最新ニュースインタビューライブレポート

インタビュー

2013年11月13日 (水)

舞台「青空」が20日からスタート! 脚本&演出を担当したカナリア安達が芝居とコントについてアツく激白

カナリアの安達健太郎が脚本・演出を担当する舞台「青空」が11月20日(水)から神保町花月でスタート。ブロードキャスト!!や犬の心ら人気芸人が集結した、無心になって笑える物語。カナリア安達が見どころや意気込み、作品に込めた思いについて語ってくれました!!


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――「青空」は、どのようなお話なのでしょうか?

ひと言で言うと“おもしろい”お話になっています。ハードルを上げているように思われがちですが、ただただ“おもしろい”だけ。感動の「か」の字もない普通に笑えるお芝居です(笑)。…こう言うと、物語の裏側にあるテーマは何だろう?と考える人もいるとは思いますが、そういうこととは本当に無縁。吉本新喜劇に近い、その場で笑えていい意味で後に残らないお芝居になっていると思います。


――今回は、安達さんが脚本と演出を担当されていますね。

この話は3日間で書き上げました。コント感覚でキャストを想像して動かしながら楽しんで書いているので早いのかもしれませんね。正直、僕は人前に出るより書いたりしている方が向いている気がするんですよ。15年近くやってきて今さら…という話ですが(笑)。意外と性に合っている気がします。今回は自分が出る回もあるんですが、できれば作・演出に専念できればと思いました。だって、作・演出だと本を書き上げたらある程度のところで手離れするのですが、役者もするとそこからがまた始まりみたいな…。いつになっても作品世界の中にいなきゃいけないので大変な気がします。


――今回は、ブロードキャスト!!さんや犬の心さんといった気心知れたメンバーばかりですが、人選は安達さんが担当されたのですか?

僕が選びましたね。どうしても犬の心さんで舞台を作ってみたかったんですよ。犬の心さんはネタをはじめフォルムや表情などすべてがおもしろいので…。とくに押見さんの困った顔は素晴らしいですよ。今回は、そんな顔がたくさん見られる内容になっています。あとのみんなは人気のある人たちばかりなので、言い方が悪いですが、ズバリ客寄せパンダです(笑)。でも、集客力があるっていうのはすごい才能だと思いますね。そんな才能を持っている芸人たちがいるのなら、そこに頼ってしまおうと考えました(笑)。ちなみに、ブロードキャスト!!の房野はすごくカッコいい役になっているので、房野ファンはぜひ見に来てください!!


――それぞれどのような役でどのような内容なのですか?

そこに関しては公演が始まってからのお楽しみです。ただひとつだけ言えることは、ブロードキャスト!!や犬の心さん、LLRの伊藤、グランジ五明、アームストロング安村の違った一面が……まったく見られません!! すみません、裏切りもなく(笑)。舞台にいるのはいつも通りの彼らです。そんな素に近い彼らを見てほしいですね。ただおもしろいだけですから。


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――“おもしろい”お芝居とコント。似ているようで似ていないような不思議な関係だが、安達さんはこの2つに対してどのように差別化していますか?

実はいまだにわからないんですよ。どこからがコントでどこからが芝居なのか。正直言って、差はないと思います。ただあくまでも個人的な意見ですが、芸人が舞台に立って何かをするからには絶対におもしろくあってほしいし、そうありたいと考えています。そりゃ感動的なものがあってもいいのですが、それは僕がすることではないかと…。なんか偉そうですが、お客さんにセリフを投げかけるのならばおもしろいことを言いたいですね。それを形にするのは本当に難しいんですが(笑)。


――おもしろいことは、緻密に練られた部分とその場の雰囲気や瞬発力があって成立すると思うのですが、台本は詳細に書かれる方ですか?

僕の台本は自分たちがやらなきゃいけない最低限のことはしっかりと書いていますが、それ以外のところは白紙になっていて自由に演じてもらっています。今回もそういうところが多く、その公演ごとに微妙に異なった内容のものができ上がりそうです。ただそうなるとおもしろくなるかはそのとき次第になるので…。調子が悪いときはめちゃくちゃスベるなんていう悲惨なこともあるかもしれない(笑)。ただ、それも含めて“生”の公演の魅力です。割り切ってその場を楽しんでいただければありがたいですね。


――となるとお客さんも心して来なければいけないですね(笑)。

よくアンケートで「芝居をナメるな」「冒とくしているのでは?」なんて書かれてしまうのですが、実はそれをホメ言葉として受け取っているところもあるんですよ。ある意味、思い描いていたことを裏切って新しいことを見せているのでは…と。なので、今回も「マジで金は返さない!」をモットーとしてやっています(笑)。とはいっても、脚本や内容に関して手を抜いているなんてことはもちろんないですよ。きちんと計算して笑わせるところもありますので…。初めに言いましたが吉本新喜劇に近いんですよ。それぞれの芸人の力量に任している部分が点在する、余白のある舞台ですね。色んな意味で、お客さんも参加できると思います。みんなで笑って、時には困りながら楽しんで舞台を見てもらえればありがたいですね。


――そんなコントでも芝居でもない舞台「青空」。どのような人に見てもらいたいですか?

世の中、しんどいことは多いし、恋愛や仕事など悩んでいる人はたくさんいると思います。そういう方にこそ一度見てもらいたいです。舞台上には、何も考えずにアホなことをして笑わせようとしている芸人がいるので。その瞬間だけでも悩みは吹き飛んでしまうと思います。一度でいいから、笑いに来てもらえるとうれしいですね。


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「青空」

会場 :神保町花月

日時 :11月20日(水)~25日(月)
20日(水)~22日(金)開場18:30/開演19:00
23日(土)開場15:30/開演16:00 開場18:30/開演19:00
24日(日)開場14:30/開演15:00
25日(月)開場18:30/開演19:00

料金 :前売2000円/当日2300円


チケットよしもと:http://yoshimoto.pia.jp/


●カナリア安達健太郎の動画はこちら:http://ynn.jp/u/303


【カナリア】

2013年11月11日 (月)

三四郎と巨匠を招いて行うネタイベント「ライバル」! ボーイフレンドが“ライバル”ついて熱く語ってくれました!!

芸歴6年目のボーイフレンドが同世代の芸人とネタ&トークを繰り広げる新しいイベント「ライバル」が11月20日(水)にヨシモト∞ホールにて開催。ボーイフレンドの2人に、イベントのことから自分たちのライバル、そして相方のことなどを聞いちゃいました!!


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――「ライバル」とはどのようなイベントなんでしょうか?

黒沼 他事務所の同期ぐらいの芸人さんを呼んでネタ&トークをするイベントですね。
宮川 タイトルは僕が、詳しい内容は相方が考えました。直訳をすると“好敵手”。つまり相手の力量を知って競争する相手が出る舞台にしようと。去年くらいから他事務所の芸人さんと接する機会が多く、そこで自分たちが思うように力を出し切れなかったのもあるんですが、他事務所の方たちは勢いがあり僕らは負けているなぁ~と感じて…。もう一度一緒の舞台に立ちたいと思いましたね。
黒沼 同じよしもとだと同期で舞台に立つことはあるのですが、他事務所さんだと自分たちで作らないといけなくて。それでこのイベントを立ち上げました。


――なんで他事務所の芸人さんなのですか?

黒沼 これから先、がんばってテレビに出るようになったらよしもと芸人だけではないと思うんですよ。そういう時のために、今から協力できる仲間を増やしていければと…。まぁ、結束を固めてやりやすい環境づくりをしていくためですね(笑)。
宮川 本当にそう。ぎくしゃくするより自分を出せるメンバーが多いほうがいいんで。“好敵手”なんてカッコいいこと言ってすみません(笑)。
黒沼 いずれ色々な場面で協力できればと思いますね。


――そこで今回は、三四郎さん&巨匠さんが登場するんですね。

宮川 三四郎さんは、テレビ番組の「ロケットライブ」でご一緒させてもらったんですよ。会った感想は、こんな人がいるんだとただただ驚きましたね。
黒沼 最初から絡みやすいというか、色々受け入れてくださって。1つ先輩なんですが本当にやりやすかったです。
宮川 よく言えばフレンドリー、悪く言えばズケズケとくるタイプなんで(笑)。僕たちももう一度一緒にやりたいと思っていたんです。そして、三四郎さんは「THE MANZI 2013」の認定漫才師50組に入っていますからね。実力もある。さすがですよ。
黒沼 僕らも去年は入れたんですが今年はダメで。まぁ仮認定だと思い、同じ土俵でやっていきたいですね(笑)。
宮川 そして巨匠も「キングオブコント2013」の準決勝でめちゃくちゃウケていたコンビなんですよ。おもしろいことには間違いはないので、楽しみですね。先輩方からもいいメンバーだねって言われたりしています。
黒沼 実力&話題の2組がそろって豪華なんですよ。


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――内容はネタとトークをするんですよね?

宮川 2組ともネタをやってもらいます。三四郎さんは漫才で巨匠さんはコントになるんではないかな?と。そして僕たちももちろんネタをやります。
黒沼 新ネタばかり3本ね。
宮川 僕ら、ゲスト、僕ら、ゲスト、僕ら、そしてトーク。という感じで計5本のネタとトークで構成する予定です。
黒沼 今から3本作るというね…。こっちはかなりプレッシャーなんですよ。イザとなったらNSCの時に作ったとっておきのネタを披露するかもしれませんが(笑)。
宮川 それは間に合わせましょ。こっちはスタンバイしておきますので。
黒沼 では、ツッコミを仕上げておいてください。


――3本の新ネタは漫才ですか?

