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『美女と野獣』スペシャルトークショー&演奏付き試写会にかつみ♥さゆり登場!ベルになりきりピアノの腕前を披露

4月14日(金)、TOHOシネマズ西宮OSにて、『美女と野獣』スペシャルトークショー&演奏付き試写会が行われ、かつみ♥さゆりがゲストとして登壇しました。

『ハリー・ポッター』シリーズのハーマイオニー役で知られるエマ・ワトソンを主演に、ディズニーの名作『美女と野獣』をディズニーの手で完全実写化したこの作品。話題作だけあり、シアター内は満員の観客で埋め尽くされました。

司会者に呼び込まれたかつみ♥さゆりが登場すると、客席からは大きな拍手が。タキシード姿のかつみは、さゆりの手をとりしっかりエスコート。さゆりは主人公・ベル風の黄色いドレスをまとって、おなじみの「ボヨヨ〜ン!」で挨拶します。さゆりはアニメ版『美女と野獣』の大ファンで、自身の結婚披露宴でもお色直しに黄色いドレスを着て、同作のテーマ曲をピアノ演奏したそう。一方のかつみは「野獣というより執事みたいじゃない?」と笑わせます。

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映画本編を見るのはこれからですが、予告編を見ただけでテンションが上がったというふたり。さゆりは「あの世界が、本当に実写で繰り広げられていてビックリしました」。どう表現されるのか、いちばん楽しみにしているという『ひとりぼっちの晩餐会』のシーンも「予告編でチラっと映ってたんです!」。さらに「舞踏会のシーンもすごいスケール。女の子の夢ですよね!」と大興奮で、かつみも「一番華麗で一番豪華な映像!」とワクワクが止まらない様子でした。ちなみに主役のエマ・ワトソンについては、「浅田真央ちゃんじゃないけど、小っちゃい頃からずっと成長を見守ってきたので、『恋するようになったのね』と複雑な気持ち(笑)」だとか。

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また、映像以上にさゆりが注目しているのが音楽。曰く「今回は、新しい曲が3曲も増えている」そうで、「私がこの映画を大好きな理由は、やはりアラン・メンケンさんが手がける楽曲。冒頭の朝のシーン(『朝の風景』)からもう本当に素敵!」。止まりそうにないさゆりのおしゃべりに、かつみは「これから見はるから、あんまり言うたらアカンのちゃうか?」と、隣でハラハラし通しでした。

と、ここでもうひとつのお楽しみ、さゆりによるテーマ曲の生演奏です。『芸能界特技王決定戦 TEPPEN』でお茶の間を沸かせたピアノの腕で、披露宴以来21年ぶりという『美女と野獣』に挑戦します。さゆりがオリジナルアレンジをほどこしたという情感たっぷりの演奏に、客席はしばしうっとり...。

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弾き終えたをさゆりは、緊張がとけた反動か、思わず爆笑。客席からはもちろん、かつみからも「よかったよかった! さゆりちゃん!」と拍手を受け、「緊張したけど気持ちよかったです」とうれしそうに話していました。

最後は、「ディズニーさんは『知ってる話やし...』と思ってても、それを超える感動を必ずくれます!」(さゆり)、「きっと、あっという間の2時間10分だと思う。楽しんでください!」(かつみ)とそれぞれメッセージを。舞台を下りる直前には、足を踏み外して転びそうになったさゆりを、かつみがとっさに支えて事なきを得るひと幕も。野獣ならぬさすがの"騎士"ぶりを見せた夫に、さゆりは「うちの王子です♡」と満面の笑顔を見せていました。

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映画『美女と野獣』は、4月21日(金)より全国ロードショーです。



かつみ♥さゆり

2017年4月14日 (金)

千原ジュニア、新番組『おしゃべりオジサンと怒れる女』で共演の古舘さん、坂上さんとは「ジャンケンみたい」な関係!?

4月15日(土)スタートの新番組『おしゃべりオジサンと怒れる女』(テレビ東京系/毎週土曜23時55分~0時20分)の取材会が、4月14日(金)、テレビ東京内で行われ、古舘伊知郎さん、坂上忍さん、千原ジュニア(千原兄弟)が取材に応じました。

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タイトル通り、番組では、おしゃべりなオジサン3人と、その3人に聞いて欲しい"怒っている"ことがある女性ゲストとともにトークを展開。
初回は、たびたびSNSが炎上することに怒るカリスマブロガー・作家のはあちゅうさんを迎えます。


取材会では、まず、番組プロデューサーの伊藤隆行さんが「特に内容は、こうしてくださいとか一切言ってません。収録を2回やりましたけども、非常にくだらない番組となっています」と挨拶。

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次に司会進行を務める須黒清華アナウンサーの紹介を受けて、古舘伊知郎さん、坂上忍さん、千原ジュニアの3人が一同に介します。
2回の放送分の収録を終え、司会業から解放されたという古舘さんは「ここが『やすらぎの郷』なんですよ」と表現し、坂上さんも同様の様子。
そしてジュニアは「一番の下の立場でやる番組は、これだけなんですよ。だから非常に楽ですし、お二人に任せっきりなので、お二人の言葉を聞いてたら、結局、三人誰も仕事してないですよ(笑)」と笑みをこぼします。


初回収録後に行われたという食事会の話題では、坂上さんが「坂上さん」と呼ぶ古舘さんに「さん付け」をやめるようにお願いする一幕もあったとか。
その甲斐があって、今日から「忍ちゃん」と呼ばれるようになったそうですが、ジュニアに対しては「ジュニアさん」のままだそうで、古舘さん曰く「ジュニアと呼び捨てにするのはダメなんですよ。ドリー・ファンク・ジュニアとかぶるので」と往年のプロレスラーに敬意を表します。

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さらには、アナウンサー、報道の現場で、別け隔てなく「さん付け」していたためだと明かし、今後は「ジュニアちゃん」と呼ぶことを公約する古館さん。


実は、坂上さんも5年ほど前まで、年下の芸人にも「さん付け」で呼んでおり、ジュニアから「もう呼び捨てで呼んでください」とのお願いされてから改めたそうで、この巡り巡った状況にジュニアは「ボクは(2人を)さん付けで、ジャンケンみたい(笑)」と言い表して笑いを誘います。

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そのジュニアは、2回分のゲストがともに、自身が疎いSNSを駆使する女性だったため、「すごい世界がそこには広がっているんやなあ、といろんなことを教えてもらいながら、若干、狂った世界を垣間見させていただいて、楽しんでおります」と振り返り、古舘さんからは「ヤリマンとビッチの違いがよくわからなかった。すごい勉強になった」と第2回放送分の女性ゲストの見解に感心しきり。


今後来て欲しいゲストを訊かれると、ジュニアは「こういう番組に出ない方で、よくしゃべってキャラクターが立っている...籠池夫人ですね」との人選で、「会いたいなあ」(坂上)、「ここでキレて欲しいですね」(古舘)と2人も同調しました。

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会見でも「おしゃべりオジサン」ぶりを発揮する3人ですが、ジュニアによると、食事会の席、一番おしゃべりだという古舘さんがしゃべっている途中で、坂上さんは「ほなっ」と帰ったとのこと。
これを受けて、古舘さんは「ジュニアちゃんは、ちゃんと科学的な話と非科学的な話と両面好きなので、ワーッと話しても受け止めてくれる」とし、対照的に坂上さんは「途中でいやそうな顔で、マッコリ飲みながら、非科学嫌いなの。すごいハッキリしてるの」と不満を露わにします。
続けて古館さんは、この番組の収録を重ねていく過程で、「この人(坂上)を懐柔して、非科学話の仲間に入れてやる。結構燃えてます」との目標を掲げました。


