最新ニュースインタビューライブレポート

インタビュー

2016年12月23日 (金)

12月30日に10周年記念ライブを開催するえんにちへインタビュー! アイパー滝沢「僕らの成長を観に来て」と来場呼びかけ!!

12月30日(金)、東京・ルミネtheよしもとにて『~えんにち結成10周年記念単独ライブ~「極める道」』を開催されます。

元旦をコンビ結成日としているえんにちにとって、10周年という区切りの最後に行なう今回の単独ライブは特別な意味合いがあるよう。大宮を拠点に活動を続ける中で地元の人と触れ合いながら漫才のスキルアップを図る彼らに、単独に向けての意気込みを伺いました。

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(向かって左:アイパー滝沢/右:望月リョーマ)

 *  *  *  *  *

――10周年を記念する単独ライブ、いよいよ開催が近づいてきましたね。

アイパー滝沢(以下:アイパー) そうですね。10周年記念の単独ライブはちゃんとやりやかったので、ルミネにやらせてくださいって直々にお願いしました。1月1日からは11周年目に入っちゃうんで、どうしても10周年のうちに単独ライブをやりたかったんですよね。
望月 だから、たくさんのお客さんに来ていただかないと......ヤバいんですよ(笑)。
アイパー そうなんです! ネタはもう仕上がっていて詰めるだけ。僕ら、最近ネタつくるのが早いんですよ。打ち合わせしたら、その日のうちにできちゃいます。
望月 ラクーン大宮よしもと劇場で毎月、新ネタライブをやっていたんで、月1本は新ネタがつくれるようになって。ただ、面白いかどうかとなると......っていうところもあるので、今回はネタが早くできた分、詰める作業に時間を費やしてます。
アイパー 早めにネタをつくったのは、ルミネでやることにちょっとビビってるからっていうのもあるんですけどね(笑)。

――関東にあるよしもとの常設劇場ではいちばん大きな劇場ですから、やはり特別な気持ちがあるんですね。今回はどんな単独ライブになりそうですか?

望月 ニューヨークでも通用しそうなものだよね?......って、多くの人に来てもらうために、大ボラ吹きましたけど。
アイパー ははは! まぁ、新ネタをたくさんやって、ブリッジVTRでは過去を振り返るようなものを流すので、楽しいと思いますよ。普段はあんまりやらないコントもやりますし、編み物を題材とした漫才もやります。
望月 漫才としては、今までのスタイルは捨てずに次の展開をちょっと感じさせるようなネタもできあがってます。その漫才が......。
アイパー 凶と出るか。
望月 いやいや、"吉と出るか"を先に言ってくれるかな? 吉と出るか凶と出るか、でしょ?
アイパー あぁ、そうかそうか!(笑)
望月 とにかく今までの集大成を見てもらいながら、新たに攻める11周年......12年目に繋がる単独ライブになると思います。

――先ほど、大宮の劇場で新ネタライブを開催していたとお話しされていましたけれど。

望月 月1回、3本くらいの新ネタをおろすライブをやってたんです。僕ら、目的なないとなんにもしないので、気合いを入れるためにやっていたというか。
アイパー そう。自分らのケツを叩く目的だったよね。
望月 最初は中旬に2本おろすライブと下旬に3本おろすライブ、月に2回やってたんです。けど、新ネタをおろすことを意識しすぎてネタのクオリティが雑になるのはよくないなということで、月1回になりました。それをやった1年間があったから、今回は早くネタを仕上げることはできたんです。
アイパー まぁ、その新ネタが凶と......いや、小吉と出るかはわかりませんけどね。まぁ、楽しみです。僕らにとって挑戦的なライブになるので、お客さんもおっかなびっくりで来て欲しいですね。
望月 おっかなびっくりって! お化け屋敷じゃないんだからね。30日まだ空いてるよっていう人は是非、観に来ていただきたいですね。
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――2015年の7月から、さいたま市"住みます"芸人にも就任してますけど、根付いて来たなっていう実感はありますか。

望月 僕は実際、大宮に住んでいるので、大宮の人達とはすごく仲よくなりました。お金を払わせてくれない居酒屋さんが3軒、ラーメン屋さんが2軒あって、その辺のお店に今回の単独ライブのポスターも貼ってもらってます。
アイパー すげぇ! いいですね、住んでる人ならではの動きですよね。
望月 「お酒代だけでも払わせてください」って言うんですけど、いらないって言われて......ありがたいですよね。
アイパー 仕事でも、越谷の小学校でやってた漫才教室がちょっとずつ広がっていて、今年は大宮の小学校でも教えたりできました。僕としては今後、編み物のワークショップなんかもやれたらいいなと思いますし、"住みます"芸人やってるなっていう実感は確実にありますよ。
望月 今回の単独ライブ、埼玉の人にも観に来て欲しいですね。

――大宮から新宿までは埼京線で1本ですし、多くの方が足を運んでくれるといいですね。コンビ結成してからの10年間はどうでしたか?

アイパー 僕らはNSCを卒業して3年目くらいで組んだんですけど、順風満帆だったんじゃないですかね?
望月 この状況を順風満帆とは言わないんじゃない? すごく上手くいってる訳ではないよね?
アイパー そうかそうか。『笑いの金メダル』2代目チャンピオン、『爆笑オンエアバトル』15連勝......チャンピオン大会も4回くらい出ましたから、スタートはよかったですよね。けどまぁ......これは毎年言ってるんですけど............来年は俺らの年になるんじゃないかなと思ってます。

――おっ! ブレイクすると。

アイパー そうです! そういう気がしてます!
望月 アイパーさんは常に"俺たちは売れる"って言ってますけど、僕は常に辞めるって言ってます(笑)。
アイパー 辞めたいと思うときはあるみたいですね。今年の初めにも言われました。
望月 「現状維持未満だったら辞める」ってね。

――今のところはどうですか。

望月 現状維持です。だから、ギリギリですね(笑)。
アイパー ただねぇ、本当に売れるとしか思えないんですよ。根拠はないんですけど、"俺、売れるんだな"って冗談じゃなく、常に本気で思ってます。
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――そういう中で、来年やりたいことはありますか? 今年は同期のライスさんが『キングオブコント2016』で優勝しましたけど。

アイパー むちゃくちゃすごいですよね! ライスは面白いから優勝したのは納得ですけど、まだまだ俺らにもチャンスはあるんだなと希望を持てました。来年はライスに追い付け! 追い越せ!......掴まれ!でいきたいなと。
望月 掴まれ、は変だけど(笑)、追い付け! 追い越せ!でいきたいですね。
アイパー うん。あと、来年は今までとはちょっと違う感じでやっていきたいんですよね。テレビに出るのはもちろんですけど、ちょっと違う跳ね方をしたい。
望月 例えば?
アイパー なんだろう、............PERFECT HUMANみたいな?
望月 安直だなぁ!
アイパー (笑)まぁ、この漠然とした感覚から、正解が出るような気がしてます。
望月 こういうアイパーさんの無邪気な一面も、漫才に反映させていきたいですね。大宮の出番をたくさんいただいているおかげで漫才のスキルが上がったなと実感しているので、今回の単独ライブではそういうところをきちんと見せたい。『M-1グランプリ2016』では銀シャリさんっていうスタンダードな漫才をしている人が評価された。僕らはキャラ漫才ではありますけど、スタンダードなネタを常々やっているので、銀シャリさんに負けないように来年もがんばっていきたいですね。
アイパー とにかく12月30日は、僕らがこの10年で本当に成長してるのかを確かめに来てください! あと、手編みのパーさん耳当ても限定10個売るんで、ぜひ買ってください!


【えんにち】

2016年12月16日 (金)

映画『好きになるその瞬間を。〜告白実行委員会~』12月17日(土)公開! 斎藤俊輔プロデューサーインタビュー

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女子中高生を中心に圧倒的な支持を得る「HoneyWorks」。彼らはYOUTUBEやニコニコ動画など動画投稿サイトで、関連動画の再生回数が2億回を誇るクリエーターユニットです。彼らの楽曲やMVを映画化した『好きになるその瞬間を。〜告白実行委員会~』が12月17(土)に公開されます。

この映画はHoneyWorksの楽曲を映画化した『ずっと前から好きでした。〜告白実行委員会〜』(以下:『ずっ好き』)に続く第二弾。
今回、第一弾の映画『ずっ好き』が11月25日(金)〜27日(日)にシンガポールで行われたアニメ・フェスティバル・アジア2016(AFA)シンガポールで公開されました。

AFAは、2008年にシンガポールで始まった東南アジア最大規模のジャパンカルチャー紹介イベントで、2016年は、タイ・インドネシア・シンガポールの3か国で開催。東南アジアでジャパンカルチャーに対する注目が高まっている中、人気のアーティストや最新のヒットアニメ、グッズ等が一挙に紹介されるファン待望の祭典です。シンガポールのみならず、近隣のアジア各国からもたくさんの人が集まり、会場はアニメファンやコスプレイヤーの熱気に包まれました。

現地を訪れていた本映画のプロデューサーであるアニプレックスの斎藤俊輔さんにお話をお聞きしました。


__第一弾に続き、第二弾『好きになるその瞬間を。〜告白実行委員会~』が公開になります。まずHoneyWorksの楽曲が映画化されることになった経緯を教えてください。

斎藤 HoneyWorksのコンテンツが中高生の女性を中心にして非常に人気があるということを知りました。楽曲に物語をつけてMVにして、動画投稿サイトで発表しているというスタイルと、その再生回数を見て驚いたんです。彼らのコンテンツにパワーがあることを感じ、ぜひ映画化したいと思いました。

__楽曲を映像化するというのは難しかったですか?

斎藤 そうですね。MVで描かれている部分は要素でしかないんです。しかも各キャラクターの心情は、それぞれの曲ごとで歌っている。映画化するとなるとそれを一つにまとめなければいけないという作業がありました。しかし、いろんなメディアミックスをしている中での映画化だったので、漫画やノベルを参考にすることもできました。

