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2016年1月

豪華若手メンバーが沖縄に集結!「東京で次にくる若手芸人が今年一番のエピソードトークを持ってきてのトークライブ」

12月30日(水)、よしもと沖縄花月にて「東京で次にくる若手芸人が今年一番のエピソードトークを持ってきてのトークライブ」が開催され、ピスタチオ、デニス、おかずクラブ、横澤夏子、御茶ノ水男子、ラフレクラン、田畑藤本が出演しました。


同公演は、「年末!東京人気若手彩まつり」の一環で、東京の若手芸人らが忘年会と思って盛り上がろうと、おもしろエピソードを話すトークライブです。

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まずは、御茶ノ水男子がMCとして登場。御茶ノ水男子・おもしろ佐藤が会場を盛り上げるために、声をあげながら「パンパパパン」と拍手を促します。11歳の男の子にソロパートをお願いしますが、緊張と恥ずかしさで座ってしまいます。改めて、観客全員で指笛や拍手で公演がスタート。拍手に導かれて、ピスタチオ、デニス、おかずクラブ、横澤夏子、ラフレクラン、田畑藤本らがカチャーシーで登場。メンバー数名がテンションあがりすぎて、会場を走りまわると観客も大盛り上がり。

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急に横澤夏子が「ピスタチオ・伊地知大樹が気持ち悪い!」と切り出すと、親戚のおじさんのような表情とそぶりで返す伊地知。同期のメンバーも多く、こんな風に沖縄で集まれるのがうれしいと喜びを分かち合ってました。

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「女芸人同志はバチバチしてんの?」という男性陣の疑問に、横澤とゆいPが表面上の褒め合いを始めるも、"横澤
VSゆいP"のような構図が。おもしろ佐藤が白いハンカチで場をおさめようとするがあえなく失敗。

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そしてなぜか、トークのターゲットは伊地知へ。ラフレクラン・西村が伊地知のプライベートが面白くない理由を解説。伊地知はファンに対してフレンドリーだが、隠し撮りされることだけは許せないという。すると、隠し撮りの話から、デニス・植野行雄が女の子とディズニーランドへ行った話へ。やたらテロリストやマテンロウ・アントニーに間違われて困ったと、怒りをにじませながら語りました。

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ちょっと変わったファンの話では、オカリナに「愛しているので連絡ください」とゲームIDが書かれた手紙や、「きょんさんの遺伝子をください」と、衝撃的な依頼があったことが次々と飛び出します。「沖縄でのエピソードは?」という質問に、オカリナは初めての沖縄で、空の綺麗さに感動したそうです。ピスタチオは、琉球キャバクラのようなところでずっとボケまくっていましたが、沖縄のキャバ嬢のノリの良さに驚いたと話します。また、きょんが初めて行ったキャバクラで、有名アーティストのふりして悪ノリしてしまったエピソードも飛び出しました。

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トークテーマは「相方に対する不満」。藤本は、高速土下座が得意らしいが、大事な時に、運動神経が良い田畑の方が早い土下座を披露してしまい気まずかったことがあり、藤本と田畑で高速土下座の対決をすることに。きょんも名乗りを上げて、「藤本VSきょん」の高速対決も行われました。

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すると、松下がみんなに負けじと新ネタを披露。ボイスパーカッションのようなバイク音に「遠いところにバイクがある」と、メンバー全員から「おーい!」とツッこまれると会場は大爆笑に包まれました。

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横澤は、話をしてない相手をじっと見つめて
3秒後に目をそらすと、相手が恋に落ちてしまう「恋の3秒ルール」を解説。ゆいPがひそかに、藤本に「恋の3秒ルール」を実践すると、藤本が本気で嫌がっていました。

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終盤は観客からのお題をもらうことに。「沖縄美ら海水族館」では、ラフレクランがショートコントを披露。おかずクラブが「少年漫画でよく見るありえないラブシーン」、田畑藤本が「怖い人とぶつかった時」、ピスタチオが「ショートお遊戯会」など他のメンバーも次々とネタを披露します。トリで御茶ノ水男子が披露したのは「ボーイズラブ」。会場がざわつき微妙な空気になる場面もあったが、終始盛り上がった、元気で熱い年末イベントとなりました。

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【ピスタチオ】【デニス】【おかずクラブ】【横澤夏子】【御茶ノ水男子】【ラフレクラン】【田畑藤本】

芸人と観客がゲームで大盛り上がり!「年末!パンサー&ジャングルポケットまつり」

12月29日(火)よしもと沖縄花月にて、「年末!パンサー&ジャングルポケットまつり」が開催されました。


ほぼ満席で若い女性や家族連れで賑わう同公演は、パンサー、ジャングルポケット、ピスタチオ、御茶ノ水男子、デニス、田畑藤本が登場しネタを披露します。

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トップバッターは、中学校の同級生コンビだという田畑藤本。藤本淳史は東京大学の出身とのことで、高学歴ネタで幕が上がったばかりの会場の雰囲気を温めました。御茶ノ水男子のしいはしジャスタウェイは前職がスーツアクター(戦隊ヒーローの"スーツ"の中に入って演じてる人)だということで、"日常の動きをヒーローっぽくする"という特技を実演。観客から「TVのリモコンをつける動作」という要望では、暗幕から激しく登場し戦隊物のヒーローのような動作をしながら、最後は普通にTVのリモコンをつける動作に会場からはクスクスと笑いが漏れました。

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ピスタチオは、大きな歓声に包まれて登場。独特の動きや話し方で話す小澤慎一朗と伊地知大樹が手を振る動作をするだけで、会場は笑いの渦に巻き込まれます。"学校あるあるショートお遊戯会"と題し、席替えやホームルームなど学校生活でのさまざまな場面を題材にしたコントを展開。共感できるエピソードの際には、観客席からも"うーん、あるある"と大きくうなずく場面も見られました。

