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2017年12月

なんばグランド花月」リオープンを記念してLINEスタンプが登場!『しゃべる吉本新喜劇2 動くスタンプ編』

LINE公式スタンプ『しゃべる吉本新喜劇 動くスタンプ編』を、12月21日(木)より発売いたします。

内場勝則、辻本茂雄、小籔千豊、川畑泰史、すっちー、そして2017年に新喜劇初の女座長に就任した酒井藍を含めた座長6人と、新喜劇人気座員をラインナップしたLINEスタンプです。撮り下ろしによる実写風イラストで、動くボイス付きスタンプになります。

内場座長の「い゛い゛~!!」、茂造の「なんてこった、パンナコッタ」、川畑座長の「カーッ!」、小籔座長の「以上。あらしたっ。」、すち子&吉田の"乳首ドリル"、酒井藍座長の「私人間ですねん!」など、座長陣のおなじみのネタ。
池乃めだか「今日はこのくらいにしといてやるぜ」、Mr.オクレ「あほー」、島田珠代「ち~ん」など、誰もが知る新喜劇での鉄板ネタ。ゆたかな真也は一の介、内場&未知やすえ、シゲオとアキコ、すち子&真也など人気ユニットも取り揃えています。
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本日12月21日(火)、「なんばグランド花月」リオープンを迎え、さらなる盛り上がりが期待される吉本新喜劇のスタンプを是非お楽しみください。

2017年12月20日 (水)

全国で"ここだけ"メニュー&グッズがいっぱい 「花のれんタリーズコーヒー なんばグランド花月店」がいよいよオープン!

9月下旬からの大規模改修工事を経て、12月21日(木)にRE-OPENを迎える「なんばグランド花月」。劇場1Fに、吉本興業と初コラボレーションで誕生したタリーズコーヒー700号記念店舗「花のれんタリーズコーヒー なんばグランド花月店」がオープンします。店名にある「花のれん」とは、吉本興業がかつて営業していた「おしるこ・さろん」の名前で、『笑いの殿堂 なんばグランド花月』へのプロゴーグショップとしてオープンすることに加え、「かつての甘味処の賑わいを復活させよう」という想いが込められ付けられたもの。オープンを明日に控えた12月20日(水)、「タリーズコーヒー大好き」な吉本新喜劇初の女性座長・酒井藍が新店舗の魅力アピールの場に登場しました。

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まずは、タリーズコーヒージャパン株式会社事業開発本部・知久和男さんより「なんばグランド花月正面入口に出店させてもらえて大変うれしいです」とご挨拶があり、「店舗の内外装で、これだけのコラボレーションははじめて」と極めて珍しいケースであることが語られました。 

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次に吉本興業株式会社コーポレートブランディング本部長・羽根田みやびよりの挨拶があり、店内に飾られた桂文枝、レイザーラモンHGのアート、鉄拳制作パラパラ漫画映像の上映などに触れ「ここにしかないコーヒーを飲む時間」を提供できる空間であることが紹介されました。

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つづいて、進行役に呼び込まれて登場したのは酒井藍。酒井はお気に入りメニューに、アップルをベースに5種類の果実をミックスした「フルーツスクイーズ100%」、ホットの「ソイラテ」「ロイヤルミルクティー」を挙げて利用頻度の高さを言い表します。

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先に店内を見学していた酒井は、コーヒーがこぼれかけたカップのオブジェや、トイレのピクトグラムがモジモジと恥らった様子になっているのを例に「どこもかしこもインスタ映え! 遊び心が散りばめられている」と内装の面白さに注目。「美味しい上に楽しくて、どこで撮ってもインスタ映え」と声を大きくして、他にはない店舗であることをPRします。

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ここでは、よしもと女性スタッフのアイデアを活かした限定ドリンクやグッズが多数販売されています。タリーズコーヒージャパン株式会社マーケティング本部・工藤和幸さんが運び込んで来てくれた2種類の限定ドリンクを酒井が試飲。

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まずはローズがほのかに香る「赤のカフェラテ」(580円)です。「ローズと言えば、(浅香)あき恵姉さん。毎日、飲むと思います」と前置きしてゴクリ。「んーいい香り。末成さんやったら、(香水と)誤まって身体につけるんちゃいます?」と香りの良さを表現し、施されたピンクチョコレートに関しては「遠目で見たら『紅しょうがかな?』と間違うかも」と、トボケて集まった記者らを笑わせます。

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次は、パールチョコレートがトッピングされた「白のロイヤルミルクティー」(580円)。ひと口飲んだ瞬間に酒井は、「美味しい! 美味しいー、めっちゃ美味しい」と連呼し、「私、バケツでいけます!」と大絶賛しました。また、「白と赤の紅白でかわいい」と女性ウケの良さそうな見た目に、「気持ちつかんでますね、女子の」と完成度の高さに太鼓判を押していました。

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この他限定ドリンクとして「花月ラテ」(410円)があります。チョコレート・抹茶・ストロベリーシュガーの3種のパウダーで「花」「月」「花月」の文字がデコレーションできると聞いた酒井は、「ピンク(ストロベリーシュガー)で「花」「月」を模したラテを手にして、カップルで自撮りするの、夢ですよね」と目を輝かせていました。

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店舗限定グッズの紹介へと移り、「花のれんタリーズコーヒー なんばグランド花月店」マネージャー・古澤理沙さんが説明してくださいます。「かわいらしさを出したい」ことから作られたという酒井藍のキュートなイラスト入り「藍ちゃんタンブラー」(1650円)や、「劇場からちょっとお出かけする時にちょうどいいサイズ」(酒井)な「花のれんタリーズコーヒー 限定トートバック」(900円)など、女性の心をつかむアイデアが満載のグッズが次々に紹介されます。側面に「なんでやねん」「好きやねん」とアルファベット表記されたマグカップ(各1400円)を見た酒井は、「パッと見た時に『SUKIYANEN』って書いてあったら、サプライズですよね」と、告白アイテムに使用できるとアイデアを出していました。

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記者からの質問タイムに移ります。リニューアルした「なんばグランド花月」について聞かれた酒井は目を丸くして「楽屋を見てきました。めちゃくちゃラグジュアリーでおしゃれ」とすっかり様変わりしていることを伝えます。「ソファーが前より少し硬くなっていたので、(池乃)めだか師匠が寝られるかどうか」と大先輩の身体を心配するコメントをしていました。1年を振り返る質問では、「驚くことが多かった年。たくさんの方への感謝を再確認できました。濃厚な1年でした」と座長として過ごせた日々が充実したものであったとしみじみ。しかし心残りなのは「花のれんタリーズコーヒー なんばグランド花月店」へ、一緒に来る彼氏が作れなかったこと。「2018年は、お忍びで彼氏と来られるようにしたい」と来年の抱負を語り、「花月ラテで、彼氏と自撮りしたい」とさらなる目標を掲げました。

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「なんばグランド花月」のみならず、「YES THEATER」や向かいの「よしもと漫才劇場」でひと笑いする前/後に一服、カップルでデート使いに、ファミリーで買い物の合間に休憩へと幅広い活用法が浮かぶ「花のれんタリーズコーヒー なんばグランド花月店」。食とエンターテイメントを楽しむ人が訪れ、賑わう交流の場、さらには大阪観光・文化発信の拠点地のひとつとして話題のスポットになりそうです。

 

「花のれんタリーズコーヒー なんばグランド花月店」

場所:大阪府大阪市中央区難波千日前11−6 なんばグランド花月1階

電話:06-65759078

営業時間:8:00〜22:00(全日)

席数:90席(全席禁煙)

 

【なんばグランド花月】【酒井藍】

ゆりやんワールド全開! 単独ライブ「hiphop」を漫才劇場で開催!!

