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2017年10月

2017年10月10日 (火)

銀シャリ、M-1王者らしい怒濤の掛け合いで大きなグルーヴを起こす!『銀シャリ初全国ツアー~優勝してもギンギラ銀にシャリげなく~』東京公演レポート

9月29日(金)、東京・ルミネtheよしもとにて『銀シャリ初全国ツアー~優勝してもギンギラ銀にシャリげなく~』が開催されました。

昨年末に開催された『M-1グランプリ2016』において、12代目チャンピオンに輝いた銀シャリ。今年8月13日の札幌公演を皮切りに、名古屋、大阪、福岡、東京といった全国5大都市を巡るツアーを初めて開催。各地すべて、チケットが発売されてすぐ即完となるなど話題満載の単独ライブは、この日、立見が出るほど満員のお客様を前に、ツアーのファイナルを迎えました。

暗転の中、大型ビジョンに2人のNSC入学願書に貼られた身分証明写真が映し出されると、客席からは歓声とどよめきが。その後、結成当初の2ショット、『M-1グランプリ』への挑戦する日々......コンビとしての軌跡が流れ、昨年M-1で優勝した際のトロフィーを掲げる笑顔の2人の写真が出た瞬間、客席からは大きな大きな拍手が起こりました。
割れんばかりの拍手に迎えられ、おなじみの衣装で登場した銀シャリ。橋本が「ありがとうございます。どうもチャンピオンです!」とちょっとふざけながら挨拶すると、鰻は「単独ツアーへようこそ!」と挨拶。も、すぐさま橋本に「単独ツアーはやってないです。全国ツアーで、単独ライブです」と冷静に訂正され、さらに「もうイラッとした。(橋本側にだけ)鼻毛が出てる......。ケアして!」と注意されてしまいます。
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客席に「今回初めて来た人」「今まで来た人」と挙手を求める2人。初めて来た方も多かった一方、今までに来ていた方、さらにいつも足を運んでいる人......さまざまな客層が入り交じる客席に、橋本は「いろんな層の方がいていいですねぇ」とにんまり。
「伝統のカレーやったらいい感じ。新たな味を継ぎ足して、いろんな味が混ざっていって伝統のカレーになっていくってね」と自らのイメージを絶妙な喩えに乗せてつらつらと喋り続けると、しかめっ面で聞いていた鰻は「何言うてんねん」とポツリ。共感する客席がドッと沸く中、橋本が「楽しんでいただければ」と切り出して、漫才をスタートさせました。
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この日、披露された漫才は6本。青、赤、白を基調とした衣装漫才ごとに変えながら登場し、漫才の冒頭で衣装について触れていきます。
ドット柄のポップな服装には「うしろシティ風です」と笑う橋本。学ランっぽい衣装では「思想強めの学生みたい」(橋本)「懐かしい感じ」(鰻)、ジャケットにネクタイという格好では「ルパン三世、最新のね」(橋本)など。つなぎ風の衣装では、橋本に「ずっと似合うと思ってた」と誉められた鰻ですが、「つなぎの部分に委ねてる感がすごい。スースーする!」とそわそわしていました。
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身近にある日常的な題材から小さなポイントを切り取り、掛け合いによって話をどんどん広げながら観客を異世界へ誘っていく銀シャリ。
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しょっぱなの漫才から得意の"上手いこと"をどんどん披露していた橋本のしゃべりは、中盤の4本目の漫才でさらに加速。チンパンジーをキーワードに、その状態をバンドに喩えたりと早口でストーリーをどんどんつくっていくと、鰻がたまらず「小芝居いるか?」と制止。も、橋本は「ジャズみたいなもんやから」とニヤリとします。
続いて「ピアノの弾き始め」というフレーズに、風邪か!」とツッコんだ橋本。我に返ったように「今のは過剰なツッコミですね」と客席に向かって解説しながら、「調子いい証拠ですよ」と呟きます。
勢いに乗る橋本に呼応するように声を張り上げる鰻が、口から客席をなぞの塊を飛ばしてしまうハプニングを起こすと、会場は大爆笑! 互いの出して来る笑いを受けながら楽しみ、且つ観客をも巻き込んで大きな大きなグルーヴを生み出していく様子は、さすがM-1チャンピオン。厚みのある話芸で、次々と大きな笑いを起こし続けました。
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幕間のVTRではM-1優勝後、休みがほとんどないという2人が、一緒に休日を過ごすという企画。室内スキューバダイビングを体験したり、都内の居酒屋で昼間からお酒を楽しみながら会話を弾ませながらも、どこか仕事モードが抜け切れない2人に、客席からはほのぼとしした笑いに包まれました。

エンディングでは、「途中、調子に乗り過ぎました」と反省した橋本。対する鰻は、「(橋本の加速する喋りが)いつ終わるんやろ?と思ってた」と振り返ります。
さらに、橋本は「毎年、(単独ライブは)サボることなくやっていきます」と宣言。鰻は「味をしめて来てください!」と独特な表現で、来年の単独ライブへの来場を呼びかけました。
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【銀シャリ】

木村祐一、製作にかかった5年間を「レギュラー番組をやっているようでわくわくした」と回顧!『ワレワレハワラワレタイ~ウケたら、うれしい。それだけや。』プレミア試写会

10月10日(火)、都内にてドキュメンタリー作品『ワレワレハワラワレタイ~ウケたら、うれしい。それだけや。』のプレミア試写会が開催され、木村祐一監督、130R・ほんこん、FUJIWARA・原西孝幸、トータルテンボス・大村朋宏、ジャングルポケット、尼神インター・渚が登壇しました。
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本作は、2012年に創業100周年を迎えた吉本興業が次の100年へと受け継ぐ想いを込めて、5年の歳月をかけて製作したもの。笑福亭仁鶴、西川きよし、桂文枝、明石家さんま、ダウンタウンなど誰もが知る芸人から若手まで全106組180人に、木村自らがインタビューを敢行。これまで語られることのなかったエピソードには、芸人としての生き様がさまざまに詰まっています。

