よしもとニュースセンター

1月28日（木）、よしもと漫才劇場で行われた「Kiwami極 SP」のエンディングで、ライブのMCを務めていたプリマ旦那・河野良祐が結婚を発表しました。



出演芸人らがそれぞれのライブ告知を終えた後、河野が「私事ですが、昨年12月20日に入籍しました！」と宣言すると、客席からは暖かい拍手が。女性ファンから悲鳴が上がると想像していた相方の野村尚平は、「（反応が）薄いぞ！」とさっそくツッコミ。河野は続けて「プリマ旦那が、ホントに旦那になっちゃいました」と照れくさそうにボケつつ、「これからもよろしくお願いします！」と挨拶しました。



ここで感動のフィナーレとなるはずが、「僕も報告することがあります。かねてから僕をサポートしてくれていた十三の焼き肉屋さんに、この後、行きます！」と発表ボケをかぶせるなど、芸人仲間たちはやりたい放題。さらに客席後方から「ちょっと待って！」と女性の声が...!?　そこには、かねてから河野への猛アプローチをネタにしていた尼神インター・誠子の姿が！

険しい表情でステージに駆け上がり、河野に詰め寄る誠子。「私との関係は？　じゃあ、あの時のキスは？　ベッドの中で『"しあわせいこ"にするのはオレや』って言ってたやん！」とまくしたてると、野村からは「結婚したら奥さん一筋やろ？　今日がラストチャンスちゃうか？」と"別れのキス"をけしかける言葉が...。誠子も「河野くん、忘れさせて！」と目を閉じ、完全にキス待ち体勢。そこで「わかった。これで最後やで」と河野...ではなく、なぜか守谷日和が誠子と唇を合わせる衝撃の結末となり、客席からは大爆笑が起こっていました。





終演後は囲み会見が行われ、河野と野村がコンビそろって出席。野村は「世間がいろんなことで賑わっている中、こんなことで時間を割いていただいて...申し訳ありません」と深々おじぎを。河野によると、お相手はアパレル店似勤務する26歳の一般女性で、「最初に声をかけてくれたお客さんだった。NSC（大阪）の時、まだ野村とコンビを組む前に出た『M-1グランプリ』で、予選会終わりに声をかけてくれて知り合いました」と河野。そこから2年が経った頃、実家に帰ろうと御堂筋線中百舌鳥駅で乗り換えた際に奥さまと再会。今度は河野から声をかけ、そこから食事に行ったりする仲になったそうです。

プロポーズは昨年、交際6周年を迎えた記念日に。それまでに奥さまから「付き合って6年になるし、そろそろ形がほしい」と冗談まじりに言われ、既に結婚を決めていた河野。記念日の前日に「明日プロポーズするから、指輪買いに行こう」と告げ、当日は仕事終わりにバラの花束を買い、奥さまの帰りを部屋で待って正式に結婚を申し込みました。ちなみに入籍した12月20日は奥さまの誕生日で、指輪は「全然頑張ってません。安いものです（笑）」。隣で聞いていた野村は、「ホンマに興味ない。オレ、おらなアカンか？」と、居心地悪そうにしていました。



奥さまは山本梓さん似とのことで、これには野村も「ホントにそっくり」と太鼓判。しかし「山本梓さんにすすを塗った感じ」と付け加えるなどいじり倒し、「こんなこと言うから、奥さんにめっちゃ嫌われてます」と笑わせていました。

「奥さまのいいところは？」という質問には、「やさしいところ。僕はルームシェアと同棲しかしたことがないので一人暮らしの経験がなく、家事がいっさいできないが、何も言わずすべてやってくれて助かっています」。また、かねてから「巨乳好き」と噂されていた河野だけに「奥さまも巨乳では？」ときかれると、「普通ですね。普通のCカップです...って、こんなん言ってええんかな（笑）」と答えていました。

さらに、誠子との関係については、「何の関係もない。同期というだけ。僕が誠子に何かをしたということもない。結婚を隠していたからといって、怒られる筋合いはありません（笑）」とキッパリ。今後、LINEが流出したとしても、「（誠子の想いが）一方的なものだとわかってもらえるはず」と胸を張ります。

最後は河野が描いた奥さまの似顔絵を大公開。愛を込めた力作に、野村も思わず「あー！　似てる！」とひと言。ほかに、挙式は「今年中に挙げられたら」、新婚旅行は「彼女が海外は怖いというので、行くとしても国内になるんじゃないかな」とも話していました。



【プリマ旦那】【河野良祐】【野村尚平】

1月24日（日）、沖縄・よしもと沖縄花月にて「ロバート企画ｉｎ沖縄」が開催されました。

大歓声と拍手の中、ロバートが登場。挨拶を済ませて、この日の沖縄の天候の話題に。この日、沖縄は記録的寒波になりロバートも昨年末に来た際には「かなり暑かったが...」と驚いたという。馬場裕之が沖縄では「暖房器具が年間1000台しか売れないらしい」という情報を伝えると、秋山竜次は「1000台も売れるんだ...」と驚きを隠せない。また、秋山と馬場は「沖縄そば」も今日はいつもと違い「こんなに暖まるんだ～」と感動したそうで普段は体験できない沖縄の天候を満喫したそうです。

話は沖縄と他県の生活の違いの話題になり、馬場が「（沖縄には）浴槽が無い」というと秋山が「（沖縄を）だいぶバカにしてるな！」とツッこみます。しかし、客席に問いかけると（浴槽が）無いという観客もおり、秋山は「どうなってるの～？」と困惑します。また、秋山が「鏡餅の上はシークヮーサー？」と客席に問いかけると、馬場が「いやシーサーだよ」といじると山本博が「絶対にバカにしてるだろ！」とツッこまれ、客席から笑いが起こっていました。他にも沖縄で新年に放送される（沖縄の）企業CMや、おせちや雑煮が無い等の沖縄の独特な風習の違いに、ただ驚くばかりでした。

話題は、山本が両親と行った沖縄旅行の話へ。群馬出身の山本は海が無く、山育ちの両親に沖縄の綺麗な海を見せて親孝行をしたい事から、沖縄旅行が実現したそうです。山本はプランをねり、わざと海の見えるルートを車で走ったが両親は海に感動はせず、習慣からか、山に感動したそうでがっかりしたそうです。また、山本の母親の言動の話題では、甲高い声や仕草、すぐ泣くところを山本と秋山がモノマネを交えて紹介すると会場が笑いに包まれました。

