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犬の心20周年全国ツアーライブ「まわる犬」グッズ大発表!!

いよいよ初演の東京公演が今週末6月3日に差し迫りった犬の心初の全国ツアー単独ライブ「まわる犬」。絶賛稽古中の2人ですが、おもしろいコント、VTR等続々出来上がっているようです。

そんな中、毎回、遊び心、実用性を重視したグッズで好評のライブグッズが完成しました!
今回も犬の心、スタッフ一同誠心誠意心込めて作った逸品ばかり。ライブとともに思い出に残るグッズとなること間違いありません。

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Tシャツとタンブラーには、グッズのために新た作られたロゴを使用。Tシャツの背中にちょこんとあしらわれている犬の心2人のシルエットがにも注目を。フローティングペンは日本地図をいけやと押見がゆっくり駆け抜けていくところを楽しむことができる仕掛けになっています。
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パンフレットはオールカラーA4版32ページ。巻頭には「キングオブコント2016」王者のライスがインタビューで登場し華を添えています。インタビューでは、ライスが優勝した瞬間、Twitterのアイコンを漆黒にするほど恨んでいる押見についても2人がコメント。そのほか初めて会ったときの印象やこれまでの思い出についても振り返っています。

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「犬の心大特集」では2人が犬の心になるまでのエピソード、自分の頭からつま先までを大分析。付き合いの長い作家・ゴージャス村上による「犬の心のしつけ方」、ファンが選んだ犬の心の名言や写真などをセレクトした「Fan's Selection」にも注目を。さらに、犬の心にゆかりのある10組からコメントが到着。ガレッジセール、マンボウやしろ、あべこうじ、佐久間一行、POISON GIRL BAND、グランジ、しずる、ライス、サルゴリラ、元カリカ林という面々から犬の心への愛情たっぷりのコメントは必読です。
そのほか、本音が炸裂している「スタッフ座談会」には、グランジ五明のイラストも掲載。どのページも見応えバツグンの1冊になりました。

グッズはいずれもライブ会場にて販売。販売開始時間は各会場にお問い合わせ下さい。売り切れ次第終了となりますので、購入はお早めに。
なお既報の通り、東京公演来場者全員に、2人が自腹で作った感謝の記念タオルをプレゼント。チケットはチケットよしもとにて販売中です。

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「まわる犬」オフィシャルグッズ
Tシャツ(S/M/L) 2,000円
ステンレスタンブラー 1,000円
フローティングペン 800円
パンフレット「犬の心の気持ち」1,200円


【犬の心】

2017年5月30日 (火)

たけだバーベキュー「加古川観光大使」に就任! 先輩・陣内智則に負けじと「ナイスバーベな町・加古川」をPR

5月30日(火)、バーベキューを愛するBBQ芸人 たけだバーベキューが、出身地である兵庫県・加古川市より「加古川観光大使」に任命され、都内にて委嘱式が行われました。加古川市長・岡田康裕氏、加古川観光協会会長・大庫隆夫氏より、「加古川観光大使」委任状や名刺をはじめ、BBQには欠かせない加古川和牛、名物かつめしのタレ、地場産品くつしたなどの名産品を贈られたたけだは、自らのキメフレーズを織り交ぜ「"ナイスバーベ!な町・加古川"として情報を発信していきたい」と意気込みを語りました。
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バーベキュー上級インストラクター資格・狩猟免許などを保持し、2013年にはカナダ・アルバータ州からバーベキュー大使に任命された無類のバーベキュー、アウトドア好き芸人 たけだバーベキュー。芸人になる22歳まで加古川市別府で育ったたけだは、少年の頃の別府港でのカニ釣りの思い出や、浜の宮にある日本有数のディスクゴルフのコースなどをあげ、「加古川は自然が豊かでアウトドアに開けた町ながら、世間に知られていない。そういうアウトドアな面をたけだバーベキューなりに発信できたら」と意欲を。
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昨年「加古川観光大使」を務めた先輩芸人の陣内智則は、『SMAP×SMAP』出演時に加古川名物「かつめし」をSMAPに贈呈。テレビで見ていたというたけだは、「"まさかSMAPさんがかつめしを!"と驚いた。陣内さんが大仕事をされていたので、それに負けないように頑張っていきたい」と気合を。また、陣内は結婚が決まるなど就任以来いいことづくめ。たけだも仕事のいい流れがきているそうで、「"開運の町・加古川"というのもいけるんじゃないかな」と加古川の新たな魅力を発見。陣内カップルには、今年2月に千原ジュニアらとともに食事をした際に会ったそうで、「いい感じでした。"彼女、全然笑かしてないやんけ"とめちゃめちゃいじられてましたけどね(笑)」と2人の様子を明かしました。
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また、陣内は小・中学校の先輩でもあり、たけだが中学生の頃、学校に陣内ら吉本芸人が訪れネタを披露したという思い出も。校舎に飾られた陣内とブラクマヨネーズのサインは4日目で盗まれてしまったが、次の年に来校したたむらけんじのサインだけはずっと残っていたというエピソードを暴露し、取材陣を笑わせました。

【たけだバーベキュー】

なんばグランド花月本公演で宮川大助が仕事復帰!