木村監督は「暑い中、お越しいただいてありがとうございます」と来場者にお礼を述べつつ、「一発目のインタビューは雨上がり決死隊だったと思いますけど、編集も経て(完成までに)5年。長かったですけどレギュラー番組をやっているような(感覚で)、珠玉の言葉が詰まったインタビューばかりでしたので、わくわくした5年間でした」と制作を振り返ります。
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木村監督に「海の漂流物と間違われてますもんね」と言われて、「1回はね。......こらっ!」とノリツッコミしたほんこん。後輩達からも同様にいじられると、「こっち(木村)とお前らの関係とは違う」とツッコミを。笑う木村監督に「俺の顔イジってスベるな!って言いますもんね」と話しかけられると、「ウケたらなんでもええねんけど、誰彼なしにイジってくるやん。ダウンタウンさんとかは(イジりが)うまい。預けとったらええねん。天ぷらは暴れたらあかん。俺がじーっとしてたら、浜田さんの手が飛んでくんねん」と、絶妙な喩えを織り交ぜながら指南します。
そんなほんこんに、木村監督は「笑われるのか、笑わせるのかという論争がよくある。"笑われたい"っていうのはうがった感覚なのかなと思ってたんですけど、ほんこんさんが『笑うてくれてるんやから(どっちも)一緒やんけ!』って言ってくれたことに感動して、このタイトルにしたんです」と感謝しました。
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「5年かかってるんで、オリラジはあの時ああだったんだとか綾部(ピース)は今やアメリカへ行っちゃってるんだと思えるんですけど、僕らは当時から1つも変わってない。安定した横ばいです」と話した原西には、「何言うてんねん、すごいやんか」(ほんこん)「バラエティーには欠かせへん存在でしょ?」(木村監督)と先輩2人から指摘が。ほんこんに「相方(藤本)なんか俳句、めっちゃうまいやん」と言われると、「そうですね。巣鴨を歩いたら、人気がすごいんですよ」と明かします。
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近況を聞かれた大村は「ぼちぼち。地方を中心にレギュラーをやらせていただいておりまして、何の縁もない長崎でゴールデンの番組やらせてもらってます。19時から1時間ですよ?」と話すと、木村監督は「新しい風として面白いやん」と笑います。
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「キングオブコントの傷が冷めず」と紹介されたジャングルポケット。「結構、大変で......」と喋り出したおたけですが、木村監督に「何勝手に喋っとんねん! みなさんは斉藤の声が聞きたいやろ?」と制されます。
トークを促された斉藤は「インタビューではさらけ出せた部分があります。キム兄は喋りやすい!」と満面の笑み。「その(先輩と話す)距離間は間違ってる」とたしなめた太田も、「確かにライターさん相手ではできない話が多かった」と感想を。木村監督が「ライターさんは構成があったり、(自分の言葉で)言い換えたりする。今回はそうじゃないようにしようと思った」とインタビューの構成について明かすと、ほんこんは「お前らしいなぁ。(心斎橋筋)2丁目劇場の頃も、ようそんなん言うとった」とニヤリとします。
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本作でのインタビューは受けていない渚は、「4月に上京して来たので、これから味を出せるのかなと思います」と話しました。
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その後、それぞれのターニングポイントについてトーク。
原西は天然素材からナインティナインに続き、雨上がり決死隊が脱退した時だったと語り、「2000人くらいいたファンクラブの会員が、85人になってビックリした。決断が遅れると大変なことになるぞと思いました」と当時の心情を語ります。
大村は「解散を決意した時だった」とコメント。「僕らより断然面白い先輩が売れてない。さらに、1つ後輩のロバートやインパルスがテレビに出始めている。僕らが売れるとしても、先輩より先に売れるとは思えなかったし、同級生はIT企業とかで働いてお金も稼いでいて。いつも奢ってもらうのが情けなくて。......(相方の)藤田は喜んで奢ってもらってましたけど(笑)」と話しつつ、「藤原社長や河内さんっていう当時の劇場支配人が"もったいないぞ"と言ってくれて、1年頑張ろうと思い直したら『M-1グランプリ』ができてたんです」と話すと、木村監督は「あかん時なんですね、気付くのは」と頷きます。
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ジャングルポケットは、おたけをクビにしようと言い出すと大きな仕事が決まるというジングスがあることを告白。太田と斉藤がエピソードを話している間、したり顔をするおたけを観ていた木村監督が「もう1回、クビにしません? 顔が腹立つ!」と言い放つと、ドッと笑いが起こります。
また、渚は大阪の劇場でレギュラーメンバーから落ちた時をピックアップ。「相方(誠子)は考える人なので、面白くて女性のお客さんにも響くということで考えたのが、今やっている恋愛ネタ。自分らの武器を活かしたらええやんっていうことをやっている途中です」と話しました。
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ほんこんは2度の転機を告白。1度目については、「NSCを受けた時かなと思う。最初、今田(耕司)と知り合うてコンビを組んで、最後には板尾(創路)と組んだ。ウケへんかったらやめようと思ってたけど、やってみたらウケるねん。あれ(そういう思い切りが)ええほうに転ぶ」と振り返ります。
2度目の転機は『ごっつええ感じ』に出演が決まった時だそう。「バイロット版には出てなかったけど、急きょ出ることになって。浜田さんの『東野(幸治)は協調性がない』という一言で、俺らが呼ばれた」と明かすと、ジャンポケは「すげぇ!」と驚嘆。「板尾はボケやけど、ツッコミは浜田さんがおる。(自分は)どうやって生きていこうかなと考えた」と当時の想いを吐露。「いろんなコーナーも考えていただいたけど、(ダウンタウンの)お2人が仕掛けるドッキリはドッキリじゃない。東野なんか、あんかけ焼きそばに似てるって1日中、あんをかけられてた」と笑うと、木村監督も「そう。タクシーから引き摺り下ろされて、あんをかけられたりしてた」と思い出し笑い。後輩達は「すげぇ!」と興奮しながら、2人のトークに聞き入っていました。
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木村監督が「芸人と言えども人間。辛いことも当然あります。そこを売りにするつもりはないですが、『生まれ変わっても(芸人)やりますか?』という質問は、いろんな人にも通じる部分かなと思います。ぜひ劇場にも行っていただきたいですし、家族でも観ていただきたいなと思います」と呼びかけたドキュメンタリー作品『ワレワレハワラワレタイ~ウケたら、うれしい。それだけや。』は、10月21日(土)よりTOHOシネマズ新宿、TOHOシネマズなんばほか、全国順次公開。上映中は毎日、芸人たちによる舞台挨拶が日替わりで行なわれます。
上映や舞台挨拶の詳細につきましては、公式サイト(http://warawaretai.com)をご覧ください!


