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2016年11月

2016年11月 2日 (水)

にしのあきひろ「子供にたくさん来て欲しい」と来場よびかけ! 明日3日より『えんとつ町のプペル展』が開催!!

明日11月3日(木・祝)より東京・SEZON ART GALLERYにて開催される『えんとつ町のプペル展』を前に、本日11月2日(水)、キングコング・西野亮廣こと、にしのあきひろがプレス内覧会を開きました。
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同展は、にしのが4年半の月日をかけて完成させた絵本『えんとつ町のプペル』から、41点の絵すべてをLEDで光らせて展示させるというもの。にしのの「この展覧会を入場無料で開催したい!」という思いに賛同した方々が、クラウドファンディングに参加。日本におけるクラウドファンディング史上最多支援者となる6257人から、総額4600万円超が集まったことでも話題となっています。
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LEDで絵を光らせるという方法での個展を開くに至った経緯について、にしのは「個展を開催するにあたって、1点だけギャラリーの方がご好意でLEDで光る絵をつくってくださって。それを観たときに、すごいなと。普通の絵を飾るんはやめて、光る絵にしようと思いました」と説明。すべて受注生産となるために制作費がかかるということで、クラウドファンディングで資金を募ることを考えたそうで、「こうやって無事に光る『えんとつ町のプペル展』を開催する運びとなりました」と多くの支援者に感謝します。
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入場無料というのも、にしのがこだわった点の1つ。「ギャラリーって金持ちのイメージがある。それがイヤで、子供が学校帰りに観に来られるものにしたかった。だから、子供に観に来て欲しい。絵本が親子の話でもあるので、親子で観にも来て欲しいです」と来場を呼びかけます。
「ここに運ばれるまで、どんなふうに光るのかは観ていなかった」と言うにしのは、実際に完成した光る絵を観ながら「思ったよりよかったです。自信作です」とキッパリ。「LEDで光るかたちにすれば、暗いところでも個展をやれる。鳥取砂丘の真ん中とか富士の樹海とか、カンボジアとかタイの田舎でもできるし、ゲリラでだってできる。それがすごくいいなと思ったんですよね」と語りました。
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「まぁ、個展をしたことによって、絵本が売れたらいいなということです!」と、率直にアピールします。
絵本『えんとつ町のプペル』については、「ゴミ人間っていうキャラクターが主人公なんですけど、半分は自叙伝です」と発言。「いや、僕自身を描いているというより、みなさんも周りにもあるであろう、えんとつ町のようなコミュニティの中で、はみ出しで叩かれている人達の話なんです」と説明しました。
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すでに次回作の物語もできあがってるそうで、「今後どうするかを今日話し合ってました。次は時計台の話です」と明かします。
また、囲み取材でよく聞かれている肩書きについては「こだわる必要はないなと。なんか面白いことをする人とか、ビックリさせる人とかでいい」とコメント。「じゃあ、にしのさんは?」と問われると、「僕は"ざわざわさせる人"ですかねぇ」と笑いました。
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『えんとつ町のプペル展』は、明日3日(木・祝)より11月30日(水)まで同ギャラリーにて開催。「期間中、僕もいますので、声をかけてください」(にしの)とのこと。お近くにお越しの際は、ぜひとも足を運んでみてください!


【キングコング】【西野亮廣】

笑いとスポーツを通じて未病を改善! 芸人&アスリートが神奈川県大井町に集った『ME-BYOフェスタ』レポート

10月30日(日)、神奈川県・未病いやしの里センター(仮称)にて、『ME-BYOフェスタ~笑いとスポーツの祭典~』が行われました。

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病気になってから対処するのではなく、普段の食生活や運動、社会参加など、自分のライフスタイルを見直し「未病を改善しましょう」をコンセプトに行われた今回の『ME-BYOフェスタ』。
よしもと芸人やふるさとアスリートとともに、スポーツ教室やクイズ大会、お笑いステージなど、盛りだくさんのプログラムで、参加者、来場者を楽しませました。


まず、体育館では、アトランタ五輪に出場した元体操選手の田中光による準備運動で体を温めると、『よしもとワクワク大運動会』からスタート。

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開会式ではMC担当のヒデ(ペナルティ)とともに登場した庄司智春(品川庄司)が、渾身の「ミキティー!」の咆哮で、さっそく笑いを誘うと、神奈川県大井町の間宮町長、神奈川県の中島副知事らからも挨拶が行われます。

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子供を中心とした参加者は、A~Fの6チームに振り分けられ、よしもと芸人やふるさとアスリートが以下のようにチームリーダーを務めます。
A(赤)チームには梶原雄太(キングコング)&ウルトラマラソンの原公輔、B(青)チームにカナリア&永井佑一郎、C(黄)チームにインポッシブル&北京五輪男子4×100mリレー銅メダリストの高平慎士、D(緑)にガリットチュウ&同じく北京五輪男子4×100mリレー銅メダリストの塚原直貴、E(黒)チームにセブンbyセブン&田中光、そしてF(ピンク)チームに大井町笑顔特派員も務めるスベリー・マーキュリー&バスケットボールの元日本代表選手の石橋貴俊という個性あふれる面々。

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レポーターのキクチウソツカナイ。、大井町のマスコットキャラクター「すいっぴー」も紹介された後、マイクを向けられた永井が「~ナイツ!」を連発すれば、セブンbyセブン・玉城は渾身の「すしざんまいっ!」を繰り出すなど、ギャグ合戦で会場を沸かせます。


選手宣誓に続き、最初の競技『熱血!ドッチビー』がスタート。
ボールの代わりに柔らかいフリスビーを使う以外はドッジボールと同じルールで、3分間の対戦で、どちらが多く内野に生き残れるかを競います。
ここで圧倒的な強さを見せつけたのはAチームで、1回戦でBチームを全滅させるなど、見事優勝!
また、がんばって応援していたチームには「応援ポイント」が加算されるとあり、Aチームは梶原の入れ知恵で、「お父さん、お母さん、育ててくれてありがとう!」と声を揃えるといった一幕もありました。

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2つ目の競技は『一致団結!大縄ジャンピング!』。
いわゆる大縄跳びでしたが、これがなかなかジャンプが揃わず、どのチームも1回を跳ぶのにも四苦八苦します。
そんななか、2回を跳んだAチームが連勝という結果に。

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最後の競技『絆でつなげ!チーム対抗リレー』では、1チームにつき15人がリレーをつなぎます。
大声援のなか、ここでも途中からAチームがトップを走りますが、アンカーの原公輔が転倒し、その間にCチームがトップでゴール!