黒沼 今回は漫才をしようと思っています。ただ、今後は「キングオブコント」にも出てみたいので、コントを作って披露する、なんてこともあるかもしれませんね。その際には、相方におもしろいネタを作ってもらって…。
宮川 それは突き返します(笑)。
黒沼 では、他のコント師に作ってもらおうか…。
宮川 ん!? それは困るんでやります。なんでも言ってください。
黒沼 ハハハ(笑)。でもコントの技術だけではなく、これを機会に色んな方のお笑いの技術を盗めたらと思っています。
宮川 このイベントを録画してもらい、いち早く持って帰ってテープが擦り切れるまで見ないと。
黒沼 それくらい気になるイベントにしたいですね。そして、今後も続けてやっていきたいです。気になるライバルはまだまだいるので。


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――では、いずれ出てもらいたい気になる“ライバル”芸人を教えてください。

黒沼 これは2人、同じコンビを思っているはずなんです。あっ! 一緒に言おうよ。 せーの!!
宮川 プリマ旦那。
黒沼 S×L。
宮川 ん!?
黒沼 ここは他事務所でしょ!! もちろんプリマ旦那も気になっているけどさ…。
宮川 ハハハ(笑)。S×Lさんも「THE MANZI 2013」の認定漫才師でおもしろいんですよ。スピードもあるし。でも、そんな1組なんて決められない。だってウエストランドさんもおもしろいし…。
黒沼 じゃあ、よしもとの中で考えてみる?
宮川 今度こそ合わせようよ。せーの!!
黒沼 姫ちゃん。
宮川 田畑藤本。…だから~。姫ちゃんは違うでしょ!! ってそれも姫ちゃんに失礼だけど(笑)。女子だし系統も違うしピンだし…。共通点がまったくない。
黒沼 まぁそうねぇ~。そりゃ田畑藤本でしょうね。NSCのころから脅威だったからね。今もだけど。
宮川 いずれ「ライバル スペシャル」みたいなのができたら、田畑藤本にも出てもらおうよ。そして、大阪からプリマ旦那も呼んでさ。
黒沼 プリマ旦那には、何度かイベントに出てほしいという話をして快諾されているんだけどね…。
宮川 いざスケジュールを抑えようとすると絶対に仕事が入っているという。あれは、もしかしてワザと僕らに忙しいことをアピールしようしてるんじゃないか?と勘ぐってしまうほどで…。
黒沼 それでこっちのライバル心が勝手に燃え上ってしまうという。
宮川 なんかややこしいことになってるよ(笑)。


――“ライバル”といえば、お互い相方にここは負けていないというところもありますよね。

宮川 まだ、お互い自分の方がおもしろいと思っていますからね。他のコンビよりそういうところは強いかもしれません。僕はネタ作りは相方に任しているんですが、相方には絶対に負けないと思っているところもありますから。
黒沼 僕は、相方にはツッコミは負けない!!という気持ちはありますね。
宮川 それはこっちに任せて!! それ取られちゃったらもう…。
黒沼 では、何が負けないと思っているの? 兄弟の数とか?
宮川 そんなバックボーンのことではなく…。う~ん。…あっ、ギャグかな?
黒沼 確かに。ギャグセンスはあると思う。瞬発力は若手界の1、2位を争うくらいの力があると思うな。
宮川 おっ、認めてくれますね。
黒沼 僕は…。う~ん、表情かな? 表情に関しては若手界の1、2位を争うくらいの力があるので…。
宮川 それは自分で言わないで!! こっちが言ってあげるから。
黒沼 きっと“お笑いを楽しむ”ということに関しては負けないと思うな。自分が楽しんでないとお客さんも楽しめないと思うタイプだし、楽しむことが好きだし(笑)。
宮川 漫才のときも、必ず「緊張しないで楽しもう!!」って言うもんね。
黒沼 お客さんは細かいところまで見ているし、気持ちは伝染するから。楽しんだ方がいいんだよ。
宮川 しかし、この2人、いいライバルだと思いません? 素敵ですよ。


――そんな素敵なお2人が主催するイベント「ライバル」。どういう人に見に来てもらいたいですか?

黒沼 カワイイ女の子に。
宮川 えっ!? こんなにカッコいいこといっぱいいっていたのに…。台無しになるじゃん。ここは硬派でいこうよ。
黒沼 まぁ、三四郎さんや巨匠を目当てに来てくれる方がいっぱいいればいいと思いますね。そしてここで僕たちボーイフレンドのことを知っていただけたら。
宮川 僕らの新ネタも楽しめるしね。そして今後も続けていきたい。
黒沼 隔月あたりが理想ですね。そして、このイベントを重ねていくにつれて成長していければと思っています。そんな徐々に進化していく僕たちを生で楽しんでいただきたいです。
宮川 このイベントに出た3組がいずれテレビに出ることがあれば、「あそこで共演していた」と自慢もできますから。そういう奇跡が起こるイベントになると思いますよ。


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「ライバル」

会場 :ヨシモト∞ホール
日時 :11月20日(水) 開場21:15/開演21:30
料金 :前売1500円/当日1800円
出演者:ボーイフレンド/三四郎(マセキ芸能社)/巨匠(プロダクション人力舎)


チケットよしもと:http://yoshimoto.pia.jp/


ボーイフレンドの動画はこちら:http://ynn.jp/u/923/


【ボーイフレンド】

歌舞伎界とよしもとがコラボ! “初”モノづくしの「青木さん家の奥さん」への思いをかたつむりが語る!!

歌舞伎俳優市川月乃助とよしもと芸人の初コラボ舞台「青木さん家の奥さん」が11月13日(水)~18日(月)まで神保町花月にて公演。神保町花月の舞台に数多く立った演技派で、今回も出演するかたつむりの2人に、公演の魅力や意気込みを教えてもらいました!!


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――歌舞伎俳優である市川月乃助との共演ということですが、初め聞いたときはどのように思われました?

林 差し入れがすごいんじゃないかな?と。
中澤 えっ!? 最初にそれ?
林 歌舞伎役者さんってすごいって聞くから。あくまでも想像なんだけど…。
中澤 う…うん。
林 あぁ、そりゃ初めに聞いたときは、「歌舞伎の方なんだ、すごいなぁ~」なんだけど、第二段階では、“差し入れ”というキーワードが見えてきて…。
中澤 期待しているってこと?
林 というか、いつもとは違う舞台になるなぁ~と。楽しみでもあるよね。
中澤 まぁ、今回はいつもとは違う舞台になるような気もするよ。


――今回の「青木さん家の奥さん」は、美人の“青木さんの家の奥さん”をめぐる物語。演劇ファンの中ではよく知られている演目のなかのひとつですが、お2人は知っていましたか?

中澤 有名な作品みたいなのですが、僕たちは知らなかったですね。
林 実は今回、エチュード芝居なんですよ。物語の核となるところはこれまでのお芝居と同じなんですが年代や役名、そのほかの設定は今回のための仕様になっています。
中澤 本当のゼロからのスタートではないですが作りこんでいく楽しさがありますね。
林 今は、アドリブをどれだけ入れたらいいのか駆け引きをしている最中です。どんな芝居になっていくのか…フタを開けてみないと分かんないという。
中澤 いつもは芸人ばかりなので、こうすればこう返ってくるというのがなんとなく分かっているんですが、今回は月乃助さんなんで…。稽古でなるべく引き出しを開けていっていますね。
林 一緒に舞台に立つチョコプラ(チョコレートプラネット)の2人なんて、月乃助さんを振り回すなんでふざけ倒していますよ。それを見ていると笑っちゃいけないんだけど笑ってしまうという…。
中澤 本番で彼らがどこまでぶち込んでくるのか楽しみでもあります。芸人の悪いクセで本番色々変えちゃう可能性もあるので。開けてみるまで分からないですね。この芝居の一番の見どころは月乃助さんがあたふたするところなんで、そういうところをお見せできればいいですね。
林 でも、それはないと思うなぁ~。20年以上も舞台を経験していたら、さすがにビシッと決めてくる気が…。まぁ、そんな月乃助さんを見たいけどね。


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――月乃助さんはどのような方ですか?

林 すごくいい人ですよ。本当に優しいし。そして、すごく若い。
中澤 人として完璧ですね。僕らなんかにも挨拶をしっかりしてくれて。さすがに恐縮しちゃいますよ。
林 僕らと同じ水を飲んでいますからね。だいぶん慣れてきましたが、最初のころは神保町花月の練習場に歌舞伎役者さんがいるということ自体にすごく違和感でした。ほら、基本、神保町花月は友達しかいない場所なんで。
中澤 本当にそう。いつもと違いすぎる。ひそかに気になっているんですけど、よしもとはギャラを払えるのかな…という。まぁ、僕らが決める事でも心配することでもないんですが、あまりにもいつもとランクが違いすぎるんで(笑)。ただすごく刺激にもなるし、いい意味でピリッと締まっている気がしますね。


――いつもとは違うと思われることは多いですか?

林 まず、周りからの注目度も違うんですよ。
中澤 取材がいつもより多めで。会社が力を入れている感じがしますね。基本、月乃助さんがメインのインタビューが多いんですが(笑)。あとは今回の舞台、出演者が少ないんですよ。それも特徴のひとつかなと。メインは、月乃助さんとチョコプラと僕らですからね。
林 チョコプラも僕らもよく神保町に出ているんですが、実はチョコプラと一緒のお芝居をするのは初めてなんですよ。そこも楽しみですね。あと、稽古が昼間に行われることとか…。意外と色々いつもと違います。
中澤 本公演でエチュード芝居というのは初めてだと思います。そう考えると多いですね。でも、正直そのような新しい試みに参加できることはとてもうれしいです。これもすべて神保町で数々の舞台に出てきたおかげかなと。
林 僕にいたっては、ピンのとき、多くて年に11カ月出ていたこともありますからね。あのころはほとんど神保町で生活をしていました(笑)。でも、そういうことがあって、今回、よしもとの代表ですから。やっててよかったです。


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――そんないつもの神保町の舞台とはちょっと違った感じになりそうな今回。楽しみにしていることは?

