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2016年11月

陣内智則&サバンナが注目芸人のネタに大爆笑!ゲーム&トークもたっぷりの第16回「よしもとゴールデンアワー」

11月11日(金)、なんばグランド花月にて「よしもとゴールデンアワー」が開催されました。たむらけんじが発案し、今年3月から始まったこのイベントでは、毎回、東西の注目若手芸人たちが大集合。テレビや舞台で活躍する先輩芸人がMC&ナビゲーターを務めるなか、ネタはもちろんトークにゲームに奮闘し、パワフルな笑いを届けています。

16回目となる今回は、陣内智則とサバンナがMCを担当。舞台に登場した3人は、客席からの大歓声に「皆さん、元気ですね!」「沖縄の居酒屋みたいになってます」とビックリ。オープニングトークでは、八木の奥さんが「ピコ太郎さんみたいになりたい」とユーチューバーデビューしたという事件が話題に。アップしたのは、八木が自宅で洗濯しているシーン。「いま7人ぐらい見られてます」という残念すぎる報告に、陣内&高橋も思わず爆笑してしまいます。さらに、八木が自慢のギャグを披露するも、陣内に次々ネタばらしされてしまうひと幕も...。

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続いて舞台に上がったナビゲーターのNON STYLEは、いつもの衣装に蝶ネクタイをプラスしたコーディネートで。ライブの趣旨を説明した後、「まずは若手のネタを見てもらいましょう」と、最初の6組を紹介します。

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ヘンダーソンを皮切りに、

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見取り図、

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ニューヨーク、

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相席スタート、

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てんしとあくま、

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ブロードキャスト!!が、渾身のネタで笑いを巻き起こしていきます。

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ネタブロックの合間には、MCの3人が気になるコンビを呼び込んでトークを展開。ここから選ばれたのは、てんしとあくま。かんざき扮するおかんの"見えない力"で息子・川口が引きずられていくというコントを披露したふたりに対し、陣内は「(川口の)引きずられる演技がうますぎる」と大絶賛。また、2015年に『おもしろ荘』で披露した『チューリップ』を歌うネタが好きだとのことで、かんざきに「歌ってほしい」とリクエストも。悲しげな短調にアレンジされた『チューリップ』を聴いた八木は、後に続いて歌おうとするも音程がつかめず四苦八苦。「何なん、その歌!」「チューリップより菊感がある」と、その破壊力に感嘆するサバンナのふたり。この後も、川口の「引きずられ演技」を八木のギャグ「空気バイキング」とのコラボで見せるなど、大盛り上がりのひとときとなりました。

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こんどは「粗削りな笑い」が楽しめる2分ネタ。テコンドー近藤、

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ガンバレルーヤ、

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いってらっしゃいBOY、

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すゑひろがりずの4組が登場しました。

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トークコーナーで、陣内は「みんな呼びたい。聞きたいこといっぱいあるわ!」と全員を呼び込み。さっそく、ネタの中で「クソ先輩」をこきおろしたテコンドー近藤に「誰のこと?」と直撃しますが、まったく知らない名前が出てきて3人は思わず脱力。ガンバレルーヤは、6畳一間でふたり暮らし中の仲良しコンビ。その生活から生まれたというギャグをお披露目するなど、息の合った笑いを繰り出します。ネタで使用する笛を何度も吹き鳴らすいってらっしゃいBOYには、客席から笑いと拍手が。すゑひろがりずは、南條の結婚にまつわるエピソードのほか、五十音のどの字でも、言われたら即、それを頭文字にしためでたい言葉が言えるという特技も披露。四組四様の濃すぎるキャラを目の当たりにした5人は、「吉本も安泰」とうれしそうに話していました。

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最後のネタコーナーは、再び4分ネタが5組。ラフ次元、

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アインシュタイン、

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ムニムニヤエバ、

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LLR、

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POISON GIRL BANDが爆笑ネタを連発します。

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トークコーナーでは、「稲田を近くで見たいな〜」と陣内。リクエストに応え、軽やかなステップで出てきた稲田ですが、相方の河井によると「最近、おでこの色が判明した」とのこと。スマートフォンのアプリで解析した結果、「銀鼠」という謎めいた色だったことが発覚。「寝不足で顔色が悪かったせいだ」と思った稲田は体調を整えて再チャレンジ、こんどは「亀のぞき」というまたしても謎な色と診断されました。ネットで調べたところ、「水を張った壺の底に亀を沈めて上から見た色」だそうで、これには「言われてみれば...」と何故か納得する一同でした。ほかにも、女装ライブに出演した際の爆笑エピソードや、なんばグランド花月のロビーで師匠から言われた衝撃のひとことなど、ネタの宝庫ともいえる稲田ワールドが炸裂!

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ネタの後は、もうひとつのお楽しみ、ゲームコーナーに突入です。陣内&石田とサバンナ、2チームがそれぞれ3組ずつメンバーを選抜することになり、陣内&石田チームはPOISON GIRL BAND、ニューヨーク、見取り図、サバンナチームは相席スタート、ヘンダーソン、ブロードキャスト!!を選びました。進行を務める井上の後ろには、先ほどのトークコーナーで「井上組」と認定(?)されたテコンドー近藤、いってらっしゃいBOYが待機しますが、当の井上は困り果てており...!?

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今回、挑戦したゲームは、「みんなでジェスチャー!」。よくあるジェスチャーゲームとは逆に、ひとりの回答者に対し、残る全員がジェスチャーで"お題"を伝えていきます。

石田と八木が、八木のギャグ「世界で一番細いグー」を交えたじゃんけん勝負を行い、八木の勝利でサバンナチームが先攻に。最初のお題は「シンデレラ」。ラッキーにも紅一点、相席スタート・山崎を擁するサバンナチームは、全員で山崎を殴る蹴るというジェスチャーですぐさま正解を引き出します。「テトリス」では、全員が体を張ってテトリスになりきり!? もどかしさのあまり、ついつい言葉を発してしまう高橋には教育的指導が入ったものの、順調に正解を重ねていきます。しかし、八木が回答する番になるといきなり停滞! ボケかと疑いたくなるほど突拍子もない回答が相次ぎ、結局、ひとつも正解することなく時間切れとなってしまいました。合計7ポイントです。

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打倒サバンナチームに燃える、陣内&石田チーム。こちらは初っぱなから短時間で正解を連発する好調ぶり。「ライオンキング」のお題で陣内が「♪心配ないさ〜」と歌ってしまう反則はあったものの、9ポイントでサバンナチームを上回りました!

