4月7日(金)、「持続可能な開発目標(SDGs エスディージーズ)」推進と吉本興業との取り組みについて報告するために、大﨑洋吉本興業株式会社代表取締役社長が、岸田文雄外務大臣を表敬訪問しました。
大﨑社長と握手を交わした岸田大臣は「女性社会、格差などの課題が大きくクローズアップされる中、貧困、教育などのSDGsの取り組みは増々重要になっていますし、その取り組みが国内で知られることが重要なポイントです。
国民の協力を得るためにも幅広い層に指示されている御社のようなみなさんが、この問題について啓発してくださることは大きな意味があると感じます。安倍総理を本部長としてSDGs推進本部を立ち上げていますので、引き続き連係しながら推進に繋げていきたいと思っています」と話します。
その言葉に、大﨑社長は「SDGsは重要な奥深いテーマでございます。まずSDGsを勉強して理解するところから始めまして、垣根を低くして子供や年配の方に興味を持っていただけるようにしていきたいと思います」と返答。「弊社はガサツな会社ですのでご期待どおりではないかもしれませんが」とジョークを交えつつ、「SDGsの信用性を高める役目として、少しでもお役に立てればと思っております。どうぞよろしくお願いいたします」と意気込みました。
その後、4月20日(木)から23日(日)まで開催される『島ぜんぶでおーきな祭--第9回沖縄国際映画祭--』で行なうSDGsの活動について説明。
「島ぜんぶでおーきな祭」のメインビジュアルを彩っているテリー・ジョンソンデザインのキャラクター達がSDGsについて分かりやすく紹介する映像の発表や、47都道府県住みます芸人や沖縄41市町村全力応援芸人やアジアで活躍する"アジア住みます芸人"たちがSDGsについての考えを写真で表現する「わたしが見た、持続可能な開発目標SDGs写真展」の実施、子供たちにSDGsの17の目標に触れ、ゲーム感覚で理解してもらえるよう企画している「そうだ!どんどん がんばろう!スタンプラリー」について話しました。
続いて、1月26日社員勉強会について、「国際女性デー」でのよしもと女性芸人からのメッセージについてなどのこれまでの活動も報告しました。「映画祭は各局の情報番組などが取材に来てくださいますし、海外メディアも40媒体以上来て取材をして頂きます。沖縄からアジアへ、沖縄をプラットホームとして情報発信をしていきたいと思っています」と話す大﨑社長の説明に、岸田外務大臣は「こうやって取り上げていただけるのは、大変大きなことですね。SDGsは重要な課題なんですが、国内で知っている人はごく限られているように思います。(認識の)底辺を広げていただけるのは素晴らしいことです」と理解を示します。
根本かおる国連広報センター所長は、「関西人の私にとって、笑いは生活の1コマ。以前、活動していた難民支援では将来へ希望を持てない子供達も多くいたのですが、難民キャンプへピエロが慰問に来てパントマイムを披露すると、みなさんが揺れるように笑っていた。笑いは人の気持ちをオープンにして仲よく明るくさせてくれるものですし、人と人との垣根を低くしてくれるものだと確信しました。昨年10月、よしもとさんへ力を貸してくださいとお願いしてお引き受けいただきました」と、これまでの経緯を説明。「SDGsがどんどん広がっていくことを期待してます」と活動について期待を寄せると、岸田外務大臣は「いいご縁ですね」と頷きます。
大﨑社長が「笑うことは許すこと、許すことは笑うことという言葉があります。時の流れは変わってきまして、以前、お笑い芸人は最下層の職業でございましたが、昨今はこういうお仕事にも携わることができています。芸人も社員も関わっていくことで、自然とテレビやラジオなどで広がりを持っていけるのではないかと思います」と展望すると、岸田外務大臣は「こういった取り組みを通じて広がることはもちろん、継続が大事です。引き続き、よろしくお願いいたします」と協力を求めました。
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吉本興業グループが2011年より取り組んでいる「エリアプロジェクト」の一環として、また新たな取り組みがスタートしました。今回のプロジェクトは、吉本興業と京都府の共同及び京丹後市大宮南地区移住促進プロジェクト協議会、株式会社丹後王国の協力をいただくかたちで、府北部における移住・交流のモデル事例として、新・住みます芸人による「きょうと半農半芸プロジェクト」を実施。高齢化や担い手不足などさまざまな課題が山積するなか、住みます芸人の活動を通して、地域や農業の魅力を発信していきます。4月11日(火)に行われた発表会見では、京都府の「移住促進特別区域」として指定されている京丹後市大宮町大宮南地区に1年間移住して活動する新・住みます芸人のせんのりきゅう(NSC大阪38期・2年目)をお披露目するとともに、京都出身の先輩芸人として今くるよ、サバンナ・八木も出席しました。