なお、ナレーションは同局で放送された人気アニメ『けものフレンズ』でサーバル役を好演した尾崎由香さんが担当。
自身初のナレーションだそうで、こちらも注目です。

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【千原ジュニア】【千原兄弟】

「笑いなし、料理100%」宣言!"うまみ"を追求する男、ロバート・馬場による『バーミキュラを使った料理イベント』開催

4月12日(水)、愛知・松坂屋名古屋店本館6階アンテナプラス・リビングにて、ロバート馬場裕之による『バーミキュラを使った料理デモンストレーション&トークショー』が開催されました。
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このイベントは、昨年、馬場が出した「バーミキュラでシンプルごはん」という料理本にちなんで、バーミキュラを使った料理をお客さんの前で披露しながら、トークショーを行うという内容。
馬場が惚れ込んでいる「バーミキュラ」は今、巷で大評判の鍋。あまりの人気のため、何カ月も予約待ちになっているほどです。この鍋の良さに早くから目をつけていた馬場は、名古屋でレギュラー出演していた番組のロケで、鍋の製造元である愛知ドビー株式会社を訪問。そこで数ミリの世界にもこだわって、職人がひとつひとつ手作りで作られる「メイド・イン・ジャパン」の鋳物ホーロー鍋の良さを実感し、「バーミキュラ」×「馬場レシピ」をかけ合せた本の出版という流れになりました。
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今回は、実際にバーミキュラを使って本の中で紹介しているレシピ2品を調理するデモンストレーションを行いつつ料理に関するトークを行うとMCから説明があったのですが、馬場は「トークショーと言われてますけど、笑いはいらない! ほぼデモンストレーションで行きます!」と開始早々に宣言します。
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そうはいっても、馬場は料理に関しては非常に饒舌。惚れ込んでいるバーミキュラ、そして、新しく登場したライスポットについて熱く語り始めます。なんでも「バーミキュラは素材の持つ旨みをものすごく引き出せる。水分も塩分も少なくてもしっかり味がつくんです」とのこと。その知識量たるや、「開発者ですか?」とツッコミたくなるほどです。
そんな馬場の言葉をメモするお客さんも多く、さながら料理教室のような雰囲気に。それを見て、馬場は「これ、笑いが全然起きてないですけど、大丈夫ですかね(笑)」と芸人的な心配もしていました。
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最近は旨味にこだわっているそうで「バーミキュラのライスポットを使って、"究極のだし"をとるのにハマっています。温度が一定に保てるライスポットだから、えぐみをまったく出さないダシができるんです」と熱弁。その話の流れで馬場は、最近愛用しているという真空にすることで干ししいたけが素早く戻せるキッチングッズの紹介していました。
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途中、さまざまな"クッキングトーク"を交えつつ、慣れた手つきでどんどん調理を進めていき、あっという間に「バルサミコソースのローストチキン」と「うまみたっぷり乾物ごはん」の2品が完成します。
作り終えた馬場は「時間内に2品、間に合うかちょっと心配で、お笑いのライブではかかない汗をかきました(笑)。けど、上手にできて良かった!」とほっとした表情。進行を担当したフリーアナウンサー・神取恭子さんがその場を代表して試食してみたところ「お肉がすっごくジューシー! ごはんも旨味がすごくあっておいしい!」と絶賛でした。
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調理を終えたあとは、Q&Aコーナーへ。
男性のお客さまから「馬場ちゃんの料理はテレビでも見ていてすごいなと。いつから料理に興味をもったんですか?」との質問が。それに対し、「タバスコの原材料の欄を見てこんなのでできてるのか、やってみようとか、小学生の頃から食べものや料理に興味があった。あとは知ってのとおり、僕、まだ独身で。ずっとひとり暮らしなので料理する機会も多くて、それでどんどん料理を覚えていったし、奥に奥にと深めていった感じです」と答えます。
また、女性のお客さまからは「今回、イベントに参加して、馬場さんの話を聞いていてライスポットが欲しくなりました。次に第2弾としてライスポットを使った料理本を出す予定は?」という質問も。これには、馬場も「いいですね。ライスポットは本当にすごいんで! いろんな料理ができそう。これについては愛知ドビーさん、よろしくお願いします(笑)」と、次回作にも意欲をのぞかせる回答も飛び出しました。
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「ピンのお笑いライブを渋谷の劇場でやったとき、20数名しか集まらなかったんですが、今日はこんなにたくさん来ていただけてうれしいです。やっぱり僕には料理が求められてるってことですね!」と話していた通り、立ち見のお客さんまで出て大変なにぎわいを見せた今回のイベント。馬場の料理にかける本気度が伝わってくる、熱い内容となりました。この後にはサイン会&2ショット撮影会も行われ、大盛況で幕を閉じました。
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【ロバート】【馬場裕之】

5月17日(水)、DVD『6人のテレビ局員と1人の千原ジュニア』発売記念!  千原ジュニア×高須光聖スペシャル対談

2016年3月25日に開催された超実験的ライブ『6人のテレビ局員と1人の千原ジュニア』。チケットが即完だった話題のライブが、このたび約1年という時を経て、満を持してDVD発売されることとなりました。

人気バラエティ番組を手がける、今をときめくテレビ局のディレクターたちが千原ジュニアを自由にプロデュースするという本作。各局のディレクターが千原ジュニアを使った舞台を企画・演出し、ひとつの舞台でそれぞれ全く異なった世界を作り出します。

先日行われたDVD特典の副音声収録では、スペシャルゲストに高須光聖氏を迎え、コメンタリー収録が行われました。約10年前に行われた『6人の放送作家と1人の千原ジュニア』では作家としてジュニアと舞台を作り上げた高須氏。収録前に軽く打ち合わせをしただけの2人はさっそくブースに入り、収録がスタートします。

10年前の心境を聞かれた高須氏が、「全部自分にかかってるというのがイヤだった」と、今だから言える当時の心境を吐露したり、ライブ後にジュニアが日本テレビの土屋氏から熱いメールをもらったエピソードを披露したりと、貴重な話の連続で、かなり聞き応えのある内容となっていました。

そんなコメンタリー収録直後のお2人に、本作についてのお話を伺いました。
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(左:千原ジュニア 右:高須光聖)

*     *     *     *     *

ーーコメンタリー収録を終えての感想をお聞かせください。

千原 まったく覚えてなかったですね。

ーーでは、ご自身のライブではあるけれど、今見ても新鮮というか......。

千原 そうですね。あと、だいたいわかるじゃないですか、こんだけ長いこといろいろやってると。......あの日、だいぶ調子が悪かったですね(笑)。

高須 (爆笑)。そうなん?

ーーそうですか!? 面白かったですよ!

千原 いやいや、だいぶ調子悪いなぁ。

高須 僕はジュニアと違って裏方の方なんで、しかもやったことがあるので、ディレクターの気持ちを考えて「うわぁ~1発目イヤやなぁ」とか、「ああいう感じの後のこの空気でやんのイヤやなぁ」とか、そういうのを今見てもひしひしと感じるから、この企画、絶対裏方イヤやなぁと思って。

ーーみなさん、オファーを受けた時に「どうしようかと思った」とか、「これは正直やりたくないけど、だからといって、断って他の人にこの話がいくのもイヤだ」とか、葛藤されてますもんね。

高須 やっぱり呼んでもらえるのは名誉ですからね。「お願いします」って言われたら、「千原ジュニアにそう言われたらやるけど、イヤやなぁ、おもろなかったら」と思うからねぇ。

ーーライブ後にディレクターさんたちと話はされましたか?

千原 全員で打ち上げ行ったんですよ。それはすごく面白かったですね。何人かの人は初対面でしたけど、「あそこもうちょっとこうしたらよかったんちゃう?」みたいな話になってましたし。

高須 ああ、ディレクター同士が? なにそれ!

千原 ひとつのテーブルに6局のディレクターが揃うというのも普段ないでしょうから。濃い打ち上げでしたね。

高須 それも(カメラ)回しとけばよかったのにね。

ーー当日、終わった直後はどう感じましたか?

千原 なんかねぇ、不思議なライブで、ウケたらウケたでそれぞれの演出された方の手柄やし、スベったらスベったでオレの責任やから、意外とオレ、うまみないんすよ。

高須 (笑)。ホンマやなぁ。

ーー充実感、というのではない感じですか?

