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2016年12月

なんばグランド花月で大阪府立上方演芸資料館パネル展示会「ワッハ上方と上方演芸の殿堂入り」を開催

大阪府立上方演芸資料館(愛称:ワッハ上方)の設立とともに制定された"上方演芸の殿堂入り"が、今年度で第20回を迎えます。これを記念して「ワッハ上方と上方演芸の殿堂入り」と題し、上方演芸の殿堂入りを果たした歴代受賞者を紹介するパネル展示会をなんばグランド花月にて開催します。

皆様のご来場を心からお待ちしております。

展示会場:なんばグランド花月 2階吹き抜けロビー 吹き抜けロビー (見学自由)

展示場所は劇場の入退場動線になりますので、混雑時にはお待ちいただくこともございます。ご了承ください。

展示資料:上方演芸の殿堂入りを果た し演者のイラストパネル

開催日時:平成281226日(月)~平成29131日(火)まで

主催:大阪府立上方演芸資料館
    
大阪府府民文化部都市魅力創造局 文化・スポーツ課 文化振興グループ

協力:吉本興業株式会社

お問い合わせ先:

大阪府立上方演芸資料館 電話:06-6631-0884
大阪府府民文化部都市魅力創造局 文化・スポーツ課 文化振興グループ
            電話:06-6941-0351(代表)内線4827

「上方演芸の殿堂入り」とは、「上方演芸の発展と振興に特に大きな役割を果たし、広く府民の皆様から愛し親しまれた方で、後進の目標となる方」を対象に選考している大阪府知事表彰です。(平成8年11月の同資料館の設立以来実施。これまでに5180名の方々が受賞。)

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神保町花月年末特別公演『世界の何処かにいる自分』上演迫る! 演出の家城啓之、コンプレックスを持つ人へ「見たら気持ちが楽になる」とメッセージ

来る12月28日(水)~31日(土)、東京・神保町花月にて、年末特別公演『世界の何処かにいる自分』が上演されます。


赤い尻尾の生えた少年「つばめ」とつばめを取り巻く人々を描いた物語で、キャストはランパンプスを始め、スクールゾーン、ボーイフレンド、高野祐衣らフレッシュかつ個性あふれる顔ぶれ。

12月下旬の某日、稽古直後に演出の家城啓之へ話を伺いました。

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まずは、あらすじについて質問。
「尻尾が生えていることで、偏見の目で見られている少年が、それを乗り越えていこうとするのですが、現実にはない世界というか少しファンタジーのある話です。年末公演ということで、脚本のオコチャ(冨田雄大)も含めて、今年の汚れじゃないですけど、今まで持っていたものとか今年起きたことなど、ちゃんと洗い流して、拭い捨てて来年に行こうという気持ちになれる作品になる予定です」


シリアスなストーリー展開となりそうですが、注目点は「歌と踊り(笑)」とのこと。
「意外とボケが少ない台本で、面白いとは思うんですけど、よしもとの劇場なので、楽しい気持ちになった方がいいかなってなった時に、歌と踊りのパワーを借りる感じです。あと、ものまねの力も借りてます。途中、楽器も弾いてもらうんですけど、"楽器、何できる?"って訊いたら、すぐやってくれたりとか、結構芸達者な人が集まっていたグループなので、すごいプランが立てやすかったですね」

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エンタテインメント要素も存分に楽しめそうですが、特に注目して欲しい人物を訊くと「おばた(のお兄さん)。言っちゃっていいのかな...全編ものまねやってます(笑)」と、おばたの十八番のものまねに期待をかける家城。


劇場に足を運ぼうか迷っている読者へは、「気持ちよく2016年を終えていただきたいと思って作っているので、この一年、クシャクシャしていたりとか、生まれてから2016年まで何かしらのコンプレックスを持っている方が来たら、気持ちが楽になると思うので、遊びに来ていただけたら」と呼びかけました。

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出演者のランパンプス、高野祐衣の対談の様子も後ほど掲載します。
お楽しみに!


【家城啓之】

ガキ使LINEスタンプ第4弾「しゃべる!ガキの使いやあらへんで!!」配信開始

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ガキの使いスタンプ第4弾となる今作は、
年末の風物詩となった『絶対に笑ってはいけない』シリーズから、
『絶対に笑ってはいけない名探偵24時』のLINEスタンプが登場!


ダウンタウンをはじめ、お馴染みレギュラー陣やゲスト出演者が、
番組初のしゃべるスタンプとして登場する、豪華ラインナップとなっております。


是非ガキ使スタンプでLINEトークを盛り上げてお楽しみください!
ただし、笑ったら「アウト~!」





~第4弾「しゃべる!ガキの使いやあらへんで!!」概要~

■販売ページ
https://line.me/S/sticker/7670

■価格
100LINEコイン(240円[税込])

■コンテンツ内容
1セット24種類


☆過去の「ガキの使いやあらへんで!!」スタンプも好評配信中!

■第1弾「ガキの使いやあらへんで!!」
http://line.me/S/sticker/1427 ※iPhone/Android/PC

■第2弾「ガキの使いやあらへんで!!~地球防衛軍~」
http://line.me/S/sticker/3666 ※iPhone/Android/PC

■第3弾「ガキの使いやあらへんで!! 第3弾」
http://line.me/S/sticker/5727 ※iPhone/Android/PC

※スタンプにて「ガキの使いやあらへんで!!」を検索!!

大晦日は∞ホールで!≪ゆく年∞くる年 MUSIC∞DANCE BATTLE≫≪ゆく年∞くる年 NEW YEAR'S EVE ∞ SUPER COUNT DOWN≫

2016年締めくくりに∞ホールにて2大イベントが決定いたしました!
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≪ゆく年∞くる年 MUSIC∞DANCE BATTLE≫

∞発超人気音楽ユニットたちが大みそかに大集結!

彼らのMUSIC&DANCEパフォーマンスは必見!

「NALU-SEE☆」「甘栗カンパニー」「K13」「ヤジマリー。Entertainment」などおなじみのユニットから、オーディションから勝ち上がった新ユニットまで20組以上のユニットが出演!

今回はお客様が審査員として、パフォーマンスを評価していただきます。

更にお客様全員に限定ユニットトレカをプレゼント!※ランダムで1枚配布

大みそかは∞ホールで決まりっしょ!

