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2018年8月

シャンプーハット・こいでの子育て漫画『パパは漫才師』第1巻発売を記念して、発売記念トークショー&サイン会を開催!

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小学館が運営する漫画アプリ「サンデーうぇぶり」で今年3月から連載中のシャンプーハット・こいでの漫画『パパは漫才師』の第1巻が、このたび単行本として8月9日(木)から発売となりました!

『パパは漫才師』は、こいでと奥様、そして3人の子どもたちによる、こいで家の日々の暮らしの中で起きたほほえましい出来事を描いた漫画。おなじみのシュールなタッチで描かれた、心がほっこりするエピソードが満載です。「サンデーうぇぶり」は、人気作品のみ単行本化されるとのことで、満を持しての単行本化となります!

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発売当日の8月9日(木)、『パパは漫才師』第1巻の発売を記念して、天王寺MIO特設会場でトークショー&サイン会が開催されました。

イベント前にシャンプーハット・こいでと、アシスタントとしてこいでをサポートする蛙亭・中野が囲み会見に応じました。

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こいでは「漫画を描こうと思ってから、今日を迎えるまでが非常に早いことにびっくりしています」としみじみ。「1年前は連載も決まっていなかったし、小学館さんでやるというのも決まっていない状態でした。そんな中、小学館さんが手を上げてくださいました」とのこと。しかし、いざ漫画を描こうと決めたものの、ひとりで描くのは難しいということで、森本大百科、蛙亭・中野にアシスタントとして付いてもらって描き始めたそう。それが今から半年前というから驚きです。「まさかこんなに早く1巻が出せるとは思っていなかったから、うれしさより驚きが大きいですね。ウソです。うれしさの方が大きいです(笑)」と笑顔を見せていました。

蛙亭・中野も「こいでさんとはお話もしたことがなかったのですが、昨年末くらいに初めてお会いして、それからあっという間でした。単行本が出るというのも初めは知らなかったので、めちゃくちゃうれしいです」とにっこり。

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漫画を描くことになったきっかけも明かしました。「漫才のネタを書いているうちに、漫才としては弱いけど、漫画で書いたらおもしろいなという話が何個か出てきたんです。それを小学館さんに持っていったら、『子育て漫画を描くというのはどうですか』と提案をいただきました。僕、たまたま子ども達に将来『こんなことがあってんで』と伝えるための、エピソードをまとめた3人分のネタ帳を書いていたので、それがネタの源になっています」と明かしました。

漫画アプリ「サンデーうぇぶり」でこいでの連載が始まったのは今年3月17日のこと。それから毎週1本というペースで連載を続けてきました。「僕は専門職ではないから、毎週連載ができるのかがわからなかったので、小学館の方と『まずは4週分をストックできたら始めましょう』と決めました。それで、3月17日までに中野と森本とがんばって4週分を作り、作品を溜めた状態で1週分を掲載してもらったという感じです」と当初は苦労があった様子。その甲斐あって、読者の方から高い評価を受け、多くのコメントをもらえたりと反響が大きく、このたび単行本化にこぎ着けました。

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こいで家の日々のほのぼのエピソードはすべて実話ですが、名前だけは「実名ではない」とのこと。「僕自身、芸名を変えた理由が将来的に子どもに迷惑をかけないように、という理由なんです。そんな中、実名を出すとやっぱりわかってしまうので、3人とも名前は変えています。でもエピソードは実話なので、本人たちは気がついてますね。でも一番下の娘だけは、自分のことを書かれているということに気づかず『ちこちゃんっていう子、かわいいね』と言ってましたけど(笑)」と、ここでもほのぼのエピソードが。

漫画では、長男は小学1年生として描かれていますが、実際は現在小学5年生。「早生まれの帝王切開なので、他の子より身体が小さいんです。たぶん帝王切開してなかったら一学年下になっていたので、本人に『もしかしたら学年がひとつ下やったかもしれん。それならそんなに小さいこともなかったし、勉強も大変じゃなかったのにな』という話をしたら、長男が『でも、それやったら今の友だちと友だちになってなかったかもしれんから、早く生まれてよかった』と言ってました。その話を今、ふと思い出したので、これもまた漫画に描こうと思います」と漫画のネタは尽きない様子。

単行本に納められた物語の中でもとくにお気に入りの物語を尋ねられた際は、「最後の、書き下ろしの話があるんですが、ガチすぎてまったくおもしろい話ではないんです。テレビでは絶対できない話を一か八か漫画にしました。これを編集者の方も気に入ってくれて。逆に僕が普段しない話なので、気に入っているというか...。漫画やからかけた話ですね。素でしゃべれと言われたら、耳が真っ赤になるような話です。まさに漫画じゃないとできない話です」とのことなので、ぜひチェックを。

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連載のページ数に決まりがないのも、こいでが連載を続けられる大きな理由なのだそう。「ページ数が自由なのはすごくありがたいことで、忙しいときだと3Pも大変で。でも、小学館さんが優しくて、『何ページでもいいです。なんだったらスケジュール帳を丸ごと掲載して、"今週はできませんでした"でもいい』と。でも、中野と森本とで『それは最終手段として、できるだけスケジュール帳は出したくないな』と話しています。そうならないよう、ストックを4週分溜められるようにがんばっています」と制作秘話を語りました。

最終的な目標を尋ねられた際は、「漫画、芸人にのみならずですが、『幸せになること』です」とキッパリ。「それは自分だけの願望ではなく、子どもたちとか親とか家族の幸せを望むじゃないですか。それが自分の幸せだから。自分が幸せになったら、自分のことを好きと思ってくれている周りの人も幸せになってくれる。逆に自分が辛い人生を送ったら、応援してくれている人も辛い思いしてしまう。だから精一杯幸せな人生を選んだ結果がこの漫画になりました」と、こいでらしい人生観を明かしました。

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発売記念トークショー&サイン会には、およそ100人のファンが集まりました。トークショーでは、こいでと中野が漫画の制作秘話を披露。

「どんなスタイルで漫画を描かれているのですか?」という質問には、こいで、森本、中野それぞれが役割分担して作業を進めていることを明かしました。

場所は、こいでが漫画制作用に借りているマンションの一室。まず、こいでがネームと呼ばれる下書きを描き、編集担当者からOKが出れば丁寧な下書きを制作。こいでは人物をペン入れし、背景などは森本が担当。原稿が出来上がると、中野が原稿をパソコンに取り込み、色を塗ったりスクリーントーンを貼ったりするそう。

中野は、こいでの人柄を「めちゃくちゃ優しいです。気さくにお話ししてもらえるので、作業もとてもやりやすいです。野球がお好きなので、よく野球を見ながら作業するのですが、僕も森本さんも野球には全く興味がなくて...」と明かしていました。

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しかし中野はこいでが制作中にジムへ行ってしまうことにやや不満を抱いているようで「ストックが溜められないのはこいでさんのせい」と暴露する一幕も。それを受けてこいでは、「水・木曜で漫画を描くんですが、ジムへ行くチャンスもその日なんです。ジムは僕のルーティンなので、ふたりには申し訳ないなと思いながらジムに行っています。そのかわり、ジムへ行く時は前日にちょっとだけ進めてるねんで?」とのこと。そのジムで鍛え上げられた体を披露!

