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2016年1月

2016年1月 5日 (火)

サンシャイン・坂田「主人公2人がどのようにして報われるのかを観て欲しい」とアピール! 1月8日より『キラリ☆白虎隊〜後編』が上演スタート!!

1月8日(金)~1月11日(月・祝)まで、東京・神保町花月にて『キラリ☆白虎隊~後編』が上演されます。

本公演は、昨年12月28日(月)~1月3日(日)まで上演された『キラリ☆白虎隊~前編』に続く作品。脚本を冨田雄大、演出は『〜前編』の白坂英晃さん(はらぺこペンギン!)に代わり、『〜後編』では流山児★事務所の小林七緒さんが担当。サンシャイン、ひので、やさしいズ、といった若手芸人が幕末の動乱の中、必死で生きる人々を演じます。
『キラリ☆白虎隊~前編』の稽古レポート(http://news.yoshimoto.co.jp/2015/12/entry44455.php)でもお伝えしたように、本作の前後編は史実に忠実且つ、二方向の視点でそれぞれ描かれたもの。『〜後編』は、倒幕によって明るい未来が必ず来ると信じている少年<虎>(サンシャイン・坂田)を中心として、物語が展開していきます。

年の瀬が迫った某日、同劇場では『~後編』による殺陣の稽古が行なわれました。
舞台の中心に立つのは、ひので・おばた。全体の動きを確認後、対峙する出演者と丁寧に合わせていきます。元キックボクサーのぷりずん・逢見が登場するシーンでは、彼ならではの演出も!? 演出の小林さんから「そこは高く飛んだほうがいい」など細やかな指示が。動作1つ1つに明確な理由をつけながら、それぞれの動きを丁寧に確認していきました。
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この日の稽古終了後、『~前編』の本番前に、主要キャストのサンシャイン(信清・坂田)、ひので(おばた・池田)、やさしいズ(佐伯・たい)に、後編の見どころを訊きました。
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前編の主人公は、ひので・池田演じる<竜>。「笑いが少ないので、最初は正直なところ"大丈夫なのか"という不安があったんです。けど、初日では早い段階からお客さんが泣いてくれて......。想像以上の手応えがありましたね」(坂田)「主人公だけじゃなく、それぞれの出演者に感情移入できて良かったと言ってくれた人もいました」(おばた)と語るように初日から話題となり、最終日には年始にも関わらず多くのお客さんが来場してくれたそうです。

『~後編』のキーワードは、坂田曰く「主役の2人、<虎>と<竜>がどのようにして報われるか」だとか。「『〜前編』で<虎>と<竜>がなぜ仲違いをしてしまったのか、その背景と理由が明らかになります!」と語ります。
「『〜前編』ではエキストラのような立ち位置だった人が、『〜後編』では中心人物になったりする」(信清)「『〜前編』でちょい役だった人が"こんなに大事な人物だったのか!"と思ってもらえるはずです」(佐伯)と語るように、『~前編』を観ている人は違った楽しみ方ができるよう。坂田は「もちろん、『~後編』だけ観に来てくれる人も十分楽しめます!」と力説します。

「より激しくなる殺陣も必見です!」と語るのは、『~前編』とは全く違う人物を演じるおばた。さまざまな役を演じる信清は「僕の七変化も是非!」と、唯一の現代人を演じている佐伯は、「僕が幕末とどう絡んでいくのかも見どころです」とアピールします。
「衣装がカッコいいので、ぜひ注目して欲しい」と語るのは、西郷隆盛役のたい。「僕の役に関して言うならば『~前編』では悪いところしか感じてもらえなかったのが、どう変わるかも観て欲しい」と意気込みを。池田も「たいさんのカッコ良さがより出ています!」と太鼓判を押しました。

脚本を務める冨田が、何年もテーマとしている"正しい"を追求している今作。それぞれの思う"正しい"を訊いたところ、「売れる!」(たい)「爆笑!」(佐伯)「優先座席に座らない」(池田)「年功序列。僕、体育会系なので」(おばた)「早寝早起き」(信清)「平和!」(坂田)という答えが返ってきました。
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『~前編』に引き続き、『~後編』も終演後のスペシャルトークショーが!
「すごい先輩方が来てくれるんですけれど、僕、特に犬の心・押見さんと話したいことがあるんです」と言うのは、坂田。芸歴1年目で神保町花月の公演に出たときのエピソードを話したいそうで、「あれから5年。あのとき主演だった押見さんをゲストとして呼べるようになったのも感慨深いですね」としみじみ話してくれました。

『キラリ☆白虎隊~後編』は、1月8日(金)から11日(月・祝)まで上演。『~前半』を観た方はもちろん、観られなかったという方も彼らの熱演を観に、ぜひとも神保町花月へお越しください! お待ちしています!!



●公演情報
キラリ☆白虎隊~後編
日程:1月8日(金)開場18時30分/開演19時
     9日(土)開場12時/開演12時30分 開場15時/開演15時30分
     10日(日)開場14時30分/開演15時 開場17時30分/開演18時
     11日(月・祝) 開場11時30分/開演12時 開場14時30分/開演15時
出演:ひので、サンシャイン、やさしいズ、フレミング、フランクリン、ぷりずん、奈良岡にこ他
SPゲスト:8日=シソンヌ
      9日1回目=NON STYLE・石田、2回目=佐久間一行
      10日1回目=2丁拳銃・修士、2回目:犬の心・押見
      11日1回目=POISON GIRL BAND・吉田、2回目=未定
チケット:前売2200円/当日2500円
チケットよしもとにて発売中!!


【サンシャイン】【ひので】【やさしいズ】

エグスプロージョンが熊本城テーマのダンスを公開! くまモンと武将隊とコラボってみた

12月25日(金)から、エグスプロージョンの熊本城テーマのダンス動画を公開中です。

曲のタイトルはその名も「熊本城のうた」。ダンスは、熊本県営業部長のくまモン、「熊本城おもてなし武将隊」の加藤清正・細川忠興とコラボ。熊本県・熊本市との協働で、熊本城をバックに、現地ロケを敢行しました。
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(左より:細川忠興、エグスプロージョン おばらよしお、くまモン、エグスプロージョン まちゃあき、加藤清正)

「熊本城」は、築城の名手・加藤清正が築城した城の中でも最高傑作。

兵糧攻めに備えて"食べられる熊本城"として清正が工夫を施したことや、その後の藩主・細川家の歴史を織り交ぜ、エグスプロージョン・まちゃあきが歌詞と曲を制作。熊本城の"熊"にちなんで、曲もダンスもロックテイストのクールでグルーヴィーな仕上りとなっており、ダンスはもちろん、作詞・作曲・ヴォーカルまでエグスプロージョンの新しい魅力があふれた渾身の一作となっています。

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圧巻なのが、今回特別に「動ける」ゆるキャラ・くまモンのために用意されたソロパート!ダンサーであるエグスプロージョンに勝るとも劣らない、くまモンのキレッキレのダンスに思わず魅せられてしまうこと間違い無し!また、重さ約15キロの甲冑を着ていることを感じさせない加藤清正と細川忠興のダンスも必見です。

撮影当日、おばらよしおは、加藤清正と細川忠興が熊本城で来場客に披露しているという殺陣演舞を見せてもらい、一目惚れ。急遽ダンスの中に演舞を盛り込むという手腕を発揮。くまモンともタイミングやフォーメーションを入念に打ち合わせて、これまでとは一味ちがった見応え抜群の作品が完成しました。




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5テイク目で「OK!」の声が掛かると、くまモンは、まちゃあき&おばらよしおと熱く抱擁、そして硬い握手を交わしていました。


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歴史が大好きなまちゃあきは、「歌を作る中で熊本城のことをより深く知ることができて良かった。ぜひまたゆっくり来たい」と、熊本城を感慨深げに眺めながら言っていました。

