ニューヨーク単独ライブ 『GOLDEN NEWYORK』 公式グッズ
Tシャツは、毎回のライブ同様、普段使いとしても着られるシンプルなデザインのもの。
本人コメント
(屋敷)
4月25日(月)、東京・丸の内TOEIにて映画『日本で一番悪い奴ら』の完成披露試写会が行われ、上映前の舞台挨拶に、主演の綾野剛さんを始め、中村獅童さん、YOUNG DAISさん、デニス・植野行雄、ピエール瀧さん、白石和彌監督が登壇しました。
「日本警察史上最大の不祥事」と呼ばれる実際の事件をモチーフにした本作は、"S"と呼ばれる裏社会のスパイを率い、あらゆる悪事に手を染めた北海道警察の刑事・諸星要一の壮絶な26年間を描いたエンターテイメント作品。
主人公・諸星要一を演じた綾野剛さんは、「この作品はひとりの男の一代記であり、人間賛歌が描かれています」とこれから本編を観る観客にアピール。また、「脚本には、諸星がいかに愛された存在だったかが表現されていました。人というものが、状況や環境でいかに変わるかということも描かれています。自分にとっても新しい挑戦だったし、共演者のみなさんに共犯者になっていただいてこの役を生きることができたと心から思っています」と感謝の気持ちを述べます。
役を引き受けた理由を聞かれると、「白石和彌監督だったことが最大の理由です」と即答する綾野さん。続けて、「プロットを読んだら、拳銃200丁、覚醒剤130kg、大麻2トン、『日本で一番悪い奴ら』と書いてあって......これは参加するしかないとその場で思いました(笑)」と振り返っていました。
白石監督は「僕と綾野くんが車の両輪となって、意気投合しながら現場を推進していきました。彼は本作で99%ぐらい出ずっぱりなんですけど、ずっと見ていられるんです。飽きない。撮影中も、お腹いっぱいになったと思ったんだけど、翌日また空腹になっちゃうというか、そんな日の連続で。底が見えない役者さんですね。またぜひ一緒に仕事したい」とラブコールを送り、綾野さんも「来年撮りましょう!」と再タッグを誓います。
暴力団幹部役の中村獅童さんは、「綾野くんは大好きな役者。共演できて楽しかったし勉強になりました」と話します。以前大河ドラマで共演した際、あるシーンが終わった後に「いや~、剛ちゃん最高だったわ。オレ、綾野くんが何かの作品に出るときに、もし呼んでくれたら二つ返事で出るから」と言っていたという中村さんは、今回本当に二つ返事で引き受けたんだとか。ただ、暴力団幹部という役柄については、誰が見ても完全にそうとしか見えないルックスで登場しておきながら「こんなコワモテの役、自分に務まるのか不安で......」と話し、観客は爆笑。植野から「自分のこと、どう見えてるんですか?」とツッコまれていました。
盗難車のバイヤーのパキスタン人役を演じた植野は、本作のオファーを受けたとき、「『自分の顔が怪しくてよかった』と人生で初めて思った」そうですが、「僕、お母さんが日本人で、お父さんがブラジル人なんですね。お彼岸には墓参りに行くぐらい心は日本人ですし、パキスタンとは縁もゆかりもないんですけど、さっそくケータイで"パキスタン"で画像検索しまして、『......イケる』と思いました」と観客の笑いを誘います。
実写での映画出演はこれが初めてという植野。「映画に出たことがなかったから、撮影中スイッチが入ってる剛くんを見て、マジでキレてるんちゃうか!?と思って本気で怖かったことがある」と撮影時のエピソードを語り、綾野さんに「なんで!? 台本に全部書いてあるじゃない(笑)」と笑われる始末。
監督の前作『凶悪』での怪演も記憶に新しいピエール瀧さんは、「綾野くんにいろいろ悪いことを教える係です!」と自分の役について説明したあと、「本当にあったことを題材にしていますが、エンターテイメント性の強い楽しい作品に仕上がっています。リアルな犯罪でもエンターテイメントにすれば大丈夫なんだ、ということを実証した作品でもあります」と冗談交じりに続けます。
そんな瀧さんについて、「存在自体が悪いので、役作りする必要がない」と話す綾野さん。現場でも「撮影初日、監督に『今回は何人殺せばいいんですか?』と慣れたような口調で話されていて......。最高だなこの現場は、と思いました。普通、そんなこと聞かないですよね(笑)? 」と話します。それを受けて瀧さんも、「人をぶん殴るシーンがあって、まあまあマジで入っちゃったんですけど、そのあと監督がゲラゲラ笑いながら『最高でした、瀧さん』と言ってきて......。『あ、いい現場だな』と思いました(笑)」と同調していました。
白石監督が「実際にあった犯罪を元にはしているんですけど、とはいえ、すべての犯罪者が楽しい人生を送っていなかったということにはならない。どんな人にも、面白おかしく、楽しく生きてきた部分はある。そんなことをこの作品に込めました」と作品への思いを明かすと、瀧さんも「犯罪者だって24時間365日ずっと凶悪なことを考えてるわけではなくて、合間合間に楽しかったり優しかったりする瞬間があるんですよね。白石監督はそういうところに着目して映画を作る人なので、この作品にもそういうシーンがてんこ盛りにある。だから見てるうちに、『あれ? この人ホントに悪い人なのかな?』って思うところがあったりして、そこが犯罪の怖いところでもあるんですけど。だから、こんなこと言うと語弊があるかもしれませんが、楽しい映画です。僕が演じる村井と綾野くん演じる諸星の関係なんて、部活の先輩後輩みたいですし」と本作の魅力について語ります。