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罰ゲームは、リーダーへの巨大ハリセン。叩き手は狂気をはらんだテコンドー近藤ということで、「加減知らんから怖い!」(八木)、「絶対いや!」(高橋)と及び腰のふたり。結局、八木が受けて立ちますが、何故か顔ではなく肩を叩かれ、文字通り肩透かしにあってしまいます。

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井上は、「なんでここで先輩にビビってん!」と厳しくダメ出し。すると、「井上組メンバーの失敗はリーダーに責任あり」と周囲から責められ、気づけば自身がハリセンのえじきに...。こんどは見事、顔に決まったテコンドー近藤の一撃! 井上は、リーダーの責任をしっかりと果たすことができました。

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エンディングでは、再び出演者全員が舞台へ。陣内&サバンナは「おもしろかった!」と口を揃え、観客の皆さん同様、大いに楽しんだ様子でした。次回の「よしもとゴールデンアワー」は、12月9日(金)、なんばグランド花月にて開催されます。MCはFUJIWRA、ナビゲーターは小籔千豊。ぜひ劇場に足を運んで、まだ見ぬ"新しい笑い"に遭遇してください!

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世界で活躍する庭園デザイナー・石原和幸がうめきたガーデンに来場!植栽のデモンストレーションと軽快なトーク、ガーデニングフェアでファンを魅了

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世界で活躍する庭園デザイナー・石原和幸がプロデュースした庭・うめきたガーデン。10万株の花畑や植物をあしらった壁など花と緑で彩られた庭園に、11月9日、石原本人が来場し植栽イベントやトークショー、ガーデニングフェアを開催しました。今回はその模様をレポートします。

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庭の一番奥に位置するメインガーデンは、幅30メートルにも及ぶ巨大な庭園。二つの滝が流れ、色とりどりの花が咲き、緑があふれるさまは都会の喧騒を忘れさせてくれます。そんな庭園でトークショーが行われました。

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トークショーは石原氏が約30株のもみじを15分で植栽するというもの。スーツ姿で登場すると観客への挨拶もそこそこに、早速デモンストレーションに入りました。石原氏は枝ぶりや幹の大きさを見定めながら、手際よく植えていきます。時にスコップで土を掘ったり、石原氏お得意の苔をもみじの根元にあしらったりするなど、世界で称賛される腕前を惜しげもなく披露。

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時折「(植栽は)生け花のように角度をつけて生けると自然の風景に近くなるんですよ」などと解説をはさみます。例えば川べりのもみじの葉は、それぞれが太陽の光にできるだけ当たるように横へと枝を広げるのだそう。その性質を理解して水辺に向かって少し傾けるように生けるのがポイントと話していました。

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植栽が完了すると、瞬く間に庭園が秋らしく様変わり! 「これから2週間くらいするともみじが本格的に紅葉してくるので、ぜひ見に来てくださいね」とアピール。「大阪を花の街にしたい。花の中に街がある、そんな風景を作りたい」と自身の夢とともに語りました。

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植栽の次はステージを変えてトークショーを開催。序盤は、集まってくれた観客に感謝の気持ちを、と即席のブーケをプレゼントする企画。華道の名門・池坊で生け花を学んだ石原氏らしく、ガーベラやカスミソウ、バラ、ススキ、シダなどをセンスよくまとめ、ポケットチーフをリボン代わりに結び、客席から選ばれたファンに手渡しました。

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プレゼントされたファンは福岡から石原氏に会うために来場したとのことで、嬉しさもひとしおの様子。顔をほころばせて感激していました。

そして国際ガーデニングショーの最高峰・イギリスの「チェルシーフラワーショー」で、8個の金賞と、最も優秀な庭に与えられるプレジデント賞を獲得するまでの道のりを、笑いを交えながら語りました。

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長崎で生まれ、両親の仕事を助けるために入門した華道・池坊と花屋の開業。一時期は全国展開するまでに成長するものの、時代の流れとともに失速。巨額の借金を抱えながら再び花屋を始め、顧客の依頼をきっかけに進むことになった庭園デザイナーへの道――。一筋縄ではいなかったサクセスストーリーに、会場は驚きに包まれていました。

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終盤は石原氏がステージ上で披露したバスケットの寄せ植えやハサミ、写真集を選ばれた観客にプレゼント。そして11月17日(木)から展示される、世界最大級のクリスマスリースや12月に登場する7メートルもの巨大門松、来年2月の深紅のバラを使ったハートのオブジェなど、今後のスケジュールを発表しました。

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イベントの終盤はガーデニングフェアを開催。庭造りの無料相談などが行われ、石原氏やガーデニングスタッフが観客の相談に乗るなど、盛況のうちに幕を閉じました。

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今後もうめきたガーデンに来場するとのこと、11月17日(木)の展示初日には石原本人も再び来場する予定。お楽しみに!

金メダル級の芸人たちが集結!? パラアスリートたちと楽しんで学ぶ「神戸トヨペット×よしもと パラスポーツフェスタ」

11月13日(日)、ワールド記念ホールで「神戸トヨペット×よしもと パラスポーツフェスタ」が開催されました。2020年の東京パラリンピックの競技をパラアスリートたち、芸人たちと行う《パラスポーツ体験教室》と、現役パラアスリートによるトークショーを実施。パラスポーツの魅力を楽しみながら知ることができるイベントです。

総合MCを務めるのは、ペナルティ。開会式にヒデが「お笑いのメダリスト」と称する芸人たちが呼び込まれました。

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「クリスマスケーキのシーズンが近づいてて忙しいんじゃない」(ワッキー)と名前をイジられながらモンブランが、ワッキーから「塩酸で顔を洗ってるの?」と稲田の顔色の悪さを指摘されアインシュタインが登場。ミルクボーイは体を鍛えている駒場に代わって、内海が弾けたお腹をバーンと見せつけます。「スポーツのイベントでユニフォームを揃えてくるコンビ初めて見た」とヒデを驚かせたのは、銀シャリ。「新調してきました」(鰻)といつもの青スーツを青フリースに変えて意気込みます。レギュラーは、お馴染み"あるある探検隊"を準備体操代わりに披露。

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さらにMCとして長野オリンピック・スピードスケーター銅メダリストの岡崎朋美も登壇、「わからないパラ種目もいっぱいあるので、楽しみにして来ました」とにっこり。

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いよいよ開会宣言に移ります。その前に共に盛り上げようと、神戸トヨペットの地域貢献メンバーのみなさんが駆け付けてくれました。代表して山田さんから「今日の体験でパラスポーツの魅力を友人や周り方々に伝えてもらえたら。一緒に楽しみましょう!」と参加者にメッセージを贈ります。

