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インタビュー_よしもと漫才劇場

「サマクロ」に日本で最も"ハイテンション"な芸人たちが集結!? なんば紅鶴で「ハイテンション芸人大集合」を開催

8月26日(土)に、よしもと漫才劇場の芸人が総出演した「サマクロ2017 ~Summer Crossing~」。昨年は、3会場でしたが、今年はパワーアップしてよしもと漫才劇場を含む全6会場で開催されました。

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今年から会場となった、なんば紅鶴のトップを飾ったプログラムは「ハイテンション芸人大集合」。MCを務める矢野・兵動の矢野がタイトルに負けぬテンションで登場し、「日本国内で"ハイテンション"を競い合うような芸人を呼んでいます」と出演者たちを呼び込みます。現れたのは、スマイル、ネイビーズアフロ、アキレスと亀、電氣ブラン、フースーヤです。矢野から「お前、ハイテンションちゃうやん」といじられるスマイル・瀬戸。相方よしたかをはじめ周囲からも「最近、実家なくなったしね」と、この場にふさわしくないのではと疑いの眼差しが向けられていました。

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まずは場内を盛り上げるため、ネタ披露から。恋愛ドラマのシュチュエーションを展開した電氣ブラン、全身を使いフルパワーでギャグを繰り出すフースーヤ、悪魔祓いをネタにしたネイビーズアフロが、お客さんから笑いを引き出していました。

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大いに盛り上がってきたところで行われたのは、赤チームと青チームに分かれての「チーム対抗ハイテンションバトル!」。最初のゲームは、「ハイテンションしりとり」。必ず「ハイテンションなことば」でないとNGというルールーのもと、矢野がジャッジを下します。威勢よく「ラッキーの【き】から!」と矢野が発したのを受けたスマイル・よしたかは、「きっしょー」と素直に感情を吐露し、矢野が激怒。フースーヤ・田中は「夜」とつづけ、矢野から「夜はテンションも上がるもんね」とことばのセレクトを褒められます。【よ】が回ってきたスマイル・瀬戸は、冒頭でみんなから向けられた疑いを晴らすかのように、自分の中にあるテンションをMAXにして「よいしょー」とポーズ付きで決めていました。瀬戸の意外な出方に、お客さんはもちろん、舞台上の芸人らも爆笑していました。

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結果は、ルールブックとなる矢野の判定によしたかが噛みつき、ひと悶着しかけましたが同点の引き分けとなりました。

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2つ目は、「ハイテンションジェスチャー」。ジェスチャー担当は、お題のことばを全身全霊のハイテンションでチームメイトに伝えなければなりません。赤チームは、【動物園】、【台風】、【スーパーマリオ】などテンポよく進み6問正解の好成績を収めます。対する青チームは、MC矢野が助っ人として参加するも、あまりスムーズに進まず3問と赤チームの半分の成績。軍配は赤チームに上がり、終了を迎えました。

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【矢野兵動・矢野】【スマイル】【ネイビーズアフロ】【アキレスと亀】【電氣ブラン】【フースーヤ】

2017年8月28日 (月)

『サマクロ2017 ~Summer Crossing~』のラップイベント「サマクロ★ラップ選手権~決勝」、第1回優勝はカスタネット・善家!

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8月26日(土)、ミナミの劇場やライブハウスで行われたお笑い版サーキットイベント『サマクロ2017』、ライブハウスG3では「サマクロ★ラップ選手権~決勝」が行われました。

先に行われた予選で勝ち抜いたマユリカ・中谷、カスタネット・善家、ビスケットブラザーズ・たわた、ラニーノーズ・山田が決勝に進んだのですが、山田が仕事の都合で決勝戦に出られず、山田に負けたはずの村一番・浦出がコマを進めました。

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MCはヤナギブソンと見取り図・盛山、DJをツートライブ・たかのりが担いました。ラップバトルの説明をする盛山、観客の皆さんには「安心してください、ヤナギブソンさんは41歳でラップにはまったんですよ!」と親近感を与えます。そして、パンチライン、フローなどラップ用語などを説明。ヤナギブソンが考えたという指4本を使ってV字を作る「太ピース」で一つになって決勝スタート。

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1回戦1組目はマユリカ・中谷VSカスタネット・善家。「善家のバトルはお遊戯みたいだ」と早速ディスる中谷ですが、善家の発した単語にどんどん引きずられ、気が付けば善家のペースに。最後は観客判定で善家が最終決戦へ進みました。なお、中谷は盛山にラップを教えてもらったそうで、喫煙所でみっちり仕込まれたそうです。2組目はビスケットブラザーズ・原田VS村一番・浦出。原田は歌うようなラップで、オリジナルの節を持っています。そして浦出のプライベートなことを中心に圧倒しました。最終決戦は善家VS原田となりましたが、その前にエキシビジョンマッチが行われました。

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盛山VSクロスバー直撃・渡邊、ヤナギブソンVSレイザーラモン・RGの対決が続いたエキシビジョンマッチ。渡邊は盛山のファンが少ないことを中心にディスり、笑いを誘いました。ヤナギブソンVS RGは同期対決。同期ならではの仕事に対する心の声、本音のすべてをぶちまけ、ディスり合いというより励まし合いの様相を呈していました。

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そして決勝へ。善家VS原田のラップ対決、原田は相変わらず歌うようなラップで聴かせます。対する善家は飄々とポーカーフェイス、自分のペースを崩しません。そのうち原田が善家に巻き込まれて行き、観客判定では圧倒的多数で善家に軍配が上がりました。「サマクロ★ラップ選手権」、第1回優勝を勝ち取った善家、さっきまでのポーカーフェイスがうそのように顔をほころばせていました。


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最後は出演者全員でフリーラップ。ヤナギブソン、RG、盛山をはじめ全員が言いたい放題。最終的にはたわたいじりに徹し、たわたは何か言われるたびに言い返すというやり取りで会場は爆笑の渦に巻き込まれました。

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【ヤナギブソン】【レイザーラモン・RG】【見取り図・盛山】【ツートライブ・たかのり】【マユリカ・中谷】【カスタネット・善家】【ビスケットブラザーズ・原田】【たわた】【村一番・浦出】

『サマクロ2017 ~Summer Crossing~』、天竺鼠・川原、コマンダンテもゲスト出演した「極ワンダーランド ~ワイワイ大喜利LIVE~」をYES THEATERで開催!

