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2016年7月

映画『カーラヌカン』、自然あふれる島の祭りを沖縄のエメラルドビーチで撮影

7月15日(金)、GACKTさんが14年ぶりに主演を務める映画『カーラヌカン』の撮影を兼ねたイベント「ニライカナイ海の火祭り」が、沖縄県・海洋博公園エメラルドビーチにて開催されました。

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夕闇が帳を落とす会場に、この日集まったエキストラを務める約1000名の観客を前に撮影がスタート。沖に出た8艘のサバニ(沖縄に古くから伝わる舟)がたいまつを掲げ、炎の明りが祭りの雰囲気を盛り上げます。祭りの幕開けをはじめ、松明を持った青年たちが大きなたき火の周りで神事歌を歌うシーンや、祭り会場で行われるライブの様子などが撮影されました。大城クラウディアさんの「島唄」や、伊是名尚円太鼓の演舞など、華やかに繰り広げられるステージに、観客のみなさまが純粋にライブを楽しむ姿も見られ、和やかな雰囲気の中撮影が進みました。

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ライブが中盤に差し掛かったころ、今年の4月に沖縄県内で開催された「島ぜんぶでおーきな祭 第8回沖縄国際映画祭」で行われた、ヒロインの最終オーディションで、見事ヒロインの座を射止めた木村涼香(きむらすずか)さんが撮影に挑みました。
GACKTさんが演じる主人公・大山光が、祭り会場にまぎれているヒロインを探すシーンで、祭り会場の舞台の上でたおやかに踊る役に臨んだ木村さん。「踊るシーンの練習のために琉球舞踊の指導を受けたのですが、一つ一つの動きが繊細で驚きました。舞台の上で演技をするのは新体操をしていたとき以来なのですごく緊張したけれど、すごく楽しかったです」とにこやかに話しました。

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ライブのトリを務めたのは、デビュー35周年を迎えるジャズシンガー、マリーンさん。映画の主題歌「愛になれ」を披露しました。この歌を人前で歌うのは初めてとのことで、「今まで日本語の持ち歌がなかったので、主題歌を歌うことが決まった時、とても嬉しかった!」と笑顔で話していました。また、マリーンさんは主題歌を初披露したライブについて、「沖縄のお客さんは自分と似て、感情をストレートに出してくれるから歌っていて楽しい。映画の公開をきっかけに、もっと多くの人に聞いてもらいたい」と感想を語っていました。

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また、浜野安宏監督は、作品について「この映画は40代に入って、真実の愛に目覚める男の姿を描いた話。沖縄の自然と豊かな文化がなければ、その愛の目覚めは描けなかったので、文明社会に疲れている人たちにぜひ見てほしい」と話し、映画の仕上がりに自信を見せていました。

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撮影は今後、沖縄本島北部や八重山諸島を中心に行われ、亜熱帯の森林、川や海などの豊かな自然風景ややちむん(沖縄の陶器の総称)、織物など沖縄独自の文化を映像におさめながら、主人公とヒロインの愛の形を描き進めます。
映画『カーラヌカン』は2017年の年明けに完成し、同年内に公開される予定です。

やっべぇぞ!コロチキの激ムズパズルゲームアプリ配信開始

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コロコロチキチキペッパーズの公式アプリ『コロコロチキチキペッパーズのコロコロぐるぐる』を配信開始いたします。

本アプリは、画面をスワイプする簡単操作で"ナダルボール"を転がして、トロフィーを獲得する激ムズゲームアプリです。選べるステージは全20種類で様々な難解な仕掛けが用意されています。ゲーム中にはコロチキがしゃべりまくって、西野のツッコミが仕掛けを解く鍵となっています。さらにゲームクリアすると、アプリ限定オリジナル2ショット画像が手に入ります。


≪コロコロチキチキペッパーズのコメント≫
西野創人 
難易度高いけど、クリアした時に爽快感・達成感があります!

ナダル 
めちゃめちゃ面白そう!ダウンロードしないと、やっべぇぞ!

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― 公式アプリ『コロコロチキチキペッパーズのコロコロぐるぐる』概要 ―

【価格】
120円(税込)

【配信】
App Store、Google Playにて"コロぐる"を検索、または下記URLよりダウンロード
▼iPhone・iPod touch・iPad版[iOS 8.0以上]※App store ,Apple,iPhone,iPod touch,iPadはApple Inc.の商標
https://itunes.apple.com/jp/app/koroguru/id1129032911?mt=8

▼Android版[Android4.1以上]※Google Play,Androidは、Google Inc. の商標 https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.yoshimoto.koroguru

© YOSHIMOTO KOGYO/grateek Inc./hautecouture Inc.


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【コロコロチキチキペッパーズ】

『SHIBUYA∞FES2016〜笑って歌って踊る夏〜』が120%楽しくなる、超豪華前夜祭の開催が緊急決定!

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『SHIBUYA∞FES2016〜笑って歌って踊る夏〜』が120%楽しくなる、超豪華前夜祭の開催が緊急決定!

ヨシモト∞ホールが誇る3大ユニット"SALTY's" "NALU‐SEE☆" "甘栗カンパニー"を始め、その他フェスに出場するユニットが熱く熱く前夜祭をアモーレに盛り上げます!

またこの前夜祭は、ロビーで販売するSHIBUYA∞FES限定オリジナルTシャツご購入者のみの無料イベントとなっています。
表面は3大ユニットが可愛らしくデザインされており、裏面には出演者の名前がプリントされています。サイズはS、M、Lの3タイプをご用意!!

7月23日(土)からフェス限定オリジナルTシャツの先行予約販売を∞ホールロビーにて実施。なくなり次第終了となります。
※イベントチケットの引き換え期間は8月6日(土)15:00~、劇場ロビーにて引き換えとなります。

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この夏のヨシモト∞ホール超目玉イベントの熱狂を一足先に堪能せよ!

