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2018年11月

『よしもとスタンダップコメディ?チャンピオンナイト2』第二弾いよいよ今週開催!!

『よしもとスタンダップコメディ? チャンピオンナイト2』第二弾が、11月8日(木)に六本木トリコロールシアターにて開催されます。
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第一回目が大好評につき、第二回の開催が決定しました。よしもとクリエイティブ・エージェンシーが、東京で世界標準の大人の笑いに本格的に乗り出します。 『スタンダップコメディ』は、欧米などでは主流の「マイク一本」で「独り」で「政治、社会、宗教、人種、セックス」など、日本のメディアなどが、自粛する題材を、自粛なく、忖度なく、タブーなく、あらゆることを俎上にあげるスタイルの笑いです。

今回も、チャンピオンナイトと題して、世界や国内のお笑い大会で優勝した実力メンバーが出場します。
「世界お笑い大会in タイ」で優勝した、国際派コメディアンのぜんじろう。「R-1ぐらんぷり」チャンピオンのあべこうじと三浦マイルド。そして、
オープニングアクトは、デニス植野、タケトが出演。
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■ぜんじろう 本人コメント
これからこの国で王道を行く笑いのスタイルです。世界を相手にする笑いです。政治、社会、宗教など、今まで日本で自粛してきた題材を、コメディアンが正直に思った事を言い、お客さんが遠慮なく笑う! 話すエッセイ!
笑うコラムです。今回も、日本や世界でNO1!チャンピオンになった芸人が出演します。
大人に向けた、この国で、まったく新しいスタイルのスタンダップコメディの世界をご覧ください。


■イベント概要
【公演名】 「よしもとスタンダップコメディ?チャンピオンナイト2!」
【会 場】 六本木トリコロールシアター(東京都港区六本木6-8-15)
【公演日】 2018年11月8日(木)
【公演時間】 18時30分開場 19時30分開演 21時30分終演(120分公演)
【出 演】
ぜんじろう(世界お笑い大会優勝2015 in タイランド)
あべこうじ(R-1ぐらんぷり 2010年度優勝)
三浦マイルド(R-1ぐらんぷり 2013年優勝)
※オープニングアクト:タケト、デニス植野
【主催】 吉本興業株式会社
【企画・制作】 よしもとクリエイティブ・エージェンシー
■チケット情報:前売3,500円 当日4,000円 (1ドリンク制)
チケットよしもと より発売中
Yコード:107199
チケットよしもと予約問合せダイヤル 0570-550-100
(24時間受付※お問合せは10:00~19:00)

2018年11月 5日 (月)

今年も珠玉の長編漫才を披露! ゲストのずんさんと企画にも挑戦!!『笑い飯のルミネLIVE』レポート

10月8日(月)、東京・ルミネtheよしもとにて『笑い飯のルミネLIVE』が開催されました。

毎年、秋に1回恒例となっている笑い飯による同劇場での単独ライブ。サンパチマイクの前に立った哲夫は「超満席ということで、ありがたいもんで」と来場を感謝しつつ、「平均年齢がよそのライブよりも高い」とぽつり。西田の「10代の人って聞いたら、これっぽっちも手が挙がらない」という一言から、観客へ投げかけてみると10代だという人がちらほら。驚く2人ですが、「10代だけで来たよ~っていう人」との呼びかけにグッと挙手率が下がると、納得したような表情を浮かべます。
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その後は、漫才へ。今回の単独ライブでは、3本の長編漫才を披露した笑い飯。いちばん怖いものから都市伝説へ、さらにワイドショーネタへとつなげながら、ボケとツッコミを巧みに入れ替えつつ、笑いを増幅させていきます。
2本目の漫才では、西田が「もうええわ!」と終了を告げる一言を発しながらも、哲夫が「もうちょっとあるわ」とごにょごにょした口調で告げて、ネタを進める一幕が。これが元々、ネタに組み込まれていたやりとりなのか、西田のうっかりによるものだったのか、真相は明らかにされませんでしたが、隙の見える展開に客席からは驚きの笑い声が起こります。また、3本目は漫才の定番のような設定からやりとりを繰り広げつつ、それぞれの視点が光るボケのひしめき合う展開に、笑い声はさらに大きくなりました。
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企画コーナー「ゲストの相関図を作りましょう」のゲストは、ずんさん。笑い飯のネタにかけて「でこひろ男」と自己紹介したやすさんを、飯尾さんは「どおりで! そのネタ見たときに、思いついたって顔してたわけだ。復唱もしてた。練習の価値あり、だね」と称えます。
笑い飯念願のゲストだと2人が告げると、二つ返事で出演を決めたと返す飯尾さん。バッファロー吾郎の20周年記念ライブで会ったことがあるそうで、哲夫が「普通にファンだと言っていただいた」と喜ぶと、「ダウンタウンさんの次は、笑い飯だと思ってた」と言い切るやすさん。飯尾さんが「なぜ過去形なの?」と指摘すると、やすさんは「これから、これから!」と微笑みます。
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こちらは、ずんさんと関係の深い方々の写真を見ながら、人となりを教えてもらいつつ相関図を作ろうというもの。まずは、事務所の先輩である関根勤さんについて尋ねる笑い飯に、「救命ボートみたいな人。いなかったら、とっくにやめていた」(飯尾さん)「芸人としての命の恩人。重複しますけど、関根さんがいなかったら僕らはいない」(やすさん)と伝えます。
とにかく関根さんは「いいとこ探しの名人」(飯尾さん)なんだそう。「いつも、俺らが(舞台に)出ていたら、あそこよかったなって必ずいいところを見つけてくれる。何も褒めるところがないときは、『飯尾、紺のスーツ似合ってたな』」って褒めてくれた」と飯尾さん。やすさんもバラエティ番組のひな壇に座った際、何も喋れなかったにも関わらず、「やす、観たよ。よく笑ってたなぁ。あと、姿勢がよかったなぁ」と褒められたんだとか。ほっこりとしたエピソードに、会場から温かい笑いが起こります。
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続いては、同期のキャイ~ンさんについて。飯尾さんはウド鈴木さんの自宅の合鍵を持っていたらしく、「しばらく行かないと、全然泊まりに来てくれないじゃない!とか言われてた」と回想するやすさん。また、ウドさんには謝り癖があるそうで、肩がぶつかっただけで『飯尾さん、お話があります』と傍に連れて行かれて土下座されたとのこと。仲のいい飯尾さんとウドさんですが、箱根旅行で口論になったことがあるそうで、「生まれ変わっても飯尾さんと一緒にいいなって言われたから、俺が生まれ変わったらB'zになろうか。俺が稲葉さんで、お前が松本さんでって言ったら、ウドがちょっと待ってください。なんで飯尾さんが稲葉さんなんですか?ってケンカになって。このことを天野に話したら『目くそ鼻くそだな』って言われて、今度はどっちが目くそなんだってケンカになった」と説明します。やすさんが「笑い飯の漫才にありそう」とつぶやくと、飯尾さんは「ぜひ! そこ(客席)で観ますから」と笑い飯へお願いしていました。
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さらに、飯尾さんのペッコリ45度が本当に45度なのかを検証するミニコーナーでは、飯尾さんのおじぎが60度だったことが判明。「じいさんが商売人だったからだ」と言い出した飯尾さんは、「いやぁ、いい夜だ! いろいろと気づかせてくれて!」と笑い飯に感謝しました。
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最後のコーナー「笑い飯研究所」には、ずんとともにとろサーモンも出演。「ラップがうまい芸人は、吉幾三さんの『おら東京さ行くだ』を、即興で替え歌しても面白くなるのか」という検証で、ラップを披露したのはとろサーモン・久保田。「変な空気になったら謝ればいいんでしょ?」と言いながらやりきると、西田は「マジでできたやん!」と称賛。「気分が高揚してきた」と言い出した久保田は、続いてずんのお2人をテーマに即興ラップも披露しました。
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「ドラマに出演したことのある芸人は、どんな役でも瞬時に演じることができるのか」という検証で、演技を披露することになったとろサーモン・村田は「いや、でけへんよ!」とバッサリ。ランダムに引かれたシチュエーションと役柄を演じながら、効果音がなったところで締めるというルールに「めっちゃむずいやん」と不安げな声を漏らします。
難しい手術に挑む天才外科医、海外に旅立とうとする彼女を引き止める彼氏など何度か挑戦しますが、どれもしっくり来ず。身の上話をお客さんに語るゲイバーのママを演じたやすさんも納得がいくものが生まれなかったということで、このお題は難しいという結果に至りました。
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続いて「今年50歳と49歳になる芸人は何秒でブルーシートを潜り抜けることができるか」に、ずんのお2人が挑戦。笑い飯の2人が「何年か前に、トミーズの健さんがリタイアしまして」(西田)「怖いとおっしゃっていました」(哲夫)と説明しつつも、1人ずつ挑戦していきます。
まず、ブルーシートからやすさんがカツラを被って出てくると、「ハゲがハゲのヅラをかぶってる!」といじる飯尾さん。そんな飯尾さんは最後、ロングヘアのカツラに下半身のみをブルーシートに突っ込んで人魚を演じて笑いを誘いますが、このてんやわんやに哲夫がストップウォッチを押し忘れていたことが判明。あまりにゆるい展開にざわつく客席へ向かって、久保田が「もっと恐ろしいことを教えましょうか? 笑い飯はこういうことを20年やってます!」と告げると、ドッと大きな笑いが起こったのでした。
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最後の「運動神経の悪い芸人はエナジードリンクを飲むとジャンプ力がアップするのか?」は、『アメトーーク!』の「運動神経悪い芸人」に出演している西田が挑戦。上手の舞台袖から走って来てジャンプ台を使ってジャンプし、上から吊るされたドラを叩けたら成功というもので、村田は軽々とクリアしますが、西田はスカってばかり。あげく、舞台上に貼られていたうすーいガムテームにつまずいて、「なんかされた!」と大騒ぎします。
何種類かのエナジードリンクを飲んで挑戦したものの、西田の体に変化はなし。本人は「マックスを出している!」とポジティブですが、久保田は「3回、同じ動きをしてる。逆にすごい!」と驚きを隠せない様子でした。結果、エナジードリンクを飲んでもジャンプ力は向上しないことがわかりましたが、西田は「味がすっごくおいしいから、今後も飲む!」と宣言していました。
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【笑い飯】【とろサーモン】

