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2017年11月

熱く盛り上がった3日間の大トリを飾るのは!?『コヤブソニック2017』3日目レポート

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2017年11月、3年の充電期間を経て『KOYABUSONIC2017』が大復活を遂げました。開催10周年で8回目となる今回は11月3日(祝・金)、11月4日(土)、11月5日(日)の3日間インテックス大阪にて開催。主宰者である吉本新喜劇座長・小籔千豊がアーティストのラインナップ・会場レイアウトや『コヤソニ』ならではのコラボ企画までを完全プロデュースし、3年間の充電期間で溜めたパワーを大爆発させ最高の『コヤソニ』を連日、お届けしています。

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最終日となる3日目は、オープニングアクトにちゃんみなが登場。「皆さん、おはようございまーす!」とちゃんみな、DJ、ダンサーとともにパワフルかつセクシーなステージを繰り広げました。「朝からぶっとばしていいですか!」とちゃんみな、会場もその声に応え、朝イチとは思えない盛り上がり。全7曲を披露し、インテックス大阪を巨大クラブ化させました。

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担当したのは3日間、前説を務めてきた守谷日和です。開催中はオリジナルキャラクターの女キャッチャーで楽屋中継なども担当してきました。口を動かさずに歌うという歌ネタで会場をさらに温めました。コール&レスポンスや、レオタード姿での創作ダンスの表現で盛り上げました。

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小籔千豊がステージに現れると大きな拍手が沸き起こりました。「元気を小出しにして、夜の9時まで盛り上がってください」と小籔。1日目、2日目を振り返り、「お客さんが本当に優しくて、ありがとうございます」と感謝を。オープニングアクトのちゃんみなさんとDJ、ダンサーの皆さんを招き、自己紹介をしてもらいました。小籔はちゃんみなさんのファン、出演を喜びました。「ビヨンセ、ちゃんみな、マドンナと並ぶぐらい、世界に行ってほしい」とエールを送りました。

ファッションモデルもやっている小籔はランウェイを観てほしいと、舞台に招いたのはパリコレ出演経験もある秋元梢さん。颯爽とステージ上を一周、いつもの『コヤソニ』とはまた異なる雰囲気を醸し出しました。「ナニワ芸人がやっているフェスにモデルさんが出てくれるとは!」と小籔。トークではおしゃれで気遣っているところを尋ねたり、秋元さんの気さくな一面でも沸かせました。「梢、久しぶり~」とそこにやってきたのはロバート・秋山扮するファッションデザイナーのYOKO FUCHIGAMI! FUCHIGAMIさんはファッションの真髄などを滔々と述べたり、秋元さんに新しいランウェイの歩き方などを伝授しました。

続いて今別府直之、金原早苗も集合し、会場を盛り上げます。「一人ひとり、来てくださったことが来年に繋がるので、感謝しています」と小籔。「こんなに朝早くからたくさんの人を見るのは初めてです」という今別府に、「前はもっと早い時間から開催していた」と小籔。今別府は記憶が飛んでしまったと話していました。『コヤソニ』はレディファーストフェス、一日中、ピースフルなフェスにしましょうと呼びかけました。

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ここから改めてライブがスタート。「毎年出てもらってる後輩のバンド、売れまくってるのに出てくれてありがとう、かっこいいバンドです」と小籔の紹介で登場したのは「THE SESELAGEES」。メンバーは、映画『青春デンデケデケデケ』を観てバンドを始めた和尚5人組とのこと。どこかで見たことのある顔ぶれがステージに現れると、会場からは歓声が上がります。「よろしくお願いします〜盛り上がっちゃってよ!」というギターのニクグソタロウ(野性爆弾・くっきー)の声から演奏がスタート。一発目から激しいナンバーを連発していきます。

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メンバーは黒のジャケットにキャップorハットで統一したシブいスタイル。男臭さ全開のパワーで押しまくるステージに、会場も負けずにレスポンスします。それを上回るようにステージ上もさらに加速。かと思うと、MCでは芸人に戻り、客イジりを始めるボーカルのフジタカルビ(トータルテンボス・藤田憲右)たち。「なんとなくノれ」というあいまいな言葉で会場の笑いを誘います。

徐々にノッてくる観客にメンバーたちも上機嫌のはずが、フジタのちょっと熱めのMCに「ダサい!やめろ!」とニクグソからクレームが入ります。そこに「歌わせてくれ!」とセンターに出てきたのが、ベースのヘドヴィシャス(2丁拳銃・小堀裕之)。しかし、第一声でいきなり噛んでしまい、会場を爆笑させます。そして歌い出したと思ったら「ヤメヤメ、やっぱダサいわ」とニクグソからの再クレームで演奏がストップ。歌詞の説明をさせられ、さんざんイジられた上で、なんとか歌い切りました。熱いノリあり、笑いありだった「THE SESELAGEES」。かっこよくておもしろいステージに観客も大満足でした。

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ライブ終わりのトークでは、ニクグソが「最初誰も手を挙げてなかったから死ぬかと思った」と大げさコメント。小籔が演奏はうまかったとホメると、テンションを上げ始めますが、すかさず「テンション上げんな」とツッコみを浴びていました。そのあとはやっぱりヘドがダサいとイジられ、笑いが起こっていました。

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小籔の「ぜひとも見てください」という紹介で現れたのが、日本のヒューマンビートボックスの第一人者「AFRA」。挨拶代わりに1フレーズ聞かせてくれますが、とても人の声とは思えないそのサウンドに会場は盛り上がります。まずは自分の声を重ねていき、その音にのせてキレのあるラップを披露。ヒューマンビートボックスについても説明してくれます。

次は音楽ではなく、飛行機や車の音などをリアルに聞かせたかと思うと、「ワン、ツー、スリー」のカウントや歌詞と、ベース、ドラム、クラップの音などを同時に発するというハイレベルなテクニックを見せつけてくれます。目の前の男がたった1人でこの音をすべて出しているとはにわかに信じられません。観客も気がつけば、その卓越した技に魅了されています。ほかにもベース、トロンボーン、トランペット、マラカスなどの声を重ね、たった一人でホーンセクションの入ったバンドの音を聞かせてくれるなど、ヒューマンビートボックスの持つ様々な可能性を見せてくれました。

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トークではAFRAがNGKに新喜劇を見に来たことが縁だったというエピソードが話されます。コヤソニが復活したことを「うれしいです」と笑顔のAFRA。海外セレブのような奥様との馴れ初めを小籔が披露するなど、トークもしっかり盛り上がりました。

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『KOYABU SONIC』初登場のキュウソネコカミです。『MEGA SHAKE IT!』からスタート、「まだまだ踊れるんとちゃいますか!」とボーカルのヤマサキ セイヤさん。フロアからも分厚い声援が沸き上がるように聞こえてきます。『ファントムヴァイブレーション』ではステージと会場の互いが引っ張り合うような盛り上がりを見せました。「『NO MORE 劣化実写化』という歌の"ダメダメダンス"の時、心ブチ折られるかと思った。8割方の人が立ち尽くしていたから」とMCでヤマサキさんが言うと、すぐさまノリで返すお客様。『KMTR645 feat.ネコカミノカマタリ』では、疾走感あるパフォーマンスで沸かせ、間奏中はギターのオカザワさんがステージからいなくなるというハプニングも⁉ その直後、オカザワさんが茂造のコスプレで現れ、吉本新喜劇の『エクスタシー』を演奏し、大きな歓声に包まれました。「今日は一日、みんなめちゃくちゃ笑って、踊って盛り上がってもらえますかー!」とキーボードのヨコタさん。初っ端から観客の心をがっちり掴んだステージで魅了しました。

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ステージが終わるなり「すごい!」と興奮を隠せない様子の小籔。「とっても嬉しい。ありがとうございます!」とヤマサキさん。今別府の姿にもメンバーは大興奮、"乳首ピュ"のギャグにも挑戦しました。「にわかですが、ここ1年ぐらい聞かせてもらっていて、いいなと思っていて。『コヤソニ』に出るためのスケジュールを組んでくださったそうです」と小籔。「来年もやろうかなと思いますので、ぜひ出てください」とオファーすると「もう出演、決まりました⁉」とヤマサキさん。「複数年契約をさせてください」と公開で出演契約も決まりました。「今別府が好きとか、『吉本新喜劇』が好きやとか言ってもらってうれしいです!」と小籔、笑顔でメンバーを見送りました。

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ネタステージは椿鬼奴と黒沢かずこのコンビからスタート。鬼奴はBON JOVIのカバーを歌い、「アリーナ! 2階!」とアーティストっぽい掛け声も。続いて「おばさんだよ~」と黒沢がステージへ現れ、『キューティーハニー』を披露しました。MCは漫才のような掛け合いで沸かせ、「ネタをやる気はさらさらない」と鬼奴。今年はアーティストとしてフェスに7回呼ばれ、来年はバンドで『コヤソニ』に呼ばれたいと意気込みました。最後はSHOW-YA『限界LOVERS』を。リードボーカルを取る鬼奴の横で、黒沢はコミカルかつセクシーなダンスと合いの手、後半は激しい語りで盛り上げました。続く野性爆弾はコントを。都会にやってきたロッシーが有名人に遭遇するというコントで、後半は"浜田雅功メドレー"を披露したくっきー。おなじみのガリットチュウ・福島との歌ネタで会場を沸かせました。

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落語家として唯一、出演した桂三度。フェスでダジャレが次々飛び出す創作落語を披露し、ネタの途中では会場が一体となっての手拍子も起こりました。ロバートはコントを。「邪念ゼロ研究所」で謎の多い所長と唯一の生徒(馬場)のやり取りに、興味本位で訪れた山本が翻弄されるという展開。邪念をゼロにするため取り組む姿に爆笑が起こりました。おしまいは博多華丸・大吉が「ロバートの後はやりづらい」と言いながらステージへ。福岡ソフトバンクホークスが2年ぶりに日本一になった翌日だけに、上機嫌の華丸。「おじさんの我々は音楽フェスの楽しみ方がわからない」と二人、年齢にふさわしい番組を再現するという漫才で沸かせました。

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ネタ終了後、「南港ー!」と声を上げる鬼奴。黒沢は「自分でも何するか分からない、このまま転げ落ちると思った瞬間がありました」とショーの興奮冷めやらない様子。野性爆弾に話を聞くと、ガリットチュウ・福島が「終わった後川島さんにめちゃ怒られました」とのこと。ロッシーは二人目が生まれたそうで、おめでとうの声が飛び交います。「心配せんでも子供が育つのはすごい」と不思議そうにコメントを。三度は「今日はフェスや言うからね、アホなこと言いな~」と癖の強い落語家口調で「天満天神繁昌亭などにも来てくださいね」と誘いました。ロバートのネタは小籔のリクエスト。「ウケるか、めちゃくちゃ心配でした。ただ静かな時間が出てくるので。耐えるしかなかった」と秋山。「コントであり、ゲームコーナーみたいで面白い」と小籔。ネタ5割はフリーだという山本に、「秋山が邪魔してくる。練習しているときは言わないセリフもあった」と馬場。華丸・大吉へは「おじさん二人、フェスとは縁遠いように見えていつも盛り上げてくれます。信頼と実績」と小籔。「僕らの後は夏祭りだと思ってやっていました」と華丸。大吉によれば華丸は大はしゃぎだったそうです。

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ネタステージのあとは「SCANDAL」の登場です。メンバーが登場するだけで、ステージは一気に華やかに。一曲目からその美しいルックスからは想像のできない迫力十分の演奏を聞かせてくれます。

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ノリのいい曲を連発し、会場もすっかりヒートアップ。ステージからのアオリに応えて盛り上がっていきます。MCでは「コヤソニ元気ですか!?」のコールに続いて「女子元気!?」「男子元気!?」と会場全体に呼びかけ。そして「大阪出身のバンドなので、新喜劇を見て育ちました」と自己紹介。初めてコヤブソニック呼んでいただいてありがとうございます! コヤブソニック最終日、最高の1日にしていきましょう!とアピール。ステージと会場がいっしょにタオルを回して盛り上がりました。

メインボーカルのHARUNA以外にフロントのMAMI、TOMOMIがボーカルを取ることで、曲にいろいろな表情が与えられるのも、SCANDALの持ち味。ポップでかわいい、でも迫力もしっかりの新曲『恋するユニバース』も披露されるなど、内容盛りだくさんのライブは終了しました。

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ステージを見ていた小籔は「かわいらしくて小さいのにすごい!」と絶賛。メンバーも「めっちゃ楽しかったです」と満足気です。小籔はRINAにドラムを教えてもらったことも...という話しをしているところ「オイオイオイ、コラ〜!」とステージに現れたのは、派手なスーツに身を包んだ吉田裕と松浦真也の新喜劇コンビ。ビビらせに来たはずが、SCANDALのメンバーも大爆笑です。そこに「うるさいな〜」と入ってきたのがスッチー。「ハトに餌をやる」とおなじみの飴巻きを開始し、会場から大歓声を受けます。

お待ちかねの乳首ドリルも鉄板の盛り上がり。「すな、すな、すな」で会場中がクラップ。「ドリルせんのかーい!」では拍手と「オーッ!」の声が会場を包みます。そしてなんとSCANDALのHARUNAが乳首ドリルにチャレンジ。見事成功させました。SCANDALのライブを見たスッチーは「かっこよくて好きになった」とすっかりファンになった様子。小籔はすっちーとSCANDALの「すちゃんだるコラボもありかも」と新しい展開を見据えていました。乳首ドリル初体験のHARUNAは「ライブよりも乳首ドリルを成功させたくてがんばりました」とホッとした表情。会場は改めて大きな拍手に包まれました。

