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舞台「TERRA GIGANT」主宰の堀川絵美にインタビュー!

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12月22日(土)に大阪・HEP HALLで上演される舞台「TERRA GIGANT」。「やっぱりサプライズが好き」と「『問う。』」、「贋作ラ・ラ・ランド」という3本の作品を上演します。主宰の堀川絵美に本公演について、インタビューしました。

――「TERRA GIGANT」ですが、3本の作品それぞれについて教えてください。

堀川 「やっぱりサプライズが好き」は私が脚本を書いたんですけど、女の子3人の芝居ということで「やっぱり猫が好き」を連想しました。でも、内容は全然かけ離れたものになっています。女特有のドロドロ感を出せたらいいなと思っていて。私も、出演するコンビの紅しょうがも普段から仲良しで。3人とも肉食系で、普段から男の話ばっかりしているんです(笑)。なので、日常会話をコメディに乗せたような。私はやっぱり歌とかダンスがすごく好きなので、歌とかダンスも織り込んだドロドロコメディになっているんじゃないかなと思います。もしかしたら男性はちょっと怖いかもしれないです(笑)。

――女の人が聞いたらめちゃくちゃ面白いでしょうね。

堀川 女芸人たちの間で「男にこんな復讐してやった」って笑う話でも、男芸人に言ったら誰も笑わなかったりするので、こんなに感覚違うんやと思って。みんな自分のことやと思って怖がっちゃうみたいで、その辺の差が面白いなと思います。私たち3人の実体験を入れている部分もあって。紅しょうがの稲田さんはNSC大阪の同期なんですけど、私の弟に手を出したことがあるんですよ...(笑)。そういう、なかなかないことをされる人が出ます。あと、紅しょうがは「THE W」の決勝に残っていて、それはすごく喜ばしいことなんですが、優勝されると12月10日以降稽古ができないので、それは困るなと思っているので2位くらいで注目浴びてくれないかなと期待しています(笑)。

――そしてプリマ旦那・野村さんが書かれた「問う。」。野村さんとの二人芝居で。

堀川 「問う。」は、野村さんに書き下ろしていただきました。普段から劇団コケコッコーや、それ以外でもご一緒させてもらっていて。今回夫婦のお話ということですが、まだ私は結末がどうなるか聞かされていないので、すごく楽しみにしています。2年前にも野村さんと「fifth」という二人芝居をやらせていただいて、その時も大どんでん返しがあって、お客様をびっくりさせる仕掛けがあったので、おそらく今回も何か待ち受けているんじゃないかなと思います。

――この夫婦の話というのは、野村さんが「これで行きます」とおっしゃったんですか?

堀川 3本くらい候補を出してくださって。3つとも全然毛色が違うものだったんですけど、その中でこれがいいんじゃないかなと二人で決めました。

――野村さんとは夫婦役ですね。

堀川 野村さんは3年先輩で、年齢は下なんですけど、お互い弟のような兄のような、姉のような妹のような感じです。野村さんとは、いろんな作品をやってきただけに、新しくどんなものができるか楽しみです。

――野村さんの演劇人としての手腕はどういうふうに受け止められていますか?

堀川 野村さんって、SNS とか普段の言動からすると、もしかしたら陰鬱としているイメージがあるかもしれないですけど、実はすごく温かみのある方で、書かれるお話もすごく優しい。人々の生活に寄り添うような、身近なところを書かれていて、誰もが共感できる場所があるというか。すごく人間味のある方なので、それがすごくお芝居に表れているなと思います。脚本を書かれる力が本当にすごいので、今後は映画の脚本とかもやってほしいなと思います。落語もされていて、なんでもマルチにされる方です。劇団コケコッコーも、もっと大きくしたいと思って、来年以降も計画中です。

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――そして「贋作ラ・ラ・ランド」ですが、ワクサカソウヘイさんが作・演出を担われています。

堀川 ワクサカさんはコラムニストで、私は芸人をやる前から雑誌「TVBros.」を買っておりまして、その中で連載されていたんですよ。ワクサカさんの連載はいつも声に出して笑うくらい面白くて。それで、元々ツイッターをフォローしていたんですけど、芸人になって3年目くらいの時に急に思い立ってダイレクトメッセージを送ったんです。「すみません、大阪に住んでいる芸人なんですけど、会いたいのですが、どうしたらいいですか?」って。普段、そういうことは絶対にしないんですけど、なぜかしてしまって。そしたらぜひぜひということで東京まで会いに行きました。同い年ということが判明して、話をしてもやっぱり面白くて。今度、面白いことを一緒にやりましょうとなって、その後、初めて単独をやった時に一人芝居を書いていただきました。それもすごく好評で、やっていて楽しくて。そのときぶりになります。

――「贋作ラ・ラ・ランド」は今回のために作られたんですか?

堀川 今年6月に東京で初めて単独をやらせていただいて、その時に一度、上演しているんです。出演する男性ブランコの浦井くんも同期で、元々大阪にいた子で、すごく仲良くて。お芝居も何度か一緒にやっていているので、ワクサカさんの本で一緒にやりたいなと思ってお願いして、書いてもらいました。これが結構好評だったんです。約30分間、バカバカしさの極みというか、何の内容もない30分なんですけど(笑)、なぜかラストシーンでお客様の大半が泣いていらっしゃったんですよ。「泣くんや!?」と私もびっくりして。実際、終演後にいただいたアンケートでも「自分がなぜ涙を流したのか分かりませんでしたが、感動しました」っていう声が結構、来ていて。それってどういう感情なんだろうと思い、これはぜひ大阪でもと。どんな反応になるのか知りたいと思っていたので実現しました。

――やはり映画「ラ・ラ・ランド」のような...?

堀川 「ラ・ラ・ランド」とは言っていますが、ほぼ関係ないと思ってください。衣装の感じとか、設定が夜の公園というぐらいです。

――堀川さんの舞台では、歌も聞きたいという方も多いのではないですか。

堀川 いつも私の単独ではオープニングに歌うんですけど、今回も1本目の芝居をやる前に歌をやろうと思っています。エンディングも歌で、今回はダンサーの男の子3人、みんな芸人さんですが出てもらって、彼ら含めて8人全員でエンディングは踊ります。野村さんは踊りが苦手でいらっしゃって、2年前に私の単独でもちょっとだけ踊ってもらったんですけど、もう動きがすごくダサくて(笑)。ファンの方が抱いている野村さんのイメージが壊れてしまうんじゃないかなっていうくらいなんですけど、今回も存分に壊していただこうかなと(笑)。振付はTAKE IT EASYの山根千佳さんにお願いしました。すごくかっこよくて。私たちがギリギリ踊れるレベル、ちょっと難しいんですけど、すごいかっこいい、かわいい動きをつけてもらっているので、エンディングもお客様に笑顔になっていただけると思います。

――3作品それぞれ、相手役の魅力はどういうところに感じられますか?

堀川 紅しょうがは、稲田さんとは同期でも一番の仲良しで、8年以上ずっと一緒にいますし、安心感がすごくあります。ただ、稲田さんはお芝居をあんまりしたことがなくて、どんな感じになるのか私も未知数ではあるんですけど、今回はほぼあて書きで。稲田さんってすごく変わっているんですよ。熊元さんの方がいじられているイメージがあるかもしれないですが、実は変なのは稲田さんで。ちょっとした変なところも魅力として出るのではないかと思います。熊元さんは力強さがありつつ、すごく女性なんです。女としての生き様というか、かっこいい後輩なので、そういう面がきっと出るのではないかなと思います。この3人で相乗効果を生み出せたらいいなと思います。

――役者としての野村さんは?

堀川 そうですね...時々佐藤浩市さんに見える瞬間があって(笑)。あれ? 佐藤さん!?ってなるので、「なにわの佐藤浩市」ということで(笑)。野村さんには渋みというか、そういうところがあるので。それと、お笑いの間(ま)も天才的ですし、毎回一緒にやらせていただくたび勉強になっています。気づきを与えてくれる人です。

――そして浦井さん。

堀川 浦井さんも、稲田さんと似ているかもしれないですが、安心感を与えてくれる人です。お客さんもそうやと思うんですけど、優しい気持ちになるというか、あったかいココアを飲んでいるような感じです(笑)。男性ブランコ自体がそうなんです。芸風もそうですし。優しい、温かい気持ちにさせてくれるので、どんなきつい口調のセリフでもすごく柔らかく聞こえるというか、不思議な魅力のある方です。あの柔らかさは何だろうな......毛布。毛布役者です。包み込んでくれるような(笑)。

――女優・堀川絵美としてこの作品にかける思いはいかがでしょうか?

堀川 私はピン芸人という肩書ではあるのですが、この2、3年くらいは一番やりたいことがミュージカルとかお芝居で。それをやるにあたっては実力も全然伴っていないし、経験も足りていないというところで、この舞台でも新しい引き出しを見つけていかなければと思っています。いろんな方に観ていただきたいですね。毎回来てもらったお客様に「お笑いのライブというよりエンタメショーを観た」とか、「チケット代が安すぎた」とか言っていただくことがあって、それを今回も言ってもらえるようにならなければと思っています。

――現時点で、ここは力を入れているというものはありますか?