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続いて、登場したのは ジャングルポケット。斉藤慎二が中学の英語のヒアリングの際によく耳にする「Lesson1」の物まねやトレンディエンジェル・斉藤司の物まねをすると、観客は大爆笑しました。最後にパンサーが登場し、怨霊に扮する菅良太郎が尾形貴弘にとりついているという設定でネタを披露。菅と尾形がボケるたびに出る、向井慧の絶妙なツッこみに会場の笑いが絶えませんでした。

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後半は、出演芸人全員がステージに登場。「パンサー尾形presentsコーナー"サンキュー祭り"」と題し、39回リフティングや39回グルグルバット、39ニョッキゲームなど、尾形が考えたゲームを出演芸人と観客が一緒に挑戦します。

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39ニョッキゲームでは、芸人と観客が一丸となり達成間近だったが、39回目のニョッキの際に尾形と菅の動作が被ってしまいゲームは失敗。成功できず、本気で怒った尾形に対し、芸人たちがツッこんでいる状況に観客は大爆笑に包まれ、大盛り上がりのうちに公演は終了しました。


パンサー】【ジャングルポケット】【ピスタチオ】【御茶ノ水男子】【デニス】【田畑藤本】

総勢120人で紅白エンタメバトル! 「Kiwami極ミラクルロケット COUNTDOWN 2015-2016」

12月31日、よしもと漫才劇場で「Kiwami極ミラクルロケット COUNTDOWN 2015-2016」が行われました。「エンタメ・フィフティーンバトル!」として、総勢120名のメンバーが紅白2チームに分かれ、対戦ごとに両チームから15名ずつが参戦。ラグビーの"ONE FOR ALL"の精神で、4つのバトルに挑みます。

MCは、「なんでこの2人なんでしょうね?」と首を傾げながら真っ白なスーツに身を包んだプリマ旦那・河野と、「好きな人とMCするの夢やって〜ん」と声を弾ませる真っ赤なドレス姿の尼神インター・誠子です。「その衣装がタキシードに見えるね」とウキウキの誠子に、野村は「どこがやねん!」と全力否定。そこへ割って入るように「おーい! (MCは)プリマ旦那でええんちゃうん!」とプリマ旦那・野村が拗ねながら登場、「ほんまに付き合ってんな。付き合うのはええ、漫才の手は抜くなや」のキザな捨てゼリフで観客の笑いを誘います。尼神インター・渚も現れて「お前ら付き合ってるらしいやん。もう今年最後やし、チューせえや」と促します。会場からの手拍子にも煽られて、河野が意を決してのトライ。場内のどよめきともにイベントスタートです!

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1回戦は「ギャグ盛り上げ対決!」。先攻の【白組】は、除夜の鐘の回数と同じ『108』個の小道具すべてを制限時間内で使い切るモノボケ。進行・判定は、
タナからイケダ・田邊が担当です。挑戦するのは、クロスバー直撃、タナからイケダ、ビーフケーキ、吉田たち、カバと爆ノ介、尼神インター・渚、ロングコートダディ、サーフィンズです。カバと爆ノ介・カバが三角コーンを抱え「アメリカのとんがりコーンは大きいっすね」、吉田たち・こうへいがおたまを3つ持って番長風に「お前か、この辺でめちゃくちゃうまいスープ作るやつ」と凄むなど頭フル回転させたネタが飛び出す度、爆笑が巻き起こります。残り15秒でクロスバー直撃・渡邊が残っている小道具の一切合財をまとめて「う〜ん、こいつは無理そうだで」と、謎の観察者ネタを振り絞り強引にフィニッシュさせました。

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対する【紅組】は、ツートライブたかのりによるDJスピンのフリに合わせノリノリでギャグをするというもの。Dr.ハインリッヒ、矢野号、コマンダンテ、プリマ旦那・野村、アイロンヘッド、ツートライブ、シンクロック吉田、サンドロップ、むしゃむしゃが参加します。DJたかのりフリがもたつき、間がズレたり無音シーン発生に総ツッコミなどにぎやかに進みます。コマンダンテ・石井は「いないいない〜ババア」とキメた後、全員にハイタッチして周りご機嫌です。そのバトンをツートライブ・周平魂、プリマ旦那・野村がつなぎ、コマンダンテ・安田が受け止めアゲアゲムードを演出。アップテンポの曲とハイテンションなギャグでお客さんの笑いも止むことがありません。むしゃむしゃ・杉岡はシャツを脱ぎ出し「冠婚葬祭、これで行く〜」と仕込んでいたネタを披露。判定は、紅白の札を持った会場のお客さんに委ねられ、結果は【白組】が勝利しました。

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2回戦は「熱唱カラオケ対決!」。歌ウマ芸人を含む1チーム15名が指定されたアーティストのメドレーを歌い、カラオケの採点機能を使って競います。【白組】メンバーは、てんしとあくま、フラワーズオブロマンス、ハブシセン、セルライトスパ、インディアンス、鱒之介、ジョニーレポン。『SMAPメドレー』で「SHAKE」からスタート。観客席から自然と手拍子が沸き順調に進む中、気持ち良くなったのか3番手セルライトスパ・肥後は、なかなかマイクを離しません。フラワーズオブロマンス・たわたは、ステージの縁に腰掛け体を揺らしながら楽しげです。結果は78点でした。

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【紅組】メンバーは、青空・須藤、トット、ミルクボーイ、コーンスターチ、カキツバタ、ムニムニヤエバ、へべれけ、中山女子短期大学、サンディエゴ・大村ジーニアス。『ゆずメドレー』で「夏色」「少年」とつづき、「サヨナラバス」でエンド。15番目の、過去にCDデビュー経験のあるトット・多田にはマイクが回らず、悔し紛れにアカペラで好きなチェッカーズ「ギザギザハートの子守唄」を歌い無念を晴らしていました。結果は75点、僅差で【白組】が勝利を掴みました。

