よしもとニュースセンター

芸能生活50周年を迎え、演歌とJ-POPの掛け橋として音楽界をリードし続ける水谷千重子が、きたる5月に自身が発起人となっての「キーポンシャイニング歌謡祭」を大阪、福岡、名古屋で行うことになりました。千重子ゆかりの豪華アーティストたちとともに贈る歌と笑いと涙が満載のスペクタクルリサイタルショー。さる1月20日に行われた東京・NHKホールでの公演が大きな反響を呼んだことから、新たに3大都市での開催が決定しました。3月24日（木）に開かれた記者会見には、千重子本人はもちろん二葉菖仁ファミリーの盟友・八公太郎も駆けつけ、公演に向けての意気込みや気になるゲストについて語りました。



おなじみの艶やかな着物姿で登場するなり、「今日は結婚記者発表会においでくださって...ってバカ言ってる！」とおきゃんなジョークで場を和ませた千重子。今回の会見では、お笑い好きの千重子が「あてぶりやギャグが面白い」と惚れ込んでいる若手コンビ、8.6秒バズーカーのふたりが司会を担当することに。



「ちょっとちょっと待って待って！というやつね！」と「ラッスンゴレライ」らしきフレーズを口にする大先輩・千重子の前で、緊張を隠せない様子でしたが、田中シングルはさっそく同歌謡祭についてあれこれ質問を繰り出します。

「今回の歌謡祭を立ち上げたきっかけは？」との問いには、「50年やってきたが、その間は本当に山あり谷ありで。80年代のアイドル全盛時代には、歌手をやめようと思った時期もあった。でも、千重子から歌をとったら何が残るんだと考えた時、やっぱり美貌しか残らないだろうと（笑）。そういうこともあって、また歌を頑張ってやってきたんだけど、50周年を迎え、じゃあどういった形で皆さんに恩返しできるかと考えて、開催の運びとなりました」。意気込みについては、「今回はいろんなジャンルの方が来てくださるので、垣根を越えた感じで新しい歌謡祭をやろうじゃないか、と。こういう世界観もあるんだというのを皆さんに楽しんでもらいたい」とキッパリ。「人間はやっぱり輝き続ける方が素敵」という思いから名付けた「キーポンシャイニング」の名のもと、今回もさまざまな音楽ジャンルとの融合が楽しめそうです。



同イベントにも出演する強力な助っ人、二葉ファミリーの八公太郎もここで会見場へ。「東京は渋谷の生まれ！　１、２、３、４、５、６、７、八公太郎です！」と元気いっぱいに挨拶した公太郎は、「芸人さんのギャグを間違えちゃだめだよ！」と千重子にダメ出しするも、「ちょっとお兄さん待って！だよ！」と自身もちょっぴり怪しいフレーズで笑いを誘います。千重子は「オファーはしてないのに、なんか聞きつけてくるのよ〜」と辛口コメントで歓迎しますが、公太郎は「こうやって悪口を言うんだけど、裏ではちゃんと前もって電話してきて『八ちゃん、ちょっと助けて！』って。表と裏が違うの！　いい女なんですよ！」とかわいい素顔を明かしていました。



8.6秒バズーカーからは、「僕らのネタを見てほしい。できれば一緒にやってください」と意外な提案も。「こんなチャンスないんだから！」とノリノリの千重子＆公太郎は、サングラスを着けて「ラッスンゴレライ」に挑戦。8.6秒バズーカーの後ろについてぐるぐる回り始め、オリジナリティあふれる「新生・ラッスンゴレライ」を完成させてご満悦でした。



続いては、出演者の紹介です。まずは二葉ファミリーから、八公太郎、倉たけし、六条たかやの3人。「地方のCM曲ばっかり歌ってるのよ。苦楽を共にした悪友ね」という倉、「今は歌を歌わず、2時間ドラマに出ている」という六条ですが、千重子からのオファーに二つ返事で快諾。六条については「昔、ちょっとあったのよ...」と意味深発言（？）も飛び出し場を沸かせます。



さらに、各会場とも多彩なゲストが登場！　NKHホール公演にも出演した相川七瀬さんが3会場とも出演するほか、大阪には稲垣潤一さん、ハウンドドッグの大友康平さん、そして"オネエ演歌歌手"として絶大な人気を誇る春澪が揃い踏み。福岡では岩崎宏美さん、スターダスト・レビューの根本要さん、堀内孝雄さん、そして名古屋では秋川雅史さんも加わるという豪華ラインナップとなりました。まだまだ追加発表もあるとのことなので、詳しくは公式サイトやブログ、インスタグラムをチェック！　ちなみに公太郎は「歌はいいんだけど、七瀬ちゃんとか潤一ちゃんとかは奇数が付くから気にくわない。秋川さんは歌に千が付く（千の風になって）から大好き！」と、数字へのこだわりからくる謎の不満を述べていました。



また、会見に出席できなかったゲストの方々からメッセージが届き、千重子を大感激させるひと幕も。「もしも私の夢が叶うのであれば、ザ・ピーナッツみたいに千重子さんとデュエットしてみたいです」（岩崎宏美さん）、「先生から注文があれば、どんな課題でも取り組む所存でございます」（大友康平さん）、「幼き頃よりリスペクトして参りました。競演できること夢のようです」（稲垣潤一さん）、「50周年の水谷先生のシャイニングを横でいっぱい浴びて私もキーポンしたいと思います！」（相川七瀬さん）、「また、あの夢を再現できるのですね。今から興奮して眠れません」（根本要さん）などなど、皆さんそれぞれに千重子と同イベントへの思いを綴ってくださいました。

質疑応答では、まず「お友達の友近さんの反応は？」という質問が。千重子は「『刺激を受けます』って言ってました。いろんなことにチャレンジしてて、前に向かってやっていく姿を見て、やっぱり目標を持たなきゃいけないことを、千重子さんから教えられますって」と回答。各都市で演出が変わるのかとの問いには、「あまりひいきはしたくないけど、ご当地ネタみたいなのはそれぞれ入れたい」とも。これを受けて公太郎が「大阪はたこ焼きだよ！　名古屋はういろうだよ！　福岡は意外とイカだよ！」と名物を挙げましたが、果たしてどんな形で盛り込まれるのか、期待が高まります。



「水谷千重子としての最終目標は？」という壮大な質問も。これには、現在出演しているテレビ番組『エンカメ』（朝日放送）がアメリカ・ロサンゼルスで放送されることに触れ、「ロサンゼルスでも公演して『千重ちゃーん！』って言われるようになったらうれしい。あと、レディ・ガガちゃんに千重子がプロデュースした着物を着せて、ふたりでジョインしたいなって思ってる」と答えた千重子。公太郎は「OKしてくれるかどうかだよ！　ガガちゃんすごいよ!?」と心配していましたが、「夢は大きく持たなくちゃ！」と明るく宣言していました。