続いて、昨年結婚した山本がサイパンで行った結婚式で起こった数々のハプニングの話題に。まず、（山本の）母親が入国審査で一言も英語を使わず日本語のみと笑顔でＯＫされ、続いて訪れたスーパーでも店員へ（買い物した品を）「箱に入れたいんだけど...」とここでも日本語のみで会話をし、箱を店員が出してきたという神業に山本は仰天したという。また、結婚式本番では写真撮影するということで妻を抱っこすることに。山本は以前から腰痛持ちだったため、少々の不安もあったが無事に撮影は終了。しかし、その日の夜に結婚式での緊張や撮影での負担でギックリ腰になり、残りの2日間の観光は全て（山本一人で）ホテルで寝込むというほろ苦いエピソードを披露してくれました。

ここからボードに書かれた事を検証する企画へ。まずは、応援団が応援の際にする"3・3・7拍子"以外を検証することに。秋山いわく、「笛と手の踊りだけで気持ちが伝わるはずが無い」ということで、秋山は「頑張～れ・マジで・本当に頑張～れ！」と考案した文を"3・3・7拍子"のリズムに合わせて応援してみることに。秋山と馬場の必死すぎる応援に客席から笑いと拍手が起こりました。そのほかに、"4・1・2拍子"や笛と言葉を融合させた新たな応援を検証すると観客は大爆笑に包まれました。

続いて検証したのは、山本が番組収録中にオカリナを演奏すると場の空気が取り返しのつかないことになるという事で、さまざまな場面を設定してオカリナを演奏するとどうなるかを実演。番組収録中に最高に盛り上がった時や路上で絡まれた時などの設定で実際に山本がオカリナを演奏すると終始客席からはクスクス笑いが聞こえていました。その他の企画では、秋山のムチャぶりお題を元に山本が自作した紙芝居をここでも披露。お題は「シャリーと無意味な飛行場」無理やり５枚のイラストで紙芝居を披露した山本。「1枚が長く、内容とイラストが合っていない」と秋山と馬場からツッコミが入ります。素朴さを感じさせるイラストと内容に会場からは時折失笑が聞こえていました。

最後はロバートコント恒例の「体モノマネショー」 では、音楽に合わせて梅宮辰夫さんやアナゴさん（アニメ・サザエさんのフグ田マスオの会社の同僚）の顔に合わせての体モノマネを披露していきます。今回はいつものお面では無く服の裏側にプリントされている顔に合わせる新ネタを披露。今までとは違う飛び出し方に会場からは歓声が巻き起こりました。

次回は2016年2月13日「企画ライブ」を開催。そこで「前回見ましたという人が来場してくれるとありがたいです」と次回への参加も呼びかけながら終始大爆笑の渦に包まれたイベントは終了しました。

【ロバート】

1月28日（水）、なんばグランド花月にて、「ノンストップコメディ 出発進行！ 言うこと機関者」の1月公演が行われました。たむらけんじを中心に、コメディ復活を願う芸人たちが集結する人気シリーズ。今回はすっかりおなじみとなったメンバーに加え、ますだおかだ・岡田圭右さん、宮川大輔がゲストとして加わり、ますます濃〜いドタバタ劇で爆笑を巻き起こしました。

オープニング、花月駅前で楽しそうにボール遊びをしている警官のテンダラー・白川とそば屋の娘・福本愛菜、そして常連客の酒井藍...ところが投げたボールを取りに行かされるのは酒井ばかり。不満を爆発させる酒井に、「犬を飼いたいけどそば屋だから衛生的に飼えない」と福本はまさかの「酒井＝犬代わり」発言!?　どうやら今回のストーリーは、この「犬」がキーとなるようで...。



そこへやって来た駅員のテンダラー・浜本とシャンプーハット・こいで。何やら重そうな箱を持っていますが、中にはなんと仔犬が！　「大切に育ててください」という手紙とともに、駅舎の裏に捨てられていたとのこと。犬を飼いたい福本は大喜び、駅で飼おうと提案しますが、なぜかふたりは思案顔。最近ピリピリしているたむらが許可するはずがないと言うので、いったん仔犬を隠し、たむらに探りを入れることに。



たむらのピリピリの理由、それは「駅ミシュラン」の覆面調査員が近々やって来ること。何としても星を獲得してお客さんを呼びたいと、必死に頑張っているのでした。もちろん、犬を飼うなんてもってのほか！　落胆する福本らのもとへ、今度はすっちーが「痴漢をつかまえた」とやって来ました。犯人は、ギターを背負った松浦真也！　メロディーを奏でながら、隙を狙って福本のスカートをめくろうとする松浦に、すっちーはひと言「こいつ、パンツミーですわ！」。そう、『パンツミー』とは「パンツを見る人」の意味で、昨年末にすち子＆真也がリリースしたシングル曲です。ふたりはノリノリで『パンツミー』を熱唱し始め、歌詞にたむらの小ネタを盛り込むなど、スペシャルなパフォーマンスで客席を沸かせました。



痴漢騒ぎが一件落着したところに電車が到着、運転士の月亭八光が、福本を訪ねてきたある人物を呼び込みます。登場したのは岡田さん！　客席の大歓声を受け、さっそく挨拶代わりのギャグを連発します。



福本の担任の先生だということですが、この後も止まらぬギャグのオンパレードに、駅員たちは「ほんまに先生？」と半信半疑。たむらが「はじめましちゃ〜」とギャグで対抗すると、シンパシーを感じたのか「お笑いコンビを組もう！」といきなり握手を求め戸惑わせるひと幕も。たむらは「ノープランで来るから...」と、その自由さに翻弄されっぱなしでした。



学校に仔犬が迷い込んできたので、犬を飼いたがっていた福本のために連れてきたと話す岡田さん。さらに、駅長の桂三度も5匹の仔犬を連れて現れたからさあ大変！　こちらの5匹は、三度の飼い犬である剛と、ある家の飼い犬との間に生まれた子どもたちだそう。母犬の飼い主である老人・中川貴志は、すっちーとの絡みでボケを連発、爆笑をさらいつつ、「かわいい犬をキズモノにするなんて。5匹の引き取り手を探せ！」と捨てぜりふで去っていきます。合計7匹の仔犬を前に途方に暮れる一同...結局、たむらにも仔犬の存在がバレてしまい、花月駅、絶体絶命!?



