aと◯◯がしたい」との質問には、「一緒にカラオケしたい」「ハグして写メ撮りたい」といった切なる願いが綴られており、YU-Aは終始照れます。
また、「エハラマサヒロの◯◯が見たい」との質問には、「でんぐり返し」「パンツ」といったぶっとんだリクエストがあり、いちいち答えながらも「何の会?」と客席に問いかけ、一同爆笑。
エハラの歌ネタ『雪』のリクエストもあり、全力で歌い切るエハラを見て、「楽屋でもずっとこうなんだよ。すごいでしょ?」とYU-Aがファンに同意を求める一幕も。

続いては、7月10日発売の新曲『Flavor』のMVがスクリーンに上映されました。口紅をテーマにしつつ、女性の力強さをポップに描いたMVに仕上がっており、客席からも「かわいい!」「やばい!」といった反応が返ってきました。
YU-A曰く「歌詞より先にMVのイメージが出てくる時が多い」とのことで、PVの撮影にあたり、様々な意見を出したり、女性キャストの口紅の色を決めていたといった逸話も飛び出しました。

引き続き始まったのは、YU-Aによるファッション講座。
スクリーンには、YU-Aが使っているファンデーションやグロス、口紅、ネイルなどのファッションアイテムが映しだされ、自身で解説をし、「サイケ柄が好き」といったコメントも。

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そして、『Flavor』の振り付け講座がスタートしました。
サビ部分をYU-Aがエハラとファンにレクチャーする形でしたが、ダンスが好きというエハラでも難しかったようで、「あと3回やったら完璧に踊れるのに!」と悔しさを露わにしていました。そんなエハラに「今度一緒にライブやりましょう」とYU-Aが声をかけ、2人の本格的なコラボライブも約束(?)。

いよいよ、おまちかねのYU-Aによるスペシャルライブへと突入します。
アップテンポなカバー曲『HAPPY BIRTHDAY ~Celebration~』から入り、2曲目には『Flavor』のカップリング『KISS ME ~doudoudou~』を披露。
続いてのMCでは、「正直、歌いたくないんですけど。リクエストが意外に多くてびっくりしていて…」と、YU-Aがソロデビュー前加入していた3人組ユニット“Foxxi misQ”の『Say you luv me ~魔法のコトバ~』を歌いあげ、当時からのファンを喜ばせます。6、7年ぶりに歌ったとのことでしたが、歌い終えると「緊張したあ。久々に歌うと思い出しますね。懐かしいですね」と安堵の表情を浮かべました。
最後に、これまたリクエストが多かったという『My Story』(2010年5月25日『夜明けが来るまで』カップリング)をしっとりと歌い上げ、ライブパートは終了。

再びエハラが加わり、YU-Aの私物がもらえるスペシャルグッズ抽選会へ。
今回は、抽選で当たったファン3名に、ブーツ、靴、Tシャツの3点がプレゼントされました。
終演時間も迫り、記念撮影タイムとなりましたが、そこでスタッフが運んできたのは、バースデーケーキでした。このサプライズにYU-Aは喜びを爆発させつつも、ケーキを見て「食べ物の色じゃないよ。私が気持ち悪いものが好きだって、しっかりわかっている(笑)」と笑みをこぼし、エハラも「かかとを削る石の色してる!」と表現をしていました。

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最後に、「誕生日の実感が全然なく、静かにすごしてたんですけど、この会が始まって、やっと誕生日を迎えたんだなって。うれしい。毎年ひとりじゃなくてうれしい(笑)」と感謝の気持ちを伝えたYU-A。
客席に「言い残したことは?」と問いかけると、「YU-Aちゃんの120円が聞きたい!」との声が返ってきて、YU-Aは反射的に「120え~ん!」と熱唱するも、すぐに「あー、恥ずかしい」と頬を染めていました。
エハラも、「お客さんがウェルカムな感じで迎えてくれるから楽しいんですよ」と最後までハイテンションのまま。
最後の最後までファンサービスに徹したYU-Aは、「誕生日を幸せに過ごせました。ありがとう!」と感謝の言葉を残し、終演。

帰り際、来場者全員に特製ポストカードが配られ、またYU-Aがハイタッチでのお見送りも行われました。短い時間ながらもファンとのコミュニケーションを心底楽しんだ様子のYU-Aでした。

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今夏開催の『YU-ANISTA Live Tour 2013 ~Summer~』や7月10日発売の新曲『Flavor』並びにインストアイベントなどの詳細は、下記オフィシャルサイトなどでご確認ください。


■Live information
●『YU-A 10thシングル発売記念 インストアイベントスケジュール』
7/10(水)19:00~ 札幌市:札幌JRタワーパセオB1テルミヌス広場
7/11(木)18:30~ 名古屋市:名古屋アスナル金山 あすなる広場
7/12(金)18:30~ 東京都:池袋サンシャインシティアルパB1F 噴水広場
7/13(土)13:00~ 福岡市:キャナルシティ博多B1Fサンプラザステージ
7/14(日)14:00~ 大阪市:タワーレコード梅田NU茶屋街店
7/21(日)14:00~ 守谷市:WonderGOO守谷店

●『YU-ANISTA Live Tour 2013 ~Summer~』
8/10(土) [福岡]BeatStation OPEN/START 17:30/18:00
8/18(日) [大阪]umeda AKASO OPEN/START 17:30/18:00
8/23(金) [東京]duo MUSIC EXCHANGE OPEN/START 18:30/19:00

●YU-A 10th SINGLE「Flavor」(7月10日発売)
初回盤/1500円(税込)/YRCN-90221

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通常盤/1050円(税込)/YRCN-90222

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※MVには、人気ファッションブランド<FIG&VIPER>プロデューサー植野有砂さんも出演!