大阪府住みます芸人・span!による司会進行のもと、まずは関係者の挨拶から会見がスタート。京都府農林水産部経営支援・担い手育成課の髙橋美広副課長は、農業で自分が食べていく分をまかないつつ、残りの時間を使って自分のやりたいことをやるという新たな生活スタイル「半農半X」について解説。今回、「X」の部分に「芸」を当てはめることになるせんのりきゅうには、「実際に住んで農業に従事しながら、さらに芸を磨いていただく中での情報発信を」と期待を寄せます。さらに、ふたりが就業する西日本最大の道の駅「丹後王国『食のみやこ』」についてや、同地域が抱えている過疎化・少子高齢化等の問題と移住促進の取り組みについても説明。恵まれた自然環境のなか、せんのりきゅうには「楽しい1年を過ごしていただけるはず」と話しました。
続いて挨拶に立った吉本興業取締役・戸田義人は、同プロジェクトの成り立ちを紹介。「昨年から『農業で住みます芸人』が各所で誕生しておりますが、地元の皆さんには1年を通して芸人を見守っていただけるとありがたい」と話がありました。
そしてここで、「京都府出身で京都をこよなく愛する」応援ゲストとして、くるよと八木が登場。会場に入るやいなや「どやさ」を繰り出すくるよに対し、八木は「ブラジルの人、聞こえますか〜! 京丹後の人、聞こえますか〜!」とおなじみのギャグを同プロジェクトに合わせたバージョンで披露するなど、さっそく大騒ぎです。
span!から「この時期の京都のおすすめは?」ときかれると、くるよは「やっぱり桜やね。ちょうど今は最高ちゃう? どこを歩いてても桜があちこちに咲いてるから」とニッコリ。農業には縁がなさそうなふたりですが、八木は実家が兼業農家で、父はスイカ作りの名人ゆえご近所から「スイカのおじさん」と呼ばれているとか。くるよも両親のふるさとが亀岡市で田畑も多かったことから「興味はありました」。また、京都府北部エリアにもそれぞれ思い入れがあるようで、八木はかつて実家所有の軽トラックで琴引浜や伊根町までドライブデートに出かけていたエピソードを告白。くるよは2015年に「よしもと・京丹後創生 笑顔あふれ隊」に任命されているほか、学生時代にソフトボールの大会で宮津市に行った際の思い出もあり、「縁がある場所やと思っています」と話していました。
いよいよ、せんのりきゅうが会見会場へ! 元気いっぱいに駆け込み、まずは「お茶たてまっせ!」「せんのりきゅうと申します!」と息ぴったりに挨拶。しかし、堂本栄司が23歳、吉村美紅が20歳というフレッシュなコンビだけに、初めての記者会見でかなり緊張している様子。くるよをはじめ先輩芸人たちも、心配そうに見守っています。堂本は、学生時代から農業に興味があり、少し勉強したこともあるそうで、今回のチャンスにここぞとばかり手を上げたとのこと。吉村は「地域の方々とたくさんおしゃべりして、いろいろなことを学びながら、芸人としても成長していきたい」と意気込みます。
具体的な活動についても、ふたりが写真パネルを使って説明。大宮南地区での住まいの写真を見たくるよは、「大きいええお家やん!」と保護者として(?)ひと安心。昨年11月には農作業体験で同地区を訪問、既に地元の方々とも交流しました。現地では、「丹後王国『食のみやこ』」に地域の方が持ってこられる新鮮な野菜を受け取ったり、販売のお手伝いも。同施設内にある農場での作業も、もちろん担当します。一方、「半芸」の部分としては、地元の公民館で地域の皆さんにネタを楽しんでいただく予定。これにはくるよ、八木も興味津々で、「コンビでどうえ?」(くるよ)と仰天提案まで飛び出し、span!・水本から「もうひとりツッコミがいりますね」とたしなめられていました。
ふたりがお世話になる、京丹後市大宮南地区移住促進プロジェクト協議会の川口勝彦会長は、同協議会の2つのテーマ「女性が活躍できる場所づくり」「移住促進への取り組み」に触れ、「"最先端の田舎"を目指すなかで、ふたりにどんどんPRしてもらいたいと大いに期待しています」とコメント。同じく株式会社丹後王国の伊藤真人社長は、「(せんのりきゅうの)芸と若さを生かしながら、地域の魅力を発信するべく、しっかりサポートして育てていきたい」と宣言しました。
くるよも「ふたりともすごく明るいし、皆さんにかわいがってもらって、一生懸命頑張ってね」とエールを。八木は、地域の皆さんに愛されるためにはギャグが不可欠だとして、「タンタタンタン、丹後!」という自作ギャグをふたりに伝授。吉村が実際にやって見せると、「いいですね! (自分を)超えた!」と太鼓判を押していました。
質疑応答で、活動スタートに際しての"不安"についてたずねられると、堂本は「皆さんからの期待が大きく、それに応えられるかが不安です。恩返しもしていきたいし...」。方や吉村は、ずっと緊張しっぱなしの堂本を横目に「相方が一番心配です」と笑わせていました。
せんのりきゅうは、「きょうと半農半芸芸人」として4月16日より活動していきます。皆さん、ぜひ注目してくださいね!