林 そりゃ、月乃助さんにおいしいところに連れて行ってもらおうと思っています。すでに、お酒が飲めるかは確認したんで。あとは連れて行ってもらうだけかと。
中澤 歌舞伎町周辺ね。いつもは行けなさそうなところに行きたい。
林 なんでもこの世界は出会いですから。楽しみです。でも、打ち上げは神保町の居酒屋になりそうですけど(笑)。
中澤 あとは、月乃助さんが出演されることによって、歌舞伎界の方も見に来られたりするのかな?ということも気になります。そういう方に僕たちの演技が引っかかったりしてね…。
林 「誰? あのいい演技をする子」なんて言われたら、もう大変。「青木さん家の次男」という新たな舞台ができちゃうかも。
中澤 そして、それが歌舞伎座で公演されたりね。ひょっとするとひょっとするから。…これ、ボケでも怒られるかもね(笑)。


――そんな新しいことづくめで魅力あふれる舞台。今回は初めて神保町花月に来る、という方も多いと思いますがメッセージを。

林 普段よりちょっとチケットの価格も高いですが、その分、おもしろいはずです。月乃助さんと僕らの掛け合いも楽しんでいただけたらありがたいです。
中澤 なるべくハードルを下げて来てください。注目度が高すぎるんで、肩の力を抜いて舞台そのものを楽しんでいただきたいです。初めてのことが多いので見る側も楽しいと思いますし、僕らも楽しみながら演じようと思っています!!


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「青木さん家の奥さん」

会場 :神保町花月
日時 :11月13日(水)~18日(月)
13日(水)~15日(金)開場18:30/開演19:00
16日(土)開場14:30/開演15:00
17日(日)開場15:30/開演16:00 開場18:30/開演19:00
18日(月)開場18:30/開演19:00

料金 :前売3000円/当日3500円

チケットよしもと:http://yoshimoto.pia.jp/

【かたつむり】

2013年11月 1日 (金)

加藤浩次ほか5名によるユニットコントライブが開催决定! 加藤&ノブコブ吉村インタビュー

極楽とんぼ・加藤浩次にとって、実に12年ぶりのコントライブとなる『イルネス共和国』の開催が来年2月に决定しました。

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加藤以外の出演者は、俳優の六角精児を筆頭に、矢作兼(おぎやはぎ)、マンボウやしろ、秋山竜次(ロバート)、吉村崇(平成ノブシコブシ)という個性的な男性6名。

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今回は、加藤浩次とメンバー最年少のノブコブ吉村に、ライブにかける意気込みや、二人の関係性などについて、たっぷりお話を聞きました。



――今回、加藤さんがユニットを組み、コントをされるということで、とても楽しみです。その経緯からお聞かせください。

加藤 放送作家の石原(石原健次)が、突然僕の楽屋に来て、「コントライブ、やらないですか?」って言ってきて、「やろう」という話になりました。

――それで、えーと……。

吉村 よしもとニュースセンターさんは、加藤さんの取材が初めてなので緊張してますよね? 僕らは何度かありますけど、大物の登場に緊張して、加藤さんがよしもとニュースセンターの取材を受ける姿は、珍しい光景ですよ(笑)。
加藤 俺は、よしもとニュースセンターからオファーがなかったからなあ。
吉村 ようやくきましたね(笑)。
加藤 うれしいね(笑)。

――お気遣い、ありがとうございます(笑)。それで、加藤さんは二つ返事で承諾したんですね。

加藤 OKというか、「一緒にどうですか?」って言われたので、「面白そうだな。やってみっか」って、たまたまそういう気分になってたんですよね。相方のああいうことがあって、やらない方がいいと勝手に思ってたんですけど、石原に言われて、そこから内容を考え出して、じゃこういうメンバーで、吉村にも参加してもらうっていう経緯ですね。

――毎日お忙しい加藤さんですが、それでも舞台に立ちたいという気持ちを持ってたんですか?

加藤 舞台に立ちたいという欲求より、自分が面白いって思うことをやりたいなっていう欲求の方が強いですね。

――久々のライブ、舞台出演ということになりますね。

加藤 2001年の東京グローブ座公演、以来ですかね。

――その間、トークライブとかも出られてないんですか?

加藤 出てないです。
吉村 絶対、本番緊張すると思いますよ。
加藤 ガッチガチになって、本番いきますっていう時に、「ちょっと待って、5分押しでお願い」とかね(笑)。

――そういう加藤さんですが、役割的には座長ですよね?

加藤 座長!? いや、一座じゃないんで座長とかないですよ。
吉村 リーダーではありますよね? 僕らは、必殺シリーズの藤田まことさんに呼ばれて、集まってきたって感じなんですよ。
加藤 違う違う(笑)。僕は横並びだと思ってましたよ。

――でも、キャスティングは加藤さんの意向なんですよね。

加藤 そうですね。

――今回メンバーとなった吉村さんとは、今は『まだまだゴチャ・まぜっ!』(MBSラジオ)で共演されていますが、それ以前の交流はあったんですか?

吉村 特番とかでご一緒するくらいですね。僕自身、NSC卒業して一発目の仕事が、極楽とんぼさんの単独ライブのお手伝いとエキストラだったんですよ。

加藤 えっ! そうだっけ?
吉村 そうです。機動隊の格好をして、20人か30人のうちの1人だったんですけど、それが加藤さんとお会いした一番最初で、もちろん北海道出身の先輩芸人として、ずーっと憧れてましたね。
加藤 そうかあ。あと、赤坂の餃子屋で偶然会ったことがあって、挨拶されて、一緒にご飯食べたんだよな。

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――そんな出会いもありつつ、今年4月からラジオで共演し始めて、それで親しくなったんですね。

加藤 仲はそんなよくないですよ。
吉村 仲いいですよ!(笑) 毎週土曜日、会ってるじゃないですか。
加藤 会ってるけど、俺、すぐ帰るし。
吉村 すぐ帰りますけど、そのなかでも話ししたりだとか、いつも本番前に『さまぁ~ず×さまぁ~ず』とか見てるじゃないですか。
加藤 同じ楽屋で、だまーって見てるだけだろ(笑)。
吉村 そうですけど(笑)。ちゃんと上下関係はありますけど、比較的仲はいい方だと思いますよ。

――そのようですね。では、他のメンバーについてもお聞かせください。矢作さんとは、矢作さんがデビュー前からのお付き合いですが、六角さんとは?

加藤 トーク番組でご一緒させてもらった時、独特の空気感で、面白い人だな、いつか仕事とか一緒にしたいなって一方的に思ってたんですよ。このメンバー決める時に、矢作、秋山、吉村、マンボウやしろっていうメンバーで、なんか一人、違う雰囲気の人も入れたいってなって、僕が六角さんを入れたいんだって話をしたんですよね。マネージャー陣が「無理じゃないですか」って言うから、「アホなふりしてオファーしてみたら」って言って、六角さんからOKがもらえました(笑)。

――オファーしてみるもんですね。秋山さん、マンボウやしろさんは?

加藤 秋山は、特番とか『めちゃイケ』で絡んだりするぐらいだけど、単純に面白いじゃないですか。やしろはね、このメンバー考えた時に、ある程度、スケジュールゆるい奴がいた方がいいだろう、フレキシブルに動ける奴が一人必要だっていうことですね(笑)。
吉村 やしろさん、僕の先輩なんで、そのこと言えないですよ(笑)。

――ノブコブの徳井さんへはオファーしなかったんですね。

加藤 ああ、それはコンビになっちゃうなと思ったんですよね。バラバラの方がいいかなって。
吉村 徳井へは、このライブのことをまだ何も話してないですけど、薄々気づいてはいると思いますよ(笑)。



――内容的には、どのくらい固まってますか?
加藤 今、アウトラインが決まって、何本かコントが出来てきて、それをパズルにどう組み合わせるかっていう感じですね。

――『イルネス共和国』というタイトルですが、コメディでしょうか?

加藤 いや、コントですね。
――そうすると、コントの作家陣は石原さんだけ?

加藤 そうですね。石原と二人で考えてます。

――演出は加藤さんですか?

吉村 加藤さんですよね?
加藤 僕ですかね。

――となると、やはり座長ですね。

加藤 だから、一座じゃないんで(笑)。
吉村 もう一座にした方がいいんじゃないですか?
加藤 いや、矢作がそういうの一番嫌うんだよ。「一座って、何それ、浩次くん」って。
吉村 アハハハハ! 矢作さんが、「浩次くん」って呼んでるのも聞いたことないんで、それも楽しみなんですよね。
加藤 今はみんながいる前だと、たまに「加藤さん」って呼ぶね。二人だったら「浩次くん」だけど。

――そこにも注目ですね。それと、お二人は同じ北海道出身ですけど、そういう北海道出身者ならではの道人会とかコミュニティのようなものはあるんですか?

加藤 ありますよ。東藤とかユウタとかマンボウとか…やしろじゃないですよ。
吉村 どなたですか?
加藤 高校時代の後輩です。
吉村 それ道人会じゃないですよ、同窓会です(笑)。
加藤 一緒に、フットサルとかしてますよ(笑)。

――吉村さんは、北海道出身の菊地亜美さん(アイドリング!!!)から、バラエティでの立ち振舞いについて相談されたそうですが。

吉村 あー、ありましたね。「バラエティでどうしたらいいですか?」って、俺もわかんない状態なんですけど(笑)。まあ、北海道出身というだけで、話しやすくはなりますよね。

――加藤さんは、後輩芸人と遊んだりはしないんですか?

加藤 あんまりないですね。気を使うんですよ。

――『めちゃイケ』メンバーとは?

加藤 一切ないです。ホント今、北海道時代の後輩や同級生ばっかりです。
吉村 同級生とライブやればよかったですね(笑)。
加藤 出来ることならやりたいね。その時は座長を名乗るよ。
吉村 アハハハハ!

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――それから、『めちゃイケ』、『はねるのトびら』、『ピカルの定理』と、フジテレビのゴールデンに進出した3つのお笑い番組から、それぞれ1名ずつ出演されますね。

加藤 あ、ホントだ!
吉村 今、気づきましたよ。
加藤 メインじゃない3人だ。
吉村 そうですね(笑)。2つ終わってるけど、確かにそうだ。
加藤 そう言えば、やしろは『めちゃイケ』の新メンバーオーディションにも来てたな。すげー、がんばってたわ。

――バラエティ好きの視聴者とか、テレビ局の人からの注目度も高そうですね。

吉村 そうなると、このメンバーでトーク番組に宣伝とか行くんですかね?
加藤 どうかなあ。石原がちょっと言ってたのは、「このメンバーで『笑神様は突然に…』に出るのはどうですか?」って。
吉村 この6人で『笑神様』、面白いじゃないですか!