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3回戦は「しめ繩対決!」。しめ縄を使った大縄跳び&綱引きで勝敗を分かちます。【紅組】メンバーは、デルマパンゲ、くのいち、ダブルアート、二メートルズ、イブンカ、シゲカズです、黒帯、コロコロチキンペッパーズ・ナダル。【白組】メンバーは、見取り図、ジソンシン、モンスーン、マッスルブラザーズ、十手リンジン、パーフェクト・ダブル・シュレッダー・和田、ヤタガラス、ねぐらもぐら。まずは大縄跳びからで、先行は【紅組】。失敗すれば相手チームと交代になります。【白組】のパーフェクト・ダブル・シュレッダー・和田はバランスを崩した"生まれたての小鹿"のようなステップで器用に、【紅組】は前の人の肩に手を乗せ呼吸を合わせジャンプと工夫を凝らします。途中、観客も引き笑いなチョンマゲ女生徒姿の見取り図・盛山が乱入し妨げるも、35回対17回の記録で【白組】が圧勝を収めました。

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綱引きでは互いに全力を出し合い、「恥ずかしい格好した最後尾の人をステージに出さない」ようにします。【白組】優勢で進みずるずると引き出されてきたのは、「2015年1番面白かった男」タスキ&赤ふんどし姿のコロコロチキンペッパーズ・ナダル。「キング・オブ・コント2015」8代目王者に輝くなどフレーズどおりの活躍ぶりで、「そのまんまやん!」と周囲からツッコミにお客さんも同意するかのように爆笑、ナダルも少し居心地が悪そうです。ちなみに【紅組】は、ピンクバニーの衣装に身を包んだ、ねぐらもぐら・山下。肩ひもの一方が外れているのにやきもきしながら、ひとり気恥ずかしく待っていたとの告白に、どっと笑いが起こります。そして、この戦いも【白組】が勝利しました。

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最終決戦は「ダンス対決‼︎」。まずは【白組】のspan!・マコト、ジュリエッタ、祇園、ラフ次元、ヘンダーソン、シンクロック木尾、数学AB、マルセイユ、さや香・石井ら若手イケメンチームが黒スーツで、三代目J Soul Brothers「Share The Love」を。ソロパートもこなすカッコいいパフォーマンスで観客もすっかり魅了され、シェアハピダンスで盛り上がります。

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一方の【紅組】は、農作業のようなコスチュームでヘッドライト、パーフェクト・ダブル・シュレッダー・門野、span!・水本、ジャムファミリア、ガチャガチャ、回転ハッスル、おいでやす小田、ヒューマン中村、守谷日和、小森園ひろし、ファイナル兄弟・今村が「三代目J Soul Brothers 「R.Y.U.S.E.I.」に果敢にチャレンジ。「LINEでグループを作った」ほど練習に打ち込むも、ワンテンポ遅れているなど思わず応援したくなるほどの形崩れ。span!・水本を残して疲れたメンバーらがステージ放棄しますが、1番の見せ場であるランニングマンのステップでは全員が力を込めます。2チームの頑張りにお客さんも熱い拍手。判定は、【紅組】131、【白組】164と【白組】に軍配が上がり、すべてのバトルで大勝しました。負けた【紅組】はカウントダウンをステージ上ではなく、客席で迎えることに。メンバーらは客席の合間に渋々と降りて行きますが、大好きな芸人さんたちが近くにいるとあってお客さんらはうれしそうです。

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クロスバー直撃・渡邊の「ミートボールぽいっ」「ポートボールミー!」のコール&レスポンス、「フリーハグ!」のフリップを持った見取り図・盛山が現れたりなど、2015年にやり残したことをやり切っている間に、2016年が近づいてきました。空いていた客席にちゃっかり着座していたアイロンヘッド・毛利は「お客さんと一緒の目線で年を越せる。いいことじゃないですかー」と、ゆく年くる年を噛み締めてしみじみ。「55秒前」の数字がスクリーンに映し出されると、舞台上も舞台下も気持ちが高まります。いよいよその時が迫り10秒前から一斉にカウントダウン、「Happy New Year〜‼︎」と場内一体となった大合唱が響き渡りました。改めて、アイロンヘッド・毛利が「お客さんと一緒の目線で年を越せる。いいことじゃないですかー」と新年を迎えた喜びを口にします。お客さんの視線を遮らないよう通路にしゃがみこんで年越しをした【紅組】メンバーらはトーンダウン気味、新年早々ちょっぴり切ない罰ゲームとなりました。

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2組に分かれての団体戦を終えた総勢120名のメンバーたち。1月11日(月・祝)にはよしもと漫才劇場出演芸人が揃って参加する「第一回上方漫才協会大賞」での個人戦が控えています。プリマ旦那・野村は、「先人が作ってくれた漫才というフォーマットに則って、精進していきます」と高らかに新年の決意表明。どのメンバーが大賞に輝くのか楽しみです。

「第一回 上方漫才協会大賞」
●開催:2016年1月11日(月・祝) 開場19:00 開演19:30
●会場:なんばグランド花月
●料金:前売¥2500・当日¥3000(全席指定)
●出演者:よしもと漫才劇場出演芸人総出演

●プレイガイド
・チケットよしもと【Yコード:999−010】 TEL:0570−550−100
 http://ticket.yoshimoto.co.jp
・チケットぴあ 【Pコード:448−472】 TEL:0570−02−9999
 http://t.pia.jp/
サークルKサンクス、セブンイレブン

●お問合せ
チケットよしもと予約問合せダイアル
TEL:0570−550−100(受付は24時間、お問合せは10時~19時)

●主催:上方漫才協会、吉本興業株式会社
●企画・制作:株式会社よしもとクリエイティブ・エージェンシー
●上方漫才協会:名誉会長 吉野伊佐男(吉本興業株式会社 取締役相談役)、会長 中田カウス、副会長 中田ボタン
http://www.yoshimoto.co.jp/kamigatamanzaikyokai/

"セゲ! ホ~!"コールで2016年の幕開け! 大阪・オリックス劇場で「同期ライブ&アキナ牛シュタイン」のカウントダウン!