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ほか、ふたりのお気に入りのストーリーや、ファンからの質問コーナー、さらにお客さんの中から抽選でこいでと中野が描く似顔絵プレゼント企画もあり、会場は大盛り上がり! 味わい深いタッチの似顔絵で笑いを誘うこいでに対し、中野はキュートな似顔絵で会場から拍手が起こるほどの腕前を見せていました。

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そして最後はこいでと中野によるサイン会。最後まで、和気あいあいとしたイベントとなりました。

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こいでによる満を持しての漫画単行本『パパは漫才師』第1巻は、現在好評発売中です! ぜひ手にとって読んでくださいね。

■著書紹介

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好評発売中!

『パパは漫才師』①(小学館)

著者:こいで

価格:1,080円

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【こいで】【蛙亭・中野】

恒例の落語イベントが今年も開催! 「吉例88 第36回 桂文珍独演会」

8月8日(水)、なんばグランド花月にて毎年恒例の「吉例88 第36回桂文珍独演会」が開かれました。

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幕が上がり、まずは文珍の弟子・桂文五郎が「延陽伯」を披露。お公家さんに奉公していたため、ことば使いがとんでもなく丁寧な女性をお嫁さんにもらった男の噺です。お嫁さんのことばに困惑する男の、さながら暗号を紐解くような会話のやり取りに、お客さんはくすりと笑います。

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続いて、桂文珍の登場です。挨拶代りとばかりに時事ネタを盛り込んだブラックジョークで沸かすと、キャリア5年目の弟子・文五郎について「聞いていると高校球児のプレーを見ているようで。真っ直ぐでいいでしょう?」と評しお客さんに同意を求めます。そしてちょっぴり恨めしそうな口調で「(もう、)あんな風にはできないんです」と、おどけ笑いを誘いました。

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「おかげさまで、この8月8日の会も今年で36回目」と、文珍が噛み締めると大拍手が。さらに「日本で1番長く続いている落語会じゃないかと自負しています。せめて50回ぐらいまではやりたいなと思うんですよ」と、まだまだ尽きない意欲と共に継続を宣言しました。

 

今年で70歳を迎えることに触れ、クラス会に訪れた際のエピソードなどでお客さんから同意と笑いを得て、「らくだが来た」をはじめます。古典落語の大ネタ「らくだ」から着想を得た創作落語です。勢いのある展開に、みなじっくりと耳を傾けながら、酒癖の悪い男と、それをなだめ相手をする男とクルクル入れ替わる文珍の姿に大笑いです。

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次は今回のゲスト、柳家喬太郎さん。20数年前に東京から大阪にはじめて来た時の思い出を語りながら、「あの頃の緊張が蘇ります」とやや緊張の面持ち。加えて舞台袖の方角に向けて「どうしゃべっていんだろう。戦い方が分からない!」と心の内を叫び出し、「帰っていいですか? もう、みんなで飲みに行かねえ?」と逃げ出したくなるほど緊張しているのを吐露。まさかのことばに客席は思わず吹き出します。そこまで弱腰を見せながら喬太郎さんは「路地裏の伝説」を口演。久しぶりに地元へ集まった同級生らが都市伝説ネタで盛り上がるというもの。「どこまで大阪で通用するのかな」と不安混じりに進行し、地名「赤羽」・「大宮」が通じたのを感じ取ると「赤羽が、なんばで通用したよ!」と快哉を叫んでいました。

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この後は、再び文珍の出番。「喬太郎さんは面白いな。適度に緊張なさっているところが、いつもと違って面白いな」と、文珍は喬太郎さんへの感謝と賛辞を述べました。

 

これから行う「星野屋」が、翌日8月9日から歌舞伎座で上演される演目のひとつに入っていることを挙げ、歌舞伎のチラシをひらり。「明日が(歌舞伎座は)初日でございますけれども、その前の日にここでやってしまえということでございます」と前置きし、「ふふふ」といたずらっぽく笑って語り出しました。別れ話のもつれから男女が壮絶なだまし合いを繰り広げる様を扱った「星野屋」。あの手この手で嘘を付く登場人物のオンパレードで、その滑稽さに会場は爆笑の渦に包まれます。

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中入り後、文珍は「もう1席のところ、お付き合いいただこうと」とご挨拶。「知っていることを、みな言いたくなる」と昨今の時事ネタをマクラで出し切り、人形浄瑠璃・歌舞伎の演目「義経千本桜」のパロディとして知られる「猫の忠信」で締めます。トボけた味わいある男性や、艶っぽい女性など登場人物を表情豊かに演じ分け、客席を魅了します。合間、音に合わせ浄瑠璃調に仕立てたセリフで、落語と浄瑠璃の"芸の融合"を覗かせる一面も。

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すべての演目を終え一旦、幕。再び幕が上がった後、舞台上で文珍は深々とお辞儀し、「今日はみなさん、最後までお付き合いありがとう存じます」とお礼を伝えます。客席からは「大満足!」と言わんばかりの大拍手が巻き起こり、終演となりました。

 

【桂文珍】【柳家喬太郎】【桂文五郎】

芸人で初めてのTCC新人賞を受賞で話題、グランジ・五明インタビュー

芸人で初めてコピーライターの登竜門「TCC新人賞」を受賞しCM業界でも活動中のグランジ・五明拓弥が著書『全米は泣かない。』を上梓。
五明がCMに携わるきっかけとなった澤本嘉光、au「三太郎シリーズ」の篠原誠、LUMINE「試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。」の尾形真理子ら名だたるコピーライター・CMプランナーと対談した著書は、CM業界関係者だけでなく全ての人に刺さる内容だと話題となっている。そこで現在そしてこれからの芸人とCMの仕事について、五明に話を聞いてみた。
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――出版記念イベントでCMクリエイティブディレクターの箭内道彦さんとトークショーを行われました。箭内さんのチームの一員としてテレビCMにも関わっていらっしゃるそうですが、どのような経緯で?

「日本雑誌広告協会という団体が主催する『日本雑誌広告賞』の審査員をやらせていただいた時に、たまたま隣の席だった箭内さんに『よかったら今度一緒にやらない』声とをかけていただいて。審査員は箭内さん、尾形真理子さん、「リオオリンピック」閉会式のディレクションなどもされた佐々木宏さん...と錚々たる面々がいらっしゃって、その中になぜかグランジ五明がいるという(笑)。正直『どうせ口だけなんだろう』と思っていたんですが2週間後にはお話をいただいて、テレビCMに関わらせていただきました。テレビCMは初めての経験だったので何をやっていいのかわからので、とりあえずいただいた資料を見てありったけ考えました。初めてのこととはいえ、設定が用意されていて、そこから作るというのは、芸人としてネタを作るということをずっとやってきているので、わからないなりにたくさん作りましたけどね」

――著書の中で「コピーライターと芸人は似ているとことと違うところがある」と書かれていましたが、どんなところに違いを実感されました?