【今くるよ】【サバンナ】【八木真澄】【span】【マコト】【水本健一】【せんのりきゅう】【堂本栄司】【吉村美紅】
4月11日(火)、東京・新宿村WESTにて「ヒントン・バトル ダンスアカデミー」開校セレモニーが開催されました。
吉本興業がトニー賞3度受賞のブロードウェイ・レジェンド"ヒントン・バトル氏とともに設立する 「ヒントン・バトル ダンスアカデミー(HBDA)」は、才能あるダンサー達に世界最高レベルのスタッフが最先端のメソッドによるレッスンを提供するアカデミーです。
去年末より募集を開始し、今年1月~3月にかけて全国6都市でオーディションを実施、400名近くの応募者の中から、選び抜かれた精鋭28名がついに決定し、 本日の開校を迎えることとなりました。
オーディションを通過したすべてのダンサーには、最大3年間、ヒントン・バトル氏およびブロードウェイで活躍する現役のコレオグラファーやダンサーによる本格的なレッスンが無償で提供されます。
本セレモニーのMCを務めるのは、藤井隆と"よしもと初のクォータータレント"ロバータ。まずは2人に紹介された吉本興業株式会社代表取締役社長・大﨑洋の挨拶からです。
ヒントン氏と初めて会ったのは今から30年前だったという大﨑社長。当時の彼のプロとしての仕事に「世界のスターってこういうことなんだ」と感動して惚れ込み、それから30年間密かに抱いてきた夢の実現に向け、今日のアカデミー開校に至ったことを感慨深く振り返ります。
一方ヒントン氏は、やはり30年前に初めて日本で仕事をしたとき、スタッフが全力で協力してくれたことが印象に残っていたのだそう。大﨑社長から「アカデミーを作りませんか?」と言われたときは、信じられなくて「夢かな?」と思ったんだとか。
「28人の、若く才能に溢れ、これから芽吹いていくみなさんの前に立てることに感謝します」と開校の挨拶を述べたヒントン氏は、「僕がこれまで学んできた全てをみなさんに教えます。みなさんはきっと世界に通用する次世代のスターになると思っています」と、28人の生徒へ大きな期待を寄せます。
ヒントン氏から講師陣(モダン/デスモンド・リチャードソン、タップ/スター・ディクソン、HIPHOP/ケビン・グラスフォード)の紹介が行われた後は、入学を祝ってHBDAのアシスタントである斎藤葉月さん、松平和希さんと生徒28名による迫力のダンスパフォーマンスが披露されました。
HBDAのダンス情報アプリ「HINTLE」の紹介などがあり、セレモニーが終盤にさしかかったそのとき、ゆりやんレトリィバァが花束を持って登場! 実は以前からこのアカデミーに興味を持ち、入学したいと願っていたというゆりやん。ヒントン氏に花束を贈呈した後は、ネタさながらに英語オンリーでヒントン氏と会話を始めます。
「マイネームイズフラッシュダンス」というゆりやんの自己紹介にフロア中が爆笑! 藤井が「アーユーフラッシュダンス?」と怪訝な表情でたずねますが、自信満々に「イエス! アイムフラッシュダンス!」と言うゆりやんに、ヒントン氏も思わず「サンキュー、フラッシュダンス!」と乗っかっていました(笑)。
HBDAのオーディションに行きたかったが、その日は「アイム営業」と、悲しそうに行けなかった理由を語るゆりやんに、「もしヒントンさんが気に入ってくれたら入学できるかもしれないから、アピールしてみたら?」と藤井が勧めたため、急きょその場でダンスを披露することに。その独特のダンスパフォーマンスと表情と謎の歌にヒントン氏も釘づけ(?)です。すると藤井が「生徒さんも参加して! 早く!」と途中から生徒を参加させ、「反応遅いよ!」と講師さながらの言動で生徒たちを煽ります。
ヒントン氏に「ビューティフル!」とほめられたゆりやん。踊ってみて感想を聞かれ、「コカンセツ、イタメテル」とカタコトで言って笑わせたあと、藤井の「では明日から、特別にお月謝500万円で......」と言われて「高すぎるやろ!」とずっこけ、最後もきっちり笑いで締めていました。
その後、なぜか踊りながら退場していくMCの2人を見送った後は、記念すべきHDBAの初レッスンが公開で行われることに。ゆりやんも参加してのレッスンは生徒全員が終始テンション高く楽しそうで、これから素晴らしいダンサーに育っていく予感を感じさせるものとなりました。