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最下位のカナリア・安達が満身創痍で(?)ゴールするなど、騒然とするなか、総合結果は2位がAチームで、逆転でCチームが優勝に輝きました。
喜びを爆発させるCチームは、アンカーを務めた高平も「日本のバトンは素晴らしい!」と自画自賛。


インポッシブル・蛭川は「みんなと一緒に打ち上げいきたいです! 子供はドリンクバーね」と、参加者と芸人、アスリートがすっかり打ち解けていました。

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続いて体育館では、ネタステージが開演。
庄司と梶原がMCを務め、前説のスベリー・マーキュリーを皮切りに、レギュラー、インポッシブル、カラテカ、永井佑一郎、しずる、エグスプロージョンがそれぞれネタ披露します。

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このステージを目当てに来場した観客も多く、特にエグスプロージョンの『島原の乱』では、一緒に体を動かすファンの姿も。
また、出演者の寄せ書きサイン色紙をかけたじゃんけん大会など、終始大盛り上がりとなりました。

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続いては、『スポーツ教室』を実施。
体育館を3つに区切って、石橋貴俊によるバスケット教室、田中光による体操教室、高平&塚原によるかけっこ教室が同時進行で行われました。
約1時間ながら、トップアスリートから直接指導を受ける貴重な機会で、しずるやカラテカら芸人によるアシストもあって、参加者は充実した表情で汗を流しました。

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『ME-BYOフェスタ』では、体育館以外でもイベントが行われており、地元グルメなどが出店した売店エリアでは、『モノマネステージ・ME-BYOクイズ』も実施。
セブンbyセブン・宮平のMCで、キャベツ確認中、こりゃめでてーな、若井おさむ、セブンbyセブン・玉城が自慢のモノマネを披露し、集まった観客は爆笑!
また、健康に関する○×問題『ME-BYOクイズ』では、勝ち残った3名にオムロンの体重計が贈られた他、キャベツ確認中・キャプテン☆ザコからはバルーンアートも手渡されました。

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他にも、グラウンドでは、スペシャル講師に城彰二を迎えた『ポカリスエットサッカー教室』や、いこいの村あしがらでの『おおいにHealthy&Beauty in大井町』などが催された『ME-BYOフェスタ』。
各イベントに幅広い層の参加者が足を運び、それぞれに見合ったスタイルで楽しんだ1日となりました。


【ペナルティ】【ヒデ】【品川庄司】【庄司智春】【キングコング】【梶原雄太】【カナリア】【永井佑一郎】【インポッシブル】【ガリットチュウ】【セブンbyセブン】【スベリー・マーキュリー】【キャベツ確認中】【こりゃめでてーな】【若井おさむ】【キクチウソツカナイ。】

「SALTY's」(ソルティーズ)が2016年10月30日、∞ホールを飛び出しての初ワンマンライブが代官山UNITで開催!

2015年、巷ではあっさりした薄顔イケメンを"塩顔"と称してブームが起きている中、世界初の塩顔男子エアバンド「SALTY's」(ソルティーズ)が渋谷ヨシモト∞ホールにてデビューしたました。

そして先日2016年10月30日、∞ホールを飛び出しての初ワンマンライブが代官山UNITで開催されました。

前売り券は予定していた定数が発売と同時に即完し、急遽追加販売をしたほど。ファンにとっても待望のワンマンライブとなりました。

会場にはハロウィンのコスプレをしたお客さんも多数おり、会場のテンションは開演前にも関わらず熱気に包まれていました。

SEとともにSALTY'sメンバーがスモークの中からポージングし登場。テンションの上がったお客さんの声援に包まれスタート。

1曲目は「メンズラシク」。サビではメンバー全員が腕を大きく左右に振りお客さんをあおります。


続いては「うすしおスクールデイズ」。ファンの間でも人気の曲。

この曲では途中から塩野(セクシパクチー・小野)と塩澤(ピスタチオ・小澤)が楽器を置き、歌詞に出てくる切ない恋心を表現した振り付けで踊ります。二人のキュートな踊りや身体を重なり合わせるフォーメーションがボーイズ・ラブを連想させるためか客先からは悲鳴に近い歓声があがります。

塩チョ(西村ヒロチョ)もキレのあるダンスを披露。このようなパフォーマンスが見られるのもエアバンドならではの良さである。


つづく「勝手な日曜日」や「NOTICE」とミディアムテンポが続くと、客席も徐々にライブハウスの独特な雰囲気に慣れてきたようで、気持ち良さそうに音にあわせてゆらゆらと身体が揺れ始める。

転換時、スクリーンでは芸人ならではのVTRがはじまりました。

事前の打合せ時のVTRが映し出されているがボーカルの塩村(テゴネハンバーグ・松村)が「大きなクリスマスツリーをステージに置きたい。それがないとライブはやらない。」と無茶なわがままを急に言い始めるのだ。そんな予算はあるはずもない。ただ塩村は全く引かない。制作スタッフも頭を抱える。といったVTR。

ステージ上は転換が終わり、メンバーが登場すると、なんとクリスマスツリーがステージへ運び込まれます。

それは...なんと段ボールで組み立てられた、見るからに手作りのチープなツリー。会場は笑いに包まれる。ただ塩村はそのチープなツリーが気に入った様子。5曲目の「白いサンタさん」を気持ち込めて歌いあげました。

続いては、塩野と塩澤(相席スタート・山添)によるお客さん参加型コーナー。そして塩添が前に出て独特の笑いの世界を作り出す。普通のライブでは味わえない、音楽とお笑いを同時に楽しめる絶妙な味付けがSALTY'sのライブの醍醐味です。

そしてライブ終盤、「好奇心の病」「またここに」で会場全体が熱気でつつまれたところで本編は終了した。

アンコールが鳴り響く中、メンバーが今回のライブ用に準備した黒Tシャツに着替えステージに登場。

塩村が「今回のために新曲を作ってきました!」と話すと、今回一番の歓声があがる。曲名は「パラレル」。まさにパラレルの不思議な歌詞で掴みどころがない。


塩村の独特な世界観から生まれる歌詞は、どの曲もIQが高く興味深い。


そして、最後の曲を前にリーダーの塩村から告知が。

なんと11/2に配信デビューが決定!!


