最新ニュースインタビューライブレポート

インタビュー_よしもと漫才劇場

2017年9月 7日 (木)

夏の夜に華麗に打ち上がった「2017女芸人大集合!なんばでどやさ!」

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8月31日、なんばグランド花月で東西の女芸人が一堂に会した「2017女芸人大集合!なんばでどやさ!」が行われました。今くるよと尼神インターがMCで登場、くるよは「感動です! どやさ~!」と舞台に登場するなり「どやさ」を連発。昨年も登場した尼神インターにも「関西を代表する女性漫才師になった」と熱いエールを贈りました。この日初登場の若手芸人も控えており、「ものっすごい美人ですよ!」と期待を煽るくるよ、「くるよ師匠がつけたあだ名も注目してください」と尼神インターの声を合図に、イベントがスタートしました。

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まずはネタコーナー。一発目は芸歴2年目の最若手、エルフです。21歳の同い年コンビがトップバッターとなって、会場を盛り上げました。※以下、()内はくるよが命名したあだ名。敬称略。

左/荒川(びっくり娘)右/はる(漫才劇場支配人武林〈ちくりん〉)
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続いて東京に拠点を移して奮闘中のガンバレーヤ、不思議な歌でオムライスを作るコントを披露。
左/よしこ(西野カナ)右/まひる(ほっしゃん)
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尼神インターも漫才を披露。
左/誠子(新垣結衣)右/渚(レディ・ガガ)
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特別出演の阿佐ヶ谷姉妹さんは、美声を惜しみなく盛り込んだ漫才でNGKを席巻しました。
阿佐ヶ谷姉妹(天下茶屋姉妹)
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「強烈な個性のみなさん!」と4組を紹介するくるよ。はるかがよしもと漫才劇場の支配人にそっくりというくるよ情報に基づき、支配人を舞台へ呼んで検証する一幕もありました。
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ネタコーナー、後半はゆりやんレトリィバァのコントからスタート。
ゆりやんレトリィバァ(上戸彩)
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おかずクラブは学園モノのSFコントを披露しました。
左/ゆいP(ピカチュウ)右/オカリナ(山の神)
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歌ネタを交えた漫才で魅せたのはアジアン。馬場園と隅田、ふたりも美声(!?)を轟かせました。
左/馬場園(おかみさん)右/隅田(壇蜜)
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続いてトークコーナー。「ちょっと見て!携帯に保存しているお気に入りの写真!」と題して、芸人たちの秘蔵写真を紹介しました。「スマホを持っているけどカメラを起動したことがない」と言うくるよに、芸人たちが手取り足取り教えていました。お気に入り写真では、エルフ・荒川は母が書いた劇場アンケートを紹介。2階席にはそんな母の姿が。舞台から2階席に向かって会話する場面もありました。ゆいPはオカリナの白塗り写真をピックアップ。単独ライブでゴスロリのコスチュームをしたときのものでした。阿佐ヶ谷姉妹・江里子さんは吉本新喜劇の川畑座長と美穂さんとの3ショットを。川畑の大ファンというお二人、江里子さんは満面の笑みでエピソードを語りました。ゆりやんは「東京でイケメン俳優とのドラマ撮影で二度とない幸せな時間を過ごしつつも、最後は妙にイキってしまい後悔してしまった」という日の帰りの新幹線の中の自撮り写真を。愁いを帯びた表情がすべてを物語っていました。誠子もイケメン俳優との2ショット写真を。「合成ですか?とか疑われたんですけど、本当に一緒に撮りました! 最高でした!」と誠子、ゆりやんとは対照的な表情でした。

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ネタにトークにと盛りだくさんの「女芸人大集合!なんばでどやさ!」ですが、まだまだ続きます。お次は浅香あき恵、未知やすえ、酒井藍ら吉本新喜劇の女性座員と今くるよ、阿佐ヶ谷姉妹さんによるスペシャル版の吉本新喜劇です。やすえ、久美子(秋田久美子)、愛菜(福本愛菜)の3姉妹を中心にした家族の絆を描いた物語。くるよは阿佐ヶ谷姉妹さんとともに、まりこママ(森田まりこ)が営むスナックのナンバー1~3という設定で登場しました。やすえ、久美子と折り合いが悪く、家を飛び出した愛菜が働いていたのがまりこママの店。愛菜はそこで500万の借金をしたというのです。返済を迫るため愛菜を追ってきたまりこママ一行が、3姉妹の両親が遺した「花月うどん店」で鉢合わせ。アルバイトの藍(酒井藍)も場をひっかきまわし、事態は混乱する一方です。加えてうっかりやすえに「白ブタ」発言をしてしまったことからさあ大変、強烈なダメ出しが! やすえは舞台上でマイペースなくるよに「自由過ぎるやろ! コロコロコロコロ衣装ばっかり変えて!」と喝! 阿佐ヶ谷姉妹さんにも、さきの川畑と撮影した写真のエピソードを引っ張り出して「なんで川畑やねん!」とダメ出しをしました。

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エンディングでは「1年に1回のイベントで、女性ばっかりで頑張りました。来年もまた絶対来てください!」とくるよ。スペシャルゲストの阿佐ヶ谷姉妹は江里子さんが代表して「なんばグランド花月に立たせていただくだけで光栄です。くるよ師匠と新喜劇に出演できて、生どやさも夢のようでしたし、やすえさんの"怖かった!"も聞けて幸せでした!」とご感想を。ネタメンバーや酒井藍新座長の紹介も改めて行い、「これからますます女性芸人は頑張りますので、応援をよろしくお願いします!」とのくるよの挨拶で幕を閉じました。なんばグランド花月の夏の風物詩としても定着しそうな「女芸人大集合!なんばでどやさ!」、来年もどうぞご期待ください!