【木村祐一】【ほんこん】【130R】【原西孝幸】【FUJIWARA】【大村朋宏】【トータルテンボス】【ジャングルポケット】【渚】【尼神インター】

YouTuber芸人たちと動画づくりに挑戦! 『吉本興業インターンシップ「よしもと冒険」ソーシャルメディアコース2019』最終日レポート

8月31日(木)から9月2日(土)まで、『吉本興業インターンシップ「よしもと冒険」ソーシャルメディアコース2019』が開催されました。
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今年で4年目を迎える同プロジェクトは、弊社のものづくりを体験できる大学生を対象としたインターンシップ。今年はライブコンテンツの企画・制作を体験できる「THE EMPTY STAGEコース」(詳細レポートはこちら)と、デジタルコンテンツの企画・制作を体験できる「ソーシャルメディアコース」という2つのコースが開催されました。

吉本興業では、多様化するメディアやデバイスに対応した番組制作や、コンテンツの制作・配信を敢行。「ソーシャルメディアコース」では最新のコンテンツビジネスについて学び、所属するYouTuber芸人との動画制作などのグループワークを通して、吉本興業のモノ作りを体験できる3日間のコースで、今回は14名の学生が参加しました。

1日目は、よしもとが運営するマルチ・チャンネル・ネットワーク『OmO(オモ)』やYouTube、また吉本ロボット研究所についての座学やドローンを使った撮影実習を敢行。また、動画制作についての講義を受けたのち、翌日から各3チームで取りかかる動画の企画について、それぞれが打ち合わせをスタートさせました。
2日目は「LINE」「Twitter」といったSNSでの事業展開について学んだのち、東西のYouTuber芸人と初対面。各班で作成した企画を芸人にプレゼンし、アイディアのブレストを敢行後、撮影に必要な小道具などを準備などに取りかかります。その後は東京本社で行われている『よしログ』の生配信を見学しました。
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3日目はいよいよ、動画の撮影と編集作業を行い、最後に各動画の発表会を実施しました。ニュースセンターでは、その発表会の様子をレポートします。
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「今からインターンシップの集大成を発表してもらいます」と切り出した担当社員。「作品を評価されるのも1つの仕事。時間がなくてやりたかったことができなかったチームもあると思いますが、制限時間までにベストを尽くすのが仕事です。中途半端でも作品として自信を持って発表してもらいたいと思います」と呼びかけました。

「チームウィンウィン」の制作映像には、グルメ動画で人気のはいじぃと料理動画を作成するグッピーこずえが出演。2人の特徴や個性を活かすために、食にフォーカスした動画を作成しました。

完成作を観たはいじぃは「企画を持って来てくれた時点で内容が見えていたので、僕らはその企画を飲み込むだけでよかった。ふわっとした感じも意図どおりに伝えてくれましたし、テンポもよかったと思います」とコメント。グッピーこずえも「観やすかった」と同調しつつ、「編集で迷った箇所は残しがちなんですけど(ちゃんと切っていて)編集センスがあるなと思いました」と讃えます。

一方で、気になったところも指摘。「味に対するコメントは必要だったんじゃないかな」(はいじぃ)「意図したところが出ていたので、コメントは残してほしかった」(グッピーこずえ)と伝え得られた受講生は、「編集の時間が短くなってしまって、最後のほうの映像をちゃんと確認せず、全部切ってしまいました。反省です」と返しました。

続いてのチーム「アスパンチャンネル」の映像には、釣り系動画を制作しているマスゲンとゲーム系動画を制作している裏切りマンキーコングが出演。「釣りには出かけられないですし、ゲームは著作権などの関係で使えない。かなり苦労しました」と話したものの、マスゲンが釣りのえさとして有名なアオイソメを使った料理を裏切りマンキーコングの2人へ振る舞う、ちょっぴりグロテスクなドッキリ動画が完成。アオイソメのグロさに、ほかのチームからはどよめきが上がりました。
「笑える時間が多くてよかったけど、クッキング中のBGMもあったほうがよかったかなと思います」と感想を話したマスゲン。裏切りマンキーコングからは「今回はインターンシップなので仕方がない部分でもあるんですけど、変な物を食べるという企画なので、出演者としては知らされずに食べたかった」「YouTubeらしい動画にはなっていたと思う」という意見が出ました。
「本当は違うえさも使いたかったんですけど、関西にしかないものらしくて使えなかった。都内の釣具屋さん全店に電話するというのは、人生で初めての経験でした」と語った受講生。発表直前まで編集作業を続けていた受講生からは「面白くできるか不安でした。料理数を少なくすれば、テロップを入れられたのかもしれない」と反省点が挙げられました。