YES THEATERではプリマ旦那・河野がMCの「極ワンダーランド ~ワイワイ大喜利LIVE~」が行われました。東京から天竺鼠・川原、コマンダンテもゲスト出演。川原チーム、コマンダンテ・安田チーム、コマンダンテ・石井チームの3チームに分かれて大喜利合戦を繰り広げました。

本戦に入る前、ウォーミングアップでチームリーダーのキャッチフレーズを考案。リーダーが気に入ったら登場すると言うことで、各チームは数々のキャッチフレーズをひねり出しました。呼び込みはプロレス入場風のアナウンスで。派手な演出に会場も沸きます。

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各チームがリーダーのキャッチフレーズを考えるも、全く舞台に出てくる気配なし。そこへ霜降り明星・せいやが「朝からぱや~ん、お昼にぱや~ん、夜はあの娘とぱや~ん」とリーダー安田のギャグを用いたキャッチフレーズを叫ぶと「これよこれよ~」と上機嫌で安田が登場しました。その後も、ダジャレや思い出、事実とは異なる印象を持つキャッチフレーズに軒並みNG。川原は舞台袖で石井と雑談、石井のキャッチフレーズなのに川原が悠々と出てくる一幕もありました。イベント時間は45分とコンパクトだけに「時間がなくなる!!」と河野も焦り気味に。「この流れやったら一生出てこない」と河野、キャッチフレーズは無視して、川原と石井を舞台に呼び出しました。

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本戦の1つ目は「5W1H大喜利」。チーム戦で「いつ」「どこで」「誰が」「なぜ」「どのように」「何をした」そして、感想を一人ずつ考えて発表。赤チームの大喜利「誕生日に」「北海道で」「叶姉妹が」「夜勤明けで」「声を押し殺して」「だんじりを引いた」と発表、感想担当のデルマパンゲ・広木が「体力ないよねぇ、もうねぇ」としみじみ答え、勝利を勝ち取りました。

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2つ目は「興組み合わせで一言」。上の句、下の句を組み合わせて作ったお題に答える大喜利で、各チーム一人ずつが挑戦。「バカっぽく」「国の名前を言う」というお題では「キュッ!」首を傾げて答える霜降り明星・粗品。「おネエっぽく」「映画のタイトル」ではステップをふみながら「ET!」(イディーン!)と叫んだ吉田たち・ゆうへい。2戦続けてチームから送り出された昴生。2回戦で「涙をこらえながら「歴史上の出来事を言う」というお題に迫真の演技で「何で明智光秀、裏切ったんや」と答えるも、瞬殺で河野のNG判定を下されました。

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最後は「大喜利借り物競争」へ。入場時、お客様に配布した封筒にお題が記されており、メンバーは客席フロアに降りて封筒を回収。舞台上で開封し、大喜利に答えるというものです。OKが出たら勝ち抜け、NGの場合は再挑戦。最初に答えたのは見取り図・リリーで、「デパートのアナウンスでそんなこと言うな」というお題に店内アナウンス風の声色で「わたくし、あと1時間15分で休憩に入ります」。一番乗りでOKをもらいました。『アンパンマン』のテーマソングに乗せて「あなたの一番の友達を教えてください」というお題を引き当てた川原、「ななまがりの森下だけが友達さ」と朗々と歌い即OK。ラストはデルマパンゲ・広木が飾ることに。「誰もが知っていることをドラムロールの後に自慢げに言う」というお題で、仰々しくドラムロールが流れたあとスポットライトに照らされた広木、「赤は止まれ」と立ち姿も決めて自慢げに答えると、会場から万雷の拍手が沸き起こりました。大喜利対決は広木の奮闘も功を奏し、赤チームが勝利しました。

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【天竺鼠・川原】【コマンダンテ】【プリマ旦那・河野】【吉田たち】【デルマパンゲ】【見取り図】【コーンスターチ】【ツートライブ】【セルライトスパ】【ミキ】【霜降り明星】【きんめ鯛】

『サマクロ2017~Summer Crossing~』、YES THEATERは音楽ライブ「KIZAKIC STATION」で幕開け!

YES THEATERでは、祗園・木崎がメインMCの「KIZAKIC STATION」で幕開け。オープニングはよしもと漫才劇場のDANCE THEATERのメンバー6人による「EAT SHOCK」で、キレッキレのダンスを披露しました。

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「ミュージックステーション」のオープニングミュージックで女子アナウンサーに扮した櫻井と木崎が登場。木崎は「キモリ」ですと名乗り、愛称は「キモさん」。「KIZAKIC STATION」はキモさんが観たいアーティストを呼んでパフォーマンスをしてもらうというイベントです。

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トップバッターはアイドルになりきった5人。マユリカ・阪本に注目と事前に促したように、他の4人のダンスにまったくついていけない阪本。その妙な動きに笑いが絶えませんでした。「これでもだいぶうまくなりました」と肩で息をしながら釈明する阪本ですが、客席からは「え~!」という驚きの声が上がっていました。

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セルライトスパ・肥後と堀川絵美という実力派シンガーふたりは椎名林檎・トータス松本の「目抜き通り」を。圧倒的な歌声で聴かせるふたり、肥後は時折、シャウトも効かせていました。最後は紙ふぶきを自ら舞わせてきらびやかに。「とても気持ちいい」と肥後、歌い切った様子です。堀川も「何をとどけたかったかというと、やかましいほどの声量」と満足げな表情を浮かべていました。

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DANCE THEATERはよしもと漫才劇場のメンバーの出囃子に乗せてダンスを。守谷日和は「すっごい楽しみ! こんな目の前でダンスをフカフカ踊るから」と目を輝かせていました。ラフ次元の出囃子から始まり、トット、ゆりやんレトリィバァ、てんしとあくま、ミキと続きます。ステージのスクリーンに「祗園」の文字が浮かび、出囃子かと思えば偽の祗園による漫才が。ラニーノーズ・洲崎によるSUZAKIと櫻井になりきったジュリエッタ・藤本が完コピ漫才を。まったりとしたツッコミに「祗園はあんなんじゃない」と櫻井による猛烈抗議もありましたが、そのクオリティの高さは目を離せないものがありました。

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ミニコーナーは「注目のピックアップアーティスト」。注目の新人アーティストを紹介ということで、8月23日にオリジナル曲の配信が始まった大村ジーニアスが紹介されました。PVを流しながらのパフォーマンスに「PVは完璧でしたね。」と櫻井。「こらからどんどん告知していろんなお客様に届けたいです!」と大村ジーニアスも意気込みました。