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腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)の手術・リハビリのため休業していた宮川大助・花子の大助が、5月30日のなんばグランド花月本公演(1回目)から仕事復帰をいたしました! 2月28日に入院し、3月2日に手術をした大助。本公演では背後の大スクリーンに「大助復帰おめでとう!!」の文字が映し出され、約4か月ぶりの舞台に会場から大きな拍手が沸き起こりました。そして、入院のエピソードを交えた漫才で爆笑を起こしました。

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第1回目の出番を終えた二人が囲み会見に応じました。

2年くらい前から腰が痛いと言っていた大助。入院前は舞台で10分も経たないうちに脂汗かくような状態で、NGKの舞台終わりに緊急で病院に行き、即手術することになりました。

「その時腰から下が麻痺していました。おしりを触っても股間を触っても感覚がなく、これはあかんと。舞台から下がる時も、歩けなかった。これは洒落にならんと。レベルでいうと最悪。手術で背中を開いてみて想像以上に悪いと分かって、手術が1時間延びました」と大助。

「悪化のレベルが5段階あるとしたら5段階以上の6段階になっていて、放っていたら寝たきりになるという状態までいっていました。それにもうびっくりして、早く行ってよかったなって思いました。まあ、それでももう遅いぐらいだったんですが。手術ではチタンのボルトを3本、入れました。今日はその記念でチタンの時計してるんです!(笑)」と花子。

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手術は朝8時45分から始まり、終わったのは昼の3時と、約6時間に及ぶもので、「手術室まで見送って、それから仕事行って帰ってきてもまだ手術が終わってなくて、さすがに心配になりました」と花子。それでも、手術室から出てきた大助はピースサインをしてみせたそうで、花子も少しほっとしたそうです。

本来なら5月15日に復帰する予定でした。ところが自宅療養中に傷口からブドウ球菌に感染、再入院することになったのです。どうやら大助は、入院中に自宅の庭が雑草だらけになっていたことが気になって仕方なかったようで、「家が草ぼうぼうで庭師として耐えられなかったんです(笑)」と、退院後1日数時間、庭を整えていたようです。

「術後感染症で5月2日にまた手術をすることになったんです。3月2日に切ったところと同じ箇所をまた切って。だからネタでも"(背中を)ファスナーにしてほしい"と言ったんです。2回目はかわいそうでしたね。また痛い思いをするのかなと思っていましたが、病院の人が"大助さんは文句ひとつ言わず、寝てはった"って。大助が何も言わないのに、嫁の私があんまりしゃべったらあかんなと思いました。そういうこともあって、大助も頑張ったなと思います」と花子。

1回目の手術で背中を約25センチ切った大助。ホチキスのように3カ所、傷口を止めていたのですが、入院中に2カ所はくっついたものの、一番上の傷口だけ5ミリほどくっついていませんでした。そこから菌が入り、39度の熱が1週間以上出て、長引きました。その間、4月29日には岩手の大立仮設住宅団地に行き、漫才なども披露もしていました。その後、病院に行って初めて感染症と判明。「もし筋肉や骨まで感染していたら、ボルトを外さないといけないので、また歩けないようになっていたと思います。でも筋肉まで感染していなくて、大丈夫でした」。

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入院中はオール阪神・巨人、今くるよ、ぼんちおさむらがお見舞いに来たそうで、「楽屋みたいになって賑やかでしたよ。ありがたい、本当に幸せでした。みんな、いろんなところで大助君の代わりになってくれたりして、幸せでした。お見舞いに来てくれた人にTシャツにメッセージを書いてもらってたのですが、今日復帰したので、このTシャツも完成しました」(花子)

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そして5月28日に退院した大助。翌29日には、吉本本社へ行き挨拶もしました。「"皆さんにご迷惑おかけしました"と言うのを何回も噛んでいたので、それを聞いた時、大助は絶好調やなと思いました」と花子、翌日の復帰後初舞台に向けてエンジンがかかりました。

「岩手でも全力投球で漫才をしていたのですが、復帰の舞台も絶対パワーアップして帰ってくるということで、今日はもう、新人賞レースで絶対優勝するぞっていう気持ちで出ました。漫才もテンポよくできたと思います!」と大助、笑顔で話します。

復帰後初舞台のネタは手術や療養中の話が中心でした。鮮度抜群のネタだけに、ネタあわせも出番の5分前、NGKの舞台袖で行いました。

「大助は生きてるだけでネタの宝庫です。10年前の脳梗塞のときも、一人でもやっておいでと言われた言葉がずっと片隅にあるので、今回も大助が入院と分かった時点で"一人で舞台に立ちます"と言いました。NGKも休まず立たせていただいて、大助が戻ってくるときも自信がありました。だから復帰の舞台では、誰よりも彼を喜ばしてあげようと。スケジュールの変更は一切なかったので、昨日「会社にご挨拶に行きたい」と言った大助の気持ちはよく分かります。お礼と感謝、信用、信頼。ありがたかったですね」と花子、胸をなでおろしました。

大助不在の約4ヶ月、一人で舞台に立ち続けた花子にどんな言葉を贈りたいか大助に尋ねると「母ちゃん、ありがとう!」と一言。「肝っ玉母ちゃんというか、生活力があって、いざというときは私に任せなさい、どうにでもなるというのがすごいなと思います」と改めて花子に惚れ直したとか!? そして「嫁に感謝、家を守ってくれた花子のお母さん、娘にも感謝しています。入れ替わり、立ち代わりでみんなやってくれて、みんなが手伝ってくれたから30日の復帰に間に合いました」と感謝の気持ちを語りました。

