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11月15日(火)、東京・ルミネtheよしもとにて『あべこうじの「おしゃべりさせていただきます。」』を開催する、あべこうじがインタビューに応じました。
今年芸歴20周年を迎えるあべですが、今回始めるライブは「20周年だからやるという感じではないんです。なんだったら、20周年というのを削いだかたちにしたい」と明言。「毎年、単独みたいなライブをやっていて、ここ数年はショー的なものを見せるかたちで動いてたんですけど、漫談というか、しゃべりをメインにしたライブをやりたいなと。もういい大人なので、やることを絞った中に自分の良さを出していければいいなと思ってるんです」と語ります。
そもそも"単独ライブ"という言葉に違和感を持っていた様子。「単独ライブ......僕はピンなので、すでに単独じゃないですか。だから、そういう言葉を使うのも、と思って。だったら、ワンマンかなとも思いますけど、それも単独と同じようなことですからね。だから、今回は"ただただ、おしゃべりさせていただきます"っていう感じのライブにします」と説明します。
ここ1年半くらいで、急激に視野が広がったと話すあべ。「『よしニュー』(註:「ひかりTVチャンネル 4K」にて放送中のよしもと芸人と文化人・有識者による大人のためのニューストーク番組)のMCとかをさせてもらうようになったことが大きい。知らないニュースだらけの中、MCとして質問しなければいけない場面のである程度、ニュースをチェックしておかないといけなくなったんです」と話すように、ニュースを知ることによってこれまでとは違ったものの観方ができていたり、感心を持つ情報が増えてきたりと、いろんなことを知る絶好の機会になったそう。ものの観方が変わったことはネタにも深く影響しているそうで、「ニュース的な視点を取り入れることによって、今までとは別のものが生まれてくる。興味あることや面白いなと思うことを、今回のライブでも自分の表現にしていきたい」と意気込みます。
ネタのアイデアについては、「日々の生活の中で、イヤなこととか面白いと思ったことから考えていく。だからネタを考えるために、満員電車に乗り込んでみたりしてますよ」と言いつつ、「お客さんの中にはいろんな年代の方がいるので全員に笑ってもらえるようにしないといけない。その中で、どう崩していくか。自分色にどうやって染めるのか」と話すように、見せ方には並々ならぬこだわりがある様子。「笑ってもらえるフォーマットってあると思うんですけど、そういうのができると捨てちゃって、新たに生まれてくるものを探してしまうんです」と飽くなき探究心を持ち続けています。
新しい見せ方にこだわる姿勢は、今回のライブにも色濃く反映されているよう。
「ネタとトークってありますけど、トークだって結局つくったネタみたいなものじゃないですか。僕はつくったものなのか、つくってないものなのか、みたいに、あやふやなところがいちばん好きなのです。いろんな方向から攻めたいので、今、頭の中にあることをどうやって見せるのか考えているところです」と、この取材を受けた10月末の段階では構想中であることを明かします。まだ考えている最中ということもあって、「どうなるのか不安です」と話すあべ。写真撮影の際、「今回のライブの心境を表してください」とお願いすると、このようなポージングをしてくれました。
いつも1人でネタづくりに励んでいるそうですが、そんなあべを支えてくれるのは後輩達。「ルミネにいる後輩に喋ってみて、反応を観ながら"これネタとして使えるかな?"と判断することもありますし、ファミレスに来てもらって話すことも。その時は、強引ですけど『俺に合う話ってどういうのがあると思う?』って聞いたりもします」と発言。『R-1ぐらんぷり』で優勝した時に披露したネタは、永井佑一郎のある一言から生まれたものだそうで、「『あべさんがドレミの歌で漫談やったら面白そうじゃないですか?』って言われて。既存のものからネタをつくることはしてなかったんですけど、『俺だったらこうするかな』って言いながらその場で出てきたアイデアがネタになりました。どこにヒントが転がってるか、わからないですよねぇ」としみじみします。
芸人になってからの20年。「今も芸人としていられることは奇跡です」と答えながら「ここに来てようやく、自分の観られ方がわかりました。昔は"これ、あべさんらしいネタですね"とか言われるのがイヤだった。誰でもできることをやっているだけだと思ってたんです。でも、今は僕だからできることに固執していこうと思っています」と言い切ります。
あべといえば話芸はもちろんのこと、MCにも定評あり。芸歴の浅い若手芸人と絡むときも、その芸人の秘める個性を引き出すためにとことん追究して笑いを起こす様は、さすがの一言です。『キングオブコント』の予選では観客をリラックスさせつつ、その場を巧みな話芸で盛り上げる姿が印象的ですが、「僕は発見、感動、新しい体験っていうのがすごく好きなので、『キングオブコント』のMCは得るものが多いんです」と笑顔。「面白い人達のコントを観させてもらえる機会でもあるわけですから、ある意味、楽して面白い場にいさせてもらってるっていうことでもある。だから恩返ししたいというか、"僕がいちばん楽しんでないと、お客さんも楽しめないから盛り上げよう"っていうスタンスでやってます」と語ります。
