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2016年4月

賢く使える?!ロザンのLINEスタンプ

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皆様からご要望の声を多数いただき、LINEクリエイターズスタンプ『ロザン』を発売いたしました。
「今、何問目?」「これはもう事実なんですよ」などネタ中のフレーズも多数収録しているほか、学生の方々でも使いやすいスタンプも取り揃えています。



≪ロザンからのコメント≫
賢く使ってください!

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― LINEクリエイターズスタンプ『ロザン』商品概要 ―
【コンテンツ概要】
1セット40種

【購入方法】
▼アプリ「LINE」から購入 [価格:120円(税込)または、50コイン]
 スタンプショップにて"ロザン"を検索、またはクリエイターズスタンプ内
 URL:http://line.me/S/sticker/1258603 ※iPhone/Android


▼「LINE STORE」から購入[価格:120円(税込)]
 クリエイターズスタンプにて"ロザン"を検索
 URL:https://store.line.me/stickershop/product/1258603/ja ※iPhone/Android/PC



【ロザン】

映画『鉄コン筋クリート』公開10周年記念アプリ「鉄コン筋クリート・キーボード」

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「鉄コン筋クリート・キーボード ~さわりたくなるキーボード ~」iOSアプリ(有料版)を、AppStoreにてリリースいたしました。
また、Androidアプリ(有料版)を、Google Playにて4月中にリリースする予定です。
『鉄コン筋クリート』は、漫画家・松本大洋氏原作で2006年に劇場版アニメが公開され、今年は公開10周年にあたりますが、いまだに根強いファンから支持されています。
スマホの中でも、最も利用頻度が高いと思われる「キーボード入力」画面に、『鉄コン筋クリート』人気を支える主人公クロとシロの2人が登場し、タップやスワイプといったキー入力に反応して様々なアクションを行います。

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「鉄コン筋クリート・キーボード 〜さわりたくなるキーボード~」リリース情報

価格:360円(税込)
配信:AppStore [iOS8.0以上] ※iOS、AppStoreは、Apple Inc.の登録商標です。
さわりたくなるキーボードサイトURL:http://sawaritakunaru-keyboard.com



■1つのアプリで、4つのモードのキーボードが楽しめます。
本アプリには、4つのモードのキーボードが含まれており、簡単に切換えが可能です。

◇アクション・モード (クロ版)(シロ版)
指のタップやフリック操作に合わせて、クロやシロがアクションします。

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◇アニメーション・モード (クロ版)(シロ版)
指でタップする度に、画面が1コマずつアニメーションし、映画の1シーンが再現されます。

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■『鉄コン筋クリート』について
『鉄コン筋クリート』は、漫画家・松本大洋氏により、1993年~1994年に「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で連載され、2006年に劇場版アニメ(制作:STUDIO4℃)が公開されました。 今年は、公開10周年にあたり、4月6日(シロの日)より2か月間、福島県・福島さくら遊学舎にて「映画『鉄コン筋クリート』公開10周年記念・作品展」を行います。
あわせて、4月6日(シロの日)より、登場キャラクターに焦点を当てたアートブック第3弾「映画『鉄コン筋クリート』ARTBOOKキャラクター編」も発売致します。

中川家、ノンスタ石田は落語『壺算』の芝居に出演! 桂文珍的ココロ「神保町大阪文化祭!」開催発表会見

4月5日(火)、東京・神保町花月にて、『桂文珍的ココロ「神保町大阪文化祭!」開催発表会見』が行われました。

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来る4月23日(土)から5月7日(土)まで、神保町花月では、神保町シアター、三省堂書店とタッグを組み"大阪"と"上方落語"をテーマとした桂文珍によるトータルプロデュースイベント『桂文珍的ココロ「神保町大阪文化祭!」』を開催。

神保町花月では、『らくだ』、『壺算』、文珍の新作『旅立ち』の落語の演目3本を芝居として上演し、中川家、陣内智則、矢野・兵動、テンダラー、NON STYLE・石田らが舞台に立ちます。

今回の開催発表会見には、桂文珍、中川家、NON STYLE・石田が登壇しました。

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MCの武内由紀子から今回の見どころを訊かれた文珍は、「大阪の人は多様性を持っているというか、一次的ではないというか、そういう面白い部分をピックアップいたしまして、乗りに乗っている次代のよしもとを担う中川家のお二人と、NON STYLEの石田くん、それと私がおれば明日のよしもとは大丈夫」と自画自賛して笑いを誘います。

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漫才師やコント師が落語の芝居公演を行うことについては「いい意味で化学変化、化学反応が起こるんじゃないかと思っております。これを私どもは大いに勉強させていただいて、落語の方へまたフィードバックしたいな、こういうことも考えております」と貪欲な姿勢も。

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さらに両組へは、「本来の(落語の)ネタの面白いところに足して、2組が面白くしてくれますから、心配ないです。もしもウケなかったら漫才をやってもらいます」と声をかける文珍。