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≪ゆく年∞くる年 NEW YEAR'S EVE ∞ SUPER COUNT DOWN≫

「ヨシモト∞ホール ランクシステム」のトップクラスである、ファーストメンバーを中心に、今一番勢いのある若手芸人たちと爆笑必須の年越しカウントダウンイベントになります。今年ブレイクしたおかずクラブ、横澤夏子、コロコロチキチキペッパーズ、相席スタートをはじめ、20組以上のオールスターが∞ホールに大集結します。

年越し&初笑いは∞ホールで決まりっしょ!

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≪通し券について≫

「特典付通し券」
通し券前売:10,000円
※こちらのチケットで12/31の2公演を全てご覧頂けます。
お席は2公演共通の最前列(S席)指定席となります。
※15枚限定で、無くなり次第終了致します。
12/31 2公演公演内のみ自由に写真撮影できるプレミアム特典つき(音やフラッシュのなる撮影、動画撮影は不可。写真の二次利用・SNSでの公開は厳禁)


「通し券」
通し券前売:6,500円
※こちらのチケットで12/31の2公演を全てご覧頂けます。お席は2公演共通の(A列・B列)指定席となります。
※28枚限定で、無くなり次第終了致します。
※写真撮影不可


チケットよしもと Yコード[999-060] ※発売開始11月17日
TEL:0570-550-100(お問い合わせ10:00~19:00)

本日深夜OA『新しい波24』にも出演の男女コンビ! ペコリーノ単独イベント『もちもちフェスティバル』レポート

12月22日(木)、埼玉県・大宮ラクーンよしもと劇場にて、ペコリーノ単独イベント『もちもちフェスティバル』が行われました。

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クロコダイル ミユ(左)、植木おでん(右)による男女コンビ"ペコリーノ"。
現役大学生ながら『お願い!ランキング』内の『お願い!マンピンコン』や『芸人報道』、さらには本日12月27日(火)24:20から放送される若手芸人発掘番組『新しい波24』(フジテレビ)にも出演する注目のコンビです。


単独ライブは、今年8月にヨシモト∞ホールで開催した『ほろあまいキャンディ』に続く2回目で、前回は全編を通してストーリーがつながるコント集でしたが、今回は音楽ライブと銘打っており、来場者に期待と不安が入り混じります。


開演時刻を迎えると、やはり音楽ライブとして始まり、1曲目はその名も『Openingの歌』。

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ピンク地の水玉ワンピースで登場したミユがボーカルを務め、サングラス姿の植木はタンバリンを担当し、最初のMCでは来場者に感謝を述べつつ、「私たち普段コントをしているんですけど、今日はテイストを変えて、ミュージシャンとして、音楽フェスティバルを開催したいと思います!」とミユが呼びかけます。

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植木も「コントとか見に来た人には申し訳ないですけど」と、あくまでも音楽ライブを強調しますが、ミユからは「お時間、もしあったら(コントを)やるかもしれないですけど」と含みのある発言も。


2曲目は、ミユいわく「次の曲が歌いたくて、次の曲を届けたくて」このフェスを開催したと言いながらも、何を伝えたいのかがわからない『届けこの想い』、3曲目には「息もできないドキドキと歌詞が多くて息もできないをかけたおしゃれな曲」(植木)という『息もできない』と畳み掛けます。

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4曲目の『すきのうた』は、ミユがすきなもの(食べ物、動物、友達)をフリップのイラストで紹介する童謡テイストの曲ながら、ハードロック調に転調すると、ミユが髪を振り乱しながら踊り狂い、「バナナ好きー!」とバナナへの偏愛を絶叫!

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ラストナンバー『言えなかったこと』は、アゴが外れっぱなしの彼女との心残りを歌った切ない(?)バラードで、後半はミユが観客に後悔したことを尋ね、植木がその後悔に対し、アドリブでアンサーソングにするという試みを披露しました。

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歌い終えると、ミユが「こんなにみなさん集まっていただいて、ミュージシャンとしてこんな景色が見られたことは、泣きそうなくらい...。次は武道館目指してがんばりたいと思います!」と締めくくり、一旦ハケるも、舞台袖から「アンコール!」と自ら煽り、すぐさま2人で再登場。


ここまでも、ゆっくり水を飲み「おいしい...」とつぶやいたり、ファミレスでの要領の悪いエピソードトークをしたりと、アーティスト風のMCを繰り返してきたミユは、アンコールでも「まさかアンコールいただけるとは。ストリートミュージシャンから始めてきたわけなんで」と言いのけ、「いろんな思い出あるね。感動するな」と植木も感極まった表情を見せます。

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そんなアーティストの世界観に入り込んでいたミユでしたが、天気の話になると「雨女とか雨男とか、ありえないと思います。みんなバカだなあ」「血液型を訊く人もおかしい」と口走り、たまらず植木から「的を射たことを言うな。バカであれ」とごもっともなツッコミが入る一幕。


アンコール曲は、ピンポン玉が乱れ飛ぶ『PingPongParty』で、ミユのダンススキルも垣間見せました。

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エンディングVTRでは、スタッフロールの背景で、さいたま国際マラソンにエントリーするも、25キロ付近でリタイヤするミユの姿が。


VTRがあけると、時間が余ったためか、急遽(?)『コント ラーメン屋』が始まり、植木演じるラーメン屋店主とミユ演じる客との不毛なやりとりで笑いを誘いました。

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エンディングでは、植木が「音楽ライブというコントでした」と改めてライブの趣旨を説明し、ミユも特徴的な水の飲み方やマイクの使い方について「ミュージシャンのフリしてやったんですよ。音楽フェスを見学して(笑)」と告白。


構成に加え、今日披露した曲をすべて作ったという"たけちまるぽこ"がカメラを担当し、客席を背景にした音楽ライブ風の記念撮影を「バナナ好きー!」の掛け声で行うと、2人は最後に芸人としての奮起を誓います。
「お笑い芸人も他のものを求められている気がする。コントだけ、漫才だけでなく。だから音楽とかもやったりすることで、可能性を広げたいです」とミユが力強く宣言し、暖かな拍手に包まれながら終演を迎えました。

