4月13日(木)、千葉県・イオンモール幕張新都心にて、『ハイスクールマンザイ2017~H-1甲子園~』開催発表会見が行われ、ハイスクールマンザイ応援芸人として、NON STYLE、銀シャリが登壇しました。
今年で15回目となる高校生の漫才コンテスト「ハイスクールマンザイ~H-1甲子園~」。
過去14年間で7963組、16158人もの高校生が出場しており、プロへの登竜門として、あるいはひと夏の思い出として、高校生が真剣に漫才に取り組む姿は、毎年多くの感動を呼んでおります。
エントリーは動画投稿で行われ、全国6エリアでの準決勝を経て、8月27日(日)の決勝は、大阪府・なんばグランド花月で実施。
決勝大会進出者には、NSC入学金免除やよしもと直営劇場観覧年間フリーパスチケット、優勝者には加えてお笑い奨学金50万円といった特典も授与されます。
大勢のマスコミとギャラリーが見守る中、会見はタケトのMCで進行。
まず、各エリアの準決勝会場でもあるイオンモールを代表し、イオンモール株式会社マーケティング統括部イベントプランニング部マネージャーの小出英司さんから「夢に向かってがんばる高校生の姿を見ていただいて、みなさまに応援していただきたいと思います」といった挨拶がありました。
続いて、NON STYLE(石田明、井上裕介)と銀シャリ(鰻和弘、橋本直)の2組が大きな拍手に迎えられて登壇。
タケトが「カメラが一方方向だけに向けられています(笑)」と井上いじりの口火を切ると、石田が「なんで左車線だけ」と続き、井上は「車線っていうな!」とツッコミます。
その後もいじられ放題の井上に、銀シャリ・橋本が「なんかあったんですか?」と問いかけるなど、冒頭から大騒ぎの一同。
どうにか着席すると、NON STYLEも審査員を務めた前年大会を振り返り、石田が「レベルが上がってて、すごいんですよ。正統派は正統派で成立しているし、逆に変わった漫才をする子たちも雰囲気が出来上がっているんですよね。末恐ろしいです」とまで褒め称えます。
続く井上も、芸歴17年のなかで、一度もネタを書いたことがないため「決勝に上がっている方、全員ボクより面白いです」とコメント。
それを踏まえつつ、エントリーする高校生へ「熱量、練習量」(石田)、「応援団のパワー」(井上)といった重要性も説きました。
高校生活を共にしたNON STYLEの2人ですが、4人くらいで公園に集まり、ラジオのまねごとのようなことをテープレコーダーに録音して遊んでいたそうで、「その頃、井上さんがやってたギャグがありましたね?」と石田。
井上は、その振りに難色を示しながらも「すこぶる元気!」と渾身のギャグを言い放ち、まずまずの反応を得ます。
続く、昨年度のM-1王者で、今月から東京へ引っ越して来たという銀シャリは、「王道中の王道」といったNON STYLEに称えられると、橋本が「そう言われるとすこぶる元気になるな」と振り、察知した鰻が「すこぶる元気!」とさっそくの完コピで爆笑!
高校生時代の話題へ移ると、橋本は部活動もせず、夜な夜な、録画したお笑い番組鑑賞に耽るお笑いマニアのような生活を送っていたとし、鰻は野球部に打ち込んでいたことを語ります。
その後、銀シャリの仲の良さが話題に上がり、ポスターにもなったお互いの顔を密着させるポーズを再現。
NON STYLEも、嫌がる石田に、井上がどうにか背伸びで接触させてフラッシュを浴びました。
続いては『記者の皆様の質問に何でもお答えしますのでニュースにしてください』と題して、取材陣から事前に寄せられた質問に対して、NON STYLEと銀シャリが答えるコーナーへ。
「これまで隠していた不祥事を教えてください」という質問に、鰻は高校3年生の春に、野球部を引退した理由について、出入り禁止の古墳で遊んでいたことが見つかり、自主退部をさせられたとの過去を明かします。
同じ質問に橋本は、高校生の時に、母親が彼氏を家に連れてきたとの不祥事ではないエピソードを語りますが、井上によれば、橋本にあげたNON STYLEの単独ライブのTシャツを「これええな」と、その母親と彼氏が着ていたとか。
また、石田は高校で禁止されていた原付バイクでの通学したところ、その途中で体育教師に見つかり、一ヶ月ほど学校まわりの掃除をしたといった苦い思い出を披露します。
続く「井上さんの良いところ、好きなところをみっつあげてください」との質問に石田は、「うわ...」と考え込んだ末に、一回だけ認められている「パス」を使用。
「高校生の時にどんなお笑いが好きで、今が高校生だったらどの芸人が好きになったか?」との質問には、鰻は「高校生の時はダウンタウンさん、とんねるずさんとかですけど、今だとNON STYLEさんかもしれないです、ホンマに」と回答します。
それを受けて「う~ん...そうかな」と表情を曇らせた石田は、「俺は和牛かな」とつぶやき、一同から総ツッコミ!
最後の「ポジティブキャラは終了?」という質問に、井上はもともと性格にポジティブがあるとします。
さらに謹慎中に読んだ記事のなかに、「今まで井上と言えば、ポジティブナルシストブサイク生意気ウザキモキャラだった」との記述を見つけたそうで、「ここからポジティブがなくなったとしても、まだ5つキャラがあるので、なんとかやっていけるんじゃないかと(笑)」とのポジティブ発言も。
どうにかコーナーをやり遂げると、「ファニーな記事でお願いします!」(井上)、「思い切って丸文字にしてくれないかな(笑)」(石田)という取材陣へのメッセージで締めくくりました。
その後の囲み取材では、ハイスクールマンザイについて「ファンがついている方もいらっしゃいますよ。M-1チャンピオンも生まれる可能性があります」と橋本がレベルの高さに言及。
高校生がやる漫才について、石田はいろんな人からインスパイアされつつ、好きなネタをやるべきとアドバイスしますが、自身の特色を訊かれた井上は「探している段階ですね。師匠方にお話を聞いても、まだ探しているとおっしゃるので、死ぬ時にわかるんじゃないですか」との持論を明かしました。
話題は、井上に対する石田の言動について触れられると、「(井上への)愛っていうくだりがめっちゃ嫌いなんですよ」と語気を強める石田。
石田にとって、井上への苛立ちが、ネタ創作への熱量を上げるとして、「井上に対してムカついてればムカつているほど、いいネタが書けます(笑)」「井上は俺の捌け口、排水口です」とまで言い切り、「詰まったるからな!」と言う井上にも、石田は「今、詰まってる(笑)」と冷静に返して笑いを誘います。
また、昨今の不倫報道の流れで、不倫の可能性について訊かれた鰻は「80歳まで一緒にいようと思った人と結婚したので、大丈夫です」とコメントし、橋本は「『夜の鰻も鰻登り!』とか、いじられると思う」といった見出しの心配を。
かたや石田は「井上の件があって、好感度バク上がり中なんですよ。だから今、記者が狙ってると思うんですよ。家でおとなしくしてきます」と、こちらもその可能性を否定しました。
最後に『ハイスクールマンザイ2017~H-1甲子園~』について、井上は「わかりやすくスターになれるチャンスが、みなさんの前にありますから、迷ってるくらいならやってみて損はないと思いますので、楽しい漫才を見させていただくことを楽しみにしています」とエールを送るとともに、エントリーを呼びかけました。
『ハイスクールマンザイ2017~H-1甲子園~』の出場者は現在受付中。
詳細、最新情報は、公式サイトでご確認ください。
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