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ライブ終わりには囲み取材も行なわれました。まず乳首ドリルを初体験したボーカル・HARUNAは「新喜劇をテレビで見ていたし、今みんながやりたいと思ってる乳首ドリルができてうれしかった」と笑顔。動画を見て4人で練習したとのことで、実はメンバー全員が乳首ドリルできると告白。「時間があればやりたかった」とMAMI、TOMOMI、RINAは残念そうな表情を見せていました。女性アーティストに乳首ドリルをされたのは初めてという吉田は、HARUNAのドリルがギリギリで止まったことに「優しさがにじみ出ていた」とベタボメ。小籔から乳首ドリルで優しさがわかる?とツッコまれるも「すぐわかります、雰囲気でこの人優しいな、と思ったらピッタリ」と断言。さらに吉田は「リズム感が最高!」とホメますが、HARUNAは、次に機会があれば強めに行きたい、と次回への意欲を見せていました。
横で見ていたすっちーは「他の人にやられてる...」ジェラシーを感じたそうですが「次はまた新鮮な気持ちでできる」と心機一転をアピール。HARUNAのドリルについては「合格点!」と太鼓判。照明もつければよかったと新しいアイデアも浮かんだようでした。

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SCANDALにオファーしたことについて小籔は「大阪感があるし、でも女の子やから乳首ドリルが似合ってない」というギャップが決め手だったことを告白。とは言え、ファンも多いし、SCANDALと検索して、「SCANDAL バンド」「SCANDAL かわいい」「SCANDAL 乳首」とか出たら迷惑がかかるし、と考えたとのこと。しかし「いいよって言ってくれるかもという甘えもありましたね」と話すと、SCANDALのメンバーは、オファーがあったとき事務所で大喜びしたというエピソードを披露していました。

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続いて「今日は死ぬほどクレイジーパーティーになると思います」と藤井隆を紹介する小籔。謎のダンサー3名も来場しているとのこと、期待感が募ります。「こんにちは~!藤井隆でーす!」と登場してまずは『mode in the end』を。ダンサーも招き入れ、現れたのは椿鬼奴、黒沢かずこ、そしてYOUさんです! 藤井とともに3人はキレキレのダンスを披露。華やかに彩りました。「コヤブソニック盛り上がってますか! 一緒にも遊んでくれますか!」と藤井。歌とダンスで会場を引っ張ります。ダンサーも大人っぽくアプローチ。ディスコっぽいアレンジの『ナンダカンダ』では会場が一つに。t-girlsも息の合ったダンスで華を添えます。藤井も何年経っても変わらない切れ味のダンスで魅せ、最後は『ディスコの神様』でインテックスをダンスホールへ。会場の隅々まで、お客様の笑顔が印象的でした。

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ライブ後のトークでは「みんながいろんな一面を持っていてすごいメンバーだ」と小籔。特に藤井の芸人、俳優、アーティスト...という八面六臂の活躍に舌を巻きます。そんな中、初々しさをアピールするt-girlsですが、「膝が割れそうです(笑)」とYOUさん。活動のコンセプトは「動いて痩せる」。今回は『コヤソニ』のためにだけ集まり、練習をしてきた4人。藤井の指導はスパルタだったそうですが、それだけにステージも完璧でした。鬼奴と黒沢は「こんなプレッシャーはないくらい、ふたりで練習しました」。本番前も鬼奴とふたりで早めに会場に入り、リハーサルを欠かさなかったそうです。真面目に取り組んだとまっすぐな瞳で語りました。

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「すごい3人組が今から出ます!」と小籔。過去には今別府と二人でNGK出番の合間に『サマーソニック』に行き、遠くでステージを見ながらいつか出てほしいと思っていたと振り返ります。そして「そんな3人が大阪に降臨してくれました!」と声を大にして叫び、大きな拍手が沸き起こる中、Perfumeが登場しました。照明もこれまれのステージとはちょっと異なり、会場は再びダンスホール状態に。疾走感あるサウンドとダンスにフロアも揺れ、彼女たちの存在が『コヤソニ』にまた新たな一面をもたらしました。「『コヤブソニック』、楽しんでいますか! 3年ぶりに復活されたということで、Perfumeもついに出ることができまして、本当にうれしいです!」とあ~ちゃん。「土曜日のお昼はお好み焼きを食べながら新喜劇を見よった」と子供時代も振り返り、「あの頃はよくわかってなかったけど、今じゃ腹抱えて笑うようになりました!」と新喜劇ファンも公言。新曲『If you wanna』に続いては、Perfumeのライブではおなじみ、リズムに合わして体を動かす「P.T.Aコーナー」が。チャットモンチーが作詞・作曲を手掛けた歯磨きの歌では、みんなで声を出し、振り付けも一緒に繰り広げ、一体となりました。「今日はあっという間でした」とかしゆかさんとのっちさん。最後は『TOKYO GIRL』。一糸乱れぬパフォーマンスで終始、魅了しました。

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小籔はステージが終わるなり「鳥肌立ちまくりでした」と感無量。宇都宮まきも交え、5人でトークを繰り広げました。2017年、ついに出演が実現し、「ええもの見た。歌、ダンス、楽曲、そして人柄とMCがえげつない」と嬉しそうです。あ~ちゃんは『コヤソニ』のお客様を前に「『コヤソニ』が育んできた温かい空気感を感じられました」。トークも弾み、笑いが絶えない3人。そんな中、「誰に断って騒いどのんや~」と怖い声が聞こえてきました。ですが、声の主が見えません。どこやどこやと探す5人、「見下げてごらん~」「わ!」のギャグで池乃めだかの登場です!

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エピソードやギャグを繰り出すめだか、Perfumeもギャグでずっこけ、「はじめてやった!」とあ~ちゃん、嬉しそうです。芸歴52年目のめだかは「ワシ、昔からPerfumeのファンやから、『チョコレートディスコ』歌わせてやったら許したるぞ!」ということになり、4人でのコラボレーションが実現しました! めだかはセンターに立ち、Perfumeの3人を従えて、歌うめだか。会場のお客様も温かい拍手と声援を送りました。歌いきっためだかにあ~ちゃんが「最後の"ディスコ"のところ、数えてましたね!」と明かします14回、「ディスコ」と歌う場面、カラオケで何回も数を間違えて苦労したと話すめだかですが、突然、加藤一二三さんのモノマネをやりはじめ、会場に爆笑の渦を巻き起こしました。74歳のめだかからするとPerfumeさんの楽曲は別世界。それだけにこのコラボで思い出が深くなったとしみじみします。「貴重な体験をありがとうございました」とのっちさん。めだかは小籔に「残された新喜劇を託したぞ!いずれ逢うであろう、さらば!」と渋い一言を残し、ステージを去りました。

ここで「本日二打席目」という女キャッチャーのベンチ裏リポートです。楽屋裏のケータリングにいたガリットチュウ・福島が、得意のモノマネで会場を沸かせました。そのあとは小籔・宇都宮コンビで協賛メーカーの紹介も。会場とのコール&レスポンスでしっかりアピールしていました。

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次に登場したのは「野宮真貴」。ベースがビートを刻み、ピアノとドラムが静かに音を重ねていきます。そこにきらびやかな衣装に身を包んだ野宮真貴が現れると、会場から一斉に拍手が。ライブは「東京は夜の7時」「渋谷で5時」など、耳馴染みのある曲を連発。歌詞に「大阪」や「なにわ」を入れたバージョンで歌われると、会場も一層の盛り上がりを見せます。

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MCでは「コヤブソニック、楽しんでますか? 元祖渋谷系の女王こと、野宮真貴です」とライブ前の小籔のコメントをなぞり、会場を沸かせるなど、サービス精神たっぷり。そして「会場にいる皆さんと小籔さんに捧げます」とピチカート・ファイヴの名曲「SWEET SOUL REVUE」をラストにプレイ。キラーチューン満載のライブは幕を下ろしました。

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ライブを聴いていた渋谷系大好きの小籔は、野宮を前に「いいですねぇ」とシミジミ。「こんなナニワの固まりみたいなフェスに」と小籔が言うと「なにわの渋谷系」ですと笑顔。ファッション談義にも花を咲かせるなどトークも盛り上がりました。

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続いてはネタの時間です。まずはハリセンボンが登場。客席から「かわいい〜!」と声が上がると、春菜は「知ってる!」と返し、早速爆笑です。定番のステラおばさんネタやはるかが前歯を直した話など、軽快なトークで会場を盛り上げました。

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続いてスクリーンに「ずん」と映し出されると、会場からは「おおっ!」とどよめきが。手を振る観客に「生命線が長いですね」と早速一発目のギャグをカマします。そこから「よろけたついでに五月みどり」を続けると、会場からは再び歓声が。さらに「転がったついでに由美かおる」などやりたい放題の飯尾に「俺もモノマネやりたい」とやす。しかしじゃんけんに勝ったらと飯尾から条件を出されます。「じゃ〜んけん」と始まるかと思ったら、そこにまたギャグを次々繰り出していく飯尾。さらにやすのモノマネ、二人でのネタも披露するなど、会場もその独特な空気にすっかりハマっていました。

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続いては笑い飯。いつもはスーツが多い哲夫も今日はフェス仕様のTシャツ姿です。誰もが口ずさんだことのある唱歌の歌詞を変えたり、好きなようにアレンジを加えていくネタは、笑い飯ならではのボケにボケを重ねていくパターン。お互いが次々にボケ、ツッコんでいき、最後のオチで会場は大爆笑でした。

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四組目は矢野・兵動です。「(スクリーンに)名前が出たらバーンと盛り上がったのに、本人が出てきたらふーん...」と観客のリアクションをイジって、笑いを取ります。東京と大阪のオバちゃんの違いなど、テンポのいいしゃべりで盛り上げました。

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ネタ後のトークでは、笑い飯から「ここの客は信用できない」とクレームが。以前、コヤソニで大爆笑だったネタを別の場所でやってスベった経験が何度もあるらしく「(出演者を)甘やかしすぎる」とボヤいていました。

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続いては、演歌の大御所「水谷千重子」がコヤブソニックに登場です。1曲目から独特の節回しで会場は爆笑。MCでも「元気印」「ジョイン」などの千恵子ワードが出る度に笑いが起こります。6月に春澪と出した「抱いてフラ・フラ」について触れたあと、11月15日(水)にはニューアルバム「ジョインがお好きでしょ」が出ることも告知。豪華なアーティストが作品を提供してくれたことなども説明されたあと、新曲を披露します。

途中、盟友である八公太郎と倉たけしもステージへ。持参した「千恵子水」にひとしきり触れたあと、いきなりもめ出すおじさん2人に千恵子も困り顔。「お客さんの顔を見て」「目をつぶっている人もいる」と釘を刺しますが、お構いなしで暴走していきます。なんとか軌道修正したあとは、倉とのデュエットで会場から大歓声が起きるなど、盛り上がりは最高潮に。ラストは一旦引っ込んでいた八も呼び出し、アルバムにも入っている「フレンズ音頭」を披露しました。

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ライブ後も3人はやりたい放題。小籔もほったらかしでトークを繰り返しますが、「なんもおもろないわ!」とツッコまれます。しかしやっぱりトークは止まらず、最終的には小籔もイジり出す始末。最後まで水谷千重子ワールド全開でした。

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CD購入の特典抽選が行われたあと、登場したのは「TOKYO No.1 SOUL SET」の面々。伸びやかでオープンなメロディが会場を包むと、観客は思い思いに体を揺らし始めます。スタイリッシュさにプリミティブな魅力がプラスされた奥行きのある音世界は麻薬的。曲が進むごとにグイグイ引き込まれていきます。

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強烈なグルーブに身を任せ、ステージで軽やかに飛び、跳ねるBIKKEの姿は、自由そのもの。そのバイブレーションを受け取った会場の一人ひとりが同じように跳ね、踊る姿は圧巻でした。

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ここでビッグゲストがわざわざ来てくれたと小籔。ステージに現れたのは笑福亭鶴瓶です。今日は九州から名古屋経由でここに来たとのことで「こういうところがみんなで作るパワースポットや」という発言に拍手が起こります。小籔との過去の不思議な縁、小籔の父親の話、盟友・上岡龍太郎についてなどトークは止まりません。会場を大いに盛り上げて、ステージを去っていきました。

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続いて「実質のトリはこの人たちです」と小籔が紹介した「クリープハイプ」がステージへ。一曲目からボーカル・尾崎世界観の声、歌詞が会場を包んでいきます。MCでは「コヤブソニック出られて本当にうれしいです」と尾崎。そして新喜劇ィズに曲を書いたことに触れ、その「マドンナ」を聞くのが楽しみだと話します。

ライブは「実質トリ」にふさわしい盛り上がり。途中には「最初に言っとけばよかったんですけど...ゲスの極み乙女じゃないですよ」とMCでもしっかり盛り上げるひと幕もありつつ、ライブは終了しました。

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ライブ後のトークで「珍しく汗をかいた」と尾崎が話すと会場からは拍手が起こります。ドラムの小泉は高校時代、芸人になりたいと思っていたというエピソードも披露。さらに「マドンナ」の制作秘話も明かされるなど、レアな裏話も聞くことができました。

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そして3日間続いたコヤブソニックもラスト。最後の大トリ、吉本新喜劇ィズの登場です。3日間の集大成を見せるステージがいよいよスタート。まずは練習として、尊敬するやなぎ浩二師匠の名前と「ちゃっそ」を入れてコピー曲「ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングル」を披露。安定したプレイで聞かせてくれました。

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ボーカル・宇都宮まきが最初にオーディエンスへ、続いてスタッフにもお礼を述べます。そしてオリジナル曲が4曲あることを話し、まずはカジヒデキが作詞作曲した「アイ ラブ ジョージ!」からプレイ。サビの「ジョージジョージジョージ」も印象的なカジヒデキテイストあふれるかわいいポップチューンです。これは島木譲二に捧げたもの。

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2曲目は中山美保の曲。年齢を星マークで隠していたなど、おもしろエピソードをクリープハイプ・尾崎世界観に伝えて作ってもらった「マドンナ」です。伝えたのはおもしろエピソードのはずなのに、なぜかキュンとくる切ない名曲に仕上がっているのはさすが。続いては、曲紹介の間違いネタもありつつ、井上竜夫の曲「たつじい」ですが、なぜかタテノリでゴリゴリのハードコアなナンバー。最後は絶叫でエンディングでした。