ライブ中のトークでは、あべの怒濤のツッコミによって若手芸人の思いもよらない面白さや特徴が引き出されて爆笑が起こる瞬間をたびたび目撃しますが、「ネタ以外のところで、この人はこういうところが面白いんですっていうところを出したい。で、それを観ていた人に、"あぁ、この芸人さんはこういいうところに良さが出るんだな"って思ってもらいたいんです」と発言。ここにも、あべらしい笑いに対するストイックさが垣間見えました。
『あべこうじの「おしゃべりさせていただきます。」』は、今後も定期的に開催予定。「敢えてVol.1とはうたってません。新しい発見をこのライブでしていきたいと思ってますので、お客さんには一緒にライブをつくっていって欲しいですね」と来場を呼びかけました。
【あべこうじ】
「即興」をテーマに、台本も道具もない空っぽのステージ(EMPTY STAGE)を芸人のパフォーマンスだけで埋める、観客参加型のエンターテイメントショー『THE EMPTY STAGE』。
「即興一人喋りショー(ONE-MAN TALK SHOW)」と、アメリカ発のIMPROVISATION(インプロビゼーション)コメディのメソッドを取り込んだ「新ジャンルの即興コントショー(IMPROV SHOW featuring The Second City)」の2部構成で、2014年の初演以来、スケールアップを重ねて来ましたが、来年1月スタートの『THE EMPTY STAGE JAPAN TOUR 2017』では、初の全国ツアーを実施します。
開催地は、島根、石川、長野、宮城、東京、新潟、大阪、静岡の計8箇所!
支配人として、また即興一人喋りショー出演者として、これまで『THE EMPTY STAGE』に関わってきた千原ジュニア(千原兄弟)に、今回のツアーに対する意気込みなどを訊きました。
※『THE EMPTY STAGE JAPAN TOUR 2017』の最新情報は、公式サイト(http://the-empty-stage.jp/)でご確認ください。
* * * *
――まず、『THE EMPTY STAGE』とはどんな舞台なのか、改めてご説明いただけますか。
即興芝居と即興の喋りの2つで構成されていて、場所によっては、食事、お酒も楽しめるライブですね。即興やから出る側は、準備できない怖さ、緊張感が大きなポイントとなります。
――今回、初めて全国ツアーを行うわけですが、どんなイメージを持っていますか?
めちゃくちゃ盛り上がるかもしれませんし、見方がわからずに、不完全燃焼みたいなこともありえるかなと。そういう意味ではちょっと怖いですね。ただ、多少お客さんの参加型というか、お客さんが盛り上がっていただくことで、こっちもエンジンかかるし、こっちのエンジンかかれば、お客さんもさらに楽しんでもらえるかなと。
――ジュニアさんは、石川、東京、新潟、大阪の4箇所に出演されますね。
石川、新潟は、なかなか行く機会がないですし、楽しみですね。
――即興一人喋りショーに出演されていますが、ジュニアさんはその場でお客さんからお題をもらって、そのことについてトークするというスタイルですね。前回(8月14日)では、『宇宙人』というお題から話を展開して、バイク事故の話まで改めて聞くことができましたが、ここでも「これを話そう」みたいな準備をしているわけではないんですね。
まっさらの状態ですね。お客さんの感じを見ながら喋っていって、結局自分の思いもつかなかったところに着地するみたいなところがあります。
――お客さんからお題をもらって話すこのスタイルは、ジュニアさんが最初に始めて、他の出演者にも広がっていったとお聞きしました。
あ、そうなんですか? それはよしもとの説明不足ですね(笑)。手ぶらで舞台に出て、トークをするって聞いたんで、そうなのかなって思ってやったんですけど。実は他のみんなが、何を喋ったり、どういうシステムでやっているのか、全く知らないんです。最初はもっと入り組んでいて、お客さんからテーマを10個いただいて、この単語全部入れてトークして、オチをつけるっていう落語の三題噺の10個版みたいなのをやっていて、それはなかなか大変でした。
――今回の全国ツアーも、Q&A形式でいくわけですね。
今後どうしようかなというのはあって、ステージに立ってからシステム自体を決めるくらい、それくらい即興になるかも知れないですね。温度がわからないですし、どういうものを楽しんでいただけるんでしょうかね。
――ピースの綾部さんなどは、ジュニアさんに感化されて、Q&A形式にしたそうですよ。綾部さんと言えば、来年、アメリカで挑戦すると発表されていますが、何か思うことはありますか?
これ(即興一人喋りショー)もスタンダップコメディですからね。ツッコミが不在という意味では、共通する部分もあるでしょうし、向こうでやるにあたっては、これを経験しているのとしていないのでは、違うんじゃないでしょうか。
――ジュニアさん自身は、海外で挑戦したいという気持ちを持ったことはないんですか?