12月31日に、大阪・オリックス劇場でかまいたち、天竺鼠、藤崎マーケットによる「同期ライブ」とアキナ、和牛、アインシュタインによる「アキナ牛シュタイン」がドッキングした「同期ライブ&アキナ牛シュタイン!!最初で最後のカウントダウンLIVE2015!!~絶対お餅ろいよ!!~」が開かれました。

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オープニングはVTRで紹介された順に、メンバーが客席通路から登場。天竺鼠・瀬下&アインシュタイン・河井、藤崎マーケット・田崎&アキナ・秋山、かまいたち・濱家&和牛・川西、藤崎マーケット・トキ&和牛・水田、かまいたち・山内&アキナ・山名、そして天竺鼠・川原&アインシュタイン・稲田がそれぞれペアで現れ、手にはサイン入りカラーボール。それを投げてプレゼントすると、会場は早くも最高潮の熱気に包まれました。ステージに集結し、お客様でいっぱいの客席を見渡して「こんなうれしいカウントダウンはない!」と興奮気味の山名。大阪市内有数の大劇場だけに、その景観にメンバー全員、圧倒されている様子でした。そんな中、「本当に(お客様が)来てくれてるんですかね?」と疑い始める川原。「CGの可能性がある」と信じられないようでした。

カウントダウンに向けて、数々の企画を用意していますが、「1万秒前からカウントダウンします!」とトキ。そんなことをしていたら何もできないという理由で即却下され、まず最初のコーナー「○○でカウントダウンを迎えましょう!」を始めました。こちらは、年があけてすぐ何をするか決めるというもの。すでに企画を考えているメンバーたち、「せーの」でフリップをオープンしました。瀬下は「2015年おつかれさま瀬下ー!」。水田は「そのおつかれさま"せげ"って何ですか?」と瀬下(せした)を(せげ)と読んでいました。すると「(瀬下)豊は"ほ~"」と読めるとメンバーが口々に言い出し、「瀬下豊」で「セゲ!ホ~ォ!」とヒップホップの掛け声のようなノリに。満席の会場から返る"ホ~!"という一体感ある声に瀬下も大満足です。田崎は"ニョッキッキ"の年明けバージョンを提案。「ハッピニューイヤー!ハッピニューイヤー!ニョッキッキ!」という掛け声で全員でやりましょうとのこと。ですが、これには続きがあり、「みんなで1を出して、"あ゛~‼"と嘆く」までが田崎の提案です。実際、お客様と全員でやってみたところ、嘆きの"あ゛~‼"にもインパクトがありました。が、新年早々、下がるからという理由で却下に。トキはイラストですが、和菓子のメーカーのキャラクターが"五郎丸ポーズ"をしているもので、「あ!間違えた!」。そして「黒糖ドーナツ棒のアイナック神戸の選手のテンション」と藤崎マーケットのネタでもおなじみのショートコントを田崎と二人で実演しました。山内は「いつ年越したの? 今でしょ‼」と提案、濱家はすぐに「はい、ダメ」と却下。川西は「酒や酒、酒持ってこんかーい!」と威勢よく、秋山は「オー!っていう水田くんのギャグをやって、そんなことより足むっちむちと言う」、河井は「3!2!1!とカウントダウンして、すぐに1!2!ってカウントアップする」。これに対し、稲田が渾身の「なんでやねん‼」を出しました。そんな稲田は「新年明けましておめでとうございます、山瀬まみです」と山瀬まみさんの物まねをする、もしくは芦田愛菜さんの物まねを実演しながら提案ん、水田は「それぞれのひざにもたれて円になって、空気椅子状態で静止して"この6組は永遠に!"という」と提案、濱家から「ダサ‼」と一蹴されていました。山名は「年明けもお笑いで始めたいから、僭越ながら伝統をお借りして...」と長々と前置きして「みんなで"変なおじさん"をする」と提案、会場のリアクションを受けて「今のところ手ごたえは?」と濱家が尋ねると、「ないね」と山名、実現不可能な空気にあきらめを感じていました。そして「さあ、どうしましょう!」と進める濱家ですが、川原に聞くのを忘れるというアクシデントも。「マジ無期懲役~!」とご機嫌ななめの川原、やりたいことを尋ねるとフリップには「年が明けた瞬間にやりたいこと」とそのまま書いていました。そういう意味ではないと諭され、「じゃあ、ささっと書き直します!」と改めるも、フリップには「サッサッサッ」の文字がありました。それぞれの提案の中で最も盛り上がったのが、瀬下の「セゲ!ホ~ォ!」の掛け声。年明けすぐにやりたいことは、こちらに決定しました。


続いてはシャッフルネタを披露。コンビ4組、トリオ1組、ピンネタ1人という組み合わせで事前抽選、ここでしか見られないスペシャルネタでわかせました。まずはトキ&山名で、藤崎マーケットが『キングオブコント2015』決勝の1stステージで演じたネタを、田崎の役を山名に代えてお届け。秋山&水田もコントを。秋山の家に遊びに来た水田が傍若無人な振る舞いで非道っぷりを見せるのですが、秋山の自宅での"習慣"にやがておそれおののくというネタを披露しました。山内&稲田のコンビはショートコント集を。稲田の嘆きツッコミスタイルを山内も踏襲、二人交互に嘆いていました。

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トリオは田崎、瀬下、河井というツッコミ三人衆で。大ボケ田崎、小ボケ瀬下、ツッコミ河井という構成でボブスレーを題材にしたコントを見せました。田崎は興奮すると"キャー‼"と甲高い声で笑う癖があるという設定、会場に響き渡る"キャー‼"に爆笑を起こしていました。続いて濱家と川西という仲良しコンビで漫才を。"イケてる男のデート方法"をテーマに、それぞれイケてる男を提案するも、ところどころに酒にまつわる何かが引っ付いてくるという、哀愁も漂うネタでわかせました。最後はピンの川原。舞台には高座が、川原も羽織と着物で落語を披露するのかと思いきや、舞台にじっと立ち尽くしたり、黒子が高座を動かして川原は舞台上を遊覧、最後はローラースケートで舞台上を徘徊するという、なんともシュールなネタで閉めました。