ファンもこれには大喜び。曲も「ソルティードック」と「好奇心の病」の人気曲なので、音源リリースを待ちわびていたファンは喜びもひとしおだろう。


また、12月24日クリスマスイブには渋谷∞ホールでのワンマンライブも決定。「もうクリスマスは寂しくないね」という甘いMCにも歓声があがります。

しかし、次の瞬間に空気は一変する。

メンバーの塩添がマイクを取ると、このライブでSALTY'sを脱退することを自ら発表。

会場は茫然。どうせコントだろう?と信じないファンも多い。しかしこれは事実だと塩添が何度も告げると、会場からは悲鳴がおこり、信じられないような静粛につつまれた。メンバーもあまりの会場の落胆ぶりには、驚きと戸惑いを隠せません。


塩添から「これから4人のSALTY'sを応援してください」と叫びにもちかい声量で会場に訴えると、やっと拍手が沸き起こった。ファンにとっては受け入れ難い気持ちと、応援したい気持ちが交錯している様子がうかがえる。

そんな空気の中、彼らの代表曲「ソルティードック」を披露しアンコールは終了。

ただ5人では最後となるSALTY'sをすっと目に焼き付けていたいファンからアンコールの声が鳴りやみません。


ダブルアンコールで、再度登場し本日2回目となる「うすしおスクールデイズ」を熱唱。曲の途中で、感極まった塩チョが泣き崩れる。メンバーに抱きかかえられ、涙を流しながら全員で歌い続けました。

結成からわずか1年。代官山UNITワンマンまで、ものすごいスピードで大きくなってきたSALTY's。塩添の脱退は残念ではありますが、4人となったSALTY'sは、更に次の大きなステージに向かって間違いなく進んでいくと確信したライブとなりました。

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2016年11月 1日 (火)

藤井隆が本格ミュージカルの舞台に出演! ミュージカル『ビッグ・フィッシュ』製作発表記者会見

111日(火)、東京・椿山荘にてミュージカル『ビッグ・フィッシュ』製作発表記者会見が開催され、出演者である川平慈英さん、浦井健治さん、霧矢大夢さん、赤根那奈さん、藤井隆、鈴木福さん、ROLLYさん、演出の白井晃氏が登壇しました。
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2003年に世界中で大ヒットしたティム・バートン監督の映画『ビッグ・フィッシュ』が2013年にブロードウェイの舞台でミュージカルとして甦り、物語の魅力はそのままに、全編にわたって美しい歌や楽しいダンスで彩られ、大きな感動を巻き起こしました。

自らの体験談を大げさに語り、聞く人を魅了する父エドワードと、いつしかその話を素直に聞けなくなってしまった息子ウィルを取り巻く人間模様が描かれた、暖かくて美しい愛の物語ーー。そんな本作がこの度日本初上陸を果たすことになり、演出を『ロンドン版 ショーシャンクの空に』『アダムス・ファミリー』など、確かな演出力で多くの話題作を生み出した白井晃氏が手がけます。

「舞台版ではより父と息子の物語が強調されていて、音楽も素晴らしいので、みなさんに思いっきり歌っていただきたいなと思います」と話す白井氏。
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「最初にオファーが来たときはドッキリかと思った(笑)」という川平さん。「ふだん『むむ』とか『クゥ!』とか言ってる人間が、東宝? 日生劇場? こんな大きな組織(笑)で主演なんて大丈夫かな......と二の足を踏んでいたんですが、作品が本当に素晴らしくて、『この大きな魚を逃してはいけない、むむ!』と思いました」と、タイトルに絡めて熱く意気込みを語ります。
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川平さん演じるエドワードの息子・ウィル役の浦井さんは「ティム・バートン作品の中で『ビッグ・フィッシュ』がいちばん好きなので、やらせていただけて光栄です」と笑顔。「僕の子ども時代を(鈴木)福くんが演じてくれるんですけど、何か共通点がないかと思ったら僕も福くんもけん玉をやっていて。さっき楽屋で何かできればいいねって2人で話してました。......あ、けん玉のシーンはないんですけど(笑)」と話し、笑いを誘っていました。
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エドワードの妻・サンドラ役の霧矢さんとウィルの妻・ジョセフィーン役の赤根さんは、同じ宝塚の月組出身で、宝塚時代には相手役を務めたこともある親しい間柄なんだそう。霧矢さんは「まさか嫁姑の役で再会するとは思いませんでした。いじめます(笑)」と茶目っ気たっぷりに語ります。
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エドワードの幼なじみ、ドン・プライス役を演じる藤井は「私は吉本興業に所属しているのですが、この舞台を機に東宝芸能に所属したいと思ってます」と話し、笑わせたあと「いろいろとご迷惑をおかけしてしまうと思うんですけど、本番ではちゃんとしますのでよろしくお願いします!」と深々とお辞儀していました。
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ティム・バートンの大ファンだと話すROLLYさん。数年前にティム・バートンのプライベート・パーティに潜入したことがあると明かし、「『ビッグ・フィッシュ』が大好きです!」と監督に直接伝えたというエピソードを披露したあと、「この舞台が大成功し、私のプロフィールに"『ビッグ・フィッシュ』日本版参加"が刻まれたことを誇りに思えるよう精進を重ねます」と意気込みます。ちなみにこの日のメイクはKISSのジーン・シモンズ風の富士額を描いたところが新しいチャレンジなんだそう。
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自らの体験談を大げさに語る主人公・エドワードにちなみ、「大げさな話をしたことは?」と聞かれると、藤井は「3歳の時に右腕を複雑骨折して手術したんですけど、その時に血液型がO型だって言われたんです。でも、16歳の時に献血に行ったら『A型ですね』って言われまして......。それまでおおらかに生きてきたのに、急に神経質?って思って戸惑いました」と不思議なエピソードを披露。自分ではどちら(の性格)だと思うか聞かれると、「おおらかな方でいきたいと思います」と希望を語りつつ「でも実際はA型だって言われてるので......お稽古では気をつけます(笑)」と話します。
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一方ROLLYさんは、「54年前に実際にあった話なんですけど......」と前置きし、自分が54年前に父親が食べたレバニラ炒めのレバーであったと大げさと言えるかどうかもよくわからない微妙なホラ話(?)を披露し、爆笑を誘います。さらに、「今朝も来る途中に渋滞に巻き込まれて、運転中にお腹が痛くなりまして......。着いてから急いでトイレをお借りしたら、オシッコが止まらなくて......。おかしいと思ったら夢でした」とまさかの2連発で大げさな話(?)をしていました。
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イベント終了後の囲み取材では、白井氏がキャスティングを考える際に「こんな大変なこと、誰がやれるんだ......」と自問自答しているうちに「そうだ、川平さんがいた!」と閃いたと明かし、川平さんも「自分になかったような新しい引き出しを引き出せたらなと思って、自分でも自分に期待しています」と、改めて意気込みを語ります。
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鈴木さんについて「彼は石原裕次郎みたいな貫禄があるから『ボス』って呼ぼうかな」と話すROLLYさんに、鈴木さんが「やめてください(笑)」とはにかむ一幕も。
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藤井も「白井さんから直接お話をいただいて、『ぜひ!』とお返事したんですけど、後から日生劇場での公演と聞いて驚いて。大丈夫かなと思ったんですけど、今日キャストのみなさんが暖かく迎えてくださったので楽しみになりました」と安心したように笑顔で話していました。
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座長としての挨拶を求められた川平さんは、「毎ステージ、絶対負けられない戦いを繰り広げたい」「日生劇場という、僕にとっての聖地で素晴らしいゴールを決めて、大勝利を収められたら」とサッカーを連想させるコメントを連発。最後に「みなさん、日生劇場に来ていいんです!」と結び、会見を締めくくりました。
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ミュージカル『ビッグ・フィッシュ』は、2017年2月7日から28日まで東京・日生劇場にて上演。チケットは11月26日より発売されます。
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【藤井隆】