「芸人は自分が主役ですが、CMプランナーやコピーライターは商品が主役。僕はずっと"主役"を考えてきたので、そこが難しいです。でも、僕をメンバーに入れてくださっているということは、芸人としての感覚を求められているのかなと思って、あまり考えすぎないようにしましたね」
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――ダイドーさんのテレビCMのほかには、どんなCMを手掛けられているんですか?

「CM業界に関わるきっかけになった澤本嘉光さんからお話をいただいて、ちょっと前にラジオCMで『ラフォーレ原宿』と『森美術館』のCMをやらせていただきました。今、J-WAVEで流れてます。
僕がCM台本を書いて、『ラフォーレ原宿』はシューレスジョーと僕、「森美術館」は犬の心・押見(泰憲)さんがナレーションをやっています。CMの現場に芸人を連れていくと、結構喜んでもらえるんですよね。吉本にはたくさんいるんですよ、テクニックは持ってるけど仕事に困ってるヤツらが。信頼できる人に仕事を回すこともできますし、僕もクオリティーを上げたいですし、芸人仲間みんなが少し潤ってもらえればいいですね」

――著書で対談された方々はそれぞれ自分のスタイルを確立されていますが、五明さんはCMを作る時はどういうスタイルですか?

「まだスタイルなんてないですから、(著書を)見直しました(笑)。自分の本に付箋を貼って活用しています。みなさん参考になるんですよね。篠原(誠)さんがおっしゃってた『いいと思ったものができたら、もうひとつ作って、それを競わせる』とか実践しましたね。『面白いアイデアを思いつくまで、ひたすら考える』とか『諦めるな』とか、みなさん共通してるのが根性論なんですよ」

――著書の中で、コピーライターは「大喜利」で使う頭脳と似ているというお話がありましたが、五明さんは芸人として使う頭とCMで使う頭は違いますか?

「僕は一緒です。コピーライターやCMに関することを習ったことがないんで、その脳みそがないんですよ。だから芸人で今までやってきた方程式でやるしかないんで」

――著書では対談された方からの課題にも挑戦されていますが、やってみていかがでしたか?

「ふざけちゃダメなんだなと思いましたね。僕は大喜利で考えちゃってるところがあるんで。『○○のコピーを30個考えろ』という課題では、『これは同じこと言って数をかせいでるだけだ』と指摘されて。とにかく恥ずかしいです。やりたくなかったですよ。だってダメ出しがずっと残りわけじゃないですか」

――でも、尾形さんは「この視点はすごい」と絶賛されているものもありました。

「いや、尾形さん優しいなと思いましたよ(笑)」

――CMの仕事をする上で、芸人の経験が役立っていると思うことはありますか?

「芸人を10年以上やってると、ボツネタとか設定だけ作ったものとかがめちゃめちゃあるんですよ。捨てるのも忍びないからとっておいたんですけど、それが活用できるのがうれしいです。よかったです、少しはお金になって(笑)。今、それを掘ってますね。その貯金もそろそろ尽きようとしてるんですが」

――蓄積してきたものが、形を変えて活きてきているんですね。

「蓄積が大事というのは、澤本さんも『とにかくアーカイブをためなさい』とおっしゃってました。『アーカイブにあるものと、自分の思ったものを掛け合わせえると、新しいものができる』と。すばらしい言葉ですよね。それが載っているのが、この本です!(笑)」

――逆に、CMの仕事が芸人として役立っていることは?

「知り合いが増えましたね。新人賞を獲ると入れるTCC(東京コピーライターズクラブ)の同期が20人くらいいて、年1回会合があるんですよ。その幹事を決めるのに、名前を伏せて大喜利で決めようということになって、僕が優勝して幹事になりました。人生で幹事なんてやったことないんですけど、年に1回忘年会をやるようになって、友達が増えました(笑)。この年になって別の世界の話をきくと、すごく面白いんですよ。この十何年、芸人としかほとんどしゃべってなかったんで。新しい風が入ったというか」
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――五明さんの著書は広告業界の人にとってはもちろんバイブルですが、そうじゃない人にとっても仕事をする上、生きていく上でのヒントになるような本ですよね。

「みなさん、そう言ってくれます。広告業界じゃないところで働いている人も、『これ広告の人に向けた本じゃないですよ。普通に働いている人にも刺さる本じゃないですか』と。group_inouのimaiさんというミュージシャンの方と仲がよくて月一でトークライブもやってるんですが、さっきのアーカイブをためるという話では音楽も同じで『過去の作品やパターンをため込んで、自分のとミックスさせたら新しいものができる』とおっしゃってましたね。『刺さる言葉の作り方』の本ですが、実は『どうすれば仕事が上手にできるか』、そういう本なんじゃないかなと...僕は思いました、みんなの意見を聞いて(笑)」

――第一線で活躍されている方々も、それぞれ違ったスタイルで成功されてますもんね。

「篠原さんは体育会系ですし、澤本さんはとにかくアーカイブをためて、逆に過去のものは見ないという意見もあって、いろんな方いらっしゃいますから。対談させていただいた7名の方で自分はどのタイプなんだろうと照らし合わせながら読むと面白いですよね。そうすると、僕が印象に残った言葉を綴った"肝に銘じます"がより刺さるんじゃないかなと」

――尾形さんは、コピーは"あるある"だとおっしゃっていましたよね。その感覚は芸人さんに通じるものがあるのでは?

「尾形さんのルミネのコピーは、女子あるあるですよね。あるあるネタって、僕はお客さんが構えるど真ん中よりも、アウトコース低めギリギリいっぱいにバーンと入るのが気持ちいいのかなと思ったら、尾形さん的には、ボールを受けるためにちょっと手を動かしたところが一番気持ちいいと。受け手側もちょっと自分で考えたいんだとおっしゃってて、なるほどなと思いましたね。僕はストライクゾーンの中でやってましたけど、そうじゃないんだって。ボール球を振らせるっていうことなんですよね」

――あるあるネタもそうですし、尾形さんは東野幸治さんのようにMCがうまい人は優秀なコピーライターになれるとおっしゃってましたし、やはり芸人さんとは近いものがあるんですね。

「だからずっと澤本さんに、コント書いてくださいっていってるんですけど。書いてくれないですね」

――今回は課題でクリエイターの方々からダメ出しされましたが、逆にクリエイターの方が書いたコントに五明さんがダメ出しするのはいかがですか?

「『キングオブコント』優勝したら、お願いしてみます。ダメだしできるような賞を取ってから。絶対やっていただけないですよね(笑)」

――CMの仕事を始める前と後では、広告業界に対するイメージが変わりましたか?

「イメージとか全くなかったですね。興味がなかったというわけじゃないんですけど。柏市の実家から通っていた時、新宿まで1時間くらいの電車の中で東京ガスの感動するCMを見て涙を流してストレス解消するという時期があったんですよ。お父さんのチャーハン編と、お母さんのお弁当箱編、ぜひ見てほしいです。でも、別にCM業界に入りたいとか、CM作りたいというのはなかったです。それがまさか、その会社で最初にCMをやることになるとは...その時の五明拓弥は知る由もなかった」

――やっぱり、そういう感動できるCMを作りたいですか?