モメにモメた結果、仔犬の件は「駅ミシュラン」の調査が終わってから検討することにして、まずは覆面調査員の到着を待つことに。とはいえ顔もわからず、「たぶんスーツにメガネとか？」というイメージだけで降車客を観察していると、それらしき男性（宮川大輔）が現れました！　ここぞとばかり、全員でのお出迎えや濃厚すぎるサービスで大輔をもてなす駅員たち。すっちーの飴まきに始まり、



こいでは『星屑のステージ』の下ネタ替え歌、



浜本は得意のマイケル・ジャクソンなりきりダンス、



白川はエアドラムを披露しますが、なかなか大輔を喜ばせることができません。



なぜか駅員ではない岡田さんも加わり、大輔の干支・ねずみにちなんだギャグで歓迎を！　キョトンとする大輔をよそに、ほかのメンバーにも干支をきき、次々とギャグを繰り出していきます。



これだけでは終わりません。お次はめったに出勤しない駅員・出不精様（ミサイルマン・岩部）が布で覆われた箱を押しながら登場。どうやら大輔に中身を見せず、手で触って何か当てさせるゲームのよう。ところが大輔は、このゲームが大の苦手！　「ホンマにダメやねん！」とビビりまくる大輔の隣で、クラッカーを鳴らしてさらに怖がらせる出不精様。箱の中に入っているのはまげを結った自称・朝青龍（土肥ポン太）ですが、大輔は髪にちょっと触れるたびに飛び上がって大騒ぎしています。



しかも、ふたつ目の箱にも挑戦させられ、中に吊るされたタワシを生き物と勘違いしてパニックに！　お客さんはもちろん出演者も大爆笑させていました。



そんな大輔、実は覆面調査員ではなく、駅に仔犬を捨てた犯人であることが判明！　犬の世話をしない娘に業を煮やし捨てたものの、後悔して迎えに来たというのです。ところがそば屋に隠していたはずの仔犬が見当たらず、駅員たちは必死で行方を探すことに...。

紆余曲折の末、逃げたと思われた仔犬は、実は諦めきれない福本が隠していたと発覚。無事に飼い主の元へと戻り、家へ帰っていきました。



学校に迷い込んだ仔犬は、先生の岡田さんが飼うことに。そして、5匹の仔犬は実は剛に関係なく、「駅ミシュラン」覆面調査員だった中川が、駅員たちの対応を見ようと持ち込んだものだったことも明らかになりました。捨て犬のために東奔西走する姿を見て、中川は「星３つ」与えることを決定！　念願の高評価を得た駅員たちは大喜び、大団円で物語は幕となりました。



エンディングで大輔は「楽しかった」とニッコリ。しかし、箱に手を入れるのは本当に怖かったようで、「（ふたつ目の箱の）たわしの時は、本気で家に帰ろうかと思った」と告白していました。「NGKの舞台でコメディに出演できるのは本当にうれしい」と語ったのは岡田さん。リハーサルの段階から全力投球だったそうで、その甲斐あって（？）存分に笑いをとった岡田さんに、たむらから吉本への勧誘も!?　これには「吉本は強敵揃い。松竹のぬるま湯が一番いい！」とボケながら、揺るがぬ"松竹愛"を見せつけていました。ちなみに岡田さんは、2月29日（月）に行われる「よしもと砦の戦い うるう年スペシャル〜松竹芸能軍の来襲」でも、ここなんばグランド花月の舞台に立つ予定。皆さん、ぜひチェックしてくださいね！



また、「ノンストップコメディ 出発進行！言うこと機関者」2月公演では、ABC朝日放送『おはよう朝日です』とコラボすることも決定。ゲスト出演するアナウンサーの岩本計介さん、喜多ゆかりさんが、たまたま客席で観劇していたということで、飛び入りで舞台に上がってPRしてくれました。岩本さんは舞台から客席を見て「緊張する！」とひと言。喜多さんは「ぜひ藤井（隆）さんと踊りたい」と自らリクエスト、今から出演を楽しみにしている様子でした。



この日は851人のお客さんが、なんばグランド花月へ足を運んでくださいました。岩本さん、喜多さんも出演する次回公演は2月24 日（水）、なんばグランド花月で上演されます。残すところあと2回となった同シリーズ。総動員数1万人に向け、引き続き応援よろしくお願いします！



● 次回公演情報



ノンストップコメディ 出発進行！ 言うこと機関者

日時：2月24日（水）　18:40開場　19:00開演

会場：なんばグランド花月

出演：たむらけんじ、桂三度、藤井隆、中川家、テンダラー、シャンプーハット・こいで、ミサイルマン、月亭八光、酒井藍、福本愛菜、土肥ポン太、すっちー、なかやまきんに君　ほか

ゲスト：岩本計介、喜多ゆかり（ABC朝日放送アナウンサー）

料金：前売・当日とも大人2800円　高校生以下2000円

　　　※身長が110cm以上、または5歳以上のお子様はお席が必要となります。

☆チケット好評発売中！

◆チケットよしもと

・チケットよしもと予約問合せダイヤル　☎0570-550-100 (Yコード999-010)

・オペレーター対応予約専用ダイヤル ☎0570-041-356〈10:00〜18:00〉

・WEB⇒ http://ticket.yoshimoto.co.jp

・よしもと各劇場窓口（祇園花月を除く）

◆チケットぴあ

・☎0570-02-9999（Pコード：448-645)

・チケットぴあのお店

・WEB⇒ http://t.pia.jp/

・サークルＫサンクス

・セブンイレブン

◆ローソンチケット

・☎0570-084-005 (Ｌコード：59460)

