7月31日(月)、東京・CLUB DIANAにて、海外ドラマ『24-TWENTY FOUR レガシー』と『プリズン・ブレイク シーズン5』のBlu-ray&DVD発売記念イベントが開催され、叶美香さんとブラックマヨネーズ・小杉竜一が出演しました。
架空の組織・CTU(テロ対策ユニット)の捜査官であるジャック・バウアー(キーファー・サザーランド)がテロリストと戦うドラマ『24-TWENTY FOUR』は、24時間のドラマが24話で完結するという斬新なスタイルとスリリングでワイルドな展開で爆発的な人気に。シーズン8を経て、2015年に放送された『~リブ・アナザー・デイ』まで続いた超人気ドラマは、ファンの熱い要望に答えて『24-TWENTY FOUR レガシー』として復活を遂げました。
現在絶賛レンタル中の今作でジャック・バウアーから主人公を引き継いだのは、陸軍部隊の精鋭であるエリック・カーター。中東で凶悪なテトリスとを殺害したことで報復に見舞われる中、アメリカ国内15ヵ所で同時に起こるテロ攻撃を阻止するという、『24』史上最高レベルのアクションが繰り広げられています。
2005年から4年間に渡って放送された伝説的なドラマ『プリズン・ブレイク』。8月11日にDVD&Blu-rayが発売されるシーズン5では、死んだはずの主人公・マイケルが実は生きていたのでは、というところから物語はスタート。中東イエメンの刑務所に服役しているかもしれないというマイケルを救い出すため、フォックス・リバー州立刑務所の脱獄囚であるスクレ、ティーバッグ、シーノート、兄リンカーンが手を組んで脱出計画を企てるという、過去最大スケールのドラマが展開されます。
『24-TWENTY FOUR』の主人公ジャック・バウアーに扮して、日本版声優の小山力也さんの声マネをしながら登場した小杉。も、まったく反応のない報道陣に、「ここには誰もいないのか? くそぅ!」と全力で悔しがるとドッと大きな笑いが! とにかく『24』シリーズが大好きだという小杉。「筋金入りの『24』芸人です」と胸を張ります。
一方、叶美香さんは姉・恭子さんがプロデュースしたという「CTUに入ってきた女スパイかもしれない、峰不二子のようにセクシーな女性」をイメージしたスーツ姿で登場。タイトなスカートの中からピストルのモチーフを取り出すという仕掛けもあり、「セクシーすぎません?」と驚く小杉。「こんな捜査員がいたら、みんな捜査に行かないですよ。テロリストも見入ってしまって、テロを起こす気にならなくなりそう」と感嘆します。
『24-TWENTY FOUR レガシー』を観た2人は、「テンポがよくて、あっという間で面白かった」(美香さん)「全く新しい『24』。この時代だからこその"レガシー"だと思う」(小杉)とそれぞれ感想を。小杉は16年前、28歳の頃に『24』と出会ったそうで、「お笑いで飯を食える前から観ていた。そんな作品のイベントに呼んでもらえるなんて、ミッションクリアですよね」と嬉しそうに語ります。
その後、2人は『24』トリビアを披露。
「どれだけ好きでも、美香さんには負けませんよ!」とライバル心を燃やす小杉が、来日したキーファー・サザーランドがハンバーガーショップに出向いてハンバーガーをセットで購入したというエピソードを話すも、「聞いたことがあります」と涼しげに返す美香さん。さらに、「トニー・アルメイダは2003年、ピープル誌の最も美しい50人の男性に選ばれたんですよ」とエピソードを披露します。
「それ知らんかった......」と俯く小杉は「クロエを演じている女優さん(メアリー・リン・ライスカブ)は機械音痴で、ぎり使えるのがテレビのリモコンらしいですよ」というエピソードで対抗。も、「女優さんですけど、コメディアンでもあるんですよね、彼女」とさらりと返されて「くそぅ!」とジャック・バウアーの声マネで悔しがりました。
『プリズン・ブレイク シーズン5』を鑑賞したという美香さんは「壮大なスケールで、どうなるんだろうと思いながら観始めたんですけれど、見逃すことができなくて最後まで観てしまったくらい面白かった」とコメント。「姉も私もティーバッグが好きで、今回はすごくいい人になったりしていて感動するところがあったのもよかった」と続けると、「相方もティーバッグが好き」と小杉。「あいつ、ほんまに怖い。ああいうヤツがいちばん怖い。学校とかにいたらイヤやって、楽屋で2人で話すんです」と語りました。
イベント終盤には、この夏にやりたい欲望&野望の発表も。小杉が野望として挙げたのは、ダイエット。「ジャック・バウアーになったつもりなのに、相方とかに『エドガーにしか見えない』って言われるのが不本意。ジャックに近づくためにダイエットをしたい」と説明します。
イベント終了後の囲み取材で、「本当にダイエットするんですか?」と改めて聞かれた小杉。「今、人生でいちばん太っていて、112~113キロくらいあるんです。『24』にかけて24キロ痩せて、ひとまずは90キロ台にしたいですね」と答えつつ、「この作品を観ずして、海外ドラマのよさは語れません。ぜひ観てください。ヒーハー!」と作品についてもアピールしました。
【小杉竜一】【ブラックマヨネーズ】
キュウレンジャーの一人、カジキイエロー/スパーダ役で榊原徹士が出演中の『宇宙戦隊キュウレンジャー』、8月5日(土)公開となる映画『宇宙戦隊キュウレンジャー THE MOVIE ゲース・インダベーの逆襲』に最凶の敵ゲース・インダベー役で田村亮(ロンドンブーツ1号2号)が出演。7月31日(月)に行われた映画完成披露イベントに、浴衣姿で登場した岐洲 匠さん、岸 洋佑さん、榊原徹士らキュウレンジャーのメンバーとともに田村亮も登壇し、見どころを語りました。