堀川 今回は今までで一番、チラシに力を入れております。より多くの方の目に留まるように。お笑いファンの方だけでなく、演劇ファンの方にも観ていただきたいと思って...。私は東宝ミュージカルすごく好きで、紙質から帝国劇場や梅田芸術劇場で上演する舞台のチラシをイメージして作りました(笑)。

――そうですね。紙の厚みも違いますね。

堀川 はい、半光沢紙で作らせていただきました。私は、チラシはとても大事なものだと思っているので、まず人目に付くようなものを作って、来てくださった方には--お笑いからしたら前売3000円は高いんですけど、12000円くらいの価値のものをお見せしたいなと思っています。今後、女優と名乗っていきたいと思っているので、そうなるためにあたっては絶対に大事なステップだと思っています。

――堀川さんはよしもとに入ってから女優を目指すようになったんですか?

堀川 まず、よしもとに入ったのが、芸人をやりたいとも女優をやりたいとも思っていなくて、ノリやったんですよ。バスガイドが天職だったので。何度かbaseよしもとに観に行ってはいたんですけど、自分が入りたいとはこれっぽっちも思っていなかったんです。でも、25歳の時に沖縄旅行に行きまして、そこで当たる占い師さんがいると聞き、私はあまり信じないので冷やかしのつもりで行ったんです。手相と顔だけ見て何でも分かるっていう人で、私のことすごい当てて。「あなた、マイクを使う仕事してますよね?」「そうです、バスガイドしてます」「それ合ってますよ。でも26歳になったら絶対芸能界に入ってください」って言われて。「でも私、アイドルとかできないですけど...」って言ったら、「入り口はお笑いがいいと思います」って言われて。で、まあ、捨てるものもないし、いいかなと思って。バスガイドって何歳になってもできるといえばできるので。ただ、私は貯金をしたことがなくて、NSCに入るお金を親に借りなくちゃいけなくて。結構堅い親なんですけど、その親に「実はよしもとに行こうと思ってるからお金を貸してほしい」とお願いしたら、「前からそっちの方がいいと思ってた」ってまさかの賛成で。で、お金を借りて入って、さあ何しようと。そしたら、いきなりネタ見せがあるとなって。その時にコンビを組みたいとも思わなくて、とりあえず一人でバスガイドのネタをやったら結構ウケて、先生から高評価もいただいて。それで、その年の夏に「新人お笑い尼崎大賞」に出て準優勝をさせてもらったんです。その時に優勝されていたコンビの方が賞金10万円で、2位の私が5万円。これ、結局一人5万円やんって思った時に、絶対一人(ピン芸人)やなと思って(笑)。それで絶対に誰とも組まないと決めて。お仕事もちょこちょこ、1年目からいただいていたのでそれをやらせていただきつつ、でも自分は一体、このままどうするんだろうとか思っていたんです。

――それがどのくらいの時期だったんですか。

堀川 2年目ぐらいですかね。ちょうどその頃に「大阪俳優市場」といういろんな事務所の方が出るお芝居に出させてもらって、それがすごく楽しくて。お笑いでウケても気持ちいいけど、お芝居の中で役として表現してウケたときはもっと気持ちいいなと思って。元々お芝居を観るのがすごく好きで、小学校3年生の時から宝塚をずっと観ていて、観に行くのはすごく好きだったんですけど、自分がそっち側に立つということがこんなに楽しくて、気持ちいいことなんやって初めて知ってからお芝居をやり始めたんです。

――『レ・ミゼラブル』のオーディションも受けられたとか。

堀川 ミュージカルはさすがに観るものやと決めつけていたんですけど、よしもと漫才劇場で歌のイベントがあった時に、私が大好きな「レ・ミゼラブル」の曲のパロディを私主体でやったんです。もう全力で再現して。そしたら音響さんに「漫才劇場が始まって以来の、劇場が揺れるくらい拍手が起きた」って言われて。その時の映像を残していたんです。知り合いにその話をしたら、その方が「知り合いのミュージカル関係者に映像を見せていい?」と。それがきっかけで、「レ・ミゼラブル」のマダム・テナルディエという役のオーディションを受けることになりました。受かるわけないと思いながら、一次審査が通って。二次審査は、会場に10人くらい集められて課題曲を一人ずつ歌うんですけど、もうレベルが違い過ぎて。みんなプロで、私はもう恥ずかしいと思って。私の番が回ってきて、せっかく歌うんやったらって外国人の演出の方の目を1回もそらさず歌ったら、「エミサン、パーフェクト!」って、「絵美さん以外退出してください」ってなって、1時間くらいレッスンして、次の審査に進んだんです。これはもっと本気でやれば、もしかして手が届くのか!?と思って一週間くらいレッスンして、気合入れて次の審査に行ったんですよ。で、髪の毛もすごいきれいにして、服もキレイなワンピース着て行ったら「絵美さん、あなたが演じようとしているマダム・テナルディエは、そんなきれいな格好をしているだろうか」と言われて。ほんまや、これでは落ちる!と思って、「ちょっと待ってください!」って髪の毛をぶわ~ってくしゃくしゃにして、逆毛立てて「これでお願いします!」ってやったら、また「パーフェクト!」って(笑)。その審査で結局ダメだったんですけど、オーディションでめちゃくちゃ勉強になったし、本気で取り組むうちに、本当に出たいと思うようになって。

――そうだったんですね。

堀川 そこからですね、『レ・ミゼ』に絶対出たいという今一番の目標が芽生えたのは。2019年版のオーディションも受けたんですけど、前回とはまた違う演出家の方が見ていらっしゃって、前回よりもっと先に進むことができたのですが、やっぱりまだ足りなくて。それがすごく悔しくて、何か経験を積まなければと思ったものの、大きいミュージカルに出ないと経験は積めなくて。そのチャンスがなかなかないのですが、何か来たときにすぐ掴めるような状態にしておかないとあかんなと思ってるところです。

――なるほど、では「TERRA GIGANT」も経験の一つに。

堀川 そうですね。この作品でも何か一つ成長ができたらいいなと思っています。

――2018年は『タクフェス 春のコメディ祭「笑う巨塔」』にご出演されて、東京でも初の単独をされて。堀川さんのイベントとしては「TERRA GIGANT」が締めになると思うのですが、2018年を振り返ってもらいつつ、作品への意気込みと、2019年に向けて抱負をお願いします。

堀川 今年を振り返ると、この世界に入って今までで一番濃い1年で、大阪で、よしもとで活動しているだけでは絶対に経験できなかったこともできたし、いろんな新しいつながりもできました。いろんなことに気づけた1年でした。自分の未熟さとか、驕りがどこかにあったのかなって思ったり。広いところに出たことで自分のちっぽけさを感じて、もっと頑張らないとって。私は怠け癖がすごくあるのであかんなと思えた年でした。私はお芝居を書くのは苦手なんですけど、でも演じるだけよりも書けた方がいいだろうなと思って。演じるにあたっても、いろんな側面から見れるだろうし。自分を甘やかしたらいけないなという意味でも、こういう内容の作品にしました。ただ、第一には、観に来てくださったお客様に心底楽しんでもらえるものをお届けしたいと思っています。ちょっと早めのクリスマスプレゼントになればいいなと思っています。来年は、正直ほぼ白紙状態で(笑)。実は私は2020年にちょっとした野望がありまして...。この年に芸歴10年目になるので、それを記念して梅田芸術劇場で単独をやりたいなと思っていまして...(笑)。

――メインホールですか?

堀川 はい。メインホールです! 2020年に梅芸で満席でやるにあたってどうしたらいいかを逆算して、来年もっとやっていかないといけないなと思っていて。型にはまらずにやらないとなって。好きなこととか、やりたいことをやったもの勝ちなので(笑)。自分と自分が信じる人たちを信じて、自分が面白いと思うことをやりたいなと思っています。

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【堀川絵美】

2018年12月 5日 (水)

月亭方正が『紅白』に勝つ瞬間を予想! 大晦日恒例『ガキ使』特番『絶対に笑ってはいけないトレジャーハンター24時!』記者会見

12月5日(水)、東京・日本テレビ内にて『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル 絶対に笑ってはいけないトレジャーハンター24時!』記者会見が開催されました。

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すっかり大晦日の恒例特番となっている日本テレビ系『絶対に笑ってはいけない』シリーズ。
13年目を迎えた今年の大晦日は『絶対に笑ってはいけないトレジャーハンター24時!』と題して、新人トレジャーハンターに扮した『ガキ使』メンバー5名が、「ヘイポー財団法人お豆考古学研究所」を舞台に、研修という名の様々な"笑いのトラップ"へと挑みます。


会見には、ダウンタウン(松本人志/浜田雅功)、月亭方正、ココリコ(遠藤章造/田中直樹)の5名が、トレジャーハンターの衣装に身を包んで登壇。


MCの尾崎里紗アナウンサーより収録の感想を訊かれると、まず、浜田は「例年通りです。疲れはピークになりました。ただまあ、みんな怪我もなく無事に終わったことが一番です」と吐露します。

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続く方正は、5名の平均年齢が50歳を超えたことに触れ、「ダウンタウンさんにいたっては、55歳というすごい年齢で、体を使ってるというのはホントに素晴らしい」と力説すると、松本が「方正さんの今年の蝶野ビンタも素晴らしかったですよ」と明かし、「言ってしまうんですか?(笑)」と方正をあわてさせる一幕も。


遠藤は、「平成最後のということで、考えてみたら、平成の13回目、半分近く大晦日をやらせてもらって、ありがたいなと改めて思います」と感慨深くコメントし、田中は「今年も藤原さんの進行のもと、我々試練に立ち向かっているんですけど、冷静に考えると、この人、うちの会社(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)の社長さんですよねって思いながら、その人が、年末の年またぎの大特番をまわしているってすごいな」としみじみ語ります。

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笑いのトラップに登場する大物ゲストなどはネタバレ厳禁ですが、「見どころは?」などと質問を繰り返す尾崎アナに、浜田が「お前、しつこいね」と返し、尾崎アナが萎縮すると、松本が「今は泣くな!」「トイレで泣け!」と励まし、田中は「僕は『ZIP』で一緒で、なんとか援護射撃を...大丈夫やからな!」とフォローするといったやりとりで爆笑!


