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2016年3月

東京では35年ぶりとなる単独ライブで27年後の元気な姿も! 『ザ・ぼんち 三都市ライブ~日本一元気な漫才~』レポート

3月12日(土)、東京・ルミネtheよしもとにて、ザ・ぼんちの単独ライブ『ザ・ぼんち 三都市ライブ~日本一元気な漫才~』が開催されました。

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ザ・ぼんち(ぼんちおさむ、里見まさと)にとって、東京での単独ライブは、MANZAIブームの最中に日本武道館で行った1981年以来、実に35年ぶり。
その武道館にも足を運んだであろうオールドファンからちびっ子まで、いつものルミネ以上に老若男女の観客が押し寄せました。

ぼんちおさむの愛弟子、チャド・マレーン擁するコンビ"チャド・マレーン"の前説が終え、開演時刻を迎えると、流れてきたのは1981年のヒット曲『恋のぼんちシート』のイントロ。

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歓声と手拍子のなか、登場したザ・ぼんちの2人は、当時さながらのノリノリのテンションで歌いきると、「日本武道館以来の単独ライブで」(おさむ)、「35年ぶり、あの1万人の日本武道館から、この450人のルミネ、でかいなここ(笑)」(まさと)といった感慨深げな挨拶から入り、来場者への感謝を述べますが、「真面目な話はしないことになってるんですよ。できないですからね。アハー!」とさっそくおさむが声を張ります。

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現在、MANZAIブームを振り返る特番から密着を受けているとの話題から、B&Bの島田洋七さんの名前があがり、「あいつ信用しちゃあきませんよ。おらんよ、がばいばあちゃんなんか」(まさと)、「半分はウソですよ。あとの半分は作り話なんですよ」(おさむ)と洋七さんのホラ吹きエピソードを連発。

また、MANZAIブームの頃にネタとしていた『アフタヌーンショー』のコーナー「テレビ事件簿」についても振り返り、おさむは「そーなんです」のひとことで拍手を浴びます。

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その後は、改めて出囃子とともに再登場して、漫才を披露。
老いとの闘いをテーマにしつつも、自分で振って自分でボケたり、舌を鳴らしたり、縦横無尽に動きまわるおさむに、まさとからは「何が楽しいねん」「アドリブにしても長い」といった冷静なツッコミが入り、そのコントラストでも爆笑を呼び込みます。

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2本目の漫才は、「最近の子供は、ことわざとか四字熟語とかちんぷんかんぷんや」というまさとの導入からおさむのボケが発動し、「あなたにとって今の時間はなんやったんや?」(まさと)、「ストレス発散や!」(おさむ)といったかけあいでも沸かせる2人。

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クライマックスに差し掛かると、「メッシ! メッシ! メッシ! おかずも食べなさい!」というギャグや、孫が大好きな曲『わらの中の七面鳥』をハーモニカで演奏して拍手を浴びるなど、おさむの独壇場となり、最後は見事なオチを迎えました。

続いては、おさむのピンコーナー。

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20年近くジャズに興じているというおさむは、『Fly me to the Moon』の一節をアカペラで歌った後、「めちゃくちゃタップが大好きなんですよ」と飛び入りゲストとしてHIDEBOHをステージに招きます。

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そして、おさむが歌う『Unchain My Heart』(レイ・チャールズ)に合わせ、HIDEBOHがタップダンスするという豪華なコラボで会場中を魅了。

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続いては、影マイクのまさとから「一番最初に手を挙げてくれました。僕もおさむもホント感謝しています。今、漫才にホントに力を入れています」と紹介されたレイザーラモンです。

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HGが「ぼんち師匠、フォー!」と吠え、RGがレギュラー・西川の失神をマネるというツカミに成功すると、HGがモデルとしてファッションショーに出演し、そのBGMである「RGM」をRGが担当という設定で何度も笑いを起こした2人。
しつこいRGのボケに「2、3人がクスクス言ってるだけ」とHGは指摘しますが、「その2、3人が中毒になってますから」とRGが根拠の無い自信を覗かせるといったかけあいで沸かせつつ、ラストは「モデルになりたい奴がいたんですよー」とクールポコスタイルへの変貌を遂げました。

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その後は、4人での立ちトークへ。
まさとから「なんで漫才を(真剣に取り組む)ってなったの?」と訊かれたレイザーラモンは、19年間のコンビ活動を振り返り、10年ほど前にHGがブレイクし、個々で活動を続ける中、当時のマネージャーと大阪時代から親しい後輩の作家から「レイザーラモンさんは、コンビのネタめちゃくちゃおもしろかったのに、なんでしないんですか?」と告げられたことが、漫才へ取り組むきっかけとなったそうです。
さらに「自分らが出来ることを漫才に落とし込もうと思って」作ったのが、今回の裸とパクリを盛り込んだネタで、「斬新な漫才」と自負し、見事『THE MANZAI 2013』決勝へと進出するも、獲得票は0という結果に。
落ち込むレイザーラモンでしたが、スリムクラブ・真栄田から「ぼんち師匠がレイザーラモンのネタを見てすごいやる気になった」と伝え聞いて、現在のステージまで至ったと明かします。

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レイザーラモンのネタについて「君らの漫才は予想もつかへんし、強いのはお客さんほったらかしにしてるやん」とまさとが評すると、「俺らの若手の時もそうやねん」と同調するおさむ。
「唯一クスクスって笑い取れてたのが、橋幸夫さんのものまねやったんですよ」とまさとが振ると、おさむが遂に「潮来の伊太郎~」と口ずさみ、拍手を呼びこむのでした。

続いては、おさむの一番弟子、ジミー大西とのコラボコント『伝説の刑事』。

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容疑者のおさむと、刑事役のまさと、さらに伝説の刑事"落としのジミー"の異名を持つジミー大西との取り調べコントで、どこまでが台本でどこからがアドリブかわからないシーンが頻出し、徐々に笑いを大きくしていきます。
そして意外な(?)オチの後、「お前もがんばれよ」というジミーのひとことでコントは終了。

3人での立ちトークでは、「何回も何回もネタ合わせしたんですよ。それで今日ですよね?」(まさと)とコントの反省から入ると、弟子時代のジミーの話題へと移ります。

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当時、唯一の3ショットという京都花月劇場の楽屋で撮った写真を映し出しながら、おさむに弟子入りした理由を訊かれたジミーは「早見優ちゃんに会いたかったので」と即答。

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さらにジミーは、おさむから離れる際、東京で早見優さんに弟子入りしたいと告げたそうで、「なめてんのかこらー!」と怒るおさむに対して、ジミーは「(早見さんの)着替え、手伝います」とあくまでも私欲を求めたそうです。

そんな昔話に花を咲かせた後は、ザ・ぼんちが90歳になって漫才をしていたら......という未来が設定の漫才。
40年ぶりに出場した漫才コンテスト『THE MANZAI 2014』、35年ぶりに学園祭へ出演したことがモニターで紹介された後、「そして90歳になっても学園祭に出られるようにがんばります!」のメッセージが流れると、老人メイクを施したザ・ぼんちの2人がゆっくりとした歩みでステージに登場します。

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「えらい歳になってしまってな」(まさと)、「あーあーあー」(おさむ)という導入から、徐々におさむのボケが出始め、スローテンポな味わい深いかけあいを展開。

のんびりとしたムードのままオチを迎え、エンディングに再登場した2人は、「楽しんでいただけましたか?」とおさむが問いかけ、拍手と歓声が起きると、まさとはその反応に安堵したか「半年間、大阪、名古屋、東京の(単独ライブの)ために、ホント2人ともちょっとしんどいめをしました。やっと解放されました(笑)」と吐露します。