2016年7月20日 (水)

YU-A熱狂のツアーファイナル! ヨガインストラクター資格を活かした「YOGANISTA!」も初開催

7月18日(月・祝)、東京・新宿ReNyにて、『YU-A Live Tour 2016~あと2キロが落ちないの~』ファイナル公演と、ライブ終了後には『YU-A LIVE TOUR FINAL AFTER PARTY「YOGANISTA!」Supported by Hot Yoga Studio LAVA』が行われました。

撮影:宮脇進(PROGRESS-M)


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大阪を皮切りに、福岡、地元・札幌、名古屋とまわり、ツアー最終日を迎えた東京でのライブ。
「東京、楽しんでいきましょう!」と元気よく登場したYU-Aは、1曲目の『Ah Yeah!!』を始め、「20代、最後の日に作った」という先月配信された新曲『30-My Thirty-』、ウェディングソングとしてもお馴染みの『ごめんね、ママ』など、バラードからロック調までの全16曲を披露し、全国から集まったYU-ANISTA(ユアニスタ=YU-Aファンの総称)を魅了しました。

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途中、アーティスト活動を続ける上で、「心技体」を整えるべく、ヨガを始めたとして、「自分に合っている」「肩こりが無くなった」とすっかりヨガにハマったYU-Aは、インストラクターの資格まで取得。
そして、ステージ、客席全員で簡単なヨガのポーズを伝え、ヨガの要素を取り入れた曲『feeling』も一体となって歌い上げました。


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今回、Performerとしてツアーに同行したえりなっちは、キレキレのダンスと人懐っこいトークで盛り上げ、元カレとのエピソードで沸かせる一幕も。


アンコールには、ダンサーの"あいにゃん"ことIG(アイジー)も加わり、『Flavor』、『YU-ANISTA』ではコールアンドレスポンスや水鉄砲の乱れ打ちもあいまって、夏フェス感たっぷりのボルテージで終演を迎えました。

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ライブの熱気が収まらないなか、スタートしたのが、今回の東京公演のみで行われた『YU-A LIVE TOUR FINAL AFTER PARTY「YOGANISTA!」Supported by Hot Yoga Studio LAVA』。


ライブのMCでも語っていた通り、ヨガの資格を取得したYU-AがYU-ANISTAと一緒にヨガを体験するという試みで、「ゆるーくやっていきましょう」という掛け声とともに登場すると、ツアーメンバー3人と、さらにはHot Yoga Studio LAVAのインストラクター・めめちゃんを呼び込みます。


YU-A、めめちゃんがお手本を見せながら、「三角のポーズ」「鷲のポーズ」「椅子のポーズ」というヨガの基本的なスリーポーズを会場全員で実践。


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「大丈夫?」「いいよ」と客席に声をかけながら進めるYU-Aは、後半に差し掛かると、BGMに合わせた激しいポーズと呼吸へと移ります。

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その後、呼吸を整えながら、全員で目をつぶると、『MISSION my DUTY』を幻想的に歌い上げたYU-A。
まさに、アーティスト・YU-Aにしか出来ないオリジナルのヨガ教室「YOGANISTA!」が生まれた瞬間でした。


最後に、「普段使えてない体の筋肉も使えていると思うので、ぜひみなさんも続けてくださいね。また一緒にヨガやりましょう!」と、再会を誓い、手を振りながらステージを去るYU-A。
今後の活動にご注目ください。


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【セットリスト】
01.Ah Yeah!!
02.I hate you
03.LINK
04.ULALA
05.30-My Thirty-
06.Hey ladies!
07.HAPPY?
08.ごめんね、ママ
10.feeling
11.フライドポテト
12.You are my superman
13. shaping up!
14.子犬ちゃん
EN1.Flavor
EN2.YU-ANISTA


live Producer:Rituko Homma(SNARE spray)
Performer:えりなっち
Drums:Takazumi Katayama
Keyboards:Yuki Kishida


【YU-A】

女子中高生がどハマりする!?ロマンティック芸人・西村ヒロチョの公式チャンネルスタート!!

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今、TwitterやYouTube、Vine、ミックスチャンネルなどあらゆるSNSで話題沸騰中のロマンティック芸人・西村ヒロチョのよしもと公式チャンネルがスタートしました!


彼のコミカルな自作効果音と、独特の決めポーズのインパクトは強烈で、
巷ではハマりだした女子中高生たちの「やってみた動画」が大流行しています。



「ロマンティックグーチョキパー」や「ロマンティック歴史上の人物」の他にも
バラエティ豊かなロマンティックシリーズがあるそうです。



「ロマンティックグーチョキパー1」




「ロマンティック織田信長」



本人からも

「どーもー!ロマンティック大好き、西村ヒロチョです☆

僕の動画が沢山の人に観てもらえることになって本当に嬉しいです!

これからも色んな動画を載せていきますので是非チェックしてくださいね!

今夜の星が皆さんのために輝きますように...☆」

とのコメントをいただきました。


注目の若手芸人、西村ヒロチョからは今後も目が離せないですね。
皆さんもぜひ、このロマンティックなリズムネタをやってみてください!



【西村ヒロチョ】

ひんやり涼しいネタと恐怖体験談の二本立て!「戦慄劇場〜笑いと恐怖で背筋が凍る真夏のホラーナイトSP〜」

7月16日(土)、よしもと漫才劇場にて、「戦慄劇場〜笑いと恐怖で背筋が凍る真夏のホラーナイトSP〜」が開催されました。若手芸人たちが集まり、暑い夏を一気に冷却してくれる恐怖ネタ・怪談トークを大放出するこのイベント。いつもと打って変わって薄暗い客席は、ぐるりに赤い提灯がともり雰囲気満点! 集まった観客も「なんか暗いね」「えー!もう怖い!」とこわごわ着席しています。

おどろおどろしいオープニングVTRに続いて登場したのは、MCを担当するアインシュタイン・河井とトット・多田。自身も霊感があるという河井ですが、「毎日、隣に恐怖がいますから。未だに慣れない。ホンマに怖いからね!」と相方の稲田を「幽霊よりも怖い」と感じている様子。ふたりで稲田にまつわる恐怖(?)エピソードを次々と語っていると、舞台の後ろを横切る何者か(どう見ても稲田)の影が! 怖いのか面白いのかよくわからないまま、まずは3組がネタを披露することに。

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1組目はラニーノーズ。怪談の定番「幽霊タクシー」をテーマにしたコントで、運転士と幽霊らしき女性、それぞれの勘違いに客席は大爆笑。ところが最後は、じわり怖さを感じさせる結末が待っていました。

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2組目はてんしとあくま。幽霊の声が携帯に入っていると言って、夜中に川口の家を訪ねてきたかんざき。恐る恐る再生してみると、謎の言葉と歌が流れてきて...。こちらも「笑いのち、ひんやり」というホラー感満載のオチで観客を震え上がらせました。

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3組目はダブルアート。心霊やホラーよりもっと怖いタグの奇人ぶりで、何度も大きな笑いを起こしていきます。

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ネタの後は、出演者たちが選りすぐりの恐怖体験を語り下ろす「戦慄トーク」前半戦。登場したのは、トット・桑原、ビーフケーキ、てんしとあくま、ツートライブ、シンクロック、ラニーノーズ。多田が司会進行を務め、順番に怖すぎる話を聞かせます。

トップバッターのシンクロック・木尾は、「修学旅行」と題し、枕投げの写真にまつわる話でさっそく出演者を恐怖のどん底に! 