中川家と石田は、別班ながらともに『壺算』へ出演するため、文珍から「どっちが面白いかで、今後付き合い方を考える」といった発言も出ますが、それに対しては「面白味は僕らやと思いますわ。キッチリ、そつなくやるのは石田くんの方」(礼二)、「驚くほど台本通りにやります(笑)」(石田)とともに持ち味の違いを強調します。

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一方、神保町シアターでの上映特集『桂文珍セレクション大阪と映画』は、「ナイナイが売れた理由がわかる」という『岸和田少年愚連隊』('96)や「(西川)のりおくんががんばってくれた」というアニメ映画『じゃりン子チエ』など、その名の通り、文珍がセレクトした「大阪もの」の映画8本がズラリ。

登壇した小学館常務取締役の佐藤隆哉さんも「どうか神保町シアターに足を運んでいただいて、名作の数々を鑑賞していてだき、至福の時間を過ごしていただきたいと思います」とPRします。
神保町花月で芸術監督を務める湊裕美子も、芸歴の浅い芸人が芝居に打ち込む神保町花月の特色に触れながら、「芋の子たちのような子たちが切磋琢磨しているなかに、非常に大人の世界がちょっと入ってくれるだけで、この神保町花月の可能性が広がるというところを期待しております」と今回の企画に期待。

質疑応答では、タイトルの意味について訊かれた文珍が、TBSラジオのラジオ番組『小沢昭一の小沢昭一的こころ』で長年パーソナリティを務めていた小沢昭一さんに敬意を表し、「自分の心を表すのに『文珍的ココロ』いいなと思って使わせていただきました」とコメント。
加えて神保町シアターでは、小沢さん主演の『「エロ事師たち」より 人類学入門』もセレクトされています。

今回の意気込みについて訊かれた中川家は、礼二と共演のなだぎ武との暴走が始まると「1時間ぐらい平気でやりますから、話の内容がつぶれてしまうくらい遊ぶので」との心配を明かす剛。

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一方、落語好きとしても知られる石田は、芸人になりたての頃にbaseよしもとで、『貧乏神』をお芝居にして演じたことがあるそうで、「懐かしいな、もう一回落語のお芝居できるんや」と高揚する反面、共演する同期のスーパーマラドーナ・田中が「思った以上に何も出来ない奴」と断言し、「もしかしたら僕が一人二役やるかもしれません(笑)」といった懸念材料も吐露しました。

その他、文珍と井筒和幸監督らとのトークSPや三省堂書店が神保町花月に特別ブースを展開といった催しものが行われる『桂文珍的ココロ「神保町大阪文化祭!」』。
詳細、最新情報は、神保町花月(http://www.yoshimoto.co.jp/jimbocho/)、神保町シアター(http://www.shogakukan.co.jp/jinbocho-theater/)でご確認ください。

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【桂文珍】【中川家】【NON STYLE】【石田明】【武内由紀子】

元体操選手の田中光が学校教育学博士を取得!

現在、流通経済大学教授で、よしもとクリエイティブエージェンシー所属の元体操選手、田中光がこの度、兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科にて博士課程を終了、博士号を取得しました!

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田中光は博士号取得に向け約5年間、主に運動能力の研究を行い、晴れて「学校教育学」での博士号を取得致しました。

メインテーマは「幼児期における体格・運動能力の発育・発達評価に関する研究」とのことで、現在も行っている幼少児教育・健康教育・介護予防などをテーマとした研究、指導にさらに生かされることになります。

今回の博士号の取得に際し、「よしもと主催の、ふるさとアスリートプロジェクトを中心に、"教育"と"お笑い"の融合プログラムを展開していきたいと思っています。"スポーツ"と"お笑い"で、益々日本を元気にしていきたいと思います!」と意気込みを述べております。


今後の田中光の益々の活躍に期待しましょう!


【田中光】

ブロードウェイのレッスンが沖縄で受けられる!芸人と一緒に漫才ができる! 参加小学生大募集!参加無料!!「島ぜんぶでおーきな祭 第8回沖縄国際映画祭 エンタテインメントオープンスクール ヒントン・バトルダンスアカデミーfromブロードウェイandよしもと奇跡のMANZAIレッスン開催!

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4月21日(木)から24日(日)の4日間にかけて行われます「島ぜんぶでおーきな祭」第8回沖縄国際映画祭では、映画はもちろん、お笑い、音楽、スポーツ、ダンスなど様々なイベントをジャンルにこだわらず地域の方と共に創出してまいります。


その中で、ダンスと漫才のオープンスクールを、4月23日(土)にてんぶす那覇にて開催することになりました。


トニー賞を3度受賞したヒントン・バトル氏を迎えてのブロードウェイ仕込みのダンスレッスン、沖縄芸人と一緒に作る漫才レッスンを行い、夕方にはショー発表を致します。

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レッスン受講だけではなく、ステージにて人前で表現するドキドキワクワクも味わえる、島ぜんぶでおーきな祭特別プログラムとなっております。



こちらのイベントでは、参加できる小学生を大募集しております。

参加費は無料!応募多数の場合は抽選とさせていただきます。



【概要】

■日時:2016年4月23日(土)