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その流れに乗りワッキーが「今日は1日、頑張るぞ!」とムードを高め、なかなか叫ぶことのない「ヒーーーー!!」の掛け声で開会を宣言しました。

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アスリートらのトークショーとスポーツ体験エリアでの体験教室が交互に組まれたスケジュールでイベントは進みます。

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1回目のトークショーでは、ボッチャ競技日本代表ヘッドコーチ・村上光輝さんとデフバスケットボール男子日本代表監督・上田頼飛さんがそれぞれの種目について語りました。先ごろのリオオリンピックで日本代表が銀メダルを獲得し注目を集めている「ボッチャ」は、カーリングやビリヤードに近しいもの。「メダルを獲らなければ、ここにも呼んでもらえない」と村上さんは知名度が少しアップしたのを噛み締めながら「思ったことは実現する」と実感していると話します。加えて「ロンドンに行きたい。リオでメダルと獲りたい」と毎日、神頼みしていたというお茶目なエピソードも。これに微笑みながらも岡崎朋美は「目の前のものからクリアして諦めない」大切さ、「小さな目標から大きな目標になっていく」素晴らしさに元アスリート目線ならではの共感を覚えていました。聴覚障がい者がプレーする「デフバスケットボール」では、チームメイト同士が手話や唇を読み取って互いにコミュニケーション深めプレーにつなげると上田さん。はっとした表情でヒデは「(コミュニケーションを深めた甲斐あって)相方のSOSも目でわかるようになってきました!」と自分たちとの共通点を発見。ワッキーは「普通よりも(精神が)研ぎ澄まされている感がありますよね」と尋ねると、そうなんですとうなづきながら上田さんは「普段からすごく研ぎ澄ますのが必要な職業なんです」と答えます。実は、お坊さんとの兼業。これにはみなびっくりしていました。

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2回目のトークショーには、パラ陸上選手・芦田創さん、視覚障がい者陸上選手・谷口真大さん、パラトライアスロン選手・山田敦子さん、アイススレッジホッケー選手の円尾智彦さんが登壇。芦田さんは銅メダル、円尾さんは銀メダルとそれぞれの出場種目で獲得しています。MCのヒデが「メダルに触ってみたくない?」と促すと、子供たちがワッとステージ前に飛び出します。滅多にないチャンスを前に子供たちは「(デザインが)ふにゃふにゃ」「重かった!」と口々に感想を述べていました。紅一点の山田さんは「水泳、バイク、ランニングの練習ができる」と、バリエーションの豊富なトライアスロンが運動嫌いの自分には向いていると断言します。それに「美容にいいんです。全身を使えるので」と女心くすぐるフレーズで競技をPR。聞き捨てならないとばかりに岡崎は「本当ですか? (アイススケート選手だったので)脚が太くて水に浮かないんですよ」と猛反応。「ウエットスーツがあるから大丈夫!」と山田さんは岡崎に転向をプッシュしていました。

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3回目のトークショーには、車椅子バスケット選手の齋藤祐介さん、佐藤太一さん、ブラインドサッカー選手の天川敬史さん、森岡健一さん、今嶋善幸さんがステージに上がりました。どちらの競技も"格闘技"といわれるほど、激しいぶつかり合いが付きもの。今嶋さんは「ブラインドサッカーはみんなアイマスクをするので怖い時もありますけど、その分お互いが声を掛け合う」とチームワークの良さが必須とし、「うまいチームほど当たらない」と解説。「チームワークの素晴らしさを感じられるのがいいですよね」と岡崎は団体競技の良さを強調します。佐藤さんは「車椅子でスピードを体感でき、障がいを抱えているのを忘れ去ることができる」と車椅子バスケットの魅力を口にしていました。齋藤さんは足を傷めて以降は自暴自棄気味だったのが、車椅子バスケットに出会い人生がガラリと変化。「週4で練習に通っている」ほど熱中し、スポーツができる喜びを満喫しているのを伝えました。

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スポーツ体験エリアでは《パラスポーツ体験教室》5種目と、ゆるスポコートで「スポーツかるた」が各3回開催。参加対象は小学3〜6年生の子供たちです。

「車椅子バスケ体験教室」には、銀シャリと和牛が参加。子供たちが口を真一文字に結びリキみながら車椅子走行の練習をしたり、車輪を回しながらパスを交わしたりと思った以上にパワフルな競技です。シュートを決めるにも車椅子に固定されているので身体のバネが使えずハードルが高い中、銀シャリはフリースローを決めセンスの良さを見せていました。和牛・水田が腕組みをしてコーチ然としていると、隣の少年もマネをします。「弟子ができましたー!」と水田が謎の報告をしてしまうぐらい、一体感が出ていました。

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「ボッチャ体験教室」は、レギュラーが盛り上げます。チーム分け時、松本は「入りたい方でいいよー。ちなみに西川くんはワキガヤで」とマイナス情報を与え子供たちを呼び寄せる姑息さがチラリ。コートに置かれた白いボールに投げたボールが近いチームが勝利となるので、みな力加減を調整しながら投球します。うまく投げた後は、西川が手を差し出しハイタッチで迎える場面も。コンパスのようなものでボール間の距離を測る際、子供たちは腰を落とし微妙な差にヤキモキしながら見つめていました。「耳が熱くなるぐらい楽しかった」と興奮を伝える少年から、熱中ぶりが伺えます。「次も参加したい人?」と松本が問うと「はーい!」と子供たちは元気良く返していました。

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「ブラインドサッカー体験教室」は、ミルクボーイがお手伝い。競技には視覚障がいの方だけでなく、アイマスクをすれば誰でも出場できます。きちんとストレッチを終えると、選手が音の鳴るボールとゴールネト裏に控えるガイドの声に導かれ、3人の間をするりとドリブルで抜けていくデモンストレーションを。まるで見えているかのよう。子供たちはパス練習からはじめます。アイマスクで足元もボールの行方もおぼつかず、四苦八苦する子供らにミルクボーイの駒場&内海は声援を送ります。

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「タンデムバイク教室」では、モンブランが活躍。パラサイクリングやパラトライアスロンでのバイクは前に健常者、後ろに視覚障がいの選手のコンビで二人乗り仕様の自転車を漕ぎます。平地で時速40キロ、最高で70キロのスピードになるそう。選手らが子供たちを後ろに乗車さて、まずは感覚を味わってもらいます。慣れてきた頃、モンブランが子供を後ろに乗せて走行することに。「イケてるな」と木下は順調に進み、いけっちは後ろの少年にペースをつかまれ「ちょっと早いな」と焦るひと幕も。前後を子供たちだけで乗車するチャレンジャーも出てきて、すっかり乗車のコツをマスターしていたようです。