ないですね。
――陣内智則さんのロサンゼルス公演に密着したテレビ番組では、ナレーションを務めていましたが、そこは客観視していたと。
「すごいなあ、大変やろうなあ」とは思いますけど、わざわざ鉄下駄を履いて100m走るみたいなことよりは、一番いい運動靴で100m走りたいですね。
――日本で日本語がわかるお客さんを相手にということですね。
海外で、海外に住んでいる日本人に向けてということならまだあれですけど、もし海外でやれって言われたら、英語覚えてっていうことにはならないと思います。日本語でやって、同時通訳でイヤホンつけてもらうか何かでしょうね。
――話を戻して、今回の即興コントで、気になるメンバーはいらっしゃいますか?
(バッファロー吾郎)竹若が即興コントの中心になってやっているということなので、間違いないんじゃないですか。(初出演の)サバンナ八木は、作られたコントよりも、即興コントの方が、爆発力、瞬発力が出て向いているかも知れませんね。
――即興一人喋りショーでは、たむらけんじさんも同じく初出演です。
どうですかね。経営者のセミナーみたいになるんですかね。
――かもしれませんね(笑)。ちなみに、即興一人喋りショーのトリを飾るのは、静岡での千原せいじさんです。
静岡によう行っているらしいですね。番組なのか何なのか、えらい静岡に詳しいです。僕が結婚した時の食事会も静岡で開いてくれましたからね。
――ジュニアさんは、即興コントのチームに参加したいとは思われないんですか?
みんなでやる分には、楽しそうやなとは思います。
――例えば、どんなメンバーでやりたいとか?
もちろん竹若とか。同期で、僕が15歳でよしもと入った時にいろいろ教えてくれたのが竹若ですからね。あとは水玉れっぷう隊のケンとかも、2丁目劇場(心斎橋筋2丁目劇場)で一緒にやってましたし。普段、仕事で絡まない若手の子ともいろいろ刺激になるだろうから、機会があったらやりたいですね。
――最後に、今回の全国ツアーで初めて『THE EMPTY STAGE』に足を運ぶ方も多いと思いますので、そんなことを踏まえてメッセージをお願いします。
お客さん次第で、内容が大きく変わってくる貴重なお笑いライブなので、その辺も楽しんでいただきたいです。ぜひ前のめりで、参加していただけたら、その角度が強ければ強いほど楽しめると思います。
――前のめりという意味では、即興一人喋りショーでのお題の準備をして来るのもありですね。
そうですね。会場に来る道中なんかで、「こんなん聞いてやろうかな」とかと考えてくれるのもいいですね。
【千原ジュニア】
第153回芥川賞を受賞、累計発行部数251万部を記録しているお笑い芸人・ピース又吉直樹大ヒット小説「火花」原作のオリジナルドラマ「火花」
これを記念して、12月3日(土)にキャストと巡る日帰りロケ地ツアーの開催が決定しました。
ツアーには山下役の井下好井・好井ほか、
ドラマに出演しているとろサーモン村田、ザ☆忍者・大久保、
相席スタート・山﨑、ラフレクラン西村の"火花芸人"が同行。
ドラマに登場したロケ地を巡りながら、ここでしか聞けない撮影秘話を大放出します。
ドラマ「火花」を見た人はもちろんのこと、これから見る人も楽しめるスペシャルこのスペシャルツアーに、大好評の感謝の気持ちを込めて、80名を抽選で無料御招待します。
受け付けは
11月7日(月)10時から18日(金)17時まで、
サイト「ワールドツアーシステム」
Netflixオリジナルドラマ「火花」
■旅行日程
平成28年12月3日(土)日帰り
■同行芸人
山下役 好井まさお(井下好井)
大林役 村田秀亮(とろサーモン)
鹿谷役 大久保たもつ(ザ☆忍者)
由貴役 山﨑ケイ(相席スタート)
ブー・フブーブ役 西村真二・きょん(ラフレクラン)
※出演者が変更になる場合もございます。予めご了承ください。
■募集期間:平成28年11月7日(月)10時~11月18日(
■募集人数
抽選で80名様を無料ご招待させていただきます!
■お申込み方法
ご予約は先着ではございません。厳正なる抽選の上、
お1人様1回のお申込みでお願いします。
重複申し込みが発覚した場合にはお申込みを無効とさせていただき
★お申込みはこちらから!
ワールドツアーシステム
Netflixオリジナルドラマ「火花」
http://www.e-wts.co.jp/
■ご旅行代金:無料ご招待となります(バス代、
※集合前・解散後の交通費は含まれておりません。
■主なスケジュール
行程 東京駅(10:00受付/10:20出発)→都内 火花ロケ地巡り&ご昼食→14:00頃解散
※集合場所までと解散場所からの交通費・食事時飲料代・
■お客様問合せ先はこちら
ワールドツアーシステム TEL06-6626-2662
平 日 9:00~17:30 / 定休日 土・日・祝
★まだ「火花」を観ていない人はこちら!