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終演後の2人を直撃すると、「クロコダイルミユは、もともとお笑い芸人になるというつもりがなくて、"ダンサーになりたい"ってずっと言ってたんですよ。僕が"お笑いなら、自分たちのライブでダンスが出来るよ"と、そういう誘い文句も言ってたので、実現にちょっと近づけたので、僕的にもうれしいです」とやり遂げた様子の植木。
それを聞いたミユは「そうだったんだ。ちゃんと考えているんだね」と感心します。


単独ライブは、前回はひとつの物語で、今回は音楽をテーマにし、今後もテーマを作って行う予定とのこと。
しかし、いわゆる音ネタ、歌ネタは、今回が初めての挑戦だそうで、『キングオブコント』優勝を目標に掲げるミユは、「その後にいろいろ出来たらいいなと思っていて。歌とかダンスとか、映画に出るとかそういう夢もあったり」と吐露し、植木は「歌ネタも場所に応じてやっていきたいと思います。求められたら応えられるに、ストックにしていきたいです」と芸人としての幅を広げることに尽力の姿勢を見せます。


『新しい波』の新シリーズにして、次世代の若手芸人が一堂に会する本日深夜24:20~OAの『新しい波24』(フジテレビ)の収録については、「日頃、もっと意識してがんばっていかなきゃなって、焦りを感じたところもありましたね」(植木)と共演した若手芸人に刺激を受けたようで、「大阪よしもと1年目のフースーヤっていうコンビがいるんですけど、オーディションで通って、私たちと立場が同じじゃないですか。なのに、すごいよくて...」(ミユ)といった悔しさもチラリ。


「女性芸人へのライバル心は?」との質問にミユは、「女の芸人には絶対負けたくないっていう気持ちがあったんですけど、行ったらみんな優しくて、バチバチはなかったです(笑)。当たり前ですけど、ゆりやんレトリィバァさんをすごく尊敬しました。あんなに面白いのに、気配りとかすごい出来てて。私、全部負けてる。そこくらい勝ちたかった(笑)」と先輩に圧倒されたようです。

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最後に読者へのメッセージを求めると、「お笑いをもっといっぱいやりたいので、どこにでも行きますので、呼んでください。営業もまだ行ったことないので、早く経験してみたいです」(植木)、「シャンプーのCMに出ることも目標なので、髪を見てもらいたいです」(ミユ)とそれぞれ呼びかけました。


今後のペコリーノの活動にご注目ください。


【ペコリーノ】

2016年12月26日 (月)

大阪でヒントン・バトルダンスアカデミーのワークショップが開催!

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2017年4月のヒントン・バトル ダンスアカデミー開校に先駆け、HBDAのレッスンを体験できるワークショップが全国6都市で開催されます。大阪では12月18日に行われ、44人が参加しました。

ワークショップでは、ヒントン・バトルさんと、ヒントンさんが選出したニューヨークで活躍するバレエダンサーのプレストン・ダッガー三世さん、HIPHOPダンサーのケビン・グラスフォードさんも来場。アシスタントの日本人、ハヅキさんとカズキさんも加わり、熱心に指導されました。

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ワークショップで提供するダンスは、HBDAオーディションのダンスジャンルでもあるバレエとHIPHOP。それぞれ90分、体験しました。

大阪の参加者を前にして「ダンスの用意はいいかい!?」と気合を入れるヒントンさん。全員で「イエー!」との掛け声で応えます。そして「今日はバレエとHIPHOPの2種類を用意しました。各ジャンル、初心者とかは関係ありません。ダンサーとしてキャリアを積むには、すべてできた方がいいのです」とヒントンさんは、15歳でデビューして以降、現在まで第一線で走り続けているその理由を明かしました。

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また、ダンスアカデミーについての説明も。大阪は2017年1月22日(日)にオーディションを行います。オーディションに受かった方は2017年4月から3年間、東京で開校するHBDAに無料で受講できるのです。まさにエンターテイメント界での成功の秘訣でもある"ヒントン・メソッド"をたっぷりと学べるチャンス。ワークショップ参加者の目の輝きがどんどん増していくのがわかりました。

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そしてワークショップがスタート、2つのチームに分かれ、2つのスタジオでバレエとHIPHOPを習いました。バレエでは講師ダンサーのプレストンさんが基本の動きをみっちりと教えていきます。時には手取り足取りで、腕や足を正しい位置に導くプレストンさん。また、腹部の力の入れ方やバランスの取り方のほか、「かかとの下にはコーヒーカップを置いているような感じで」など分かりやすいたとえを用いての細やかな指導がありました。

「どの角度から写真を撮られてもいいように」「自分の腕が額縁と思って、その中に自分の顔があるイメージで」など、舞台上で美しく見えるコツも伝授。基本メソッドを終えた参加者は、楽曲に合わせての振付を段階に分けて習い、最終的に1曲の振付をマスターしました。ヒントンさんもスタジオを行き来し、アドバイスを。時には一人の参加者に腰の位置などを直接、指導する時間もありました。

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HIPHOPでは、さっそく振付を覚えるところから始まりました。バレエとは異なり、スピード感のある振付やダンスがあらゆる場面に出てきます。ケビンさんは「ハイスピードな動きですが、正確にシャープにやることを心掛けて!」と何度も繰り返します。「自分が今、何をしているのか考えながらやること」と、しっかりと見せるコツを繰り返して伝えていました。HIPHOPも段階に分けて振付を覚え、最後は1曲分のHIPHOPダンスに仕上げました

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ワークショップを終え、「今日は楽しかったですか!?」と大きな声で問いかけるヒントンさん。そして「4月のHBDA開校に向けてオーディションを行い、大阪は1月22日(日)にまた戻ってきます。この学校に来てくれたなら、強いところはさらに強く、弱いところはしっかり強くなるようにお教えします。HBDAではキャリアを積み重ねられるダンサーを育てたいと思っています。今日は貴重な時間をありがとうございました。ぜひ、オーディションで会いましょう!」と呼びかけました。最後はみんなで集合写真を撮影。参加者たちの弾けるような笑顔が印象的でした。