千原 う~ん、まぁ、ありますけど、ホンマそうなんすよ。だから......ねぇ。思い出しました。もう二度としないです。

ーー(笑)。でも、コメンタリー収録中も「次やるとしたら」って結構おっしゃってましたし、ホントはやりたい気持ちもあるんじゃないですか?

千原 やっぱり、知らない人とものを作るっていうのは面白いですからね。

高須 だって、明らかにプロモーションになりますからね。テレビへの。各局の売れっ子ディレクターさんですから、その人たちが千原ジュニアと向かいあったときに「あ、こんなんできんのか」ってなって。こんなにしっかり1人の芸人さんと向き合うことってあんまりないので、やると、「ああ、ジュニアってこういうとこすごいなぁ」って再認識するじゃないですか。たぶん『6人の放送作家~』のときも、それまでそんなに絡んでない人も多くて、そこで「あ、ジュニアってこんな面白いねんや」ってたぶんみんな持ち帰ってるんで、そっからねぁ、これまぁ、ジュニアの結構小ずるいとこやと思うんですけど、各局の番組に出るんですよね。ジュニアさんてこういうのがいいですね、ってその6人がポロポロ言い出すんですよ。だからディレクターもたぶん、知らない人の方がええよね。藤井はよかったですけど。全然知らん人の方が、いい意味でプラスになるんちゃうかなっていう。

千原 その場のうまみはないが、のちのち......。

高須 そう。あとで回収できるんじゃないかと。

千原 なるほど~。......もっかいやりますわ(笑)。

高須 (笑)。

ーーあまり覚えていなかった中でも、特に印象深かったと思うものを挙げるとしたら、どの作品ですか?

千原 やる側で言うとやっぱりキノコの......(『daiben.com』)。めちゃめちゃ話長いんですよ。それをキュッと縮めてしゃべるって意外と難しいし、あと、キノコの名前とか、専門用語みたいなのもあるんで、それも覚えなあかんし。それですっげぇ脳みそかなり回したなっていうのを記憶してます。あと、全体のライブとしてはやっぱり藤井くんの(『ジュニアvsジュニア』)、後半全部巻き込んでいくみたいな感じがすごかったですね。

ーー確かに藤井さんの作品は、見ていて興奮してくるというか、ミラクルが起こってましたよね! ところで高須さんは、以前『6人の放送作家と1人の千原ジュニア』に参加されていましたが、今もう一度この企画をジュニアさんとやるとしたら、どんな企画をやってみたいですか?

高須 こういう企画のときって、みんな「ジュニアがこう言うんじゃないかなぁ」という想定のもと考えていくんですよね。だから、ちょっとジュニアと打ち合わせするとき、ヒントはこぼしていってると思うんですよ。「こんなことをやると思う」って。みなまで言わないまでも。それを受けたジュニアならこう動くだろうなぁっていう道しるべだけ出しといて、こっち側では3つぐらいパターンを用意して。基本はそういう作りやと思うんですよ、みんな。で、「ここだけは絶対笑いがほしい」っていうところだけは、練習はしないまでも、「もしもこうきたら、こんなことどうかな」ぐらいは言って決めていくというか......全部をちゃんとしっかり用意してない感じで作ってるのがテレビマンぽいなと思ったんですよ。TBSの藤井ともしゃべったんですけど、台本をこの人には全部見せて、この人には見せなくて、この人には違うこと教えといて、とか。そしたら現場でみんなが会った時にこういう風になるんじゃないか、っていう。(台本を)全部見せちゃうと芝居になってしまって、芸人さん(のいいところ)が死んじゃうので、死なない、いい感じでの相乗効果というか、面白いことになっていくように台本を足したり引いたりして。今回のジュニアのやつなんかは特にそういうのに長けた人たちがやってると思うし、やっぱり僕が今度作るときもそういう作りになると思うんですよ。

ーーディレクターさんぽい作り、ということですか?

高須 いやいや、(放送)作家もおんなじやと思いますよ。もちろん、宮藤(官九郎)ちゃんみたいに書く人はいますよ? ワ~っと本に仕上げて「演じてくれ!」っていうのもありますけど、僕なんかがそれをやっても絶対宮藤ちゃんの作品よりよくはならないので、ジュニアをちょっと困らして、照れ笑いするとこでも笑いが起こることはないかなぁという、バラエティの作家が考えるずる~い考えを足していって(笑)、そこかしこに保険を打つんですけど。だから今度やるものもそうしたいんですけど、ほぼほぼみんながもうやってるのでね。12人ぐらい、このパターンを。

千原 そうですねぇ。そうそう、言うの忘れてたけど、藤井くんはオレのめちゃめちゃ近い後輩で1回(シミュレーションを)やったって言ってましたね。

高須 ああ、オレもそう。オレはジュニアのそばにいた作家の松本(真一)に、「ジュニアにこんなこと言うたらどんな風になる?」て聞いて、「たぶんこんな風に言いはるんじゃないですかね」って言われて「じゃあ置いとこか」とか、「困る?」「いや、困りはりませんね。困ったとしても、こう言いはりますね」「なるほどな」とか。僕も、ジュニアに見立てた身近な放送作家に聞いて、なんとなく探りましたね。

ーーじゃあ、シミュレーションされてたんですね。

千原 向こうはね。

ーーそれにしても藤井さん、すごいですよね。準備に膨大な時間がかかったでしょうし......。

高須 あれをようやろうと思いましたよね。だって、自分がイメージする面白い言葉が実際あるかどうかもわかれへんし、全部揃ってるかどうかもわからへんのに、たぶんいけるやろなって思ってやるというのは......。

千原 それこそ40歳(『千原ジュニア40歳誕生日ライブ』)の時に、オレが昔やってる大喜利のやつ(『千原ジュニア×昔の千原ジュニア』)があったじゃないですか。あそこからみたいなところかもわかりませんね。

高須 ああ、あれか! 

千原 こっちは大喜利の答えを覚えてないんですよ。

高須 あそこからヒントを得てるかもね。

千原 あのライブ、トータルの演出藤井くんなんで。

高須 なるほど。あれで「やれるかな?」って思ったんかもしれんね。

ーー『放送作家』と『ディレクター(TV局員)』ではどんなところが違いましたか?

千原 やっぱ作家さんは「ペンを持つ」ってところですね。(台)本を書きはるという。ディレクターはやっぱり、「指示を出す人」っていう。それは如実に違いますよね。

ーーちょっと話はずれるんですけど、今、高須さんが「こんなテレビ番組をジュニアがやったらいいんじゃないか」と思うものってありますか?

高須 1回フジテレビで竹内が「ジュニア枠」っていう、ジュニアだけでいろんなことをやるというのをやってて、それを一緒にやってたんですけど、やっぱりそこでも、ちょっとジュニアを困らせたくなるようなものがいいかな、って。言っても「千原ジュニア」って、芸能界じゃもうそこそこ圧もある、それなりの年次を重ねた芸人さんなんで、なんとなく立ち位置ができあがってるというか、この辺の位置でこういうことする人やなぁというのがあるから、そうじゃない位置のジュニアが見たいなと思うので。だから今回の舞台なんかも「そんなこともすんねや」っていうのがよかったですね。だって一発芸をやらされることなんてないじゃないですか。でも芸人さんのすごいところは、意外とその空気持ち帰って、今までやったことなかったのにできるようになったりするんですよね。「できるもんやな、オレ」って、本人も再認識してることが結構あるので。だから僕はジュニア自身が「こんなことやったことない」っていう立ち位置でやってほしいですね。でも、ベースは話が中心になるのかな。VTRでロケうんぬんかんぬんていうのよりも、スタジオでの設定を決めたトーク番組の方がジュニアはいいかなぁと。それもまぁ、型にはまってるといえばはまってんねんけど。

ーージュニアさんは、「こういうのはやったことないからやってみたいな」と思う番組ってありますか?

千原 オレ自身が毎週絶対見んのが、『渡辺篤史の建物探訪』なんですよ。

ーー私も毎週見てます!

千原 あ、そうすか。

高須 オレも毎週見てるよ!