https://www.netflix.com/jp/
11月7日(月)、東京・新宿高島屋1階JR口特設会場にて、『「カビキラー"浸透スピード3倍"高速バドミントンCHALLENGE」プレス発表会が行われ、ロバートが出演しました。
ジョンソン株式会社より発売されている、カビ取り剤市場シェアNo.1ブランド「カビキラー」。長年愛されている同商品が大活躍する年末の大掃除を前に、このたびパッケージをリニューアル。11月28日(月)より公式サイトもリニューアルとなるほか、ミュージカル調のプロモーションムービーを配信するなどカビ取り掃除の呼びかけと「カビキラー」の使用習慣促進を目的としたプロモーションを展開しています。
そんな中、11月5日(土)から本日までの3日間、同会場では「カビキラー"浸透スピード3倍"高速バドミントンCHALLENGE」というイベントが開催されました。
カビの根本に5分で浸透して根こそぎ取ってしまう"浸透スピード3倍"を掲げている「カビキラー」の3という数字にちなんで、今回のイベントに招かれたロバート。山本は「3というイメージで僕らを選んでくれたんですか?」と嬉しげですが、秋山は「あんまり3倍の良さを感じていません」と、相方2人に納得がいかない様子です。
トリオで得したことは「そんなにない」と言い切る秋山。「まず、3人でやってる感じがしないし、最近はマイナスの感じもある」と2人の戦力不足を吐露すると、「秋山1人での露出が増えてるよね」と山本。最近話題の、秋山がいろんな人物に扮装している『クリエイターズ・ファイル』を引き合いに出しながら、「3人でやれるコントを1人でやろうとしてる。3人でやろうよ!」と懇願。「1人でやれる方法を見つけたよ」としみじみする秋山に、山本は大きな危機感を抱いているようですが、馬場は全く動じず。「秋山が1人でがんばってくれるおかげで、こういうイベントにも呼んでいただける。ネタも、2人がほとんど喋っているのにお金をいただけているのでありがたい」と感謝しました。
イベント前、「ちょうどカビキラーを使ったところでした」と話す山本。「風呂に吹きかけてほっといたら、ピカピカになった。僕、細かい作業が苦手なんですけど、奥さんに尊敬の目で見られたのはカビキラーのおかげです」と感謝します。
掃除が苦手だという秋山は「年末の根こそぎ掃除はカビキラー。"またカビキラーの季節がやってきた"って思う。これからの季節の風物詩ですよね」と言いながら、即興で"浸透スピード3倍"をテーマにした歌を披露。すんなり合わせた馬場ですが、何も聞かされていなかったようで「やるんだったら、事前に言ってくれないと」と笑いながらポツリ。息ピッタリのパフォーマンスに、「幼なじみのすごさですよね」と嬉しそうな秋山です。
料理好きの馬場は、「一人暮らしなので、3人の中ではいちばん掃除してます」と発言。「ユニットバスを解体するときのためにカポって外れるところがあるんですけど、その中にカビキラーを吹きかけるといい。あと、椅子の裏側のシリコンに入れると、すぐカビが取れますよ」と普段使いしていることをアピールしました。
いよいよ、「カビキラー"浸透スピード3倍"高速バドミントンCHALLENGE」に挑戦!
中学・高校とバドミントン部に所属していたという秋山と馬場。ダブルスを組んでいたこともあったそうですが、「ひどいもんです。どの学校へ行っても、こてんぱん」(秋山)「捨て駒。負けるとわかっている枠で使われていた」(馬場)と話すように、お世辞にもうまいとは言い難いプレーぶりだったようです。
1人30球ずつ挑んだものの、山本が2点、馬場が3点、秋山が4点というまさかの凡戦に。
優勝し、副賞の「カビキラー」1年以上分のパネルを受け取った秋山は喜びつつ、「このカビキラーで、邪魔になる相方を消したりできないんですか?」と発言。「横にいさせろ!」とツッコむ山本に対して、馬場は秋山の肩をぽんぽんと叩きながら「カビの中には美味しくするものだってあるんだから。ブルーチーズとかあるでしょ? 俺たちは秋山に寄生するいいカビなんだから!」とキッパリ。開き直りとも取れる馬場の様子に、「自分達のこと、カビだってよく言えるなぁ!」と驚く秋山でした。
囲み取材では、芸人以外の仕事で活躍する馬場と山本に、秋山が「お笑いに関係ないところで名乗る"ロバート"は、フランチャイズにしようかな」と提案します。
9月に発刊した『バーミキュラでシンプルごはん』(ヨシモトブックス刊)で、馬場はロバートというトリオ名を表立って明記していないそう。そのことに不満を漏らす秋山は、馬場から「料理本って本棚に飾ったりするでしょ。そういうときにロバートってダサいから」と説明されると、目をひんむいて「屋号をダサいってふざけんな! 19年やってるのに!」と一喝。「ロバートっていう仕事には、俺に金払え。屋号をお笑い以外で使うな」と言い出すも、「じゃあ、その代金はお米でいい? 今、ロバート馬場農園で、東京ドーム6個分のお米をつくってるから!」と飄々と。先ほど自らをカビと称したことについて、秋山が「馬場は情が湧いちゃってるカビ」と喩えると、「秋山の身内にまで寄生してますからね」と笑います。