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【今くるよ】【浅香あき恵】【未知やすえ】【秋田久美子】【酒井藍】【井上安世】【金原早苗】【森田まりこ】【岡田直子】【福本愛菜】【いがわゆり蚊】【松浦景子】【アジアン】【おかずクラブ】【ゆりやんレトリィバァ】【尼神インター】【ガンバレルーヤ】【エルフ】

『ゆりやん展』開催!おおきにです。おおきにと申します。名前??

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ゆりやんレトリィバァが初の個展企画『ゆりやん展』を、9月6日(水)~9月24日(日)、自由が丘グリーンホール「room 401」にて開催いたします。
本展でしか見られないゆりやんの私物を一挙公開いたします。実際に使用しているこだわりのインテリアや小物、私服のほか、ネタ衣装、小道具、さらにゆりやん等身大パネルなどを展示いたします。

また、東京・原宿のストリートから発信される幅広いスタイルをメインに、個性的なアレンジで最新のトレンドを提案しているWEGOとのオリジナルコラボ商品の販売もいたします。
テレビでは見られない、ゆりやんの日常をぜひ覗いてみて下さい。

≪ゆりやんレトリィバァ本人コメント≫
ゆりやん展をありがたいことに開催させて頂きます。おおきにです。おおきにと申します。名前??
お馴染みのものから、あれ?これ使ってたっけというものまで、私の気分で小道具が途中で入れ替わるかもしれません。
こんなデブの女芸人の部屋入りたくないかもしれないけど、私のルーツの詰まった部屋に来ていただいたらおおきにです。おおきにと申します。名前??
落ち着いてきてや~

【ゆりやんレトリィバァ】

2017年9月 1日 (金)

卒業生、在校生が大活躍!「YCCよしもと式エンタメLIVE」

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8月27日(日)、「YCCよしもと式エンタメLIVE」が行なわれ、MCにアインシュタイン、福本愛菜、ゲストにスーパーマラドーナ、アキナが登場しました。

「YCCよしもと式エンタメLIVE」とは、YCCよしもとクリエイティブカレッジ(以下、YCC)とはどんなスクールなのか、その魅力を広く知ってもらうイベントで、エンタメ業界での活躍を目指す多くの皆さんが会場のNSC大阪校大教室に集いました。

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まずはエンタメ業界の裏側を知ってもらう「卒業生の聞いてみよう」のコーナーが。2017年4月にYCCを卒業し、よしもとで働いている代表者が登壇しました。卒業生を呼び込む前にゲストのアキナが登場。アインシュタイン、愛菜の5人で卒業生を迎えました。


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「今年の卒業生のほとんどは就職先が決まっており、より具体的な話が聞けそうです」とアインシュタイン・河井。1人目は総合コースを卒業した奥野さんで、現在はNSC・YCC大阪校のスタッフに。アキナ・秋山も今、奥野さんと一緒に仕事をしています。配信での音響なども担当している奥野さん、「生徒時代に配信のお手伝いさせてもらっていたので、いざ現場に出てもできるようになっていました」と即戦力として活躍できたことをアピール。若手芸人イベントの裏方として進行を手伝うことも多く、間違った"カンペ"を渡してしまったことも。「そういう時は冷や冷やするのですが、芸人さんがミスを笑いに変えてくれて、フォローしてくれました。この仕事は芸人さんありきだとしみじみ思いました」と失敗談も披露しました。

奥野さんから芸人たちに質問も。「NSC時代にこんな授業があったらよかったなと思ったことは?」という問いに、「ネタ見せのとき、ランキング形式にしたほうが競争力がもっと上がると思う」と秋山。この意見には芸人一同、大きくうなずいていました。

2人目は総合コースを卒業した山田さん。現在はよしもとクリエイティブ・エージェンシーのコンテンツ事業センターに所属し、配信機材のセッティングから配信制作まで、YouTubeの配信を行っているタレントのサポートをしています。山田さんもYCC生徒時代にラニーノーズの番組配信の手伝いをしていたことが就職につながったとふり返りました。近い将来、「まだまだこれからという芸人さんのYouTubeチャンネルが有名になるよう、サポートしたいです」と意気込みました。

最後は今年の3月に作家コースを卒業した秋山勇輝さんです。作家として走り出して1年目のフレッシュマン。「どしっとしている感じがありますね」(河井)「全然緊張してませんよね?」(アキナ・山名)と秋山勇輝さんにフランクに話しかける芸人たち。そこにアキナ・秋山が「俺の血が流れてるからや!」と切り込んできました。実は、秋山勇輝さんはアキナ・秋山の実弟なのでした。

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YCCに通ってみてよかったことを尋ねると「現役でバリバリの放送作家さんに作家としての考え方、裏側を丁寧に教えてもらって、それがよかったです。ためになりました」と勇輝さん。現在は月に1度、生配信するYouTube番組の構成作家を担当しており、過去にはアキナの二人にも出てもらいました。そのときの勇輝さんも一緒に出演、スタジオでの写真を見て、「秋山家に山名が遊びに来てるみたいや」と盛り上がりました。