最後は4人で、恒例の福井県名物「豆腐開き」。「NHKホールでの公演でもみんなでやった」という縁起物で、「『キーポンシャイニング歌謡祭』の成功と皆さまのご多幸を願って、よいしょ！　よいしょ！　よいしょ！」の掛け声とともに豆腐を割り、おめでたムードいっぱいに会見を締めくくりました。





● イベント情報

水谷千重子　キーポンシャイニング歌謡祭

【大阪公演】

日時：5月7日（土）　18:30開演

会場：大阪フェスティバルホール

ゲスト：相川七瀬、稲垣潤一、大友康平（from HOUND DOG）、春澪／八公太郎、六条たかや、倉たけし

お問い合わせ：キョードーインフォメーション☎0570−200−888（毎日10:00〜18:00）

【福岡公演】

日時：5月9日（月）　19:00開演

会場：福岡サンパレス

ゲスト：相川七瀬、岩崎宏美、根本要（from STARDUST REVUE）、堀内孝雄／八公太郎、倉たけし

お問い合わせ：GAKUONユニティ・フェイス☎0985−20−7111（月〜金 10:00〜19:00）

【名古屋公演】

日時：5月11日（水）　19:00開演

会場：名古屋国際会議場センチュリーホール

ゲスト：相川七瀬、秋川雅史、稲垣潤一、根本要（from STARDUST REVUE）／八公太郎、倉たけし

お問い合わせ：サンデーフォークプロモーション☎052−320−9100（毎日 10:00〜18:00）

水谷千重子 キーポンシャイニング歌謡祭 オフィシャルサイト　http://tickets.yahoo.co.jp/special/mizutanichieko-2015/

【水谷千重子】【八公太郎】【8.6秒バズーカー】

４月２日（土）、東京・ルミネtheよしもとにて、単独ライブ『馬鹿かしこ』を開催するラフレクラン。
2014年８月、そして2015年３月と二度に渡って行われたバトルライブで勝ち、ニューヨーク＆横澤夏子とともに、東京よしもとの若手芸人が活動するヨシモト∞ホールで"TOP"を務めてきた彼ら。コンビとしてだけではなく、ツッコミ・西村真二は元アナウンサーという経歴からメディアに出演、ボケ・きょんは明るく人懐っこいキャラクターを活かしたギャグやパフォーマンスを得意とするなど、個性的な活動を繰り広げています。

ルミネ初単独となる４月２日は、２人のコンビ結成日。新たなスタートの日に単独を開催するという実に挑戦的な試みについて、芸人そしてコンビとしての今後の展望など、とことん語ってもらいました。


（向かって左：西村真二／右：きょん）

　＊　　＊　　＊　　＊　　＊

――今回、ルミネでの単独ライブをやろうと思ったいきさつを、まず教えてください。

西村　よく「ニューヨークさんや（横澤）夏子さんがやっているからやるの？」って聞かれるんですけど、そういうことじゃなく、次のステージに向かうために必要だと思ったというか。ルミネという大きなキャパでどれくらいやれるのか。自分達のケツに火を点けるじゃないですけど、挑戦的な意味でやることにしました。
きょん　ルミネは夢のステージの１つ。本公演に出させていただいてるんですけど、ピリッと引き締まる舞台で、いつかここで単独をやりたいという気持ちが絶対的にあったので、こんなに早く叶うなんて......ありがたいなという気持ちでいっぱいです。それに、僕らのコンビ結成日である４月２日、芸歴５年目のスタートとしてやれることが何よりうれしい。普段ではできないこともやれると思うので、まさに挑戦だと思ってます

――単独タイトルを『馬鹿かしこ』にしたのは？

きょん　僕のバカな部分と、にっくん（西村）の賢い部分とってことです。
西村　今までの単独やライブのタイトルは正直なところ、適当に決めてたというか。コンビ名にかけて付けるっていう良くあるスタイルでやってたんですけど、それもダサいなと思い始めて。で、今後は２人のパーソナルな部分や特徴を掛け合わせたものをタイトルにしていきたいと思って、僕が提案しました。タイトルが僕らの取扱説明書になっている......みたいなことを表したいなって。
きょん　ポスターは、僕らがコンビを組んで最初にネタ合わせをした公園で撮影しました。
西村　僕は手に広辞苑を持って、きょんがペロペロキャンディーを持って、『馬鹿かしこ』を表現するっていう。だから、今後は例えば大学のサークルで、僕がダンスをやっていて。
きょん　で、僕がカフェーサークルなので、そういうものも題材にできそうですよね。

――話の腰を折って申し訳ないんですけど......なんですか？　カフェサークルって。

西村　わはは！　気になりますよね？
きょん　（笑）カフェを経営するサークルです。夏と冬に１ヵ月間、中目黒とか中野のレンタルスペースを借りてカフェを経営するために動いていくっていう......素晴らしいサークルなんですよ？

――（笑）。そういうお互いの特徴も今後タイトルに入れていくということですね。ラフレクランさんはコントと漫才どちらもやっていますけれど、今回も単独でも両方やられるんですか？

西村　やります。どちらで売れたいとかもないですし、どちらで（賞レースや番組に）引っかかるかも分からないんで。正直言うと、漫才が好きなのかなと思ったりするんですけど。
きょん　にっくんは漫才好きだよね。俺はでも、漫才のほうが好きとかはないよ。両方好き。
西村　あぁ、マジで？
きょん　うん。１年目の頃はコントを１本も作ってなかったんですけど、一昨年『キングオブコント』のセミファイナリストになったり、舞台袖でネタを観てくれる先輩に「コントのほうがいいんじゃない？」って良く言われるようになったりをきっかけに、作り始めたんです。

――１年目の頃から、よしもとの本社で良くネタ合わせをしていたという印象があるんですけど、ネタ作りには時間をかけるほうですか。

きょん　でも、１年目に比べたら効率は良くなったよね？　僕ら、NSCを卒業してからコンビを組んだので、当時ネタが１本もなかったというか。月曜日から金曜日までのランキングライブが月３回、それ以外にもほかのライブがある中で、ネタを量産しないと間に合わないというのがあったので、週３～４回は２人で集まってネタ合わせをしてたんです。でも、今はにっくんが持って来た設定に、２人で流れを考えたり、ひと通りやる中でボケをどんどん足していくというやり方に変わったというか。
西村　僕がある程度、幹となる部分を持っていって、２人で枝葉を付ける感覚ですよね。今回は加えて、きょんが持って来た題材も１つやるかもです。

――今回の単独には、囲碁将棋・文田（大介）さんが作家に入っているとか。

西村　そうなんですよ！　今までチーフに付いてくださっていた作家さんがテレビの仕事であまりにも忙しくなり過ぎちゃって、月に１回、多くて２回くらいしか会えなくなったんです。単独まで２ヵ月しかない中でそれだと厳しいなと思っていた時に、Facebookで「ルミネの単独をやることになりました」って書いたら、文田さんが「作家として入らせて」ってメッセージをくれて。最初は冗談かと思ってたんで、「変ないじり方しないでください」って返したら「マジだから」って。で、あれよあれよという間に入っていただくことが決まって、１～２週間後から打ち合わせを始めて週に１回は必ず参加してもらってます。