__第一弾映画『ずっ好き』を公開してHoneyWorksファンからの反響はどうでしたか?

斎藤 まず、原作ファンに受け入れてもらえるものを作ろうと考えていました。内容的にも新しい要素を入れるというよりは、ファンたちが見たかったシーンを中心に構成しています。それが受け入れてもらえて非常に良かったです。

__映画ならではの新しいストーリーはあるのですか?

斎藤 HoneyWorksから提案をいただいて新規要素が加わったこともあります。例えば、『ずっ好き』でいうとライブシーン。ストーリーの中にHoneyWorksが存在して、主人公がライブを観に行くというシーンです。HoneyWorksのGomさん、shitoさん、ヤマコさんがファンの喜ぶアイデアをよく出してくれました。

__これまでアジア各地でも公開してきて、海外での反応はどうですか?

斎藤 韓国や台湾などで上映させていただいたんですけど、やっぱり今、日本のアニメはとても人気です。声優さんの人気もあります。キャストの方の人気がアジアでも非常に高いということで、各国での動員にもつながっているという話も聞いていますし、中国のイベントで『ずっ好き』にも触れたのですが、HoneyWorksというフレーズに即座に歓声があがりました。動画サイトを通してアジアでも非常に人気が高まっているのを感じました。

__今回のAFA2016で『ずっ好き』はシンガポール初上映です。AFAの雰囲気はいかがですか?

斎藤 AFAに来たのは3年ぶりなのですが、熱気が増していると感じました。海外のイベントは年々パワーが増していると感じます。

__アジアをはじめとする海外でも受け入れられるように意識して作品を作ったのですか?

斎藤 アジアは日本でアニメを制作してる側としても、プロデューサーとしてもすごく重要な市場になっていると思っています。しかし、どう現地で盛り上げていけばいいのかというのは、実はまだ自分の中にプランがないんです。でも、海外で受けているものって日本で受けているものなんですよ。そこに立ち返ると、日本の目の肥えたアニメファンに受ける、すごく良質なものを作り続けるのが一番アジアの戦略になるのかなと思っています。アジアのアニメファンの目がとても肥えてきているので、しっかりしたものを作らないと、日本以外でも受け入れられないと思います。

__第二弾『好きになるその瞬間を。〜告白実行委員会~』(12月17日公開)は、『ずっ好き』の続編ですか?

斎藤 続編とも言えますが、基本的には時間軸は一緒なんです。『ずっ好き』のストーリーと対になる物語で、主人公の瀬戸口雛は『ずっ好き』のメインキャラクターの瀬戸口優の妹です。

__ずばり、第二弾の見所は?

斎藤 初恋をして、恋に悩んだり、好きな人に思いを届けるのに努力する高校生たちの物語です。
HoneyWorks作品の持ち味である、恋してる人や、これから恋をする人たちの背中を押すような物語を、第一弾同様に楽しんでほしいと思っています。
もう一つは音楽ですね。HoneyWorksさんの新曲が全6曲使われています。また、歌い手としては、バラエティに富んだ魅力的な方達が参加してくれました。オープニングが声優ユニット「TrySail」、エンディングが乃木坂46から選抜された8人「さゆりんご軍団+真夏さんリスペクト軍団」。
そして動画配信サイトで大人気の「まふまふ」さんが挿入歌を歌います。そして、ヒロインである雛役の麻倉さんの楽曲、花江さん演じる虎太朗のキャラソンなど盛りだくさんの内容です。どういうシーンでどういう曲が流れるのか、楽しみにしていてください。

__このシリーズ、キャストの声優さんもすごく豪華ですよね。

斎藤 はい。かなり豪華です。第一弾の時から、HoneyWorksの提案で集められたまさに声優オールスターですね。動画配信サイトやネット上で人気が出て、ノベライズやアニメ化されるというのは今の時代の新たなコンテンツの生まれ方だと感じます。10年前にはこういう作品の作られ方ってなかったですからね。いろんな可能性を秘めているものがネットの中には展開されているんだなと思います。

__この新しいコンテンツの生まれ方は、これから作品を作りたい人にとって夢がありますね。

斎藤 そうですね。僕自身、こういう広げ方があるということを、すごく勉強させてもらいました。今後アニメを作る時に、このような広げ方を参考にさせてもらうこともあるかもしれません。HoneyWorksの作品で映像化できてないものもまだまだたくさんあるので、今後も関わっていけたらいいなと思っています。

__第二弾だけと言わず、もっともっと続いていくコンテンツなんですね。

斎藤 はい。それを目指していきたいです。アニメ化のみならずいろんな展開があっていいと思います。そして『ずっ好き』の中で、芹沢春輝と合田美桜のストーリーは描ききれなかったんです。そこはファンの方々も見たかった部分だと思いますので、今後楽しみにしていただける部分でもあると思います。

動画投稿サイトから生まれたコンテンツが、さまざまな形でメディアミックスされ、国境を越えて広がっていく。
そんな新しいコンテンツの広がり方に注目です!

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映画「映画『好きになるその瞬間を。~告白実行委員会~』
2016年12月17日(土)全国ロードショー
オフィシャルHP http://www.honeyworks-movie.jp/2nd/

●斎藤俊輔
株式会社アニプレックス プロデューサー
1983年生まれ
代表作:「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「四月は君の嘘」「心が叫びたがってるんだ。」「マギ シンドバッドの冒険」

2016年12月14日 (水)

木村祐一監修の鍋メニューが期間限定で登場! 箕面名産の柚子をアレンジに加えた「木村流 おもてなし絶品鶏鍋 箕面風」

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「温泉でニッポンを元気を」をテーマに掲げる大江戸物語 箕面観光ホテルでは、来館者が「笑顔と元気」になれるようさまざまなサービスが提供されています。特に力を入れているのが、"バイキング料理"。ディナーバイキングでは150種以上が用意されており、この冬にはよしもとイチの料理の腕を持つ、キム兄こと木村祐一監修メニューが、期間限定でディナーバイキングに加わります。12月13日(火)に、箕面観光ホテルで木村祐一監修の鍋メニューの発表会見が行われました。

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MCを担当するのは、元バスガイドという異色の経歴を持つ堀川絵美。元ガイドらしく、箕面の観光スポット情報を織り交ぜてのご挨拶。そこへ呼び込まれた木村祐一は、「よしもとの舘ひろしです」と小ボケを挟みながらの登場です。早速メニューの紹介に入ります。名前は、「木村流 おもてなし絶品鶏鍋 箕面風」で、"キム鍋"の愛称で数多くの芸能人を虜にしてきた鶏鍋に「アレンジを加えた特別バージョン」となっています。「野菜もたっぷりで食べ応えがあるんです。バランスも非常にいいんですよ」と木村。鶏ガラを5〜6時間煮込んだスープで、自慢の鶏団子、豚バラ肉、鶏もも肉、キャベツ、しめじ、にんじんといった具材があり、薬味で箕面名産の刻んだ柚子と生姜が添えられます。

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この味を伝えるべく、「M−1グランプリ2016」で活躍したコンビが東京から駆けつけました。木村が「銀シャリや」と声を弾ませます。堀川の笛の合図が鳴り現れたのは、相席スタートで、早めに現地入りしたふたりは浴衣姿でステージに。山﨑ケイは「(ホテルの)美人の湯にも入ってきたんですけど、どうですか?」、銭湯めぐりが趣味の山添寛は「大浴場が今まで入った中で1番大きかった!」とすっかりくつろいでいます。

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そこへ今年8月から箕面観光ホテルで住み込み、お笑いステージで活躍中のジャパンブランドが鍋を運んできます。箕面観光をすっかり楽しんでいるふたりに、木村自らが鍋を取り分けて試食タイムです。「『プロポーズ大作戦』の横山やすし風で」と木村がマイクフォローする優しさも見せます。「ご飯に合う甘辛い料理全般」を作るのが得意な山崎は、「最初に柚子の香りがパッとして、スープが身体にスーッと染み込んでいく感じ」と絶賛し「さっぱりしているのでたくさん食べられそう」と大満足。山添は「具いらないですね!」とスープのおいしさにビックリ。ほんとにおいしそうに鶏肉を頬張りながら「スープに肉の旨味が凝縮されていますね」と山添は感激した様子でした。その横で「鶏ガラともも肉の旨味がスープに出て、鶏団子からも味が出るんですよ。それを野菜が吸うてくれるんです。浸透圧の関係で、全部がおいしくなるんですよ」と木村が解説。「バスガイドさんはどうですか?」と木村が堀川に味の確認をすると、「ぜんぶ食べてしまいそうで、我慢しているんです」と仕事を忘れそうになるほどの旨さと返します。木村自らも味を確かめながらうんうんと頷き、納得の仕上がりになったようです。加えて木村は「スープに麺を入れ、バターを溶かしていただいくとおいしいラーメンに。ご飯にスープをかけて召し上がっていただくのもいいと思います」とアレンジ次第で何通りも味わえることをアピールしていました。

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この後、囲み会見に移ります。メニューで注力した点を問われた木村は、「鶏ガラの状態、もも肉の種類。鶏団子のミンチの細かさ」のこだわりポイントを料理長に託していると話します。また木村は11月に子供が誕生したばかりとあって、「これからはスープベース離乳食を作っていかなあかんなと思っています」と、鶏鍋の新たなアレンジ方法を模索する決心をしていました。

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相席スタートも太鼓判、木村祐一自慢のメニューをこの機会にぜひご賞味ください。

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「木村流 おもてなし絶品鶏鍋 箕面風」
提供期間:12月12日(火)〜2017年3月31日(金)
場所:大江戸温泉物語 箕面観光ホテル バイキングレストラン「ブルエ」
問合せ先:0570-041266(受付時間9:00〜20:00)
※ディナーバイキングは宿泊者限定
※予約方法など詳細は、箕面観光ホテルまでお問合せください

【木村祐一】【相席スタート】【堀川絵美】【ジャパンブランド】

2016年12月 9日 (金)

12月13日、単独ライブを開催するかたつむりを直撃インタビュー! 林「復活ライブに来てくれた300人のうち150人でもいいから来て欲しい」と呼びかけ!!