最後のチーム「郎郎郎郎郎ラーメン背油多め」の映像は、元スーパーの営業マン芸人・はつだと珍発明動画で話題の藤原麻里菜が出演。学校を舞台に、セーラー服姿の藤原によってつくられた珍アイテムを、学ラン姿のはつだが得意のセールストークで紹介するという作品がつくられました。
「みなさん、YouTubeをあまり観たことがないということだったんですけど、らしさを活かして好きなことをしたほうがいいなと思ってました。ディレクションを的確にやってくれたので、撮影がスムーズに進みました」と話した藤原。はつだは「企画が難航してたときに、敢えて我々は席を外したんです。(頃合いを見て)帰って来たら、すごくいい企画をつくってくれていた」と感謝します。
受講生は「アドバイスをいただけたことから、こういう企画になりました」と芸人2人にお礼。「インターンシップを受けてみて、芸人さんの活躍はいろいろと広がっているんだなと感じました」と話した受講生もいました。

学生で動画を指導した講師の棚木さんは「面白くできたと思います」と感想を語りつつ、「初めての制作は大変だったと思いますが、充実や楽しさも感じていると思います。もしこういう仕事に就いたときは、楽しんでものづくりをしていってください」と呼びかけます。
担当した社員は、「このインターンシップでは、いろんな現場を観て、体験していただきました。よしもとはマネージャーだけではなく、こういうコンテンツをつくっている部署があるのもわかっていただけたと思います。みなさんもわかっているかと思いますが、芸人さんに助けられた部分もありましたよね。芸人さんと一緒に動画をつくったことは貴重な体験。たまに思い出していただけるとうれしいです」と総括。「よしもとはさまざまなものをチームワークでつくってます。かたちになったときに達成感があったと思いますが、これは特別ではなく日常的なこと。自分にとってやりたいことだなと思うなら、今後どこかで一緒に仕事ができればと思います」と今後、社会に出て行く受講生へエールを送りました。

受講生が作成した動画は、YouTube内の吉本興業グループ 採用チャンネル(https://www.youtube.com/user/yoshimotokko)にてご覧ください。


【はいじぃ】【藤原麻里菜】【グッピーこずえ】【マスゲン】【裏切りマンキーコング】【はつだ】

沖縄芸人たちがせりふに歌に美声を披露した「俺たちにもそのセリフ言わせてくれよ~声優に憧れる芸人たち~」

10月1日(日)、よしもと沖縄花月で「俺たちにもそのセリフ言わせてくれよ~声優に憧れる芸人たち~」が開催されました。

この日のMCは初恋クロマニヨン・新本と、声優やナレーターとして活躍するやびくかりんさん。そして、声優に憧れる芸人として、マルキヨビル(しょうへい、勝連)、魁バーバリアン(与儀、砂川)、オーシャン・りょうじ、ありんくりん(クリス、比嘉)、大屋あゆみ、けんたくんがステージに登場しました。

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アニメの音楽に乗って、各芸人がそれぞれポーズを決めて登場するなか、「secret base ~君がくれたもの~」をBGMに姿を見せたのはけんたくん。人気アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の最後を飾る名シーンのせりふ「みつかっちゃった」をつぶやくと、本物とのあまりの違いに、MCのやびくさんから「ちょっと~! これダメ~!!」とダメ出しが入ります。やびくさんが作品の素晴らしさを客席に力説したところで「間違えた!『彼岸島』だと思った!」と我に返るけんたくん。独特すぎる登場に笑いとザワつきが起こりつつ、にぎやかに公演がスタートしました。

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最初のコーナーは「教えて!アニメの名シーン!」。声優に憧れる芸人たちが、一番好きなアニメの名シーンについて熱く語ります。まず、「デジモンアドベンチャー」が好きだと語ったのはありんくりん・クリス。仲間と別れなければならないシーンについて、実際の映像とともにアピールすると、やびくさんと魁バーバリアン・与儀が「これはヤバい」「感動する」と大いに納得した様子。アニメにあまり詳しくないという新本が「なぜ仲間と別れないといけないの?」とたずねると、クリスは「友達の家でゲームして、そろそろ帰らなきゃいけない、ってことありますよね? そんな感じなんです」と即答。やびくさんから「たとえがだいぶ軽くなった」、新本からも「それじゃまた明日会えるだろ!」と突っ込まれますが、涙を誘うアニメの名場面に、舞台の面々からも共感の声が上がりました。

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その後も、魁バーバリアン・与儀が「鋼の錬金術師」、大屋あゆみが「ちびまる子ちゃん」、オーシャン・りょうじが「トイ・ストーリー」、けんたくんが「新世紀エヴァンゲリオン」の名シーンについて、それぞれ熱弁をふるいます。

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そして、コーナー最後の発表はマルキヨビル・しょうへい。「作品の空気感に注目してほしい」と挙げたのが「天体戦士サンレッド」のミニコーナー「ゴドムとソドラ」。怪人キャラのゴドムとソドラのシュールな会話に、最初は「えっ!?」「これで終わり!?」と混乱するメンバーでしたが、次第に会場の笑い声が大きくなり、最後はメンバーが「もっと見ていたい!」と大絶賛。しょうへいの言うとおり、独特の空気感が漂うユニークなアニメに、会場も大いに盛り上がりました。