――囲碁将棋さんは『THE MANZAI』のファイナリストにも選ばれた実力派ですし、憧れている後輩芸人も多い。周りに羨ましがられるでしょう？　どうですか、作家・文田さんは。

きょん　めちゃくちゃいいです。アドバイスが!!　ちょうどいい空気を作ってくださったり、全面的にサポートしてくれるんです。頼もしいですよね、とても！
西村　マジでいい感じです。ただ、文田さんが作家に付いたからどうだという見方はされたくないというか。おこがましい言い方をすればサポート側にまわっていただいていて、あくまで設定やネタの根本は全て自分達で作っているということなので。
きょん　文田さんが「自分達と似たようなタイプの漫才師（の作家）に付くと、この設定やりたいなと思っちゃう」って話していて。たぶん、違うタイプだから付きたいと思ってくれたんだと思うんですよね。

――そういう違う視点からのアドバイスが、ネタにもいい効果を与えるだろうということですよね。

西村　そうです、そうです。僕らを肯定してくれるので、ネタ作りの雰囲気がめちゃくちゃいい。そこは本当に有り難いです。また、VTRとか舞台での立ち回りも今までと違うものになるんじゃないかなと。
きょん　オープニングVTRから楽しんでいただけるはずです。なんせ、あんなことをしたのは初めてで......ぜひ楽しみにしていてください。

――楽しみにしています。2014年８月、そして昨年３月にヨシモト∞ホールの"TOP"になりましたけど、この約１年半を振り返っていかがですか。昨年３月に"TOP"になってすぐお話を訊いた時に「（同じく"TOP"になった１年先輩の）ニューヨークさんや横澤さんとは実力の差を感じます。その中で、それぞれの個を突き詰めていきたい」と話していて。

西村　えっ！　僕ら、そんなことを言ってたんですか。

――はい。例えば、横澤さんは『ものまねグランプリ』で優勝してメディアに進出したり、ニューヨークさんはルミネでの単独を昨年も満員にして先日DVDも発売したりと華々しい活躍があった。一方で、ラフレクランさんの目に見える活動としては、すごく地道だった印象なんですけど。

きょん　ラフレクランってどちらかと言えば、西村先行型というか。元々アナウンサーだったこともあって仕事の幅が広くて『特ダネ！』にも呼ばれたりする中で、僕もこの１年くらい、ピンでの仕事が増えたんです。１クールのレギュラーではあったんですけど静岡の番組に出演させていただいたりっていうのは、以前ではなかったこと。"僕も認められた"という言い方はおかしいですけど、"きょんはこうだ"っていう認識を持ってもらえたからこそ、選んでいただけたのかなって。周りからそう思ってもらえるくらいは、少しだけ成長できたのかなって思うんです。
西村　うん。まさに仰る通り、本当に１つひとつ積み上げていった１年半だったと思います。１～２年目の時は若さと勢いから高く飛べると思ってたんです。"先輩たちをぶっこ抜いてやる！"とか息巻いてたけど足はガリガリだった。"TOP"になって冷静に現状を考えてみたら、何もできてなかったことがわかったんです。この１年半の活動も......俯瞰で観たり、他の人から観るとそんなに高くは積み上げられてないかもしれない。けど、いい礎ができてようやくジャンプできるというか、ようやく筋力が付いてここから大きく飛んでいけるっていう感覚が今はあるんです。

――"TOP"として１年半、ランキングに左右されない状況でネタを披露できたというのは、どう影響したと思いますか。

西村　個人的には善し悪しですね。絶対的な緊張感が薄まったというか......。
きょん　そこは僕も一緒です。もちろん"TOP"ってすごく有り難い存在ですよ？　MCもやらせてもらえますし、場数もたくさん踏ませてもらえる。だからこそ、ちょっとだらしなくなった部分もありました。
西村　大切なのはネタの出来ですからね。例えば、おかずクラブさんは「～Jr.」だけど１本のいいネタが評価されてテレビに出続けてるし、ピスタチオさんも"TOP"ではないけどメディアに出てるじゃないですか。僕らのほうがネタは作ってると思いますけど、結果は出ていない。だからこそ、ルミネの単独で今の僕らはどれくらいできるのかを試したいっていうのもあります。１年目の終わり、そして３年目でやった単独では例えば１あれば１しか上がらなかったけど、今ならグッと伸びたものをお見せできるというか。そういう手応えのようなものはあります。

――この１年半、いろんな経験をして成長できたことをネタに活かせるだろうということですね。

西村　そうですね。僕らの個の力を表現できるネタがどんどんできている感覚があるんですよ。これは全コンビが思っていることなんでしょうけど、自分達に合うスタイルを模索する中で、きょんが平場でどうウケて、どういうことで笑いが取れるかをネタとして昇華できるようになったんです。これまでは設定とか見せ方とかいろんな方法を試して、やみくもにやってきたところがあった。だから"なんとなくは面白いけど他の芸人さんがやったほうが面白くなるネタ"だったんですけど、自分達に合うネタを作れるようになってきて、きょんの扱い方がな？
きょん　うん。で、僕もにっくんのいいところをね。
西村　そうそう。ちょっとずつお互い分かって来たのかなっていう感じですよね。......僕、ずっと考えてきました、きょんの面白さはどうしたら伝わるんかなって。昔から「きょんって面白いでしょ？」って良く言ってたんですけど、それは地元の友達みたいな感覚のものだったんです。けど、最近は文面できちんと書けるくらい認識が変わった。感覚として、今までゼロだったものが１に進めた。この差がすごく大きいんですよ。
きょん　まだ完璧には出せてないですけど、人間味みたいなものも出て来るようにもなりましたね。
西村　この種からどうやって花を咲かせるかを考えるのは大変ですけど、現時点でいちばんフィットするやり方までは辿り着けた。あとはいろんな花を咲かせる作業をするだけなので、今年はネタを作りまくりたい。といっても、諸先輩方がやっているような年間100本つくるとかは無理なので、現実的な本数を作っていくつもりです。

――できることを100％、120％でやり切ると。

西村　はい。新ネタライブもどんどん参加していきたいですし、『しゃべれくらん』でも新ネタをバチクソやっていきます。もちろん、今やっている『彩～irodoro～Final Battle』も勝ちます。
きょん　単独もありますけど、こっちも集中して勝つしかないですね。
西村　で、いいネタを賞レースにぶつけて、必ず結果を出したい。昨年の『M-1グランプリ』は逃げ腰になっちゃって......マジで後悔したんです。今年は攻めでいきます。攻めて、攻めて勝ちます。
きょん　『キングオブコント』ももちろん、決勝を狙っていきたいですね。賞レースは絶対です！

――今までのお話を伺っていると、今年はさらなるステップアップを進める中でネタという武器をいっそう磨こうとしているんだなと感じました。

西村　だからこそ、ルミネの単独は本当に大切なんですよ。芸歴５年目のスタートにやらせてもらえる訳ですし、バシコンと決めたい。いいものにしたいんです。
きょん　いいネタをたくさんお見せできるようにね？
西村　そうだね。だから、当日までネタ合わせもしまくります。