また、おばらよしおは、「くまモンや武将隊が、より良い動画にしようと提案してくれ、一生懸命頑張ってくれて嬉しかった」と、にっこり。

完成した「熊本城のうた」は、YouTube吉本興業チャンネルで公開中です。

https://www.youtube.com/watch?v=AR7XHJcSAbA

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ぜひご覧ください。


また、2月28日(日)には、この「熊本城のうた」をエグスプロージョン、くまモン、加藤清正、細川忠興と一緒に踊って動画を撮影するイベントが開催されます。

詳しくは、熊本県のウェブサイト「気になる!くまもと」をチェック!

http://www.kininaru-k.jp/

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エグスプロージョン】

2016年1月 4日 (月)

3時間たっぷり熱唱! 『紅組司会尼神インター!白組司会武将様!総合司会浅越ゴエ!でお送りするRGのあるある紅白歌合戦! ~審査員は林、水田、奥田、津田~』

12月31日、大阪・オリックス劇場にて『紅組司会尼神インター!白組司会武将様!総合司会浅越ゴエ!でお送りするRGのあるある紅白歌合戦! ~審査員は林、水田、奥田、津田~』が開かれました。このイベントはタイトル通り、レイザーラモン・RG主宰の「あるある紅白歌合戦」で、紅組キャプテンの尼神インターと白組キャプテンの武将様(ミサイルマン・岩部)が客席からお題を募り、RGがお題に則ったあるあるを歌いあげるというもの。審査員は辛口、毒舌で知られる3人、ギャロップ・林、和牛・水田、楽天即・奥田で、鈴木雅之さんになりきったダイアン・津田と、EXILE・HIROさんに扮したレイザーラモン・HGも来場しました

「あるある紅白歌合戦」のオープンニングを飾ったのはDJ KELLYことギャロップ・毛利。十八番を取りそろえたアゲアゲディスコチューンで会場を一気に熱く盛り上げました。そして「ここからが本番です!最後まで盛り上がっていきましょう!!」とKELLY、主役のRGがステージに登場しました。RGは芥川賞作家・羽田圭介さんになりきり、TUBE「シーズン・イン・ザ・サン」を歌唱しました。そして総合司会のゴエを呼び込み、紅組キャプテン・尼神インター、白組キャプテンの武将様もステージへ。尼神インター・誠子は綾瀬はるかさんになりきっている模様、「しゅっごく、しゅっごく楽しみでしゅ!」と早速噛んでしまい、ゴエ達から「かわい~!」とはやされていました。なお、渚のコスチュームはドリュー・バリモアさんでした。

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武将様は「今日は忙しい大晦日によく来てくださった」とお客様に謝辞を述べ、ゴエと何やら親しげに。実はゴエの真の姿は武将様に仕える"ゴエ爺"なのですが、「今日は身を隠しております」と小声で武将様に打ち明けました。それを聞き逃さなかったのが誠子、「え~、何でしゅか~!?」とまた噛み、「かわいー!」ともてはやされるのでした。

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続いて審査員の面々が呼びこまれました。まずは辛口三人衆、「満席ではないんですね」(林)「DJ長すぎます」(水田)「全体的に盛り上がってたけど、唯一滑ったのが毛利さんの曲の中に出てきた(モンスターエンジン)大林さん」(奥田)と重箱の隅をつつくように嫌なことを言います。そこへ「ゴイゴイスー!」と津田が登場。続いて、特別審査員長のレイザーラモン・HGも現れ、最高の布陣が整いました。HGは「RGさんのステージは歌唱力もあるので、TAKAHIROにも観てほしいです」と期待を込めていました。

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さっそく1回戦がスタート。ルールはお題に沿ったあるあるをRGが歌いあげるのですが、お題は客席から、紅組は女性に、白組は男性にお題を募ります。歌うのはRGのみ。判定をするのが審査員長のHGにをはじめとする、林、水田、奥田の辛口審査員と津田という面々です。

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紅組先攻。誠子と渚が客席に降り、お題を募ります。同じ方向に歩き出した二人を見て、「二人おるんやったら別の通路を言ったらいいのに」と奥田がチクリ。嫌なことをいうのは審査に限らず、キャプテンの動向にも目を光らせているようです。1つめのお題は「年越しそばあるある」。RGがあるあると楽曲を考えている間、審査員やキャプテンたちのトークが弾みます。津田がかけていたサングラスは、実はいつもかけているものとは違っていたそう。「いつものサングラスが用意されていなかったので、この後(同会場で)カウントダウンライブを控えている天竺鼠・川原くんに借りました」とのこと。本来はもっと光っているそうです。水田はDJブースに座っている毛利のことを言い始めます。「RED BULL3本も並べるほど仕事していないでしょう」と、嫌なことを言います。そんな中、楽曲が決定、「年越しそばあるある」は渡辺美里さんの「My Revolution」に乗せて、「年越しそばの出前、頼んだらそば伸びがち」と歌い上げました。「出前のこと言うてますやん」(林)「そういうもんですよ」(奥田)と早速、審査員からの嫌な発言が飛び交っていました。

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白組キャプテン、武将様が白組最初のお題を募りに客席へ。太刀持ちもお客様に任せ、悠々と探し回ります。その姿を見て、「インターは白を着ろよ、白を!」と林、武将様の衣裳にもチクリ。そんな声もなんのその、武将様が最初に募ったお題は「立ち飲み」でした。「最初から3つぐらいまでは、もっと季節感あるもんやと思ってたわ」と林、マシンガンのようなツッコミが止まりません。RGが考えている間、武将様が戦国時代にも立ち飲みあるあるがあると言い始めました。聞くと「のれん越しに首切られがち」と物騒なことを言い、「怖いですね~」とゴエ。なんとEXILEファミリーにも立ち飲みあるあるがあるとHG、「レモンサワー頼みがち」と一席上げましたが、「CMやってんの、ビールなんですけどね」と林。そこへ「鈴木雅之さんあるあるもある」と津田、「椅子出してもらいがち」と答えていました。RGの楽曲が決定、BOΦWY「NO NEW YORK」に乗せて「床が汚いさ~!」と歌い上げました。そうして1回戦を終えて林から「もっと手短に」という厳しい意見が飛び出しました。勝敗を決めるのは津田、「白組にすー!を差し上げます」と白組の「立ち飲みあるある」を評価しました。

2回戦はドリュー・バリモアさんに扮した渚がお題を募集。女性のお客様が聞きたいあるあるは「くるぶし」でした。思いがけないリクエストに、「くるぶしあるある......1個だけあります...!」と一番羽田さんに見える決め角度で呟くRG。そんなことはお構いなしの水田、1回戦から気になっていたのか「替え歌に気をとられてあるあるのクオリティを下げないようお願いします」との要望を出しました。そんな中、会場に響いたのはお子様がぐずる声。「では、落ち着く曲を...」と羽田さん角度でRG、相川七瀬さんの「夢見る少女じゃいられない」に乗せて歌唱を始めました。そして「擦り傷あんまり治らない!」と見事、楽曲に乗せて唯一のくるぶしあるあるを出したRG、見事なはまり具合に大きな拍手も沸き起こりました。


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対する白組のお題は「草野球」。武将様によれば草野球のあるあるは戦国時代にもあるそうで、「戦は止めて野球で決めましょうと言ったものの、デッドボールを受けてまた戦が始まる」というまたまた物騒なあるあるでした。鈴木雅之さんにも草野球あるあるがあると津田、「クワマン(桑野信義さん)がキャッチャーしがち」とのことで、「体型からでしょうかね~」とゴエも納得している様子。HGも「MATSUがチーム作りがち」とのことでした。ここでRGの選曲が決定しました。RGは、X JAPANの「Say Anything」をTOSHIさんのモノマネで絶唱、「対戦するときメンバーが足りないから相手チームから借りがち」とあるあるを披露しました。判定を決めるのは津田。「紅組にすー!を差し上げます!」と決めたのですが、勝敗を判定する役に「僕が決めるってことになっているんですけど大丈夫ですか!?」と急に怖気づいていました。「ピンクの服着てるだけありますよ」と奥田、うまいことも言っていました。