馬場より危機感を持っている様子の山本ですが、最近はボクシング関連の仕事が多く、今岡ジムでトレーナーとしてプロボクサーの育成にも携わっているんだとか。「トリオ=3で来た仕事は、今回が初めてかも。お笑い以外にもいろんな3人のグループがある中で、選ばれたなんてすごい」という秋山が「3と、カビ枠っていうのも(選考理由に)あったのかな?」と呟くと、「それマジで思われてたら、ヤバいよ!」と悲鳴。「秋山さんの相方さん、カビっぽいからオファーしよ、ってねぇ?」と乗る馬場に、スタッフさんが「そんなことはないです!」と笑いながら否定すると、報道陣からは大きな笑いが起こりました。
【ロバート】
11月6日(日)、東京・東京ドームシティホールにて、『RIZAP Presents ボディメイクグランプリ2016』が行われ、RIZAPのCMに出演中の遠藤章造(ココリコ)が審査員として登壇しました。
『ボディメイクグランプリ2016』では、全国のRIZAP会員から2400名がエントリーし、書類審査、エリアトーナメントを勝ち抜いたファイナリスト58名が集結。
ベストチェンジ部門、スタイルデザイン部門の各男女別で競われ、決勝ではポージングやプレゼントークが行われ、トレーナーとの絆を感じさせる場面が頻出したり、大勢のギャラリーからの声援もあって、大盛り上がりとなりました。
MCを務めた生島ヒロシさんからの各賞発表が盛り上がりのピークとなり、感極まる受賞者が続出。
スタイルデザイン部門女性の部でグランプリに輝いた吉田早耶香さんは、「厳しく感じたこともありましたけど、今日のためにがんばってホントによかったです」と涙ながらに感激の心境を伝えました。
遠藤は、ベストチェンジ部門のパフォーマンスが終えたところで、一旦登壇。
お約束の「ほほほーい!」で沸かせると、「かっこよくなってますし、キレイになってます」とファイナリストに讃えます。
また、「ご無沙汰ですけど、かっこよくなってますね?」と、遠藤と同じくCMで見事なベストチェンジを見せた生島さんに言葉をかけるも、「遠藤くんもスリムになってサイコー!」と返され、拍手喝采。
RIZAPで変身を遂げ、1ヶ月半が経過した遠藤ですが、「食べられるものが多いから、全然苦になってないんですね」「服のサイズが変わって、うれしい出費なんですよ」と充実した様子を報告しました。
プログラム終了後には受賞者、審査員らとのフォトセッションに続いて、生島さん、審査員を務めた写真家のレスリー・キーさんとともに囲み取材に応じた遠藤。
今日の感想を求められた遠藤は、「みなさんが前向きで、応援する方も前向きで、日本中こうなれば、みなさんが幸せになれるのになあって、みんなやればいいのになあって思いましたね。素晴らしい時間をいただきましたね」と初めて観た『ボディメイクグランプリ』の興奮ほどを伝えます。
また、プレゼントークや受賞者のコメントを聞き、「見た目がかっこよくなる、キレが出てかっこよくなるというところから入ったんですけど、こういうイベントとか見てると、意外とメンタルがいい意味で変わってくるのかなあって再確認しました」と、ボディメイクとともに前向きなメンタルに変化した出場者に感心した様子。
生島さんは、かつての『ミュージックステーション』でMCをしていた頃の映像を観たというメイクさんから「あの時よりも若く見えますよ」と言われたとのエピソードを明かすと、「失礼ですけど、僕もそう思いました。年下かなと思ってました(笑)」と遠藤が同調し、「2人とも少年になっているよね」とレスリー・キーさんも頷きました。
『RIZAP Presents ボディメイクグランプリ2016』の結果、詳細は公式サイトでご確認ください。
【ココリコ】【遠藤章造】
11月5日(土)、東京・東京都写真美術館ホールにて、映画『追憶』の初日舞台挨拶が行われ、小栗謙一監督、土田喜代一さんが登壇しました。
升本喜年さんの著書『「愛の手紙」~ペリリュー島玉砕~中川州男の玉砕』(熊本日日新聞社刊)が原案となっている本作。米国防省、米海兵隊歴史部、米国立公文書館に保存されていた膨大な映像と日本の自衛隊第8師団、NHKに残る貴重な資料によって、ペリリュー島の真実が描き出されています。
日米双方からの膨大な資料映像が観られる作品はこれまで前例がなく、歴史的にも大変意味のある作品に。美輪明宏さんによる劇中の語りも注目です。なお、本日登壇され、本作にも出演している土田さんは元日本軍海軍上等水兵で、昨年、天皇・皇后両陛下がペリリュー島へ慰霊に訪れた際にも来島されています。
上映後、まず舞台に現れた小栗監督は「昨年4月9日、天皇・皇后両陛下がペリリュー島に行かれまして慰霊された。その報道のすぐ後、プロデューサーの奥山和由さんからこの映画をつくろうと言われました」と、制作に至った経緯について説明。「映像資料はアメリカ国防総省の協力をいただいて、百巻ほどのフィルムすべてをお借りすることができた。驚くことに全てのシーンに記録が入っていたんです。つまり、何月何日、どこの海岸で誰が撮ったという記録がすべて残っていたんですね」とアメリカ側の資料の豊富さに驚きながらも、戦闘シーンの場面づくりには大いに役に立ったと話します。