【藤井隆】【ゆりやんレトリィバァ】
4月10日、大阪造幣局の『特別観桜会』でモンブランが訪れた方々を前に様々な大道芸を披露しました。
大道芸では、いけっちがゴム手袋を頭からかぶって膨らませたほか、木下のバランス芸、お皿回しなどを披露。いけっちのお腹の上に台を敷き、木下くんがバランス芸を見せる場面では、「がんばれ、木下くん!」や「いけっち大丈夫?」などといった声援がかかりました。
『特別観桜会』には大阪府広報担当副知事のもずやんも訪れており、モンブランとともに様々な芸にチャレンジする場面もありました。もずやんはお皿回しとバランス芸に挑戦。お皿回しでは失敗すると思わず棒を投げる場面も。「がんばって!!」といけっちや木下が励まして成功すると、ギャラリーからは大きな拍手が起こりました。また、筒の上に置いた板に乗るバランス芸では、モンブランの二人に支えてもらいながらも一人で乗りこなし、その器用さにも盛り上がりました。
この日は午前と午後、数回に渡ってパフォーマンスを実施。お皿回しでは来場者にも手伝ってもらいました。ほかにもテーブルクロス引きや、サイコロ芸を披露するなど、訪れた方々を楽しませました。
【モンブラン】
3月31日(金)、東京・ラフォーレミュージアム原宿にて、『ピーストークライブ~原宿へようこそ~Vo.l.21』が開催されました。
本公演はタイトルの通り、ピースの2人によるトークライブ。昨秋、活動拠点をアメリカ・ニューヨークへ移すことを発表した綾部祐二。4月移住を目指して、前日30日(木)には東京・ルミネtheよしもとの通常公演にて、2人での渡米前最後のネタを披露。そして、このライブがファンのみなさんの前に、コンビとして姿を見せる最後の機会となりました。
会場前、「テンションが上がった綾部が客席から登場するかもしれません」とのアナウンスが。客席がざわつく中、舞台に現れた又吉の「綾部さん、さっきまでいたんですけど、どこ行ったんですかね?」という言葉を合図に、暗闇の中、スポットライトを浴びた綾部が登場。アメリカ国旗を肩にかけ、サングラスにフォーマルなファッション姿で颯爽と現れると、笑いと歓声が起こります。
観客一人ひとりと握手しながら、時には大きな拍手に片手を上げてかっこ良く応えながら、ゆっくりと舞台へ。そんな様子を、又吉は面倒くさそうに見守ります。
ちなみに、この時の綾部はサングラスを着用していたため、足下が全く見えなかったんだとか。扉が開いた瞬間、「道がない!」とかなり焦ったそうです。
舞台へ上がってアメリカ国旗を振る綾部に、「長いです。好きですねぇ」と呆れる又吉。「意図がわからない。スターになるためにアメリカへ行くはずやのに、なんで今スターみたいなことするの?」と訊ねられた綾部は「こうなるんだぞっていうことを、みなさんにお見せしたかった」と答えます。
「日本での活動は、今日を入れてあと2日。泣いている方も......」と客席を見渡しますが、「いないですし、いたとしたらまだ泣かないほうがいい」と釘を刺す又吉。この日、綾部が着用していたジャケットは「ハリウッドで成功したあかつきに、レッドカーペットを歩く」用だそうで、1年くらい前に購入したもの。「数年後? 数十年後? わからないですけど、これが入る体型でいられるかもわからないんですけど」と言いつつ、アメリカでは自炊する予定だと明かします。
「日本の居酒屋とか沖縄料理のお店もあるけど、外食ばかりしてたら破産する。アルバイトしながら、先生から2000ドルの仕送りをもらって......」としれっと口にした綾部に、又吉は「自分の力でいくって言いましたよね? 相方から20万円も受け取ってるやつ、誰も応援しませんよ!」とツッコみ。2人のおなじみのやりとりに、客席からはドッと笑いが起こりました。
「みんな、これからどうなるか楽しみだって言ってくれるのは、もちろんありがたい」と言いつつも、自炊を始めるために『レタスクラブ』を読み始めたばかりだという現状に「道のりが長いなぁ」とぼやく綾部。「準備する順番、間違ってるよ。英語とか演技の勉強をするほうがいいんじゃないの?」とアドバイスする又吉に、「そう。まずは語学なんですよ、先生!」と同調します。
