4月9日(日)スタート『にちようチャップリン』(テレビ東京系/毎週日曜22:00~22:48※初回は30分拡大)の収録が、3月22日(水)、都内のスタジオにて行われ、出演者による取材会も開かれました。
2015年、不定期放送での『そこそこチャップリン』としてスタートし、ゴールデン特番の『ぐいぐいチャップリン』を経て、深夜のローカル枠でのレギュラー『こそこそチャップリン』、昨年4月からは全国ネット枠での『じわじわチャップリン』へとステップアップしてきたネタ見せ番組"チャップリンシリーズ"。
今回、『にちようチャップリン』として日曜のプライムタイムへと進出するにあたっての取材会には、まず、相内優香アナウンサーと伊藤隆行プロデューサーが登壇すると、伊藤Pが「今、お笑い界で活躍する、これがベストメンバー」との出演者を集めたと自負します。
続けて伊藤Pは、2年半ほど前の酒席で「若手のためにお笑いをやってもらえないものか」と内村さんからお願いされたところから端を発し、「言う通りに若手のためにやっていたら、気づいたらここに来た状況でして、戸惑っている(笑)」としながらも、「テレビ東京でいつかしてみたいなと思っていたような番組が出来て、私の中のひとつの夢が叶うかなと思っています」と喜びのコメント。
そして、MCの内村光良さんを始め、レギュラー出演者の土田晃之さん、千鳥(大悟、ノブ)、ハリセンボン(近藤春菜、箕輪はるか)、 井戸田潤さん(スピードワゴン)、田中卓志さん(アンガールズ)が登場。
最初に意気込みを訊かれると、『にちようチャップリン』のスタートをつい最近知ったという内村さんは、「スタッフがバタバタしておりまして、とりあえずレギュラーメンバーを集めるだけ集めようという形でこういうメンバーに(笑)」「暖かい目で、長い目で見ていていただきたいと思います」とのこと。
"チャップリンシリーズ"に連続出演中の土田さんは、「チャップリンシリーズ?」と初耳の単語だったようですが、『そうだ旅(どっか)に行こう。』で、旅ロケに出る若手を決めるためのネタ番組が出発点で、「そこで優勝したのが横澤夏子ですね。その回が意外に好評だったというので、旅番組やめてネタ番組になっちゃうっていうね(笑)」と番組の歴史をしみじみと振り返ります。
そして千鳥の番にまわると、「いやー、うれしいですね。"チャップリンファミリー"に入るのが夢でしたから。内村さんは、我々のお父ちゃん的な存在ですから」とハイテンションなノブ。
これを受けて、内村さんは「(自分の)子供みたいなもんです。島の子供みたいなもんです」と返し、「やったー!」とノブを喜ばせます。
続く大悟は、「千鳥が加わるとその番組終わる」というジンクスがあるにもかかわらず、「僕らを呼んでいただけるなんて、相当ありがたい」と感謝の弁。
さらには、再スタートする千鳥MCの番組『NEO決戦バラエティ キングちゃん』(テレビ東京/4月10日(月)放送開始)の取材会には、5名程しか取材陣が来なかったとし、ノブが「そんなに違うのか(笑)」と嘆きました。
ハリセンボンは、春菜が「相内さんでは足りない華を」と相内アナをライバル視するも、「ボタンが閉まらない、丈が異常に長い」と急遽用意された衣装に難がある様子。
一方のはるかは、「日曜のお茶の間に、お笑いをお届け出来て、光栄です」と語り、「一番、いいコメントですね」と伊藤Pもご満悦です。
一人だけチャップリン風の衣装とちょび髭で登場した田中さんですが、「俺だけ異常者みたいになっているけど、全員やれよ、チャップリンの格好を!」「ド若手のコーナー(「これからチャップリン」)を井戸田さん、相内さんとやるんですよ!」とツバを飛ばしながら弁明。
遅れて登壇した井戸田潤さん(スピードワゴン)もチャップリンスタイルで、「マジ、帽子の幅が合わなさすぎる」と愚痴をこぼすも、「洋服のサイズが合わないくだり、もう終わったの」と土田さんから指摘を受けてしまい、「田中くんと一緒にやらせてください」との意気込みを絞り出すのがやっとでした。
記者からの「どういう気持ちで若手に接するか?」との質問に、内村さんは「常にフラットな気持ちです。スッとです」としながらも、「一番気をつけなきゃならないのは、『内村てらす』(日本テレビ系)とのかぶりですね(笑)。一番の懸念です。なるべくセパレートにしていきたいと、強く願っております」と差別化を強調。
次に、番組内では毎回、「●●芸人No.1決定戦」が行われることにちなんで、「自分が芸人No.1だと思うことは?」との質問もあり、ワキ毛の量と答えたノブは「関西の方では、ノブのオオワキ毛として名物になっています」と誇示すれば、大悟は「小さい頃から島中を走り回ったので、岩場走らせたらボルトより速い」と豪語します。
続くハリセンボンは、スペースシャトルの外壁と同じ素材を使った前歯に入れ替えたはるかが「前歯の丈夫さ」、父や叔父が警察官、自衛隊員という春菜は「芸人イチ、固い家庭」と答え、観覧客から「えー!」という反応も。
そして、「長年ですけど、色の白さ」と美白を挙げる内村さんは、「歳とって、脚が細くなってきたもんですから、風呂入った時、女子みたい(笑)」と自嘲しますが、続く土田さんも色白には自信があるようで、「僕は手がオカマみたいな手をしているんです。顔が恐いのに手が繊細」と両掌を強調しました。
田中さんは「気持ち悪さですね。俺以降に出てきた気持ち悪い芸人、全部叩き潰しますよ!」とステッキを振り回し、観覧客から悲鳴と笑い声を浴びれば、トリの井戸田さんは、『アメトーーク』(テレビ朝日系)などで愛車のバイクが「ダサい」といじられまくったため、「首都高でバイクが日本一笑われる芸人です(苦笑)」といった悲痛のエピソードで芸人陣も爆笑!
なお、初回の『にちようチャップリン』は、30分の拡大版「春のネタ祭り」として、アキラ100%、コロコロチキチキペッパーズ、サンシャイン池崎、三四郎、タイムマシーン3号、プラス・マイナスらが出演予定。
また、『泉ガーデン さくら祭り2017』期間中の3月31日(金)、4月1日(土)に、無料のお笑いライブ「にちようチャップリンお笑いLIVE」が開催されます。
詳細、最新情報は、番組公式サイトでご確認ください。
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