最新ニュースインタビューライブレポート

記者会見

2017年11月 9日 (木)

「桂文枝 芸能生活50周年 ファイナルステージ」新たに加山雄三さんの出演が決定!トークゲストで関根勤さんも登場

落語家・桂文枝の芸能生活50周年イヤーの最後を飾る一大イベント「桂文枝 芸能生活50周年 ファイナルステージ〜またここから始まる〜」が、12月1日(金)、大阪・オリックス劇場にて開催されます。ゲストに落語家・三遊亭円楽さん、歌手・さだまさしさんを迎えることが既に発表されていますが、このたび追加ゲストが決定。さらに海外公演も行われることとなり、11月9日(木)に記者会見が行われました。

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ウクレレを手に登場した文枝が、「大学時代から憧れており、今もLINEでいろいろやりとりをしている方」と紹介した新たなゲストは、ご存じ若大将・加山雄三さん。「歌ありトークありで、楽しく盛り上がって50周年の最後を締めくくりたい」との言葉どおり、落語では文化庁芸術祭大賞を受賞した代表作「ゴルフ夜明け前」の新バージョンを披露するほか、ゲストとして円楽さんも口演。トークコーナーを挟み、最後は華やかな歌のステージで締めくくられる予定です。もちろん文枝も「一緒に司会をしたり、歌わせていただいたり」するとのこと。コンサートでのおしゃべりにも定評のあるさださんについては、「ちょっとトークは控え目にして」と付け加えて笑わせました。

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さらに、トークコーナーのゲストとして、関根勤さんの出演も決定。文枝は関根さんのかつての芸名・ラビット関根の名付け親でもあり、「それ以来のつながりで、非常に仲良くさせていただいている」仲。近年は、賞レースの審査員として席を並べることも多く、「『R-1ぐらんぷり』で審査員を務めるときはいつも隣なんですが、ほんまによう笑いはる。僕は関根さんのように社交的にではなく、おもしろくないのに笑えないので(笑)、ぜひその社交術も教えてもらいたい」と話していました。はたしてどんなトークが繰り広げられるのか、こちらも注目です。

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また、11月16日(木)に台湾・台北、12月14日(木)にシンガポールと、海外での公演も。「できれば韓国、中国でも公演して、トランプさんの後を追いかけていきたかった」とボケつつ、「大いに笑いを振りまいてきたい」と文枝。とくに初公演となる台北を楽しみにしており、「打ち上げで小籠包を食べたい。水餃子の方がおいしいとも聞いたので、どちらも食べて帰ってきたい」と終演後の"グルメ体験"にも期待していました。

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質疑応答で、加山さんのステージについてきかれると、「君にまかせると言われたので、僕が好きな曲を。もちろん『君といつまでも』『旅人よ』も歌っていただく予定です」と回答。ちなみに持参したウクレレは、加山さんのサインが入った貴重なもので、文枝が「ゴー!ゴー!若大将FESTIVAL in OSAKA」(大阪市中央体育館で開催)に出演した際にいただいたそう。加山さんとは「『ヤングおー!おー!』に出ていただいたときから、かわいがっていただいている」という長い付き合い。「ですから今回は、親しくさせていただいている方々が、お祝いに駆けつけてくださる、というステージになる。和気あいあいと楽しくやれる感じがします」と笑顔で語りました。

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「加山さんと楽器でセッションの予定は?」という質問には、「ウクレレで一緒にやらせていただきたい」と文枝。前出の「ゴー!ゴー!若大将FESTIVAL in OSAKA」では、エレキギターを抱えて出演しましたが、「実はコードがつながっていなかったんです」と笑いを交えて明かし、「今度はコードをつないでもらってエレキギターで共演したいが、家にないので練習できない(笑)。でも、格好だけでも持たせていただけたら」とリクエスト。ウクレレは、「サインがすり減ったらいけないので」自宅にあるコレクションから別のものを持参して演奏するそうです。

最後は50周年イヤーとなった2017年を振り返り、「もっとゆっくり楽しくできればよかったが、バタバタと駆け抜けていった」としみじみ。「この50年、いろんなことがあったが、今日があるのは先輩方、師匠方のおかげ。みんなにかわいがっていただき、よくしていただいてこの50年がある」と思いを馳せながら、「これで、いい締めくくりができるんじゃないかなと思います」と、本番に向けて決意を新たにしていました。

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【桂文枝】

2017年11月 6日 (月)

尼神インター・誠子 ツルツルの脚&自慢のくびれで、あの大人気俳優にラブコール

11月6日(月)、脱毛クリニック「REGINA CLINIC」新店舗オープンイベントが行われ、イメージキャラクターに就任したモデルの瑛茉ジャスミンさんと、応援ゲストの尼神インターが"女性の美しさ"をテーマとしたファッションで登場しました。
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瑛茉ジャスミンさんは、キュート&セクシーなメイド姿で取材陣を魅了。誠子も負けじと、「誠子のマシュマロボディを惜しみなく披露しました。ボディラインだけは自信ある」とへそ出しファッションで登場し「これが誠子のくびれよ」と猛アピール。REGINA CLINICで脚の脱毛をしツルツルになった脚も大胆に露出し「これで街を歩きたいくらい。みんなに見て欲しい」と自信満々の誠子でしたが、渚は「顔のホンコンさん感は、全然とれてない」とピシャリ。瑛茉さんからも「きれいなホンコンさん」と言われてしまいます。しかし、誠子以上に問題なのが渚。「"クールでかっこよく美しくしてください"とお願いしたらこうなった」となぜか男装で登場。誠子には「イベントの趣旨がブレるからやめて」と怒られてしまったものの、当の渚は宝塚トップスター風の衣装と1時間かけたというメイクに大満足でした。
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「REGINA CLINIC」で脱毛を体験した誠子と、付き添いで一部始終を見ていた渚は、痛みのなさと速さに感激。高級感あふれる店内や、リーズナブルな料金も魅力で、「女芸人、剛毛な人多いから教えてあげたい」(誠子)、「店内もプライバシーがしっかり守られてて人に会わなくてすむのもいい。これなら下の毛もいける」(渚)と脱毛に意欲を。また、美容についてのトークでは、「ストレスためないように、我慢しないこと」(渚)、「(ファッションで)出せるところは出す」(瑛茉)と、それぞれの美容法を。誠子は、夜の公演で月の光を浴びながらヨガをする「ムーンライトヨガ」にはまっているそうで、渚から「(不審者として)捕まらんといて」と注意喚起が。
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実は、誠子が美容に熱心な理由は「クリスマスまでに彼氏が欲しい」という切実な願いだと告白。大好きな俳優・高橋一生さんにメディアを通じて猛アピールしてるものの全く音沙汰ないことを嘆きつつ、この場でもめげずにアピール。「明日、夜8時に池尻大橋駅に来てください」と、この攻めのファッションで待っていると熱烈なラブコールを送りました。
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【尼神インター】

2017年11月 2日 (木)

宮川大助・花子が平成29年秋の褒章で紫綬褒章を受章

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宮川大助・花子が、平成29年秋の褒章にて紫綬褒章を受章しました。

紫綬褒章とは、日本政府から学術、芸術、技術開発などの功労者に授与される褒章。このたび、宮川大助・花子は、夫婦漫才に新たなスタイルを打ち出したという点で功績が称されました。

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11月2日の発表に先立ち、10月31日(火)、大阪市内のホテルで会見を行い、大助・花子が紫綬褒章受章の喜びを語りました。会場に姿を現し、着席の前に深々と頭を下げたふたり。「今年はとくに、大助・花子にとって激動の1年といっても過言ではない、大変な1年でした」と花子。今年3月に、大助が腰部脊柱管狭窄症のためにより手術。さらに5月には感染症による二度目の手術。続いて6月にグラム陽性菌敗血症により三度目の入院。9月になんばグランド花月にて舞台復帰を果たしました。花子はその激動の日々を振り返り、「最初、紫綬褒"しょう"と聞いたとき、また新しい感染"しょう"になってしまったのかな? と思ってしまいました。こんなに素晴らしい章をいただけると思っておりませんでした。本当にありがとうございました」と感無量。

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すでに感極まり、唇を固く結んだ大助は、まず「感動しています」とひと言。「自分たちは、漫才大賞や新人賞、努力賞など、そういった目の前のレースが賞だと思っていました。だから、まさかこういう形のものをいただけるとは、本当に思いもよらなかったです。いちばん最初に顔が浮かんだのは、自分を産み育ててくれた親と、小学校の時の担任の先生です。僕は子どもの頃はいたずらばかりしていて、いくら悪いことをしても先生は抱っこしてくれ、怒らなかった。その先生方の顔が浮かびました。そして吉本をはじめ、自分の師匠、友だち、仲間、先輩、両親、本当に、すべての良き人たちに守られてきたなと感じます。皆様に僕らは育てていただいたんだろうなと感謝しました。本当にありがとうございます」と話すその目にはうっすらと涙が。