・ WEB⇒ http://l-tike.com/

お問い合わせ：チケットよしもと予約問合せダイヤル　☎0570-550-100（10:00〜19:00）



● 公演情報



よしもと砦の戦い　うるう年スペシャル「松竹芸能軍の来襲」

日時：2月29日（月）　18:55開場　19:15開演

会場：なんばグランド花月

出演： （新喜劇）烏川耕一、すっちー、アキ、中川貴志、清水けんじ、今別府直之、吉田裕、酒井藍　（漫才）スーパーマラドーナ、銀シャリ

ゲスト：（新喜劇）ますだおかだ、安田大サーカス　（漫才）なすなかにし、チキチキジョニー

料金：前売・当日とも1階席2800円　2階席2500円

お問い合わせ：チケットよしもと予約問合せダイヤル　☎0570-550-100（10:00〜19:00）



【たむらけんじ】【桂三度】【テンダラー】【シャンプーハット・こいで】【ミサイルマン・岩部】【月亭八光】【酒井藍】【福本愛菜】【土肥ポン太】【すっちー】【中川貴志】【なかやまきんに君】【宮川大輔】

このたび、2016年4月9日をもって宮川大助・花子は結婚40周年を迎えることになりました！　夫婦として、そして漫才師として走り続けてきた40年。5年前に起きた東日本大震災では、"常に人々に笑顔を届けたい"という思いから「復興大使」として活動。被災された方々を、地元の人たちと一緒に元気づける活動も積極的に行ってきました。

そんな40周年を記念し、なんばグランド花月にて宮川大助・花子結婚40周年記念公演『花咲村の妖精』を公演する運びとなりました。

公演内容は、昨年大盛況に終わった同作の内容に一部追加・変更を行い、より表現力の高い舞台を実現、結婚40周年を大いに盛り上げます。また、宮川大助・花子による夫婦漫才もたっぷりお楽しみいただきます！

1月27日には、ふたり揃って会見を開き、公演にあたっての意気込みはもちろん、40年を振り返りつつ、これからの未来のことも語りました。

「まさか40周年を迎えられると思っていなかった」と開口一番に花子。この結婚記念イベントは10周年から始まりました。「なぜ結婚10周年というイベントをやったかというと、漫才を始めて7年目で。自分たちは漫才が10年もつとは思っていなかったので、周りが色んなイベントをしている中で、自分も何かしたいなと会社に言って、初めてやったんです」。それから10年、20年、25年の銀婚式、30年と経て、今回の40年周年記念。この間に起こったエピソードは、「ありすぎて語ったら40年かかる」（花子）。

仲むつまじい大助・花子ですが、夫婦の危機も訪れました。結婚22、3年の頃、花子が大助に離婚届を叩きつけたとか。
「夫婦が長続きする秘訣は？とよく聞かれますが、それは長続きしてみないと分かりません。"あの山を登ったらどんな景色が見えるかな"と思っても、登ったら分かるのと同じですね。今なら"あの時ああやったな、こうやったな"とすごく分かるし、夫婦の危機はあったけど、夫にすごく助けてもらいました。だから、夫からもらった一番の最高のプレゼントはあの時、離婚届を破ってくれたこと。これが自分にとって最高のプレゼントです。あの時、もしも、彼が判子を押していたら、今、40周年は迎えられませんでした」と花子、しみじみと振り返りました。



「病気もありましたし、結婚して25年くらいは漫才の中にも随分と格闘がありました。今はもう穏やかになりましたね」（大助）
「私は結婚して漫才を始めたので、漫才さえしなかったら健康でいただろう、漫才さえしなかったらもっと仲のええ夫婦でいられただろうとか、前半はずっとそういうふうに思っていました。でも今は、漫才をやらせていただいたおかげで色んな人と出会えたし、漫才やらせていただいたおかげで皆さんに喜んでもらえる夫婦であることができたし、漫才やらせてもらっているおかげで、いろんなことを夫婦で勉強できたと思います」（花子）

ふたりは漫才中、夫婦で観に来られたお客さんが「お父さん、花ちゃんの言うことよう聞いとき」と奥さんが旦那さんを肘でつつく姿を見ることが何よりも嬉しいとか。大助自身もサラリーマンでいえば定年を迎える年になりました。「定年を迎えた男性をご苦労さまでしたと迎え入れる奥さん、そんな暮らしを漫才の中でできたらと思います」と大助、また新たな夫婦漫才の形を見出していました。

40周年記念公演が行われるのは4月9日。ふたりの結婚記念日です。「"死ぬまで苦しむ"で4月9日｣と笑う花子。ふたりにとって一番大切な日だけに、「この日だけは譲れない」と2年前から2016年4月9日になんばグランド花月で公演を行うと動いていたそうです。



そして気になるイベントの内容ですが、ミュージカル『花咲村の妖精』と漫才の二本立てで行います。ミュージカル『花咲村の妖精』の作者は大助。マザーテレサの言葉と出合った大助が「天使シリーズ」という天使をモチーフにした芝居を始め、そのうちに「自分たちが生きることに精一杯になって、本来持っている人間の美しさや尊厳というものが見えなくなっている、そういうものを俺らは失っているんじゃないかなと思って、大助・花子からプレゼントということで"妖精シリーズ"という芝居をやり出したんです」。

昨年、初演した『花咲村の妖精』。大助が手がける芝居の中で初めて、人間の怒りや嫉妬といった負の要素を取り除いたものとなりました。果たしてそれが今の時代に成り立つのかと心配になったそうですが、蓋を開けてみれば評判は上々。そこで、「これをもう一度リメイクして、40年間お世話になったお客さんにお返ししようじゃないかと思い」（大助）、ご年配の方からお子様まで老若男女に伝わるミュージカルに仕立て直しました。

とある山里の大きな咲かずの桜の木。その下で、若い男女が恋をしています。物語はこの若い男女を中心に展開、やがては地球上に"愛の花"を咲かせるというメルヘンチックな内容となっています。「観てくださった皆さんが"心が洗われた"とおっしゃるようなお芝居です」と大助、自信を覗かせます。そんな大助が語る一番の見どころは、妖精の踊りのシーン。「妖精の踊りがとてもじゃないが、美しい」と大絶賛していました。

なお、宣伝ポスターとは全く違う内容だそうで、「ポスターはやりたかったことをビジュアル化しました」と花子。花子は小さい頃から白雪姫になりたく、白雪姫のイメージを伝えたところ、今回の宣伝ポスターが仕上がってきたとか。ちなみに、会見で着ている衣装も白雪姫をイメージ。花子のお手製で、会見のために２週間かけて編み上げたそうです。そんな花子の姿を見て「メイドカフェちゃうの？」と大助。「お帰りなさいませ、ご主人様！」と即興のやり取りで会場を笑わせました。なお、大助の緑のタキシードも自前、花子曰く「王子さまの格好」だそうです。ほかにも、この40周年記念公演では、松下笑一のバルーンアートがロビーなどを飾るとかで、こちらも見逃せません。