■場所:てんぶす那覇(沖縄県那覇市牧志3-2-10)

■参加者:総合MCロバータ、けんたくん ダンス講師:ヒントン・バトル、ダンスドリームメンバー

漫才講師:キャンヒロユキ、うりずん桜、魁バーバリアン

※都合により出演者が変更になる場合がございます。

■参加対象:小学3年生~6年生(ダンス。20名程度)、小学3年生以上(漫才)

■持ち物 室内シューズ、水筒、運動の出来る服装

※応募多数の場合、抽選になります。※参加費無料です。

■スケジュール※都合により、変更の可能性あります。



《ヒントン・バトルダンスアカデミーfromブロードウェイ

10:00~10:30 受付

10:30~12:00 ダンスレッスン

12:00~13:00 昼休憩

13:00~16:30 ダンスレッスン・ショーリハーサル

17:00~17:30 ショーケース ※無料にて観覧自由です。


《よしもと奇跡のMANZAIレッスン》

15:00~15:30 受付

15:30~16:30 MANZAIレッスン

17:00~17:30 ショーケース ※無料にて観覧自由です。



【参加方法】

4月4日(月)~4月17日(日)の間に、school@yoshimoto.co.jpへ、

件名を「ヒントン・バトルダンスアカデミー」(ダンスレッスン希望者)、

「MANZAIレッスン」(漫才レッスン希望者)と記載し、本文に、


●参加希望者の名前・フリガナ

●参加希望者の年齢・学年

●参加希望人数

※参加希望が2名以上の際は、全員の情報を記載ください。

●お住まいの都道府県と市町村区

●保護者の方のお名前、連絡先

●ダンス経験の有無(ダンスレッスン希望者のみ)

上記記載の上、メールお願いします。


※参加費無料です。

※応募者多数の場合は、抽選となります。メールにて当落をお知らせいたします。

※「school@yoshimoto.co.jpを受信できるよう設定お願い致します。



【注意事項】

●お申込み締切後、速やかにメール送信致しますので、お問い合わせはご遠慮お願いします。

●当選者のみに当選メールをお送り致します。

●記載された個人情報は、「株式会社よしもとクリエイティブ・エージェンシー」が適切に管理し、本募集以外の目的に使用することはございません。

●応募いただいたメールは、個人情報に最大限の注意を払いつつ保管し、当選選考に必要な限度においてのみ使用いたします。

●目的を終えた応募メールは、速やかに第三者に読み取られることのない措置にて棄却致します。

●恐れ入りますが、当選者の方は必ずお越しいただけますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。



【観覧方法】

17:00~17:30にてんぶす那覇ステージにて開催される「キッズショーケースfromヒントン・バトルダンスアカデミー&MANZAIレッスン」は観覧無料です。当日お越し頂けましたらご観覧いただけます。

整理券などもありません。



【エンタテインメントオープンスクールに関する問い合わせ先】

よしもとクリエイティブ・エージェンシー エンタテインメントオープンスクール事務局:03-3219-0688



うりずん桜】【魁バーバリアン】

2016年4月 4日 (月)

超実験的ライブ!『6人のテレビ局員と1人の千原ジュニア』

3月25日(金)、東京・恵比寿ザ・ガーデンホールにて『6人のテレビ局員と1人の千原ジュニア』が開催され、千原ジュニアが出演しました。
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2006年、放送作家たちにすべてを委ねる舞台『6人の放送作家と1人の千原ジュニア』に挑戦した千原ジュニア。今回はバラエティ業界を代表するテレビ局員である末弘奉央氏(NHK/「超絶 凄ワザ!」)、内田秀実氏(日本テレビ/ 「ヒルナンデス!」「1周回って知らない話」)、加地倫三氏(テレビ朝日/「アメトーーク!」「ロンドンハーツ」)、藤井健太郎氏(TBS/「水曜日のダウンタウン」「クイズ☆正解は1年後」)、佐久間宣行氏(テレビ東京/「ゴッドタン」)、竹内誠氏(フジテレビ/ 「ワイドナショー」「IPPONグランプリ」)の6人が、「視聴率」「放送コード」「クレーム」とは無縁の世界で、千原ジュニアを使ったそれぞれの舞台を企画、演出するという、『6人の~』シリーズの続編ともいえる前代未聞の超実験的なライブとなっています。

オープニング、まずはジュニアが登場し、「1企画15分で、私を使って何をしていただいても結構です」と、今回の企画について簡単な説明をしたあと、「実は今回、大事件が起きました!」と続けます。なんと、6局全部丸かぶりをしていることが1点あるそうで、そういう意味においては、「みなさんにいろんな料理を食べてもらおうと思っていたのに、茶漬け、茶漬け、茶漬け......(笑)」と笑いまじりに話します。

その丸かぶりをしていることというのは、"ジュニア本人が何をするか(させられるか)を知らない"ことなんだそうで、「こんなことあります!? どんなに怪しい風俗でも少しは情報あるで」と不満そうなジュニア。さらに「こんなことみなさんに言うのもなんですけど......コワイよ~!!」と胸の内をさらけだしていました(笑)。「だから僕にできることはテンションを上げることだけなんです」と、もう一度「コワイよ~!!!」と絶叫してからいったん退場し、いよいよ舞台の始まりです!