「お兄ちゃんと一緒に仕事するのは照れくさいし、緊張する」という勇輝さん。秋山も弟が心配で「他の芸人さんに(勇輝が)ちゃんとやってたか、聞いたりします」と明かしました。「将来的にはテレビの放送作家をやりたいのですが、声をかけてくれるならどんな仕事でも、何でもやりたいです!」と勇輝さん、目を輝かせながら話しました。

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お次はスーパーマラドーナをゲストに招き、YouTube配信について語りました。コーナーの説明担当は(株)はつだ。(株)はつだは営業マンから芸人に転身したという変り種で、流暢な営業トークで魅せました。

今年の4月に入学したYCC大阪9期生の授業でYouTube番組の配信があり、スーパーマラドーナが出演した60分番組を放送しました。その企画・構成をした9期生の3名、作家コースの山本さんと川原さん、総合コースの安黒さんが登壇しました。

今回は新たにスーパーマラドーナをメインにした企画案をプレゼンし、スーパーマラドーナの二人から公開アドバイスを受けるというもの。山本さんは男らしさで論破するトーク番組「俺が俺がグランプリ~だまって俺についてこい~」という企画を提案。最も男らしくない人には罰ゲームが待ち受けるというものです。「1時間のトークで芸人さんを掘り下げたい」とアピールしました。「60分なのでメリハリがつくような構成だといいですね」(河井)、「60分となると持論を持っている方じゃないと無理。僕と田中さんは...」(稲田)「無理! 3分しかもたない!」(田中)といった意見がありました。

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続いて川原さんは「スーパークイズマラドーナ」を企画。武智と田中にクイズで対決してもらうというもので、「アドリブ出題クイズ」では、ランダムにクイズのジャンルが選出され、出題者はジャンルに沿った質問を30秒で考案。回答者が回答できたらポイントは回答者に、答えられなかったら出題者につくというものです。また、「クイズアウトロドン」では、曲の最後を聞いて曲名を当てるというものなど、練られた企画に芸人一同、感心していました。「企画に才能を感じますね!」と武智。60分番組だったらすぐに採用できそうと期待を寄せました。

安黒さんは「なりきりスーパータナカ度CHECK」という田中をメインMCに据えた冒険的な企画を提案。アシスタントが愛菜と聞き、「ほとんどあいにゃんが進行やん」と武智。安黒さんいわく「田中さんはサイコパスな一面があるので、禁断の思考回路に踏み込んでもらいたいと思って考えました。いかに田中さんになりきるかというクイズで、よく一緒にいる武智さんには簡単すぎるかもしれない」とのこと。大喜利にしても「田中だったらどう答えるか」を基準に考え、答えは田中がジャッジ。田中にすべての決定権があるという説明を受け、「いいですね、おもしろそう!」と田中、思わず立ち上がっていました。

このプレゼン、もっとも良かった人を決めるのですが、3人とも甲乙付けがたいと悩む芸人たち。最後は田中に決定権が委ねられ、「なりきりスーパータナカ度CHECK」を考案した安黒さんに決まりました。

YCCよしもとクリエイティブカレッジでは、ただいま2018年度4月生を募集中です! 次回は秋ごろに「YCCよしもと式エンタメLIVE」もオンエア予定。詳しくはYCCよしもとクリエイティブカレッジのホームページやツイッターをチェックしてください!

YCCよしもとクリエイティブカレッジ
http://ycc.yoshimoto.co.jp/

ツイッター
https://twitter.com/yoshimoto_ycc

【スーパーマラーナ】【アキナ】【アインシュタイン】【福本愛菜】

2017年8月30日 (水)

『イオン・よしもとハイスクールマンザイ2017 H-1甲子園』15回記念大会で近畿代表のアンドロイドが646組の頂点に!

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8月27日(日)、高校生漫才師日本一を決める『イオン・よしもとハイスクールマンザイ2017 H-1甲子園』がなんばグランド花月で開かれました。15回記念大会となった今年、全国各地からのべ646組の高校生がエントリー。昨年同様、動画審査を経て全国のイオンモール8か所で準決勝大会が行われ、各地区大会を制した8組が最終決戦に挑みました。

前説を担ったのはいなかのくるま。ふたりもまた、2014年の「ハイスクールマンザイ」優勝者です。

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決勝進出した8組とは、ネタ順に関東エリア地区代表のチップロール、北海道・東北エリア地区代表のD&C、近畿エリア地区代表の爆発ホルモン、東海・北陸・甲信越エリア地区代表のビハインド、関東エリア地区代表のサイダー、九州・沖縄エリア地区代表の魁スパークス、中国・四国エリア地区代表のセントラルドグマ、そして近畿エリア地区代表のアンドロイドでした。

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大会は昨年に続いてタカアンドトシの司会進行。審査員は銀シャリ、NON STYLE、板尾創路、そして審査委員長はオール巨人という顔ぶれ。1組3分でネタを披露し、審査員の話し合いで優勝コンビを決定しました。同点1位が2組という接戦の模様を呈し、審査の結果、最後にネタを披露したアンドロイドが優勝しました。