花子も復帰を本当に待ち望んでいたと声を弾ませます。「5月15日に復帰する予定だったので、15日が過ぎても一人で舞台に立っていたので、やけくそでしたね(笑)。大助が入院していることをマスコミにも内緒にしていたのに、お客さんの前ではバーッと言ってしまいました」と今だから話せることも。現在は腰の痛みも引き、回復に向かっている大助。コルセットを外して過ごすこともあり、「今日の1回目の舞台もコルセット外して、相当飛ばしました! 手術前は舞台の上でまともに立っていられなかったのですが、今日は安定していました。ただ、足の親指にちゃんと力が入るまで3か月くらいかかると言われているので、もう少し時間がかかるかもしれません。今は早く走りたいですね。だから漫才だけでも走ろうかと思ってます!」。

会見時にはおそろいのTシャツを着て登場したふたり。「"センターマイクを守ります"と私が言ったのですが、それを聞いたファンの方がイラストを描いてくれて、今日はそのTシャツを着ています。背中は、手術で切ったところを示しています」と花子。

6月には新歌舞伎座で五木ひろしさんの座長公演も控えている大助。最後に一言、意気込みを尋ねました。

「え~...」と何かを話そうとした大助をさえぎって「これからもがんばりたいと思います。病気にならないよう、より一層健康でいたいと思いますので、これからもよろしくお願いします!」と花子。これからもますます精力的に、全国へ元気を届ける宮川大助・花子を、どうぞ応援のほどよろしくお願いします!

【宮川大助・花子】

フジモンがゲスト!HG率いる一発屋軍団に新たな参戦者が!!!

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7月27日(木)に大阪・なんばグランド花月で
「一発屋オールスターズ~フジモンサマサマーフェス~」が開催される。

これはレイザーラモンHGがプロデュースする″一発屋″たちのイベント。
前回、3月23日に行われ、今回はまた新たな参戦者とにかく明るい安村も加わり、
一世を風靡したあの頃のネタやユニットコント、FUJIWARA藤本を迎えるコーナーも展開される。

出演するのはHGのほか、桂三度(元世界のナベアツ)、レギュラーら。そして今回新たな参戦者、とにかく明るい安村と藤本の絡みにも期待したい。
チケットはチケットよしもと、チケットぴあ、ローソンチケットにて取扱い。
チケットは絶賛発売中!

HGからのコメント
フジモンが初参戦のとにかく明るい安村をどうパクるか?
一発屋メンバーの歴史を彩ったネタ、新ネタ、ユニットネタと盛り沢山!

一発屋オールスターズ~フジモンサマサマーフェス~
日時:7月27日(木) 19:10開場19:30開演
会場:大阪・なんばグランド花月
料金:大人2,800円 子供1,200円
チケット:チケットよしもと(Yコード:999010)
    チケットぴあ(Pコード:459-052)
    ローソンチケット(Lコード:54133)

<出演者>
レイザーラモンHG/桂三度(元世界のナベアツ)/レギュラー/天津木村/三瓶/ムーディー勝山/とにかく明るい安村/ですよ。/ジョイマン
ゲスト:FUJIWARA藤本

2017年5月29日 (月)

"オレの新喜劇"は"みんなの新喜劇"!『信濃岳夫単独公演 オレの新喜劇』

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5月26日、なんばグランド花月にて『信濃岳夫単独公演 オレの新喜劇』が開催されました。吉本新喜劇座員の信濃岳夫が座長となって繰り広げた新喜劇にコーナーと、充実の内容で満員のお客様を楽しませました。

オープニングアクトを飾ったのは大自然。二人の漫才ようなやり取りで「今からフラッシュモブをやります」と"ネタばらし"をする白井。そのうち、祇園・木崎やかまいたち・濱家、未知やすえらが客席通路から登場し、会場は大歓声に包まれました。Mr.オクレも警官役として登場するも、すぐに打たれて舞台に倒れます。そんな騒動の中、客席に潜んでいたからし蓮根・青空、さや香・石井、大村ジーニアス、ハリーが舞台へ移動し、オクレを棺へと運びました。曲に合わせてバリバリのダンスを披露する、木崎をはじめとするよしもと漫才劇場のメンバー。クライマックスでは棺のふたを蹴り上げ、中から信濃が登場!不意打ちをついた演出に会場はさらに盛り上がりました。そして奇妙な踊りの"しなちゃんダンス"で本編スタートと相成りました。

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まずは新喜劇を。もちろん『俺の新喜劇』用のスペシャルバージョンです。濡れ衣を着せられ、商社をクビになった信濃が起死回生を図る物語。一度は会社に恨みを持った信濃ですが、事実が判明したことで気持ちを切り替えてゆくのですが、最初の恨みが最後にはあだとなる展開で沸かせました。

信濃と共に会社を追われた後輩・諸見里大介との"かみ合わない"やり取り、OL然としたかわいらしさで魅せた井上安世、金原早苗、元部下の吉田裕、清水啓之、酒井藍の"三羽烏"による意地悪の応酬でも笑わせました。酒井はこの日、新座長就任が発表されたばかり。舞台に登場すると観客の皆様が温かな声援を送られました。

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そして信濃の取引先のサラリーマン、佐藤太一郎と西川忠志、松浦真也は歌ネタで盛り上げます。特に松浦作「海賊の歌」で魅せた民族的な踊りに子どもたちの大歓声が響き渡りました。また、うどん屋の出前でやってきた女将のすち子(すっちー)と清水けんじの抜群のコンビネーション、信濃と諸見里をクビに追いやった張本人の烏川耕一と今別府直之の悪ぶり、清掃員に見せかけて実は秘書の新名徹郎と森田まりこもピリッとした存在感でひきつけました。そして商社の社長がMr.オクレという意外性にも盛り上がりました。

