新喜劇初の女性座長・酒井藍が、京都で座長就任ご報告の表敬訪問を実施!
今年7月26日、吉本新喜劇58年の歴史で初の女性座長に就任した酒井藍。なんばグランド花月、東京グランド花月での公演を大盛況のうちに終え、現在は10月23日(月)まで初の京都公演「吉本新喜劇新座長 酒井藍 お披露目公演 in よしもと祇園花月」に全力を尽くしています。10月20日(金)、現在公演を行っている京都で3ヶ所へ表敬訪問。就任の報告を行いました。
最初は京都市役所へ。応接室に入った藍ちゃんは「建物がかっこいい、映画に出てくるみたい」と驚いた様子。まずは門川大作京都市長と握手し、「この度、座長なりました。よろしくお願いします」と挨拶、名刺を交換します。門川市長から、京都には日本酒で乾杯する条例があることを告げられたあと、京都の酒造メーカーで作られた「京生粋」が登場。洋梨のような味と説明されると、藍ちゃんは「一番好きなタイプ、最高や!」とうれしそうです。
そして門川市長から、来年の京都国際映画祭について「オープニングは二条城二の丸御殿の慶喜の隣に座ってもらおう」と提案があると「緊張してきた...」と早くもその気になる藍ちゃん。それからも門川市長の羽織の裏に隠された金閣寺の織物や襦袢に描かれた鳥獣戯画の話、来年の大河ドラマのエピソードなど、トークは大いに盛り上がりました。最後は記念撮影が行われたあと、自身の千社札シールを配り、1つめの訪問が終了しました。
続いては文化庁へ。松坂浩史地域文化創生本部 事務局長に「新座長になりまして、これからも京都でお世話になります」と挨拶したあと、がっちりと握手。松坂事務局長から「着物がお似合いで」と振られた藍ちゃんは、裃に名前が入っていることをアピール。現在の公演では口上をやっていることにも触れ、松坂事務局長に「ぜひ」と来場をお願いしていました。先日フィナーレを迎えた京都国際映画祭の話題も上がり、松坂事務局長が「素晴らしかった」と話すと、藍ちゃんも「オープニングの手打ち式を見てドキドキしました」と盛り上がります。こちらでも記念撮影のあと千社札を手渡し、訪問が終了しました。
その後行われた囲み取材で、座長になって初の京都公演について聞かれると、京都の方はみなさんウェルカムで包み込んでくれると話し、「(京都の人は)いっしょにオフロに入れるレベル。暖かいし、優しい」と絶賛します。座長に就任して約3カ月が過ぎたことについては、まだまだ助けてもらってます、と謙虚。そして、新喜劇後に行なわれる舞台のMCが全然うまくできないと話し、どんどん勉強して行こうと思います、とやる気を見せていました。さらに座長になっての心構えについては「永遠に後輩の気持ちで、これまでと何ひとつ変わらずやらなアカン」と気持ちを引き締め、今までは足を開いて座るクセがあったことを告白。「周りの目もあるし、これからの目標は足を閉じて座ること」と宣言していました。京都のお客さんの印象は「なんばと変わらず、すごく明るい」と話し、現在の公演では今の自分の姿に「ちょっとだけリンクさせている」セリフがあることも明かしていました。
3番目に足を運んだ京都府庁では、京都府のキャラクター「まゆまろ」がお出迎え。実は以前、新喜劇で共演したことがあるとのことで、「久しぶりに会えてうれしい!」とニッコリ。山田啓二京都府知事が「心よりお祝い申し上げます」と声をかけると、藍ちゃんも座長就任を報告しました。そして初の女性座長ということを山田知事が話すと「なるべき人はいっぱいいるんですけど、なぜか私が...」と恐縮。そして「これからは引っ張っていけるよう頑張ります」と力強く語っていました。それからも新喜劇に入る前のエピソードや、座長としての仕事の話などを披露。山田知事からは「期待しています!」とエールも送られ、最後はまゆまろと山田知事との3ショットで表敬訪問は終了しました。
【酒井藍】