芸人たちの個性豊かなアート作品が多数登場!沖縄で「よしもと美術館」が開催
よしもと芸人・タレント41人が制作したアート作品、約150点が一堂に会する「よしもと美術館」が、4月15日(土)から沖縄県那覇市のHAPiNAHAでスタートしました。2016年に京都で開催した「どやさ! よしもと美術館」、2017年3月まで東京で開かれたサテライト展に続く沖縄での開催です。4月14日(金)にはプレス内覧会が行われ、芸人たちの作品がお披露目されました。
会場に入ってすぐ目に入るのは、芸人でありアートプランナーとして活動するおかけんたによるあいさつ文。それを皮切りに、個性豊かで独創的な芸人たちの渾身の作品が並びます。まず目を引くのはHG(レイザーラモン)による作品。現代美術家の村上隆氏の元で修業を積んだ腕前は確かなもので、見物客たちの目も釘付けです。その後もアート作品の本も出版している鰻和弘(銀シャリ)による作品や、実は絵がうまいと高評価を受けているしずちゃん(南海キャンディーズ)の絵画、旅先で描くというオール巨人の風景画など多彩な作品が並びます。
川島明(麒麟)のコーナーでは「ひと口サイズの不幸」と銘打った独創的な絵を展示。多数並ぶ作品の前では「これが好き」といった声や「これよく分かる」といった共感の声、思わず微笑んでしまう様子が伺えました。西森洋一(モンスターエンジン)のコーナーでは、「発想がすごい」「独特だね」といった驚きの声とともに人だかりができ、作品に見入る光景がありました。
沖縄芸人として唯一出品をした新垣諒二(オーシャン)は、来場者に対し直接説明を行い本展示会に対する思いをPRしました。地元沖縄で約1週間かけて仕上げた裏話や、作品にサインを書き忘れたことなどを語り、芸人ならではの語り口で場内を盛り上げました。
その他にも、いろいろな本の挿絵も担当するほどの腕前を持つネゴシックスの作品、キシモトマイと西野亮廣(キングコング)、ネゴシックスらの共作の展示も行われます。また、人一倍大きなサイズの油絵「ラケットを操る男」を出品したのは桂文枝。さらに、宮川花子のハンドメイドドレスや、筆ペンで墨絵を描く村上ショージの作品、2017年大阪府障がい者芸術・文化大使に就任したたいぞうの鮮やかな作品も並びます。月亭方正のコーナーでは、方正自身が作詞作曲した音楽が楽しめます。また、根強い人気を誇る鉄拳のパラパラ漫画が堪能できる映像コーナーも設置されています。
開催期間中には、出展芸人やタレントが参加するイベントの予定もあります。これらよしもと芸人たちの多彩な才能とアートが堪能できる「よしもと美術館」へぜひ足を運んでください。