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ある公園のトイレで、いるはずのない人物に覗かれるという体験をしたのは、てんしとあくま・川口。

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桑原は、NSC大阪時代に課題作成のため訪れた夜の神社で、多田とともに体験した不思議現象を紹介。途中まで怖かったものの、予想外のオチと「あれは何だったのか...」という桑原の言葉に、客席は爆笑に包まれました。

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ツートライブ・周平魂は、かつてバイトしていたバーで遭遇した恐怖体験で勝負。さらに怖い後日談まで明かした周平魂を前に、多田は「どう言うたらええねん...」と言葉を失ってしまいます。

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一方、ビーフケーキ・近藤は、霊にまつわる(かもしれない)内容ながら、ちょっぴり心温まる話を披露。近藤の窮地を救ってくれた「非通知着信」の主とは...!? 

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かつて住んでいたマンションで体験した話を聞かせたのは、てんしとあくま・かんざき。真夜中にドアスコープから感じる視線、そして翌日かんざきが見た驚くべきものが明かされると、客席だけでなく出演者からも悲鳴が! 

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そんななか、ビーフケーキ・松尾が語ったバイク川崎バイクのエピソードにはドッと笑いが起こり、観客もホッとした表情になっていました。

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と思ったのもつかの間、怪談に定評のあるツートライブ・たかのりが、突然「そこ(劇場脇)のドアから、さっき人が入ってきた」と言い出し、客席はパニックに! 止まらぬざわめきのなか、ラニーノーズ・洲崎は友人が体験したというバイト先のラーメン店での恐怖話を。

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さらに、たかのりが沖縄で遭遇した本気すぎる体験談で客席の気温を一気に引き下げます。「霊能者の方から(公開を)止められた」といういわくつきの写真も公開されると、またまた大きな悲鳴があちこちから上がっていました。

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ここで再び、場を和ませる怖〜い写真を見せてくれたのが、シンクロック・吉田。プレゼントのために焼いたというアンパンマン型のパンが、まさかの大失敗となったエピソードで笑わせます。最後はラニーノーズ・山田が友人から聞いたという「公園の女」にまつわる怪談で締めくくり。

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クライマックスで突然、人形の生首が落ちてくる仕掛けも発動され、椅子から落ちてへたりこむほど驚く出演者も。桑原は「もうちょい、おふざけのイベントやと思ってたわ...!」と、驚きと恐怖を隠せない様子でした。

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ライブは再びネタコーナーへ。ジソンシンは、トランシーバーを飲み込んだという謎の患者と医者のやりとりで笑いを誘います。ところが患者の正体が明らかになった瞬間、客席の空気は一変し...。

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セルライトスパのコントも、笑いと恐怖がないまぜになった展開。自らが轢いてしまった怪我人・肥後を病院へと運ぶ大須賀の行動が、徐々に狂気を帯び始めます。

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トリを飾ったのはビーフケーキ。映画館のスタッフ・松尾と、死人のためのチケットを買う男・近藤のやりとりは、冒頭からオチまで恐怖の連続!

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いよいよ「戦慄トーク」も後半戦へ。河井がMCを務め、稲田、タナからイケダ、ダブルアート、尼神インター、セルライトスパ、ジソンシンが舞台上に集まりました。ジソンシン・下村が子どもの頃、犬の散歩中に出会った少年にまつわる体験談で口火を切ると、

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こんどはダブルアート・タグが自身の小学校の卒業アルバムから秘蔵写真を公開。「足が写っていない!」という恐怖ネタの後で、実は同じ集合写真にアイロンヘッドの辻井が写っていることを明かし、最後は爆笑の渦に...。

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タナからイケダ・田邊は、先輩芸人から代々受け継がれてきた部屋に、モンスターエンジン・大林とともに暮らしていた時の話を。霊能者の方からも太鼓判(?)を押された物件だそうで、そこで田邊も恐ろしい体験をしたのですが、本当の恐怖はここから。その話を後輩芸人にしたところ、なんと「同じ話をプリマ旦那・野村(田邊の後に同じ部屋に住んでいた)から聞いた」と言われたそうです。

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「先祖が...」と題したトークを披露したのは稲田。どんな怖い話が飛び出すかと期待高まるなか、自身の先祖の名前にまつわる爆笑秘話を明かし、重くなった客席の空気を一気に突き破ります。河井は思わず「毛色が違いすぎる!」とダメ出し!?

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ジソンシン・酒井は、奈良の山へ夜景を見に行った際、駐車場のトイレで恐ろしい体験をしたそう。しかし酒井自身の生理反応にまつわるエピソードが混ざっているうえ、遭遇した霊のマナーが良すぎたことも手伝い、なんとなくほのぼのした怪談になっていました。

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初めて金縛りを体験した時の話を語ったタナからイケダ・池田も、怖さと同時に笑いが満載の内容で、大いに沸かせます。

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ところがセルライトスパ・大須賀の「ネコ」と題した話で、会場は再び恐怖一色に。ネコの鳴き声が響く夜、言葉を交わした隣室の男性が実は...? 衝撃の結末に、出演者も言葉がありません。

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尼神インター・誠子も、マンションのエレベーターに乗り合わせた女性にまつわる、ひんやり怖い話を紹介。

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さらに、怪談や心霊に詳しいダブルアート・真べぇが追い討ちを。かつてバイトしていたカラオケBOXで体験した恐怖の一夜、携帯に残されていた見知らぬ動画...客席のあちこちから、またしても悲鳴が上がります。

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尼神インター・渚は、先輩である稲田を食事に行った際のエピソードで、違う意味での"恐怖"を演出。

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最後はセルライトスパ・肥後が中学・高校の卒業アルバムを公開。いずれの写真にも"あるはずのない"モノが写っており...。このタイミングでまたしても生首人形が投下され、舞台上は大騒ぎとなっていました。

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エンディングで真べぇは「怖い話をした時は、どこかに寄り道してから帰ったほうがいいですよ」、木尾も「拍手はかしわ手と同じ。みんなで拍手しましょう!」とアドバイス。出演者、観客が一緒になって拍手をし、この日のイベントは幕となりました。

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【アインシュタイン】【タナからイケダ】【トット】【ビーフケーキ】【てんしとあくま】【ダブルアート】【尼神インター】【セルライトスパ】【ツートライブ】【シンクロック】【ラニーノーズ】【ジソンシン】

東京進出をラブコール!沖縄のリズムネタ芸人が大集結した「藤崎マーケット田崎のリズムネタサミット」

7月10日(日)、よしもと沖縄花月にて「藤崎マーケット田崎のリズムネタサミット~沖縄リズムネタ芸人大集合~」が行われました。

2015年6月の初開催から4回目となったリズムネタサミット。芸人たちが披露したリズムネタをゲストがチェックし、意見を交わしながらより面白いネタに仕上げていこうという企画で、藤崎マーケット、平成ノブシコブシ・徳井健太、スリムクラブ、ゆりやんレトリィバァの他、今回は過去最多となる12組の沖縄芸人が出場しました。