また、「編集していて一番に感じたのは、戦場というのは用意周到に人を殺していく場なんだなと。私たち人間は生きる意味だけでなく、死というものにも意味を感じようとしますけど、それすらも与えてもらえないのが戦場だと強く感じました」と力強く発言。「戦争は人を殺す、敵を全滅させることが目的。そのために兵器をどんどん投入する訳ですけど、どれだけ兵器を投入しても全滅させることはできない。(それを示すのが)ご健勝でいらっしゃる土田さんの存在だと思います。昨晩、福岡から来ていただき、早い時間にも関わらず、会場へいらしていただいています。96歳の今も元気でいらっしゃる姿を、みなさまに観ていただきたいと思います」と話し、最前列で本作を鑑賞していた土田さんを呼び込みました。
2本の杖を使いながら自らの足で舞台へ上がった土田さんは、「今日はみなさん、ありがとうございました」と挨拶。「若い人は今、どんなふうに戦争を感じているのだろうか。当時、私は陛下のため、陛下のためと一生懸命がんばったものです。(ただその場に連れて来られて)ペリリュー島にいることも知らずにその場で死んだ戦友、(戦争が終わったことも知らず、同島で戦い続けていた)34名のほとんどが今はもう死んでしまった訳ですけど、陛下が慰霊のために島まで来られるとは思っていなかったと思います」と今は亡き仲間の思いを代弁しつつ、「戦死した方、そして自分の息子や家族はどうやって死んでいったのだろうと思っていた方々は、この映画を観て涙を流して"はぁ......我が親族にも見せたい"と思っているのではないでしょうか。そして、そういった家族の方々が(こういった作品がつくられて)どんなに喜んでいることか」と、戦死された方々の近親者の思いにも寄り添います。
自らが生き延びたことについて、「何回ももう駄目だと思っていたけれど、弾がひとつも当たらなかった。あの時、どうして弾が当たらなかったのだろうと思いますが、戦争の激しさを(後世の)みなさんに伝えて欲しいという何かしらの力が働いて、こうして日本に還って来られたのではないかなと思っています」と、戦争体験を伝えていくことへの使命を語りました。
土田さんの「戦争というものは、勝っても負けてもなんにもならない」という言葉に、小栗監督は「取材したふたりのアメリカ兵からも同じような話をいただきました。アメリカは戦争には勝ったけど、兵士達の心の中には未だにその時の苦しみがずっと残っていると言っていた」と同調。「土田さんがお元気でいらっしゃるのは、非常に嬉しいこと。戦争というのは全てを抹殺していく作業で、物量をかけて兵器を使って殺そうとするが、そうはしても生命はそう簡単に絶滅するものじゃないことを、身を以て舞台でお話してくださっている」と感謝しました。
土田さんからの貴重な体験が聞ける機会ということで質問を募ると、ひとりの女性が挙手。兄をペリリュー島で亡くしたそうで、「パラオへは何回も行きましたけど、こういうことを知ることができるチャンスはありませんでした。兄も母ももういませんが、最後に残った私がこういうお話を聞けて感謝しています」と静かに語ります。
35歳の男性は2年前、フジテレビで放送されたペリリュー島にまつわる特番で制作のお手伝いをしたそう。「米軍と最初に接触したのが、土田さんだと聞きました。なぜ米軍のところへ行ったんでしょうか?」と質問すると、土田さんは「機動隊が来るまで待とうという人もいれば、戦争が終わってるような気がするという者もいました。私は見張りをしていたことから、急に静かになったり、飛行機が飛ばなくなったりしたのを観ていたので、もう戦争は終わってるんじゃないかと思っていた」と返答。本当のことを知るには敵に聞いたほうがいいと思い立ち、島を走っていたジープを止めて運転手のアメリカ人に聞いたところ、「その運転手はアメリカと日本が戦争していたことすらすらなかった」とのこと。「(終戦して)1年8ヵ月も経っていましたし、34名が隠れている場所も言えない」という状況からアンガル島へ確かめに行ったところ、戦争が100%終わっていることを知ったそうです。
身振り手振りを交えて当時の状況を語る土田さんは「34名は生き延びたんだから、なんとか日本に還さないといけないということで私たちは還れました」と話しながら、「私が手を挙げたとき、(ジープを運転していた)アメリカ人はビックリしたらしいですよ」と笑いました。
最後に、小栗監督は「戦争映画にはお年寄りばかりが出てくることもあって、若い人は自分たちの問題として捉えられない。どうか若い人に、映画を観てくださいとお伝えいただければと思います」と訴えました。