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今最も注目の女芸人のひとり、ゆりやんレトリィバァ。トーク、ルックス、ネタ、どれをとっても個性的で、一度見たら忘れられない魅力にあふれています。そんなゆりやんが12月19日(火)、よしもと漫才劇場で単独ライブ「hiphop」を行いました。


今回のライブではヒントン・バトル ダンスアカデミーの生徒が華麗なダンスを披露してくれます。このアカデミーは、ダンサー、振付師などの顔を持つヒントン・バトルがプロデュースする、日本最高峰のダンサー養成機関。アカデミー開校式のゲストを務めたゆりやんが「ダンスを散りばめたライブにしたい」という思いから振り付けやダンサーの手配をお願いし、今回の共演が実現しました。


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まずはhiphopのクールなナンバーが会場に響き、セクシーな衣装に身を包んだゆりやん&4人のダンサーが登場。彼女たちはヒントン・バトル ダンスアカデミーの一期生で河村楓さん、小林祐佳さん、斎藤葉月さん、田中蒼惟
さんの4人。キレのあるダンスでライブのオープニングを盛り上げます。激しいダンスにゆりやんのダイナマイトボディ(お腹)も激しくシェイク。「hiphopスタートです!」の声で、会場は最初から盛り上がりを見せます。


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1つめのネタは鮮やかなブルーの衣装に身を包んだゆりやんが、英語と日本語を絡めるお得意のネタを披露。アメリカ的あるあるが続くかと思えば、まったく別角度からネタが繰り出されるなど、オチのたびに満員の観客は大爆笑です。


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ネタの合間に流されるVTRもお楽しみのひとつ。今回1つめのVTRは、ゆりやんがいろんな人の顔写真を見て1分の間に泣けるかという「ほんまに泣くチャレンジ」が流されました。女優や芸人、大物司会者など、年齢、性別、ジャンルもバラバラな人たちの写真を見ながら、勝手に作り上げたストーリーをつぶやき、涙を流す様子に会場は笑いに包まれました。もうひとつのVTRテーマは「ゆりやん検定」。ゆりやんに関する様々なクイズが出されますが、卒業文集に書いたひと言についてや、幼稚園の頃の父親との驚きのやりとり、つい最近先輩にイジられたときに思わず口をついて出たセリフなど、爆笑解答の連発に会場は笑いが絶えませんでした。


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2つめのネタは、ショップ店員から読者モデルへと転身した"ゆばちょ"とマネージャーのやりとり。今風のワードで笑いを取りつつ、自虐ネタもプラス。オチのパートでは思わず会場から声が上がるひと幕も。続いては、今日見たこと、普段感じていることなどをぺちゃくちゃ話し続けるOLのネタ。途中入るスリリングなBGMがメリハリになり、テンポよくネタが進みました。


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このあとの2度目のダンスタイムに続いては、ジャージ姿で登場したゆりやんが「調子乗っちゃって」「落ち着いていきや〜!」「今日は起こしいただいておおきにです おおきにと申します」と挨拶代わりのギャグを連発。会場をしっかりと盛り上げます。そして先日行われたコンテストの優勝を報告すると、大きな拍手が起こりました。優勝したのがうれしくてネットでいろいろ調べたら...というある意味あるあるネタを披露したほか、インスタグラムのDMで「弟子入り希望」のメッセージがあったことなどが報告されました。


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引き続き「ゆりやんのネタ DEAD OR ALIVE」のコーナーへ。「本ネタになるまでのヤツが使えるかどうかを判断していただくコーナーです」とゆりやん。これまでにもこのコーナーからいろいろなネタが生まれているそうで、今回はネタが書かれたボードから、ゆりやんがチョイスしたものを順に披露していきました。らしさいっぱいのネタの数々に観客も大満足。なかには本ネタになりそうなものも見受けられ、ゆりやん自身も「もしかしたらこのなかに来年のR-1のネタになってるのがあるかも!?」と期待を膨らませていました。


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ほかにも、ステージ中央にDJブースを設置し、サングラス姿のゆりやんが「手上げろ!手上げろ!」「みんなやってるから!」「歌える人は歌って!」と会場をアオって盛り上げまくるDJタイムも披露。観客とのぐだぐだコール&レスポンスが爆笑を誘っていたほか、往年の女優さんに扮するネタでも持ち味を存分に発揮。会場はすっかりゆりやんワールドに包まれていました。


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VTRの「ほんまに泣くチャレンジ」は優勝発表も行なわれ、なんと吉田たち・こうへいが優勝という結果に。早速本人に伝えに行き、再び目の前で泣いてみたものの、吉田たちの2人はまったくワケがわかっておらず、そのキョトンとした様子が大いにウケていました。


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そして、いよいよラストのネタ。聞き覚えのある独特の声に会場からは大歓声が起こります。毒舌キャラでネガティブなセリフを連発する様子は、見た目との相乗効果で爆笑度が数倍にアップ。途中、ゆりやんが客席に降りると「かわいい!」という声もあちこちで上がるなど、ラストまで盛り上がり続けました。


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エンディングでは、まず客席に向かって「ありがとうございました!」とお礼。そして「私とそっくりな4人」とヒントン・バトル ダンスアカデミーの4人を呼び込むと会場からは大きな拍手が起こります。さらにヒントン・バトル本人が登場すると、ゆりやんのテキトー通訳が炸裂。ステージ上も含め、笑いが止まりません。ヒントン・バトル ダンスアカデミーでは、2月25日(日)までの応募期間で2期生のオーディションが行なわれることも告知。昨年の1期生のオーディションにゆりやんも行こうと思っていた、というエピソードも話されました。


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最後は「みなさんのおかげで楽しかったです!ありがとうございました!!」と舞台袖に消えたゆりやん。と思ったら、再びhiphopが流れるなか、ステージに登場。ダンサー4人との息の合ったダンスを見せ、大盛り上がりのライブは終了しました。



【ゆりやんレトリィバァ】


1時間濃縮のネタで観客を抱腹絶倒に?!「お得なサンデーナイトネタライブ」

12月17日(日)、よしもと沖縄花月で「お得なサンデーナイトネタライブ」が行われました。6組の芸人のネタが連続で見られるライブのトップバッターを務めたのはありんくりん。早速ネタがスタートします。