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「今回の褒章で、どういう点が認められたと思われますか?」との質問には、「とにかくびっくりして。大助は2月28日から闘病生活を送っていましたので、『まさか』という気持ちでいっぱいでした。自分もホッとしたところなので、想像がつかない」と花子。大助は、「僕らはずっと仲がよい夫婦で続いてきたのかというと、そうじゃありません。漫才のためにケンカばかりしながら、女房も自律神経がやられてしまうほど稽古をしたり、ずっと漫才ばかり考えてやってきました。その中で、ひとりの子どもを育て、子どもの笑顔が支えでした。そして花子のお母さんが僕らの仲裁してくれました。お母さんがニコッと笑って料理を出す、それが和合の薬だったんです」と明かしました。そんな漫才尽くしのふたりが転機を迎えたのは、1988年。花子の胃ガンが発覚した時でした。「女房が胃ガンをやったあたりから、夫婦のあり方、夫婦の良さを考え出しました。『うちも、大ちゃん花ちゃんところの夫婦みたいやってよく言われるねん』と言われるのがいちばんうれしいです。そういう形の夫婦円満さを、世間の人たちに知ってもらい、『あんな夫婦いいな』と思ってもらえるのが目標でした。僕らは漫才が下手くそで出発したものですから、殴り合いするほど稽古しないとついていけないのが現実でした。だから、それでも子どもを育てながらがんばったうちの奥さんに『おめでとう』と言ってあげたいです」と一気に語り尽くしました。

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この言葉を受けて、花子は「いま、大助くんに言われる前に、私は大助くんに言おうと思っていた言葉があるんです。今回、受章した理由をマネージャーに聞いたら『夫婦漫才です』と答えが返ってきました。いつか、夫に本当に言わなあかんなと思っていた言葉を、この場を借りて言わせていただこうと思います」と切り出しました。

「漫才に誘っていただいて、本当にありがとうございました」。

その言葉に大助は号泣。

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続けて花子は、これまで抱いていた自分の想いを明かしました。「夫が『漫才しよう』と言った時から、ずっと私は『いつか辞めよう』と思っていました。そして自分が病気になり、その時に『辞められるかな』と思ったけど、お客さんが待っていてくださり、会社の支援もあり、すぐ復帰の舞台も用意してくださり、『辞める』という言葉が出せませんでした。そして10年前の2007年2月に夫が倒れた時、『これで漫才は終わったけど、夫婦の生活が始まるんだな』と思って病院に行った時、夫が『いや、違う。ひとりで舞台立ってくれ』と言いました。私は何かわかりませんでしたが、ひとりで舞台に立たせていただきました。そして今回、夫が倒れた時にみんなにこう言われたんです。『大助が、ずっと選んできた漫才の道やから、花子ひとりだけでもセンターマイクを温めておけよ。それをすることで、大助が戻れるんだから』と」と、夫が舞台に帰れるようにとマイクを温め続けた花子。そんな気丈な花子も、深く落ち込んだことがありました。「でも、また感染症になったりして。今年は私、くじけてしまって。五木ひろし座長の新歌舞伎座で『夫婦善哉』に出演した際、ひとりで着物を着る時に、『夫が入院してるのに、私は何をしているんやろう』とずっと落ち込んでいました。病院で、大助くんに『もうあかんわ、私。落ち込んでるわ』と打ち明けたら、『みんなが心配しはるから、元気出して』と、病院の天井を見ている大助に励まされました。今年前半から秋口にかけては『もうアカン』と思っていました。それが、こういう大きなご褒美を頂戴することができて...。これは、『文化庁芸術選奨』をいただいた時に私が大助にかけた言葉なんですが、もう一度、大きな声でかけたいです。『漫才に誘ってくれてありがとう。そして、この私をどこまで大きくしてくれるねん』と」と改めて大助にお礼を。

また、紫綬褒章の偉大さを大助が語る一幕も。「これまで、大阪でもらわれた方が夢路いとし・喜味こいし師匠です。ご縁があって、受章パーティーに参加させていただいたんですが、大先輩の、僕らが神様仏様と崇めるような存在でしたので、そういう方がもらうものだと思っていました」としみじみと語りました。

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1979年2月に結成した宮川大助・花子。先に大助が語ったように、夫婦漫才の道は山あり谷ありだったといいます。

大助は「僕らは漫才レースの中で、デビュー当時から戦うように、勝つために攻撃型の漫才をやってきました。本当にバトルのような毎日でした。レベルが低かったから、稽古しないとついていけなかった」。1日10時間の稽古、ときには夜中まで公園で稽古を重ねたと明かします。「稽古のときはまともじゃなかった。嫁はんも気が強いから、『何でそんな言い方されなあかんねん!』って。僕が1発叩いたら、嫁はんが4発叩いてきて、僕、奥歯1本抜けました。近所のおばちゃんが『つかみ合いの大げんかや!』と騒いだら、花子のお母さんは慣れてはるから『ああ、漫才の稽古、やってますねん』と。どんな稽古やねん、いうてね(笑)。だから子どもにとっては、当時は決していいお父さん、お母さんじゃなかったと思います」と、まさにバトルのような稽古を重ねていた時代が。「女房のほうは子育ての最中に稽古もして、その成果があって賞をいただけたんですが、賞をいただいても女房には『賞を眺めるな。次の目標、次の目標』とすぐに賞状を納戸に片付けてしまったんです。今思えば、女房にはかわいそうなことをしました。次第に女房は『漫才のレースに勝っても、あなたのもの』という発想になり、夫婦として、コンビとして違和感が生まれてしまったこともありました」と語りました。また、「一度、嫁さんに離婚届を出されたこともあるんです」とも。「僕がハンコ押さなくて。その時、ふたりを止めたのは、子どもの存在もありますが、田舎の親の言葉でした。いつも、帰るたびに親が言うんです。『親の遺言だと思って聞いてほしい。夫婦末長く、いつまでも仲よくな』と。だから、女房が『もしも離婚することになったら、田舎のお父さんとお母さんにどう報告しよう』と。その言葉が、僕の中で夫婦の絆の始まりだったですね」と振り返りました。

走り続ける毎日のなか、花子に胃ガンが見つかり「僕らのバトルは終わった」と大助。「これではあかん、と。それより親が言ってくれたように、夫婦仲よく。これに勝るものはないんです。それからは、夫婦としてぼちぼち見つめ合うことができました」と当時を語りました。

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花子は、大助が病に倒れた激動の日々を振り返りました。「結婚30周年記念公演の『シャルウイスマイル』をやった次の年の2007年に大助が倒れ、2016年4月に結婚40周年記念公演『花咲村の妖精』をやらせていただいた翌年の今年、大助がこういう形になり、本当にすごいジェットコースターやなと思います。でも、それも神様の与えてくれた試練。また、それに打ち勝つだけの余裕も、神様が与えてくれたのだと思います」と目を輝かせました。

現在は、「今は本当にいい夫婦」だと語り、夫婦の楽しさを感じている最中だと話します。「今は精神的な夫婦になれて、いま初めて夫婦の楽しさというのを感じている最中です。そんな時に、ポンと温泉の源泉が湧き出たようにこの章をいただき、正直驚きで。自分たちが晩年の夫婦の形に入っている時にいただいた褒章なので、感無量です。うれしさと同時に責任感も、そういう形の漫才を続けていきたいなと思います」と改めて責任感も。

花子は、「大助くんが生きてくれててよかったわ。生命保険、2億円入ってますよ? でも、今年こそはそれいらんからと生きておいてほしいと思った。背中に厳しい傷があります。それを見るたび、生きるために傷つけてまで戦い、がんばったんやから、人生の元とらなあかんで、と。大助くんは、小さい頃も生活が大変やったから、大助くんが新幹線でグリーン席から富士山見ている姿を見るだけでもうれしいんです。大助くんが楽しいことをしてたらうれしいです」と受章を改めて喜びました。

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今後の挑戦を尋ねられた際は、「私はとりあえず、今年の女芸人No.1決定戦『THE W』にチャレンジしておりますので、優勝目指してがんばります。そして、今年の11月8・9・10日と、また岩手の大船渡に行かせていただきます。被災地の皆さんにも大助の病気のことで心配をおかけしましたので、今回はおめでたい報告をしたいです」と花子。

大助は、「漫才だけは表現できないこともあるし、漫才は笑っていただくのが一番で、なかなかメッセージを入れにくいんです。僕らはお芝居もやっていますし、一人芝居や、子どもたちとミュージカルもやっていて、その中にメッセージを入れていきたいですね。環境やふるさとのこと、忘れてはいけない美しい日本。僕は里山や鎮守さんが大好きで、そういう場所で育ったものですから、そういうお芝居もやっています。また、親子の理想の関係なども、親子で楽しめるわかりやすいお芝居をやっていきたいです。それが僕らの夫婦漫才の形になっていくと思います。そういうビジョンを今後完成していきたいですね」と語りました。

また、近頃注目を集める男女コンビについてエールを贈る一幕も。花子は、「男女でも夫婦でも、ものすごく期待しています。今は時代が違うから激しいことはいりませんが、『こうしたらかわいいコンビになるよ』とアドバイスしてあげたいですね。女性はかわいらしく、男性はスマートに。今の時代は女性が強いからね(笑)。それに、昔と違って女性でもやりやすい時代になっていると思います。やっぱり男女コンビが出てきたら、どうしても声をかけてしまいますね」と笑顔。大助は「こないだ、新山ひでや・やすこ師匠ご夫婦の漫才を見たときに、ふたりでニッコリ笑ったんです。それが本当によくて。僕らとまたパターンが違うし、僕らの大先輩ですが、夫婦がすごくきれいなんです。今、不景気ですから、定年退職したご夫婦が、新山ひでや・やすこ師匠ぐらい楽しく生きられたらいいのになと思いました。僕らにとっては『いい鏡が出てきはったな』と。僕らも目標にしたいと思います」と語りました。また、若い男女コンビについては、ぺこさんとりゅうちぇるさん夫婦を挙げ、「あのふたりは漫才をやっていないけれど、僕らから見たらまさに夫婦漫才なんです」と太鼓判。「あのふたりは本当にかわいい。ああいう人達がどんどん漫才で出てきはったらいいなと思います。僕らはそういう方たちの見本になれたらいいなと思います」と語りました。

最後に、お互いどのような存在かを尋ねられたふたり。花子は「私は、大助のことを漫才の相方と一度も思ったことはありません。つねに夫という感じ。舞台でも夫としゃべってるし、家に帰っても夫。そして今も夫です。それと、自分をいちばんわかってくれている人。"夫婦は史上最強の味方"というのといっしょで、夫は史上最強の味方だと思っています。絶対に助けてくれる。だから、私、彼に裏切られたら生きていかれへんと思う!」と断言した後、小さな声で「いや、生きていけるけど」とつぶやき、記者陣を沸かせました。大助は、「ベストマイワイフ、です」とのこと。「僕が脳卒中になった時、娘の肩を借りながら『意識を全部失うかもしれん。お父さんは、あなたとお母さんに出会えて最高に幸せ。我が人生に一切の悔いなし』と伝えて病院に行きました。その気持ちは今もあります。本当に、子どもと女房には頭が下がります」と語り、またも感激の涙をポロリ。花子から「どんだけ泣くの!」とツッコまれていました。

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紫綬褒章を受章し、ますますやる気をみなぎらせる宮川大助・花子の夫婦漫才を、今後も応援してくださいね!