宇宙×星座をモチーフに、悪に支配された宇宙を解放にみちびく"究極の救世主"キュウレンジャーの活躍を描くスーパー戦隊シリーズ『宇宙戦隊キュウレンジャー』。今回の映画では、地球を消滅させて全宇宙を牛耳る神の力を手に入れようと目論む最凶の敵ゲース・インダベーに立ち向かいます。
"最凶の敵"を演じる田村亮は、「出演の話が来た時、ちょっとでも"もしかしたら12人目のヒーローかも"と思った自分が恥ずかしくなりました」と笑わせながら、「僕はとてもいい人なので悪い部分があんまりなかったんですけど、監督から"もっと!もっと悪い感じに"と言われて、表情が柔らかくなったりしないよう注意しました」と悪役の苦労を。柴﨑貴行監督に、カメリハではかなり悪い顔になってもメイク直しの間に「すぐに亮さんがいい人に戻ってしまった」と指摘され、「メイクさんとかに優しくされると、どうしてもいい人の部分が出てくる」と悪役になりきれなかったという亮。しかし、シシレッド/ラッキー役の岐洲 匠さんは、「僕たちに銃を向けるシーン、すっごい悪い顔してるなと思いました」と亮の悪役ぶりを絶賛でした。
悪役をやると決まってから「街で会った子供たちにパンチされてもいいように、体を鍛えました」という亮。その仕上がりは上々だそうで、「いつパンチされても大丈夫!」と会場に集まったチビッコたちにアピール。息子たちが小さい時は一緒にスーパー戦隊シリーズを見ていたという亮は、「ヒーローものは、仲間と力を合わせてというところが魅力的。今回、それがいぱっいつまった映画です」と魅力を伝えました。
また、カジキイエロー/スパーダ役の榊原徹士は、イエローの浴衣に、シェフ役ということで背中にはうちわ代わりにフライパンをさして登場。キュウレンジャーの放送スタートから半年たち、街で声をかけてもらえることが増えたと喜びを。ところが、役名の"スパーダ"ではなく「あれ、カジキさんじゃね?」と言われると告白すると、キュウレンジャーのメンバーは大爆笑。会場のチビッコからも「ラッキー!」「ハミィ~!」とキャラクターの名前を呼ぶ声に交じって、「カジキー!」の声援が飛んでいきました。
最後は、会場のみんなと一緒に番組のエンディングでおなじみ「キュータマ音頭!」を踊って盛り上がりました。
『宇宙戦隊キュウレンジャー THE MOVIE ゲース・インダベーの逆襲』は、8月5日(土)公開。
【田村亮】【ロンドンブーツ1号2号】【榊原徹士】
7月27日(木)ヨシモト∞ホールで、ライセンスのトークライブ「LICENS vol. TALK」を開催。まずは、ゴルフ練習場で明石家さんま師匠と会ったという井本が、そこで目撃した「さんまさんは、やっぱすごい!」という数々の言動を激白。藤原も「積んでるエンジンが違う」と改めて驚いていました。一方、藤原は新幹線で人気俳優を目撃。東京の人は街で芸能人を見ても騒がないという話題から、「誰だったら声をかけるか?」で盛り上がり、さらには「死ぬまでに一度会いたい人」をお互いに発表することに。そして、息子と「アンパンマン」の映画を見に行ったという井本は、今まで知らなかったカレーパンマンのすごさに驚愕。カレーパンマンの活躍をアクション付きで再現し、「カレーパンマン最強説」を熱弁しました。
ライブ終了後、8月2日(水)発売のDVD『LICENS vol. TALK∞ 07』について、ライセンスを直撃しました。
ヨシモト∞ホールで毎月2回行っているトークライブ「LICENS vol. TALK」DVDの第7弾となる今作は2015年12月〜2016年8月の公演の中から選りすぐりのトークを収録。1年半ぶりの発売となるDVDについてライセンスにオススメのトークを聞いたところ、「井本がいろんな"神"的な存在で出てくる「神」は面白かったですね」と藤原。一方、井本は、「何話したか全然覚えてない。俺も見るの楽しみです(笑)。1~6巻も面白いらしいんで、この機会にぜひ抱きわせで買ってください」としっかりとシリーズでPR。さらに藤原が「このシリーズになってからは7本目ですがトークライブのDVDは10本以上出てますから。ライセンスがいつどんなことしてたのか全部分かります。最初のからものすごい早回しで見てもらうと徐々に法令線が入っていくのも分かると思う(笑)」と他シリーズもPRすれば、井本は「もういよいよ死んだ時を視野に入れて、子どもとかに"お父さんはこんなだったんだぞ"と見せるための記録用です(笑)」と笑わせます。
上京して間もなく下北沢の小さなライブハウスからスタートし、会場や形式を変えながらもずっと続けてきたライフワークともいえるトークライブ。2人にとっては「もうライフワークとも思わない。日常。そのくらい普通にやってくる」(藤原)という当たり前の存在であり、結婚などの重大発表も含め「"まずはここで言おう"と思ってるんで、やっぱりこのライブを大事にしてるんじゃないですかね。お客さんもずっと来てくれてて、もう親戚としゃべってるみたいやし」(井本)という特別な存在でもあるそう。
昨年コンビ結成20周年を迎え、私生活ではお互い結婚し父親に。ライブ前の打ち合わせは一切なしというスタイルはずっと変わらないものの、「年相応の話になりましたよね。昔はなかったけど、子供話もするようになったし」(井本)、「そろそろ老いの話も始まって、この先がどうなるのか怖いですね」(藤原)とトークの内容には変化が。一方で、「年齢とキャリアとか含め、どっかは変わっていった方がいいと思いながらやってるんですけど、月2回1時間のペースだけは変えたくないですね。月1回2時間やと続けられない。これがベスト。お客さんも通いやすいと思うし」(藤原)、「怒るとか、口悪いとか、粗暴な感じとか、人(にん=人がら、キャラクター)は変わらないように意識してる。自分でも"大人やし"とか思うんですけど、そこは大事にしてるとこかもしれないですね」(井本)と、変わらないこと、変えないことへのこだわりも。