東京都×よしもと presents「STOP!悪質商法THEライブ」開催決定!

近年、SNS等をきっかけとした若者の消費者被害が増加しており、対策が急務となっています。
そこで、東京都消費生活総合センターに寄せられた若者相談に多い悪質商法等(マルチ商法、キャッチセールスなど)をテーマに、お笑いのプロ集団よしもとの芸人が若者の視点で漫才・コントを制作・披露する取組を実施します。
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出来上がった作品はライブイベントで公開収録したのち、よしもと流の編集を加えて、笑えて学べる映像作品に仕上げ、インターネット上でも、若い世代に広くアピールします。

【STOP!悪質商法THEライブ】 開催概要
日時:平成30年12月9日(日曜)13:00~14:302
会場:ヨシモト∞ドーム ステージⅠ
  (住所:渋谷区宇田川町31-2渋谷ビーム7階)
MC:エハラマサヒロ、須藤凜々花
出演芸人:EXIT、オズワルド、サルエル、スイランネイチャーバーガー
     パイソンズ、ビスケッティ、フルフロンタル、魔人無骨、やさしいズ(10組)
内容:よしもと芸人による漫才・コントの実演
実演の合間で、テーマとなっている悪質商法の説明。
東京都消費生活総合センターやキャラクター「ボク、カモかも・・・。」の紹介。
エシカル消費についてのクイズなど。
主催:東京都
後 援:渋谷区

※観覧について
招待制となります。
入場無料。
観客100名を募集します。申込方法は別紙ご参照の上、お申込み下さい。

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◇観覧について
観客100名(90席と立見10名)を募集します!
○料金:無料
○対象:都内在住・在勤・在学の方
○締切日:平成30年11月30日(金)17:00まで
○申し込み方法:
①東京都の電子申請でのお申込み
②東京都消費生活総合センターへの電話でのお申込み
よしもとIDからのご応募

※お申込みはお一人様1回のみとさせていただきます。
※座席は指定的ではございません。
※来場した順番にお座り頂く予定ですので、座ってご覧になりたい場合は、お早めにご来場ください。
※当日、招待ハガキをお持ちの方はご入場時に回収させて頂きます。
※当選メールを受信されている方は当選メールを入場担当者に提示して下さい。
※座席へのご案内は開演30分前を予定しております。

○抽選:お申込みが定員を超えた時点で抽選を行います。
抽選結果につきましては、東京都にお申し込み頂いた場合は、当選された方のみに招待ハガキを発送させて頂きます。
よしもとIDでのお申し込みの方は、当選された方にのみ当選メールをお送りさせて頂きます。

【電子申請の場合】
ホームページ「東京くらしWEB」からパソコン等でトップページから「STOP!悪質商法THEライブ」のバナーをクリック!
【電話の場合】
東京都消費生活総合センター(TEL:03-6228-1331)
※平日9:00~17:00
「氏名」「郵便番号・住所」「電話番号」「年代」をお伝えください
【よしもとIDからのご応募】
よしもとIDに登録済みのお客様に抽選申し込みメールをお送りいたします。
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今回、ネタ作りに挑戦してもらう芸人からのメッセージ映像がご覧いただけます
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おかずクラブ新ネタライブ「マッスルレディ」開催まであと少し!

11月10日(土)おかずクラブの新ネタライブ「マッスルレディ」が、神保町花月にて開催されます。

5月に開催した単独ライブから約半年ぶりとなる、新ネタ初披露のライブ。現在行われている、女性芸人No.1を決める大会「THE W」にて、2年連続で準決勝進出中の2人。
決勝進出を目指し新ネタに真剣に取り組む、テレビのイメージとはひと味違ったおかずクラブは必見です。

【おかずクラブよりコメント】
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このイベントでしかやらないネタも結構ありますので、是非観に来て欲しいです!

