チュートリアル、ピースら実力芸人がよしもと沖縄花月に集結!「豪華!1周年記念特別公演」
3月12日(土)によしもと沖縄花月がオープンしてからちょうど1年が経ち、チュートリアル、ピース、NON STYLEら実力派芸人が出演する「豪華!1周年記念特別公演」が開催されました。
まず、軽快な音楽で登場したのはいまをトキメク若手芸人のコロコロチキチキペッパーズ。2人が登場すると、立見席までも完売した会場からは大きな歓声と拍手が飛び交います。大勢の観客を前にナダルの持ちネタ「やっべぇぞ」が飛び出すと、大きな笑いが起こります。どんな言葉もナダルが進化して返す、特技「ナダルリーバスエボリューション」やキングオブコント2015で優勝を勝ち取ったおなじみのコント「卓球」を披露。定番曲のSURFACEの「さぁ」が流れると、観客は爆笑に包まれました。
次に登場したのは2700。しかし、ツネは諸事情で1回目の公演には登場できず。急きょ、コロコロチキチキペッパーズの2人が舞台に出てきます。特にコントの打ち合わせもせず、八十島弘行の「座ってるだけでいいから」の指示の元、リズムコントが進んでいき、会場を盛り上げました。
続いて登場したピースは漫才を披露。又吉直樹の「先生」から始まる格差ネタが披露すると、客席からは笑いが起こります。
4番手に登場したのはNON STYLE。井上裕介の素早いツッこみが出るたびに、爆笑をさらっていきました。
最後に登場したのは、沖縄では初の漫才披露になるチュートリアル。徳井義実のお馴染みの「妄想漫才」が始まると、福田充徳の常識的なツッコミに会場は爆笑の渦に包まれました。
2部構成となっている後半は沖縄新喜劇が始まります。沖縄でペンションを営んでいる家族にまつわるストーリーで、沖縄では社会問題となっている「シングルマザー」についてや「出来ちゃった婚」など、グレーなテーマを絡めた内容となっています。
合間で起こるアドリブネタで遊びすぎてしまい、最後のオチを前にこのままでは公演が押してしまう事態が発生。少し早口になってしまう演者たちに会場からはクスクスと笑い声が聞こえてきます。沖縄ローカルネタのアドリブも飛び出し、終始爆笑と笑顔に包まれたイベントとなりました。
公演後に行われたインタビューでは、スリムクラブが1周年を迎えたよしもと沖縄花月と沖縄新喜劇を振り返ります。真栄田賢は「いきなりよしもと沖縄花月ができて、座長を務めることに自信がなかったが、今では面白い新喜劇が出来ていると思う。若手の成長の場や活躍の場ができて良かった」と思いを語り、内間政成は「新喜劇では後輩や同期と切磋琢磨して、沖縄の笑いが盛り上がっているのを感じる。地元で出来るのがうれしい」と顔をほころばせました。
また、真栄田は「沖縄ならではのローカルネタや沖縄のグレーの部分も笑いに変えて、さらに沖縄新喜劇が盛り上がり、沖縄だけではなく全国の新喜劇ファンに見てもらいたい」と熱い思いを語ってくれました。
沖縄新喜劇は毎月テーマに沿って、土曜日はスリムクラブ、日曜日はガレッジセールがレギュラー出演中。まだ観ていない方はぜひチェックしてみてください。
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