12月13日(火)、東京・ヨシモト∞ホールにて、かたつむりが単独ライブ『マインドコントロール』を開催します。

それぞれのTwitterで、意味深な発言をしている2人。"最後"とは一体、何を指すのか。どういうライブになるのか......。本ライブに向けて稽古に励む、かたつむりを直撃しました。

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(向かって左:中澤本鮪/右:林大介)

 *  *  *  *  *

――久しぶりの単独ライブですね。

林 単独と銘打ってやるのってどれくらいぶりなんだろう?......4年ぶりくらいですかね。2012年の再結成ライブというか、(中澤の)復活ライブ以来です。今までやんなかったのは、お客さん入んねぇだろうなと思ってたし。
中澤 ふふふ! まぁ、そうだよなぁ。
林 うん、単独ライブでやりたいことも、特になかったというか。
中澤 毎年、神社でのライブもやっていたので、必要なかったということですかね。特にはっきりとした理由はないですけど、今回は2人での最後のライブとしてやることになりました。

――それぞれご自身のTwitterで、中澤さんは「突然のご報告になりますが本年12/31を持ちまして我々2人でのかたつむりの活動を終了致します。よって12/13の単独ライブは最後の単独ライブです」と、林さんは「これにて我々の活動は終了です」と書かれていましたよね。あのツイートに対して、反響はありましたか?

中澤 リツイートがいつもより多かったくらいで、特になんにもなかったですね。チケットの売上が伸びたわけでもないですし。
林 ギンナナ・金成さんと水玉れっぷう隊・ケンさんは「解散かよ!」って電話くれました。優しいなと思いましたよ。
中澤 その電話、僕にもありました(笑)。
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――活動終了っていうのは......。

中澤 まぁ、その辺りについては、当日ライブに来てもらえればわかるという感じですね。

――最後になるということですけど、今回のライブはネタの集大成的な内容になるんでしょうか。

林 そうじゃないです。芝居をやります!
中澤 はい、全編通してお芝居です。

――............はい!?

林 元々、違うかたちでの単独ライブをやりたかったんです、2人だけのね。で、チーフマネージャーと話してたんですけど、そこから二転三転していって。相方も相方で、マネージャーと単独の話を進めていて「じゃあ、やろうよ」って決まったときに、今さら新ネタやってもなぁって。ベストネタライブ的なことをやるのがピンと来なかったんです。
中澤 そうなるとなぁ?
林 うん。自ずと、お芝居だろうと! 12年間で培った演技力を見せたいなと思ったんです。
中澤 2人ともお芝居が大好きなんでね。よく芝居観に行こうかっていう話もしてるもんね?
林 そうそう。"お客さん、芝居をやったら驚いてくれるかなぁ"っていうことじゃない。ただただ芝居がやりたいんです!

――ちょっと困惑してます。このインタビューを読んでくださってる方々も「どこまで本気なの?」って戸惑ってるんじゃないかなと思うんですけど(笑)。

林 ははは! その辺りも、来ていただければわかってもらえるはずです。"こいつら、本当に芝居してる。本当に芝居が好きなんだな"って。
中澤 うん、いいシーンもいくつかありますからね。
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――芝居の内容は、タイトルにもかかっていたりするんですか。

林 マインドコントロールは、NSC時代の僕らのコンビ名なんです。卒業直後くらいに、作家さんから「不謹慎すぎるからダメだ」って言われて、かたつむりに変えたんですけど、僕はこっちのコンビ名のほうが好きなのでタイトルにしようと。だから、内容には関係ないです。

――じゃあ、どういう感じのお話なんですか。

林 かたつむりの話、僕らの物語的なことをやります。芝居っていっても、明転したままずっとやるわけではないですし、ネタもちょっとはやる予定です。ただ、どういう感じなのかを説明するのは......うーん、難しいよなぁ?
中澤 難しいね。なんて言ったら、いいんだろう? 感情っていうかね?
林 うん。まぁ、コンテンポラリーダンスみたいなもんだと思って来てもらえればいいんじゃないかなと思います。
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――(笑)2人のこれまでの軌跡を描くような内容になるのは間違いないと。それ、かたつむりさんに一度でも興味を持ったことのある人なら、楽しんでいただけそうですね。

林 そう思います。......いなくなっちゃいましたからね、そういう人。
中澤 いたとしても、1人か2人だよね。
林 1回、(中澤が芸人を)辞めるってなったときのライブを∞ホールでやったんですけど、立見もいてパンパンだったんですよ。あの人達、どこに行ったんだろう? 復活ライブも300人くらい来てくれたはずなのに、どこにもいなくなっちゃった。まぁ、そういうものなんでしょうけど。
中澤 名立たるコンビ・トリオのラストライブって、やりますって告知しなくてもお客さんでパンパンのイメージじゃないですか。だから、僕らも告知しなくても「最後です」ってTwitterで伝えれば来てもらえるだろうと思ってたんです。けど、全然で。
林 ラストライブって、例えば今まで誰がやってたっけ?
中澤 アーム(ストロング)さんとかジューシーズとか。
林 アームさんもジューシーズさんも、そりゃあお客さん入るだろう。あ、ルミネでやったロシアンモンキーさんとマキシマムパーパーサムさんの合同ライブもパンパンだったか。
中澤 そうそう。正直、こんなにも来てもらえないのかとビックリしてます(笑)。
林 恥かいてるよねぇ。辛いですよ!

――(苦笑)。

林 12年間やってるんで、お客さんもそれだけ歳を重ねているだろうし、事情があって来られない人もたくさんいるとは思うんです。ただ、復活ライブに来てくれた300人のうち150人でもいいから、今回のライブに来て欲しい。だから、21時スタートにしてるんですよ。

――お仕事帰りに来ていただけるように。

林 はい。このインタビューを読んでくれている、今までに僕らのことをちょっとでもいいなと思ってくれた人には来て欲しいです。その辺を歩いている、僕らのことを知らない人に観て欲しいとは思ってません。今回のライブは、僕らのエゴでやるもの。僕らのライブに一度でも来たことがある人、僕らに一度でも興味を持ってくれた人には来て欲しいっていうだけなんです。300人いたであろう"ツムラー"は是非!
中澤 そうですね。一度でも応援してくれた人は観に来てください!
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【かたつむり】

2016年12月 2日 (金)

12月10日(水)、「吉本新喜劇 石田靖座長公演 ルミネthe石田笑店 〜西も東もあらしまへん〜」公演開催! 石田靖インタビュー

吉本新喜劇座長・石田靖が毎年年末になんばグランド花月で行なっている恒例の吉本新喜劇イベント「石田笑店」が今年は12月10日(水)、ルミネtheよしもとに登場! 東京と大阪の新喜劇メンバーが入り混じっての新喜劇公演をお届けします。石田靖51歳の誕生日でもあるこの日は、昼公演のSPコメディも石田座長による新喜劇が行われるという、まさに"石田靖座長day"とも言えるこの日の公演の見どころや意気込みについて、石田座長にじっくりと聞いてきました!
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ーー「石田笑店」はいつから始められたんですか?

結婚した年(2009年)から始めたんで、今年で8年目ですね。

ーー今まではNGKで公演されていて、今回ルミネでは初公演ですが、今年はルミネtheよしもとで公演しようと思ったのはなぜですか?

単純にNGKが取れなかったというのもあるんですけど(笑)、先日NGKではとある番組で「石田笑店」としてやったということもあって。でもやっぱり年末にやりたいなと思ったらルミネがあいてて、ルミネではやったことがなかったんで、やりたいなと。今、MXテレビでも新喜劇が放送されてるから、そのメンバーとも一緒にやりたいな、と思ったというのもあります。

ーー「石田笑店」と通常の新喜劇のいちばんの違いは?

やっぱり東西のメンバーが混ざってるところじゃないですかね。ふだんあんまり絡めてないけど「新喜劇をやりたい」っていうメンバーが東京にもいたんで、そのメンバーが大阪のメンバーと絡んだ時に新しい反応があったりとか。ふだんとはまた違うメンバーと絡んだ方が面白味が出るんじゃないかな?って。それはずっと1回目から同じですね。

ーーキャスティングも石田さんがされてるんですか?

僕と、あと作家の方とでですね。スタッフと話し合って決めてます。

ーー「この人面白そう!」みたいなのって、毎年あったりしますか?

基本僕はずっと「水玉れっぷう隊面白いよ!」って言ってて。アキが大阪に行ったんですけど、あんだけ今ブレイクしてますし。ケンも面白くて、歌って踊れて動けるおじいちゃんなんで、注目してほしいですね。今回楽しみなのは、松浦(真也)が出てくれるんですけど、アップダウンっていうコンビがギターも弾けるんで、ちょっとライブっぽいことも入れたいと思ってます。いつも通り踊りも入りますし、にぎやかにはしたいなと。クリスマスも近いんで、クリスマスを意識しようかっていうのもあって。一応毎年クリスマス頃にやってるんで、テーマにはしてますね。

ーー大阪のこの人と東京のこの人を絡ませたら面白いんじゃないか?みたいな思惑もあったりするんですか?

今はまだ台本を作成中なんで、正直決まってないところも多いんですけど、でもふだん新名(徹郎)とか信濃(岳夫)とかっていうのは、大阪では回しをやっててあんまりクローズアップされないんですよね。その子らが違うメンバーで、ケンなんかを気にせずにガンガンツッコんでいったりすると面白いんじゃないかと思うし、太田(芳伸)なんかは「おじゃま死にま~す」で、入って来た瞬間に舞台で死んでるっていうYouTube映像で100万回ぐらいヒットしたいって言うてるんで、太田がどれだけ東京でウケるのか知らないですけど、それを見たいですね(笑)。

ーーじゃあ、ふだんとは違った役回りをすることで、その人の新しい魅力が引き出される、みたいな。

そうですね。いつもと違う試合が見られるのがいいところかな、と思います。
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ーー今回の公演の見どころを教えてください。

全体でいうと、この日、通常の昼公演が3回あるんですけど、そこでは夜の「石田笑店」の1時間バージョンをやるんですよ。そんなんしたことないんですけど(笑)。だからその間にどう変わるかもわからないし。

ーーということは、全部見るとすごく変化?進化?が見られそうですね(笑)!