おかずクラブ新ネタライブ「マッスルレディ」
11月10日(土)
開場14:45/開演15:00
場所 神保町花月
前売1800円/当日2000円
【チケット取扱い】
チケットよしもと
http://yoshimoto.funity.jp/
TEL:0570-550-100(Yコード:999-070)
チケットぴあ
ローソンチケット

吉田たち、見取り図、コマンダンテらがネタにゲームに大暴れ!爆ノ介プレゼンツ「爆裂キワメキLive」

11月4日(日)、よしもと漫才劇場にて、「爆裂キワメキLive」が開催されました。爆ノ介が主宰し、バラエティ豊かなメンバーが顔を揃えるネタ&コーナーの120分。前回9月4回の開催時は、台風が大阪を直撃し、ゲストとして予定されていたコマンダンテ・石井が新幹線に乗ったまま足止めに。というわけで、今回はコマンダンテがふたり揃って登場し、雪辱を果たしました。

オープニングVTRに続いて爆ノ介と吉田たち、見取り図、デルマパンゲ、ダブルアート、セルライトスパ、ロングコートダディ、ヒガシ逢ウサカが登場。前述の台風直撃の日を振り返り、「お客さんも来れず、石井さんも来れず...」と爆ノ介。ところがこの日も、仕事の都合でコマンダンテはオープニングに間に合わず。前回は新幹線の中に10数時間閉じこめられたため、「せめて石井さんだけは出てほしい」と切実に語り笑いを誘っていました。

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まずは前半戦のネタブロックから。ヒガシ逢ウサカは、街で見かけたヘンな人をお互いに言い合ううちに、高見の狂気がじわり露呈していく漫才を。

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蛙亭は、婚活パーティで出会った男女のやりとりをコントに。

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爆ノ介は小学生になりきって、かくれんぼに興じるネタで笑いを呼びました。

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ツートライブは、周平魂が出前にまつわるこだわりを語るも、そのイキりっぷりにたかのりはイライラ...。

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吉田たちは、「犬を飼いたい」というこうへいの夢が、怒とうの妄想へと変化するネタで勝負。

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ジソンシンは、酒井の「30年来の夢」をめぐり、まさかの展開で爆笑をさらいました。

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前半メンバーによるコーナーは、「キワメキ!ネオしりとり!」。さまざまなスタイルの「しりとり」を用意し、吉田たち・ゆうへいMCのもと、こうへい・ジソンシン・ツートライブの赤チームと爆ノ介・蛙亭・ヒガシ逢ウサカの青チームが激突します。

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ひとつ目は「ハイスピードしりとり!」。BGMのリズムに合わせてしりとりを行い、詰まったり「ん」がついたら脱落、先に3回失敗したチームの負けとなります。試しにBGMを流してみると、予想を上回る速さに一同ビックリ。さっそく両チーム交互に並んでスタート!のはずが、タテに並ぼうとしたり動きがにぶかったりとお約束のボケが続出し、ゆうへいが「まずはハイスピードに交互せえ!」とキレる混乱ぶりとなります。

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気を取り直して、ようやくしりとりが始まりましたが、ふたり目の蛙亭・岩倉がいきなり詰まりアウトに。この後も、「パンダ」の次に周平魂がなぜか「つみき」と答えたり、リスタートするもなかなか始められないヒガシ逢ウサカ・今井など、ハプニングが続出。終盤には、周平魂が「ま」で始まる言葉として「松」と答えるも、「まっつ」と「っ」を入れ込んでしまう事件が勃発。そこを青チームが狙い、見事に再度「まっつ」と答えさせて、勝利をもぎとりました。

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「リズムに合わせて4文字しりとり!」では、「パンパンパパパン」のリズムに乗せてしりとり。ただし4文字のことば限定で、さらに「おおさか」「さかさま」など末尾の2文字をつないでいかなければなりません。

ここでも一番手のジソンシン・下村から「いのしし」のバトンを受け取った岩倉が、「シシシシ」と謎の笑い声のような答えを発してしまい早々に撃沈。さらにツートライブ・たかのりや爆ノ介らもつまずき、ほとんど進まないままこのしりとりは終了の憂き目に...。

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ラストは「グルグルバットしりとり!」。両チームの代表各1名が、グルグルバットで10回まわった後、お立ち台に上がってしりとりを行うという、まさに地獄のゲームです。

青チームからは周平魂、赤チームからは岩倉が参戦。猛スピードでグルグル周り、いざお立ち台へ...のはずが、ふたりともふらふらになって転んでしまいました。危険回避のため一度ストップをかけ、ふたたび赤チームは酒井、青チームは岩倉でチャレンジ。今度は意外と落ち着いて見えたふたりですが、岩倉はお立ち台の上で立ち続けることができず、この勝負は赤チームの勝利となりました。

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後半戦ネタブロックのトップバッターはセルライトスパ。「相手が頭の中に思い浮かべたものを、3回質問して当てる」というゲームをテーマに漫才を展開します。

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デルマパンゲは、ぶどうとグレープフルーツの違いを発端に、迫田が持論を転換して広木を翻弄! 

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ロングコートダディは、ユーチューバーの日常を切り取るコントで楽しませました。

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ダブルアートは、"緊張しい"なタグのために、将来の結婚式をシミュレーション。

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リリーが盛山に、大人のファッションをアドバイスしていくネタで沸かせたのは見取り図。

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コマンダンテは、前回の新幹線カンヅメ事件にも触れつつ、「ヤンキーもの漫画」のワンシーンを再現していく漫才を披露しました。

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後半メンバーによるコーナーは「キワメキ!ロープで一心同体ゲームバトル!」。赤チームはデルマパンゲ・見取り図・セルライトスパ、青チームはコマンダンテ・ダブルアート・ロングコートダディ、MCは爆ノ介が務めます。

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両チームとも、全員がロープで一列につながれて舞台へ。この状態で、いろいろなゲームに挑戦するとのことですが、メンバーたちはいまだに「なぜつながれているのか」が理解できない表情です。それでも容赦なくゲームはスタート! ひとつ目は「リンボーダンス!」です。

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ロープでつながれてのリンボーダンスは、かなりの難易度。先攻の赤チームは、迫田を先頭に順調な進みっぷりでしたが、ラストからふたり目の盛山がポールにさわってしまいあえなく失格。青チームは、先頭の安田がいきなりポールを落としてしまうハプニング。再挑戦を直訴して、二度目はスムーズに進むも、ダブルアート・真べぇがポールを落として...ではなく首にひっかけて失敗。この勝負は引き分けとなりました。

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ふたつ目は「手押し相撲!」。両チーム1列になって向かい合い、手押し相撲を行いますが、ロープでつながれているがゆえ、ひとりが落ちると引っ張られて大惨事となる可能性も。初戦はあっけなく赤が勝利し、セルライトスパ・大須賀は向かい側にいた安田について「ススキみたいでした」とその弱々しさを証言。

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「もう1回やろう」と盛り上がっての再戦では並びを逆に。盛山×真べぇという巨漢ふたりの対決が実現し、大混乱の末に「迫田が暴れたから」という理由で青チームが勝利しました。

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これで相撲魂に火がついたのか、メンバーは「次は相撲がやりたい」とリクエスト。それぞれ真べぇと大須賀を前面に置き、一丸となって押し合った結果、舞台上はカオス状態に...結果は赤チームの勝利!

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終演時間が近付くなか、最後のゲームは「長縄!」に。文字通り、長い縄を使って全員で縄跳びを行います。青チームは石井のかけ声に乗ってどんどん飛び続け、なんと21回まで成功! 

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対する赤チームはすでにロープが外れていたので、全員で肩を組んでジャンプしましたが、盛山が引っかかってしまい3回で終了しました。すべてのゲームを終えて、総合優勝は青チームの手に!

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またまた大盛り上がりとなった「爆裂キワメキLive」。次回の開催を、どうぞお楽しみに!

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【爆ノ介】【吉田たち】【見取り図】【デルマパンゲ】【ダブルアート】【セルライトスパ】【ロングコートダディ】【ヒガシ逢ウサカ】【コマンダンテ】

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昨年を超える約40万人が大阪の御堂筋につめかけた、大阪・秋の風物詩「御堂筋オータムパーティー2018 御堂筋ランウェイ」結成20周年を迎えたコブクロがスペシャルストリートライブを開催! ダウンタウンも2025年万博誘致を最後まで応援!

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11月4日(日)、大阪の魅力を国内外に発信する「御堂筋オータムパーティー2018 御堂筋ランウェイ」が開催されました。

大阪の多様な魅力が融合した"1つの物語"が、ランウェイに描かれ、イベント会場となった御堂筋には、約40万人の観衆がつめかけました。

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御堂筋の中央に出現した400m超えのランウェイ。MCを務める今田耕司と宇都宮まきが登場! 