――そうしたところも期待したいところですが、では最後に、お二人から読者へメッセージをお願いします。

加藤 はい。僕にとっては久々のライブですが、面白いメンバーが集まって、こういうのもアリなんだって思えるようなライブをしたいので、ぜひ観に来てください。
吉村 各世代の狂犬が集まって、大暴れしてやろうというライブです。石原さんも狂犬ですからね。僕も破天荒として、暴れてやろうかと思ってます!




●タイトル
『イルネス共和国』

●公式サイト
http://illness-republic.com/

●日程
2014年2月22日(土)
① 17:30開場 18:00開演
2014年2月23日(日)
① 12:30開場 13:00開演 ②16:30開場 17:00開演

●会場
博品館劇場
(東京都中央区銀座8-8-11 銀座博品館 8F)

●出演者
加藤浩次(極楽とんぼ)
六角精児
矢作兼(おぎやはぎ)
マンボウやしろ
秋山竜次(ロバート)
吉村崇(平成ノブシコブシ)

●料金
¥6,000(前売り)/¥6,500(当日)

●チケット詳細
【チケットよしもとプレミアム先行】
※プレミアムメンバーのみ(有料会員)
受付期間:11/15(金)11:00~11/21(木)11:00
【チケットよしもと二次先行】
※チケットよしもと登録者(有料&無料全会員対象)
受付期間:11/23(土)11:00~11/28(木)11:00
【チケットぴあプレリザーブ先行】
受付期間:11/30(土)11:00~12/9(月)11:00

◎一般発売日:12/14(土)10:00~
【チケット取扱い】
・チケットよしもと
Pコード:432-786
・チケットぴあ
Pコード:432-786
【問い合わせ先】
チケットよしもと 0570-550-100


【加藤浩次】【吉村崇】

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POISON吉田がシャッフル漫才を披露! 漫才に対する熱い思いと「POISON吉田5人と漫才」の見どころを赤裸々トーク!!

POISON GIRL BAND吉田が行っている漫才ライブ『POISON吉田5人と漫才』が11月15日(金)にルミネtheよしもとで開催。毎回、吉田が相方を変えて漫才を行うこのライブの見どころや意気込みを直撃インタビュー!!


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――今回で5回目になるんですよね。

去年始めたライブなんですけどありがたいことに回を重ねることができまして…。もともと、ユニットコントというのはあるけど漫才だけはコンビ以外の人とやることがそうないな~と思っていて。単純に相方だけではなく他の人とも漫才をやってみるとどうなんだろう?という気持ちから始めました。


――豪華メンバーですが、人選は吉田さんがされているのですか?

ライブを始めた当初は僕が選んでいたのですが、今はお任せでやっていますね。毎回、かなり豪華で驚いているんですよ。あまりにもスゴすぎて「今回が最終回じゃないかな?」と思うぐらい。始めたころは、後輩2人、先輩2人、どちらでもない方1人というルールがあったんですが、今はそこまで厳格になっていなく…。今回は、博多華丸・大吉の大吉さん、ダイノジ大地さん、品川庄司の品川さん、グランジの佐藤、ナイツの塙さんとやらしていただけるんですが本当にうれしいですね。みんなそれぞれ特徴があって、すごい緊張感と楽しみが入り混じった不思議な感覚になっています。


――ナイツの塙さんなど他事務所の方も出演されるんですね。

そうなんです。今回は塙さんですけど、前回はU字工事の益子くん、その前はアンタッチャブルの柴田さんなど色んな方々に出演してもらっていますね。よしもとの先輩後輩だと、日ごろから顔を合わせているので間合いや空気感っていうのが分かるんですが、他の事務所の方はそうもいかず…。そのため毎回、1回だけ時間を取ってもらって読みあわせをしています。といっても10分くらいで終わってしまうんですが、そこでなんとなくこういう人なのかな?と雰囲気や感覚などをつかもうとしています。


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――ネタは吉田さんが書かれているんですよね。

みなさんをイメージしながら僕が書いています。今回のダイノジ大地さんでしたら、大地さんは勢いがあり、ツッコミとボケの両方ができる人だと思うんで、それを活かすようなネタに仕上げています。…ってこういうことを先輩に言うのは失礼なんですが、ちゃんと素材を引き出していければと思います。先輩とやるにあたって、相手に遠慮をしない!と決めているんですよ。最初は、あれもこれもやってもらおうと思うと「お前はバカにしているのか」とか「オレにこんなことをさせるのか!!」って言ってくるかもと勝手に想像して怖かったんですが、もちろんそんなことはなく(笑)。芸人さんは優しいですよ。そして毎回驚かされるんですが、実際当日になるとみなさん本当にキッチリとネタを覚えてきてくれる。芸人さんって本当に真面目だなぁ~と思いますね。


――このライブをやられていて、漫才や芸人さんに対するイメージって変わられましたか?

漫才はどんどん好きになっていますね。このライブをスタートする前、自分のイメージでは、5人もやればウケる組、スベる組が出ちゃうだろうなと思っていたんですよ。最後のエンディングトークで、「オマエのせいでスベったやろ」「オレのネタだけ手を抜いただろ!!」みたいなお叱りトークがあるかな?とか。でも、そんなことはまったくなく。麒麟の川島さんなんて、「誰よりも自分がウケてやろうという気になった」と言ってくださって。これは印象的でしたね。僕が書いたネタをさらにおもしろくしてやろうという気構えでやってくれるなんて…。本当にありがたいです。当初のイメージとは違う意味でいい形に変化していっているライブになっています。


――このライブをやって発見したことなどはありますか?

ボケって、ここで大きな笑いを取りたいからその前はちょっと弱めの笑いを入れる…みたいなパターンがあるんですよ。ただこのライブをして知ったんですが、その弱めの笑いを狙いにいったボケで大爆笑をとる、という技術があるんですよ。そこで笑いがとれるんかい!!って驚きましたね。ツカミのボケなんてくすぐりなんで、お客さんが手を叩いて笑うというよりニヤッと笑ってくれればいいと考えて書いているところがあるんですが…。鳥肌モノです。そして、実はイヤな気持ちにもなりました(笑)。僕はその高みにたどりつけるのか…とか考えてしまって。漫才は奥深いですよ。


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――POISON GIRL BANDといえば独特のテンポが魅力的ですが、このライブのときはどうしているんですか?

極力頑張ってテンポを上げるようにしています。ただ、ウーマンラッシュアワーの村本には「遅いわ~。吉田さんのツッコミが待てない」って言われてしまって(笑)。僕の中ではマックスのスピードだったんですけどね…。でもその化学変化的なところは見てもらいたいです。本当に相方によって色々変わっていきますので。いずれは大阪の師匠方にも出ていただけたらと思いますね。それはそれでまた違ったテンポの漫才が見せられると思いますよ。


――今回は吉田さんが単独でやられていますが、相方の阿部さんは何かおっしゃっていますか?

何も言っていないですね。このライブのこと知ってんのかな? どうなんでしょう(笑)。でも、色んな人の隣に立ってみて分かる技術というのがあるんですよ。なんでこの人こういう風にやっているんだろう?という日頃の疑問が、あぁ~こういう意図があったんだ!!って肌で感じることができるので。ちょっとズルいですけど、そのあたりをPOISONに持ち込んで密かに自分たちがレベルアップできたらって目論んでいます(笑)。“去年の吉田より今の吉田がおもしろい”そう思ってもらえたらありがたいですね。でも本当に阿部さんはどう思っているのか…。ちょっと見てもらいたいな~とも思います。僕が成長しているところですから。まぁ、その成長したところは、12月の僕らのライブ「POISON GIRL BAND 60分漫才」で感じ取っていただければありがたいですね。


――では最後に見どころを教えてください。

5人にあった5種類のネタをちゃんと作っているんでその違いなども楽しんでいただきたいです。普段やっていない人とやった時にこそわかる上手さだったりおもしろさだったりを発見できると思うので。みなさんの別の一面がのぞける見どころが多いライブだと思いますよ。


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『POISON吉田5人と漫才』

会場 :ルミネtheよしもと
日時 :11月15日(金) 開場18:30/開演19:00
料金 :前売2000円/当日2300円


チケットよしもと:http://yoshimoto.pia.jp/


●POISON GIRL BANDの動画はこちら:http://ynn.jp/u/230/


【POISON GIRL BAND】

2013年10月30日 (水)

お客さんにプレゼントあげる異色のイベント『for you…~野爆’sからの贈りもの~』について、野性爆弾に直撃インタビュー!!

毎月神保町花月で行われている野性爆弾のトークイベント『for you…~野爆’sからの贈りもの~』が11月9日(土)に開催。お客さんにプレゼントあげる不思議なイベントについて、野性爆弾が魅力や楽しみ方を語ってくれました!!

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――『for you…~野爆’sからの贈りもの~』はどのようなイベントなんですか?


ロッシー もともと4年くらい前から神保町でトークイベントをやらしていただいているんですが、その最新版です。タイトルを変えたり、内容を変えたり、色々変化して現在の形になりましたね。お客さん主体のイベントです。
川島 前回のエンディングで負けたメンバーが、自分がいいと思うものを買ってきてお客さんにあげる、という形をとっています。プレゼント欲しさに集客が増えるんちゃうかな?と思いスタートしたんですけど、あんまり伸びない(笑)。固定客のみが来るという状態です。いずれ、その固定客に1個ずつプレゼントが渡っていき終了~となるような気がしますね。
ロッシー ただの“for you”。
川島 でも、昔はYouTubeを見てただ笑っていたり、演者だけで超能力トレーニングをしたりとお客さんを無視したことばかりやっていたんですが、今はガッツリお客さんと一緒に楽しんでいます。それだけでも野性爆弾的には成長したかな?と。そんな成長が見られるイベントですね。


――プレゼントをあげる人はどうやって決まるのですか?