前回、30周年公演を終えて間もなく、脳卒中で倒れた大助。一時は左半身が麻痺して全く動かず、このまま舞台から去ることも考えていたそうです。そんな中、懸命に大助を支えた花子。夫婦でありながら、漫才の相方でもあった30年は人には言えない苦労の連続でしたが、「その時、僕らは普通の夫婦に戻っていました。"あんたの介護ができて、私は感謝してる"って言ってね。僕たちも普通の夫婦の幸せを掴むのに長いことかかりました」と大助。

「今は、夫婦やからできる漫才をやらせていただいていると思っています。漫才に対して嫌いという思いもありません。漫才をやらせていただいたおかげで、復興大使として被災地に行かせていただける。漫才やらせてもらったおかげで、この40周年という記念日を皆さんに迎えてもらえることができて、ほんまになんて幸せなんやと思います。今は一番幸せです」と花子。漫才も「今が一番面白いです！」と笑顔で語りました。

そんなふたりが歩んできた40年。4月9日の記念公演でぜひご一緒に、お祝いしてください！

『宮川大助・花子　結婚４０周年記念公演　花咲村の妖精』
日時2016年4月9日(土)　開場19:00　開演19:30
会場：なんばグランド花月
出演者：宮川大助・花子、ほか
料金：前売4000円　当日4500円
チケットよしもと先行発売日：1月28日(木)～1月31日(日)　
チケット一般発売日：2月4日(木)

【宮川大助・花子】

１月27日（水）、東京・ドリーム＊ステーションJOL原宿にて、「最新プリントシール機 『HIKARI(ヒカリ)』 × NON STYLE井上裕介 コラボレーションコース 初お披露目会見」が行われました。

業界シェアNo.1(2014年夏 フリュー調べ)を誇るフリュー株式会社が、３月中旬に発売する最新プリントシール機「HIKARI (ヒカリ)」に、NON STYLEの井上裕介とコラボレーションした特別コースを搭載することとなり、そのお披露目となった今回の会見。

報道陣に加え、女子中高生を中心とした一般のギャラリーも見守るなか、まずはMCを務めるラフレクラン・西村真二と久嬢由起子さんが登壇し、日頃から井上と親しい西村は「バーターぎみで仕事をもらいました（笑）」と自嘲します。

そして本日の主役・井上が、全身白の衣装で、胸肌をアピールしながら登壇。
歓声と悲鳴をひと通り浴びた井上は、プリントシール機でのこうしたコラボに初めて男性芸人として起用されたことを知り、「ありがたいことですけど、フリューさんが倒産に向けて走ってるわけではないですよね？」と関係者に視線を送ります。

また、昨年10月に「HIKARI」で撮影した10年ぶりというプリントシールをツイッターにアップしたところ、３万ものリツイートがされた挙句、それを持ってくれていたメイクさんの指に対して、「誰なんだ？」といった反応があったことを自慢気に語る井上。

そんなナルシストぶりを発揮する井上ですが、ナルシスト芸人として、フルーツポンチ・村上健志、ジャングルポケット・斉藤慎二、ピスタチオ・小澤慎一朗の３名も登壇すると、斉藤の「サイトウさんだぞ」といった挨拶でも会場を沸かせます。

それぞれプリントシール機での体験を聞かれると、村上は昨年、劇場出番の合間にジャルジャル・後藤、はんにゃ・川島らと撮ったそうで、斉藤は今日の会場を間違えて「女子たちに囲まれちゃった。憧れてる俳優は堤真一さんです」といった無関係なエピソードを披露。
残る小澤は「周りのお友達が僕を除いたみんなで撮りにいっている」とのことで、ゆえにプリントシール機への憧れは強いそうです。

続いて、『HIKARI』外観デザインを井上仕様とした限定１台の「ノンスタ井上プリ」がお披露目。

「思ってたよりかわいい」と自画自賛する井上ですが、現に全国のアミューズメント施設から問い合わせが殺到しているとのことです。

さっそくナルシスト芸人４名で、キャッキャ言いながら撮影を開始。

撮影が終わり、井上の実写スタンプなどのデコレーションが施されると、その出来栄えに感嘆の声が上がり、村上においては「千葉雄大くんみたい！」といった声も上がりました。

続いて、女子高生10名とともにぎゅうぎゅう詰めになりながら撮影し、中腰を続けて汗だくの井上ですが、女子高生に囲まれご満悦の様子でした。

その後は、囲み取材へ（斉藤は「熊本で痛みに耐える仕事」のため途中退席）。
井上の女子中高生人気の高さを間近に見た村上が、「ここにいる男は、全員（井上の）何がいいのかわからないです」「男の人で井上さんに憧れている人、０人ですね」と毒づくも、井上から「届かない存在だから憧れられないっていうことでしょうね」と、ポジティブ発言が飛び出します。

「ナルシスト芸人BIG4」という称号を受け入れた小澤も、「（井上が）女子高生の方々と撮りましたけど、正直言うと、この顔で、ああいうことが出来るんだなっていうね、夢見させていただきました」と羨望。

井上は今回の企画を通し、フリューのスタッフとの交流が深まったとして、「男性からしたら"ちょっと井上の（プリントシール機）おもろそうやから撮りにいってみようぜ"」「僕を悪く言うため撮りに行くというデートもあるんやないかと」と、HIKARIが関係を深めるきっかけになるのではと思いを巡らせます。

また、リポーターから、相方・石田との撮影を勧められた井上は、「初めて上下真っ白な衣装を着て、こんなに恥ずかしいもんなんだと改めてわかった（笑）」とコメントする一幕もありました。

全国のアミューズメント施設を巡る「ノンスタ井上プリ」キャラバンなど、HIKARIの最新情報、詳細は、公式ツイッター（https://twitter.com/FuRyu_Puri）、フリューのニュースリリース（http://www.furyu.jp/news/2016/01/nonstyle.html）等でご確認ください。