千原 あ、マジすか。あれって、ほめ大喜利じゃないですか、渡辺さんの。いかにどうでもええ家をほめるかっていう。

ーーどうでもよくはないと思いますけど......(笑)。

千原 いやいや(笑)。で、最近周りでいろいろ家を建て出してて、「ああしといたらよかった」みたいなのが結構あるっていうんですよ。だから、後悔してる部分も紹介する「建物探訪」みたいなのがめっちゃやりたいです。

高須 そんなんやりたいの?

千原 はい。

高須 人の家、好きなの?

千原 はい。オレねぇ、オヤジ設計士なんですよ。それの血が流れてるのか、建物めっちゃ好きなんですよ。

高須 なるほどね。渡辺篤史さんは、自分で家建てたんやって。でも、『建物探訪』で家を見すぎて大失敗したらしいで。

千原 え~!

高須 あれも入れようこれも入れたようと思ったんで、ごちゃごちゃしてしまったんやって。

千原 なるほどなるほど。

高須 ホントはドーンと作った方がいいねんけど、どうしても「あの家のこういうとこよかったなぁ」ってやってしまって、チェック項目がありすぎておかしな家になってんて。だから、知りすぎると辛いよね。

千原 へぇ~。だから、7ほめる、3後悔聞くっていう。

高須 なるほど。面白いね。

ーーそれこそ、渡辺さんのお家も行きたいですね。

千原 ねぇ。いや、渡辺さん、めちゃめちゃオモロいときあるから。玄関見て、「わぁ~、いい......(空を見上げて)青空だぁ」って。

高須 (笑)。

千原 もう、困ってるっていうのがね。

高須 家かぁ。面白いやん。それホンマにやろうや。

千原 やってくださいよ。めっちゃやりたいんすよ。

高須 ええやん。それええわ。

千原 で、オレ、今ロケ番組がないんで、ちょうど。

高須 ああ、そっか。

ーーぜひジュニアさんに家のロケに行ってもらいたいです! では最後に、これからDVDを見る方にメッセージをお願いします。

高須 普通にテレビを見ていて、「こんな素晴らしい、こんなすごい番組をやってる」と思う人たちが「千原ジュニア」と向き合って舞台をやったらどんな風になるのかっていうのはドキドキするし、テレビでは見られないジュニアが見れるから、僕はやっぱり貴重なDVDかなって思うので、そういうところ、ジュニアの緊張してるとこも踏まえて、アドリブというか、ドキュメンタリーが流れてるんで、そこを楽しみに見たら面白いんじゃないかなと思います。

千原 ここ10年でいちばんしんどかった日ですね、あれ。1日でいうと。それがこう、映像に収められてるのはなかなか見ものじゃないですかね。

高須 10年でいちばんて......相当疲れてるなぁ。

千原 いやぁ、前半なんか特にもう、「これどうすんねん」みたいな。でも、どうあがいていいかわからんていうか。

高須 それを思ったらもうやりたくないって思えへんの?

千原 ......なんか忘れるんですよね。アホなんでしょうね。

ーー(笑)。覚えてないっておっしゃってましたもんね。

千原 ねぇ。

高須 すごいねぇ。

ーー忘れるのも才能ですね。

高須 才能か、めちゃめちゃ頭悪いかですね(笑)。

千原 ね(笑)。

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【千原兄弟】【千原ジュニア】

『松本家の休日⑤』DVD発売! お父ちゃん・宮迫博之×演出・並木慶さんのスペシャル対談が実現!

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2014年の番組開始以来、高視聴率を記録し続ける人気番組が、朝日放送の『松本家の休日』です。放送時間も4月22日(土)からは、現在より40分早くなり、毎週土曜日深夜0:05〜0:35に繰り上げ。さらに多くの人へ笑いを届けることとなります。そんな人気番組『松本家の休日』のDVD第5弾が3月22日に発売されました。お父ちゃんを演じる宮迫博之と番組演出を手掛ける並木慶さんに、DVDの見どころや番組の魅力を語っていただきました。


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まずは誕生日を迎えたばかりの宮迫にサプライズプレゼントが。中身はオシャレな衣装ケースで、「シャレてる!」「カッコいい!」と宮迫も絶賛。和やかなムードのなか対談が始まりました。


<緊張感ゼロ、素の家族が見られる番組>

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宮迫 2014年に番組始まったんやなぁ。ほかの番組はTVショーですから、タレントであったり、スタッフも含めて、どこかで緊張感を持ってるんですけど、この番組ないです(キッパリ)。

並木 僕たちスタッフは持ってますよ(笑)!

宮迫 フラット。心電図やったら死んでる状態。ゆるいからこそ言ってしまう、出てしまう発言もよくあるし、生の声過ぎてたまに怖なることありますよ。

並木 だから、町に出て、ちょっとしたものを食べたり、何か見つけて遊んだりしてるときに、すごいリアルなりアクションで「本当に素で楽しんでいるんだな」とか「ああ今おもしろくないと思ってるんだな」とか、ほかでは見られない人間味とかがいっぱい出てるんじゃないですかね。

宮迫 ほかにもいろんな番組に出させてもらってるけど、この番組に関しては、単純にただ楽しいという。だから、カメラさんが前にいて、先行して松本さんが歩いて、横に体のでかいたむけんがおったら、必然的に僕はその間の位置に行って、本来はカメラに映らないとダメ。でも(この番組では)考えてないです。丸かぶりのときあるし。

並木 それは自分で気づくんですか?

宮迫 「ああ映ってないわ、俺」って思って、スッと移動したりとかはあるなぁ。でもそれは一番体のでかいたむけんに言いたいねん。「オマエ真ん前やったら、お母ちゃんすら映らんときあるぞ」って(笑)。ほかには、たまにカメラ追い越しそうになったりね。

並木 番組の作り方としては、こんなに筋書きのない番組もないと思ってます。でも、それは番組のスタートも本人たちのテンション、みんながやりたいからという思いがあったので、どんな環境にしたい、どんな空気で番組作りたいっていうのが、家族のみんなからバッと出てきてたから。こちらとしては、それを生かさない手はないなと。みんながやりやすい環境を作ろうと思ってるくらいで、あとは「この場所にこの家族を放ったらどうなるんかな〜?」って面白がってる感じですね。

宮迫 本当に日常に近いなぁ。松本さんとどっか旅行行こか、このメンバーで行ったらこんな感じ...っていうのに限りなく近い。ホンマにリアル。だから「もうエエわ、そんなん」とかよう言うてるし。

並木 やるとか行くとか言うといて、むっちゃヤメますよね!

宮迫 だからあれがリアル。松本さんと例えばどっか行ったとしても、「これいいじゃないですか?」「別にエエわ、それ」「じゃあヤメましょか〜?」って、当初の予定を丸々ヤメたりするからね。

並木 TVショーは本当言うたら「一応やっとこか」ですからね。

宮迫 旅行行っても、(お母ちゃんは)どっかおかしいから。グアム行って3日連続おんなじファミレス行く?って(笑)。

並木 そんな人なんですよ(笑)。

宮迫 俺はめちゃくちゃ好きよ、そのファミレス。別にエエねん、別にエエねんけど、グアムにしかない店とか、たくさんリサーチしたなか、お母ちゃんが「あのファミレスでエエよ」って言うたら、「...じゃあそうしましょうか」ってなるっていう。だからもうめちゃくちゃリアル。そういうのがそのままここ(DVD)に入ってるから。

並木 こんなにお金持ちの皆さんが庶民的なところが全く抜けてないんですよ。そういうとこからも松本家は演技でもなんでもなくて、素が出てる。

宮迫 ホンマに素やわ〜。

並木 視聴者からの意見でも「松本家で食べてておいしいって言うてるのって本当においしそう」って...こんなこと言うてエエんかな? ほかの番組がおかしなる...(笑)。

宮迫 ほかの番組もおいしいんやで。だって松本家は1万円やから。

並木 金額が限られてますからね。

宮迫 1万円のなかで4人でなんとかせなアカンっていうのは、ホンマに見てくれてる家庭の皆さまも同じ体験できるっていう。テレビって一皿1万円とかのが出てきたりするやん。そりゃうまいっていう話で。うまいねんけど...置きに行くリアクションになってまうっていうか。でもこの番組は払える値段のもんで、それでいて行列できるやつを食べさせてもらえるから。だから忘れられへんくらいうまいやつ、いっぱい出てきてるわ。

並木 宮迫さん、ロケに行った店、よく行ってはりますよね?