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【宮川大助・花子】

2017年10月 3日 (火)

天満天神繁昌亭で「第三回 三代目林家菊丸独演会〜人情・滑稽・芝居音曲〜」開催!

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11月8日(水)、天満天神繁昌亭で、「第三回 三代目林家菊丸独演会〜人情・滑稽・芝居音曲〜」が、文化芸術祭参加公演として開催されます。2015年の第一回から今年で三年目を迎えるこの独演会を前に、開催会見が開かれました。


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会見場に現れた菊丸は、独演会を「年一回の集大成、けじめになる」と語り、今回、滑稽噺はもちろん、芝居音曲、人情噺とバラエティに富んだ内容であることをアピール。「思い切って色合いの違う三席を披露させていいただく」と力強く宣言しました。


理想の落語は「演者の姿が見えなくなって、登場人物がいきいきとお客様の頭に描かれるようになるもの」と菊丸。演者の個性で押すというよりは、作品の良さを全面に伝えられる落語を目指している、と話します。


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独演会で披露する「幸助餅」「浮かれの掛取り」は、師匠の染丸から膝稽古で一言一句つけてもらったとのこと。「幸助餅」については、三年前の襲名披露で全国を回った際にもよくやっていたそう。「いい話、人と人との義理や恩、師弟関係でやってきた私にはすごく響く」と思い入れたっぷりの様子です。そして去年からやることは決まっていたものの、1年ずっとやったら上達するかというとそうではないとも。この「幸助餅」をやるために、違う人情噺にも取り組んできたと明かしました。「浮かれの掛取り」は、やっぱり芝居音曲がふんだんに入るものをやりたいと決めたとのこと。実は辻占茶屋と迷ったという裏話も聞かせてくれました。


「湯屋番」は「林家たい平さんからいただいた」と菊丸。6月に二人会を開きましたが、たい平が十八番にしているということで「実際に舞台でやっている人から教えてもらう方がいいだろう」とお願いしたそう。以前はノロケの入るのは苦手だったとのことですが、「40を超えるとそういうものも吹っ切れて」と笑わせました。


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療養中の師匠の近況についても質問があり、小柄でありながら勢いがいいという理由で大相撲の宇良関が好きというエピソードも披露。弟子たちが定期的に立ち寄り、芸人としての感覚が鈍らないようにコミュニケーションをとっていると話しました。続いての東西で気になっている落語家はという問いには、かなり悩んでいましたが、東は古今亭文菊、西では桂雀太の名を挙げ、「気になるというとついつい後輩になってしまう」と話しました。


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独演会当日は、上方落語若手噺家グランプリを受賞した桂米輝の「開口一番」、ラッキー舞の「太神楽曲芸」もそれぞれ披露されます。さらに話芸に磨きをかけた菊丸の独演会、見逃せません!


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【林家菊丸】



「第三回 三代目林家菊丸独演会〜人情・滑稽・芝居音曲〜」

開演午後6時45分(開場6時)全席指定

前売1階2,500円 2階2,000円 当日1階3,000円 2階2,500円

お問合せ:チケットよしもと0570-550-100(平日10~19時受付)


『キングオブコント2017』7位に終わったアキナが新番組『吉本超合金A』の記者会見ドッキリで強烈なLOVEゲームを体験!

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10月29日(日)からテレビ大阪でスタートする新番組『吉本超合金A』の放送に先立ち、テレビ大阪で記者会見が行われました。『吉本超合金』といえば、かつてFUJIWARAや二丁拳銃が体をはったロケで人気を集めていた伝説の番組。

このたび、アキナがメインとなり『吉本超合金A』として新しく生まれ変わります! 10月2日(月)、意気込みを語る記者会見が行われたのですが、こちらの会見、実はドッキリ。先日行われた『キングオブコント2017』で残念ながら7位とふるわなかったアキナの2人に、予告なく『吉本超合金』名物のLOVEゲームを仕掛けようというもの。

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何も知らず会見場に姿を現したアキナ。金屏風の前でやや緊張気味ではあるものの、新番組のメインMCとあり、その顔は晴れ晴れしさを感じさせます。

まさかこの後に大がかりなドッキリが行われるとは知る由もなく、意気揚々と会見に臨む2人。まず、『吉本超合金A』にかける意気込みを尋ねられ、秋山は「『超合金』は本当に青春時代に観ていた番組で、この番組を自分たちがやれるということで。当時、FUJIWARAさんのことがすっごく大好きで、腹を抱えるぐらい笑ってました。そのFUJIWARAさんを超えないといけないんだなというプレッシャーはあるんですけど、FUJIWARAさんを超えるために、"死ななかったらいいや"精神で挑みたいと思います」と意気込み十分。

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山名も「伝説の番組やと思ってるので、決まったと作家さんから伝えてもらった時はとりあえず『殺してください』と伝えました」と、かなり大きな決意を持って番組に挑むようです。

記者からの質疑応答では、まず「吉本超合金の印象は?」という質問が。「FUJIWARAさんが常にボロボロになっているような印象です。そこがやっぱり『こんなおもしろいことあるか?』っていうぐらい笑ったので、そうなれるようにしないとダメやなと思います」と秋山。山名は「(過去の『吉本超合金』で)勝手に家を引越されたり、勝手に貯金を全部使われたり...ってあったんですけど、それを考えた時に、そういうことが今後、ほんまに自分の身に起こり得るんやと想定したら『殺してください』といったものの、すごく腹が立ちます」と語り、記者陣をわかせました。

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「他に印象に残っている企画は?」という質問には、秋山は「こないだの『吉本超合金F 2017 帰ってこいよ!超合金90分SP』(2017年9月17日放送)も、もちろん見させてもらったんですけど、『帰ってこいよ!』は当時大好きだった企画で、言い出したらすごく出てきます。あんまりやったなっていう企画はないです。なんか、『365日、誕生日の人を探す』っていうやつだけ、中学生ながら『おもんないな、これはどうしたらええねん』と。それ以外は全部面白かった」と答え、記者陣は思わず爆笑。山名は「僕は『秘密指令』というのが面白かったです。ほんまにいっぱいあります。どれも面白かったので」と当時に思いを馳せていました。

「今後、『吉本超合金A』でやってみたい企画を教えてください」という質問には「FUJIWARAさんがやってた企画はもちろん自分たちもやりたいです。でも新しい名物企画が生まれることが一番いいかなとも思います。両方、やっていきたいです」と意気込みます。山名は「こういう記者会見の場で言ったことが、意外と...。いま、スタッフさんもいらっしゃるので」と匂わしつつ、「それを含めて言いますと、うちの秋山はスニーカーが大好きで、コレクションが100足あるんです。あんなんって燃やしたらどうなるんかな...?」と言い出し、思わず秋山が「マジで手ぇ出すから!」と止めていました。

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続いて、何やら怪しい男性記者から質問が...。実は、この方はニセ記者。ついにドッキリが幕を開けます! 「アキナさん、『吉本超合金A』で、ぜひお笑い界のキングを目指してください!」とエールを送ったと思いきや「ところで昨日の『キングオブコント』は何位でした?」と出し抜けに傷口に塩を塗るニセ記者。思わず爆笑するアキナでしたが、秋山が「記憶から消したい(笑)。7位だったので...」と答えているにもかかわらず「何位でした?」と繰り返すニセ記者。

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すると、どこからともなく「7位か!」との声!聞き覚えのある声に驚くアキナ。なんと、MCを務めていた千年屋アナウンサーの机の足元から、ケンドーコバヤシが登場! 「7位はよくないねぇ〜! 7位に終わってしまったということで、『LOVEゲーム』!」と絶叫し、LOVEゲームがスタート! LOVEゲームとは、番組でもおなじみの超過激な企画です!

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「目指せ、日本一祭り」と題して、秋山にはバクチクが仕込まれた富士山型の帽子を被ってもらい、来年こそ日本一を獲ってもらおうという企画。「俺? なんでなん!? 怖い、怖い!」と、急展開に戸惑いを隠せない秋山に強引に帽子をかぶせて点火!!

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弾ける火薬、飛び散る火花!