若井おさむ、演出家の「ガンダムネタ、入れる余地はある」との発言に驚嘆!! 舞台『こと~築地寿司物語』制作発表会

11月1日(火)、東京・築地玉寿司 築地晴海通り店にて、舞台『こと~築地寿司物語』の制作発表会が行われ、若井おさむが出席しました。
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本舞台は、昨年90年目を迎えた築地玉寿司において日本初の女寿司店の店主として自らが板場に立って店を切り盛りした、中倉ことの奮闘を描いたもの。愛する夫を亡くし、板前は戦地に獲られて、爆撃されて店さえも容赦なく燃やされながらも、明るく生きた女性の姿を生き生きと描きます。なお、若井は玉寿司の若き板前・小野田茂を演じます。
脚本は『ナースのお仕事』『ごくせん』『1リットルの涙』など大ヒットドラマを数々世に送り出した江頭美智留さん、演出は新進気鋭の中野敦之さんが担当。本日の発表会には、主人公・中倉ことを演じる鳳恵弥さん、寿司職人・矢沢源太を演じるIKKANさん、宮内食鳥店の女将・宮内ハルを演じる牧野美千子さん、玉寿司ライバル店の二代目オーナー・遠藤清を演じる黒田勇樹さん、魚屋・佐々木耕介を演じる真京孝行さん、玉寿司初代・中倉栄蔵を演じる緑川陸さん、中倉孝二朗の子供時代を演じるまーみさん、原案者である築地玉寿司の中野里陽平代表取締役、関口忠相プロデューサー、脚本家の江頭美智留さん、演出家の中野敦之さん、漫画家の山田貴敏さんも出席しました。
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鳳さんは「磨き上げた作品を、皆様にお届けしたい」と意気込みを、IKKANさんは「どうせなら恵弥ちゃんの役を演じたかったくらい。この世界観に入るのが楽しみです」と笑顔で、黒田さんは「お寿司のガリのように、ピリリとした刺激ある役にしたい」と語りました。
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緊張した面持ちで立ち上がった若井は、「歴史のある物語に出させてもらうのを光栄に思っています。みなさんのお力をお借りしながら、なんとかがんばりたいと思います」と挨拶。「若い板前とありますが、本番を迎える頃には44歳。本番はちゃんと演じられるように、白髪も染めてやりきりたいと思います」と気合いを入れます。
ここで「僕はガンダムが好きなのですが」と切り出すと、制作陣から「おぉ! ここで入れてくるのか」と驚きの声が。動じず、「マグロを観ると、『(アムロの声マネをしながら)これは赤のモビルスーツ......シャアじゃないのか!』と言いたいのをグッと我慢して、一生懸命やりたいです」と言い切ると、笑いが起こります。
舞台の時代設定が東京大空襲から昭和40年頃までということで、報道陣から「ガンダムのネタを入れ込むのは難しいのでは?」との声が挙がるも、中野さんは「入る余地はありますよ」と返答。「どういう角度でも入れ込めるんだとわかったので」と微笑むと、驚く若井は「世界観を壊さないように入れられたら」と静かにアピールしました。
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発表会後、本舞台上演を記念した築地玉寿司の特別メニュー「栄蔵寿司」「ことにぎり」のうち、「栄蔵寿司」を全員で試食。先ほど"赤のモビルスーツ"に喩えたマグロの握りを食べた若井は、「おいしいです!」と満面の笑みを見せました。
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【若井おさむ】

ノンスタ・井上、大暴れするギャグレジェンドに「定食屋なら胃もたれするラインナップ」とポツリ!「リフレッシュギャグ グランプリ」開催発表会見

11月1日(火)、東京・ヨシモト∞ホールにて『噛んで笑ってリフレッシュ!「リフレッシュギャグ グランプリ」開催発表会見』が行われ、大木こだま、西川のりお、間寛平、ぼんちおさむ、村上ショージ、吉田ヒロが出演。MCをNON STYLEが務めました。
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「クロレッツ」「リカルデント」などのガムを販売しているモンデリーズ・ジャパン株式会社が、2014年より行っているガム市場活性キャンペーン。同年はガムで気分転換して忙しい日々を効率的に過ごすために「ガムならハカどーる」を、2015年はNON STYLE・井上が"イライラ撲滅大使"に就任して新しいガムの食べ方を提案した「キレちゃう前にガム!」を謳い行なってきました。
3年目となる今年は、よしもとが誇る6名のギャグレジェンドとNON STYLEがコラボレーションしたユニットコントが観られる「噛んで笑ってリフレッシュ! リフレッシュギャグ グランプリ」が開催されることになりました。