もともと新喜劇って、1週間なり10日間なりって公演をするんですけど、初日と楽日ってまったく変わるときがあるんですよ。やっぱりおかしいところを削っていったり、スムーズに流れてないところを修正したりするんで。だから通な方は、初日、中日、楽日って3回見に来られたりとか。

ーーじゃあ、この日は1回目の公演が初日、2回目が中日......(笑)。

そうですね。そういう見方もできるから、通し券があれば面白かったかもしれないですね(笑)。

ーーところで、公演日である12月10日は石田さんのお誕生日で、今年51歳になられるとか。

そうですね。家族からは「え? なんで誕生日に公演やんの? 大阪で演るんやったらわかるけど」って言われました(笑)。

ーー(笑)。50歳を過ぎて、この1年で何か心境の変化はありましたか?

やっぱり、子どもが2人できたこともあって、舞台上でも「子どもが見てわかりやすく」っていうのを意識し始めたというのはありますね。だから動くし。動いた方がわかりやすいから。わりと僕、昔から暴れるんですけど、暴れた方がわかりやすいし、空気が動くし、っていうのはありますね。で、より角がとれて、丸くなったかな?という意識はあります。

ーーじゃあ、年齢というよりはお子さんができたことの方が大きい?

そうですね。立場の違いが大きいです。独身の時は関係ないじゃないですか。「いったれいったれ!」っていう感じだったんですけど、やっぱり結婚して、嫁さんに指導され(笑)、40すぎてから人に対する気遣いを覚え......(笑)。舞台でもそうですね。だから、そういう意味では若干丸くはなったと思います。でも、もともと出るメンバーみんな、なるべく楽しかったりとか、みんなが活かされるようにモノは作っていこうとは思ってるんですけどね。

ーー周りのメンバーからも「丸くなった」とか「(叩かれても)痛くない」とか......。

「痛くない」はあんま思ってないでしょうね(笑)。今回は出てませんけど、(山田)花子に対しては一時期(キツく)いかないようにしてたんです。東京でやるとお客さんが引くっていうのがあったんで。でもこの間久々に花子と営業で一緒になったんで、バーン!ってやったら「やっぱり痛いですね」って言われました(笑)。

ーーなるほど(笑)。では、肉体的に衰えを感じることはありますか? 

こないだ大阪マラソン走らせてもらったんですけど、5年前より30分早くなったんですよ。もちろん練習もしたんですけど、「ああ、まだ体力はあるな」って思いました。老眼とかは出てきましたけど(笑)。マラソンは、コーチに"年齢を重ねてからの走り方"みたいなのを教えてもらって。それで、「ああ、可能性があるんだ」と。でもそれは舞台でも多分同じですね。やっぱり30代はやみくもに、とりあえず舞台で暴れりゃええとか、先輩に対して思いっきりいけばいいっていう状態でやってましたけど、今は周りは後輩の方が多くなってたりとか。その中でどうするかっていうところで、40代は40代の、50代には50代のやり方というか......、年代ごとに、本当にちょっとした自分なりのモデルチェンジはしてるつもりなんです。見てる人はそんなに大きくはわからないと思うんですけど。
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ーーこれまで東西の両方で座長を経験されてますが、東西の新喜劇の違いは感じますか?

大阪では新喜劇をテレビで放送してるから、今考えると浸透してる分、ラクでしたね。ラクというか、「待ってました!」感があるというか。東京は放送してない......最近はMXテレビで放送してますけど、僕は出てないし、東京で放送される前からルミネで新喜劇をやってたんで、東京では一から作らないといけないってうのはずっとありましたね。だから「原点を忘れない」っていうか......。一から「この人はこんなキャラですよ」っていうネタ振りをして、丁寧に振って振ってやっと笑いになるっていう部分があって。今でも営業なんかは大阪のメンバーと行かせてもらいますけど、そらラクですね。お客さんが「待ってました!」なんで、そこをやると間違いなくウケますし。だから逆に、東京のメンバーだけで営業に行くといい勉強になります。そういう意味では、両方を経験することで、未だにどっちも新鮮な気持ちでやらせてもらえてる面がありますね。

ーー先日石田さんのブログを拝見したら、地方の営業先で、間寛平さんや坂田利夫さんと楽屋で話されていて「先輩に人生の訓示をいただきました」って書いてあったんですけど......。

(爆笑して)いやいや、ほんまはそんな、訓示なんてもらってないです。アホみたいに坂田師匠がキレた話とか、昔話をしてただけで。でも、楽屋での空気作りなんかも含めて、やっぱり舞台上で長年やってこられてる方と絡ませてもらうと、若い子にはないものを感じますね。

ーー先輩から参考になることを教えてもらえる?

う~ん、先輩から学んだこと......「楽しけりゃええやん!」ですかね(笑)。「笑いが世界を救う!」みたいな。でもああいう先輩が新喜劇に所属されてて、ずっとその歴史をつないでいって、僕も若い子につないでいってできてるものなんで。やっぱりこれだけ上から下まで年齢層の幅広いメンバーでお芝居を作っていくってあんまりないと思うんですよね。だいたい同世代で作ることが多いじゃないですか。お笑いの劇団でこんな年齢層の幅広いメンバーでお芝居を作っていけてるからこそ50年以上続いてるんやと思いますし、歴史を感じさせてもらってます。

ーーその長い歴史の中で、演じるキャラクターがかなり変化する方もいらっしゃいますもんね。

そうですね。浅香あき恵さんなんて、最初は「べっぴんさん」でしたからね。で、僕らが新喜劇に入った頃に「ブサイク」やって言われて。僕がたぶん最初に「ブサイク」って言うたと思うんですけど(笑)、当時はすごい泣いてたらしいですよ。僕は入りたてで、何もわからずになりふり構わずズバッと言ってしまったんですけど、でも今はブサイクをめっちゃ売りにしてるじゃないですか(笑)。そんなふうに形が変えられるなっていうのはありますね。例えば、頭ボーボーやった人が髪が薄くなってしまったりとか(笑)。そういうのは僕もこれからあるかもしれんし、どうなるかはわからないですけど、いい感じでの転がり方はしてるなと思いますね。

ーー逆に、後輩から相談を受けたりすることもあるんですか?

そんなにはないですけど、ただやっぱり、東京で新喜劇をやりたいのにやれてないっていう子の話は聞いたりするんで、こういう機会を作ってあげたいなとは思いますね。「やってることは間違ってないし、ずっとやってたらいつかは必要とされるときがくると思う」みたいなことも言いますし。そういう意味でいうと、(石田笑店は)試せるし、今の大阪のメンバーともできるっていうのは(東京の子たちにとっても)ええのかな~と思いますね。あと、僕は基本「回し」なんで、回しの役回りの子からはどうしたらいいかっていう相談をされることはありますし、たまに飲みに行ったりもしてます。

ーーでは最後に、意気込みをお聞かせください。

12月10日、僕の誕生日に「石田笑店」をやらせてもらうことになりましたので、一緒に誕生日を祝いに来てください(笑)。祝いに来て、笑いに来てください!
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【石田靖】

鬼奴、しんじ、クニが『キュートンものまねクリスマス』の見どころを語る!「キュートン男性陣は癒し系のジェントルマンばかりで癒されます」と鬼奴!!

12月17日(土)、東京・新宿文化センター 小ホールにて『キュートン特別講演「キュートンものまねクリスマス」』が開催されます。

キュートンとはキートン、くまだまさし、しんじ、椿鬼奴、アホマイルド坂本、クニによるユニット。今年1月以来となる同ライブでは、キュートンメンバーが誰しもが知っているあの人のものまねを見せたり、新ネタをお披露目したりと、クリスマスらしいスペシャルな内容が予定されています。
11月下旬、インタビュー取材を敢行するために、よしもと本社で会議中のキュートン・メンバーを直撃! も、会議室にいたのは、椿鬼奴、クニ、しんじの3人のみ......。スタッフ曰く、「今日は3人しか来てません」とのこと。なんて自由なユニットなんだ!と驚きつつ、その場にいたお三方に、今回のライブの見どころを訊きました!

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(向かって左から:しんじ/クニ/椿鬼奴)

*  *  *  *  *

――えーっと......今日は鬼奴さん、クニさん、しんじさんだけなんですか?

鬼奴 そうなんです~。申し訳ないんですけど、来られる人が来るというスタイルでして。
クニ これ、僕は良くないことだと思ってますけどね、なんで半分来てないんだよっていう。長年の信頼からというか、緩さというか。
鬼奴 うふふふ......確かに。まぁまぁ、みんな、仕事があるんでしょう。
クニ そうだね。サボってる訳じゃないんですけど、すごく自由な感じです。しんじさんなんて毎回来てるのに、一言も喋らずに帰ることもあるんですよ。提案なんて、10年くらいしてないんじゃないですか。
しんじ ......11年くらい、してないかもしれないね。
鬼奴 11年ねぇ......。ただ、しんじさんが会議を休んだことは一度もありません。
クニ 無遅刻無欠席ですよね? いつもいますけど、会議で話したことはなんにも覚えてないと思います。
しんじ ............(笑いながら頷く)。

――(笑)今回のライブに向けての打ち合わせは、既に何度かされているんですか?