――期待しています。では最後によしもとニュースセンターを読んでいる方へ、改めて単独ライブへの意気込みをお願いします。

きょん　俺から言うわ。えーっと......初めまして、きょんです！

――（笑）いやいや、初めてじゃないでしょ。ニュースセンターの番組もやってたじゃないですか。

西村　はははは！
きょん　そうでした（笑）。４月２日、５年目を迎えます。僕らの気合いを単独で見せたいと思っていますので、ぜひ遊びに来てください！
西村　観てくださった方々に"一皮むけたな"と思ってもらえるように、これまでの４年間で積み上げたものからいいところを継承し、悪いところは全部捨てて、型にはまらないネタをお見せします。僕らの新しいスタートになる単独の立会人に、１人でも多くの方になってもらいたいです。ぜひ劇場へ来てください！


【ラフレクラン】

３月24日（木）、東京・羽田空港第２ターミナルビル5Fにて、『島ぜんぶでおーきな祭』タイアップ よしもと女芸人『ANA 沖縄キャンペーンガール』発表会見が開催され、渡辺直美がキャンペーンガールに就任しました。

このたび、４月21日（木）から開催される『島ぜんぶでおーきな祭--第８回沖縄国際映画祭--』のタイアップ企画として決定される「ANA 沖縄キャンペーンガール」。全日本空輸株式会社兼（ANA）協力のもと、３月１日（火）より、よしもとの女芸人10名が参加しての『ANA × よしもと キャンギャル予想企画 応援して沖縄に行こう』という予想企画も実施されました。

本会見のMCを務めるのは、NON STYLE。石田が機長、井上が副機長の格好をして登場したのですが、この制服は本物!!「なかなか着られるものじゃないですよ」と興奮しきりの井上に、石田は「僕がけん玉の飛行機っていう技が得意だから着させてもらえたのでは？」と嬉々とします。負けじと、井上は「僕はANAユーザ。ダイヤモンド会員の１つ下のランクですから！」と胸を張るも、石田は「ふーん......あ、そうですか。私も同じだけ利用してますけど？」と軽くいなしました。

さらに、ノミネートされた10名を観ながら「ANAさん、大丈夫ですか？　このキャスト。ほとんど知られてないですよ？」（井上）「最悪なのは、ツジカオルコ。なぜここに並んでいるんでしょう？」（石田）と言いたい放題の２人です。

ANAが迷いに迷っている候補者として、渡辺直美、おかずクラブ、横澤夏子が登場します。ムームーをまとった直美とおかずクラブを観た石田は「ボリュームがすごい。メガ盛りって感じ」と呟き、井上は「ANAさんの偉い方！　止めるなら今のうちですよー」と心配そうに周囲を見渡します。

も、４人はまったく気にせず。直美が「選ばれるなら、ダントツあたしでしょ！　海外に良く行ってるから、飛行機のイメージは強いはず」とアピールすれば、ゆいPも「私こそふさわしいです。平愛梨さんに似てるって言われますけど、良く観てください。宮里藍さん、夏川りみさん......沖縄顔なんです」と訴えます。「インパクトを与えるという意味では、私がふさわしい」と胸を張ったオカリナには、周囲から「なんせバカボンだから」との声が。横澤は「私こそ！　頭が１つ抜けてますから！」と背の高さを強調すると、ゆいPから「それは顔が大きいから」と指摘が。そんな攻防に、石田は笑いながら「いやいや、顔の大きさいじれるほど、みんなちっちゃくない！」とツッコみます。

結果、予想投票でもダントツで１位だった直美が、キャンペーンガールに！　CAさんからのたすきが渡されると「ありがとう～！」と軽く挨拶。も、副賞として国際線ビジネスクラスの往復航空券がプレゼントされるとわかった瞬間、「どこでもいいんですか？　ありがとうございます!!」と深々とお辞儀します。
いただいた航空券でニューヨークに行きたいそうで、「前に行ったときは、ANAさんのマイルを使ってがんばってビジネスクラスで行きました。すごいんですよ、ANAのビジネス。座席がフルフラットでベッドになるの！　快適だし、ご飯もおいしい。一風堂のラーメンもあるんですよ」と説明すると、食いつくおかずクラブ。すぐさま石田が「ラーメンにいちばん食いつくな！」とたしなめます。




さらに、ANAのオリジナルキャリーバックも渡されると、「これめちゃくちゃ欲しかったんです。この上の部分が開くんですよ！　すごく嬉しいー！」とテンションアップ。はしゃぐ直美を、井上は「俺も欲しいよ。それ、完売で買えないのよ」と羨ましそうに見つめます。


残念ながらキャンペーンガールに選ばれなった３人にも、宮古島直行便の航空券のプレゼントが！　井上から「羨ましいです。プライベートで行ったことがあるんですけど、夕日が地平線に沈むのが観られたり、自然と涙が流れる景色ですよ」と話され、ゆいPは「仲いいんで、３人で行きます！」と目を見開いて答えます。
が、横澤のモノマネが好きなANAのスタッフさんが喜んでくれたらもらえるという条件付き。「あんたにかかってるわよ！」（ゆいP）「がんばって！」（オカリナ）とおかずクラブに励まされた横澤は、「パスポートを取った女」「会った瞬間からバイバイする女」を披露して笑いを誘います。
さらに、オカリナが微妙なクオリティのオカリナ演奏を披露。ジャッジを仰がれた石田は「あげたくない」と渋っていましたが、ANAさんの寛大なるご好意で無事いただけることになりました。




直美は「ANA 沖縄キャンペーンガール」として、４月１日から機内で流れるキャンペーンムービーに出演。その他、『島ぜんぶでおーきな祭～』でのレッドカーペット出演、予想企画の当選者とのお茶会など、さまざまな活動を行う予定。「沖縄、ANAさんの良さを伝えたいと思いまーす！　今後ともよろしくお願いいたしまーす！」と意気込みました。



【渡辺直美】【おかずクラブ】【横澤夏子】【NON STYLE】

グルメ・おでかけ・イベントなど、ライフスタイルを豊かにする情報を提供する「Yahoo!ライフマガジン」にて、47都道府県「住みます芸人」がご当地B級グルメを紹介するレポートが3月24日（木）～29日（火）にかけて順次公開されます。

岩手　アンダーエイジ

宮城　爆笑コメディアンズ

山形　笑福亭笑助

初日は、北海道・東北地方のB級グルメが紹介されております。
北海道の「あげいも」、青森の「コロッケ」、岩手の「焼きうどん」、宮城の「焼きそば」、秋田の「ハムフライ」、山形の「あじまん」、福島の「いかにんじん」とよく知る料理から聞きなれない料理までぜひ住みます芸人によるレポートを読んでみてください！！