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放心状態の秋山は「『超合金』、やっぱり観る側がいいかもしれません」とポツリ。

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「目指せ、日本一祭り」が終わった後、「喉が渇いた」というケンドーコバヤシが水の入ったペットボトルを手に取り、山名におもむろに近づいてゆきます。その瞬間、「あっ!」と水をこぼし、山名のズボンがびしょ濡れに...。

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ズボンが濡れて怒る山名。ケンドーコバヤシが「なんとかして!」と助けを呼んだところ、なんと山名のお母様が登場! 山名は「30年ぶりのおむつ替え祭り」ということで、お母様に濡れたズボンを脱がせてもらい、おむつを履かせてもらうというLOVEゲーム!

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「あかん! ほんまにいや! もうあの時のとは違うねん!」と激しく嫌がるものの、半ば強制的にお母様におむつを交換してもらった山名でした。

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ドッキリ終了後、秋山は「まったく想像してなかったので...。ほんまに『超合金、すばらしいな』と思いました」とグッタリ。山名は「ことが起こる前、会見で『やるぞ!』って言ってましたやん。でも、(ドッキリを仕掛けられて)こんなに心の準備ができてなかったんやって思いました。改めて、『だいぶ腹くくらなヤバイな』って思いました」とこちらもグッタリ。

「想像をはるかに超えてる。やっぱり見る側がいいかもしれない」。アキナにこう言わしめた今回のドッキリの様子は、テレビ大阪で10月22日(日)24:35~(※都合により放送時間が変更になる場合がございます)にて、『吉本超合金A祭り! スタート直前緊急SP』として放送されるので、アキナの仰天ぶりをぜひチェックしてくださいね!

そして、『吉本超合金A』は、10月29日(日)24:35~スタート(毎週日曜日24:35~25:35)です! どうぞお楽しみに!

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■番組情報

テレビ大阪『吉本超合金A祭り! スタート直前緊急SP』

10月22日(日)深夜0:35~

※都合により放送時間が変更になる場合がございます

テレビ大阪『吉本超合金A』

10月29日(日)24:35~スタート、

毎週日曜 深夜0:35~ 放送

【アキナ】

2017年9月29日 (金)

大阪の"エエ歌"とここだけのトークが楽しめる! 大平サブローの『オオサカンホットミュージックナイト』11月24日に開催!

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大平サブローが、11月24日(金)にYES THEATERで『オオサカンホットミュージックナイト』を開催することが決定しました! 1975年にデビューして以来、テレビ、ラジオ、舞台など幅広く活躍する大平サブロー。このたび、大阪の文化として関西弁をベースにした曲や関西を題材にした曲などを残し続けていきたいという強い想いを抱き、『オオサカンホットミュージックナイト』を開催することになりました。

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これに先立ち、9月28日(木)、大平サブローが開催発表会見を行いました。会見の始まりに、サブローのミュージックサポーターの岡嶋直樹さんのギターに乗せて歌声を披露。上田正樹さんの『悲しい色やね』、桑名正博さんの『月のあかり』、やしきたかじんさんの『あんた』などをメドレーで歌い上げました。

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記者陣が聴き惚れているところに「放っておくとずっと歌ってしまうので(笑)」と切り出し、続いてサブローからこのイベントに対する想いが語られました。「ずっと大阪・関西にちなんだ歌、大阪にちなんだ方の歌をたくさん唄いたいという気持ちになっていました。関西にはやしきたかじんさんや桑名正博さん、河島英五さんなど、天国に行かれたレジェンドが本当にたくさんいらっしゃいます。もちろん、現役でがんばっている先輩や若い方もいらっしゃるし、そういう方々の歌を唄っていきながらみなさんに歌を聴いていただいて、その時代のことを思い出していただいたり、楽しんでもらえたりという時間、空間を一緒に作れたらなと。そんな想いでライブをやらせていただきたいと思っています」と語りました。

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60歳の時はギター片手に全国ツアーを周り、さらに去年は関西エリアを中心にライブ活動を行ってきたサブロー。「今度は大阪にしっかり腰を下ろして、YES THEATERをベースに1回目としてやらせていただきますが、今後、2回、3回とずっと続けていけたら。これから、団塊の世代を含めて僕らの人口が増えていきますので、僕らの年代の娯楽を残していくこと、歌い続けていくことを、ひとつの使命というとかっこいいんですけど、僕も楽しいし、聴いている方も楽しんでもらえる。そんな想いもあります」とのこと。「歌える限り、しゃべれる限りはがんばろうかなとやらせていただきます」とも。

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さらに、今回は間寛平、嘉門タツオさんをゲストに迎えての賑やかなライブになる予感。「寛平さんはボケで、独特の間合いでなんとも言えない空気感をもってらっしゃる先輩。大人のちゃんとした会話が未だにできない(笑)。でも歌がうまくて、人一倍優しくて、木に登って落ちたり、地球を一周したりと、まだまだスケールが計り知れないものがあるお兄さんです。大阪を代表するレジェンドでもあるので、いつもとは違った寛平さんをトークと歌で引っ張り出すことができたら成功かなと思います」と、いつもとはひと味違う寛平の魅力を引き出す予定。

嘉門タツオさんは、「昔は笑福亭笑光という落語家さんだったので、やっぱり芸人さんという感じです。破天荒に見えて真面目な人ですし、緻密で、『ヤンキーの兄ちゃんの歌』も計算され尽くされています。どうやって作ったんやろう? とか、噺家さんから歌に行かれた理由とか、桑田佳祐さんとの出会いとか、そういったエピソードも知られているようで知られていないので、そこも含めて嘉門タツオさんの世界と僕らの世界を融合させたい。非常に楽しみにしています」と語りました。

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こうしたライブを開催することは「以前からちょいちょい考えていた」とサブロー。「楽器をする前から、『歌と話を交えたような面白いイベントできたらいいな』と言っていたんですけど、ツアーとか回らせてもらっているうちに『これは絶対になんかできるわ』と。今回も巨人さんに話したら『いつでもいいで』と言ってくださいました。巨人さんは以前、NGKでライブをやった時に出ていただいたので、2回目とか3回目ぐらいにまた出演していただきたい」と語りました。

ライブの構成について尋ねられた際は、「歌を忘れてしゃべり続けている可能性もある(笑)」としながらも、「ざっくり考えているのは、僕が7〜8曲ぐらいで、ゲストの皆さんは3曲ぐらい」明かし、嘉門タツオさんや間寛平の歌を楽しみにしていると語りました。また「寛平さんの、アースマラソンの時の話をちゃんとしゃべってほしいですね。『ありえんやろ!?』みたいなことが多かったので(笑)。僕はイランまで寛平さんに会いに行ってるんで、その時のエピソードもしたいと思っています」と語りました。

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また、やしきたかじんさん、桑名正博さん、河島英五さんとの思い出を明かす一幕も。「北新地というのを初めて教えてくれたのはたかじんさんでした。桑名さんは、僕らが若い時のミナミのヒーローで、僕らがテレビに出始めた時に声をかけていただいて、『自分らの漫才好っきゃ!』と話しかけていただいたのが印象的で、あんなかっこいい大人になれたらいいなと思わせてくれた方でした。河島英五さんは、歌の番組をやっている時にゲストで来ていただいて、英五さんの歌の替え歌を披露したら『おもろいな』とすっかりハマってくださって。ワイルドなイメージがありますが、緻密で几帳面な方でした」と懐かしそうに語りました。こういった、サブローだけが知る大阪のレジェンドたちとのエピソードもライブでは明かされるようです!

『オオサカンホットミュージックナイト』は、今後も「僕としては最低でも年1回、できれば春・秋とか、季節の節目で開催していきたい」とも。「いろんな方をゲストに呼びたいです。大西ゆかりさんや上田正樹さん、憂歌団の木村さんとか、アリスさんもそうですよね。ギャラは思いっきり泣いてもらって(笑)。関西出身ではなくても、大阪にまつわる歌を唄っている方々とか、そう考えると果てしなく広がりますね」と目を輝かせていました。また「押尾コータローさんに生ギターを弾いてもらいたいですね。記事に『弾いてください』と書いてください!」と熱烈ラブコールも飛び出しました。

ミュージシャンだけでなく、楽器が得意な芸人ともコラボも考えているとのこと「(新喜劇の)松浦くんとか、ぐっさんとかフットボールアワーの後藤なんかもギターうまいですしね。彼らもそんなんで絡んでいけたら。今後ですけど、いろんな方とコラボでやっていきたいです」と語りました。

大阪で歌い継がれている名曲の数々と、ここでしか聴けないトークも楽しめる大平サブローのライブにぜひお越しください!

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■イベント情報

『オオサカンホットミュージックナイト』

開催日時:2017年11月24日(金) 18:30開場/19:00開演

場所:YES THEATER(なんばグランド花月ビルの地下の劇場)

出演:大平サブロー、岡嶋直樹(ミュージックサポーター)

ゲスト:間寛平、嘉門タツオ 

料金:前売5,000円、当日5,500円 ※全席指定席

2017年9月27日 (水)

大阪が文化一色に染まる!『大阪文化芸術フェス2017』発表会見!