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そして、「おやすみの言葉に変えまして」(まさと)、「感謝の気持ちも込めまして」(おさむ)と、2人が大好きだという1981年発売のセカンドシングル『ラヂオ~NEWMUSICに耳を塞いで~』をしっとりと歌唱。

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ザ・ぼんちの足跡と今後の活躍が感じ取れる一曲を歌い終えた2人は、緞帳が閉まり切るまで感謝を述べながら、手を振ります。
まさしく「日本一元気な漫才」というタイトルに偽りナシのひとときとなりました。


【ザ・ぼんち】【ぼんちおさむ】【里見まさと】

宮川たま子による沖縄弁だらけのLINEスタンプ

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LINEクリエイターズスタンプ『宮川たま子(うちなーぐち編)』を発売いたしました。

沖縄出身の芸人・宮川たま子によるの沖縄弁(うちなーぐち)だらけのLINEスタンプとなっています。
わかりやすい"なんくるないさ"から、沖縄弁がわからないと理解不能なフレーズまで、
方言が分らない方でもなんとなく使いたくなってしまう?リアルスタンプです。


≪宮川たま子からのコメント≫
めんそーれー!
宮川たま子リアルスタンプ!
うちなーたいむでやってきたさぁ~。ちょっと日に焼けたたま子は、いかがぁ?
カチャ―シー♪カチャ―シー♪

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― LINEクリエイターズスタンプ『宮川たま子(うちなーぐち編)』商品概要 ―

【コンテンツ概要】
1セット40種

【購入方法】
▼アプリ「LINE」から購入 [価格:120円(税込)または、50コイン]
 スタンプショップにて"宮川たま子"を検索、またはクリエイターズスタンプ内
 URL:http://line.me/S/sticker/1259912 ※iPhone/Android


▼「LINE STORE」から購入[価格:120円(税込)]
 クリエイターズスタンプにて"宮川たま子"を検索
 URL:https://store.line.me/stickershop/product/1259912/ja ※iPhone/Android/PC


【宮川たま子】

SALTY's第3弾PV「うすしおスクールデイズ」YouTube動画公開&5th LIVE開催決定!

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あっさりした薄顔イケメン、通称"塩顔男子"が人気を集める中、ヨシモト∞ホールでは2015夏に世界初の塩顔男子エアバンド「SALTY's」(ソルティーズ)が誕生しました。

メンバーは塩村(テゴネハンバーグ・松村)、塩澤(ピスタチオ・小澤)、塩添(相席スタート・山添)、塩チョ(西村ヒロチョ)、塩野(アルドルフ・小野)の5人です。

オリジナルの楽曲でこれまで4度のライブを行い、前回のライブチケットではなんと即日完売して人気を高めております。


このたび、待望の第3弾PV「うすしおスクールデイズ」を3月26日(土)より公開しました。

3月ということで塩顔男子の目線で描いた卒業をテーマにした歌詞・映像が見所です。

芸人のユニットながらクオリティの高い楽曲とPVにご注目ください。

また、SALTY'sの5回目となるライブ「SALTY's 5th LIVE~雨、時々塩顔~」をヨシモト∞ホールにて5月14日(土)21:00より開催いたします。
2016年大注目のSALTY'sを是非よろしくお願いいたします。




【「SALTY's」リーダー・塩村(テゴネハンバーグ・松村)のコメント】
「うすしおスクールデイズ」 は、塩顔たちの卒業ソングです。
塩顔な自分に自信が持てなくて、何もできないまま3年が経ってしまい、卒業を目の前にして焦るという塩顔男子なら誰もが経験したことと、本当はこうしたかった、こうなりたかったという塩顔の理想と妄想を歌詞に込めました。
PV撮影は学校でロケを行い、僕たちが学生になっています。
撮影中に塩チョが突然即興でダンスを踊りだしたのですが、素敵だったのでそのシーンもPVにガッツリ入っていますので、注目してください。

また、「SALTY's 5th LIVE ~雨、時々塩顔〜」 の公演日は5月14日ですが、6月の梅雨に入っても鮮明に心に残っているようなライブにしたいと思っています。
じめじめした気持ちを、あっさりした僕たち塩顔を思い出して笑顔になってもらいたいです。




【第3弾PV「うすしおスクールデイズ」】
SALTY's公式YouTubeチャンネルにて公開
https://www.youtube.com/channel/UC9jS5-N1J16QNFrbhoqCwnw

【「SALTY's」プロフィール】
2015年7月、世界初の塩顔男子エアバンド「SALTY's」(ソルティーズ)がヨシモト∞ホールにてデビュー。
メンバーはVo.塩村(テゴネハンバーグ・松村)、G.塩澤(ピスタチオ・小澤)、Kb.塩添(相席スタート・山添)、Sax.塩チョ(西村ヒロチョ)、B.塩野(アルドルフ・小野)の5人。
オリジナル楽曲のみで開催しているライブは、即日完売するほどの人気を見せている。
芸人ならではの笑いを交えたライブスタイルと芸人らしからぬクオリティの高い楽曲、そして他にない塩顔男子目線での歌詞が持ち味で、YouTube公式チャンネルにて公開しているPVも注目を集めている。
2016年3月14日に開催したホワイトデーライブも大成功させて、ますます躍進していく塩顔たちから目が離せません。



【テゴネハンバーグ・松村】【ピスタチオ・小澤】【相席スタート・山添】【西村ヒロチョ】【アルドルフ・小野】

「宮迫です!」が共演者から雑にパクられる!? 映画『スキャナー 記憶のカケラをよむ男』完成披露舞台挨拶

3月27日(日)東京・丸の内TOEIにて、映画『スキャナー 記憶のカケラをよむ男』完成披露舞台挨拶が行われました。

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人気脚本家・古沢良太さんの書き下ろしによる予測不能な異色の謎解きミステリーを金子修介監督が映画化。
4月29日(祝・金)の公開を控えて行われた完成披露試写会では、上映前の舞台挨拶に野村萬斎さん、宮迫博之(雨上がり決死隊)、安田章大さん、杉咲花さん、木村文乃さん、ちすん、高畑淳子さん、脚本の古沢良太さん、金子修介監督の9名が登壇。

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今回が現代劇初挑戦となる狂言師の野村萬斎さんは、「これから面白いもの見ていただきますよ」と期待感を高めると、作品内で"マイティーズ"というお笑いコンビで萬斎さんの相方を務める宮迫は、「宮迫です!」と自己紹介ギャグでさっそく笑いを誘います。

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ツカミに成功した宮迫は、「全員が関ジャニのファンでないことを祈りますけど、ほとんどそうなんでしょうけども(笑)」と客席を見渡しつつ、「オチ知ってるはずやのに、試写会で見て、やっぱそうなったんや、いい意味で情緒がこう(高低に)なる作品なので、ぜひ楽しんでごらんください」とメッセージ。

直後に紹介された関ジャニ∞の安田さんですが、「安田です!」と宮迫のギャグを真似ると、黄色い歓声に包まれ、「なんやねん、本家よりキャー言われるな(笑)」と宮迫の嫉妬をかいます。
また、登壇者最年少の杉咲さんも「杉咲花です!」、高畑淳子さんも「高畑です!」とそれぞれ宮迫風の自己紹介して、その度に大盛り上がり。

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音楽教師役のちすんは、「客席ギッシリで、興奮して緊張してますけど、これから映画見ていただくので、とってもうれしく思っています。最後まで楽しんでください」と興奮が抑えられない様子です。