3回戦では、2階席に学天即・四条が登場。紅組、白組両キャプテンに代わってお客様からお題を募ろうと駆けつけたのでした。「出てきたとき、全然歓声なかったね」と嫌なことを言う相方の奥田。そんなコメントもどこ吹く風の四条は、至って普通に交わしつつ、淡々と進めていきました。

紅組のお題は「修羅場」あるある。RGは、中森明菜さんの「DESIRE」を選曲、中森さんに寄せて歌い始めました。「40点のモノマネをご堪能ください」とはゴエ。1コーラスを歌うもまだあるあるは出ず、2コーラスへ突入。「早く、早く」と奥田が苛立ちを募らせます。そして「カラオケすんなよ~」と辛口審査員の三人が声をそろえて抗議。一触即発の空気と同時に楽曲も佳境へ、最後に「包丁突きつけがち」とあるあるが出ました。「殺し合いあるあるでも出る」(林)と厳しい意見も飛び出しつつ、なんとかその場を制し、続いての白組のお題をいただきに四条が2階席を走り回ります。そこでいただいたのがアメフト経験者からの「アメフトあるある」。GLAY「誘惑」に乗せて「ルール分からん」と歌い上げました。出題者にはあるあるを書いた色紙をプレゼントするのが習わしなのですが、「"ルール分からん"って書いた色紙をアメフトやってる人にあげるんですよ? 何て失礼な!」(奥田)という意見も飛び出しました。そして判定、津田は「紅組」に1ポイント。と、ここでお客様審査の時間も設けられ、お客様は白か赤、良かった方の組の色がついた紙をステージに向かって掲げ、審査に参加します。数えるのは四条。「894対203で赤っぽいですね」という四条のコメントに、奥田が「普通過ぎる!」と激怒していました。津田判定、お客様判定で3回戦は紅組の勝利でした。


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4回戦に入ろうとしていた正にその時、会場に遅刻してやってきたお客様の姿が。よくよく見ると、普通の私服に頭はちょんまげというちょっと変わったコスチュームです。「ちょっと呼んでみましょう」とゴエ、その方をステージにお招きしました。聞けば、京都・太秦で役者をやっており、空き時間にふらっと大阪のオリックス劇場までやってきたそうです。ご自宅はオリックス劇場よりもっと南の昭和町。徒歩での移動中に、「あるある紅白歌合戦」に紛れ込んでしまったとか。「お名前を聞いてもいいですか」とゴエが尋ねたところ、年末のネタ番組でもおなじみの岸大介さんでした。なお、岸さんの主な作品「岸大介の男くのいち」というシリーズだそうです。「岸さんもせっかくなので、参加してください!」と急きょ、白組キャプテン席に座って「あるある紅白歌合戦」に参加することになりました。

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4回戦、紅組のお題を募る誠子は「一番かわいいって言ってくれた人」とかわいいを強制します。誠子が探している間、ステージは岸さんに集中。カラオケへは打ち上げなどで行かれるそうで、よく歌うのは京本正樹さんの歌だそうです。RGに届いたお題は「K-POP」。中島みゆきさんの「地上の星」に乗せて、時折メロディと合すため「ケーポプ」と発音しながら、「メンバーに一人は緑の髪おる」と歌いました。白組は「五郎丸あるある」。戦国時代にも五郎丸あるあるはあり、武将様によると「一晩で牛一頭食べがち」とのこと。「それ、違う五郎丸や!」と奥田の鋭いツッコミが入っていました。エグザイルファミリーにもあり、「(五郎丸がメンバーに入ったら)MARUと呼ばれがち」。鈴木雅之さんにもあり、「クワマンがしがち」とのことです。そこへ岸さんから太秦にもあるとのことで、にわかに沸きたちました。聞けば「太秦の大道具さんに同じ名前がいがち」とのこと。「どの時代にもあるもんですなぁ」と武将様、しみじみとつぶやいていました。そうしてRGの選曲が決定、DA PUMP「if...」に乗せて「テレビ出るとき、スーツピチピチ」とあるあるを一席、ダンスも披露しました。そのダンスを見たHG、「こまれでのあるあるの中で一番上がった」と興奮を抑えきれない様子、津田判定も白組に上がりました。

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ここで「紅白歌合戦」でおなじみの応援合戦が始まりました。まずは白組の応援にやってきた和牛・川西賢志郎が橋詰町青年団のお祭り風景を大塚 愛さんの「さくらんぼ」で歌いました。穏やかでないその歌詞に「随分と怖い歌ですね」とゴエ。川西はRGのリクエストで「北斗の拳」のオープニング曲「愛をとりもどせ!」の替え歌も披露。RGはその内容に「橋詰町のあるあるが敷き詰められている」と感心しきりといった様子でした。紅組の応援にやってきたのはヤナギブソン。応援歌はプリンセス・プリンセスの「世界で一番熱い夏」の替え歌である「世界で一番茶髪の男」。この替え歌は以前、RGと朝までカラオケを歌うというイベントで生まれたもので、「(あるあるイベントの)原点に近いですね」とゴエも期待を寄せます。ヤナギブソンは「世界で一番茶髪の男は(ちゃらんぽらん)冨好さん」と熱唱しました。なお、世界で一番センター分けの男も「冨好さん」だそうです。甲乙つけがたい応援合戦、津田判定は「紅組、白組にすー!を差し上げます」とドローでした。

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5回戦も紅組から。9歳の女の子から「小学校」あるあるというお題が上がりました。小学校だけに「いくらでもありますよね?」とRGに確認するゴエでしたが、「1つしかない」とのこと。広瀬香美さんの「ロマンスの神様」に乗せて「大体3階建て」と打ち上げたものの、今一つ不発に。そのまま歌い続けて「冬でも蚊がおりがち」と改めました。「響きは面白いけど、おる!?」と林。出題者の女の子に尋ねると「時々います」とのこと、「それ言うたらどにでもおるからな」と水田。相変わらず辛辣でした。白組も小さい男の子からお題を募り、「コービー・ブライアント」あるあるというリクエストが出ました。武将様はそんな男の子に「2016年もいいことがありますように!」と紙吹雪で幸せ祈願。次にイベントが控えているため、紙吹雪は絶対に撒かないでくださいと念を押されていた武将様。どうしても衝動を抑えきれず「ええい、ままよ」と撒いたのでした。NBAのロサンゼルス・レイカーズに所属するブライアント選手。バスケットボールを知らない人にはピンとこないかもしれません。知らない人にも「あるある」と思わせるのが「あるあるの神髄だ」というゴエ、RGのここ一番の腕の見せどころです。RGは松山千春さんの「長い夜」を選曲。冒頭の「恋に」という歌詞を「コービー」とうまくあてはめた歌い、出だしは好調。ですが、「体が温まったら調子が上がる」というあるあるは今一つ、「人間誰でもそうやろ」という辛口審査員の意見もあってやり直し。「行きつけの病院ありがち」と、これもまた誰にでもあるあるあるで逃げ切りました。なお、津田判定は紅組でした。