「面白い方がいいですよね、やるんだったら。面白くてホロッとか」

――著書では又吉直樹さんとも対談されていますが、芸人としてだけではなく作家としても活躍される又吉さんの存在も刺激になったんですか?

「もう芥川賞ですから刺激とかのレベルじゃないですよね。又吉さんはガッツがすごいんですよ。その忙しさで、これいつ書いてんのって。又吉さん主催の『絶景雑技団』というコントライブがあるんですが、全部新作コントで。いつ書いてるのか聞いたら、寝てないって言ってましたね。好きなことに対してのガッツあります。すごいですよ、又吉さんは」

――五明さんも、好きなことにはガッツで挑むタイプですか?

「お仕事がある時は死ぬほど考えますけど、終わったらもぬけの殻になるんで。勘が鈍らないよう、常に絶やさないでいたいですね」
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――著書でいろんな方と対談されて、どんなことを感じられました?

「CMのお仕事に入れていただいたんですが、やればやるほど芸人を大切にしなきゃなと思いました。軸は芸人だと。そっちを全力でやっても、本業でやってる方たちには絶対に勝てないですから。やっぱり芸人の脳みそでやることが、ちょっと面白がっていただけている状態だと思っているので、芸人は絶対におろそかにしたらダメだなと自覚しました。二つの根を張るんじゃなくて、芸人でちゃんと根を張って、CMのお仕事は枝でやるのがいいのかなと。根は幕張イオンモール劇場に張ってます」

――今後の芸人としての活動は?

「『キングオブコント』にむけて微調整している段階ですね」

――CMの仕事での展望は?

「ドア全開でまっていますので、お仕事お待ちしております。ラジオCMが面白くて、もっとやりたいですね。自分が作ったものと、自分がやりたい人とできて、それが世の中に流れるのは、なんかワクワクします。劇場はお金払ってそれが好きな人が見に来るところで、CMは意識してない人にも目や耳に入ってきたりするもの。新しい感覚で楽しかったですし、普段しないのにエゴサーチとかしちゃいました。『ラフォーレ原宿』のCMのことをTwitterでつぶやいてくれた人をリツイートしたら、『これ五明さんなんですか? 学生の頃、ライブ通ってました』って返事が来て。当時、学生だった人が劇場から羽ばたいていって、何年か経って社会人となって、また別の形で触れ合うってうのはステキなことだなと思いましたね」

――では最後に、著書『全米は泣かない。』のキャッチコピーをつけるとしたら?

「全米は泣かない。~ダメ出しで五明は泣いた~でお願いします」
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五明拓弥著『全米は泣かない。』
単行本(ソフトカバー): 340ページ
出版社: あさ出版
1,620円(税込)

芸人で初めてTCC新人賞を受賞した五明拓弥が、ソフトバンバンクモバイル「白戸家シリーズ」、au「三太郎シリーズ」、TSUBAKI「日本の女性は、美しい。」、LUMINE「試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。」、ビタミン炭酸MATCH「青春がないのも、青春だ。」などを生み出した名だたるコピーライター・CMプランナーに聞いた。
・「人の心を動かす言葉」はどうやったら作れるようになるんですか?
・一流のクリエイターになるためにがどんな訓練が必要なんですか?
・アイディアが出てこない時、どうしているんですか?
・SNSで世の中に広がりやすい言葉って?
巻末には、【特別対談】『又吉直樹はどのように小説を書いて、どのようにネタを作っているのか?』を収録!
広告業界のトップを走る人たちの思考法がこの1冊に詰まっています。是非ご一読を!
【書籍情報】
『全米は、泣かない。』 五明拓弥(芸人)
× 澤本嘉光 (CMプランナー)
× 篠原誠 (CMプランナー)
× 谷山雅計 (コピーライター)
× 尾形真理子 (コピーライター)
× 福部明浩 (クリエイティブディレクター)
× 関根忠郎 (映画惹句師)
× 又吉直樹 (芸人)


■著者プロフィール
五明拓弥(ごめい・たくや)
1981年千葉県出身。
2000年に東京NSCに6期生として入学。
2005年に遠山大輔、佐藤大と共に、お笑いトリオ「グランジ」を結成。
東京ガスのラジオCMを機に広告制作に携わるようになり、同作で2016年度TCC新人賞を受賞。
受賞歴に第45回フジサンケイグループ広告大賞・メディア部門ラジオ最優秀賞、第11回ニッポン放送CMグランプリ、ACC TOKYO CREATIVITY AWARDSなどがある。



【グランジ】

「よしもとあおぞら花月×みんわらウィーク」~九州豪雨被災地で、地元芸人が手作りベンチを寄贈~

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九州北部の豪雨から一年、未だ災害の爪痕が大きく残る福岡県朝倉市。恒例となった仮設住宅の慰問ライヴ「あおぞら花月」は、今回"笑いの日"でもある「8月8日」に行うということもあり、被災者にスペシャル・プレゼントを用意することに!
リーダーを務めるのは福岡よしもとの「高田課長」。彼からプレゼント・ミッションの任命を受けたのは、同じ福岡よしもとに所属するトリオ芸人「だんごばーな」、福岡県住みます芸人の「ぶんぶん丸」と「マサル」の6名。朝倉郡杷木にある仮設住宅に集結し、今なお不自由に暮らす被災者のみなさんに "笑い"と"プレゼント"を届けました。
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この日は、地元福岡では"木工芸人"としてすっかりお馴染みとなった高田課長を中心に、みんなで仮設住宅の広場に置くお手製のベンチを作ることに。
図面作成から、資材の仕入れ、切断、寸法、組立、塗装まで、すべてイチから自分たちの手で行うとあって、「今日はとくに手先の器用な若手を引き連れて来ました」と高田課長。選び抜かれた先鋭たちが呼ばれました。
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到着した7人は、まず資材と自前の工具の積み下ろしに取り掛かり、高田課長から飛ぶ作業と配置の指示に従って、各自持ち場へ。スムーズに作業に取り掛かるメンバーの姿は、まるで職人さんです。
一週間前から図面制作、お金の計算、試作品作り、またレンタカーを借りてホームセンターで資材を購入するところから準備がスタート。現場での本格的な作業に仮設住宅の住民たちも"本職"の人と勘違いしているようすです。
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黙々と作業に勤しみ、華麗なチームワークで順調に制作すること4時間。予想以上のスピードでベンチは完成しました!