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「表現」というパフォーマンスでは、スキマスイッチさんの「奏」に乗せて守谷日和と木崎がレオタード姿で創作ダンスを。こちらは普段、守谷日和がやっている「表現する」というネタを初めてのデュオで、しかも新ネタを披露したものでした。


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ラストはDANCE THEATERのダンスでお別れです。マルセイユ・別府は「楽しかった」、藤本は「次はミスチルになりたいです」とコメント。メンバー9名による息の合った群舞にブレイクダンス、ロボットダンス、バック転など、最後まで切れ味抜群のダンスで沸かせました。

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【祇園】【守谷日和】【Kento Fukaya】【ジュリエッタ・藤本】【セルライトスパ・肥後】【サンドロップ・ジェット菅原】【大自然・白井】【マルセイユ・別府】【ザ・キーポイント・足立】【堀川絵美】【マユリカ・阪本】【ハリー】【奥村】【ヤポンズ・大村ジーニアス】【さや香・石井】【ラニーノーズ・洲崎】

2017年8月27日 (日)

新コンビ「おいでやすレトリィバァ」が漫才日本一決定戦「M-1グランプリ」1回戦に初出場!

8月26日(土)、新世界 朝日劇場でM-1グランプリ2017 大阪会場 予選1回戦が開催されました。

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漫才日本一決定戦「M-1グランプリ」は、優勝賞金1000万円、プロ・アマ一切不問。結成15年以内の全てのコンビにチャンスがあり、審査の基準は"とにかく面白い漫才"というガチンコバトルです。

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2016年は、エントリー総数3503組の中から「銀シャリ」が見事12代目王者に輝き、現在テレビやラジオなどの各メディアで活躍中です。

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本年度の13代目王者を決めるために、全国の各会場で1回戦、2回戦、3回戦、準々決勝、準決勝、決勝と激しい漫才バトルを繰り広げます。そして、決勝戦の模様は12月にテレビ朝日系列で、生放送が全国に放映される予定です。

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この日はシンクタンクがMCを務め、しょうせいとパパ、アルミカン、ウドントミカン、マグリット、ざくろ、そして人気実力派ピン芸人・おいでやす小田とゆりやんレトリィバァの新コンビ「おいでやすレトリィバァ」など52組(キッズ14組)が出場。

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チャンピオンの名誉と賞金1000万円を目指した熱いバトルが繰り広げられました。

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今回、その実力で大注目されているのが、おいでやすレトリィバァ。

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1回戦出場直後、取材に応じました。

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元々は漫才師としてコンビで活動していたおいでやす小田ですが、ネタ作りについて、「ゆりやんの言うことは何でも面白いと思うので、普段の感じをそのまま持ってきた」と話しました。「2回戦に出場できたら、もう一度客観的に見て、ネタを練り直したい。決勝まで突き進みたいので、時間をかけてゆりやんの良いところを引き出していきたい」と意気込みました。

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今回はイメージを変え、ジャケット姿のゆりやんレトリィバァ。「漫才師はジャケットなので。全力で決勝を目指して頑張ります!」と秘めたる熱い思いを明かします。

「男女コンビなので一線を越えたんですか?」という質問に、「絶対越えていません」と既婚者のおいでやすに反し、ゆりやんは「越えました」と独特の口調で答え、取材陣を笑わせます。

王者になった場合の賞金は、おいでやすは「生活費に」、ゆりやんは「(三浦春馬との)結婚資金に」。おいでやすから「ありえるか!」と見事なツッコミが入りました。

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そして予選1回戦を勝ち抜いたのは、ウドントミカン、おいでやすレトリィバァ、生きてる人間、魚卵、笑年時代(キッズ)、ポインセチア、マイスイートメモリーズ、トレイナー(キッズ)、ジェットゥーゾ、化石、正宗屋、ざくろ、マグリット、しょうせいとパパ(キッズ)、プードル、アルミカン、ちっぴぃちゃんズ、ZUMA、職人の19組。2回戦でもぜひとも頑張ってください!

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昨年から、アマチュアをどんどん応援していこうということで、「ナイスアマチュア賞」というアマチュア限定の敢闘賞を設けました。合格、不合格に関係なくその日のMCの印象に残った1組に贈られます。今回は、阪急電車のネタで会場を沸かせた、キッズの親子コンビ、トレイナーが選ばれました。

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「キッズの漫才師も応援しよう!」ということで、この日はキッズ特別予選会場として「キッズデー」でもありました。

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会場は、出場する「ともだちを応援しよう!」「孫を応援しよう!」と、遠方からの親子連れやおじいちゃん、おばあちゃんの姿もあり、すごい熱気に包まれました。

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キッズコンビたちは、しっかりしたネタ作りと、練習量を感じるよどみない掛け合いを披露。ベテラン漫才師顔負けのフレッシュなパワーで沸かせます。

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また、小学生以下のメンバーがいるコンビには、素敵な参加賞を用意。特製のノートやバック、缶バッジ、クリアファイルなどがプレゼントされました。ちびっこたちは大喜び!

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そして「ナイスアマチュア賞」だけでなく、今年は「ナイスキッズ賞」も設けられ、うどんのネタを繰り広げた男の子トリオのK・Jと、「現代の"フラワーショウ"」の呼び声高い女の子トリオの運営委員会が獲得しました。

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今年も始まった「M-1グランプリ2017」。漫才の頂点を極め、賞金1000万円を獲得する13代目王者は一体どのコンビなのか。早速目が離せません!

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M-1グランプリ2017公式サイトはこちら!

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【おいでやす小田】【ゆりやんレトリィバァ】【シンクタンク】【マグリット】【ざくろ】【ジェットゥーゾ】【ZUMA】【職人】

都市型お笑いフェス「サマクロ2017~Summer Crossing~」を開催! 総勢213人のよしもと芸人が6会場24公演でミナミの街を笑いと音楽一色に!