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金子監督は「これだけ素敵なキャストで、もしつまらなかったら全て私の責任です」と断言しますが、古沢さんが「つまらなかったら僕の責任です。これは譲らないつもり(笑)」と言い返すなど、和気あいあいとしたムードで舞台挨拶は進行。

「狂言師と初めてお会いした」という宮迫ですが、MC担当のテレビ朝日・久保田直子アナウンサーから、萬斎さんの印象について訊かれると、「変な方ですよね。お堅い方かと思ったら、僕より全然おしゃべりしますし、"漫才師役やるんだ。ちなみに僕、萬斎(まんさい)"とか勝手に言いますし(笑)」と明かせば、杉咲さんも「クランクインした日にハンバーガー食べてて、萬斎さんハンバーガー食べるんだって思いました(笑)」とハンバーグを頬張る狂言師の姿がツボだった模様。

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萬斎さんと宮迫のコンビ"マイティーズ"について話題が移ると、その所属事務所の社長役を務めた高畑さんは、「売れるのは難しいだろうな」としながらも、漫才は見たいですね。今、いかがですか?」と無茶ぶりを発動させ、「急には無理!」と宮迫を慌てさせます。
一方ちすんは、「タイプが全然違うなって思ってたので、どんなコンビ、どんな感じかなって、現場でもあんまり喋ってるの見たことないですし」と暴露を挟みつつ、試写で見ると「いい意味で変なコンビ、おかしなコンビということで楽しかったです」と好印象を持ったようで、金子監督も「何年もコンビ組んでるって感じましたね」と太鼓判。

本作では、萬斎扮する仙石が、物や場所に残った人間の記憶、感情=残留思念を読み取ることが出来る特殊能力<スキャニング>を持っていますが、「身につけたい特殊能力は?」との質問に、安田さんは「みんなだいたい同じこと思うんですけど、エラ呼吸ができるようになりたいですね」と発言し、「思ったことないわ!」と宮迫が萬斎さん越しにツッコミを入れ、爆笑が生まれると、「趣味がダイビングっていうのもあるので、魚に憧れて31年ということで...」と続ける安田に「知らん知らん、聞いたことない」とさらにツッコミを入れ続けます。

続いて杉咲さんは、撮影現場で急に声をかけたりして、宮迫を驚かせていたそうで、「だから透明になる。そしたらもっと(宮迫を)驚かせられるかなって」と答え、「俺限定の特殊能力なの?」と困惑気味の宮迫。

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木村さんは、金子修介監督作品の平成『ガメラ』シリーズ、特に3作目の『ガメラ3 邪神<イリス>覚醒』が大好きだそうで、「その時に戻って(ガメラの)撮影に参加したいです。いまだに赤貝を観ると、イリスと似てる思うくらい(笑)」と意外な素顔を覗かせます。

そして宮迫は、帰宅した際、玄関のドアの重さで、嫁の機嫌が悪いかどうかが「ほぼ9割当たります」と豪語し、他の特殊能力いらないと回答。

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終盤「ゴールデンウィークはスキャナー!」との掛け声で行われたフォトセッションに続き、萬斎さんは「通奏低音的におもろいところもあれば、怖いところもありつつも、全員が苦しみながら人間模様がある深みのある作品だと思います」「二度三度四度五度と吹聴していただいて、いろんな方を誘ってご覧になっていただきたいと思います」と登壇者を代表してPRし、舞台挨拶を終えました。

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映画『スキャナー 記憶のカケラをよむ男』は、4月29日(祝・金)全国ロードショー
詳細、最新情報は公式サイト(http://www.scanner-movie.jp/)でご確認ください。

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【宮迫博之】【雨上がり決死隊】【ちすん】

2016年3月27日 (日)

恒例の月イチ単独ライブ、よしもと漫才劇場でコマンダンテライブ「5.5」開催!

今年2月28日に生放送された第5回ytv漫才新人賞で優勝するなど、ノリにのっている注目コンビ、コマンダンテ。吉田たち、見取り図と行っている「みつあみ」も大好評の彼らが、今年3回目となる単独ライブ「5.5」を3月27日(日)、よしもと漫才劇場で開催しました。

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今回は漫才新人賞優勝後、初となる大阪単独ライブ。会場となったよしもと漫才劇場は、立ち見も出る盛況ぶり。開場前のエントランスは、大勢のファンで埋め尽くされていました。客席は9割が若い女性。コマンダンテの女性人気の高さが伺えます。定刻の18時、客電が落とされ、いよいよライブがスタートしました。おなじみの出囃子が流れ、ステージに2人が登場。客席からは大きな拍手が起こります。まずは先日、優勝のステージで石井が泣いたことをネタに笑いを取る二人。今年は毎月単独ライブを開催していること、「.5(テンゴ)」のときにはゲストを呼ぶことを説明。立ち見の出ている会場を見て「嬉しい」と喜びます。

さっそく「漫才1」。安田の「ヒッチハイクをやってみたい」という話から、寝転んでクルマを停める、行き先を書いた紙が小さすぎる、行き先が近すぎるなど、ボケを連発する二人に客席からは爆笑が起こります。

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続いての「漫才2」は、ある一家の父親、母親、息子、おじいちゃんに二人が扮し、どんどんキャラが入れ替わっていくネタ。そのとき発しているのは一体誰の言葉なのか? わからなくなりそうになりながらも、どんどん笑いが積み重ねられていきます。

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次は「ショートコント」のコーナー。「新婚生活」、「腕相撲」、「せめてお名前だけでも」などなど、どれもコマンダンテらしさにあふれたネタが続き、客席は盛り上がります。短めのネタを連発し、あっという間にコーナーが終了。「漫才3」は、ヒーロー戦隊のネタ。続いて「生きていたら大変なことがある」と言いつつ、器用にいろいろなことをこなす安田に石井がからんでいく「漫才4」へと、たたみかけるようにネタが続きます。

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ここで「ゲスト漫才」。ダイアンの登場に大きな拍手が。コマンダンテのことを「コマンダンテ君」と師匠のように呼ぶ西澤。津田はゲストに呼ばれることはあまりないと話します。ドライブスルーに軽自動車でやってきたドライバーと店員がやり取りするテンポのいいネタは、さすが先輩といったところ。客席も大いに盛り上がりました。

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そのままトークコーナー「教えて!ダイアンさん」へ。コマンダンテが先輩ダイアンにいろいろな質問をぶつけます。が、その前に、まず安田の名前がわからない二人。「ど忘れした」と言い続ける西澤に、安田は最終的に自分から名前をいうことに。そのあとコンビ間での「ストレス解消法」を質問するコマンダンテに、解消法はないと西澤。津田が高校を落ちたことを話すと「(この話)たまにロケで外人にも言うてる」と津田がぽろり。客席から笑いが起こります。さらに津田が学習塾でCクラスだったこと、安田が初ロケに行った海岸でヤンキーに絡まれたエピソードなども飛び出します。

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そのあとの「ギャグはどうやって作ってますか?」という質問では、津田のギャグ「ゴイゴイスー」誕生秘話も披露。最初はウケなかったと津田。「でも今はドーンや」と言えば、西澤が「一回もドーンなんかない」。それを聞いた津田が「一回はある!」とキレ気味にツッコミます。そんな二人を見て、安田も負けじと持ちネタ「ぱや〜ん」を出しますが、津田に「全然おもんないぞ」と一刀両断に。しかし石井が「マジの馬のモノマネ」で客席を沸かせ、フォローに成功します。