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この新喜劇の肝は"爆発"。烏川と今別府の策略により職場を追われる身となった信濃と諸見里は当初、その腹いせに職場に爆弾を仕掛けるつもりでいました。しかし、さまざまな事実が明るみに出たことで、ふたりのことを無視したり、嫌がらせをしていた社員たちも改心。その上、烏川と今別府がクビになり、信濃らは昇進付で会社に戻ることが決定したのでした。ですが、そこで困ったのが仕掛けた爆弾の回収です。新喜劇の後半ではいかにこの爆弾を回収するか四苦八苦する信濃たちが見せ場となりました。それでも爆弾はとうとう爆発、うっかり巻き込まれたすち子としみけん、そして最後には信濃も爆発コスチュームで舞台に現れ、笑いを誘いました。

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信濃が主役の単独イベント、第二部では「ドラマに出て、全国的に有名になりたい」と願う信濃のために、「信濃岳夫、ドラマ出演の道」というコーナーが繰り広げられました。MCはかまいたち・濱家、実際のドラマの台本を用いて演技をしてもらい、信濃の演技力を見ようというもので、オーディション方式で進行。審査員には『IQ246』などヒット作を世に送り出している木村ひさし監督と、同作にも出演した俳優、メイ・イズモトさんが特別出演されました。


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実際のシーンを演じるのに、ほかの配役も必要ということで、浅香あき恵、未知、忠志、酒井も応援に駆けつけましたが、それぞれ俳優、女優さんになりきっての登場。そのギャップでも沸きました。ドラマの1シーンを再現するというコンセプトでしたが、ふたを開けてみれば新喜劇テイストに。それでも木村監督や、メイさんは「見ごたえがありますね!」と満足げです。そしてアクション俳優をやりたいという信濃の要望にこたえたつもりが、「リアクション俳優」と聴き間違えた濱家。信濃は苦いお茶「せんぶり茶」やノックすると電気が走る「ビリビリペン」、スタッフが1週間はき続けた「激臭靴下」などに挑戦し、不本意(?)ながらも見事なリアクションを披露していました。コーナーといえども新喜劇のような展開で、最後は「白ブタ」発言で未知の逆鱗に触れ、強烈なダメ出しを受ける信濃。一通り言い終わったところで警官姿のオクレが登場し、「やめなさい」と仲裁するもまたまた打たれて棺の中へ。オープニングと同じく、信濃も棺に再び入って飛び出して、全員での「しなちゃん」ダンスで締めました。

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エンディングでは、「ここ8年で一番楽しかったです」とすっちー。その横でオクレは「しんどかった」と一言放ち、笑いを誘いました。ここでも酒井の新座長就任決定を讃える座員たち。祝福ムードに包まれました。最後に「『オレの新喜劇』とは、これだけたくさんの人に助けていただいた新喜劇です!」と信濃、「これからも新喜劇を応援してください」と挨拶し、幕を閉じました。

【信濃岳夫】【諸見里大介】【吉田裕】【清水啓之】【酒井藍】【井上安世】【金原早苗】【今別府直之】【烏川耕一】【Mr.オクレ】【佐藤太一郎】【西川忠志】【松浦真也】【森田まりこ】【新名徹郎】【清水けんじ】【すっちー】【浅香あき恵】【未知やすえ】【かまいたち・濱家】【大自然】【祇園・木崎】【からし蓮根・青空】【さや香・石井】【大村ジーニアス】【ハリー】

たけだバーベキュー、新刊『超豪快バーベキューアイディアレシピ』が発売!! 渾身のバーベキュー料理を発売記念イベントで振る舞う!

5月26日(金)、東京・二子玉川 蔦屋家電2F ダイニングにて、たけだバーベキューが監修した新刊『超豪快バーベキューアイディアレシピ』(池田書店刊)の発売を記念したイベント『アウトドア芸人が教える簡単・おいしい・盛り上がる外ごはん』開催されました。

同書を購入いただいた方を対象に行われた、こちらのイベント。たけだバーベキューは「バーベキューで野菜をおいしく食べられたことがないという方って多いと思います。今日は野菜をおいしく食べられるメニューを用意しています」と挨拶して、早速、用意していた料理を振る舞います。
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用意されていた食材は、パプリカ、ナス、エリンギ。「バーベキューのとき、大体カットして焼きますけど、丸ごと焼いてください」とアドバイスします。
炭火で焼く場合、カットしていると食材の水分が全て逃げてパサパサになりがちだそうで、「丸ごと焼くと、外側はぱりっと焼けて内側はジューシーになるんです。これに塩をかけて食べるだけで、めちゃくちゃおいしいんですよ」と説明しつつ、参加者の前で焼いた食材を「野菜がくたっとするまで、ころころと網の上で転がしてください」と補足しながらカット。じゅわっと出てくるおいしそうな水分に、参加者からは「うわぁ!」と感嘆の声が。切り分けられた料理を口に運んだ参加者は、「甘みがすごい」「おいしい!」と口々に絶賛します。
また、エリンギは「輪切りにして、わさび醤油で食べるとアワビを彷彿とさせるんですよ!」とたけだバーベキュー。試食した参加者からは「うーん、やっぱりエリンギ!?(笑)」との感想もありましたが、「バーベキューでは、こういう話をしながら食べると楽しくなるんですよ」と話します。
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試食中には、トークも。
司会者からの「なぜバーベキューをやるようになったのですか?」という質問に、たけだバーベキューは「車の免許を取ってから、海、山などによく行くようになって、バーベキューをよくやってたんです」と返答。「芸人になると、兄さん方は花見が好きなので『バーベキュー得意なヤツおらへんか?』ということになって、声をかけられた。そこで50人前のパエリアとかローストチキンとかをつくっていたら評判になって、いろんな先輩のバーベキューに呼ばれるようになって。で、ブログにバーベキューのことを書いていたら、池田書店さんから『本にしませんか?』と声をかけてもらったんです。で、名前もたけだバーベキューに変えました」と、これまでの経緯を説明。「本名はね、僕、まさしって言うんです」と話すと、参加者からはくすくすと笑いが起こります。