ワークショップを終えた阿南さん(写真右・20歳)、鈴木さん(写真左・17歳)に感想をお聞きしました。名古屋から参加したお二人は、このワークショップでたまたま、名古屋の同じスタジオに通っていたことを知り、意気投合したそう。「いつもと熱気が違うと思いました。先生もパワーがすごくあって、私もどんどん出ていかないと!って思って、すごく意欲がでました!」とワークショップの感想を聞かせてくれた阿南さん。鈴木さんも「みんなグイグイ来る感じで、熱気を感じました。すごく楽しかったです!」と、目を輝かせていました。そして声をそろえて「オーディションも受けます!」と意欲的でした。

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漫才劇場ならではの"漫才づくしライブ"がお目見え!トレンディエンジェルも参戦の「OSAKA MANZAI PARTY #001」

12月22日(木)、よしもと漫才劇場にて「OSAKA MANZAI PARTY #001」が開催されました。「漫才師の漫才師による漫才師のための漫才PARTY」と銘打ったこのライブ。あいにくの雨模様ながら、客席は大入満員で立ち見も出る盛況ぶり! 出演者のネタはもちろん、コーナーもすべて「漫才にちなんだもの」という濃密な90分で、漫才の魅力をたっぷりと届けました。

MCを務めるのはアインシュタイン。ライブの趣旨を説明した後、さっそくこの日のスペシャルゲスト、トレンディエンジェルを呼び込みます。大歓声に迎えられたふたりは、アインシュタインとともに軽快なトークを展開。

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舞台上に斎藤、たかし、稲田という奇跡の"薄毛トリオ"が並ぶと、河井は「3人合わせても成人男性1人分の髪がない」と大爆笑。すると稲田が「僕は違う。毛根と毛根の間隔が広いだけ」と主張するなど、いつしか薄毛 VS. 薄毛の争いに発展し、河井が仲裁に入るひと幕もありました。

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まずは5組の漫才からスタート。一番手のミキは、「金八先生みたいなドラマに出たい」という昴生と、「金八先生を知らない」という亜生が、白熱の兄弟ゲンカで笑わせます。

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出会い系サイトをテーマに、人妻とのデートをシミュレーションしてみせたのはからし蓮根。斜め上を行く不思議系人妻キャラで、伊織が青空を惑わせる!?

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見取り図は、リリーの「男らしさ」アピールに盛山がツッコミまくるテンポのいい漫才で沸かせます。

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祇園のネタは、女子高を舞台にした新米教師ストーリー。天性のナルシスト・木﨑が暴走しまくり、女子高生・櫻井を翻弄します。

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前半のトリはトレンディエンジェル。2016年を振り返る時事ネタてんこ盛りのしゃべりで、次々と爆笑を起こしていきます。

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後半へ入る前に、前半出演者によるひとつめのコーナー「ツッコミ引き出しPARTY!」でブレイクタイム。トレンディエンジェル率いる見取り図、からし蓮根の赤チーム、稲田率いる祇園、ミキの青チームに分かれ,ツッコミ役からお題となる"ツッコミワード"を引き出すべくボケていくというゲームに挑戦します。制限時間3分で、より多くの正解を引き出したチームの勝ち。赤チームの先攻で試合開始です。

赤チームのツッコミ役は青空。出足は好調でしたが、斎藤の番になると「真面目か!」のツッコミを引き出せず急に苦戦!? たかしは「はやっ!」を引き出すために舞台上を一心不乱に走りまくり爆笑をさらいます。

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一方の青チームは、なぜか敵である斎藤から「頑張れ!」と熱い声援を受ける昴生がツッコミ役に。次々と繰り出されるボケに対し、間髪入れずにツッコんでいくものの、微妙にズレたフレーズばかりでメンバーを戸惑わせます。ツッコミというよりその状況をストレートに表現する昴生を見て、河井は「ミキは"ボケ"と"感想"のコンビでやってるねんな」と笑わせていました。結果は赤チームの勝利!

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後半も、珠玉のネタが続々。マルセイユは憧れのシチュエーション「逆ナン」にまつわる漫才を。別府から言われるままに演じるストーリーの先には何が...。

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おなじみ桑原のボイスパーカッションで幕を開けたトットのネタ。桑原考案のオリジナルアイドルとはいったい...?

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「沖縄県人のフレンドリーさを伝えるために来た」という大自然。偶然出会った修学旅行生と沖縄県人が、予測不可能なやりとりを繰り広げます。

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最後はアインシュタインが登場。懐かしい学生時代を振り返りつつ、「女子からの告白」をシミュレーション。稲田のまさかの女子高生役に、客席からは笑いとともに悲鳴も上がっていました。

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ふたつめのコーナーは出演者全員で。「即興漫才PARTY!」と題し、前半チーム、後半チーム全員がコンビをシャッフル。1組30秒ずつ即興で漫才を行い、5組でひとつのネタを完成させるという内容です。トレンディエンジェルはゲストということで、両方のチームに参加。ボケとツッコミが入れ替わってしまう可能性もり、始まる前から全員戦々恐々です。

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前半チームは、「学生時代」をテーマにした即興漫才に挑戦。「いっせいのーで!」のくじ引きで決まった組み合わせにも関わらず、なんとミキがそのままの組み合わせを引き当ててしまう奇跡が起こり、舞台上のメンバーはビックリ。いよいよ本番、一番手はたかし&リリーです。先ほど披露された見取り図のネタを思わせるやりとりで、まずはしっかり笑いを取りました。

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二番手の斎藤&青空は、一番手の"女子ネタ"を引きずりつつ、さらにトレンディエンジェルのネタも取り入れた30秒。

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続くミキは即興とは思えないハイスピードのしゃべくりで、さすがコンビ!という息の合ったところを見せます。

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木崎&伊織コンビは、途中で木﨑が「ちゃんとツッコんでや!」とキレてまたまた大爆笑。

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最後は盛山&櫻井。櫻井が木﨑よろしく「おまたせしました櫻井です」と登場し、ネタもしっかり終わらせて、ひときわ大きな笑いを起こしました。

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河井は「終われるもんですね!」と感心しきり。後半メンバーにも期待がかかります。くじ引きの結果、トップバッターを務めるのは河井&別府という顔合わせに。テーマは「彼女がほしい」です。別府の「すぐそうやって言う〜」も飛び出し、つかみはOK!?