本作のタイトルにちなんで、「最近『悪いな~』と思ったことは?」という質問を振られると、綾野さんは「2つあるんですけど」と前置きしてから、映画の宣伝部のプランを「悪いな~」と思ったことを明かします。なんでも現職の警察官が映画を見る場合、"警察手帳を見せれば割引"というキャンペーンを考えていたそうで、「絶対ダメでしょ! そんなの(笑)」と一蹴。もうひとつは、初号の試写を見終わったとき、クスリを打つワンシーンを監督に「あれ、"アヤノ"だよ」と言われ、「アヤノってなんですか?」と聞くと、監督いわく「あの打ち方はG難度の打ち方だから、体操選手が新しい技を作ったらその選手の名前が技の名前になるように、あの打ち方は"アヤノ"って名づけるべきだ」と絶賛(?)されたことを挙げ、改めて監督を「悪いな~」と思ったと明かします。
同じく監督を「悪いな~」と思ったのはYOUNG DAISさん。「ものすごい乱暴なシーンを撮ってるとき、監督がケラケラ笑ってるのを見て、『悪いな~』と思いました」と話すと、それを受けて綾野さんも「だって、そういうシーン撮ってるとき、カットがかかる前に監督の笑い声でNGになるときあるもん!」と暴露し、観客を笑わせます。
中村さんは「寝ているとき奥さんのいびきがうるさかったので、ちょっと鼻をつまんでみたら無反応だったから、よっぽど深く寝てるんだな~と思ったんですけど、そのあと無呼吸になってたからあわてて起こしまして......ごめんなさい(笑)」と自身の"悪い"エピソードを披露し、「......殺しかけてるじゃないですか(笑)!」とツッコまれていました。
植野は、近所に住む小学生たちがふだんから自分をイジってくることを告白し、「僕のマンションを『大使館』って呼んだり、家の前の道を『シルクロードだ~!』って言ったり、僕のことは『スーパーマリオ』とか......。前は相手してたんですけど、最近映画に出たことで役者気分になってたというか、ほぼ無視してたから悪かったなって思ってます」と明かし、「明日から『マリオだよ』って言ってあげようかなって」と優しさ(?)をアピール。
いちばん驚いたのが瀧さんの発言で、「実はこの質問をされることを事前に知っていたので、それで思いついたことがあって、今も継続中なんですが......」と話し出し、この日が初対面だった植野を困らせるために、イタズラで「今日ずっと、植野を無視してました(笑)」と種明かし! これには植野も驚きを隠せず、「オレホンマにヤバい人やと思ってました......」と違和感があったことを認めます。イタズラだったことが判明してホッとしたようで、「よかった~! もう一回(舞台挨拶を)最初からやり直したい! やっとテンション高まってきました!」と笑顔の植野。本当に悪いのは、どうやら瀧さんのようでした(笑)。
最後に、綾野さんの「この作品は、1人の男が1つの答えを導き出す"最狂最愛"の物語です。とにかく心地よく観てもらえたらうれしいです」とのメッセージで舞台挨拶は終了。その後は、「被災地の人にも届けたい」と、サプライズで観客によるフォトタイムが設けられたり、キャノン砲から(5億円相当の)映画オリジナルのお札と主人公の名刺が飛び出すといった仕掛けがあったりと、観客も大満足の舞台挨拶となりました。
『日本で一番悪い奴ら』は6月25日(土) より全国ロードショー。
【デニス】【植野行雄】
吉本新喜劇とグリコがタッグを組んだ新商品「吉本新喜劇プリッツ」が、4月25日(月)より、なんばグランド花月にお目見えしました。食べきりサイズのプリッツは、香ばしさが自慢の焼とうもろこし味。新喜劇人気芸人キャラクターやギャグがちりばめられたパッケージデザインは全10種類あり、裏面には座員たちからのタレコミをもとにした「吉本新喜劇楽屋あるある」も! まさに見て・食べて・読んで楽しめる商品になっています。
難波・千日前のココでしか手に入らないレアなお菓子は、「大阪みやげ」「なんばグランド花月みやげ」にぴったり。2階・劇場エントランス前の特設売場は発売初日から多くのお客さまでにぎわい、早くも話題を呼んでいます。入場前にご購入いただき、食べながらの観劇もOK! もちろん、大いに笑った後も、「吉本新喜劇プリッツ」を食べればご家族で、お友達同士で、カップルで、さらに盛り上がること間違いなしです!
「吉本新喜劇プリッツ」発売に合わせて、吉本新喜劇座長・川畑泰史からコメントが届いています。
「いや〜ありがたい! これで、僕らもいくらかもらえるんでしょ?(笑) というのは冗談で、本当にうれしいです。NSC大阪時代、お金がなくてホストクラブでバイトをしていたことがあるんですが、その当時、主食と言っていいほどよく食べていたのがこのプリッツ。思い出深いお菓子のパッケージに自分のキャラクターが印刷されるなんて感激です。
プリッツは、歯触りはしっかりしているのに、口の中でやわらかくなる感じがいいんですよね。飲み物なしで、これだけでもずっと食べ続けられそう。また主食になるかもしれません!(笑)
ちなみに僕のパッケージは人気のある小籔(千豊)くんとセットで、僕の顔の方が大きく描かれてるけど、メインはたぶん小籔くんです(笑)。もしかすると一番売れないかもしれませんが、味で勝負! って、味はぜんぶ一緒や! できればみんなまんべんなく売れるように、お得な10箱セット(1500円)で買ってください! パッケージ裏面の「楽屋あるある」もポイントで、選りすぐりの裏ネタが揃ってます。僕が紹介しているのは、まだどこでもしゃべったことのない池乃めだかさんのあるあるネタ。こちらもぜひチェックしてくださいね。
なんばグランド花月の新しいおみやげ『吉本新喜劇プリッツ』、皆さんぜひ買ってください!」
【おまけ】
コメント取材の最後に、パッケージのひとつに登場している諸見里大介が乱入して男ふたりの大試食大会!? 初めて「焼とうもろこし味」を食べたという諸見里は、「甘しゃとしょっぱしゃが混じっていい感じ! 飽きがこない味でしゅね」と大絶賛していました!