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沿道に集まった人々を見渡して「去年にも増して人がたくさん来られています!」と今田。「みなさん、万博来て欲しいですよね!」と呼びかけるとそれに応えるように大きな拍手が起こります。

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続いて主催者を代表して松井一郎大阪府知事による開幕宣言が行われました。「『御堂筋ランウェイ』、皆さんのおかげで年々盛り上がってまいりました。これは参加していただいている全てのみなさんのおかげです。今回はとくに、結成20周年を迎えたコブクロさんが、大阪のために、大阪を盛り上げたいと御堂筋でストリートライブをしてくださいます。それ以外にもアーティストの皆さんがボランティアで参加して、大阪を元気にしていこう、と。大勢のみなさんの協力があり、今日があります。2018年の『御堂筋ランウェイ』も、みなさんとともに大いに盛り上がり、楽しみたいと思います」と宣言しました。

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そして、お待ちかねの開幕ファンファーレです。この日のファンファーレ演奏は、大阪を中心に、関西から公募で集まった172名ものトランペッターによるギネス世界記録チャレンジ企画! ギネス世界記録 公式認定員のフジブチ・フミカさんのガイドにより、ギネス世界記録認定におけるルールが説明されました。

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そしていよいよ長い列を作ったトランペッターたちによる開幕のファンファーレが響き渡りました。演奏したのは、2分17秒に及ぶ「アイーダ」。フラッグ・パフォーマーたちも華麗に舞い、トランペッターたちの壮大な挑戦に華を添えました。判定の結果は、見事にギネス世界記録達成! 指揮を務めた野間裕二さんが代表して認定書を受け取りました。

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まずは、大阪にみなぎる様々なパワーを感じさせるショーが次々と繰り広げられました。

繊維デニムの街・大阪のパワーを見せる、大阪のファッション・クリエイターとスペシャルゲストによる「繊維の街・大阪デニムファッションショー」。ファーストステージでは、ゲストモデルとして国内外で活躍する森星さん、大阪出身の大谷亮平さんがメインステージに登場! 手を振る観衆に、弾けるような笑顔で応えていました。

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セカンドステージ「Indeed WORK STYLE RUNWAY」では、デニムスーツに身を包んだ千鳥が登場! 

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ノブは「大悟の帽子のクセがすごい!」と沿道に集まった皆さんを笑わせていました。千鳥に続く5人のモデルは、オールデニムで5タイプの仕事の制服でランウェイを彩りました。

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ほかにもこの日だけのスペシャルステージが続きます。大阪の多彩な魅力をひとつにし、一大物語が展開される「The SHOW 〜OSAKA Delight〜」。このショーでは、ストーリーテラー・今田のもと、『ヒト×音×舞×アート×情熱』を多彩なキャストが表現。この日限りの共演でオリジナルの時空間を織りなしました。

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まずは「OSK日本歌劇団ビッグショー」。創設96年を迎えるOSKが、まさに華やかという言葉がぴったりの、煌びやかなショーで魅了。「ロケット」とも呼ばれるスピーディーで迫力のあるラインダンスパフォーマンスでランウェイを盛り上げます。

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「超!チア!梅花女子大学」は、全国優勝常連の梅花女子大学チアリーディング部・レイダースによるオリジナルパフォーマンス! 躍動感あふれるアクロバットで観衆を魅了しました。

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「DANCE!DANCE!DANCE!」では、この夏注目を集めた全国ダンスの強豪、府立今宮高校と府立久米田高校の、お互いライバルである両ダンス部がひとつになってコラボダンスで初共演! フレッシュかつチームワーク抜群のパフォーマンスで笑顔を届けました。

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ここで突然、恐竜の雄叫びが!? 「DINO-A-LIVE」では、恐竜たちが時空を超えて突然、御堂筋に出現! 沿道に集まった観衆にも大接近し、そのうち一頭は主賓席で鑑賞する松井知事の目の前で吠える一幕も!

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「PERFORMING ARTS! By大阪芸術大学」では、アート・イベントプロデュースの大阪芸術大学芸術計画学科が未来に繋ぐアクロバテイックな技で御堂筋を彩ります。数々のエナジー溢れるパフォーマンスに、御堂筋は熱気と興奮、感動に包まれました。

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続くスペシャルトークショーでは、「繊維の街・大阪デニムファッションショー」に出演した森星さんと大谷亮平さんがステージに。

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御堂筋に出現した400m超えのランウェイを歩いた感想を、「ふたりで目を合わせて『意外と長いね〜』と話していました」と森さん。大阪出身の大谷さんは「母校もここから近いんです」との話題から、今田と母校が同じであることが発覚! さらに、現在、出演中の連続テレビ小説『まんぷく』の撮影で大阪に滞在しているとも話し、「大阪は安くておいしい店がいっぱいあるので、(共演者と)よく飲みに行ったり、友好を深めています」と明かしました。森さんもイベント出演などで大阪にはよく来るそうで、「エネルギッシュな雰囲気が大好き。いつも『551』を買って食べてます」とにっこり。まきちゃんが「豚まん食べて、こんなスタイルがいいだなんて!」と羨ましがると、「けっこう動いてます」と体型維持の秘訣を笑顔で明かしていました。

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次に、ことし結成20周年を迎えたコブクロによる「コブクロ 20th アニバーサリースペシャル・ストリートライブ」! 今回、「自分たちを育ててくれた大阪への感謝を」という想いを届けるため、「御堂筋ランウェイ」でのコブクロ史上最大級となるストリートライブとなります。

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小渕さんは「まさにここでのストリートライブは、僕らの夢です。当時は戎橋の近くや天王寺の地べたで歌わせていただいていました。でも今日はこのステージで、同じ大阪の空の下で歌えるのを誇りに思います。皆さんもそれぞれの場所で楽しんでください」と挨拶しました。

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まずは、2001年、各地でストリートライブをしていた頃に、何度も道端で歌ったという『YELL〜エール〜』から。続く『君という名の翼』では、サビでファンも一緒になって左右を手に振り、一体感にあふれる空気に。

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MCでは、「ギター1本でどこでも歌えるというスタイルが、今日この場所に呼んでくれたんだと思います」と小渕さん。続けて11月7日にリリースの『風を見つめて』を披露しました。この20年、コブクロのふたりが持ち続けていたのが「届いてこそ歌」という思い。「誰もが口ずさむ歌になればいい」と歌を紡ぎ続けてきたといいます。『風を見つめて』は、まさに「今」を例えた歌。「吹きすさぶ風の中をまっすぐ歩くのは難しいですが、いつかやがてがんばれる日が来て欲しいと、ということを歌に込められるだけ込めました」と小渕さん。続く20周年のアニバーサリーソング『晴々』では、黒田さんとの出会ったときのエピソードも披露。「僕が黒田の声に惹かれ、『この声なら、もっといろんな人に聞いてもらえるんじゃないか』と思ったのは堺のアーケードの下でした。それがきっかけで歌を作るようになり、20年」とふり返ります。『晴々』は、そんな黒田さんのことを書き下ろした楽曲。「もう二度とできないかもしれない『御堂筋ランウェイ』でのライブ、盛り上がっていくぞー!」という小渕さんの掛け声とともに、ファンとのコール&レスポンスで大盛り上がりとなりました。

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さらに場所をメインステージからフロートに移し、フロートでランウェイを南に移動しながら『桜』を熱唱! ふたりは「もうこんなことは一生ないですよ!」と観衆を盛り上げます。ラストは『轍』を。沿道に集まった観衆全員で最後は大合唱。「僕らも、この日の景色を目に焼き付けました」とファンに感謝の言葉を届け、コブクロ史上最大級のストリートライブはにぎやかに幕を下ろしました。