突然ですが、ここで爆乳三姉妹がコントを披露。あっさりとした仕上がりで、それなりに笑いをゲットしますが、出来には一切触れられず、次の曲へ。「吉本新喜劇」を一文字ずつ翻訳アプリで訳したというタイトルの「Luck book new joy play?」です。「吉本新喜劇を見て〜!」と歌うこの曲、いつか新喜劇のテーマになればいいなと心を込めて歌われていました。

続いては「オリジナル曲が4曲しかないので、やる曲がなくなった」とのことで、島田一の介師匠を歌詞にいれてのコピー曲「リヴィン・オン・ア・プレイヤー」を披露。ボーカル・おまきが観客に次が最後であることを伝えると「え〜っ」という声が聞こえてきますが、すかさず「コピーならまだ22曲やれる」と返し、会場は笑いに包まれます。

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ラストは歌詞に池乃めだか師匠を入れてのコピー曲「ハイウェイスター」。小籔のドラムは最後までしっかりとリズムをキープ。タイトに新喜劇ィズのバンドサウンドを支えていました。

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ついに3日間のエンディング。今日の出演者が全員ステージに登場しました。最後は全員で「アイ ラブ ジョージ!」です。ドラムを担当するのは、小籔のドラムの先生の1人でもあるチャットモンチーのマネージャー・稲葉さんです。AFRAがそのテクニックを披露してくれたほか、パフュームのあとを爆乳三姉妹が、そのあとを今別府が歌うという奇跡的なメドレーもありつつ、無事終了。と思ったら小堀と矢野には小籔からの強烈なダメ出しが。会場は爆笑に包まれました。

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出演者がステージを去ったあと、最後は新喜劇ィズのメンバーのコメントです。爆乳三姉妹は「最後にこれだけ言わせてください、爆乳〜!」とアピール。金原は「三日間ともすごいアーティストさんのトリを飾らせてもらって、来年コヤソニがあるとしたら成長したなと言われるようがんばります」と笑顔です。松浦は「三日間とも素晴らしいお客さんばっかりで」と観客にお礼を言ったと思ったら「このあとの打ち上げ皆さんも来てください」と発言。すかさず小籔に「入れるか!」とツッコまれていました。ベースのチャットモンチー・あっこちゃんは「こやびんにはお世話になりっぱなし」と言ったあと「ドラム、上手になったと思いませんか?」と会場に聞くと、大きな拍手が。そして「新喜劇ィズ、これからも見守っていってください」と締めくくりました。ボーカル・おまきは「新喜劇ィズ、本気でやらせていただいてます、みなさん見守ってください」と話し、最後は小籔が「来年、よろしくお願いします!ありがとうございました!!」と締め、アーティスト34組、芸人39組が出演、約32,200人が来場した2017年のコヤブソニックが幕を下ろしました。



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2号館では最終日もミニステージでの協賛企業PRなどが行なわれました。12時からのオープニングは服部ひでこ、森田まりこ、岡田直子による爆乳三姉妹がMCを担当しました。『KOYABU SONIC』のタイムテーブルの説明や、協賛企業ブース、飲食ブースの紹介をし、森田、岡田による飲食ブースのフード試食会もありました。牛タン、豚バラ丼、カレーつけ麺と太巻きなどを試食する二人。「おいしい!」とどれも満足気な表情を受けべていました。「今日は最終日ということで出演者もみんなテンション上がっていると思います! 皆さんも楽しんでいってください」と服部。森田は「隅から隅まで楽しんでください!」、岡田も「皆さん、楽しんでいってください!」と声をかけて、会場を盛り上げました。最後は「コヤブソニック」「爆乳!」の合言葉で気合を入れて、ミニステージでの幕開けを宣言しました。

bitflyerのステージでは、今別府がビットコインについて説明します。少額で利用可能なこと、さらにインターネットがあれば世界中どこでも使える、利用者も急増しているなどメリットを紹介。そして1ビットコインがお金としたらbitflyerはそれを預ける銀行みたいなもの、いろいろなお店でも使えます、調べてやってみて...と手元の資料を読み上げますが、結局「自分でも何言ってるか全然わからない」と困り顔。「小籔座長はまだですか?」と助けを求めようとしたところに小籔が登場、拍手が起こりました。

96,000円のはずだったチケット代がスポンサーのおかげで今の値段になったことを報告。「1年間はスポンサーを応援して」と会場にお願いします。何かに迷ったら「あのときチケット代を安くしてくれたな」とスポンサーしてくれた企業を選ぶようにと話しますが、「ただ1年経ったら無視してください、でもまた来年もスポンサーになってくれたらそこから改めて1年応援しましょう」と説明、会場に笑いが起きていました。

続いてはmandaiのステージ。小籔は「コヤブソニックにめちゃくちゃお金出してくれてる、mandaiさんおらへんかったらチケット代46,000円やった」と激しく感謝。mandaiのスタッフもステージへ上がり、「全力でお客様を応援しているので、今年だけじゃなく、これからも応援お願いします!」とアピールし、会場を盛り上げました。それを聞いた小籔は「確かにめちゃくちゃお金出してくれているので、5年いきましょう」と応援の延長を約束していました。

mandaiではコヤブソニックに1,100人を招待するハッピーキャンペーンを実施したところ、34,000通の応募があったとのこと。当選した5組10名がステージへ上がり、小籔との記念撮影&サイン入りグッズのプレゼントを受けていました。小籔はそのあとミニステージ横に出店しているタウンワークブースへ移動。こちらでも来場者との記念撮影を行っていました。

キリンビールステージではMCを松浦真也、金原早苗が担い、すっちー、吉田裕がゲストで出演しました。飲食ブースで「一番搾り」や「氷結」「スミノフアイス」を提供しているキリンビール。スタッフの皆さんも登壇し、アピールされました。「一番搾り」ができるまでの過程を松浦らが尋ねると「1000回」とのこと。想像以上の多さに芸人たちは皆、驚きの声を上げていました。「一番搾り」をステージ上で試飲できることになり、すっちーはおいしそうに飲みます。そして気分がよくなったからとアメちゃんまきも始め、盛り上がりました。最後に「何もせずに帰るのもお客様に悪い」とすっちーと吉田で「乳首ドリル」を。ステージの前に笑わないちびっこがおり、子供を笑わせようとギャグの動きの解説も交えながら、懇切丁寧な「乳首ドリル」を繰り広げました。

大阪王将のPRステージは、今別府がMCを担当。藤井隆をゲストに迎えて餃子の試食などを行いました。藤井が出てくるまで、一人でトークを繰り広げる今別府。キュウソネコカミやPerfumeのステージがすごくよかったと、お客様のご感想も聞きながらコミュニケーションを楽しみました。キュウソネコカミのヤマサキさんとは、ステージ上で「乳首ぴゅ」のギャグもやり、「ヤマサキさんみたいなイケメンのスターがギャグをやってくれたら、僕もスターになったのかなって勘違いしてしまいます」と顔をほころばせました。また、なんばグランド花月の近くに大阪王将があり、池乃めだかや川畑泰史によく連れていってもらっているとのこと。「餃子やカラオケがおいしくて、いつも頼みます」と話しました。

藤井隆が登場すると、さっそく「餃子と言えば⁉」「大阪王将!」のコールで盛り上げます。大阪王将のスタッフの方も登壇し、餃子のポイントをPR。大阪王将の餃子は、国産の素材を使い、熱々を食べてもらえるような工夫がされているとか。また、ニンニクの風味を残しつつ、においは気にならない仕組みでにおいを気にせず食べてほしいとのこと。また、餃子は1粒、2粒とカウントするそうです。試食で藤井は食べる前にシャッターチャンスも設けるなど、ファンサービスも欠かしません。そして1箱完食し、「6粒すべて食べましたー!」と満足そうな表情を浮かべました。「大阪王将さんの餃子も大好きで、お肉もさることながら、野菜が多くて、いっぱい食べている感じがします」と藤井。黙々とおいしそうに食べる姿が印象的でした。

そのほか、日光ホームPRではMCを守谷日和が担い、ゲストに松浦真也と金原早苗が登場したほか、HMBアルティメイトステージではMCを今別府が担当し、笑い飯がゲストに登場。こちらのPRステージも盛り上がりました。

小籔がスペシャルドラマーとしてチャットモンチーと共演! 『コヤブソニック2017』2日目レポート!

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11月4日(土)、2日目を迎えた『コヤブソニック2017』。2014年以来、久しぶりの復活ということで大いに盛り上がった初日の熱気そのままに2日目に突入しました。

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オープニングアクトは、ヤン・メイリンによる音楽プロジェクト「ZOMBIE-CHANG」。「おはようございま〜す」とゆったりとした挨拶からスタート。80'sテイストを感じさせるサウンドにキッチュな歌声がピタリとハマっています。ステージは、ボーカルのほかパーカッションもこなすメイリンと、ベース&ドラムという3ピース編成。MCでは「今日も一日元気に歌っていきましょう」と呼びかけます。新曲も含め、言葉通りのポップなサウンドを聞かせてくれました。

前説には守谷日和が登場。しっかりと笑いをゲットしたあと、イベントの注意事項を伝え、いよいよオープニングです。ステージ上のスクリーンにこれまでのコヤソニの写真が次々と映し出されると会場からは大きな拍手が。そこに「ど〜も〜」と小籔が登場です。まずは昨日の1日目について感謝を述べ、今日も大いに盛り上がっていただけたらと呼びかけました。そして、昨日に引き続き「好きと思ってるアーティスト、尊敬する芸人にしか出てもらってません、全部がおすすめです!」とアピール。コールされた1組目のバンドは「空きっ腹に酒」です。

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まずは「おはよ〜ございま〜す!」と挨拶したあと、ライブがスタート。いきなりド迫力の音の塊がステージから放たれます。1曲目から右手を突き上げ、アオるボーカルの田中。客席もしっかりレスポンスしていきます。

「踊りましょう!オオサカ!!」と叫び、自らも踊り始める田中の姿に、ステージ前もダンスフロアさながらの盛り上がりです。MCではタオルを掲げて「コヤブソニックだー!」と叫んだあと「朝から来すぎ〜!!」と会場の観客の多さに笑顔。そして、新喜劇ィズ初ライブの対バンだったこと、10年バンドをやってきて初コヤソニ、初インテックス大阪であることと話したあと、なぜか「お母さ〜ん!」と叫び、会場は笑いに包まれます。最後の曲ではフリースタイルラップも披露し、大盛り上がりのステージは終了しました。

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ライブ後、小籔に呼び止められたメンバーは「めっちゃカッコつけてハケようとしてた...」と笑いを取ります。そして「今日のステージは楽しかった」と話すと、会場からは拍手が。新喜劇ィズとの対バンのエピソードにも触れ、「怒ってたでしょ?」と小籔が尋ねると「そんなことないですよ」と話し、この先の対バンの約束、さらにいっしょにツアーを回るということで盛り上がっていました。

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続いては「tricot」の登場。小籔が新喜劇ィズとしてバンド活動を開始し、知見を広げようと様々なバンドのパフォーマンスを見ているときに出会ったという「tricot」。そのカッコよさに惚れ込み、「いつか、コヤソニに出演してもらいたい」と思っていたところ、小籔がMCを務める『BAZOOKA!!!』でtricotのボーカル・ギターの中嶋イッキュウとの共演が実現。その縁もありコヤソニ出演を快諾していただいたのだとか。小籔が「本当に生で見たかった!」と熱望した「tricot」のパフォーマンスがついに始まりました! キュートなビジュアルとは裏腹に、激しくギターをかき鳴らしてパワフルに歌う中嶋イッキュウのパフォーマンスにオーディエンスは熱狂。エモーショナルな歌声と、展開の予想できない個性豊かな楽曲に引き込まれていきました。「こうやってお笑いと音楽が融合して、しかも夏が終わってもフェスがあるのはうれしいですね。まだ大阪の皆さんは祭り足らずですか?」との問いに、オーディエンスは「ウオー!」とレスポンス。「秋も冬も、お祭りしていきましょう!」と、最後まで熱く盛り上げました。

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ライブ後、ステージに現れた松浦は「めちゃくちゃかっこいいじゃないですか!」と感激しきり。普段から交流のある小籔は「やっぱり番組とか、ごはんを食べているときのイッキュウさんとは違いますね」と感心すると、「やっと生で観てもらえてうれしいです!」とイッキュウ。ステージ上ではクールなイッキュウですが、ライブ中、ホルダーに入れた水のペットボトルに長いストローを差し、手を使わずに飲めるように工夫していたそうで、「そういうところは普段のイッキュウさんっぽいなと思った」と話す小籔に照れ笑いを見せていました。

続いては、小籔が心からおもしろいと尊敬する芸人たちによるネタ。霜降り明星は、せいやのモノマネや歌ネタを絡めてお客さんを沸かせます。

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コロコロチキチキペッパーズは、ナダルがどんな言葉でも進化系で返す"ナダルリバースエボリューション"を披露。お客さんからお題をもらったところ、「コヤブソニック」という難問が飛び出し、ナダルは動揺。しかし「ねぷた祭り」と見事に切り返し、お客さんから拍手が贈られました。

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藤崎マーケットはコヤソニ初登場! 「藤崎マーケットのおるおるモノマネ」で会場を爆笑の渦に。

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天竺鼠はコントを数本。ナスビくんのカスタネット攻撃が繰り出されると、お客さんから大きな拍手が。

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続いてはザ☆健康ボーイズ。サバンナ・八木と中山きんに君が、筋肉についてどちらが詳しいかクイズ対決を繰り広げました。

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さらに八木はどんな言葉でも、しりとりで最後は「パナキ」につなげるという特技を披露。かたやきんに君は、明日もコヤソニが盛り上がるかを「筋肉ルーレット」で占いました。