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次の質問は「町で絡まれたときどうしてますか?」。津田がいきなり写真を撮られたエピソードや、西澤の居酒屋での出来事に客席は大爆笑。安田は難波を歩いていると大男に「お前も芸人か」といきなりヘッドロックされたエピソードを披露。会場が笑いに包まれます。最後の質問「月収」については、テレビに出ている兄さんたちの月収を聞いて夢を持ちたい、とコマンダンテ。しかしダイアンの二人は「俺らに聞くな。ナイナイさんとかに聞け」とつれない返事。優勝したやん、という西澤の言葉に、会場から拍手が。でも賞金はまだというコマンダンテの二人に、これから単価も上がっていくし、テレビも増えるから、と先輩らしくアドバイスを送っていました。

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盛りだくさんのライブの最後は「コマンダンテvsダイアン ゲームバトル」。

コンビ対抗のゲーム対決は、勝った方に金一封が贈られることに。しかし、赤いTシャツに着替えさせられた西澤が「ネタやってトークやってゲームやんの? 多ない?」と思わずこぼした本音に客席から爆笑が起こります。それから、映像の一部が変わるのを見つける早押し「アハ体験早押しバトル」、笑ったらゴムが顔に炸裂する「コンビゴムパッチン耐久バトル」、客席からの助っ人をステージに上げ、いっしょに卓球を楽しんだ「トリプルス卓球バトル」などを様々なゲームが繰り広げられます。

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最後のゲームは「黒ひげ早飛ばしバトル」。ゲーム説明を噛む石井に、ステージの3人からも思わず笑いがこぼれます。客席も巻き込んだドタバタの末、最終戦に勝ったダイアンがゲームバトルの勝利を収めました。

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いよいよライブも「エンディング」に。「次はトークだけでエエわ」とダイアンの二人。「あんまりネタ、トーク、ゲームってないで。次はもうちょっと減らして...」とボヤきます。「(ほかの芸人がどんな風にやってるのか)誰かに早急に聞きや」と、最後は先輩らしく(?)アドバイスしていました。

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今年は毎月単独ライブを行っているコマンダンテ。すでに4月16日(土)、5月21日(土)の開催が決定しています。今、飛ぶ鳥を落とす勢いの注目コンビのライブ。見逃す手はありません!

【コマンダンテ】【安田邦祐】【石井輝明】【ダイアン】【西澤裕介】【津田篤宏】

2016年3月26日 (土)

藤岡弘、さんから熱いメッセージ! 映画『仮面ライダー1号』初日舞台挨拶に"V3世代"武田幸三も登壇

3月26日(土)、東京・丸の内TOEIにて、映画『仮面ライダー1号』初日舞台挨拶が行われました。

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45年ぶりに藤岡弘、さんが本郷猛を演じ、仮面ライダー1号に変身することでも話題沸騰の本作。
大勢のファンがかけつけた初日舞台挨拶には、藤岡弘、さんを筆頭に、西銘駿さん、岡本夏美さん、阿部力さん、長澤奈央さん、武田幸三、大沢ひかるさん、山本涼介さん、柳喬之さん、金田治監督の10名が登壇しました。

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大きな拍手に迎えられて一同が登壇すると、まずは藤岡さんから「こんなに多くの方に来ていただいて、感謝でございます」との挨拶。
ひとりずつ自己紹介を終えると、藤岡さんは「45年という時を越えて、再び本郷猛を演じさせていただきましたけども、驚くべき感謝です」と、スタッフ、ファンへの感謝の言葉を幾度も重ねた後、企画から参加したという本作へは、「未来を背負う子供たちに、あの当時持った愛と正義と勇気と夢と希望を」いった思い入れの深さを熱く語ります。

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続いて、MCの寺迫麿さんから「ヒーロー像とは?」との質問を受けた仮面ライダーゴースト演じる西銘さんは、「子供の時に見ていた仮面ライダーは、僕にとっての永遠のヒーローなので、今、『仮面ライダーゴースト』を見ている子供たちが大きくなっても、仮面ライダーゴーストが永遠のヒーローになれるような存在になりたいと思って、がんばってます」と力強く回答。

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同じく『仮面ライダーゴースト』で仮面ライダースペクターを演じる山本さんは、子供たちがヒーローのマネをすることから、「人として、ちゃんと横断歩道を渡るとか、ポイ捨てしてないということをこだわってるような気がします」と日頃から道徳面も気遣っているようです。

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次に「ヒーローになれるとしたら?」との質問に、今回立花藤兵衛の孫娘役で出演している岡本さんは「女性ライダーとして、アクションをバキバキにややってみたいなと思いました」として、「キレイにアクションしてらっしゃる」とアクションにも定評のある長澤を羨望するシーンも。

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他の『ゴースト』陣は、「司令塔として頭脳系の道でやってみたいです」(大沢)、「史上初の坊さんライダーを狙ってます! お布施いただいたぶんだけ力出そうかな(笑)」(柳)といった個性あふれる発言で場内を沸かせます。

『仮面ライダー1号』の敵組織・ノバショッカーに扮する3人への質問は、「幼い頃のヒーローは?」。
阿部さんは、9歳まで育った中国黒龍江省の気温がマイナス2、30度になるため、水をまいてスケートリンクやスケート靴、ソリを作ってくれた祖父との思い出を披露し、「その時のおじいちゃんの姿はスーパーヒーローです」と回想します。

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長澤さんも「助けてくれたり、支えてくれたり、見守ってくれてた」という理由で両親を挙げ、母子家庭で育ったという武田も「がんばって仕事をしていた」母親がヒーローとのこと。
また武田は、同じスキンヘッドの柳さんをライバル視したか、「あとは全然関係ないですけど、坊さん怪人に(なりたい)(笑)」と打ち明け、「勝てる気がしないです(笑)」と柳さんを萎縮させます。

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さらに武田は『仮面ライダーV3』世代で、後楽園ゆうえんちの「ライダーショーを見させていただきました」と元キックボクサーとしての原点とも思える逸話も披露。

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舞台挨拶も終盤に入り、自身のヒーロー観について藤岡さんは「自己犠牲の精神」「無償の愛を持った人物」とし、世界中を旅した体験を通じて、国境、民族を越えて「子供は地球の宝」といった深みのある名文句を発します。

最後は、現役ライダーの西銘さんから感謝の言葉と、「地球の宝」である4歳男児2人から花束贈呈をされ、満面の笑みをこぼしていた藤岡さん。

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客席の子供からも「いちごー!」といった声援が飛ぶ中、藤岡さんは「子供たちの未来が、平和で安全で安心できるようになってもらいたいですね」とのメッセージを残して舞台挨拶は終了となりました。

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映画『仮面ライダー1号』は、大ヒット公開中。
作品の詳細、最新情報は、公式サイト(http://www.superhero-movie.com/)でご確認ください。

【武田幸三】

ニューヨーク、ラフレクラン、横澤夏子、相席スタートら13組がヨシモト∞ホールの顔に!! 4月1日から新ランクシステムがスタート!