また、47歳にして、一番の若手のココリコですが、「もうすぐチョコプラ(チョコレートプラネット)に替わるんですけどね」と松本が宣告(?)し、田中は「最新情報だと(ココリコに替わって)ガンバレルーヤで、方正さんのポジションがハローケイスケらしいので、がんばらないと」と気合を入れ直します。

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今回の収録で「ブレイクしそうな芸人はいそう?」との質問には、
松本が「オンエアしてみないとわからないですからね。去年で言うと、"ウンチョコチョコチョコピー"の彼(GO!皆川)が、完全に売れると思ってやってたんですけど、全然売れなかったですから」と振り返り、遠藤も「あれで流れが止まりましたからね(笑)」と同調。


松本は改めて「ダウンタウンは、さらに売れるでしょうね」と予想し、「もういいでしょ!」(方正)などと総ツッコミを受けていました。


今回も存分に体を張ったと予想される方正ですが、「『紅白』抜きたいなっていう野望が出てきました」と、裏番組の『NHK紅白歌合戦』をライバル視する発言も。
すると、松本は「いいですねー。来年は、山崎(方正)、モリマン対決だ」と往年の人気企画を挙げ、「いじめっ子やなあ(笑)」と方正に忌々しい記憶を呼び起こさせます。

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方正曰く、瞬間視聴率でもいいから『NHK紅白歌合戦』に勝ちたいそうで、その可能性がある瞬間について「ダウンタウンさんが年齢を重ねていって、人間味が出てきて、ゲームするところがあるんですけど、そこのお二人がたまらないです」と薦め、田中も「わかります」と頷きました。

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『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル 絶対に笑ってはいけないトレジャーハンター24時!』は、12月31日(月)18時30分~24時30分、日本テレビ系にて放送。


また、昨年の『絶対に笑ってはいけないアメリカンポリス24時!』は、ブルーレイ&DVDがリリース中。
Huluでは、一昨年の『絶対に笑ってはいけない科学博士24時!(2016)』を含むシリーズ16作を12月8日(土)から配信されます。
今年の放送前に、ぜひお楽しみください。

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【ダウンタウン】【松本人志】【浜田雅功】【月亭方正】【ココリコ】【遠藤章造】【田中直樹】

2018年12月 4日 (火)

『M-1グランプリ2018』チャンピオン・霜降り明星がよしもと漫才劇場に凱旋!祝福の嵐に涙「舞台に立ったら込み上げてくるものがすごかった」

12月4日(火)、よしもと漫才劇場で開催された『Kakeru翔LIVE』に、先日の『M-1グランプリ2018』で見事チャンピオンに輝いた霜降り明星が出演しました。番組終了後から東京でほぼ休みなく取材やテレビ出演をこなしたふたりは、この日、ようやく帰阪。舞台では観客はもちろん出演者たちからも大きな拍手が送られ、会場は祝福ムード一色となりました。

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ライブ終盤のトリ出番で舞台へ登場した霜降り明星。客席から大きな拍手と歓声で迎えられると、思わず涙ぐんで後ろを向いてしまいます。「難波に着いた瞬間にバーッときた」とせいや。「ホンマはヒザが痛くて泣いてたんですけど」とボケてから、決勝の1本目で披露した豪華客船のネタを披露します。ところが、冒頭のツッコミポイントで粗品が涙をこらえきれず一時停止。観客も感動に包まれるなか、そこからは全力でネタを繰り広げ、何度も爆笑を巻き起こしました。

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エンディングでは、MCのジソンシンをはじめとする出演者たちから「おかえり〜」の声。せいやが「M-1終わりでこれが初めての舞台。お客さんの前で、やっと人のあたたかみを感じた。うれしい」と語ると、粗品はまたまた涙です。霜降り明星のネタ中は、袖で芸人たちもみんな泣きながら見ていたことが明かされ、「一番泣いてたのが見取り図・盛山さん」と暴露も!? 出演の予定がなかった盛山も引っ張り出され、改めて健闘を讃え合いました。

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終演後、劇場ロビーで囲み会見に応じたせいやは「M-1で優勝しても泣かへんかったんですけど、漫才劇場に着いたあたりから初めてウルってきて。粗品はM-1のとき泣いてたんで『ボクも泣いた』と報告しようと顔を見たら、こいつがもっと泣いてて」と振り返り、「正直、漫才にならなかったです」とひとこと。粗品も「ずっと漫才劇場でネタを仕上げて、ふたりで頑張ってきて、劇場のスタッフの皆さんに支えられて、仲間の芸人たちとやってきたので...舞台に立ったとき込み上げてくるものがすごかったですね」としみじみ話します。結成してからほとんど劇場で過ごしただけに、「あそこで泣いたなとか、あそこでスベったなとか、1カ所1カ所に思い出があって、そのときの自分が見えてきた。すごい感動しましたね」(せいや)。

劇場入りしてすぐ舞台に向かったため、芸人仲間からは「おめでとう」と短く声をかけられただけでまだじっくり話していないそうですが、「そのシンプルな言葉が重なってグッときた」と粗品。本来ならライバルである芸人たちからの祝福に、せいやも「どんだけええ人らやねんってうれしくなった。恵まれてるなあと改めて思いましたね」。とくに、M-1決勝の舞台で戦った盛山に対しては「『何やねん』ってなっててもおかしくないのに、僕らぐらい泣いてくれてた。心やさしいモンスターというか...ほんまええ人です」と感謝しました。

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優勝後、ほぼ24時間ぶっ通しでさまざまな仕事をこなしたというふたり。「朝から(フジテレビアナウンサーの)軽部さんに花束を渡されたんですよ。その後も設楽さん、陣内さん、加藤浩次さんとか...やっぱ東京って華やかやな〜と思いました」(せいや)と感心する一方で、東京進出については「まだあんまり考えてなくて」(粗品)とも。「東京に行きたいという気持ちはもちろんあるが、大阪で仕事したいという気持ちも同じぐらいある」「大阪・東京関係なく、いっぱい仕事したいという気持ち」と口を揃えます。

また、次なる目標についてきかれると、「調子に乗ってるわけじゃないですけど、ドラマとか...。歌謡曲が好きなんで、歌謡曲も出したい」とぶち上げ、相方を驚かせたせいや。粗品も対抗して「ドラマに出たいとは言わないですけど、小栗旬さんのダミーリハを僕でぜひ」と笑わせます。さらに『R-1ぐらんぷり2017』優勝の濱田祐太郎や『女芸人No.1決定戦 THE W 2017』チャンピオンのゆりやんレトリィバァ、『キングオブコント2018』優勝のハナコら若い世代でのバラエティー番組もやってみたい、という夢も広げていました。

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最後は「長いお笑いの歴史のなかで、いちばん実力ある若手芸人が所属してるのが漫才劇場やと思う。ボクらより後輩の芸人もたくさんいて、層の厚さは目を見張るものがある」と、ホームである劇場への思いも。「寄席公演では、いろんな先輩方が来てくださって、銀シャリさんやとろサーモンさんといったチャンピオンとも触れ合えるし、いろんな話を聞ける。楽屋でめちゃくちゃ成長できると思うんですよね。それがでかいと思います」(せいや)と、漫才劇場ならではのアドバンテージについても熱っぽく説明していました。



【霜降り明星】

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木﨑と櫻井の「ボケツッコミ逆漫才」に大歓声!「祇園ファン感謝祭 in TOKYO」

11月30日(金)、東京・ルミネtheよしもとにて、『祇園ファン感謝祭 in TOKYO』が開催されました。
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現在人気急上昇中の祇園。2008年に結成し、今年で10年目を迎える彼らが、10周年を記念して開催した東阪単独4公演の最後を締めくくる公演として、同会場で行われた『ぎおんまつりinルミネtheよしもと』のあとに開催された本公演では、その名の通り、日頃のファンの応援に対して、祇園なりの感謝の気持ちを込めた公演内容で、ファンであるお客さんたちを楽しませました。