続いて、バーベキューワンダーランドさんからご提供いただいた大きなTボーンステーキをお披露目。スパイスを振ったTボーンステーキを、熱した鉄製のフライパンの上で焼いていきます。
実際のバーベキューで焼く場合は、「網で直に焼くより、網の上にフライパンを置いて焼いたほうが旨味が逃げない」そう。おいしそうな匂いに誘われて、ダイニングの外にいた店内のお客さまがどんどん集まってきました。
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肉を焼いている間、たけだバーベキューは自身の冬の過ごし方を紹介。スペイン、イタリア、フィリピン、ベトナムへ出向き、いろんな調理を実際に観て勉強して来たらしく、新刊にはその時体験した調理法も活かされているそうです。
各地で撮ってきた写真を観ながら旅の思い出を話しているうちに、肉が焼き上がります。「みなさん、焼けたらすぐカットしてしまうと思いますが、そうすると肉汁とともに旨味が逃げてしまいます。大体、焼いた時間の30%くらいの時間を置いてから、切り分けてください」とアドバイス。野外では、アルミホイルで包むなど熱が逃げないようにするといいとのことです。
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Tボーンステーキの試食が終わると、新刊で紹介している「豚巻きバウムクーヘン」をサーブ。バウムクーヘンを食べて育った豚がいると聞いたところから着想を得たレシピだそうで、たけだバーベキューは「この本の中で、みなさんがいちばんやらなさそうなものを今回、用意しました」と発言。試食した参加者は、見慣れない料理を恐る恐る口に運びながらも「あ、おいしい」と笑顔で感想を話していました。
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最後につくったのは、「カスタードベリーマシュマロ」というデザート。カスタードの上に、いちご、マシュマロ、チョコチップを乗せてフライパンで焼いたものをビスケットをディップして食べるスイーツで、「僕のレシピにはよくマシュマロが出て来るんですけど、それは簡単でおいしいから」と話していました。
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全ての試食が終わったあとは、質問タイムに。
今後、バーベキューをやる予定があるという参加者からの「串に肉を刺して焼くと、どうしても真ん中が生焼けになってしまう」という悩みに、「いい質問ですね!」と目を輝かせるたけだバーベキュー。「生焼けを防ぐには、肉を少しずつ離して刺すといい。そうすると、中まで焼けますよ」と答えます。
また、新刊では焼きそばのレシピを多く紹介していますが、その理由について「買い出しを頼むと、焼きそばを山のように買ってくる人が多い。で、結局余って、自宅に持ち帰ってアレンジしているうちに、レシピが増えました」と説明。中でもオススメは「真夏のライム焼きそば」だそうで、「バーベキューではもちろんですけど、日々の生活でも試してもらいたいです。この本を片手に、ナイスバーベ!してください」と呼びかけました。
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【たけだバーベキュー】

神保町花月 6月本公演 第486回「パパたち、娘たち」

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神保町花月 6月本公演「パパたち、娘たち」
二人のパパと双子の娘。
世界一幸せになってみせると誓った四人と彼らを取り巻く人々との物語です。
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キャストは松下シュート(放課後ハートビート)、160cm矢崎、セラ山本、よるちむ、グリン、松永ゆき19期以下のフレッシュなキャストでお送りする、心温まるストーリーです。


幸せになりたい四人。
お互いを想い合うパパたちの出した答は?
ぜひ劇場にお越しになって確かめてください。
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2017年5月28日 (日)

陣内智則、元女子バスケ日本代表・原田裕花さん、元車いすバスケ日本代表・三宅克己さんとそれぞれの競技についてトーク!

5月27日(土)、28日(日)、6月2日(金)の3日間、東京・中野区役所にて『東京2020公認プログラム オリンピックフラッグ・パラリンピックフラッグツアー 同時開催イベント in 中野区』が開催されます。

本イベントは、オリンピック・パラリンピックの素晴らしさを伝えることを目的にその象徴であるフラッグを東京都内62区市町村を巡回させて、東京2020対会へ向けた一体感を生み出す「東京2020公認プログラム オリンピック・パラリンピックフラッグツアー」の一環として行われたもの。フラッグが中野区へ到着したことを記念して、1964年大会の貴重な写真や関連物品の展示、オリンピアンやパラリンピアンによるトークショー、東京2020対会追加種目として注目されるスポーツクライミング、スケートボードなどのスポーツ体験が3日間に渡って行われます。

27日(土)はフラッグの引き継ぎ式が行われたほか、MCフルーツポンチと2008年北京オリンピック 陸上400mリレー銅メダリストの塚原直貴さんによるトークショー、スポーツクライミング体験が開催。28日(日)はトークショー、小学生以上を対象としたバスケットボール&車いすバスケットボール体験が行われました。
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よしもとニュースセンターでは、28日に行われたトークショーの様子を詳しくレポートします。