川島 それは時々ですね。ゲームとかジャンケンとか…。
ロッシー 僕は前回と今回があげる側で、2連敗中。って、“敗”っていうのはおかしいですけど(笑)。始めはPOISON GIRL BANDの阿部、次はレイザーラモンHGがなって、また阿部、そしてもう一回阿部ちゃん、そして僕…という順になっていますね。 
川島 負けたら連チャンするっていう流れがあるみたいで。
ロッシー 1回につき5000円までと決まっているんですけど、阿部ちゃんなんてもう1万5000円。
川島 ただえさえ金がないって困っているのに(笑)。でも、オレは意地でもあげたくないですね。絶対阻止したい。だって、知らない人にモノあげるのイヤですよ~。自腹っていうのはもってのほかだし!!

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――プレゼントは具体的にどういうものなんですか?

ロッシー 僕は金閣寺のオルゴールをあげました。たまたま祇園花月で出番があったんで、その帰りにわざわざ寄って買いに行きましたよ。金色なんだけど和テイストもあってそれでオルゴールというすべてがマッチしたもので喜ばれるかな?と思ったんですが…。
川島 「ファンやからこの人が買ってきたモノが欲しい!」となると普通は思うんですけど、なんかこのイベントは違うんですよ。ほんまにプレゼントがいいから欲しい、みたいな流れがあるみたいで。野性爆弾のイベントなんで、ロッシーのお客さんがほかのメンバーよりも多いはずなんですけど、オルゴールはまったく人気がなくって(笑)。
ロッシー どうも、欲しがらなかったんですよ。
川島 最終的には、「ちょっとでも欲しいという気持ちがある人は手を挙げて!」みたいに無理矢理、人を確保しましたね。
ロッシー おかしいでしょこれ。阿部ちゃんが持ってきたダルマはなんかすごい人気があったんですよ。でも、HGのカワイイ人形はまったく人気なく。傾向が全く分からんのです。
川島 きっとかさばらんかったらいいんとちゃう? 一番ひどかったんは、阿部が持ってきたパズル。それも作り終えたやつなんですよ。一番いらんでしょ。ただでっかいだけで、そりゃ人気ないわ~。
ロッシー なんで、次回はこれらを踏まえてみんなが欲しがるものをプレゼントしようと思います。


――2人は、今欲しいモノはあったりします?

川島 今引っ越ししたてなんで、台車が欲しいです。
ロッシー 便利やもんな~。5000円で買えるんとちゃう?
川島 段ボール運ぶのがかなりラクになるんでね。あとは…中古の軽トラかな? これは5000円オーバーしそうやけど。
ロッシー 僕はそれこそオルゴールとか小物入れが好きなんですよ。だからあげたのに…。
川島 自分の好きなものをあげてもアカンってことやから。
ロッシー だとすると芳香剤や掃除の時に使うコロコロの芯とかかな? 実用性があるもののほうがいいから。あとはラップとかそういうモノが欲しいかも。もしかして、みんなも実用性のあるモノのほうがいいんかなぁ~。となると、次回はお米とか? これやったらもらってくれそうな気がする。

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――出演者は、ガリットチュウ福島さん、ナベさん、POISON GIRL BAND阿部さん、カナリアのボン溝黒さん、レイザーラモンHGさん、ブロードキャスト!!吉村さんとほぼ固定メンバーなんですよね。どういう経緯でこのメンバーになったんですか?

川島 初めは、僕らと神保町花月の作家であるタピオカでやっていたんですよ。でも神保町花月って若手がいっぱいいて。カナリアのボンを見つけて「出たら?」、福島を見つけて「出たらえぇやん」と言っていったらいつの間にかこのメンバーになって。
ロッシー 一番ビックリしてるんはきっとブロードキャスト!!の吉村でしょうね。なんで僕なんやろ!?って。でも、そこにいたからこうなっているわけで(笑)。
川島 公演終わりにボンと阿部とで飲みに行くんですけど、そこで毎回「吉村はニオイが違う」ということが議題に上がりますね。やっぱりジャンルが違うというか(笑)。芸人には色っていうのがあるじゃないですか。コアなことをやるとか王道をやるとか…。あいつはどちらかというと王道ラインを走っているヤツだから。野爆ラインじゃないだろうって(笑)。
ロッシー でも本人は楽しそうにしてるんで。それだけでもえぇかなって。
川島 ちなみに吉村は人気やから集客も期待できるんちゃう?という思いもあったんですが、意外と伸びないんですよ。
ロッシー 吉村ファンもビビったと思いますね。「見たい吉村さんじゃないっ! なんか違う!!」って。
川島 もし神保町花月が人員削減みたいなことを言ってきたら、今のところ真っ先に吉村を差し出します。「オマエはここにいるべきじゃない!! こんな紫がかった毒霧の中にいるんじゃなく、さわやかラインを歩んでくれ」って。それが吉村のためになるような気もします。
ロッシー この呪縛から解いてあげることが一番だから(笑)。逆にナベなんてこの毒霧が好きみたいで。誘ってもないのに勝手に来ましたから、人それぞれです。


――このイベントはお客さんも重要な出演者のようですが、みなさんはノリがいいのですか?

川島 親近感が沸いているんか知りませんが、なんかキャッキャキャッキャ笑っています。出待ちとかでもタメ口で…。「ツレちゃうねんけど!!」って気にはなりますね。
ロッシー 近く感じる気持ちはわかるんですよ。普通プレゼントを渡すとき、クイズやジャンケンで決めるじゃないですか。それをうちはがっつり“だるまさんが転んだ”をしてるんですよ。客席からプレゼントが欲しいお客さんがステージに近づいてくるという…。これは友達感覚になりますよ。
川島 なかなかの見ごたえがあります。30歳を超えた素人の人たちが必死に動いたり止まったりする…。想像するだけで笑ってしまいます。イスをよけながら止まったり、ゆっくり舞台に上がってきたり、どれもおもろい! 中には名物みたいな人も出てきて…。傘泥棒なんだと思っているんですけど、本当に存在を消すのがうまい。バッドマンみたいに闇に消えたり浮き出たり自由自在ですわ。
ロッシー 人の目を盗むのはさすがです!!

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――そこまでお客さんと近いと知り合いに感覚になってしまいますね。

川島 ほぼ同じメンバーですからね。前回と違うところはみんな席が1個ズレてるくらい。もう親戚みたいなもんです。あんまり会わない親戚たちとお通夜のときにお寿司でも食べながらどんちゃん騒ぎをしている感覚に近いです。もし客席の誰かが死んだら花を出さないと、と思っています。
ロッシー お客さんがたまに休んだりすると目立つしなんか寂しくなります。で、来たときに「なんで前回来れなかったん?」って聞いたりして。
川島 耳を真っ赤にして答えてね(笑)。お客さんはそう抜けられないでしょうね。


――そんな常連のお客さんだけでもなく、まだ来たことがないという人に向けてメッセージをお願いいたします。

ロッシー 今がいいプレゼントをもらえるチャンスです。“だるまさんが転んだ”に参加できるよう、スニーカーを履いて来てもらえればいいと思います。
川島 動きやすい格好が一番! あと、子供がよく履いている裏にコロコロがついているスニーカーやったら、スーッと動けるんでトクだと思います。
ロッシー これはいい情報ですね。
川島 あと、もうちょっと回を重ねていったらお客さんがプレゼントを買う側になってそれを僕らが取り合ってもいいかな?と考えています。なんで、プレゼントを欲しいなら今です(笑)。まぁ、なんたって自由なイベントですから。
ロッシー 来てみないとわからんイベントなんで、みんな来て楽しんでもらいたいですね。

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『for you…~野爆’sからの贈りもの~』
会場 :神保町花月
日時 :11月9日(土)開場13:45/開演14:00
出演 :野性爆弾、ガリットチュウ・福島、ナベ、POISON GIRL BAND・阿部、カナリア・ボン溝黒、レイザーラモン・HG、ブロードキャスト!!・吉村
料金 :前売1000円/当日1200円

チケットよしもと:http://yoshimoto.pia.jp/

●野性爆弾の動画はこちら:http://ynn.jp/u/155/

【野性爆弾】

2013年10月28日 (月)

九州放送・テレビ東京系「人生はこれからだ!~明日から実践!ハッピーライフ大作戦!~」の内容をココリコ田中、田村亮に直撃

ココリコ田中とロンドンブーツ1号2号・田村亮がMCを務める番組「人生はこれからだ!~明日から実践!ハッピーライフ大作戦~」(九州放送・テレビ東京系)について、ココリコ田中、田村亮に直撃インタビューをしました!

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――2人でMCは初めてですね。


田村亮:自分らの年代の人たちが気になることばかりだったので自然にできましたね。

ココリコ田中:40歳過ぎて、明らかに考え方が変わってきたりはしますね。体のことに関してとか、考えざるを得なくなってくるんですよ。単純に体力が落ちたりとか。自然と意識するようにはなってきたなと思います。昨日、今日と聞いたことも取り入れていこうと思いましたね。


――お金のロケではどんなことを感じましたか?

亮:僕はお金に関してはちゃんと考えてたつもりだったんですけど、全然考えてなかったってことに気付けたのでよかったです。甘いというか。それは興味を持ってるだけであって、真剣に考えていない感じがしました。命懸けでやらないと持っていかれる。

田中:お金に子供を産ますってボビーが言ってましたね。

亮:根本を教えてもらった感じがしました。

田中:まずお金の先生がボビーだったってことに、すごくビックリしたんですね。でも聞いたらすごく考えてて、あのボビーがすごく流暢な日本語で説明するんですよ。たどたどしいところは1回もなかったですね。お金に関してはこんなにスラスラ喋れるんだって思わされるくらい。ボビーも真剣だったと思うんですけど。ほんとに日本はチャンスに溢れてるって言ってました。そういうことさえ、日本人の自分がピンときてないんですよね。そういうところから捉え方が違うんやって思いましたね。

亮:お金儲けの話がいやらしいって感覚もおかしいって言ってました。お金をちゃんと動かす、守る、増やすっていう感覚が恥ずかしいっていう日本人の感覚は確かにちょっと変かもしれませんね。


――食はどうですか?