3月25日(金)、東京・ヨシモトホールにてオープン10周年特別イベント『10周年だヨ! 全員集合』が開催され、4月よりスタートする新ランクシステムのトップである「ファーストクラス」に、相席スタート、おかずクラブ、鬼越トマホーク、田畑藤本、ダイタク、テゴネハンバーグ、デニス、西村ヒロチョ、ニューヨーク、ネルソンズ、ピスタチオ、横澤夏子、ラフレクランが選ばれました。
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4月より「ヨシモト∞ホール ランクシステム」としてリニューアルされる、東京よしもとの若手芸人ランキングシステム。新たに<ファーストクラス><セカンドクラス><サードクラス><トライアルクラス>の4段階にランク分けされ、降格のない<ファーストクラス>に選ばれた芸人は劇場の顔として、ヨシモト∞ホールを盛り上げていくことになりました。
それにともなって、3月1日(火)から24日(木)まで行われた『彩~irodori~Final Battle』にはこれまでの10年未満の若手はもちろん、芸歴10年目以上、『NOROSHI』に出演した3組が参戦。より上のランクを目指して、熱いバトルを繰り広げてきました。

MCのゆったり感・中村は「1ヵ月間の長い戦いが終わります! ご陽気なタイトルですが、芸人の今後を左右する大切なものです」と高らかに宣言。早速、<トライアルクラス>20組を発表しました。
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<トライアルクラス>
トルネードポップコーン、ランチ・タイム、ほんでぃ~の!、多摩川フルスイング、イダリアン、きしはやと、びんびんチャンス、シークエンスはやとも、ナイスてっぺー、空気階段、ネネモンキー、未来ホーガン、ワンデイズタワー、ますかた・たかみ、センターマイク、ボーイ、銀行員38号、近藤裕希、インパニ、ベンジャミン

「俺、イヤなんですけど! いちばん下、イヤです!」とダダをこねるますかた・たかみ ますかたに、「上のクラスを目指すだけ」(中村)「落ち込んでる場合じゃない」(江崎)と声をかけたゆったり感。「最悪です!」と吐き捨てる空気階段・水川を冷静に見つめる中村が「お前みたいなヤツが発狂するのがいちばん恐いよ」と呟くと、客席からは笑いが起こりました。
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続いて、<サードクラス>60組が発表。
<サードクラス>
カラタチ、椎木ゆうた、まろんまろん、アジアントール、ザ・プレジデント、イタリアンカサマツ、ウメボシエンジン、ビアンコロナ、フルカウント、ロングヘアー、市川フー、グータン、ギガスラッシュ!!、ドラッパ リロイ太郎、苺くらぶ、ブラゴーリ、ブルーレディ、ミルキーウェイ、dボタン、らせん、ヨコハマホームラン、トレポルノ、カラン、まえうしろ、ありがとう、ウキウキ!! ゆうき!!、阿部直也、メルボルン、山田カントリー、クローバー、オープンスペース、大江すぐる、ぷりずん、おばたのお兄さん、サルエル、ひゃくおくまんえんず、とべま~し、マイルドシュート、レインボー、マドンナ、おもんぱか、いまさらジャンプ、ひらきっぱなし、ゲオルギー、ワラバランス、ローレント、カゲヤマ、市原、パイソンズ、ラビッツ、スカチャン、ペペ、アイディアフラッシュ、うるとらブギーズ、てっくとっく、黒蟻、プライドチキン、ジャム、光永、ガキダンディ

ラビッツ・神野が自意識過剰なキャラを活かして「てめぇら、これからも応援よろしくだよ!」と挨拶して笑わせれば、おばたのお兄さんは小栗旬さんのモノマネを披露。札幌よしもとから来た市原は「これだけ言わせてください。明日、北海道新幹線が開業します!」と告知し、光永はある視点からの絢香さんのモノマネを。たまらず、中村が「ひなちゃん! 何してんの」とツッコみます。
一人で登場したペペ・岡部が独特な世界観満載のギャグで爆笑を起こすと、カゲヤマ・益田は「30秒以内にプリン10個食べます!」と宣言し、無理矢理口に入れました。
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<セカンドクラス>40組の発表では芸人はもちろん、お客様からもさまざまな反応が上がりました。
<セカンドクラス>
LOVE、猫塾、ペコリーノ、エレーン、マテンロウ、大谷健太、スーパームゥ、顔色よろしわろし、ブッダマリア、ダイス、ガリバートンネル、廣瀬優、ベイビーギャング、てのりタイガー、花金バーナード、鶏あえず、ななまがり、いぬ、フランクリン、キンボシ、エマ、サンシャイン、ランパンプス、バビロン、春夏秋冬、やさしいズ、スクールゾーン、ゆにばーす、しゃかりき、まっかちん、フレミング、ザ☆忍者、スパイク、シマッシュレコード、サルゴリラ、みなみのしま、ダンビラムーチョ、ボーイフレンド、ジェラードン、TEAM BANANA

「あたしたちは、よしもとのキキララよ!」と宣言したのは、猫塾。まさかのフリップ芸を披露した大谷は、「インパクトは残りましたけど、大谷くん、どうしたんだ?」と中村を困惑させます。
「予想通りのセカンドでした!」と言い切ったダイスが、「たまにでいいですから、ダイスって最後の『彩~irodori~Battle』で"~Member"に上がってたよね?って思い出して」と語りかけると、お客様は拍手喝采! てのりタイガーは「バラ10本をお持ち帰りください」と客席へ投げてオリジナルソングまで歌おうとした村に、プロレスラーとしても活躍する渡瀬がドロップキックをくらわすという彼ららしいパフォーマンスで盛り上げます。
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鶏あえずは年始の『おもしろ荘』で話題となった斬鉄の構えをテーマとした漫才を長々とやろうとし、全員からツッコまれます。フランクリン・久保田がハムナプトラに扮して登場すると「似てる!」との声が多数。
そんな中、情熱的なコントを見せたのはサンシャイン。「お前がぶくぶく太って人気出ないから、ファーストクラスに入れなかっただろ!」と怒る坂田は、ナイフを取り出した信清に襲われて......。「大丈夫か?」と周囲が騒然となるも、坂田はすぐに立ち上がり「大丈夫です。ゆったり感さんのナマーシャ(の写真)が助けてくれました!」と笑顔。中村が「ぜひ写真買ってくださいね~」と呼びかけると、大きな笑いが会場を包みます。
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ゆにばーすはおなじみの漫才の冒頭で「誰がファーストクラスだ」と返したはらに、川瀬が「セカンドやろ~~!」と悲壮な表情で絶叫。その気持ちを察した坂田が「川瀬! こっちへ来い!」と手を差し伸べると、すがるように抱きつきます。ザ☆忍者は山脇と大久保によりギャグの応酬が。最後は大久保がヒステリックに「一生やってろ!」とキレます。サルゴリラは"ブタ"というフレーズ押しで、児玉がオリジナリティ溢れるツッコミでオトすという、らしさ全開。みなみのしまは10周年を記念して「壽」と書いたふんどし姿を披露します。
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軽快な漫才を見せたボーイフレンド。宮川が後ろにいる全員にツッコんでいくと、会場一体となって大盛り上がり。早くも団結力を見せました。
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いよいよ<ファーストクラス>13組の発表に!
<ファーストクラス>
相席スタート、おかずクラブ、鬼越トマホーク、田畑藤本、ダイタク、テゴネハンバーグ、デニス、西村ヒロチョ、ニューヨーク、ネルソンズ、ピスタチオ、横澤夏子、ラフレクラン