● 商品情報
吉本新喜劇プリッツ(焼とうもろこし味)
パッケージ全10種類
1箱162円(税込)/10箱セット1500円(税込)
☆なんばグランド花月ビル2階 劇場エントランス前特設売場にて大好評発売中!
【吉本新喜劇】【川畑泰史】【諸見里大介】
『島ぜんぶでおーきな祭』第8回沖縄国際映画祭で撮影したよしもと芸人の写真が、ファミリーマートにあるマルチコピー機の「ファミマプリント」にて、本日より販売開始しました。
「ファミマプリント」とは、全国のファミリーマート(※一部店舗を除く)のマルチコピー機でプリントコンテンツを購入できるサービスで、欲しいコンテンツを1枚からその場で印刷購入することができます。
これは、よしもと芸人生写真販売サービス「ナマーシャ」との取組みで、今後は、島ぜんぶでおーきな祭以外のコンテンツも販売していく予定です。
更新情報などは、ファミマプリントのホームページ(http://fp.famima.com/)や、ナマーシャTwitter(@nammsha)をチェックしてください。
4月25日(月)、10組&11組目の「住みますアジア芸人」として、ピン芸人・ほりっこしと黄金時代がフィリピンへ渡航しました!
「住みますアジア芸人」とは、アジア全域での日本のエンターテイメントコンテンツの推進を目的として設立された合弁会社MCIPホールディングスがアジアでエンターテイメント事業を展開するための最初の架け橋となる、アジア版「あなたの街に"住みます"プロジェクト」の"伝道師"。
アジアでのエンターテイメント事業展開の基盤を築くため、また日本のエンターテイメントを広めるため、「住みますアジア芸人」として各国へ芸人を派遣。芸人たちは、現地の言葉はもちろん、人々の暮らしや笑い、エンターテイメント、流行を学び、ジャパンコンテンツを現地の人々に発信し、さらに日本に向けて各地の情報を発信します。
現在は台湾、タイ、インドネシア、マレーシア、ベトナムで活動中の「住みますアジア芸人」ですが、このたび初となるフィリピンに向けて、ピン芸人のほりっこしと黄金時代の2組が本日旅立ちました。
(向かって左から)ほりっこし、井上和夫(黄金時代)、田中一樹(黄金時代)
東京NSC12期生、芸歴10年目となるほりっこしは、埼玉県出身の29歳。「まごころしたごころ」というコンビで活動していましたが、2年前に解散。現在はピン芸人として、漫談を中心に活動しています。
一方、井上和夫、田中一樹の2人からなる黄金時代はNSC東京18期生、今年で4年目というフレッシュなコンビ。元々はトリオでしたが、2年前に1人が脱退してからは、コンビとしておもに学生あるあるコントを中心に活動してきました。
「住みますアジア芸人」になりたいと思った理由について聞いてみると、「芸歴がまだ4年と浅いんですけど、上には上がいるというか、日本には面白い人たちがいっぱいいる。それなら他の国で勝負した方がまだ見込みがあるんじゃないかと思って。安易な考えかもしれないですけど(笑)」と田中。井上も「キングオブコント優勝とか、そういう正統派の売れ方を目指すのはかなり難しいんで、賞レースで優勝をめざしてがんばるやり方とは違った道で売れたいと思った」と話します。先輩であるほりっこしは「4年目でそう思えるってすごい。僕もまったく同じ考えなんですけど、その考えにたどりつくまでに10年かかりました」と苦笑します。
ほりっこしはこの1年、「アジア住みたい芸人」として活動していた(?)らしく、「この1年、家も持たず、いつでも海外に行けるように待機していた」そう。田中も3月いっぱいで部屋を引き払ってしまったため、この1カ月近くはホームレスとなり「花園神社でずっとアリの巣を眺めていた日もありました」としみじみ語っていました(笑)。
そんな2組は今回のフィリピン行きが決まった段階で初めて知り合ったそうで、渡航前にどんなところかを体験するために3人でフィリピンパブへ行き、ネタを披露してみたんだとか。すると、「すごくウケて、絶対売れるとまで言われた」そうなのですが、ほりっこしいわく「だからフィリピン行きに自信が持てたんですけど、冷静になって考えてみるとお客さんに対するお世辞だったのかも。『シャチョーさん、面白い』って言ってくれてましたけど、僕社長じゃないし」と、フィリピンパブに客として行ってもあまり参考にならなかったことに気づいたようでした(笑)。
フィリピンの印象を聞くと、「他の住みます芸人が行った国々とは違って銃社会なんで、不安はたくさんあります」と井上。他の国の「住みますアジア芸人」から何かアドバイスは受けたか聞いてみると、ほりっこしは「(住みますアジアは)マジでヤバイから」「心折れるよ」とみんなからさんざん脅されたといいます。また、タイの住みます芸人・ぼんちきよしからは「とりあえず3カ月生き延びろ」と言われたそう。最初の2カ月は言葉も通じず、生活するだけでいっぱいいっぱいでそれどころじゃないけど、やっと少し慣れてきたかな、と思う3カ月目頃にホームシックがやってくるから、そこをなんとか乗り切れ、という住みます芸人の先輩ならではのタメになるアドバイスです。