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最後に未来へつなぐスペシャルプログラムです。「EXPO2025 PR」では、2025年の大阪・関西での万博開催に夢をつなげるスペシャルトークを展開しました。このステージには、松井一郎大阪府知事、吉村洋文大阪市長、関西経済連合会・松本正義会長、大阪府広報担当副知事のもずやんが登壇。

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松井知事は、今日の盛り上がりを「最高の笑顔が見られているかなと思います。まさに万博のテーマそのものだと思います」と語りました。万博開催地決定の発表が11月23日と迫っていることもあり、松井知事は「ロシアも強い、アゼルバイジャンもまた強い。でも大阪は人のパワーがあります」と笑顔。いよいよ誘致活動もラストスーパートに差し掛かり、松井知事は「やれることはすべてやってきました。後は結果を待つのみです」と表情を引き締めました。

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そしていよいよ2025年の万博、大阪・関西誘致のアンバサダーを務めるダウンタウンがフロートに乗りランウェイに登場! 集まった観客に応えるように手をふり、ゆっくりとメインステージに近づいてきます。

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ダウンタウンのふたりは「高いところからすみませんね!」と手をふり、写真を撮るお客さんのスマホの数を見て「世の中にスマホがこんなにあるなんて!」、「おっさんに手を振られてもあんまりうれしくないな」と笑わせつつ、400mを超える長いランウェイに「めちゃくちゃ距離が長いなー!」と驚きを隠せない様子。

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ステージに着くなり、浜田は「去年より人数増えてませんか? すごくないですか!?」と沿道に集まった皆さんの熱気に驚いた様子。松井知事が「今年は歩くんやったら来ないと言われまして、フロートを準備しました」とボケると浜田は「言うてへんわ!」と松井知事の頭を1発お見舞い。また、開催地決定の11月23日が間近ということで松本は、「今日、これだけのためだけに大阪に帰ってきました! 浜田さんはついでの仕事みたいやけど」と明かして大笑い。

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また、松井知事はアンバサダーのふたりに「"もしも"の結果が出たとしても、これはもう僕の責任ではないと思います(笑)」、吉村市長も「アンバサダーの責任です」とアンバサダーのふたりに責任転嫁!? 松本は「うちのオカンは『もしも万博が決まらんかったら屁ぇこいて寝る』と言ってました」と明かしていました。また、大阪のライバルであるロシア・エカテリンブルク、アゼルバイジャン・バクーと「結構、拮抗してるらしいですね」と松本が尋ねると、「相手もなかなか強いです」と松井知事。これを受けて松本は「あとは、浜田が問題さえ起こさなければ...」とつぶやき、観衆を沸かせていました。また、浜田の父は、70年の大阪万博にてソ連館の壁のペンキを塗ったことに触れ、松井知事は「万博開催が大阪に決定したら、今回は浜田さんにパビリオンのペンキを塗っていただこう、と思っています」と提案し、浜田は大笑いしていました。

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いよいよグランドフィナーレです。大谷さんは「地元でたくさんパワーもらったので『まんぷく』の撮影、がんばれそうです」とにっこり。史上最大のストリートライブを開催したコブクロは「こんな楽しいライブをさせてくれる大阪という街は、本当にすごい街だなと思いました! 感謝です」と感想を。ダウンタウンは松本が「プライベートなので写真は勘弁して欲しかったんですが...」とボけも交えつつ、「これからもアンバサダー、がんばりますよ」と意気込みを。松井知事は大阪のみなぎるパワーを改めて実感し、2025年の万博、大阪・関西誘致に向けて、改めて手応えを感じているようでした。

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魅力溢れる人々、そして誰もが胸を打たれたストリートライブ、パワフルなダンスパフォーマンス、大阪らしいセンスがあふれたアートなど、大阪が放つ魅力を再確認した「御堂筋オータムパーティー2018 御堂筋ランウェイ」は、未来へと続く大阪のみなぎるパワーを感じさせる中、にぎやかに幕を下ろしました。

【ダウンタウン】【今田耕司】【宇都宮まき】

2018年11月 4日 (日)

今年も御堂筋を華やかに彩る『大阪・光の饗宴2018』開宴式を開催!

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11月4日(日)、御堂筋に設けられた特設ステージで『大阪・光の饗宴2018』開宴式が行われました。まずはオープニングアクトとしてグラフィックポイを使ったパフォーマンスがスタート、幻想的で華麗な光の舞を見せてくれました。

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そして、いよいよオープニングです。MCは大抜卓人さんと吉本新喜劇の宇都宮まき。光の饗宴が今年6年目を迎えることを伝え、大阪の夜を彩る"光のミュージアム"を開催テーマに、御堂筋と中之島を光で彩るコアプログラム、大阪府域各所の魅力を活かしたエリアプログラム、光に加え大阪の食などを堪能できる魅力促進プログラムの3つで構成されていることを説明します。「まずはなんと言っても御堂筋イルミネーションですよね!」とまき。大抜さんが、梅田から難波まで全長4キロという世界的スケールを誇る光の道が2018年度で10年目を迎えること、2015年1月には世界記録として認定されたこともアピールしました。

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続いて主催者の紹介です。水と光のまちづくり推進会議の松井一郎大阪府知事、吉村洋文大阪市長、松本正義関西経済連合会会長、宮城勉大阪商工会議所専務理事、溝畑宏大阪観光局理事長、橋爪紳也大阪府立大学 研究推進機構 特別教授、岩木均大阪府議会議長、角谷庄一大阪市議会議長が登壇。大阪府広報担当副知事もずやんもステージに登場するなか、まずは松井知事より挨拶がありました。最初に「昼間行われた御堂筋ランウェイ2018で大勢のお客さんに大阪を楽しんでいただき、盛り上げていただき、元気を与えていただいた、心より感謝申し上げます」とお礼を述べます。そして、今年は天災が多く、大阪は試練の年だったと話したあと、下を向いていても仕方ない、大阪らしく前を向いて進んでいこうとアピールしました。光の饗宴については、大阪府、大阪市、経済界が一体になって取り組んできたことを伝え、冬の風物詩として大勢の皆さんをお迎えするようにしたい、と意気込みを語りました。

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吉村市長は、光の饗宴が今年6回目を迎えることを触れたあと、今年は台風で御堂筋にある970本の銀杏の木のうち80本が被害を受けたと報告。来年のG20までには完全復活していきたいと期待を込めました。そして光の量、美しさが毎年増えていることを明かし、「大阪といえば御堂筋、光で皆さんの気持ちを温かくしていきたい」とアピール。将来的には御堂筋を人が集う道にしていきたい、世界に誇れるストリートにしていきたいと話しました。

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松本会長は自身の青春時代、大阪は『大大阪』と呼ばれていたと振り返り、今月行われる万博の投票についても触れます。「なかなか厳しい競争をしている」と明かしたあと、「大大阪を作っていくため一生懸命やりますので、ご声援お願いしたい」と締めくくりました。

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ここでスペシャルゲストとしてコブクロが登場。詰めかけた観客から大きな拍手が起こります。そしてコブクロの2人も参加して、点灯へのカウントダウンがスタート。ステージ上と観客全員の「点灯!」の声で、御堂筋のイルミネーションが灯ると、再び御堂筋が大きな拍手に包まれました。