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6回戦は3階席からお題を募る四条レポートです。紅組から上がったのあるあるは「忍者」。武将様は「忍者あるあるは無限にある」と得意顔、「袂に手裏剣を入れて洗濯しがち」「すいとんの術のとき、竹筒の先っちょに鳥が止まって苦しみがち」など、戦国時代あるあるがすらすらと飛び出しました。エグザイルファミリーにもあり、「ステージ衣装に忍者の要素取り入れがち」、鈴木雅之さんも「ジャニーズの忍者と1回だけ共演しがち」、岸さんも「冬場寒すぎる」と映画人らしいあるあるを披露しました。RGは中村あゆみさんの「翼の折れたエンジェル」をセレクト、声も中村さんに寄せて歌い出しました。そして「末裔を名乗るヤツ、いかがわしい」と披露しました。白組からは「猫」あるある。布袋寅泰さんの「スリル」を同じくモノマネで歌い、「真夜中に猫横切ったと思ったらイタチ」と一席、披露しました。「イタチあるあるやん」(水田)「ネコは出てきてない」(奥田)と嫌なことを口々に言う審査員。「歌の迫力で大分ごまかせてましたよね」(林)と評価は厳しかったものの、津田判定では白組の勝ちとなりました。

約3時間の「あるある紅白歌合戦」もいよいよ最後の取り組みとなりました。紅組からは「黒柳徹子さん」あるある。NANA starring MIKA NAKASHIMA「GLAMOROUS SKY」に乗せて、「スカート広い」と歌い上げました。続いて白組からは「グレイシー一族」というお題が。RGが考案中、武将様とゴエ爺におる戦国寸劇もありました。RGが選曲したのは森山直太朗さんで「さくら(独唱)」。ホイス、ヘンゾなどグレイシー一族の名前もあがり、沸かせます。そして1番の最後に「グレイシー一族の子どもたち、サーフィンしがち」というあるあるが飛び出しましたが、歌を止めません。それというのもサビの部分で「桜庭、桜庭」という飛び切りの替え歌が浮かんだからでした。「最後、名曲が出ましたね。"桜庭"は1番を歌い終わった後に思いつきました」と満足げなRGでした。


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応援合戦も含めると8回の対戦を行った「あるある紅白歌合戦」。「自信はすっごいありましゅ!あ、また噛んじゃった!」と紅組キャプテン、誠子。武将様も勝利を手中におさめたとばかりに口上をバッチリ決めました。すべての判定を下すのは、審査委員長のHG。これまでの津田判定での結果は無効となり、HGの判定でこの日の勝敗が決まるのです。しずしずと舞台中央に現れたHG、そして貫禄たっぷりに「白組フォー!」と絶叫しました。「あっぱれでございました!」と大喜びの武将様、怒られること覚悟で勝利の紙吹雪を撒きました。

エンディングではDJ KELLYのリードで「大阪シャッフル」を歌い、出演者全員の撮影OKタイムもありました。コンビごとに並んでのポージング、林はDJ KELLYとの共演は初めてだったそうです。そして「第1回あるある紅白歌合戦」の幕を賑やかに下ろしました。


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【レイザーラモン】【ヤナギブソン】【浅越ゴエ】【ミサイルマン・岩部】【ダイアン】【和牛】【ギャロップ】【学天即】【尼神インター】

ルミネのロビーはお正月ムード一色! 『新春みなみのしまショウ』が開幕

1月3日(日)より、東京・ルミネtheよしもとのロビーにて、無料で観覧できる『新春みなみのしまショウ』 が始まりました(1月16日(土)まで)。

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1月4日(月)13時15分開演の回を覗くと、お正月公演とあり、ルミネtheよしもとは立ち見も出る盛況ぶりで、当然ロビーもごった返すなか、MCの市川こいくちが登場。
「これから先、お正月と言えば、このコンビだと言われるように大きなイベントにしていきたいと思います!」という市川の呼びこみと、お囃子とともに登場したみなみのしまは、三島が獅子舞姿でお正月ムードを演出すると、さっそく十八番ネタの『UFO』で笑いを誘います。

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続いて、ゲストのハイキングウォーキングが「ショートコント・CDショップ試聴コーナーにて」で沸かせると、みなみのしまはそれをすぐさま「山歩き街歩きの寸劇」と伝統芸能風にアレンジして披露。

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また、「獅子おみくじ」なる獅子舞を使ったおみくじや、記念撮影会でも盛り上げた一同でした。

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終演後のみなみのしまに、この2日間の感想を訊ねると、「お正月ということで、お客さんもたくさん見ていただきまして」(三島)、「大人から子供まで、いつもよりだいぶ幅広い年齢層来ていただいて、熱気がすごいですね」(南條)とギャラリーの多さに驚いている様子。

16日(土)まで行われる連日の公演に向けては、「ゲストの方も日替わりで来ていただきますので、内容を毎回変えながら、徐々に仕上げていきたいと思います」(三島)、「お客さんにこれでもかと正月感を押し付けていきたいないと(笑)」とやる気をみなぎらせます。

ちなみに昨年は、お正月の仕事がさっぱりだったそうで、南條曰く「この格好して正月っぽい仕事をいただけなかったので、本当に恥ずかしかったです。鼓を枕にお正月特番観るっていうね(笑)」といった寂しい過ごし方をしていたとか。

そして、これから来場する方へ向けては、「おじいちゃんおばあちゃんから、お子さんまで、観に来ていただきたいですが、一番は20代の女の人に...」(三島)、「個人的すぎるわ! 海外から来られてる方とかもね、"日本にはこんなんもあるんだ"っていうのを見ていただけたらと思います」(南條)とメッセージを残しました。

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みなみのしま
(左から、南條庄祐、三島達矢)

なお、『新春みなみのしまショウ』は、以下の日程でルミネtheよしもとのロビーにて開催予定。ルミネtheよしもとのチケットがなくても観覧は無料です。


1月4日(月)13:15/15:15/17:15
MC:市川こいくち ゲスト:ハイキングウォーキング

1月5日(火)13:15/15:15/17:15
MC:市川こいくち ゲスト:バイク川崎バイク

1月6日(水)13:15/15:15/17:15
MC:ゆったり感・中村 ゲスト:ピスタチオ

1月7日(木)13:15/15:15/17:15
MC:市川こいくち ゲスト:コロコロチキチキペッパーズ

1月8日(金)13:15/15:15/17:15
MC:市川こいくち ゲスト:ジョイマン

1月9日(土)12:50/15:20/17:50
MC:市川こいくち ゲスト:ですよ。

1月10日(日)12:50/15:20/17:50
MC:市川こいくち ゲスト:いぬ

1月11日(月・祝)12:50/15:20/17:50
MC:市川こいくち ゲスト:ですよ。

1月12日(火)13:15/15:15/17:15
MC:市川こいくち ゲスト:ゆにばーす

1月13日(水)15:15/17:15
MC:市川こいくち ゲスト:プラスマイナス

1月14日(木)13:15/15:15/17:15
MC:市川こいくち ゲスト:ペペ

1月15日(金)15:15/17:15
MC:市川こいくち ゲスト:サカイスト

1月16日(土)12:50/15:20/17:50
MC:市川こいくち ゲスト:ゆったり感

最新情報は、『ルミネtheよしもと』公式サイト(http://www.yoshimoto.co.jp/lumine/)、公式ツイッター(https://twitter.com/lumineseisaku)でご確認ください。


【みなみのしま】【ハイキングウォーキング】【市川こいくち】

京都・よしもと祇園花月、本年の公演がスタートしました!

京都・よしもと祇園花月は、元旦10:30開演「あさ笑い新喜劇」にて本年の公演がスタートしました!
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当日のカーテンコールでは、

吉本新喜劇全出演者、お客さんによる「よいしょ、よいしょ、よいしょ!」の掛け声の中、

座長・辻本茂雄、末成由美、アキの三人が鏡開きをおこないました。
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そして、年始の縁起物として、来場のお客さまにはふるまい酒が配布されました!

今年も祇園花月は、皆さまに多くの笑いをお届け出来るよう、お迎えしたいと思います。

1月4日(月)からは、

今回は期間も長く学生の皆さまにはとてもお得で必見!の

「学生キャンペーン!」がスタート致します。
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【対象公演】

2016年1月4日(月)~4月28日(木)の平日「本公演」(平日・土日祝)

【平日】

前売3,700円・当日4,200円⇒前売2,700円・当日3,200円

【土日祝】

前売3,700円・当日4,200円⇒前売3,200円・当日3,700円

ご覧頂けます!

