庄司、しずちゃんも10m走にチャレンジ! イオンモール×よしもとキッズプロジェクト 笑って!走って!全国横断かけっこツアー!
7月29日(土)、千葉・イオンモール富津にて「イオンモール×よしもとキッズプロジェクト 笑って!走って!全国横断かけっこツアー!」が開催され、品川庄司・庄司智春、キクチウソツカナイ。、南海キャンディーズ・しずちゃんと、元陸上競技短距離選手・八幡賢司さんが出演しました。
「よしもとキッズプロジェクト」は、未来を担う子どもたちにスポーツやエンタメの「一流」との交流を通してその可能性を伸ばし、あらたな夢を見つけてもらおうというプロジェクト。「笑って! 走って! 全国横断かけっこツアー!」は、2020年に向け、日本陸上競技連盟と共に全国各地のイオンモールで子どもたちが一流の陸上選手と触れあえる場を展開しています。
10m走のかけっこレーンが作られた場所をステージとして、まずは千葉県の住みます芸人であるうっほ菅原が登場し、お客さんを盛り上げます。
続いて、MCの庄司、キクチウソツカナイ。が登場。まずは富津市について触れる2人。庄司は去年家族でマザー牧場に行ったと話すのですが、キクチは富津に来たのは初めてなんだそう。「でも僕、実は横須賀出身なので、天気がいいと反対側の富津が見えるんですよ」と、富津をよく見ていた(?)ことを告白します。
ここでゲストのしずちゃんが登場。MCの2人から「ボクシングやめてから女性らしくなったんじゃない?」と、以前と雰囲気が変わったことを指摘されると、しずちゃんは「やめてから目つきが変わったとは言われます。今までは殴ることばっかり考えてたんで......(笑)」と話し、笑わせます。また、千葉について聞かれると「千葉は相方の山ちゃんの出身地なんで、あんまり好きじゃないですね」とピシャリと言い放ったため、お客さんから笑いが起こっていました。
この日は子どもたちが10mレーンでかけっこのタイムを競えるようになっており、ステージとなっているかけっこレーンでもイベント前に走ってタイムを計っていた子どもたちがいたのですが、実は走るのはあまり得意ではないというしずちゃん。「瞬発系が苦手なんです」と話すしずちゃんに「陸上やってたんじゃないの? 何やってたの?」と庄司が聞くと、しずちゃんは「走り高跳びと砲丸投げをやってました」と答えます。
ちなみに今も走っているそうで、ふだんは近所の公園で黒ずくめの格好でよく走っているそうなのですが、先日ドラマの撮影に出くわし、バレないようにこっそり走っていたら、ドラマのスタッフさんに「あ、今ちょっとおじさんが見切れた!」と言われたんだそう(笑)。
そんな話の後は、この日のかけっこ教室で子どもたちにかけっこを教えてくれるアスリート、八幡賢司さんの登場です!