50、60歳になってもトークライブを続けていきたいという2人。「80歳とかになった時って何しゃべってるんやろ? 誰が見るんやろ? どうなってるのか? はたまた生きてんのか? たぶん誰もまだやってないので、それができたらいいですね」(井本)、「今、中高年の人がバスツアーで綾小路きみまろさんの漫談聞いてますけど、それがライセンスのトークライブDVD見ながらになっていったらいいですよね」(藤原)と、今後の展望を語りました。
次回8月10日(木)の「LICENS vol. TALK」終演後に、DVD購入者(当日購入、もしくはDVDを持参)を対象に、ライセンスとの3ショット写メ会を開催。「ライブ後の写メ会なので、精一杯笑いますが、ちょっと疲れた顔はご勘弁ください」(藤原)。
【ライセンス】
7月30日(日)、吉本興業株式会社東京本部にて『ラフ&ピースツアー 2017』が開催され、お笑いの講師としてロバートが登場しました。
『ラフ&ピースツアー』とは、次世代のエンタテインメント分野での人材育成を目指して、中高生を対象としたエンタメ業界の第一線で活躍するプロの方々とよしもと芸人による1日完結型の体験ワークショップ。「マンガ」「アニメ」「声優」「ボーカル」「ダンス」「お笑い」「ライブスタッフ」「スポーツ」などの各コースについて1日学び、最後はステージで披露します。また、ツアーの集大成として、来年2018年4月に開催される『島ぜんぶでおーきな祭―第10回沖縄国際映画祭―』にて制作した作品やパフォーマンスを発表する予定となっています。
1回目となった本日は、ダンス、お笑い、ボーカルといったエンタテイメントを学ぶパフォーマーコースとライブスタッフコースを開講。そんな中、「お笑いワークショップ」の講師としてロバートが登場すると、受講生から大きな歓声が挙がりました。
「お笑いの根本をやらせていただきます」と挨拶した秋山。山本に「そんな難しいことはやってません」とたしなめられるも、「お笑いってなんだろうって考えると、オレ達だなって」(馬場)「アジアのお笑いは僕らが回しています」(秋山)とボケて笑わせます。
秋山に「ストリートでダンスやってたんだよね? 群馬のダンスを見せてあげなさいよ」と、ムチャぶりされた山本。秋山のボイスパーカッションに合わせてダンスを披露し、拍手を受けるも「マジでやっている人たちの前で恥ずかしくてしょうがねぇよ!」と恥ずかしそうに話しました。
「今日はいつもやっていることをやろうと思います」と説明する秋山。「僕はわかりもしない単語を使って、ノリでことわざを言う"雰囲気ことわざ"っていうのをやっています。しっかりしてないとできないってことじゃない」と言いながら、「例えば、"とうそつごにして、ぎ、はいぞうにとす"とかね」と古文のようなニュアンスの言葉の羅列を言って笑わせながら、「しっかりしたものでないと、やっちゃいけない訳じゃない。まず、やってみることが大切」と説明します。
受講者は、ロバート自身のライブ『ロバート企画』の人気企画「ムチャぶり紙芝居」に挑戦。こちらは、秋山が思いつきで言った本当にあるかのような紙芝居のタイトルに、山本が1週間でストーリーと絵5枚を完成させて紙芝居を完成させるというもの。見本として、これまで完成した11作品の中から最新作「バード兄弟となめにくいハッカのキャンディ」が披露されると、受講者は大爆笑!
「クオリティを求め始めるとキリがない」という秋山。山本は「1週間後にはお客さんの前に出さなきゃいけない。絵も下手くそですけど、それなりに頑張ってつくってます」と制作の苦労を明かしました。
本日の思いつきタイトルは、「少年と魔法のサスペンダー」。紙とペンが配られると、受講者達は早速、紙芝居づくりに取りかかります。消極的になってしまって輪に入れない受講者には、スタッフが「やったもん勝ちだよ。やってみようよ」と笑顔で声をかけて、一緒につくり始めました。
制作の途中で、「オレの考えた遊びをやってもいい?」と言い出した秋山。「今日はダンサーやシンガーの方もいるけど、考えたのは"ナイロンDJ"っていう遊び。DJって機材がないとできないけど、ナイロンDJなら機材がなくてもできる」と言いながら、取っ手付きチューブファイルのつるつるの面を爪でこするスクラッチ方法を発表すると、ドッと笑いが。
「これ、幼なじみ(であり、相方の)馬場と小学生の頃からやってました」と明かす秋山。馬場が「地図帳のざらざらを使ってね?」と相づちを打つと頷きながら、「小学生の頃やってたネタなんだけど、未だにネタ番組とかであれやろうぜってなる。だから、みんなももう1回、小学生の頃を思い出してもいいのかもしれない」と呼びかけました。
限られた時間での作業となりましたが、完成作を数人が発表。オリジナリティに溢れるものから、芸人を主人公としたもの、人気アニメをモチーフとしたものなど、さまざまなアイデアが散りばめられた個性的な作品ができあがりました。
「やりきって見せることが大事。あと、幼なじみと仕事をするのも悪くはないよ」とアドバイスした秋山。最後に「暑いので脱がせてください」と言いながら、Tシャツを用いて梅宮辰夫さんの体ものまねを披露すると、大きな歓声と拍手が起こりました。
『ラフ&ピースツアー 2017』は今後、沖縄、北海道、大阪などで開催予定。詳細は公式サイト(http://www.laughandpeace.org)をご覧ください!