塗装を担当したのは、高田課長から「塗装と言えばこの人でしょう」と指名を受けた、だんごばーなのジャガ。仕上がりの印象を左右する重要な仕事です。「"塗装と言えば?"は初耳ですけど(笑)、仮設住宅の色合いにもしっくりきた感じに出来上がって良かったです。けど、これ見てください!この腕と靴についたシミ、洗っても落ちないんですよ〜(泣)」と泣き顔のジャガ。丹精込めて二度塗りを施したベンチは、明るめのブラウンで、仮設住宅のブラックともモダンに溶け込み、高田課長からも太鼓判! すると一瞬で笑顔になったのでした。
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「ノーミスの仕上がりでしたね」と、同じく高田課長から仕事ぶりを評価されたのは、寸法と塗装補助を担当したぶんぶん丸の山田直樹。九大理学部地球惑星科学科出身のマネージャーが書いたという図面に合わせて寸法を測り、線を引く、繊細で緻密な仕事をやりきりました。「僕、大学で製図とか作っていたんです。元博多織のデザイナーという経歴も生かせたと思います!」と、胸を張り、達成感いっぱいの表情です。

「だんごばーな」のまるおは、座り心地を決定づけるヤスリを担当。「これが意外と大事な工程なんですよ!トゲとかで怪我をしないように、座面はすべて削っています。手を抜こうと思えばいくらでも抜けちゃう作業なんですけど、全力で思いを込めました。板も、心のバリも丸くするまるおです」と、上手くまとめてみせたまるおでした。
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また、ぶんぶん丸の池田義之は、いろんなシーンで重宝されていた存在。「僕はみんなが"ここ押さえてくれ!"ってところを押さえる、"押さえ芸人"として頑張りました(笑)。あと、指示を円滑に伝え回るという重要な役割も担いましたね」と、感慨深げに説明。高田課長を含むメンバーもその頑張りに納得したようすで頷きます。
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そして、「現場助監督」と紹介を受けたのは、誰よりも衣装がこの場に合っていたマサルさん。「本場の衣装ですけど、本当に汚れて演出に深みが増しました(笑)。角を取る面取りを担当しましたが、ふだんは解体が専門なんで、あと10分後には全部バラしますね」と言い放ったマサルは、間髪入れずに総ツッコミを入れられていました。

ラストはだんごばーなのジョージ。「残る工程は何だったっけ?」とみんなが考えていると、「僕はみんなに冷たいアクエリアスを提供するという担当でした」と、これまた達成感に満ちた表情で語るジョージ。
すると、「確かにメチャクチャ大事だった!とくに、出すタイミングが絶妙。そこ良かった〜!」と、その頑張りに大絶賛。予想以上の賛辞に照れるジョージは、手応えを噛み締めていました。実は、資材のカット工程で、工具の歯の寸法も考慮した職人並の手際に、高田課長から感心されていた彼。さりげなく、これまでの経験で培った腕前を発揮していました。
以上すべての工程に関わり、統括した高田課長は、ベンチ制作において自身がもっているDIY知識を集約させて制作。「ジャガとぶんぶん丸が腐食剤を二度塗りしたから撥水加工があるし、軽く持ち運べる素材を使っていたり、あと座ったり、立ち上がるのに、一番ラクだと言われている高さにしました。
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それに一番は、被災地という場だからこそ、円に配置できるようにしたくて今回の六角形になる形を採用しました。人と話す時にはやっぱり顔を合わせた方がいいし、コミュケーションが自然と取れるようなシチュエーションを作ることができればなって」(高田課長)。向かい合っても近すぎず、遠すぎず、ほどよい距離感が心地いい六角形。広げて円を大きくすることや、並び変えて縦長に配置することも可能で、簡単に配置替えができるのもこだわりのポイントだとか。趣味を突き詰めた"木工芸人"としての手腕が光ります。
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これには住民たちも大喜び!「実用性があるので、本当に助かりますね。花火とかバーベキューする時や、今日みたいなイベントの時なんかにも便利ですよ」と満面の笑み。さっそく座って感触を確かめたら、記念撮影です。実は、芸人だけで黙々と作業していたこともあり、喜んでもらえるか少し不安がっていた芸人たち。住民からの「ありがとうございました!」の大合唱をもらい、安堵したようです。
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また、この日一番の目玉でもあるネタ見せも大盛り上がり! お客さんと会話を進めながら一発芸を繰り出すマサルさん、得意の似顔絵を披露して拍手喝さいをもらったぶんぶん丸、風船芸でお客さんとの掛け合いを楽しんだだんごばーなと、ノンストップでネタリレー。
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お客さんとの距離を縮めたところで、今度は高田課長の仕切りの下、お客さんと芸人が一緒になってジェスチャーゲームをする展開に。
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「トイレをがまんするウルトラマン」にトライした85歳のおじいさん、「盆踊りするゴリラ」で芸人並のインパクトを残してくれた男性など、ユーモアのある楽しい掛け合いで、お客さんと笑顔溢れる時間を過ごしました。
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すると、あっという間にお別れの時刻となり、高田課長より改めて挨拶です。「水害から1年が経ちました。微力ながら少しでも皆さんに元気になってもらおうと、いろいろ考えてベンチを作りました。ぜひ、円になってお話をしながらまた元気になってもらいたいと思います。長く使ってもらえたら嬉しいです。これからも頑張ってください!今日は本当にありがとうございました」(高田課長)。
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炎天下の中、汗水垂らしてゼロからの制作したプレゼント。気持ちを込めて作ったイスは、さっそくみんなが集まる仮設住宅の憩いの場に置かれました。
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住民たちの屈託のない笑顔で、今回もたくさんのエネルギーをもらった一行。復興はまだ道半ばである上、ゲリラ豪雨や、台風のシーズンも重なり、依然油断ができない状況が続いています。これからも福岡よしもとは、被災地に出向き、継続的な活動を続けて行く予定です。


【高田課長】【ぶんぶん丸】【マサル】【だんごばーな】

2018年8月 8日 (水)

エハラ&須藤凜々花が全国の地酒に舌鼓! 『47都道府県&アジア住みます芸人笑いの日スペシャル笑いでつなぐ!ご当地自慢 生配信リレー』

8月8日(水)、『47都道府県&アジア住みます芸人笑いの日スペシャル笑いでつなぐ!ご当地自慢 生配信リレー』が、福島県郡山市の福島よしもと特設スタジオから生配信されました。

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8月8日を『笑いの日』と銘打って、全国47都道府県とアジア6地域で、住みます芸人と地域連携によるお笑いイベント『@ほーむ寄席(あっとホームよせ)』を一斉に実施(千葉県の『@ほーむ寄席』は台風の影響で中止となりました)。
また、今年は西日本を中心とした豪雨災害被災地に向けた募金活動も全国の開催地で行っており、被災地へのエールを全国から送ります。


その模様を福島よしもとから生中継でつなぎ、配信を通して各地の盛り上がりを伝えたのが、今回の企画で、MCは福島県住みます芸人のぺんぎんナッツ(いなのこうすけ、中村陽介)が務め、ゲストに三瓶、エハラマサヒロ、須藤凜々花もかけつけました。

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配信がスタートすると、元気よくぺんぎんナッツが挨拶をし、ゲストとのアイドリングトークへ。
エハラは、同期のぺんぎんナッツをいじりつつ、「北斗晶でーす」とさっそくものまねで笑いを誘うと、今年から活動の拠点を故郷の福島へと移した三瓶は、初の福島来訪という須藤凜々花から、オススメスポットを訊かれるも「おいおいね」と濁し、全員からツッコミを受けます。