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続いてのアーティストは「フジファブリック」です。赤いストラトキャスターを抱えてセンターに立つボーカルの山内はリラックスした表情。曲の途中にも「オオサカ〜!」と、すでにぎっしりと埋まった会場をアオります。

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立て続けにパワーのある曲を演奏したあとのMCでは、小学生のころ土曜日は新喜劇が楽しみだったと山内。さらに中学生のときに好きだったお笑い番組で小籔を初めて見たというエピソードも披露します。「こういう形で関わらせていただくのは不思議な感覚、今日は存分に楽しみたいのでよろしくお願いします」と話すと、会場からは大きな拍手が起こります。それからもヘヴィなダンスナンバーやポップチューンなど、フジファブリックらしさあふれる楽曲を聞かせてくれました。

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ライブ後のトークでは、「よう出てくださいました」と小籔。ボーカルの山内は小籔のコンビ時代の番組を「今でもたまに見ている」と話すと、あの時代を知っている人は絶滅したのかと思ってたと小籔も驚きます。それからもドラムの先生が知り合いということで、レッスンの裏話などで盛り上がっていました。

トークのあとはザ☆健康ボーイズも登場。すでに10年くらい活動しているそうで、これまでに行ったライブでの爆笑エピソードを話したほか、新ギャグも披露し、会場を笑わせていました。

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次のアーティストは「チャットモンチー(大阪支部)」。あのチャットモンチーの大阪支部としてドラムに小籔千豊が加入。会場では曲が始まる前から「小籔さーん!」と野太いコールもかかります。フロントの「チャットモンチー」2人のハーモニーと演奏が素晴らしいのは当然ですが、小籔のドラムもキレッキレ。難しいリズムの曲も難なくこなし、ブレイクもカンペキ。見事なバンドサウンドを響かせます。

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MCで「今日は大阪支部のメンバーといっしょにやってきました、大阪支部のメンバー、こやびんです」と紹介があると、会場は笑いと拍手に包まれます。そして「今日演る曲はこやびんがやってみたいという曲が多いので、懐かしい曲もたくさんあります、よかったら笑顔で見守ってください」というメッセージに、再び大きな拍手が起こりました。

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そこからも、こやびんのプレイにはなんの違和感もナシ。途中、ステージ上のモニターにドラムを叩くシーンが何度も映されましたが、その姿はまさにミュージシャン。響くバスドラ、締まったスネア、キラキラのシンバル、文句ナシにかっこいいドラミングを見せてくれました。

MCで小籔はまず「チャットモンチーファンの方はどう思ってはるかわかりませんが、大阪支部としてやらせてもらってます、よろしくお願いします」と挨拶。そして新喜劇、モデル、俳優、コメンテーターといろいろさせてもらってますが、ここ10年の中で一番緊張しています、と告白。会場からは笑いと拍手が起こります。さらに「この間も1曲やったけど、そのときも顔が落ちるほど緊張した、でも今日はそれを軽く超えた」と話すと、再び笑いと拍手が会場を包みました。

小籔はドラムを始めたきっかけも、ドラムの楽しさを教えてもらったのもすべてチャットモンチーだったと話したあと、突然2人に好きな食べ物を聞いて盛り上げるなど、ドラムだけでなく、MCとしてももちろん絶好調。チャットモンチーの2人も「こんなにしゃべってもらえるとドラマーとして、MCとして入ってもらってよかったなと思う」とニコニコです。

そして「今日のチャットモンチーのスペシャルドラマーは小藪千豊」と再び紹介されたあと、ラストナンバーの「シャングリラ」へ。小籔の刻むリズムで会場が大いに盛り上がりました。

ライブ終了後に「外から中からサポートしていただいてありがとうございました」と再びお礼を言った小籔。2人は「めっちゃ上達してる」と小籔のドラムをホメます。それからも東京でいっしょに練習したときのエピソードや、今日のライブで失敗したときの2人とのアイコンタクトなど、爆笑トークを連発。最後は改めて「ありがとうございました!」と小籔のお礼でライブを締めくくりました。

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「チャットモンチー(大阪支部)」のステージ終了後、小籔とチャットモンチー(橋本絵莉子さん、福岡晃子さん)による囲み取材が行われました。

パフォーマンスをやり終えた感想を、新喜劇ィズのベースでもある福岡さんは「こやびんとは、長くリズム隊としてやらせていただいてますが、これだけガッツリとチャットモンチーで6曲もやらせていただいたのは初めてだったので、すごい楽しかった」とにっこり。存在感のある小籔のドラムは頼もしかったとも語り、「後ろで支えてくれてる感じがめちゃめちゃバンドマン。これからこやびんは、バンドマンとしてやっていくんだろうなと思いました」と語ると、これを受けて「そうですね」と小籔。「新喜劇は辞めないですけど、新喜劇を軸にバンドもがんばれたらと思ってます」と意気込みました。

橋本さんは、チャットモンチーとして久しぶりに3ピースの形態で演奏できたことが楽しかったと語ります。「がんばっているこやびんを見てがんばろうと思いましたし、もっといっしょにやりたかったなと思いました」と名残惜しそう。

ふたりの言葉を受けて、小籔もステージの感想を。「本当に素敵なチャンス、素敵な機会をくれるおふたりです。僕から見たら、2発ぐらいドツいたらすぐ泣きそうな2人なんですけど(笑)」と語り、記者陣は爆笑。続けて、「でも身体が小さくて細くても、僕にとっては頼もしいお姉さん2人。ドラムの機会をくれたり、ご指導ご鞭撻もいただき、ステージ上でも頼もしく支えていただきました」と2人に感謝を。「本当はドラムがしっかりしないといけないんですが、2人に両脇を抱えてもらいながらなんとか6曲できました。すごく緊張しましたけど、こんな機会をいただけてよかったなと思います」と充実感にあふれた顔で語りました。

ドラムの練習にも余念がなかったといいます。実は2012年からずっとチャットモンチーの曲を練習しており、『真夜中遊園地』と『染まるよ』に関しては1年ほど前からレッスンを積んだとか。そしてコヤソニ復活が決まり、「チャットモンチーさんに出演してもらうなら、いっしょにまた1曲できるかもしれない。それなら『シャングリラ』じゃないやつをやりたい、と好きなやつを練習してたんです」と小籔。ふたを開けてみると練習していたすべての曲をやることになり、その時点で5曲。あと1曲足りないということで、『バスロマンス』、『拳銃』のどちらをマスターしようか迷ったと話します。「楽譜を買って見てみたら、『拳銃』のほうが簡単に見えて練習を始めたんですが、途中で、簡単やからって『拳銃』を選ぶのはないやろうと思って」と、急遽『バスロマンス』に変更して練習したという裏話も。

そんな小籔の姿を間近で見てきた2人。橋本さんは「私はあっこちゃんと、学生の頃からずっとバンドをやっているんですが、改めて音楽にのめり込んでいく人を間近で見て、『なんか、ええなあ』と思いました。緊張したと言っていましたが、全然イケてます!」と太鼓判。

福岡さんは「ドラムの上達はもちろんですが、普段から舞台に出てるだけあって、私たちよりどっしりしていました。私ら、いつも普通にライブをやってるけれど、あんなに笑わせられないし。すごいです。本当に」と感心していました。これを受けて小籔は「さっき、MCのときだけは極楽でしたね。永久にしゃべったろかと思いました。次の曲に行きたくない気持ちも半分あった」と本音をポロリとこぼし、2人を笑わせていました。

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ステージに続いて登場したのは「ホフディラン」。曲の途中に「コヤブソニック、帰ってきてくれて本当にうれしいです、ホフディランもコヤブソニックに帰ってきました!」と話すと、会場から拍手が起こります。そしてMCでは「コヤブソニックが帰ってきたといえば、ニューアルバム「帰ってきたホフディラン」が5年ぶりに発売されました」とうまくまとめて告知も。そして、コヤソニでの即売会が急遽決まったため、空輸で10枚だけニューアルバムが届いたそうで、ライブの終わりにブースで販売されることが告げられました。

そこからニューアルバムからの曲を連発しますが、どれもしっかりホフディラン節全開。どことなく懐かしい、明るいのに切ない、一度聞くと忘れられないポップなナンバーに会場も揺れていました。

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ライブ後のトークでは「二人と並んでしゃべると久しぶりにコヤソニやってんねんな、という思いもひとしお」と小籔が話すと「景色が数年前と同じ」とホフディランの2人も応えます。そして以前のコヤソニの思い出話のほか、おすすめのおいしいカレーや、小籔が教えたナンバのおいしいお店など、グルメな話も飛び出していました。

そのあとの楽屋レポートは、昨日に引き続き女キャッチャーが登場。楽屋のコロチキやきんにくんとの絡みで会場を盛り上げていました。

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次に「音楽、お笑い、歴史を一人で融合しているスゴイ方」と登場したのがレキシ。法螺貝が鳴り響く中、ステージにバンドメンバーが登場。そして紅白の羽織袴にイルカを抱えたレキシが現れると大歓声が起こります。会場中をイルカが飛び跳ねる中、一曲目から一気にレキシワールドへ突入。続いての曲で十二単を羽織ったレキシが「阿波の踊り子たち〜!」と呼び込んだのはチャットモンチーの2人。豪華なコラボに会場は大盛り上がりです。

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それからもノリのいいナンバーを連発するレキシに、会場も全力でレスポンス。稲穂やペンライト、何も持ってない人は掲げた手を揺らしてライブを盛り上げます。「イナホー」「ホッホッホ」のコール&レスポンスから、レキシが「今日イチの一体感」と驚く「稲トラソウル」へと続く流れで、客席の熱気もピークに。そして「3年ぶりに復活したコヤソニに呼んでいただいてありがとうございます! コヤソニ大好き!」の語りから「やっぱ好きやねん」、そしてエンディングまで一分のスキもなく、レキシのエンタテイメントを堪能できたスーパーなライブでした。

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終了後には汗だくなことをツッコんだ小籔に抱きつこうとするなど、ライブ後にも会場を盛り上げるレキシ。さらに小籔に「見た目変」と言われて「そうそう...誰が見た目変や」とノリツッコミを披露するなどノリノリでした。が、普段ご飯食べに行ったらめちゃくちゃおとなしいとプライベートを暴露されるひと幕も。ライブ、トークとも最後まで爆笑で終了しました。

熱気冷めやらぬなか、ネタコーナーに突入! スーパーマラドーナは漫才を。合コンのネタでボケ倒す田中に切れ味鋭い武智のツッコミが繰り出され、お客さんは大爆笑。

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川島の「麒麟です」に大歓声が上がった麒麟の漫才は旅番組のネタを。

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テンダラーは、暴れん坊将軍のネタで笑いの渦を巻き起こしていました。

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土肥ポン太は「忘年会の場所がなんばでテンションが上がったおっさんの動き」や「八百屋でサツマイモを買ったにもかかわらず忘れて帰って2時間後に取りに来たおばちゃんのセンスある一言」などを繰り出しました。

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次は「ゲスの極み乙女。」の登場! ボーカルの川谷絵音と親睦を深めている小籔は、今や川谷とは食事や買い物に行く仲。「こんなに仲よしになると思ってもいませんでした」と語りました。小籔自身、ずっとゲスの極み乙女。のファンで、彼らの曲をマスターするのに4カ月かかったとか。「楽曲の難しさを実感した。それぐらい技術のある方々です。すごい世界観、すごい才能の集まりです。盛り上がる準備はできてますでしょうか? 皆さん!」と盛り上げました。

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熱気が漂う中、「ゲスの極み乙女。」がステージに! 1曲目は『私以外私じゃないの』リミックスバージョンで新しい世界観を表現。続いてちゃんMARIのポップなピアノで始まる『しあわせ林檎』、『ロマンスがありあまる』と立て続けにパフォーマンス。ゲスの極み乙女。の世界に染めていきます。

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「みなさん緊張してますか? 大丈夫ですか? 僕は元気にやってます!」と川谷。また、このたび小籔らと結成した『BAZOOKA!!!』発のバンド、ジェニーハイの結成もPR。「そのご縁もあって、今回呼んでいただきました。MCはするつもりなかったんですが...」と、世間を騒がせた頃から今に至る川谷さんの激動の日々をぶっちゃける大サービスも。その後も『キラーボール』などキラーチューンを立て続けに披露し、お客さんのボルテージも最高潮に!