本日のMCを務めるのは、陣内智則。最前列へ座る子供へ声をかけながら、「今日は貴重な経験が聞けますからね~!」と来場者へ呼びかけます。
その後、1996年アトランタオリンピック女子バスケットボール日本代表の原田裕花さん、1996年アトランタ、2000年シドニー、2004年アテネパラリンピック車いすバスケットボール日本代表の三宅克己さんが登壇しました。
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25歳で引退を決意した原田さん。陣内より引退の理由を訊ねられると、「1つは出し切ったから。もう1つはケガが多かったからですね」と返答。前十時靭帯断裂でオリンピック予選から離脱してしまい、復帰まで8ヵ月を要したそうで、「(予選中は)仲間が頑張っているのを、素直に喜べないところもあった。悔しいなって思っていた部分もありました」と当時の思いを語ります。
ケガを克服して挑んだアトランタオリンピック。なんとか本大会では予選を勝ち上がったものの、決勝トーナメントの1回戦の相手は強豪アメリカ。「190cm以上ある選手ばかりですから勝つというよりは、やられても決めていこうと思っていた」と振り返ったように負けてしまったものの、点差は大きく開くことなく善戦。原田さんは「アトランタでの開催だったので、客席はアメリカ人ばかりでしたけど、終わったときにジャパンコールが起こって......がんばったことを認めてもらったような気がしました」と笑顔で語ります。
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三宅さんは18歳の時、交通事故で車いすの生活に。それまでサッカーなどさまざまなスポーツをプレーしていたため、「今後はスポーツができないんだと思って、当時はなかなか(自分の現状を)受け入れることができなかった」と回想。退院してからもかなり落ち込んでいたそうですが、車いすバスケットボールへの誘いを受けて、実際に試合を観に行ったところ、「最初はあんまり興味なかったんですけど、実際の選手達は筋骨隆々で、転んでも自分で起き上がってプレーを続けていた。衝撃的でした」と話します。
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「車いすバスケットボールは、ぶつかり合いが激しいですよね? ケガをしないのか、心配になるんですけど」と話しかけた陣内に、三宅さんは「ケガはよくしますよ。すごいスピードでぶつかるので激しいですからね。特に世界大会では、車いすが折れたり曲がったりすることも多いです」と返答。実際、体験したことがあるという原田さんは「本当に難しい。車いすを動かしながら、ドリブルしたりシュートしたりしなきゃいけないので、私は大変でした」と話します。
「ダブルドリブルとかはあるんですか?」と言う陣内に、「車いすはないんです。トラベリングはありますけどね」と三宅さん。また、障害の重度によって持ち点があり、合計で14点となるように各チームが構成されていることを説明された陣内は、「そうなんですか~。知らなかったです」と感嘆していました。
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お2人のオリンピック・パラリンピックでの体験談を興味津々で聞き入っていた陣内は、「そんなオリンピック・パラリンピックが東京で開催されるなんて。今まで違う国の出来事やと思ってたけど、間近で感じられるんですよね? 信じられないです」と興奮しきり。
「もう一生ないかもしれないですよ」と言う三宅さんは、東京2020大会活躍が期待される車いすバスケットボールの選手を紹介しつつ、「車いすバスケの選手はプロも多い。2020年は開催国枠で出場できますから、まずは上位入賞を目指して欲しい」と激励します。
一方、バスケットボールは男女ともに開催国枠で出場できず、予選からのスタートに。「今後、男子は東アジア大会、女子はアジア大会があって、いい成績が残せればワールドカップに出場できる。そうやって、少しでも結果を残してアピールしていってほしい」と語る原田さん。今シーズンからスタートしたプロバスケットボールリーグ「B.LEAGUE」では昨日27日、栃木ブレックスが初代王者に輝きましたが、「男子はオリンピックにずっと出られていないんですけど、B.LEAGUEの盛り上がりが何かしらの(出場の)きっかけになればと思います」と期待を寄せます。
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「最近、お笑い界ではバスケットボールが好きなヤツ多いんですよ。麒麟・田村、大西ライオン、NON STYLE・井上......あと、山田カントリーやっけ? みんな、バスケばっかりしてるんです。言うといてください、お笑いもやれよって!」と陣内。笑う原田さんは「でも、バスケット界としては嬉しいことですよ」と返しつつ、「みなさんも応援よろしくお願いします」と客席へ呼びかけます。
三宅さんも「今日も選手達は各地で試合をやったり、練習をやったりしてます。今後いろんな競技のいろんな大会があちこちであると思うので、インターネットで検索して実際に観に行ってみてください。応援よろしくお願いします!」と訴えました。
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『東京2020公認プログラム オリンピックフラッグ・パラリンピックフラッグツアー 同時開催イベント in 中野区』は、6月2日(金)にも開催。10時から3回にわたってスケートボード体験が行えるほか、11時30分からと15時からのトークショーではMC・ケンドーコバヤシと2016年リオデジャネイロオリンピックの新体操団体で8位入賞を果たした畠山愛理さんが出演します。
詳しくは、中野区役所公式サイト(http://www.city.tokyo-nakano.lg.jp/dept/403200/d024163.html)をご覧ください。

【陣内智則】

2017年夏!藤井隆、衝撃のリミックスアルバムがリリース!

この度、藤井隆の過去の大ヒット曲を精鋭クリエイター達がリミックス、リアレンジなど徹底的なクリエイティビティで遊び倒し、最強にリライトされたリミックスアルバム『re: wind』が7.14 (金)に発売されることが決定しました!