宮迫 すぐ行くで! この間も通天閣の下の店、すぐ行ったからね。一回目は一人で行って、その次は後輩と行って。

並木 すげ〜(笑)。

宮迫 ホンマよう行くわ。この間行った通天閣の下は、一回目はまだ番組が放送前やったから空いてて、二回目行ったら二席しか空いてへんかってん。座ったら両隣の人が「エ〜ッ! 何!? ホンマに来るやん!」って。ちゃんとテレビ見た人が来てくれてるのがうれしかったね。



<忘れられないロケの数々&食シリーズの知られざる真相!?>

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並木 行き先決めるのは、ロケ終わりに家族が「こんなとこ行ったらおもろいかな〜」って言うてるのを、こっちがそれおもろいんちゃう?って、そのまま乗っかってしまうっていうのもありますし、こちらからこんなとこに家族を放ってみたらどうなるでしょう?っていう提案もありますよね。

宮迫 この間の地獄谷とかは提案やな。

並木 そうですね。何もないと思われがちな「野田」っていう駅なんですけどね。

宮迫 あれは大ヒットやなぁ〜。あれからもう3回くらい行ってるからね。

並木 スタッフも大阪の全部の町知ってるわけじゃないんで、実際行ってみて「これ、家族好きそうやな〜!」っていうとこを...。

宮迫 そうやねん、好きやったな〜地獄谷(笑)。名前は聞いたことあったし、しかも俺あの辺に住んでたのよ。そやのに一回も行ったことなくて。損した〜!

並木 過去を悔やみながら、こんなトコあったんや〜って(笑)。

宮迫 この番組って「昔住んでたころ来てたらよかったわ」がいっぱい出てくる。そんでロケで言うたら、食シリーズの前半は好きやねん。でも味見だけでは絶対済まされへんやろ?

並木 胃袋宇宙やから(笑)。

宮迫 前半だけ宇宙。よう見ててくれたらわかるけど、俺前半ものすごいよう食べてんねん。下手したら一番食うてるんちゃうかくらい。一口がまず大きいし。それで一回調べてほしいねんけど、トータルで一番食うてへんの...絶対お母ちゃんやで。

並木 お母ちゃん食べてない疑惑(笑)!


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宮迫 ちょっとずつ食べてるけど、実は...。そんで終わってからみんなで飯行くことも考えてるから、絶対その余力を残してるはず。

並木 宮迫さんはそれを考えてないから、最初トバしてまうんですね。

宮迫 そうやねん。お母ちゃんそういやあんまり食うてないよなぁ、って思いながらちら見してんねんけどな。

並木 スタッフサイドとしては、店を多く回ってもらっても、少なくても、どっちでもいいんですよね、おもしろけりゃ。

宮迫 そりゃそうや。そんで、たむけんは店に気使ってるようやけど、あれは癒着。もし癒着じゃなかったとしても、後にロケ番組で来る可能性がある、よしエエ顔しとこって感じが満載やで。

並木 別のロケで会ったおばちゃんとかにもね。

宮迫 まあまあしゃべりこむからイラっとしてることある(笑)。俺ら知らんし。

並木 おばちゃんの肩抱いたりして。

宮迫 何肩抱いとんねん、俺ら知らんし。ホンマ、けっこう癒着多いでアイツ(笑)。



<ハワイでのウェディング!?>

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並木 これから行きたいところ...夢はありますね。そのために一生懸命貯金を貯めようとしてるんですが。

宮迫 貯まらへんね。でもそこは設定でエエんちゃうん? くじ引きかなんかで当たった、みたいなの1シーン撮っときゃ。どこでも行けるやん。

並木 ヤラセですか(笑)!

宮迫 ちゃう、設定や! 当たった〜!って、でもどこか行っても1万円しか使われへんよ、っていう。

並木 なるほどね。

宮迫 旅費とか宿泊代とかは当たったけど、向こうで使えるのは1万円だけ、っていうことね。やろうと思えばできんことないな。

並木 スケジュールがね。皆さん忙しいから、泊まりっていうのはなかなか。

宮迫 特にたむけんが一番忙しいんちゃう? いろいろやってるから。だからそこは陣内に変えて。海外ロケは陣内で(笑)。

並木 出てきそうやなぁ(笑)。

宮迫 スケジュールが取れたらワイハー行きたいな。(お母ちゃんと)新婚旅行行ってないから。

並木 結婚式もやってないですしね。ちゃんと誓いのキスとかもしてくださいよ。

宮迫 お母ちゃん、ウエディングドレス着てもろて。庄司とミキティの結婚式みたいなキレイなバックで。あんなんやりたいわぁ(笑)。

並木 それいいですね。十分おもしろくなりそう。



<DVDの見どころ>

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並木 今回のDVDに入ってる尼崎のさんさんタウンは、雷鳴ったから怖いし帰ろうってロケ終わったんですよね。

宮迫 たむけんが本気で怖がるから。

並木 怖い怖い言うて(笑)。

宮迫 あれ、マジなやつやったもん。この中やったら俺は麻婆豆腐も全部うまかったなぁ〜。ほとんどまた行ってるからね。

並木 この近くの行きやすいお店もありますしね。

宮迫 ホンマこの番組で行くとこ、全部うまいから。

並木 移動のロケバスとかでも、ぶっちゃけどこが一位みたいな話しになってますけど...。

宮迫 結局、あそこはあそこでおいしいし、みたいな感じで、決まらない。

並木 松屋町ではみんなで駄菓子屋さんの前でワンカップ飲んで終わりました(笑)。

宮迫 あれも楽しかった〜。

並木 お酒は4人とも飲みますよね。

宮迫 一番強いのはお母ちゃんちゃうかなぁ。酔った〜って言うてても、ちょっと顔が赤なってるくらいやし、ずーっとその状態。泥酔は見たことないなぁ。

並木 そして今回の特典映像、お父ちゃんは知らないと思いますけど...。

宮迫 え!? 何が入ってんの?

並木 え〜っと「放送することができなかった、宮迫お父ちゃんの未使用トークをDVDに収録!」って。

宮迫 ...大丈夫?

並木 VSヤンキーの話とか根性だめしの話とか...。


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宮迫 根性だめしって、それ●●の話やん! アカンやん、ホンマにやったやつやし。

並木 リビングトークのときにお父ちゃんが長尺ハイテンションでしゃべってくれるけど「あ、これ放送でけへんか」って、ようあるんです。こんだけしゃべって!?っていうのが何回もあるんですけど、テレビっていろんな人が見てるから、おもしれーって人もいたら、宮迫さんって野蛮だわって思う方とかもいるだろうし。それに放送では時間の都合とかもありますしね。

宮迫 俺わからんけど、ホンマにアカン話、けっこうみんなしてるで。でもそれ一番多いのお母ちゃんやで。

並木 そうかも...そうですね、ホントにアカンやつね。

宮迫 特典にも全然無理なやつ(笑)。

並木 それを一番最初にしゃべりますよね(笑)。

宮迫 最近もう無理ですよ、とも言わへんけどね。アイドリングと思って、使われへんやろなと思いつつのっかってしゃべってるけど。

並木 さだ子のトークは、前回のDVDにみんながシーンとするやつが入ってたし。

宮迫 今度たむけんの絶対アカンやつ、入れたったらエエのに。

並木 アレですか(笑)。でもまあDVDはテレビでは言えないそういうトークを好きな人ばっかりが買ってくれるんで。パクチーみたいなもんですね。

宮迫 苦手な人は絶対ダメなね。

並木 これからも特典映像はいろいろおもしろいの期待できそうですね。



<応募抽選特典の湯呑み>

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宮迫 プレゼントの湯呑み、しっかりしてるわ。

並木 松本家の家紋が入ってるんですけど、「松」と「本」で松本なんですよね。

宮迫 あ! これ本なんや。初めて知った〜。

並木 あとは錦鯉。なぜ錦鯉なのか、ってよく言われるんですけど。

宮迫 何なん?