今回は、各地のご当地イチオシ地酒自慢も行われるということで、まずは福島県から、全米日本酒歓評会で6年連続金賞受賞している奥の松酒造の『あだたら大吟醸』を紹介し、赤ワインが好きという須藤は、試飲すると「フルーティーでめちゃめちゃ飲みやすい!」と絶賛。

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ここからは各地と中継をつなぎ、まずはタイからペナルティ、あっぱれコイズミ、はなずみ、Tの極みが出演。
ペナルティは、今年で30周年を迎える日本の海外支援活動「草の根無償」の大使として訪れており、ワッキーは「僕が一番笑いを取っています」とカメラに変顔でアピールします。

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続いて、大阪府大阪市から、たいぞう、田津原理音、イワタアキラ、今年で3回目となる『みんわらウィーク』開催中の北海道札幌市から、桂三段、熊本県八代市から、もっこすファイヤー、東京都葛飾区からムーディ勝山、石川ことみ、キャベツ確認中、スカチャン、静岡県沼津市から、ちゅ~りっぷ、ヌマンズ原がそれぞれイベントの様子と自慢の地酒を紹介。


全国各地を営業で巡っているエハラは、お酒だけでなく、中継先の住みます芸人にも精通しており、キャベツ確認中・しまぞうZによる錦織圭選手のものまねや、「チョイチョイ!」(もっこすファイヤー・のりを)、「沼津サイコー!」(ヌマンズ原)といったギャグを本人がやる前にやってしまうくだりで沸かせます。

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後半最初の中継先は、ベトナムのダブルウィッシュで、現地の方と「合わせましょう」「せんだみつおゲーム」といったゲームを楽しんだそうで、次のインドネシアからは、ザ・スリー・そこらへん元気、アキラコンチネンタルフィーバーが、みんなで作ったというキャラ弁を自慢しました。

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続いて、岡山県真庭市から、江西あきよし、香川県丸亀市から、風亀丸いわしてんぐ、まるがめくん、新潟県新潟市から大谷哲也、いっすねー!山脇、沖縄県那覇市から、ありんくりんがそれぞれ出演。
江西あきよしは「エニシングOK!」を連発し、風亀丸いわしてんぐは、ひょっこりはんに寄せた風貌で「のっかりはん」だと自白し、スタジオを爆笑させます。

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国内外の12ヶ所と中継を結びながら、現地のお酒を楽しんだ須藤は、お気に入りのお酒を訊かれると、最後に飲んだ沖縄の「琉球バブルコーラ」を挙げ、「大量に買って帰りたい」と惚れ込んだ様子。
一方エハラは、タイの「シンハービール」を挙げ、「どこも特産物に合ったお酒の作り方をしている」と力説しました。

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エンディングでは、ぺんぎんナッツ・中村が改めて福島をアピールし、須藤は「福島に来られてうれしいです...ナイキ!」と、いっすねー!山脇から伝授されたギャグをさっそく披露し、拍手喝采。

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大盛り上がりのまま配信終了を迎えました。

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【ぺんぎんナッツ】【三瓶】【エハラマサヒロ】

ツートライブ、アンリミテッドプリパレーション、雷鳴、ラプトルズ、福人、アンビシャスがポストよしもとで『24区住みます芸人 活動報告会』を開催!

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8月7日(火)、ポストよしもとで『24区住みます芸人 活動報告会』が行われました。2017年11月より始まった「大阪市24区地域活性化プロジェクト」。「大阪市24区の住みます芸人」は、各区の地域活性化に貢献すべく、お祭りやイベントなどに参加して盛り上げています。

今回は、西区のツートライブがMCで登場。そして東淀川区の福人(ふくんちゅ)、住之江区の雷鳴、鶴見区のラプトルズ、東住吉区のアンビシャス、城東区のアンリミテッドプリパレーションが日ごろの活動を報告しました。

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まずは活動報告から。住みます芸人として月平均3~4回稼働しているという出演メンバーですが、住之江区の雷鳴だけは月10数回と突出して活動回数が多く、運動会の玉入れ競争で使用する玉を入れる棒を支える仕事など、様々な仕事を経験してきました。「いろんなことがありますが、楽しいです」と口をそろえるふたり。

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アンリミテッドプリパレーションは、芸歴1年目にして地元の成人式で30分のステージを任されたそうで、かなり苦戦をした思い出を。「1年目でもいい経験している」とツートライブ・周平魂が言うと、「マラソンも出場した」と黒澤。相方の樋口はフルマラソンを3時間半で走るという逸材ゆえ出場することになったのですが、当日樋口はインフルエンザに罹患し、休み。黒澤が急遽走ることになりました。

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「子ども相手に苦戦している」と明かしたのはラプトルズ。子育てをする環境が整っているという鶴見区は子どもの人数も多く、子どもたちを対象にしたイベントに呼ばれることが多いふたり。ラプトルズ・たなべは「子どももルックスで差をつけてくる」と悲痛な叫びを。人気lが引本ばかりに集中するそうですが、エピソードトーク中のたなべの言葉選びにツートライブをはじめ、出演メンバーからダメ出しが。「その気持ち悪さを子どもたちは気づいている」と意見が一致しました。

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アンビシャスは中学校の朝礼に参加した日のエピソードを。朝7時過ぎから正門に立ち、朝の挨拶運動をしました。「おもしろくしてほしい」というリクエストに応え、白塗りで現れたアンビシャス・森山ですが、「おもしろさの意味をはき違えていました」と反省の弁を。ですが、学校で漫才をしたときは「何がウケるか策を練った」とたかし。学校の先生の物まねをしたところ大好評だったそうです。なんばグランド花月で口上師をしているたかし、「NGK前で、訪れた中学の卒業生が声をかけてくれて、すごくうれしかったです」と声を弾ませました。

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「苛酷すぎるかけもち仕事があった」と振り返ったのは福人。3月4日に行われた「淀川 寛平マラソン2018」の駅伝に出場した福人は、10キロ区間を担当することに。そして、その後に東淀川区で住みます芸人の仕事も入っていましたが、その仕事に間に合わせるためには1キロを6分で走らなければならないことが判明。しかも当日、行ってみると10キロではなく12キロだということも分かり、なんとか時間内に走り終えて住みます芸人の仕事現場へと駆け付けたそう。そこでは白組と紅組に分かれて、お互いが向かい合っている状態。組と組の間は広く離れており、「その間で30分間、漫談したことが一番苛酷でした」。なお、7時間のカラオケ大会の司会の仕事もあったとかで、「ほんま、いろんな仕事があるなぁ!」とツートライブ・たかのり、区によって全く異なる現場に感心した様子でした。

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「住みます芸人あるある」では、真っ先に「灼熱の中で漫才した後、熱燗を飲まされる」とアンビシャス・森山。「お酒を飲む仕事はさすがにない!」とツートライブ・たかのり、「ないない」認定でした。