クリス演じる外国からの観光客を助ける比嘉、という設定でネタを披露。クリスの「Everybody 冷た~い」の一言や、比嘉の鉄板芸、胸毛披露で会場は大笑い。観客をしっかりウォーミングアップします。


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2組目は初恋クロマニヨン。職務質問、ひったくり、浦島太郎をテーマに3本のネタを進めます。3つとも新本が主人公のはずなのに、おいしいポイントをさらっていく比嘉に客席からはくすくす笑いの声が漏れていました。

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3組目はマテンロウ。自己紹介のときから「このあと東京に帰らないといけないんだけど、俺はスカイマークでこいつ(アントニー)はオスプレイに乗るから」と、大トニー節が炸裂。「俺達同級生なんだけど、いくつだと思う?」と、観客に年齢当てクイズをさせたのですが、正解者に「おめでとうございます!帰りにチケットカウンターのお姉さんに、『私、マテンロウの年齢当て正解したんです』って言って下さい。・・・『ふ~ん』って顔されるから」と、すかした返しで笑いを誘います。

続けて、「アントニーが小学生の頃、見た目だけで入部させられたクラブは何でしょうか?」など、アントニーのこれまでの人生を振り返るようなクイズネタを展開。過去を暴露されたくないアントニーがしぶしぶ答えを言う度に、会場からは笑い声が上がります。持ち時間がほとんど自己紹介のような笑いで4組目にバトンタッチしました。

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4組目はピスタチオ。前半は独特のリズムと変顔で話す、定番のスタイルで銀行強盗をテーマにしたネタを披露します。そして後半は、「暑いから脱ぎましょう」と、二人のトレードマークであるベストを脱いでマイクに向かいます。

すると、トレードマークを失くしたせいか、キャラクターも一変。小澤の出す質問に伊地知が答えていく、というクイズネタを披露したのですが、オロオロと細い声で答える伊地知に対し、何にでも「正解」と答える小澤という不思議なキャラ設定で最後まで突っ走ります。

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5組目は銀シャリ。二人が出てきただけで会場からは歓声が上がり、昨年のM-1グランプリの優勝者の風格がうかがえます。前半は「子供の頃にやった遊び」、後半は「引っ越したばかりなのに騒音に悩む鰻」の2本のネタを披露。ボケとツッコミの軽快なテンポに観客は笑わせられっぱなしの状態でした。

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トリを勤めたのはプラス・マイナス。兼光が美輪明宏さんのモノマネをしながら岩橋の携帯電話番号を歌うという、これまた自己紹介のときからかなり攻めの姿勢で笑いをとりにかかります。

前半は兼光が考えた連想ゲーム、後半は岩橋が高校生のとき野球部だったことにちなみ、バッティングフォームを披露しよう!ということで兼光がムードを盛り上げようと、甲子園のウグイス嬢や、校歌斉唱する球児を演じるのですが、歌詞がどんどん変な方向に行き・・・?! スピーディに切り替わる兼光のネタとテンポ良い岩橋のツッコミに、客席からは笑い声が絶えませんでした。

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プラス・マイナスのネタが終わると同時に、公演はそのままおひらきに。1時間とは思えないような濃縮された笑いのある「お得なサンデーナイトネタライブ」は観客をずっと笑わせたまま、明るく幕を閉じました。

【プラス・マイナス】【ピスタチオ】【銀シャリ】【マテンロウ】【ありんくりん】【初恋クロマニヨン】

沖縄芸人からの無茶ぶりにフースーヤが悶絶「よしもと沖縄ネタ&コーナーライブ~ゲストはフースーヤです~」

12月9日(土)、沖縄・よしもと沖縄花月にて、「よしもと沖縄ネタ&コーナーライブ~ゲストはフースーヤです~」が開催されました。

まずは、沖縄芸人たちが登場しネタを披露しました。魁バーバリアンは童話ネタで絶妙なリズムと言葉選びで笑いを引き出し、カシスオレンジは迷子ネタで不思議な掛け合いを見せ観客を惹きつけます。続けて、ピーチキャッスル、初恋クロマニヨンが安定したネタを見せる中、通常のネタをしていたけんたくんが中盤からモノマネや昆虫の豆知識をとめどなく話し出し観客がざわつく場面も。

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ゲストのフースーヤが最後に登場し、「関西から沖縄に来られて嬉しい、オーケーアイエヌエヌ(OKINN)、オキン!」と、何度も「OKINAWAでなくOKINN!」をフースーヤの独特なリズムで連呼し、会場に笑いを起こしました。

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続けて、フースーヤと沖縄芸人によるコーナーへ突入。「あっち向いて罰ゲームほいっ!」は、4つのホワイトボードで出来たマスクを被った2人があっち向いてホイで勝負し、他のメンバーがマスクボードに書き込んだ無理難題を罰として行うというゲーム。

まずは、フースーヤ田中ショータイムと初恋クロマニヨン比嘉が勝負することに。あっち向いてホイの前に、他の芸人が思い思いの無理難題を記入していきます。田仲ショータイムのボードには、「エアーケツバット」「しり文字で自己紹介」「ローソンでおでん買ってくる」が、比嘉のボードには「一発ギャグ2発」「即興ラップ」「鼻が赤くなる」など、すっとんきょうな罰ゲームの数々が書き込まれました。

あっち向いてホイ!で、なんと1発目でドボンしたのは比嘉。「早すぎる!」との声をよそに、選ばれた罰ゲームは「即興ラップ」。本気で困った表情の比嘉に、得意のボイスパーカッションで助け舟を出したのはカシスオレンジ仲村。舞台床のマイクに這いつくばりながら必死でボイパで比嘉を応援します。「おまえらなにやてんだYO~」とディスるノリではじめたものの、「結局はフースーヤをソンケーしてんだぞ」となぜかべた褒めラップで終えた比嘉に大きな拍手が起こりました。

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続いては、カシスオレンジ仲本と魁バーバリアン与儀の対戦。仲本には「TELの下7ケタ」「ライブ終わりまで無視」が書き込まれ、与儀には「エンディングまで上半身ハダカ」の他に、イラストで書かれた「手を使わない頭ブリッジ」などヘビーな内容が続出します。

お互い罰ゲームを嫌がり、あっち向いてホイにも熱がこもりますが、与儀が負けてしまい「手を使わない頭ブリッジ」に決定してしまいました。「ヤバイ、ほんとにヤバイ、脳か何かが飛び出るかも」と及び腰。意を決して「はいっっ!」と勢いよくブリッジすると、"ゴスッッッ"と地響きのような音と共に悶絶する与儀に、芸人達も客席も大爆笑に包まれました。


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また、フースーヤ得意の「フースーヤのギャグ50音」では、沖縄芸人から出される「ぷ」などのイレギュラーなお題に、苦しみながらギャグ披露。「濁点とか丸が付くのは作ってない、そもそもギャグ50音って言ってるのになんでお題が50音じゃないの?!」と谷口が恨み節を口走り、客席の笑いが起きる中、その日の舞台は幕をおろしました。