鬼奴 3~4回はやってますかね。
クニ はい。やることは大分決まったので、あとは詰めていくだけですね。
鬼奴 今回の『キュートンものまねクリスマス』は、私たっての希望でやることになったんです。ものまねが好きなので、みんなでやったら楽しいんじゃないかなと思って提案したんですけど、最初は反発もありました。
クニ ものまねのレパートリーを多く持ってる訳じゃないから大丈夫かなぁっていうのがあって。クオリティ低いものまねで、お客さんが怒らないかどうかっていうのが心配だったんですよね。ただ、奴とかキートンさんはクオリティの高いモノマネを持っているので、その辺は信頼してます。ほかのメンバーは全力を尽くしはしますけど......まだちょっと心配ですね。
鬼奴 今回はユニットでやるものまねもありますし、個人でやるものもありますし、私がプロデュースするコーナーもあります。個人でやるものまねは、それぞれまだ隠し持っていて。
クニ 鮮度的に痛むのが早いものまねといいますか、1回笑ったら使い物にならなくなることが多々あるので、みんな「本番を観てろよ」っていう感じで。ライブでの一瞬に懸けてます。
鬼奴 ポスターには今までにやったことのあるものまねを収めたんですけど、この中からいくつか出てくるという感じですよね。全部はやりません。着替えやらなんやら、支度に時間がかかるものはできなんです。私でいうと......カレークックはできないと断言してもいいでしょう! ただ、いつものおなじみのコーナーをやる中にものまね色があるという感じなので、これまでとライブ全体ががらりと変わるということではないです。だから、元々キュートンを知っている方には、"あぁ、出た!"と思いながら観ていただけるんじゃないかなと思っています。
クニ とは言え、クオリティに関してはホントに誇れないっていうか。世の中にあるくだらないものって面白くて素晴らしいじゃないですか。キュートンはそうではなく、くだらないって落胆されるものの中では純度が高いパフォーマンスをしてるって自負してるって感じんです。僕個人の意見は、ですけどね。

――くだらないことに変わりはないけど、賞賛されるタイプのものではないと。

クニ そうです、そうです。キュートンで、僕が目指すところはウ○チですから。スポットライトを浴びられるウ○チになりたいです。

――しんじさんはどうですか?

しんじ 僕ですか? 僕の目指すところは......うーん、そうですね、スポットライトを浴びたゲロですかねぇ。ゲロでもスポットライトは当たるんだぞっていうところを見せたいというか。
鬼奴 ......ウ○チのあとに、ゲロっていう弱めの言葉を選ぶっていう(笑)。
クニ ふふふふ! 質問されたことに困っていたように、しんじんさんってなぁ~~~んにも考えてないんです。
鬼奴 そうですね。たぶん質問してくださらなかったら、ずっと喋らなかったと思いますよ。
しんじ ......考える脳がないんです。
鬼奴 うっ..................ふふふ!
クニ ふははは! しょ~~もないっすねぇ!

――あははは! 鬼奴さんの目指すべきところはどうなんですか?

鬼奴 2人のようなことは全く思っていないので、一緒にしないでいただきたいなと。私はずっと歌手になりたくて。キュートンのディーバとして活動していきたいということもあって、今回ものまねをやりたいなと思ったんですよ。

――じゃあ、今回のオススメの企画を何か、言える範囲で教えてもらえませんか?

鬼奴 言っちゃっていいかな?
クニ はぁ......言っても伝わるかどうか、わからないけどね。
鬼奴 私以外の男性メンバーが猫になって遊ぶっていうコーナーをやります。私は大好きで、本当にかわいいので猫カフェ感覚で癒されると思います。
クニ 僕らが猫になるんですけど、全然楽しくないんですよね。今日の会議で「猫ちゃんをクリスマス仕様にしよう」っていう話になって。奴が「トナカイの角を付けよう」って言い出したんで、「ちょっと待って。そうなると、トナカイの角をつけたおじさん達になっちゃうよね? 猫の要素はなくなっちゃうよね?」って意見したんです。
鬼奴 私は問題ないと思ってます。猫がトナカイの被り物をしているように見えればいいんですから。
クニ いやいや。猫って言っても、ヒゲ描いてにゃーにゃー言ってるおじさんがいるだけなんだよ? それにトナカイの角をつけたら、ただのおじさんでしょ?
鬼奴 それでいいのよ。ちゃんと猫の要素が入っていればいいんだから!
クニ 猫の魂が入っていればいいの?
鬼奴 そうそう! それでいいの!

――(笑)会議って、いつもそんな感じで進んでいくんですか。

鬼奴 そうですね。猫のコーナーはいつも男性陣に嫌がられるんですよね。
クニ あのねぇ......自信がないんですよ(笑)。おじさん達がニャーって言いながらお客さんのところへ行っても喜んでもらっているようには見えないですし、何かを求められている感じにも思えないんですから。
鬼奴 いやいや、もっと自信を持って欲しい。みんな、かわい~~~い猫なんだから! そんなネガティブなことを言ってたら、猫がかわいそう!
クニ 猫背負ってやってる訳じゃねーし!!!
鬼奴 (うつむいて)私はやって欲しいのよ......。ストレスの多い仕事をしている女の子は、きっと喜んでくれるはずです。だって、私はかわいいなっていう目で、みんなの猫を観てるから。
クニ ふっ、かわいいなと思ってる人が目を反らさないでしょ? 毎回、お客さんと目を合わせようとしても、視線がずれるんだよ?
鬼奴 それは......猫アレルギーなのかもしれない。とにかく、猫ちゃんのコーナーはキュートンの今後を担っていくキラーコンテンツだから!
クニ ......っていうんですけど(苦笑)。
鬼奴 5人には全く響かなくて反発されますけど、私は今回もやりたいんです。
クニ 会議では揉めましたけど、手打ちになった理由があって。「膝パットを付けてくれるならやるよ」って言ったんです。

――あぁ、確かに四つん這いですもんね。

クニ はい。膝が痛くなるんで、「ケアしてくれるならいいよ」って。
鬼奴 「まぁ、それならいいでしょう」ということで、みんなの意見を飲みました。

――全員の意見が一致しない企画でもやることはあるんですか?

鬼奴 その辺、キュートンは民主主義なので多数決で決めます。
クニ 個々のコーナーは誰かが無理を言ったことに対して逆らえないパートだったりもするので、そこは理解できないけど手伝おうかってスタンスでやってます。......尖った意味じゃなく、キュートンのメンバーはみんな、無理に売れようとしてないっていうか。もちろん売れることに前向きではあるんですけど、キュートンを続けていくことに重要性を感じているようなところがあるんですよね。もちろん『あらびき団』(TBS系)に出させてもらったりとかいい時もありましたけど、ずっとこのユニットを続けられることのほうが大事な気がします。
鬼奴 キュートンとしては年3回はライブをやりたいんですけど、昨年は1回、今年は2回しかやってないんです。ライブが終わるたびに「もっとやりたいね。またやろうね」って話すんですけど、いつの間にか1年過ぎちゃって、まぁいっかってなるんです。のんびりしてるんですよね、みんな。

――絶対をつくらないからこそ、長い間続けていられるのかもしれないですね。そもそもキュートンというユニットは、どういういきさつで生まれたんですか?

鬼奴 前身のライブがあったとは聞いてます。
クニ キワモノが出る舞台がなかった時に、よしもとの社員さんが「お前ら、どうせ何もすることがないんやろ? やったら、ユニット組んでライブやったら?」って言ってくれて、チャンスをもらったんです。みんな他にすることがなかったんで、稽古場に集まってボール遊びとかするようになって。
しんじ 稽古場が広かったんだよね。
クニ そうそう。で、仲良くなってキュートンになった感じです。だから、同じ志を持つ者が集まった訳ではないんですよね。
鬼奴 私はキートンさんからスカウトしていただいて。以前のコンビで声をかけてくださったんですけど、解散してたので1人ずつ入ったんです。当時は9人いたので"キュートン"というユニット名になったんですけど、結婚したり、実家の中華料理屋さんを継がれたりして6人になりました。以前は、はいじまさん(はいじぃ)もいたんですけどね。

――そうだったんですね。同じ志を持って集まった訳じゃないから、意見が割れることもあると。

鬼奴 そうですね。まぁ、歌手になりたいっていう枠とゲロになりたいっていう枠で重なってるところが、キュートンなんだと思います。
クニ みんなで同じ方向を向いてはいるんですけど、理解できないことは未だにたくさんあるということですね。

――クニさん、アホマイルドを解散されてからもキュートンとしての活動は続けていらっしゃいますよね。それは何か理由があるんですか?

クニ 今、構成作家をメインでやらせてもらってまして。普通ならば、芸人活動は辞めるべきなんですけど、みんなが"そのままでいいんじゃない?"って受け入れてくれたというか。
鬼奴 アホマイルドの2人から解散するって報告を受けたんです。その時「キュートンはどうするの?」って聞いたら、クニは「キュートンを取られたら死んじゃう」って言ったんです。
クニ ......! 忘れてました(笑)。
鬼奴 そう言ったんです!
クニ 僕、キュートンはいろんな意味を含めて、リハビリ施設のようなものだと思っていて。今までの人生、このリハビリ施設ですごく救われたからこそ、ちゃんと生きて来られたのでこれからも続けたかった。だから、他のメンバーが(自分の気持ちを)理解してくれて今も続けられるのはホントにありがたいですね。
鬼奴 今回、クニはさかもっちゃんをフィーチャーした企画の提案もしてますよ。キュートンでは、解散したアホマイルドの2人が一緒にネタをやる姿も見られます。
クニ (笑)。語弊があるかもしれないんですけど、コンビでやっていくことに多少の限界を感じていたんです。今、お互いの立場が変わったことによって、仕事を振り合える仲間になれたというか、お互いフットワークが軽くなりました。

――今日、キュートンのみなさんのインタビューをさせていただくということで、何を伺おうかなと考えていたんです。で、今まで拝観したライブを思い出してみたんですけど、面白かったなぁという楽しい気持ちはじんわり覚えているんです。でも、何をやっていたのかを全く思い出せなかったんです。でも、そこがキュートンの魅力なのかなと。なんだか良くわからないけど面白かったなぁっていうことでいいんじゃないかと思いながら、ここに来たんです。

鬼奴 そう! そうなんです!
クニ 素晴らしい解釈!
しんじ ......!!!(ものすごく大きく頷く)
鬼奴 それ、正しいです。キュートンは観に来られた方の役にやってはいけないと思うんです。タメになったなぁとか、こういう考え方の人がいるんだなぁとか。
クニ 立派だなぁとかね?
鬼奴 そう。そうなったら、私達はおしまいですから。ただただ笑って帰ってもらえるのが、いちばんです。
クニ ただ1つ言いたいのは、キワモノを目指してこうなった訳じゃないっていうこと(笑)。
鬼奴 そうそう。普通のつもりだったのに、なぜかはみ出しちゃったんですよね。キュートンのメンバーって、実はメジャー指向が強いんですよ。みんな、巨人ファンですし。
クニ みんな、アメリカも好きだもんねぇ。

――ははは! 今回のライブも大いに笑って、帰っていただきたいですね。最後に、よしもとニュースセンターを観てくださっている方々に向けて、お1人ずつ意気込みをください!