まずは先ほどの公演同様、客席後方から登場する2人。しかし今回は、手にカラーボールを入れたバスケットを手にし、ファンに配って歩きます。立ち見のお客さんには特に念入りに「立ち見でごめんね~、来てくれてありがとう」と、一人ひとりにボールを手渡していく櫻井。また、先ほどと同様にたっぷり時間をかけて客席を練り歩いた木﨑は、「男の人、います?」と確認し、「東京の方が男の人が多い! 嬉しい~」と喜びます。さらに木﨑が「『木﨑に憧れて来ましたよ』っていう男の人いますか?」と聞くと、ひとりだけ手が挙がったため、「いるやん!」と驚く櫻井でした。
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いったん舞台をはけた2人が最初に披露したのはなんと、「ボケツッコミ逆漫才」! 櫻井が金のスーツを着て左側に立ち、「お待たせしました、櫻井です!」と自己紹介し、さらに「キザキッス」ならぬ「サクキッス」をお見舞いすると、客席からは悲鳴のような歓声が上がります。一方、木﨑演じる櫻井は不必要なほど猫背で声のトーンも暗くて小さいという、お互いがお互いをデフォルメしたようなボケとツッコミ逆漫才にファンは大興奮でした。
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続いて、流れたブリッジVTRの中で、2人が「今までにやってていちばん楽しかったネタは?」という質問に「これ合うんちゃう? せーのでええんちゃう?」と言いながら、せーので言って本当に一致したネタ「サプライズ」を披露。
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友達の誕生日を祝う楽しいサプライズパーティーのはずが、やることなすことことごとく裏目に出てしまい、なんとも言えない空気の中、徐々におかしさが漂っていく秀逸なコントを披露したあと、「これ最初に(ネタを)下ろしたときはもっと長かってんな。14分ぐらいあって」「で、めっちゃスベってん。ただただかわいそうすぎる、って(笑)」と櫻井が明かすと、木﨑も「ネタ作ってたときは2人でゲラゲラ笑いながらやっててんけどなぁ(笑)」と、コント誕生のウラ話を明かす2人でした。
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続いて、ブリッジVTRで西園寺兄弟のキュートなTikTok映像が流れたあとは、「TikTokを撮ろう!」のコーナーへ。
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これは、TikTok映像としてすでにある動画を見た上で、それをマネして作ってみようという試みで、まずは3人必要な動画を撮るために、先ほど木﨑に憧れて来たと言ったお兄さんがステージに呼び込まれ、祇園の2人と一緒にTikTokにチャレンジ!「ムズいなぁ」「ようこんなんやるなぁ、若い子」などと感心しながら悪戦苦闘の結果、動画は完成! 完成後、撮影したばかりのTikTok映像を改めて見るお客さんも楽しそうです。

その後も真顔と変顔を交互にやって笑わせる動画では真顔を櫻井が担当、変顔を木﨑が担当して制作したり、「木﨑が絶対にイヤだと思う状況」をお客さんから募集して、それをフリップに書き、順番に見せて木﨑が驚いた顔を見せるなど数種類のTikTokを作成する2人。動きの早い動画はスローモーションで撮影するなどの技も見せつつ、動画をチェックして「これはええ感じや」などと、仕上がりにも満足げな様子でした。
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続いては、木﨑がお得意のセグウェイに乗って、HYの名曲『366日』を熱唱。くしくも先ほど『ぎおんまつり』で櫻井が熱唱した『365日』より1日多いタイトルの曲を、セグウェイで華麗にステージを移動し、ときにはクルクル回りながら歌う木﨑にお客さんは爆笑です! ラスト、紙ふぶきがドラマチックに舞う中、軽やかなスピードで去っていく木﨑でした。
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すると、今度は櫻井がまたしても"木﨑さんにミスチル聞いといてほしい"コーナーを敢行。「またや。またこれ聞かんとあかん」とウンザリ気味の木﨑を尻目に、気持ちよさそうに今度は『抱きしめたい』を歌う櫻井。ステージの向こうには櫻井用のイスも用意されているのですが、あいかわらず木﨑のすぐそばで歌い続ける櫻井に「イスはけてもらいや!」とツッコミつつ、最後は「なんやコレ!」という木﨑の呆れた声が笑いを誘います。
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ラストには撮影会を設けますが、"ファン感謝祭"らしく通路をゆっくりと練り歩き、いろんな場所に目線を向けつつ、みんながいい写真を撮れるようにたっぷりと撮影時間をとる2人。その後、ステージに戻って「楽しんでいただけましたか?」「またやりたいと思ってます」などのあいさつをしたあとは「みなさんのお帰りをハイタッチでお見送りします!」と、終演後のハイタッチお見送り会を敢行。
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どこまでもファン思いな、サービス満点の「祇園ファン感謝祭」となりました。
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【祇園】

木﨑が今年の漢字一文字を発表!『ぎおんまつりinルミネtheよしもと』

11月30日(金)、東京・ルミネtheよしもとにて『ぎおんまつりinルミネtheよしもと』が開催されました。
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2008年に結成し、今年で10年目を迎える祇園は、今年の『第53回上方漫才大賞』では新人賞を受賞するなど、現在人気急上昇中のコンビ。そんな祇園が10周年を記念し、東阪単独4公演(大阪と東京で単独公演を2公演ずつ)を行いました。

4公演の応募総数が12,099名だったという、かなりのチケット争奪戦となった本公演。その3公演目となる『ぎおんまつりinルミネtheよしもと』では、2人が客席後方から登場! 満員のお客さんは大喜びです。左右の通路に分かれ、それぞれステージに向かう2人でしたが、木﨑は何度も戻ったり、空いている席に座ってみたり、はたまた反対側の通路も歩いてみたりと、櫻井の3倍ほどかかってようやくステージにたどりつきます。

オープニングトークでは、先日木﨑が同期のパンサー・向井に太陽のような笑顔で「木﨑、暗いよ?」と言われたという話で笑いを誘いつつ、いよいよ『ぎおんまつり』がスタート!
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まずは漫才を3連発。1本目では「お待たせしました、木﨑です!」と木﨑が自己紹介し、櫻井が「これ、いつもの始まり方なんで、知らない方は覚えておいてくださいね」とていねいに解説します。そんな櫻井に「彼女ができてほしい」と思っているという木﨑は、「出会いがない」と嘆く櫻井に「出会いなんてどこにでも転がってる!」と言い、「世の中の全種類の出会いを今からやる」と意気込みますが......。
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続いての漫才では、「木﨑ぐらいになれば、お金を使わずに楽しいデートができる」と豪語する木﨑が、ありとあらゆる節約ワザ(?)を盛り込んだデートを披露してみせます。
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3本目の漫才では「機種変に成功しました! iPhone7からXsに」と嬉しそうな櫻井に、木崎が「なんでやねん!」と一喝。そんなものは最新機種ではない、最新機種は「iPhone木﨑」だ、と主張する木﨑が、「iPhone木﨑」について説明を始め......。ありえない最新機種の説明に、お客さんも爆笑です。
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続いては「櫻井のやりたいこと」と題し、何が起こるか聞かされていない木崎がイスに座っていると、ステージのモニターになにやら2人の出会いに関するドラマチックな数字などが出され、Mr.Childrenの『365日』のイントロが流れ出します。するとハンドマイクを手にした櫻井がゆっくりと登場し、木﨑の近くに歩いてきて歌い出し......。

それを見た木﨑は「オレこれ嫌いやねん。見てるだけやから」とイヤそうな表情を浮かべます。さらに曲は完全にラブソングなため、戸惑いを隠せない木﨑。最後まで歌いきり、満足そうな表情を浮かべる櫻井に「どういう感情なん!?」と心からの疑問を浴びせかけ、爆笑を誘っていました。

ネタの合間には『祇園ヒストリー』と題されたブリッジVTRが流れ、NSC時代から今年の上方漫才大賞の舞台裏までの、知られざる2人の歴史がコント風に明かされます。
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コント『BAR』では、イスに対してカウンターテーブルの高さが高いBARに来た客(櫻井)が、「テーブル、高くないですか?」と素朴な疑問を口にします。すると、それを聞いたバーテンダー(木﨑)が一言「僕が低いんです」と言い、「どういう意味?」という櫻井の疑問をものともせず、いきなり踊り出し......。最初は「?」となっていたお客さんも、だんだん笑いがエスカレートしていくというシュールなコントとなりました。
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このあとは2本続けて漫才を披露。見ず知らずの男女が雨やどりで出会うというシーンに憧れているという木﨑が、櫻井を女性役にして憧れを実演しようとしますが......。言いたくないことをムリヤリ言わされ、落ち込む櫻井の様子にお客さんは爆笑! 
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2本目の漫才では、木﨑の次にカッコいい職業は消防士だということを発見したという木﨑が、「消防士が先輩の制止を振り切って、取り残された赤ちゃんを助けるために炎の中に飛び込むシーン」というベタなシーンを演じたいと言い出し......。なぜかときおり織田裕二のモノマネを入れ込みながら消防士を演じる木﨑。
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コント『公園』では、大人気・西園寺兄弟が登場。学校で話題になるために「あのアプリ」をやりたいけどやり方がわからないという兄・涼(木﨑)は弟・冷(櫻井)に助けを求めますが......。人気キャラの登場にお客さんが大歓声をあげる一幕となりました。
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続いては「祇園協力!予想タイム当てましょう!」のコーナー。これは、どちらかひとりがゲームにチャレンジし、片方はゲームクリアのタイムを予想するというもの。最初は「黒ひげビリビリ飛ばしタイム」。今月このチャレンジが3回目だという木﨑は、まだどっちがやるかの相談もする前からビリビリ(低周波治療器)を装着し、やる気まんまん(?)。しかしいつもより低周波のレベルが高かったようで、黒ひげに剣を刺そうとするたびに「いやぁ~!」と絶叫しながら両腕を上げ、なかなか刺せない木﨑にお客さんは爆笑です。
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「タバスコジュース我慢タイム」では、タバスコジュースを飲んだあと、どのくらい笑顔をキープできるかに櫻井がチャレンジしますが、結果はまさかの1.91秒。しかも客席から見た感じではほぼ0秒に近いと思えるほどの我慢できなさでした。その後、「客席借り物競走タイム」などにもチャレンジし、大いに盛り上がる会場。
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終盤で設けられた「木﨑のやりたいこと」のコーナーでは、木﨑が今年の漢字一文字を披露。なぜかBoAの『VALENTI』に合わせ、タイトなジーンズにシャツをねじ込む木﨑。何度もねじ込んで気がすんだところで、いよいよ今年の漢字を発表します。その漢字は......「腱」! 今年は躍進の年でもあり、いろんなことがあった祇園ですが、やはりいちばん印象に残ったのは、相方・櫻井がアキレス腱を痛め、松葉杖状態で漫才をしていたことだったよう。
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そして、舞台はエンディングへと突入。祇園初DVDとなる『お待たせしました 祇園のDVDです!』(税込3,000円)が2019年3月13日(水)に発売されることや、DVD関連イベント『GIONクリスマス会~僕は君だけのサンタ!DVD込みスペシャルライブ!~』が12月25日(火)にポストよしもと(大阪)で開催されることなどが告知されたあとは、お客さんお待ちかねの記念撮影タイム。すると、そんな告知の間中ずっと太ももがつっていた木﨑は「え~、聞いてないって~。タイトなジーンズやって~」と、タイトなジーンズでの記念撮影に難色を示します。しかし、そんな木﨑の訴えには一切耳を貸さず、サクサクと撮影タイムを進める櫻井でした。
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「今日は楽しかったです。またやりたいです。ありがとうございました!」と深々と頭を下げ、『ぎおんまつりinルミネtheよしもと』は終演。集まった満員のお客さんはみんな満足そうな表情を浮かべていました。
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【祇園】