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ライブ後のトークでは、「普段、遊ぶ仲になりましたけど、やっぱり舞台袖で観ていると距離を感じますね。食事したり買い物に行ったり、あれだけつきあってるみたいな感じになっていたのに、だいぶ遠い存在に感じます」と、パフォーマンスのスゴさに圧倒された様子の小籔。それを受けて川谷も、「僕は『陸王』を観ていて遠い存在に感じます」と小籔が出演中のドラマを挙げ、会場を沸かせます。また、先日話題に上がった「ゲスの極み乙女。」と『週刊文春』のコラボレーションについての舞台裏も明かし、お客さんは興味しんしんで聞き入っていました。

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続いてのアーティストは「1回目から出ていただいてます、ビビるくらい歌がうまい、(コヤソニが)ここまできた最大の功労者のひとり、盛り上がってうっとりしてください」と小籔の紹介で登場したハナレグミ。最初に「うっとりしながら聞かなくて大丈夫ですよ」と笑いを誘います。そこから「はじめまして、そしてお久しぶり、ここから見る景色がいいんですよ」と笑顔でアコースティックギターを鳴らしながら、サラリと歌い始めます。

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じっくり聴かせるスローな曲はもちろん、ハネるナンバーでも、美しい歌声は変わらず。耳に歌詞が溶けていくようなその声が響くと、会場は小籔の言う「うっとり」した雰囲気に包まれます。バックボーンとなったストーリーをしっかりと紹介する曲もあるなど、歌に対する真摯な姿勢が見えるステージに観客も釘付け。

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MCでは広い会場は野外にいるようで気持ちいいと楽しげに話したほか、最近小籔に誘われて新喜劇を見に行っているとプライベートな話題も。「素晴らしいですね、ずっと笑ってる」と新喜劇を絶賛したあと「天才ですね」と小籔を持ち上げたかと思うと「でも敵に回すと怖そう」と会場を笑わせていました。

最後は客席に向けて深々と礼をしたあと、小籔に「復活おめでとうございます!」と挨拶。コヤソニ1回目は「ステージ上で島木譲二さんに金返せとどなられた」という思い出話しも。そして打ち上げでもいろんなミュージシャンがカラオケを歌っているという裏話でも盛り上がりました。

ここで女キャッチャーによる楽屋レポートが入ります。麒麟・田村、スーパーマラドーナ・田中にマイクを向けますが、田中の世界に引き込まれ、女キャッチャーも困惑気味です。そのあとバックステージのバーを紹介していると、ザ☆健康ボーイズが登場。2人とも好きなようにしゃべり、ギャグをやり続け、ついには女キャッチャーから「もういいですか」と言われる始末。とそこに現れたのはなんとステージを終えたばかりのハナレグミ。2人に付き合わされるというレアな状況に、ステージの小籔も思わず笑っていました。

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続いてのアーティストは、小籔が若いころに出会って、あっという間に好きになり、「今でもめちゃくちゃファン」とコールしたサニーデイ・サービス。タイトなバンドサウンドで、美しいメロディを聞かせてくれます。

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まずはMCなしのノンストップで立て続けに5曲。少しずつ熱を帯びていき、とてつもないテンションでピークに到達するステージ上から目が離せません。曲によってゆったり、また激しく、様々に表情を変えていくライブに客席も引き込まれています。終始会場を包んでいたのは、ピンと張り詰めたソリッドな空気。そのなかで歌い、叫ぶボーカル・曽我部の姿は圧倒的でした。

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ライブ終わりのトークでは、ガラリと雰囲気を変え、「コヤブソニック最高!」と笑顔を見せたメンバーたち。以前のライブでは小籔たちといっしょにゲームコーナーをやったという話でも「楽しかった〜!」とまた笑顔。曽我部は、コヤソニを毎年楽しみにしていたと話し「毎回一生懸命全力でやってます、本当に楽しいです!」と語ってくれました。

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初日に引き続き、2日目のトリを務めるのは小籔率いる「吉本新喜劇ィズ」!まずは練習がてら、まきちゃんが尊敬するアーティストさんの曲を披露。歌詞を一部、まきちゃんが日頃、少し気持ち悪いなと思っているという「瀧見」に代えて歌いました。練習が終わり、いよいよ本番!

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オリジナル4曲のうち、1曲目に選んだのはカジヒデキさん作詞・作曲の「アイ ラブ ジョージ!」。昨年亡くなった島木譲二さんについて歌った、キュートなポップチューンをお客さんもクラップで盛り上げます。続いては、今年2月にこの世を去った中山美保さんに捧げる曲。クリープハイプの尾崎世界観さんが作詞・作曲を手がけた「マドンナ」です。まきちゃんが、中山美保さんとの思い出をふり返ります。おばあちゃんになってからも、マドンナと呼ばれ続けたという中山美保さん。「どの資料を見ても、年齢を★マークにして隠すし、オシャレにもすごく気を使い、とても可愛らしい人でした」と思いを馳せつつ熱唱。

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続いては、昨年秋に往生した井上竜夫さんに捧げる吉本新喜劇ィズが作詞・作曲した歌「TATSU-G」。キュートなポップチューンからハードコアまで、くるくると表情を変える吉本新喜劇ィズに会場も圧巻です!

続いては、上田禎さん作曲の「Luck book new joy play?」。「吉本新喜劇」を、一文字ずつ翻訳アプリで訳したという曲名です。「いつか吉本新喜劇のテーマソングになればいいなと思っています」とまきちゃん。

途中のメンバー紹介では、まきちゃんがドラムソロをやめない小籔の髪の毛をつかんで止めさせる、某騒動を彷彿とさせるミニコントも。

オリジナル曲を出し切った後は、新喜劇ィズのメンバーが尊敬しているアーティストさんの曲の歌詞を一部、新喜劇座員の名前に代えて熱唱。「ゲスの極み乙女。」の『私以外私じゃないの』の「私」を「オクレ」に代えて会場を大いに盛り上げました。

エンディングでは、出演アーティストの皆さんがステージに集合! 全員で「アイ ラブ ジョージ!」を合唱しました。ドラムは、「ゲスの極み乙女。」のほな・いこかさん、ベースはレキシのベースを担当したまふまふこと真船勝博さんという豪華な演奏! サビの「ジョージ!」の部分はコロチキのナダルが熱く歌い上げました。合唱後、ひとりずつ丁寧にお礼を伝える小籔。その際、ナダルは「ジョージ!」と呼びまくり、小籔に「向かいに住んでるみたいに呼ぶな!」とツッコまれていました。

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「ゲスの極み乙女。」の皆さんは、「新喜劇ィズ」の演奏を「めっちゃよかった!」と賞賛。「新喜劇ィズ」のキーボード、金原早苗は、「ご本人の前で演奏して緊張しました。明日もがんばります!」とフレッシュなコメント。続いて、前日に寝違えてしまい、背中が痛んで下が向けなくなっていたという松浦もコメント。「下が向けなくなったぶん、前を見られてみんなの顔がよく見えたぜー!」と前向きな言葉を残しました。ベースの福岡さんは「新喜劇ィズは、ライブもけっこうやってるのでライブも観に来てください!」とPR。まきちゃんは「すばらしいアーティストさんの最後にやらせていただきました。みなさん、ほとんど帰っているんだろうなと思っていたら、最後までこんなにたくさん残ってくださって、とても感激しています。最後まで残っていただいて、皆さん、本当にありがとうございました!」と感激を伝えました。1日目に引き続き、大盛り上がりで2日目も終演となりました。

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一方、2号館にあるミニステージでは、2日目も協賛企業のPRやおすすめの情報を芸人たちが楽しくお届けしました。オープニングステージに登場したのは、爆乳三姉妹。助っ人として座長たちの着ぐるみも現れます。

まずはメインステージに登場するバンドや芸人を読み上げたあと、ミニステージに登場する芸人たちを登場時間とともに紹介します。そしてオフィシャルグッズの販売ブースに触れ、新喜劇のハッピのように見えるタオルなどが販売されていることを伝えたほか、キッズエリアが設置されているため、お子さんは遊んだり、休憩できることもアピール。さらにタウンワークブースで、携帯アプリをダウンロードすればロリポップキャンディがもらえること、芸人と写真撮影できるチャンスがあることも話されました。

そして飲食ブースについては、15店舗が出店していること、丼やファストフード、スイーツなど注目のグルメメニューが揃っていることを紹介。そのなかのいくつかのメニューをステージ上で試食することに。次女が二日目に差し歯が取れたこと、三女は前歯の間に隙間があることなどが暴露されつつ、次々と並べられたメニューに箸をつける爆乳姉妹。「うまい!」「肉がやわらかい!」「安い!」「ボリュームある!」など、どれも大満足できるメニューであることをアピールしました。

三姉妹はメインステージで行なわれる新喜劇ィズのライブにコーラス隊として出演することを告知したあと、「爆乳放り出してがんばりま〜す!」と意気込みを語り、ミニステージのオープニングは終了しました。

2回目のステージは、今別府&小籔コンビが登場しました。本来ならはチケットが96,000円だったと小籔。そんな値段やったら誰も来えへん、どうしようと泣いていたら来てくれたのがスポンサーさんと話し、笑いを取ります。そして協賛の方々を応援してあげてとアピール。みんながそういう風にすれば、協賛がどんどん増えていく、そしたら今会場にあるイスがマッサージチェアになるかも、と夢を語りました。

続いては企業のPRステージです。まずはスーパーのmandaiから。9月に行なわれていたキャンペーンの当選者がステージへ上がり、小籔と記念撮影を行ったあと、サイン入りのプレゼントが手渡されていました。

続いてはHMBアルティメイトのPRステージ。HMBアルティメイトを会場の5名にプレゼントするということで、小籔とのじゃんけん大会が行なわれました。「じゃんけん〜」と勝負が始まると、詰めかけた観客から歓声が上がります。勝ち残った6人がステージ前へ集合しますが、小籔が「5つしかないし1人は今別府と写真撮るのでどう?」と提案しますが、誰も手を挙げず。思わず今別府も「おらんのかい!」とツッコミます。無事、勝者5名にプレゼントが渡され、「筋肉つけようと思ったらHMBでよろしく!」と小籔がアピール。PRステージは終了しました。フードブースについても触れ、「いろいろあるからしっかり栄養をとって、1日楽しんでください」と観客におすすめしていました。

それからも日光ホーム、bitFlyer、大阪王将といった協賛企業のPRステージを開催。新喜劇ィズの松浦真也&金原早苗のほか、コロコロチキチキペッパーズ、土肥ポン太、ザ☆健康ボーイズなどが登場し、協賛企業をアピール、大いに会場を盛り上げました。

芸人と一緒に写真が撮れるブースは行列ができるほど大人気でした。

HMVブース横では新喜劇ィズのCDを購入した人を対象にチェキ撮影会を実施。たくさんの人が行列を作り、メンバーたちとの撮影を楽しんでいました。

タウンワークブースでも、ブースに来訪した芸人といっしょに自分の携帯で撮影できる「芸人と写真撮影をしよう!」が繰り広げられました。この日、登場したのは天竺鼠、霜降り明星、コロコロチキチキペッパーズ、スーパーマラドーナの4組。13:45から始まった天竺鼠は、川原はなすびくんで現れて大盛り上がり。『タウンワーク』のイメージキャラクター、JOBOOB(ジョブーブ)となかよく並んでお客さんとパチリ。女性のお客さんから「やばい、かわいい〜!」と歓声が上がり、記念撮影した男性グループは「うれしい!」と喜びの声を上げていました。

16:40から登場したコロコロチキチキペッパーズにも長蛇の列が。『キングオブコント2015』優勝で彼らの名を世に広めた「サー!」のポーズで一緒に撮るお客さんも多く、会場は笑顔で満ち溢れていました。

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尼神インター・誠子 ツルツルの脚&自慢のくびれで、あの大人気俳優にラブコール

11月6日(月)、脱毛クリニック「REGINA CLINIC」新店舗オープンイベントが行われ、イメージキャラクターに就任したモデルの瑛茉ジャスミンさんと、応援ゲストの尼神インターが"女性の美しさ"をテーマとしたファッションで登場しました。
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瑛茉ジャスミンさんは、キュート&セクシーなメイド姿で取材陣を魅了。誠子も負けじと、「誠子のマシュマロボディを惜しみなく披露しました。ボディラインだけは自信ある」とへそ出しファッションで登場し「これが誠子のくびれよ」と猛アピール。REGINA CLINICで脚の脱毛をしツルツルになった脚も大胆に露出し「これで街を歩きたいくらい。みんなに見て欲しい」と自信満々の誠子でしたが、渚は「顔のホンコンさん感は、全然とれてない」とピシャリ。瑛茉さんからも「きれいなホンコンさん」と言われてしまいます。しかし、誠子以上に問題なのが渚。「"クールでかっこよく美しくしてください"とお願いしたらこうなった」となぜか男装で登場。誠子には「イベントの趣旨がブレるからやめて」と怒られてしまったものの、当の渚は宝塚トップスター風の衣装と1時間かけたというメイクに大満足でした。
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「REGINA CLINIC」で脱毛を体験した誠子と、付き添いで一部始終を見ていた渚は、痛みのなさと速さに感激。高級感あふれる店内や、リーズナブルな料金も魅力で、「女芸人、剛毛な人多いから教えてあげたい」(誠子)、「店内もプライバシーがしっかり守られてて人に会わなくてすむのもいい。これなら下の毛もいける」(渚)と脱毛に意欲を。また、美容についてのトークでは、「ストレスためないように、我慢しないこと」(渚)、「(ファッションで)出せるところは出す」(瑛茉)と、それぞれの美容法を。誠子は、夜の公演で月の光を浴びながらヨガをする「ムーンライトヨガ」にはまっているそうで、渚から「(不審者として)捕まらんといて」と注意喚起が。
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実は、誠子が美容に熱心な理由は「クリスマスまでに彼氏が欲しい」という切実な願いだと告白。大好きな俳優・高橋一生さんにメディアを通じて猛アピールしてるものの全く音沙汰ないことを嘆きつつ、この場でもめげずにアピール。「明日、夜8時に池尻大橋駅に来てください」と、この攻めのファッションで待っていると熱烈なラブコールを送りました。
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【尼神インター】

「チョコレートプラネットvol2」単独DVD発売決定!

メディアで話題沸騰!!IKKOさんの「どんだけ~!!」のモノマネでブレイク中の松尾俊と、手先が器用でライブ小道具なども自ら作成してしまう長田庄平のコンビ【チョコレートプラネット】の2年ぶりとなる単独DVDの発売が決定!

先日、11月4日(土)によしもと幕張イオンモール劇場にて行われたベストネタライブの様子も収録。
さらに、このDVD発売を引っさげて2月10日より全国ツアーも開催します!各会場ではDVDをお買い上げのお客様対象には"3ショット写メ会"の特典会も開催予定ですので是非お越しください。

【チョコレートプラネット プロフィール】
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長田庄平(左)、松尾駿(右)2006年結成。
よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京NSC11期生。

<本人コメント>
長田:今回2作目となるベストネタDVDの発売が決まりました!僕らの好きなネタをギュッと詰め込みました!濃厚なチョコレートプラネットのネタをお楽しみ下さい!
劇場やテレビでは見れない特典映像もありますので是非購入して下さい!