鬼奴 クリスマスの1週間前の土曜日にライブをやります。何も予定がないなっていう人は、猫に触って癒されて欲しいなと。もしかしたら出会いもあるかもしれませんから、諦めずに人が集まるこのライブに来て欲しいですね。キュートンの男性陣は草食系ジェントルマンばかりで、癒されますから。ぜひいらしてください。
クニ 他に楽しいことがあるんだったら、そっちへ行ってもらってもいいと思います。まぁ、疲れている人がいるなら、我々は受け入れます! お客さんが何を選ぶのかは自由です。僕らは誰も拒みませんので、どなたでも来ていただければと思います。
しんじ ......うーん、そうですねぇ。2016年12月17日を......えぇーーっと......新たな記念日にしましょう!
鬼奴 うふふ......しんじさんとお客さまの記念日?
しんじ はい、そうですねぇ。
クニ 何それ。今、考える時間あったでしょう? ホントにな~んにも考えてないんだから!(笑)
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【しんじ】【椿鬼奴】【クニ】

2016年11月30日 (水)

40周年記念ライブを控える村上ショージへインタビュー!「俺、ライブが好きなんやろうな。だって面白いもん」と笑顔で語る!!

12月11日(日)に大阪・なんばグランド花月で、12月16日(金)に東京・ルミネtheよしもとで芸歴40周年ライブ『売れるまでの下準備、スイッチオン!~押してなかったんや......「うん。」~』を開催する村上ショージがインタビューに応じました。
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まず触れておきたいのが、蛭子能収さんが描いた個性的なライブ告知ポスター。
「せっかく描いてもらったから、蛭子さんに『ありがとう、ポスター』って電話したら、『何? 何?』って言われて。『いや、ポスター描いてくれたやろ?』『誰の? え、どれ?』『俺のや!』『あぁ、描いたっけ?』って言われたんで、『もうええわ! とりあえず電話したからな』って切ったりました。蛭子さん、自分が描いたことを覚えてなかったです」と笑います。

東西ともに豪華なゲストが出演しますが、「仲がいいというか、かわいい後輩に出てもらうことにしました」と話すショージ。「中川家は昔からよく知ってるし、番組も一緒になることが多いんで。次長課長は、河本くんが結婚するまでご飯を食べに行ったりしていました。結婚してからは奥さんがご飯作って待っといたらあかんから、急には誘われへんようになったけどね。そういうところ、気を遣うんですよ、僕(笑)。あと、銀シャリは関西の番組でよく一緒になるし、千鳥は大悟とご飯を食べに行ったり、飲みに行ったりしてる仲なんです。で、雨上がり(決死隊)は(明石家)さんまさんの番組でよく一緒になっていて......130Rは2人で出るのが珍しいみたいやね」と、それぞれの出演者について説明。
先輩の間寛平も出演しますが、「寛平兄さんは、さんまさんを通じての仲。今も『明石家電視台』の収録が始まる前に3人でゴルフをやってるんです。兄さんは忙しいんでスケジュールが空いてないんちゃうかなと思ったんですけど、調整してくれて出てることになりました。マネージャーには『みんな、忙しいんやから無理言うなよ~』言うてるんですけど、たくさん出てくれることになりました」と感謝します。
そんな豪華なゲストたちと一緒に披露する予定となっているのは、ユニットコント。「以前、品川にあった劇場で中川家らとやっていたコントを広げてやろうかなと。出てくれる人らはみんな、臨機応変になんでもアドリブで返してくれる実力を持っているし、言うたこと以上をやってくれるんでどうなるか楽しみです」と期待を寄せます。

娘であるピン芸人・バターぬりえとの親子漫才も、今回の注目ポイント。
「昨日、一緒にご飯食べたんですけど、『こんなネタするから頼むで』って言うたら『はははっ! おもしろいやん』って言われました」と笑顔を見せつつ、「娘はあんまり人の言うこと聞かへんタイプやし、親も親やしねぇ? 柱だけつくって、あとは自由にいろんな枝葉をつけていこうと思ってます」と話します。バターぬりえがショージの娘だと明かした時、驚かれるとともに周囲の芸人からは「よう観たら、芸風似てる!」と言われたそうで、「娘が『似てへんわっ!』って。俺も似てへんと思うてたけど、2人で観てみたら『確かに似てるなぁ』って納得しました」と笑います。
また、新作のピンネタについては「ネタというより、フリートークのように喋る感じになるんやないかなと。大阪と東京で喋ることは変わってくると思います」とのこと。今回のライブではギターの演奏も披露する予定だそうで、「9月に無料のギター教室へ行ってきました。向こうの先生はまさか僕が無料で来るとは思ってなかったみたいで、ビックリしてましたよ(笑)。ギター教室にも通ってるんですけど(取材日は11月上旬)、どれだけできるようになるのか」と不安を口にしつつも、「まぁ、でけへんかったらでけへんかったで、プロに弾いてもらおうかなぁ」とあっけらかんとした様子です。

12月7日(水)には、『浅草キッド』でCDデビューも果たすショージ。同曲の作詞・作曲を務めるビートたけしさんのところへ直々に「この曲を歌わせてもらいたい」とお願いに伺ったところ、笑いながら『好きにしていいよ。バカヤロー』と言ってくれました」と快諾してくれたことを明かします。「来年からは本格的に習おうかなと思うてるんですけどね。将来、ギター漫談でもできたらええなと思っていて。ドゥーン!ばっかり言うてられへんからね!」と、次なる芸に向けても意欲を見せました。

今回のライブタイトルに『売れるまでの下準備、スイッチオン!』とありますが、そもそも売れていなければ40年も続けられないもの。そのことを本人にぶつけると、「いやいや、売れてはないんです」と、やはり否定します。
「周囲の人達のあたたか~い気持ちでやらせていただいているというか、温水プールの中で育てられた部分もあります。"俺はこれでやってきた"という確固たるものを持っているわけでもないですしね」とこれまでに出会った人達に感謝しつつ、「続けて来られたのは人間性的な部分もあるでしょうし、運もあると思います」と分析。今まで計画的に活動してきたことはないと言い切り、「『こんなんやってみます?』って言われたら、やります。失敗は別問題で、ベストを尽くしてもダメやったらしょうがないというつもりで、いろんなことに一生懸命、挑戦してきました」とこれまでの活動を振り返ります。
後輩から、芸についての相談もよく受けるんだとか。「『兄さん、なんで僕らはテレビに出られないんですかねぇ?』って言われるんです。『いやぁ、面白けどなぁ』って言いながらも向き不向きもあるからなぁと思いつつ、僕は『なるようにしかならん』っていつも言うんです。努力することはすごく大事やけど、努力したからといってたくさんのお金が貰える仕事ではないですからね」と言い切ります。
「芸人っていう好き勝手で自由なことを職業としてできて、そんなことをしてお金が貰えるって最高でしょう? 朝早くに起きて毎日、同じ電車に乗って仕事に行ってる人は、そうやって安定したお金を稼いでる。だけど、(1日の使い方としては)ある程度の時間に起きてぼーっとしながら陽が沈むまで観といてもいい訳じゃないですか。そうやっていてもお金は貰えないけど、それはそれで幸せな時間でしょう?」と、それぞれの生き方に価値があると言及。「生き方や考え方はみんな違うんやから、自分が幸せやと思うことをやったほうがいいんです。人間はいつまでも30代、40代を保てるわけはなくて、年輪を重ねていくんやからね。衰えていったときに、自分が幸せやったと思えるかどうかが大事なんじゃないですかね」と語りました。

「ライブは約1ヵ月後に迫ってるんですけど、まだ何もできあがってないんですよ(笑)。東京オリンピックじゃないけど、"ほんまにこれ、間に合うんか?"と思いながら準備してる毎日です」と焦りも見せつつ(※取材は11月上旬)、「でもまぁ、屋根がなかったらなかったで、雨の中でもバレーボールせなあかんぞという気持ちですよね。コケたらコケたで面白いじゃないですか。『あれ、中身なかったなぁ』って言われたら、『誰がやねん!』ってツッコみながら『なぁ? なかったやろ?』って笑えばいい。『あれ、グダグダやったなぁ?』『グダグダやったやろ?』とか言い合えるほうが、後々、面白いですからね」とショージらしいコメントを。
「だから、最初から100%のものを作るんじゃなく、60%くらいのものを本番に持っていって100%にできればいいかなって。蓋を開けてみたら30%しかなくても、それはそれで面白い。僕はそういう生き方をずっとしてきましたから、今回もそうしたい」と、40周年記念ライブも"なるようになる"精神で挑むよう。さらに「舞台は人のせいにでけへん部分が多い。そういう意味でも俺、舞台が好きなんやろうなぁ。だって面白いもん」と、舞台の面白さを噛み締めるように反芻しました。

「大きいライブは、今回が最後になると思う」と話すショージ。豪華ゲストのみならず、舞台という生の空間で生み出されるショージの笑いは、どんな人でも大いに楽しめるはず。思いっきり笑いたいという方は大阪のなんばグランド花月、そして東京のルミネtheよしもとで、40周年ライブをぜひともお楽しみください!

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【村上ショージ】

2016年11月28日 (月)

タケダレコード広島&金沢公演が決定!

バッファロー吾郎・竹若、野性爆弾・くっきー、パンクブーブー佐藤、バッドボーイズ佐田、NONSTYLE石田、永久ゲスト・土肥ポン太のピンネタライブツアー「タケダレコード~我らピンネタ地球防衛軍~5惑星ツアー」大阪、名古屋、福岡公演に続き、広島公演と金沢公演が決定しました!