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続いてのコーナーは「オリジナルアテレコをやってみよう!」。各芸人が、人気アニメの名ぜりふを超えるようなアテレコを披露するもので、声優としての適性をみるチャレンジです。お題は「月にかわっておしおきよ!」(美少女戦士セーラームーン)、「背中の傷は剣士の恥だ」(ONE PIECE)、「おまえはもう死んでいる」(北斗の拳)の3つ。どれもいわずと知れた名ぜりふですが、大屋あゆみやありんくりん・比嘉が沖縄なまりのセーラームーンになったり、魁バーバリアン・与儀や低音ボイスのオーシャン・りょうじが美声で聴かせたりと、個性あふれるアテレコで会場を沸かせました。

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盛り上がったライブもいよいよ大詰めとなり、最後のコーナーは「俺のアニソン聞きやがれ!」。トップバッターは、歌のうまさに定評のある魁バーバリアン・砂川が「君が好きだと叫びたい」(「SLAM DUNK」OPテーマ)を披露。お客様の前で熱唱するとあって「どうしていいかわからなくて変な踊りになった」と照れくさそうな様子を見せます。

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次に大屋あゆみが「ゆめいっぱい」(「ちびまる子ちゃん」OPテーマ)を歌ったのですが、芸人がただただ気持ちよくカラオケを歌うという展開に、ありんくりん・クリスが「これいったい何の時間なんですか!」とツッこみ、全員が大爆笑。

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その後も、オーシャン・りょうじが客席に下りてお客さまをもてなしたり、ありんくりん・比嘉が「ウィーアー!」(「ONE PIECE」OPテーマ)のイントロ部分のセリフを完璧にこなし、会場から歓声が起こったりと、芸人たちの歌心が炸裂したオンステージとなりました。

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最後は、お客さまの拍手でこの日のナンバーワン芸人を決定。一番大きな拍手を集めたありんくりんがMVPに輝き、会場がひときわ盛り上がったところで今回の公演が幕を下ろしました。

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【初恋クロマニヨン】【けんたくん】【大屋あゆみ】【ありんくりん】【魁バーバリアン】【オーシャン】【マルキヨビル】

劇団そとばこまちが『のぶなが』で魅せた笑いと涙、ダンスと殺陣による唯一無比のエンターテインメント時代劇!

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10月2日(月)より始まった『大阪文化芸術フェス2017』。今年度から大阪文化フェスティバル実行委員会が10月の1カ月間を文化芸術フェス月間とし、大阪府一円で伝統芸能、演劇、レビューショー、音楽イベント、お笑いイベントなどを開催します。

ABCホール(大阪市福島区)では、劇団そとばこまちによる『大阪文化芸術フェス2017版「のぶなが」』が10月7日(土)・8日(日)の2日間にわたって上演。2013年に同じくABCホールで初演して以来、再々演を迎えた今回。「織田信長は本能寺の変で死んでいなかった!?」という大胆な解釈で、信長の妻である濃姫とその家臣たち、そして虎視眈々と天下統一を狙う戦国武将や忍びの者たちが繰り広げる戦乱の世を舞台に、愛情や友情、憎悪や裏切りなど、様々な感情を混ぜ込みながら織田軍の家臣の一人、明美光秀が本能寺の変を起こすまでを描いています。

織田信長を演じたのは、自身も「武将様」のキャラを持つお笑いコンビ、ミサイルマンの岩部彰。その妻、濃姫を南園みちなと福本愛菜(吉本新喜劇)がダブルキャストで演じたほか、明智光秀を田中尚樹が、羽柴秀吉を福山俊朗さん(は・ひ・ふのか/syubiro theater)、雑賀孫市を石原正一さん(石原正一ショー)らが演じるなど、劇団メンバーと関西を代表する役者陣が集結しました。

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開演前にはくぼたゆういちさん、石原正一さん、樋口みどりこ(つぼみ)の3名からなる「御用だボーイズ」が『のぶなが』の概要や諸注意などを告げました。そして丹羽長秀を演じる川内信弥さん(劇団レトルト内閣)が水先案内人となり、観客を『のぶなが』ワールドへいざない、華々しい幕開けを果たしました。オープニングを飾るダンスも劇団そとばこまちの見どころの一つ。客席通路も用いて早速、一体感を醸成しました。

実は、天正四年五月の「天王寺砦の戦い」で受けた雑賀孫市の凶弾が原因で命を落とした信長。そのことを敵陣に悟られまいと画策する、濃姫と家臣、そして信長の妹・お犬と乱丸(樋口みどりこ)ら率いる忍術使いたち。そんな場面から物語は始まりました。

運命を受け入れ、「信長」として果敢に立ち向かう濃姫の気高さと健気さを体全体で演じる南園。彼女を見守る明智、羽柴、丹波、柴田という四人の家臣たち。中でも一人だけハイテンションの柴田勝家を演じた行澤孝さん(劇団赤鬼)は体を張って笑いを起こしつつ、空気がぐっと引き締まる場面では重みのある存在感で魅了しました。幼馴染である濃姫に淡い思いを寄せていた明智は、最後には「裏切り」という形で濃姫を守ります。そんな明智を時にかっこよく、時にお茶目に演じる田中。劇中もいじられ役として笑いを誘っていました。忍術使いの乱丸を演じた樋口は、劇団そとばこまちの前回公演『りょうま』でも評判の高かった殺陣を今作でも颯爽と披露。舞台や客席通路を所せましと走り回り、汗だく熱演しました。そして主役である信長役の岩部は、冒頭で命を落としてしまうという設定。以降は濃姫の回想シーンで登場し、途中では洋装に着替えて「南蛮由来」というダンスを踊るシーンもありました。全体的に言葉少ない信長ですが、その分、目の動きやちょっとした仕草で濃姫にかける愛情を表現していました。