松尾:DVD2枚目の内容を僕はIKKOのメイクアップ術にしたかったのですが今回もベストネタになりました。B'zさんのアルバムでいうとトレジャーの感じです。
買ってくれた人はYouTubeとかにあげないで家族、友人、恋人とお楽しみください!

<DVD概要>
【発 売 日】 2018年2月7日(水)
【タ イ ト ル】チョコレートプラネットvol.2
【価   格】3,000円+税
【商品仕様】DVD1枚組
【収録内容】2017年11月4日(土)の「チョコレートプラネット ベストネタライブvol.2」から、ベストネタコントを収録。特典映像も収録予定。
【特典情報】全国ツアー会場限定特典:3ショット写メ会


【チョコレートプラネット】

3年ぶりに復活を遂げた音楽と笑いの融合フェス『KOYABU SONIC 2017』が開幕! 初日レポート!

3年ぶりに復活を遂げた音楽と笑いの融合フェス『KOYABU SONIC 2017』(以下、『コヤソニ』)が11月3日よりインテックス大阪で開幕しました! 今年は3日間開催と、3年間の充電期間を経てさらにパワーアップして戻ってきた『コヤソニ』。主宰者の吉本新喜劇座長・小籔千豊が、アーティストのラインナップ、会場レイアウト、そして『コヤソニ』でしか見られないコラボ企画まで完全プロデュース。新たな顔合わせでのアーティストと芸人のコラボも必見です。オープニング前には前説で守谷日和が登場。注意事項を告げつつ、ネタも披露。曲に合わせた創作ダンスの表現で盛り上げました。

いよいよオープニング! 2008年の初開催からの名シーンを写真で振り返るオープニング映像で、すでに拍手が沸き起こります。「どうも~」といつもの挨拶で小籔が登場。「朝から集まってきてくれて、ありがとうございます。『KOYABU SONIC』を始めたいと思います! 3日間MCさせていただきます」と自己紹介を。そして2014年に一旦中断したものの、今年復活できた喜びをかみしめました。

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「2017年に復活しようとアーティストの方にお願いしました。その時は復活できるか分かりませんでしたが、たくさんの方々にご協力いただいて実現できました。2008年に始まった『KOYABU SONIC』は10年続けたいと思ったのですが、10年目にこうして復活できて、ここからまた毎年やれたらいいなと思います」とさらなる意気込みを語りました。また、自身のバンド、吉本新喜劇ィズがトリを務める理由も説明。「イキってトリにしてるわけじゃないんです。時間が押したときに、どこを短縮させるかとなったとき、吉本新喜劇ィズの時間を使うため。クッション的な存在だと思ってください。懇切丁寧にこのフェスをやっていきたいと思います」と語りました。

「今日は僕がめっちゃ好きか、尊敬しているか、そんな人しか来ていません。今日はノー喧嘩、ノー泥棒、ノー痴漢でいきたいと思います。レディファーストフェスで行きたいので、男性の方、ご協力お願いします!」と3日間、気持ちよく過ごせるフェスにしようと呼びかけました。

「2014年に中断する時、この方々がステージ上で言ってくれました。"もし復活することがあったら、いの一番に声かけてくれよ"と。それがすごくうれしかったんです。この方々のお言葉があったから、くじけそうになった時も復活に向けて頑張って来れました!」とトップバッターのリンダ&マーヤさんをステージに呼び込みました。

●リンダ&マーヤ
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一番手はリンダ&マーヤの2人。まずは3日間のトップバッターに選ばれたことに感謝のコメント。そして「いきなりロックンロールやで!」「全部新曲じゃい!」とステージがスタートします。ベースレスで男女2人がそれぞれボーカル&ギターという変則ユニットですが。飛び出してくる音はタイトそのもの。

MCでは「『KOYABU SONIC』もっとイケるんちゃうん!?」と会場をアオり、小藪から直接出演依頼の電話があったというエピソードも話されました。リンダさんのスウィートな声&ルックス、マーヤさんのシャウトするボーカルというこのユニットの持ち味をしっかり堪能させてくれたステージ。トップバッターとしてしっかりとライブを盛り上げてくれました。

ライブ後のコメントは開口一番「時間が足りなかったです」とマーヤさん。「1年間がんばって練習してきた」と話すと、会場からは拍手が起こります。「リンダ&マーヤさんはうまさとかではなく、お二人の味」と小籔。「二人の味が濃い、かっこいい」と絶賛します。マーヤさんは、ライブが終わったら飛び込もうと思っていたということで、「ロックンロール!」の声で客席へダイブ。「3日間楽しめよ〜!」とエールを送っていました。

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ステージには吉本新喜劇ィズのメンバーが。まずは松浦がギター片手にテキーラのテーマで「マツウラ!」とシャウト。続いてのキーボード、トロンボーン担当、金原早苗は学生時代のエピソードを披露します。これまでも『コヤソニ』に出場経験のある今別府は「たくさんのお客さんの前で話せるのが感慨深い」とうれしそう。ビッグポルノ解散後は「無難に日々を過ごしていました、これでいいのかと今日ここに来た、明日に向かってがんばっていきたい」と前向きに発言しますが、「すごい先輩ヅラする」と松浦と金原からクレームが入ります。しかし「先輩風バンバン吹かせてやりました」とまったく悪びれた様子がない今別府に、小籔も思わず苦笑いです。

●BRADIO
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2番目のバンドが登場です。小籔は2014年以降、イケてるバンドをネットでずっと探していたそうで、次のバンドは「1分聞いた時点で、出てもらおう! この人ら100パー盛り上げてくれるやん」と感じたとのこと。小藪が太鼓判を押したバンド、BRADIOがステージへやってきます。

ハンドクラップしながら登場したメンバーたち。1曲目からハネるリズムのヘビーなファンクナンバーでグイグイ引っ張っていきます。ボーカル・真行寺さんの圧倒的な声量、ビシッと締まったタイトな音を弾き出すリズム隊。気持ちいいカッティングを聞かせてくれるギターで、会場はあっという間にBRADIOのホームといった雰囲気に。

モニターに飛び乗り、ステップを踏みながらステージを右へ左へと動き回るアクティブなステージングに会場も一緒になって盛り上がります。MCでは「ファンキーとハッピー、ファンピーを届けにきた」とシャウト。ラストチューンでは「コヤブダンスホールへようこそ!」の声とともに観客がひとつになってダンスを始めるなど、会場中をファンク&ソウル一色に塗り替えたステージは圧巻でした。

ステージを見ていた小籔は「めっちゃかっこよかったです!(このバンドには)突き抜けた明るさがある」と絶賛します。ステージ上を動き回るパフォーマンスについて「めちゃ体力ありますよね?」と振ると、ボーカルの真行寺さんが「ふぜけてるだけです」と回答。さらに「ビジネスファンキーなんで」とボケ、会場を笑わせていました。

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トークのあとは新喜劇の爆乳三姉妹も登場。ちょいエロな自己紹介をするも「想像したないわ」と小籔にツッコまれる始末。ここで吉本新喜劇ィズのCDが販売されていることや様々なブースが出ていること、よしもと芸人との撮影会の告知なども行なわれました。

●LEARNERS
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「モデルの先輩に教えてもらったおしゃれなバンドです。おしゃれでかっこいい音楽に酔いしれてください」と小籔が紹介し、登場したのはLEARNERS。モデル・歌手のSARAさんと松田"CHABE"岳二さんによるユニットから発展した5人組ロックンロールバンドです。

ロカビリー中心の楽曲が多く、ツイストするお客様の姿も。手拍子も自然発生し、楽しそうに踊る姿が多く見られました。スタディングドラムも珍しく、ステージは華やかに進行。男女のツインギターや、楽曲によってボーカルも変わり、飽きの来ないステージで魅了しました。

「このイベントに呼んでいただきありがとうございます。初日、楽しんで帰ってください。ここに集まっているすべての方に、10代の気持ちを忘れていない皆さんに捧げます!」とCHABEさん、『TEENAGE KICKS (NEVER DIE) 』でベースのHamaさんがメインボーカルを取り、ベースを置いてステージ下へ飛び込んでいきました。演奏後には「Hama兄が飛んでった! この人はスイッチが入るとこうなるんです。なんの前触れもなく!」とSARAさん、楽しそうな表情が印象的でした。続けてCHABEさんが「どんどん行きます! 不滅のダンスナンバーやります!」と『恋はヒートウェイヴ』を披露するなど、全10曲のステージを終えました。

ライブ後のトークでは、番組で一緒だったというSARAさんと小籔がざっくばらんなトークを。改めてのメンバー紹介もあり、アグレッシブなステージとは打って変わって控えめに自己紹介をされるギャップに小籔は、「印象が違いますね」と驚きの声を上げていました。『ViVi』モデルの先輩でもあるSARAさんは、「小籔さんのモデル写真はよく見るんです。最近ポーズがうまくなりましたね」と"成長ぶり"を称えられていました。

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●ネタステージ
「僕はお笑いオタクなので、ほんまにおもろいと思った、心の底から尊敬する先輩と後輩に出ていただいています。お笑いも盛り上がってください! ほんまにおもろい人間しか出ません!」と小籔、お笑いステージへといざないました。

先陣を切ったのはダイアン。コンビ名がビジョンに映し出されるとどっと沸き、大きな拍手で迎えられました。いつまでも手を振る西澤に「いつまで振んねん!」と津田。西澤によれば「西澤」「津田」と書かれたタオルを持っている人が2名いたそうです。そして職務質問の漫才を披露しました。

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ジャルジャルはうろ覚えデュオのコントを。『コヤソニ』初登場のジャルジャル、ネタは小籔からのリクエストでした。ギターを抱えて繰り広げた歌ネタ。ここでも音楽フェスのような雰囲気を醸し出しました。

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シャンプーハットは漫才を。おなじみ「こいちゃんを笑うな」というコンビ愛あふれるネタで沸かせました。

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最後はハリウッドザコシショウさんです。誇張しすぎたモノマネを次々に繰り広げるハリウッドザコシショウさん。世間に衝撃を与えた人物のモノマネもあり、ライブだからこそ楽しめるネタの数々で沸かせました。

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ステージに全員集合してトークを。『コヤソニ』1回目から出演しているダイアンですが、「昔はダイアンが紹介されても会場がシーンとなっていたのに、今はすごいな~!」と小籔。今や伝説ともいえる台風が直撃した年のステージを振り返り、「あの時の漫才している姿がめちゃめちゃかっこよかった」と強烈な印象を残したと話しました。うろ覚えで歌えないというコントを披露したジャルジャルは、「ネタでやっている歌は本当に歌えない」と後藤と福徳、口を揃えました。また、突如、持ちギャグを始めた後藤が、その浸透率の低さに後ずさりするという一幕もありました。シャンプーハット・てつじは飲食ブースに出店しているつけ麺屋「宮田麺児」の宣伝も。『コヤソニ』だけの麺を作ったと自信をのぞかせました。ハリウッドザコシショウさんは「前に2万人が集まるフェスに出たら、誰一人笑わなくてめっちゃ悲しくなったんです」と、『コヤソニ』のステージではウケてよかったと顔をほころばせました。また、「コンビ時代はネタがわけわからなかった」と小籔、ハリウッドザコシショウさんのネタを紐解く時間もありました。

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●Charisma.com
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続いては小籔が「24時間のうち16時間くらい聞いて見てって時期があった」というほどホレ込んでいる「Charisma.com」の登場。いきなりビートの効いたトラックで会場を盛り上げていきます。クールなラップを放つMCいつかさん、ステージセンターのブースで踊るDJゴンチさん、2人の姿に会場は釘付け。派手なライティングとフロアを揺らすベース音で、会場は巨大なクラブと化します。

カッコいいステージのイメージとは一転、MCでは未だに小籔との間の壁が取り払えないと悩みを吐露。もっとグイグイ行ったらいいのかな?と話します。そして「3年前に『KOYABU SONIC』に出させてもらった」と当時のエピソードを披露し、「復活おめでとうございます」と伝えると会場からは拍手が。最後までスピードを落とさず、『コヤソニ』のステージを駆け抜けました。

ライブ後のトークでは「かわカッコいい!小さいのにパワフル」と小籔。ラップ部分が早すぎて小籔はうまく歌えないそうで、「カラオケで歌うの難しくない?」と尋ねたところ、ゴンチさんもカラオケで歌えないと告白します。さらにいつかさんも「実はけっこう噛んでいる」というレア情報をポロリ。そして来年1月に初のベストアルバムを出すことや、大阪でのライブも告知していました。

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ここで『コヤソニ』の楽屋裏レポートがステージ上のモニターに映し出されます。バックステージでは用意されたバーでジャルジャル・福徳がヒザの裏から音を出す特技を披露していたほか、座敷でくつろぐハリウッドザコシシショウさんの姿が映し出されるなど、ステージ上とはまた違った出演者の表情を見ることができました。

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●きのこ帝国
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生で見られるのが光栄と小籔が紹介したのが「きのこ帝国」。男女2人ずつの4人組で、リズム隊を男性メンバーが、ボーカルとギターを女性が担当します。言葉ひとつひとつを丁寧に発するボーカル・佐藤千亜妃さん、ギター・あーちゃんさんとのハーモニーも美しく、会場中がその浮遊感のある世界に包まれます。

MCでは「自分もお笑いが好きなので、小籔さんに呼んでもらえてうれしい」と笑顔。そしてスティックを持った小籔をスタジオで何度か見たことがあると明かし、その理由を聞いてみたいと話していました。

ライブ後のトークでは、むっちゃかっこいいと小籔が絶賛。「こんなオシャレバンドが『KOYABU SONIC』に出て大丈夫ですか?」と質問すると「オシャレでした?」と意外そうな表情。演奏力もすごいとベタボメの小籔は「もう練習せんでいいじゃないですか」と言いますが、「いや常に鍛錬を」と真面目な返答。これには小籔も「まさかきのこ帝国から鍛錬という言葉が出るとは」と笑いを誘っていました。現在きのこ帝国は結成10周年ツアー中で、来春には大阪でのライブも予定されているとのこと。「春にきのこ帝国に行きましょう!」と小籔もアピールしていました。

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●吉本新喜劇

「サプライズするよー! みんな集まってー! これからタイムテーブルには載ってないことをやります!」と客席に呼びかける小籔。「『KOYABU SONIC』は僕たちのバンドを観てほしい、尊敬する芸人さんを見てほしいから始めました。大阪に生まれて、ナマで見たことありますでしょうか? 今、こうやって生活できているのはこの方々のおかげです!」と呼び込んだのは『吉本新喜劇』です!