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まずは、ゆりやんレトリィバァ、藤崎マーケットがネタを披露し会場を笑いで包み込みます。会場が温まってきたところでリズムネタサミットがスタート。トップバッターで登場したのはオーシャンです。

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得意のボイスパーカッションが光るコント"オペ"に「ガレッジセールの50倍面白い」とスリムクラブ・真栄田がコメント。クオリティーの高さを絶賛されるも、藤崎マーケット・トキが「沖縄感が欲しいよね。ちょっと"エンジョイプレイ"を入れてみて」と無茶ぶり。が、大先輩ガレッジセールのダンスネタをすぐさま取り入れて見せるとゲストも大喜びです。

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平成ノブシコブシ・徳井からは「笑いを抜いた方がいい」とアドバイスが。おしゃれなブランド名やカッコイイ言葉を並べ、ボケなしバージョンで試してみると、お客様にも大受けです。「CM依頼が舞い込むかも!」と、ゲスト全員が仕上がりに大満足の様子でした。

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次は芸歴1年目のぐりんのーと。日常のシーンで歌舞伎の型を取り入れたコント"どこでも歌舞伎"を披露。

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見得切る位の何か大きな動きが欲しいと言われ、迫力ある動きを繰り出しながら会場を退場するという行動にでます。これには「いいね~。もう仕上がったね~」と一同興奮した様子でした。


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ヤンバルナゴンは、沖縄舞踊・かぎやで風を取り入れた"ティッシュ配り"のコントで登場。

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ローラースケートとかぎやで風という以外な組み合わせにも会場が沸きました。藤崎マーケット・田崎を参加させたり、ローラースケートでのブレーキ芸でラストのオチを替えてみるなどの試行錯誤で、一層輝くネタに変化させていました。

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利根川ホプキンスの"テニス"のコントでは、「笑いをとらない本気のテニスをしてみて」とアドバイス。サーブやラリーなどの際に出てしまう本気の声も表現しながら、ダイナミックなエアテニスを披露しました。

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途中、ボールボーイにヤンバルナゴンのローラースケートを登場させ笑いを誘う場面もありましたが、「いい汗かいてていいね~」と真剣味が増したプレイに一同の評価も上々でした。

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大屋あゆみは「母の日は仲田幸子、お祭りはディアマンテス」など、沖縄あるあるを太鼓のリズムに乗せて披露しました。

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「イヤサッサ」の掛け声に「ハーイヤ」と客席が答えた場面では、本土出身のゲストは驚いたようで、「これが沖縄なんです」と大屋が説明。

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「ちょっと"大阪"でやってみて」と促されたゆりやんレトリィバァが即座に大阪あるあるで応じ、これでひらめいた徳井が「全国各地のネタを作っておくってどう?」と大屋に提案していました。

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ウリズン桜がお互いのことを歌った"うちの相方"では、「ラストにもっと綺麗なメロディーを加えて歌ってみて」と徳井。

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真栄田からは「魂を込め、感じたままを表現して」とあおられ緊張気味の二人。すると「だけどホントは母子家庭が減ればいい...」と歌のラストを締めくくり、これには田崎が「メッセージ性が強いなんていい歌」と称賛。沖縄の社会的な問題に突っ込んだ歌詞に「涙が出そう」と評価されました。

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アダージョはコント"着信音"を披露。友達ごとにその人のヒット曲を着信音にしているという設定に、「いろんな可能性があるネタだね」と一同感心しきり。

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もっとネタを見たいゲストが劇場スタッフへ音楽を要望します。すると、ランダムに流れてくる音楽に、アダージョが誰の歌か分からず適当な名前をあげてしまう結果に。

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これには「もうイントロクイズ大会になってる」とトキが発し、観客も笑うしかありません。

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「ここからはディープゾーンに突入です」と紹介されたのがけんたくん。濃厚な体毛を披露しながら、ずば抜けたキャラクターから炸裂するギャグに会場は大爆笑に包まれました。

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スリムクラブ・内間から「ハミングでやってみて」と提案されるも、独自の表現方法を発揮させとてもハミングを理解しているとは言えない展開に。「今日は実力の2%も出していない」と真栄田がフォローすると、「今後がとても楽しみですね」と期待を集めていました。

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ありんくりんは、クリスが19歳の時に作詩・作曲したという"人間ラバー"を歌い上げました。

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一同が舌を巻くほどの完成度の高さに徳井からは「もう東京に来るしかない。東京で勝負するべき」との賛辞が贈られました。

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また、売れない芸人を描いた歌"てっぺん"では、「何もかもがしょうもなくみえる」という歌詞とメロディーにトキがはまってしまい「凄すぎる」と絶賛。このまま突き進んで欲しいとエールを送っていました。

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"グランドパレスにかかれば誰でもアイドルになれる"というグランドパレスのネタ。神輿を頭にかぶり「ワッショイ」と叫ぶシーンが印象的だが、「どこから手をつけていいか分からない」と徳井のコメントに、客席からも共感した笑いがこぼれました。

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普段は理学療法士をしている笑っしょい松岡に「理学療法士用語をからめてやってみて」と田崎が言うと、「無理です」との即答に一同大笑い。「無茶ぶりはやめてください」とトキのフォローで明るく終了となりました。

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白い全身タイツでバイクを表現し"沖縄のヤンキーに物申したい"という
ピーチキャッスル。口に加えた缶がマフラーだと言い、マフラーから発せられる音がいい感じに唸っているのに会場も大爆笑。

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「もっと遠くから来る感じがほしい」とリアリティを望むトキの要望に答え、楽屋や会場をフル活用してバイクがやって来る様子を表現。まるで本物のようなバイク音に「缶1個で大発明だね」と徳井から感動のコメントがでていました。

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いよいよトリで登場したのはシーマン當眞。「宇宙の平和を守る」に始まり「太陽の光が君に注ぎますように。また来世」と締める歌に、「宗教やられてます?」と徳井から素朴な質問が飛び出し、「シーマンに僕らは見えてる?」と真栄田もかぶせます。

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歌詞の中に"宇宙バイクが故障した"とあったのを受け、ピーチキャッスルのバイクが救援に来るという設定にしてみると、思わぬハマり具合に全員が大満足し、感動のラストシーンになりました。

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エンディングでは、「こんな素敵なライブを企画していただいてほんとにありがとうございました」と、真栄田が藤崎マーケットに感謝の言葉を綴りました。そして、いつものリズムネタ安全標語を会場全員で読み上げ、大盛り上がりのライブは幕を閉じました。

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間寛平が新たなチャレンジ! ≪劇団間座≫を旗揚げ!! 旗揚げ公演の脚本はNON STYLE・石田明を抜擢!! 座員オーディションも実施!!!