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時刻は23時30分、カウントダウンまで間もなく!というところで「リクエスト紅白替え歌合戦‼」を。メンバーがリクエストしたお題に沿って替え歌を披露するというもの。同期ライブチームが紅組、アキナ牛シュタインチームが白組となり対決しました。まずは紅組、山名からのリクエストで「瀬下とトキにエクスプロージョンの『本能寺の変』の替え歌を」というリクエストが。それを受けてふたりが見せたのは、"山内の変"と題したNSC26期生の間で多く語り継がれた在学中の山内のある行動を替え歌にして笑わせました。続いて白組からはトキがアキナの二人にリクエスト、「西野カナさんの『トリセツ』」を替え歌で披露。ふたりは『キングオブコント2015』で演じたネタを替え歌にして、番組放送後に起こったエピソードも交えて披露しました。

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2回戦は水田のリクエストから。田崎に「クリス・ハートさんで『糸』を」という要望です。それに対して田崎は、自身の食生活をネタにした替え歌で応えました。田崎も水田にリクエスト、曲目はX JAPAN「Rusty Nail」で「料理人としての水田くんを出してほしい」ということで、水田は替え歌というよりも曲に乗せて大根のかつらむきをするという技で魅せました。

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続いて攻守交替、白組・山内から稲田にリクエスト、曲目はSEKAI NO OWARIで「DRAGON NIGHT」です。稲田は「KAO NO OWARI」と題し、アーティスト名もAGO NAGAIに変え、自身の顔を題材にした替え歌で笑わせました。そのクオリティとあまりの内容に会場は大爆笑、歌が終わってもしばらくどよめきが響いていました。稲田から山内へのリクエストは、水戸なつめさんの「前髪切りすぎた」。山内も自身の顔いじり、顔が丸すぎて太って見られるというネタでした。前髪ぱっつんのかつらをかぶって出てきた山内、実はこのカウントダウンイベントで最も制作費を費やしたのが、山内のかつらだったそうです。

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続いて川原から川西と河井にリクエストが。「アナと雪の女王」の『とびらを開けて』を替え歌で披露、川西と河井は祭りで出会った男と女の"駆け引き"を歌にのせました。女役は河井、河井もかつらをかぶっていましたが、山内のかつら代に大部分を割かれ「そのおかげで粗末なものになった」とぼやく河井でした。歌合戦の最後は川西からのリクエストで、川原と濱家にJ Soul Brothersで「R.Y.U.S.E.I.」を。スーツにサングラスといういでたちで現れたふたり、ほとんどカラオケでしたが、特に間奏でのダンスで魅了していました。歌合戦と謳いつつ、勝敗はなくコーナー終了。間髪入れずにツイッター連動企画へ。

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こちらはツイッターでリクエストを募ったVTRを放映。第1位となった濱家&川西による「ベロベロでの『101回目のプロポーズ』名シーン再現」で、二人が酒をあおり、徐々に泥酔していく様を映したVTRが流れました。

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気が付けば時刻はカウントダウン5分をきり、ぎりぎりまで2015年にやり残したことをやろうと、トキの「全員でジャンプして女子高生みたいな写真を写す」からスタート。こちらはお客様による写真撮影もOKということで、一斉にスマホや携帯のカメラが向けられました。山名の「みんなで山名のポーズをする」もお客様全員で行い、ばっちり決めました。秋山は「アイ、トゥイマテーン」を披露し、MCをしたいという稲田はマイクを持って「どない~?」と仕切りました。そして「山内の逆立ちを手伝いたい」という川原のたっての願いをかなえるため、山内が逆立ちにチャレンジ川原は山内の体を受けとめたまま。時刻は10秒前直前、山内は逆立ちのままカウントダウンを迎えました。そして「ハッピニューイヤー!」の掛け声に続いて「セゲ!」「ホ~ゥ‼」とオープニングで決定したセゲホゥコールを大声でコール&レスポンス、ばっちり決まって幸先よい2016年の幕開けとなりました。

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逆立ちしたままだった山内は「逆さで見る客席も新鮮だった」と頭に血を上らせながらもご満悦、稲田はここでも年明け初MCを行いました。「2016年の抱負はない?」と濱家が尋ねると、「はい!」と手を挙げたのは田崎。替え歌紅白歌合戦での出番を終え袖に戻る際、暗闇の中でスモークをたく機械に躓いたそうです。その衝撃たるはすさまじく、靴が破けるほど。「まだ靴を脱いでいませんが、どうやらけがをしているみたい」と田崎。よって「2016年はけがをしない」と抱負を語りました。

そして年明け一発目のコーナーへ。その名も「2016年最強‼ 福男決定戦‼」。全員参加のこのゲーム、2択のロシアンルーレットが5つ用意されており、それをすべてクリアした人が2016年の福男になるというもの。NGになるとゲーム終了に加えて、神主さんにふんした男から背中に喝を入れられるという罰ゲームも待ち受けています。先陣を切ったのはトキ、「行きますかー!」と気合も十分、舞台脇の花道から走って姿を現し、1つ目の二択、ロシアンタライにチャレンジ。AとB、どちらかの紐を選び、紐を切ってもタライが落ちなければOK、トキは「B!」と迷わず選んだものの、頭上にタライが。さっそく失格となりました。二番手は河井、ロシアンタライと中身が甘ければOKのロシアンおもちはクリアしたものの、ヘッドを押すと電気が走るびりびりペンでギャー!!と倒れ、失格に。次にチャレンジしたのは山内、第一関門のタライが落ちて失格。アポロン山崎の2016年占いで、この12人のメンバーの中で2番目に運勢がいいと言われた山名、皆の期待が集まります。タライOKはOK、第二関門のいい匂いとくさい匂いがするロシアン匂い瓶もOK、びりびりペンもクリアし、熱湯か常温の水が出るロシアンポットまでたどり着きましたが、ここで熱湯が出て失格。頭で熱湯を受けた山名はその熱さにしばし呆然としていました。