最初に名前を呼ばれたのは、テゴネハンバーグ。「良かった」と安堵しながら、松村は古いゲーセンにあるジャンケンマシーンのモノマネでお客様の心をがっちりと掴みます。
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ピスタチオは、おなじみのキャラクターを活かしたショートお遊戯を。伊地知は「劇場を盛り上げないとということで、テレビに出る時には顔に∞のマークを書こうと思います」と宣言。
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ステキなサックスの音色で「蛍の光」を演奏した西村ヒロチョに、中村は「彼こそファーストクラスですね」と太鼓判を押します。ちなみに、自前のサックスは中学3年生のクリスマスに買ったもので、当時40万のところを30万に値切ったんだとか。
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外国人ショートコントを見せたデニス。松下は「同期と一緒にライブをやりたいと思っていたから、ファーストクラスになれて嬉しいです」と喜びを露に。
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鬼越トマホークはそれぞれの特技を。坂井は「北野映画に出る!」と意気込みます。
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田畑藤本は、高学歴キャラを逆手に取った漫才をきっちりと披露。「いちばん上は特進クラスですか? きっとセンター試験の708点も加味されているはず」と冷静に言い切る藤本に、周囲は「708点!? すげぇ!」と驚きを隠せません。
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相席スタート・山添は「ファーストクラスメンバーとして認められるように」と意気込みながら、色っぽい一発ギャグを息ピッタリに。山﨑は「お客さんの中には、なんで応援してる人がセカンドなんだと思っている人もいるはず」と大人の女性らしいファンの皆様への気遣いを見せながらも、最後は「ダイタクのことはキライでも、私のことはキライにならないで!」と笑いへきっちり転換させます。
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大回転で盛り上げたネルソンズ。中村から「今いちばん勢いがある」と言われると、「前回のランキングも最初はいちばん上だったのに落ちてしまった。今回はそんなことがないようにしたい」と気を引き締めます。
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ダイタクは、家族をテーマにした漫才を。タクは「1つ気が付いたんですけど、SALTY'S(註:∞ホールで活動する塩顔男子による5人組エアバンド)の割合が多い」と分析し、大は「ゆにばーす・川瀬と舞台上でケンカできないのが淋しい」と発します。
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ラフレクランはツッコミ・西村の経歴を活かしてアナウンサーを題材にした漫才を。きょんは「応援してくれてる方も配信を見てくれてる方もそうじゃない方もいると思うんですけど、応援してない方も応援してください」と独特な言い回しで呼びかけました。
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少年漫画をテーマとしたショートコントを見せた、おかずクラブ。「トップとしてやるのは初めて」と語るオカリナに、中村は「∞ホールを引っ張っていって!」とエールをおくります。
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横澤夏子が身近な人モノマネをしながら「見え見えのウソをつく∞ホールのお客さん」を披露すると、会場は大笑い。「おかずクラブを踏み台にしてがんばりたい」と、お茶の間で話題の同期にライバル心を燃やします。
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最後の1組、ニューヨークは演技力の高い、心の葛藤をテーマにした漫才を。屋敷は「今年は売れないと! みなさん、応援してください! 必死です!」と熱く訴えかけました。
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ライブ終了後、囲み取材が行われました。
前回のシステムで1位となって1年間、TOPを務めていた横澤は「キラキラしたメンバーも上がってきたけど、セカンドにも面白い人がいるので負けないように頑張っていきたい」と気合い十分。おかずクラブ・ゆいPは「全然ネタをつくってなくて同じネタばかりやっているので、ネタ作りを頑張ってファーストクラスにふさわしい芸人になりたい」と控えめに意気込みを。伊地知は「毎公演、満席で立見が出るように。華のある芸人になりたい」と抱負を語ります。
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今後の目標として多くの芸人が掲げたのは、賞レースでの結果。ネルソンズは『キングオブコント』での優勝を目標に掲げて、「コントはいちばん面白いので」(和田)とキッパリ。レスリングでの実績を持つ青山は「オリンピックも近いですし、∞ホールから日本を盛り上げたい」と話します。また、ヒロチョが「NSC東京15期として『アメトーーク!』に出たい」と夢を語ると、同期のオカリナが頷きながら「心の中で、みんな思ってることだよ」と同調しました。

<ファーストクラス>に選ばれて、まず安心したと語るのはダイタク。「絶対入らないといけないなと思っていた」(大)「これで入らなかったらなんか言ってやろうと思ってた」(拓)とらしさを覗かせながら、「今年は最低でも賞レースの決勝に行きたい」と意気込みます。テゴネハンバーグは安堵しつつも、「まだ何も成し遂げていない」(弓場)とキッパリ。松村の所属するSALTY'Sの人気ぶりも気になる弓場が「そっちに負けないように、R-1ぐらんぷりも出たりと個人と誌ても磨いていきたい」と言えば、松村は「SALTY'Sはもっとキャパを大きくして、今年中にCDも出せたら」と展望。も、やはりコンビとしての活動も大事にしているそうで、「芸人として生活できるようにがんばりたい」と気を引き締めます。

独自のスタンスを貫く鬼越トマホーク。「自由に、いい意味で自分勝手にやっていきたい」と飄々と語る坂井は「∞ホールは男性客が少ないので、もっと僕らが引っ張って来れるように。おっさん、おじいちゃん、少年、青年」と語り、金野に「まとめて男でいいだろ」とツッコまれます。現在『チェンジ3』へも出演中の2人ですが、「メディアにもどんどん出て行けるようにがんばりたい」(金野)と宣言します。

観客の悲喜こもごもの反応に、「チケットのノルマをなくしてもらえるということは(今後の活躍を)信じてもらってるということ。がんばれよというエールのようなものだと思うので、責任感を持ってこれからやらないといけないなと思ってます」と真摯に語ったのは相席スタート・山﨑。相方・山添も「芸風が変わったりすることもなく、我々が面白いと思うことをやっていきたい」と続けます。5月5日には東京・北沢タウンホールで単独ライブを開催しますが、「∞ホールに普段来ている人にはまた来たいと思ってもらえるように、来たことがない人には来たいと思えるような単独にしたい」(山﨑)と自信を見せます。ちなみに、今後としては観れば恋がしたくなるライブを開催したいんだとか!

「成績は微妙だったはず。選ばれて嬉しい」と冷静に分析するのは田畑藤本。「クラス替えがあることで自分を追い込んで勉強するというアカデミースーパーの気持ちを忘れないように、これからも頑張っていきたい」と気を引き締める藤本は「京王井の頭線が渋谷から駒場東大前まで通っているので、東大生6000人を取り込みたい」と意気込むと、「それより、今からお前が勉強して青山学院大学に入ったほうが学生は取り込みやすい」とアドバイスする田畑。「まぁ、受かる」と言い切るあたり、さすが藤本です。頭のいい2人が8年やってもまだわからないというお笑い。この春から新たに番組出演へも決まり、「今年は賞レースで優勝を狙いたい」と気合いを入れます。

前回のシステムに続いて、トップである<ファーストクラス>入りしたラフレクラン。きょんは「僕ら、ファーストクラスではいちばん若手で、ほかは知名度のあるお兄さんばかり。これからの課題は、自分の個性をどう出すか。知名度をもっと上げて、記者会見でも指名して質問をもらえるようにがんばりたい」と気合い十分。『彩~irodori~Final Battle』を楽しめたという西村は「この先どうしようということを考えている。テレビにももっと出られるようにしたいし、賞レースも頑張りたい」と冷静に語ります。4月2日にルミネでの単独も控えている彼ら。先のインタビューでも話していた通り、「ネタと向き合う時間が増えていくと思うので、意識的に改革して変化していきたい」と笑顔で語りました。

3年連続で同劇場の顔として選ばれたニューヨーク。ルミネでの単独は毎回チケットが完売するほどネタに定評のあるコンビですが、「今年は僕らを好きになってくれる人を1000人、2000人と増やしていきたい。深く広くに伝わるように。そして、僕ら目当てに∞ホールに来てくれる人が増えれば」と屋敷。嶋佐も「同期で観れば、おかずクラブとかブレイクしてますし、僕らもメディアとかに出て行って劇場に足を運んでくれる人を増やせれば」と、看板としての責任を露にします。
降格がないという状況についても、「むしろ(ほかの芸人たちと)協力する意味合いが強くなるのでいい」(嶋佐)「降格がないからと言って、ネタ作りをサボるような人はいないと思う」(屋敷)とキッパリ。また、「今まで来てくれているお客さんに、今後も来てもらえるようにもがんばっていきたい」と語りました。

新しいランクシステムは、4月よりスタート。出演者などの詳細は、ヨシモト∞ホール公式サイト(http://www.yoshimoto.co.jp/mugendai/)をご覧ください!