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1970年に吉本興業入りし、吉本新喜劇に入団。それから4年という若さで吉本新喜劇の座長に就任した間寛平。その後、『ひらけ!チューリップ』は100万枚のセールを記録し、24時間テレビで初代チャリティーマラソン走者を務め、約250㎞を一昼夜で走破する「スパルタスロン」の完走、そして2008年にマラソンとヨットで地球1周する「アースマラソン」をスタートし、2011年に見事4万1000㎞を走破するなど、芸能界のトップを走り、常にチャレンジを続ける間寛平が新たなチャレンジとして、"劇団"を旗揚げすることになりました!

劇団の名前は「劇団間座」。劇団員は間寛平のほか、吉本新喜劇やよしもと芸人を中心に構成し、更にプロ・アマ問わず、幅広く劇団員の募集し、オーディションを開催。12月24日(土)・25日(日)には大阪・HEP HALLで旗揚げ公演も行います。また、旗揚げ公演の脚本には"お笑い"の枠を飛び越え、様々な舞台を手掛け、周囲から高い評価を得ているNON STYLE・石田明を抜擢。寛平からのリクエストで"虫"をテーマに、虫のオモシロさや滑稽さ、哀愁などを、ギャグや歌・ダンスを交え、大人から子どもまで楽しめるような脚本を書き上げていきます。

寛平67歳の誕生日である7月20日に旗揚げ会見が行われ、間寛平、NON STYLE・石田より意気込みなどを語りました。

まずは、寛平よりご挨拶を。

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「よしもとのタレントもすごく増えて、若手芸人も多いのですが、出る場所がないということで。上が詰まって若手が出るところがないと。今年の1月2日に神戸こくさいホールのイベントに出たとき、若手と共演したんですが、その最終日に飯でも行こうかと一緒に行った若手が「仕事がない、なんとかしてほしい」と。それでなんとかせなあかんなと思いました。僕も吉本入りして46年なんですけど、若手のために何もしてやってないから。若手のために一肌脱いで頑張ってみようかと考えた結果、間座を立ち上げようと至りました。脚本は石田くん、演出はMBS制作局の『せやねん』プロデューサー村田さんに「何とか若手を育てたいので一つよろしくお願いします」とお願いして今回に至ります。頑張りますので、よろしくお願いします」。

そして脚本を手掛ける石田からもご挨拶がありました。

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「ある日仕事が一緒でして、帰ろうとしていたら急に寛平師匠に呼ばれまして『虫の話を書いて』と言われて。急に何をおっしゃっているんだろうと思ったら、若手のためにこういった劇団を作ろうと思っていると。それで虫の話を書いてくれと言われて。若手芸人も、虫も、一瞬輝くために頑張って生きている。蝉も5年、6年ずっと土の中にいて、1週間から2週間、長くても1ヶ月生きて。輝くために下積みをしているところが(若手芸人と)リンクしているなと思って、いい話が書けるのではないかと。若手芸人ならではの熱量がいい感じに出ればと思いまして、引き受けさせていたただきました。僕は漫才師のイメージも強いので、こういうのはどうなのかなと思われがちですが、実はこういうことをこそこそやっていましたので、これを機に僕も飛躍できたらと思います」

劇団員は吉本新喜劇の座員や若手芸人、プロアマ問わず幅広くオーディションで募集しますが、寛平はどんな人を望んでいるのでしょうか?

「顔が虫みたいな人がいいですね。よしもとの若手は大概、虫みたいなんですが。アインシュタイン・稲田はもうカマキリ。いがわゆり蚊もカマキリ。吉本新喜劇の岡田直子、あれはコオロギかなとか。だいたい虫みたいな顔でしょ、だからふと思ったのが虫の芝居がいいなと思って」と寛平。

偶然、石田は虫をモチーフにした舞台を鑑賞したそうですが、それは城田優さんがカマキリの役をされているものでした。「城田さんVS稲田で、もうぼろ負けです。けど、逆に面白い作品になるのでは、面白さでは圧勝すると思うので、そこの辺もぜひ楽しんでほしいと思います」。

「若手芸人以外、一般人の方も入れたいので、ぜひオーディションを受けてほしい」と寛平。また、虫を食べる悪いやつも必要とのことで、「その顔をしたすごくいい人間がいる」と話し始めました。それが矢野・兵動の兵動。「兵動はウシガエル的でしょ。そんなんもいるなと思いましたが、オーディションを受けに来てくれなければ...」と、ラブコールをするものの基本はオーディションで決めるようです。

「パイセン(相方の矢野)はオーディションに受けにくると思いますが(笑)、いけたとしたらカブトムシくらいですかね」とマッチョだからこその役柄を考える石田でした。

虫への興味は昔からあったと寛平。25、6年前には円広志さんにご自身が作った曲に詞を書いてほしいと依頼されたこともあったそうです。内容は?と石田に聞かれた寛平ですが、「......忘れた(笑)」と一言。「死んだら葬式してくれるかなとか、また生まれ変わったら虫になりたいとか、そんな歌詞だったと思います。この芝居はミュージカルで、子供さんが見に来てほんわかとできるようなものがいいなと思います。新喜劇ではありません!」(寛平)。石田に言わせると「虫で、ミュージカルで、そして(公演日が)クリスマスと、攻めの姿勢が半端ないです(笑)」。

ここで演出を務める村田さんからもお話がありました。今年1月、村田さんと寛平でご飯を食べているとき、「演出をやりたい」とおっしゃる村田さんに「それやったら虫の演出してくれへん?」と寛平が声をかけたのが始まりでした。その翌日にはHEP HALLに連絡をした寛平。行動力の早さんに村田さんもびっくりしたそうです。そして石田も、脚本の依頼を受けた翌日、MBSの情報番組『ちちんぷいぷい』に数年ぶりにゲスト出演し、村田さんと「虫の話、聞いた?」と盛り上がったそうです。

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石田を脚本に選んだ理由は、たむらけんじの推薦を受けたことから。「(読売テレビ)『ほんわかテレビ』でずっと一緒に(石田と)出てるんですけど、本を誰に書いてもらうかと悩んでたとき、たむけんが『石田が書ける』と。知らんかったから、『すぐ石田呼んできてくれ』って。たまたま帰ろうとしてた石田を連行して、話したらすごく興味持ってくれて。そこからです」。