≪利用条件≫

※学生の方。入場時に学生証をご提示頂きます。

入場時に要証明書。(ご提示がない場合は、割引対象外となります)

※満席、貸切公演、特別興行での利用、他サービスとの併用は不可。

ぜひ、この機会に京都・よしもと祇園花月にお越しください!!

クリス、舞台に立つ側から作る側に転身?!「クリスのすみません これがぼくのお笑いです。」

1月1日(金)、よしもと沖縄花月で「クリスのすみません これがぼくのお笑いです。」が行われました。新年早々、多くのお客様が来場し、会場はお正月ムードを感じさせない熱気に包まれていました。本編に入る前、前説として猫ノカケラとさっしぃ~が登場し、「クリス!」の掛け声や拍手の仕方などを一通りレクチャー。

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そして満を持して今回のライブの仕掛け人、クリスが登場するのですが、口から出てくるのは自分サゲな発言ばかり。
「今回のライブね、大笑いしてもらおうなんて思ってないから。クスクスこらえるくらいが丁度いいから。で、これを見た人に、何かイヤな事があっても、『クリスよりは面白いし、いいか!』って思ってもらえたらそれでいいから」と、観客を軽く不安にさせつつ、ステージはオープニングムービーへ切り替わります。

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まるでアメリカの学園ドラマのオープニングのようなムービーだったのですが、ムービー終了後にステージに上がってきた仲間からは、口々に「ださい!」の声。クリスはそんなメンバーをなだめ、今回のライブの趣旨を説明します。

ライブのメインは「クリ-1グランプリ」。沖縄よしもとの芸人をピン、普段のユニット、新しく組み直したユニットの総勢7組に分け、それぞれにネタをやってもらい、ライブ終了直前に会場からの拍手の大きさで優勝者を決める、というネタバトルです。出演者の自己紹介だけでも、さっしぃ~のズボン前ポケットに財布が入ったままになっていて、それをクリスが胸ポケットに入れ直そうとするが入らない、というプチハプニングや、ありんくりんの比嘉とけんたくんの新ユニットが「中部連合」という名前になったことを聞き、クリスが「他になかったばー?!」と沖縄方言全開であきれる場面もありました。また、クリスは「一度みんなのネタを見て、もっとぶっ飛んだものにしてほしい、ってリクエストしたから、変なネタしかやりません」と宣言。会場はこれから何が起こるんだろう、という期待と不安に包まれたようでした。

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クリ-1グランプリのトップバッターは「猫ノカケラ」。妖怪ネギ運びという題のコントを行いました。
2組目は魁バーバリアンの砂川とよもぎの伊礼のユニット、「虹色ポップコーン」。 GReeeeNの「キセキ」の替え歌を軸にしたコントを披露し、笑いをとっていました。3組目に出てきたのはさっしぃ~。牛丼屋コントやショッピングネタを披露し、押しの強さで会場を笑わせていました。続く4組目のカグラは、自己紹介を利用したネタだったのですが、あまりの暴れっぷりに会場がひきつった笑いになっっていました。


5組目はピーチキャッスルの真栄城とカシスオレンジの仲本によるユニット「釣り師会」。新年にふさわしくサルのショーをテーマにコントを披露し、クオリティの高さに会場から笑いと拍手の両方を送られていました。6組目は中部連合。いかにも沖縄中部地方のなまり方、といったしゃべりでコントを進めていきます。


そしてトリの7組目はクリス本人。しかし演じたネタ2つとも不発で、2つ目のネタは中学生のころ考えたものであることを明かし、「僕はここから大きくなりました」とその場をまとめていました。


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全員のネタが済んだところで、「インパクトがあったネタというものは、時間が経っても覚えているものだから」というクリスの持論により、投票の拍手をもらう前にクリス作・脚本・演出の「New喜劇」が演じられました。
ピーチキャッスル真栄城が店主を務める「真栄城食堂」に、ある日テレビの取材が入ることに。しかしそんな日に限って訪れる妙な客や、借金の取り立てにやってくるチンピラ。真栄城食堂の運命やいかに・・・?!というストーリーで喜劇が進みます。

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観客から大きな拍手をもらったところで、改めて「クリ-1グランプリ」の結果集計。気に入った芸人に何度拍手を送ってもよい、というルールだったのですが、トップバッターの猫ノカケラが拍手0だったことに「これから伸びるってことだよ」とクリスが励ましの声をかけます。しかし、そんなクリスも拍手0。釣り師会と中部連合がともに会場の8割くらいの拍手を奪い、僅差で中部連合が優勝を収めました。
ライブの主催者なのに優勝できなかったことについて、クリスは前列にいた男性から「劇は面白かったから、作家になりなさい」と声をかけられ、複雑な面持ちで「ありがとうございます」と返していました。
最後は「1ヵ月に1回くらいこんなライブやりたいな」というクリスに対し、他のメンバーが一同に「無理だろ!」「急に出演スケジュールがメールで来てびっくりしたし!」「急に出てって言われたけどしーじゃ(沖縄方言で年長者の意味)の頼みだから逆らえないし!」などの非難コール。それでもクリスは前向きに「それじゃぁ皆さん、またお会いしましょう~」と朗らかに客席に呼びかけ、大きな拍手に包まれたまま「クリスのすみません これがぼくのお笑いです。」は幕を閉じました。

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2016年1月 3日 (日)

体をはって"サンキュー!!"やります?!「Radioパンサーin沖縄」

12月29日(火)、よしもと沖縄花月で「年末!パンサー&ジャングルポケットまつり」と題したイベントが行われました。 
この日はパンサーとジャングルポケットの競演によるコントや、それぞれのトークライブを5回連続で開催していくというプログラムで、4回目のステージで行われたトークライブ、「Radioパンサーin沖縄」には若い女性客が多く詰めかけ、客席は年末に似合う華やかな雰囲気に包まれていました。

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軽快に登場したパンサーの3人。若い女性が多いことに喜び、向井はそんな客席に「どこから来たの?」と声をかけます。最前列の女性が「埼玉から旅行で来ました」と答えると、管がぼそっと「中途半端~・・・」と毒舌を発揮。尾形と向井が慌てて「そんなことないよ」「お客さんに失礼だろ」と打ち消しにかかりますが、管は「まず俺たちが旬の芸人じゃないからね。旬どころか腐ってるし」と、さらに毒を吐き続けます。尾形は管の発言を打ち消そうと、客席に向かい渾身の「サンキュー!!」を放ち、客席全体からの拍手をもらいますが、「まだギリギリ旬でしょ?」と管に訴えると、「いーや、冷蔵庫の奥見たら『あれ、コレあった?』のレベルだよ」と冷たい一言。そのセリフに客席から苦笑が漏れ聞こえます。


そこで尾形が「じゃぁ、今日まだやってないサンキューネタあるから、今どれくらいみんなに笑ってもらえるか全部試してみよう」と提案。しかし向井が「でもさ、最近尾形はサンキューから逃げてるよね。ネタライブの時も、『今来るか?!』と思ってサンキュー待ちしてたら、まさかのスルーくらったり」と軽く反論。尾形は「いや、逃げてなんかない。自信を持ってサンキューしろって言われたら、全力でやるよ!」と力強く答えるのですが、管がそこに「いや、もうそんなに面白くもないのに『自信もってやってください』なんて言えないし」と爆弾を投下。しかし会場は大爆笑に包まれ、尾形は複雑な気持ちのままサンキューネタを開始します。