アンドロイドのネタの題材はペットショップ。ペットショップでの一幕を描いた漫才で、岡島晃佑くん(立ち位置左)が繰り出すボケに次から次へとテンポよくツッコんでいく岸翔大くん(立ち位置右)。二人の呼吸がぴったり合い、笑いを連発。会場のお客様をどんどん引き込んでいくハイレベルな漫才に、審査員たちも舌を巻くほどでした。演技を終えて岸くんは「練習通りにいかないところもあって、もっとできたらなって思ったんですけど...」と少々悔しそう。ですが、二人ともやり切ったという表情を浮かべていました。

演技後、審査員の巨人は「すばらしい。言うことがないくらい」と大絶賛でした。板尾も「コンビ結成1年でここまでもってくるのはすごい。練習もしたんでしょうけど、これだけテンポよく笑いをコンスタントにとっていこうとしたら、ネタが難しすぎるとお客さんもついてこないし、あんまり想像させていると乗り遅れてしまうので、感じさせ方がうまいと思いました。すべてにおいて計算されているものを感じました」とべた褒めでした。

審査発表でドラムロールの後に巨人の口からアンドロイドの名前が呼ばれた瞬間は、NGKが割れんばかりの歓声に包まれました。表彰式で優勝の決め手を巨人に尋ねると、「実は二組同点でしたが、最後は僕が決めました。毎年ハイレベルだと言っていますが、今年は本当にすごかった。高校野球で例えると清宮クラスが3人ぐらいいるレベル。みんな素晴らしかったです」と声を弾ませました。

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アンドロイド・岸くんに改めて感想を尋ねると「めちゃくちゃうれしいです! 僕は中学生のころからお笑いをやっていて、相方は変わっているのですが、馬鹿にされたこともあったけど続けてきてよかったです」と涙を浮かべました。岡島くんは「うれしいです!」と満面の笑み。二人は高校2年生、トシが過去に2連覇したコンビがいないことを告げると、「来年も頑張ります!」とさらなる意欲を見せました。

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大会中、応援席の声を届けていたアキナ、優勝したアンドロイドへの激励メッセージを岡島君のクラスメイトにお聞きしたところ、「NGKに呼んでくれてありがとうございました!」と涙をぬぐいながら答えられました。また、岸くんの担任の先生も「本当に面白かったので、おめでとうございます!」と拍手を送りました。そんな先生の言葉に「これからも頑張ります」と答える岸くんでした。

審査員の板尾は「全員でアンドロイドがいいと決めました。でもこの8組で切磋琢磨して、アンドロイドが優勝したので、みなさんの頑張りもアンドロイドの力になりました。人を笑わせることは素晴らしいことだと思うので、これからも自信を持って、ところかまわず笑わしてください」と決勝で戦った7組にもエールを送りました。

井上は「去年も審査員をやらせてもらいましたが、今年は客席リポートのアキナがよかったです! 今までにないくらい会場を盛り上げてくれました。アンドロイドは優勝したので、学校に我々は行きます。すばらしかったです!」。石田も「熱量に勝るものはないと思いました。ここに来るまでに力を費やしてきたということが見えました。皆さんもそうだと思いました。おめでとうございます!」と健闘を称えました。

アンドロイドのふたりと、審査員、タカアンドトシによる質疑応答では以下のようなやり取りがありました。

――タカアンドトシさん、今日の感想をお願いします。

トシ 毎年思うことですが、非常にレベルが高くて僕らの高校生のころとは比べものにならないくらい、素晴らしい漫才師さんです。
タカ 去年よりもレベルが、1年でこんなに上がるのかっていうくらい、みんなうまかったです。本当に感心しました。

――巨人師匠、アンドロイドの優勝の決め手を改めて教えてください。

巨人 奇をてらわず、わかりやすいネタ、流行ではなく誰でもわかるようなネタで。練習量も見えて、自信もあって、あがることなく、こっちに緊張感が全然伝わってこない。それが一番漫才としてはいいものなんです。緊張感もなくて、点数つけたら95、6点。これは僕の中では満点に近いです。また、タカアンドトシも審査員も、アキナもみんな面白かった。ずっと笑ってたわ。やっぱり残る人は違うね。

――先ほど巨人師匠が「同点で1位が2組いた」とおっしゃっていたが、そのコンビとは?

巨人 爆発ホルモンでした。近畿の漫才のレベルは高いと思います。

――アンドロイドを結成したきっかけは?

岸 僕たちは中学校も違うんですが、サッカーの同じクラブチームにいて。僕はそのころからお笑いをやっていて、その子と解散することになって、高校に入って「ハイスクールマンザイ」があると知って、岡島くんが面白かったのでコンビ組まへんか?って誘いました。高校1年から二人で始めて、去年は「ハイスクールマンザイ」の準決勝で負けました。

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――アンドロイドという名前をつけたのは?

岸 特にないのですが、笑いの世界で「ん」がついたらいいと聞いて、それで名付けました。

――今日のネタは、いつ頃作って、どのくらい練習をしたのでしょうか?

岸 5月くらいにある程度形はできていたんですけど、そこからいろいろと修正をして、本番を迎えました。ほぼ毎日会って練習していました。1日10回はしていました。

――NON STYLEさん、銀シャリさん、その練習量は多い方なんですか?

井上 ゲロ吐きそうです。そんなんが続いていたら僕はこの世界をやめていたと思います
石田 すみません、完敗です。もうちょっと精進したいと思います。
橋本 いや、すごいです。
鰻 そら、あれだけの漫才ができると思います。 

――アンドロイドのおふたりは将来的に漫才師になろうと?

岸・岡島 はい。
岸 高校を出てからNSCに入りたいと思います。

――岸くんの岡島くんの好きな漫才師は?