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「デフバスケットボール体験教室」には、アインシュタインが加わります。聴覚に障がいを持つ選手がプレーすることもあり、合間に指で数字をカウントする「手話」を交えての練習が行われます。はじめこそ慣れない様子ですが、すぐに子供たちは順応していきます。ドリブルシュートの練習では大盛り上がり。小さな女の子には選手が抱えてダンクシュート体験をプレゼント。シュートが外れたボールを、ゴール下に居た稲田が腕でサッと輪を作り受け止めるファインプレーで優しさを見せます。河合はシュートを決めようと息巻く少年の腕をトントンとしながら、「頑張れよ」とエールを。最後は選手vs参加者+アインシュタインでミニゲームを行い、白熱プレーを繰り広げていました。

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ゆるスポコートでは「スポーツかるた」を。床に並んだ大きなカルタ札にはお題が書かれています例えば「め」の札には「目を閉じてその場で足踏み10秒」のイラストが描かれており、札を取ったチームが実行&クリアして得点をゲットする遊びです。司会者が手札を読み上げると、我先にと子供たちが駆け出します。"ゆるスポ"ながらも、子供たちはパワー全開で臨んでいました。

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どの体験教室でも修了すると、子供たちに金メダルが手渡されます。光り輝く頑張った証を首からぶら下げて、どの子も顔をほころばせていました。

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閉会式では、「出演芸人によるサイン色紙」もしくは「よしもとグッズ」が当たる出演者勢揃いのジャンケン大会でひと盛り上がりした後、神戸トヨペット代表取締役社長・西村公秀さんから開催にあたっての感謝のことばが述べられました。

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「はじめての試みだったので心配でしたが、たくさんの子供たちが競技に参加してくれて盛り上がりました。これからもパラスポーツを地域のみなさんと一緒に体験、勉強して子供たちに伝えていければ。障がい者のみなさんが努力をして、ものすごいエネルギーと希望のチカラを持っていろんなことをやっている姿を見ていただきたい。もっともっと知られるようになってほしい」と、西村さんは会のさらなる発展を願っていました。そして、「2020年東京オリンピックでの選手の活躍に期待しながら、みなさんのチカラでスポーツを盛り上げていってほしい」と語気を強めながら岡崎朋美が締め括りました。

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【ペナルティ】【岡崎朋美】【レギュラー】【銀シャリ】【和牛】【アインシュタイン】【モンブラン】【ミルクボーイ】

やってはいけないことをやる岩橋に後輩芸人が戦々恐々!「プラス・マイナスのヘミングウェイでオーシャンビュー」

10月8日(土)、沖縄・よしもと沖縄花月にて、「プラス・マイナスのヘミングウェイでオーシャンビュー」が開催されました。
「やってはいけないことをやってしまうルーティンの持ち主」であるプラス・マイナスの岩橋をメインにしたイベントで、その特性を生かした様々なゲームを行っていきます。

「岩橋くん、どーぞー」と相方の兼光に紹介されますが、そこは岩橋。なかなか出てきません。客席もザワつきはじめたところで岩橋が登場。「出ないという癖が出ました!」の言葉に観客は大爆笑。このイベントを盛り上げるために、後輩の初恋クロマニヨン、ピーチキャッスル、カシスオレンジ、大屋あゆみが登壇しました。
客席を見渡し「満席ではないけれど、こんなにたくさんのお客さんでフェスができる!」と嬉しそうな岩橋です。

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一発目は岩橋の持ちネタである、Tシャツを脱ぎながら体つきが似ているものを絶叫する「体つきモノマネ」。
定番の「体つきがヤクザの幹部~」「海賊船で1番酒飲むヤツ~」を披露した後、新しいネタを皆で考えます。

始めは勝手がわからず「路上でケバブ売るヤツ~」「若い頃のサモ・ハン・キンポー」など微妙な物しか出ませんでしたが、徐々に全員ノッてきたのか「ライザップに通って2日目~」「子供を授かって9ヶ月~」「ワゴンRが人間だったら~」「肌色のゴムの人形~」など、岩橋が満足するネタが出てきました。どんどん新ネタが出てきますが、ここでとうとう岩橋に限界が。「もう喉がちぎれる~!」の絶叫と爆笑の中、コーナーは終了しました。

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次のゲームは「1番やりたくなったらあかんことを考えよう」。
最初のお題は「富士山登山であかんこと」。次々にネタが飛び出し、初恋クロマニヨン新本の「富士山登山の8合目で前の人の足を引っ掛ける」、ピーチキャッスル真栄城の「前の人のピッケルを下にブン投げる」、大屋あゆみの「すれ違った登山者に中指を立てる」を抑えて、初恋クロマニヨン松田の「富士山頂上でエベレストー!と絶叫」に岩橋が大爆笑。「これ好き~!」と松田に抱きつきます。しかし、その次のカシスオレンジ仲村の「他の登山者の髪の毛を引っ張り耳元でヤッホー」が出ると「あぁ!こっちがいい~!」と仲村に飛びつきました。

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次のお題は「スキューバダイビング」。真栄城の「ソーセージ持って集まってきた魚の前で自分が食べる」に岩橋は大喜び。「命の危険とかないし魚に意地悪するだけだからめっちゃいい!好き!」と大絶賛でした。

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全員が岩橋の好みがだんだんと掴めてきたところで、最後のゲーム「クセ綱引き」。壇上のメンバーが2チームに分かれ、岩橋が好きで言いたくなりそうなワードを考え連呼し、岩橋が引っ張られたワードが勝ちというもの。

大屋あゆみ、真栄城、新本、仲本チームが考えたワードは「パンプキンパイ」、仲村、桃原、比嘉、松田チームのワードは「ビデ」に決定。ワード発表ですでに身悶える岩橋。言いたくてウズウズしている岩橋を真ん中に、両チームが絶叫します。「パンプキンパイ!!」「ビ~デ!ビ~デ!」シュールな絶叫がこだまする劇場が爆笑に包まれます。勝者は岩橋を見事に引っ張った「パンプキンパイ」に決定。「ボク、今年で38歳」と一瞬冷静に戻った岩橋。ですが、大好きなワードを心ゆくまで絶叫できて満足げな岩橋とついていくのに必死だった芸人達の姿に、最後まで笑いが絶えないイベントとなりました。

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客席に沖縄の家族を見つけ大緊張!「大自然と天竺鼠のおもしろイベント」

10月8日(土)、沖縄・よしもと沖縄花月にて、「天竺鼠・大自然のおもしろイベント」が開催されました。

まずは大自然によるうどん屋コントで幕を上げ、里が扮するポジティブなうどん屋主人と白井演ずる不思議キャラのお隣さんが微妙なやり取りを繰り広げるコントを披露しました。