また、ほりっこしは10年間、ほんこんが経営しているお好み焼き店「冨くら」でバイトをしていたそうで、先日お店に挨拶に行ったところ、ほんこんも心配していて「『がんばってこいよ!』じゃなくて『おまえ、ホンマに大丈夫か? 死ぬなよ』って言われた」んだそう。
フィリピンでの生活でいちばん不安なことを聞いてみると「命の危険です、やっぱり」と即答する井上。どうやら本当に物騒なところらしいので、気をつけて生活しないと、と話します。また、現地では3人で一緒に生活をするそうなのですが、田中が「トイレはひとつしかないと思うんですけど、僕はトイレが長くて回数も多くて臭いんで、それでモメるような気がします(笑)」とトイレの不安を吐露します。
逆に楽しみなことを聞いてみると、ほりっこしは海外旅行自体初めてなので、食べもの、人とのふれあい、街並など、すべてが楽しみなんだとか。そんなポジティブシンキングなほりっこしですが、実は今現在自分に「死亡フラグが立ってる」と言うので、どういうことか聞いてみると、フィリピンに行くことが決まってからというもの「大切な人にめちゃくちゃたまたま会う」んだそう。たとえば先日行った沖縄で、たまたま初恋の女性とすれ違う、といったような小さな奇跡が出発直前に起こりすぎていると話すほりっこし。その奇跡のハンパなさに「これって死ぬ前なんじゃないか」と感じてしまって「今、それだけが不安です」と話していました。
一方井上は「売れることが楽しみです。僕がパッキャオぐらい有名になって、大金持ちになって、モテモテになったら......」と妄想が止まりません(笑)。すると田中が「こいつ(井上)がパッキャオになるんだったら、オレはマミーD(注:パッキャオの母)になります!」と謎の「相方の母親になる」宣言を(笑)。
フィリピンでの「住みます芸人」が今回初であることについては、「ゼロから始めるというか、パイオニアの方が希望ややりがいがある」と前向きに捉える井上。言葉の壁について聞くと、3人とも「言葉の勉強はまだまだこれから」と話しますが、「フィリピンはタガログ語と英語が半々らしいので、どっちも勉強します!」と頼もしい一言を放っていました。
フィリピンではどんなことをやってみたいかを聞いてみると、ほりっこしは「フィリピンのお笑いはスタンダップコメディ(西洋漫談)が主流。まだ言葉ができない僕にとってはいばらの道かもしれませんけど、言葉を覚えて僕も日本人ならではのスタンダップコメディをやってみたい」と意欲を語ります。また、田中は「タイの住みます芸人が忍者の格好でコントをやっているという話を聞いて、最初に見てもらうためのきっかけにはそういうアプローチもいいんじゃないかと思ったので、3人でのユニットコントもやってみようかなと思ってます」と話します。
一方井上は、「僕はサッカーのリフティングが得意なので、それをステージの上でもできるぐらいのレベルに高めて披露して、現地の人と仲良くなれればな、と思います。まずは言葉がなくても通じる大道芸的なところ(リフティング)からスタートできれば」と冷静かつ現実的な意見を述べます。田中も、「そのリフティングを取り入れた、見ただけで笑えるようなミニコントをやりたい」と、早くも構想を巡らせている模様。
最後に意気込みを聞いてみると、「他の国の住みます芸人に追いつけ追い越せでがんばっていきたい。打倒ベトナムで」とほりっこし。なぜ打倒ベトナムなのか聞いてみると、ベトナムの住みます芸人のダブルウィッシュは「一緒に(アジアに)行こうね」と語り合った仲なのに先に行ってしまったからだそう。黄金時代の2人も、「とにかく頑張ります!」と声を揃えて意気込みを語っていました。
今後のほりっこしと黄金時代、また各国の「住みますアジア芸人」の活動については、公式サイト(http://sumimasu.asia)をご覧ください!
【ほりっこし】【黄金時代】
4月16日、よしもと祇園花月にて「ロバート企画in祇園」が行われました。祇園花月では、おなじみとなったこちらのイベント、ロバートがトークとコーナーを繰り広げます。
今回のサブタイトルは「山本博お笑い卒業SP」となっており、冒頭のトークでは早くもその話題に。「俺の知らない間に俺の卒業スペシャルになってる!!」と早くもクレームをつける山本。サブタイトルを考えている秋山曰く、毎回、チケット売上げを伸ばすために「プラチナライブ」と謳ってみたり、画策しているそうです。そして今回、急遽考えてほしいと頼まれ、思わずつけてしまったとか。「最後って言ったら(お客さんも)来てくれるかなと思って」と苦笑いの秋山。「卒業シーズンですしね~」とこじつけていました。