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劇団そとばこまちの舞台は、作・演出の坂田大地による歴史上の出来事を大胆なアレンジで展開する物語が特徴的で、ダンスや殺陣などのアクロバットな場面も大迫力で繰り広げます。『のぶなが』でも出演者総出によるダンスに、敵意や友情など様々な感情が込めた殺陣を勇壮に繰り広げました。

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燃えさかる本能寺もダンスで表現、赤い衣装で激しく踊るダンサーの中心に真っ白な着物でたたずむ岩部の姿はとても凛々しく、動と静、赤と白というコントラストの美しさに目を奪われました。また、ほんのわずかの間に訪れた平穏な日々に喜びを表す町民や、旅一座の女芸人たちによる演舞など、その時代に生きる人々の心情をダンスで生き生きと描写しました。一方殺陣のシーンではそれぞれがむき出しにした敵意で刀を突きつけます。誰もがみな、命に代えてでも守りたい気持ちを背負って相手に向かっていく様を迫真の演技で見せました。

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手に汗握る展開が続いたかと思えば、女旅芸人の一座が安土の城下町へやってきた場面では、町民のお夏(和泉)が「特別なお客様が来ているんです」と意味ありげに客人を舞台に呼び込み場面も。登場したのはよしもと漫才劇場を拠点に活動しているお笑いコンビ、見取り図。見取り図の二人はいつもの舞台衣装でなぞかけを取り入れた漫才で沸かせました。続く酒宴の場面でも舞台に溶け込み、酒を酌み交わす二人。「未来から来た」という設定で馴染んでいました。

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ダンスと殺陣、そして笑いと涙のエンターテインメント時代劇をノンストップで展開した劇団そとばこまち。芸人とのコラボレーションも巧みに取り入れ、彼らにしか出せない色でABCホールを「のぶなが色」に染めました。

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『大阪文化芸術フェス2017』は今後も様々な舞台を上演します。大阪を代表するたくさんの文化芸術を楽しめる、この絶好の機会をお見逃しなく。

2017年10月 9日 (月)

ついに「ロバートの秋山竜次音楽事務所」のDVD発売決定!

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お笑いタレント・ロバートの3人が埼玉の街へ繰り出し、未来のスター候補を発掘・スカウトしていく街ブラバラエティ「ロバートの秋山竜次音楽事務所」。
今月1月~3月に放送したシーズン1のDVD「ロバートの秋山竜次音楽事務所(Ⅰ)(Ⅱ)(Ⅲ)」を11月29日(水)に3巻同時発売します!

3巻同時購入特典には、番組で秋山が社長に扮している音楽事務所「株式会社 秋山竜次音楽事務所」の社名が入ったオリジナルの「名刺入れ」が登場!
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放送で大好評だった回はもちろん、未公開映像もたっぷり収録しています。ぜひチェックしてください!

【ロバート】

よしもと漫才劇場 芸歴7年目以下のネタバトル「Kakeru翔GP」開催!

10月9日(日)よしもと漫才劇場にて、芸歴7年目以下のネタバトルイベント「Kakeru翔GP」が開催されました!

 

2ヶ月に1回の開催で、「Kakeru翔LIVE」に出演するNSC33期以下の43組による「今、1番面白いヤツ」を目指して戦う白熱のバトルライブです!

 

今月のMCはマルセイユ!客席は立ち見も完売の超満員!結果次第では順位の下位メンバーは入れ替え戦でよしもと漫才劇場に出演する機会を失う可能性もある中、翔メンバーはどの組も気合い十分。4つのブロックに分けてそれぞれがネタを披露し、お客様は「面白いと思った4組」に投票できるこのライブ。いよいよ闘いの幕がきっておとされます!

 

出場メンバーは下記の通り。

 

【Aブロック】

電氣ブラン、村一番、ロックンロールブラザーズ、テコンドー近藤、絶対アイシテルズ、清友、ピュアピュアズ、紅しょうが、ネイビーズアフロ、ダブルヒガシ

 

【Bブロック】

いなかのくるま、ツインターボ、滝音、ダークニンゲン、ヒガシ逢ウサカ、なにわスワンキーズ、田津原理音、ポートワシントン、エンペラー、たくろう、霜降り明星

 

【Cブロック】

カベポスター、爛々、キンニクキンギョ、kento fukaya、みーとパイパイ、きんめ鯛、濱田裕太郎、ビスケットブラザーズ、ニッポンの社長、からし蓮根、マユリカ

 

【Dブロック】

フースーヤ、ちからこぶ、戎、例の件、ゆりやんレトリィバァ、熱いお茶、ラニーノーズ、蛙亭、コウテイ、ミキ、さや香

 

Aブロックは、毎月単独を開催しネタを量産し続けてきたネイビーズアフロのデートネタ、優勝経験のあるダブルヒガシの内臓が話せたら、という突飛な設定の漫才で会場を沸かせました!

 

Bブロックは、優勝経験もある霜降り明星が宇宙人のネタで会場を沸かせ、ABCお笑いグランプリ優勝の実力を発揮!

 

Cブロックは、漫才劇場所属に返り咲いたピン芸人のkento fukayaがテンポの良いフリップネタで沸かせ、他にも芸歴2年目の女性コンビ 爛々や、盲目のピン芸人濱田裕太郎も登場!

 

Dブロックでは、ゆりやんレトリィバァ新たなキャラを確立!?また、上位メンバー常連のコウテイ、前回優勝者のさや香、ミキ、フースーヤなどテレビで活躍中のメンバーが入り乱れる激戦となりました!!

 

個性的なネタのオンパレードにより客席は大盛況。客席からは常に変わらぬ大きな笑いが。出場芸人全組を見終わったところで、いよいよ投票が行われます。

 

そして、ついに結果発表。

 

4位...さや香、ゆりやんレトリィバァ ※同率4位

3位...ネイビーズアフロ

2位...ダブルヒガシ

そして1位は...『コウテイ』

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最終組Dブロックに登場したコウテイは「元気な店員が1人でまわしている居酒屋のコント」を披露!