北海道　しろっぷ

桂三若

青森　キューティーブロンズ

福島　ぺんぎんナッツ

3月22日（火）、よしもと沖縄花月にて「春休み ピスエグデニス寄席」が開催され、ピスタチオ、デニス、エグスプロージョン、初恋クロマニヨンが出演しました。本公演は今年3月12日にオープン1周年を迎えたよしもと沖縄花月が、1周年の感謝の意を表して企画された1周年特別公演のひとつです。

オープニングを飾ったのは、お笑いトリオの初恋クロマニヨン。まずは、比嘉憲吾が「（初恋クロマニヨンを）知らないよっていう方は奇声を発して下さい」というフリに、観客は大爆笑。

新本奨がよく職務質問されるという話題では、さまざまな職務質問コントに発展。最終的には「声かけおじさん」というあだ名をつけられた新本でした。

次に登場したのはデニス。植野行雄がやってみたい設定という剛腕でスカウトされるコントを繰り広げます。

今回共演するエグスプロージョンを意識して、単独ライブで作ったリズムネタ「ダイナシ・サンバ」を披露。軽快なサンバのリズムにのせていろんなものを台無しにし、両手を広げながら「サンバ！」と叫びます。何がどのように台無しになるか予想しながら、観客も一緒に台無しポーズで盛り上がります。

ネタに合わせた「ダイナシ・サンバ」が流れない音響ハプニングが何度も発生しましたが、松下宣夫が口頭で対処。その頑張りに会場からは大きな拍手と笑いが巻き起こっていました。

エグスプロージョンは、動画サイトで人気に火が付いたリズムネタ・踊る授業シリーズ「本能寺の変」「島原の乱」を立て続けに披露します。

トークでは、エグスプロージョンがデニスのリズムネタ「ダイナシ・サンバ」がおもしろいと絶賛。まちゃあきが言いたくてしょうがなかったのか、おばらよしおの襟が折れていることに「ダイナシ！」とツッこんでいました。最後は踊る授業シリーズ「小野妹子-遣隋使-」を披露。軽快なリズムと切れのあるダンスに会場中に歓声と拍手が響き渡っていました。

最後に登場したのは、ピスタチオ。沖縄の名産は「食べ物です」「なん〜のっ?」「本日は我々の美しさだけでも覚えて帰ってください」というやり取りに、特に子供たちの大きな笑い声が聞こえてきました。

伊地知大樹の口頭で「ガタンゴトーン」から、電車の席をカッコよく譲るネタがスタート。席を譲った小澤慎一朗の膝に座る伊地知が座ったり、突然、椅子取りゲームが始まったり、小澤が困惑する場面に会場の笑いを誘っていました。

後半は、出演者が全員登場してイメージランキングコーナーへ。あるテーマについて、観客がピスタチオ、デニス、エグスプロージョンをランク付けし、何のイメージでランキングされたかを出演者が当てていきます。最初のテーマは「優しそう（な人）」。

観客は、おばら、松下、まちゃあき、小澤、植野、伊地知とランク付けします。出演者は、「女装が似合いそう」「学ランが似合う」「犯罪者」などの珍解答が続出。コンビ同士でなかなか優しいって恥ずかしくて言えないよ～と照れくさそうにしたり、お互いの優しいエピソード話もこぼれました。

次のテーマは「友達がいなさそう」。松下宣夫が並びを見て「雨男」という回答に、客席から「なんでよ！」と鋭い野次が。「意外と沖縄が似合う」という小澤の回答に、「どんなイメージ持ってるの？」と周りからツッこまれていました。

最後は「ふけつそう」。毎回、近くに並ぶ伊地知と植野は、悪いテーマだと察知し、少しふてくされてしまいます。「お風呂1週間くらい入ってなくても平気」という解答に「惜しい」と会場がざわつきます。会場の反応に答えが分かった伊地知が「自分に言わす？」とふてくされながらも正解。沖縄の人が持っているイメージにショックを受ける2人でした。

【ピスタチオ】【デニス】【エグスプロージョン】【初恋クロマニヨン】

3月6日（日）、東京・ヨシモト∞ホールにて『スニーカー同好会in渋谷∞ホール～スニーカーお宝鑑定とレイザーラモンがスニーカー漫才披露！～』が開催され、レイザーラモン、パンサー・尾形、シソンヌ・長谷川、ネゴシックス、グッドウォーキン・上田、デルピエロ・石田さん、マテンロウ・アントニーが出演しました。

スニーカー同好会は、レイザーラモンRGの呼びかけにより集まった、スニーカーを愛してやまない芸人たちによる同好会。今回は"スニーカーお宝鑑定"と題し、それぞれ自慢のスニーカーを持ち寄り、他のメンバーはそのスニーカーにいくらの値段を付けるか＆現在の評価額はいくらなのかを紹介するコーナーと、レイザーラモンによるスニーカーをテーマとした漫才が披露されることに。

最初は恒例の「今日履いてきたスニーカー」の紹介からスタートするスニーカー同好会。RGが発売されたばかりのスニーカーを履いていたりと、皆が相変わらずのスニーカー自慢をする中、HGだけスニーカーよりも目立つ突飛な衣装が気になってスニーカーがまったく入ってきません（笑）。

また、長谷川は前回のこのコーナーで「オリラジ・藤森のジャスティン・ビーバー化」計画を実行中で、藤森にガンガンスニーカーを買わせてる、と発言していたのですが、その後どうなったかを聞かれると表情が一変。どうやら買わせすぎがたたった（？）のか、「あいつ、オレがずっと欲しくて買えなかったスニーカーガンガン買いやがって」といまいましそうにつぶやきます。

RGが「あいつ、ずっとスニーカー同好会入れてくれって言ってるよ？」と言うと、「オレが『いや、まだだ』って言ってるんです」となぜか上からの長谷川。RGはそんな長谷川に「おまえ、（藤森の）後輩やろ？」とツッコんでいました。

尾形が紹介する番になると口々に「ニセモノなんじゃないの？」と揶揄する同好会メンバー。RGがお客さんに「このイベントに初めて来たという人のために説明しておくと、尾形と言えばニセモノだから」と説明すると、すかさず尾形は「ホンモノですって！」と反論します。今回は全員による厳しい鑑定の末ホンモノということになり一安心の尾形でしたが、以前テレビ番組のドッキリで穴に落ちたとき、お気に入りのスニーカーが汚れて、その汚れが落ちないという話をした後、「だから、今後はドッキリのときはもうお気に入りを履かないようにしたい」と発言、全員から「どうやって？」とツッコミを受けていました（笑）。

するとアントニーも「僕もこの間、TBSの『（ニンゲン観察バラエティ）モニタリング』でUFOを呼ぶっていうドッキリ企画のために顔をシルバーに塗られて、ロケ後半にふと足元を見たら、顔に塗ったシルバーの塗料がスニーカーに落ちて、スニーカーがシルバーに染まってて......」と哀しい体験を告白し、最後は「オレ、ホントにTBSに拳銃持っていこうかと思いました」と安定のアメリカンジョークでお客さんを笑わせていました。