田崎の番では、第一関門が変更。ロシアンのれんで、一斗缶が下がっているのれんとそうじゃないのれんとを選択することに。舞台袖からのれんめがけて走ってきた田崎、一斗缶の方を選んで失格。濱家もMCを稲田に託して挑戦、ロシアンのれんでNGでした。ここで第一関門が再び変更。ロシアンパネルで、一方は板、一方は紙というもの、こぶし一突きで紙だとOKというものに。まず挑戦したのは川西、板を選んでしまってNGに。そこで水田がリベンジをと立ち上がりました。そして思いっきり殴り倒し、一瞬紙か?となったものの、勢い良すぎて板が破けただけという結果で失格。ここでまだ挑戦していない人を確認したところ、どさくさに紛れて「もうやりました」と川原。すぐに見破られてチャレンジすることに。第一関門がロシアンパネルからロシアンロッカーに変更。どちらかのロッカーにおネエの方が入っており、そちらを開けるとキスされるというもの。恐る恐るロッカーを選ぶ川原、開けるとそこにはおネエの方が。思いっきりキスされて失格に。稲田もロシアンロッカーにチャレンジ、NGの方を選んでしまった稲田ですが、そのインパクトにおネエの方がロッカーに引っ込んだため、「"稲ちゃんパワー"でOK!」と濱家判断でクリア。稲田は4番目のロシアンポットまでたどり着きましたが、そこで熱湯を選んでNGに。続いて瀬下が挑戦、「うぉ~!!!」と雄叫びを上げながら3番目のびりびりペンまで行くも、そこでNGに。第一関門のロシアンタライはOK、第二関門は新たにくすだまが用意され、割れる方と割れない方があったのですが、瀬下は勢いで割れない方を思いっきり引っ張って割り、クリアしたかのように見えただけだったというハプニングもありました。

最後はアポロン占いで今年の運勢第1位と出た秋山が挑戦。コンビで運勢1位、2位という秋山に再び期待が集まりましたが、1番目のロシアンタライで失格となりました。ここまで全く福男が出ず、もう一度だけ代表して一人が挑戦することに。そこでこの1月から東京進出を果たす天竺鼠・瀬下が、東京進出の気合もこめてチャレンジすることになりまいた。1回目同様、上半身裸で気合をみなぎらせて花道から登場した瀬下。第一関門のロシアンタライはOK、わさび入りチューブを鼻から吸うロシアンわさびでも入っていない方を選んでOK、1回目で失敗したびりびりペンもクリア、ロシアンポットもクリア! ついに前人未到の第五関門であるロシアン椅子までたどり着いて大歓声です。そして最後のロシアン椅子で壊れない方を選んで見事クリア! 今年の福男に輝きました。

エンディングでも"セゲ!ホ~!"コールで盛り上がり、瀬下の福をいっぱいに受けた客席。メンバーの私物が当たるプレゼントコーナーでは、当たった方に直接プレゼントを手渡しということで、1階席から3階席までメンバーが客席に姿を現し、大いに盛り上がりました。私物は、稲田が「3年間つけていた時計のベルト」、河井が「先週着ていたネルシャツと今日着てきたインナー、単独トークライブへのペア1組ご招待つきのオリジナル年賀状」、川西は「まつりのシャツと、父親が経営する作業着店のオリジナルポロシャツ」、水田は「2012年の『THE MANZAI』で最初に認定漫才師になったときの認定バッヂ」、こちらはコンビ名とエントリーナンバーが刻印されていました。山名は「『キングオブコント2015』ファイナリストのTシャツ」、秋山はニットキャップ、田崎はレザージャケット、トキは「8年くらい前に出た『24時間テレビ』でいただいた黄色のタンクトップを藤崎マーケット二人のサイン入りと、自転車を盗まれた時に着てた服」、濱家はオーダーメードのハット、山内は「『すべらない話』に出た時のサイコロ」、瀬下は「テレビ番組『雨上がりのやまとナゼ?しこ』に出たときのTシャツと、『M-1グランプリ2015』敗者復活戦で着ていたジャケットとエントリーナンバー」、川原は「ネタで使っていたカスタネットと、なすびのサングラス、オリジナルの鼻出しパネル(なすびの顔と、裏は秋山の顔)」でした。


そしていよいよ閉幕というところで、「何か忘れていませんか?」と濱家。事前に募ったアンケート「一番見たい罰ゲーム」で第1位に輝いたものを実行することに。それが川原と山内のキス。山内は「東京にいってらっしゃいのキス」と、「東京に行っても通用すると思う」と激励、同期としての誇りであると胸の内をとうとうと述べました。それを受けて「きも~」と川原。そして熱烈なキスを交わして、罰ゲームをクリアしました。最後に「今年、来年と、末永く、このメンバーをよろしくお願いします!」と濱家のあいさつで幕を下ろしました。

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【かまいたち】【天竺鼠】【藤崎マーケット】【アキナ】【和牛】【アインシュタイン】

毎年恒例! あの三羽ガラスが祇園でお色気満点の爆笑エロ年越し!