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二番手は斎藤&桑原。斎藤の頭髪ネタと桑原のボイスパーカッションをフル活用して賑やかに盛り上げます。

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三番手は多田&里。多田が白井になりきり、大自然ワールドをそのまま再現!

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続く稲田&白井も、まったく同じ展開となり客席は大爆笑。稲田による里のモノマネも絶品です。

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締めくくりはたかし&津田! たかしの大阪弁ツッコミや「すぐそうやって言う〜」など、めったに聞けないフレーズも飛び出し、観客の皆さんは大喜びでした。

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判定は客席からの拍手の量で決定。結果は前半チームの勝利となりました。

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内容盛りだくさんのライブを終えてのエンディングは、全員でサインボールを客席に投げ込むプレゼントも! あちこちから歓声が上がり、大盛り上がりのうちに幕となりました。

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【トット】【アインシュタイン】【祇園】【見取り図】【大自然】【マルセイユ】【ミキ】【からし蓮根】【トレンディエンジェル】

クリスマスムード満載! MR.MR Special X'mas Live 「GOOD TO BE BAD」

1225日(日)、東京・渋谷クラブクアトロにて、MR.MRのスペシャルクリスマスライブ「GOOD TO BE BAD」が開催されました。
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チャンジェ、テイ、サンヒョン、ドヨン、ジェミン、ジンの6人からなる (ジンは体調不良のためお休み) MR.MRは、全員が身長180㎝以上のモデル並みのビジュアルを誇り、全員がボーカル担当という高い歌唱力とダンスが魅力のK-POPグループ。2012年に韓国でデビューし、中性的な甘いルックスと鍛え抜かれた肉体を併せ持った"甘辛系男子"として、日本でも注目度急上昇中のグループです。

ここでは、この日昼夜2回行われたクリスマスワンマンライブの夜公演の模様をレポート。この日のライブは、11月に発売されたばかりの3rdシングル「GOOD TO BE BAD」からスタートします。黒いスーツに身を包み、大歓声の中「OUT」「Big Man」と立て続けに披露する5人。
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「俺たちのクリスマスパーティーに来てくれてありがとうございます!」(サンヒョン)、「最後まで盛り上がっていきましょう!」(ドヨン)との呼びかけにファンも大声援で応えます。続く「It's You」では、全員で左右に移動してファンに手を振ったり指をさしたりと、リラックスムード満載。途中、ジェミンがドヨンにひざまづいて手の甲にキスをしようとするのですが、寸前でドヨンが手を引っ込めるというキュートなパフォーマンスなどもあり、ファンを楽しませます。
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転換の際、サンヒョンが散歩をするVTR「ブラサンヒョン」が流れ、六義園を散歩するサンヒョンが自慢の自撮りを撮っているところを披露したり、抹茶を作法に乗っ取って(?)飲んでみたりと、普段のステージとは違うキュートなその姿に、ファンから「かわいい!」の声があがります。その後も何度かサンヒョンの散歩VTRは流れたのですが、巣鴨で玉ねぎの漬物を食べて「りんごの味がする」と言ってみたり、縁起物の赤いパンツをメンバー全員分購入したり、遊園地でジェットコースターに乗って絶叫したりと、常にキュートな姿を見せ続けていました。

その後、サングラス姿のジェミンがムーディなソロナンバーを披露したり、ドヨンがギターを弾いてサンヒョンと歌ったりというソロパートの曲が続きます。その後のMCで、サンヒョンが「みなさん、見ました? ドヨンが曲が始まる前に手をこうやって(と言って手をブルブル振る)手を振ってたの(笑)」と面白そうに言うと、ドヨンが「僕はもともとコレ(緊張して手が震える)があるんです。でも、ギターの時だけですよ?」と言いわけを。なんでも、せっかくのサンヒョンの歌声をギターをミスすることで邪魔しちゃいけないというプレッシャーからそうなってしまうんだとか。

マイクスタンドのパフォーマンスが印象的な「Do you feel me」に続き、「Waiting For You」「Who's That Girl」と立て続けに披露した後のMCではクリスマスの話題に。「なぜか夏になるとクリスマスが懐かしくなる」とチャンジェが明かした後、「ファンの人にクリスマスプレゼントをあげるとしたら何をあげたい?」と聞かれたジェミンが「天国」と言ったため、その真意を図りかねたチャンジェが「ちょっとちょっと~!」とジェミンにクレームをつけます。が、「自分たちのライブでみんなに天国を見せてあげたい」という意味だとわかり、納得した様子のチャンジェ。

同じ質問に、ドヨンは「車。みんな、ここまで来るのが大変だっただろうから」と答え、テイは「できるなら、瞬間移動の能力をあげたい。みんなが行きたい場所にすぐ行けるように」と言うのですが、なぜかサンヒョンは「エロい~!」とツッコんでいました(笑)。そんなサンヒョンは、「24時間公演をやりたい。今度の今度の今度に、ドームで......」と言ったため、チャンジェに「(使用料が)高いよ! めっちゃ高いよ!」とツッコまれます。最後にチャンジェが「僕が偉くなったら、ここにいるみなさんにおごりたいです!」と言い、ファンは大喜びしますが、「でも『なか卯』です(笑)」と言い、笑いを誘っていました。

続いて、囚人服っぽい衣装で登場したチャンジェとドヨンが女性物の下着の入った袋を持っていると、そこに警官姿のテイとジェミンが現れ、バトルが勃発! ドヨンがブレイクダンスをする見せ場もありつつ、曲に合わせてアクション&ダンスを披露する4人の元にサンタ姿のサンヒョンが登場して......という寸劇からの「Everything」など凝った演出もあり、見るものを飽きさせません。
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「She is so Beautiful」「約束」としっとりとしたバラードが続いた後は、「次が最後の曲です。盛り上がっていくぜ!」(チャンジェ)の声とともに「Tiger&Lion」で本編は終了。

アンコールは、クリスマスらしく全員サンタ帽をかぶって登場し、マライア・キャリーの「All I Want Christmas Is You」のカヴァーを。ジェミンがファンの子に帽子をかぶせてあげたり、サンヒョンが客席に行ったりと自由なパフォーマンスを見せながらも、いざという時のハーモニーは聞かせます。