八幡さんは、現役時代は 110m ハードルで活躍された元陸上短距離選手。110mハードルの自己ベストタイムは2007年に記録した13秒58で、同年の大阪世界選手権では日本代表に選ばれました。 さらに、2012年の日本選手権では優勝されるなど、日本を代表する名ハードラーです。
そんな八幡さんのスラッとした体型を見て、キクチが「庄司さん、筋肉気になるんじゃないですか?」と聞くと、「でも八幡さんのは走るための筋肉ですけど、僕のはなんのための筋肉か......(笑)」と、若干の自虐ネタで笑わせる庄司。
全員が揃ったところで「実際に10m走を走ってみよう」ということになり、まずはしずちゃんが走ります。「本当にスタートダッシュ苦手やし、怖い」と言いながら、右ひざにサポーターをつけるしずちゃん。なんでも高校のときにサッカー部で痛めたらしく、その後ボクシングでさらに痛めてしまったんだとか。
走る前に気合を入れるため(?)か、シャドーボクシングをするしずちゃん。走る前に、すでに走ったという小さな女の子に参考までにタイムを聞いてみたところ、「2.8秒」という答えが返ってきたのですが、その直後に走ったしずちゃんのタイムも2.8秒でした(笑)。しかし走った感想を聞かれると「自己ベストが出ました」と堂々と話すしずちゃん。続いて庄司も挑戦します。実際に走ると意外と長く感じるらしい10m走を走りきったあと、「真剣に走ったらちょっと痛い」と、10m走で軽く足を痛める庄司でした。
その後は、八幡さんも10m走を見せてくれたり、ハードル走について「ハードルの高さはだいたい私の腰くらいあるんです」とその意外な高さを教えてくれたり、ハードルの走り方のコツについて「途中から間隔がキツくなってくるんで、自転車のギアを軽くして、一生懸命走る感覚で走るようにしている」など、経験者にしかわからない感覚をわかりやすく解説してくれます。
もともと走るのが苦手な子どもだったという八幡さん。小学校時代は吹奏楽部にいて、「トランペットをやってたんですけど、肺活量を鍛えないといけないから走らなきゃいけなくて」走ったことから興味を持ち、陸上の道に進むことになったんだとか。
苦手だったからこそ、どうやったら早く走れるかを考え、常に工夫していたという八幡さんは、「ふだんの姿勢から腹筋に力を入れて姿勢よく座る」など、普段の生活から意識して体を動かすことを実践していたそうで、子どもたちにも「今、公園でゲームしてる子どもたちも多いと思うんですけど、ゲームよりも体を使って一生懸命遊んでほしい」とメッセージを贈っていました。
トークショー終了後、10分間の休憩のあとは、いよいよ八幡さんによる「かけっこ教室」です。事前に申し込みをしていた子どもたちが八幡さんの前に集まり、さっそく準備体操からスタート。
次に2人組を作ってジャンケンをし、負けた子どもは勝った子の周りを走って1周するというトレーニングを。ゲーム感覚でできるため、子どもたちも楽しそうに走ります。さらに、姿勢をよくしてジャンプしたあと、「姿勢をよくして走るとラクに走れます」と八幡さん。他にも「腕を90度に曲げて前後に振る」などのコツを教え、そのコツを守りながら子どもたちが走ります。
続いてスキップの練習。スキップの練習はなんと「日本代表の選手も取り入れている」練習法なんだそう。まずは普通にスキップしてもらいますが、その際「笑顔で!」と声かけをする八幡さん。なんでも、「がんばってやろう」と思うと体に余計な力が入って早く走れないんだそうで、そのためにも笑顔でスキップすることが大事なんだとか。その他、「高くスキップ」「早く前に進むようにスキップ」など、いろんな指示がとび、子どもたちはさまざまなとび方でスキップしていました。
スタートダッシュのコツを教えるために、「まずはスタートのポーズをとってみて」と子どもたちに言うと、結構な確率で同じ方の手と足が出ている子どもたちが多いことが発覚。八幡さんは「それだと早く走れないので、手と足は違う方を出しましょう!」とアドバイスします。さらに、「横から見たときに『人』という漢字の形になるように」ポーズをとることが大事だと教えたあと、最初のスタートの足は、「後ろの足を"蹴る"んじゃなくて"前に出す"」とアドバイスする八幡さん。これには子どもたちも「なるほど!」と感心した様子で練習を続けます。
また、大きく走る(歩幅を大きく走る)ことも、早く走るためには大事だと話す八幡さん。それには「腕をしっかり振る」ことが大事なんだそう。いろんなコツを一度に教わっても、子どもたちにとってはなかなかすべてに気をつけて走ることは難しいと思うのですが、何度も走って練習を重ねるうちに、だんだんコツを掴んできたのか、全体的にかけっこが早くなっていた子どもたちでした。
今日教わったことをしっかり覚えて走ればかけっこが早くなること間違いなし!ということが実証されたところで、かけっこ教室は終了。かけっこ教室の間は子どもたちのサポートに回っていた庄司、キクチ、しずちゃんも一緒に子どもたちと記念撮影をして、イベントはなごやかに終了しました。
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