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10月1日(日)からの31日(火)までの1カ月、大阪をまるごと舞台にさまざまな文化芸術がジャンルを超えて交わり合う『大阪文化芸術フェス2017』が開催されます! このフェス期間中は、万博記念公園をはじめとする府内の各会場で、上方伝統芸能、上方演芸、音楽コンサート、アートなど、様々な魅力あふれるプログラムを展開。多くの府民や観光客に文化・芸術に親しみ、体験できるまたとない機会です。また、大阪の文化魅力を国内外に広く発信する役割も果たします。

これに先立ち、9月26日(火)、大阪府公館にて概要発表記者会見が行われました。

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出席者は、松井一郎大阪府知事。10月21日(土)、岸和田市立浪切ホール大ホールにて開催される「上方落語とお能を楽しむ会」に出演の桂文枝。10月28日(土)、大槻能楽堂で開催される英語寄席「KOTENGLISH!!」に出演の春野恵子さん。10月7日(土)・8日(日)、ABCホールにて「大阪文化芸術フェス2017版『のぶなが』」に出演の劇団そとばこまちから田中尚樹さん、南園みちなさん、新谷佳士さん。10月25日(水)〜29日(日)まで、YES THEATERで「四季の宴〜風雅流麗〜/JAZZY 〜DANCE AND THE BEAT」に出演のOSK日本歌劇団から高世麻央さん、遥花ここさん、和紗くるみさん、白藤麗華さん、城月れいさん。10月14日(土)、浄るりシアター前にて「浄瑠璃の里 能勢浄瑠璃公演」鹿角座からは本朝廿四(ほんちょうにじゅうし)(こう)出演の「八重(やえ)(がき)(ひめ)」、壺坂(つぼさか)観音(かんのん)霊験記(れいげんき)出演の「沢市(さわいち)(さと)」のご夫婦。10月11日(水)・12日(木)にグランキューブ大阪で開催される「DREAM LIVE」でMCを務めるFM802 DJ 落合健太郎さん。10月21日(土)・26日(木)・27日(金)・29日(日)、よしもと漫才劇場にて開催される「Kiwami 極LIVE〜大阪文化芸術FESスペシャル〜」に出演の吉田たち。10月28日(土)・29日(日)、万博記念公園東の広場で開催される「ナニワハロウィンパーティー2017」に出演のNMB48から城恵理子、内木志。

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まずは、松井一郎大阪府知事からご挨拶。「10月は、大阪にある、ありとあらゆる文化を、大阪に訪れていただいている大勢のお客様にお届けしたいということで、桂文枝師匠はじめ、大勢の皆様にご協力いただくことになりました」とお礼。「僕は、文化にあまり熱心じゃないと言われますが、『いつか、そういう悪い評判をひっくり返してやらなアカンな』と、ずっと思っておりましてね(笑)」と明かすと、これを受けて文枝がすかさず「それを待ってました」と答え、記者陣から笑いが。さらに松井知事は「これだけの皆さんが、お持ちの芸を披露していただき、皆さんに楽しんでいただく場となりますから、ぜひ世界中から訪れていただいて、大阪のおもてなし、ホスピタリティを全身で感じていただきたいと思います」と語りました。

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NMB48内木志は「私たちNMB48は、大阪・なんばを拠点に活動させていただいているのですが、そんな私たちの活動が、大阪文化芸術のひとつとして、歴史ある伝統芸能の方々とご一緒できるのをすごく誇りに思っています」と笑顔。

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続けて城恵理子も、「今回のイベントを通じて、私たちが今まで詳しくなかった歌舞伎や浄瑠璃などにも出会うことができ、そして私たちNMB48も万博公園にて『ナニワハロウィンパーティー』に参加させていただきます。私たちを知らない方にも、たくさんの方に知っていただけるよう、がんばりますし、大阪の文化芸術のこともたくさんの方に知っていただけるよう、がんばりたいと思います」とコメント。「大阪の未来をもっともっと明るく盛り上げてけるようにがんばりますので、よろしくお願いします!」と元気いっぱいに語りました。

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吉田たちは、まず「吉田たち、こうへいがしゃべります」とこうへいが自己紹介。「大阪といえばお笑い、お笑いといえば大阪なので、たくさんのイベントがありますが、僕たちのイベントが一番盛り上げるんだと、そういう熱い気持ちをグッとこらえてやっていきたいと思います」と語り、すかさずゆうへいが「出していけ、出していけ!」とツッコミ。記者陣を笑いに包みました。

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ゆうへいは、「先ほど弟が言ってましたが、お笑いの街ですから、僕らの漫才劇場で、僕らを含め、皆さんがまだ知らない若手芸人が出演しております。こういう機会をきっかけにいろんな芸人を青田買いしていただき、広めていっていただけたらと思います」とし、「だいたい言いたいことは知事と同じです」とも語り、こうへいから「どこがやねん!」とツッコまれていました。

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桂文枝は「先ほど、知事さんがやっと文化芸能に力を入れると言われましたので、このフェスが今後2回、3回ということでなく、10回、20回と続くよう、ひとつよろしくお願いします」とご挨拶。「各ジャンルの優秀な皆さんがいらっしゃるので、皆さんとできることを楽しみにしています。ほかにも上方講談や河内音頭など、いろんなものが大阪にあります。こうしてみんなでコラボしてやれば、お客様にもわかりやすいのではないかと思います。私は今回、お能とやらせていただきますけれど、できればOSKの皆さんとやりたい」とも語り、記者陣を沸かせていました。

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落合健太郎さんは、「FM802は開局から大阪に根付いた音楽文化の発展とともに歩んできました。今回の『DREAM LIVE』では、学生を無料招待し、プロのミュージシャンと学生との、まさに夢のコラボレーションなんかも考えています」と語り、さらにFMDJらしくPR!

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大阪で生まれ、劇団創立95周年を迎えるOSK日本歌劇団、高世麻央さんは「95周年という節目の年に、『大阪文化芸術フェス』に参加させていただけるのは、本当にうれしいこと。このうれしい思いを舞台でお届けしたいと思います」と語りました。

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能勢人形浄瑠璃、鹿角座からは、館長よりメッセージが。「座員一同、大変盛り上がっています。大阪の最北端、大阪のてっぺんから文化芸術を叫びます」と意気込みを。

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劇団そとばこまち、田中尚樹さんは「殺陣はもちろん、ダンスもあります。過去と現代をミックスさせたエンターテインメント時代劇で、大人から子どもまで楽しんでいただける作品なので、ぜひともよろしくお願いします」と語りました。

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浪曲師の春野恵子さんは、「英語ということで難しく思われるかもしれませんが、日本の方にも楽しんでいただけるように、なるべく平易な英語を使いましたので、英語の勉強を兼ねてということでもいいかもしれません。外国人の方と一緒に楽しんでいただきたいと思います」とのこと。また、文枝に「浪曲を英語でってどうなるの? ちょっと一節、よろしくお願いします」とうながされ、英語で浪曲を披露する一幕もあり、会場を沸かせていました。

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松井知事は「これだけの方々に集まっていただけたということで感激しております。今、文枝師匠から10回、20回という話もありました。ぜひ皆さん、第1回目でコケないように...。1回目でコケてしまいますと、なかなか...」と心配すると、「コケるわけがありません! 大丈夫です!」と文枝から心強い言葉!

また、春野さんの英語浪曲に感銘を受けたようで、万博の大阪誘致活動のため東奔西走する松井知事は、「今はどこへ行っても英語です。それで春から英語の勉強を始めています。まだ『How do you do?』しかしゃべれませんけど」と明かし、文枝に「それだけ言えたら大丈夫!」と太鼓判を押されていました。

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会見後の囲み取材には、文枝と松井知事が出席。『大阪文化芸術フェス』はもちろん、『2025年 万国博覧会』の大阪誘致にも力を入れる大阪府に対し、「私も大阪芸能の代表やと言ってがんばります」と文枝。すると松井知事から突然「文枝師匠には、ぜひ『大阪いらっしゃい大使』として大阪を盛り上げていただきたい」という打診が。文枝も「大阪の繁栄を祈って、万博が誘致できるように引き受けさせていただきます!」と快諾。会場が大きな拍手に包まれました。

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『大阪文化芸術フェス』各公演の日程、詳細につきましては、「大阪文化芸術フェス2017」公式ホームページをチェックしてくださいね!

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【桂文枝】【吉田たち】

2017年9月25日 (月)

キタエリアに9年ぶりに新劇場がオープン! 「よしもと西梅田劇場」へ"いらっしゃ〜い"!!

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吉本興業の11館目となる劇場「よしもと西梅田劇場」が、9月25日(月)、ついに西梅田スクエア(旧大阪中央郵便局跡地)に新たにオープンしました!

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記念すべき初日公演前の朝、「よしもと西梅田劇場」にて、吉本興業株式会社会長 吉野伊佐男、代表取締役社長 大﨑洋らが出席し、厳かに神事が執り行われました。その後は、「よしもと西梅田劇場」玄関前で芸人らによるテープカット! テープカットを務めたのは、吉野伊佐男会長、大﨑洋社長、桂文枝、西川きよし、中田カウス・ボタン、西川のりお・上方よしお、Wヤング。くす玉割りを担当するのは、初日公演の舞台を務める芸人たちです。ハイヒールのふたりが司会を務める中、晴れ晴れしい笑顔がこぼれる幕開けとなりました。

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続いて劇場内でオープンセレモニーが執り行われました。オープニングアクトを務めたのは、楽器が得意な新喜劇座員や芸人などで結成されたホンワカパッパー隊! 「新喜劇のテーマ」の生演奏で賑々しくスタートしました。しかし、指揮者を務める吉田裕がトランペットを担当する山田花子に疑いの目を。「演奏してました?」と尋ねる吉田に「してたよ!」と突っぱねる花子。「じゃあ聴かせてもらっていいですか?」と促され、花子は「正露丸のテーマ」を演奏しますが、なかなか個性的な音色で...!? 吉田に「全然あかんやないかい! ようメンバー入りましたね!」とツッコまれ、記者陣は大笑い。続いてホンワカパッパー隊の隊長を務める坂田利夫も、「アホの坂田」の生演奏をBGMに登場! 「アホの坂田でございます。嫁はんほしい」と挨拶し、「よしもと西梅田劇場で絶対に探す」との宣言も飛び出しました。