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【フースーヤ】【魁バーバリアン】【カシスオレンジ】【けんたくん】【ピーチキャッスル】【初恋クロマニヨン】

2017年12月19日 (火)

12/19(火) "公益社団法人 鹿児島青年会議所"と吉本興業が合同で『包括提携協定 締結報告会』を執行

平成29年12月19日(火)、鹿児島市内の城山観光ホテルにて、"公益社団法人 鹿児島青年会議所"と吉本興業が合同で『包括提携協定 締結報告会』を執り行いました。

 

寒さが続く南国・鹿児島も、この日は抜けるような青空の冬晴れ。会見には鹿児島を代表するたくさんのメディアの方々に足をお運びいただきました。

 

吉本興業は、2016年7月に全国の地域活性化を目的として日本青年会議所と包括提携協定を締結。私たちのエンターテイメント性と情報発信力、住みます芸人による地域活性化活動と、青年会議所が持つ地域ネットワークと実行力が組み合わされることにより、地域活性化を図ってきました。

 

そんな中、2018年にアジア太平洋地域会議「JCI ASPAC」が開催され、また同年に明治維新150周年、NHK大河ドラマ「西郷どん」、2020年には初の国体が控える鹿児島と縁あって、この度その鹿児島の青年会議所と個別の地域では初の包括提携協定を結ぶ運びとなりました。

 

15時から始まった報告会に登壇したのはまず、鹿児島青年会議所 理事長の嶽釜 勇一郎さん、吉本興業 取締役の泉 正隆が登壇しました。包括提携の協定書を手にした二人が書類の中身を確認したところで写真撮影。かたい握手が交わされました。

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まずは、鹿児島青年会議所 理事長・嶽釜さんの挨拶が会に集まった人々へのお礼と共に始まりました。

 

「本日、吉本興業さんと包括提携をしたというご報告をさせていただきました。吉本興業さんが持つエンターテイメント力、そして発信力、今まで培って来られた地域活性化活動、それに私たちが持つ市民・行政とのネットワーク、行動力を駆使すれば相乗効果が生まれ、鹿児島をもっと元気にできると私は確信しております。2018年、鹿児島はたくさんの人たちから注目されます。ただ、このチャンスをものにできなければ鹿児島は衰退していくのではとも懸念されています。今年7月に野村総合証券様からポテンシャルの高い都市が発表され、鹿児島は2位でした。この発表を受けた私たちは、おお、すごいな!と思いましたが、ポテンシャルの高さというものは私たちが何もしなければ、それだけで終わってしまいます。来年、鹿児島がものすごいチャンスを迎えるにあたり壁があるとしたら、それは地元の常識だと私は思っています。今回、吉本興業さんと包括提携を結ばせていただくことは、外の常識を取り入れることであり、この締結が鹿児島のポテンシャルの高さを成功へと導かれるであろうと私は信じております。来年私たちは吉本興業さんと様々な事業を展開していきます。市民・行政を巻き込んで素晴らしい活動を行なっていきたいと思っておりますので、今後ともご協力のほどよろしくお願いいたします」。

 

熱い想いのつまったスピーチに拍手が沸き起こりました。続いて、吉本興業取締役・泉がお礼から始まる挨拶をしました。

 

「吉本興業はおかげ様で今年で150年になります。そして弊社は6年前の2011年から次の100年に向けて、地域活性化プロジェクト、「あなたの街に住みますプロジェクト」を立ち上げ、全国47都道府県に地元を元気にしたいという想いを持った芸人と社員を配置し、これまで800ほどのプロジェクトを立ち上げて、笑いの力で地域の元気に貢献させていただいております。青年会議所様も長年、地域の元気の為に頑張って来られており、昨年夏にご縁があって青年会議所様と包括提携を結ばせていただきました。そしてこの度、地域の青年会議所としては初めてになる、鹿児島青年会議所様と包括協定を結ばさせていただくことになりました。県内にネットワークをお持ちになる鹿児島青年会議所様としっかりタッグを組んで、地域の隅々まで笑いの力で元気に貢献させていただけるようになりました。今後も今回の取り組みをモデルケースにして、全国各地の青年会議所様と協定を次々と結んでいき、地域のお役に立たせていただけたらと思います。今後の吉本興業と青年会議所との活躍にご期待ください」。

 

そんな中紹介された"鹿児島県住みます芸人"コンビの突撃パイナップルが登壇しました。

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姶良市生まれ、地元である鹿児島に住んで3年が経つ突撃パイナップル。「鹿児島を盛り上げるためにイベントとかやるんですけど、自分たちとマネージャーの3人だけではなかなかできないことや限界を感じることもあるので、今回、包括協定ということで、鹿児島青年会議所の皆さんの力を借りて一緒に鹿児島をより良くするために頑張っていきたい」と、つばさ。「鹿児島青年会議所の皆さんは吉本興業っていうこの大きな会社を思う存分、利用してください。僕たちに回るはずだったお金とかも多分いっぱい蓄えてると思いますんで。吉本を思う存分、精一杯使ってください! 僕たちもこの協定に価値があったと言われるよう頑張っていきたいと思ってますんで」と楠が締めくくった。

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続いての質疑応答タイムでは、他の芸人ももっと鹿児島に来るようになるのか?との問いに泉取締役が「弊社には6000人ほど芸人がおり、いろんな才能がございます。具体的に言えば絵本で話題の西野くん、本の才能で又吉くん。まだまだ先々どんなことができるだろう?という段階ではございますが、いろんな形で様々な種類の事業にいい形でご奉仕していけると思います」と返答。鹿児島の人、食の質問になると嶽釜さん、泉の両氏の話は尽きないように見えました。記念撮影を終えて約45分間の報告会見は和やかなムードの中、幕を閉じました。

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【突撃パイナップル】

全12チーム43名が大激戦!「BDB〜爆裂地肩バトル〜年忘れ世代対抗戦!!」優勝は祇園×ラフ次元

12月17日(日)、よしもと漫才劇場にて、「BDB〜爆裂地肩バトル〜年忘れ世代対抗戦!!」が開催されました。爆ノ介がプロデュースし、毎回、さまざまな芸人たちが入り乱れて戦うお笑い総合バトル。今回は、タイトル通り世代別12チームに分かれての団体戦で、「今いちばんおもしろいヤツら」を決定します。

オープニングでは、舞台上になぜか木が。爆ノ介曰く、劇場階下にあるドン・キホーテの木が天井を突き破ってここまで伸びてきたとのこと。このままでは今夜のイベントが中止になってしまう...と、そこに現れた救世主が、MCを担当するスマイル・瀬戸! 作業服姿でトラクターに乗った瀬戸が、あっという間に気を取り除き、「SETOでした〜」と軽やかに退場。無事、イベントを開幕できることとなり、胸をなで下ろす爆ノ介でした。

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そんな寸劇を経て、さっそく瀬戸が出場芸人たちを呼び込みます。前回同様、客席通路を通っての登場に、観客の皆さんは大興奮。各チーム、個性を打ち出した決めポーズやボケも見どころです。