岡島 サンドイッチマンです。
岸 ティーアップです。

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――NGKの舞台に立つということはいかがでしたか?

岸 まさか決勝に行けると思ってなかったので、NGKに立つのは全くの想定外でした。立つって決まった瞬間、ものすごく緊張して、昨日も3時間しか眠れませんでした。
岡島 すごく大きい舞台で緊張していたのですが、その緊張が伝わったらだめだなと思って、一番自分がリラックスしながら笑いを届けられたらと思ってました。見てる側からすると緊張してると聞き取りづらくなったりするので、緊張しないようにコントロールしました。

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なお、アンドロイドは今年の『M-1グランプリ』1回戦にすでに通過しており、これからは『M-1グランプリ』に向けて頑張ります!と話していました。

【オール巨人】【板尾創路】【タカアンドトシ】【NON STYLE】【銀シャリ】【アキナ】

『サマクロ2017 ~Summer Crossing~』の名物イベント「帰ってきた【みとぼる村】の夏祭り」がZAZA POCKET'Sで開催!

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8月26日(土)にミナミ一円で行われたお笑い版サーキットイベント『サマクロ2017 ~Summer Crossing~』。道頓堀のZAZA POCKET'Sでは、クロスバー直撃主宰の観客巻き込みイベント「帰ってきた【みとぼる村】の夏祭り」が開かれました。

2016年の『サマクロ』でも行われた「【みとぼる村】の夏祭り」。NSC大阪の大教室で開催し、カルトな人気を呼びました。そこで今年はスケールアップ! 会場をZAZA POCKET'Sに移して、クロスバー直撃ワールド全開のサスペンス劇を繰り広げたのでした。

開場からすでにZAZA POCKET'Sはみとぼる村に。デルマパンゲ・迫田が「表彰屋」になりきって、即興でお客様の長所を表彰。おいでやす小田はおいでやす検定を開いており、アッパレード・木尾も客になりきって参加していました。フロアの片隅には吉田結衣による「パン占い」のブースも。パンを見ながらお客様の未来を占っていました。そんな中、タナからイケダは9月12日(火)によしもと漫才劇場で行われる自身の単独ライブ「神方MANZAI~朱雀~」を告知。やぐらを囲んで村祭りは盛況を見せていました。そのやぐらになっているのが、デルマパンゲ・広木。広木は終始、一言も発せず直立不動でやぐらになりきっていました。

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19時になり、1000万3回目の【みとぼる村】の夏祭りが始まりました。クロスバー直撃・前野扮する副村長とクロスバー直撃・渡邊扮する村長の挨拶の後、営業でやってきたタナからイケダの漫才が。観客の木尾がフロアで声を出して笑いながら、楽しそうに見ています。そしてカラオケ大会ではヒガシ遭ウサカ・今井、デルマパンゲ・迫田が参加、「昨年も参加した」という木尾も舞台に上がりました。奄美大島からやってきたという設定の木尾、昨年は彼女と一緒だったのですが今年は一人、聞けば別れてしまったとのこと。その彼女こそ、パン占いをしていた吉田でした。ギクシャクしたムードの中、木尾がある夏の定番ソングを歌ったことから【みとぼる村】に暗雲が立ち込み始め...。

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村長によればそれは絶対に歌ってはいけない歌だったようで、霜降り明星・粗品扮する巨大カメレオンの出現、それに立ち向かう村長と選ばれしお客さん、パンで撃墜しようと奮闘する吉田結衣と、楽しかったはずの祭りが大騒動にいたってしまいました。しかも、会場にあった冷蔵庫を開けると冷凍遺体が! ここからサスペンス劇場へ。霜降り明星・せいやによる名物刑事と、その助手今泉くん(ヒガシ遭ウサカ・今井)の活躍で目の前で起こっている難解事件を紐解いていき、殺人容疑で逮捕された小田は林に連れて行かれ処刑...。悲しみが【みとぼる村】を覆いました。

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そんな空気を一掃するかのように「みんな、踊りましょう!!」という声でやぐらを囲んで【みとぼる音頭】で盆踊りスタート。「ミートボールポイ! ポートボールミィ!」の合唱が会場に響き渡り、再び【みとぼる村】に穏やかな空気が戻ってきました。

お芝居はここまで。昨年は時間を10分余らせてしまい、今年こそは時間きっちりと終わるように意気込み、吉田が巨大カメレオンを倒すシーンでは、吉田の声が枯れるほどたっぷり時間を割いて展開したのですが、それでも5分余ってしまいました。もはや【みとぼる村】名物なのかもしれません。

冷凍遺体役に徹したヒガシ遭ウサカ・高見も任務遂行。「ロッカーの中がめちゃくちゃ暑くて、待っている間に2回くらい気を失いそうになりました」と高見。やぐらとしてずっと立ち続けた迫田も「立っているだけなのに足ってしびれるんですね」とふり返り、ふたりの体を張ったパフォーマンスに賞賛の声が送られました。

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最後は参加者全員で記念撮影をしてお開きに。今年の「【みとぼる村】の夏祭り」も賑やかに幕を閉じました。

【クロスバー直撃】【おいでやす小田】【タナからイケダ】【デルマパンゲ】【ヒガシ逢ウサカ】【霜降り明星】【アッパレード・木尾】【吉田結衣】

2017年8月29日 (火)