板尾創路、宮下雄也へ「2月までには痩せてるよな?」と問いかける!!『神保町花月2019 公演ラインナップ発表会』

12月4日(火)、東京・神保町花月にて『神保町花月2019 公演ラインナップ発表会』が開催されました。
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芝居を中心とした公演を行なっている神保町花月で来年より、演劇界を賑わせている脚本家、演出家、舞台俳優の方々とよしもと所属のタレントや芸人を組み合わせた新しいスタイルの演劇を創っていくこととなりました。
MCを務めるのは、キクチウソツカナイ・と光永。キクチは「豪華メンバーが来ていますが、あまりお堅くなっても仕方がないので、いつもの感じでやっていきたいと思います」と説明しします。
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その後、湊裕美子芸術監督が挨拶。「間口4間、奥行き2間半の狭い劇場です。極小空間ではありますが、創作は無限大です」と言いながら、手を広げて舞台をゆっくりと歩きます。「昨年、10周年を迎えた際には、脚本と演出を家城啓之が担当しました。彼がプロの脚本・演出家と宣言したことによって考えたのは、極小だけれども魅力ある劇場にするにはどうすればいいのか、ということ。そこでお声がけした方々が面白がってくれて、この空間で暴れてやろうじゃないかと集まってくれました。よしもとのタレントとどんな化学反応を起こすのか。下北沢が西にあるのであれば、東の神保町と呼ばれるようになればいいなと思います。ワクワクするラインナップが揃っていますし、ここから次世代のスターが飛び立っていくと思うと楽しみです」と話しました。
湊の挨拶を見ていた光永。現在、12月公演の稽古中ということもあってか、「湊先生、大きく舞台を使っていて......言葉が入ってきますねぇ。勉強になりました」と感嘆しました。
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ラインナップは、1月から順番に紹介されました。
1月17日から27日まで上演される舞台『それから』で演出を務めるのは、須貝英さん。本公演は2班に分かれていて、白百合班からは宮下雄也、岡田あがきさん、斎藤陽介さん、八重椿班からは永田彬、加藤理恵さん、村上誠基さんが登壇。後者には、光永も出演します。
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アクティブリーディングという手法を用いて展開される本公演。須貝さんは「アクティブリーディングというと、普通は脚本を持って読みながら行うんですが、今回は脚本を手放していわゆるお芝居と同じように演じることも入れていきたい」と話します。
「岡田さんが出ているお芝居を観に行ったとき、須貝さんにお会いしまして。そのときもアクティブリーディングをやられてたんですけど、すごく素敵やなと思っていました」と話す宮下。今回は宮下の希望によって、共演が実現したそうですが、「会ってすぐ、一緒にやりたいってお願いしたら仕事が欲しいから言うてると思われるんが嫌やなと思ったので、1年くらい空けて、下北沢の飲み屋で話して(今回の公演が)きました」と経緯を説明。キクチに「変なところに気を使いますね」とツッコまれた宮下は「ただでさえ圧が強いほうなんで、ガツガツ来るなぁと思われるのは嫌やったんです」と返します。夏目漱石の小説『それから』が原作となっている今作で宮下が演じるのは、平岡。須貝さんの「奥さんを盗られる役。意地の悪い人間くさいところが、僕が宮下さんを舞台で拝見するときのイメージにぴったり」との言葉に、「褒められてるのかどうか......考えてしまう」と戸惑うキクチ。「ダークな役をできる人はあんまりいないので」と補足する須貝さんに、宮下は「刺激されました!」と大きく頷きました。
岡田さんは「真面目な芝居をやっている宮下さんは素敵なので、楽しみ」と笑顔。須貝さんと友人関係にある斎藤さんは「鬱々とした話なんですけど、笑えるところもあるので楽しみです」と意気込みます。
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「宮下から須貝さんは怖い方だと聞いていたので、お会いした時に緊張してしまった」と話した永田。キクチが「嘘を吹き込むのはやめてください!」とツッコむと、宮下は「面白いかなと思って」とニヤリとします。
「白百合班は役者さんありきで、私たち八重椿班は役ありきで選ばれたと思うので、どうなるのか楽しみです」と加藤さん。「わたくしごとですが、子供が産まれまして」と切り出した村上さんに大きな拍手が起こる中、続けて「須貝くんとは10年以上の知り合いなんですが、出産報告でお祝いは何がいいかと聞かれて、仕事をくださいと言ったら3日後にこのお話をいただきました」と報告。須貝さんが「それだけが理由じゃないですけどね」と笑えば、キクチは「めでたい公演になりそうですね」と期待を寄せました。
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2月20日から3月3日まで上演される『莫逆の犬』からは、板尾創路、宮下雄也、ヒラノショウダイ、大谷麻乃が登壇。脚本・演出は劇団「ONEOR8」の田村孝裕さんが担当します。
田村さんは板尾の希望によって決まったそう、「神保町花月からちょっと変わったことをやっていきたいという話があって、外の劇団の方とよしもとの若手が交わればいいものができるんじゃないかなということで、最初に思いついたのが田村くんでした」と話した板尾。「彼は厳しいので、若手がいつもと違う雰囲気の中で表現できれば面白いものになるんじゃないかなと思います」と続けると、光永は「若手からすると、ありがたい話です」と感謝します。
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板尾に「2月はもうちょっと痩せてるよな?」と釘を刺された宮下は、「役として痩せてないといけないので、ボクサーみたいな減量をしようかなと思ってます」と返答。田村さんとは10年前、一緒に仕事をしたことがあるそうですは、「その時はお芝居の楽しさや素晴らしさをわかっていない未熟者だったので、何もできなかった。10年経った姿を見ていただきたい」という理由で、自ら出演を懇願したそうです。
神保町花月で芝居の経験を積んでいるヒラノは、打ち合わせ後、田村さんとご飯に行った時のエピソードを。「田村さん行きつけの居酒屋さんで『レバカツがおいしいんだよ』って言われたんですけど、注文したものが届くと『切り方が前と変わったな』って言っていて厳しい人だと感じたので、板尾さんから厳しいという言葉が出てあぁ、そうなんだなと思った」と話すと、「そこで厳しさ感じたの?」とツッコむキクチ。「厳しさというか、こだわりの強さを感じた」と補足したヒラノは「心して取り組みたい」と気を引き締めみます。
ヒラノと同じく、神保町花月での実績を認められて出演が決まった大谷。「わたくしごとなんですけど、すきっ歯を直させていただきましたので気合十分です。緊張してるんですけど、楽しみでもあるので、若手のパワーをぶつけていきたいです」と意気込みました。
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3月の公演からは、男性パフォーマンスグループ「おしゃれ紳士」主宰の伊東祐輔さん、メンバーの池田遼さん、2700・ツネが登場。よしもと芸人とのコラボは初めてだと話す伊東さんは「どういう化学反応が起きるのか、未知数なので楽しみにつきます」とコメント。ツネを指名したのは伊東さんだそうで、「この体、そして(ダンスの)キレ。こういうと失礼かもしれないですけど、おバカそうに見えて頭のいい方だなと思う」と話すと、「そうですか? 僕は単純におバカだと思ってます」と言い切るキクチです。
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ダンスシーンの振り付けを担当している池田さんは「公演の頭から終わりまで、全員(舞台袖に)はけないかたちでやっているので、今回もフルでやっていきたい」と、本公演の展望を。芸人とのコラボは「最高のおもちゃを手に入れたつもり」と話しつつ、「僕らは80年代から00年代のJ-POPを使って踊って芝居してバカなことをやってと、いろんなことにチャレンジしているので、ツネさんには全力で暴れまわってもらいたい」と期待を寄せます。
その言葉に、不安を口にしたツネ。オファー当初は断ろうと思ったそうですが、「マネージャーに今後、パフォーマンス能力を上げたいと伝えたら、『動画を観てください』と言われて。で、観てみたら、いろんな男の人が裸で踊っていて、やりますと返事をした」とコメント。「自分にしかできない。向いているなと思った。体を使って表現したいので、ぜひ挑戦したいと思いました。散々おもちゃにしていただいて、活かしていただけたら嬉しいです!」と返しました。
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その後、4月、5月、6月、そして12月に行われる公演の脚本・演出家&出演者も登場します。
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4月に行われる公演では、劇団「□字ック」を旗揚げした山田佳奈さんとしずるが。山田さんはしずる・村上からの指名で決定したそう。「僕と山田さんの間に美保純さん、そして峯岸みーちゃん(みなみさん)がいるお友達の関係で。□字ックの劇も観たことがあって、やってみたいと話したら色よいお話をいただきました」と経緯を説明します。本公演は、高校の演劇大会後の慰労会を舞台としたものを予定。山田さんは「居酒屋から発端した縁で、居酒屋の話をやります」と話します。
キクチに「疎外感がハンパない」と言われた池田は、マイクを握ると「俺はバカだし、難しいことはよくわかんないけど、やってほしいっつうんだったらやるよ」と強気にコメント。最近観た『RAIZIN』に感化されてこの口調になってしまったようで、報道陣には「記事に書いとけ! 望むところだって!」と言い切ると、村上が「一生懸命がんばりますってことだな」とフォロー。「一生懸命がんばりますとは言ってません」と一蹴しつつ、「きっちりと山田さんの望むことをできればと思います」と意気込みました。
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5月に行われるのは、福田転球と山内圭哉による公演。過去に大阪で3回、東京で1回上演しているもので、福田は「台本もなく、演出もない。我々で話し合って即興劇というかたちになると思います」と説明します。
元々、神保町花月に興味を持っていたという山内。「役者というのはオファーを受けて成り立つ仕事なんですけど、よしもとから自分たちで何かをつくる機会をいただいた。その中で、神保町花月の舞台に立てるようなものは何かしらないかと2人で話していたんです。で、(普段の公演のように)お笑いから演劇というアプローチではなく、演劇人からお笑いへのアプローチとなる公演をやろうということになりました」と話します。さらに、「転球さんは関西の小劇場時代の先輩なんですけど、楽屋でいちばん面白かった人。けど、舞台に立つとイマイチなので、楽屋でいちばん面白い転球さんを見せたくて、この公演を作ったんです。セリフがあるとテンパるので、普段、我慢しているものを解き放ってもらいたいと思います」と話すと、「まぁ......そうかなぁ」と天を仰いだ福田。「節目の50歳になったので、悪ふざけしたいと思います!」と言い切りました。
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6月の公演からは、劇団「ナカゴー」の鎌田順也さん、ライス、サルゴリラが登場。「ナカゴーの作品を一度観て大ファンになって、昨年、オーディションを受けた」と話したのは、サルゴリラ・児玉。鎌田さんに「落としちゃった。ごめんなさい。いつかぜひとは思っていました」と謝られると、「二度と一緒にお仕事できないかと思っていたら、ここでご一緒できた」と喜びます。
オーディションでは人を襲うワニを演じたそうで、「やってみて」との声に応えて披露した児玉。ですが、あまりにもワニっぽくない描写にひと笑いも起きず、相方・赤羽は「これは落ちるわ」とぼやきます。
ライス・関町は「『キングオブコント2016』で優勝させていただいて、お仕事系の仕事がもうちょっと来るかと思ってたんですけど、なかなか来なかった。これを機に、お芝居の仕事が増やしていければ」と意気込みました。
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12月の公演からは、演劇ユニット「SUGER BOY」の川尻恵太さん、なだぎ武、宮下雄也が登壇。なだぎと宮下の希望から、川尻さんが脚本・演出を担当することが決定したそうで、なだぎは「川尻さんは元々、お笑い寄りの仕事も多くて、泳がすところは泳がしてくれて、締めるところは締めるという繊細で大胆な演出をする。それがやりやすかったので、がっつりと一緒にコメディをやってみたいと思いました」と、宮下は「7年前、下北沢の舞台でご一緒させていただいた衝撃がずっと残っていて、一緒にお芝居としたいなと思っていました」とコメント。来年、3公演への出演が決まっている宮下は、「この近くに住んだほうがいいかな」と呟きました。
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ここで、なだぎが「観に来てくれぃ!」と、ライス・関町が『キングオブコント2016』で披露したコントのフレーズで告知。「俺の!」って言いかけた関町は「って言いたいけど、誰も憶えてない」と寂しそうにポツリ。村上の「憶えているかどうか、やってみたらわかるよ」という言葉に感化されて、「神保町花月の公演、観に来てくれぃ!」と全力で披露するも、カメラマンのパシャパシャパシャとシャッターを3回切る音だけが場内に響き渡りました。
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2019年は面白い公演が目白押しです。ぜひ神保町花月に、足を運んでください!