並木 昭和の庶民的な家族っていうテーマで始めたんで。昔の家に錦鯉のカレンダーとかよく吊ってたじゃないですか?

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宮迫 庶民の憧れ、お金持ちの家の池には錦鯉がおるっていう。

並木 そういうとこから、なんとかお金持ち感を出したいと。

宮迫 あったな〜。金持ちのツレの家には錦鯉おったもんな。

並木 そんな思いも錦鯉に込めてるんですよ。そしてBGMはすべて山口百恵さんの曲なんですけど...(ここから二人の「百恵ちゃんトーク」が続く)。



<メッセージ>

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並木 DVDはオンエアでさらっと見てた部分とかも、じっくり見たらおもしろいところがいっぱい隠されてるので、二度、三度見たら、こんなことに気がついたとか、そんなとこ楽しんでもらえたらなと。今回は特に、特典映像のお父ちゃんのファンにとっては大好物のパクチートークですね。

宮迫 僕は逆に特典映像を楽しんでほしくないな、と。一回だけじゃなく、家族の誰か一人に集中して二回、三回見てると「あれ? こいつこの瞬間、全然楽しんでない」とか別行動とってるヤツとか見えてきますんで。それぞれを何度か見てみたら、また別の楽しみ方ができると思いますね。



●DVD情報 

3月22日(水) ON SALE!

『松本家の休日⑤』

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価格:3800円+税

発売;よしもとアール・アンド・シー

購入特典など最新情報は下記HPをチェック!

http://www.randc.jp/artist/matsumotoke/news/


● 番組情報

『松本家の休日』

 http://asahi.co.jp/matsumoto/



【雨上がり決死隊・宮迫博之】

よしもと漫才劇場7年目以下のネタバトルイベント「Kakeru翔GP」優勝は『霜降り明星』2連覇!!

4月9日(日)よしもと漫才劇場にて、7年目以下のネタバトルイベント「Kakeru翔GP」が開催されました。

新年度より「Kakeru翔LIVE」のシステムが下記のように一新します!!
『Kakeru翔GP』は、4月から偶数月の隔月で開催します。
※UP TO YOU!メンバーは含まず、よしもと漫才劇場所属の33期以下のみでネタバトルを行い、
ランキング下位のメンバーは翌月に開催される『Kakeru翔チャレンジバトル』に出演。
『Kakeru翔チャレンジバトル』は、5月から奇数月に開催します。
※前月の『Kakeru翔GP』の下位メンバーと、UP TO YOU!メンバーの決勝戦である『UP TO YOU!サバイバルステージ』を勝ち抜いたメンバーとのネタバトルを行い、上位メンバーがよしもと漫才劇場所属となる入れ替え戦です。

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「Kakeru翔LIVE」に出演するNSC33期以下の32組による「今、1番面白いヤツ」を目指して戦う白熱のバトルライブ。

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今月のMCはダブルアート。翔メンバーはどの組も気合い十分。
4つのブロックに分けてそれぞれがネタを披露しお客様は「面白いと思った4組」に投票できるこのライブ。いよいよ闘いの幕がきっておとされます。
【Aブロック】
電氣ブラン、馬と魚、絶対アイシテルズ、たくろう、ミキ、クラスメイト、蛙亭、コウテイ
【Bブロック】
ダークニンゲン、ヒガシ逢ウサカ、アキレスと亀、ゆりやんレトリィバァ、マユリカ、ニッポンの社長、からし蓮根、ビスケットブラザーズ
【Cブロック】
さや香、テコンドー近藤、いなかのくるま、きみどり、なにわスワンキーズ、ラニーノーズ、ロックンロールブラザーズ、ダブルヒガシ
【Dブロック】
やまぐちたけし、ノーザンダンサー、ポートワシントン、清友、エンペラー、ネイビーズアフロ、スーパーノヴァ、霜降り明星

高学歴漫才師の"ネイビーズアフロ"は、低クオリティの様々なモノマネでかけ合いする漫才を披露。"清友"は、自分も昔反抗期で母親に言われた言葉に言い返す斬新な漫談。個性的なネタのオンパレードにより客席は大盛況。客席からは常に変わらぬ大きな笑いが。出場芸人全組を見終わったところで、いよいよ投票が行われます。

そして、ついに結果発表。
4位...からし蓮根
3位...コウテイ
2位...なにわスワンキーズ
そして1位は...『霜降り明星

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最後に登場した霜降り明星は、遊園地をテーマにした漫才を披露。せいや(左)のキレのある動きのボケと粗品(右)の的確な鋭いツッコミが印象的で会場は終始笑いに。

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【霜降り明星のプロフィール】

▼粗品(そしな)【右】
生年月日 1993年1月7日
一般NSC33期扱い
【趣味・特技】
Clash of Clans、Twitter、麻雀、音楽、アニメ
じゃんけん(強運)、タイピング、音楽全般

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▼せいや(せいや)【左】

生年月日 1992年9月13日
一般NSC33期扱い
【趣味・特技】
古い曲、歌謡曲が歌える、フォークギター、カラオケ喫茶、サッカー
近畿大学に詳しい、一度見た映像を再現できる、記憶力

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【霜降り明星からのコメント】
粗品「2連覇させて頂きました!素直に嬉しいです。12連覇目指して頑張ります。」
せいや「上方漫才新人賞にもノミネートされているので、この勢いで取ります!あと、僕は13連覇取ります。意識高いので!!」

岡崎朋美さんがアンバサダーに任命! 日本スポーツ振興センター『SPORTS JAPAN アンバサダー』任命式

4月12日(水)、東京・日本スポーツ振興センター(JAPAN SPORT COUNCIL)にて『SPORTS JAPAN アンバサダー』任命式が行われ、豊田まみ子さん、岡崎朋美さんがアンバサダーに就任しました。
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柔道の谷本歩実さん、サッカーの北澤豪さんなどがすでに就任し、さまざまな活動を行っている『SPORTS JAPAN アンバサダー』。今回は新たに18人目のアンバサダーとして、パラバドミントンで世界選手権優勝など現在も現役選手として活躍されている豊田まみ子さんが、19人目のアンバサダーとしてスピードスケートでオリンピックに5大会連続出場された岡崎朋美さんが、それぞれ任命されました。

理事長の大東氏から任命書の授与が行われ、「これからスポーツを通していろんな活動をしていき、スポーツの楽しさをみなさんにお伝えすることができるといいなと思っています」(豊田さん)、「私の経験をたくさんの子どもたちに笑顔でいろんなことを教えていきたいなと思っています。また、夢や希望、感動など、いろんなものをいろんな形でアプローチしていき、世界に羽ばたいていってもらいたいという一心でがんばっていきたいと思います」(岡崎さん)と、それぞれ挨拶が行われます。
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質疑応答で、オリンピックやパラリンピックを盛り上げるためにはどうしたらいいと思うか、またスポーツをもっと普及させるにはどうしたらいいと思うか、またアンバサダーとしてやってみたいことはあるかと聞かれると、豊田さんは「私はやっぱりもっともっとパラリンピックを盛り上げたいなと思っています。2020年の東京では、オリンピックとパラリンピックが一体感のある大会にしたいと思ってますので、まずはパラリンピックをみなさんに知ってもらうのが大切だと思っています。その活動のひとつとして、アンバサダーとして色々なスポーツイベントに参加させてもらって、パラバドミントンというスポーツがある、ということを参加者のみなさんに伝えていけたらいいなぁと思います」と抱負を語ります。
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岡崎さんは、「世界と日本を比べると、どうしても日本って『メダルを獲らなきゃいけない』っていう、そういうのばっかりで。熱しやすく冷めやすいというか、世界だと(スポーツ選手が引退後もスポーツに携わって活動していくことが)ずっと根付いているのに、日本だとメダルを獲った人が10年後何をしているかというと、普通にサラリーマンをやっていたり......。もっともっと、メダリストたちはスポーツイベントに参加して、スポーツ界全体を盛り上げていってほしいなと思います。現役の選手は自分のやらなければいけないことに集中してもらって、引退した選手には地道に『時間があれば一緒にやろうよ』と声がけをしていきたいです」と、今後のスポーツ界全体を盛り上げるために必要なことをやっていきたいと熱く語っていました。
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また、先日引退を表明したフィギュアスケートの浅田真央選手について聞かれた岡崎さんは「子どもたちからおばあちゃんまで幅広くみなさんの気持ちに残る選手だと思います。ただ、やるからにはとことん突き詰める彼女ですから、全身全霊で今までやってきて、どうしても自分の演技というものができなくなった時の辛さというものは人一倍自分の中で溜め込んじゃってると思うので、そういった部分に関しては開放してあげたいなっていう気持ちもあります。同じアスリートとして、自分で退くということも必要だと思いますし、彼女も言っていたように本当に通過点だと思います。彼女が引退した後も、プロとしての活躍の道もありますし、メディアなどでも活躍されるでしょうし、普及活動など他にもやることたくさんあると思うので、笑顔でいろんなことにチャレンジしていって、また真央ちゃんスマイルを見せてもらいたいなと思います。応援しています」と笑顔でエールを送りました。