ステージ上にはいつの間にか、うどん屋の屋台が。信濃岳夫と井上安世がオープニングで登場、物語は二人の女性がうどん屋の店長、川畑泰史をめぐってひと悶着というもの。うどん屋のアルバイトである酒井藍が登場し、いつものノリツッコミで大暴れ。ふたりの座長がステージに並び、華やかさも増していきます。そこに川畑の彼女役の未知やすえや、清掃員の女性役である桑原和夫、警官役のMr.オクレなど、次々と舞台へ。川畑のストーカーという島田珠代は、ぶりっ子キャラで猛烈アタック。「ねえ、泰史さん、そろそろ壁にぶつかりたいの」と自ら志願し、ステージ上に「かべ」を呼び込みました。川畑も「ソニックスペシャルで、思い切りいくで~!」と気合を入れ、勢いをつけました。やすえに川畑と別れてもらうために紹介したいと連れてきた"イケメン"は烏川耕一。珠代は力づくで別れさせようとチンピラも連れてきました。そのチンピラに扮していたのが松浦真也と太田芳伸で、松浦は得意のギターネタを披露しました。川畑と藍、そして烏川らの間でひと悶着あったあと、やすえに向かってうっかり「白豚!」発言が。客席からも「あ~...」との声が上がり、それからはやすえの猛追、強烈なダメ出しで沸かせました。ですが、騒動はこれにて一件落着。「いや~、よかったですね」と桑原和夫が舞台に現れ、「丸く収まったのも、あの方のおかげですよ」と、「神さま~!」。インテックス大阪に神様が降臨。『コヤソニ』3年ぶりの復帰を喜び、「復活ができたのも、スタッフの皆様、今日、ご来場の皆様のたくさんのご声援のおかげです。ますます、『KOYABU SONIC』が続いていきますように、大きな拍手でご声援ください」と祈りを捧げました。

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ステージを終えたメンバーとトークも繰り広げました。新座長になってやりたいことがあると藍は、烏川と川畑とともにステージの袖へ。その間、桑原和夫の健康トークや、やすえ、珠代らの挨拶もありました。

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●ブルゾン藍with烏川・川畑
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「用意ができました!」という藍、再びステージに現れるとブルゾンちえみさん風の衣装に身を包み、両脇にU・Kこと烏川・川畑を引き連れて"新喜劇あるある"を。「チャーリー浜とのコミュニケーション方法」「若井みどりが一番好きな俳優」「すっちーが毎晩見ている動画」と「封印したギャグ」など、新喜劇座員だからこそ知る、レアな情報を次々と披露していきます。小籔についても「小籔座長が地元の住之江で何て言われているか知ってる? "千豊くんっておもろいか?"」と暴露し、笑いを誘いました。

●カジヒデキ
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「大阪・南港がスウェーデンなります。僕の大好きなこの方です!」と小籔が呼び込み、カジヒデキさんのステージがスタート。3ピースバンドでのライブを展開されました。2曲目の『甘い恋人』ではコーラスを観客の皆さんに促すカジさん。すぐに反応するお客様たちとの呼吸もピッタリです。「お久しぶりです! はじめましての人もよろしくお願いします。最後まで楽しんでもらえたらうれしいです。最高の一日にしましょう」と間奏でメッセージを届けるカジさん。ついさっきまでコテコテの吉本新喜劇が行われていたことが信じられないほど、空気を一瞬にして塗り替えました。

「改めましてこんにちは、カジヒデキです。ジャケットでやろうと思ったが暑くて脱ぎます。久しぶりに開催で呼んでくれてありがとうございます。吉本新喜劇をこうやって間近で見らることができてすごくうれしいです」とカジさん。今年は6月によしもと祇園花月で、8月に小籔の東京公演で9月にはなんばグランド花月ですっちー座長の回を観に行かれたほど、吉本新喜劇のファンだと公言されました。

小籔千豊率いる吉本新喜劇ィズのデビュー曲『アイ ラブ ジョージ!』を作詞・作曲されたカジさん。「小籔さんから『シヴィラはある日突然に』みたいな歌を作ってくださいと頼まれまして、リスペクトの気持ちを込めて作りました。似ているところもあると思うので、そこも聞いてみてください」と『シヴィラはある日突然に』を。極上のポップスを聞かせてくれました。そのほか全7曲を披露。最後はベースをLEARNERSのHamaさんにお任せして、マイクをもってステージ上を右に左に走り抜けます。サウンドもどんどん派手になりロック色が濃厚に。北欧の風が吹いてくるようなさわやかさと、骨太でアグレッシブさが感じられる両極端なライブで終始、引き込みました。

●ハリウッドザコシショウさんによる徳永英明さんの『壊れかけのRadio』
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終演後のトークでは服部ひでこ、森田まりこ、岡田直子からなる爆乳三姉妹も参加しました。爆乳三姉妹は吉本新喜劇ィズのコーラス隊でもあります。ボーカリストとしての話題で盛り上がり、カジさんが思う「歌がうまいと思う人」を挙げてもらいました。スピッツの草野マサムネさん、オリジナルラブの田島貴男さんに続いて、徳永英明さんの名前も挙げたカジさん。

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すると、ステージにスモークが流れ出し、『壊れかけのRadio』のイントロが。まさかサプライズ...⁉と注目が集まります。登場したのは"古畑任三郎"に扮したハリウッドザコシショウさんで、『壊れかけのRadio』の歌詞をすべて「ハンマーカンマ―」に変えて熱唱。歌い終わって一言、「......この空気、お察しします」。しかしカジさんは「楽しかった! すごい似てる! 大好きです!」と声を弾ませていました。

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●スチャダラパー
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「『コヤソニ』があるのはこの人たちのおかげ」と小籔のコールで登場したのは、『コヤソニ』常連のスチャダラパー。「『KOYABU SONIC』、準備はいいですか〜!」という一発目の声がしただけで、会場の盛り上がりはいきなりピークに。ボードを使って、会場とコールを合わせるなど、そこからもどんどんヒートアップしていきます。おそろいのTシャツにパーカー、キャップというスタイルで登場した3人でしたが、すぐにパーカーを脱ぎ、臨戦態勢に。ダンス&ムーブでステージ狭しと動き回ります。

「コール&レスポンス、いけてますよ!」と盛り上げ、クールなチューンを連発。わかりやすくキレのあるリリック、体が自然に揺れてくるエッジの効いたビートに会場の盛り上がりが止まりません。

MCでは「またできてよかったね」「何年ぶり?」と懐かしそうに話し始めます。そしてこたつで千鳥の大悟が寝ていた、中川家・剛とゆりやんがコント始めた、ハリウッドザコシショウさんがネタの用意をし始めるなど、楽屋のレアな裏話を披露。さらに今作っている雑誌『余談』で、小籔に出てもらっているということも告知します。そして、次の曲『レッツロックオン』のサビについて説明し、会場中の手が上がっていれば盛り上がってる絵は撮れる、と断言。その絵があれば今年の『コヤソニ』も盛り上がったんだなとなる、とボーズが話すと会場は笑いに包まれます。

ここで『KOYABU SONIC』でやるために作った曲があるということで、ゲストとしてEGO-WRAPPIN'を呼び込みます。いい曲作ろうと一緒に作ったという『ミクロボーイとマクロガール』はソリッドなラップからスタートするクールなチューン。中納のボーカルパートでは突き抜けた開放感を感じさせてくれる名曲した。

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ここで小籔がステージへ。「今夜はブギー・バック」をやってないことを指摘すると、『コヤソニ』のためにすごいゲストを呼んでいるからとBoseさん、会場からは歓声が。そこにやってきたのが岸大介(ダイアン・西澤)。スチャダラパーの3人が呼んでないというと「太秦の空き時間でうろうろしてる」と返答。そこからひとしきり続くコントに会場は爆笑です。

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そしてやっと「用意してたゲストとはチョット違う、この人のワケないでしょう」改めて本当のゲストを呼ぶことに。登場したのは、ビンクのジャケットにヒゲ、サングラス姿のダイアン・津田。「...鈴木雅之です」と自己紹介しますが、緊張してるから声ちっちゃいと小籔にツッコまれます。

そしてサビを津田に任せるという英断で演奏された名曲「今夜はブギー・バック」では、会場全体が横揺れで盛り上がりました。ライブ終了後のトークで3人は「(『コヤソニ』が)復活してよかった」と笑顔。そして小籔に「3日間あるから打ち上げではしゃぎすぎないこと」と釘を刺していました。

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●ネタステージ

続いてはネタのコーナー。まずはゆりやんレトリィバァが登場。超有名キャラクターを思わせるスタイルで披露されたネタに会場は笑いに包まれます。

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二番手はかまいたち。フェスらしく登場していきなり客席にタオルを投げる山内。続いて濱家もタオルを投げてからネタに突入。キングオブコント優勝をアピールしますが「劇的に仕事が増えました、にゃんこスターが」と自虐ギャグもはさみつつ、しっかりと笑いをゲットしていました。

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次は千鳥の出番。まずは少し前にステージにいた津田について「あんな扮装でガチガチ」と暴露し、笑いを取ります。寿司屋のネタでは大悟の表情やしゃべりにノブのキレのいいツッコミがハマり、会場は爆笑でした。

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続いては中川家の登場です。剛はタオルをぶらぶらさせてステージへ。会場に投げるのかと思うと「風呂屋のオッサン」のネタをかまし、最初から爆笑をゲットします。街で見かけたオッサンの様子、得意の電車ネタなど、顔やしゃべり、体全部を使った息ピッタリのネタに会場は笑いが止まりませんでした。

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そしてステージにネタを披露した全員が集合。まずはかまいたちが、近況を報告。山内は賞金が入ったら仮想通貨に全部ぶっこむと宣言。ゆりやんはまだネタのときのままのしゃべりで登場するも、ボケを礼二にダメ出しされます。千鳥は2014年の『コヤソニ』で小籔のオーダーでスベリまくった思い出を語り、中川家はここでも小ネタを連発。大いに会場を盛り上げていました。

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●Chara
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「この方が出てくれるとなって飛び上がりました」と小籔のコールでステージにやってきたのはChara。ファンクなリズムにのせ、おなじみの甘くハスキーな歌声が響けば、すぐさま会場はCharaの色に染まります。

1曲目終わりには「酒井藍です」とボケるレアな瞬間も。そして「暑いからみんなでフーフー言って」と客席にフーフーを要求。さらにあと2曲と話したときの会場のリアクション「エ〜ッ!」を聞いて、「いいともみたい」と笑顔のChara。リラックスしたステージに、会場も歓声でレスポンスします。新曲「Sympathy」も含め、しっかりとCharaワールドを満喫できたステージでした。

ステージ後のトークでは、小籔がCharaさんと同い年とのことで「全然違うな、チャラとコヤでは全然違う」と話し、笑いを誘います。そして以前の『コヤソニ』に登場してくれたときの思い出話も披露していました。さらに吉本新喜劇ィズの小籔サイン入りペンライト、Tシャツ、撮影会などが当たるCD購入者対象の抽選会も行なわれました。

ここで再び楽屋中継のコーナーへ。女キャッチャーによる「『コヤソニ』のベンチ裏リポート」がスタート。千鳥やかまいたち、ゆりやんとの絡む女キャッチャーは少しずつにクセになるおもしろさ。最後はノブの「大脇毛」も飛び出し、会場から笑いが起きていました。

●EGO-WRAPPIN'
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小籔の「むちゃくちゃ毎回盛り上げてくださるみなさんです!」のコールで、次にステージへやってきたのはEGO-WRAPPIN'。1曲目からアップテンポのナンバーで会場を自分たちのグルーヴに巻き込んでいきます。

MCでは「『KOYABU SONIC』復活おめでとうございます、誘っていただいて7回目になります」と話し、実は最初は自分たちから出たいとスチャダラパーのBoseさんにお願いしたというエピソードも披露してくれました。

ステージを右へ左へ動き回り、小さな体で力強い歌声を聞かせ続けるボーカルの中納良恵さんは圧倒的。バンド、オーディエンスと渡り合っても一歩も引かないどころか、引っ張っていってしまうパワーには凄まじいものがあります。ホーンや鍵盤が映えるスリリングなアレンジの曲を次々に繰り出すライブは、盛り上がりも止まることがありませんでした。

ライブ終わりのトークでは「よっちゃん(中納)が新喜劇ィズのライブに来てくれた」と小籔が裏話を披露。そして来年もコヤソニに来てくれるという約束を取り付けていました。

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●吉本新喜劇ィズ
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トリを飾ったのは小籔率いる吉本新喜劇ィズ。バンドのセッティング中、小籔に代わってMCで登場したのは楽屋中継などを担っていた女キャッチャーこと守谷日和です。今別府は3年ぶりに『コヤソニ』の舞台に立ち、「3年前のことをいろいろ思い出しました」と振り返りました。守谷は女キャッチャーで登場する際、「CHARAさんのステージの後に楽屋中継で登場する際、CHARAさんと女キャッチャーの間で女の闘いがあった」と勝手に火花を散らしていたと話します。守谷は3日間出ずっぱりになると知ったのは開催直前で、出演が決まってからの1か月は不安で眠れなかったとそうです。