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ホワイトボードに貼られた"サンキュー"にまつわるお題をメンバーでクリアすれば、「会場の皆さんにサンキュー!!は受け入れてもらえている」という判定になる、というコンセプトなので、尾形は必死にチャレンジするのですが、「39回リフティング」では尾形が蹴ったボールを「俺はキーパーだから手を使う」と、管がひょいっと手で受け止め、向井が同調するように「俺もキーパーしかやったことないから手を使う」と、ほぼ手だけのパスになったうえに会場にボールが飛んでいくという始末。幸い客席の女性がボールをキャッチし、ステージへ投げ返してくれたのですが、尾形が「彼女もキーパーだから今のは手伝ってくれたってことでOK」と、わけのわからない理論でリフティングを継続しようとすると、さすがに管と向井からストップがかかり、リフティングは失敗に終わります。

その後も「39秒でくしゃみ」、「会場の皆さんと一緒に39ニョッキゲーム(『1ニョッキ!』『2ニョッキ!』の掛け声に合わせ、会場のお客さんにランダムで立ち上がってもらい、39人までだれもかぶらずに続けられたらクリア、という遊び)」、「39回グルグルバットでお立ち台の上に立ちサンキューを叫ぶ」、「サンキューを大声で叫び風船割り」・・・などと様々なお題に挑戦しますが、39ニョッキゲームではまさかの1かぶりが発生したり、グルグルバットではバットを回し終えた尾形が舞台上手にすっ飛んでいくという事態が発生したり・・・と、チャレンジはすべて失敗に終わります。

唯一「いつも同じ問題しか用意しないから大丈夫」だったはずの「サンキューゲーム(尾形がパントマイムをしている、語尾に"キュー"の付く動作を当てる)」も、向井の「俺、もう千利休とバーベキュー以外のパントマイム見たい」の発言により、尾形が「じゃぁよりハイレベルな問題を出そう。用意してある」と急遽変更。しかし、誰がどう見てもバーベキューのパントマイムが行われ、答えはまさかの「国産黒毛和牛」。向井が「それ、キューじゃないじゃん!」と抗議しますが、「だからハイレベルって言ったじゃん」と、尾形がさらっとかわします。

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結局「目指せサンキュー!!」は全て失敗。気を取り直すように、年末年始、尾形と向井が海外旅行に行く話を始めます。向井はピース又吉や我が家らとともにメキシコのカンクンに、尾形は彼女と井上虫歯二本の3人でセブ島へ行くことを話すのですが、尾形の彼女をさしおいた行動計画に向井が「イメージダウンやぞ」とツッコミ。「ひどい話だから内緒にしてたほうがいいわ」と締めくくろうとしますが、管が「俺つぶやくし」とツイッターで拡散しようとします。尾形はそれを見て「まぁ、今の話冗談なんだけどね」と真実をうやむやにします。その代わり、「セブ島でカジノ行くのが楽しみ。あと、ケツメイシさんがやってたフライボードやりたい!」と前向きなプランを出すと、今年は国内でひっそり過ごすと宣言していた管も「あ、俺もそれやりたい。神様の格好して浮かんでみたい」と発言。会場からは「似合う」の声が上がり、爆笑に包まれていました。

フリートークの後は、開場前にお客さんに提出してもらったアンケートとメッセージに答えるコーナー。
早速「サンキュー以外のことをしてほしい」とのメッセージに出会い、3人とも「じやぁ今日のライブ苦痛だったね・・・」とガッカリ。他に「沖縄で食べておいしかったものは?」のメッセージに、尾形が「沖縄そばがおいしかったけど、どこかおすすめある?」と客席に逆質問。最前列の男性が沖縄そばガイドブックを手渡すという、ライブ会場のほほえましい一面も垣間見られたのですが、それだけで終わらないのがパンサーの3人。ガイドブックに出ていた沖縄芸人に反応し、尾形が「ちょっと、この『つぶやきシルー(白ヤギの格好をしている沖縄芸人)』って大丈夫なの?」と、沖縄そばガイドブックが沖縄芸人へのツッコミ本に変わるというオチに大変身していました。

他にも「ドラマに出てほしい」とのメッセージに、実は尾形が沖縄を舞台にした「碧の海」というドラマに出演していたことや、管が最近「逃走中」で織田信長の役をしていたことを話したり、「心霊スポットに行って下さい」のメッセージに、向井が「心霊番組で僕らを知った、って人多いんだよね。子供とか特に。尾形が行くことが多いけど、そろそろこっち(向井と管)にも回ってきそう」と語り、管が「絶対行きません!」と宣言。尾形が「管、お化け屋敷でも大声出すと怒るもんな。驚いて『うわぁ』とか言ったら『大声出すなゴラー!!』って叫ぶし」と、メンバーの素顔が垣間見られるシーンもありました。

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また、「髪を切ってください」という、管に宛てたメッセージも。それに対し管は、「切らない。今までの人生で短かったことはないから、髪とか髭って俺にとってブラジャーと一緒。みなさんだって、『ブラ着けないでください』って言われたらはずす?」と反論。「高1から髭があるから、もし髭がなかったら真っ先に隠すし、女がすっぴんで知り合いがたくさんいる地元のコンビニ行くのと同じレベル」と、髭と髪の重要性について訴えます。

そんな管に向井が「髪をうざったく思ったことはないの?」と問いかけると、意外にも管は素直に髪をほどいてうざったさと対処法を説明。「寝るとき腕の下に髪を敷いちゃうことがあるから、まとめ髪を作ったりする」と、髪をくるくる巻き上げてお団子状にするのですが、沖縄芝居に出てくる昔の男性そっくりな風貌に。管も自覚があるのか、「でも沖縄にいそうだよね、こんな人」と話し、会場を笑いの渦に引き込みます。

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他にも「ボーイッシュな女子とTバック見せてるようなフェロモン女子、どっちが好み?」のメッセージには、Tバック派の尾形と、向井・管の「見えてたらズボン上げたくなるよね」というアンチTバック派に決裂。タトゥ―タイツもダメ、という向井に対し、「好きになった人なら整形も許せる」など、女性に対する許容範囲はどこまでか?!という話に花が咲きます。

ネタにトークに、と盛りだくさんの1時間はあっという間に過ぎ、エンディングでは「Radioパンサー」のすぐ後に行われるジャングルポケットのトークライブの告知をしつつ、最後のネタとして尾形にグルグルバット10回で『サンキュー!!』って叫んでもらおう、というチャレンジをするのですが、結果はあえなく失敗。尾形はまたもやバットを回し終わるや否やステージ上手へ吹っ飛んでいきました。
あわや向井と管のみでステージの締めを行うのか?と思われた次の瞬間、フラフラしながら尾形が登場。どうにか会場に向かい「サンキュー!!」と声をかけ、「Radioパンサーin沖縄」は無事に3人で幕を下ろしました。

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2016年1月 1日 (金)

クイズあり、カウントダウンあり!年越しを大笑いで締めくくったなんばグランド花月での吉本新喜劇

去る2015年の大晦日、なんばグランド花月にて「なんばグランド花月 大晦日だよ!新喜劇deカウントダウン!!」が開催されました。イベントでは吉本新喜劇の上演と年越しのカウントダウンコール、そして座員を含めたクイズ大会が催されました。会場は立ち見が出るほどの超満員。多くの来場者で大いに賑わいました。

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まずは『大晦日だよ!ア ハッピー ビュー イヤー』と題した吉本新喜劇からスタート。ストーリーは旅館を営む支配人の烏川(烏川耕一)と、その妹・珠代(島田珠代)のもとへ、ケガを負った記憶喪失の男・キヨシ(西川忠志)が現れるところから始まります。

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珠代との恋模様あり、銀行強盗の疑惑ありのドタバタコメディーが繰り広げられるなか、珠代のお約束「チーン」や、酒井藍「私人間ですねん」、今別府直之の「びゅ!」、そしてCMでも話題になった吉田裕の「乳首ドリル」など座員の持ちネタも次々に披露され、その度に会場内が笑いで湧き上がっていました。