2015年の大晦日。京都・祇園花月では、カウントダウンイベントとしてすっかり定着した「ぎおん三羽ガラス」~ゆくエロくるエロ~が開催されました。チュートリアル・徳井、ランディーズ・中川、吉本新喜劇・すっちーの3人が毎年行っているこのイベント。タイトルどおり、笑いとエロ満載の内容で、明るく新年を迎えようというものです。

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当日の京都は、この時期としては比較的寒さも穏やか。多くの人が詰めかけた会場は立ち見も出る盛況ぶりです。定刻の23時に三羽ガラスが登場。三人とも昨年と同じく白いタキシードです。「アホでエロいのが一番」などなど、まずは客席をイジり倒す三人。ここで声がトンでいることを白状する中川。「(この声では)歌、スベるかもわからん」と話しますが、「俺らいつもスベってるやん」と徳井にツッコまれます。「トークや歌などいろいろありますが、何にも残りませんよ」と徳井。「そして毒にもなりません。ただ何千円か使っただけ」と話し、客席の笑いを誘います。

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お笑い界のホットなエロネタや、すっちーの「パンツミー」ネタなどを挟みながら、まずは恒例の紅白エロ歌合戦が「開艶」です。今年で第4回を迎えるこちら。今回は初心に帰って、シンプルに3vs3の戦いに挑みたいと三人は抱負を語ります。登場した紅組メンバーも、このイベントでお馴染みの顔ぶれ。ツジカオルコ率いる"オンナ三羽ガラス"の面々です。カオルコは、このためにスケジュールを開けている、これに賭けている、と熱くアピール。今年は6曲提出して、厳選した1曲を披露すると語ります。

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さらにオンナ三羽ガラスが実は仲違いしているなどの暴露もありつつ、対戦がスタート。まずは先攻の紅組から。一番手の人妻ニャンコがシモネタ満載の替え歌を熱唱します。歌い終わったあと、もう一曲用意していた歌も披露するニャンコ。そちらの方がよかったと、三羽ガラスも大ウケです。続いてはすっちーの登場。四十三歳になった座長のエロごころを歌い上げ、客席は爆笑です。徳井は「あったかい気持ちになった」とほっこりした様子。ほかにも新喜劇の大師匠のエロ裏話なども披露されます。

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続いて三番手は紅組の元バスガイド、堀川。圧倒的な歌唱力を披露し、客席から歓声と拍手が巻き起こります。三羽ガラスも「仕上げてきましたね〜」と絶賛。しかし、歌唱力以上にそのルックスにもツッコミが入ります。次はガーリー(?)な扮装をした中川が登場。徳井は「むちゃくちゃブスやで!」とある意味絶賛します。5番手は全身を黒いマントで包まれたツジカオルコ。そのあまりの格好に客席からはどよめきが。歌い終わったカオルコの明け透けな告白にも、中川とすっちーは爆笑です。

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ラストは徳井。金髪のヅラにピンクのスカートで、エロ満載の替え歌を披露します。その様子に客席はもちろん、ステージ脇で見ている中川とすっちーも大笑い。徳井は昨日の夜に駆け込みで内容が決まったことを白状します。

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そしていよいよ審査。会場で白組が良かった人は白い紙、紅組が良かった人は赤い紙を掲げますが、かなりの接戦。「エエ勝負や」「微妙や〜」とステージ上も興奮気味です。結果は270対250。紅組の勝利で、今年の歌合戦は幕を閉じました。と、もうカウントダウン10分ほど前。ステージ上では三羽ガラスのフリートークの時間です。

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徳井が写真週刊誌に撮られたときの裏話を披露。すっちーも徳井の難波でのエロ武勇伝を話し、客席は爆笑に包まれます。さらに徳井の相方、福田に彼女ができた話しなどで盛り上がっているうちに、これまた恒例の「四十八手カウントダウン」がスタート。

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客席は笑いと拍手に包まれながら、無事新年を迎えました! ここで、これまた恒例のお神輿が登場し、お馴染みの「ご神体」が客席に投げ入れられます。観客の頭上で会場を一周し、無事ステージに戻ってきた「ご神体」。改めての「あけましておめでとうございます〜!」の声に、客席からは拍手が起こります。

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続いては例年行われている占いコーナー。昨年の結果や徳井の現在の結婚観、歳の差結婚についてなどを話しつつ、今年の運勢ランキングを発表します。一位がすっちー、二位は中川、そして三位が徳井という結果。すっちー、中川ともあまりいいことを言われないため、徳井は「一位、二位があんまりよくない、ということは三位...」と心配顔。占いは、運勢は上がるものの、その分のしっぺ返しが必ずあるとのこと。とりあえず、結果を三人とも神妙に受け止め、「がんばろう!」と新年らしく気持ちを新たにしていました。

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いよいよラスト、お正月の定番遊び3つにチャレンジする新春三羽三番勝負です。勝者を予想し、見事的中させた人は祇園三羽ガラスオリジナルガムをプレゼントと聞かされた客席は盛り上がります。客席予想の一位は徳井、以下すっちー、中川の順です。まずはけん玉対決。すっちーが失敗したあと、二人とも成功を続けます。が、いよいよ決着のとき。徳井の失敗で、けん玉対決は中川が一位で3ポイントをゲット。二位の徳井が1ポイント。三位のすっちーがゼロポイントという結果になりました。

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続いてはだるま落とし。一段成功するごとに1ポイントですが、今回一番手の徳井がいきなり失敗。次の中川が連続成功で2ポイントゲット。最後のすっちーも2ポイントゲット。ここまでのポイントは、中川5ポイント。すっちー2ポイント、徳井が1ポイントです。

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最終対決はコマ回し。一度練習してみようとチャレンジする3人ですが、みんなうまく回らず、急遽コマはヤメようということに。そこで徳井が提案したのが、又吉が考案したというカメラを使うゲーム。しかし、これまたうまくいかずボツに。最終的に黒ひげ危機一発で勝敗を決めることになります。が、今度はどうやったら勝ちになるかのルール決めでモメる三人。最終的にゲームは中川が勝利! 中川を応援した人にはオリジナルガムがプレゼントされました。

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最後の最後、「いい年にしましょう!」という三人の声に客席からは拍手が。そして恒例の一本締めでイベントは終了ました。ますます飛躍しそうな三羽ガラスたち。今年も、いろいろなところでその姿を見ることができそうです。