田中:40歳くらいからやっと意識しだしたんですよ。人間ドックで注意されて。野菜摂ってるつもりでも、それでも足りてないんですよね。もっともっと野菜を意識した生活をしないと。野菜はあまり好きじゃないんです。でも40過ぎて野菜嫌いってあんまり言いたくないですよね。そんなこと言ってる場合じゃない。

亮:田中さんよりは気にしてたのかもしれないです。僕すぐ胸焼けするから、食べ物のセレクトをしっかりしてたところはあります。脂っこいものは続けないように、野菜を摂るようにとか。でも外食が多いですから。後輩の好きなものを食べさせたいので。バランスはかなり崩れてきますね。

亮:料理の簡単さを先生から学んだ気がします。先生が意外とおっちょこちょいで、適当なところもあるので、だから、あれ、もしかしたら自分でもできるのかもって。自分が野菜が足らないなって思ったら、冷蔵庫を見て、あの料理やったらできるんじゃないかってものがあったので、自分の手で作り、自分の健康を管理しないといけないんじゃないかなって思うようになりましたね。嫁さんに頼んでも、子供のことで忙しかったりしますし、パッと自分で立ちゃあいいんじゃないのかって思えましたね。

田中:料理する面白さは僕も思いましたね。そこで自分が料理できれば、バランスをとれるメニューを作れるので、おもしろいなって。自分でも管理できる能力を、やっぱり40過ぎたら持たなきゃいけないのかなって思いました。かみさんに甘えて、スタッフに甘えて、甘えっぱなしかなって。

亮:ほんまに僕らなんて、熟年離婚されたら、そのまま死ですよ。

田中:いやほんとに。

亮:僕らと同じ年代の人は、ドキっとすることが何カ所かあると思いますね。自分、今これ考えなアカンタイミングなのかもとか、いいきっかけになるんじゃないかと本気で思ってます。

田中:先生方はその道のプロなので、一言一言が重たかったですね。シルク姉さんからも、食から何から全部教えてくれるんですよ。教えてくれないのは年齢だけ。ちゃんと聞いて実践していかなきゃいけない年齢なんだなって思いました。観て下さる方にもそのへんは届くんじゃないかなって思いました。


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「人生はこれからだ!~明日から実践!ハッピーライフ大作戦!~」
九州放送・テレビ東京系
2013年11月2日(土) 16:00 ~ 17:15
<出演者>
MC:ココリコ田中、ロンドンブーツ1号2号・田村亮
ゲスト:シルク 、ボビー・オロゴン ほか

念願のライブ「ゆったり感のやりたいことやらせろ!」が開催!! 驚愕の内容をゆったり感に直撃

ゆったり感の新たな企画ライブ『ゆったり感のやりたいことやらせろ!』が11月1日(金)にヨシモト∞ホールにて開催。ゆったり感を含む4組の漫才師が登場するライブの魅力や意気込みを教えてもらいました!!

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――『ゆったり感のやりたいことやらせろ!』は新しい企画ライブですがどのようなことをするのでしょうか。

江崎 ゲストを呼んで漫才とコーナーで楽しんでもらうというライブですね。今回は、エレファントジョンさん、S×Lさん、囲碁将棋と僕らで楽しもうかと思っています。
中村 まぁざっくばらんに言うと、僕がやりたかった“むちゃくちゃなこと”をやっていこうかと。今回出ていただくエレファントジョンさんやS×Lさんは吉本ではないので、そんなに深い付き合いではないんですよ。そんな方たちを巻き込んでやらかしてみようかと(笑)。
江崎 僕もさせられる方ですよね?
中村 もちろん。江崎もプレイヤーですよ。主導権はずっと僕なんで。


――どんな“むちゃくちゃなこと”をする予定なんですか?

中村 囲碁将棋には、「とりあえずあばら(骨)3本折る覚悟はしておけ」と言っておきました。江崎はあばらを折るとゆったり感としての活動に支障が出てしまうのでそこまでしなくてもいいですが、他のコンビはその覚悟を持って来てもらわないと…。
江崎 これ、お笑いライブだよね?
中村 そうだけど、彼らがケガをして空けた穴を僕たちが埋めていく、いわゆるその足掛かりとなるライブだから。そのため「THE MANZAI 2013」の認定漫才師ばかりを集めたわけで(笑)。
江崎 恐ろしいわ…。でもネタもやるよね。
中村 実はやりたくなったんだけど自己紹介がてらやるということで。ほら、僕らは認定漫才師になれなかったんでネタでは勝てないのは分かっているのよ。だからネタでないとこで彼らを潰していく…そんなライブになるといいな~と思っています!!
江崎 まぁ、僕は自分さえケガをしなければいいかな…と思うんで、ほどよくやってください。

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――なかなかハードなライブになりそうですが、ゲストは2人が選んだのですか?

中村 はい。とくにエレファントジョンさんとS×Lさんはネタが好きで。今後があるのかわかりませんが、できるなら今後も他事務所の方をいっぱい呼んでみたいですね。
江崎 あばら折るなんて物騒なライブ、みんな出てくれるかな?
中村 他事務所の方が出たくないというなら吉本の先輩方だけど、とりあえずライブの内容がバレてない初めのうちは他事務所のとくに認定漫才師からアタックしてみようよ。実力のある人からさ潰していかないと(笑)。
江崎 そういうコンセプトだったんだ。
中村 もちろん自分たちが認定漫才師に入っていたらこんなことはやっていない。認定されなかったフラストレーションをどこにぶつかるか? それは、ライブしかないでしょ。なんで、今勢いのある三四郎さんやウエストランドさん、アルコ&ピースさんあたりには出てもらいたいな。そして、あばらを折って体を壊し、1年くらい休養を余儀なくされてネタもできなくなり、腕が落ちる…。
江崎 恐ろしいライブだな。
中村 とりあえず江崎には笑いをとってもらいましょう。
江崎 ハハハ(笑)。
中村 笑いが取れなければあばらが折れるだけで…。
江崎 過酷なむちゃぶりだな~。ただ笑いを取れっていうのが一番キツいよ!!


――江崎さんはどういう人にこのライブに出てもらいたいですか?

江崎 う~ん。ただ笑いを取りにいかなきゃいけないなら、誰を呼びたいというより誰と同志になりたい?ってことですよね。むちゃぶりとかテンパったときにおもしろさが出るハートが強い人がいいです。あばらは折れても心は折れない人とともに高め合っていきたいです。
中村 なすなかにしさんもなんとなくのイメージですけどハートが強そうでいいな。候補の一人かも…。まぁ、目指すは「こんなライブ出たくねぇよ!!」って言わられるようになることなんですよ。他事務所の中で、「あのライブむちゃくちゃだから出るの辞めた方がいいぜ…」みたいに言われたら本望ですね。
江崎 こうなると、他事務所のライブに行って、「何なのあのライブ?」っていじられることを目標にしましょうか。ちなみに僕は相方と違って向こう側なので、そこは相方をほったらかしにして他事務所のみなさんと仲良くやっていきたいですね。痛みを分かち合えたら友達になれるような気がするんで。
中村 でも他事務所のライブって、普段一緒にいない人たちとわちゃわちゃできるので刺激になるし楽しいんですよ。僕もそっちの方が好きですしね。
江崎 お客さんのカラーも微妙に違ったりするんでおもしろいです。僕たちのことをそんなに知らない人もいたりするので、アピールタイムでもありますしね。
中村 ん!? 江崎の言っていることってなんかやらしくない? 他事務所のライブに呼んでもらえるようにするとか、他の芸人がもっているお客さんを取ってくるとか…。
江崎 やらしいとか言うなよ!!
中村 でも自分たちのことしか考えていない発言ばかり…。
江崎 そんなに変わんないって。だってあばら折るんでしょ。僕が新たなファンを作ろうとしていることよりも過激だし自分のことしか考えてないよ!!


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――なんか、出演している人も見ている人も驚きっぱなしの1時間になりそうですね。

中村 まぁ、今回呼ばれた3組はとりあえず服が破れる覚悟で来てもらいたいですね。このライブは、「呼んどいて何すんだよ! もう二度と出ないぞ!!」って言われることが成功なんで。
江崎 本当に何をするのやら…。
中村 まぁみんなをダマしていきますよ。わかっているのは僕だけだから。今回は映画『SAW ソウ』みたいな感じにしたいんだよ。仮面をかぶっている僕の手の中で踊っているみんな…。楽しくない!?
江崎 とりあえず僕は踊らされるなら、映画を見て研究するわ。たしかあれって一発逆転な感じだったよね?
中村 そのあたりは一切考えてない。でも江崎はちゃんと笑いを取りにいってね。僕は支配者で、ゆったり感としてのプレイヤーは江崎だけだから。
江崎 代表者としてガンガン笑いを取りにいきましょうか(笑)。
中村 んなこと言ってナメたことをしていたら、あばら折りにいくからな。
江崎 罰がすべてあばらなんだ…。かなり過酷だよ…。


――最後に見どころを教えてください。

中村 いろいろ言ってきましたが、“人を信用しちゃダメだ”というキャッチコピーがあるライブなんですよ。
江崎 えっ!? そんなお笑いライブある?
中村 「僕たちは今までいろんな人に裏切られてきました。あなたの周りにいる人たちは本当に裏切りませんか?」という現代社会が抱えている疑問をみなさんに伝えていければいいですね(笑)。
江崎 怖えぇよ。来てくれるお客さんがみんな悩みを抱えた人ばかりだったらどうすんだよ。クスリとも笑ってくれないよ。
中村 そこは演者さんたちにがんばってもらって。こっちは企画の9割を考えてきているんだから、残りの1割は、エレファントジョンさん、S×Lさん、囲碁将棋、江崎にがんばってもらわないと。これで笑いが起きなかったらお前らのせいなんで(笑)。
江崎 かなり無謀な…。最悪、笑いが起こらず自分たちから骨を折りにいったりね。
中村 ハハハ(笑)。ちなみに、正直なところお客さんのことも何は考えていません(笑)。
江崎 えっ!?
中村 このライブに関しては演者のことばかり考えているんで。とはいっても、「また出たい!」と言ってもらったら困るんですけどね。
江崎 それはうれしいでしょ!!
中村 いやいや。「二度と呼ぶんじゃねぇ~よ」と言った人をしつこく永遠に呼ぶ、嫌われるライブにしたいのよ。
江崎 しつこいの好きだもんね。でも、一番最初にオレが出たくない!っていっちゃうかもな。
中村 だったら出なくていいです。身内にも裏切られてしまう…そんな悲しいライブですから(笑)。


――本当にテーマは“裏切り”でいいんですね?