最初はNHKの末弘奉央氏の企画「どんぶりにストロー」からスタート。どうやらキー局のチャンネル数順に発表されていくようです。舞台上のスクリーンに天気予報の画面が写し出されたと思ったら、放送休止のお知らせの後にカラーバーが出る......という、舞台全体のプロローグともいえる映像の後に、突如として水着姿の女性たちがぞろぞろと神輿を担いで「ジュニア! わっしょいわっしょい!」とかけ声をかけながら登場します。もちろん、神輿の上にはジュニアが照れくさそうに乗っており、そのシュールな絵面にお客さんは早くも爆笑。舞台の端には大喜利用のイスとスケッチブック、さらには「友人たちがサプライズで誕生日会。『うれしくない』なぜ?」というお題が書かれた紙までセットされています。
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ここから大喜利が始まるのか......と思ったのもつかの間、「VTRを見てからお題に答えてください」という指示が。ここからVTRが始まるのですが、「平成の大喜利王 千原ジュニア」という大仰な見出しの後に、完全に『プロフェッショナル』風の、最高にふざけたVTRが始まります。いろんな先輩芸人たちのありえない証言や、本人の意図しない編集がなされたとしか思えないジュニアのカッコよすぎる発言が会場の爆笑をさらいますが、ジュニアは「(このVTRは)ねつ造です!!」と必死で弁明していました。

続いては日本テレビの内田秀実氏の「千原ジュニアを知らない世界」。VTR越しに後輩芸人たちから「挨拶しろ!」と怒られるジュニア。この世界ではド新人らしいジュニアは、「オーディションに出て」と言われ、オーディションを受けますが、「一発ギャグやって」「モノマネやって」と無茶ぶりを連発されます。さらに、「バイク川崎バイクがMCの番組の、お寿司にまつわる話以外はNGの前説」や食リポなど、"やっているところを見たことがない"ことばかりさせられるジュニア。そう、「千原ジュニアを知らない世界」は、観客側にとっても「知らない世界」なのでした。
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3番目はテレビ朝日の加地倫三氏の「二代目アンガールズ田中襲名」。アンガールズ・田中が亡くなり、二代目をジュニアが襲名することになったと告げるニュースが流れ、そのニュースを見ていたジュニアの前に幽霊となった田中が現れます。田中を見たジュニアは開口一番「めっちゃ心強いわ!」と大喜びですが、「さっそく服を脱いでください。短い時間で全ての田中を教えないといけないんで」と、意外に冷静な田中。服を脱いだジュニアの体を見て「体はもう完成されてますね」と嬉しそうです。続いて「山根~!」を練習するジュニアを見て「もうだいぶできてますね(笑)」とこちらも満足そう。しかし、カニ(のモノマネ)は全然ダメだったようで、カニについては細かい指導がなされます。「田中になると大喜利やんなくていいですよ。『なんでウケないの~!?』って言えばいいので」と田中のメリット(?)を嬉々として語る田中と二代目田中の競演が見ものとなった企画でした。
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続いてはTBSの藤井健太郎氏による「ジュニアvsジュニア」。これは、現在のジュニアが過去のジュニアとさまざまな対決を行うという企画で、過去のさまざまな映像からジュニアの発言を一言ずつ切り取り、その(おそらく膨大な)VTRとジュニアを会話させつつしりとりやカラオケで対決をするというもの。しりとりでは、過去のジュニアの言った「捨て左折!」が大爆笑をさらいます。