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【徳井義実(チュートリアル)】【中川貴志(ランディーズ)】【すっちー(吉本新喜劇)】【ツジカオルコ】【人妻ニャンコ】【堀川絵美】

満員御礼!トークからコーナーにまで盛りだくさん!沖縄花月初の年末カウントダウンライブ

12月31日(木)、よしもと沖縄花月にて、「年末!よしもと芸人祭り"沖縄花月初!カウントダウンライブ~withラフピー!~」が開催されました。

満席で立ち見のお客さんが出るなか、MCを務めるガレッジセールの川田とゴリが登場すると客席には拍手が響きます。ゴリは「年末沖縄で終わるのは初めて。2015年を笑いで締めくくりたい」と意気込みを語ります。


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続いて、スリムクラブ、セブンbyセブン、御茶ノ水男子、田畑藤本、ありんくりん、ウリズン桜、ピーチキャッスル、オーシャン、カシスオレンジ、ガジラー、大屋あゆみ、魁バーバリアン、初恋クロマニヨン、その他にも続々と沖縄よしもと芸人が登場。「2015年を締めくくる最後のイベント。満員御礼です!」とゴリの喜びのコメントに再び客席からは大きな拍手が沸きました。

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今回は、スリムクラブチームとセブンbyセブンチームの2つに分かれていろんなゲームを繰り広げていくと言うもの。早速ゲームがスタートかと思いきや、セブンbyセブンの宮平が「セブンbyセブンが僕しかいない」と言い出すと、「みんな玉城探して!」と続くゴリの声に会場がざわつきます。かりゆしウェアにハンチング帽姿で現れたセブンbyセブン玉城は「ビギンの方ですよね?」とゴリに尋ねられると会場は笑いが響きます。


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「ミッションin花月」として始まった最初の対決ゲームは、「パンスト早脱ぎ対決」。

スリムクラブチームは、魁バーバリアンの砂川、セブンbyセブンチームは笑っしょい松岡が挑戦。「こんなのすぐ脱げるでしょ?」とツッコむゴリの言うとおり、ゲームはスタートと同時に簡単に決着がついてしまい会場からは笑いが。その後も色々新ルールを作るも、どれも呆気なく終了。宮平の提案で「片足までちゃんとかぶり、もう片足を相手と繋いでお互いに引っぱる」という新ルールのもとゲームが再開します。

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なかなか脱げず、いい勝負を繰り広げるなか先にパンストが脱げたのは笑っしょい松岡。「わっしょい!」と喜ぶ笑っしょい松岡に対し、「先に脱げた方が勝ち?脱がせた方が勝ち?」という疑問が浮かび結局勝敗はドローへ。笑っしょい松岡は納得がいかない様子を見せたが笑いに包まれたまま続いてのミッションへ。

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その後は、絡まったイヤホンをほどくタイムを競う「イヤホンをほどけ」、10回転した後にけん玉を入れる「ぐるぐるけん玉」、「トイレットペーパー早巻き」、「傘を直せ」や「いろはすをつぶせ」、「真剣白刃取り」、「ぐるぐるバランスボール」など様々なミッションを繰り広げ会場を盛り上げます。

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続いて、メンバーチェンジを行い「やっちゃったなコーナー」では、2015年を振り返って失敗談を披露するトークコーナーがスタート。

それぞれの失敗談が飛びだすなか、突然カチャーシーを披露したスリムクラブの内間を止めるため、カシスオレンジの仲本が得意とする闘牛師のモノマネを披露すると会場は大爆笑に包まれました。

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ラストのゲーム「108つのモノボケ」では、次から次へとテンポ良く繰り広げられるモノボケに会場も大爆笑のままゲームは終了しました。

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いよいよ2015年も残り10分。「2016年はここにいる沖縄芸人達がもっと活躍していくと思う。年末はテレビも面白い番組がいっぱいやっているのにここを選んでくれたのが嬉しい!」と喜びを述べるゴリの言葉には会場からも拍手が沸きます。5分前なるとステージのスクリーンにはカウントダウンが映し出され、芸人達は会場に降り、お客さんを囲むような形でいよいよカウントダウンが始まります。

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60秒前からはカウントに合わせ、スクリーンに芸人の写真が映し出されます。
会場が一体となってカウントダウンの掛け声が響き、遂に年が明けた瞬間「ハッピーニューイヤー!」の声とともに芸人達が一斉にクラッカーを鳴らし客席からも拍手や指笛が響き大盛り上がり。

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改めて「明けましておめでとうございます」と仕切りなおした川田とゴリの2人。川田は「嬉しい。ジーンとくる」とコメントし、ゴリも「やばい。泣きそう。感慨深いものがある」と感動した様子でした。


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そして、年を越して新年を迎え後の最後のコーナー、「2016年の福芸人は誰だ?」がスタート。様々な福ゲームで一番の福芸人を決めると言うもの。最後に選ばれた人は支配人から3万円のお年玉がもらえるということで芸人達もみんなやる気満々の様子。おみくじに始まり「デス紅芋タルト」、「乳首洗濯バサミ」、「激臭かりゆしウェア」など様々なゲームで見事勝ち残ったのはガジラーの寺崎。

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3万円を手にするも激臭かりゆしウェアの臭いが取れない様子の寺崎は「まずはお風呂にいきたい」とコメントに会場からは笑い声が響きます。

最後は2015年を振り返り「沖縄に劇場ができるのも、よしもとが入るのも初めてで『沖縄県民に定着するのか?』という不安の中、夜のエンタティメントが足りないと言われる沖縄に少しでも定着すればいいなという思いでこの1年走りました。今年の初めをこのように満員のお客様と過ごせた事を非常に嬉しく思っております」と感謝の言葉を述べるゴリ。

続く川田は「今年も沖縄新喜劇よろしくお願いします!」とあいさつし、「2016年、いい年にしましょう!ありがとうございました!」というゴリの言葉でよしもと沖縄花月初の年末カウントダウンライブは拍手に包まれながら幕を閉じました。

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