今後、日本スポーツ振興センターの事業を通じて、「SPORTS JAPAN」の理念を実現させるべく活動していく豊田さんと岡崎さん。今後のお2人の活躍が楽しみです!
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2017年4月13日 (木)

野性爆弾・くっきー、ミニ絵本『すてふたご』のサイン会は大盛況! 5月7日まで『野性爆弾くっきー展』も開催中!!

4月13日(木)、東京・自由が丘グリーンホール「room 401」にて、野性爆弾・くっきーがミニ絵本TEHON『すてふたご』の発売を記念したサイン会を開催しました。
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『すてふたご』は くっきーの作・画による16ページに渡る手のひらサイズのミニ絵本。3月よりロフト、ヴィレッジヴァンガード、書店などの一部店舗にて発売されています。
今回、会場となった自由が丘グリーンホール「room 401」では、現在『~BURST INTO FLAMES オープン記念~野性爆弾くっきー展』が開催中。ストリートファッションとアートの融合をテーマとしたユニセックスな新ブランド「BURST INTO FLAMES(バーストイントゥフレームス)」の第1弾コラボレーションアーティストに、くっきーが就任したことを記念したもので、独特すぎる強烈な世界観を持つくっきーらしいシュールな原画を始め、多数のアート作品が展示されているほか、「BURST INTO FLAMES」とのオリジナルコラボTシャツも販売されています。
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くっきーのサイン会の整理券を求めて、オープン前から長蛇の列が。用意していた『すてふたご』30冊は、オープンと同時にあっという間に完売してしまったそうです。
会場に現れたくっきーは、1番に並んでいた男性に「待ちました?」と一声。「いえ、大丈夫です。そんなに待ってないです」との言葉に「それなら何よりですぅ~」と笑顔で返して、サイン会をスタートさせました。
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『すてふたご』以外にもTシャツ、色紙などへのサイン、さらに写真撮影にも優しく応じるくっきー。「名前書きます? ちゃんがいいですか? さんがいいですか? あ、ハート付けと来ますわ」など気さくにトーク。「BURST INTO FLAMES」とのコラボTシャツを着用して来た男性には「いいTシャツ着てるねぇ!」と笑顔で声をかけました。
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サイン会を終えて、「平日の夕方やったのに、たくさんの人が来てくれてありがたいですね」と感謝したくっきー。「今日だけやないんですか? こんなにたくさん来てくれてるの」という言葉に、スタッフが「週末には120人くらい。今日も120人くらい来てくれてますよ」と話すと、「麺屋武蔵並みの人気ですね」と独特な表現で多くの来場を喜びます。
会場には数々の創作物が展示されていますが、ものづくりについては「好きですわぁ。物をつくるのは大好きです」と語りつつ、「最高傑作は子供です。ふふふ!」と話しました。
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会場には、整理券をゲットできなかったくっきーファンが、一目観ようと待機。顔を出したくっきーはぺこりと挨拶しながら、「写真撮りましょか?」と呼びかけ。待っていた方々は大喜びで、つかの間ながらも交流を楽しんでいた様子でした。

『~BURST INTO FLAMES オープン記念~野性爆弾くっきー展』は、5月7日(日)まで開催。入場無料ですので、お近くにお越しの際にはぜひともお立ち寄りください!
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【くっきー】【野性爆弾】

家城啓之作・演出による舞台『THE YASHIRO CONTE SHOW「魔王コント」』が開幕! ノンスタ・石田「観れば観るほどこの物語のすごさもわかるはず」

昨日4月12日(水)より、東京・本多劇場にて家城啓之作・演出による舞台『THE YASHIRO CONTE SHOW「魔王コント」』が上演中です。
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昨年7月、単独ライブ終演の翌日、芸人の活動に終止符を打った家城。今作は2010年、コンビ「カリカ」として開催したライブで披露したものを、本人曰く「最強にクレイジーに進化」させたストレートプレイ・コントショーです。

昨日、本番前に行われたゲネプロ。絶対悪である魔王を倒すべく、旅に出るサルト(矢崎広)、レヴィス(NON STYLE・石田明)、ガーナ(望月綾乃)。アドラ(小林且弥)を交えた4人のコミカルなやりとりが光るなかに、"絶対悪"や"正義"という真理への問いかけがちらり。平和と愛という大きな重いテーマが描かれていますが、笑いどころも多い分、観終わったあとにはさまざまな感情が心の中に渦巻く、クセになる作品となっています。

ゲネプロ終了後、石田に話を聞きました。
本多劇場では合わせたのはこの日が初めてだったそうですが、「僕のところをチェックしてくれるのかと思っていたんですけど、家城さんは『いやぁ、石田は大丈夫でしょう』って(笑)。信頼されてるんやなと思いつつ、ここはこんなに高いんやなとか暗転ってこんなに見えにくいんやなとか最終的な確認をしつつ、やりました」とコメント。「露出が多いので、冷えないように。きちんと温めておかないと喉を飛ばしそうやなと思いながら、みなさん、気を付けている感じでしたね」と冷静に振り返ります。

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家城とタッグを組むのは、今回が初めて。自身も作・演出した舞台を開催している石田は、今作について「テーマはデカいんですけど、細かいところまで描いているダイナミック且つ繊細な作品。家城さんっていう人格が出てるなと思います。そんな家城さんが創造した世界を、僕らがどれだけ作れるか、さらに超えられるかが課題」と分析。演出家・脚本家としての家城を「壮大なテーマをコントに落とし込めるやなんて、すげぇな、かっこいな、兄さん!っていう感じ。演出についても、脚本についてもすごく勉強していらっしゃるので、勉強になります」と、自身も舞台の作・演出を務める立場ならではの視点で話します。

「役者さんたちも勘がいい方ばかり。私が映画を撮る時とか、ドラマをつくる時だとかには力を貸していただけたらな、と思ってるので、けん玉をあげたりして仲よくさせてもらってます」とニヤリ。自身の役については「ボケっぽい役なんですけど、実はツッコミなので不思議な感覚ですね。あんまりやったことがない役柄なので、楽しいです」と話しつつ、「ただ、笑いを取られへんかったときの落ち込みはヒドいかも(笑)。初日の公演でどうなるかですけど、僕が演じるレヴィスというキャラクターは公演中も成長していくと思いますので、その変化も楽しんでいただけたら」とのこと。
「物語は......僕が言葉で伝えたら、お客さんは来てくれるんやろうなっていうものもあるんですけど、それは敢えて言いません。口コミで興味を持ったら来ていただければと思います。コントとして面白いのはもちろんですけど、観れば観るほどこの物語のすごさもわかるはず。"確かにそうなのかも"とか腑に落ちる感覚も味わえると思います」と、来場を呼びかけました。

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『THE YASHIRO CONTE SHOW「魔王コント」』は、16日(日)まで東京・本多劇場にて上演。当日券は全公演、開演1時間前よりホール入口にて販売しますので、ぜひとも劇場へお越しください!