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アンリミテッドプリパレーション・樋口は「あるある」を言うかと思いきや、所有している19の資格について話しはじめ、ツートライブが「それは今いいです」と速攻で却下。言いたかったのは「交通安全意識が高まる」というあるあるで、「子どもたちに見られることが増えたから、気にするようになった」とツートライブ・周平魂も賛同。ツートライブ・たかのりも「喫煙マナーもより意識するようにもなった」そう。子どもたちの前に立つことが増えたという24区住みます芸人たち。最後にラプトルズが子どもたちの心をばっちり掴む歌ネタを披露し、「ぜひ参考にしてください!」とシェアしていました。

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最後は「ガチンコ人気投票」を。お客様に誰を観に来られたかお一人1組投票してもらい、一番投票数が少なかったコンビが「闘魂」を注入されます。しかも、その後に担当の区のいいところをアピールします。結果、ラプトルズが最下位となり、たなべがツートライブ・周平魂にビンタを食らうことになりました。ビンタの後たなべは「映画館以外のレジャー施設がすべてあります!」とアピールしたものの、「映画はありません」という言い方がネガティブだということで、引本がアンビシャス・たかしのケツキックを受けることに。たかしの強烈なキックを受けたものの、リクエスト通りの笑顔で「『つるりっぷ』というかわいいマスコットキャラクターがいます!」とアピールしました。

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24区住みます芸人は、今後も大阪市の各区で地域活性のお手伝いをしてまいります。ぜひ応援してください!

【ツートライブ】【アンリミテッドプリパレーション】【雷鳴】【ラプトルズ】【福人】【アンビシャス】

早くも追加公演が決定?!「プラス・マイナスがM-1ラストイヤーにはじめての全国ツアーするねんてツアー」沖縄公演

8月4日(土)、よしもと沖縄花月で「プラス・マイナスがM-1ラストイヤーにはじめての全国ツアーするねんてツアー」が開催されました。プラス・マイナスにとって初の単独ツアー、しかも沖縄がスタートの開催地という事で、会場には多くのファンが詰め掛けました。

軽快な音楽と共に幕が開けると、客席からは早速の歓声。岩橋は「いやー、両親がハネムーンで沖縄に来とったからね、懐かしいわぁ」と挨拶すると、兼光から「覚えてるわけないやろ」と返されます。

以前、沖縄花月が入居していた国際通りのハピナハがオープンしたとき、立ち上げ芸人をやっていたプラス・マイナス。月1回、1週間沖縄に来ていた岩橋は、「こっちの後輩とかと海行ったり釣りしたり楽しかったわ~」と振り返ると、兼光が「うちらただ遊んでるみたいやんか!」と斬り捨て、普段のボケツッコミ役とは逆の受け答えでファンサービス。自己紹介する間もなく、ハイペースに笑いを重ねます。

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今回のツアーが初の単独全国ツアーであること、しかも沖縄が初日の開催地だと説明すると、観客のボルテージはさらに上がり大きな拍手が起こります。「『なんでツアーやらへんの?成長するよ』って今までいろんな先輩方に言われてて、やっと開催する運びになりました。ツアーで鍛えつつM-1までにネタをもみたい」という岩橋の言葉に、急に自己紹介に入る兼光。しかも「どーも、トータルテンボスです」と急に大村のモノマネをはじめたため、岩橋が「こいつどんな人のマネでもしよるから...、天才ですよ!なぜ売れぬ!!」と1人感動1人ツッコミをし、さらに観客を笑いに誘っていました。

ネタが始まる前に十分にあたたまった会場で、ネタのトップを飾ったのは「コンビニ」。兼光がコンビニの店員、岩橋が客の役を務めます。随所随所におきなわ倶楽部(沖縄県内の情報誌)や、2000円札など、沖縄のご当地ネタを盛り込み、地元の観客を喜ばせます。

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続いて披露されたのは「時代劇」。時代劇が大好きで名シーンを再現したい岩橋と、見事なボケで全く再現させようとしない兼光のテンポ良い掛け合いに会場の笑いは止まりません。

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3本目のネタでは登場BGMが急に途切れるハプニングに見舞われますが、途切れたことすら笑いに変えつつネタをスタート。「引越しの挨拶」をテーマに、リズミカルなボケツッコミの掛け合いで観客を笑い続けさせていました。

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続く4本目ではステージに登壇するや否や兼光が「クロちゃんです!」とモノマネを開始。岩橋が「新ネタですか?」と冷静にツッコんだ後、「小学校の避難訓練に来た消防士と子供たち」をテーマにネタを披露します。しかし、ネタ後半、ボケすぎてまとまらなくなってきて、兼光が「責任とってモノマネで締めるわ」と、ドラゴンボールのフリーザのモノマネを披露。思わず岩橋が「上手っ!」と声を上げるほどのクオリティの高さに観客も納得していました。

その他、転校生と街づくりのネタなど合計6本の漫才を披露しました。


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全てのネタが終わった後のエンディングでは、2人そろって「みんなあったかいですねー、ありがとう」と観客に感謝を伝えます。その後、岩橋が「俺、連続でネタやるのきついわー」と自分のクセについて語り、「クセが出過ぎるとテンポが速くなって、5分半のはずが2分半で終わることがある」ことを明かします。「だから俺達、逆算して『何本できる』っていうのがわからへんから、2人で『12本いけるなー!』って絶対できひん本数ネタ用意してて。6本で終わったなぁ」と笑いながら話すと、つられて会場も大笑い。

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そこで岩橋がたたみ込むように、「今まで単独ライブをやったことのない場所ではベストネタ、単独をしたことがある場所では全部新ネタをやろうと思ってて。沖縄、あと6本ネタが残ってるから、追加公演やりたい」と話し、観客からは大きな拍手が上がります。

「じゃぁ、今日来たお客さんが全員来てくれるって言うなら、よしもとの人も考えてくれると思うから、追加公演やるなら絶対来るよ、って人は手を挙げてください!」と緊急アンケートを開始。もちろん全員の手が挙がり、岩橋が「じゃ、絶対来てよ!追加公演やってくださいって話ししてみるから、(日程が)決まったら仕事休んででも来てよ!」と念押し。

「仕事休んでまで来られたら、俺達ネタのレベルもっと上げないといけなくなるやん」と兼光がやんわりたしなめたのですが、その言葉にまた観客は大盛り上がりで、ツアー初日にふさわしい1時間となりました。

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公演が終わった後も、会場の外でグッズにサインしたり、一緒に写真を撮ったりと2人はファンとのグリーティングを行いました。会場前にはしばらく長蛇の列ができ、「プラス・マイナスがM-1ラストイヤーにはじめての全国ツアーするねんてツアー」初日は熱気冷めやらぬまま幕を下ろしました。

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【プラス・マイナス】

HAIR TONIC 2018~MUSIC SUMMER FES~最終アーティスト&出演ゲスト決定!