山本の気も鎮まったところで秋山が「目薬をすぐなくす」と話題変更。2、3回しか使っていないのにすぐ紛失するそうです。「ジーパンのポケットに入れているから」と注意を促すのは馬場。馬場は常にポーチに入れているので、なくすことなく最後の一滴まで使いきるそう。そんな馬場に「目薬のさし方が気に入らない」と秋山。秋山は上からたっぷり落とす派で、馬場は目薬を横にして目尻からさす派。目尻からどうやったら目薬が入るんだといぶかしむ秋山に実演してみせる場面もありました。なお目尻から横にさす馬場、眼球に目薬の先が当たっているそうで「怖いよ!!」と山本が絶叫していました。また、馬場が横からさすようになったのは「目が小さいから上からだと上手く入らない」という理由だそうです。
目薬を保管するのにポーチがいいと力説する馬場。「セカンドバッグじゃダメなの? 俺、おっさんになったらセカンドバッグ持ちたい」と秋山。「それならスクラッチバッグ持てばいいでしょ」と馬場、ちょっと外出するときなどスクラッチバッグを持参しているそうです。男性のお客様の中にもスクラッチバッグをお持ちの方がいらっしゃったので、ちょっと拝借して使い方などをレクチャーしていました。そんな中、山本は生粋の「トートバッグ派」と秋山。「出会ったころから山本はトートバッグを使っている」とトートバッグ使用歴が長すぎて「トートバッグ護身術とかできるんじゃないの?」と提案。しばらく3人で護身術を考案しました。
なかなかハードな護身術、一息ついたところで「テレビの番組宣伝とかでトークがカットされている役者さんとかっているよね」と秋山が語り始めました。トークが不自然に編集されており、無理やり締めの挨拶に繋がっているのが気になって仕方ないそう。そこで「不自然に編集されたトークシーンを再現しよう」と3人ともドラマに出演する役者になりきってのミニコントが始まりました。不自然にカットされた箇所は、顔の表情も違うと細かな演出指示もあり、なかなか秋山の思うような場面の再現は難しく、苦戦する3人でした。
これは難しいと諦めたところで馬場が話題を変更。仙台で起こったチンパンジー脱走事件の一部始終をジェスチャーはもちろん、チンパンジーの表情も忠実に再現し始めました。滅多にない馬場のチンパンジーのモノマネに「これは貴重です!!」と興奮する秋山。馬場曰く、脱走して麻酔銃を撃たれてもなお、捕まるまいとする姿に心を打たれたのだそう。「すごくない!?」と馬場、しばらく類人猿の話題で盛り上がりました。
動物ネタで沸いたところで秋山が「俺はカラスと会話ができる」と言い始めました。よくある「カー、カー」という鳴き声ではなく、「アッ!アッ!」という短く発するとカラスが寄ってくるそうです。その上、「ハワッ!ハワッ!」と普段、聞いたことのないような発声をすると、カラスも応えるとかで、秋山とカラス、この発声で鳴き合いをしたこともあるとか。そこで声真似の練習をしようということになり、馬場、山本に対して秋山の猛特訓が始まりました。舞台上、3人でただただ「アッ!アッ!」「ハワッ!ハワッ!」と鳴き続ける3人。「今、祇園花月の上空に大量のカラスが!!」と大興奮でした。
続いては、秋山が流行らしたいものを考え、それをステージで実践していくコーナー「ロバート109」を。まずは「ジャネット・カクソン」という、ジャネット・ジャクソンさんの『ALL FOR YOU』のイントロ部分を聞こえるがままに歌い、その中に何か指定された言葉を入れ込み、聞いている人たちがその言葉が何かを当てるというもの。歌自体、聴き慣れている秋山はすんなり歌いこなしますが、あまり聴いたことのない山本と馬場は、イントロ部分を歌うというだけでも四苦八苦でした。
続いてFMラジオ局風にアレンジを入れ込んで番組名を叫ぶ「ムネタ、ムネタ、宗田コーセイのギャラ、ギャラ、ギャラクシー、ナ、ナ、ナ、ナイト!」では、放送の時間帯も考慮して、様々な番組名を叫びました。
おなじみの秋山がタイトルを考え、山本が紙芝居を作るという「無茶振り紙芝居」があり、続いて「フレナイデクダサイ」をめくってみると...。「先月の22日って...」の文字が。3月22日は馬場の誕生日。秋山と山本がオリジナルのバースデーソングと、ロボットダンスやジャズダンスを取り入れた踊りで、フラッシュモブ風に馬場の誕生日を祝福しました。「本当はショッピングモールとかでやりたかった」と秋山、派手に祝いたかったそうですが、馬場は「やめて」の一言でした。そして「二度とやらないでほしい。長いし。もういい!! やめて!!」と冷め切っていました。
「無駄録データ除去式」をさっと終えて、次は「博のルービックキューブは今回もまだイケるのか?」を。世界大会レベルの実力を持つ山本のルービックキューブ。1分以内に揃えられた成功と、実はサブタイトルの「お笑い卒業SP」はここに掛かっているんだと秋山。できなければお笑い卒業となるそうで緊張感が走ります。お客様にも手伝ってもらい面をばらばらにして、いざスタート! なんと56秒で完成させた山本。会場は大きな拍手に包まれました。「よっしゃー! できたー! 引退回避!!」と咆哮する山本。無事、お笑いを卒業せずにすみました。
そして最後はおなじみの「体モノマネショー」で締めました。
次回の「ロバート企画in祇園」は6月25日(土)19時より、よしもと祇園花月で行われます。次回もぜひお越しください!