続いては、吉野伊佐男会長による挨拶です。「このたび、日本郵政株式会社様とのご縁をいただき、西梅田スクエアにおいて『よしもと西梅田劇場』のオープンを迎えることができました。9月4日からの工事の開始から非常に短期間にもかかわらず大変ご配慮いただいた関係者の皆さんにまず御礼を申し上げます。ありがとうございました。」と御礼を。「吉本は、大阪のキタの劇場につきましては、梅田花月を9年前に閉館し、9年ぶりにこの梅田の地に『よしもと西梅田劇場』としてオープンさせていただきます。梅田で育った芸人さん、梅田で成功していただいた芸人さん、梅田に熱い思いを持っていただいている芸人さん、たくさんいます。その方々の感慨もひとしおだと思います。近年注目度の高い大阪において、『よしもと西梅田劇場』が大阪の新名所として、吉本の思い、吉本の笑いを皆さまにお届けし、大いに楽しんでいただけるような空間であり、そのような時間を作っていきたいと考えております」と語りました。

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続いて中田カウス・ボタンからの挨拶。カウスは「僕らは梅田花月でオーディションを受け、それから吉本に置いていただいて、初舞台も梅田花月。それから数えてちょうど50周年を迎えます。その記念すべきその年に新劇場がオープンするということですね」と語り、「これもご縁ですよね」とボタン。さらに近年の各劇場の盛り上がりを挙げ、「大阪も、京都も、東京も、埼玉も、千葉もたいへんよろしいです。ライブというものがお客様に見直されたといいますか、テレビではなく劇場というのはそれぞれの芸人さんが本芸をぶつけ合い、その本芸を、お金を出して観に来てくださるお客様に対して思いきりやろうという場所です。『よしもと西梅田劇場』も、皆様にもっと広く知っていただけるようになればと思います」と語りました。

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また、『よしもと西梅田劇場』オープンを記念して、日本郵便株式会社様よりオリジナルフレーム切手の贈呈式が行われました。日本郵便株式会社 近畿支社 支社長 矢﨑敏幸様より、吉本興業を代表して、吉本新喜劇座長の川畑泰史がオリジナルフレーム切手を受贈しました。オリジナルフレーム切手は、新喜劇の座長の顔をモチーフにしたとても素敵な切手です。川畑は「ありがとうございます!」と大喜びでした。

続いて、「よしもと西梅田劇場」を鮮やかに飾るプランターの数々を手がけた庭園デザイナーの石原和幸からも挨拶が。「お笑いの演芸と、お花の園芸で、"Wえんげい"でたくさんの方々にたくさんの笑顔をお届けするお手伝いをしたいと思っております!」と笑顔。また、初日公演のお客様に、おかえりの際にひまわりの種をプレゼントするとのこと。「ひまわりの花言葉は『笑顔』です。皆さんに『よしもと西梅田劇場』へ足を運んでいただき、ひまわりの種を植えていただいて、たくさんの笑顔を日本中、世界中に発信できればと思います」と語りました。

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オープニングセレモニーを締めくくるのは、桂文枝、西川きよしの豪華なふたり! 桂文枝は「我々にとりまして、梅田に劇場ができるというのは本当にありがたいことでございます」と感慨深げ。文枝も梅田には熱い想いがあり、「私は梅田花月の劇場で師匠を見ている時に、梅田花月の部長さんから『吉本来えへんか?』と声をかけていただいて、その時は本当にうれしかった。『ありがとうございます!』って言うて。その時に、条件とか聞いておいたらちょっとはよかったんでしょうけど(笑)。とにかく出られるのがうれしかったです」としみじみ語りました。「西川さんはどんな思い出があるんですか?」と尋ねられた西川きよしは「昭和41年にコンビを組ませてもらいましたが、それまでは新喜劇の通行人Aの役で、坂田利夫さんがBでした。それに、家内と初めて出会ったのも梅田花月です」と懐かしそうに目を細めていました。そして最後にふたりそろって、「皆さん! 『よしもと西梅田劇場』に"いらっしゃーい!"」と締めくくりました。

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「よしもと西梅田劇場」は、JR大阪駅、各線梅田からもアクセス抜群! かつて、大阪中央郵便局が"お便り"で人と人とをつないだように、これからは"エンターテインメント"を通じて人と人をつなぐ劇場となってゆきます。エントランスなどあちこちで、石原和幸が手がけたプランターの可愛い花々が皆さんをお迎えします。

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9月25日(月)から12月20日(水)までは、こけら落とし公演『限定!おでかけグランド花月』と題し、吉本新喜劇や漫才、落語や諸芸など、若手からベテランまで多彩な芸人によるお披露目公演を毎日上演! その後も、海外から招いたエンターテインメントショーなどをラインナップに加え、見どころ満載の公演を上演します!

皆さま、ぜひとも「よしもと西梅田劇場」へ、"いらっしゃ〜い"!

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■劇場情報

よしもと西梅田劇場

所在地:大阪市北区梅田3-2-4 西梅田スクエア(第2会場)(旧大阪中央郵便局跡地

座席数:700席

交通:JR「大阪駅」桜橋口・阪神電車「梅田駅」西改札口、地下鉄四つ橋線「西梅田駅」から徒歩約2分

2017年9月24日 (日)

MBS『関西発!才能発掘TVマンモスター』から生まれたダンス&ボーカルユニット チーム・マンモスターが初お披露目ライブを開催!

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MBSテレビで月曜深夜0:59〜放送中の『関西発!才能発掘TVマンモスター』より、様々な審査を通過した精鋭16名によるチーム・マンモスターが誕生! 9月23日(土・祝)、その初お披露目となるライブ「マンモスターLIVE vo1」がMBSちゃやまちプラザステージにて開催されました。

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この番組は、関西に眠るマンモス級のスター=「マンモスター」を発掘し、世界で活躍する本格的ダンス&ボーカルグループを生み出し、デビューまでを追いかけるドキュメントバラエティー。MCは『キングオブコント2017』の決勝進出を決めた実力派若手芸人のアキナが務めます。プロデューサー陣に、安室奈美恵や倖田來未などのアーティストの振り付けを手がけてきたRYONRYON.(野村怜花)、そしてYUKI、FUNKY MONKEY BABYS、JUJUなど数多くのアーティストの作曲、プロデュースを担当してきた田中隼人氏、NMB48など様々なアイドルプロジェクトを成功に導いた剱持嘉一氏を迎え、日本のみならず世界へ飛び出す本格的なスターを目指してプロデュース。そしてこのたび、他薦エントリーされた、主に関西の中学生以上の男女1,911エントリーの中から、数々の厳しいレッスンや審査、そして公開選抜テストをも見事に勝ち抜いた精鋭によるチーム・マンモスターが結成されました。

メンバーは、芦田茉奈津、岡畑雛生、金子京平、辻内祈、田中優衣子、戸谷莉里香、長澤翼、狭間愛生、樋口光、南埜巴那、村上元紀、森下翔、森下真帆、吉田悠祐、渡邉梨沙、和田光平の16名。チーム・マンモスターは、その都度オーディションを行い、曲によってそれぞれの個性がいちばん発揮できるメンバーを選出し、変幻自在に活動していきます。今後、LINELIVE、そして海外を含むさまざまな場所でのライブ活動を展開します。

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初お披露目となったこの日のステージには、番組MCを務めるアキナ、プロデューサーのRYONRYON.も出演。アキナは、番組がスタートした今年7月からマンモスター候補生たちの奮闘ぶりをVTRで応援してきました。それだけに、秋山は「僕らがまずマンモスターのファンです」と、この日初めてメンバーたちと対面するのを楽しみにしている様子でした。

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いよいよお披露目ライブの開幕! ファーストステージは、ガールズユニットA(辻内祈、田中優衣子、芦田茉奈津、岡畑雛生、樋口光)によるステージ。少女時代の『LOVE&GIRLS』、2NE1の『I AM THE BEST』を披露。キュートさとクールさを備えた熱いパフォーマンスで会場を盛り上げます。

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秋山は「堂々としたパフォーマンスで、僕らも前の席で見てましたけど、かっよかったです! すごい!」と大絶賛。「もともと持っているポテンシャルはもちろんですが、そこから磨きをかけたんですね」と感心していました。

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セカンドステージは、ガールズユニットB(森下真帆、南埜巴那、戸谷莉里香、渡邉梨沙、狭間愛生)によるパフォーマンス。少女時代『Catch me if you can』、TWICE『Like OOH-AHH』をお披露目しました。

山名はひたすら「すげーな! 完璧なステージでした。楽しそうやった」と感心。秋山も「勢いが止まりません!」と興奮。

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ガールズユニットの締めくくりは、女性メンバー全員によるパフォーマンス。この日、リーダーを務めた狭間愛生からコメントがありました。「私たちは、年齢層もバラバラで、最初はバラバラの夢を持っていました。でも今はみんなで、世界で活躍できるユニットを目指しています。この数カ月間で仲も深まりました」と、よきライバルであり、よき仲間であることを語りました。最後のパフォーマンスは、TWICEの『SIGNAL』。

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メンバーのパフォーマンスを初めて生で観た秋山も、「日々がんばってきたのがひと目でわかるパフォーマンスでした」と感慨深げ。メンバーを時には厳しく、時には優しく、大切に育てているRYONRYON.も、「泣きそうになりました」と感無量の様子。「でも、みんなもっと輝きます。もうちょっと上を目指したい。みんなの才能を伸ばしていきたい」と語りました。森下真帆は「練習する目標があるからこそがんばれました。今日のステージに立てて、すごくうれしかった」と笑顔。