こだまの「チッチキチ~~!」から始まり、ヒロの「まゆげボーン!」、おさむの「おっ、おっ、おさむちゃん!......でぇ~~~すっ!!」と、とにかく声の大きいギャグレジェンドに、「全力ですねぇ」と圧倒される井上。「ツッタカター! ツッタカター!」と登場したのりおとぼんちによるコラボレーションが行われるなど、始まりからてんやわんや。
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「ドゥーン!」とやるべきギャグをしっかりと全うしたのは、ショージ。颯爽と出てきた寛平が「触覚抜いたん、誰やぁ~!」と体をくねらせると、すかさず石田が「そのギャグ、知らないです」と指摘。「なんで新しいヤツ入れるんですか? 新ネタ発表会ちゃいまっせ!」とけん制するも全く動じず、大声で自由に動き回るレジェンド達。「定食屋やったら、胃もたれするラインナップ」(井上)「声のボリュームがおかしい。みんな、血圧がどうかしてる!」(石田)と早速、悲鳴を上げるNON STYLEです。
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今回行われる「リフレッシュギャググランプリ」は、モンデリーズ・ジャパンのガム製品のパッケージにスマートフォンを向けると現れる舞台上で観られる、NON STYLEがプロデュースしたそれぞれのオリジナルギャグを用いたコントの中で誰がいちばん面白いかを投票するというもの。「緊張した。NON STYLEに負けたらあかんと思って、人生でいちばん力が入った」と振り返るのりお。「確かに血管が切れそうになってましたね」と笑う石田に、「切れて、家でつないでん」とジョークを交えて返します。
「新ギャグをぶちこんできた」(石田)というのは、寛平。おさむは「ここから出ないでっていうラインを何度も超えて、画面からはみ出していた」(井上)そうで、石田が「縦に飛び出るっていう謎の動きがありましたよね」と声をかけると、「あれ、癖やねん」と言い切りました。
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「台本通りにやってくれるかわからない」という不安はあったものの、師匠方との貴重なコラボレーションを楽しんだという石田。「いちばんリフレッシュできたレジェンドは?」という問いかけに「難しいなぁ」と悩みながら「寛平師匠はすごく良かった」と答えた途端、泣く振りをするのりおとおさむ。「いちばん厳しかった、扱いに困ったレジェンドは?」という質問に、石田は「今出てきた2人です」と悩まずに答えます。
隙あらばボケまくる、のりおとおさむ。しびれを切らしたショージが「早よ進もうや!」とNON STYLEに懇願すると爆笑が。そんな様子に、「まだまだ健在やねぇ」と言いながらおさむとがっちりと握手を交わすのりおでした。
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ここで、実際にスマートフォンでQRコードを読み取ってギャグを観てみることに。撮影時に仕組みを説明したそうですが、何も理解していないレジェンドたち。画面とケーブルでつながっているスマートフォンをガムボトルに差し込もうとする寛平に、石田は「チンパンジーやん!」と笑いながらツッコむと、会場が笑いの渦に。
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二度目のチャレンジでは、スイスイとメニュー画面に辿り着いた寛平。も、「ここでチッチキチー選ぶやろ?」と全員で、こだまがプリントされたガムボトルを探し始めると、NON STYLEは大慌て!「全部違うとかないんですよ。ガムボトルやと6人全員、スティック型やと誰か1人のギャグが観られるんです! で、動画を観終わったら投票できるんです!」(井上)と説明しますが、まったく理解していない様子。「ガラケーでは何年後に観られるん?」(ショージ)「タブレットって何? あぁ、デカいやつか?」(のりお)「どうやって投票するん?」(おさむ)など質問がとまらず。「さっき言うたでしょ?」と呆れる井上に、おさむは「あんなぁ、理解しようと思うてもでけへんねん!」とキッパリ言い切ると、ドッと笑いが起こりました。
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来年も本グランプリを開催してもらおうということで、次回へ向けた新ギャグ披露タイムも。ヒロは2000個のギャグの中から3つ披露。寛平は「どんだけコンセントさすねん!」と即興で、ショージも負けじと指を鳴らすような仕草をしながら「爪跳ばしてんねん」というギャグを披露して笑わせます。
おさむが「なかなか吠えない犬」とタイトルコールして、前に出て少し溜めてから「ウワァン!」と鳴くと、井上から「それ、おさむちゃんです、やん!」とすぐさまツッコミが入りました。
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レジェンド達が終始、大暴れだった本日の発表会見。全員を代表してグランプリへの意気込みを任された寛平は「我々も一生懸命......」と真面目に切り出したものの、いきなり「Don't touch me!」とギャグを披露。困惑する観客へ「ごめんなさい! 本当に今日は!」と必死で謝るショージでした。
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囲み取材でも、暴走するレジェンド達。衰えることのないパワフルさに圧倒された様子の井上は「動物園の飼育員って、こんな感じなんかなぁ」とポツリ。石田は「活字にしにくいでしょう?」と報道陣へ声をかけました。
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「噛んで笑ってリフレッシュ! リフレッシュギャグ グランプリ」は、本日より2017年2月28日(火)まで開催。よしもとが誇る6名のレジェンドとNON STYLEのユニットコントが観られるほか、100万円相当の"黄金トロフィー"が当たるキャンペーンなど、楽しい企画が目白押し。また、NON STYLEが出演するシークレットライブへの招待券が抽選で当たる購入者限定プレゼントキャンペーンも行われます。詳しくは、キャンペーンサイト(https://refresh-owarai-gum.jp)をご覧ください!


【大木こだま】【間寛平】【西川のりお】【ぼんちおさむ】【村上ショージ】【吉田ヒロ】【NON STYLE】

井下好井「ルミネの近くにいるならぜひ来てください!」明日2日、コンビ結成10周年記念単独ライブを開催! 破格の漫才CD発売も!!

明日11月2日(水)、東京・ルミネtheよしもとにて『井下好井 10th Anniversary Live「THE 井下好井」』を開催する井下好井。

今年で結成10周年を迎えた2人にとって、ルミネtheよしもとで単独ライブを行うのは今回が初めてのこと。1年目から10年目までに披露してきた中から厳選した漫才、さらに新ネタ、コーナーなどアニバーサリーにふさわしい、盛りだくさんの単独ライブとなりそうです。
今年はNetflixドラマ『火花』での好演でも注目された好井ですが、コンビとしての活動も大切にしており、今年はこれまで3回の単独ライブも開催してきました。とにかく漫才に対して熱い思いを持っている2人。インタビュー中の発言には、ルミネでの単独への並々ならぬ気合いがほとばしりました。

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(向かって左:好井まさお/右:井下昌城)

*  *  *  *  *

――単独ライブの開催が差し迫っていますね(註:インタビューは10月下旬)

好井 今は最終調整をしてる段階で。今回の単独ライブでは1年目から今までのネタをダーッとやるんで、どんなんやってたかなと昔のネタ帳を観てみたんです。動画があんまり残ってなくてメモを観ながら憶えてるネタを中心に選んでいったんですけど、なかなか......。練習せんでもいけるかなと思ってたんですけど、記憶的に難航中です。

――憶えている憶えていない以外に、何か選ぶ基準はあるんですか。

好井 その年ウケてたもの、ですよね。勝負するときにやるんはこれかなっていう」
井下 そういうのを2人で話し合って。
好井 1年目から10年目までのネタから7~8本やろうと思ってるんですけど、劇場の本公演でやってる漫才もあるんで、"それやとお客さんも観てるしなぁ、どうしようかな"とかいろいろ悩みました。ネタも、時期によって変わってきているというか。今は僕が喋るネタが多いんですけど、昔は井下と半々くらいで喋ってたから1時間くらいで2人の立ち位置が変わっていくんですよ。やから、ウケへんのちゃうかなと。3年目と4年目のつなぎが特に変で、(4年目になると)無理してたキャラがぱたりとなくなってました。

――無理するっていうのは?

好井 嘘のネタってあるじゃないですか。例えばタバコを吸ってないのに、「タバコ辞められへんわ」から始まるネタとか。今回やろうとしてる中に、ある食材をずっと言うてまうっていうネタがあって。初めてテレビにガッツリ出させてもらった漫才なんですけど......ちょっとハズいんですよ。
井下 そうなんですよねぇ。当時つくっている段階でもそういうことを思ってたんですけど、改めてやるとなったら余計恥ずかしくて。あと、僕らの事情もいろいろと変わっていて、好井が結婚して子供も生まれたからできひんネタもあったりして。
好井 1本やりたい漫才は、娘が生まれたらこんな感じで育ててこういう名前をつけようっていうヤツで。でも、実際の名前はちゃうし、双子やしあかんなって。そういうのってやったら変ですかね?

――注釈があるのならいいのかもしれないですね。例えばオープニングVTRとかで「過去のネタもあります」と説明してしまうとか、そこにどうしてもやりたい理由があればいいんじゃないですか?