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2018年8月18日(土)よしもと幕張イオンモール劇場にてトレンディエンジェル斎藤主催の夏フェス「HAIR TONIC 2018~MUSIC SUMMER FES~」が開催されます。
この度、最終アーティスト 「グレイテスト・頭皮マン」 の出演が決定いたしました。
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また、ゲストには、にゃんこスター、クマムシ、ジョイマン、おばたのお兄さん、EXITなど、豪華メンバーが出演いたします。ぜひ夏を体感しに劇場に足をお運びください!

<公演概要>
トレンディエンジェル「HAIR TONIC 2018~MUSIC SUMMER FES~」
日時:8/18(土)17:30開場/ 18:00開演/ 20:00終演
場所:よしもと幕張イオンモール劇場
出演:トレンディエンジェル斎藤、芦田マネージャー、げんき~ず・元気☆たつや、イチキップリン、ありがとう細野、御茶ノ水男子 しいはしジャスタウェイ、スカチャン ヤジマリー。、光永、スクールゾーン橋本、ラフレクラン きょん、にゃんこスター(ワタナベエンターテインメント)あさいタワー、ビスケッティ 佐竹、やわら りゅうたろう、こりゃめでてーな 伊藤、セブンbyセブン 玉城、ジョイマン、ですよ。、ゆったり感 中村、ななまがり 森下、クマムシ(ワタナベエンターテインメント)、ガーリィレコード、おばたのお兄さん、8.6秒バズーカー、EXIT、ヲーターボーイズ(トレンディエンジェル たかし、ボンざわーるど、LLR伊藤、井下好井 井下、スパイシー坊や)、エスファイブ(SHUプロモーション)、インポッシブル蛭川、ベン山形、ツクロークン、水牛、3時のヒロイン ゆめっち、コリアンモンスター オッパ、ピーチク坂46
【MC】トレンディエンジェルたかし、スパイク and more
チケット: 前売り4,500円/ 当日5,000円
https://ty.funity.jp/ticket/show/page?clientid=yoshimoto&show=M318081818&sno=2&skb=1&showno=1

ジャルジャル、オール新作のコントで全国ツアー「JARU JARU TOWER 2018」開催決定!

ジャルジャルの全国ツアー「JARU JARU TOWER 2018」の開催が決定しました。
結成15年の節目の年となる2018年の単独ライブは、オール新作のコントで、10月8日(月・祝)名古屋 東建ホール・丸の内を皮切りに全国4都市、7公演を行います。
本人たちが1年の中で、最も大切にしている単独ライブにご期待下さい。
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ジャルジャル 本人コメント
<後藤淳平>
僕たちの本業とも言えるコントをたくさんの方に観てもらいたい!そして楽しんでもらいたい! その一心で今年もツアーをやらせていただきます。
皆さま!今年の秋は是非ジャルジャルと一緒にジャルりましょう!!

<福徳秀介>
ジャルジャルが全国でジャルりまくります!ジャルってジャルってジャルりまくります!
ライブ後はお客さんに「ジャルり過ぎやろ!」と言われるほどにジャルります!
あー!早くジャルりてぇー!
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■公演スケジュール
『JARU JARU TOWER 2018 』
名古屋:10月08日(月・祝) 会場:東建ホール
開場18:00 開演18:30
大阪:会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
10月13日(土)
①開場13:00 開演13:30
②開場18:00 開演18:30
福岡:会場:エルガーラ大ホール
10月27日(土) 開場18:00 開演18:30
東京:会場:ルミネtheよしもと
11月02日(金) 開場18:30 開演19:00
11月03日(土) 開場18:30 開演19:00
11月04日(日) 開場18:30 開演19:00

■チケット情報 http://yoshimoto.funity.jp/
全席指定:前売5,000円 / 当日6,000円 ※未就学児は入場不可
◆チケットよしもと先行発売 予約受付期間:8月11日(土)11:00 ~ 8月13日(月)11:00
◆一般発売:8月18日(土)10:00~
<チケットのご予約・お問合せ>
チケットよしもと予約問合せダイヤル 0570-550-100(24時間受付 ※お問合せは10:00~19:00)



【ジャルジャル】

fumika 7th Digitalシングル『secret base ~君がくれたもの~』LINE MUSICで独占先行配信スタート!!

fumikaが、「人生の節々を彩るアニバーサリーをうたう。」をコンセプトに名曲カバープロジェクトを2018年5月よりスタートし、第7弾となるZONE『secret base~君がくれたもの~』のカヴァー曲を本日配信開始しました!
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第一弾は、かりゆし58の不朽の名作『アンマー』 第二弾は、いきものががかりの国民的ヒット曲『ありがとう』 第三弾は、Rake 『100万回の「I love you」、第四弾は、秦基博『鱗』、第五弾は、TEEのロングセラーヒット曲『ベイビー・アイラブユー』、第六弾は、2015年のヒットソングで、今や夏の代表曲にもなった『海の声』をカヴァー。

そして、第七弾となる今回は、ZONEの名曲『secret base~君がくれたもの~』です。
夏といえばこの名曲。瑞々しい夏の思い出をグルーヴィーなバンドサウンドでリバイバルしました。fumikaのエイジレスな声色が、少女と大人の間、その曖昧さを彷彿させ、曲のストーリーを絶妙に再昇華させました。
夏の帰り道、大切な人と一緒に聴きたい一曲です。

<商品概要>
■ 配信日:2018年8月8日(水)
■ アーティスト名:fumika
■ タイトル:『secret base~君がくれたもの~』
■ 作詞/作曲 : 町田紀彦 編曲 : クニ杉本
■ 発売元:よしもとミュージック・エンタテインメント
配信スケジュール
8月08日(水)LINE MUSIC 独占先行配信スタート
8月22日(水)各ダウンロードサービス、各聴き放題サービスにて配信スタート
(iTunes、レコチョクなど、聴き放題サービス..dヒッツ、AWA、KKBOX等)

<fumikaプロフィール>
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福岡県早良区出身。
2011年ソニー・ミュージックよりデビュー、映画「HAYABUSA-はやぶさ-」(竹内結子・西田敏行)の主題歌に大抜擢を受け「たいせつな光」をリリース。2014年、鉄拳「振り子」とのコラボレーションで話題になり、リリースした「Endless Road」は動画再生回数500万回再生を記録、ウエディングソングランキングの上位を軒並み獲得。現在もロングセールスを記録中。
その強い歌声には映像クリエイターや制作プロデューサーから熱烈な指名を受け、数々のドラマ主題歌、 CMソングなどをリリース。
イタリアでのフェスに出演した際は2000人の観衆を総立ちにさせその後台湾やポーランドでもコンサートを行うなど、海外での活躍も目覚しい。地元福岡国際会議場メインホールで行ったライブは大盛況で幕を閉じた。
「マツダオールスターゲーム2016」のヤフオク!ドームでは国歌独唱も披露。
www.fumika-official.net


ライブ情報
08/17・18 福岡『はかた夏まつり』 @福岡 JR博多駅前広場 (出演時間:17日 19:40~、18日 19:20~)
09/16 福岡『九州ゴスペルフェスティバル2018 in 博多』@福岡 JR博多駅前広場 (出演時間未定)