メディアには基本出ないつもりだそうで、「千鳥さんとかがニューヨークまで来て『綾部、何やっとんじゃあ!』とか、ゴッリゴリのロケはイヤだ!」ときっぱり。ただ、大好きなドキュメンタリー番組からのオファーがあれば考えるそう。又吉から「好きやもんなぁ。なんでそんなに密着されるのが好きなん?」と訊かれると、「だって、毎秒主役なんだよ?」と綾部らしい返答が! 自分を前へ前へと押し出す向こう知らずな性格は父親譲りだそうで、「おっちゃんの要素、マジで受け継いでるよな」と又吉。「そう。ただ、おやじのイタい感じが大っ嫌いな(冷静に物事を見る)おふくろの血も受け継いでるから良かった」と分析する綾部です。
「おふくろの要素がなかったら、俺とコンビ組んでないだろ?」と訊かれた又吉は頷きながら、「22~23歳の頃、お父さんとお母さんの性格が(綾部の中で)拮抗してた。けど、どこかのタイミングでお父さんが......(笑)。アメリカ行きとかは、お父さんの部分やろ?」と質問。綾部は「そうそう!」と頷きます。一時期、天狗になっているという疑惑をかけられた綾部ですが、世間から言われ出す半年前に「おふくろから、"おごりたかぶりは自覚症状がないです。気を付けなさい"ってメールが来た。それでハッとした」と、直前に目を覚ましていたことを明かしました。
先日起こったハプニングを身振り手振りを交えて話す綾部に、又吉は「その身振り手振り、心配やなぁ」とポツリ。「向こうの人のジェスチャーは多いけど、感情が一致してる。けど、綾部さんのそれは話と動きがまるで合ってない」と分析します。
「向こうに行ったら、もっとリアクションが変わるかも。まぁ、外国人のウィンクは会得してるからね!」と胸を張る綾部は、又吉に「長い椅子に座って、足組んで喋るようになるんちゃう?」と指摘された途端、冷静に「言っとくわ。俺の中からもしおふくろの影が見えなくなったら、解散しろ。その時はバケモンになってる。"お母さん"って呼んでも反応しなくなったら、ただのおイタさんになってるから」と宣言します。
綾部の中で父親の部分と母親の部分が戦う瞬間があるようで、又吉は「スターになります!って言うときながら、大丈夫かなぁって言うたりする。二重人格みたい」と発言。原宿で修学旅行生を見かけると、自ら話しかけるという綾部の行動が理解できない又吉。「やってどう思うの?」という質問に、綾部から「テレビに出られるようになって良かったなーって思う」と返されると、「変わってるなぁ」と一言。「お前のそういうの、嫌い」と続けるも、「俺も嫌いなんだ」という綾部の返事に「複雑やわぁ」と首を傾げました。
「最初、4月中にニューヨークへ行く予定だったけど、本格的に行くのは無理です」と現状を報告しつつ、「だけど、"きっちりと4月から行け"って言われるのが、わからない」と不思議がる綾部。「4~5月は半分以上向こうで過ごすと思うけど、5~6月はまだ日本にいる可能性があるんだよ。マネージャーに"時間ができるから何しようかな"って言ったら、"追われますよ。バレたらヤバいっすよ"って言われたんだけど、俺、ヤバいの?」と言うと、又吉は「発表が早かったんやろうなぁ」と返します。
「みんなはどう? 5月に東京ディズニーランドで目撃情報!」という問いかけに、客席は微妙な反応。「じゃあ、5月にNOVAは?(好反応)じゃあ、5月14日に大江戸温泉(微妙な反応)......先生、俺の生活は厳しいぞ!」と頭を抱えながら、「4月29日にハウステンボス、5月16日に大江戸温泉で見かけたら、綾部は日本を回ってるんだなと思ってください」と呼びかけました。
エンディングでは、改めて挨拶した綾部。「ちょっくらアメリカへ行って、スターになってきます」という言葉に、大きな大きな拍手が起こります。
「どのくらいで戻ってくるか、予測はつきません。もしかしたらライブが謝罪の場になるかもしれませんし、数年は戻ってこないかもしれません。先生は日本でやっていくので、あくまでピースとしてみなさんの前に大きくなって帰って来たいと思います!」と力強く宣言。鳴り止まない拍手に、何度も何度も手を高く挙げて「ありがとうございました」とお辞儀しました。
イベント終了後、ピースの2人を直撃しました。
――渡米前最後のライブを終えた今の心境は?