【板尾創路】【福田転球】【山内圭哉】【なだぎ武】【宮下雄也】【永田彬】【2700】【ツネ】【しずる】【ライス】【サルゴリラ】【ヒラノショウダイ】【大谷麻乃】【キクチウソツカナイ。】【光永】

第2回Beppuブルーバード映画祭 ダイノジ・大谷トークショーに登壇!

大分県の老舗映画館「別府ブルーバード劇場」で「第2回Beppuブルーバード映画祭」が11月23日(金・祝)~25日(日)の3日間、同劇場で開催されました。

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別府駅から歩いて3分ほどの場所に建つブルーバード劇場は、岡村館長のお父さんが1949年に創業。87歳になられる岡村館長が引き継ぎ、来年70周年を迎えます。

 映画祭はそんな岡村館長の映画人生と劇場を祝うべく昨年からスタート。初日となる23日には『若おかみは小学生!』が上映され、「2018年を代表する1本」と本作を応援するダイノジ・大谷ノブ彦がトークショーに登壇しました。

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大谷は同県佐伯市の出身で、大分県とのゆかりから映画鑑賞とトークショーを行う「大谷映画会」をブルーバードで定期的に開催。世界中から観光客が訪れ、これまで世界140ヵ国を超える国から学生が集まった立命館アジア太平洋大学(APU)を持つ別府を「多様で優しい街」と大谷は語り、『若おかみは小学生!』は「全てを受け入れる別府、映画祭にふさわしい作品」と話します。

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続いて同じく23日には大谷映画会のスペシャル版として『ハロー!? ゴースト』の上映が行われました。本作は今年日本版リメイクも公開された『サニー 永遠の仲間たち』と同時期に公開された韓国映画。知名度こそ『サニー』に劣りますが、大谷は本作を「人生で一番泣いた映画」「最初の60分は面白くなく思うけど、ラストの20分で回収していく」と紹介し、実際に鑑賞した人からも「すごく泣けた」「観てよかった」という声が聞かれました。

「流れ流れて古里に戻ってきて、懐かしい匂いがするブルーバードで映画を観た時、スッと疲れが浄化するみたいのがあったので、恩返しじゃないけど何かやりたいなっていうのはありますね」
 映画会を開催し、劇場を応援する理由を大谷はそんな風に語ります。大谷が言うように、ブルーバードは今も昭和の佇まいを残し、知ってる人には懐かしい、知らない人には新しい、そんなレトロな映画館です。

 大谷は25日に行われた「ショートフィルム・セレクション『映画から、多様性を学ぶ』」にも登壇。LGBTを扱う3本を集めた上映でしたが、APUで講師を務める大谷は27日(火)にもこの中の1本である『カランコエの花』を大谷映画会で取り上げ、学生たちと話し合う機会を持ちました。

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「多様性を受け入れる、別府という街の独特の感じが好きです。他の都市とは違う自由な、"まぁいいじゃない"とか"こういう人もいていいじゃない"みたいな肯定感がある気がします」

 映画祭にはそうした別府の街に合わせるように、小山明子さん、加藤雅也さん、津田寛治さん、伊藤洋三郎さん、中原翔子さん、尚玄さん、高野八誠さん、長濱慎さん、篠田諒さん、GOMAさん、ブルボンヌさんといった多彩なゲストが集結。最終日には名作『プリシラ』の上映が行われ、岡村館長に大谷、観客も一緒になってのダンスを繰り広げエンディングとなりました。

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「3日間楽しかったし、映画が終わった後に外で話し合ってる人とかがいて、ああいうのがいいですね。手作りな映画祭だけど来年以降もやって、もっと街の人たちと作っていきたいし、映画会もより進めていきたいと思いました。映画が街の共通言語になったらすごく嬉しい。吉本が沖縄国際映画祭、京都国際映画祭に次いで、Beppuブルーバード映画祭にも出資してくれたら最高です(笑)」
別府ブルーバード劇場は岡村館長の下、今日も元気に営業中です。


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【劇場情報】
別府ブルーバード劇場
大分県別府市北浜1-2-12
0977-21-1192

【上映情報】
大谷映画会『止められるか、俺たちを』
12月11日(火)19:00





【ダイノジ】【大谷ノブ彦】

M-1での"ゼンチン"が話題のジャルジャル、明日5日より大阪チャンネルで新番組『ジャルジャルの笑いのツボ屋』が配信スタート!