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今年は光の川のように流れるイルミネーションが楽しめることなども伝えられたあと、まずは登壇者全員がステージ上でフォトセッション。そのあとは、きらめく御堂筋をバックにしても撮影が行われました。囲み取材で、実際に光の灯った御堂筋を見た感想を聞かれた吉村市長は、「本数は少し減りましたが、光の量自体は増えている」と強調。枝に光をつける技術も府と市で協力しながら、去年よりバージョンアップしている、今年のイルミネーションも楽しんで欲しいとアピール。来年はさらに今年失われた分も植樹して、もっとスケールを大きくしていきたい願いを込め、光が流れる演出については、単にライトアップするだけじゃなく、いろんな楽しみ方があっていいと思う、安全を確保しながらいかに美しく見せるかを追求していきたいと話しました。

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万博について聞かれた松井知事は、我々の世代は1970年の万博に強烈な印象があると語り、昼間にステージで共演したダウンタウンの2人が国内世論の盛り上げにすごく力を入れてくれていると感謝しました。そして自身の気持ち的には一年前より追い込まれていると明かしつつ、招致活動をスタートしたときよりも確実に盛り上がりを感じている、2025年に向けてなんとか勝ち取りたいと力を込めました。

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吉村市長も、知事を始め上の世代の人は本当に大阪万博が好きなことに触れ、自分も体験したいし、次の世代に70年の万博以上のものを作っていきたいと話します。そして、もうすぐ結果が出ることにドキドキしていることを明かしますが、絶対に負けないようにがんばりたいとアピールしました。

【宇都宮まき(吉本新喜劇)】

奥山和由監督『熱狂宣言』がついに初日!南海キャンディーズ山里も「頑張ろうと思える映画」

 『GONIN』『ソナチネ』など数々の傑作を世に送りだしてきた奥山和由プロデューサーが、『クラッシュ』以来15年ぶりのメガホンをとった映画『熱狂宣言』が11月4日(日)にTOHOシネマズ 六本木ヒルズで初日を迎えました。上映前に行われた舞台あいさつには、本作主演の松村厚久さん、江角早由里プロデューサー、奥山監督、そしてMCとして南海キャンディーズの山里亮太が登壇しました。

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 映画『熱狂宣言』は、若年性パーキンソン病を抱えながらも、圧倒的な才気で会社を東証一部上場企業にまで押し上げた外食業界の風雲児・松村厚久さんの実像に迫ったドキュメンタリー作品。会場に集まった満員のお客さまを見渡した奥山監督は「TOHOシネマズ六本木ヒルズで上映させていただけること、関係者の方に感謝しております。最初はレイトショーで1回ということだったんですが、なんと朝から晩まで6回も上映していただけることになりました。皆さんも、今日、明日と、どんどんといらしていただけるよう薦めていただけたらと思います」とあいさつ。そして「以前から松村さんのことは、本やテレビなどでチラチラと拝見はしていたんですが、そういったものを見ていると、正体不明な元気をもらえるんです。この不思議さの正体を確認したくて、映画を撮り始めました。皆さんでその正体を確認していただければ」と付け加えました。

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 その話を聞いていた松村さんは「今日はありがとうございます。いい映画になりました。奥山さんに撮ってもらえてうれしいです。2年前に奥山さんが会社に来て、映画をやると言われまして。あんな有名な方がと信じられなかったですね。これは映画になるのかなと思いながらも、あれよあれよといううちに......なりました(笑)。先ほども言われていましたが、はじめはレイトで1回上映ということだったのですが、1日で6回も上映していただくということで、ありがたく思っております。今日は楽しんでください」と呼びかけます。

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 そして最後に江角プロデューサーが「足かけ約2年になりまして、ようやく初日を迎えることができました。本当に映画になるまでは、いろんな課題やトラブルがあったんですけども、このように皆さんの前で観ていただけることになりまして。感無量、うれしく思っております」とあいさつ。お客さまからの拍手を集めていました。

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 そしてその後はトークセッションを実施。司会は南海キャンディーズの山里亮太が務めます。「本編がやっと観られると思った方。まだまだ前菜は続きましたね」とジョークを交えて登場した山里は、松村さんが故郷のよさこい祭りに参加していることに感銘を受けたとのことで、「今年の夏に初めて、よさこい祭りに行きまして。祭りって世の中にたくさんありますけど、だいたいが地元の神さまを祀っているものなんです。でも、よさこいは違うんです。みんなが何を祀るのかというと、高知への愛を祀るんです。つまり自分が生まれた高知をなんとか盛り上げたいという気持ちがあって、その集大成があのよさこい祭りなんです。そこで全身全霊でやっていた、よさこいのチームが松村さんのチームでした。そこで一緒に練り歩いたんですけど、その時、高知の人たちが一緒になって"松村さん、今年も盛り上げてくれてありがとうね!"というんです。あれを目の当たりにして、この人はなんてすごい人なんだろうと。愛というものを表現するのに、こんなに素敵な人がいるんだと思って。それでなんとかお近づきになりたいと思って。いろんな力を使って、今ここに至ります」とあふれる思いを一気に語り尽くし、会場をわかせます。

 さらに「最高でしたね、今年のよさこいも金賞をとりましたしね。すごかったですね。来年も楽しみですね~」とたたみかけるなど、よさこいへの愛が止まらない山里ですが、いったんここで軌道修正。インタビュアーとして、登壇者の皆さんに質問を投げかけることにします。まずは「この映画の話が来た時はどう思いました?」という山里の質問に、「(アポイントはあったけど)本当に(会社に)来るのかなと思いました」と述懐する松村さん。その言葉を補足するように奥山監督が「あの時は不思議そうな目で、ジッと見られていましたね。でも本当は僕が行った時は松村さんとだけ会うつもりだったんですけど、社員の方10人くらいに囲まれましてね。松村さんに会ってから映画にするかどうしようか決めようと思っていたんですが、その10人の圧で、一気に映画の話が進んだということです」と説明。

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 その言葉に「それだけの人に、熱をもって支えていられているなら、いいドキュメンタリー映画が撮れるに違いないと思ったんですね」と納得した様子の山里。奥山監督も「そして何がいいって、何事も全力投球で、真っ向勝負じゃないですか。真っ向勝負のシンプルさ、そしてテレビや本などではあまり伝わってこないんですけど、この人の欠点がとにかく魅力的なんですよ。ありていに言えば女好きだし、ダジャレが全部すべるのに(構わず)言うし。余計なものが全然なくて可愛らしいんですよ」と松村さんの魅力を力説。その言葉を聞いた松村さんも「もう奥山さんのおっしゃる通りですよ。正解ですね」と深くうなずいていました。

 本作を鑑賞した山里は「あそこまでさらけ出していいのだろうか、というくらいにいろんな松村さんの表情を見せていた」と驚きを隠せない様子。「それに対して抵抗はなかったんですか?」と松村さんに質問をぶつけますが、当の松村さんは「タブーはないですね。普段からそういうのはまったく構わないんですよ」とまったく意に介していない様子。奥山監督も「最初にタブーなしでいいですねと聞いたら、タブーはまったくありませんと言っていただいたので。それなら傑作が撮れるかなと思ったんです」とその意見に同意します。


 「実際にこの映画を観てもらうと、この話に納得していただけると思います。タブーがあったら上映出来ない映像が出てきますからね」としみじみ付け加える山里に対して、江角プロデューサーも「そういうことは相当ありましたし、使われていない映像でも、着替えのシーンから病院のシーンまで。相当撮っているんですけど、すべて撮って構わないと言っていただいた。その意味ではクリエイティブを重要視されるというか。奥山さんからもやりやすかったとおっしゃっていただきました」。