【NON STYLE】【井上裕介】【フルーツポンチ】【村上健志】【ジャングルポケット】【斉藤慎二】【ピスタチオ】【小澤慎一朗】【ラフレクラン】【西村真二】

１月２６日（火）、広島県広島市の広島ホームテレビにて、石野理子＆シソンヌがダブル主演する地域発信型映画『ファーストアルバム』のクランクイン記者会見が行われました。

【頃安祐良（ころやすゆうすけ）監督】　今回の作品を手掛ける、映画に限らず乃木坂４６などのPVなどで話題沸騰中。

「石野理子さん・シソンヌさん主演で、どんな映画にしようかと考えていました。広島は、平和の象徴の街であり、また音楽の街だと思います。歌をフューチャーした作品としたく、｢ファーストアルバム｣と名付けました。なんとか面白い作品にしたいと思います！」

【石野理子】　広島在住ながらも、全国で活躍するアイドルグループ「アイドルネッサンス」のセンターを務める

「映画の出演は２回目。頃安監督とお仕事をご一緒させていただくのも２回目。とても楽しみにしていました。この映画を通じて、広島のよさを魅せたいですし、また、しっかり音楽のよさも伝えていきたい思いで一杯です。」

【シソンヌ】広島ホームテレビでの初冠番組「ぶちぶちシソンヌ」活躍中のカープも愛する。

長谷川 「レギュラー番組の収録の際は、泊まりで来ても、寝る時以外はほとんど収録のため、食べることしか楽しみがなかった。出身は広島ではありませんが、レギュラー番組をやらせていているので、第２の故郷だと思っています。頑張って映画を盛り上げたいと思います。」

じろう 「広島は大都市でありながら、山も近いし、海も近い。食べ物も、何を食べても美味しいし、ウニホーレンもお気に入り。広島県外の人間だからこそ気づく、地元の人の気づかない広島の魅力を見つけていきたいです。」

【奥村大樹】　㈱広島ホームテレビプロデューサー。

「本日クランクインということで撮影開始、寒波直後の早朝からにも関わらず、出演者・スタッフのやる気がビシビシ伝わる楽しい現場になっています。完成を楽しみにてください！！」

【増川一幸】　（公財）広島観光コンベンションビューロー専務理事

「当ビューローは、この広島の様々な魅力を発信し、数多くの皆さんに広島にお越しをいただき、そしてご満足いただく、そのような役割を担っています。そのための誘致・誘客活動には、様々なプロモーションの手法がありますが、今回のように、地域の活性化に積極的に取り組んでいらっしゃる吉本興業グループと、地元の広島ホームテレビが、主体的に広島の魅力を発信して頂けること、また広島在住・広島に関わる皆さんが出演され広島の街を舞台に、広島の観光素材や風景、そして人情も含めストーリー仕立てで様々な魅力を発信できることは、新たなプロモーションの形として大変期待をしています。地域・笑い・音楽の３つの要素を備えたバランスある作品となることでしょう、当ビューローとしても精一杯応援したいと思います。」

石野理子さんとシソンヌの初顔合わせとは思えないほどの和やかかつ会見場に大爆笑を起こすかけ合いで、終始笑顔にあふれた会見となりました。「ファーストアルバム」は、沖縄のスクリーンにて、初お目見えとなります。

広島の美しい景色と、高い歌唱力を持つ石野理子さんの美声が融合された作品をお楽しみに。

<作品紹介>

｢ファーストアルバム｣

監督：頃安祐良

出演：石野理子・シソンヌ・西村真二（ラフレクラン）・葛馬史奈（アンジュビオレ）・フリータイム

作品解説： 歌が好きな少女、樹（いつき）は、自分の居場所を見つけられずにいた。毎日見る広島の景色の中に、自分だけが浮いているような気持ちだった。

けれど、あるきっかけで彼女は初めて自分の心と、家族と、広島の街と向き合う。

やさしい人たちの心に触れ、美しい広島の街並みの中で、少女が第一歩を踏み出す一日を描く物語。

著名なミュージシャンを多く輩出している音楽の街、広島。

昨年12月、吉本興業東京本社にて、パンクブーブー・佐藤哲夫による漫才のネタ作りの授業が、YCC（よしもとクリエイティブカレッジ）「構成作家コース」受講生に向けて行われ、『M-1』『THE MANZAI』の両方を制した佐藤からネタ作りのシステムやコツを直接教わる貴重な機会だけに、どの受講生も真剣な表情で聞き入り、積極的に質問も相次ぎました。

佐藤は挨拶後、「僕としてはこういう風にネタを作っているよという感じなので、参考にするかどうかも自分ら次第でお願いします」とこれからの授業について説明。

そして、これから伝える内容は「才能のない人間が、才能ある人たちとどう戦っているか」「才能なくても、充分にコツとテクニックさえあれば戦える」として、漫才のネタは才能がなくても、何度も練り直しができることを強調します。

次にプロの作家とアマチュアとの違いについて、「スピード」と断言し、プロの作家は３分ネタを５分で用意できると語る佐藤。
その好例として、かつてチャイルドマシーンとして活動し、現在は『しくじり先生 俺みたいになるな!!』などを担当する売れっ子構成作家・樅野太紀さんに、漫才の台本を１本依頼する際の打ち合わせでの逸話を語ります。
30分しか打ち合わせ時間が取れなかったものの、「パソコン開いて、トントンって（キーを叩く作業を）やって、このネタあるんだけど使える？　こっちは？」とパソコンの中から漫才の台本を選んで渡し、樅野さんは15分で帰ったとか。
佐藤は「これが勝てる作家の仕事」「一緒に悩んでくれるならいらないの。奥さんだけで充分（笑）」と熱弁します。

つまり、どんなタイミングで発注があってもすぐに応えられるように、ネタのストックが必至ということですが、その際、「100点満点のネタを作ろうとしない。70点くらいのネタ」を作っておくことを薦めます。
というのも、100点満点の漫才を作ろうとすると、書き手の個性や発想が癖となり、それが漫才師にとっては邪魔になるとのこと。
なので、「誰がやっても70点くらいの笑いになるネタが欲しい。残りの30点は、稽古とか舞台にかけながら演者さんが自分の色を足していく。そこまではやる必要ない」と佐藤は結論づけます。

特定の漫才師に向けられた100点の漫才を作ったとしても、仮にボツになったら捨てるしかないが、誰がやっても70点の漫才になるネタなら、ボツになってもストックになる――というのが、前出したネタをストックするコツ。