中にはドラマ出演時のキザな言い回しのセリフなどのVTRもあり、会話の随所にそのセリフを挟んでくる過去のジュニア(を操っている藤井氏)に思わず「人の仕事イジんなや!」とツッコむ一幕も。途中何度か、現在と過去のジュニアが一緒になってギャグを挟んでくる場面などは、これが打ち合わせナシの本番一発とは思えない鳥肌ものの息の合いようで、まるでジャズのセッションを見ているかのような、生の舞台の醍醐味を味わえる瞬間となりました。
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5人目はテレビ東京の佐久間宣行氏。佐久間氏の企画は「千原ジュニアのフリートークvs○○ 3本勝負」。これは、"話術の天才・千原ジュニアはどんな妨害があっても面白い話をし続けられるのか"というテーマのもと、「擬音で感じる女」や「お笑いライブに足しげく通う女たち」などのさまざまな妨害に負けず、テーマに沿った話をオチまで話しきる、というもの。「お笑いライブに~」との対決では、ジュニアが「タケトが......」と話し出した途端、女が「出た、"タケト~!!"(笑)。ホント、ジュニアってタケト好きだよね~」と発言、さらに「あ、これ、◯◯の話じゃない?」と先にオチを言われ、思わずジュニアが「アホちゃう?」と絶句する場面も。
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そして、トリを飾るのはフジテレビ・竹内誠氏による「daiben.com」。うまく話せない人の代わりに、ジュニアがその人の話を代弁する、という企画です。まずはキノコを追いかけて23年という、きのこ愛好家の堀博美さんが登場。挨拶代わり(?)に、カエンタケという毒キノコを紹介する堀さん。まずカエンタケを見せて、「この量食べたら死にます」といい、「5mmくらいに薄~く切って食べると、髪の毛全部抜けます」と、その毒性について淡々と説明する堀さんに会場からは笑いが。その独特な存在感を放つトークは「僕が代弁する必要ないですやん」とジュニアに言わせるほどでしたが、「いえいえ、このために京都から来たんですから」と、筒を使って代弁してほしい話をジュニアに伝える堀さん。その後、「いざ代弁!」と振られたジュニアが代弁した毒キノコにまつわる話は、かなり興味深く面白いものでした。2人目に登場したのは『とくダネ!』の「あまたつ~!!」でおなじみの気象予報士・天達武史さん。「こういうの初めてなんです」とかなり緊張気味の天達さんの、気象予報士ならではのこだわりやテンションの上がることなどの話を代弁するジュニアに会場も大爆笑です。
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終わってみるとすでに2時間半以上が経過しており、改めて、おそらく誰も「15分」という決まりを守っていなかったんだな......ということに気づかされます(笑)。エンディングに登場したジュニアは、「次回は6局と言わず、MXと放送大学も入れて8局でやりたい」と冗談まじりに話していましたが、本当にまた実現してほしい超豪華実験的ライブとなりました。


【千原ジュニア】

鈴木美智子が学長を務めるアナ・トーク学院で「プロ司会育成コース」生徒募集中!

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鈴木美智子が学長を務めるアナ・トーク学院で、6月から「プロ司会育成コース」が新設されることになり、生徒を募集しています!

アナ・トーク学院とは、吉本興業が全面バックアップしてアナウンサーやパーソナリティ、司会者やDJなど、しゃべるプロを育成するスクール。

毎日放送ラジオ「ありがとう浜村淳です」や「ヤングタウン」で名パーソナリティとして名を馳せ、テレビやラジオ、司会などおしゃべりひと筋に第一線で活躍する鈴木美智子から即戦力となれる技術が学べます。さらにあらゆる業界と強い結びつきがあるため、技術を身につければすぐに現場で活躍できる卒業後のサポート体制が万全なのもこのスクールの魅力。

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今回、新設される「プロ司会育成コース」は、ブライダルや祝賀会、セミナーなど各司会業界の第一線で活躍できる人材を育てるコース。初心者の方はもちろん、すでにデビューしている新人の方、元アナウンサーの方、ボイス業界に進出を考えている俳優の方など、その人に応じたきめ細やかな指導を受けることが可能。生涯を貫き通せる技術を身につけたい人はもちろん、副業を探している主婦の方にもおすすめです。

そこで今回、鈴木美智子学院長に「プロ司会養成コース」や「アナ・トーク学院」への思いを訊きました。

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−−−「プロ司会育成コース」を設立した理由を教えてください。

鈴木 提携企業から仕事のご紹介ができる土台がしっかり築けたので「やってみよう」と新設しました。司会を志願する人は数多くいますが、技術が伴っていてプロと呼べる人はごくわずか。人材不足なのが現状です。それならこの学院で確かな司会ができる人材を育て、現場に送り出したいと思っています。また、女性の副業を応援したいという思いがありますね。優秀な方にはすぐにでも第一線で活躍していただきたいです。

−−−「プロ司会育成コース」に入学すると、どんなプロセスが待っていますか?

鈴木 まず、半年間は授業を受けていただきます。私はもちろん、現役で活躍する講師陣が各生徒さんに合わせてしっかりと指導させていただきます。半年後にオーディションを受けていただき、合格すれば専科にいっていただきます。専科までいった優秀な方はすぐに現場で活躍していただく予定です。

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−−−半年でプロ司会者になれるんですね。

鈴木 そうですね。話す技術を教える場所は多々ありますが、当学院では完璧に仕上げてみせます。完璧に仕上げたうえで、オーディションを受けていただきます。今、司会業界は、即戦力として活躍していただける方を待ちわびているような状態なんです。だから私たちも皆さんに早く上達していただき、第一線で活躍していただきたいんです。

−−−では「司会業に挑戦してみようかな」と思っている方にメッセージを!

鈴木 「プロ司会育成コース」では、その名の通り、プロフェッショナルの司会者を育てます。ここで技術を身につければ、一生"口に職"を持つことができます。授業料なんてあっというまに元が取れますよ(笑)。

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−−−最後に、今後のアナ・トーク学院の展開を教えてください。

鈴木 おしゃべりひと筋でやってきた私ですから、今後もおしゃべりのプロを育てていきたいと同時に、「朗読」を文化として根付かせていきたいという思いがあります。落語や講談、浪曲など、話芸文化のひとつに「朗読」というジャンルもあっていいと思うんですよ。今年の8月26日には大丸心斎橋劇場で朗読コンテストを、そして12月7日にはNHKホールで昨年のような大きなイベント「一千人の朗読 朗読新世界」を開催する予定です。私たちが目指すのは「見る朗読」。朗読といえば聞くだけのようなイメージがあるかもしれませんが、見て楽しめる朗読というひとつのジャンルを確立していけたらと考えています。せっかく日本人なのだから、日本語の美しい響きを日本中に響かせていきたいですね。

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アナ・トーク学院では、新設の「プロ司会育成コース」以外のコースでも生徒を募集中! おしゃべりに興味がある人、プロを目指したい人はぜひ門を叩いてみてはいかがでしょうか?