昨年大好評だったお笑いver.の夏フェス「サマクロ2107」を8月26日(土)に開催、お笑いライブを6会場、全24公演、実施しました。

会場は昨年同様のよしもと漫才劇場、YES THEATERに加え、なんば紅鶴、なんば白鯨、道頓堀ZAZAPOCKET'S、G3と増やし、全6会場にパワーアップ。出演者も、よしもと漫才劇場メンバーはもちろん、矢野勝也(矢野・兵動)やレイザーラモンRG、アキナ、ゆりやんレトリィバァ、8.6秒バズーカー・田中シングルなど人気・実力派芸人からテレビでお馴染の芸人まで登場し、総勢213人で「サマクロ2017~Summer Crossing~」を盛り上げ、今年も多くのお笑いファンがミナミの街を駆け巡りました。

よしもと漫才劇場では全5公演を開催。ビーフケーキ近藤企画「Yもと新悲劇」では、天竺鼠・瀬下、アインシュタイン・河井、プリマ旦那・河野、ニメートルズ・ケヤキが台本の一切を知らされないまま、約45分の芝居に挑戦しました。ほかに、「極」ネタライブをはじめ、人気ユニットの対決イベント「サクラライブ VS みつあみ」も。ジュリエッタ、トット、ラフ次元からなる「サクラライブ」と見取り図、吉田たち、東京から参戦のコマンダンテによる「みつあみ」軍団が激闘!「サマクロ」でしか見ることのできない勝負が繰り広げられました。

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なんばグランド花月地下のYES THEATERでは祗園・木崎がMCを務める冠イベント「KIZAKIC STATION」からスタート。よしもと漫才劇場のダンスユニット・ダンスシアターが圧巻のパフォーマンスで魅せたほか、ラニーノーズ・洲崎とジュリエッタ・藤本による祗園完コピ漫才でも沸かせました。他にも4公演が上演され、「極SPワンダーランド~ワイワイ大喜利LIVE~」ではプリマ旦那・河野がMCとなり3チームが争う大喜利大会を実施。天竺鼠・川原、コマンダンテも東京から駆けつけ、チームリーダーとして盛り上げました。

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4公演が行われたなんば紅鶴は「ハイテンション芸人大集合」で幕開け。MCはハイテンションのパイセン、矢野勝也(矢野・兵動)です。スマイルを筆頭にネイビーズアフロ、アキレスと亀らが出演、ネタ披露のほか、ハイテンションしりとりやハイテンションジェスチャーなどを繰り広げました。「ココだけトーク」ではSNS厳禁というココだけしか聞けないディープでコアなオフレコトーク満載のトークライブを。守谷日和、ジュリエッタ、吉田たち、ミキが出演。門外不出の内容で沸かせました。

なんば白鯨でもディープなイベントを4公演実施。ゲストに天竺鼠・瀬下、爆ノ介を迎えた「サマクロ映像祭」はMCにダブルアートが登場。5人の芸人が1分間の映像を作成し、MVPを決定するというもので、尊厳死をテーマにした映像を撮ったニッポンの社長・辻がMVPを獲得しました。

道頓堀の会場、G3では歌ネタ、音モノライブ5公演が行われました。ヤナギブソンがMCの「サマクロ★ラップ選手権~予選~」では、レイザーラモンRGもゲスト出演。8人の若手芸人で予選を行い、会場一発目を華々しく打ち上げました。続いて行われた「決勝」では、マユリカ・中谷、カスタネット・善家、ビスケットブラザーズ・原田、村一番・浦出が優勝を争い、最終決戦は善家VS原田で、善家が優勝を勝ち取りました。DJを担当したのはツートライブ・たかのり、エキシビジョンマッチでは見取り図・盛山VSクロスバー直撃・渡邊、ヤナギブソンVSレイザーラモンRGのバトルも繰り広げられました。

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道頓堀ZAZA POCKET'Sでは、『帰ってきた「みとぼる村」の夏祭り』が行われました。クロスバー直撃のネタの世界をお客さん参加型で楽しめる本公演。昨年もカルト的な話題を呼び、今年はさらにパワーアップ! 舞台、客席フロアーをめいっぱい使って、「みとぼる村」のひと夏の珍事件を追いました。

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ほかにもよしもとギャラリースペースでは、アート芸人たちによる小道具やアート作品の展示即売会も行われ、オープンから1時間で約半分の展示作品が売約済みになるという盛況ぶりでした。

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他に、12時の開演前から「サマクロLINE LIVE」も配信。「同期芸人SP」を題し、28期、31期、33期、34期、36期の同期芸人によるLINE LIVEを展開しました。

2017年8月24日 (木)

レイザーラモン・RG率いる東軍が完全勝利!『NANIWAdelic∞~東西芸人ラップバトル「口達者」~』レポート

8月12日(土)、東京・渋谷TAKE OFF 7にて、『NANIWAdelic∞~東西芸人ラップバトル「口達者」~』が開催されました。

よしもとと大阪のライブハウスがタッグを組んで行なっている音楽×お笑いライブハウスイベント『NANIWAdelic(ナニワデリック)』が、東京初上陸。この日、東京・ヨシモト∞ホールと同劇場の目の前にあるライブハウス・渋谷TAKE OFF 7にて開催された『NANIWAdelic ∞ FES 2017』では、音ネタ&リズムネタ芸人が集結した『OTO ETA Fever!!』、NON STYLEがMCを務めたトークライブ『NANIWAdelic ∞ ミュージックメモリートーク&ライブSP』など、さまざまなライブが行なわれました。

『口達者』はフリースタイル好きな関西芸人達が、本物のラッパーとバトルを繰り広げるライブですが、本日は東西の芸人による対抗戦。東京からはmckjというアーティスト名でも活動しているこりゃめでてーな・おお江、とろサーモン・久保田和靖、中山功太、いぬ・太田隆司が、大阪からはクロスバー直撃・渡邊孝平、セルライトスパ・肥後裕之、ラニーノーズ・山田健人、イギータ上野が参戦しました。