続いて「Just 1 Light」を披露した後の、チャンジェの「アンコールありがとうございました! クリスマスライブ、どうでしたか?」の言葉に大歓声があがります。サンヒョンは「クリスマスに僕たちに会いに来てくれてありがとうございます。僕の散歩(のVTR)、どうでしたか?」と問いかけ、またもやファンが大歓声を送ると、メンバーに向かって「みんな、暑いでしょ? それは、僕の買った赤いパンツのせいです(笑)」と茶目っ気たっぷりに話していました。

チャンジェが、「今日が今年最後のライブになります。今年はみなさんのおかげでいい年になりました。ありがとうございます! みなさんの応援が僕らの力になります。2017年、また元気で会いましょう!」と挨拶をした後は、ラストソング「Rock this world」へ。最後は全員が客席に飛び降り、ファンと握手をしたりするなど交流を図っていました。チャンジェが「思い出に残るクリスマスになりましたか? 僕らにとっても今まででいちばん楽しかったクリスマスになりました!」という言葉を残し、MR.MRのスペシャルクリスマスライブは終了。
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歌あり踊りあり寸劇あり笑いありの、盛りだくさんで本当にスペシャルなクリスマスライブとなったこの日のライブ。2017年のMR.MRからも目が離せません!
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博多大吉が1729名の頂点に! 『ダイナマイト関西2016』決勝大会レポート