ゆりやんレトリィバァ、すみれさんになりきり「調子のっちゃて」連発! 『くら寿司 新商品発表会』

8月29日(火)、東京・品川インターシティホールにて、『くら寿司 新商品発表会』が行われ、ゲストにすみれさん、ゆりやんレトリィバァが出演しました。

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回転寿司チェーン「無添くら寿司」では、シャリを大根の酢漬けにした「シャリ野菜」などの「糖質オフシリーズ」を8月31日(木)=野菜の日より発売。


今回の発表会では、すみれさんがMCの須藤美帆さんとスタイル維持などについてトークするなか、「ちょっと待ってー!」「本当のすみれは私です。すみれトリィバァです」とゆりやんが乱入するところから始まります。

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すみれさんとゆりやんは、同じ1990年生まれで、趣味、特技が英語とダンスという共通点を持つことから、「どっちがどっちかわからなくなったのでは?」と熱弁するゆりやん。


どっちが本物かを決めるべく、『白鳥の湖』に合わせたダンスと、英語による食レポで対決。
すみれさんが長い手足を活かしたバレエ風のダンスを見せれば、負けじとゆりやんも得意のヒップホップ系のコミカルな動きで、笑いを誘います。

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続く英語による食レポ対決でも、すみれさんがハワイ仕込みの流暢な英語を披露すると、ゆりやんは、受賞スピーチネタのような感極まった表情で、「サプライズ」とつぶやき、爆笑!

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無添くら寿司スタッフのジャッジは当然すみれさんの勝利で、偽物とバレたゆりやんでしたが、「調子のっちゃって」や「ズコー、ズコー、体育、体育、今日の時間割最高!」「がっくし、がっくし、学習院大学」といったギャグを連発して、会場を沸かせました。

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その後の代表質問でのゆりやんは、試食した「シャリ野菜ビントロ」と「7種の魚介らーめん麺抜き」について、「どこをオフしてるくらいかわからないくらい最高の美味しさで、糖質が89%カットされているなら、一生食べたい。お気づきでないかもしれないですが、私、デブなんですよ。糖質オフシリーズばかりいただいて、体重を落としていきたいなと思います」との感想を述べました。


また、無添くら寿司が大好きで、開店時間に合わせて食べに行くこともあるというゆりやん。
加えて、空いたお皿を目の前の穴に投入する「皿カウンター水回収システム」に触れ、「お皿を積んでいくと、恥ずかしいじゃないですか。まわりの人にどんだけ食べてもばれないので、どんだけでも食べちゃう(笑)」といった乙女心を覗かせる一幕もありました。

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さらにゆりやんは、すみれさんについての印象について訊かれると、「キャラが被っている」と切り出しながらも、「初めてお会いしたんですけど、聡明な方ですし、これこそ素敵な女性と思い描いていた偶像みたいのがあるんですけど、全部あてはまるくらい」と理想の女性像のようでした。


逆にゆりやんについて、すみれさんは「すごい面白い方で、同い年で、特技も同じで、すごく親近感がありましたね」と好印象を持ったようで、コントチックな食レポについても「ちょこちょことランダムな英語が返ってきたりして、すごくファニーなコメントだったと思います」とべた褒め(?)。
それを受けて、「言葉、選んでくれてありがとう」と感謝するゆりやんでした。

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なお、8月31日(木)から登場する「無添くら寿司」での「糖質オフシリーズ」の詳細は、公式サイトでご確認ください。


【ゆりやんレトリィバァ】

人気ユニットが「サマクロ」で真剣勝負! 満員御礼の「サクラライブVSみつあみ」

よしもと漫才劇場の芸人が総出演した「サマクロ2017 ~Summer Crossing~」が、8月26日(土)に行われました。よしもと漫才劇場での「サマクロ」ラストプログラムは、「サクラライブVSみつあみ」。ジュリエッタ、トット、ラフ次元からなる「サクラライブ」と、見取り図、吉田たち、東京から参戦のコマンダンテからなる「みつあみ」による、今日しか見られないユニット対決です。人気者たちが揃い踏みとあって、場内は立ち見が出るほどの熱気に包まれていました。

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みつあみメンバーはビシっとポージングを決めて絆の強さをアピールし、サクラライブの面々を圧倒。オープニングトークからすでに戦いがはじまっている模様です。

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お互いのライブで好評のコーナーで対決ということで、まずは、「みつあみpresents 答えを当てましょう!」から。「出されたお題の回答者が誰なのか?」を推理して当てるクイズです。

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1問目は『新進気鋭のヴィジュアル系バンドの名前』。「みつあみ」のコマンダンテ・安田、見取り図・リリー、吉田たち・こうへい、「サクラライブ」のトット・多田、ジュリエッタ・藤本、井尻が考えた回答を、「みつあみ」のコマンダンテ・石井、見取り図・盛山、「サクラライブ」のトット・桑原、ラフ次元・空が当てます。「このクイズで荒稼ぎしてきました!」と自信を覗かせる見取り図・盛山は、「書きそう」とコマンダンテ・安田案「ピロロバザー」を見破り正解。最終的に「サクラライブ」の方が正解数が多く優位に。