東軍のMCを担当するレイザーラモン・RGは「こっちにはバトルライブに出ているヤツもいるし、『フリースタイルダンジョン』に出たヤツもいる」と、西軍のMCである見取り図・盛山晋太郎を煽ります。
バトルDJはDJMitsubachiさんが、審査員は、ヒップホップユニットのDonuts Disco Deluxe(AFRA、スチャダラパー・ANIさん、ロボ宙さん)が務めることに。芸人とラッパーのラップの違いを訊かれたAFRAは「ラッパーはフローが上手で、言葉もかっこよく決めてくる。芸人さんはそこまでラップがうまくない人もいるけど、言ってることがやっぱり面白い」と分析しつつ、「今回はラップにより近いほうを高得点にしたい」と審査基準について言及。ANIさんは「厳しいジャッジしますよぉ!」と、ロボ宙さんも「若干、みなさんに押されてますが(笑)、しっかりとジャッジしたい」と語りました。
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第1試合は「シングルバトル」。8小節3ターンで1対1で行なわれるラップバトルには、東軍からはおお江、西軍からは上野が参戦します。
ラップ歴1年半の上野による先攻で始まったバトルは、静かに見守っていた中山が「ケンカしてるみたいやった!」と思わず呟いたほどヒートアップ。結果、おお江が勝利しましたが、「初対面でここまで言われるとは思わなかった」とポツリ。上野も「めちゃくちゃ強かった!」と笑顔で語り、最後はガッチリと握手しました。
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第2試合「助っ人ラップバトル」は同イベントの実行委員会がブッキングした助っ人ピン芸人とともに2対2のバトルを行なうというもので、東軍からは中山とおばたのお兄さん、西軍からは山田とZAZYといったタッグが実現。も、ゲストがお互い、ラップ初心者ということでバトルはてんやわんやの展開に......。
結果、西軍2人からの攻撃を素早くかわした中山のラップが評価され、東軍が勝利。ロボ宙さんから「気になるキャラだったけど、ラップ的にはちょっと......」と言われたZAZYは「初めてだったので、これからどんどん磨いていきたい」と意気込むも、「(ラップを続けても)すぐ飽きそう」と言われてしまいます。
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第3試合は「お客さん口説きラップバトル」。客席にいる観客1人に壇上へ上がってもらって、東西どちらの口説きが気持ちよかったのかを判定するというもの。東軍は久保田、西軍は渡邊が挑戦します。
MCの2人が客席にいた1人の女性を舞台へ招くと、大慌てで前に出て来る太田。「あの~~、俺の彼女です!」と話すと、知らなかった芸人達から驚きの声が挙がります。
太田の彼女でもあり、芸人でもあるしょーこを口説くべく、始まったラップバトル。恥ずかしげもなく甘~い言葉を囁く久保田に対して、なぜかしどろもどろの渡邊。最後には思わず「調子悪い......」と心の声まで漏れてしまいます。結果は、もちろん久保田の勝利。も、勝因はラップの出来ではなく、「ご飯をおごってくれるので!」という理由でした。
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第4試合「助っ人3人タッグバトル」は、同イベントの実行委員会がブッキングしたゲストコンビと、3対3でラップバトルを行なうというもの。
東軍は太田&マテンロウ、西軍は肥後&コロコロチキチキペッパーズといったバトルは暴露が飛び交う泥仕合に。盛山が「ウンコの投げ合い」と呆れると、ANIさんも「最低限、ルールは守らないと。そういうゲームだからね」とたしなめます。
東軍の勝利となりましたが、まだまだ言い足りない様子のコロコロチキチキペッパーズ・ナダルとマテンロウ・アントニーが1対1のシングルバトルを行なうことに。も、3小節目でアントニーから「もう喋ることねぇよ! お前の服、本当にダサい!」とシンプルな悪口が飛ぶほどのぐたぐだなバトルは、アントニーが勝利を収めました。
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最終試合は「リーダーラップバトル」。MCの盛山とRGによる直接対決です。
「ここまで東軍が勝ってるんで、このまま僕が勝っても東軍の勝ちになるんですけど」と切り出した盛山は、RGに「じゃあ、この対決で勝ったら、西軍の勝ちにしましょう!」とすんなり提案されて「え? それ、ほんまは僕がお願いしますっていうヤツじゃないですか?」と困惑した様子。
審査員の了承を得て勝利を賭けて繰り広げられたラップバトルは、ぐだぐだだった第4試合をすっかり忘れてしまうほど白熱。ドローの結果、行なわれた延長線で「ラップの仕事、寄越せ!」と煽る盛山に、「よしもとは漫才の会社。漫才がんばれば、仕事は増える!」と正論で返したRG。かなり際どいワードも飛び交ったバトルは、RGが制して東軍が全勝を飾りました。
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「1回目は西の勝ちだったように思う。けど、延長にしたほうが面白そうだったからそうした」と語ったAFRA。「盛山さんの際どいワードに対して、RGさんが温かく返すのがよかった。すごくいい試合だった」と2人を讃えました。
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その後、Donuts Disco Deluxeが圧巻のパフォーマンスを披露します。
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お客様全員と撮影を行ったエンディングでは、RGの「お願いが......『今夜はブギーバック』をやってくれませんか?」という提案を、ANIさんが「(こぶし)たかしの頼みならしょうがない。いいとも!」と快諾。全員で歌い踊って、イベントは幕を閉じました。
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【見取り図】【盛山晋太郎】【クロスバー直撃】【渡邊孝平】【セルライトスパ】【肥後裕之】【イギータ上野】【レイザーラモン】【RG】【中山功太】【とろサーモン】【久保田和靖】【いぬ】【太田隆司】【コロコロチキチキペッパーズ】【マテンロウ】【ZAZY】【おばたのお兄さん】【AFRA】

霜降り明星・ミキ・ゆりやんがネタにゲームに大奮闘!次世代をになう3組のライブ「よしもとthe NEXT」がスタート

8月23日(水)、よしもと漫才劇場にて、「よしもとthe NEXT」が開催されました。このライブは、よしもとの次世代を担うルーキーとして選ばれた霜降り明星、ミキ、ゆりやんレトリィバァの3組が、ネタとコーナーで大暴れするというもので、今回が記念すべき第1回となります。若手芸人のなかでもメキメキ頭角を現している人気者揃いとあって、チケットは早々に完売! 立ち見スペースまでぎっしり埋まった、超満員での幕開けとなりました。

スタイリッシュなオープニングVTRを経て、さっそく5人が舞台に登場! 自己紹介では、ゆりやんが「広瀬すずです」とボケると、「調子のっちゃって」を全員でキメて沸かせます。さらにせいやとゆりやん、粗品と亜生、せいやと昴生、亜生とゆりやんなどさまざまな組み合わせで、変幻自在のボケ合戦を展開。冒頭から全員、息ピッタリです。

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ところが、実はせいやとゆりやんには「仲悪い説」が!? VTR撮影日にも、せいやがゆりやんに髪の毛を20本近く抜かれたことからケンカが勃発したとか。周囲の証言を裏付けるかのように「ブス!」「チビ!」とけなし合いを始めるふたり。それがいつしか「最高の女芸人!」「最高の若手男芸人!」と褒め合いに転じ、最後は堅い握手を交わして仲の良さをアピールしていました。

このライブが始まったのは、昴生曰く「吉本が『やってください』と太鼓判を押してくれた」からだそうで、その際、「ライバルは『アキナ牛シュタイン』」と言われたとのこと。客席からは拍手とどよめきが起こり、うれしそうなメンバーでしたが、「最初はタイトルが『ミキやん明星』だった」と明かされると、思わず脱力&爆笑。今後は毎月の開催を目指して頑張りたい、と意気込みました。

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まずは、3組のネタから。一番手は霜降り明星。「趣味がなくて困っている」という粗品のため、ボウリング好きのせいやがその楽しさを伝授します。せいや演じるボウリングの珍場面やあるあるに、粗品の絶妙なツッコミが炸裂!