綾部 しんみりした気持ちはないですね。解散とか芸人を辞めるとかではないから、そんなにグッと重い雰囲気にもならなかったんじゃないかなって。......昨日、劇場最後の出番がルミネtheよしもとであったんです。もっと掛かる(前のめりになる)感じになるかなと思ってたけど、ものすごくアッサリしてたよな?
又吉 僕は涙をこられるのに必死でしたけどね。
綾部 ウソつけ!
又吉 (笑)より良くなるためのアメリカ行きですから、そんなにしんみりすることもないんでしょうね。
綾部 4月にすぐ行きますってなってないから、こんな感じなんだろうなぁ。
又吉 明日出発とかじゃないもんな?
綾部 そうそう。絶対そうだよ。
――じゃあ今、気持ちの中でいちばん締めている感情はなんですか?
綾部 今ですか? なんだろう?
――無?(笑)
綾部 うん、無かもしれない。準備してるからしんみりしていてもおかしくないんだけど、そういう感情はないです。不安っていう気持ちは――カッコつけて言ってる訳じゃないんですけど――元から1ミクロンもない。なんでこんな感じなんだろう? 自信があるからなのか、バカだからか......それもわからないです。
又吉 僕は楽しみですけどね。予測がつく感じの生活から、新しい環境になってどうなんねやろって希望を感じてます。......これ、僕らのダメなとこなんですけど......ドラマチックにならないんですよ(笑)。
綾部 僕も"ニューヨークに行くだけですよ?"って、ドライに思ってるというか。(報道などで)大々的になりすぎちゃったなと思ってるくらいだから、感慨深いとかっていう感情はないんです。
――ファンの方々としては、2人で舞台に立ってるところが観られなくなるのは淋しいんじゃないかなと思いますけれど。
又吉 2~3年以内に(2人で)ライブをやる可能性が、80%くらいあると思うんです。あかんくて帰って来てやるのか、活動が順調で1回帰って来たときに一発やっとこかっていうのとね。
――確かに。これが最後ではない、という明るい希望は感じました。
綾部 そうですね。とにかく今日は本当に楽しくやらせていただきました。(ニューヨークで)頑張って来ます!
【ピース】
新番組『ジョブレボ!』は、MCに友近(吉本興業)を迎えて送る新感覚のオシゴトトーク&働き方情報番組。仕事の中で感じる「楽しさ」、「やりがい」、「醍醐味」、「不安感のあとに訪れる達成感」を綿密な取材を通して描いていきます。
コメンテーターには関西学院大学フェローにして「職」にまつわる講演活動を続ける佐藤裕、進行役はテレビ東京に昨年入社した2年目の原田修佑アナウンサー。
スタジオでは〝働くこととは何か・・・〟を真剣に考え、議論し、そこに笑いも巻き起こります。キャリアチェンジや就活などをテーマに、働く楽しさを探求していく魅力的な30分番組です。
【MC 友近 コメント】
今、会社がどんな人材をほしがっているかが、この番組を観ればわかります!
企業の人事担当の方をゲストにお招きして気になることを質問することで見えてくる世の中の動き、会社の社風、そしてどんな人が気に入られるか!!
私は日頃から、吉本興業の人事担当に興味があり「一度しゃべらなあかん」とおもてましたから、私にはぴったりな番組です(笑)。
是非とも皆様ご覧ください。
【番組プロデューサー 小松澤恭子 コメント】
想像できないくらい多種多様な仕事があります。社会の変化に応じて生まれる職種、求められる仕事、新しい働き方も増えています。仕事の内容、向き合い方は、「どのように生きたいか」を反映するものでもあります。「こんな仕事は自分には無理かも...」、「どんな働き方があるのかわからない」と迷っている方、この番組に仕事の"ヒント"が隠れていること間違いなし!MCの友近さんやコメンテーターの佐藤さんが様々な働き方を紹介します。"働くこと"の情報が満載の番組に御期待ください!