続いてはいよいよメインの「スニーカーお宝鑑定」コーナーへ。おのおの自慢のスニーカーを持ち寄り、他のメンバーは「このスニーカーを自分が買うとしたらいくらで買うか」をフリップに書きます。

石田が持ってきたナイキの「ZOOM FLIGHT'95」などは劣化していて、おそらく「履くとボロボロに崩れ落ちる」（石田）らしく、表面をさわった長谷川も「触ると蜜みたいなの（おそらく糊）が出る！」と驚いていました。付けられた値段は―500円から数万円とバラバラ。コレクターとして持っているだけでもいいから欲しいと思う人と、履けないと意味がないと思う人によってかなりバラつきの出る結果となりました。さらに、現在の市場価格を長谷川がものすごい姿勢で（ケータイで）調べ出します。それによりわかったのは「おそらく3万円」という価格。やはり履けなくても（？）価値はそれなりにあるようでした。





ここで、事前に募集をかけていたという「鑑定してもらいたいスニーカー」を持ってきてくれたお客さんのスニーカーも鑑定することに。最初のお客さんが持ってきたスニーカーを一目見るなり「'91年製ですね」という石田に一同驚愕です。さらに評価の際、さっきまでマイナスの値段を付けていたHGが急に33333円という高額査定をしたのを見て、マイナス査定された上田が「僕のハイネケン（←上田が持ってきたスニーカー）と何が違うんですか!?」と不満をぶつけていました。

続いて年代物のスニーカーを箱に入れて持ってきたお客さんの箱の中を見て「ミセスロイド入ってますね」と長谷川がポツリ。2000年に出た復刻版のスニーカーだそうで、「履けますか？」との問いに「履いたらたぶん粉々に......」と申しわけなさそうなお客さん。すると履けないスニーカーに厳しいHGが、「だいたい粉々になるんですね。それでいいんですか？　（メーカーを）訴えなくていいんですか？」と声を荒げます（笑）。

RGが「これはホンマに譲ります」と持ってきたのは「ファイブオリーブ」という、2005年あたりのジョーダンのライフスタイルシリーズのスニーカー。昨年まで履いていたというスニーカーらしいのですが、サイズは30cmとかなり大きめなせいか、「あげるでもいいや。欲しい人います？」との呼びかけに誰も反応しません。市場価格を調べてみると、新品未使用の同モデルで、サイズが28.5cmだと39900円だということが判明、拍手が起こります。改めて「欲しい人いますか？」と呼びかけるとなんと希望者が！　石田に「あげていいんですか？」と聞かれ、「ダメです」と即答するRGでしたが、希望したお客さんに「これ、もらえるんですか？」とキラキラした目で聞かれ、「......いいですよ」と小さい声で答えていました（笑）。

ここで、恒例の「箱の中身はなんでしょう？」のコーナーへ。箱に入っているスニーカーを触っただけで当てるという人気コーナーですが、今回はメイン企画ではないので、1問だけの出題となりました。今回挑戦したのは尾形、長谷川、上田の3人。目隠しをしている間にスニーカーがセットされ、まずは尾形が挑戦します。

スニーカーは「コンバース　ウェポン　赤」。いつものように、ラウンドガールならぬラウンドボーイ役のHGが正解の書かれたフリップを客席に掲げ、アピールします。

そんなにこのコーナーが得意ではない尾形に、「メーカー名だけでいいよ」と優しく言う他メンバーでしたが、それもわからない様子の尾形に業を煮やしたRGが、「じゃあローカットかハイカットかでいいよ！」と吐き捨てます。ここまで来ると誰でも分かると思うのですが、尾形は自慢げに「ハイカット！」と発言、笑いを誘っていました。

続いて交代した長谷川が「コンバースですか？　ウェポン？」と大正解！　残るは色だけなのですが、長谷川は触りながら「う～ん......。赤はわかりやすいんですけどね～。赤はあったかいんです。ただ、これはあったかくないんですよ」と発言し、「あったかい？」とRGにツッコまれます。ギブアップした長谷川に代わった上田は、触りもせずに「赤」と即答。RGに「すげえ。神の領域や」と言われた上田は「2007年に赤が出てるんですよ」と、推理で正解を導き出したことを告白します。

最後はレイザーラモンの漫才ですが、その前に上田がスニーカー漫談を披露。他の芸人は客席に座り、上田が普通の人とスニーカー好きとの金銭感覚の違いをネタにした漫談を繰り広げ、笑わせます。

そしていよいよレイザーラモンの漫才へ。ナイキが流行りすぎて、いろんなCMソングなどの曲に使われていると主張するRGが、いろんな曲に強引に「ナイキ」というフレーズを入れ込む、という歌主体の漫才を披露しました。


終わって、「いや～、ここでしかウケへんヤツ！」とやや自虐気味（？）のRGでしたが、お客さんからは好評だったようす。最後にネゴシックスと上田が展示会を開くという告知もありつつ、今回も大盛況の中イベントは幕を閉じたのでした。

●イベント情報

ネゴシックス＆グッドウォーキン上田の「原宿を地元で想像してた2人展」

日時：4月22日（金）～5月11日（水）　11：00～20：00

場所：TOKYO CULTUART by BEAMS（渋谷区神宮前3-24-7　3階）

・オープニングパーティ：4月22日　18：00～20：00

・ワークショップ「上田プラ板工房」＆「ネゴシックス ネタ参加」

日時：4月24日（日）／5月4日（水・祝）／5月5日（木・祝）　各日15：00～17：00　

参加費：1000円／要予約

・トークショー「原宿を地元で想像してた2人～90年代～2」

日時：5月8日（日） 18：00～19:30

参加費：1000円／要予約

問い合わせ：03-3470-3251　www.beams.co.jp　　arts.beams.co.jp


【レイザーラモン】【パンサー】【尾形貴弘】【シソンヌ】【長谷川忍】【ネゴシックス】【グッドウォーキン】【上田歩武】【マテンロウ】【アントニー】

３月23日（水）、東京・ヨシモト∞ホールにて、『よしもと47シュフラン2016』認定式が行われました。

吉本興業グループが2011年より全国各地で進める「エリアプロジェクト」。
その一環として昨年始まった「よしもと47（よんなな）シュフラン」は、全国47都道府県の主婦が「人にオススメしたい！」「食べてもらいたい！」「お土産にはコレ！」といった商品を主婦目線で"いいもの"を取りそろえ、一般投票やよしもと主婦芸人、有名バイヤーなどがご当地商品を審査し、金賞認定する地域活性プロジェクトです。

昨年は、128商品のお菓子・スイーツが金賞認定されましたが、今年は、6300品の候補のなかから、３部門244商品が「よしもと47シュフラン」の金賞認定を受けることとなり、会場にはマスコミだけでなく、認定証の授与のために駆けつけた各商品の販売者ら受賞者も全国から集結。