井下 ただ、僕はツッコみにくいんですよ。もう違う名前つけてるやんってなるし。
好井 僕も娘に嘘をつきたくない。人を笑かすために嘘をついて......そんな汚い金でミルク飲ますんかってなるじゃ......。

――じゃあ、やめましょう!(笑)意外とベストネタライブって難しいですね。

井下 ほんまに難しいです。
好井 楽やと思ってましたけど、そうじゃなかったですね。これええやんって思ったアリネタは改良したくなりますし......。まぁ、ネタは結構やるつもりで、集中力の切れにくい20~30分の漫才を3ブロックで見せていこうかなと。あとはVTR、コーナーもやります。で、Tシャツをつくったりするのはやめようと。
井下 (笑)。
好井 スタッフさんから「グッズつくりましょう」って言われた瞬間、2人とも「いや、いいです」って即座に断りました。僕らのTシャツなんかいらんでしょう? あぁ、でもグッズというか、単独ライブ限定のCDは出します。50分くらいの聞いて楽しめる漫才が入っていて。最近のネタが多いんですけど。
井下 昔のネタも結構入ってますね。
好井 2人で聞く漫才としてベストなものをチョイスしました。税込1000円で、100枚限定です。これ、いろいろ選ぶんがしんどかったんで、絶対に買って欲しい。マジで買って欲しいです! 生半可な気持ちで出すものじゃないんで。
井下 もちろん、単独ライブは本当に来て欲しいです!
好井 うん、かなり気合い入ってます。......今日は僕、今まで又吉さん(ピース)とファッションのイベントに行ってたんです。そこですごく憧れてるデザイナーの方とお会いできて「今から飯行こうか」ってなったんですけど、取材に遅刻して印象悪く書かれるかもしれんと思って久々に10分前に着きました。

――遅刻したからといって、印象悪く書くことはないですけど......(笑)。ともあれ、単独ライブにはたくさんの方に来て欲しいですよね。

好井 来て欲しいです。僕らの良さっていうのは、無名やけどしっかりウケるところやと思うんです。

――それ、自分で言っちゃいますか。

井下 ふははは!
好井 テレビはもちろん、ルミネとかの劇場で僕らのことを知らんお客さんの前でも笑いが取れることを想定してネタをつくってるんです。そこは唯一、コンビで目線が合っているところ。2人とも将来NGKで漫才をやって飯を食っていきたいっていう目標がありますし、僕らの漫才はフラッと来たお客さんでも笑ってもらえるはずです。もちろんお笑いなので、お気に召さない可能性はあります。けど、独創的なマヂカルラブリーさんよりはウケるはずです!......ふふふ、大好きなんですけどね、マヂラブさん。

――自分達のことを知らないお客さんも笑えるネタをつくっているということですけど、その4年目以降、ネタに関して無理がなくなったというのもその辺を意識してのことなんですか?

好井 そうかもしれないですね。僕、中川家さんとか、華大さん(博多華丸・大吉)、阪巨さん(オール阪神・巨人)とかが劇場にいらっしゃったら、絶対観に行くんですよ。めちゃくちゃ面白いでしょう?
井下 僕もテンダラーさんとか、大阪で長く漫才師として活躍されてる方々が好きです。
好井 変わってるか変わってないかでいうと、僕は普通の人間やなって日々思うんです。けど、芸人という職業を選んでいる時点でちょっと変なヤツじゃないですか。変わったことを無理にせんでも変わった方向になるやろうなって思うようになって、今回もそういう視点で選んだら、それぞれの年に残ったネタばっかり選ぶ結果になりました。まぁ、後半は人の悪口を言うネタばかりですけどね。

――昨年11月にルミネで開催された『ネタ仕分イベント~博多大吉が後輩芸人のネタを観て仕分をするのをスペシャルゲストが温かく見守る会~』で、M-1グランプリでの勝負ネタについて大吉さんが「コンテスト向きではない。けど、このネタで進めなかったからといって、ここで腐るか腐らないかはあなたたち次第。テレビで売れようとするなら、きちんと選択したほうがいい。いいネタはほかにあるはず」と言われていたのが印象的でした。(註:ライブレポート=http://news.yoshimoto.co.jp/2015/12/entry41182.php)

好井 あぁ、言われましたねぇ。あのときは「そうかぁ~」って......。目の前のお客さんを笑かすことが多いから、戦いどころでそっちに寄ってしまうんだなと。もっと先のことを考えなあかんなと思いましたよね。中川家さんとか華大さんとかって、テレビがどうとか舞台がどうとかじゃないし、こうやったら面白いとかこんなんやったらウケるとかじゃなくて、「聞いてくださいよ」っていう視点から漫才を生み出している。そこに到達するまでには、全然ウケへんとか苦渋を舐めてきたはずやと思うんです。先輩方はほんまに面白いから、今32歳の僕が何を言うたら面白いんやろ?とかも考えたりして。......昨日も朝まで、作家と井下と3人でそういうことを話してたんですよ。で、僕らの漫才は怒っていろいろと訝しそうに言ってる僕を井下が遠巻きで観てるっていう感じがウケてるってことは、それが僕らの自然なんやろなって思ったんです。
井下 面白いかどうかは僕ら、そんなに離れてないんですよ。
好井 うん。お互い「何言うてんねん、こいつ」みたいな感情はないです。感覚が似てるからこそ、あかんやろなっていうネタも大体わかるから、無駄なネタ合わせはしなくなりました。井下に提案するまでに、4つくらい検問があって。今回、新ネタも3~4本はやろうと思ってるんですけど、井下に出すまでに20本くらいボツにしてます。

――10年一緒にやってきたからこそできたサイクルなんですね。振り返ってみると、どんな10年でしたか?

井下 東京に住んで10年。上京してからずーーーっと芸人なんですよ。住み始めたとき、まさかこんなに続けられると思ってなかった。あっという間でしたね。
好井 有り難いことに、バイトで"これくらい稼ぐのはしんどいな"って思う金額くらいは稼げるようになって......。ただ、こんな楽しい仕事が一生続けられるとは思ってない。そんな幸せな時代が長く続く訳がないと思ってるんです。もちろん続けられたら最高ですけど、今は芸人を続けられてるっていう有り難い時間を謳歌しようと思ってます。......まぁ、もっと忙しくなりたいから、やっぱり売れたいですけどね。

――賞レースへの参加権利もまだあると思うんですけど、先の『キングオブコント2016』で少し先輩のライスさんが優勝したっていうのは、お2人にとっても刺激になったんじゃないですか?

好井 ほんまに良かったですよねぇ。2人とも好きな先輩やし、2人ともめちゃくちゃ面白い。見習わなあかんところがいっぱいある。面白い人はやるべきことをちゃんとしてる。ちゃんとしてたら、ああいう感じになるんやなと。やから、僕もちゃんとしようと思いました。
井下 ライスさんはず~~~っと同じようにコントをやっていたんで、僕らも積み重ねていくしかないんかなと。いいときも悪いときも我慢しながらやっていくしかないんやなって思いました。
好井 あとねぇ、今回を最後に単独ライブはもうやらないと思います。

――えっ!? 新ネタライブみたいなものも、もうやらないんですか?