「アナウンス基礎コース」

アナウンサーを目指す方向けのコース。ABC朝日放送の高橋大作アナウンサーなど、実際に夢を叶えた卒業生も多数。

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「朗読コース」

人の心を打つ朗読法を学ぶコース。古典や絵本、小説や詩をはじめ、人形劇や読み聞かせ、朗読ミュージカルなど、舞台朗読を楽しみながら学ぶことができます。学院認定の朗読福祉士の資格取得も可能。しかも90歳まで参加OKで、あの有名デザイナー・コシノアヤコさんも92歳までこのコースに在籍していたのをはじめ、元OSK日本歌劇団トップスター、桜花昇ぼるさんも在籍していたのだとか!

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「こどもトークアカデミー」

小学4年生から高校生を対象にしたコース。将来アナウンサーになる夢を持つお子さまや、人前に出る仕事に興味があるお子さまにオススメのコース。大きく声を出して読むことで、正しい呼吸法を身につけ脳の活性化にもつながり、発育にも非常に期待できます。メキメキと成長する子どもたちに鈴木美智子学院長も「教えがいがあります」と熱が入るコースです。

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アナ・トーク学院

http://www.anatalk.jp/

レイザーラモン・HG、「フォー兄さん」との競演に歓喜! エースコック 4月4日 「フォーの日」 記念日PR発表会

4月4日(月)、都内のコム・フォー 霞が関ビルディング店にて、『エースコック 4月4日 「フォーの日」 記念日PR発表会』が行われ、ゲストにレイザーラモン・HGが出演しました。

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『Pho・ccori気分 鶏だしフォー/トムヤムフォー』を発売するエースコックは、ベトナムの国民食「フォー」をさらに日本で広めるため、4月4日を「フォーの日」として記念日申請し、日本記念日協会より認定。
また、都内でチェーン展開するフォー専門店「コム・フォー」とタイアップ展開し、4円フォーを限定提供します。

今回はイベントでは、2005年に「フォー!」で一躍時の人となったHGが、「フォー」をPR。
期待通りの「フォー!」の咆哮とともに登場したHGは、自分よりも先に誕生したフォーを「フォー兄さん」と敬い、「常に意識してる存在だったので、こうして今日は共演できて非常にうれしいです。エースコックさんの懐の深さ、非常に感謝しております」と各方面に感謝を述べます。

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また、今回の純白の衣装は、このイベントのために採寸し、HGからのリクエストも踏まえて作ってもらったそうで、「HGに対する力の入れ具合、非常に実感しております」と気合充分。

改めてフォーについて訊かれると、ベトナムへの渡航経験はなく、「エースコックさん、コム・フォーさんで食べてますが、本場で食べてみたいです」とベトナムへの思いを馳せます。

フォーはお米でできた麺ですが、体型を気にする人へは、「しっかり炭水化物取って、それをエネルギーに運動すれば、非常に効率よくカロリーとして燃えますから、ぜひフォーを食べて、運動してダイエットしてもらう。これ完璧ですね」とダイエット食にも勧めるHG。

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いざ『Pho・ccori気分 鶏だしフォー』の試食タイムに入ると、すぐ様腰を振って「コシ3つです!」と吠えるも、MCからまさかのリテイクをくらい、「非常に美味!フォー!」と決めポーズに収まりました。

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その後の囲み取材では、「喉越しがよくて、鶏だしが利いていて。ベトナムなので辛いイメージもあるんですけど、息子も食べて美味しいって言ってましたから、子供にも全然いいですし、食べやすかったですね」とフォーをPRするHG。

また今日の「フォー!」については、「衣装も作ってもらって、こんないっぱい取材陣も来ていただいたので、テンションもあがってましたから、上半期、今年一番のフォーが出たんじゃないですかね」と満足気な表情を見せます。

新語・流行語大賞を狙うべく、新たなギャグを求められると、「うれしいですね、あるんですよ」と待っていましたとばかりに言い放ったのが、「エースコックフィー!」。

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下方で両手を広げるそのポーズは、ジョイマン・高木のようにも見えますが、「フィーってなんですか?」と冷静にマイクを向けるリポーター。
するとHGは「ギャグは理屈じゃないんです。感性でやってますから」と語気を強めるも、「でも思ったよりウケました。何人かクスクスくらいはあったんで(笑)」とそれなりに手応えはあったようで、「エースコックさん、"フィー"関連商品出してもらいたいです」と貪欲な姿勢を見せます。

流行語大賞つながりで、とにかく明るく安村の話題を訊かれると、「とにかく明るくいて欲しいですね。私もハードゲイハードゲイって言って、すぐ結婚しましたけど、キャラは守りましょう(笑)」と自身を棚に上げながらもエールを送っていました。

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エースコックの「フォー」ブランド『Pho・ccori気分』シリーズ(http://www.acecook.co.jp/brand/phoccori/)、フォー専門店「コム・フォー」(http://compho.jp/)の詳細、最新情報は、各公式サイトでご確認ください。


【レイザーラモン】【HG】

シソンヌによる全国コントツアー『シソンヌライブ[モノクロ]2016』がスタート!「パッケージ化して毎年続けたい」と意欲を見せる!!