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 劇中では、松村さんが徳永英明さんの「レイニーブルー」を歌うシーンが登場しますが、「あの歌の下手くそさったらね」と笑う奥山監督。山里も「詳しくは言えないですが、今のキーワードを聞いて本編を観ていただけると、これかと思っていただけると思いますよ。なかなか個性的な『レイニーブルー』が出てきますからね」とお客さまの期待をあおります。松村さん自身、「あれ以来歌っていない」そうですが、奥山監督によると、「タブーはなかったですけど、唯一言ったのが『レイニーブルー』を入れ替えてくれないか、ということ。今度はうまく歌うから、ということだったんですよね」と明かし、会場は大笑い。そして山里が「これだけ『レイニーブルー』という単語を出てくるとワクワクするでしょ。でも歌に行きつくまでがめちゃくちゃいいところなんです。初めて観ると、あの歌がすごく染みるんですよ」と見どころを紹介しました。

 そして松村さんの会社の広報として、さらに本作プロデューサーとして松村さんを支えてきた江角プロデューサーには「松村さんってどんな人なんですか?」と質問。それに対して江角プロデューサーは「映画の許諾で、このシーンが使えるか使えないかという部分で、たくさんの課題があったんですが、そのたびに社長に相談をするんです。もちろんすぐに解決しない問題もあるんですが、真摯にそうかそうかと話を聞いてくださって。そしてわたしが悩んで疲れている時は、『社長室にアイスがあるから持ってきて。俺の分も一緒にね』と言って。アイスを一緒に食べながら相談したりして、本当に支えてもらいましたね。社長は、女性には怒らないんですよ」と明かします。

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 しかし、その答えの中にあった「女性には怒らない」というキーワードに鋭く反応した山里は、「そうなると男性には怒ると捉えていいんですか?」と質問。すると松村さんが「そりゃ怒りますよ」と即答し会場は大笑い。「もともと女性にモテたくて起業したのに、女性に嫌われたら元も子もない」と語る松村さんに、山里も思わず「めちゃくちゃ軟派な男じゃないですか。でもそれも映画を観ると納得しますよね」と笑顔。さらに江角プロデューサーが「こんなにフェミニストな社長はいないと思います」と続けると、奥山監督も「病気によっていろいろな価値観をそぎ落とされて、こんなにさわやかな笑顔になったわけですよね。この映画でも一番意識したのが笑顔ですね。こんな歳なのに、彼の笑顔が異常にかわいいんですよ。それはモテますよ。だいたいが会社の社長のドキュメンタリーなんていやらしいじゃないですか、ヨイショ映画になっちゃう。でも真っ向からヨイショにならない映画を撮ろうということで、ありのままを撮りました」。

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 映画を通じて松村さんに触れた山里は、「松村さんと一緒にいると自然と頑張ることができるというか。呼吸をするように頑張ろうとさせる人ですね。だから何かに向けて頑張ろうという人たちにこの映画を観てもらいたい。ドーピング的に頑張れるというか、いつの間にか、頑張らないといけないという空気にさせられてしまうんですよね」としみじみ。「本当に不思議ですよね」という奥山監督も「そのまんまの松村さんを撮ろうと思ったんですよ。この映画にパーキンソン病の説明を入れてくれとか、仕事はどう成功したかといった解説が必要だという方もいらっしゃった。病気になる前の姿も入れるべきだろうとも言われました。確かに元気だった時の資料はいっぱいあるんです。でもそれは面白くないんですね。それは不思議ですよ。パーキンソン病にかかってからの方が、すごく魅力的なんです。ですから、この映画を通じて、その正体を観ていただきたいと思います」と会場に呼びかけました。

2018年11月 3日 (土)

奥山和由監督『熱狂宣言』が東京国際映画祭でワールドプレミア上映!

 第31回東京国際映画祭 特別上映作品『熱狂宣言』が11月2日(金)にTOHOシネマズ 六本木ヒルズでワールドプレミア上映されました。上映前には本作主演の松村厚久さん、そして本作の応援企業代表であり、本作ポスターでも強烈なインパクトを残した株式会社ネクシィーズ 代表取締役社長の近藤太香巳さん、そして奥山和由監督が登壇し、舞台あいさつを行いました。

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 松村さんが代表取締役社長を務めるDDホールディングスは、グループ全体で国内外合わせて約500店舗を展開、従業員数は約1万人、年商約500億円。2015年には東証一部上場を果たした大手企業です。映画『熱狂宣言』は、若年性パーキンソン病を抱えながらも、圧倒的な才気で会社を東証一部上場企業にまで押し上げた外食業界の風雲児・松村厚久さんの実像に迫ったドキュメンタリー作品。数々のヒット作を送りだしてきた奥山和由プロデューサーが、『クラッシュ』以来15年ぶりのメガホンをとった作品となります。

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 「東京国際映画祭の舞台、そしてレッドカーペットに立つのが夢だった」と言っていた松村さんは、本映画祭に参加し、「うれしいですね」と喜びもひとしおの様子。一方の奥山監督も「松村さんの映画を作り始めてから、松村さんからは東京国際映画祭に行こうと言われていたんですよ。映画を作っていたのは自分なんですけどね」と笑ってみせます。

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 松村さんの映画を作ろうと思ったきっかけについて奥山監督は「一昨年の暮れだったと思いますが、精神的に具合が悪いなと思っていた時、たまたま本屋さんで(小松成美さんが書いた)『熱狂宣言』の本を見つけたんです。そしてそこに映っている松村さんの写真を見て、いい顔をしているなと思ったことがきっかけでした。それくらいにシンプルなことでした」と述懐。「奥山さんに撮ってもらえるのはうれしいですね」と語る松村さんに対して、近藤さんは「さっきからずっと"うれしい"ばかり言っているね」とちゃかしてみせます。

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 そして「松ちゃんとは親友なんです」とうれしそうに語る近藤さんが、「僕は大きなイベントで話す機会があったんですが、もともと彼はそこの生徒さんとして来ていたんです。あの時、彼は10店舗くらい経営していた頃だったと思うんですが、当時はダサかったですね(笑)。でもそれが病気になってからどんどんカッコ良くなっていったんですよね」と振り返ると、奥山監督も「松村さんが元気な時の映像を見せてもらったんですけど、どうも面白くなくて。映画に使えるものではないなと思っていたんですけど、パーキンソン病になってからはどんどん魅力的になっていったんですよね」とその意見に同意。そんな二人の言葉を聞いて、当の松村さんは「正解です」と笑っていました。

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 さらに近藤さんによると、松村さんは男性社員に厳しく、そして女性社員には優しいのだそう。その理由について聞かれた松村さんは「だって女性を怒らせたらモテなくなるじゃないですか。モテたくて仕事をしたのに」とキッパリ。そんな軽妙なやりとりに会場からは笑いが起こりました。

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 そんな松村さんを見て奥山監督は「松村さんという人はものすごくシンプルな方なんですよね。彼の笑顔はすごくいいじゃないですか。この笑顔はどこから来るのかと思うんですよ。そしてこれは僕の勝手な想像なんですが、パーキンソン病になって出来なくなったことが山ほどあり、その中で捨てなくてはならないものがたくさんあった。スマホでもなんでも、インストールしすぎると動作が重くなる、ということがありますが、松村さんの中では、価値観の断捨離が行われて、どんどんシンプルになっていったんだと思います」と分析。その上で「撮影する上でタブーは一切ありませんでした。株主総会でもなんでも撮らせてもらいました」と付け加えました。

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 近藤さんが松村さんを支えるポスターについて「本当にこれが象徴しています。もともと『止まったら死ぬぞ』というキャッチコピーを考えていて。この写真はそれにピッタリだったんです」と振り返る奥山監督。近藤さんも「松ちゃんを支えることで、みんなどんどんいい人になっていくんですよ。彼を支えることで自分の心もきれいになっていく。彼の近くにいると、こんなにも人は優しくなれるんだと感じるんですよね」としみじみ。