好井 そうですね。ルミネとか沼津(沼津ラクーンよしもと劇場)とか幕張(よしもと幕張イオンモール劇場)の本公演で、新ネタは試していくと思います。ネタをいっぱいつくったから来てっていうライブは、もういいのかなと。僕は怠慢やからネタをつくる口実として単独ライブをやってたんですけど、そういう目標がなくてもネタをつくれる人間になれた気がするんです。今まで単独ライブがないときも週4回くらいファミレスに行ってネタつくってましたし、絶対にやらないということではないけど、ルミネで単独をやらせてもらえるなら今回が最後でもいいのかなと思ってます。

――井下さん、それでいいんですか?

井下 僕がやりたいって思っていても、ネタをつくってるのは好井なんで。......ふふふ、頭おかしいでしょ? ネタもつくってないのに単独だけやりたいっていうなんて。
好井 そんなこと言い出したら、マジでキレます!(笑)まぁ、今後も月に1~3本くらいは新ネタをおろすと思いますよ。

――先ほど井下さんは「こんなに長く続けられるとは思ってなかった」と、好井さんは「こんなに幸せな時間は長続きしない」と言ってましたけど、最終的な目標はNGKの通常公演に出られるような漫才師になりたい訳ですよね。

好井 そうですね。NGKに出てる方々はゴリゴリのスターばかり。そこへ立つためにも、どのみち1回はスターにならないといけないんです。そのためには『火花』もそうでしたけど、なんでも挑戦しようと思ってます。それもまた、NGKへの道です。僕、70歳くらいになったとき、(劇場出番後の)16時くらいに迎えに来た孫と一緒にオムライスを食って帰るような生活がしたいんですよ。昔、NGKの近くでそういう光景を観たんです。さっきまで舞台に出てた落語家さんがちっちゃいお嬢ちゃんと喫茶店に入っていって......この時間に仕事終わるねや。俺もそうなりたいなって。
井下 ふふふ......だいぶ先ですけどね。
好井 芸歴50周年の頃にはNGKと祇園花月を行って来いで、へとへとになってて......「おじいちゃん、ろれつ回ってないよ」って孫に言われる。そういう生活ができたら最高です。

――芸歴50年をそんなふうに迎えるためにも、この10年間のネタをどんなふうに今回の単独ライブで見せるのか、注目ですね。

好井 とにかく多くの人に観に来て欲しいです。これ読んでくれた人も、明日19時くらいにルミネの近くにおるなら来て欲しいなぁ。置きチケっていう魔法の言葉があるんで、「好井で置きチケ」「井下で置きチケ」って伝えてもらえれば、当日200円も安くなりますから。とにかくなんでもいいから来てください。途中から入ってきても全く問題ないので。
井下 はい。ぜひ観に来てください!



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【井下好井】

ゴリ、「目標を達成できて光栄」 第3回おきなわ新喜劇ツアー「世界のヤッケームン大会」特別公演

10月30日(日)、第6回「世界のウチナーンチュ大会」が開催されている沖縄県・奥武山総合運動公園内のセルラーパーク那覇で、ガレッジセールのゴリが総合演出を務める、第3回おきなわ新喜劇ツアー「世界のヤッケームン大会」の特別公演が行われました。

これまでにも大阪・東京・沖縄で公演を行い人気を博してきた「世界のヤッケームン大会」の物語の舞台は、翌日に「世界のウチナーンチュ大会」を控えた「花月ホテル」。「世界のウチナーンチュ大会」とは、世界中から沖縄にルーツをもつ人々が沖縄に集まり開催するもので、第2次世界大戦前後、移民のため世界中に散らばっていった沖縄県民が生まれ故郷を懐かしむため、また3世や4世にとっては自分のルーツを知るため、実際に沖縄で行われているイベントです。

「世界のウチナーンチュ大会」の最終日となるこの日は、県内・海外から約2500人の観客が集まり、会場内は3世代や4世代と連れ立って来場した家族連れをはじめ、立ち見客も多く出るほどの賑わいを見せていました。

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ストーリーは、「世界のウチナーンチュ大会」前日で満室の花月ホテルで、支配人のガレッジセール川田、従業員のゴリとたま子、比嘉梨乃さんとウリズン桜仲宗根演じるカップル、メキシコから訪れた客を演じるスリムクラブ真栄田をはじめ、ハワイ、中国など世界各地から訪れた客が引き起こす厄介事(沖縄方言で"ヤッケ―"。ヤッケームンは厄介者の意味)に全員が巻き込まれ大騒動となるというものです。

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沖縄ならではの時事ネタが盛り込まれるなど、おきなわ新喜劇らしさを前面に出しつつも、本家よしもと新喜劇のネタもお約束のように散りばめられた内容に、観客は何度も笑い声を上げていました。

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公演が終わり、エンディングの挨拶でゴリは満員の観客に「世界のウチナーンチュ大会で、世界から集まってきたウチナーンチュに見てもらうことがおきなわ新喜劇の目標だったので光栄です」とお礼を述べ、「今後はもっと世界中のウチナーンチュに見てもらえるように各地で公演を行って、最終的には地球の真裏のブラジルで公演できるようにしたいです。5年後の世界のウチナーンチュ大会でも、新喜劇ができるように頑張りたい」と新しい目標を話し、「ボリビアとかハワイとか、呼んで下さればどこでも公演しに行きますから!・・・その国の予算でね」と、真面目な話をしながらも会場に笑いを産み出し、おきなわ新喜劇のPRを行っていました。

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会場は大きな拍手に包まれ、指笛を鳴らす人も出るほどの賑やかさの中、「世界のヤッケームン大会」特別公演は幕を閉じました。