【ロバート】
4月16日(土)、東京・ヨシモト∞ホールにて、『ファースト∞ライブSP』が行われました。
4月よりスタートしたよしもと若手芸人の新ランクシステムにて、そのトップにあたる「ファーストクラス」メンバーを中心に、「セカンドクラス」の注目株や、ランクシステムを卒業した実力派芸人も出演するこの『ファースト∞ライブSP』。
ネタに加えてコーナー、歌やダンスといった多様なエンタテイメントが盛り込まれるライブで、今回は相席スタート、ダイタク、西村ヒロチョ、田畑藤本、ボーイフレンド、スパイク、サルゴリラ、バビロン、ランパンプス、ゆにばーす、ヤジマリー。entertainment、そしてゲストの2丁拳銃という顔ぶれが集結しました。
開演時刻を迎えると、MCの相席スタートが登場。
さっそく、スカチャンのヤジマリー。率いる「ヤジマリー。entertainment」に触れ、「我々もイマイチ把握できてません(笑)」(山添)といじって笑いを誘います。
また、客席とのコミュニケーションを図ろうとする2人は、熊本を中心に九州地方での余震が続く最中、長崎からこのライブのために駆けつけた観客を見つけ、「大変な時期にありがとう」と山﨑ケイがお礼を述べるシーンも。
ライブはまず、前半6組によるネタコーナーから始まり、トップバッターのボーイフレンドが、映画のタイトルを題材にした漫才で沸かせます。
続く西村ヒロチョは、「眩しいのは太陽じゃなくてみんなの笑顔でした」といったツカミや、歴史上の人物を題材にしたロマンティック漫談で魅了すれば、ゆにばーすの漫才では、妄想が膨らんだはらから「ボケれどもボケれども我が乳房触れることなく」といった名台詞(?)も。
次のスパイクは、マンションの隣人とお醤油を貸し借りする2人よるコントで、ラーメン店を舞台にしたコントのサルゴリラは、舞台的な演出にこだわる児玉の熱演に爆笑が生まれます。
前半ラストの田畑藤本は、十八番の学歴をテーマにした漫才ながらも、学歴詐称の話題から「本物の学歴8年使って売れてないやないか」という田畑の指摘に、「なんでやねーん!」と藤本が咆哮。
続いては、いよいよヤジマリー。entertainmentのステージです。
スカチャン、ツクロークン、トレポルノ、ザ・プレジデントの4組7名で構成されたユニットと知り、「パッと聞き、おじさんしかいないんですよ(笑)」と山﨑が嘲笑するも、「ぜひとも、ジャニーズを見ている感覚でお楽しみくださいとのことです」とも山添が紹介を続けて、いざステージの開演です。
学ランをベースにした衣装で登場した一同は、ヤジマリー。のメインボーカル&ダンスの全力パフォーマンスで1曲披露した後、一人もスタンディングしていない客席に「一回座って下さい」とクールダウンを求めるMCのヤジマリー。。
またヤジマリー。によれば、ここでのライブが全国ツアーの最終日だそうで、水、酸素スプレーを運んできたメンバーと絡み、「ジュニアたちも応援してやってください」と気遣う場面もありました。
そして、最後ナンバーとなった2曲目では、シースルーの衣装(100円ショップで購入したレインコート)への早替えや、トロッコに見立てた台車からサインボールを投げ込むサービスもあり、それなりの盛り上がりを見せて終演。
直後の相席スタートとのトークでは、「まるで(日本)武道館にいるような雰囲気もなくもなかったです」と述べる山添に対し、ヤジマリー。が「東京ドームでお願いします」となりきったまま答えます。
さらに山添から「ホンマのジュニア連れてきたらダメでしょ(笑)」といじられたツクロークンは、ジュニアではなく「シニア」、「ボボボーボ・ボーボボ」呼ばわりされていたトレポルノ・八巻はジャニーズUSA所属だそうで、ヤジマリー。曰く「基本、僕よりカッコ悪いやつを選びました」とメンバーの選考基準を赤裸々に。
そして後半のネタコーナーへ。
まずランパンプスは、小中高の教員資格を持つ寺内が、次は保育士試験を受験するそうで、「もしこれが取れたら0歳から18歳まで教育できる芸人」「いずれ自分の学園を開こうと」との野望を明かし、学校の先生ネタを散りばめた漫才を披露します。
双子にとってのドッペルゲンガー現象について掘り下げたダイタク、電車内などでの公共マナーでボケまくったバビロン、女性を口説いて断られた時に返すセリフを巡る相席スタートといずれも漫才でつなげたところで、トリの2丁拳銃が登場。
小堀が相席スタートのセリフをかぶせてツカむと、「荻原と萩原」といった間違いやすい名前の話題から、「室伏とくるぶし」の違いなど言葉遊びへと展開し、何度も爆笑を誘います。
ネタコーナーは以上で、ここから『チャップリンに追いつけ追い越せ! 名言クイズバトル』と題したコーナーへ。
ライブ当日の4月16日は、喜劇王の異名を持つチャールズ・チャップリンの誕生日で、それにちなんでチャップリンの残した名言を穴埋め問題にしつつ、2丁拳銃のジャッジで面白回答にポイントが与えられます。
ランパンプス、西村ヒロチョ、スパイクによる「ハナアリーズ」と、田畑藤本、相席スタート・山﨑、ダイタクによる「ハナナシーズ」とチーム分けされますが、これに対して田畑藤本が「学アリーズや!」と異議を唱え、一人ずつ最終学歴を言う流れに。
「立命館」(田畑)、「東京」(藤本)、「早稲田」(山﨑)と来て、ダイタク・大は「熊本学園大学」と答え、OGの有名人に「波田陽区さん」がいると明かすと、拓が「残念!」とツッコむというコンビ芸を見せつけるのでした。
一方の「ハナアリーズ」は、小堀が酔っ払ってスパイク・松浦を口説いたとのエピソードで盛り上がりますが、松浦は「全然(エピソードを)隠してないんですけど、全然浸透しないんですよ!」と不満を爆発。
クイズの第一問は「私は○○と仲が良い。私が対立しているのは○○だ」で、チャップリンの名言とされる正解は「私は神と仲が良い。私が対立しているのは人間だ」でしたが、「私は生徒と仲が良い。私が対立しているのはPTAだ」と寺内が先陣を切ると、続く藤本は「私は京大と仲が良い。私が対立しているのは宇治原だ」とロザン・宇治原との関係性をネタにします。
拓の「私は松竹と仲が良い。私が対立しているのはよしもとだ」は、一見意味不明ですが、「チャップリンじゃなくてチョップリンさんの方!(笑)」と山添が松竹芸能所属のコンビ名に気づいて、一同から納得の笑いが。
また、ヒロチョが不正解を告げられた直後のポージングで爆笑を奪うと、同様に不正解でポージング&ひと言吠える件が流行しました。
第2問目は「私が想像できる最も悲しいことは、○○ことだ」で、正解は「私が想像できる最も悲しいことは、ぜいたくに慣れてしまうことだ」。
この問題にも「給食費が盗まれる」(寺内)、「1万円札の肖像画が福沢諭吉で慶応大学の奴」(藤本)と各自がキャラを突き通しますが、小川は「間違えてお金を燃やしちゃった」と自身のささいなエピソードを語り、ざわつかせます。
ランパンプス・小林が正解するもノーポイントといったジャッジもあり、結局9-10で「ハナナシーズ」の勝利という結果に。
続いては、残りのメンバーが参加の『チャップリンに追いつけ追い越せ!5ミニッツギャグチャレンジ!』と題したコーナーで、チャップリンに負けないようなギャグを放ち、それを見た2丁拳銃が○か×かジャッジして、5分間で修士が定めたギャグ50個という目標に挑戦します。
まずボーイフレンド・宮川の「動きとギャグの音が違うシリーズ」で幸先いいスタートを切りますが、相方・黒沼が時間をたっぷり使って失敗するなど、対照的な印象を残した2人。
サルゴリラ・赤羽は「電車のドアに挟まっちゃった」シリーズで笑いを誘えば、はらが持ちギャグ「イェエエイ!!」をアレンジしたり、バビロン・ノリが「もしも前田敦子がマッチョだったら」といった筋肉ギャグでポイントを稼ぐも、目標の50には遠く及ばずタイムアップを迎えます。
ところが、タイムアップ後も、なぜかバビロン・千葉が追い込まれることとなり、「耳の中からまた耳が」「これくらいの竹輪の中で生活」といった苦し紛れのギャグを放つも、修士から「ただのウソやん(笑)」とツッコまれ、狼狽する千葉に大爆笑!