11月5日(土)、東京・HMV & BOOKS TOKYOにて、映画『任侠野郎』のBlu-ray & DVD発売記念トークショーが開催され、主演の蛭子能収さん、トリンドル玲奈さん、千鳥・大悟が囲み取材に応じました。
映画『任侠野郎』は、俳優やタレントとしても活躍している漫画家・蛭子能収さんの長編映画発主演作。「蛭子さん主演でカッコいい映画がつくりたい」という思いから徳永清孝ディレクターが本作で初めての監督を、脚本は現在絶賛放送中のドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズなど数々の人気作を手がけている福田雄一さんが担当しました。
本作にて、蛭子さんは「向かうところ敵なし」と恐れられた元古里組の若頭・柴田源治を好演。トリンドルさんは正岡組の一人娘・時子を、大悟は蛭子さん演じる柴田の若かりし頃を演じています。
11月2日(水)に発売されたばかりのBlu-ray&DVDには本編ほか、撮影の舞台裏を記録したメイキング映像や舞台挨拶など、49分というボリュームのスペシャル映像も収められています。
蛭子さん、トリンドルさん、大悟はBlu-rayとDVDの購入者限定のトークイベントに参加。約1年半前に行われた撮影の様子を振り返りつつ、プレゼントコーナー、サイン会と、ファンの方々とのつかの間の触れ合いを楽しみました。
DVDについて、蛭子さんは「とにかく売れて欲しい、赤字にならない程度に。あんたのせいで赤字だよって言われたらイヤなので、なんとか」と切実。1週間で撮影したことについては「それくらいで撮れる映画だったんじゃないですか?」と飄々としつつ、「ほとんど千葉県で撮ったんですよ。飛行機の音がうるさくて何度も中断しても、1週間で撮れたんだから、よほど効率よく撮れたんでしょうね」と人ごとのように話します。
蛭子さん演じる柴田の若い頃を演じた大悟は、「蛭子さんの若い頃を演じたっていうのは、芸人ですから。いろんなところで喋れる、いいネタになるなと思った。やらせていただいてよかったですね」とコメント。「大悟さんはそういう顔してるから、役にピッタリ! 主役をやればよかった」と言う蛭子さんに、「いやいや、それじゃあ話が変わってきますよ」とたしなめる大悟。「だったら、俺が大悟さんの子供時代やるから」と言い出す蛭子さんを「無理でしょ。『ベンジャミン・バトン』じゃ、それは」と一喝します。
本作について、蛭子さんが「高倉健(が主演の映画に)に似たような作品。それを自分がやるのかと思った」とふんわりとした印象を話すと、大悟は「高倉健さんがこの役やるわけない!」とツッコミ。笑う蛭子さんは「高倉健のようにかっこよくやれればいいなと思ってました」と、演じる上でのイメージとして高倉健さんを思い描いていたことを明かしました。
当初、蛭子さんの娘役だったというトリンドルさんは「(オファーをもらったときは)嬉しかった」と発言。蛭子さんとの撮影も非常に楽しかったそうで、「蛭子さんを観ると笑っちゃうというか。ほわんとした表情をいつもしていらして、その表情を観ていると蛭子さんワールドについ引き込まれちゃいました」と振り返ります。
蛭子さんの撮影時の様子については、「すごく真面目。本番直前まで台本を持っていらして、お芝居の練習をやられていました。メイクさんの間では『蛭子さん、カッコイイね。癒されますね』という声も挙がっていました」と報告。「俺の耳には入ってこなかったなぁ」と呟く蛭子さんですが、「努力はしました。自分から提案して演じることはできませんけど、指示通りには動けますから」とキッパリ。も、「撮影の頃は頭が冴えてたんですけど、今は台詞が憶えられない。ボケが進んでるのかなぁ?」と思わぬ悩みを。すかさず大悟が「大丈夫? これが最後の出演映像にならないですよね? イヤですよ、そんなのに一緒に映るのは」とツッコミを入れると、蛭子さん、トリンドルさんはもちろん、報道陣も爆笑。「大丈夫、大丈夫。まだまだ元気だから」と笑いながら答える蛭子さんでした。
最後に、カメラに向かってBlu-ray & DVDのPRを任された蛭子さん。「発売されたので、みなさん、買っていただけるとありがたいです。よろしくお願いします」と静かに呼びかけたものの、納得がいかなかったのか、再びカメラに向かって「買ってください!」とガッツポーズ。レポーターに「いきなりやらないでくださいよ!」とツッコまれます。
そんな様子を見守っていたトリンドルさんは、「1つ目のほうがよかった......かな?」とやさしくフォロー。も、大悟が「どっちもどっちよ(笑)」と答えると、大きな笑いが起こりました。
【大悟】【千鳥】
吉本興業グループが進める「あなたの街に"住みます"プロジェクト」では、全国47都道府県において、「住みます芸人」とエリア担当社員が一丸となり、地域活性化のお手伝いをしています。今年8月には、ウーマンラッシュアワーが村本大輔の故郷である福井県おおい町の観光PR大使に就任。そしてこのたび、ふたりが出演するおおい町のPR動画が完成し、11月2日(水)、お披露目会見が行われました。