『M-1グランプリ2015』DVD発売!特典映像は、第11代王者トレンディエンジェルが漫才について熱いトークを

昨年、5年ぶりに復活し、トレンディエンジェルが敗者復活から劇的な優勝を果たした漫才頂上決戦『M-1グランプリ2015』のDVDが、12月2日(金)発売決定! 参加組数3,472組の中から勝ち上がった銀シャリ、ジャルジャル、タイムマシーン3号、スーパーマラドーナ、和牛、メイプル超合金、馬鹿よ貴方は、ハライチ、敗者復活枠のトレンディエンジェルが出場した決勝戦はもちろん、敗者復活戦やM-1リターンズ、舞台裏密着映像などを収録。特典映像には第11代王者トレンディエンジェルのインタビュー「トレンディエンジェルの漫才 その全てを語る」を収録。笑いの原点に始まり、コンビ結成からM-1優勝までの軌跡を追い、漫才への思いを熱く語ります。
今回は、その収録の模様をレポート。
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トレンディエンジェルの2人がこれまで「M-1」で披露してきたネタの映像を流しながらのインタビュー。2人は「こんなのまであるんだ。恥ずい」「よくこれで勝負を挑もうと思ったよね」など大照れながらも、和やかな雰囲気の中、撮影がスタート。
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まずは、トレンディエンジェル優勝の2015年大会を、一回戦から優勝の瞬間まで、ネタと舞台裏密着映像とともに振り返ります。一回戦、二回戦は余裕で通過し、「一番の鬼門」(たかし)、「70、80点じゃダメ。90点取らなきゃ受からない」(斎藤)と一気にハードルが上がる三回戦も乗り越えて迎えた準決勝。「準決勝が一番ウケたし自信があった」と決勝進出を確信する中での、まさかの敗退。
「この日でM-1は終わった」(斎藤)と、張りつめていた糸がプツリと切れてしまったという2人は、2、3週間は何もする気がおこらず、前日に軽めに打ち合わせをしただけで敗者復活戦に臨むことに。「なるようになれって気持ちで」(斎藤)、「逆に力みがなかった」(たかし)と、一回気持ちをリセットしたことが功を奏し、敗者復活を勝ち抜き決勝進出が決定。しかし、決勝の準備を何もしていなかった2人は、「"これで決勝行ったら恥かく"と思った」(斎藤)、と、意外な事実を告白。当日の秘蔵映像とともに、劇的な優勝の知られざる裏話を語ります。
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続いて、「お笑いの原点」「なぜお笑いをやろうと思ったのか」「コンビ結成」「ネタ作り」などをテーマに、2人の"漫才"についてトーク。斎藤が失恋して落ち込んでいる時に笑いの素晴らしさを教えてくれたという"ある人"や、最初はコンビではなくトリオだったこと、トレンディエンジェルとして最初に立った舞台の思い出話や、大ヒットフレーズ「斎藤さんだぞ」の誕生秘話も。ライブ中、マンネリを打破すべく「ネタ合わせなしで困るたかしを見てやろう」と思った斎藤が突発的に発したというこのフレーズが大ウケ。大きな転機になったことを明かしました。また、コンビ結成当初は封印していたという、彼らの代名詞でもある「ハゲネタ」解禁のきっかけも。ハゲネタはイケると気づいたライブ中の予期せぬ出来事や、芸人からの「ハゲネタじゃ優勝できない」という声や視聴者からの抗議の中、支えになったという心温まるコメントなどの秘話を。2人はこれからもハゲネタを続けることを宣言しつつ、最後は、トレンディエンジェルのこれからについての話を。「なりたかったアイドルになれなかったのも、就職先でうまくいかなかったのも、全部運命だった」(斎藤)と漫才への思いを語り、2人の目指す漫才についても言及。初めて明かすエピソードや、普段は口にしない本音、芸人としての熱い思いなど、知られざるトレンディエンジェルの素顔が見えるインタビューとなりました。詳しくは、『M-1グランプリ2015』のDVDで!
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オリラジ・藤森、これで婚姻届もスピーディーに! 長野県諏訪市「本籍地証明書交付サービス」開始セレモニー

11月1日(火)、吉本興業東京本部にて、長野県諏訪市「本籍地証明書交付サービス」開始セレモニーが行われ、オリエンタルラジオ・藤森慎吾が出席しました。

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従来、諏訪市の戸籍証明書の取得には、諏訪市役所に足を運ぶか、郵送で請求する方法しかありませんでしたが、11月1日より、他の市区町村に在住でも、マイナンバーカードの利用で、全国のコンビニエンスストアにて取得が可能に。
同様のサービス導入は、全国の市町村で24番目、長野県では初の試みとのことです。

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今回のセレモニーには、諏訪市出身で諏訪エリア観光特使を務める藤森に加え、諏訪市の金子ゆかり市長、総務省自治行政局住民制度課の阿部知明課長、さらには諏訪市公認宣伝キャラクターの諏訪姫、公的個人認証サービス広報用キャラクターのマイキーくんが登壇。

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大勢の取材陣が待ち構える中、前日のハロウィンを引きずったかのような出で立ちで登場した藤森は、テープカット後、「チャラ男が出身というのは、地元の方はどう思っているかわかりませんけども、僕の大好きな地元なので、今後共よろしくお願いします」と諏訪エリア観光特使の顔で挨拶をします。

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そして、諏訪姫から「慎吾ちゃん、大好き。結婚して!」との唐突な公開プロポーズが。
すると藤森は「俺チャラ男だよ? 諏訪姫ちゃんみたいな清楚で真面目な方に、釣り合うかどうかわからないけど...」と戸惑いつつ、「婚姻届には各種書類が必要みたいで、今東京で仕事しているから、諏訪に帰ったり時間が取れるかなあ」とかわそうとします。

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このタイミングで金子市長から「そんな慎吾ちゃんのような方に、今日は吉報なんです」と、本籍地証明書交付サービスが紹介されました。

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全国のコンビニで、通常より100円安く受けられるサービスに、「にわかには信じられません」と言いながらも、ファミリーマート新宿靖国通り店にて、実際に本籍地証明書交付を行うと、「簡単。こんなに便利なんだから、全国の長たちも早く導入した方がいいですね」とコメントしました。

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囲み取材では、「住民票とか引っ越しする時に使ったりするんですけど、市役所行ったり、区役所行ったり、手間があって、先延ばししちゃうんですけど、24時間いつでもコンビニで交付できるということで、これから利用させていただきます」と本サービスの便利さを実感した様子の藤森。


婚姻届にも使えるサービスでもあり、「男として逃げられないですね(笑)」としながらも、諏訪姫からのプロポーズを断ったくだりについては、「すいません、絞りきれてないんですけど、親からのプレッシャーはありますね。早く孫の顔が見たいなんてことは言いますね。僕的には焦ってないですけど」と結婚観を述べます。


多方面に引っ張りだこの藤森ですが、「ピコ太郎さんが出てきたので、暇になるのでは?」との質問には、「その名前、絶対言わないでくださいね!」と一喝。
「こんなギリギリ下半期で出てきます?(笑)」と愚痴をこぼしながらも、「言っても大先輩ですから。すごく優しい方で、お世話になっておりますし、然るべき結果だと思いますよ。すごく才能のある方」と、ピコ太郎さんのプロデューサーを務める古坂大魔王さんに敬意を払いました。

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最後に諏訪市のPRを求められると、「実は温泉地でして、諏訪湖っていう湖もありまして、そこで年1回、8月に花火大会もありますし、いろんな名産もございますしね、ぜひとも観光に来ていただけたらいいと思います。僕の中では、箱根より断然諏訪。ピコ太郎よりRADIO FISH、箱根より諏訪です」と締めくくりました。


なお、長野県諏訪市の「本籍地証明書交付サービス」は、諏訪市の公式サイトで詳細をご確認ください。

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【オリエンタルラジオ】【藤森慎吾】