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 そして「僕は本当に運がいいんですよ」と語る松村さんに対して、奥山監督も「俳優のマイケル・J・フォックスが同じ病気になり。『ラッキー・マン』という本を出したことがあるんですが、そこに通じるものがあります。松村さんも心底運がいいと思っているんです。この映画でも、「病気も治りそうですね」と言ったら、「治るに決まっているじゃないですか」と真剣に言っています。そのポジティブシンキングがどこから来ているのかを、この映画で確認していただけたら。1時間17分くらいなんで、すぐに終わります。この映画は最初から、松村さんを1年間だけ撮ろうと決めていました。それをまるっとお見せするだけです。そしておそらく、3年後か4年後か5年後に、松村さんは何かをやります。その時に撮影したものを20分くらい足してもう一度完成させます。それを楽しみにしてください」と宣言。映画『熱狂宣言』がさらなる進化を遂げることを示唆しました。

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 そして最後に「こういう映画をTOHOシネマズ 六本木ヒルズで上映するのは珍しいこと。最初にお願いしたときは1日1回ならということで受け入れてもらいましたけど、松村さんの人望で、協賛応援企業が1118社も集まりました。ということで、TOHOシネマズさんのご厚意で1日6回上映されることが決まりました。ですから何時にいらしても結構です。そして、六本木の交差点近くにグラスダンスというお店が営業しているんですが、映画を見終えてからそこに行くと、もしかしたら生松村さんに会えるかもしれません。近藤さんも遊びに来ているかもしれません。ぜひご来場いただけたら」と会場に呼びかけました。映画『熱狂宣言』は11月4日(日)よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズで上映開始となります。ぜひお越しください!

大覚寺で『ウォータースクリーンプロジェクション』&『鉄拳、大覚寺を描く』原画展開催!

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11月30日(金)まで、1200年の節目となる『嵯峨天皇宸翰勅封般若心経1200年戊戌開封法会』が行われている大覚寺。この歴史ある名刹で、11月2日(金)からナイトイベント『ウォータースクリーンプロジェクション』が開催されます。さらに翌11月3日(土・祝)から『鉄拳、大覚寺を描く』原画展もスタート。ナイトイベント初日となる11月2日(金)には、五大堂観月台で開催発表会見が行われました。


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会見はまずMCの宇都宮まきが登場。現在、大覚寺で嵯峨天皇のご写経が60年に一度特別公開される『勅封般若心経1200年戊戌開封法会』が開催されていることを伝え、今回はその記念事業として2つのイベントが行われることを発表します。『ウォータースクリーンプロジェクション』は、今年3月に行われたものより、さらに進化していることをアピール。さらに明日から開催される『鉄拳、大覚寺を描く』原画展について、10月中は複製だったイラストの原画が新たに展示されることを明かしました。


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ここでスペシャルゲストとして鉄拳が登場。まず、「こんにちは、鉄拳です」と挨拶し、今年9月に大覚寺を訪れていたと説明。そのときは台風直後の時期だったため、倒木などで大変な様子だったことを振り返り、「素晴らしく復興していて感激しました」と話しました。


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まきから絵の制作期間を尋ねられると、「ここでも2枚くらい描きました」と話し、あとは写真を見ながら1週間くらいかけて完成させたとのこと。通常パラパラ漫画だと1日30枚ほど仕上げるそうですが、この作品は1週間で5枚という「パラパラ漫画とは全然違う丁寧さです!」とアピールしました。


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そして早速、原画のお披露目へ。2人で10秒前からカウントダウンし、作品にかかっていた布を取り去ります。今回展示されるのは『大沢池に映る月』『不動明王に睨まれる心』『村雨(稲妻)の廊下』『桜の植樹、復興の願い』『心経宝塔』『勅封心経殿への想い』『心経前殿での華道祭』の7作品。「めっちゃ丁寧なんですよ、パラパラ漫画だとここまで丁寧に描かない」と鉄拳は改めてアピール。作品1つずつについて解説を行います。


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『大沢池に映る月』は「まさしくここで描きました!」と鉄拳。大沢池に月が映るのが美しいと聞いたそうで、それを思って描いたとのこと。「想像力を働かせてがんばりました」と自画自賛です。

『不動明王に睨まれる心』は、鉄拳自身が大覚寺を訪れた際、不動明王に睨まれていると思ったそうで、こういう表現になったとのこと。『村雨(稲妻)の廊下』は、さっき歩いてきた廊下と鉄拳が話すと、まきも「わかります!」とレスポンス。「(廊下が)角度によっては雷になっていて、柱が雨になってる」と説明し、昔の人もアートのセンスがあることを感じて描きたくなったと話しました。


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『桜の植樹、復興の願い』は、桜の花を想像で描いたとのこと。『心経宝塔』は実際に足を運んで描いたそうで、台風後の風景と説明。空白がきらいなので、空飛ぶ鳥を描いたという裏話も明かしました。『勅封心経殿への想い』は、今年が60年に1度しか開かない貴重なタイミングであることに触れ、「神様に導かれてきたみたいで、うれしいです」と笑顔。『心経前殿での華道祭』についても、きっとこういう感じなんだろうな、と想像で描いたと話し、どの絵も描くことが楽しくて、ワクワクしたと振り返りました。まきから道具について聞かれると、コンビニで売っているサインペンと筆ペンと返答。パラパラ漫画だと下書きなしで適当に描くものの、今回は失敗したくないので下描きをしたという裏話も明かしました。まきも「どの絵も心が温まる鉄拳さんらしい絵だと思う」と絶賛。鉄拳も改めて「近くでぜひ見てもらいたいです」と、明日からの展示をアピールしていました。


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続いて、『ウォータースクリーンプロジェクション』の上映です。大沢池の水面から吹き上げられる水によって作られたスクリーンに、様々な映像が映し出されます。始まった途端、「すごい!」と思わず声を上げる鉄拳。文字や炎などが暗闇に包まれた大沢池に浮かび上がる様子は圧巻。周囲は幻想的な雰囲気に包まれました。約10分の上映が終わると、まきは「(3月に比べて)パワーアップしてました」と改めてその素晴らしさに感心した様子。鉄拳は「見とれてしまいました、すごかったです」と話したあと、「僕のパラパラ漫画も映してもらいたい、この原画も映してくれたら!」と期待を込めました。


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質疑応答で、一番気に入っている作品は?と聞かれた鉄拳は、全部気に入っていると話した上で、一番最後に描いた『心経前殿での華道祭』について、瓦の一枚一枚まですごく細かく描いたことを告白。「僕の中ではベストな作品です」と言ったすぐあとに「これもいいなぁ」と『勅封心経殿への想い』を指します。「家族の思いが伝わっているイメージで描いた」とのことで、このイメージが(見る人にも)伝わってくれればと話しました。まきは『村雨(稲妻)の廊下』が好きとのこと。まきは、3月にウォータースクリーンプロジェクションが行われた際、誰と見たいですか?という質問にMr.オクレと答えていましたが、今回は誰と?と質問が飛ぶと、「私は幻想的なものが大好きなんです」と切り出し、「それで宇宙も大好きって言ってたら、まるむし商店・東村さんが小さなプラネタリウムをプレゼントしてくれて。なのでオクレさんと東村さんと3人で」と答えていました。


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ウォータースクリーンプロジェクションは11月4日(日)まで、毎日17時30分から20時30分の間に開催されます(上映時間10分、開催時間内ループ再生、大人500円、子ども300円)。『鉄拳、大覚寺を描く』原画展は、大覚寺参拝期間中に観覧可能(9時から17時、受付は16時30分まで。ウォータースクリーンプロジェクションの時間中は観覧不可)。ぜひ足をお運びください!


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