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そして舞台は、旅館花月のカウントダウンパーティーが開かれるというストーリー設定で、カウントダウンイベントへシフト。宇都宮まきと烏川耕一、そして清水けんじのMCで、座員と観客全員が参加して優勝を争う2択クイズが行われました。

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クイズでは「2015年の新喜劇の座員数は?」「ボツになった東京オリンピックのエンブレムは?」といったイージーモードの問題から、「本年度のグッズの売り上げランク111位は誰?(答えは『清水けんじマグネット』)」や、「吉田裕がネタ・乳首ドリルで使っているソフトな棒・ドリルザッパと、以前使っていたハードな棒・マキザッパの違いを目隠しで見分けられる?(答えは『見分けられる』)」といった超難問まで用意されていました。

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極めつけは「過去のイベントで幻となった競技の勝者は誰か」という最終問題。烏川耕一、安尾信乃助、西川忠志がいきなり上半身裸になりお互いの乳首に紐つきの洗濯バサミをつけ、誰が最後まで洗濯バサミをつけていられるかを競い合うと、三者はあまりの痛みに及び腰で悶絶、絶叫! 男三人がくねくねと悶える様子に、観客は手をたたいて大喜び。また最後までクイズに当たり続けた優勝者には、座員のサインの寄せ書きなど、豪華プレゼントが贈られました。

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クイズの途中では、2016年まで残り5分になったところでカウントダウンがスタート。今年は今別府直之のギャグ「びゅ!」にあわせて年明けをしようと決定され、いざ「ハッピーニューイヤー!」のお祝いとともに会場全体でギャグを披露! パーンと盛大に金銀のテープが舞い散るなか、新喜劇らしい楽しい年明けとなりました。

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続いてカウントダウンとクイズの終了後には、新喜劇が再開されました。隣町で発生した銀行強盗事件の犯人が逃走中、という知らせを受けていた烏川兄妹のもとに、今別府刑事(今別府直之)が犯人の顔写真を持参して登場します。それまでのストーリーではキヨシが犯人では? と疑っていた烏川でしたが、犯人の顔写真を見て真犯人が別にいることを知ります。その真犯人が珠代を人質にとりますが、珠代を取り戻すため、再び舞台上は座員たちのギャグの応酬に......。最後は強盗の疑いも晴れ、キヨシはめでたく珠代と結婚を約束します。しかし珠代が嬉しさのあまりにキヨシをどつき倒すと、失っていた記憶が元に戻り、珠代との結婚も白紙となったのでした。

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新喜劇のお笑いに趣向を凝らしたクイズ、会場が一体となって祝ったカウントダウンと、盛りだくさんの内容だった2015年末のカウントダウンイベント。2016年も正月から、笑いで日本を盛り上げていきます!

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全力パフォーマンスで盛り上げた熱狂の3時間「つぼみカウントダウン2015-2016~新年の花咲かせまっしょい~」

12月31日(木)、道頓堀ZAZA HOUSEにてつぼみ初のカウントダウンライブとなる「つぼみカウントダウン2015-2016~新年の花咲かせまっしょい~」が開催されました。歌やダンスだけではなく、漫才やコント、芝居など幅広いパフォーマンスでライブ活動を続ける"よしもと発めっちゃオモロいアイドル"つぼみにとって、念願のCDデビューを果たし、飛躍の年となった2015年。そんな2015年を締めくくり、新しい年へ希望を繋ぐライブということで、メンバーの気合も充分!そんなメンバーを見守るべく集まったファンでうめつくされた会場は、開演前から熱気ムンムンとなっていました。

「2015年最後、2016年最初の時間を一緒に盛り上がりましょう!!」というメンバー全員による影アナが流れると大歓声がおこりライブがスタート。まずは、それぞれのコンビによるお笑いコーナーで会場をあたためます。サンパチマイクの前で、シュークリーム(吉岡・しより)、こまごめピペット(杉山・松下)、ひぐちとえりか(樋口・恵梨果)は、息の合った漫才を、ふわふわパンチ(糸原・岡本)は躍動感溢れるコントを披露。ネタ中、しよりが「明けましておめでとうございます!」とフライングで叫んだり、松下が「みんなさぁ、暇なん!?」とつぶやいたりとつかみも絶好調!

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ネタ終了後は、全員がステージに登場し、恒例の自己紹介。その後はシュークリームMCによるコーナー「つぼみクイズ2015」へ。2015年のつぼみ3大ニュースといえば、「CDデビュー」「ボートのつぼみ(サンテレビ)放送開始」「ZAZA3ヶ月公演完売」ということで、メンバーそれぞれから2015年の出来事にまつわるクイズが出題され、正解者にはその場で、各メンバーが用意したレアなプレゼントが渡されるというお客さん参加型のコーナーです。「4月に行われたCDリリースイベントで最初に行った会場と最後に行った会場は?」という杉山出題のクイズに「最初が難波タワーレコードで、最後が西宮ガーデンズ!」と即答する熱心なファンも。松下出題のクイズ「『1000日前からI Love You!』の歌詞の中には、師匠方のギャグがたくさんはいっていますが、7番目に登場するギャグは何でしょう?」では、惜しい回答が連発。答えは「村上ショージのしょうゆうこと」(後の歌コーナーで実際に歌うと、7番目ではないことが発覚!?)でしたが、みんなで試行錯誤した歌詞の中には、ボツになったものもたくさんあったというエピソードトークも飛び出しました。プレゼントは、私物のニット帽(しより)、直筆のイラスト(松下)、5本指靴下&ラブレター(白城)、コントで使ったネックレス(岡本)など他にもファン垂涎のレアグッスが続々と登場し、会場を沸かせました。

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カウントダウンまであと30分となった23時30分からは、「みなさん一緒に歌って騒いで年を越しましょう!」と歌とダンスのコーナーに突入!カラフルなサイリウムが会場をうめつくす中、挨拶がわりの『1000日前からI Love You!』『クラウドナイン』『恋愛レギュレーション』『ツインテールみたいなもんでしょ?』の4曲が披露され、各メンバーソロのあとには、それぞれのメンバーコールが沸き起こり、一気にヒートアップ!

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カウントダウンまであと10分となり、「みんなでカウントダウンできることが本当にうれしいんです。つぼみを6年やってて(カウントダウンは)はじめて。家族と過ごされる方も多い、忙しい年末にみなさん来てくれてありがとうございます!」とコメントする感慨深げなリーダー・杉山。「何言ってんの?お客さんもメンバーもみんな家族やろ!?」とすかさず吉岡がつっこむと、笑いと共にしみじみとするメンバーたち。「みんなにお礼言いたいから一人ずつ名前教えてもらっていですか?」とお客さんに問いかけると、「年越してまうわ!」とみんなにつっこまれる樋口。そんなトークで2015年をしみじみ振り返っている間にも時間は0時5分前に!

そわそわ落ち着かない白城と水森が大きなデジタル時計を持ち、タイムキーパーを担当する中、全員で5・4・3・2・1!とカウントダウンが行われ、特別に会場から許可をもらったクラッカーを鳴らして賑やかに新年の幕が明けました。そして「みんなのこと愛してるんで2016年もついて来て!明けましておめでとう!!」と元気いっぱいに『are you ready』などパワフルな3曲でいきなり全力疾走!