12月25日(日)よみうりホールにて、バッファロー吾郎主催のガチ大喜利対決『ダイナマイト関西2016』決勝大会が行われ、半年間に渡る長き戦いがついに決着。決勝で和田ラジヲを破った博多大吉が、出場者数1729名の頂点に立ちました。
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「ゴチャゴチャ言わんと大喜利好きな奴で誰が一番おもろいんか決めたらええんや!」をモットーに、武コーナーと白虎コーナーに分かれ、1対1でお互いの持ち点5ポイントを奪い合う大喜利対決。一般参加も可能なオープントーナメントとしては約8年ぶりの開催となる今大会、6月より行われたプレ予選、予選トーナメント、準決勝大会を勝ち抜き決勝大会に進出したのは、博多華丸・大吉・博多大吉、和田ラヂヲ、R藤本、又吉直樹、笑い飯・西田幸治、次長課長・井上聡、ケンドーコバヤシ、バッファロー吾郎・竹若元博の8名。MCを担当する浅越ゴエと、 "神聖な戦いをつかさどる者"と名乗る天狗のような謎の男(バッファロー吾郎・A)の待つステージに入場した8名は、事前に行われた抽選会により決定した対戦相手と優勝をかけ激突!
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決勝大会恒例の始球式ならぬ"始答式"のゲストは、土管からマリオの扮装で登場した安倍首相(ビスケッティ佐竹)、観客を指さしまくるヒラリー・クリントン(石井てる美)、会場に「U・S・A!U・S・A!」コールを巻き起こしながら登場したドナルド・トランプ(レイザーラモンRG)の3名。トランプ氏は、中森明菜の「DESIRE」に乗せて「ダイナマイト関西あるある」=決勝に残る人は物静か、を披露し会場を沸かせました。豪華共演となった"日米合同始答式"のお題は「世界人類が優しい気持ちになれる魔法の言葉とは」。安部首相は「PPAP(プーチン パク・クネ 阿部 パートナー)」、ヒラリー氏は「Oogiri is American Dream」、トランプ氏は「クラムチャウダー!」と回答し、「U・S・A!U・S・A!」コールで沸く中、大会がスタートしました。
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一回戦第1試合は、漫画家の和田ラジヲと、笑い飯・西田幸治の対決。西田は、初戦での和田との対決に「あたりたくない相手だったんですけどね...」と、対戦相手を決める抽選会に代理で出席したソラシド・本坊がこの対戦を引き当ててしまったことを後悔しながらスタート。1問目「連載12年まったく人気が出ないジャンプ漫画主人公の決め台詞とは」では、プルプルする「コンニャク」、2問目「外国人向け「お墓参りHOW TOビデオ」で紹介されている"やってはいけない行為"とは」では、スピード感あふれる「回し蹴り」と、味のあるイラストによる回答でポイントを重ねた和田が、4対3で勝利。西田は「本坊をぼこぼこにしたい」と悔しさを口にしました。
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一回戦第2試合は、ケンドーコバヤシと、次長課長・井上聡の師弟対決。対戦相手を決める抽選会で、ケンコバの代理として出席したマネージャーが「コバヤシさんが出るまでもない!本番もオレが出てやる!」とタンカをきったため、井上は「おそそらく、マネージャーが出て来るでしょうね」と冗談交じりの予想を。すると、なんと本当にマネージャーが登場。驚く井上を前に、マネージャーは「コバヤシさんが出るまでもない!本番もオレが出てやる!」と連呼しました。ひと笑いあったところで、ケンコバが登場し試合開始。1問目「アンマンマンショーで母親たちが思わず子供の目を手で覆い隠してしまった光景とは」で、ケンコバが「ジャムおじさんが年には勝てず残尿の嵐」とのイラスト回答で速攻ポイントをとれば、すぐに井上も「うすかわの4つ入りタイプの顔」と同じくイラスト回答で大爆笑をとり反撃。激しいポイント奪取を繰り広げた結果、2対1で井上が勝利。師匠を倒した井上は思わずガッツポーズ。「いきなりラスボス戦やったんで...」と厳しい戦いを制した喜びを。ケンコバも「悔しいけど、弟子に越えられるのは気持ちいいもんですね」と。
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一回戦第3試合は、R藤本と、バッファロー吾郎・竹若元博の、最年少VS最年長対決。R藤本は、「5~10年優勝メンバーが一緒。ここらで世代交代しないと」と、新世代代表として優勝への意欲を燃やします。1問目は両者ふるわなかたものの、2問目「サッカーの試合中、本当に"勝利の女神"が現れ選手たちに言い放った言葉とは」で、「ラモスは?もうラモスいないの?」などの回答でR藤本が連続ポイント。結果、4対2でR藤本が勝利。気合を入れて髪型を布袋寅泰風にしてきたというR藤本は、「スリルの中にもポイズンな笑いを」と布袋さんワードで戦いの感想を。不完全燃焼だった竹若は「苦しい感じしかでなかったのが残念。負けても楽しい試合だとよかったけど...」と心残りを口に。
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一回戦第4試合は、博多大吉と、ピース・又吉直樹の対決。負けたら、「火花を10冊買います」(大吉)、「綾部のニューヨーク行きを阻止します」(又吉)と宣言した両者の戦い。ワードセンスあふれる知性派2人の戦いは、2問目「いろんなオニギリに勇ましい名前をつけて登場させてください」で爆笑の展開に。「ほぐれてからが勝負 鮭‼」など正統派で責める大吉に対し、「自立していく AIおにぎり」「消化できる?プラスチックおにぎり」などぶっ飛んだ回答を連発する又吉に会場も大爆笑。ポイント奪い合いの末、2対1で勝利した大吉は「いや~震えました」と、激しい戦いを制し安堵。
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準決勝第1試合は、和田ラジヲと、次長課長・井上の対決。「先ほどチョコレートを食べたので糖分バッチリです」という和田に対し、「逆に何も食べてないです。ゆでた野菜とご飯だけの弁当だったから食べなかった」という井上。この糖質の摂取の差が勝敗の分かれ目に⁉ 両者得意のイラストを駆使しての戦いとなる中、3問目「目撃者の「まるで映画のワンシーンのようでした」どんな光景を見た?」で、「銭湯でサメが出た」などの回答で連続ポイントを得た和田が、3対1で勝利。井上は「やっぱりすごい味のある絵だな」と和田に称賛を送りました。
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準決勝第2試合は、R藤本と博多大吉の対決。1問目「サンタクロースからのプレゼントのメッセージカードに余計な一言が「メリークリスマス 〇〇〇〇」」が出題されるや否や、「メリークリスマス from トイザらス」で速攻ポイントをゲットした大吉は、その後も「メリークリスマス スイカ カラス スルメ メリークリスマス」で会場からの大拍手を受けるなど絶好調。対するR藤本も、ポイントを取られたらすぐ取り返し、食い下がります。両者ともに制限時間ぎりぎりまで果敢に攻め続ける接戦の末、2対1で大吉の勝利。「大喜利は、相手も面白いからこそ、相乗効果で面白い回答が生まれる」と語っていた大吉は、「まだ続くかと思った。R藤本くん、面白いな~」と大喜利の醍醐味を味わえた好敵手との戦いに満足。
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また、決勝トーナメントの他に、2つのエキシビジョンマッチも開催。2人一組で戦う「スペシャルタッグマッチ」では、惜しくも準決勝で散ったインパルス・板倉俊之&フットボールアワー・岩尾望、トリプルファイヤー・吉田靖直&マッスル坂井が対決。2人で協力して2つのワードで回答する「「鬼に金棒」よりもパワフルな諺 〇〇〇〇に〇〇〇〇?」というお題では、吉田&マッスルペアが「おばあちゃん に クロムハーツ」などでポイントを重ね、板倉&岩尾は「やばいやばい」と焦りを。しかし、続いてのお題「スーパーマリオを1000時間連続でやると現れる裏ステージでの特徴とは」で、板倉の「今まで下げてきた旗を戻していかなきゃいけない」などで追い上げ、2対2の引き分けに。
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クリスマスの夜にふさわしい「カップル大喜利タッグマッチ」では、ずん・飯尾&阿佐ヶ谷姉妹・渡辺、ずん・やす&大久保佳代子、ジャルジャル・後藤が体調不良のため代理で出場したギース・高佐&高野祐依の3カップルが対決。真ん中の高佐&高野カップルが新郎新婦で、両サイドの飯尾&渡辺、やす&大久保が両家の両親に見えることから、それぞれなりきって大喜利を。中でも、新婦側の両親こと飯尾&渡辺カップルは、ラブラブぶりも大喜利力もピカイチ。2人で協力して回答するラブドッキングお題「何もかもが擬人化された世界でベストカップルに選ばれたのは〇〇〇〇と〇〇〇〇」では、「くせっ毛」と「鈴木雅之」などの回答で連続ポイントをゲットし圧勝。ベストカップルとなった2人には「Yse NOフリップ」が贈られました。
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決勝戦は、和田ラジヲと博多大吉の対決。ステージへの登場時に佐野元春さんの分かりにくいモノマネを放り込み笑いを誘う和田に対し、「和田さん、本当に面白いので、なんとか僕も頑張りたい」と真剣そのものの大吉。1問目「ここ網走刑務所にもクリスマスがやってきました。所長が施した気の利いた変化とは?」では、和田が神業のような速さで描いたイラストによる「鉄格子が赤と白」で速攻ポイントを取れば、大吉は「この日だけ表記が ABBA SHIRI(※2つめのBは逆向き)」と巧みな回答でポイントを取り返し、両者一歩も譲らず。2問目「チャンネルを変えたらやっていた「情熱大陸」で矢沢永吉が言っていた言葉とは」でも、大吉の「これ何ていう番組?」を皮切りに両者回答ラッシュに。激しい打ち合いの末、3対0で勝利したのは大吉。「和田さんは漫画家の方なので、芸人が負けるわけにはいかないと勝手に一人でプレッシャーを感じていました。勝ててよかった」と苦しかった胸の内を吐露しました。
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出場者が全員登場してのエンディングでは、戦いをつかさどる者から、出場者1729名の頂点に輝いた大吉にチャンピオンベルトを授与。そして最後は、戦いをつかさどる者がこの言葉で、半年間に渡った戦いに幕を下ろししました。「ゴチャゴチャ言わんと誰が一番おもろいんか決めたらええんや!」
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【バッファロー吾郎】【博多大吉】【博多華丸・大吉】【R藤本】【ピース】【又吉直樹】【笑い飯】【西田幸治】【次長課長】【井上聡】【ケンドーコバヤシ】【インパルス】【板倉俊之】【フットボールアワー】【岩尾望】【ザ・プラン9】【浅越ゴエ】【GAG少年楽団】【宮戸洋行】