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続くゆりやんは、「引き際悪い女」と題し、カフェを舞台にした男女の別れをコントに。タイトル通りの引き際の悪さで、破壊力満点のオチまでノンストップで笑わせます。

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ミキの漫才は、「お肉と魚、どっちが好き?」という亜生の素朴な質問が、とんでもない兄弟げんかに発展。亜生が語る"食材の気持ち"が、昴生をどんどん追いつめ、そのたび観客は大爆笑です。

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ネタでたっぷり笑った後は、こちらもお楽しみのコーナーです。まずは「トークthe NEXT」からスタート! 初回ということで、お互いをより深く知るために、各人が「聞きたいこと」を質問していきます。最初の質問は、粗品の「お笑いやってなかったら何の仕事してましたか?」。質問者である粗品がトップを切って「指揮者」と明かすと、意外な答えに4人はビックリ。「高校でも3年間、アマチュアオーケストラで指揮者をやっていた。クラシックもよく聴く」という粗品に、「実際に指揮しているところを見せてほしい!」とリクエストします。臨場感を出すため、4人はエア楽器を携えた奏者となり、『情熱大陸』のテーマ曲を"口オケ"で演奏...するはずが、全員が次々とボケまくり収拾不能に!? しかも、いざやってみるとハマってしまい、せいやや昴生も指揮者をやりたがるなど、トークそっちのけでオーケストラコントを連発!します。

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ようやくオーケストラ熱がおさまったところで、ほかの4人も質問に回答。せいやは「先生」、亜生は「サッカー選手→消防士→イルカの調教師→安定した生活」、昴生は「心理カウンセラー」、ゆりやんは「モー娘。→芸人またはTSUTAYAのスタッフ→映画評論家」。それぞれの意外な答えとその理由に、全員が「芸人でよかったなあ」と口を揃えていました。

ふたつめの質問は亜生からの「世界があと10秒で終わります。3人入れるシェルターがあってそこに入れば助かります。自分を含めて誰を助けますか?」。ゆりやんは、まずせいやを選択。「せいやさんは雰囲気を明るくしてくれるし、いい人なんです」と理由を語ります。あとひとりはなかなか選べず、悩んだ末に粗品を選びました。曰く「粗品さんは憧れの人。粗品さんみたいにツッコめるようになりたいから」だそう。ミキについては、「兄弟が離れ離れになるのはかわいそうだと思って」選ばなかったとのことです。

この後も、せいやが「友情として」ゆりやんと「清潔感があるから」亜生を、亜生が「生きる術を知っていそうだから」粗品と直感でせいやを選び、なんとこの段階で昴生は誰からも選ばれず...。亜生に「相方とかじゃなく、家族やねんで?」と必死に訴えましたが、何とも残念な結果となりました。

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ここでトークは時間切れとなり、こんどは「NEXTリーダー争奪バトル!」に突入。メンバーのなかからリーダーを決めるべく、さまざまなゲームで対決。獲得ポイントがもっとも高かった者が、次回からリーダーを務めます。

ひとつめはリーダーに必須の知性を競う「ガチクイズ対決!」。やる気満々でのぞんだ5人でしたが、「インターネットのWWWは何の略?」という質問でいきなりつまずきます。惜しい回答はあるものの、結局誰ひとり正解できず、これは前途多難...。一方、質問の途中でボタンを押してしまったものの、見事、正解させる強運な者も。『ハリー・ポッター』シリーズのサブタイトルについての質問では、先を読んだゆりやんが「アズカバンの囚人」(3作目のタイトル)と回答するなど、驚きのシーンもありました。

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お次は体力のNo.1を決める「イス取りゲーム対決!」。4脚から順にイスの数を減らしていき、最後までイスに座っていた人が勝利となります。『オクラホマミキサー』ののどかなメロディに乗って、楽しげにイスの周りを回っていたのもつかの間、音楽が止まると情け容赦なしの死闘に! ミキによる最終決戦を制したのは、メガネを奪われながらもイスを死守した昴生でした。

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とっさの対応力を競う「ムチャブリSEでひとこと対決!」では、流れてきた効果音に合わせて面白いひとことを発し、いかに笑いを取れるかで勝負します。交通事故の音や花火の音に合わせ、5人はさまざまなボケを連発。何度も爆笑をさらい、大いに盛り上がりました。

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リーダーには運も必要、ということで、大量にわさびが入った寿司と普通の寿司で「ロシアンわさび寿司対決!」も。前半は、意外なほどに誰もわさび寿司を引かずでしたが、後半に入ると一気に状況が変化。せいややミキのふたりが次々と口を押さえて袖に駆け込むなか、粗品とゆりやんの最終決戦では、なんと揃ってわさび寿司を食べてしまうというミラクルが!

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最後は「大縄リーダーシップ対決!」で、5人での大縄飛びに挑戦。3分間のうちにみんなをまとめ、30回のジャンプを成功させなければなりません。その間、袖にいるスタッフが、各人の行動や統率力を見極めます。

ところが、全員がかけ声をかけたり語りかけたりで、なかなか縄跳びは始まりません。ようやくせいやが飛び始めるも、こんどは全員がじっと見るだけで加わらず。たまらず倒れ込むと一気にかけより、せいやを助けようと奔走します。結局、全員では1回も飛べずじまいでゲーム終了となりました。

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ここまでの5つの対決結果を合計して、「よしもと the NEXT」のリーダーに選ばれたのは、せいや! さっそくリーダーらしく、コーナーの締めも担当しましたが、先ほどの大縄飛びがたたり、途中からヘロヘロになってしまいました。

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エンディングでは、9月15日(金)に第2回が開催されることも告知。改めて満員の観客に感謝を述べたせいやは、「今日、来てくれた人はもう家族です。何でも助けます」と宣言。さらに「メンバーから重大発表があるかも」とあおりましたが、幕が下りた後にひとり再登場して「(重大発表は)ないかもしれません...」と詫びるなど、最後まで笑いがいっぱいのライブとなりました。

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【霜降り明星】【ミキ】【ゆりやんレトリィバァ】

なんばグランド花月で『大阪チャンネル』公開収録イベント『大阪発!人気もんネタ祭り!!〜夏休みブレイク芸人スペシャル〜』開催!