 同ライブは2014年、竹若、くっきー、佐田の3人が「R-
1ぐらんぷり」出場を目指してライブ「筒子(ピンズ)~R-1の決勝で会いましょう~」を始めたことがきっかけです。

3人の独特なピンネタを一度に観られる面白さと、グッズで作ったソフビ人形が完売するなどで話題に。昨年2015年に佐藤、石田を加え「タケダレコード~輝け!ピンネタ大賞~」として再出発しました。

 広島・金沢公演のチケット一般発売は12月3日から。今後、
メンバーがネタより力を入れているというグッズなどの情報もタケダレコードオフィシャルTwitterに掲載予定です。各地のみなさんぜひこの機会に御来場ください!
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~竹若、くっきー、佐田コメント~
竹若:5人になって空気変わりましたね。すごくやりやすい。
くっきー:飲みに行くのが楽しくなった。各地方で飲みたい。
竹若:ネタもちゃんとやってますよ。みんなで前乗りして、
その土地を散策しながら見つけたご当地ネタを入れたり。
ライブまでにテンション上げてます。
くっきー:なんなら店はよ閉まるから、ライブちょっと巻こうかって。
佐田:ハッキリ言うたな(笑)
竹若:石田とてっちゃん(佐藤)がちゃんとしたネタをやってくれるので、
そこが変化としては大きいですよね。この3人がより好きなネタを
思い切りできるという。
くっきー:いろんな芸人、漫才師、コント師がいて、それぞれ
ブレーンのネタを書く側の人間が集まってるわけじゃないですか。
そんな芸人たちのピンネタってみなさん今日意味あると
思うんですよね。
佐田:川島さんとか哲夫さんとか、ボケの方々と
ご一緒するのはほんとに勉強になります。脳みそを見れるというか。
まだ自分で満足いくネタはできてませんが。
くっきー:いいネタはできてます。「R-1ぐらんぷり」の予選で
全部違うネタでいけるくらいになったらR-1出ます。
まだ、地方によってお客さんの反応が違うんですよね。
どこ行ってもまんべんなく笑ってもらえるネタが作りたいですよねえ。
佐田:誰が言うとんねん(笑)
竹若:全国どこ行ってもいい舞台ができれば、打ち上げでいい食事ができると。
くっきー:ほんまそれ。
佐田:また石田がよう細かく動いてくれるんです(笑)。
くっきー:今後は行ける土地をどんどん増やしていきたいですね。
グッズも前回より充実させて、ゆくゆくは原宿とかに店舗持ちたいですよねえ。
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~石田コメント~
 先輩方からこのライブに誘ってもらって「ぜひお願いします」と即答しました。打ち合わせに行ったら川島さんから「石田客呼ぶやろ」と、すごく正直な御意見をいただきまして(笑)。それでもほんまに嬉しかったですね。ただ打ち合わせの内容が、一番長いのがチラシのデザイン。その次がグッズ。その次が打ち上げ。そこからやっとライブの内容でした(笑)。
 元々ピンネタライブはやってるんですが、正直ありがたいんですけど、ウケやすい環境というか。まったく違うタイプのお笑いをする方々の中でやったらどうなのかなと思って。そしたら、ネタの順番くじ引きなのに、そのあとなぜか「交渉」っていう時間があって。僕、最年少やから無理矢理最後にさせられて。そんで、川島さんのネタのオチで悲鳴が起こって、次が僕の出番とか。もう全部が新鮮です。
 ただ川島さんのネタとか見てたら「やってみたいなあ」と思えてくるんですよね。僕のネタは誰もがなんとなく使いこなせる、小学校中学校くらいの計算式しかやってない。逆に川島さんは大学院だけでやるような専門的な方程式でやってるから、真似しようと思ってもできない。方程式が理解できない。しかも、普段劇場で見てて「大胆な人だな」と思ってたら、ご一緒してみると、照明、音のタイミング1つ1つ繊細がなんですよ。知らなかったなあ。
 竹若さんのピン芸も見たことなかったんですが、竹若さんいつもいろんなことに挑戦してはって。スタート地点から、「なんでこのネタ思いついたんやろ」と思うようなネタばかりですごいです。佐田さんはヤンキーのイメージですけど、すごく実は慎重なところがあったり。ピンになるとまた違うんだなと。このライブでしかわからない一面が見られますね。
 ライブ終わったあとなんて、このすごい面子でお客さんとの触れ合いもしますからね。お見送りしたり、アイドルみたいに列ができたり。ポン太さんが色紙売りに徹したりしててビックリするんですが、すべては早く打ち上げをするためやと思います(笑)。
 もう結構芸歴重ねたんですが、このライブでは久々に後輩の役回りを一生懸命してます(笑)。川島さんと土肥さんの好き嫌いが多くて打ち上げの店選びが大変!
あと、唯一このイベントだけは手売りしてます。そのくらい観て欲しいイベントです。一発勝負なのでスベる可能性もありますし、そんなんもぜひ観て欲しいです。

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●広島公演

2017年2月25(土) よしもと紙屋町劇場(※下記詳細あり)

●金沢公演

2017年3月18日(土) 北國新聞赤羽ホール(※下記詳細あり)

●大阪公演
2017年2月3日(金) 大阪・HEP HALL
●福岡公演
2017年2月4日(土) 福岡・福岡市民会館
●名古屋公演
2017年2月24日(金) 愛知・今池ガスホール



【バッファロー吾郎・竹若】【野性爆弾・くっきー】【パンクブーブー・佐藤】【バッドボーイズ・佐田】【NON STYLE・
石田】【土肥ポン太】

2016年11月15日 (火)

DVD『IPPONグランプリ 15』発売記念! オードリー・若林正恭インタビュー!

「お台場笑おう会」に招待された、大喜利を愛する芸人10名による芸人大喜利王決定戦『IPPONグランプリ』。その、半年に一度行われる『IPPONグランプリ』の2016611日放送回が、番組ではオンエアしきれなかった超もったいない回答を盛り込んだ完全版として1116日(水)にDVD発売されることに。

常連組のバカリズムや千原ジュニアなどの多種多様な"IPPON"が見られるのはもちろん、『IPPONスカウト』優勝者である麒麟・川島明や今野浩喜のほか、サンドウィッチマン・伊達みきおやナイツ・塙宣之など初出場も豪華な顔ぶれの第15回大会。特典映像には一般の方から寄せられた名回答を紹介する『IPPANグランプリ』が収録され、毎回大好評の出演者による副音声は、予選(『IPPONスカウト』)から勝ち上がった初参戦の麒麟・川島と今野浩喜が登場します。

このたび、DVD『IPPONグランプリ 15』が発売されるのを記念して、第15回の優勝者であるオードリーの若林正恭さんに、11月19日(土)にオンエアされる『IPPONグランプリ』の収録直後の余韻も冷めやらぬ中、改めてお話を伺ってきました!
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ーー前回大会で優勝したときの気持ちを改めてお聞かせください。

あのときはもう、問題を考えるのに精一杯で、今何ポイント取ってるのかも考えられないぐらい問題に集中してたので、(優勝が決まって)紙ふぶきがバンバン!ってきたとき、「あっ、そうか。3ポイントか」って思ったぐらい、すごいヘンなところに入っちゃってましたね。なので榎並(アナウンサー)さんとの絡みが雑になっちゃって。そこはずーっと反省してたんで、今日謝れてよかったです(笑)。

ーー『IPPONグランプリ』優勝というのは若林さんにとってどんなことだったんでしょうか。

やっぱり出てるメンバーもすごいですし、松本(人志)さんがチェアマンとして開催されている大会ということで......。僕らは中高生の時、クラス中がダウンタウンさん一色の世代で、僕らの世代では松本さんって本当に大きすぎる存在なので、その松本さんが開催される大会で優勝したっていうことは非常に嬉しいですし、地元の友達も喜んでましたね(笑)。

ーー番組終了後、松本さんと何かお話はされましたか?

いえ、それはなかったんですけど、その後、『ダウンタウンDX』に出させていただいたときに、本番前に初めて松本さんの方から話しかけてくださって。それがめちゃくちゃ嬉しくて、ちょっと本番で肩に力が入りすぎちゃいました(笑)。

ーーその優勝があって、今日はディフェンディングチャンピオンとしての出演になりましたが、出演時の気持ちに変化はありましたか?

いや、そこは特に変わらなくて。始まっちゃうとお題のことしか考えられなくなるんですよ。そういうこともあって、あんまり榎並さんとうまくいってないのかなって(笑)。いや、うまくいってないこともないんですけど、僕の余裕がないのかなと思いますね。でも、そこはあんまり関係ないというか、やり始めちゃったら楽しいんですよね。

ーーじゃあ、前回の優勝のことは特に意識せず?

そうですね。ただ、前回優勝してちょっと悪い意味で気が大きくなってたのか、3問目(のお題)ぐらいから「あれ? これじゃダメなんだっけな?」みたいな、そういうヘンなゾーンに入っちゃって。そういうときもあるんで、やっぱり水物ですよね。

ーー『IPPONグランプリ』という番組の魅力はどういうところだと思いますか?

やっぱり競技になってるので、どうしても負けたくないという気持ちが出てきますし、参加されてるみなさんも他の番組とはまた違った顔とか集中力が見れるんで、どの番組よりもいちばんヒリヒリしていて、そういう意味ではやっぱり楽しいですね。

ーー他のネタ番組とはちょっと違う?

空気感が違いますよね。先輩たちが緊張してる顔ってあんまり見ないので......(笑)。やっぱり特別ですね。

ーー出場期間が空いた時期がありましたけど、そういう時はやっぱり出たいなと思われてたんですか?

大喜利が好きなので、出たいなという気持ちはやっぱりすごくありましたね。
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ーー麒麟の川島さんは、番組収録の数週間前から『IPPONグランプリ』のことが頭から離れなくて、なんでも大喜利で考えてしまって、頭が"大喜利脳"になっていたそうなんですが、若林さんもそういった経験はありますか?