そうした概要的な話から、授業は、具体的に賞レースなどで披露する３分の漫才の作り方へと進みます。
３分ネタの場合、"大ボケ"というこの漫才で何が面白いかと思って作った１本の幹と、その大ボケを活かすための枝にあたる"小ボケ"や雰囲気作りのための台詞との関係性を図を描いて説明。
大ボケと無関係な小ボケは「雑音」「ノイズ」とまで言い切ります。

また、「漫才は作り話、ウソです。だからこそ余計にリアリティを求めなきゃ」「本気で喋ってると思わせないと」とリアリティの重要性に言及。
ゆえにルールとして、「ボケろや！」といった漫才用語は入れて欲しくないとのこと。

さらに、ツッコミ側は、ボケのパターン"ボケジロ"を残すツッコミをして、徐々にボケジロを削っていくことで漫才が展開していくそうで、「ちゃんとやれや！」といったボケが何もできなくなるツッコミは勧めません。

その他にも、ツッコミの中にフリを入れることで、テンポを挙げるというテクニックや、特定の設定でコントを始めても、最初にその設定でのゴールを示すべきとする佐藤。

授業の後半は、YCC受講生が事前に書いて提出した３分の漫才ネタを佐藤が講評します。

ここでも、前記した大ボケやリアリティ、ボケジロといったコツを踏まえながら、ネタを添削し、佐藤が即興で作り変えた会話で笑いを誘うシーンも。

また、パンクブーブーが優勝した『M-1グランプリ2009』は、「メガネの人（黒瀬）がギャンギャン言ってる様」が面白いとおもったので、一番見せたい大ボケとしたと明かす佐藤。

新ネタを複数作るも、設定を印象づかせる前半の１分半のみで、後半はいずれも黒瀬が怒り、言い争いなるネタだと明かし、結局、１年間かけて２本のネタを練り続けたとのが勝因だと自己分析します。

他にも「医者と患者」という設定を「カウンセラーと患者」に変えるなど、ちょっと設定をずらすだけで真新しく見えるといったテクニックも伝授。

受講生からの質問では、今年の『M-1グランプリ2015』で務めた審査員について訊かれると、「漫才は芸術じゃなくて大衆演芸」だとし、これまで佐藤が伝えた漫才のテクニックやルールとは無関係に「ウケてることが正義」だと明言しました。

予定時間を過ぎても、漫才、お笑いについて熱弁をふるう佐藤。

授業終了後も、希望者へは個別にアドバイスを行っていました。

なお、現在YCCでは、2016年度生徒を募集中。
詳細は、YCC公式サイト（http://ycc.yoshimoto.co.jp/）でご確認ください。


【パンクブーブー】【佐藤哲夫】

サバンナ高橋による『サバンナ高橋トークライブVOL.4～ホウレンソウの会～』が、2月27日（土）、ヨシモト∞ホールにて開催いたします。

今回で4回目を迎えるイベントですが、毎回トークだけでなく、高橋自身が編集した動画を披露したりと見どころ満載の内容となっております。
ここでしか聞けない話が飛び出す可能性もございますので、是非会場でご覧ください。



≪『サバンナ高橋トークライブVOL.4～ホウレンソウの会～』公演概要≫
【開催日時】
2月27日（土）開場21：15／開演21：30

【開催会場】
ヨシモト∞ホール(渋谷)

【料金】
前売1,800円／当日2,300円　全席指定

【チケット】
チケットよしもとYコード［999-060］
TEL：0570-550-100（お問い合わせ10:00～19:00）
WEB：http://yoshimoto.funity.jp/

【サバンナ高橋】

来週２月４日（木）から７日（日）まで、東京・表参道GROUNDにて佐久間一行MC、ラフレクラン・きょんら出演、"恋のあるある"をテーマにしたコント＆トークショーシリーズ最新作「恋のあるある爆笑バレンタイン」が上演されます。

「恋のあるある」は今回で４回目。１年前の第１弾から佐久間が総合MCを務めてきました。

ライブでは、恋にまつわるコントと観客参加型のトークショーを展開しています。日替わりMCとして、５日の公演にはゆりやんレトリィバァも登場。

そのほか出演者にはインスタントジョンソン・ゆうぞう、風藤松原・風藤、響・小林、スーパーニュウニュウ・ふるやいなやら、日替わりMCにはWエンジン・チャンカワイ、たかまつななァ、ハマカーン神田らと、どの日も見逃せません。

公演はすべて同時にニコ生でも配信。チケットはオフィシャルサイトから購入することが可能となっています。詳しくはオフィシャルサイトにて確認を。



公演名　「恋のあるある爆笑バレンタイン」
日時：2016年2月4日（木）・5日（金）　18：30開場　19：00開演
　　　　　　　　　　　6日（土）・7日（日）　13：30開場 14：00開演／17：30開場 18:00開演

会場：東京・表参道グラウンド

料金：前売・当日　S席5500円（限定前２列20席・出演者全員のサイン付きフライヤー）
　　　　　　　　　　　 Ａ席3500円
※２月４日の前売券は完売。当日券の詳細は未定。オフィシャルサイトにて確認を。

チケット：http://koino-aruarukai.main.jp/index.html　より


＜出演＞
（MC）佐久間一行、下田麻美
佐藤ゆうぞう（インスタントジョンソン）
風藤（風藤松原）、小林（響）、きょん（ラフレクラン）、ふるやいなや（スーパーニュウニュウ）
和栗みゆ、西井雅、須藤沙織

（曜日ゲストMC）
2月4日 木曜日　中村繪里子
2月5日 金曜日　チャンカワイ（Wエンジン）
　　　　　　　　　　 たかまつなな＆ゆりやんレトリィバァ
2月6日 土曜日　神田（ハマカーン）・志村禎雄（XOX）
2月7日 日曜日　山崎はるか

●関連URL
http://koino-aruarukai.main.jp
https://twitter.com/51aruaru
http://ch.nicovideo.jp/koinoaruaru

1月23日(土)、よしもと沖縄花月で岩田勇人、ウリズン桜、大屋あゆみ、ガジラー、けんたくん、ピーチキャッスルの定期公演「一期一笑」が開催されました。

5回目となる今回は、大屋あゆみとけんたくんの二人がMCを務め、オープニングトークが始まります。ロングヘアにひげを生やしたけんたくんを見てピーチキャッスル・桃原が「ホームレス感がすごい」と早速いじり、これには理由があるとけんたくん。