12月5日(水)より映像配信サービス・大阪チャンネルにて、ジャルジャルがメインを務める番組『ジャルジャルの笑いのツボ屋』が配信スタートします。

こちらは、依頼された笑いのツボに入れたいターゲットにツボに入って死ぬほど笑ってしまうという奇跡的且つ最高の体験を味あわせるために、ジャルジャルがその人のツボをリサーチして作戦を企て笑わせるという実験的ドキュメントバラエティー番組です。
よしもとニュースセンターでは、ロケの合間にジャルジャルを突撃。番組の見どころや現在の手応えなどについて話を訊きました。
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(向かって左:後藤淳平/右:福徳秀介)

――すでにいくつかロケを終えているそうですが、やってみての感想をまず訊かせてください。

後藤 依頼者と一緒に、その人が笑いのツボに入れたいターゲットに対しての作戦を考えて、いろんなことを実行するっていう番組なんですけど、ただただ楽しい。楽しいだけです。
福徳 笑いのツボって僕らは年に1回、普通の人なら5年に1回入ったらいいなっていう感じやと思うんです。そういうめったに味わえないことを実現するのは相当難しいけど、非常に楽しくやらせてもろうてますし、いいお笑いにもなってるんじゃないかなと思いますね。作戦の段階で、偽番組が楽しくて。
後藤 ターゲットを笑かすために、ゲストを呼ぶ偽番組っていうのがあって。どうやって笑わせるかは依頼者によって変わるんですけど、ある回でやった番組がほんまにできたら嬉しいなっていうくらい、ゆるくて楽しかったんですよ。
福徳 あれを偽番組にしておくのが、もったいなくなりました。相談するブロックと実際に笑わせるブロックに分かれていて。仕掛けてターゲットを笑わせてツボに入れておさらばできたらいいんですけど、結果、あれは嘘でしたって言わなダメなんです。それが非常に残念。笑わせたことに変わりはないですけど、バラす時だけちょっと悲しいですね。
後藤 喜んでもらえばもらえるほど、「実はウソなんです」って言いづらくなるっていう(笑)。でもまぁ、今のところはいい感じになってるなと思っています。

――見どころのポイントは?

福徳 大きく言えば、つくった壮大なコントをやるっていう全ての行程をを公開で見せている感じの番組ですね。
後藤 僕らはめちゃくちゃ芝居してるので、みんなでユニットコントをしているような感覚ですね。スタッフにもエキストラで出てもらってますし。
福徳 みんな、その世界に入って、ターゲットが見ていないところで演技してるんで、見切れてるところとかチェックしても面白いかもしれない。
後藤 そうですね。隈なくチェックしてもらえると、いろいろと楽しめると思います。回によっては、予定していたことをラッシュでバンバンバン!って、ほんまにネタをやってるくらい隙なくやって笑かしまくってる時もあるんで、楽しみにしておいてもらいたいですね。

――ターゲットをピンポイントで笑わせるって、芸人としての環境ではなかなかないことなのかなと思います。

後藤 そうですね。個人をツボにはめるっていうのは、いつもやっていることと全然違います。大事なのは、如何にハプニングを起こすか。ツボに入るときって大体そうなので、そういう瞬間をどうつくるかの戦いですね。
福徳 笑いのツボっていうのはよくできていて、一発でドーン!と入ることがない。じわじわと外堀からほぐしていって、これがこの人のツボなんやというところを見つけていかないといけないんです。よく打ち合わせで話すのは、奇跡には勝たれへんということで、コケるとか身体的なハプニングはツボに入りやすい。どんだけ策を練っても笑いのツボに関しては、ハプニングに勝るものはないですね。

――これまで情報解禁前だったので、身近なところから相談者を募ったそうですが、今後は一般募集もしていくんですか? また、どんな相談を受けたいですか?

福徳 相談者は大募集です! うまくいく可能性がある人の恋愛を応援してみたいですね。
後藤 人生を賭けた、ここでこの人を絶対に笑わせないと今後がヤバいだとか、その人の人生がかかってるだとか緊張感のある場面で、笑いのツボに入れてみたいです。
福徳 不可能でしょうけど、遅刻しててヤバい人とかいいですよね。

――大失敗を隠している人とか。小学生で、母親に点数の悪いテストを見せられないとかでもいいかもしれないですね。

福徳 あぁ、そういうときってありますもんね。
後藤 うんうん、そういうのもいいかもしれないです。

――では最近、お2人が笑いのツボに入った瞬間って何かありましたか?

後藤 bayfmでやらせてもらってるラジオ番組『ジャルジャル のしゃべってんじゃねぇよ!』で即興コントをやってるんですけど、ある回だけイレギュラーでラジオ小説をやることになったんです。で、きっちり読まなあかんっていうところでツボに入っちゃって(笑)。何も起きてないんですけど(笑いがこみ上げて)台本が読めなくなって、「今週はやめときましょう」ってなりました。

――何が原因かは......。

後藤 いやぁ、わからないです。なんで笑うてんねんって思えば思うほど、ツボに入ってしまいましたね。
福徳 僕もその場にいましたけど、一緒に笑っちゃいました。
後藤 そういう突然、ツボに入る時があるんです。
福徳 僕は、家のテレビを壁掛けにしようとした時。いろいろと調べたら、業者に頼まなあかんってわかったんで見積もりに来てもらったんですよ。で、来た業者の人が「1回、テレビを見せてください」ってテレビを持ったんですけど、その時プリって音がしたんです。
後藤 (笑)。
福徳 屁かな?って思ってから1分後くらいにぶわーーっと笑いがこみ上げてきて、トイレに行って中で「はぁ~~~!」って息を吐いて笑いを全部出しました。業者の人と1対1やったんで目の前で笑うことができなくて......かなりキツい勝負でしたね。

――(笑)。その業者の方は音をさせた時、何も反応しなかったんですか?

福徳 その人もやってもうたなって思ってたんでしょうけど、なんの反応もなかったですね。

――このインタビューを行なっているのは『M-1グランプリ2018』の決勝前ですが、公開は決勝後。優勝していたら......どうします?

福徳 僕ら、実はスーツ(のフラワーホール)に、『ラグビーワールドカップ2019』のバッジを付けてるんですけど。
後藤 もし優勝してたら、その称号を利用して来年、日本で開催される『ラグビーワールドカップ2019』を観に行きたいですね。

――そこはぜひラグビー経験者として、お仕事として関わることができるよう願っています!(笑)では、最後に『ジャルジャルの笑いのツボ屋』について、改めてPRをお願いします。

福徳 あなたが笑いのツボに入ったのは、いつですか? きっとこの番組を観たときでしょう!
後藤 ポスターがコテコテな感じですけど(笑)、内容は新しいことをやっているので、よかったら観て笑いのツボに入っていただけたらなと思います。
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『ジャルジャルの笑いのツボ屋』は、明日5日より配信スタート。詳細は、大阪チャンネルの公式サイト(https://osaka-channel.hikaritv.net)をご覧ください!



【ジャルジャル】

2018年12月 3日 (月)

『あらびき団』で笑いの宿便を解消? 12月29日に『朝まであらびき団SP あら1グランプリ2018』放送!

12月29日放送『朝まであらびき団SP あら1グランプリ2018』(TBS/深夜25時10分~)の収録が、12月3日(月)、TBSにて行われ、収録後にはMCを務めた東野幸治(ライト東野)と藤井隆(レフト藤井)による囲み取材会が行われました(以下、敬称略)。

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"あら削り"な一芸を持ったパフォーマーを紹介する"伝説"のネタ番組が、昨年に引き続き2年連続で年末に登場。


『あら1グランプリ』は、過去の3度開催されており、2013年にバターぬりえ(現・ぬゅぬゅゅゆゅゅゅゅゅ)が初代王者に輝き、二代目がハリウッドザコシショウ、三代目はふーみんがそれぞれ受賞してます。


今回は、ゲストに指原莉乃を迎え、ファイナリストにはキュートン、友近、ハリウッドザコシショウ、はんにゃ・金田、風船太郎、ロバート・山本、日本ボクシング連盟前会長・山根明、ゆりやんレトリィバァといった、多種多様のあらびきパフォーマーがお目見え。

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収録を終えたばかりの2人は、まず感想を訊かれると、前日開催の『M-1グランプリ2018』に触れており、東野は「最高の漫才大会を見て、感動して、今日来て見て、天国から地獄までを(笑)。その地獄はほどよいぬるま湯で、楽しい地獄だったので、相変わらず、あらびきパフォーマーに笑わせていただきまして、感謝しております」と出演者に敬意を払います。


藤井曰く、『M-1グランプリ』の審査に東野が影響を受けたそうですが、「あんまり自分の趣味に走らないように(笑)。ちゃんとしたあらびきパフォーマーのチョイスもしつつ、そのバランスが難しかった」と審査を振り返る東野。