【石田明】【NON STYLE】

ノンスタ・井上が高校時代のギャグ「すこぶる元気!」を披露! 『ハイスクールマンザイ2017~H-1甲子園~』開催発表会見

4月13日(木)、千葉県・イオンモール幕張新都心にて、『ハイスクールマンザイ2017~H-1甲子園~』開催発表会見が行われ、ハイスクールマンザイ応援芸人として、NON STYLE、銀シャリが登壇しました。

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今年で15回目となる高校生の漫才コンテスト「ハイスクールマンザイ~H-1甲子園~」。
過去14年間で7963組、16158人もの高校生が出場しており、プロへの登竜門として、あるいはひと夏の思い出として、高校生が真剣に漫才に取り組む姿は、毎年多くの感動を呼んでおります。


エントリーは動画投稿で行われ、全国6エリアでの準決勝を経て、8月27日(日)の決勝は、大阪府・なんばグランド花月で実施。
決勝大会進出者には、NSC入学金免除やよしもと直営劇場観覧年間フリーパスチケット、優勝者には加えてお笑い奨学金50万円といった特典も授与されます。


大勢のマスコミとギャラリーが見守る中、会見はタケトのMCで進行。

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まず、各エリアの準決勝会場でもあるイオンモールを代表し、イオンモール株式会社マーケティング統括部イベントプランニング部マネージャーの小出英司さんから「夢に向かってがんばる高校生の姿を見ていただいて、みなさまに応援していただきたいと思います」といった挨拶がありました。

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続いて、NON STYLE(石田明、井上裕介)と銀シャリ(鰻和弘、橋本直)の2組が大きな拍手に迎えられて登壇。
タケトが「カメラが一方方向だけに向けられています(笑)」と井上いじりの口火を切ると、石田が「なんで左車線だけ」と続き、井上は「車線っていうな!」とツッコミます。
その後もいじられ放題の井上に、銀シャリ・橋本が「なんかあったんですか?」と問いかけるなど、冒頭から大騒ぎの一同。

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どうにか着席すると、NON STYLEも審査員を務めた前年大会を振り返り、石田が「レベルが上がってて、すごいんですよ。正統派は正統派で成立しているし、逆に変わった漫才をする子たちも雰囲気が出来上がっているんですよね。末恐ろしいです」とまで褒め称えます。
続く井上も、芸歴17年のなかで、一度もネタを書いたことがないため「決勝に上がっている方、全員ボクより面白いです」とコメント。
それを踏まえつつ、エントリーする高校生へ「熱量、練習量」(石田)、「応援団のパワー」(井上)といった重要性も説きました。

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高校生活を共にしたNON STYLEの2人ですが、4人くらいで公園に集まり、ラジオのまねごとのようなことをテープレコーダーに録音して遊んでいたそうで、「その頃、井上さんがやってたギャグがありましたね?」と石田。
井上は、その振りに難色を示しながらも「すこぶる元気!」と渾身のギャグを言い放ち、まずまずの反応を得ます。

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続く、昨年度のM-1王者で、今月から東京へ引っ越して来たという銀シャリは、「王道中の王道」といったNON STYLEに称えられると、橋本が「そう言われるとすこぶる元気になるな」と振り、察知した鰻が「すこぶる元気!」とさっそくの完コピで爆笑!

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高校生時代の話題へ移ると、橋本は部活動もせず、夜な夜な、録画したお笑い番組鑑賞に耽るお笑いマニアのような生活を送っていたとし、鰻は野球部に打ち込んでいたことを語ります。


その後、銀シャリの仲の良さが話題に上がり、ポスターにもなったお互いの顔を密着させるポーズを再現。
NON STYLEも、嫌がる石田に、井上がどうにか背伸びで接触させてフラッシュを浴びました。

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続いては『記者の皆様の質問に何でもお答えしますのでニュースにしてください』と題して、取材陣から事前に寄せられた質問に対して、NON STYLEと銀シャリが答えるコーナーへ。
「これまで隠していた不祥事を教えてください」という質問に、鰻は高校3年生の春に、野球部を引退した理由について、出入り禁止の古墳で遊んでいたことが見つかり、自主退部をさせられたとの過去を明かします。

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同じ質問に橋本は、高校生の時に、母親が彼氏を家に連れてきたとの不祥事ではないエピソードを語りますが、井上によれば、橋本にあげたNON STYLEの単独ライブのTシャツを「これええな」と、その母親と彼氏が着ていたとか。


また、石田は高校で禁止されていた原付バイクでの通学したところ、その途中で体育教師に見つかり、一ヶ月ほど学校まわりの掃除をしたといった苦い思い出を披露します。

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続く「井上さんの良いところ、好きなところをみっつあげてください」との質問に石田は、「うわ...」と考え込んだ末に、一回だけ認められている「パス」を使用。


「高校生の時にどんなお笑いが好きで、今が高校生だったらどの芸人が好きになったか?」との質問には、鰻は「高校生の時はダウンタウンさん、とんねるずさんとかですけど、今だとNON STYLEさんかもしれないです、ホンマに」と回答します。
それを受けて「う~ん...そうかな」と表情を曇らせた石田は、「俺は和牛かな」とつぶやき、一同から総ツッコミ!

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最後の「ポジティブキャラは終了?」という質問に、井上はもともと性格にポジティブがあるとします。
さらに謹慎中に読んだ記事のなかに、「今まで井上と言えば、ポジティブナルシストブサイク生意気ウザキモキャラだった」との記述を見つけたそうで、「ここからポジティブがなくなったとしても、まだ5つキャラがあるので、なんとかやっていけるんじゃないかと(笑)」とのポジティブ発言も。


どうにかコーナーをやり遂げると、「ファニーな記事でお願いします!」(井上)、「思い切って丸文字にしてくれないかな(笑)」(石田)という取材陣へのメッセージで締めくくりました。


その後の囲み取材では、ハイスクールマンザイについて「ファンがついている方もいらっしゃいますよ。M-1チャンピオンも生まれる可能性があります」と橋本がレベルの高さに言及。


高校生がやる漫才について、石田はいろんな人からインスパイアされつつ、好きなネタをやるべきとアドバイスしますが、自身の特色を訊かれた井上は「探している段階ですね。師匠方にお話を聞いても、まだ探しているとおっしゃるので、死ぬ時にわかるんじゃないですか」との持論を明かしました。


話題は、井上に対する石田の言動について触れられると、「(井上への)愛っていうくだりがめっちゃ嫌いなんですよ」と語気を強める石田。
石田にとって、井上への苛立ちが、ネタ創作への熱量を上げるとして、「井上に対してムカついてればムカつているほど、いいネタが書けます(笑)」「井上は俺の捌け口、排水口です」とまで言い切り、「詰まったるからな!」と言う井上にも、石田は「今、詰まってる(笑)」と冷静に返して笑いを誘います。

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また、昨今の不倫報道の流れで、不倫の可能性について訊かれた鰻は「80歳まで一緒にいようと思った人と結婚したので、大丈夫です」とコメントし、橋本は「『夜の鰻も鰻登り!』とか、いじられると思う」といった見出しの心配を。
かたや石田は「井上の件があって、好感度バク上がり中なんですよ。だから今、記者が狙ってると思うんですよ。家でおとなしくしてきます」と、こちらもその可能性を否定しました。


最後に『ハイスクールマンザイ2017~H-1甲子園~』について、井上は「わかりやすくスターになれるチャンスが、みなさんの前にありますから、迷ってるくらいならやってみて損はないと思いますので、楽しい漫才を見させていただくことを楽しみにしています」とエールを送るとともに、エントリーを呼びかけました。

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『ハイスクールマンザイ2017~H-1甲子園~』の出場者は現在受付中。
詳細、最新情報は、公式サイトでご確認ください。

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【NON STYLE】【銀シャリ】【タケト】