4月2日(土)、東京・恵比寿エコー劇場にてシソンヌによる全国コントツアー『シソンヌライブ[モノクロ]2016』の初日公演が開催されました。
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『シソンヌライブ[モノクロ]』とは、『キングオブコント2014』チャンピオンでもあるシソンヌが全国47都道府県行脚を目標に掲げた公演時間60分のコントライブ。彼らが毎年恒例で開催している『シソンヌライブ』は公演時間90~120分と長尺で、衣装やセットもガッツリと凝った仕掛けになっていますが、より気軽に手軽に観てもらいたいという2人の意向もあって、照明は普通の明かりのみで暗転もなく、衣装替えもなく、道具もほとんど使わない、シンプルにコントを楽しめるライブとなっています。

ツアー初日でもあったこの日の公演。チケットは発売と同時にあっという間に売り切れたとあって、客席はもちろん満員。舞台の真ん中には机の上に置かれたラジカセのほか、つい立てがあるだけという簡素なつくりの中ライブはスタートしました。
60分でオールコントと聞くと少し物足りないのでは?とも思いがちですが、全くそう感じさせない構成に。会話を中心としたコントはいつも通り、深みだったり、狂気だったりというシソンヌらしい味わいあるものばかり。物語の描き方もバラエティ豊かで、2人の演技力は言わずもがな今回も圧倒的な魅力を持っているので、満足感を得られることは間違いありません。また、ラジオ風に進行していくライブですが、ラジオDJの声を俳優・荒川良々さんが担当していることも注目ポイントです。
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ネタ終了後には先に発表となった九州地方のツアースケジュールを告知しながら、「地元に行くことになったときには、お友達にぜひ宣伝してください。地元に来てくださいって紹介してくれてもいいですよ!」(長谷川)と呼びかけ。現在、出演予定の舞台『~崩壊シリーズ~九条丸い絵の殺人事件』の稽古にも参加している長谷川曰く「稽古 to 稽古」な毎日を送っているそうで、「コントの稽古しかしてない!」と発するじろう。「我々にはそういう道しか残されていない」という長谷川の言葉には、コントへの並々ならぬ意欲といいネタを作り続ける覚悟をひしひしと感じます。
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地方公演では会議室で行う公演もあり、「どんな会場かわからないのが怖い(笑)。会議室はまだいいけど、ホールと付いているところが800人とかのキャパだったらどうする?」と笑いながらも不安がるじろう。「逆に2~3人くらいしか来てくれなかったら......」と呟くと、長谷川は「そうなったら(お客さん含めて)みんなで一緒にご飯食べよう!」と言い切ります。
さらに、荒川さんの収録日のエピソードも。アフタートークもかなり盛り上がり、60分は充実に満ちながらもあっという間に終わりました。
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ライブ終了後、初日を終えた感想を訊くと「ツアー初日ということもありましたし、いつものように稽古ができなかったので不安はありましたけど、なんとか無事終えることができました」と安堵の表情を浮かべたじろう。「今回は(椅子などの)出しはけも自分達でするので、私なんかは壁にぶつかりそうになりましたけど」と言う長谷川は、じろうに「え? ぶつかりそうじゃなくて、ぶつかってたでしょ?」とツッコまれると、「ぶつかった(笑)。あそこは勉強になりましたね」と返答します。
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本ツアーは以前から2人が抱いていた「地方のお客様を増やしたい」という思いから始まったものだそうで、「東京ではありがたいことに多くのお客様に来ていただけているんで、ほかでもこういうことをやっていますというのを知ってもらうために、自分達から(地方の方々に)会いに行こうということになりました」(長谷川)「劇場にお笑いを観に行くという文化があることも知ってもらいたいですね」(じろう)と語ります。そこには現在、広島ホームテレビで放送中の冠番組『ぶちぶちシソンヌ』の影響もあったそう。「僕ら、東京では(街中で)声をかけられることもありますけど、広島では誰も声をかけてもらえませんから、まだまだだなと」(長谷川)「僕なんて、ロケで行ったお好み焼き屋にプライベートで行ったら、覚えられてなかった」(じろう)と話しますが、じろうの場合、この番組に関しては広島の街をほぼ女装で歩いていることもあって気付かれないことも多いようです。
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「普段のシソンヌライブでは、それこそ衣装をガチガチに着てたりするので、よしもとの地方にある劇場や営業に行った時にできるネタがほとんどないことに気付いたんです。だから、このライブでそういった場所でできるネタもストックできれば」と語るじろう。小道具をどこまで使うかについてもかなり話し合ったそうで、最初は女性の役ならばカツラを被ろうという話もあったようですが、「全部なしにしようと。するのはメガネのかけ外しくらいにしようということになりました」と話す長谷川。「自分達の体があればコントできますから、ぜひフェスとかにも呼んでいただきたいですね」と展望します。さらに、本ツアーに"2016"と付いているように、来年には"2017"として「パッケージ化して毎年ツアーをやっていきたい」とも考えているようです。
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7月14日から18日まで、東京・本多劇場にて『シソンヌライブ[cinq]』も開催。ツアーの間に行われることになりますが、「[モノクロ]のネタを作りながら、これは本多劇場でやったほうがいいなというもの考えられているんで、(ネタ作りへの)スイッチが入ってよかった」とポジティブに捉えているじろう。「今回、ツアーで観てもし気に入っていただけたら、東京へ『シソンヌライブ』を観に来てもらえると嬉しいですね」と呼びかける2人でした。
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今後は4月29日(金)に沖縄、5月13日(金)に埼玉......と随時、各地を巡っていくシソンヌ。公演の詳細については、公式ブログ(http://blogs.yahoo.co.jp/sissonnelive_monochrome)をご覧ください。地元でシソンヌの上質なコントが観られるチャンスをどうかお見逃しなく!