27期以上チームは、クロスバー直撃×トット=トット直撃。

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28期チームは祇園×ラフ次元=ラフ祇園。

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29期チームはデルマパンゲ×吉田たち=吉田パンゲ。

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30期チームはツートライブ×爆ノ介=爆トライブ。

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31期チームはセルライトスパ×ロングコートダディ=ロコスパ。

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32期チームは大自然×マルセイユ=マル自然。

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33期チームはヒガシ逢ウサカ×ビスケットブラザーズ=ビスケット逢ウサカ。

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34期チームはポートワシントン×さや香=さや香 in ワシントン。

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35期チームはからし蓮根×コウテイ=からしコウテイ。

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極ピンチームはおいでやす小田×ヒューマン中村=おいでやす中村。

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翔ピンチームは清友×kento fukaya=清ken。

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男女コンビチームはTHIS IS パン(THIS IS 岡下・吉田結衣のユニット)×蛙亭=THIS IS 蛙パン。

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開会を前に、主催の爆ノ介が挨拶を。シャツをまくり上げると、お腹には顔が描かれており、腹芸での開会宣言か!? と思わせておきながら、実は普通にしゃべるというボケを繰り出す爆ノ介。早くもおふざけ全開です。

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解説を担当する笑い飯も舞台へ。同イベントには二度目の登場となります。

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そして、こちらも恒例、BDB旗の掲揚です。爆ノ介が考えた今年の漢字「室」がゆっくりと上がり、その下ではクロスバー直撃・渡邊が安室奈美恵さんの曲をアカペラで熱唱! そう、「室」は「しつ」ではなく安室さんの「むろ」だったのです...。

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ここで、同イベントのルール説明が。出場者は3チームずつ4ブロックに分かれ、トーナメント方式で対決。組み合わせは、事前に厳正なる抽選にて決定済みです。試合では、各チームに持ち時間30秒×2回が与えられ、ギャグ、コンビ芸、ショートコントなど何でもあり、ネタではなく"地肩"で笑わせていきます。2回目終了後は、ポイントが倍になる「アルティメットターン」で、2組がコンビネーションを競うことに。最終的に最も多くのポイントを獲得したコンビが勝者となります。

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まずは予選4試合からスタート。それぞれ「レッド」「ブルー」「イエロー」の3色に分かれて激突します。判定は、観客の皆さんの笑いの大きさにより、「B=1点」「BD=2点」「BDB=3点」「ノーポイント」がそれぞれ与えられるとのこと。さあ、いよいよ熱戦の火ぶたが切って落とされました!

予選第1試合は、レッド=トット直撃、

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ブルー=THIS IS 蛙パン、

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イエロー=さや香 in ワシントン。

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初っぱなからショートコントあり、ギャグありの激戦で沸かせます。アイドルの自己紹介を4人のコンビプレーで見せたトット直撃、さや香・石井の顔マネとポートワシントン・笠谷の英語ネタで笑わせたさや香 in ワシントンが僅差で1位、2位となり準決勝へ! 笑い飯のふたりは「このテンポで進むのはすごい」(西田)、「クロスバー直撃の貫録はさすが」(哲夫)と、感想を述べていました。一方、男女混成チームの利点を生かしたショートコントを披露したTHIS IS 蛙パンが、残念ながら敗退に。

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予選第2試合は、レッド=マル自然、

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ブルー=からしコウテイ、

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イエロー=爆トライブという顔合わせに。

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最年少チームとなるからしコウテイは、コウテイ・九条が「ズィーヤ」を連発、掟破りの戦法でポイントを稼ぎトップに立ちます。大自然・白井とマルセイユ・別府のダンスをコントに盛り込んだマル自然が2位。爆トライブは、ツートライブがブルーチームに乗せられ(?)「ズィーヤ」を繰り出し、あえなく撃沈。アルティメットターンで見せた「ダニちゃん」ネタでも2位に届かず、爆ノ介は主催者にも関わらず予選敗退の憂き目に...。哲夫は「『ズィーヤ』の破壊力すごいなあ」と感心しきりです。

予選第3試合では、レッド=ロコスパ、

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ブルー=ラフ祇園、

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イエロー=おいでやす中村が対決。

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充実のショートネタで確実にポイントを重ねたロコスパが見事1位に。木崎のキャラを生かした祇園と梅村のインスタライブ中毒も盛り込んだラフ次元が、それぞれの持ち味を打ち出し2位につけました。ピン芸人同士のおいでやす中村は、なぜか舞台に立つだけで笑いを誘ってしまい困惑。ヒューマン中村のピンポイントなモノマネなどで爆笑をさらうも一歩及ばず、涙をのみました。笑い飯の解説ではおいでやす小田いじりが止まらず、こちらも笑いの連続に。

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予選第4試合は、レッド=清ken、

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ブルー=吉田パンゲ、

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イエロー=ビスケット逢ウサカ。

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白いシャツ&パンツで揃えて息の合ったコンビプレーも見せた清kenと、アクロバティックなボケでも笑いを獲得したビスケット逢ウサカが同点1位となる接戦! デルマパンゲ・迫田をリーダーに据えた吉田パンゲは、人選が敗因に!? 吉田たちの双子あるあるショートコント等で沸かせつつも、迫田の暴走もあり、初の1ケタ得点で最下位に沈んでしまいました。吉田たち・こうへいは、「個人的には見取り図とやりたかったです...」と心境も...。

準決勝は2試合。4チームに分かれ、小道具の使用が解禁となります。1試合目に登場したのは、トット直撃、

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さや香 in ワシントン、

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マル自然、

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からしコウテイ。

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テンポよくモノボケを打ちまくるトット直撃に対し、さや香は新山によるジャルジャル・後藤のモノマネや笠谷による漫劇メンバーのギャグの英語化など、あえて小物を使わない戦法で勝負。マルセ自然がBDBとノーポイントの連打で高低の激しいパフォーマンスを見せると、伊織のキャラと九条の「ズィーヤ」を前面に押し出してからしコウテイが反撃。4チームがそれぞれ強みを見せつけたバトルは、からしコウテイが勝ち抜きました。止まらない「ズィーヤ」旋風、果たして対するはどのチームに?

準決勝第2試合は、ロコスパ、

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ラフ祇園、

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清ken、

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ビスケット逢ウサカの4チーム。

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ここでは、櫻井が小物を選び木崎がボケるという黄金スタイルを確立した祇園がポイントを稼ぎ、さらに4人揃っての人形劇のモノマネでも笑わせたラフ祇園が最高得点を叩き出しました。アルティメットターンでは、予選でウケたキーマカレーネタをグレードアップさせたロコスパや、2人でコントを繰り広げた清ken、ショートコントに高見のサイコ風味を生かしたビスケット逢ウサカも大健闘! 感想をきかれた西田は「木崎がすごかった」とひとこと。哲夫も「あの感じで30分ぐらいできるのでは」と脱帽の様子でした。

笑い飯から「気になったチーム」に選ばれた爆トライブが「おかわり」パフォーマンスを披露した後は、ついに決勝戦です。5分の制限時間内に、とにかく交互に打ち合うというルールで戦います。また、小物以外に、サンプラーによる効果音も使用できるように。ふだんのネタ同様、青空と伊織のやりとりで笑わせるからし蓮根と、サンプラー担当・下田と「ズィーヤ」担当・九条がタッグを組むコウテイ。

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祇園は引き続きモノボケを連発し、ラフ次元はセサミストリートのクリスマスなどショートネタで盛り上げます。

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どちらも譲らぬ好勝負となりましたが、優勝を手にしたのはラフ祇園でした! 