満員御礼!大成功を収めた劇団間座の旗揚公演「恋の虫」

「若手に活躍の場を」という間寛平の思いから立ち上げられた「劇団間座」旗揚公演『虫の恋』が、12月24日(土)・25日(日)にHEP HALLで上演されました。出演は間寛平、坂田利夫をはじめ、吉本新喜劇、よしもと芸人らプロ・アマ問わず公募で選ばれたメンバーです。

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テーマは"虫"ということで、舞台は虫の世界。冬が来る前にほとんどが寿命を終えてしまう彼らは、「クリスマスツリー」を知りません。「今年の冬は、みんなでクリスマスツリーを確かめよう!」と夢見る虫たちの希望と恋の行く末、そして"クリスマスの奇跡"が綴られる優しさに満ちあふれた物語となっています。脚本を手掛けたのはNON STYLE・石田明で、ミュージカルスタイルで進行。劇中歌の詞を提供したのは、大人気脚本家・俳優でミュージシャンの顔を持つ宮藤官九郎さんです。

超満員の客席を前に、ホームレスの男性に扮した寛平が登場。セミの鳴き声に驚いて、集めたガラクタをうっかりぶちまけてしまいます。すると虫視点に切り替わり、音楽に合わせて踊りながら出演者たちが入場、ほうきの先端、ベストなど拾い上げたガラクタを身にまとってそれぞれの虫へと姿を変えていきます。

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夏の日の夜。ラブラブなセミの幼虫カップルだいち(キタノの大冒険)とあすみ(辻凪子さん)が、人間界の花火大会を楽しんでいるところへ仲間の虫たちが集まってきました。カマキリのほのか(いがわゆり蚊)、黒光りするボディが自慢のカブトムシのひかる(ミルクボーイ・駒場)、ゴキブリのじょうじ(アインシュタイン・河井)、テントウ虫の占い師(堀川絵美)、トンボのかなた(溝口寛之)、コオロギのてんま(マブーハイ・コサップ)らは、初めて見る花火の美しさに興奮気味。

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そこへカマキリのそうま(アインシュタイン・稲田)がやって来てカマキリ・ほのかを口説くが、ほのかは塩対応。「俺の子どもを産んでくれ、そして食べてくれ」「俺を食べてもおらんくなったりせーへん。おまえの中で生き続けるから!」と、カマキリの特性を交えた口説き文句をアインシュタイン・稲田がカッコよく発する度、その見た目とのギャップに客席からは笑いが起こるのでした。

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遅れて、メスからモテモテの蚊・しゅうや(劇団Patch・三好大貴さん)が輪に加わります。しゅうやを通じ人間の女の子(前田まみ)から「クリスマス」の情報を得た虫たちは、どんなものか体験したいと大盛り上がり。

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後日、ゴキブリのじょうじ(アインシュタイン・河井)が、クリスマス経験のあるゴキブリ・さやか(山本あきこ)を連れて来ました。SPゴキブリのげんた(ボブ)、ぶんた(みくぼ)を従えたさやかは越冬のうぬぼれから「私はパーフェクト昆虫!」と叫び、オリエンタルラジオのネタ「PERFECT HUMAN」を興じます。「やめろって」というじょうじの忠告を無視し、息も絶え絶えに踊り続けるさやからにお客さんは大爆笑。別のシーンでもカマキリ役のアインシュタイン・稲田がズレたステップの「PERFECT HUMAN」で笑いを誘っていました。

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NON STYLE・石田は脚本だけでなく、毒蜘蛛れい役で演者としても参加。「ほんとエサが少なくて大変」と冬の間の食糧として、いかにも関西のおばちゃんといったテイストの蛾のふさこ(アケミ・シャイニング)、はつえ(本間圭)、あいこ(葵樹泉)を捕獲。千秋楽になってもテンポの悪い芝居を繰り広げる3匹を「下手くそ!」とドヤしたり、「いつも後処理ばかり」とボヤき、石田は気苦労の多さを訴えていました。

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会場を最も沸かせたのは、オタマジャクシありす(岡田直子)が成長した姿のカエル役・兵動大樹の登場でした。「46歳になって、こういう格好するとは」と本人も戸惑い気味の衣装と、「まさか」の変貌設定も相まって、兵動が現れただけで笑い声が。さらに、カエルは肉食。虫たちを捕食し、かき乱していく様にもお客さんは噴き出してしまいます。

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儚い運命を背負った虫たちに"クリスマスの奇跡"をもたらすのは、ホームレス光正(間寛平)と「わんわん」と鳴きつつ「うん」と返事してしまうダメ犬っぽいトシオ(坂田利夫)。彼らの何気ない行動が、虫たちの希望を与えていきます。また、光正の過去が明らかになると同時に、新たな感動がじんわり加わる結末となりました。

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終演後、出演者それぞれが演じ切った喜びと来場者のみなさんへ感謝のことばを伝えます。

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「大御所」と寛平から挨拶を促された坂田は、「ほんとに僕は幸せな男でございまして。すばらしいお客様、すばらしい仲間たちによって支えられ、涙出そうにうれしい」と感激を述べ「来年はもう絶対に結婚しますんで」と恒例の宣言。実は坂田38針を縫う負傷中で、周囲の助けによりこなせたようで「嫁はんは必要でっせ〜」と切実そうです。次に寛平は「いつも支えていた」話し、「よっこいしょ、って掛け声とともに出ると、セリフを全部忘れるんです」と坂田のウラ話を暴露。必要なセリフも飛ばしてしまっていたらしく、石田からは「今度から坂田師匠だけ干そうかなと思っています」と通告されてしまいました。

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次に、演出を務めた「ちちんぷいぷい」プロデューサー村田元さんが呼び込まれ、「めっちゃ幸せです。ありがとうございました!」とホクホク顔。

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そして、「チャチャマンボも、アヘアヘも言わず。血ぃ吸うたろかもせず」と自らのネタを出さずに座長として劇団員を見守った寛平は、「これからもみんなでがんばっていこうと思います」と決意を新たにします。「また来年もやろうと思っているらしいです」と石田が述べると、「(来年の)12月と決まっている」と寛平。早くも次回公演を予告していました。

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虫の生態・習性を活かしたユーモアたっぷりのストーリーに笑い・歌・ダンスがプラスされて、おとなから子どもまで楽しめる内容とあって満員御礼! 劇団間座の旗揚公演は、大成功を収めました。

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