【ロバート】
7月28日(金)、29日(土)、30日(日)の3夜連続で、オール阪神・巨人が3席ずつ漫才を披露する「三夜連続漫才」が、YES THEATERでスタートしました!「40周年をやり終えて、何かやりたい」という想いを抱いていたオール阪神・巨人のふたり。そんな時に背中を押してくれたのが、桂南光さんの言葉でした。新聞の企画で、南光さんが阪神・巨人を取材した際、中田ダイマル・ラケットが「爆笑三夜」という公演を行ったことを例に出し「できるのは阪神・巨人さんしかいない。自分が発起人になってもいい」と言われたのがきっかけで、この催しが実現することになりました。
ここでは、初日7月28日(金)の様子をお伝えします!
人気ラジオ『こんちわコンちゃんお昼ですょ!』のテーマソングに乗せて舞台に出てきたのは、3夜連続で司会を務める近藤光史さん。オール阪神・巨人とは長いつきあいがあり、その馴れ初めをオープニングで披露しました。
近藤さんが毎日放送のアナウンサーだった頃、近藤さんが担当していたのは『ヤングおー! おー!』や『MBSヤングタウン』といったお笑い創世記の人気番組。当時、"高田・南出"というコンビ名で『ヤングおー!おー!』に出演したのが、今のオール阪神・巨人です。デビュー当時から、ふたりの活躍をすぐそばで見てきた近藤さん。当時に想いを馳せながら、この日の舞台で司会を務めることを感慨深げに明かしました。
お楽しみの漫才の前に、まずはオール阪神・巨人のデビューから40周年を迎えるまでの足跡を映像で振り返ります。プロジェクターに映し出されたのは、1974年、吉本に入社したばかりのデビュー直前のふたりの画像。懐かしく、若々しいふたりの姿を、お客さんたちも興味津々で見ていました。
また、近藤さんは「オール阪神・巨人の漫才は、ひとつひとつの笑いのおもしろさをじんわりと教えてくれる漫才。こうした漫才は、今は貴重になりました。これから3夜で、毎日3本ずつ、全9本の漫才を披露してくれます。なにをやってくれるのか、ゆっくりお楽しみください!」という言葉を合図に、ついに1本目の漫才が始まりました!
1本目の漫才では、涼しげなブルーのスーツで登場したふたり。序盤から爆笑の渦、お客さんたちも大喜びです。
1本目のネタをやり終えて、感想を聞かれた巨人は「お客さんに助けられました」とにっこり。阪神も「本当によう笑ってくれるお客さん」と満足そうに語りました。この日のために、阪神は釣りを、巨人はゴルフをやめて練習に励んだといいます。しかし、阪神はすかさず巨人に「(釣りを)やってたやん!」と突っ込まれていました。
今回は、漫才に加えてお楽しみも盛りだくさん。川上じゅんによるボイスパフォーマンスでは、お客さんにも舞台に上がってもらい、人形を使わない腹話術、人間腹話術を披露する一幕も。
続いて2本目のネタでは、ライトグレーのスーツで登場。電化製品がしゃべったらどうなるかというネタで、テンポよく展開する漫才にお客さんの笑いは止まりません。
2本目のネタが終わったところで、近藤さんは「テンポのある掛け合い、駆け引きがすごい」と絶賛。実はアドリブもふんだんに盛り込まれていたことも明かしました。
続いては、トークコーナー。3夜、日替わりでオール阪神・巨人と親しい人たちが登場する注目のコーナーです。初日にお目見えしたのは、この催しのきっかけを作った桂南光さんが登壇。南光さんはオール阪神・巨人の大ファンでもあるそうで、「知っているネタでも何回見ても笑える」と絶賛。とくに2本目のネタは「20年ぐらい前からやってると思うけれど、時代に合わせてネタを少しずつ変えていくところが魅力」と、オール阪神・巨人のネタのおもしろさについて語り合います。さらに話題は、南光さんとオール阪神・巨人が共演しているある番組の裏話から、若かりし頃の楽屋エピソードまでたっぷり。ここでしか聞けないマル秘トークに、出演者はもちろん、お客さんも大盛り上がりでした。
続いてのVTRは、結成30周年を記念して発売されたDVD『オール阪神・巨人 僕らは浪花の漫才師』の特典映像より、「オール阪神、そのストレス解消法」、「オール巨人、その肉体の秘密」をお届け。ふたりの日常が垣間見られる映像に、お客さんは釘付けでした。
3本目のネタは、濃いグレーのスーツで登場。阪神はメニエール病、巨人は脊椎の手術を受け、満身創痍を乗り越えての舞台となりましたが、その苦難さえも笑いに変えるパワフルな漫才で最後まで会場を沸かせました。
3本のネタを無事にやり終え、近藤さんがふたりに「どうでしたか?」と尋ねたところ、お客さんから自然と万雷の拍手が。巨人は「ええお客さんでやりやすかったです」と満足そうに笑顔を見せました。
大盛況で終えた初日。この勢いを保ったまま、8月29日(土)・30日(日)も引き続き、YES THEATERで『三夜連続漫才』が開催されます!