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爆ノ介お手製のパセリが降るなか、喜びをかみしめる面々。木崎は同イベントのMCを務めてきたことから、ノウハウをしっかり把握していたものの、出場者となった6月開催の前回大会では無念の準優勝。ようやく雪辱を果たせたことに、安堵の笑顔を浮かべていました。熱戦を間近で見守った笑い飯も、解説しながらしっかり楽しんだ模様。

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またしても見ごたえたっぷりな大熱戦となった「BDB〜爆裂地肩バトル〜」。次回の開催を、どうぞお楽しみに!



【爆ノ介】【クロスバー直撃】【トット】【祇園】【ラフ次元】【デルマパンゲ】【吉田たち】【ツートライブ】【セルライトスパ】【ロングコートダディ】【大自然】【マルセイユ】【ヒガシ逢ウサカ】【ビスケットブラザーズ】【ポートワシントン】【さや香】【からし蓮根】【コウテイ】【おいでやす小田】【ヒューマン中村】【清友】【kento fukaya】【THIS IS 岡下】【吉田結衣】【蛙亭】【スマイル・瀬戸】【笑い飯】

スーパーマラドーナ、トット、祇園らが出演した『よしもと式エンタメLIVE~就活開始!エンタメ進路相談!』を生配信!

12月17日(日)、YCC大阪にて『よしもと式エンタメLIVE~就活開始!エンタメ進路相談!』が行われ、YouTubeの「よしもと大阪芸人チャンネル」でも生配信されました。当日は、配信のほかに卒業生による質問ブースも登場、生の声をダイレクトに届けました。

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YCC大阪の生徒が制作したよしもと式のエンタメ業界進路相談番組、MCはトットが務めました。まずはYCCがどんな学校なのか、広報担当のYoutuber芸人・(株)はつだが流暢な営業トークで学校案内を繰り広げました。

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ディレクターやマネージャー、クリエイターに作家など、エンタメ業界で必要とされる人材を育成するYCC。授業は毎週土日と学生、社会人に対応したダブルスクール、分厚い就職サポート、現役のプロデューサーや芸人による豪華な講師陣、在学中に番組やイベント制作を体験できる授業内容、そしてリーズナブルな学費と5つのポイントを解説。

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今回は中でも、エンタメ業界への就職にスポットを当て、今年5月に吉本興業株式会社から内定をもらったYCC卒業生を招いて、就職活動について語ってもらいました。登壇したのは、大学3回生だった2016年4月にYCCに入学した8期生の中村さん。入学して1ヶ月後にはプロの芸人が出演する配信番組のスタッフとして参加し、7月には『キングオブコント』の現場スタッフ、8月にはよしもと漫才劇場を中心とした夏の一大イベント『サマクロ2016』の現場研修など、次々と現場での実習を重ねました。

そして同年秋からは大学での就職活動も同時にスタート、2017年にかけて合同企業説明会や就職活動支援セミナー、会社説明会などに参加しました。エンタメ業界への就職を決意したのは2017年3月、YCC卒業間近の講義でのこと。講師として登壇した吉本興業の社員の「幸せとは周りの人を喜ばせること」という一言に、進路をエンタメ業界1本に絞りました。

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「エントリーシートを書く際には、YCCでの経験がとても役に立ちました。また、書類の書き方のアドバイスや、面接に向けてのサポートなど、YCC卒業後も様々なバックアップがありました」と中村さん。YCCのサポートを受けながら吉本興業株式会社の3次面接を突破し、5月末に内定を受け取りました。

「(株)よしもとクリエイティブ・エージェンシーの藤原社長の特別授業では、"なんでもやる精神""礼儀、挨拶が大事あること"というマネージャーとしての心得を教わりました。また、朝日放送の社員さんによる『テレビ制作論』という授業では番組制作の過程を知ることができ、就職活動のアドバイスもあり、とてもためになりました」と講義も面白かったと振り返る中村さん。最後に「志望動機、自己PRをしっかり伝えるなど、エンタメ業界で働けるチャンスは絶対にあります。諦めないでください!」と会場に訪れた方や視聴者にメッセージを送りました。

今年9月には現役のYCC9期生が制作した番組『YCC警察24時』を配信しました。企画から配信まで、すべて生徒の手によって作られた当番組。YCC9期生を代表して総合コースの西山さんが登壇し、「芸人さんに番組の意図や趣旨を明確に伝えることが大変でした。初めてのことばっかりでしたが、次の配信番組に生かしたい」と苦労話などを明かしました。

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『YCC警察24時』は、芸人の素顔や知られざる一面を芸人が暴露するタレコミ情報の番組です。続いては、スーパーマラドーナ、祇園がゲスト出演し、ステージ上で『YCC警察24時』のスピンオフ企画を展開しました。西山さんがネイビーズアフロ・皆川から聴取したという武智、田中、櫻井、木崎、そして桑原のタレコミ情報を多田が次々と明かしていきます。触れられたくないタレコミの数々に、悲痛の声が次々と上がりました。

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最後は、よしもとのアイドル・つぼみから杉山、吉岡が登場。ライブ音源の編集や配信番組の準備、グッズのデザインなどすべてメンバーの手弁当で行っているつぼみ。2018年4月28日にはZepp Nambaという大きな会場での単独ライブも控えている彼女たちですが、「現在スタッフが足りません!」とYCC志望者に助けを求めてやってきたのでした。

「イケメン」「アイドル好き」などスタッフの条件を出してくる杉山と吉岡ですが、結局のところ「明るく元気な人ならOK!」。「本当にやりたいと思ってくれる方にはまずYCCで現場をいろいろ体験してもらいたいです! 私たちのイベントや配信でも、YCCの生徒さんが手伝ってくれています」と吉岡。

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「YCC」では2018年度4月生の募集を開始しています。芸人、アイドルなど様々なエンタメ業界の生きた現場が学べるチャンスです! 詳しくはYCCよしもとクリエイティブカレッジ公式サイトでご確認ください!
http://ycc.yoshimoto.co.jp/