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2問目は『新しい年号』。「みつあみ」のコマンダンテ両名、見取り図・リリー、「サクラライブ」のラフ次元・空、トット・多田、ジュリエッタ・藤本の回答を、「みつあみ」の見取り図・盛山、吉田たち・こうへい、「サクラライブ」のラフ次元・梅村、トット・桑原が推理します。6個中2個だけ異なりますが、両チームともその他はすべて同じ答えに。コマンダンテ・安田のものだけには絶対に当てる自信を持つ見取り図・盛山ら「みつあみ」が見事に当てて、さらにはパーフェクト解答のミラクルが。結果、「みつあみ」が大勝利を収めました。

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つづいて行われた「SAKURA LIVE presents 熱湯ゲームリレー!」は、ヘッドギアに付いたコップに熱湯を注ぎ、こぼさないようにゲームを遂行するハードなもの。棒くぐり&なわとび、バランスボール&リフティングとどれもバランスを崩し熱湯を浴びる危険度の高いものばかりです。メンバーたちは熱い思いはしたくないとばかりに、そろりそろりと与えられたゲームを遂行。時折、観客席から「あぁ」と悲鳴が漏れます。アンカーは、「みつあみ」の見取り図・リリーとラフ次元・梅村。学ランの早着替え&ボールキックをこなさねばなりません。先に着替え終えたのは梅村でしたが、吊るされたボールに足が届かず。サラッとリリーにキックを決められてしまい、「サクラライブ」は敗北してしまいました。

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そして泣きの1本とばかりに、綱引き対決が提案されます。「サクラライブ」のメンバーは次こそ勝利をと気合を入れて臨みます。みな必死で綱に食らい付く中、これ以上ないくらいに身体を仰け反らせ引っ張るコマンダンテ・安田の姿にお客さんは大笑いです。大奮闘の末、「みつあみ」が勝利を引き寄せました。この結果に、「サクラライブ」のトット・桑原は「クイズでパーフェクトを出した時点でわかってた」と、「みつあみ」の勢いの良さが勝敗を分けたと分析し、肩を落としていました。

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トット・多田より「また来年のサマクロで」と締めの挨拶があり、終了。次回の「サマクロ」で、ふたたび人気者たちの対決が見られるかもしれません。

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【ジュリエッタ】【トット】【ラフ次元】【見取り図】【吉田たち】【コマンダンテ】

「サマクロ」でプライベートネタ流出!? 他言無用の濃厚なエピソード満載の「ココだけトーク」

8月26日(土)に、よしもと漫才劇場の芸人が総出演し開催された「サマクロ2017 ~Summer Crossing~」。なんば紅鶴でのラストを締めくくるのは、【SNS禁止、他言無用】の"ココだけ"のギリギリ話を披露する「ココだけトーク」です。出演者は、守谷日和、ジュリエッタ、吉田たち、ミキ。進行をミキ・昴生が担当し、トーク順は出目に名前が書かれたサイコロを振って決めます。

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最初は、ジュリエッタ・井尻から。マルムシ商店・東村にまつわるエピソードを語り出します。人としゃべるのが苦手な東村は、1度行った散髪屋へ2度訪れることはないというもの。再訪して声を掛けられるのが億劫なので、今や東大阪まで髪を切りに行っているそう。ライトな内容に気が緩んだのか、メンバーそれぞれが東村にまつわる"ココだけ"を次々と口にします。

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次に吉田たち・ゆうへいは、芸人仲間とのルームシェアしていた時の話を。ジュリエッタ・藤本はゲームセンターに置かれていた麻雀ゲームのことを、ミキ・亜生はオール阪神・巨人の巨人について、吉田たち・こうへいはカラオケで歌詞の「あなた」の箇所を「こうへい」に替えて女の子に歌ってもらってうれしかったことを笑顔で語っていました。さらに、自らの身を削るようなトークも飛び出します。いよいよ時間となり、順番が回ってこなかった守谷日和にトーク順が振られ、アキナと同居していた頃の【SNS禁止、他言無用】ネタを炸裂させます。

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そして、トーク内容が「ココだけトーク」とは到底言えないようなものだった人が罰ゲームを受けることに。選ばれたら、「自分の秘密を暴露」しなければなりません。お互いに指差しで決めた結果、ミキ・亜生となりました。するとココぞとばかりに、兄の昴生が新宿アルタ前で目撃した亜生のプライベートネタを大暴露。会場内が一瞬ざわつき、亜生も苦笑いを浮かべます。最後も"ココだけ"なトーク内容で幕となりました。

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【守谷日和】【ジュリエッタ】【吉田たち】【ミキ】

世界を狙う作品が「サマクロ」に!? バラエティ豊かなラインナップとなった「サマクロ映像祭」

8月26日(土)に、よしもと漫才劇場の芸人が総出演した「サマクロ2017 ~Summer Crossing~」。よしもと漫才劇場を始め全6会場でさまざまなプログラムが行われました。

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なんば白鯨ではプログラムのひとつとして、「サマクロ映像祭」が催されました。司会のダブルアートのふたりが「(映像作品を)見てみたい5人」を選び、それぞれが今日のため作った1分ほどのものを上映します。ゲスト審査員として天竺鼠・瀬下と爆ノ介も参加し、MVPを決定します。

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1番手のポートワシントン・笠谷は、コロコロチキチキペッパーズやダブルアートのライブで使用する映像編集の担当を任されるほどの腕前だそう。アメリカのヒットソングに合わせたスタイリッシュな映像に、半ば強制的けしかけて相方・伊藤に「○○○チャレンジ」にトライしてもらう様子を収めました。