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8月22日(火)、なんばグランド花月で『大阪発!人気もんネタ祭り!!〜夏休みブレイク芸人スペシャル〜』が開催されました。このイベントは、関西のエンターテインメント番組を中心としたラインナップがスマホで楽しめる見放題型の映像配信型アプリ『大阪チャンネル』の公開収録イベントです。

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MCを務めたのはシャンプーハット。今回は、大阪を中心に活躍してブレイクした芸人や、これからブレイクする若手芸人が大集合するとあって、「もったいないほどのメンバーがそろっています!」、「全員が観たいと思える顔ぶれ」とのふたりの言葉に、観客の期待も高まります。

最初のブロックは、これからブレイクが期待される若手芸人が集まる「ネクスト人気モン!ブロック」。フースーヤ、電氣ブラン、ラニーノーズ、大自然、セルライトスパ、ネイビーズアフロが登場し、会場を沸かせました。

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ネタ後のアピールタイムでは、電氣ブラン、セルライトスパ、大自然、ラニーノーズらがショートコントを披露! ネタとはまたひと味違うコンパクトな笑いでお客さんを盛り上げました。

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続いてのブロックは「お帰り!人気モンブロック」。このブロックは、大阪で芸人生活をスタートさせて、現在は東京を中心に活動する芸人が集まります。登場したのは8.6秒バズーカ、コロコロチキチキペッパーズ、バンビーノ、コマンダンテ。

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ネタ後のトークでは、コロコロチキチキペッパーズ・ナダルの、東京での気になる言動や態度が話題に!? また、コロコロチキチキペッバーズの知名度を上げたギャグのひとつ、「ナダルリバースエボリューション」を久しぶりに披露! シャンプーハット・てつじを「ナダルリバースエボリューション」すると...? このエボリューションに、お客さんは大ウケ! 

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最後は「大阪人気モンブロック」。このブロックは、なんばグランド花月やよしもと漫才劇場を中心に、大阪を盛り上げるメンバーが勢ぞろい。吉田たち、アインシュタイン、和牛、スーパーマラドーナの4組が大いに会場を盛り上げました。

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ネタ後のトークでは、普段から顔を合わせているメンバーだけに「改まってトークするとなるとテレるな」とこいで。スーパーマラドーナ・田中の一発ギャグに続いて、アインシュタイン・稲田に促されて和牛・川西も一発ギャグにチャレンジすることに。相方の水田も「助けるから」と背中を押しますが...? アインシュタイン・河合は、近頃気になっているという稲田の頭の悪さと老化を感じさせるエピソードを暴露! 思わずこいでが「顔のほうがまともやん」と驚く稲田のエピソードとは?

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『大阪発!人気もんネタ祭り!!〜夏休みブレイク芸人スペシャル〜』の模様は、9月以降に3回に渡って『大阪チャンネル』有料会員限定で配信予定です!

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『大阪チャンネル』では、随時、魅力的な番組を配信中!

8月24日(木)21:30〜23:00には、『大阪チャンネル』公式Twitter、YouTubeアカウントにて、『吉本超合金BAN』を特別に生放送します! こちらもぜひチェックしていただき、今ならなんと一週間登録が無料となっていますので、この機会に『大阪チャンネル』アプリのダウンロードをよろしくお願いします!

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【シャンプーハット】【スーパーマラドーナ】【和牛】【アインシュタイン】【吉田たち】【コマンダンテ】【バンビーノ】【コロコロチキチキペッパーズ】【8.6秒バズーカ】【ネイビーズアフロ】【セルライトスパ】【大自然】【ラニーノーズ】【電氣ブラン】【フースーヤ】

2017年8月22日 (火)

東西夢の競演が実現! ナニワデリック∞フェス2017『NANIWAdelic ∞ 東西バンド頂上決戦!SALTY's vs Runny Noize~塩っ鼻~』

8月12日(土)、ヨシモト∞ホールと渋谷TAKE OFF 7の2会場にて「ナニワデリック∞フェス2017」が同時開催され、多数の芸人、ミュージシャンが登場しました。

2016年の夏から、アーティスト、アイドル、ラッパーなどジャンルを越えて才能が集い、大阪各所のライブハウスで熱いパフォーマンスを繰り広げてきた「NANIWAdelic」。そんな大阪発のお笑い×音楽イベント"NANIWAdelic"がこの夏東京に上陸し、夢の1日フェスが実現!

ヨシモト∞ホールでは"Kawaiian TV"主催のアイドルライブ、歌ネタ・音ネタを中心にしたネタの祭典、思い出をトークしながらカラオケする人気パーティー企画の3つが行われ、TAKE OFF 7では男性アイドルのものまねユニットライブ、ラップが上手い東西の芸人たちが集まり本気で対決するフリースタイルラップバトル、そして東西の人気バンドSALTY'sとRunny Noizeの夢の対バンライブの3公演が行われました。

ここではこの日のフェスのトリを飾った渋谷TAKE OFF 7での『NANIWAdelic ∞ 東西バンド頂上決戦!SALTY's vs Runny Noize~塩っ鼻~』のライブレポートをお届けします。
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東西の人気芸人バンドが競演する対バンライブ「東西バンド頂上決戦!」。この日は東京の人気塩顔ユニット「SALTY's(ソルティーズ)」と大阪で人気を博すラニーノーズのバンド「Runny Noize(ラニーノイズ)」が初共演しました。

