内場勝則率いる吉本新喜劇&文枝、のりお・よしお、ジャンポケら豪華ネタ組で大盛り上がり!『東京グランド花月』が開幕!!
5月2日(火)、東京・TBS赤坂ACTシアターにて、『東京グランド花月』が開幕しました。
『東京グランド花月』は、よしもと100年の歴史に裏付けられた看板寄席である"グランド花月"公演。昨年から東京での定期公演がスタートし、今回は5月2日(火)、3日(水・祝)にTBS赤坂ACTシアターにて開催されます。
今回は、2日に行われた1回公演の様子をレポートします。
チョッキGT5000の前説で会場があたたまるなか、トップバッターを務めた尼神インター。満面の笑みを浮かべて「たくさんのお客さま! 2階席までありがとうございます!」と喜ぶ誠子に対して、渚は「多すぎ!」と呟きつつ「嬉しいなぁ」と感謝します。その後は誠子が特技であるカワイイ女の子がいいそうな台詞を発表したり、甘酸っぱい妄想を繰り広げたり、らしさ溢れる漫才で湧かせます。
ジャングルポケットはまず自己紹介で観客との交流を楽しんだのち、コントを披露。会社のトイレで起こるてんやわんやの出来事に、客席は大盛り上がり。横澤夏子は「身近な人のモノマネをしているんです」と切り出して、自分を含めたさまざまな個性を持つ女性の仕草や行動を細かく描写しました。
キングコングが登場すると、なぜかざわめく客席。輪唱を題材にリズミカルな漫才を見せますが、喩えツッコミをするたびに漂うおかしな空気に、西野は「みんな、笑うのをサボるんじゃない! ボケは自分で探そう!」と自虐的に訴えて笑いを誘います。
大きな歓声が起こった陣内智則は、映像と音を駆使した緻密なコントを展開。1人カラオケでのあり得ないハプニング満載の展開に、大きな笑いが起こります。
パンクブーブーのおばけ屋敷をテーマとした漫才で、西川のりお・上方よしおの時事ネタを盛り込んだ漫才にも大きな笑いが。ネタのトリを飾った桂文枝は、会場のあるTBSで現在放送中のドラマ『白い巨人』に出演中ということもあって撮影エピソードを盛り込みながら、大阪で自身の身に起こったハプニングやエピソードを細やかな仕草や語り口で表現し、会場を大きな笑い声で包みました。
休憩後、吉本新喜劇のテーマソングが流れると、大きな拍手が。
某人気ドラマをもじったタイトルの付けられた物語の舞台は、花月旅館。警官(太田芳伸)に連れられてやってきたのは、旅館の主人(高井俊彦)と旧知の仲である内場(内場勝則)。小説執筆のためにやってきたという内場ですが......。物語はさまざまな人物を巻き込んで、てんやわんやの大騒動に!
役者陣にハプニングが続出したこちらの公演。いきなり「どんだけ~」と言い出した末成由美は、一瞬ぽかんとする高井に「それ、IKKOさんのですけど?」とツッコまれると「間違えちゃったっ!」と可愛らしく訂正。また。太田はおなじみの挨拶ネタで倒れないように踏ん張ろうとするも、まさかの転倒。さらに、おかしな言い回しをして高井に「今日、調子悪そうやなぁ」とツッコまれると、大きな笑いが起こりました。
『東京グランド花月』は、本日3日(水・祝)も2公演開催。当日券を販売する予定となっていますので、詳細をご確認ください!
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