なお寛平は以前にも当時若手だった辻本茂雄、たむらけんじ、テンダラー、サバンナを起用した舞台を立ち上げていました。

「『宇宙ターザン』というものを20年くらい前にやっていて。東京でやりたいと言って、サバンナ、テンダラー、たむけんとかが。誰も頼る者がいないからって「寛平さん、やってください」と言われて。出るところがないからライブハウス借りたりとかでやってたんです。大阪ではうめだ花月でやってて。そうこうしてるうちにたむけんがふんどしで売れてきて。『たむけん、(若手を)引っ張ったってくれよ』とか言ってたんですけど、僕も何とかしてやりたくてもできなくて。そのうち『アースマラソン』で地球一周、回って来るからって言ったときに、サバンナが僕に手紙くれたんです。『寛平さんがすごいことをやっているので、僕も1回勝負します!』と言って東京行ったんです。その時、ずっと気になってて。走りながら電話入れてたんですよ。『大丈夫か、大丈夫か』言うて。そしたら僕に会いに来てくれる人が『サバンナなら大丈夫ですよ』って言ってくれたりするようになって。そして次、テンダラーですよ。特に白川が心配で(『アースマラソン』中にも)ずっと電話入れてたんです。『白川大丈夫か、頑張れよ』言うて。(そして日本に)帰ってきたらテンダラーも売れていって。だからすごく嬉しいです。今回、(若手芸人がオーディションで)10人入ってきてくれたら、10人みんな売れてほしいです。そのためにがんばらないかんなと思います」。

「僕もこの年ですから、みんなのためにできることをしないといけない。若手が多い、この子らをなんとかできないかんかなとずっと思っていますのでお願いします」と頭を下げる寛平でした。

そして改めてふたりに意気込みを聞きました。

「ぜひ成功させたい。僕は出番が少なくてもいいから、とりあえずその中で若手がどんどん育って行ってほしいなという気持ちです。何とか皆さんに協力してもらって、大きく育っていってほしいと思っています。縁の下の力持ちになりたいです」と寛平。石田も「旗揚げ公演ということでインパクトに残る、次に次にとつなげていける作品にしたいと思います。虫は痛みを感じない生き物ですが、若手芸人は人一倍痛みを感じる生き物なので、滑らせないように頑張りたいと思います」とコメント、そんな石田に「頼むで~!」と懇願する寛平でした。

そして質疑応答へというところで「重要なことを...」と席を外す石田。「どないしたん??」と不思議な表情を浮かべる寛平の前に、石田がサプライズでバースデーケーキを持って登場しました!

そして「67歳の誕生日、おめでとうございまーす!」と寛平の誕生日をお祝いしました。そんなサプライズに「嬉しいですね~。劇団のマークも入ってますわー!」と顔をほころばせる寛平、「これは(舞台も)大成功になりますね!」と喜びをあらわにしました。そして「ほんまにええことあるな。ええことありますわ!」と何度も繰り返しました。

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石田のお祝いも受け、「ほんとに若手のためにがんばろう! 俺もがんばらなあかんけど、これからはもう人のために生きて行きます。人のためにがんばります! (もし寛平が)自分のためにがんばってるなと思ったら、『おい、違うぞ』と言ってください。『若手のためちゃうんか』と言ってください!」と改めて気持ちを引き締めました。

質疑応答では、継続的に間座を続けるますか?との質問に「ずっとやっていきたいです」と寛平。座員に関しては現時点では特に固定メンバーを考えていないそうすが、次のような印象を持っていると話します。「最近の若手はしっかりしているんですよ。芝居もちゃんとするし。でも、なんぼ器用や上手や言うても教えてもらえる人がいてないので、吉本の若手は。そこで村田さんに仕込んでいってほしいんです。僕らが演出したら聞かんもんね。若手が聞かへん。間違ってもうてるから。ここで笑いとったらあかんやろって、後ろがつぶれてしまうからっていうところでも笑いに走ってしまうので、そこなんですよね(笑)」。

間座は、『間座』というユニットにいろんな人が入ってくる、というような形態となります。座長は寛平。ですが、「座長と聞くと吉本新喜劇のようになってしまう...」とその肩書きに遠慮する寛平。台本には寛平のフリースペースを設けていると石田。寛平が出る場面だけ新喜劇テイストになるとか。「僕が出たとこだけやんね?」と確認する寛平に、願わばくば坂田利夫と出てほしいと石田が話すと、「(出演が)決まってるのは僕と坂田兄やんだけなんです。あとは若手です」(寛平)。

虫みたいな人以外でどんな人に来てほしいか?との質問には、「誰に来てほしい?」と石田に尋ねる寛平。「寛平師匠が若手を育てたいとおっしゃっているから、気持ちがある人じゃないですか?」と石田が答えると、深く納得していました。そして「村田さんにしごかれて、仕込まれて、月9に出るぐらいの人が出てほしい」と夢を語りました。

なお、寛平は作品中では「毒毛虫」になりたいとのことです。木登りしているときによく毛虫に刺されるとか。石田には「尺取虫はどう?」と薦めていました。

若手の活躍の場に新喜劇ではなく、ミュージカルを選んだ理由についても質問がありました。

「新喜劇が終わった後、中堅どころがまた新喜劇をやってるんですよ。それって同じことじゃないですか。違うことをやった方がええんとちゃうかなと思って。違う場面を作ってあげた方がいいんじゃないかな」と思ってと寛平。歌って踊るミュージカルだけに「踊りもちゃんと踊れるように...」と表現の幅が広がることも願ってのこと。「NGKでやるなら僕でも演出できるんですよ。粗いですけどね。『下手から出てこーい』って言って出てくるだけ(笑)。大概新喜劇ってそうじゃないですか。それじゃない、ちゃんと教えていかなあかんなと思って」と意欲的です。

ミュージカルの台本を手掛けるのは初めての石田に、その構想について尋ねました。

「観劇するのが好きなので、ミュージカルも何度か観ました。芸人さんが歌ってる時点で笑ってまうやんっていうのもあるんですけど、そういうところも生かしながらも逆に『歌で締めれんねや、芸人さんも』と思ってもらえるような作り方を、演出の村田さんと探りながら作っていこうと思います」と石田。話の大まかな流れはすでにできており、あとは詳細を調整する段階とのことですが、ちょっと台本を読んだという寛平が一言「泣くよ...」。笑いあり、涙ありのストーリーで、「より虫っぽさ、虫ならではの観点を意識して作っていきたい。だからこそ、子どももより楽しめるものにしたいです」(石田)。

アインシュタイン・稲田、いがわゆり蚊はカマキリと決めている寛平。交尾をするとメスがオスを食べてしまうのがカマキリの生態ですが、この物語では「食べない」と拒否するとか!? その理由が「気持ち悪いから」。「そういった生々しい虫の話になります(笑)」(石田)。

なお、先ほどから名前が挙がっている稲田、いがわですが、基本はオーディションに変わりなく、ふたりは「稲田、いがわが受けにくるもの」という前提で語っています。それゆえ石田も「今のところあて書きで書いています」。「ウシガエルは兵動」とこちらも譲らない寛平。兵動の子ども役が坂田利夫、坂田の妹役がゆりやんレトリィバァという構想もあるようで「キャラが濃すぎる!」と石田。「真剣に、若手のために頑張りますから!」と最後まで気合を込める寛平でした。

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劇団間座旗揚げ公演は、12月24日(土)・25日(日)に大阪・HEP HALLで開催します! 座員オーディションは7月20日から8月12日(金)まで募集します! ご興味のある方、熱意のある方はぜひご応募ください!