先に登場したのはRunny Noize。ラニーノーズの2人を中心として、ベース、ドラムはミュージシャンを迎えて結成された4人組のメロコアバンドです。

けんとの「ナニワデリック最後のイベント、盛り上がっていきましょう!」の言葉とともにライブがスタート。1曲めの「Successor」でいきなりフロアは拳を上げてヒートアップ! 激しいギターリフで、バンドもフロアを盛り上げます。続く「Runny Nose」では、コーラス部分を「みんなで~!」とかけ声をかけ、一体となってコーラスするなど、早くも盛り上がるフロア。
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最初のMCでは、さっそくすざきが「いや~、しんど~!」と音を上げます。続けて「夜行バスで来た~。帰りも4列(シートの夜行バス)や~」と話すのですが、ドラムのこだまがすざきが一言いうたびに「ドドドン!」とドラムを鳴らすので、けんとが「ドンドンうるさいな~!」とツッコみます。
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さらに、まだまだ盛り上がりが足りないと感じた様子のけんとが「さっき楽屋で(SALTY'sの)松村さん(塩村さん)がみんなにダイブするって言うてたで~? 大丈夫かそんなテンションで。松村さんのこと、よけたらあかんで~!」と苦言を呈し、笑いを誘っていました。
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続いては対バン相手へ敬意を表し、SALTY'sの「ソルティードッグ」をカヴァーするRunny Noize。これにはSALTY'sファンも大喜び! すると途中から、SAXを持って塩チョ(西村ヒロチョ)が乱入! SAXを気持ちよさそうに吹きまくります。
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曲が終わると、けんとが「カヴァーっていってもあっち(SALTY's)はエアバンドで、こっちはちゃんと演奏してるから......本家越え?」と笑わせると、塩チョも「ちょっと一言いいですか?......Runny Noizeに入りたい」と爆弾発言(?)! しかも「生で演奏したのはRunny Noizeが初めてだから......ある意味あなたたちがホントのSALTY'sです」と、自ら対バン相手を"本家"と言い出す塩チョ。さらに「だってSALTY'sのギターの人なんて、さっき楽屋で『あ、ギター忘れた』って言ってたんですよ?」とメンバーの失態まで暴露し、お客さんは大爆笑!

その後もストイックにライブを続けるRunny Noize。曲はすべて英詞で、ストイックにメロコア、パンクロックな音を鳴らし続けます。すざきが「最後まで盛り上がれますか? SALTY'sが待ってるぞ!」とあおったあとは最後の曲「Bunny」へ。全8曲、あっという間のライブでした。
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続いてはSALTY'sの登場。SALTY'sは、ボーカルの塩村(テゴネハンバーグ・松村)、ギターの塩澤(ピスタチオ・小澤)、サックスの塩チョ(西村ヒロチョ)、ベースの塩野(セクシーパクチー・小野)の4人からなる世界初の塩顔男子エアバンドです。

踊りながら順番にステージに登場するメンバーにフロアは大盛り上がり。全員揃ったところでポーズを決め、「ソルティードッグ」からライブがスタートします。続いてはボーカル・塩村の「みなさん、夏を楽しんでますか? 世の中不思議なことだらけ~、パラレル!」という曲紹介から、2曲めの「パラレル」へ。
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最初のMCでは塩野がさっそく「さっきのRunny Noizeがカッコよすぎて......。普通のバンドの後にエアバンドってキツくない?」とグチをこぼします。すると塩澤も「ホントその通りだね」と同意するのですが、その声が少しヘンだったため、塩野が「どうしたの? その声」と驚いて聞くと「え、あたす?」と聞き返す塩澤。それを聞いた塩野が「そんな言い方する人、志村けんさんしかおらんわ」と呆れます。

塩澤は「さっき塩チョが『うちのギターがギターを忘れてきた』って言ってましたけど、それは僕のことです」と自己申告した後、「なので、さっき急きょ別のギターを借りたんですけど、弦が2本切れてました!......でも大丈夫です」とニッコリ。すると塩野が「僕は逆に、エアベースやのにベース背負って"バンドマンです!"みたいに今日ここに来ました」と言い、笑いを誘っていました。 

続いては、曲の前にサビをみんなで歌う練習をしてから「メンズライク」へ。サビではメンバー全員が腕を大きく左右に振って、お客さんをあおります。「白いサンタさん」ではエアバンドらしくメンバー全員が両手を使った振り付けで歌い、「好奇心の病」では曲中、塩澤が塩野にキスをしたため、フロアからは思わず悲鳴が上がっていました。
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MCで塩村が「みなさん、盛り上がってますか~!?」と聞くと、塩野がうんざりした顔で「何回おんなじこと言うねん! レパートリー作れや」とツッコみます。また、Runny NoizeがMCで"松村さん(塩村)がダイブするって言ってた"との発言を受け、「ほんまにやるの?」と聞かれますが、フロアを見渡した塩村が一言、「飛び込むなんてムリやろ」とあっさりあきらめます。しかしメンバーに励まされ、「じゃあちょっと1回いきますよ?」とその気になった塩村でしたが、背中をフロアに向け、おそるおそるゆっくり体を反らせていくポーズはまるで背面跳び(笑)のようで、ダイブとは程遠いその様子にお客さんも大爆笑!

そんなヘタレな姿を見せてしまった塩村でしたが、気を取り直し次の曲「勝手な日曜日」へ。しかし、曲が始まる直前、突然塩村が「明日は塩野の誕生日です!」と発言すると、スタッフがケーキを持って登場! ケーキといっても、よくある誕生日祝いのホールケーキではなく、ショートケーキだったのですが、それでも塩野は驚いた様子で「普通にうれしいです!」と感激を表し、曲中にもかかわらずケーキを食べていました。

ラストの「うすしおスクールデイズ」では、間奏で塩チョが「HAPPY BIRTHDAY」のフレーズを演奏したり上半身裸で踊り出したりとテンション高いパフォーマンスを披露。負けじと他のメンバーもパワフルなエアプレイを見せ、大盛り上がりの中ライブは幕を閉じました。
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アンコールではRunny Noizeも登場。けんとから「ダイブしたん?」と聞かれた塩村はことの顛末を説明しますが、けんとから「真ん中あたりまで客に運ばれなダイブって言わへんで」とダメ出しされ、「絶対あかんもん、そんなことしたら......」と、どこまでも弱気な発言で笑わせます。

その後、塩村が「『ソルティードッグ』、いける?」とRunny Noizeのメンバーに確認し、「オレ、生バンドで歌ったことないし」と、Runny Noizeの演奏で歌いたいと希望しますが、塩野に「じゃあ、オレらの(ここにいる)意味は?」とツッコまれます。しかしそんなことはおかまいなくRunny Noizeの演奏で「ソルティードッグ」を歌うと、歌い終わった直後「すごい!」と興奮したようすの塩村。けんとに「生演奏に慣れずに歌詞飛びまくってたけど(笑)」とツッコまれるのも気にせず「よかった~!」と感激している塩村に、塩チョが「だろ~?」とドヤ顔を見せていました。
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最後にRunny Noizeから、9月27日に4曲入りの1stミニアルバム『We are Runny Noize』が発売されることと、10月にワンマンライブがあることが告知され、ライブは終了。

1日だけフェスとして東京に上陸した大阪発のイベント「NANIWAdelic」。これからも、地域の壁を乗り越えた人気イベントとして発展していくことが期待されます!
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【SALTY's】【Runny Noize】