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続いて登場した天竺鼠は披露宴スピーチコントを披露し、川原演じる空気の読めない上司の微妙な言動に、客席からは抑えた笑いがジワリと広がっていました。

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コントが終了した後は2組が登場しフリートークコーナーに。そこで大自然の里が沖縄出身であることが紹介されると、知らなかった観客からはどよめきが起こりました。

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「おや?来てますね、家族が来てます」と里が言うと、客席に座っていた里の家族に注目が集まりました。里の父親は米軍基地内の警察官をしておりムキムキだと相方の白井が説明すると、「お父さんすごい!」と驚く川原。沖縄の家族が里の生舞台を見るのが初めてらしく「いや、たまらないです。変な汗が出てます」と額の汗を拭いながら落ち着かない様子の里。今までどんな舞台でも緊張した里の姿を見たことがないという天竺鼠の瀬下も「里がこういうの珍しい」と驚いていました。

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他にも、天竺鼠の故郷が田舎なあまり静かすぎて怖い話し、その田舎の川原の自宅前にデカい牛が迷い込んだ話し、沖縄の大きなゴキブリしか知らない里が大阪のゴキブリをコオロギと間違えてキャッチした話し、大自然の白井がものすごいアレルギー体質で海や川や雨、潮風にもアレルギー反応を起こしてしまいワサビ並みにデリケート過ぎる話しなど、次々と2組のオモシロ話が披露されました。

後半は、振られたキャラクターに成りきってお題に応える「キャラクター大喜利」が行われました。
川原がアホの小学生、IQ300、宇宙人のキャラクター、里がお母さん、卑弥呼、オカマを、白井が寿司屋の大将、ドラえもん、歯医者さんをそれぞれ引き当て、成りきって大喜利に挑戦しました。

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川原がアホの小学生を2回も引き当て、決まり文句の「ピーーー!!」を編み出し連呼すると、客席からは大きな笑いが起きました。

最後に川原が客席の里の父親に「どうでしたか?」と尋ねやり取りをしたり、まだ緊張気味に「今日は皆さん来てくれてありがとうございました」と里が締めの挨拶をするなど終始なごやかに進み、大きな拍手の中ライブが終了しました。

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武将様&あいにゃんの華麗な刀さばきは必見! 「よしもと×そとばこまち第一弾『のぶなが』」が上演中

11月12日(土)に近鉄アート館で「よしもと×そとばこまち第一弾『のぶなが』」が上演されました。関西小劇場を代表する劇団そとばこまちと吉本興業による初コラボの演目。前日の11日(金)より幕を開け14日(月)まで行われます。信長役を、そとばこまち・新谷佳士さんとミサイルマン・岩部彰、濃姫役を、そとばこまち・南園みちなさん、吉本新喜劇・福本愛菜のWキャストで日ごとに担当。この日は、岩部&福本コンビの初日です。

まず、団員のくぼたゆういち、野村周平、吉本新喜劇より参加の森田まりこ、鮫島幸恵が「御用だ!」と元気よく登場。鑑賞マナーを呼びかけながら、「ゴリッちゃった」と森田お得意のゴリラのモノマネ、人類の進化などで笑いを誘い、場内の空気をあたためます。いよいよ劇のはじまりです。

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冒頭に現れたのは、丹羽長秀役の川下大洋さん(Piper)。懐から日記を取り出し、これからはじまる物語を説明。"本能寺の変"で信長が打たれたと語れば、雄壮な龍の姿が描かれた襖を前に信長役の岩部がキリッとした表情で殺陣に臨み、辞世の句で「敦盛」の舞を披露。ここまでは、誰もがよく知る史実。しかし、今回の劇では「織田信長は本能寺の変では死んでいなかった」設定で、それ以前に亡くなっており、信長の「天下統一」の意志を濃姫らが継ぐというもの。サッとライトが赤に変わると殺陣を交えながら出演者らが踊り、物語の入り口をエネルギッシュに伝えます。

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場面は変わり、物売りたちで賑わう城下町。柿売り役の吉本新喜劇・鮫島幸恵は、某CMソングのメロディに乗せ「トレ、トレ、ピチピチ、柿料理〜」と活気ある街の雰囲気を醸します。そこへ城から織田信長の後ろ姿が見え、城内へと切り替わって濃姫が登場。家臣を引っ張り、織田家の行方末を一身に背負った濃姫を演じるのは、福本。殺陣シーンでは、淀みなく流れるような刀さばきで魅せ、場を圧倒。悲壮さに打ち負けず、凛とした表情を浮かべながら強い女性像を表現します。また、織田を阻む鉄砲傭兵・雑賀衆の孫六を演じた人妻ニャンコは、迷いなく父に銃口を向ける気性の荒い美少年役。毅然とした態度を保ち、物語をピリッと引き締めていました。

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シリアスな時代劇に終始するではなく、"お笑い"たっぷりなのも「よしもと×そとばこまち」ならではの要素。日替わりゲストとして、スマイルが登場。少し気落ちしている濃姫を元気付ける役割を担います。よしたかが持ち掛けたのは、「ウーイェイゲーム」。「ウー」と発した後によしたかが言う「イェーイ」と被らないようにみんなで「イェーイ」と言います。が、なっかなか趣旨が伝わらず四苦八苦。会場全体を巻き込みながら、爆笑を呼びました。

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信長役の岩部も、濃姫を励ますステップを踏みます。サンバのリズムに合わせて登場、リズミカルなメロディに合わせ「衣装チェンジに掛かる時間よりも、ステージにいる時間が少ない」とボヤき節。同調するかのようにお客さんたちも吹き出します。それを受けて濃姫役の福本は「待ち時間の間にコーヒー4杯も飲んだって、信長様が言っていた」と盛り込み、次のシーンでもネタを引っ張り笑わせます。吉本新喜劇の森田まりこは、黒塗りで弥助に扮し英語で話しはじめたかと思えば、スラッと日本語に切り替えみんなの調子を外したりとコメディリリーフとして存在感を発していました。

ステージ上では、"本能寺の変"アナザーストーリーが展開していきます。ラストは出演者らによる、圧巻のダンスパフォーマンスでクライマックスを迎えました。

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笑いどころがたくさん詰まった、演劇初心者もエンターテインメント時代劇。ステージからのせり出しも客席から近く、役者の細かな表情もバッチリ。舞台上のエネルギーがダイレクトに伝わってきます。残りの公演でぜひ、体感してみてください。