そんなワチャワチャした空気のままエンディングへと突入し、修士が「みんな素晴らしい若手芸人が集まっていますので、今後とも∞ホールをよろしくお願いします」とまとめると、小堀が「みんなで笑い作っていこう!」と呼びかけて、賛同の拍手のなかで終演を迎えました。
なお、今後の『ファースト∞ライブSP』は4月29日(金)~5月1日(土)の3日間(各18時開演)など定期的に開催され、5月1日(土)、5月7日(土)には今回好評を得たヤジマリー。entertainmentの出演も予定。
『ファースト∞ライブSP』並びに『ファースト∞ライブ』などの詳細、最新情報は、ヨシモト∞ホール公式サイト(http://www.yoshimoto.co.jp/mugendai/)でご確認ください。
【相席スタート】【ダイタク】【西村ヒロチョ】【田畑藤本】【】【ボーイフレンド】【スパイク】【サルゴリラ】【バビロン】【ランパンプス】【ゆにばーす】【ヤジマリー。entertainment】【スカチャン】【ツクロークン】【トレポルノ】【ザ・プレジデント】【2丁拳銃】
京都出身の兄弟コンビで人気急上昇中の「ミキ」が、単独ライブ「ミキ漫2016 vol.2 IN祇園花月」を4月23日(土)京都祇園花月で行いました。今年は「第46回NHK上方漫才コンテスト」で優勝。よしもと漫才劇場で2月に行われた単独ライブvol.1も大好評とあって、会場はソールドアウト。期待のハードルが上がりまくったなかでの開催となりました。
当日の京都は今にも雨が降り出しそうな空模様にも関わらず、大勢の観客が詰めかけ、会場はいつも以上の熱気に包まれています。まずはVTR。出町柳駅から二人が出てくるシーンから始まります。懐かしい場所を歩く二人。次に実家が映り、客席からは「エーッ!」と驚きの声が上がります。さらに「三木」と書いた表札が映され、今度は笑いが。ここでVTRは終了。「どうもー!」の声とともに今日の主役がステージに登場、客席からは大きな拍手が起こります。一本目のネタに入る前のマクラで、昴生の着ているスーツの裏話を。実は昼間の出番でそれまで着ていたスーツが破れてしまい、本番前にあわてて買いに走ったんだとか。亜生がショップの店員さんに「急いでるんです、祇園花月で単独ライブがあって、ボリューム2で...」などと話していたと暴露する昴生。先ほど流れたVTRにも触れ、実家についてのエピソードが語られます。そしていよいよネタへ。女子とデートするのに昴生についてきてほしいという亜生。デートプランを話すうちに...というネタですが、今の二人の勢いそのままにどんどん盛り上がっていく会場。客席は早くも爆笑に包まれます。
続いてはVTR「ミキの思い出の地を巡るツアー」。井上陽水の少年時代をBGMに、二人の子ども時代の思い出が詰まった吉田神社を紹介します。舞台さながら、VTRのなかでも息ぴったりの二人。じゃれあったり、追いかけあったりする二人に客席もあたたかな雰囲気に包まれます。
二本目の漫才は、京都を離れて大阪で暮らしている二人が、大阪は京都と違って怖い街だ...というネタでしたが、客席からの声に釣られ、ネタを間違える亜生。そこから兄弟の言い合いが始まり、客席は爆笑です。なんとかネタに戻り、大阪であったエピソードを話す亜生に、絶叫でツッコミを入れる昴生。おもしろい言葉の選び方の連続でがっちり笑いを取り、二本目が終了しました。続いては、思い出の地めぐりツアー2のVTR。よく二人でサッカーをした場所で、ジャニーズのことを知らなかった友達との面白エピソードが語られます。そのあと、昴生の初恋(?)にまつわる爆笑話も。画面には"つづく"と出たので、まだVTRが楽しめるようです。
次はゲームコーナー。題して、亜生プレゼンツ「お兄ちゃんおめでとうゲーム」。先日、誕生日を迎えたものの、あんまりみんなから祝ってもらえなかった。そういうお兄ちゃんを見て悲しくなった、と亜生。「この場を借りて、みなさんにいっしょにお兄ちゃんを祝っていただきたい」と呼びかけます。さらに「のってないのはわかりますが、三木家の次男坊が頼んでるのでよろしくお願いします」とあえての不遜な態度に客席からは笑いが。予め仕組まれていたコール、「せーの! おにーちゃ〜ん!!」で客席側から登場した昴生。頭にはパーティーグッズようなキラキラ光る赤いとんがり帽子が。これが妙に似合っていて、また爆笑です。
今回のゲーム、なんと勝利するとペアでのディズニーチケットが当たるということで、昴生も本気になったよう。最初のゲームは「バーで大人演技ゲーム」。用意された3つのグラスのなかには、1つだけ本当のウイスキーが入っています。酒の飲めない昴生がうまく演技をして、どれがウイスキーだったか客席にバレなければ勝ちというこのゲーム。ムーディーなピアノが流れるなか、バーに見立てたステージで次々とグラスを空けていく昴生。どれが本当のウイスキーなのか...と、迷うことなく客席に当てられ、このゲームは負けが確定です。