【スーパーマラドーナ】【祇園】【トット】【(株)はつだ】【杉山優華】【吉岡久美子】

カラテカ矢部の漫画『大家さんと僕』大ヒット! トークショーで大家さんとの新たなエピソードも披露

12月18日(月)東京・神楽坂のla kaguにて、矢部太郎(カラテカ)漫画家デビュー作『大家さんと僕』の大ヒットを記念して、品川祐(品川庄司)とのトークイベント「品川祐×矢部太郎 最初で最後のトークショー!?」を開催。本作誕生のきっかけから制作秘話、さらには次回作への展望まで、ここでしか聞けない話をたっぷりと語りました。
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『大家さんと僕』は、「ごきげんよう」と挨拶する一風変わった大家のおばあさんと、トホホな芸人の「僕」=矢部との、あたたかくも切ない交流の日々を描いた実話漫画。著名人からも絶賛の声を多数いただいているほか、10月31日の発売から1ヶ月で11万部を突破し、ベストセラーとなっています。
イベントに登場した矢部と品川は、会場を埋め尽くすお客さんの数にビックリ。品川の「満席になるなんてカラテカ20年の歴史で始め初めてじゃない」との言葉に、矢部も大きくうなずき集まってくださった方々に感謝を。書店での愛あふれるPR展開、出版社の担当者、読者のみなさんから本作に通じる"ほっこり"を感じた品川は「世の中はほっこりを求めてたんですね」と人気ぶりに納得の声を。
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トークは、まずは本作の誕生からスタート。きっかけとなったのは、「女帝」「夜王」など数々の漫画原作者である倉科遼さんと偶然会った際、矢部と大家さんの関係に感動した倉科さんから言われた「映画化しよう。プロット書いて持ってきて」との言葉。この時、倉科さんの構想では、大家さんの故郷である鹿児島の知覧を2人で旅するロードムービー的なものだったそうですが、矢部が漫画を描いて持参したところ倉科さんに絶賛され出版に至ったと明かしました。この話を聞いた品川は「映画化あるんじゃないの?」と、「太郎が原作・脚本・監督・主演で単館上映か、太郎役を菅田将暉くんにして全国ロードドショーか」と2つのパターンを提案。「菅田くん主演だったら、大家さんは安藤サクラさん。若いけど安藤さんなら何でもできるから」など、仮想キャスティング話で盛り上がります。矢部は「木村(祐一)さんも"監督めっちゃ楽しいで"っておっしゃってました」と映画化への夢を膨らませました。
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制作中のエピソードでは、完成に至るまでの貴重なノートを見せながらトークを。これまで相方の入江のフリップネタのためのイラストを描く程度で漫画は初挑戦だった矢部は、木下晋也さんの漫画「個展生活」を模写するところから勉強。その他、朝倉世界一さんの絵や、東村アキコさんの「かうかくしかじか」などにも影響を受けたそう。また、鉛筆ではなくデジタルで描いていることを明かすと、会場から「えー!」と驚きの声が。品川が「鉛筆で描いてて欲しかったな」と残念がると、会場も大きくうなずきます。あわてて矢部は「最初は鉛筆で描いていたんですが、消しゴムで消しすぎて紙が破れてきちゃって。デジタルだから描けた漫画です」と弁解しました。
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本作の大ヒットで、矢部は「周りの人が先生あつかいしてくれる。よしもとにはなかったなって」と改めて喜びを。そして何より大家さんが「大きな仕事をされましたね」と喜んでくださっているそうで、「それが何より描いてよかったと思います」と。また、大家さんは知人に矢部の本を紹介してくださっているそうで、本を読んだご友人から感想の手紙が矢部の元へ。手紙を読む矢部の目から涙があふれました。そんな大家さんの本作の一番のお気に入りは、本の内容ではなく糸井重里さんが書いてくださった帯の推薦文、二番目のお気に入りは平愛梨さんの推薦文。「そこ!?」というツッコミとともに、またひとつほっこりエピソードが生まれました。品川に第二弾執筆をうながされた矢部が「みなさん、第二弾も見てくれますか」と問いかけると、会場からは温かい拍手が。その前に、品川が「木下さん(漫画の勉強に使わせていただいた漫画家)にお礼いった方がいいよ」と言ったところ、矢部は「ほうかさん?」と俳優の木下ほうかさんと勘違いするという天然ぶりを発揮。会場はほっこりとした笑いで包まれました。
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第二弾に向け、大家さんとの新たなエピソードも披露。安倍首相が好きな大家さんのため、安倍首相のモノマネでおなじみのビスケッティ・佐竹に動画メッセージをお願いしたところ、大家さんは「矢部さん、お偉くなられたわね」と感動してしまい、モノマネだと言い出せなくなったという矢部。「まだ話せてないんです。どうしたらいいですか」と品川や会場のみなさんに相談を。また、矢部の女性関係について、一度だけ大家さんに「あの方とお付き合いするのはどうかと思うわ」と言われたことがあるそう。しかし、矢部の部屋に出入りしていた髪の長い人物は、女性ではなく後輩芸人・しんじ。大家さんのほっこりエピソードに会場も爆笑でした。矢部と大家さんの心温まる交流を描いた漫画『大家さんと僕』、絶賛発売中です。
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【矢部太郎】【カラテカ】【品川祐】【品川庄司】

今年は"命がけ"の挑戦あり! 末成由美&未知やすえディナーショー『由美とやすえのラッハーンで脳みそチューチューしちゃうぞ❤みたいなディナーショーPart5』開催決定!

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吉本新喜劇の人気女優、末成由美と未知やすえが、いつもの舞台とはひと味違うパフォーマンスで魅せる『由美とやすえのラッハーンで脳みそチューチューしちゃうぞ❤みたいなディナーショー』を、2018年3月4日(日)、リーガロイヤルホテル大阪にて開催することが決定しました!もはや恒例となったこの公演も、今年でついに"Part5"! 歌やダンス、笑いたっぷりのお芝居に加え、ふたりが新たなことに挑戦するのも見どころ。前回は由美が古希を迎えたということで、祝いの席などで披露される舞「三番叟(さんばそう)」を披露しました。回を重ねるごとにグレードアップしていくふたりのディナーショー、今回はどんなパフォーマンスが繰り広げられるのでしょうか!?

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公演に先立ち、12月18日(月)に開催発表会見を開催。司会進行は清水けんじが務めました。末成由美と未知やすえは色違いのお揃いの衣装でお目見え。「いつも、もうちょっとお派手なイメージなんですけども」と清水が尋ねると、「今回はポスターがお顔だけという感じなので、衣装を着けずに撮影したんです」とやすえ。「えっ!? 裸で撮ったんですか!?」と驚く清水に「なんでやの! 違います」と笑って否定。そして「想像したでしょ?」と清水に迫り「してませんよ! しとうないですわ!」とツッコまれていました。

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由美はこの日の記者会見のために、自前のブーツを着用。太ももの上部まである超ニーハイデザインで、清水にも買ったその日に「ええの買うたで」と自慢したお気に入りの一足です。

今回のポスタービジュアルのテーマを尋ねられた由美は「いかに安く仕上げるか」とズバリ。「これは永遠のテーマです。ほんまにバスタオルを上に着て、下は私服です。撮影は10分ぐらいで終わったんちゃう?」と超スピーディーだったことを告白。しかも修正はほとんどナシというから驚きです! 由美はピンク色のウィッグ、やすえはリボン型のポイントウィッグをふたつ付けた斬新なヘアスタイルで、どちらも由美の自前のウィッグだそう。清水が「由美姉さん、美しいんですけどピンクの前髪でカニみたいになってますやん」、するとやすえも「紅ズワイですね」、これを受けて由美も「昔はヘイケガニと呼ばれていた」と、ポスターの撮影秘話だけでも話題が尽きません。