女性DJとしてMIX CD売上世界一を誇る女王「DJ KAORI」がTommy february6プロデュース曲「OH MY JULIET!」を。
2014年クラブヒット「ディスコの神様 feat. 藤井隆」を手掛けた若手トラックメーカーNO.1「tofubeats」が、KIRINJI堀込高樹の名作「わたしの青い空」をACID HOUSEに。
「ULTRA JAPAN 2015」や「Outlook Japan Festival」へも出演した、fazerock&haraによる重低音サウンドチーム「HyperJuice」が「ナンダカンダ」を。NITRO MICROPHONE UNDERGROUNDのメンバー、DJそして楽曲プロデュース、トラック制作などこなすHIP HOP MENTALと和もの心を兼ね備えたミュージシャン「MACKA-CHIN」が「絶望グッドバイ」を。Maltine Recordsからのリリース、SEBASTIAN X、tofubeats、Spazzkid 等のREMIX、DAOKOのメジャーデビュー作のプロデュースを手がける「PARKGOLF」が「Quiet Dance feat.宇多丸(RHYMESTER)」を。そしてインドネシアのシティポップバンド「Ikkubaru」が「未確認飛行体」を逆輸入型CITY POP解釈でリアレンジするなど最強のアーティスト達が藤井隆をエレガンスそしてマッシヴにブーストアップ!
遊びが遊びを呼び寄せた宝石箱のような、REMIXアルバムの枠には収まりきれないストレンジなアルバムが完成しました!
DJ Michelle Sorry(ex.ミッツィー申し訳)が全面プロデュースを手掛けた、徹底的にフロアーライクかつポップなラインナップを是非DANCE FLOORでお楽しみ下さい!
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<収録楽曲>
1. OH MY JULIET! [DJ KAORI REMIX]
2. わたしの青い空 [tofubeats REMIX]
3. ナンダカンダ [HyperJuice REMIX]
4. 絶望グッドバイ [MACKA-CHIN REMIX]
5. Quiet Dance feat.宇多丸(RHYMESTER) [PARKGOLF REMIX]
6. 未確認飛行体 [ikkubaru REMIX]

タイトル:『re: wind』(リワインド)
発売日: 2017.7.14
価 格: ¥1.852+消費税
品 番: YRCN-95283
発売元: SLENDERIE RECORD



【藤井隆】

2017年5月27日 (土)

川平慈英さん、出演者達と故今井雅之さんの思い出を語る! DVD『手をつないでかえろうよ~シャングリラの向こうで~』発売記念トークイベント

5月27日(土)、東京・タワーレコード渋谷店 B1 CUTUP STADIOにてDVD『手をつないでかえろうよ~シャングリラの向こうで~』発売記念トークイベントが開催されました。
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今作は、2015年に急逝した俳優・今井雅之さんが原作・脚本・主演を務めた同名の舞台を映像化したもの。今井さんの遺志を継ぐかたちで、奈良橋陽子さんが監督として総指揮を執り、"生と死"という重大なテーマをモチーフにしながら誰しもが共感できる普遍性を描きました。
DVDは、今井さんの三回忌である同月28日(日)に発売。先駆けて行われた本日のトークイベントには、川平慈英さん、七海さん、岡安泰樹さん、重松隆志さん、松本勝さん、福島彰吾さん、板尾創路、奈良橋陽子監督が出演しました。