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休むことなく、猿のかぶりもので申年の恵梨果、吉岡、杉山による年女ユニットが登場。5時間練習した(!?)というキュートなお猿さんソングに続いて、ユニットによる歌とダンスのコーナーへ。スタンドマイクでキメた5人のヴォーカルが大人っぽい『純愛アリス』や、ポンポンダンスがキュートな『ルナキャリア』、吉岡によるアコースティックギターの演奏で披露された『シュシュシュークリーム』など、メンバーそれぞれの個性が際立つパフォーマンスにファンは釘付けに。

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続いてはメンバー全員によるお芝居「つけ口」。『世にも奇妙な物語』テイストのストーリーとそれぞれの存在感ある演技に引き込まれる30分超はあっと言う間。イケメン役に扮した水森、モンスタークレーマーのおばちゃんがハマり役だった白城や恵梨果などはメイクや衣装にまでとことん独自のこだわりを見せ、ファンを楽しませてくれました。

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芝居後は、猿のかぶりもので全員登場後、ラストの曲『VITALITY!』で疲れを感じさせない全力のパフォーマンスを披露。エンディングトークでは、2月に大阪ミューズ、4月にABCホールでの開催が決定したワンマンライブのタイトルも発表され、「2016年も突っ走っていきます!NGKの景色をみんなで見ましょう!」と両公演完売した後には、NGK公演を目指すと気合をたっぷりのメンバーたち。

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そして、まだまだ終わらないカウントダウンライブ。CD購入者特典として、メンバー全員のサイン入りTシャツやポスターなどのレアグッズをかけた抽選会やライブ終了後には、お客さん全員とのハイタッチ会が行われ、最後までファンを楽しませてくれました。

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漫才、コント、歌、ダンス、芝居と盛り沢山な内容で3時間にわたって行われたグループ初のカウントダウンライブ。つぼみが開花する夢のNGK公演にむけて、無事に新たな第一歩を踏み出し、幕を閉じました。

翔メンバーが本家に負けじと紅白歌合戦、歌とダンスで爆笑激突

2015年12月31日(木)、YES THEATERにて『Kakeru翔スーパーミラクル COUNTDOWN 2015-2016』が開催されました。

芸歴5年目までの芸人たちが出演する「Kakeru翔LIVE」のメンバーが、紅白に分かれて歌合戦形式で音楽ネタを繰り広げる、今回のカウントダウンライブ。本家の紅白に負けじと総勢33組が、自慢の歌やダンスで300人のお客さんを湧かせました。

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MCのミキ・昂生、コロコロチキチキペッパーズ・西野が「翔メンバーの歌が見られるのはなかなかない。レアなイベントです」と期待を高める中、1回戦「トリプルスリー対決」がスタート。先行の紅組からはラニーノーズ、サンディエゴ・大村が登場。以前より歌ネタでコラボをしている3人が持って来たのは、本格的なラップバトルのネタ。ラニーノーズ・山田が「あほー、ぼけー」と淡々と繰り返すぐうたらしたラップは、当初はうっすらした笑いでしたが、途中からラニーノーズ・州崎のマシンガンラップと絶妙にマッシュアップさせて、お客さんを次第に圧倒していきました。後攻の白組は霜降り明星・せいや、蛙亭・岩倉、コロコロチキチキペッパーズ・ナダルは、人気テレビドラマの主題歌として芦田愛菜さん、鈴木福さんが歌った『マル・マル・モリ・モリ』のメロディーにのせて、「おじさんに道案内を頼まれたけど、お前の話は時間軸が分からない」など色んな人に怒られたエピソードを歌唱しましたが、紅組が勝ち名乗りをあげました。

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2回戦は「アイドル対決」。紅組はkento fukaya、男性ブランコ、蛙亭・中野、マユリカがモーニング娘。の『SEXY BOY〜そよ風に寄り添って〜』のダンス、白組はZAZYをセンターに配したZAZY48がAKB48の『フライングゲット』『ヘビーローテション』をアレンジした歌で激突。紅組は楽曲の内容にあわせて蛙亭・中野が色男を演じ、服の上から脇に制汗スプレーを吹きかけたり、ティッシュペーパーを食べたりと勘違いのセクシーぶりで笑いを誘いましたが、白組はZAZYのトレードマークである金色の長髪、短パンで揃えた48メンバーが、息がぴったりあった集団ダンスを見せ、さらにZAZYが観客に「推しメンは誰ですか」と直撃して、無理矢理「ZAZY」と言わせようとするなど、会場を巻きこんで支持を集めました。「假屋崎48やないか!」と華道家・假屋崎省吾さんに似ているという指摘にも笑いが起こり、白組が紅組を下しました。

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3回戦「歌ネタ対決」は、白組の霜降り明星・粗品が、初音ミクのボーカロイドを使ってオリジナル曲を制作。「人生で初めてのリバーシブルは赤白帽でした」など学校あるあるの歌で、クレヨンしんちゃんのモノマネに挑んだ紅組・ゆりやんレトリィバァを接戦で倒しました。

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ここで一時休戦の応援ゲストのコーナーが挿まれました。登壇したのは、えんぴつ消しゴム・奥村、ヒガシ逢ウサカ・高見、からし蓮根・伊織が扮するPerfume。ヒット曲『ポリリズム』でテンションを縦ノリにした後、「えんぴつ消しゴムの上田が、博物館で300万円の石が飾ってあるガラスケースを割った」「ビスケットブラザーズのきんちゃんがオペラ歌手の女にフラれた」など仲間芸人の失敗話をコールアンドレスポンス。さらに『チョコレートディスコ』で合唱を巻き起こしました。

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4回戦は、1980年代の曲でバトルする「80年代対決」。白組の絶対アイシテルズ・楠見、エンペラー・安井、さや香・新山、からし蓮根・空、アレグレッド・岡田は、爆風スランプ・サンプラザ中野くんさんの仮装をして、『Runner』の歌詞をモチーフにショートコント。おかんに晩ご飯を食べるのかどうかを急かされた思春期男子が、「うるさいな〜」とグチりながらも、「食べる〜食べる〜俺たち〜」と替え歌で返事をする内容。一方、紅組はビスケットブラザーズ、ニッポンの社長・辻らがミュージシャン・甲本ヒロトになりきり、ザ・ブルーハーツ『情熱の薔薇』にノリながら、ひたすらヘドバン。白組、紅組ともに決定打に欠けるドッコイドッコイの微妙な勝負となったが、辛うじて白組が勝ち名乗りをあげました。

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笑い抜きの「マジ歌対決」となった5回戦は、白組からネイビーズアフロ・皆川、紅組からミキ・亜生が出場。皆川が尾崎豊の『I LOVE YOU』を熱唱すれば、亜生はback numberの『クリスマスソング』を伸びやかに歌い上げて対抗。両者の歌声に女性客はうっとりと聞き入り、甲乙付けがたい一戦となりましたが、バックスクリーンで流れた相方でもある兄・昂生への愛情が溢れていた亜生が制する結果となりました。

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白組が3勝、紅組が2勝で迎えた最終決戦。勝てば2勝分が与えられるラストの6回戦は、「ミラクルスーパーユニット対決」。白組は、浪速区元町の居酒屋まいまいでバイトをしているヒガシ逢ウサカ・今井、ニッポンの社長・ケツ、馬と魚ら7人が、まいまいへの感謝を込めたオリジナル曲で勝負。馬と魚のギター弾き語りにのせて、「こんな最高のバイト先、知らないぜ」と本気で良い歌を発表しました。対する紅組は、クラスメイト・伊丹、エンペラー・西山らがSEKAI NO OWARIの『炎と森のカーニバル』で迎え撃ち。色とりどりの風船がまかれるなど、まさにカーニバルとなり、さらにボーカリストのfukaseさんの雰囲気を完コピした伊丹には、「似てる!」の驚きの声もあがりました。この最終対決は紅組に軍配が上がり、紅組が大逆転勝利を収めました。

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そしていよいよカウントダウン。直前、ヒガシ逢ウサカ・高見が、話題沸騰中のお笑い芸人・永野さんのモノマネで「今日イチ!」と言われるほどの爆笑を呼び込みました。めでたく新年となっても、年末に駆け込みで一気に開花した高見によるモノマネの余韻が残り、結局、永野さんのネタで幕開け。「他事務所の先輩のネタで盛り上がるなんて」と翔メンバーは苦笑いしながらも、高見が2016年のブレークの手応えをつかむ形で、カウントダウンイベントを締め括りました。

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