 

九条のはっちゃけたボケに会場は幾度となく笑いが起きていました!

コウテイの空気をつくる力は抜群で、4分間、ずっと客席をひきつけました。

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【コウテイプロフィール】

▼下田真生(しもだまさき)【左】

生年月日:1993年05月15日

血液型:B型

出身地:鹿児島県 出水市

趣味:卓球

特技:利きコーヒー

▼九条ジョー(くじょうじょー)【右】

生年月日:1994年01月13日

血液型:A型

出身地:滋賀県 長浜市

趣味:熱帯魚飼育、釣り

特技:英語、パン作り

 

【コウテイからの優勝コメント】

九条「嬉しスギ薬局!ロキソニンどうぞ!!1年ぶりに優勝できたので

ほんとうに嬉しいです!!このまま二人で2連覇します!!ズィーヤ☆」

下田「嬉しいーーー!!優勝嬉しいーーー!!また優勝したいーーー!!M-1頑張るぞーーー!!ねーーー!!」

「本」をテーマにした京都国際映画祭プレイベントを京都アスニーで開催!

10月12日(木)〜15日(日)の日程で行われる「京都国際映画祭2017」。10月8日(日)には、図書館連携企画として「本」をテーマにした2つのプレイベントが京都アスニーで行われました。

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ひとつめは「吉村誠×ネイビーズアフロ 『お笑い芸人の言語学とは?』」。元朝日放送プロデューサーで数々の人気番組を担当、現在は同志社女子大学で非常勤講師を務める吉村誠氏の著書「お笑い芸人の言語学」をテーマにしたトークショーです。まずはネイビーズアフロの漫才から。同級生コンビであること、はじりの実家が会場から徒歩10分の場所にあること、ついでに住所も発表するなど、詰めかけた参加者たちを笑わせます。

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ネタに続いて吉村氏が登場。なんと吉村氏は客席から現れ、会場から拍手が起こります。そしてプロフィール紹介のあと、いよいよトークがスタート。先日、漫才劇場でネイビーズアフロのワンマンライブを見たと吉村氏。「おもしろかった」と感想を述べ、300人の劇場の98%が若い女の子だったことにビックリしたと語ります。そして本の宣伝は少しでいいと話し、「ギャラは自分から交渉しないと上がらない」「芸人は目標を持ったらダメ」「芸人の世界は仲間であると同時に敵」「売れている芸人で人のいい芸人はいない」など、刺激的な言葉を連発。さらに芸人というのは、ステージでほかの芸人がウケていると「しくじれ、スベれ、噛め」と思っていると話すと、ネイビーズアフロの2人も「漫才劇場のメンバー全員の分、藁人形を持っている」と盛り上げます。

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吉村氏は、誰でも嫉妬や羨望など、普段の社会生活のなかで口にしてはいけない、どろどろしたものを持っている、芸人はそれを表に出さないといけない、そのときに大切なのが言葉である、と話します。そしてネイビーズアフロに、先日見たネタをもう一度リクエスト。「ほかのコンビとは違う大きな要素が入っている」と話し、同じ音で違う意味の言葉を入れたネタを、これはうまくいくと強みになる、でも独りよがりになるとスベっていくと評します。

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それからネイビーズアフロについて、言葉にクセが無さ過ぎると注文。漫才のテクニックの勉強をやると同時に言葉の体力を強くしてください、とアドバイスし、もうすぐポンと上がるきっかけがあるはず、若手人気ナンバー1だと思うとエールを送りました。

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気がつけば予定時間をオーバーし、吉村氏は「しゃべりすぎたな」と苦笑。最後に著書「お笑い芸人の言語学」を2人へプレゼントしました。さらに吉村氏とネイビーズアフロのサインを入れたものを、イベント終了後に特別価格で販売することを告知。熱い話しをたっぷり聞くことのできたトークショーは終了しました。

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休憩を挟んで行われたのが「ビブリオバトル『ヘンダーソンVSさや香VS図書館司書』」です。まずヘンダーソンとさや香、4人がそろって登場。そして、ヘンダーソン・子安がビブリオバトルについて説明します。1人5分間で自分が面白いと思う本をプレゼン、参加者全員でそのプレゼンについてのディスカッションを行い、全員が終了したあと、「どの本が一番読みたくなったか?」=「チャンプ本」を、会場の拍手の大きさで決定するというルールです。

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ヘンダーソン、さや香に加えて、その道のプロとも言える図書館司書の森さん、二矢さんも参加したほか、見届人としてアーティストのパラモデル中野氏も登場。いよいよバトルが始まりました。

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まずは司書のお二人からプレゼンスタート。ステージのモニターにデジタル時計のカウントダウンが映し出されます。一番手の森さんは「〆切本」、二番手の二矢さんは「傷跡」をそれぞれ選んできました。バトルは5分の持ち時間で、いかに面白さを伝えるかがポイント。プレゼンのあとの3分間のディスカッションタイムは、会場や出演者からの質問に答えて、より本の魅力を伝えるチャンスです。一番手の森さんがまさかのタイムオーバーで、会場が笑いに包まれるなど、和やかなムードでバトルは進んでいきます。

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芸人トップで登場したのは、さや香・石井。「これはキツいですね」とつぶやきながら、ステージ中央へ。紹介するのは漫画「よつばと」です。文字数が少なくて、リラックスして読めるとのことで、大まかなストーリーやキャラクターを説明していきます。途中、モニターを振り返ったところ3分以上残っていることを知り「まだ!?」と絶叫。それから何度も時計を確認し「(時計を)止めてました?」と言い出すなど、会場は爆笑に包まれます。終わったあとは「めちゃくちゃ長いで!」と、これからプレゼンするメンバーを牽制していました。