司会進行はタケトと武内由紀子が務め、株式会社オフィス内田の内田勝規代表取締役、株式会社メイクブイの尾形達也代表取締役社長の２人からの挨拶と概要説明がされた後、その後に登場したのはアベ総理！...に扮したビスケッティ・佐竹と、その秘書官に扮した相方の岩橋です。

「日本を取り戻す！　美味しいものを取り寄せる！」と力強く声を発しますが、手応えが薄かったか、「今日は野党の方が多いんでしょうか？」と問いかけ、笑いを誘う佐竹。

改めて佐竹が力強く開会宣言をし、いよいよ認定式へ移ると、「お米部門」のプレゼンターとして最初に登場したのは、とにかく明るい安村で、「お米を食べてる時の全裸ポーズ」でさっそく沸かせます。

「いっこいっこ違うんですよね」とお米への思い入れを語った後は、受賞者一人ずつに認定証を渡し、記念撮影を進める安村。
本日用に安村仕様のパッケージを用意した株式会社九州糧販『真空米（鹿児島県産 あきほなみ）』へは、「わざわざ作ってくれたんですか？」と安村が感謝を述べるシーンもありました。

続く「ごはんのお供部門」のプレゼンターは、おかずクラブ。
これまでもイベント事に試食を重ねてきた２人は、お気に入りを訊かれると、オカリナが「タラコ、鮭フレーク、なめたけ...」と目移りしながら答えれば、ゆいＰは「豚角煮カレー」（サンエイフーズ有限会社山口『長崎名物豚角煮カレー』）を挙げて、武内から「やっぱり豚角煮ですか」と納得させます。

「ごはんのお供部分」の受賞者は80名ほどかけつけ、約１時間続く認定式では、自称「99.9キロ」のゆいＰの足腰が不安材料に。
それでも「セクシーなポーズで」といったリクエストに答えるなどノリノリで撮影に臨み、株式会社霧島農産『霧島たくあん　すっきり甘口』の受賞者は、地元・宮崎のエーコープで、オカリナの母親と遭遇したといったエピソードでも盛り上がりました。

「お菓子・スイーツ部門」のプレゼンターは、かつみ♡さゆりが担当。
大阪・道頓堀にあるスイーツ店「ボヨヨンスイーツガーデン」を夫婦で営むだけに、スイーツにはうるさい２人ですが、同店が今月27日に閉店されることを明かし、一同を驚かせます。
タケトから「またYahoo!（トピック）に出るじゃないですか！」などとツッコまれながらも、持ち前の明るいキャラはそのままで、受賞者と一人ずつ記念撮影に応じた２人。

認定証の授与が終え、出演者がステージに勢揃いすると、ビスケッティ・佐竹は、『下町ロケット』での佃社長になりきって、ものづくりに励む来場者を労いつつ「安倍晋三から阿部寛に、これをアベノミ（ッ）クスと言っています」などと発言して一同を感心させます。

そして、タケトの口から『よしもと47シュフラン2016』のオリジナルソングでさゆりがソロデビューすることが発表され、驚くさゆりは「今年で47歳です！」と数字の合致にも驚き、「同級生に５人目の孫できた（笑）」とハイテンションで語りました。

その後の囲み取材では、安村やおかずクラブの体型、肌ツヤの話題で盛り上がった他、ボヨヨンスイーツガーデンを閉店するかつみは、その理由について家賃高騰などを挙げ、10店目の閉店とあり、自らを「閉店コンサルタント」「ローンＫ」と自虐的に名乗って爆笑！

また、ドラマ『天才バカボン ～家族の絆』でバカボン役を好演したオカリナですが、「結構悩んでたみたいですよ。（バカボンとは）年齢も性別も違うので（笑）」とゆいＰがその胸中を代弁すると、オカリナ自身も松下奈緒さんとは同い年なのに親子という関係性も「難しかった」と振り返ります。

最後は「料理が出来ない人にも、食べやすいおかずが揃っているので、一人暮らしの方も、いろんな方に食べていただきたいですね」（オカリナ）、「贈り物にもいいですし、パッケージとかネーミングとかも工夫しているので、みなさんにもそれが伝わるといいですね」（ゆいＰ）と金賞認定商品をPRして、囲み取材は終了しました。

『よしもと47シュフラン2016』の金賞認定商品や最新情報は、公式サイト（http://www.yoshimoto47shufuran.jp/）でご確認ください。

【とにかく明るい安村】【おかずクラブ】【かつみ♡さゆり】【ビスケッティ】【タケト】【武内由紀子】

ダンスユニット・エグスプロージョンが、一般社団法人 九州観光推進機構とコラボレーションしたYouTube動画『行っちゃって九州！ （『小野妹子〜遣隋使〜』 九州世界遺産Ver.）』を公開いたしました。

本動画は、『本能寺の変』『ペリー来航』などYouTube動画「踊る授業シリーズ」で人気を博しているエグスプロージョンによる最新曲『小野妹子～遣隋使～』の替え歌となっています。九州弁を用いながらでキレのあるダンスとともに九州の魅力を紹介しています。九州の名産のほか、2015年に文化遺産登録された｢明治日本の産業革命遺産｣が登場いたします。

URL： https://youtu.be/c0cDIJvxi8k

『行っちゃって九州！ （『小野妹子〜遣隋使〜』 九州世界遺産Ver.）』
キュキュ キュ キューキュ キューキュ キュキュ 九州〜
旅行に行くなら 結構熱いぜ！ 間違いないよ 九州〜
温泉天国 お肌がピカピカ 八十八湯 めぐりです
乗っちゃって 行っちゃって 浸かっちゃって 九州
がばーい しんけん よっ かっ たい！
九州！
てげ たいぎゃ よっ かっ たい！

「温泉だけなの？」
そんなわけない！ アホちゃうか？と ご立腹
地鶏に 黒豚 豚骨 モツ鍋 明太子に 柚子胡椒
乗っちゃって 行っちゃって 食っちゃって 九州
わぜ やっちゃ うま か ね
九州！
バリ ちかっぱ うま か ね

世界 自然遺産 屋久島　
新たに 世界 文化遺産〜！！！！　　
明治日本（の） 産業革命
16箇所は　多すぎるっ！
（テロップ：官営八幡製鐵所、遠賀川水源地ポンプ室、三池炭鉱・三池港、三角西旧港、旧グラバー住宅、
小菅修船場跡、三菱長崎造船所 第三船渠、三菱長崎造船所 ジャイアント・カンチレバークレーン、三菱長崎造船所 旧木型場、
三菱長崎造船所 占勝閣、高島炭鉱、軍艦島、三重津海軍所跡、旧集成館、寺山炭窯跡、関吉の疎水溝）

乗っちゃって　行っちゃって　見〜ちゃって　九州
がばーい しんけん どこ に しゅう！
九州！
てげ たい ぎゃ きちょ く れ！
わっぜ やっ ちゃ きて くん　しゃい！
九州！
バリ　ちかっ ぱ まっとー け ん！
熊本　宮崎　福岡 大分　長崎　鹿児島
佐賀に 遊びに 来て欲しいだけなの〜
熊本　宮崎　福岡 大分　長崎　鹿児島
佐賀に 遊びに 来て欲しいだけなの〜
キュキュ　キュ　キューキュ　キューキュ　キュキュ 九州〜
九州！