「よしもと×そとばこまち第一弾『のぶなが』」
日時:11月 13日(日)13:00/17:00開演
    14日(月)13:00/16:00開演
会場:近鉄アート館(あべのハルカス近鉄本店ウイング館8階)
作・演出:坂田大地
出演:南園みちな(13日=濃姫役、14日=お夏役)
   福本愛菜(吉本新喜劇)(13日=お夏役、14日=濃姫役)
   田中尚樹
   岩部彰(ミサイルマン)(14日=織田信長役)
   佐藤美月
   森田まりこ(吉本新喜劇)
   新谷佳士(13日=織田信長役)
   人妻ニャンコ
   くぼたゆういち
   和泉
   井本涼太
   岡崎裕樹
   川下大洋(Piper) ほか
日替わりゲスト:ビーフケーキ(13日13:00)、彩羽真矢(13日17:00)アキナ(14日13:00)、藤崎マーケット(14日16:00)
料金:当日4500円 学生割引・リピーター割引3000円
※ 学生割引は学生証の提示要。リピーター割引は半券持参で適用。

【チケット発売】

・ チケットよしもと Yコード:504114 http://yoshimoto.funity.jp
・ 劇団そとばこまち ☎06-6885-3033  http://sotobakomachi.com
・ 近鉄アート館チケットセンター http://kintetsuartkan.jp

2016年11月13日 (日)

超新星 ユナク&ソンジェ2人の全国ツアー 『超新星LIVE TOUR 2016 ~BRO~』東京公演でファイナル

11月10日(木)・11日(金)の2日間、東京NHKホールにて、超新星のユナクとソンジェによる全国ツアー『超新星LIVE TOUR 2016 ~BRO~』のファイナル公演を開催。超新星の曲はもちろん、それぞれのソロ曲、来年1月25日(水)にリリースする2人のミニアルバム収録曲もいち早く披露し、バンドスタイルでの歌とダンスのステージを披露。2人での初挑戦となった福岡、広島、大阪、名古屋と巡る全国ツアーを締めくくりました。
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MILKY WAY(=超新星のファン/以下MW)のペンライトが輝く会場、スクリーンに映し出された「まごころ」の映像とともにユナクとソンジェが姿を現すと大歓声が。ユナクはブルー、ソンジェはレッドのジャケットで登場。まずは「まごころ」を歌い上げ、「逢いたいと言えたら...」「COME BACK TO ME」をメドレーで、2曲目の「YOU」では、YOU!YOU!YOU!と一人一人指さしながら披露。MWとの久しぶりの再会の喜びをじっくりとかみしめるような、しっとりと聴かせるステージからの幕開けとなりました。
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「東京のみなさんお久しぶりです」と挨拶をした2人は、まずは会場のファンと「君たちはMILKY WAY!僕たちは超新星」の定番のコール&レスポンス。ユナクは、今回のツアータイトル「BRO」について「韓国では仲良くなったら"My BRO"といいます」と説明。ソンジェと2人で実演し、「街で僕達見つけたら、みんなも"OH!ユナク!My BRO"ってやってね」を呼びかけたものの、会場からはまさかの「ウソだー!」の声が!?
続いては、クールなナンバー「Get Wild」「Are You Ready?」でダンスパフォーマンスを。韓国Verの「Stupid Love」ではMWの掛け声もしっかり決まり、2人は「さすがMILKY WAY!」と喜びの声を。そしてユナクは、兵役中のグァンスから「会場の写真だけでも送ってくれ。空気だけでも感じたい」というメールが届いたことを報告。自分の経験も振り返りながら「入隊すると、すごくみなさんに会いたくなるし、ステージに立つことがどれだけ大事か、どんなに難しいことかが分かる。(それを経験することで)変わった4人を楽しみにしてくださいね」と、4人を待っていてくれるMWへメッセージを届けました。
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ここからはソロステージ。ソンジェは、8月にリリースしたソロデビューアルバム『It's Time』から6曲を。「A-YO」ではMWと一緒に"A-YOダンス"で盛り上がり、「愛を叫ぶ」ではMWの聴きたいフレーズをたっぷりためてじらすチャーミングな姿を、「It's Time」「BLIND」ではバックダンサーとともにクールなパフォーマンスを、と様々な魅力のつまったステージを。ユナクは、6 月にリリースした2ndソロアルバム『REAL』などから6曲を。「Come on !!!」ではセクシーなパフォーマンスを、「スリル☆クエスチョン」ではバンド "Crush On Pink"とロックなステージを、そして「⑱ありがとうfriday night⑱」では、サングラスをかけたユナク&ダンサーがオリエンタルラジオの「PERFECT HUMAN」をフィーチャリングし、会場を沸かせました。
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ここで兵役中の4人のメンバーからVTRが。それぞれの場所で頑張る姿と、2人でのコンサートの成功を祈るメッセージに、会場のMWも大歓声で応えました。そして、うれしいニュースも続々。来年1月25日(水)に2人のミニアルバムをリリースすることを伝え、収録曲をいち早く披露。イルミネーションツリーや舞い散る雪など冬を先取りした演出の中、愛の奇跡を歌うラブソング「Precious Love」、ラップやキュートなダンスも楽しいウィンターソング「Winter Paradaise」など3曲を歌い、「新しいソンジェとユナクを見せたい。まさか!本当に超新星にあのアーティストが!?という感じになると思うので楽しみにしてください」(ユナク)と、ミニアルバムへの期待高まるコメントを。さらにユナクが来年、日本の連続ドラマでW主演を務めることを発表。「日本のすばらしい俳優のみなさんと頑張ります」と意気込みを。ソンジェも来月から主演映画の撮影がスタート。「主演は初めてなので、今からちょっと緊張してます」と口にしながらも、俳優としても活動することへの意欲を語りました。チョ・ソンギュ監督、ヒロイン役をちすんが務めるこちらの映画は来年、日本公開される予定。
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ラストスパートは「Beautiful」「Moving ON」などハードな魅力あふれるナンバーで駆け抜け、最後は「Shining☆Star」で会場が一体となって盛り上がりました。兵役後、初のツアーとなったソンジェは、「僕たち超新星が日本で存在していて、また歌うことができてうれしい。全国でみんなが待っていてくれて感動しました。みんな最高です」と感謝。アンコールを「愛言葉」で締めくくった2人は、会場の全てのMWに最後の最後まで手を振りっていました。
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『超新星LIVE TOUR 2016 ~BRO~』セットリスト
M1.メドレー
まごころ
逢いたいと言えたら...
COME BACK TO ME
M2. YOU
M3. Get Wild
M4.Are You Ready?
M5.Stupid Love
M6.A-YO
M7.愛を叫ぶ
M8.ありがとう
M9.Come on!!!
M10.Because of you
M11. ⑱ありがとうfriday night⑱~PERFECT HUMAN(RADIO FISH)
M12. It's Time
M13.BLIND
M14.YES MAN
M15.Eternal Star~君のために~
M16. スリル☆クエスチョン
M17.ドラドラCrazy Love
M18.Precious Love
M19.Winter Paradise
M20.The Answer
M21.Forever
M22.メドレー
  Beautiful
  Moving On
  WINNER
M23. Shining☆Star