司会を務めるのは、福井県住みます芸人のクレヨンいとうと飯めしあがれこにお。中塚寛おおい町長の甥にあたるこにおは炊飯器を携え登場、景気付けに「飯めしあがってますか?」「めしあがってます!」のコール&レスポンスを試みますが、会場は微妙な反応で早くも暗雲が...。負けじと気を取り直し、夏の一大イベント「若狭おおいのスーパー大火勢(おおかせ)」や名物の名田庄漬(なたしょうづけ)など、おおい町の魅力を熱くアピールするふたり。こにおはおおい町出身の強みを生かし、「今の時期はボタン鍋や自然薯がおいしい」と季節の美味についても紹介します。
続いて、中塚町長による挨拶が。おおい町は福井県の中でダントツ1位の出生率を誇る「自然が豊かで子育てしやすい町」ですが、一方で「認知度の低さ」が悩み、とも。ウーマンラッシュアワーとのタッグで町の魅力を全国に発信していきたいと期待を寄せ、「人口8500足らずの町ですが、人と人とのつながり、絆が素晴らしい。ぜひ皆さんに訪れていただき、おおい町を楽しんでいただきたい」と呼びかけました。
ウーマンラッシュアワー登場の前に、まずは15秒バージョンのPR動画2本を上映。村本と中川パラダイス、それぞれがおおい町の町長に立候補するという設定で、町民たちを前に公約を掲げる様子が描かれています。上映後、会見場へと呼び込まれたウーマンラッシュアワーは、"候補者"らしく、揃ってスーツ姿にタスキがけ。村本はポケットに手を突っ込んだ「ドゥテルテ(フィリピン大統領)スタイル」で不敵な笑みを浮かべています。
今回のPR動画はユーザー参加型企画で、本キャンペーン用特設ホームページでどちらがおおい町長にふさわしいかを投票してもらい、その結果に応じて続編が制作されます。ここでの勝利が自身の今後につながるだけに、ふたりはライバル心むき出し。さらに動画のロングバージョンも上映され、改めて気になる公約が明らかになっていきます。
「合コンの義務化」「名物の若狭ぐじにちなんだ熟女アイドルグループの発足」など、いかにも村本らしい公約に対し、中川は「スーパー大火勢の規模を10倍に」「自分がおおい町のゆるキャラになる」と表明。動画を見終わった村本は「(自身の)公約は町民の理想。これで少子化も改善できる」と自信満々ですが、動画収録に至るまでに「コンプライアンスの問題で」却下となった公約も多かった様子です。一方の中川は「僕は福井出身ではないが、福井をどれだけ盛り上げられるがが大事」と力を込めました。
勝利した後のPR展開については、「おおい町と聞いても、まだ皆さんピンとこないはず。そこで新たな名物を作る方法を考えた」と村本。「例えば、福岡にゴマサバという名物がある。おおい町もサバが非常においしいので、ゴマサバを名物にすればいい。最初はパクリだと言われるだろうが、10年も経てばどちらが本家がわからなくなる」という構想を明かし、「10年後には僕が町長選に出馬するかもしれないので、そのときに『私がゴマサバを作った』と言える」など壮大な野望を語りました。
これを聞いていた中川は「パクリはダメ。僕は新しい名産品を作り出します」と宣言。ところが苦し紛れにひねり出したのは「毛糸の生産日本一を目指す」という何の根拠もないもので、村本からは一笑に付されてしまいます。
最終的には「いい(構成)作家を付けたなと思った」(村本)、「若狭ぐじ48なんて人気が出ると思えない」(中川)と互いの公約をけなしまくる泥仕合に。このままでは決着がつかないということで、投票スタートを前に、前哨戦として1分間の演説対決を行うことになりました。
先攻の中川は、「パーラダーイス!」「プッシュプッシュ!」など自身のギャグを盛り込みまくった内容で「福井を盛り上げる!」と宣言。しかし、中塚町長からは「福井ではなくおおい町を盛り上げてもらわないと...」と冷静なダメ出しを受けてしまいます。
おなじみのマシンガントークを炸裂させたのは村本。「町政から国政へ打って出て、おおい町に新幹線の駅を作る」という「大阪都構想」ならぬ「おおい都構想」(?)までぶち上げました。
記者の皆さんからの拍手で、勝者は村本に。果たして選挙本番ではどんな結果が出るのか、ぜひ注目してください。
この後の質疑応答では、村本が2カ月で15kg落としたというダイエットエピソードを披露。「すべてはこの町長選のため」と話し、「脂肪燃焼、炎上、おおい町! よろしくお願いします!」と韻を踏んだアピールを試みます。"炎上芸人"の異名を持つ村本ですが町民の支持は厚いとのことで、中塚町長からは「郷土の偉人」との言葉も。気を良くした村本は「日本はいま空気を読む時代だが、10のうち9が黒と言っても、1の白を貫き通すのが大事」と持論を展開。中塚町長の"後継者"としても意欲を見せましたが、町長からは「応援してるんだから、寝首をかかないように(笑)」としっかり釘を刺されていました。
おおい町 ホームページ http://www.town.ohi.fukui.jp
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