≪公演情報≫
オール阪神・巨人『三夜連続漫才』
日時:<第1夜>2017年7月28日(金)
<第2夜>2017年7月29日(土)
<第3夜>2017年7月30日(日) いずれも、18時30 開場/19時00分 開演
会場:YES THEATER
出演:オール阪神・巨人
ゲスト:〈第1夜〉桂南光 〈第2夜〉桂文枝 〈第3夜〉大平サブロー
司会:近藤光史
料金:前売4,000円、当日4,500円、3夜通し券12,000円(オリジナルタオル付)
お問い合わせ:チケットよしもと予約問合せダイヤル☎0570−550−100(10:00〜19:00)
【オール阪神・巨人】
7月26日(水)、大阪府咲洲庁舎 咲洲ホールで「2025年大阪万国博覧会を実現する国会議員連盟総会及び万博誘致セミナー」が開催され、西川きよしがサプライズゲストとして登場したほか、ハイヒール、NMB48の山本彩、白間美瑠、吉田朱里が登壇しました。
大阪府立大学教授の橋爪紳也氏による基調講演では、「人生の大切なことは万博会場で学んだ」というサブタイトルの自己紹介や「2025年の大阪万博に期待すること」「1970年大阪万博に学ぶべきもの」「2025年大阪万博のレガシーを」という3つのテーマでのお話がありました。
続いて行われたパネルディスカッションでは、松井一郎大阪府知事、大阪商工会議所副会長の西村貞一氏とともに、ハイヒール・リンゴが登場。リンゴは大阪万博に期待することの一つとして、外国人観光客とのコミュニケーションについて意見を述べました。
「英語が得意じゃない私たちから上の世代にもありがたい、コミュニケーションのとれるテクノロジーの発展に期待したいですね」とリンゴ。万博そのものにも、外国人観光客の皆さんの感性に触れるパビリオンの設置や暑さ対策をお願いしたいと声を大にしました。特に暑さ対策に関しては「以前、松井知事もおっしゃっていたのですが、イベントに行っても疲れることが多いんです。2025年の大阪万博では、疲れて帰ることのないような対策をしてほしいですし、暑さ対策では女性の化粧も大事です。暑いと化粧が崩れるんです。技術によって画期的なパウダールームを設置してほしいですね」と、庶民的な目線でのリクエストをしました。そして、「大阪らしい、画期的な解釈で地に足の着いた分かりやすい万博に期待します」と念押ししました。
パネルディスカッションの最後に2025年の大阪万博に最も必要なものを尋ねられたリンゴ。「笑いが一番大事です」と即答しました。「笑いは言葉の壁がなく、世界共通のもの。また、日本の笑いはとてもレベルが高いです。それをうまく万博に組み込めたらと思います。笑い、エンターテインメントが大事ですね」と声を大にしました。
続いて行われた議連総会では、自民党幹事長で万博議連会長の二階俊博氏、経団連会長で誘致委員会会長の榊原定征氏、松井知事が登壇しました。ご挨拶では、二階氏が「関西のど根性を見せましょう」とご挨拶され、会場から大きな拍手が沸き起こりました。
そしてBIE総会のプレゼンなど誘致活動報告、議員外交の状況について、国内の機運醸成についての報告等があり、日本のプレゼンテーションとして安倍総理のビデオメッセージの紹介や、国内での機運醸成を高めるために作られたNMB48の山本、白間、吉田によるPR動画も紹介されました。
懇親会では、サプライズゲストとして西川きよし、ハイヒール、NMB48の山本、白間、吉田が登場しました。きよしは、「よしもとも社長以下、心を一つにして、小さなことからコツコツとがんばります」とご挨拶を。二階氏の激励を受けたきよしは、1970年の万博のエピソードを語りました。お祭り広場で横山やすしと漫才を披露したことや、人間洗濯機や動く歩道が出てきたことに驚いたと話します。また、愛知万博ではAEDが登場し、3人の命が救われたことなどを話し、「2025年の大阪万博ではどんなものが飛び出すのか、期待したいですね。大阪の心を一つにして万博を呼び寄せて、大阪が世界のモデル地区になればいいと思います」と意気込みました。また、国会議員時代のエピソードで会場の笑いを誘い、「大阪は笑いの街です。大阪のやる気、熱意が届くこといいですね!」と語りかけました。
松井知事によれば、2025年の大阪万博は「マイナス10歳を実感できること」を目標としているそうで、2025年には79歳になるきよしに、「今よりも若々しい師匠でいられることを実現できるようにぜひ、よろしくお願いします!」と松井知事からも激励がありました。
続いてハイヒールが登壇。ふたりは漫才のような掛け合いで会場を沸かし、「前回の大阪万博のときも、小さいながら行きました。2025年の万博もぜひ! 若くなるということでここにいる皆さんもぜひ、万博を盛り上げて、私たちも応援に行きたいと思います」とリンゴ。そしてもっと若いメンバーがいます!とNMB48を呼び込みました。
吉田朱里は、「私たちの中でも大阪に万博が来たらいいねと話題になっているので、とても楽しみにしています」とご挨拶。「私は家族から、昔、大阪で万博があったとき、大阪だけじゃなく、日本中で盛り上がったと聞いているので、ぜひ大阪で万博が再びあればいいなと思います」と白間。山本は「再び、大阪、日本で万博が開かれるように、大阪、日本中をもっと笑顔にできるように、私たちの世代もできることを積極的に取り組んでいきたいと思います」と述べました。
そして、松井知事らとともに「エイエイオー!」の掛け声で、心を一つにしました。
佐藤万博議連事務局代理、竹本万博議連事務局長、馬場万博議連事務局長、松井知事、そしてきよし、ハイヒール、NMB48の三人が出席した囲み取材がありました。
――松井知事に、きよし師匠やハイヒールがバックアップしていますが、皆さんに出ていただく狙いは何ですか?
松井知事「健康になる万博なので、健康に笑いは不可欠。健康だから笑顔になれる。まさにきよし師匠をはじめ、よしもとの皆さんの活動が成功につながると思っています。皆さんはいつも笑ってられるから若いですね。リンゴさん、モモコさんも変わりませんね」
――大阪万博の機運を高めるため、大阪の何をアピールしますか?