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スーパーノヴァ・あさやまんちゃんランドの作品でも、ポートワシントン・伊藤が大活躍。彼の尖ったヘアスタイルで、次々にものを破壊していく「バイオレンスアクション」もの。

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大自然・白井は、ももいろクローバーZの代表曲「行くぜっ!怪盗少女」をモチーフに、歌詞に白井がアクションをつけます。撮影時間、驚異の10分というハイスピードで仕上げた作品です。

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それぞれ会場内を大笑いさせました。これを受けてニッポンの社長・辻は、「みなさんのは娯楽性が高いけど、メッセージ性がない!」と、世界を見据えた映像を披露。絶対アイシテルズ・らぶ王子の妙演が光るシリアスタッチなものです。

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そして最後は、ビスケットブラザーズ・原田。「2000年代のファンタジックな映画」をイメージしたという内容は、得体の知れない化け物同士の恋。不思議な余韻が残る独特なタッチで審査員ら、お客さんを作品世界に引き込んでいました。

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審査員らの合議の上、MVPはニッポンの社長・辻の作品に大決定。ダブルアート・タグからは「つづきがみたい!」と高評価されていました。

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【ダブルアート】【天竺鼠・瀬下】【爆ノ介】【大自然・白井】【ニッポンの社長・辻】【スーパーノヴァ・あさやまんちゃんランド】【ビスケットブラザーズ・原田】

G3に美声が響き渡る! 歌自慢の芸人たちが勢揃いした「サクロ★歌ウマPARTY!」

8月26日(土)に、よしもと漫才劇場の芸人が総出演した「サマクロ2017 ~Summer Crossing~」。昨年は、3会場でしたが、今年はパワーアップしてよしもと漫才劇場を含む全6会場で開催されました。新たな会場のひとつ、道頓堀にあるクラブ・G3では、漫才劇場の歌ウマメンバーが大集結した「サクロ★歌ウマPARTY!」が開かれました。

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CRAZY KEN BAND「タイガー&ドラゴン」のメロディとともに現れたのは、矢野兵動の矢野。自前の衣装をまとい、気持ちよさそうに歌い上げながらステージへと進みます。「なに歌ってんですか」と福本愛菜からツッコミを受け、審査に専念するよう促されます。歌い手は矢野の判定を受け、勝ち抜けた人が今回のチャンピオンとなります。矢野は、「お客さんの反応も判定に加味しますからね」と、来場者たちに出演者を盛り上げて欲しいとお願いします。

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トップバッターはネイビーズアフロ・皆川の中西保志「最後の雨」からはじまり、しっとりとした雰囲気に包まれます。矢野は「ちゃらんぽらん・冨好さん以来のチョイスやな」と感想を述べ、トップなので皆川は自動的にチャンピオンに。

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次いで現れたのは、飛び入り参加のマユリカ・中谷。「チャンピオン起立」(命名、ネイビーズアフロ・皆川)の皆川に見守られながら歌うのは、aiko「カブトムシ」。途中、カブトムシ振付を織り交ぜ、熱っぽく歌い上げます。振付は矢野も高評価、マユリカ・中谷の勝ち抜けが決定しました。

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黄色い歓声を浴びながら登場したのはラニーノーズ・洲崎。「Runny Noize」としてバンド活動もしている洲崎が選んだのは、Aerosmith「I Don't Want to Miss a Thing」。歌い終え、矢野は「外国人の前で歌っても大丈夫やん」と感心するも、マユリカ・中谷を勝者に選びます。「いつも、キャーキャー言われてるし、今日ぐらいは(中谷を)チャンピオンにしてあげて」と矢野は洲崎にお願い。中谷は「勝ったけど、惨めすぎませんか?」と、せっかくの勝利に浮かない顔です。

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この後は馬と魚で、歌うのは、海原千里・万里「大阪ラプソディ」。「上沼恵美子さん(当時は、海原千里)になり切って、みなさんを魅了します」と宣言し、歌に重きを置くではなく顔マネで乗り切ります。これに矢野は「忘れていたものを取り戻した」とハッとした顔で、「歌うことよりも面白さ。僕たち芸人なんですよね」と原点に帰らせてくれたと褒めちぎりました。よって、馬と魚が暫定チャンピオンに。

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つづく8.6秒バズーカー・田中シングルは、自ら「歌い方が似ているって言われるんです」とハードルを上げてMr.Children「シーソーゲーム」を熱唱しました。昔から矢野とは親しい間柄だったことも手伝ってか(?)、田中シングルが勝利を飾りました。

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紅一点の堀川絵美はホテルからそのままやって来たかのようなバスローブ姿で、SPEED「My Graduation」を。美声が矢野の琴線に触れたのか、堀川がチャンピオンに選ばれました。

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そして、セルライトスパ・肥後はケツメイシ「さくら」で、手を振ったり、ジャンプを促したりと場内一体化させお客さんのテンションを上げていきます。それが功を奏したのか、見事、矢野からチャンピオンに指名されます。

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トリを飾ったのは鱒之介・梶川。平井堅「楽園」を艶やかなハイトーンボイスで歌い切ります。あまりのウマさに矢野は「歌手やん!」と絶賛、すんなりとチャンピオンに決定しました。

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矢野は出演者みなの歌声を讃えながら、「普段の、芸人としての仕事とは違った形で舞台に立つドキドキを味わえる。お客さんも、いつもとは違った芸人さんの姿を見られるしね」と、振り返り締めくくりました。

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