「ヤバめのカマすっから来てみ」しずる単独ライブ8月に阿佐ヶ谷で3days5公演

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しずるが東京・ザムザ阿佐谷にて、8月5日(金)から7日(日)まで、単独ライブ「Be born baby」を3日間5公演行うことが決定いたしました。

昨年2015年は、これまで演劇にしか使っていなかった劇場・吉祥寺シアターにて単独ライブ「吉祥寺マチェーテ」を敢行。

池田の作・演出で、オープングコントと8本のコントをたっぷり披露しました。

コントでは2人が、友人同士はもちろんのこと、父子、独裁者と側近、組長とスパイなどさまざまなシチュエーションで登場。

芸人らしくバカバカしい設定や出落ちキャラなどもあるなか、いずれのコントも一筋縄では終わりません。しずるの真骨頂が存分に発揮されたコントの数々に、観客も大いに引き込まれていました。

今年2016年は、
ザムザ阿佐ヶ谷を舞台にどのようなコントを生み出すのか。

村上は「新しいコントが産まれる瞬間に是非立ち会いに来てください」、池田は「ヤバめのカマすっから来てみ」とコメントしています。


チケットは明日3月26日からチケットよしもとにプレミアム先行
スタート。一般発売は4月2日からとなります。購入はお早めに!




<しずるコメント>
・村上
13年目のしずるの新しいコントが産まれる瞬間に是非立ち会いに来てください。
「オギャー」と言うので、皆さんは「ガハハ」と笑うだけとなっております。
予定日は8月5日か6日か7日です。
それでは、ザムザ阿佐谷で待ってます。


・池田
なんかさ、暴れてぇなぁって時あんじゃん。今俺それなのよ。ヤバめのカマすっから来てみ。
んじゃあな!


【しずる】

「1年間で1万人動員」の目標を見事達成!ハリウッドザコシショウをゲストに迎え「ノンストップコメディ 出発進行!言うこと機関者」がラスト公演

3月23日(水)、なんばグランド花月にて、「ノンストップコメディ 出発進行!言うこと機関者」の3月公演が行われました。たむらけんじを中心にコメディ復活を願う芸人たちが集まり、昨年4月から「1年間で1万人動員」を目標に掲げ上演されてきた同シリーズ。達成できなければたむらが「間たむら」に改名するということで、ひときわ注目を集めたラスト公演は、立ち見も出る大入り満員に! ゲストには『R−1ぐらんぷり2016』で見事チャンピオンに輝いたハリウッドザコシショウさんを迎え、フィナーレを飾るにふさわしいハイテンションな爆笑ストーリーを繰り広げました。

今日は何だか人気のない花月駅前。たむら以外の駅員はおらず、呼んでも返事がありません。すると、月亭八光が運転する電車が到着、なんとテンダラー・浜本、すっちー、シャンプーハット・こいでと全駅員が乗車していたとのこと。

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「暇だから」という理由で観光に出かけていたという3人は、浜本の肩パット、すっちーの飴まき、こいでの替え歌などなど、すっかりおなじみとなったネタを繰り出していきます。八光は相も変わらず身長をいじられたうえ、なぜか池乃めだかのギャグ「♪見下げてごらん〜」に挑戦させられるハメに...。

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そんな時、駅前のそば屋から娘の愛菜(福本愛菜)が飛び出してきました。父のシャンプーハット・てつじ、母の礼子(中川家・礼二)も追いかけてきて、3人で大げんか! 高校卒業を機に東京へ行くと言い張る愛菜を止めるはずが、「お前の育て方が悪い!」「あんたはそば屋やのに家にも帰ってこず、つけ麺、つけ麺て! 新しい店出したらしいな!」と夫婦の争いに発展していきます。

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さらに、そば屋の常連客であるミサイルマン・西代と酒井藍も「東京に行って漫才師になる」と宣言。腕試しを、とネタを披露しますが、体が重過ぎてセンターマイクまでたどり着けないというとんでもない状況で、周囲を不安にさせてしまいます。

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しかも、こんどは駅長の桂三度と飼い犬の剛(中川家・剛)が、「駅がつぶれる」という衝撃のニュースを伝えに来たからさあ大変! どうする、どうなる、花月駅!

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途方に暮れる駅員たちのもとに、役所から職員の西川忠志がやってきました。同シリーズ初出演となる忠志は、父・きよしの「小さなことからコツコツと〜」を繰り返し唱えたり、ツッコミを入れる出演者たちに「父に言いますよ!」と激昂したりとボケまくり。

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曰く、「利用客が少ないから廃線にする」とのこと。「あと1カ月で1000人の人が駅を利用する」という条件をクリアできなければ、花月駅に未来はありません。「あと1カ月の命とはな...」というてつじのつぶやきを聞いた鉄道オタクの藤井隆が、「たむらさんの命があと1カ月!?」と誤解して挙動不審になるという爆笑エピソードも交えつつ、集客の決め手をそれぞれが探しまくることに...。

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たまたまやってきた有名人・なかやまきんに君にPRを頼もうというアイデアは、同シリーズ名物となったポン太の謎キャラ集大成(?)・音響の小久保さんのせいで不発に。

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ネタの効果音をことごとく間違えまくって全員を脱力させる一方、「帰って!」と言っても帰らないきんに君に、すっちーが「乳首ドリル」をお見舞いするひと幕もありました。

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駅長・三度は公園でよく会うという"モノマネ名人"を、集客の起爆剤として推薦。その人こそ今夜のゲスト、ハリウッドザコシショウさんです! さっそく得意のモノマネを披露...するはずが、NSC大阪で同期だったたむらや中川家からの茶々入れが止まず、舞台上は大混乱。

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ようやく落ち着いたところで、キンタロー。さんやオリエンタルラジオ、近藤真彦さんのモノマネを次々と見せ、観客を喜ばせました。

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そんな中、警官の白川から、駅に爆弾を仕掛けたという電話があったと報告が。しかも、ザコシショウさんが警察署長だという衝撃の事実も発覚!? 「しっかり聞いてくれよ」という白川の言葉に、ザコシショウさんのネタであるあの元議員のモノマネを全員でやるなど、息ぴったりのボケ合戦がまだまだ続きます。

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必死の捜索の末、爆弾とおぼしきジェラルミンのケースが見つかりますが、めったに出勤しない駅員・出不精様(ミサイルマン・岩部)にも斬れない頑丈さ。

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警視庁から呼ばれた警部だという自称・古畑任三郎(再びザコシショウさん)が満を持して登場するも、「ハンマーカンマー」を繰り返すばかりで役に立ちません。危機一髪!というところで、実はこれが音響の小久保さんの目覚まし時計であることが判明。では本物の爆弾はどこに!?