きよし「大阪はフレンドリーな街で、街全体が吉本新喜劇みたいな感じで。新しいたこ焼き屋さんができて、6個入りで3個目を食べた時、蛸の切り身が入ってなかったんです。それを言ったら「はずれや」ってお店の人が言うんです。そういう街が世界中にあるのかなって。大阪へ来てよかった、日本の大阪で万博が。1970年は動く歩道、ファミレスなどができたので、大阪では一体どんな新しいものが出てくるか、世界が注目していると思います。注目している分、大阪人は何かやったろうと思っていると思うので、2025年の大阪万博を期待してもらいたいと思います」
モモコ「2025年は一番下の子が大学を出る年なのですが、万博が来ると思ってペラペラになるよう英語を勉強させてます。3人共に何か関わる仕事をさせようと思っているので、来てもらわないと困るなと思ってます」
リンゴ「1970年の万博はかすかに覚えているのですが、人生で2回万博を経験できることは、こんなにうれしいことはないですし、あの時の気持ちの高揚というか、全然知らない外国人にサインちょうだいと言って、もらって。今でも持ってますが、誰やろうなって。子供心に大阪が大都会になるというのが、世界とつながるのが嬉しかったので、アナログで人と人とのつながりを大事にしていきたいと思います。あと、暑さ対策も大事だと思います。子供さん、お年寄りの暑さ対策も大事ですし、何よりも弱いのは女性です。化粧が溶けますから。化粧が溶けないパウダールームも作ってもらえるとのことですので、ぜひよろしくお願いします」
――山本さん、万博のイメージをお持ちなのか、また、8年後にどういったふうに関わっていきたいか、教えてください。
山本彩「イメージとしては、年齢に関係なく、老若男女たくさんの方が触れ合えるような場所なんじゃないかなと思います。場所を通じて、年齢、国を超えて交流できるようなところだと思います。8年後は30歳を超えるのですが、今から発信していくことが大事だと思うので、今の年齢層から下の世代にも発信していきたいと思います」
――8年後は化粧の落ちないパウダールームは必要でしょうか?
山本「そうですね。ぜひお願いします」
――松井知事、議連総会で議員外交を通じて国会議員の皆さんが外遊される際に働きかけをお願いし、国会議員の皆さんへ国内の機運醸成で特別ゲストの人に出てもらっていますが、その狙いの効果は出ていますか?
松井知事「少しずつ盛り上がっていますが、日本全国津々浦々に広がっているわけではないので、議員の皆さんの地元で機運醸成をしてもらう。その折にきよし師匠やハイヒールさんが「こうやって応援してるよ」となれば、より伝わりやすい。もちろんNMB48 の皆さんもそうですし、知名度があって、好かれている皆さんが一緒にやってくれることで日本国中に広がっていくと思います」
――NMB48の3人、8年後はどういうふうに関わっていきたいですか?
山本「音楽は年齢に関係なくできるものだと思いますし、世界共通のもの。言葉の壁があってもそれを乗り越えて、音楽で通じ合えるのが音楽の良さだと思うので、自分が作った歌を皆さんにも聞いてもらって、笑顔や元気になってもらいたいと思います」
白間美瑠「私は人を笑顔にするのが大好きで、笑わしたりすることも大好きです。8年後は28歳になるのですが、28歳になっても人を喜ばすことは大事だと思うので、歌ったり、踊ったりで、みんなを笑顔にしたいと思います」
吉田朱里「私は今、アイドルとしても、美容系YouTuberとしても活動させてもらっているので、もっと美容を追及して、それこそ溶けないコスメなども開発していけたらと思います」
最後に、リンゴが今日の感触はいかがでしたか?と国会議員の皆さんに尋ねると、佐藤万博議連事務局代理は、「地元大阪で総会をやったのが何よりもよかったですし、団結して誘致をすることの決意を固めあった、素晴らしい議連総会になったと思います。我々議員の力だけでも、経済界だけでも難しいと思うので、より市民や住民の皆さんと親しい方々にもご協力いただいて、万博を誘致していただくという流れが大きく開けていったんじゃないかと思います。万博誘致は団結して、何としてでも大阪で誘致をしていきたいと思いましたね」とご感想を話されました。そして竹本万博議連事務局長は「今日の熱気を見て本当に満足しました。政財界、地元、府会議員、市会議員、国会議員、みんなやらなあかんなってなったと思います。参加意思を持てて、今日は大成功だったと思います」とお話されました。そして、馬場万博議連事務局長は「私は1965年生まれで5歳の時に前回の万博に親に連れていってもらいました。万博で初めて髪の毛金髪、背が高い、目がブルーという西洋人の方を生で見まして、泣いたのを覚えています。やはり日本国民みんなに記憶に残るような万博をやっていきたいですし、これからの日本人で考えると平均寿命と健康寿命の差がどんどん離れてきているんです。この笑いで健康寿命を延ばしていくことが大事だと思います。我々超党派の議員連盟で、BIE選挙も勝たねばならいので、とにかく誠意をもって一国一国にアプローチしていきたいと思います」と意気込みを語られました。
【西川きよし】【ハイヒール】
7月28日(金)、東京・神保町花月にて、映画『沖縄を変えた男』の試写会&トークイベントが開催され、主演のガレッジセール・ゴリ、ガリットチュウ・福島善成、怪獣・すーなかが登壇しました。