【シソンヌ】

今田耕司、新相棒の福澤朗さんを「プロ中のプロ」と絶賛!『開運! なんでも鑑定団』リニューアル記者会見

4月5日(月)より、テレビ東京にて放送中の『開運! なんでも鑑定団』のMCを今田耕司とともに、福澤朗さんが担当することに。それに伴って初回収録後、リニューアル記者会見が開催され、今田耕司と福澤さんが出席しました。
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放送開始から23年目にして行われた大きなリニューアル。2011年8月30日の放送より加入した今田は「長寿番組ながら、僕の中では新鮮な新しい番組のような経験を毎回させてもらってます」とコメント。「福澤さんと2人で出るのも新鮮ですし、リニューアルしたセットの雰囲気も変わったことによって鑑定団のみなさんの表情も新たな感じになったように感じました。ここからまた新しく23年目、30年目に向けて歴史が続いていくんだなと感じましたね」と意気揚々とかかります。
一方、福澤さんは「今日ほど自分の目を疑った日はない」と発言。「元局アナですから、手元にある数字や文字はしっかりと読む自身があるんですけど、鑑定士さんから出していただいた数字を見て、桁数が抜けてるんじゃないなと鑑定士さんに確認して。絶対に間違えてはいけないというプレッシャーで、本当に数字を見て何度も自問自答しました」と語ると。「スタッフは偶然と言ってましたけど、1~2本ともに鑑定団のすべてが凝縮されたような内容でしたからね」と同調する今田。この言葉に、福澤さんは「初めてインディ・ジョーンズを見たときのような感じでした。見ている方も驚くと思います」と大きく頷きます。

収録でコンビを組んでみての感想を訊かれると、「福澤さんはプロ中のプロ。1本目と2本目の間で、ご自身で修正されて挑まれているなと感じました。収録を重ねれば重ねるほど、新しいコンビネーションが生まれてくるんじゃないかなと思います」と期待を寄せる今田。鑑定によってお宝だと思っていたものがそうじゃなかったと明らかになるため、福澤さんは「公開裁判所」と評しながら、「私が判決のボタンを押しますし、依頼人の方にとっては一世一代の大一番。失意のどん底になる方もいらっしゃるので、そういう方をどうフォローするのか。精一杯あたたかい言葉をかけていきたいとですけれど」と返答。今田は「そういうドラマがあるのが、この番組の良さですから」と補足します。

また、自身が持っているお宝についての質問に、福澤さんは赤塚不二夫さんのサインと返答。「小学生の頃、住んでいた家の近くに赤塚不二夫先生の作業場があって、色紙を持って先生にサインをもらいに行ったんです。その時にアシスタントの方にもサインをもらったんですけど、その方がのちに『釣りバカ日誌』を描かれた北見けんいちさんだったんです」と思い出を語りながら、「以前、この番組に出させていただいた時に鑑定してもらったら、数万円でした。けど、僕の中では何十万円もする大事なもの。お宝ってそういうものなんじゃないかなと思うんですよね」としみじみします。
今田も赤塚不二夫さんつながりで、「先生と仕事で一緒になったときに、オバQを描いてもらった。先生は"描いたことねぇよ"って言いながら描いてくれたんです。で、それにサインを入れてもらって家に持って帰って額に入れようと思って雑誌に挟んでいたら、どこかに行ってしまって。すぐ学窓してなくさないようにすれば良かったなと思ってます」と後悔していました。

『開運! なんでも鑑定団』は、毎週火曜日20時54分から放送中。ぜひともご覧ください!


【今田耕司】