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結局、爆弾は花月駅取り壊しを阻止しようと考えた愛菜の嘘で、肝心の廃線も忠志の勘違いだったことがわかり、めでたしめでたし! ただひとり真相に気づいていない藤井が、たむらの遺影を持って喪服で現れるというオチに、大爆笑で幕となりました。

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エンディングで再び舞台へ呼び込まれたザコシショウさんは、またしてもたむらや中川家からいじられて大騒ぎ。たむらによると、『R−1ぐらんぷり2016』優勝で忙しいなか、たまたま声をかけたらスケジュールが合い、奇跡のゲスト出演が叶ったとのこと。ザコシショウさんはたむら、中川家、さらには藤井と同期に囲まれての舞台を大いに楽しんだ様子で、「R-1おめでとう!」の拍手も送られていました。

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そして、気になる年間動員数は...? 出てきたボードに書かれた数字は、10121人! 舞台上も客席も「おー!」という声とともに大きな拍手に包まれます。たむらは「危ない! 今日もしお客さんが入ってなかったら...」とホッとした表情。改めて観客に感謝を述べるとともに、「これであとはテレビ化ができれば...ぜひともこのコメディをテレビで復活させてください!」と呼びかけていました。

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終演後に行われたレギュラー出演者が一堂に会する囲み会見も、終始、和気あいあいとした雰囲気。たむらは「今のところテレビはまだオファーが来ていないが、1万人の方は達成できたのでよかった。出演者の皆さん、スタッフの皆さん、お客さんの皆さんに助けていただきました」と挨拶を。シリーズを通して使われた花月駅前の舞台セットは、向こう半年間ほど保管してもらえることになったため、「テレビのオファーを待ちながら、このメンバーで営業を回りたい」と新たな目標も語ります。

「改名を回避できた今の心境は?」との質問には、「(改名案の)"間たむら"というのもあんまりしっくりもきてないし、ほんまにイヤやなと思ってたんで...」と苦笑い。"間"の主である間寛平からは上演前に「待ってるぞ」と改名を歓迎する旨の連絡を受けていたそうですが、「そうならないように頑張りますということをお伝えしました」と笑っていました。

新たな野望である同シリーズでの"営業活動"については、中川家が「漫才はマイク1本で稼働できるけど、これで行くとセットとかにお金を取られるから...」とギャラの面で難色!? とはいえたむらは動じず、「じゃあ、これ(コメディ)やって、その後、漫才もやってくれたら。トリでやってもらいます!」とダメ押し(?)のオファーを出していました。

最後は「ポンちゃん、ちょっと言うて」と促されたポン太が、たむらの座長ぶりについて「彼自身、声からしてやってたから。僕は評価してます。お疲れ!」と上から目線で語り、一同大爆笑。舞台のストーリー以上の仲の良さを感じさせる会見となりました。

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皆さん、1年間「ノンストップコメディ 出発進行!言うこと機関者」を応援していただき、ありがとうございました!


●ライブ情報

たむらけんじを発起人に超豪華若手ライブがスタート!

「よしもとゴールデンアワー」

【第2回公演】

日時:4月4日(月) 19:10開場 19:30開演

MC:フットボールアワー

ナビゲーター:ロバート

若手メンバー:ガリットチュウ、レギュラー、ネゴシックス、イシバシハザマ、みなみのしま、GAG少年楽団、横澤夏子、おいでやす小田、タナからイケダ、ラフ次元、コマンダンテ、小森園ひろし、アイロンヘッド、カバと爆ノ介、イブンカ

「よしもとゴールデンアワー」公式サイト www.yoshimoto.co.jp/goldenhour/

☆チケット好評発売中!

・チケットよしもと

 ☎0570-550-100 Yコード:999-010

 http://yoshimoto.funity.jp

 よしもと各劇場窓口 (祇園花月を除く)

・ チケットぴあ

 ☎0570-02-9999 Pコード:597-151

 http://t.pia.jp

 チケットぴあのお店

 サークルKサンクス/セブンイレブン各店舗

・ ローソンチケット

 ☎0570-084-005 Lコード:52406

 http://l-tike.com

 ローソン各店舗

お問い合わせ:チケットよしもと予約問合せダイヤル☎0570-550-100(10:00〜19:00)

※ 都合により出演者が変更なる場合がございます。

※ 未就学児入場不可



【たむらけんじ】【桂三度】【藤井隆】【中川家】【テンダラー】【シャンプーハット】【こいで】【てつじ】【ミサイルマン】【西代洋】【岩部彰】【月亭八光】【酒井藍】【福本愛菜】【土肥ポン太】【すっちー】【なかやまきんに君】【西川忠志】

第11回大阪アジアン映画祭スペシャル・プレゼンテーションにて『時代劇は死なず ちゃんばら美学考』を上映、中島貞夫監督のトーク会も開催!

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京都において、映画のキャリアを半世紀以上にわたり積み重ねてきた中島貞夫監督が、時代劇を内部から考察し抜き、京都の映画を特徴づける本格派ドキュメンタリーを発表しました。それが『時代劇は死なず ちゃんばら美学考』。3月10日には、第11回大阪アジアン映画祭スペシャル・プレゼンテーションにて上映され、中島貞夫監督を迎えてのトークが行われました。トークでは、『時代劇は死なず ちゃんばら美学考』の字幕監修を担った上倉庸敬大阪大学名誉教授も登壇されました。そして、上倉さんのナビゲートのもと、時代劇やちゃんばらに関する中島監督の思いを聞きました。

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「昭和20年代は非常に日本映画が芳醇だった時代。日本の映像技術も含めて、世界中が日本ってすごいなと思っていたんですね。そういう時代を作り上げていった昭和20年代は、戦前の草創期に関わった人たちが戦後、全く戦前を知らずに出てきた連中と見事に一緒になった。演出もそうです」と戦後の日本映画史を語る中島監督。

その映画史に沿って話題は、日本の時代劇が下降線の一途辿っている中で出てきたクエンティン・タランティーノ監督の映画『キル・ビル』(2003年)について。上倉さんが、出演された千葉真一さんのちゃんばらシーンの印象的なエピソードを聞かせてくださいました。そして話題は「なぜ、時代劇が下火になったのか」。そこには生死感の問題が漂っていると中島監督。

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「これは戦後日本の大きな流れなんだろうけども、ドラマの中の死という問題がありました。今、若い人たちが刀に魅入られているようですが、確かにそれだけの魅力が日本刀にあります。日本刀を武器にして戦う。そこには残酷で野蛮だという以上に恐怖を感じたと思う。だからちゃんばらをやっちゃいかんと。これはこの作品を作る上で非常に重要なキーワードです」。

"死"を避けたいという風潮が戦後、強くなっていく中で、「それでも黒澤明監督、小林正樹監督の映画は、主人公が絶えず死と向き合っている」と上倉さん。それは日本映画を支えた京都と東京の製作現場でも一緒だったのですか?と中島監督に尋ねると「ちゃんばらは変わりませんね」と中島監督。「日本刀を持つという特殊な形態、そこに日本人の死と向き合う姿勢を感じさせるんです。また感じさせることができるということが、一つの非常に大きな要素になっています。ちゃんばらというのは刀と刀を交えるというのが大前提にありますが、それをいかに武器として戦うと面白いか、ハラハラドキドキするような様々な要素が出てくるんです」。

近年、ワイヤーアクションや特撮など、大掛かりな見せ方がある中で、なぜちゃんばらなのか。その視点については、「刀を持って戦うというのは、本来だったらあれだけ振り回すにはものすごく鍛錬を積まないとできません。それを大前提として、刀を持って人間ができる精一杯の戦い方、そこに感動が生まれるんです」と中島監督。ワイヤーアクションや特撮のような驚きはないものの、視覚的な面白さや、登場人物と対峙している自分の感情が揺り動かされるからこそ、感動が生まれるのだのことでした。

トークでは他に、会場のお客様からのご意見をお尋ねする時間もありました。お客様は、このトークのご感想などを直接、中島監督や上倉さんにお伝えするという貴重な機会にも恵まれました。

最後に中島監督が「次にちゃんばら映画を作ったとして、見てやろうという方はどれくらいいますか?」とお客様に尋ねると、会場ではほとんどの方が手を挙げられました。その光景に、「次はちゃんばら時代劇を」と意気込まれました。

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