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話は戻り、今回のディナーショーについての内容に。毎回、新たなことに挑戦してきたふたりだけに、今年の挑戦にも期待に胸が膨らみます。「オープニングでは、そこそこ激しい踊りもあるかなと思うんです。ただ、年齢が年齢だけに...」と由美。清水に年齢を尋ねられ、「70歳です」と答えると、すかさず「ディナーショーの時は71歳になってます」とやすえ。「ええやん、細かいことをクチクチクチ...」とボヤく由美に、「ここははっきり言っておかないと!」とやすえ。というのにやすえは清水に年齢を聞かれた際に「そこそこ」と答え、「人の年齢を言っておいてズルすぎるでしょ!」と清水からツッコみが! 「そういう人やっていうことがわかったわ!」と由美が言い、軽くもめ始めたところで清水に「ディナーショーするねんから仲良くしてくださいよ!」とやんわり諌められ、笑いを取っていました。ちなみにやすえは54歳で、「年齢を言ったほうがトクやと思いますよ。若く見えるし。とくに僕が子どもの頃に思っていた70代ってもう、おばあちゃんですもん」と清水。すると由美が「同窓会に行って並んで写真撮ったら、『だれの娘さんですか?』って言われる」と自慢。「どんだけイエスマン並べて飲んでるんですか!」と清水にツッコまれていました。

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そしていよいよ本題に。新しいチャレンジについては、「打ち合わせをずっとしてるんです。『何をしたらいいかな?』と考えたら、日本舞踊もやりましたし、チアガールもやりました。タップもソーラン節も太鼓もやったことあるし。長く芸人をやっていると、いろんなことをやらせていただけるので、やったことあるものばっかりなんですよ。なので今回は、真面目にはやりますけど、由美姉さんがあとのディナーショーに出られるかどうかっていうぐらいの、ちょっと"命がけ"のものをやらせていただこうかな、と」と驚きの宣言! 由美も「危険なことです」と言います。

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「えぇっ!? 命がけ?」と清水が驚きを隠せないなか、やすえは「私も危ないので、そこは今からちゃんと練習をさせていただいて、皆さんに拍手をいただけるようなものをお出しすると決めました」と言います。これを受けて、清水は「本当に、気ぃつけてくださいよ。由美姉さんは簡単に死ぬ年齢ですから...」と心配そう。そんな心配をよそに、由美は「去年、仕事やけど69歳でスカイダイビングをやったんよ」と実にパワフル。清水が「元気な秘訣ってあるんですか?」と尋ねると、「やっぱり筋力です」と由美。清水も「やっぱりそうですよね。舞台の袖でずっとスクワットしてはりますもんね」と由美とやすえが舞台前にいつもスクワットをしていることを暴露しました。

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また、歌について明かすひと幕も。由美は「一回目、二回目はシャンソンが多かったんですけど、今回は歌謡曲にも挑戦したいなと思っています。この歳でやっと『意外と合うな』と思いまして。皆さんに馴染みのある歌を歌いたいなと思います」とのこと。やすえは「最近では子どもちゃんのお客さんも多くて、子どもでも楽しめるような、手拍子ができたりする歌も入れる予定です」とのこと。すでにボイストレーニングはスタートしているそうで、当日は、由美、やすえがそれぞれ2曲ずつ、そして最後にふたりで一緒に1曲を歌い上げるとのことです。

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質疑応答では、"命がけ"の挑戦に話題が集中。どう命がけなのかを尋ねられた際は、「身体を動かします。心拍数が上がる、ということですかね」とやすえ。清水が流行りものなのかを尋ねると「皆さんがわかってくださるものなので、そうですね」とヒントも。「それまでに、稽古で骨を折らないかだけ心配です」とも話し、「骨がお弱いから...」と由美を気遣って見せますが、「骨、弱くないって。骨密度、ものすごい強烈やで!」と由美。

清水もやはり"命がけ"の内容が気になるようで、「アザができるとか?」と質問すると「アザができるというか、普通にそのままあとのショーを続けられるかどうかですよね。ちょっと、本当にチャレンジです」とのこと。由美も「もう5回目になるから、毎年やっぱりレベルアップしないといけない分、こっちも本当に一所懸命稽古して、皆さんに喜んでもらえたらなと思います」と語りました。

また、今年を振り返っての質問も。今年は新喜劇でも、女座長が誕生したりと何かと話題が多い1年でしたが、ふたりにとってはどんな1年だったのでしょうか? 由美は「若い人が多くなり、活気が全然違います。私らは昔、新喜劇に入った頃に比べたらテンポがすこぶる速くなっていますし、カンカンカンという笑いになりました。だから皆さん、若い方からお子さん、お年寄りまで人気があって、西梅田劇場もいっぱいです。すごいんですよ」と由美。「藍ちゃんも座長になり、私たちは後ろで力を貸してあげて、ますます盛り上がっていったらいいかなと思います。劇場も増えたし、うかうかしてられません。『あーしんど』なんて言うてられません」と意気込みました。やすえは「由美姉さんみたいに、何事にもチャレンジしていく先輩がたくさんいらっしゃるなか、私事ですが10日前にやっとインスタを始めました」とのこと! はじめは自分の写真を載せずに食べ物の写真ばかりアップしていたそうで、周りに注意を受けてから「自分も映らないとあかん」とわかり、先日はインスタに写真をアップするためだけに内場勝則とランチへお出かけしたのだとか。

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ほか、ゲストについての質問も。やすえは「新喜劇では、この企画のために劇場を休んでいただくというのは無理なので、空いている人という感じです。1回目は内場くんが出てくれたりとか、アキちゃんや山田花子ちゃん、森田まりこちゃんや井上安世ちゃんが出てくれたり、今バリバリ出てくれている子が出てくれています」とのことなので、期待が膨らみます。最後に「今は新喜劇がすごく人気やし、お客さんがこんなに笑えるディナーショーというのは少ないんじゃないかなと思います」と語りました。

いつまでも元気でパワーに満ち溢れる人気女優ふたりの、笑って元気になれるディナーショーへぜひお越しくださいね!

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■公演情報

『由美とやすえのラッハーンで脳みそチューチューしちゃうぞ❤みたいなディナーショー Part5』

日時:2018年3月4日(日) 

昼の部/受付12:00〜、お食事12:30〜、ショー13:45〜

夜の部/受付17:00〜、お食事17:30〜、ショー18:45〜

場所:リーガロイヤルホテル大阪 ロイヤルホール(大阪市北区中之島5-3-68)

料金:前売り・当日共に大人25,000円、子ども(小学生まで)15,000円

チケット発売日:2017年12月21日(木)

出演:末成由美、未知やすえ ほか

お問い合わせ:0570-550-100(チケットよしもと)

【末成由美】【未知やすえ】