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続いては金子京平、長澤翼、村上元紀、森下翔、、吉田悠祐、和田光平という男性メンバー6名のパフォーマンスです! 防弾少年団の『BOY IN LUV』、BIGBANGの『BANGBANGBANG』を続けて披露。

秋山は「かっこいい〜!」と感激し、「皆みたいな感じに生まれたかった」とポツリ。山名も「すごすぎて笑けることってあると思うんですけど、まさにそれでした」とクオリティーの高さに驚くばかりでした。山名が以前、あだ名を「子羊」と名付けた金子京平でしたが、この日の素晴らしいパフォーマンスに「成人した羊になってる」と感心。そして男性全員に「セクシーになっていってる」、秋山も「ほんまに、みんな色気あったよ。自信持って、もっと人を惹きつけるエロいオーラを出して欲しい」とのこと。これを受けてRYONRYON.も、「ダンスはエロかっこいいなので、もうちょっと引き出したいと思います」と語りました。

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続けて防弾少年団の『血、汗、涙』、SHINeeの『Everybody』をパフォーマンス。この日、ボーイズユニットのリーダを務めた長澤翼は「短い期間ながら、すごく濃密な時間を過ごさせてもらったのも、マンモスターのオーディションがきっかけですし、何よりこうして観に来てくださる皆さんが支えになっています。冬のデビューに向けて突っ走っていきますので、引き続き応援をよろしくお願いします」とご挨拶。flumpoolの『World beats』で締めくくりました。

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秋山と山名は「最高のパフォーマンスでした」と改めて感激。RYONRYON.は「ここまでやってきて、初めて皆さんの前でお見せすることができ、ありがたく思っています。これからもみんなすごく努力して、これから世界に向けてまだまだがんばっていきます。才能がたくさんある子達なので、私含めスタッフ一同、がんばっていきたいと思いますので、よろしくお願いします」と挨拶しました。

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「マンモスターLIVE」終了後、アキナのMCの元、記者会見が行われました。

プロデューサーのRYONRYON.は「4月からオーディションが始まり、番組が7月から始まって、1911エントリーの中から選ばれた16名のメンバーが登壇させていただいています」と改めて紹介。秋山にチーム・マンモスター16名の評価を尋ねられたRYONRYON.は、「可能性をたくさん秘めているメンバーを選出していますし、さまざまな課題をしっかりクリアでき、なおかつ人間性、アーティスト性があるメンバーを揃えているので、必ず実現していきたいと思います。ここまでは第一段階で、これからは第二段階。本物になってもらうため、これまで以上の厳しいトレーニングを積んでいただこうと思っています」と熱を込めて語りました。

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メンバー16名からは、この日のステージの感想が。

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吉田悠祐は「今日のライブはすごく楽しくやらせていただきました。今後はステージやアーティスト性をもっと磨いて本物のアーティストになるとともに、僕個人の活躍の場をもっと広げていきたいと思います」。

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長澤翼は「これまでレッスンを積み重ねてきた中で、今回、初めて披露という形になりました。僕たちも、ゼロから改めてスタート地点に立つということで、もう一度気を引き締めて、もっと成長して世界を目指していきたいです」。

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村上元紀は「今日のライブは全力で挑むことができました。でも、また新たな課題も見つかったので、それをクリアするのが今後の目標だと思っています」。

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和田光平は「今日は記念すべき日でした。でも、正直自分の中で納得いかない部分があるので、この先は今日の反省点を生かして精一杯自分を磨いていきたいと思います」。

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森下翔は「今日のライブは、全力でできました。でもライブの途中で機材(音声装置)が落ちてしまったので、プロとして、そういう場合のハプニングの対応力をもっと身につけていかないとなと思いました。また、ライブ展開をもっと創り上げて挑みたいと思います」。

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金子京平は「全力を出せたけど、自分の中でミスがあったり、チームとしてもまだ改善できるところがあるのでそこをもっと突き詰めていきたいと思います」。

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森下真帆は「本当に、ここからがスタートだなと改めて感じました。すごい楽しい気持ちと、ここからもっと自分自身がんばっていかないとと気を引き締めた一日でした」。

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戸谷莉里香は「今日は、何よりも『楽しもう!』と思って朝から準備していました。いざステージに立ち、やはりお客さんひとりひとりの笑顔を見て、本当にここからが勝負やなと改めて痛感させていただきました」。

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南埜巴那は「初ステージでは、今までの課題の発表のとき以上に緊張したんですが、これからたくさん人前に出させていただくことになりますので、毎回、私自身が課題を見つけて取り組んでいけるようにがんばります」。

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渡邉梨沙は「すごく緊張したのですが、この日を楽しみにみんなで集まって練習してきました。ステージはすごく楽しかったです。これからはプロとして、お客さんひとりひとりの顔を見られるような余裕を持ってステージに立てるようにがんばりたいです」。

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岡畑雛生は「今日、初めてのライブで、すごく緊張しました。めっちゃがんばって練習したけど不安が残っていて今日まで不安だったんですけど、世界で活躍するにはこんな気合いではダメなので、もっとイチからがんばります」。

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田中優衣子は「今日、初めて16人でのライブをやらせていただき、私の中では楽しく発表できたと思っています。でもまだ技術面で皆さんに追いついていない部分があるのでプロとしてやっていけるように自分を成長させていきたいです」。

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辻内祈は「今日はすごく貴重な経験をさせていただきました。これからがまたスタートなのでもっとがんばりたいと思いました」。

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芦田茉奈津は「今日、女性メンバーで発表させていただいた曲は、選抜テストの曲や初めて課題でいただいた曲でもあったので、初心を思い出したり、これまでみんなでがんばってきたことを思い出し、楽しみながらパフォーマンスできました。でも、もうちょっとお客さんも一緒になって、この雰囲気を味わえたらなと思ったので、もっとみんなでがんばっていきたいです」。

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狭間愛生は、「ダンスも歌も楽しめたんですが、もっとお客さんに目配りできたかな? という課題も出てきました。次はそこを改善していきたい。次回は本番にもっと強くなり、お客さんも巻き込めるように上を目指していこうと思います」。

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樋口光は「始まる前は不安で仕方なかったんですが、もっと本番も楽しんでやってけるようにならないといけないと感じました。がんばりますのでよろしくお願いします」。

それぞれ、精一杯のパフォーマンスをお客さんに見てもらうことの喜びと、ライブを創っていく上での課題を新たに見つけたようでした。

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RYONRYON.は、メンバーに対して「自己反省が多いところもありますが、私の中では、与える方々に十分なパフォーマンスを見せていきたい。それがチームとしてできるように、マインドづくりも含めた上で"与えられるアーティスト"になってほしい。皆さんの自己反省を踏まえた上で、次の段階へ。来週もライブがあるので、1週、1週をキーポイントにしていき、彼らの成長を見ていただきたいと思っています」と期待をかけていました。また、今後の展開を「まずこの16人を核として育て上げることにより、その後は『チーム・マンモスター』を増やしていきたいと考えています。10年後、15年後、100年後も続くものをつくりたいと思ってこのプロジェクトを始めたので、その始まりとなる16名だと思っています」と語りました。

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先日、来年9月16日をもって引退を発表した安室奈美恵さんが14歳だった頃から付き合いがあるRYONRYON.が、安室奈美恵さんとのエピソードを語る一幕も。最近では、安室奈美恵さんの2013年のツアーで振付師として共に過ごしたそう。「安室奈美恵さんには驚かされることが多々あった」そうで、「ダンスを覚えるのがプロのダンサーよりも数倍速かったですし、エンターテインメントにおける勘がかなり高かったです。あと、人間性、人柄、礼儀、姿勢も含め、素晴らしい人物だと思います。それが14歳の時から一切変わらない。私自身も尊敬しています」と、やはり唯一無二の才能を感じていたよう。「マンモスターの中には14歳のメンバーもいますし、またひとつの時代を担ってくれるような逸材が育っていってほしいと望んでいます」とRYONRYON.。「これまで安室さんをはじめ、他のアーティストさんも担当してきましたが、何ひとつ変えないのが私のやり方。マンモスターの皆さんも輝き、才能を花開かせてくれると信じています。そこに向けて、スタッフ一同取り組んでいきたいと思っています」と語りました。

今後、世界での活動に向けての特技を尋ねられた際は、吉田悠祐は「英語落語」、戸谷莉里香は「英語暗唱」、渡邉梨沙は「韓国のファッションやメイクが大好きなので、韓国語を勉強中」と笑顔で語りました。

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今後もチーム・マンモスターは、MBSちゃやまちプラザステージにて無料ライブ「マンモスターLIVE」を定期的に行っていきます! 近日開催されるライブは9月30日(土)17:00〜。彼らのパワフルなステージは、一度観ると何度でも見たくなる迫力です。ぜひお越しください!さらに、「マンモスターLIVE」終了後は、「マンモスターLINELIVE」も配信! 吉本の若手芸人がMCとなり、チーム・マンモスターのフレッシュな素顔が垣間見られる内容となっているのでぜひともチェックしてくださいね。さらにさらに! 将来、海外で活躍するために、11月には海外に飛び出しライブを予定! これらの詳細は、後日、番組公式HP(http://mammostar.jp/)にてお伝えします!