高校野球において、夏の甲子園で2年連続準優勝を果たした沖縄水産高校野球部の名監督・栽弘義さんの野球に捧げた生涯を、実話に基に映画化した今作。廃部寸前だった琉球水産高校に赴任し、野球部の監督に就任した栽(ゴリ)が、"甲子園優勝"を目標として容赦のない苛烈な指導や練習を行ないながら部員達とともに過酷なトレーニングに挑む、命を削るようなプレッシャーや孤独と戦い続ける姿が描かれています。
当初、沖縄県のみでの限定公開が予定されていましたが、県内で異例の139日間のロングランヒットとなり、動員歴代1位を記録。県外でも公開して欲しいという多くのリクエストに応えて、東京では8月5日(土)よりシネ・リーブル池袋で、大阪では8月12日(土)よりシネ・リーブル梅田で公開されることになりました。
MCを務めるのは、ラフレクラン。学生時代、サッカー部のエースだったというきょんは、西村に「どういうタイプの選手だったの?」と聞かれて「呂比須ワグナーみたいな感じ?」と答えながら、「(劇中で)監督が『お前はエースだ』って言うシーンありましたけど、僕も言われたことがあるからポロリ(と涙が流れた)」と感想を。野球部だった西村は「野球部あるあるがめっちゃ描かれている」と言いながら、アナウンサー時代に目にした高校球児と監督の過酷なやりとりを披露しました。
2人に呼び込まれ、開口一番「殴り過ぎました」と話したゴリ。
「直に殴ってくれというオーダーが辛かった。グーで殴ると顔が腫れてシーンが繋がらなくなるので、平手でフルスウィング。殴った手が痛くて震えてくるんです」と、撮影を振り返ります。実際に栽監督=怖い人というイメージが強かったそうで、撮影期間中は役に徹するために部員とは一切喋らなかったそう。「ご飯を食べるときも、僕1人。いわゆる楽しい輪には入れなくて淋しいし、人ばっかりなぐされてるしで、本当に孤独でした」と撮影を思い出しているかのように顔をしかめながら、「演じてみて、栽監督自身、孤独だったんだなっていうことがわかりました」と話しました。
そんなゴリ、西村に「学生時代、部活は何を?」と尋ねられると、少し気まずそうに「中高サッカー部です」と笑いながら返答。「だから、なんでオレに(オファーが)来たんだろうって思ったけど、イメージ的にそうだと言われて。で、そこからバッティング練習をしたり、栽監督の娘さんに会いに行ったり、映像を観たりして勉強しました」と役づくりについて話します。
「勝てる訳がない」と言われていた夏の甲子園で、2年連続の順優勝に導いた栽監督。ゴリ曰く「あの時、沖縄の経済がストップした。タクシーに乗ろうとしても、あとにしてくれって言われた人がいっぱいいた」ほどの盛り上がりだったそう。「沖縄県民にとって神」だという栽監督を演じることに、「お前じゃないよって言われるのが、正直怖かった」と正直な思いを口にしたゴリ。「僕らは試合中の栽監督しか知らないので、ベンチでタヌキみたいにニコニコしてるイメージしかなかったけど、裏であれだけ厳しかったとは知らなかった」と話しつつ、演じている最中に「劇中の足の速い選手がいたじゃないですか。あの子が『ゴリさん、一瞬、栽監督に見えました』って言ってくれた時はうれしかった!」と笑顔を見せました。
ここで、高校野球に詳しい人として怪獣・すーなかが、現在、逆境に喘ぐ人として渦中の船越英一郎さんに扮したガリットチュウ・福島が登場します。
すーなかは、MLBのシカゴ・カブス所属の上原浩治投手と同じ東海大学付属仰星高等学校の野球部出身。今作を観て、「(劇中で)若い監督あるあるがあった。あと、素振りを千回やってるシーンありましたけど、日に日にスウィングがよくなってた。あれが芝居だったら、すごいなと思いましたね」と元高校球児の目線でコメントします。
また、当時を振り返りながら「この映画では栽監督のことを最後にはみんな、尊敬してますけど、僕はずっと監督のことが嫌いやった」とまさかの告白を!「今ではああいう行為をすると問題になってしまいますけど、(この作品で)昔こういうことがあったんだということを伝えられたのはよかったんじゃないかな」と話すゴリです。
マツイ棒らしきアイテムを持って船越さんを演じきりながら、「全員脱げっていうシーン、全員が今時のパンツだった」と今作の感想を語った福島は高校時代、柔道部に在籍。「僕の監督は誉めて伸ばした監督で、1回も殴られたことがなかった。『いいよぉ、いいよぉ。はい、腕立て300回ね』って。で、『いいねぇ、できたねぇ!』って言われながら、毎朝4キロ走ってました。それで日本一になりましたからね」と、劇中とは対照的な当時の思い出を語ります。
サッカー部に在籍していたゴリは「サッカーがあまり強くない沖縄の中でも弱い高校の補欠だった」そうで、「中学校のときはサボっていて、高校に入って夜も練習したりしながらレギュラーになったんだけど、大事な試合が近づいてきた時にバイク事故で足を折って、1つ下の後輩にポジションを取られた」と悲しいエピソードを披露。西村に「劇中の部員達とは真逆だったんですね」と声をかけられると、「あんな練習には耐えられない」と首を横に振りました。
ゴリが「野球ファンだけが楽しい映画ではないと思います。何かを大きく変えるためには何を犠牲にして、何を頑張ればいいのか。1つの道筋を教えてくれる映画になるはずなので、野球が好きじゃない方もご覧になってください」とアピールした映画『沖縄を変えた男』は、8月5日(土)よりシネ・リーブル池袋で、12日(土)よりシネ・リーブル梅田で公開されます。ぜひとも映画館でご覧ください!