今回、発表されているあらびきパフォーマーで、ひときわ異彩を放つ日本ボクシング連盟前会長・山根明ですが、藤井は「緊張感のある現場だったんですけど、奥様がすべてを包み込んでくれたそうで、奥様に感謝しております」とスタッフからの聞いた現場の様子を伝え、東野は「なかなか衝撃です」と山根前会長のパフォーマンスの感想を漏らします。

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さらに、自身の体の様々な部位を使ったテーブルクロス引きで、世界各国の番組に出演しているウエスPも、2700・ツネ率いるパフォーマンス集団"BADxTEN"(バッテン)の一員として参加。
フランスのテレビ番組『ゴット・タレント』の決勝大会を12月18日に控えているウエスPですが、「もしかしたらオンエア時に(優勝賞金の)1000万円が乗るかもしれない。でも、あらびきパフォーマーですから。本人がどう言おうがね、こっちはしがみつきますから(笑)」と、あらびきパフォーマーを強調します。


逆に、すでにテレビでお馴染みの芸人も出演しますが、やりたい放題のネタを長尺で披露するとし、東野は「友近とゆりやんレトリィバァは、個人的には出入り禁止にしてほしい」「ほぼほぼパワハラなんですよね(笑)」とバッサリ。
それに対して藤井は、番組当初、東野が友近に向けて「ここはフリースペースですので、どうぞ来てください」と発言していたとし、「それを真に受けたんだと思います」「裏を返せば、彼女が好きなことをやってますので、ぜひご覧ください」と補足しました。


そんなやりたい放題のあらびきパフォーマーから、売れっ子やコンテスト優勝者を輩出しているのも事実で、東野は「好きなこととか自分が面白いことをやり通すと、道は開かれるっていう希望がありますから、我々もくっきー(野性爆弾)とか(ハリウッド)ザコシショウに負けじとやっていきたいと思っています」との見解も。

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最後に視聴者、読者へのメッセージを求められると、藤井は、番組開始時の11年前から担当しているカメラマンが、今回の収録で、笑いすぎて失神しそうになったとのエピソードを紹介し、「まだまだみなさんに楽しんでいただける可能性があるんだと信じています」とコメントします。


一方の東野は、「最後ですよ。見た目、人の失敗で笑う番組って(笑)。地上波に、もうないです(笑)」と語り、藤井も「あと貧乏を笑う(笑)」と同調。
続けざまに東野は「人間ってすべてがすべて、美しいものではないし、平等でもないしって考えると、いろんなことを見ながら、自分で面白いのを見つけるのが『あらびき団』の良さ」と改めて番組の魅力に触れ、藤井はそうした笑いについて「ちゃんとしなきゃなって思うんですけど、次の日全部忘れるんですよ(笑)。年に1回くらい、そんな時間があってもいいんじゃないかなって思います」と問いかけます。


そうした流れで、東野は「デトックスですよね。腸にへばりついた便みたいなもので(笑)」「『あらびき団』って宿便のかたまりです(笑)。1年に1回、出していただけると、私、こんなんで笑ってるんやとか。友達とかの前では、"和牛、残念""スーパーマラドーナ、残念"とか言ってますけど、宿便が溜まっているんですよ(笑)」との持論を展開し、取材陣、スタッフを爆笑させました。

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【藤井隆】【東野幸治】

和牛が初回MCを担当した生配信トークバラエティ『シブオビ』に霜降り明星&ジャルジャルが緊急出演!

本日12月3日(月)より生配信トークバラエティ番組『シブオビ~宇田川未成年会議所~』がスタートし、初回のMCを和牛が担当。スタジオゲストに昨日開催された『M-1グランプリ2018』で優勝した霜降り明星が、電話ゲストとしてジャルジャルが出演しました。

本番組は映像配信サービス「ひかりTV」、映像サービス「dTVサービス」内の「ひかりTVチャンネル+」及びdTVチャンネル公式YouTubeアカウントにおいて、月曜日から金曜日まで毎日16時から配信される生番組。よしもと芸人が日替わりでMCを担当し、オーディションより選ばれた「ウダガール」とともに渋谷に関する情報を発信していきます。

元気いっぱいのウダガールに合わせるように登場早々、ピースサインを披露した和牛の2人。何度もピースする水田に川西が「なんでそんなにピースするねん」とツッコむと、「(M-1の)2位のサイン」と答えて笑いを誘います。
M-1についてのトークでは、ジャルジャルがファーストラウンドで披露したネタが話題に。「ゼンチンが印象に残った」と話す彼女たちは、「どこで使うん?」と尋ねた川西に「とりま渋谷行こ! ゼンチン!とか?」と軽快に返答。別のウダガールから「アル~?」と投げかけられ、戸惑いながらも「ゼンチン!」と慌てて返した川西は「俺、こういう番組、苦手やねん!」と吐露しました。
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その後は、渋谷をテーマにトークを展開。代々木公園で観られるこの時期限定のイルミネーションが話題にあがるも、まったく知らない2人。水田は「俺ら、どこにも行ったことがないねん......。ほんまになぁ、休みがないねん!」と嘆きます。
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「土日、何してた?」のコーナーで、M-1後の打ち上げの写真を披露していると、霜降り明星が飛び入り参加。打ち上げ後、いろんな番組に出演しているため、まったく寝てないという2人。せいやは「ネタの2本目が終わったあとから、あんまり座ってない」と目を泳がせながら、この番組の前に出演してきた『直撃LIVE グッディ』(フジテレビ系)で早速スベってきたことを報告します。
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すると、「アル~!」と再び振り出したウダガール。慌てながら「ゼンチン!」と答えたせいやですが、「先輩のネタやらされてる!」と思わぬ試練に驚きを隠せない様子です。
一方、粗品はこの2週間ほど「川西になりたい」と思って生活してきたそう。「相方とも相談したんですけど、僕、人を傷つけるような笑いの取り方をしてしまうんですね。これではあかんということで、人のことを悪く言わない、優しくて面白い川西さんを憧れの人に設定しました」と説明します。
M-1の楽屋で、粗品から「ラジオでそういう話をした」と報告された川西は、「そうかぁ、ありがとうって言うてたのに、何時間後には負けてたわ。粗品になりたいと思った」と笑いなら報告。そのやりとりを冷静に聞いていた水田は、「俺としばらく組んでたら(川西に)なれる。ええ人じゃないと(自分の相方は)無理やから」と話しました。
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さらに、ルミネtheよしもとの楽屋にいるジャルジャルがテレビ電話で参加。川西が「最終決戦の3組が揃いましたよ」と発すると、ウダガールを始め、客席は大盛り上がりですが、「ジャルジャルだけ薄まってない?」(福徳)「なんで2組だけですんの?」(後藤)と冷静なジャルジャル。ウダガールから「アル~!」と振られた後藤が、すぐさま「ゼンチン!」と返すと大きな拍手と笑いが起こりました。
本日、ルミネで4公演に出演するジャルジャル。「ルミネ出番4回で、全部違うコントしてるわ」(後藤)「お客さんが漫才観られるんかなっていう雰囲気出してるけど、コントしてる」(福徳)と話すと、「ジャルジャルさんらしいなぁ」と笑う川西。このあと、ラジオの収録もあるそうですが、福徳が「M-1優勝したとき用にスケジュールを空けていて、明日明後日が2連休」と言えば、後藤は「ありがたい。ゆっくりさせてもらいます」と話します。
さらに後藤が「打ち上げですぐ帰った福徳は相当変な奴」と言うと、「あ、気づいてた?」と笑う福徳。「気づいてたよ。あ、福徳おらんってなったもん。けど、一番変な奴は打ち上げに最後までおって、そのあとミュージシャン仲間との打ち上げに行ったギャロップの毛利さん」と言い切ると、ドッと笑いが起こりました。
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番組放送終了後、和牛を直撃。
配信中、タピオカが人気の理由について「腹持ちがいい」と話したウダガールに「そんなら、おにぎり食べて麦茶飲んだらええやん」、竹下通りに反応して「スカウトされるところやろ?」など、クラシカルな発言で女の子たちからくすくすと笑われていた川西は、「若者の番組で、10代に振り回されたり、戸惑ったりしましたけど、そういう反応を通して今の渋谷にいる若者はこんな感じやって体感してもらえたらいいですね」とコメント。水田もその感想に同調しつつ、「僕らが引っ張っていく感じじゃない。10代の子に引っ張られるっていうのが、この番組の趣旨なのかなと思う」と話します。
渋谷のことは何も知らないという2人。「ハチ公、∞ホールだけです。モヤイ像? 知らないです」と言う水田は、「奥渋っていうんですか? 大人が楽しめる静かな渋谷を教えてもらいたいけど、そういうところにウダガールは行かへんやろうなぁ」と笑いました。
M-1について、水田は「終わりたてすぎて、まだ言葉を用意できない。3、4日経ったら何か出てくると思うんですけど、昨日の今日ですから何も話せない」と率直な気持ちを。川西は「観てもらいたい2本を、いい状態でできました。でも、結果がついて来んかった。それが事実です」と冷静に振り返りました。
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『シブオビ~宇田川未成年会議所~』は、毎週月曜日から金曜日まで16時から生配信スタート。明日4日(火)のMCは、ダイタクが務めます。また、同番組では観覧希望者、そしてウダガールを募集中。詳しくは、公式サイト(https://shibuobi.com)をご覧ください。


【和牛】