渡辺直美がベストジーニストを受賞! 第33回「ベストジーニスト2016」発表会
10月11日(火)、東京・品川ステラボールにて、第33回「ベストジーニスト2016」発表会が開催され、藤ヶ谷太輔さん、菜々緒さん、草刈正雄さん、押切もえさん、渡辺直美らが登壇しました。
1984年にスタートして以来、今年で33回を迎える「ベストジーニスト」は、日本ジーンズ協議会がジーンズを着る楽しさを多くの方々に知ってもらおうという趣旨で開催されているもの。時代がいかに変わろうと、ジーンズファッションは、その老若男女に広く愛されるカジュアルな雰囲気やチャレンジ精神を与えてくれるファッションとして、不動の人気を保っています。
今年"最もジーンズが似合う有名人"として全国からの一般投票で選ばれた「一般選出部門」には、 昨年に引き続いての受賞となる人気グループKis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔さんとモデル・女優の菜々緒さんが選ばれました。藤ヶ谷さんは2014年に初受賞して以来、今年で3回目の受賞。今回で殿堂入りとなります。
また、主催者が推薦・選出した「協議会選出部門」では、俳優の草刈正雄さん、モデル・作家の押切もえさん、お笑い芸人の渡辺直美が選ばれました。さらに、本年度は「特別貢献賞」として、アニメ「ONE PIECE」が受賞し、一般新人部門ではグランプリに長谷川侑紀さん、準グランプリに萩原菜穂さんが選ばれました。
藤ヶ谷さんがこの日はいてきたジーンズはなんと事務所の社長・ジャニーさんとお揃いの私服だそうで、「最初に受賞した年のジャニーさんの誕生日に、メンバーと相談して、あげたら面白いかなと思ってあげた」そうなのですが、はいているところを一度も見たことがないんだとか。「誰も見たことがないので、もしかしたらはいてないんじゃないかな(笑)」と苦笑します。
スキニージーンズにデニムのジャケットという"デニムonデニム"で登場した菜々緒さんは、「夢にも思っていなかったので、投票していただいてすごく嬉しい。モデルとしてファッションに関する賞はなにかしらいただきたいと思っていたので、この賞は嬉しいです。今月誕生日なんですけど、最高のプレゼントをいただきました」と笑顔を見せていました。
草刈さんは、若い頃からずっとベストジーニスト賞を欲しいと思っていたそうで、「昔からの夢が叶いました」とニッコリ。なんでも年中ジーンズをはいているんだとか。白いブラウスにジーンズというシンプルなスタイルで登場した押切さんは「まさか30代半ばになってこの賞をいただけるとは思っていなかったので嬉しい。これからもジーンズの似合う女性でいたいです」と、その嬉しさを語ります。
直美は、「たぶん今まで100kg超えの受賞者っていなかったのでは?と思うので、嬉しいです。今までにないくらい緊張しています」と謙虚なコメントを。また、ぽっちゃり体型の自分はジーンズのサイズがなく、これまではきたくてもはけないことが多かったと告白し、「ジーンズをもっと楽しみたいと思って自分のブランドで大きめのジーンズを作ったら即完だったんですよ。だから、全国のぽっちゃりさんも本当はもっとジーンズを楽しみたいと思ってるんだなって改めて感じました」と、自身の経験を踏まえて話していました。
そんな直美のこの日の衣装は、ジーンズではなくデニムのワンピース。しかも自身のブランドで作ったという1点モノで、なんと「目玉焼き柄」なのだそう。ワンピースにした理由は「無理せず、自分に合ったデニムの使い方の方がいいと思った」からだそうで、なぜ目玉焼きなのかについては、「目玉焼き、大好きなんで」と、食べ物として好きなものを柄にしたと主張。「やっぱり好きなものを着たいですし、それに忙しくてなかなか食事がとれないときには柄を見て気を紛らわせたりもできますし......」と、その意外な効能(?)まで話してくれました。また、「今日の反応を見る限り......、一般発売しようかと思います(笑)」と、発売にも意欲を見せる直美。
また、「この受賞をいちばん伝えたい人は?」という問いに答え、フリップに「元カレの吉村さん」と書き、「平成ノブシコブシの吉村さんのことなんですけど、いちばんお世話になってる先輩なんで」と前置きしつつ、"元カレ"と書いたことについては「昔なぜか週刊誌に付き合ってると書かれたことがあって。付き合った事実はまったくないんですけど、あんまり言われるんで、もう元カレでいっか、って(笑)」と説明し、笑いを誘っていました。ちなみにそんな"元カレ"吉村は、ピース・綾部のアメリカ渡米について、相方の徳井や後輩の直美は本人から事前に聞いていたのに、自分は本人から何も知らされず、テレビで知ったことにショックを受けていたそう。
日本ジーンズ協議会が行っているチャリティ活動のタイトルにちなんで、「あなたにとっての"Keep on your Jeans Spirits"は?」という質問をされ、菜々緒さんが「もっと強くなりたい」、押切さんが「日々素直に丁寧に生きていきたい」など、自身の「こうありたい」という願いについての意見を述べるなか、直美は「モデルさんもそうだと思うんですけど、やっぱり体型維持ですね。そのためにも、深夜のラーメン、深夜のすき焼きは続けたいと思いますし、100kg越えの体重をこの先10年、20年とキープしていきたいと思います。ただ、踊ったりもするので、ヒザのケアもちゃんとしたいですね」と真面目なトーンで返したため、会場は大きな笑いに包まれました。
【渡辺直美】