【ゴリ】【ガレッジセール】【福島善成】【すーなか】【怪獣】【ラフレクラン】
プレミアムフライデーの7月28日(金)、日建ハウジングシステム大阪オフィスにて「アフター5寄席」が開催され、月亭方正らが出演しました。
方正は昨年、鹿児島県薩摩川内市竹バイオマス産業都市協議会「竹でイエを建てちゃおう!プロジェクト」の応援隊長に就任。同プロジェクトにおける"イエづくり"を担う日建ハウジングシステムで記者会見が行われ、その際には、竹を使って高座が制作されました。方正は「見台、ひざ隠しも竹で作ってもらえないか」と常務取締役lid研究所所長・宇佐見博之さんに直接オファー。快諾いただき、1年を経て、今回の寄席でお披露目されることになりました。
午後5時、満員となった会場に、MCを務めるセルライトスパ・肥後が登場。セルライトスパは、同プロジェクトの応援隊員となっており、竹を使って、日建ハウジングシステム大阪オフィスのエントランスのインテリア工事もお手伝いしました。挨拶がわりに自らのギャグ「ヒーゴー!」を披露した肥後は、前出のインテリア工事の様子や、昨年の記者会見の模様のVTRを流しつつ、「アフター5寄席」開催の経緯を紹介。得意の歌や、観客の皆さんとのコール&レスポンスなどで、会場の空気をあたためました。
まずは、月亭方気が高座へ。芸能ネタや自身の故郷・石川県のエピソードをマクラに、「ぼっかぶり」を口演しました。
続いて登場した方正は、昨年の記者会見で「オフィスで落語会を」と依頼されたことを振り返り、「完全に忘れてました。本当にやるんですね」。これには観客の皆さんはもちろん、日建ハウジングシステムの皆さんも大笑いです。「桃太郎」「花咲かじいさん」「鶴の恩返し」など、なじみのある昔話を扱った小噺で沸かせた後は、創作落語「えんま大王」を披露。冥界の主になりきり、プロレスラーの蝶野正洋さんやダウンタウン・浜田など、なじみの深い面々を次々と"地獄送り"にして、爆笑を巻き起こしました。
終演後の囲み会見では、見台とひざ隠しの感想をきかれ、「使いやすかったです」と笑顔で答えた方正。「もっと簡易なものかと思っていたら、本当に重厚に作られていて、どこに出しても恥ずかしくない見台。ひざ隠しは、竹の感じがとても夏っぽい。落語には夏の話もあるので、こういう見台とひざ隠しがすごく合うんじゃないか」と絶賛します。
会場がオフィスということもあり、高座が低めだったため、「今日は、うしろの席の方が見えるぐらい、ほとんど中腰というか、ひざを立ててやっていた」そう。「僕って本当にサービス精神があるんだなと思った。方気くんは座ってやってたと思います。まだまだサービス精神がないんだなって」と、弟弟子いじりも忘れません。
演目については、落語に初めて触れる方も多いと考え、「わかりやすいのがいいから、まず小噺をして、ふたつめは創作落語を」。身近な時事ネタも盛り込まれた内容は、毎回、変わるそうで、「ほかのネタを聞きたかったら、落語会に来てください」とアピールします。ネタに登場した顔ぶれのなかでも、「蝶野さん(の地獄送り)は本気なのでは?」ときかれると、「(『ガキの使いやあらへんで!』で)11年ビンタされている積年の恨みがあり、ここらへんで発散しとかんと、精神の均衡が保てない」と答えて笑いを誘っていました。
来年の5月11日で、落語家になって10周年を迎える方正。「その日は、なんばグランド花月で独演会をやる、と僕がひとりで言ってます。まだまだやと言われるかもしれないが、僕はやりたい!」と大きな目標を掲げます。その前に、今年11月ABCホールで行われる独演会に向けて、「僕らしくないのですが、家族、男女、親子の『絆』をテーマに、社会に投げ掛けるような落語を用意している」とも。「落語を通して、自分が思っていることを出したい」と熱く語り、節目の年に向けて決意を新たにしていました。
【月亭方正】【月亭方気】【セルライトスパ・肥後】
7月28日(金)、東京・ルミネtheよしもとにて、『ルミネtheよしもとフリーライブ2017夏~お兄タイム!~』が行われました。
夏休み期間の午前中、小学生以下を観客を対象としたルミネtheよしもとの無料ライブが今年も開催。
今年、ビッグマウンテンヒデオーとともに2本柱として稼働するのが、小栗旬さんのものまねキャラでブレイク中のおばたのお兄さんです。
この日も、開場時刻とともに、親子連れを中心に大勢が来場。
MC担当のキクチウソツカナイ。の紹介で登場したおばたのお兄さんは、「『花より男子』花沢類の格好で来ました、小栗旬です旬です旬です...」と、小栗旬さんになりきって挨拶します。
おばたのお兄さんが風邪をひいてしまったため、吉本興業のマネージャーから出演依頼が来た...と言い張るおばたのお兄さんですが、「小栗旬さん、僕より小さいとは聞いてなかったのですが(笑)」とキクチから見おろされ、「トリックアートです」などと弁明し、笑いを誘うおばた。
その後は、「ラーメンいただきまーきのっ!」といった小栗さんの動きを取り入れたおばたのお兄さん考案「まきの体操」を全員で実施した他、ちびっ子をステージに上げての「まきのゲーム」「まきのチャレンジ」で盛り上げました。
終演後、囲み取材に応じたおばたのお兄さんは、今日が初開催となった『お兄タイム!』に、「ちびっ子たちが積極的にやってくれたので、すごく楽しかったです」と手応えを感じた様子で、「もともと子供がめちゃくちゃ好きなんですよ。学生の頃、保育士ボランティアに行ったりとか」「『まきの体操』は、ちびっ子と一緒に出来るのはなんだろうなって考えました」と子供好きの一面を覗かせました。
小栗旬さん本人については、主演する公開中の映画『銀魂』を初日に観たそうで、小栗さんが「かーぐらっ!」と「まーきのっ!」風に言うシーンが場内爆笑だったらしく、「僕がウケたみたいな感覚でうれしかったです(笑)」とのこと。
陣内智則、横澤夏子ら芸人の結婚発表が続き、交際中の彼女との結婚について記者から訊かれると、未定としながらも「彼女の月給を超えるのが目標」だとし、「おぐりのお兄さんにがんばってもらって、僕はおんぶにだっこで(笑)」と小栗さんに頼ることを公言します。
9月中旬まで仕事の予定で埋まり、花火デートへも行けなそうほど多忙のおばたのお兄さんですが、現在の月収は内緒だとし、イベント中に観客から「現在の給料は?」と質問された際、「マネージャーがデカデカと(両手で)バツしていたので(笑)」といったエピソードも。
最後に、夏休み期間中のルミネtheよしもとについて、「夏休み期間、お子さんの割引とかもありますし、今日みたいな無料ライブとかもありますので、親子連れで来ていただきたいです。そうじゃなくとも、いろんな夏休み限定のイベントがありますので、みなさん来ていただきたいと思いまーきのっ!」と呼びかけました。
なお、『ルミネtheよしもとフリーライブ2017夏~お兄タイム!~』は、8月9日(水)、10日(木)、21日(月)、24日(木)、28日(月)、30日(水)の各11時開演で実施。
詳細、その他の公演は、ルミネtheよしもと公式サイトでご確認ください。
【おばたのお兄さん】【キクチウソツカナイ。】