「なんと、またホームレスのお仕事を頂きました！」と発表すると大屋に「意味合いが変わってくる」とツッコまれ映画に出演する事を明かします。以前も映画『天の茶助』にホームレス役で出演したけんたくんだが、「今回はランクが上がって『裸の男』という役」と話すと、すかさずピーチキャッスル・真栄城に「いや、ランク下がってるだろ」とツッコまれ、会場から笑いが漏れます。「裸の男なのに、この前衣装合わせがあって10枚以上のトランクスが並べられ、ゴリさんの前で着替えていくがどれも『違うな～』と言われた。後日衣装さんが劇場にパンツだけ届けに来る」と映画出演についての面白エピソードで会場を温めました。

メンバー紹介では、昨年けんたくんとコンビを解消した岩田勇人が新しく利根川ポプキンスというコンビを結成した事を発表すると「おめでとう」と祝福の声が上がるなか、けんたくんは複雑な面持ちでウリズン桜・仲宗根に「最近けんたくんはみんなに『コンビ組もう』と誘っている」と暴露され、笑いが起こります。

続いて本日のゲスト、フルーツポンチが登場すると会場からは歓声と拍手が響きます。

沖縄の印象を聞かれたフルーツポンチ・村上は「毎年来ている。沖縄は人がいい。気候もいいし、沖縄は好き」と話し、好きな場所を聞かれると「これいったらみなさん沖縄詳しいって思いますよ」と前置きしながら「首里城」と答え、桃原に「さっきから全部情報が薄い」とツッコまれます。

沖縄の好きな食べ物を聞かれたフルーツポンチ・亘がぎこちない様子で「テビチ」と答えると、すかさず桃原は「だまされるな！　絶対食べてない」と言い切りメンバーから「信じようよ」となだめられます。

それぞれのネタ披露でトップバッターを切ったのはピーチキャッスル。「同窓会で久し振りに会ったら名前が思い出せなくて気まずい」と話す桃原に真栄城が同級生役を演じ、うまいごまかし方を桃原が練習するというものですが、極端な桃原の対応に会場からは大きな笑いが起こります。



続いて、登場したけんたくんは「体内に偉人を呼び起こす」という不思議な設定でけんたくんワールド全開のネタを披露しました。

大屋あゆみは県外では通用しない「沖縄あるある」を披露し会場を盛り上げ、前半3組のネタが終了しました。

MCをフルーツポンチの二人にバトンタッチし「古今東西バレーボール対決」のコーナーが始まります。体操着にカツラ姿で女子バレーチームに扮したメンバーのその強烈な風貌をフルーツポンチの二人がいじりながらも「仲宗根電力チーム」「桃原ファイターズ」の2チームに分かれるが1名足りないという事で村上も参加する事に。気が乗らない様子の村上は「バレーが嫌とかじゃなくて、沖縄芸人と絡みたくない」と毒を吐きながら笑いを誘いゲームがスタート。

「た」から始まる有名人や、熱いもの、学校にあるものなど様々なお題で順調にラリーが続く中、ボールがついた棒をコントロールする亘は急にスピードを上げたり、お客さんを巻き込んでゲームを盛り上げますが、途中で棒が折れてしまいガジラー・江藤の頭に刺さる、岩田勇人の腕を直撃するなど数々のハプニングが発生します。「普通のバレーより疲れる」と息が上がった様子を見せる中、桃原ファイターズが勝利を勝ち取りゲームは終了しました。

後半のネタ披露では、岩田勇人が客席のお父さんと12年ぶりに会うお母さんが現れるという不可思議な設定でネタを披露します。

続く、ウリズン桜は友達と家でゲームをしているときにおしっこを漏らしてしまうが「おしっこではない」と言い張るコントを披露し会場は笑いに包まれます。

ラストのガジラーは「一番テンション低いコンビがトリ。若干頭が割れているからネタが飛んでしまうかも」と先ほどのゲームでの後遺症を引きずる江藤。寺崎とお互いに直して欲しい癖を指摘し合うという漫才を披露し会場は笑いに包まれたまま全組のネタが終了しました。

続いて、ただただ本気でジェンガをやる「本気(マジ)ジェンガ」がスタート。倒した人は罰ゲームでチンコ破壊マシーンを受けるというルールに亘は「沖縄の罰ゲームは基本的に暴力がひどい」とコメント。村上は「だから成人式が荒れる」と会場の笑いを誘います。

村上は「ここからはお笑いじゃない。ドキュメント」と本気の意気込みをアピールし、順調にジャンガが進んで行きます。次第に不安定になるジェンガに会場も緊張した空気が流れるなか、一周目最後の桃原が成功したらMCを務める村上も参戦する事に。嫌がる村上だったが順番が回ってくると「俺ジェンガやってた。ジェンガ留学もしていた」と得意げな様子。「みんなやったことぐらいあるだろ、しかもそんな留学にお金払うの？」と亘がツッコミをいれ笑いを誘いながらも宣言どおり成功させると会場からも「おー」と歓声とともに拍手が響きます。

二周目がはじまるとさらに不安定さを増しいつ倒れてもおかしくない程グラグラと動くジェンガに緊張感が高まるなかメンバーも真剣そのもの。三周目に突入し寺崎は「全部だめっぽい」と自信ない様子だったが見事成功させ会場を沸かせます。続くけんたくんは「みつけたー！」と言いながら慎重にチャレンジするも大きくグラつき、会場の「あー！」と残念そうな声とともにジェンガが倒れてしまいます。




罰ゲームを受ける事になったけんたくん。怖がりながらもマシーンの前に立つと亘の掛け声で勢いよく股間に当たり、絶叫するけんたくんは「本当に痛い」と痛がりながらも会場は爆笑に包まれ、死闘のジェンガ大会は終了しました。



間髪入れず始まったエンディングトークで再びMCをするけんたくんは痛がりながらも「フルーツポンチさんともチームワークが生まれました。ありがとうございます」と明るくコメント。会場からも拍手が響きます。
最後は檀上で全員そろって観客へ「ありがとうございました」と感謝の言葉を述べ「一期一笑」は幕を下ろしました。