ENC1.メドレー
   メキ☆ラブ
   きっと
  Love Letter
  今すぐキミに届けたい
ENC2.愛言葉

2016年11月12日 (土)

駐日パラオ共和国特命全権大使のマツタロウ閣下並びに夫人も登壇! 死闘の地ペリリューの今は? 映画『追憶』舞台挨拶

11月12日(土)、東京・東京都写真美術館ホールにて、映画『追憶』の舞台挨拶が行われ、小栗謙一監督、駐日パラオ共和国特命全権大使のフランシス・マリウル・マツタロウ閣下、ルーシー・マツタロウ夫人が登壇しました。

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升本喜年さんの著書『「愛の手紙」~ペリリュー島玉砕~中川州男の玉砕』(熊本日日新聞社刊)を原案とし、米国防省、米海兵隊歴史部、米国立公文書館に保存されていた膨大な映像と日本の自衛隊第8師団、NHKに残る貴重な資料によって、1944年に起きたペリリュー島での死闘の真実に迫るドキュメンタリー映画の本作。
日米双方からの膨大な資料映像が観られる作品はこれまで前例がなく、歴史的にも大変意味のある作品で、11月10日(木)放送の『news every.』(日本テレビ系)で本作が取り上げられた際にも反響を呼びました。


11月5日(土)の初日舞台挨拶には、元日本軍海軍上等水兵として本作にも出演し、昨年、天皇・皇后両陛下がペリリュー島へ慰霊に訪れた際にも来島した土田喜代一さんが登壇。
本日登壇したマツタロウ閣下は、本作で当時の島民としてインタビューに答えているローズ・デロイ・シレスさんの甥にあたり、その点でも非常に意味深い舞台挨拶となりました。

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まず、「みなさん、こんにちは」と日本語で挨拶したマツタロウ閣下。
以降は英語で通訳を介して話し、「パラオについてみなさんと共有できることをとてもうれしく思います。小栗監督にも私の出身地であるペリリュー島のことをドキュメンタリーにしていただき、大変感謝しております。妻と2人で『追憶』を鑑賞しまして、(今年)97歳になります伯母のローズの出演に、家族と小栗監督に感謝したいと思います」と感謝の言葉を重ねます。


次に100年以上、歴史的な交流があるというパラオと日本との交流について語り、天皇・皇后両陛下がパラオ共和国のペリリュー島を来訪し、戦没者を追悼した昨年4月9日は「歴史上もっとも光栄」な日として、ペリリュー島では祝日に制定されたと明かすマツタロウ閣下。

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続いて小栗監督は、「戦後70周年という節目に、なぜペリリュー島を両陛下は選ばれたのか。単純にそういう素朴な疑問からこの映画は出発しまして、まずそこで何が行われたのか、何が起きていたのか、それを私自身が知りたい」と本作を撮るきっかけについて述べます。


本作では、日本軍とアメリカ軍との激しいペリリュー島での戦闘シーンが使用されていますが、「これはすべて米軍が撮影した記録から編集したところでございます」と明かし、「アメリカの海兵隊が上陸作戦するなかで、18名くらいのカメラマンを用意して、撮影したフィルムが100本ほど残っている」ということがわかり、そのフィルムには撮影場所や日付がクレジットされていたとのこと。

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そして、日本、アメリカの両兵士だけではなく、戦場の住人として当時のペリリュー島を知る人を探したところ、前記のローズさんと出会ったそうです。
当初のインタビューでは、英語で受け答えしていたものの、「だんだん親しくなって来た時に、(ローズさんが)ふと日本語をお話になった。その日本語が非常にアクセントだとかイントネーションが流暢なもんですから、"日本語、お出来になるんですか?"ってお話したら、ちょっと恥ずかしそうに、"私はそんなに上手くは出来ません"と(笑)」とローズさんとの会話を振り返る小栗監督。
二度目のインタビューでは、日本語での受け答えをリクエストし、「あの(ローズさんの)日本語を聞くだけで、戦前の日本とパラオの関係が非常によくわかると思うんですよね。そこには説明とか一切いらないというふうに思うんです」と述べ、マツタロウ閣下、夫人も興味深く聞き入っていました。

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そんな死闘の爪あとが現在も各地で確認できるパラオ共和国。
その一方で、ロックアイランド群と南ラグーンが世界遺産になるなど、観光地として発展を遂げており、小栗監督は「時差というのが全くないんですね。ただ南に下っていっただけで、生活もすごくしやすくて、食べるものも海があって、環境的にも似ている。日本よりはずっと暑いかなって思うだけですね」とパラオ共和国に魅了された様子です。


マツタロウ閣下は、「パラオの大きな産業は観光業で、(海や湖などの)水、特に水の中が美しいです。世界中の様々な協会に世界一のダイビングスポットとして、任命されています」と語り、さらにはジェリーフィッシュレイクという湖とそこに生息するクラゲなど、現在のパラオ共和国の魅力を観客に伝えました。

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2016年11月11日 (金)

辻本茂雄とアキが初タッグでお届けした「まだまだ座長!もうすぐ座長?~茂造の青春時代!パワーアップで再演!~」

11月10日、なんばグランド花月にて「まだまだ座長!もうすぐ座長?~茂造の青春時代!パワーアップで再演!~」が上演されました。

こちらは今年4月26日から5月9日によしもと祇園花月で上演された「茂造の青春時代!」の再演で、文字通りパワーアップバージョンに。吉本新喜劇で活躍中の辻本茂雄と水玉れっぷう隊・アキが初めて作・演出でタッグを組んだ話題作。辻本が物語の作・演出を、アキがパフォーマンス演出を担いました。そして、吉本新喜劇の座員はもとより、ダンサーのMORTAL COMBATや客演の方々が多数出演。第一部と第二部にわけ、約3時間に及ぶ超大作を上演しました。

第一部は吉本新喜劇を。花月旅館を舞台に、アルバイトでやってきた茂造や中居のアキ子(アキ)が大暴れ! 茂造は舞台に登場するなり、客のカバンを蹴り上げ、暴言を吐くなど、やりたい放題。そんな茂造を叱責するアキ子ですが茂造の「すみません!!」という快活な返事を聞いて即座に「い~よ~!」。このあわせ技に会場は早くも沸きました。