中村 実はもうひとつテーマがあって…。実は僕、最近Twitterをやり始めたんですよ。それがすごく楽しくって。吉本の先輩後輩はフォローしたりしているんですが、どうしても他事務所も方にフォローしますと言えていないんです。なんで、直接会ってフォローしていいですか?と聞くための機会が欲しかったんですよね(笑)。
江崎 シャイボーイかよ!! フォローしますくらい簡単に言えるでしょ。
中村 やっぱり直接会ったときにお願いしたんだよ。だって、対話をしてそこからのフォローっていう道筋の方が人間らしい気がして。あと、呼んだ側の人間にそんなこと言われたらフォロー断れないでしょ。
江崎 強引なやり方…。人付き合い下手すぎるでしょ。だいたい今頃Twitterにハマるなんて。もうかなりの多くの人がハマり終わっているのに…。
中村 これを機にエレファントジョンさんとS×Lさんにはフォローしてもらおうっと♪
江崎 なんか楽しそうな感じがしてきてよかった。きっとライブも楽しいものになっているはずなんで、見に来てください!!

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『ゆったり感のやりたいことやらせろ!』

会場 :ヨシモト∞ホール
日時 :11月1日(金) 開場21:15/開演21:30
料金 :前売1500円/当日1800円


チケットよしもと:http://yoshimoto.pia.jp/


●ゆったり感の動画はこちら:http://ynn.jp/u/508/


【ゆったり感】

2013年10月25日 (金)

小籔千豊、土肥ポン太と同期3組で芸能生活20周年をお祝い!ファン待望のスペシャルイベントをCOWCOWが語る

今年で芸能生活20周年を迎えた小籔千豊、COWCOW、土肥ポン太の同期(NSC大阪12期)3組が、来たる10月31日(木)、なんばグランド花月にて記念のスペシャルイベントを開催します! 題して「ファンのみんな、こんなん待ってたんちゃうの?」。90年代後半にフルーツ大統領としてともに活動し、現在は吉本新喜劇座長、ピン芸人、コンビとしてそれぞれに活躍する盟友たちが見せる一夜限りの舞台とは!? 3組を代表してCOWCOWのふたりを直撃してきました。  

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——20周年おめでとうございます! 節目の年、お仕事のなかでも、改めて20年という歳月を感じられることが多いんじゃないですか?   

多田 ロケとかやってても、スタッフにあんまり怒られなくなりましたね。気を遣ってくれてるのか、スタッフがみんな年下になったのか…なんか、逆に申し訳なくて。僕は「悪いとこあったら言うてな」という気持ちなんですけど(笑)。やっぱりそのへんは、20年やってきたからかなという感じはありますね。   

——今思うと「あっという間」でしたか? それとも「ようやく」?   

善し 大阪で8年、東京に行って12年になりますが、後半の10年は早かったですね。

多田 もう東京で活動するようになってからの方が長くなりました。

善し 僕は向こうに行って2年で結婚したから、今年で10周年、娘が10歳。

多田 10周年! やりますか!

善し いや、家族の10周年やから(笑)。   

——方や多田さんも、3年前にご結婚されましたし…。   

善し ふたりとも大阪でひとり暮らしをしてたのにねえ。

多田 20年続けてきたからこそ、いま家族があるのかもしれません。続けてなかったら、のたれ死んでたでしょう(笑)。

善し まあ、何があるかわからないですからね。

多田 ほんと、やっててよかったという感じです。   

——こうした周年イベントは単独でされる芸人さんがほとんどだと思うのですが、今回、3組でやることになったきっかけは?   

多田 みんな、単独でやるのが怖いんでしょうね。単独でやったら全部自分のせいになるから、3組ぐらい集まって、悪いことになっても誰のせいかわからんようにするという。

善し うやむやにするんやね。  

——まさかの理由です(笑)。  

善し 僕ら自身は、毎年「COWCOW LIVE」もやってるし、20周年だからといって大きな花火を打ち上げる的なことは考えてなかったんですよ。

多田 そんな時、小籔くんから「やらないか」と。

善し 小籔はなんばグランド花月で新喜劇という形の20周年をやるもんだと思ってたんですけど。

多田 最初は「小籔くんが単独で20周年をやって、ゲストで僕らが行くっていうのはどう?」って言ったんですが、「いや、3組でやりたい」と。まあ、小籔くんもうやむやにしたかったんでしょうね(笑)…というのは冗談ですけど、仲のいい同期の3組でやりたいということやったんで、断る理由もないと言いますか。で、決起集会みたいな感じで、東京のすごい高い寿司屋に小籔くんが呼んでくれたんですよ。「競馬で勝ったからおごったるわ」って。そこで打ち合わせもしたんですけど…ほとんど愚痴ばっかりでしたね。

善し 高い寿司屋でよかったな、と思いました。それでトントンですよ。あれが普通の寿司屋やったら、食べれたもんじゃなかったと思います。酸っぱさが増してたような会話でしたから(笑)。

多田 そんな高いお寿司をおごってくれた手前、もう断れなくなって、やるということに…。   

——土肥さんの反応はどんな感じだったんですか?   

善し ポンちゃんは「なんでもやるよ」みたいな感じでしたね。

多田 土肥くんは以前から小籔くんとトークライブをやってるし、そこに僕らがゲストで呼んでいただいたこともあったんで、その形でもいいんじゃないかとも提案しました。   

——さまざまな提案をされたんですね(笑)。   

多田 やっぱり責任を逃れたかったんでしょうね、僕も(笑)。ゲスト的な感じでなんとかしたかったんですけど、とりあえずは3組が芯となってやろうということになりました。   

——会場は、なんばグランド花月。   

多田 これも小籔くんのこだわりなんです。最初、僕らは5upよしもとでもいいんじゃないかという弱腰の提案をしたんですけど(笑)、「いや、3組で20周年やし、なんばグランド花月で行こう」という小籔くんの強い押しがあったので…。

善し そうそう。

多田 それはもう断れません(笑)。

善し タイトルに「ファンのみんな、こんなん待ってたんちゃうの?」とあるように、これまで応援してくれてた皆さんが集まってくれれば、きっとなんばグランド花月も満杯になるやろうと思ったんですけど…よく考えたら、過去にはこれぐらいのクラスの劇場でやってなかった。うめだ花月シアターでずっとやってたんで、マックス300人いたかいないかぐらいやったな、と気付きました。

多田 今のところ、少なくとも300枚ぐらいはチケットの売り上げを達成できてるので、過去のファンの方は全員来てくれるんやなと思ってます。本当にありがとうという感じですよね。

善し できればその時代のファンの方が、結婚して、旦那さんや子供さんを連れてきてくれれば、動員も4倍5倍になるわけですけど。   

——なるほど、ファミリー参加ですね。   

善し でもまあ、ファンの方たちを見てたら、結婚もしてないんだろうなっていう(笑)予想もしながら。   

——イベントの具体的な内容も、ちょっぴり教えていただけないでしょうか?   

多田 昔を懐かしめる内容にはなってますよね。

善し 懐かしさプラス、みんなの現状をミックスした感じのライブになると思います。

多田 だから、昔見に来てくれてた方は懐かしくて、新たに来てくれる方は「昔はこんな感じだったんだ」というのもわかり…。そして、もちろん今の感じもわかるという、誰が来ても楽しめるライブになっています。   

——もう一歩、踏み込んで明かすとすれば…?   

善し アレやるのか、みたいな。

多田 いろいろ噂が飛び交ってますけど(笑)。

善し まあ僕たちとしても、みんなで集まって懐かしい感覚にはなりましたね。

多田 アレやるのか、アレやります、という感じですかね。   

——わかる人にはわかる、まさにタイトル通りの…?   

善し そうです。「こんなん待ってたんちゃうの?」というのを。

多田 お客さんに押し付けるような感じで(笑)。   

——(笑)。ところで、おふたりから見た小籔さん、土肥さんは、どんな存在なんですか?   

多田 単純に言えば、小籔くんがメジャーの天才、土肥くんがマニアックな天才ですかね。すごいふたりやなと思います。

善し 同期でありながら、ふたりのほうが年上というのもあって、お兄ちゃんみたいな感覚があるんですよ。何やっても許してもらえるから、昔から本当に自由にやらせてもらってきましたね。そういう意味も含めて、やっぱり仲がいいんですよ。年上としての敬いもありますし、同期という絆もある。これが同年代、同級生になってくると、またちょっと変わってたんじゃないかな。

多田 たぶん、世の中で一番話が合うふたりかも。価値観が一番近いと思うんですよ。だから、あのふたりが「それはちょっと違うんちゃう?」とか「それは間違ってるで」って言ったら、きっと間違ってるんだろうなと思う。基準というか。

善し 日の当たらないうめだ花月シアターで、同じような境遇というか環境のなかで育てられたんで(笑)。方向性というんでしょうか、真逆に食い違うということはほとんどなかったですね。プライベートでもよく遊びましたし、今でも普通にご飯食べに行ったりとかしてますから。   

——今回は20周年ですが、30周年、40周年の時はどうなっているんでしょうね。   

多田 みんな辞めてるかもしれませんよ…。   

——ええっ! 全員!?   