オーディション募集対象
・18歳以上~上限なし。
・男女・プロアマ不問。未経験者可。
・劇団間座へ熱意のある方。
・虫っぽい方。

お問い合わせ先(メール):hazamaza@yoshimoto.co.jp

【間寛平】【NON STYLE】【石田明】

博多大吉が優勝!! 準決勝大会へ一番乗り!『ダイナマイト関西2016』予選トーナメント第1戦レポート

7月18日(月・祝)、東京・ルミネtheよしもとにて、バッファロー吾郎主催のガチ大喜利対決『ダイナマイト関西2016』予選トーナメントが行われました。

一般参加も可能なオープントーナメントとしては約8年ぶりの開催となる今大会は、現在約1400名がエントリー。予選トーナメント第1回目となるこの日の試合には、プレ予選シードメンバーのアンガールズ・山根良顕、伊藤修子、錦鯉・渡辺隆、博多華丸・大吉の博多大吉、ライセンス・藤原一裕、ラバーガール・大水洋介、プレ予選優勝者のなすなかにし・中西茂樹、トリプルファイヤー・吉田靖直の8名が出場。
初戦から強豪同士がぶつかり合う中、安定して実力を発揮した博多大吉、ミュージシャンながら芸人を打ち負かして準優勝したトリプルファイヤー・吉田の2名が、11月に行われる準決勝大会への出場を決めました。
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「ゴチャゴチャ言わんと大喜利好きな奴で誰が一番おもろいんか決めたらええんや!」をモットーに、玄武コーナーと白虎コーナーに分かれ、1対1で互いの持ち点5ポイントを奪い合う大喜利対決。プレ予選シードメンバーと、「プレ予選」優勝者の8名による「予選トーナメント」(計8回開催)各回の優勝者と準優勝者計16名が「準決勝大会」へ進出し、その上位8名が12月25日(日)に開催される「決勝大会」で優勝をかけて戦います。