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旅館で働く板前・平山(平山昌雄)と旅館の娘・真希(前田真希)の交際を巡ったドタバタ劇。茂造は若手座員たちにアドリブでギャグやオチのむちゃぶりを連発。加えて、借金の取り立て役として登場したもりすけは、カツラのネタを披露。カツラを飛ばす場面が思ったよりもうまくいかなかったのか、その場で茂造とアキ子からだめ出しが。「次に出てくるときは面白いものをかぶってこい!」という厳しい指令に怯えるもりすけ。このような茂造とアキ子がタッグを組んでのむちゃぶりが大ウケ、ここでしか味わえない臨場感にお客様も大満足の様子でした。また、真希が旅行会社の御曹司とお見合いをする場面では、それをぶち壊したいがため茂造を筆頭に、お見合い現場で卒業式のような思い出を読み上げるシーンを再現。旅館の従業員の面々と見せた団体芸では、2016年の"お騒がせネタ"を取り上げ、笑いを誘いました。そのほか、茂造が杖で壁を叩くと、仕掛けが発動。からくり屋敷のような仕掛けにも大ウケでした。

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第二部はお待ちかねの「茂造の青春時代!」です。さきの新喜劇とも連動しており、新喜劇の中で出てきた台詞が、このお芝居にリンクしているなど、見逃せない場面ばかりでした。まずはオーディション会場からスタートし、ダンスや歌などプロの皆さんのパフォーマンスで盛り上がる中、島田珠代も登場。ご本人になりきっての「青い珊瑚礁」を熱唱しました。「茂造の青春時代!」、物語は茂造がまだ高校生の頃のお話です。事故で両親を亡くした茂造は妹とふたり、漁師の秀次(アキ)が経営する下宿、山茶花荘に身を寄せているのでした。そこには料理や掃除などを担当する女性とその息子、オネエのダンサー(伊賀健二)など"ワケアリ"の面々が。それぞれ人に知られたくない過去を抱えながら、懸命に今を生きているのでした。

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歌手を目指す茂造の妹ナオミや、ダンスに夢中の若い漁師などが登場するだけに、芝居の随所に彼らの歌やダンスが楽しめました。ダンスを担当したのは世界的な大会でも何度も優勝しているMORTAL COMBATの皆さん。アキも交えて、スゴ技のブレイクダンスを披露すると、会場からは大きな拍手が沸き起こりました。

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高校生の茂造はリーゼントに短ランというヤンキースタイル。見た目は怖いですが、心は優しい青年で、競輪選手になるという夢をかなえるため、また、妹との生活のため、寸暇を惜しんで朝夕の新聞配達に励んでいます。妹も歌手を目指して頑張る日々。茂造を取り巻く人々の夢と希望と挑戦と挫折を描き、笑う場面では思いっきりはじけ、泣ける場面では会場がしんと静まり返るのほどの迫真の演技で魅了し、「諦めず、どんな苦難も乗り越えていこう」というメッセージが感動を呼びました。

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エンディングでは、「まだまだ座長!もうすぐ座長?~茂造の青春時代!パワーアップで再演!~」が生まれたきっかけを明かす辻本。そして「まだまだ座長でがんばります!」と宣言すると、アキも続けて「もうすぐ座長!?でがんばります!」。また、来年で芸能生活30周年を迎える辻本。「来年も面白い芝居をします! 2時間くらいの新喜劇とか、ゴールデンウィークも茂造をやります!」と語ると、会場から大きな拍手が起こり、期待値の高さを物語っていました。
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なお、12月1日(木)・2日(金)・4日(日)には、なんばグランド花月でアキによる『Joy!Joy!エンタメ新喜劇』が開催されます。今回の舞台でもキレッキレのダンスを魅せたアキ。新たなエンタメステージをお楽しみください!


【辻本茂雄】【水玉れっぷう隊・アキ】

ソンジェfrom超新星 ☆主演映画製作決定☆ 2017年公開予定

すでに現在公演中の「超新星LIVE TOUR 2016 ~BRO~」にて発表されておりましたが、この度、ソンジェfrom超新星の韓国映画 初主演作の製作が決定。日本での公開も決定致しました!

本作はソンジェの初主演作。

韓国人と日本人、国境を越えた人とのふれあいを通して変わっていく姿を描いたハートフルな作品となる予定です。


また、ソンジェと心を通わせていくヒロインには演技の幅を広げ、ドラマや映画で活躍中のちすんが大抜擢。

監督は韓国でも多数の作品にかかわっている、チョ・ソンギュ氏が務めます。


11月末からオール韓国ロケで撮影する本作は2017年公開予定。

乞うご期待!!

本作の情報は随時発表してきます。


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<ソンジェ コメント>

実は映画俳優になることは夢でした。今回の参加できることが意味深く幸せです。

始めてなのですごく緊張してかたまらないように頑張りますが、韓国は冬はあ寒いのでかたまってしまうかな(笑) 



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<ちすん コメント>

韓国での映画撮影は初めてなのでわくわくドキドキしてます。

それに超新星のソンジェさんというスーパースターとの共演に始めは何で私なんだろう?と驚きましたが、期待にこたえられるように頑張ります!




<ソンジェ>

6人組男性ダンスヴォーカルグループ超新星のボーカル担当。現在兵役中の弟チーム(グァンス・ソンモ・ジヒョク・ゴニル)のお兄さん的存在。

端正な顔立ちと184cmの身長を持つ抜群のスタイルに加え、AB型ならではの天然なキュートさを持つ。しかし外見と反し性格はとても男らしい、ミュージカル『Summer Snow』『太陽を抱く月』『インタビュー』『カフェ・イン』など俳優としても活躍。2016年8月10日、待望のソロデビューアルバム「It's Time」をリリース。

2017年1月25日には超新星のリーダーユナクと"ユナク&ソンジェ from 超新星"としてミニアルバムの発売が決定。




<ちすん>

劇団「よしもとザ・ブロードキャストショウ」にて舞台出演後、『超星神グランセイザー』でドラマデビュー。主な出演作品に、NHK連続テレビ小説『風のハルカ』、『名探偵の掟』、「流れ星』、映画『パッチギ!』、『ヒーローショー』、『莫逆家族』『マンガ肉と僕』、舞台『ぼくに炎の戦車を』、『アジア温泉』などがある。2014年後期NHK連続テレビ小説『マッサン』出演。2016年『私、結婚できないんじゃなくて しないんです』『黒い10人の女』『吉祥寺だけが住みたい待ですか?』レギュラー出演





【ソンジェ】【ちすん】