【エグスプロージョン】

トレンディエンジェルの公式アプリ『トレンディエンジェルのハゲダッシュ』をリリースいたしました。

"ハゲ"を代表するトレンディエンジェルによる爽快アクションゲームとなっています。



本アプリでは、ジャンプとスライディングで障害物を避けながら、ひたすら斎藤を走らせて走行距離を競います。

しかしながら、走るたびに"毛"散らす（髪の毛が抜け落ちる）ため、育毛剤を獲得しなければなりません。

育毛剤をたくさん獲得すると、一時的に無敵になってワイヤーアクションする斎藤が障害物を"蹴"散らします（破壊します）。

また、端末を傾けると斎藤のスピード調節が可能です。※ジャイロ機能搭載




たかしのツッコミを受けながら、新感覚ジャンプアクションをお楽しみいただけます。

≪トレンディエンジェルのコメント≫
【斎藤司】

僕達の公式アプリができました。
本当にシンプルでスマホを傾けてスピードが上がって、
ゲームオーバーの時も明るいんです！

【たかし】

僕達の色んな音声が入っているので、電車の時もイヤホンで遊んで欲しいゲームです！

紹介動画　https://youtu.be/M4pu_U31M0Y

― 『トレンディエンジェルのハゲダッシュ』アプリ概要 ―
【価格】
無料

【配信】
App Store、Google Playにて『トレンディエンジェルのハゲダッシュ』を検索、
または下記URLよりダウンロード

▼App store［iOS 7.0以上］ ※App store,iOSはApple Inc.の商標です
https://itunes.apple.com/jp/app/id1089119435?mt=8

▼Google Play［Android4.0以上］※Google Play ,AndroidはGoogle Inc.の登録商標です
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.yoshimoto.trendyangel

【トレンディエンジェル】

４月10日（日）スタートの新番組『ハッキリ５～そんなに好かれていない５人が世界を救う～』（ABC／毎週日曜午後11:15～0:10）の初回収録が、都内のスタジオで行われました。

(c)ABC

昨年10月に単発番組として放送し、好評を博した同番組。
小藪一豊（吉本新喜劇）、山里亮太（南海キャンディーズ）のレギュラー出演者を筆頭に、世間にそんなに好かれていないからこそ、嫌われることをいとわず、ハッキリとモノ申す５人が集結し、日常の些細なむかつきから社会問題にいたるまで、あらゆる事象をテーマに本音で語り合うという痛快トークバラエティです。

その第１回目には小籔、山里に加え、鈴木拓さん（ドランクドラゴン）、黒沢かずこ（森三中）、板倉俊之（インパルス）の５名が"ハッキリ５"として出演し、"画づらを明るくするゲスト"の中村静香さん、"そこそこ画づらを明るくするアナウンサー"のヒロド歩美（ＡＢＣアナウンサー）も出演。

小籔が「日曜の夜なのに、陰（いん）な５人でございますけど大丈夫ですか？　新番組感ゼロですけど」と切り出せば、「シットリと始まりました（笑）」と山里が同調するなど、独特の雰囲気のなか収録がスタート。
まずは昨年の単発番組を振り返りますが、その時から衣装が黄色いトラックスーツの鈴木さんは「俺だけ服、おかしいんですよ！」とクレームをつけるなど、さっそく悪態をつきます。

(c)ABC

今回は、「女」「芸能界」「プロ」にまつわる悪をぶった斬り、「乳をデカく見せたがるのはアホの所業！」「グラビアアイドルは性の対象となっていることを認めろ！」「『私、ワイプ得意なんですよ』というアピールはプロ意識を履き違えている！」...等々、各自が具体例を混じえながらの持論を発表し、トークを展開。
賛同や反論で盛り上がるなか、際どい質問が飛び火したゲストの中村静香さんからも、グラビアやイメージDVDにまつわるエピソードが語られました。

収録後の囲み取材には、小籔と山里が出席。
まず、レギュラー化について訊かれた小籔は、ABCの23時台（月曜～金曜）はゴールデン枠だとして、「芸人なら誰もがやってみたい時間帯の日曜の枠を任せていただけるということで、気合が入りすぎて、かなり収録が押してしまいました。例えるなら、"地元のエエ女とラブホテルに行けた"みたいな（笑）」とその喜びを表現します。
同じく山里も重責を感じているようで、「今回僕らにやらせていただいたことに対する恩を返すには、どうしたらいいか？　それは、ブレーキを外して問題発言をいっぱいすることだと思っています！（笑）」と断言。

(c)ABC

続いて、「この番組をどんな人に見て欲しい？」との質問に、小籔は「松岡修造さんみたいな、あんな心の真っ白な方も半分くらいはいらっしゃると思いますが、僕や山里みたいな性格の方も半分はいるはず。そういう人たちに"あるある"と思いながら見ていただきたい」とし、松岡さんのような方には「『自分とは違うこういう人格の奴がおるんや。気をつけよ』と思っていただけたら（笑）」と、結果的に幅広い層へ視聴を勧めるのでした。

小籔の松岡さんへの噛みつきは、これにとどまらず、「この番組をネットニュースで取り上げていただくには、エッジの効いたタイトルが必要だと思うので、『松岡修造、かかってこい！』と宣戦布告します。松岡さんにこの番組に来ていただいて対決したい。"ガンバレガンバレガンバレ"で全員がんばれると思うなよ、と（笑）」とゲストに招くプランも。

(c)ABC

また、今回の収録で、印象に残った話を訊かれると、「板倉さんが、男子が思い描くグラビアアイドルに対する偏見を解決させた瞬間があったんですよ」と山里が明かし、「黒沢のはすごいわかるなあと思ったので、僕は黒沢とは近いのかも。板倉は、もうふたひねりしているなと思いますね」と小籔も板倉の思考に興味津々。
さらに、テレビ業界などの新入社員に向けて持論を熱く語っていた鈴木さんについて、小籔は「何をしゃべっているのかもわからなかった（笑）」とコメントし、記者から笑いを誘っていました。

なお、『ハッキリ５～そんなに好かれていない５人が世界を救う～』は、民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」（http://tver.jp/）にてキャッチアップ配信を予定。 4/10（日）の初回放送から、毎週日曜日関西地区で放送された後、1週間、全国で視聴可能となります。

(c)ABC



●番組概要
タイトル：『ハッキリ５～ そんなに好かれていない５人が世界を救う～』
放送日時：4月10日（日）スタート　
毎週日曜 午後11時15分～深夜0時10分（ABCローカル）
出演：小籔千豊（吉本新喜劇）、山里亮太（南海キャンディーズ）ほか
進行：ヒロド歩美（ABCアナウンサー）


【小藪一豊】【山里亮太】【南海キャンディーズ】【黒沢かずこ】【森三中】【板倉俊之】【インパルス】