会見の後、メンバーを代表して4名のマンモスターにインタビュー! 今後の意気込みを訊きました。

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芦田茉奈津は、E-girlsの『ごめんなさい kissing you』のMVでバックダンサーを務めた経験のある18歳。「今日のお客さんの中には、それぞれのメンバーのご家族やお知り合いが多かったと思うので、今後は自分たちのファンに来ていただけるように知名度を上げていきたいです。このステージで満足せず、もっと大きなステージに立ってパフォーマンスができるようにがんばっていきたいです」とにっこり。今後、海外での活動も予定されていることについては、「私は小さい頃から、海外に行くなら絶対にこういったお仕事で行きたいと決めていて、ずっと海外に行くのをガマンしていたので、海外でパフォーマンスするチャンスがあると聞いた時は本当にうれしかったです。1日、1日無駄にせずがんばっていきます!」と意気込んでいました。

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男性チーム最年長、23歳の長澤翼は、一期生オーディションで落選したものの、二期生オーディションでリベンジを果たした努力の人。その勢いに乗り、チーム・マンモスターの切符をもぎ取りました。「とてもありがたい環境の中でパフォーマンスをやらせていただき、どんどんこういった機会を積み重ねていきたいです。今日は100名というお客さんの前でやらせていただきましたが、僕らを応援してくれる方のなかで『行けなくて残念』と言ってくれる方もいたので、そういう方にも見ていただける機会をつくり、大きなステージで見ていただけるように成長していきたいです」とファンにうれしいコメント。海外で活動を見据えては「海外は高い壁があると思うので、それに負けないように、毎週ライブをやらせてもらえる環境を大切にして成長していきたいと思います」と気合十分。

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男性チーム最年少、17歳の村上元紀は、キレが抜群のダンスでマンモスターでも一目置かれる存在。パフォーマーとしてはもちろん、ファッションにも興味があり、将来はブランドを立ち上げるなどアパレル活動もしていきたいとのこと。今日のパフォーマンスについては「スタート地点に立ち、ここから発信していくんだと改めて自覚しました。でも、今日はまだ100人の方々を僕らの雰囲気に飲み込めなかった部分があるので、今後はレベルアップも必要だと思いました。今回、皆さんの前でパフォーマンスをやらせてもらったことで、ステージングや後ろを向いた時の立ち姿を意識するというのは、普段のレッスンだけではなかなか習得できていなかったなと感じたので、課題に向き合っていきたいです。だけど今回のライブは、今の僕らの全力を出したので後悔はないです」と力強い言葉。海外で活動するチャンスが目前に迫る今、「日本で味わえないことが、海外にはあると思うんです。修学旅行で海外に行った時も、少しだけダンスをした時、日本では味わえないリズムを感じたので、今後は課題に向き合ってきちんとマスターし、海外へ行ける時には得ることができる全てを吸収できるスペースを作っておきたいです」と語りました。

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渡邉梨沙は、USJのパフォーマーの経験がある22歳。ボーカリストとしてのスキルも高く、二期生オーディションで「即戦力になる」と高評価を受けた実力の持ち主です。「私は三代目 J Soul Brothersさんと、EXILEさんの全国ツアーでバックダンサーとして参加した経験があり、その時、大きなステージでダンスをしてすごく楽しくて、『次はいつか、私のパフォーマンスを観に来てくれるようなステージに立ちたい』という強い思いがありました。今日、100人のお客様が私たちを見るために集まってくれたので、今日はその第一歩だなと思いました」と目を輝かせていました。渡邉さんも海外での活動には興味津々。「言葉が一番の壁だと思うんですが、私も海外のアーティストさんの曲を聴いたり、ダンスを見た時、言葉の意味はわからなくても『好き』と思うことがあります。だから、言葉だけではなく、表現として伝わることは必ずあると感じています。海外でパフォーマンスできるとしたら、現地の方の心に残るようなダンス、歌、表現が与えられるように成長したいと思います」とのこと。

驚くほどに急成長を遂げているチーム・マンモスターのメンバーたち。彼らの成長を、番組で、生のライブで、LINELIVEでぜひともチェックしてくださいね!

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■ライブ情報

「マンモスターLIVE vol.2」

日時:2017年9月30日(土) 17:00〜

場所:MBSちゃやまちプラザステージ

出演:チームマンモスター

「マンモスターLIVE vol.3」

日時:2017年10月7日(土) 17:00〜

場所:MBSちゃやまちプラザステージ

出演:チームマンモスター

■番組情報

MBS 『関西発!才能発掘 TVマンモスター』

毎週月曜 深夜0:59〜 放送

番組MC:アキナ、RYONRYON.(野村怜花)

http://mammostar.jp/

【アキナ】

2017年9月13日 (水)

桂文枝の「淡路島創作落語三部作」が楽しい絵本に!井戸兵庫県知事を訪問し原版を寄贈「淡路島、そして全国の子どもたちに読んでもらいたい」

「淡路島名誉大使」を務める桂文枝が手がけた「淡路島創作落語三部作」が、8月28日(月)、『桂文枝の淡路島らくご絵本』(ヨシモトブックス)となって発売されました。淡路島の風土や食べ物など、多彩な魅力を楽しくわかりやすく多くの子どもたちに伝えようと、文枝と新進気鋭の絵本作家たちがタッグを組んで作り上げた3冊は、いずれも個性豊かな作品揃い。9月13日(水)には、発売を記念して文枝が兵庫県庁を訪問し、井戸敏三兵庫県知事と面談。その後、発売発表記者会見を行いました。

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知事応接室で井戸兵庫県知事と面談した文枝は、堅い握手を交わして歓談。「淡路島の子どもたち、そして日本の子どもたちに淡路島を知ってもらえれば」と期待を込める文枝に、井戸知事も「楽しい絵本ができましたね」と笑顔で感想を述べます。これまでも文枝の創作落語が絵本化されたことはありましたが、今回は絵本作家さんが手がけており、子どもが読みやすい内容に。熱心にページをめくる井戸知事からも、「かわいらしい絵ですね」とお褒めの言葉をいただきました。

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ここで、文枝がこれら3冊の絵本の原版を寄贈。目録を受け取った井戸知事は、「淡路島の宝にさせていただきます」と感謝の言葉を。

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そして今度は井戸知事から、文枝への感謝状が贈られました。

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歓談中には、「淡路島にいらっしゃい協議会に続き、(来夏オープンする落語の定席『喜楽館』がある)新開地へいらっしゃい協議会もぜひ作って」と文枝がリクエストする場面も。井戸知事も「さっそく立ち上げないと」と応え、この後も話は尽きない様子でした。

面談の後は、文枝が記者会見に出席。絵本発売の感想をきかれると、「(淡路島の創作落語を)せっかく作ったので、淡路島の子どもたちにも知ってもらいたい。そのままでは絵本になりにくいので、落語をベースに、絵本作家の方々に作っていただいたら、非常に面白い絵と文になった」とコメント。『たまねぎの王者ターザン』は、20年ほど前に淡路島で「ターザン」というタマネギの銘柄があることを知り、「面白いな」と思ったことから着想。「勇ましい名前やなと思って、いろんな野菜を助けるという話にした」と説明します。『神さまのさがしもの』は、淡路島に伝わる「イザナギとイザナミ」の伝説にちなんだもので、「イザナギとイザナミ以来、神様が代々淡路島を見てきたが、たくさんの人が来てひとりでは見切れないからと、新しい神様をよこしてもらう話。その神様が、上から見ているうちに島へ落ちてしまうんです」。落語では大人の七福神が登場した『恋の七福神』は、キャラクターを子どもに変更。「神様にも子ども時代があったという発想が面白い」と文枝も絶賛する出来栄えとなりました。「ぜひ淡路島、そして全国の子どもたちに読んでいただきたい。淡路島の図書館、学校には寄付をさせていただいた。絵本を読んで、皆さんに淡路島へ来ていただければ」と呼びかけます。

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質疑応答では、「淡路島のいちばんの魅力は?」との質問が。「いろいろありますが...」と前置きしつつ、歴史と文化、食べ物を挙げた文枝。一方で、「淡路島は大きい島ですから、いろんな名所が点在していて、回るのがなかなか難しい」とも。効率よく回れるルートや手段ができれば、もっと観光が発展するはずだと語りました。また、遅くまで遊べる、食事ができる店が少ないことも感じており、「もっともっと、お店をはじめ遅くまで遊べるようなものができればいい」と提案を。

「絵本を通じて子どもたちに伝えたいことは?」との問いには、それぞれの絵本に込めた思い、テーマを紹介。『たまねぎの王者ターザン』では、「しゃべらない野菜にも、それぞれの思いがあるんだよ、と。だからモノを大切にしようということを伝えたかった」そう。『恋の七福神』『神様のさがしもの』はいずれも神様が登場する物語であり、「どんな辛い時でも、神様がいるんだよということ。淡路島は国生みの島といわれ、古い歴史と伝説がある島ですので、子どもたちにそういうことを知ってほしい。誇りに思ってほしい」と話しました。

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井戸知事との面談で「新開地へいらっしゃい協議会」の設立を提案したことから、「淡路島と新開地をどのようにつないでいきたいか」ともきかれた文枝。「喜楽館をやっていくうえで、淡路島から来ていただくのもさることながら、我々の方が淡路島に出張できるよう、淡路島の人にも落語を味わっていただけるような場所を作っていただけたらなと思っています」と答えていました。



【桂文枝】



● 書籍情報

文枝の淡路島らくご絵本


『たまねぎの王者ターザン』

原作:桂文枝

文:ひろただいさく

絵:すずきみほ

『恋の七福神』

原作:桂文枝

文:ひろただいさく

絵:ひろたみどり

『神さまのさがしもの』

原作:桂文枝

文:ひろただいさく

絵:田中六大

☆ 淡路島を中心とした一部書店、ネット書店で好評発売中

価格:いずれも1200円+税

発行:ヨシモトブックス

発売:株式会社ワニブックス