善し で、食堂で瓶ビールでも飲みながら集まってるかも(笑)。   

——そうなっても、やっぱり仲良しなんですね。   

善し (笑)あの頃はよかったなあ、なんて話しながら。

多田 30周年も、やれたらいいですよね。でも、誰かひとりだけバーンって行ってて、ほかの3人があんまりやったら…その時はもう中止でしょうね(笑)。

善し 3組で深夜に番組でもやって、その流れで…というのが理想かな。

多田 いいですね! でもあんまり一緒にいすぎたら仲が悪くなるかもしれないので、適度な距離感は保って。

善し そうですね。

多田 半年に1回ぐらいの番組とか、できたらいいなあ。   

——では最後に、今回のイベントの見どころを交えつつ、読者へのメッセージをお願いします。   

多田 もちろん舞台での出し物もありますけど、合間のブリッジVTRもすごく楽しめるようになっています。このイベントでしか流さないので、見逃さないようにしてください。

善し あと、休憩が入るんですよね。

多田 お子さんも一緒に楽しめるように、ということで。

善し ただまあ、さっきも言いましたけど結婚してるかどうかね…しててほしいですけど(笑)。過去の映像と今のそれぞれがコラボするようなこともあるので、本当に誰が見ても楽しめると思います。

多田 「ファンのみんな、こんなん待ってたんちゃうの?」というタイトルなので、いっぱいになってないと恥ずかしい。「そんなに待ってなかったんや」ってなりますからね(笑)。ぜひたくさんの方に見に来てもらいたいです。   
  


小籔千豊・COWCOW・土肥ポン太 芸能生活20周年記念

〜ファンのみんな、こんなん待ってたんちゃうの?〜   

Photo


日時:10月31日(木) 18:30開場 19:00開演

会場:なんばグランド花月

出演:小籔千豊、COWCOW、土肥ポン太

料金:前売2000円 当日3000円(全席指定)   

チケットよしもと:http://yoshimoto.pia.jp/   
  


【YNN動画】小籔千豊はこちら⇒http://ynn.jp/u/628/

      COWCOWこちら⇒http://ynn.jp/u/191/

      土肥ポン太はこちら⇒http://ynn.jp/u/829/   
  


【小籔千豊】【COWCOW】【土肥ポン太】

2013年10月24日 (木)

尼崎のご当地キャラがお笑いから道徳までを語る! ちっちゃいおっさんインタビュー

兵庫県尼崎市の非公認のご当地キャラながら、ハイテンションなしゃべりも相まって、人気上昇中の「ちっちゃいおっさん」。
11月20日(水)に発売されるオリジナルDVD『尼崎のちっちゃいおっさん略して尼ちゃんDVD』のプロモーションのため、ちっちゃいおっさん(酒田しんいち・45歳)が、東京のよしもと本社にやってきました。

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――DVDリリース、おめでとうございます!

おおきにやでー! でも、何も勘違いしてないで~。

――DVDのなかでは、東京ガールズコレクションのステージや、なんばグランド花月の舞台にも上がって、おっさん、大活躍じゃないですか。

ありがたいわ~、おおきに~のひとことやね。でもうちら芸人やと思ってないし、モデルやとも思ってない。何も勘違いしてないで~。

――念を押しますね(笑)。

特にNGKは、お笑いのメッカやからな。おっさん、よく観に行ってたんやで。

――NGKに通われてたんですか?

中高生の時によく行ってたんやけど、テレビでは流れないシモネタがあって、ちょっとバツが悪かった記憶があるなあ(笑)。そこに彼女や友達を連れて行くのがステータスっていうくらい、夢のワンダーランドやったんやで~。

――おっさんの青春ですね。ちなみに、当時のNGKで、どんな芸人を観ました?

新喜劇やと池乃めだか師匠やろ、あとは井上竜夫師匠、辻本茂雄さん、石田靖さん、山田花子さんとか覚えてるよ。それと、東京のルミネtheよしもとにも観に行ったことがあるんやけど、まだそんなテレビジョンとかに出てない頃の友近さんを見て、衝撃受けたわあ。「こんなしゃべりが上手な人がおるんや」って。

――かなりのお笑い通ですね。東京ガールズコレクションの楽屋で、FUJIWARAさんに“離れツッコミ”をリクエストしたのも納得です(笑)。

ぎゃはははは! ホンマはフジモンさんがめっちゃ離れるのに、楽屋が狭くてそない離れへんかったけど、見れて良かったわ~。

――NGKの出番前にも芸人さんと絡んでましたね。今、勢いのあるバイク川崎バイクはどんな印象でしたか?

正直、ネタ的に身動き取りにくいんちゃうかって思ったわ(笑)。面白い切り口やけど、心配や。あと、目はホンマにちっちゃかったで(笑)。

――そのNGKでは、みづえさんとの夫婦漫才を披露しましたけど、緊張しました?

緊張よりも、ありがたいの方が上回ってたなあ。おばはん(みづえ)の方が固くなってたで(笑)。

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――そんなDVDの他にもグッズや本を出したり、あとテレビだと『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』や『さんまのまんま』にも出演されて、もうやりたいことをやり尽くした感があるんじゃないですか?

そんなことないで、おっさんの認知度もまだまだやで。ダウンタウンは、おっさんが子供の頃から尼崎のヒーローやったけど、おっさんも、もっともっと有名になって、尼崎のポジティブな話題を全国に広めたいんやで~。

――尼崎の良いところを広めたいという使命があるんですね。

それと、おっさんが子供の頃、カバン持ちの遊びをしながら下校してたら、近所のおっさん、おばはんから「いじめたらアカン!」って叱られたんやけど、今はそういう大人が少なくなったやろ。いきなりそんなん言われても、子供は聞く耳持たんやろうから、こんなワシみたいなおっさんが「お父さん、お母さんを大事にするんやで~! いつまでもおらへんねんで~!」とか言うたら、心開いて聞いてくれてるやろ? ちっちゃいおっさんの“ちっちゃい”は、こういう道徳ちっくな小言のことなんやで~。

――なるほど。尼崎でも、そういう他人の子供を叱るような大人が減ってるんですか?

そんなことないで~。正宗屋(DVD内にも登場する飲食店)に入ったら、「兄ちゃん、何歳や?」みたいに絶対絡んでくるおっさんがいたり、フレンドリーな住民が多いんや。

――そうした尼崎の明るい話題、ニュースを発信していくと同時に、「両親を大切に」といった啓蒙活動していくわけですね。

そうやね。そのためにも、メディアに呼んでもらっているうちに、爪痕を残したいんや。今の人気なんて一過性やろうし、数ヶ月も持たないと思ってるで~。

――そんな一発屋芸人みたいな苦悩が(笑)。同じ非公認でしゃべるご当地キャラのふなっしーとの相乗効果もあるじゃないですか。

バーターやけどな(笑)。ふなっしーと一緒に出ると、毎回のようにマイクトラブルに遭うんで、そういうのもなくなるように、ゆるキャラとかご当地キャラ全体のステータスを上げたいのもあるなあ。クールジャパンからはほど遠いんやけど、それぞれのご当地を背負ったり、特産を担いだりしたカルチャーっていうのは、世界的に見ても多くないやろうから、ワールドワイドにやっていけば面白いと思うんやけどなあ。

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――ホント、いろんなことを考えてらっしゃいますね。では、最後に、おっさんから「よしもとニュースセンター」読者へ、ひとつ小言をお願いします。

そうやな……笑われんように、笑かしたるんやで~。

――おー、なんだかありがたい言葉っぽいですね。

ウケへんかったんとちゃうで~。ウケるまでやり続けるのが芸人なんやで~。

――ふたつも! ありがとうございました!!



インタビュー収録後、よしもと本社で打ち合わせをしていたチーモンチョーチュウ、そしてマキシマムパーパーサムと遭遇したので、記念撮影。

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チーモンチョーチュウ・白井に甲高いをリクエストしたり、マキシマムパーパーサム・長澤と毛髪量を比較したりするなど、15分間ほど立ち話をし、「話が長くて、ホントのおっさんだね(笑)」とチーモン・菊地からツッコまれ、終始、ごきげんのちっちゃいおっさんでした。



●DVD情報

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『尼崎のちっちゃいおっさん 略して 尼ちゃんDVD』
11月20日(水)発売 
公式サイト:http://www.randc.jp/artist/co3/
出演:酒田しんいち、みづえ、八木(愛犬)
スペシャルサンクス:おかけんた、FUJIWARA、石田明(NON STYLE)、パンサー、バイク川崎バイク、南條有香
収録時間:本編52分、特典映像12分
価格:1890円(税込)


●ちっちゃいおっさん出演イベント情報
『TGC Night Halloween Party in OSAKA』
DJ KAORIさん、VERBALさんら超人気DJや土屋アンナさんなどのライブ、藤井リナさんなど人気モデルのフロアショーが行われ、ギャロップの毛利やシャンプーハットの小出水、さらには宇都宮まきも出演する注目のハロウィンイベント。
ハロウィンコンテストでは、とびっきりの仮装をして来てくれた人に総額30万円の豪華景品を用意しており、他にもハロウィンの仮装をしてきた来場者先着300名には、ワンドリンクのサービスもあります。
日時:10月26日(土)  開場17:00、開演:18:00(23:00終演予定)
会場:堂島リバーフォーラム、中之島バンクス
DJ:DJ KAORI、VERBAL(m-flo/TERIYAKI BOYZ(r))、☆Taku Takahashi(m-flo,block.fm)、TOMOYUKI TANAKA(FPM)、Tibby(IMALU)、DJ☆AkirA、idiot deUx   スペシャルゲストDJ:栗原類、DJ Ai(はるな愛)、DJ KELLY(ギャロップ毛利)
スペシャルゲスト:藤井リナ、シャンプーハット小出水、ちっちゃいおっさん、玉城ティナ、宇都宮まき
アーティスト:土屋アンナ、AMIAYA
VJ:VRL
  前売り券:3800円(税込)/当日券:4500円(税込)
公式サイト:http://tgc.st/night/

その他、ちっちゃいおっさんの情報は公式サイト(http://co3.tv/)まで。

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