●YU-A公式HP
http://www.yu-a.fm/

●YU-Aブログ「"YU-A"re My Love」
http://ameblo.jp/yu-a-yu-a/

●YOSHIMOTO R and C「YU-A」アーティストページ
http://www.randc.jp/yu-a/top.html

●YU-Aオフィシャルツイッター
https://twitter.com/YUA_official

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2013年5月29日 (水)

【ライブレポート】よしもと落語・新世代四人衆~NGKでやっちゃいます~

月亭方正、月亭八光、桂三四郎、桂三度――次世代を担う若手落語家4人が一堂に会した落語会『よしもと落語・新世代四人衆~NGKでやっちゃいます~』が、5月27日(月)、なんばグランド花月で行われました。“笑いの聖地”NGKで4人が共演するのは初とのことで、満員の観客が開演を今か今かと待ちかね、会場は熱気にあふれています。

トップバッターを務めたのは桂三度。まくらで“世界のナベアツ”時代のおなじみのネタ「3の倍数と3がつく数字のときだけアホになる」を交えて自身の名前をアピールすると、客席は大喜び。この“倍数”にからめて「小学生も高学年になってくると算数の勉強も大変なようで……」と、師匠である六代 桂文枝による創作落語「宿題」を披露しました。小学6年生の息子から算数の宿題を見てほしいと請われた父が、わからないことを悟られまいと問題にあれこれ難癖を付けますが……。苦し紛れの父の主張やふるまいのひとつひとつに、大きな笑いが起こっていました。

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続いて登場したのは月亭八光。まずは早くも決定している第2回の落語会についてちゃっかり告知。さらに、なんばグランド花月という大舞台での開催ということで、公演当日まで緊張の日々が続いたと告白し「『チケットが15枚しか売れてないから中止です!』とマネージャーから言われる夢を見ました」とも。目が覚めてから心配になり問い合わせると、実はもっと恐ろしい枚数を告げられたと笑わせます。やがて話は娘とともに体験したとんでもない心霊“珍”体験へと及び、演目「幽霊の辻」へ。茶店の老婆が次々と教えてくる幽霊話に震え上がる、怖がりの旅人を臨場感たっぷりに熱演しました。

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ここでこの日のゲスト、桂小枝が舞台へ。高座に上がるやいなや「ゲストなので気楽にやらせてもらいます!」と堂々宣言してさっそく拍手を浴びました。まくらでは『桃太郎』や『鶴の恩返し』、『花咲か爺さん』といった昔話の“真の姿”(?)を明かして沸かせた後、「皆様を竜宮城へお連れします」と、ファンタジーあふれる演目「小倉船」を披露します。三味線のはめものあり、踊りあり、立ち回りありの華やかさで魅了し、最後は小枝流のオチでしっかり締めくくりました。

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中入り休憩の後、いよいよ後半戦へ。桂三四郎は、自己紹介を交えつつ、自身の高校時代のエピソードを紹介。「偏差値の低さと言葉の乱れは比例する」との持論をもとに、偶然会った後輩との立ち話を再現すると、観客は思わず大笑い。続いて披露したのは、おそらく誰もが経験したであろう「彼女を自宅に招く」という、高校生にとっての一大イベントを描いた演目「17歳」です。

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大トリを飾ったのは月亭方正。まくらは「8.5kg痩せました!」というダイエットの話からジムで目撃したお年寄りたちの話、さらに3人の子供たちの話へと次々に移り変わり、親しみやすい語り口で観客を一気に引き込んでいきます。なんと話題の芸能ニュースにも触れ、「女の人が強くなる時代には、面白い話が生まれてくる」と、演目「紙入れ」を披露。長屋の男女問題を描いた古典落語の艶話で、大きな笑いと拍手をもらっていました。

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終演後は4人が揃って劇場出口に立ち、八光曰く「NMBスタイルのハイタッチで送り出し」を敢行。来場者ひとりひとりと、ハイタッチならぬ握手を交わし、次回公演のPRにも余念がありません。第2回は9月30日(月)、同じくなんばグランド花月で開催されます。落語になじみがある方もない方も、4人の噺家が個性を競うとびきりイキのいい落語会を、次回もどうぞお聴き逃しなく!

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第2回 よしもと落語・新世代四人衆

日時:9月30日(月) 開場18:45 開演19:00
会場:なんばグランド花月
料金:前売2500円 当日2800円
出演:月亭方正、月亭八光、桂三四郎、桂三度 ※スペシャルゲストあり!

お問い合わせ:チケットよしもとお問い合わせ専用ダイヤル☎0570-036-912(10:00~19:00)