次のゲームは「大人のゴルフレッスン」。昴生がお客さんを一人選んでゴルフ教えますが、亜生が不快、いやらしいと感じたら強制終了となります。「めちゃくちゃ簡単や」と自信満々の昴生。しかしあっという間に失敗。シモネタなども入りつつ、客席は大爆笑でしたが、残念ながらゲームは負けとなりました。
最後のゲームは「唐揚げ探してチャレンジ」。昴生の大好きな唐揚げを亜生が会場のどこかに5つ隠します。それを5分以内に全て見つけられればOK。早速ゲームがスタートしますが、なかなか見つけることができない昴生。ヒントをもらいながら、会場中を走り回り、ひとつずつ唐揚げを手に入れていきます。なんとか4個目までゲット、あとひとつはなんとステージ上に。倒れ込みながらギリギリで5個目をつかみ、見事チャレンジに成功です。客席からは笑いと大きな拍手が贈られました。
思いでの地めぐりツアー3のVTRは、いつも髪を切っていたという美容室。昴生がお店をレポートしますが、なんとお客として座っていたのは亜生。本気でカットしてもらって、すっかり満足気な様子が映し出されます。
ラストは30分漫才。一番得意な歌を披露しようとする亜生。それを十八番と紹介する昴生に、なぜ一番が十八番なんだと詰め寄ります。お互いが負けじと絶叫で返し合う様子に客席は大爆笑。なぜか途中でエグザイルに毒づき出すなど、話が違う方向へ行くかと思いつつ、本筋に戻り、また外れそうになりながら、元に戻って、気がつけばすっかり二人の世界に取り込まれています。
続いては自転車のチェーンが外れた女子を助けるというネタに。亜生が女子役をうまくこなせず、客席からは笑いが起こります。そしてモテるためには痩せることが必要だと、ゴルフなどのスポーツの話へ。次々とたたみかけるように展開するネタ、二人の絶叫とも言えるやりとり。途中、ふとした瞬間に見せる兄弟ならではの優しそうな笑顔と、ミキの魅力が詰まった今回の漫才。30分という時間を感じさせないネタで爆笑の連続でした。
漫才終了後、ステージに登場して「時間が押してごめんなさい」とまず客席に詫びた二人。そして「ありがとうございます! また祇園花月でやりたい」の言葉に客席からは大きな拍手が起こります。来月はトークライブやテレビ出演も予定されているとのことで「人気と実力がうなぎのぼり、誰にも止められない」と本人たち。最後にもう一度「ありがとうございました!」で終了、と思いきや、投げキッスする昴生の姿に会場が軽くどよめきつつ幕が降りていき、単独ライブは終了しました。
今後ますます露出が増え、注目されていくであろうミキの二人。これからの活躍が大いに期待されます!
【ミキ】
NSC25期、26期による漫才とコントネタを1本ずつ披露するイベント「漫才×コントライブ」が4月25日(月)19時開演します。
漫才・コントの両方で大活躍の厳選された6組がなんばグランド花月で大暴れ!
なんと!漫才とコントを両方観れる二度おいしいイベントです。
このイベントに出演する数名にイベントへの意気込みを聞きました。
ジャルジャル「25期同士はみんなあんまり仲良くない、26期同士はみんな仲良い。そこも見ていて伝わってくるかもね。」
プラスマイナス「NGKでのコントは緊張です!(岩橋)、ネタ二本!気合入ります!(兼光)」
アキナ「みなさん、漫才とコント両方楽しんでみてくださいー!(秋山)、来てくれなかったら、なむあみ~!!(山名)」
藤崎マーケット「去年のM-1とキングオブコントの悔しさをこのイベントに全てぶつける!(田崎)」
かまいたち「大師匠達の胸をお借りして精一杯頑張ります!!(濱家)、俺らが漫才師なのかコント師なのか、お前たちが決めろ!!!(山内)」
MCアインシュタイン・河井「こんなお得なイベントなかなかありません!」
公演本番まで残り1週間!前売券2000円で好評発売中!!残席残り僅かです。お急ぎ下さい!
・チケよしURL:https://ty.funity.jp/ticket/show/page?clientid=yoshimoto&show=N216042519&sno=2&skb=1&showno=1
《公演・イベント》
■漫才×コントライブ ~NSC25期、26期による漫才・コント両方観れるイベント~
■4月25日(月) 18:40開場 19:00開演 ※20:40終演予定
■なんばグランド花月
■ジャルジャル、銀シャリ、プラスマイナス、アキナ、かまいたち、藤崎マーケット MC:アインシュタイン河井
■全席指定 前売・当日共2000円
【ジャルジャル】【銀シャリ】【プラスマイナス】【アキナ】【かまいたち】【藤崎マーケット】