それはすごくありまして、スベることも普段あるので、まぁそのへんはもうしょうがないと思ってやってるんですけど、『ヒルナンデス』でクイズがあって、ボケて答えたときにあんまりウケないと、「あれ、明日の『IPPON』ヤバいんじゃないかなぁ」とか(笑)。全部の番組でダメージがデカいんですよ(笑)。なんか考え込んじゃうときもあるし。あとはまぁ、(『IPPONグランプリ』の)収録直前の番組だと春日へのツッコミがちょっと粗くなったり(笑)。やっぱそのくらい大きい番組ですね。

ーーちなみに、春日さんからは優勝したことについて何か言われましたか?

そういえば......こないだラジオで「(番組を)見てない」って言ってた(笑)ので、今回DVDが発売されたら、自腹でも1枚買って無理矢理カバンにねじ込もうかなと思います(笑)。

ーー(笑)。前回大会で印象に残っている問題や回答はありましたか?

僕、絵がヘタで、絵でなかなか1本取れないんですけど、最後に絵で勝てたのは自分でも意外で、苦手意識があったぶん、嬉しかったですね。

ーー改めて、この人の答えがすごいなとか好みだなとか思った方はいらっしゃいましたか?

伊達(みきお)さんですかね。伊達さんの回答が、今まで見てきたいろんな人の回答とは全く違う角度で入ってきて、言い方とかもすごく新鮮で。やっぱり人によって大喜利って変わるなぁというのはすごく新鮮で勉強になりました。

ーーなんか、優しい感じでしたよね(笑)。

そうですね(笑)。優しくてカッコいいっていう、なんとも言えない......。またぜひ回答を見たいですね。

ーー番組では「採点する難しさ」というのもあると思うんですけど、採点する側の時はどんな気持ちなんですか?

自分が面白いと思ったものでちゃんと押そうという気持ちもあるんですけど、やっぱりその日の流れというか、ノッてる人間のノッてる勢いがあると、言う時とか(答えを)出す時のパワーがあって、そういう時は「あぁ、決勝に行くのってこういう人なんだなぁ」って思わせる何かがありますね。答えのレベル以上に伝わってくるものがあるというか、答えがその人の勢いに乗っかってくるというか。そういう時もあります。

ーーじゃあ、現場の雰囲気というのも大きいんですね。

そうですね、やっぱり調子がいい悪いというのもあるので......。でもそんな中でバカリズムさんとか(千原)ジュニアさんは毎回ものすごい安定して高いレベルのヒットを出してるんで......ホントすごいなぁと思うし、どういうメンタルなのかなぁ(笑)って思いますね。

ーー以前、麒麟の川島さんや今野浩喜さんが「(『IPPONグランプリ』の回答者席の)ボタンを押しても押しても全然ランプがつかない」っておっしゃってたんですけど、そういうことってありますか?

僕も前に出た時に全然つかなくて、そこで筋肉痛になっちゃって、息が切れちゃって、(いざ答えを)出す時に声が出ない(笑)っていうことがあったんで、あんまりコツっていうほどでもないんですけど、つかなくても細かく押すようにしましたね。ドンドン押すと息が切れて酸欠みたいになっちゃいますし、酸素を持ってかれると考えられなくなっちゃうんで。

ーーなるほど。ちなみに、客観的に自分の大喜利を見ることはありますか?

ありますね。ここ4回くらい連続で出させてもらってるんですけど、回を増すごとに松本さんの僕へのコメントが増えてるなっていうのはオンエアで確認してます(笑)。

ーー(笑)。今後、また優勝するには何が必要だと思いますか?

ちょっと今日(の収録)でわかんなくなりましたね(笑)。ヘンなエアポケットみたいなところに3問目ぐらいで入っちゃって。いやぁ~、難しいです! 面白い人も多いですし。前回優勝できたのは、何かのタイミングで歯車がうまく合ったっていう気持ちですね。

優勝しても、まだまだ「余裕がない」という若林さん。そんな若林さんの勇姿を改めて見ることができるDVDはもちろん、11月19日(土)にオンエアされる『IPPONグランプリ』も合わせてお楽しみに!
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2016年11月 8日 (火)

あべこうじ、11月15日に開催するライブに向けて「新しいおしゃべりの見せ方にこだわりたい」と意欲!

11月15日(火)、東京・ルミネtheよしもとにて『あべこうじの「おしゃべりさせていただきます。」』を開催する、あべこうじがインタビューに応じました。
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今年芸歴20周年を迎えるあべですが、今回始めるライブは「20周年だからやるという感じではないんです。なんだったら、20周年というのを削いだかたちにしたい」と明言。「毎年、単独みたいなライブをやっていて、ここ数年はショー的なものを見せるかたちで動いてたんですけど、漫談というか、しゃべりをメインにしたライブをやりたいなと。もういい大人なので、やることを絞った中に自分の良さを出していければいいなと思ってるんです」と語ります。
そもそも"単独ライブ"という言葉に違和感を持っていた様子。「単独ライブ......僕はピンなので、すでに単独じゃないですか。だから、そういう言葉を使うのも、と思って。だったら、ワンマンかなとも思いますけど、それも単独と同じようなことですからね。だから、今回は"ただただ、おしゃべりさせていただきます"っていう感じのライブにします」と説明します。

ここ1年半くらいで、急激に視野が広がったと話すあべ。「『よしニュー』(註:「ひかりTVチャンネル 4K」にて放送中のよしもと芸人と文化人・有識者による大人のためのニューストーク番組)のMCとかをさせてもらうようになったことが大きい。知らないニュースだらけの中、MCとして質問しなければいけない場面のである程度、ニュースをチェックしておかないといけなくなったんです」と話すように、ニュースを知ることによってこれまでとは違ったものの観方ができていたり、感心を持つ情報が増えてきたりと、いろんなことを知る絶好の機会になったそう。ものの観方が変わったことはネタにも深く影響しているそうで、「ニュース的な視点を取り入れることによって、今までとは別のものが生まれてくる。興味あることや面白いなと思うことを、今回のライブでも自分の表現にしていきたい」と意気込みます。

ネタのアイデアについては、「日々の生活の中で、イヤなこととか面白いと思ったことから考えていく。だからネタを考えるために、満員電車に乗り込んでみたりしてますよ」と言いつつ、「お客さんの中にはいろんな年代の方がいるので全員に笑ってもらえるようにしないといけない。その中で、どう崩していくか。自分色にどうやって染めるのか」と話すように、見せ方には並々ならぬこだわりがある様子。「笑ってもらえるフォーマットってあると思うんですけど、そういうのができると捨てちゃって、新たに生まれてくるものを探してしまうんです」と飽くなき探究心を持ち続けています。
新しい見せ方にこだわる姿勢は、今回のライブにも色濃く反映されているよう。
「ネタとトークってありますけど、トークだって結局つくったネタみたいなものじゃないですか。僕はつくったものなのか、つくってないものなのか、みたいに、あやふやなところがいちばん好きなのです。いろんな方向から攻めたいので、今、頭の中にあることをどうやって見せるのか考えているところです」と、この取材を受けた10月末の段階では構想中であることを明かします。まだ考えている最中ということもあって、「どうなるのか不安です」と話すあべ。写真撮影の際、「今回のライブの心境を表してください」とお願いすると、このようなポージングをしてくれました。
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いつも1人でネタづくりに励んでいるそうですが、そんなあべを支えてくれるのは後輩達。「ルミネにいる後輩に喋ってみて、反応を観ながら"これネタとして使えるかな?"と判断することもありますし、ファミレスに来てもらって話すことも。その時は、強引ですけど『俺に合う話ってどういうのがあると思う?』って聞いたりもします」と発言。『R-1ぐらんぷり』で優勝した時に披露したネタは、永井佑一郎のある一言から生まれたものだそうで、「『あべさんがドレミの歌で漫談やったら面白そうじゃないですか?』って言われて。既存のものからネタをつくることはしてなかったんですけど、『俺だったらこうするかな』って言いながらその場で出てきたアイデアがネタになりました。どこにヒントが転がってるか、わからないですよねぇ」としみじみします。
芸人になってからの20年。「今も芸人としていられることは奇跡です」と答えながら「ここに来てようやく、自分の観られ方がわかりました。昔は"これ、あべさんらしいネタですね"とか言われるのがイヤだった。誰でもできることをやっているだけだと思ってたんです。でも、今は僕だからできることに固執していこうと思っています」と言い切ります。

あべといえば話芸はもちろんのこと、MCにも定評あり。芸歴の浅い若手芸人と絡むときも、その芸人の秘める個性を引き出すためにとことん追究して笑いを起こす様は、さすがの一言です。『キングオブコント』の予選では観客をリラックスさせつつ、その場を巧みな話芸で盛り上げる姿が印象的ですが、「僕は発見、感動、新しい体験っていうのがすごく好きなので、『キングオブコント』のMCは得るものが多いんです」と笑顔。「面白い人達のコントを観させてもらえる機会でもあるわけですから、ある意味、楽して面白い場にいさせてもらってるっていうことでもある。だから恩返ししたいというか、"僕がいちばん楽しんでないと、お客さんも楽しめないから盛り上げよう"っていうスタンスでやってます」と語ります。
ライブ中のトークでは、あべの怒濤のツッコミによって若手芸人の思いもよらない面白さや特徴が引き出されて爆笑が起こる瞬間をたびたび目撃しますが、「ネタ以外のところで、この人はこういうところが面白いんですっていうところを出したい。で、それを観ていた人に、"あぁ、この芸人さんはこういいうところに良さが出るんだな"って思ってもらいたいんです」と発言。ここにも、あべらしい笑いに対するストイックさが垣間見えました。

『あべこうじの「おしゃべりさせていただきます。」』は、今後も定期的に開催予定。「敢えてVol.1とはうたってません。新しい発見をこのライブでしていきたいと思ってますので、お客さんには一緒にライブをつくっていって欲しいですね」と来場を呼びかけました。


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【あべこうじ】