第1部は川平さん、七海さん、板尾、奈良橋監督が登壇。MCをラフレクラン・西村真二が務めました。
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川平さんが「素晴らしいウィークエンドに足を運んでくださって、ありがとうございます。また、DVD初回限定版をお買い上げいただき......くぅ~~~!! これが言いたかったんです」とおなじみのポーズを交えて挨拶すると、客席からは笑いが起こります。
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メイキング映像を観ながらのトークでは、VTR内のリハーサル時と同じTシャツを着ていることに気付いた川平さん。「どんだけ長持ちしてるんだろう!」と驚きながら、撮影の日々を思い出しているかのように目を細めて画面に見入ります。
「キザになりますけど、愛に溢れた現場でした。ハードなスケジュールの中、ボランティア、スタッフも含めて一人ひとりがパッションを持ってやっていた。そういう思いが詰まった現場、そして映画になりました」と振り返りながら、「映画で主演をいただいたのは今作が初めてでしたが、毎日(今井さんに)見守られているような感じで楽しかった」と笑顔を見せます。
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板尾も温かい雰囲気を感じていたようで、「和気あいあいで、監督がお母さんみたいな感じで見守ってくれる居心地のいい現場でした」とコメント。七海さんも「現場は温かくて愛に溢れていた。1つの目標に向かって前を向いて映画をつくっていて、すごくいい経験になりました」と語ります。
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奈良橋監督は「時間が経っても不思議なのは、彼のパッションと生きていたエネルギーのすごさを感じること。(監督をやってと)委託されたとき、自分の映画をさておいてでもやらなくちゃという思いがあったんですけど、初めてのことが多くて。普段は何十億円の映画に関わっていますから、こんなにお金(製作費)がないの?と思うこともありましたし、時間との戦いでもありましたけど、みなさんの助けがあったからこそできました」と、出演者へ感謝します。
また、主演の川平さんについては「19歳くらいの頃、ミュージカルのオーディションで会ったんですけど、なんて才能がある人なんだと思った。雅之がまさかこういうことになって代役を用意しなきゃいけないとなったとき、思い付いたのは当然、慈英だった」と話しながら、「今後、もっともっと映画に出てもらいたい。彼にはユーモアにプラスして愛がある。ドライじゃないの。だから今後、映画に出たら応援してあげてください」と客席へ呼びかけます。
そんな監督の言葉に、川平さんは「雅之にこの役やるんだって言ったら、思いっきり楽しめって言ってくれたと思う。まーちゃん(今井さん)がこの野郎、なかなかやるじゃないかってジェラシーを感じるように、全身全霊フルパワーでやりきりました」と言い切りました。
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第2部には重松さん、松本さん、岡安さん、福島さんも駆けつけました。
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西村より「みなさん、今井さんとの出会いはどんな感じだったんですか?」との質問が。
重松さんは「ある女優の方から紹介したいって言われたけど、怖いからいいって断った。その後、『THE WINDS OF GOD』で楽屋へ連れていってもらったら、裸にバスローブでお香みたいなん焚いてて、入れへんがな! 猛獣いますけど!って。そこから10年の付き合いになりました」と発言。松本さんは「2004年、『THE WINDS OF GOD』のオーディションに行ったら、今井さんがいて。ワークショップ形式やったんですけど、『自分を食べ物に喩えるなら?』という質問に『鍋焼きうどんです』って言うたら、『ええなぁ!』って気に入ってもらえた」と、明るめのトーンでエピソードを語ります。
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第1部がしっとりとしたトーンだったこともあって「トーンを1部に戻しますね」と話し始めた岡安さんでしたが、「初めて共演したときに、『THE WIND OF GOD』を観たと話したら、想像を絶するくらいカワイイ顔で『うそうそ! 観たの? どうやった?』って。『すごくよかった』って答えたら、『よかったぁ! 今日呑もうか。岡安くん......岡ピーでいい?』って言われて、そこから毎晩呑みました」と回顧。今井さんの口調を真似した感じが先の2人と似ていたため、西村が「岡安さん、同じトーンでした」とツッコむと笑いが起こります。
今井さんの付き人をしていたという福島さん。付き人になった経緯を話しながら「初日は何も喋れずに挨拶だけして帰りました」と話すと、松本さんからは「お前、オチもなんにもなしで!」とツッコみが入りました。
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この中で唯一、今井さんと面識がない板尾。「一方的に観ていただけで、これまではご縁がなかったなかで、今作で声をかけていただいた。それはそれで、特別感があります」と話すと、奈良橋監督は「板尾さん、お父さん役で素晴らしかった。慈英と板尾さん、そんなに歳は変わらないと思うんですけど、本当の父と子のように見えた。雅之も絶対喜んでくれている」と讃えました。
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西村から「言える範囲で、今井さんの武勇伝を教えてください」と言われた重松さんは「ほとんど言えません!」と言い切りながらも、あるツアーでの出来事を披露。「本番で肋骨を折ったんですけど、冷や汗かきながら最後まで芝居やて。で、2日後にはウォーミングアップで、腕立て伏せ200回やってました。すごいですよね」と話すと、客席から感嘆の声が。「怖いエピソードばっかりじゃない。カワイイところもあった」と切り出した松本さんは、「お酒を呑んでたときに、落ち込んでたときがあった。理由を聞いたら『昨日よぉ、あいつ(妻)がよぉ、俺の抱きつき枕を捨ててよぉ。俺、あれないと眠れないんだよぉ!』って」と楽しそうに話します。
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「怖がるように演じているなと思っていた」と言う岡安さんは、「(今井さんは)本当にお茶目。あんなにチャーミングな人に会ったことがないですよ」とコメント。「あと、サプライズが大好き。誕生日を大事にするけど、やり方を間違えるんです」と言いながら、自身の誕生日での出来事を回想します。
『THE WINDS OF GOD』上演中の打ち上げの場で、いきなり呼ばれた岡安さん。別の場所で2人きりになると、来年の公演で岡安さんの役を別の人が演じることになったと告げられたそう。「気持ちの整理してから戻れよ」と言われて、落ち込みつつも打ち上げをしている場所に戻ったところ、突然「ハッピバースデー!」と誕生日を祝われたそうです。
「お祝いされたから嬉しそうにしなきゃいけなくて。でも、あんなことを言われたから"あと3回でこの役も終わりだな"って落ち込んでたのに、終わってから今井さんに『あれウソだよ』って言われた」と話すと、頷きながら聞いていた川平さんは「本当にサプライズが好きだった。自分がサプライズで何かされるのも好きだった」としみじみしました。
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今井さんの生前の様子が映し出されると、客席からすすり泣きが。
それまで明るく振る舞っていた重松さんは、溢れ出る涙を押さえ切れない様子。松本さんも、「(今井さんが)最期、『長く生きていたかったけど、めいいっぱいやったから悔いはない。ただ1つだけ欲が言えるなら、もう1回だけ桜を観たかった』と言っていた。この作品のクランクインの日に観た桜が最後だった」と言葉を詰まらせながら話しました。

最後に、川平さんは「誰にも邪魔されない空間で、一人で、大切な人と観ていただいて、もう一度愛すること、生き続ける素晴らしさ、相手を想うことを少しでも感じていただければ。で、次の日のパワーにしていただければ幸せだなと思います。もう一度、この映画で大きなムーブメントを起こしましょう」と訴えます。
奈良橋監督は「みなさま、本当にありがとうございます。雅之自身にもThank you so muchと伝えたい」と話しながら、出演者には「みなさんがほかの映画で頑張って羽ばたくことが彼の願い」と呼びかけつつ、観客へ「(この作品を観て)彼のことを思いながら、元気になってください」と呼びかけました。
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【板尾創路】【ラフレクラン】【西村真二】