【友近】
4月10日(月)、東京・大井競馬場にて「東京シティ競馬新CM発表会&イルミネーション点灯式」が開催され、オリエンタルラジオの2人が登壇しました。
ナイター競馬「トゥインクルレース」のイメージキャラクターを務めるローラさんとオリエンタルラジオを起用した2017年の新TVCMは、2017年度のテーマ「NEW TWINKLE.~光と遊べ。~」のもと、時代が変化しても変わらない競馬の楽しさやワクワク感を、明治時代と現代の姿で表現したもの。なかでも、オリラジの2人が披露している、競走馬の疾走感を表現した「馬ダンス」が注目を集めています。
また、この日は4月17日(月)からスタートする「トゥインクルレース」の開催に先立ち、場内を彩る新イルミネーションの点灯式も行われました。
公開して5日で約20万回も再生されたというWEB限定動画と新CMが上映された後、オリラジの2人が登壇。この日はあいにく寒い中、外でのイベントだったため、中田は開口一番「寒いのは忘れましょう!」と一言発し、場を盛り上げます。
「こんなに大きなお仕事をいただけて、去年1年がんばってよかった」と藤森が言うと、「ホントですよ」と中田も同意。CMについて「こんなカッコいい映像に登場できてうれしい」と喜びを語ります。
注目の「馬ダンス」は、中田が「20分ぐらいのレクチャーですぐに本番だったので、ミスできない!という緊張感がありました。ローラさんに恥をかかせまいと必死でした」(中田)と告白。撮影現場ではオリラジの2人は必死でダンスの練習をしていたため、暑くて汗をかいていたのですが、ローラさんはダンスシーンがなく、薄着の衣装でいたため、「寒い寒い」と言っていて、「現場の温度調節が難しかったです(笑)」(中田)と振り返っていました。
その後、ローラさんのコメントVTRが流れると、「僕らは(人気が)ついたり消えたりと、"トゥインクル感"の強い、浮き沈みの激しいコンビだけど、ローラは常に輝き続けているからすごいよね」(中田)と感心します。
また、新CMに使用されている楽曲が23年前のTCKのタイアップ曲であるWinkの「トゥインクル トゥインクル」のリバイバル曲であり、相田翔子さんの歌声とオリエンタルラジオのラップによるセッションが披露されることに話題が及ぶと、「相田さんが23年ぶりに録り直して歌った歌にチャラ男がラップで参加させていただけるなんて......。僕らWinkさん、相田翔子さんが大好きなんですよ。だからこんなに光栄なことはないです」と感激の面持ちで語る藤森。
すると中田が「チャラ男の次のターゲットが決まりましたね」と言ったため、藤森も「もうパドックに入ってます。興奮状態なので、ゲートが開くのと同時に相田さんを追いかけようと思います」と乗っかって笑わせます。
楽曲について聞かれると、「この曲を家で聞いていたら3歳の娘がリピート、リピートで。もう曲を覚えてます、優秀でね......」と中田が親バカ丸出しの発言をしたため、藤森に「自分の娘を"優秀"って言うな!」とツッコまれていました。しかし中田の親バカぶりは止まるところを知りません。「娘に『(この曲の)どこが好き?』って聞くと、『トゥインクル!』のところっていうんです。ちゃんとパパが言ってるところを好きって言うんですよ」と、曲の中で自分がセリフを言っている箇所を娘がピンポイントで好きと言ったことがよほどうれしかったのか、娘自慢が止まりません(笑)。
続いて、最近プレゼンテーションに定評のある中田が「TCKが輝き続けるためのアドバイス」を求められると、「駆け馬に鞭」と言う言葉をフリップに書き、「勢いのあるものに、さらに鞭という力を加えることでより勢いを増そうということわざです。TCKはすでに輝いてますが、現状に甘んじることなく、さらに鞭を入れることでもっと前に進めると思います。中田の御言葉でした」と、最後はフリップに書いてある言葉をそのまま読んで自分自身に敬語を使って締め、笑わせます。さらにその後、当然のようにフリップを藤森に渡したため、「なんで(説明が)終わったらオレに持たせんだよ(笑)!」と藤森にキレられていました。
最後に行われたイルミネーション点灯式では、動画の中の掛け声「Three Two One Twinkle!」の合図でスイッチを点灯。光と炎の演出の「Journey-illumination~光の世界を旅する~」と、満開の桜をイメージした期間限定の「TWINKLE BLOSSOM」が輝くようすに、「上品さと豪華さが素晴らしい。イルミネーションが有名なところは世界中にありますけど、ラスベガスやドバイなどに負けないくらいの豪華さがありますね」(藤森)、「この場所で馬を見ると優雅な気持ちになれますから、まさに"貴族の遊び"といった感がありますね」(中田)と2人とも絶賛!