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続いて、さや香・新山です。まずは生年月日と血液型、さらに「恋愛マスターなんです」と自己紹介からスタート。今は芸人仲間やお客さんから恋愛相談でご飯を食べていると話し、会場を笑わせます。プレゼンする本は「愛する言葉」。稀代のアーティストが著者で、1ページに1つ愛の言葉が書かれているとのこと。本のなかに書かれた好きな言葉を読みだした途端、制限時間1分前のチャイムがなるという奇跡も起こりつつ、プレゼンは終了。終わったと同時に拳を突き上げ、本人的には手応えがあった様子です。しかし質疑応答で「今バイトをしている」と口を滑らせ、「恋愛でメシ食うてるんちゃうんか!」と一斉にツッコミを浴びていました。

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ラストはヘンダーソン・中村。「きついな〜」とつぶやきながらセンターへ。プレゼンする本は東野圭吾の「赤い指」です。最初は指がうっ血してるんかなと思って読みました、とひとボケ。推理小説であることを話したあとには、モノマネも飛び出します。そこからストーリーを説明していたかと思うと、なぜか中村自身の身の上についての話しに。「家庭環境が複雑なんですよ!」と叫んだところでプレゼンが終了。「読み終わったあと、どんな気持ちでした?」という質問に、実は半分までしか読んでないと白状すると、会場からは笑いが起こっていました。

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いよいよ「チャンプ本」が決定されます。一番拍手が多かったのは、二番目に登場した司書の二矢さん。紹介した「傷痕」が、見事「チャンプ本」に輝きました。見届け人の中野氏は「芸人さんはバナナのたたき売りみたい、おもしろかったけど本の内容があんまり頭に残ってない」とコメント。司書のお二人が紹介した本は読みたい、内容の光景が浮かんだと絶賛していました。

 

最後に、京都国際映画祭2017と京都市図書館の連携イベントについて告知がありました。19の京都市図書館で、読書好き芸人がおすすめする本を紹介するPOP展示が行なわれるほか、向島、吉祥院の両図書館では、ヤナギブソンと女流棋士による将棋ワークショップが開催されるなど、魅力的なイベントが多数行なわれるとのこと。詳しくは京都国際映画祭のホームページで確認してください。

 

【ネイビーズアフロ】【ヘンダーソン】【さや香】

2017年10月 8日 (日)

京都・二条城でLIMITS企画「おかけんた×建畠晢 トーク&ツアー」開催!

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10月7日(土)、京都・二条城で、京都国際映画祭2017のアートプランナーを務めるおかけんたが、東アジア文化都市 2017京都 アジア回廊 現代美術展ディレクターで美術評論家、詩人でもある建畠晢氏と、LIMITS企画「おかけんた×建畠晢 トーク&ツアー」を行いました。


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会場の二条城には数多くの作品が展示され、城内を巡りながら、それぞれの作品を観賞できるようになっています。トーク&ツアーは、二条城の台所前に置かれたカラフルな作品「フルーツの木」前からスタート。まずは建畠氏が、現代美術に造詣が深く、コレクターでもあり、記事連載もしているなど、けんたについて参加者に紹介し、ツアーが始まりました。


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ツアーは台所前から台所のなか、そして屋外へと続きます。台所のなかでは、鏡張りの部屋に鏡の屏風を置いた作品「遭遇--鏡の女」やドットが印象的な草間彌生氏の「無限の網のうちに消滅するミロのビーナス」などを観賞。ほかにも大きな大根と野菜がモチーフの「涅槃」、日中韓3国のアーティストのコラボチーム「西京人」など、参加者は全員がアートの世界に没頭。さらに屋外では、庭石の上に巨大な船が載せられた「盆栽の船」や、ザルを1万個使ったカラフル作品「エアー エアー」も展示されるなど、見どころ満載でした。


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自身が作品から感じた印象と知識を、軽快なトークでつなげていくけんた。作家とのエピソードや作品製作時の裏話、展示場所についての説明など、貴重な話しを語ってくれる建畠氏。興味深い内容が満載の2人の話しを聞きつつ、作品を巡っていくツアーに、参加者たちも感心したり、笑ったり、盛り上がります。


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ラストには、10月12日(木)、13日(金)に京都芸術センターで行われる、「LIMTIS 京都国際映画祭エディション」についても紹介し、レイザーラモンHGやバッファロー吾郎・竹若らがデジタルアートバトルにチャレンジすることも告知されました。終了後に建畠氏は、けんたのトークを「正面切った評論的な捉え方じゃなく、一般のお客さんがどう感じるかという接点から話題を広げていく、その話題が豊富」と話し、当意即妙なトークが勉強になったと笑顔。けんたも二条城を舞台にした今回の展示を見て、展示する建物に作家がはまっていく、どこに何を展示するかという重要性を示してもらった、と語りました。参加者たちは、最後の作品まで充実のトーク&ツアーに大満足の様子。大いに盛り上がったイベントは終了しました。



【おかけんた】


2017年10月 7日 (土)

『なべの主役、えのき~もう中学生単独ライヴ・ザ・FINAL(2017の)~』開催決定!

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もう中学生の単独ライブの開催が決定しました!
ずばり、すべてを注いだお楽しみネタの数々、12月はワクワクする月間です、そのワクワクをのせたネタの数々!
お近くの方はぜひ足をお運びください。

<本人からのコメント>
ぜひともご来場いただいて、におい・風・お味などなど、現場で感じていただきたいです、ご近所お誘い合わせの上ご来場お待ちしております、よろしくお願いいたします!!
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【もう中学生】