まずステージにMCの浅越ゴエと、バッファロー吾郎・竹若が登場します。
ついに始まった「予選トーナメント」について話していると、"神聖な戦いをつかさどる者"と名乗る天狗のような風貌の謎の男(バッファロー吾郎・A)が登場。
「脳内に直接語りかけている」という天から響くような声で、「来るもの拒まぬ完全オープントーナメント! 過去最大の規模にして、過去最高のガチ試合の連続」と今大会の見どころを解説。すでに過去最高の1400人以上の出場者が殺到していることを受け、「私も鼻が高いよ。まあ、私の場合は元々鼻が高いがね」と天狗ギャグで会場を静まり返らせたり、脳内に語りかけていると言いながら直にしゃべったり、足元が下駄のためキメポーズが決まらなかったりと数々の笑いを提供したところで、いよいよ開幕です。
出場選手が入場し、まずは対戦相手を決める抽選を。初戦から強豪の大吉と大水が対決することになり、お互い「最初から当たりたくなかった」と本音が。そこで、浅越ゴエが「どういうところが?」と理由を尋ねると、「これと言ってないんですけど」(大水)、「特にないんですけど」(大吉)と笑わせました。
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1回戦の第1試合は、6月11日(土)の「プレ予選」優勝者、なすなかにし・中西と、伊藤修子という初顔合わせの対戦。
伊藤は「山形の山寺で修業をしてきました」と気合十分。しかし、初対面の印象として、中西に「かなり髪の毛が傷んでる」と言われてしまった伊藤は、かなりダメージを!? その悔しさをバネに、伊藤は1問目のお題「1日警察署長に任命されたアイドルの思いもよらぬ行動とは」から飛ばすと、解説のバッファロー吾郎・Aも「思いもよらなすぎる」と爆笑の回答連続で一気に3ポイント奪取。4対2の伊藤リードで2問目「100%ウソとわかることを思いっきり叫んでください」に突入した後も、引き続き伊藤ワールドを展開します。
一方、中西もテンポよくクオリティーの髙い回答を出し続け、怒涛の追い上げを。残り1分で2対1まで迫ったものの、時間切れで伊藤が逃げ切り勝利。「帰ったら髪の毛に椿油を塗りたい」と最後まで笑わせました。
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第2試合は、ラバーガール・大水と、博多華丸・大吉の博多大吉という決勝戦でもおかしくない実力者同士の対決。意気込みを聞かれて「(劇場での配布終了のため)オロナミンCが飲めなくて、のどが渇いちゃってるからちょっと...」とボケる大水に対し、大吉は「予選を免除してもらってるんだから恥ずかしい試合はできない」と本音を語りながらも、「この距離から大水くんを見ると、ハリガネロックのユウキロックに見えるから怖くない」と笑わせて、試合開始。
1問目「観覧車のてっぺんで「今すぐおりたい!」なぜそう思った?」は、大吉が好調で様々な角度から回答を繰り出し連続ポイント。4対2の大吉リードで迎えた2問目「誰の心にも響かないラブソングの歌詞とは?」では開始早々、大水がブラックな回答で爆笑をさらい追い上げます。
一方、大吉は、Aも「全くひねりのない、小学生のような歌詞」と爆笑の回答を連発し、「お恥ずかしい」と顔を覆い隠すという一幕も。結果、3対1で大吉の勝利。「ラブソングのお題は、いろいろ考えたけど全部嘉門達夫さんになって......」と苦笑しながらも勝利を喜びました。
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第3試合はライセンス・藤原と、6月26日(日)の「プレ予選」で優勝したロックバンド、トリプルファイヤーの吉田の対決。
『ダイナマイト関西2014 全日本新人王』で優勝した浜口浜村・浜村とカラオケボックスで大喜利の練習をしてきたという吉田は、「(カラオケの)部屋が404だったから嫌だなーと思いました」と。飄々としてつかみどころのない吉田に、藤原は「腕相撲だったら勝てる」と試合には全く関係ないところでの自信を覗かせます。
1問目「伊賀流忍者の末裔が設計した『ニンジャスタジアム』の特徴を教えてください」では、最初は藤原がリードするも、全く覇気のない声ながら回答数の多い吉田が追い上げ、3対3のタイに。そんな吉田に、竹若も「全然声出てないけど、ロックンロールを歌ってるんですよね」と興味深々です。
3問目「そのキャッチフレーズで誰がその映画観たいねん」でも吉田の勢いは止まらず、2対0で勝利。場の空気をつかんだ吉田は「イケる気がしてきました」と手応えを。また、藤原は「朝起きた時は、まさかミュージシャンに負けるとは思ってなかった」と悔しさを口にしながらも、「暴走族も負けると吸収されるので、今後はトリプルファイヤーを名乗ります」と笑いを取って芸人の意地を見せました。
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第4試合は、アンガールズ・山根と錦鯉・渡辺の対決。子供番組の収録でのどを酷使したという山根は「飴をなめたのでイケると思います」と、か細い声で意気込みを。持病の痛風が心配だという渡辺も「薬を飲んだので大丈夫」と言いながらも、両者体調面で不安の残る戦いに。
1問目「10秒先だけ未来が分かる人が得したこととは」は、Aも「あまりないタイプのお題」という難しいお題ながら、渡辺が連続ポイントをあげて5対2と一方的な展開に。
ところが、2問目「子役人気ゼロの戦隊モノ どんな決め台詞で悪者を倒す?」では、子供番組収録後というコンディションが功を奏した山根が猛烈な追い上げをみせ、1対1まで持ち直します。サドンデスの結果、山根の逆転勝利!
「子供番組のおかで戦隊モノのお題がうまくいきました」とか細い声で喜びを露にしました。
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準決勝の第1試合は、伊藤修子と博多大吉の戦い。
休憩中はTwitterを開くと「阿佐ヶ谷姉妹のお姉さんから"頑張って"とメッセージがきていたので、頑張ります」という伊藤に対し、大吉は1回戦での出来事をからめ「YouTubeで嘉門達夫さんの動画を見ていました」と笑わせながら、両者一歩も譲らぬ空気が。
1問目「「この候補、頭大丈夫か」都知事選の候補者が演説していた内容とは」のお題が出されるやいなや、2人の猛攻がスタート。バッファロー吾郎も「頭、大丈夫か?という回答ばかりですね」(A)、「というか、2人のほうが頭大丈夫かなと思いますね」(竹若)と会場の笑いもとまらぬ回答の連続で、互いに回答するたびポイントを奪取し、あっという間に2対2に。竹若も「これエンドレスで見たいですね」と引き込まれるような名勝負を繰り広げ、2対1という大吉リードで2問目へ。
「生徒全員が食べ残す給食 いったい何故」というお題でも両者、ハイレベルかつハイスピードの展開は続き、先に大吉がポイントを得て1対0で勝利。大吉は「伊藤さんが面白いので、こっちも面白いことが浮かんでくる。これがダイナマイト関西の醍醐味。ありがとうございました」と伊藤に感謝の言葉をおくります。
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第2試合は、吉田と山根のひょろひょろ対決。
吉田は「山根さんは声の調子が悪いので、声の出力で勝ちたいと思います」とボリュームのない声で宣戦布告します。
1問目「30年に一度あるかないかの知られざる野球のルール」では、お互いスポーツとは無縁そうな2人がか細い声で回答を出し合い、5対3で吉田がリード。2問目「"大音量で音楽をかける""夜中に大声で騒ぐ"より迷惑な隣の住人の行動とは」では、吉田のとぼけた回答がハマり、ポイントを奪取。山根も腹痛に悩まされながらも健闘したものの、4対1で吉田が勝利!
決勝戦出場を手にした吉田は「めちゃめちゃうれしいです」と口にするものの、その表情と覇気のない口調からは全く感情が読めず、浅越ゴエも「そうは見えませんけど」とツッコました。
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決勝戦は大会優勝経験もある大吉と、初出場のミュージシャン吉田という異色の対決に。
「正直、吉田くんがこのメンバーで一番怖かった」と、新星の台頭に恐れを抱く大吉に対し、吉田は入場時につまづいたことが「ちょっと恥ずかしかった」とマイペースは変わらず。
1問目「親戚一同が大反対。バカ親が子供につけようとしたキラキラネームとは」では、お互いゆったりとしたペースで試合を楽しむ余裕をも感じられる展開に。4対3の大吉リードで迎えた2問目「大富豪学園の生徒が書いてきた腹の立つ夏休みの絵日記とは」では、ブラック大吉が目を覚まし、Aも「いやー腹立つ(笑)」という回答の連続で、3対1と大吉が大手。3問目「「ポケモンゲットだぜ!」のようで違う台詞を言ってください」に突入するも、大吉のキレのある速攻で勝負あり。3対0で優勝しました。
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11月の「準決勝大会」に一番乗りでコマを進めた大吉は「今回の大会で僕が一番慣れていたから、その分だけで勝てたかな」と謙遜するも、「『IPPON』でも『ダイナマイト関西』でも若林くん(オードリー)に負けているので、今年中に若林くんを倒して次の大会に進みたい」と闘志を燃やします。
ともに「準決勝大会」に出場を決めた吉田は、「いつかは大吉さんに勝ってみたい」と新たな一歩への思いを。竹若も「プレ予選から優勝の可能性を示してくれた」と、吉田の健闘を称えました。再び現れた"戦いをつかさどる者"は「準決勝大会」出場のプレートを授与し、「オープントーナメントは続く」の言葉で、大会を締めくくりました。
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つかさどる者曰く「全ての人類に門戸を開いた」という今大会。出場者は、8月末まで公式サイトにて募集中。まだ出場のチャンスありますよ!


【バッファロー吾郎】【浅越ゴエ】【ザ・プラン9】【伊藤修子】【博多大吉】【博多華丸・大吉】【藤原一裕】【ライセンス】

日本橋三越「はじまりのフェスティバル 2016×よしもと店長は○○」

今年3月に開催し好評だった1日店長企画が夏休みに再び開催決定
よしもとの人気芸人が日替わりで、日本橋三越内「はじまりのカフェ」店長としてお客さまをお迎えします。
ご注文オーダー、配膳、各テーブルへのサービスやトークなどに加え、ゲーム大会も開催。
さらにお客様ひとりひとりとの写真撮影もあり。
劇場よりも近い距離で芸人との触れ合いを楽しんでください。

<会場>
日本橋三越本館7階「はじまりのカフェ」
(東京都中央区日本橋室町1-4-1)

<日程>
各日午後6時〜午後7時30分(午後5時45分~受付開始)
参加費2,160円(ソフトドリンク1杯付)
参加人数各日40名さま



7月27日(水) チーモンチョーチュウ
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7月28日(木) サカイスト
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7月29日(金) 御茶ノ水男子
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7月30日(土) サルゴリラ
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7月31日(日) LLR
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8月1日(月) 佐久間一行&はいじぃ
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<お申込み・お問合せ>
はじまりのカフェ 03-3274-8843にお電話にてお申し込みください。
受付時間:午前10時30分〜午後7時30分
※現在受付中です。
※複数人数での申し込みも可です。
※代金はご来場の際に頂きます。
※写真撮影はお客様のスマホ、カメラ等をその場でお借りしスタッフが撮影します。
※質問等はお電話にてお願い致します。