さらに藤森が「僕も今年はデートで来たいと思ってますんで、記者のみなさん、ここに来ればスクープ撮れるかもしれませんよ?」と言うと、すかさず中田が「いろんな子と毎日来るそうです」と記者に向かって発言したため、「そんなことはないです。『コレ!』と決めた馬と......、あ、女性を馬に例えるのはちょっとアレでしたけど」と、馬に例えてうまく言おうとしてすぐに失敗に気づき、訂正したのですが、藤森のそんな発言を中田が聞き逃すはずもなく、「え? あなた、女性のことを馬だと思っているんですか?」とツッコみ、藤森をあたふたさせます(笑)。
また、6月28日(水)の帝王賞には相田翔子さんが来場し、「Twinkle Twinkle 2017」の生歌が披露されることが告知されると、「相田さんだけ......ですか?」(藤森)、「僕、『トゥインクル!』言いに行きますよ?」とかなり行きたいアピールをする2人に思わず笑いが起こっていました。
新CMは4月11日(火)よりオンエアされます。
【オリエンタルラジオ】
4月10日(月)、東京・新豊洲 Brillia ランニングスタジアムにて、5月12日(金)日本公開の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』のギャラクシー・カーペット・イベントが行われ、初来日となるピーター・クイル役で主演のクリス・プラットさんを始め、ゾーイ・サルダナさん、デイヴ・バウティスタさん、ジェームズ・ガン監督、さらには吹替えキャストの山寺宏一さん、加藤浩次(極楽とんぼ)、遠藤憲一さん、秋元才加さんが一同に介しました。
この豪華な顔ぶれが、ギャラクシーにちなんだブルーカーペットを歩くとあり、大勢のファン、取材陣が会場に集結。
ブルーカーペットを歩きながら、各媒体の取材に応じるサウンドバイツにたっぷりと時間を費やしたキャスト陣は、その後、ステージに勢揃いします。
ジェームズ・ガン監督を始め、デイヴさん、ゾーイさん、クリスさんともにハイテンションで挨拶を終えると、続く山寺さんも「大好きニッポン!」と負けずにハイテンションで呼びかけ。
前作に引き続き、主演のピーター・クイル役を演じる山寺さんですが、クリスさんとは今回が初対面だそうで、「俺の声、こんなメガネのおっさんがやっているのか...と怒られたらどうしようと思ったんですが(笑)、すごくうれしいって言ってくださって、こっちがうれしかったです」と喜びを露わにします。
続く宇宙一凶暴な毒舌アライグマのロケット役の加藤は、「最初に言いたいのは、センキュー、ジェームズ・ガン! 来日センキュー!」と監督に歩み寄ってがっちり握手。
加藤も前作に引き続いてのロケット役ですが、「声優の仕事はどうなのかなと思ったんですけど、2作目もこうして出られることになって、私、うれしく思っています。このキャラクター、ホントに好きなので」と喜びを噛み締めます。
そして、「次回のロケットも僕でいいですか?」とジェームズ監督に直談判すると、「まだ3作目を手がけるという話は来てないんですけど、もしそうなりますと、加藤さんがピッタリとなります」と上々の回答を得られ、再び歩み寄って握手&抱擁をし、「ホントの監督からもらったぜ、お墨付き!」と歓喜。
前作で遠藤憲一さんが声を吹き込んだ最終兵"木"グルートですが、今作では体長25センチのベビー・グルートへとかわいい変身を遂げています。
遠藤さんは「前回は顔が似てるからってキャスティングされたらしい」と振り返りつつ、キュートなベビー・グルートを見て、「俺は到底できない。無理です」と断ったものの、スタッフから「吹き込んだら、機械で加工するから」と告げられたとのこと。
「それじゃ俺、やらなくてもいいんじゃない?」と難色を示すも、「気持ちだけ入れてください」と説得されたとのエピソードで沸かせました。
今回、初登場となる触覚エスパーのマンティスの声を演じる秋元才加さんは、「相手のことを触ると、相手の感情がわかるエンパシー能力という、すごい能力を持っているのに、天然で、相手の距離感がつかめない不思議ちゃんっていうところが、一番の個性」とキャラクターを分析し、役作りに挑んだとか。
最後は、「ガーディアンズだよ!」「全員集合!」の掛け声で、劇中でも重要な「ボタン」を押し、公開へのカウントダウンをスタートさせるなど、大盛り上がりで終演を迎えました。
【加藤浩次】【極楽とんぼ】