いよいよ吉本新喜劇ィズのステージへ。メンバーはドラムの小籔のほか、ボーカルに宇都宮まき、ギターに松浦真也、キーボードに金原早苗、そしてベースはチャットモンチーの福岡晃子さんです。小籔のバスドラが響く中、「皆さん、こんばんは。吉本新喜劇ィズです。私たちはオリジナル4曲があります。1曲目はカジヒデキさん作詞作曲の『アイ ラブ ジョージ!』です」とまきのMCでスタート。カジさんもステージに飛び出し、一緒に歌うというサプライズもありました。また、島木譲二を思って作られたこの曲。島木の写真も掲げられ、その面影を偲びました。クリープハイプの尾崎世界観さんに中山美保のことを伝えて作ってもらったという『マドンナ』では、まきが明かした中山美保とのエピソードを彷彿させる歌詞にも聞き入りました。吉本新喜劇ィズが作詞・作曲・編曲を手掛けたメタルサウンドの『TATSU-G』は井上竜夫へのリスペクトをスクリーム。最後は「吉本新喜劇のテーマソングになればいいと思っています」と『Luck book new joy play?』を。金原はトロンボーンで参加。きらびやかな管楽器とエッジの効いた弦の音が絡みあい、疾走感と重厚感あるサウンドで魅了。「吉本新喜劇を見て」とストレートに訴えるメッセージソングでした。まきも間奏でトランペットを披露。松浦はメタリックなギターを響かせ、福岡さんの安定感あるベースと小籔のドラムも息ピッタリ。爆乳三姉妹のコーラスも華やかに彩り、最後まで会場を盛り上げました。

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エンディングでは出演者が全員集合。『KOYABU SONIC』の新定番になるであろう『アイ ラブ ジョージ!』を全員で合唱、以前と変わらぬピースフルな空気で包み込み、1日目を無事に終えました。「復活しようか悩んだ3年間でしたが、こんなに盛り上がっていただいて復活してよかったです。また来年もやったらぜひとも来ていただきたいです!」と挨拶し、幕を閉じました。

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【インテックス大阪2号館】
ミニステージのある2号館はフードブースも超充実。土山人や大阪王将、炭火焼肉たむら、宮田麺児など、大阪の人気店がずらりと並んでいたほか、ハンバーガーや唐揚げ、広島焼き、焼きそば、丼、スイーツなどなど、種類豊富なメニューが勢揃い。会場内に設置されているテーブル席で、たくさんの人が絶品メニューに舌鼓を打っていました。2号館ではほかにもオフィシャルグッズ販売のブースや記念撮影コーナー、コヤソニカプセルが設置されたキッズブースなども展開。音楽以外での楽しみもたっぷりと用意されていました。

ミニステージでは、協賛企業のPRやおすすめ情報をMCと芸人が紹介していきます。一発目は爆乳三姉妹がMCを担当。小籔、すっちー、酒井藍のよしもと芸人キャラもステージに招き、『KOYABU SONIC2017』の出演者などの紹介や、飲食ブースの紹介をしました。また、集まったお客様にどのアーティストや芸人を観に来たか尋ねるなど、近距離を生かしたコミュニケーションも楽しみました。

mandaiと大阪王将のPRステージでもMCに爆乳三姉妹が登場。続いて小籔も現れ、会場は大きな拍手に包まれます。「みなさん、ありがとうございます!」と挨拶しながら、会場中に手を振りまくる小籔。mandaiのPRステージで小籔は「チケット代が96,000円になってしまうところ、mandaiさんのおかげで安くできました!ありがとうございます!」と感謝。mandaiさんのご協力で運営費が「グッと安くなりました」と話します。「冷蔵庫がいっぱいでも自分はmandaiさんで何か買う、みなさんもどこのスーパーにしようか迷ったらmandaiへ」と強烈にアピールしました。mandaiでは9月の1カ月間、コヤブソニック招待と小籔との記念撮影ができるキャンペーンを行っていたそう。その当選者が来ているとのことで、ステージ上で記念撮影を行うことに。小籔はその場でサインを書き、当選者と写真に収まりました。mandaiのブースでは無料抽選会が行われていることも告知し、PRステージは終了しました。

大阪王将のPRステージでは「お腹空いたら大阪王将に行け、と後輩に言うてます」と小籔。ステージ上では、爆乳三姉妹の次が餃子を試食し、「うみゃ〜! 間違いないですね!」と絶賛しました。長女のヒデチチは大阪王将でバイトをしていたことがあるとアピール。最後は小籔が「新しい車を買ったら、ボンネットに大阪王将と入れてください」と観客に語りかけていました。日光ホームのPRステージは、金原早苗、松浦真也がMCで登場。ゲストにシャンプーハットを招き、『KOYABU SONIC』の見どころや日光ホームのPRを繰り広げました。PRでは、なぜこいでだけがCMに起用されているかという裏話も披露。ここでしか聞けないトークに盛り上がりました。

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生放送中のFMOブースでも芸人たちが大活躍! まずは服部ひでこ、森田まりこ、岡田直子からなる爆乳三姉妹が登場。ボディラインを強調したレオタード姿の3人は、午前中から刺激の強い自己紹介で盛り上げます。また、爆乳三姉妹結成のいきさつを語り、モリチチこと次女の森田が得意ネタであるCHARAさんのモノマネを披露。オカチチこと三女の岡田は口を開けば「私なんかが...」と謙虚ながらもお決まりの自己PRは欠かさず、「何回言うんですか!」とつっこまれる場面もありました。そして三姉妹は吉本新喜劇ィズのコーラス隊としても参加しているので、「最後までステージを見てほしい」とPRしました。

金原早苗と松浦真也も登場し、トークを繰り広げました。ライブステージを見てきたという松浦は、「前半からアレでもつのかというくらい飛ばしていた」とビックリした様子。一発目からあのテンションだと最後に出る自分たちはどうしたらいいのか、と話します。吉本新喜劇ィズの曲の仕上がりを尋ねられると「昨日も1時間リハーサルした」とアピール。ずっとベースなしで練習していたので音がスカスカだったものの、ベースが入った途端に安定したと金原もホッとした表情です。そして吉本新喜劇ィズの『アイ ラブ ジョージ!』が放送され、プチ生演奏も披露しました。今回のコヤソニで気になるバンドを聞かれた金原は初めてのライブで対バンした「空きっ腹に酒」と回答。松浦はたくさんいて絞りきれない様子です。ほかにもフードブースの気になるメニューについてのトークなどを繰り広げた二人。ラストに金原は「エンディングはミュージシャンや芸人さんがみんなでいっしょに歌うんです、その演奏するのがめちゃ緊張するけど、めちゃくちゃ楽しみ」とステージに向けての思いを語り、松浦は「お笑いコーナーで出張新喜劇があるかも...⁉」と告知。FMOブース前も大勢の観客が詰めかけ、盛り上がりました。

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2017年11月 5日 (日)

3日間、トリを務めた小籔千豊率いるバンド・吉本新喜劇ィズが振り返る『KOYABU SONIC 2017』

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『KOYABU SONIC2017』の最終日、11月5日に吉本新喜劇座長・小籔千豊率いるバンド、吉本新喜劇ィズが囲み取材に応じ、最終日をはじめ開催した3日間を振り返りました。

「10年前に『KOYABU SONIC』をやろうなった時は、『サマーソニック』に出られへんかったから自分らでやろうかみたいな軽い気持ちでしたが、たくさんの人が僕みたいな者に協力してくれて、10年経ったらこんなに大きくなりました。最初は3000人の会場(大阪城音楽堂)でしたが、それでも十分大きいところだったので満足していて。スチャラダパーさんに"こんな優しい雰囲気はないし、音楽と笑いが融合しているのは珍しいし、何よりもみんな小籔くんに誘われてきている感があるから、知らないアーティストとも小籔くんの友達? 俺もみたいな、友達の友達みたいな感じで仲良くなれるからいいね"みたいなことを言ってくれて、その言葉に甘えてずっと続けてきたら、こんなことになりました。僕らみたいなバンドがやっているフェスなんて誰も出たくないと思いますが、優しい人たちに囲まれて、こんなことができて、縁とか、出会いが大切だと改めて感じました。ありがとうございました」と小籔。

金原早苗は「吉本新喜劇に入って12年目ですが、新喜劇に入った時は、まさかこんなメンバーでバンドをやらせてもらって、ライブもやらせてもらって、自分たちのCDを出すなんて思っていなかったので、本当に感激です。もっともっとこれからも上を目指して頑張っていきたいと思います」とさらなる意欲を燃やしました。

松浦真也は「バンドの方は最終日で、完璧に仕上がっています。問題ないと思います」と自信たっぷり。ですが、懸念事項があるようで...「打ち上げの司会を任されていて、そっちの方が頭にずっと演奏中によぎっていて"どうしよう、どうしよう"と」。とはいえ最終日はバンドに集中し、爆発したいと意気込みを語りました。

今年の打ち上げは松浦と今別府が司会を担当しているのですが、小籔曰く「RGがいない穴はデカかったです。打ち上げのRGは神がかっていたので」。今後、5年、10年と『KOYABU SONIC』を続けて行き、クオリティを上げていきたいと話しました。

宇都宮まきは初開催から出演。コラボ企画がいつも楽しみだと言います。「特に、今まで聞いたことないであろう小籔兄さんの好きな曲に挑戦する池乃めだか師匠の姿を間近で見ていて、それを楽しみにしていました。『コヤソニ』が1回終わって、これでめだか師匠のコラボが見られないのかとすごく残念に思っていたのですが、今回復活して、しかもPerfumeとのコラボということで。めだか師匠は聞いたことないかもしれない若い女の子たちの素敵な歌を一生懸命練習されていて、今日は本番で完璧に歌われて。その姿を見て、同じ舞台上で涙が出ました。『コヤソニ』のいいところはそういうコラボ企画があるところ。おじいちゃんが頑張っている姿とかを観られることもすごいところだと思いました」と感極まった様子で話しました。

「確かに、おじいちゃんの頑張っている姿が観られるフェスはたぶん、『コヤソニ』だけやと思います。桑原師匠も頑張ってくれまして、ありがとうございました」と小籔、音楽と笑いが融合したフェスの醍醐味を噛みしめました。

福岡晃子さんは「『KOYABU SONIC』はチャットモンチーとしても結構、出させてもらっていたのですが、今回は3日間とも吉本新喜劇ィズがトリをやっていて。開演中、ずっと司会をやっている小籔くんが、バンドではそのまま普通にドラムをやっているという、その姿がすごく面白いですし、ほんまにバンドマンになってきてるんやなって思いました。このフェスを通してだんだんバンドマンの方に寄ってきている感じがすごく面白いなと思っています。これからも続けて行くと、本当に音楽と笑いが密着したフェスになっていくんだろうと思いました」と将来の姿も見据えたご感想を述べられました。

吉本新喜劇ィズは数百人規模のライブハウスでデビューを飾り、2回目のライブで福岡さんが徳島で開催している『こなそんフェス』に出演。そして『サマーソニック』にも出演とフェスも経験しました。今回、3日間トリを務め、「普段、いかに適当に練習しているか改めてわかるというか、普段注視していない細かいところがすごく気になりましたね。また次に向けて、1年かけて鍛錬したいと思いました」と出来を分析する小籔。

「僕らのバンドはまだ"ごまめ"の状態だと思うんです。"芸人にしたらまあまあ"みたいなところから、"バンドもええやん"とたくさんの人に思ってもらえるよう、僕らは舞台経験を肥やしにして頑張っていきたいと思います。バンドとしても徐々に上手になっていくと思うので、成長をともに見守っていただきたい」とますます上を目指すと宣言。「10年後に"ほんま、あの時は下手やったけど、うまくなったよな"と言ってもらえるように、この10年を頑張りたいと思います」と気合を入れました。

バンド活動も盛んになっている小籔。「もう少しお笑いの仕事がほしいなと思うのですが、もし、お笑いの仕事がなくなってもバンドで飯を食えるよう、リスクを回避するというか、小籔家の家長としてご飯を食べていかなければならいので」と本気であることをアピール。「新喜劇もバラエティもあかんようになって、ドラマも出られへん、モデルも出られへんようになったらバンドでご飯を食べようと思います。バンドは生活のためです」とプロとして頑張ることも宣言しました。

3日目の終盤、スペシャルゲストで笑福亭鶴瓶さんが飛び入り出演され、ステージ上で小籔とミニトークを展開しました。「鶴瓶さんはいつもほんまに忙しいので、毎回"どっかで行くわ"って言ってくれるんです。でも今年は無理やろうと思っていました。そしたら前日の22時頃に"明日、行けるようになったから、明日行くわ"と連絡があって、ふらっと来てくださいました。復活前の『コヤソニ』の後半は、何年も連続で飛び入り出演してくれています。何でか分からないけど、僕のことをめちゃかわいがってくれて、新喜劇のみんなもかわいがってもらって、ごはんに連れて行ってもらったりしていて、会社が違うのに"吉本新喜劇は大切や。吉本新喜劇は大阪の宝やで、ほんま"と鶴瓶さんが言ってくださるんです」としみじみと語ります。小籔の公演には差し入れしてくださることも多く、「僕が東京で公演したときには、すごく大きいクーラーボックスが届いて、中にアイスキャンディーが100本以上あるんです。出演者の人数以上に差し入れしてくれて、すごくありがたいです。差し入れお化けですね、鶴瓶さんは」と感謝の意を表しました。

【小籔千豊】【松浦真也】【宇都宮まき】【金原早苗】

2017年11月 4日 (土)

人気コンビがMCを務める、よしもと漫才劇場新公演「もっともっとマンゲキ」スタート!

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アインシュタインやトット、吉田たち、プリマ旦那といった人気コンビがMCを週替りで担当する、よしもと漫才劇場新公演「もっともっとマンゲキ」がスタートします。毎週水曜に映像配信サービス「大阪チャンネル」で生中継されるこのプログラム。記念すべき初回公演&配信が11月1日(水)に行われました。

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まずはネタからスタート。トップバッターはからし蓮根。合コンでのやりとりを独特の間合いでどんどん笑いに変えていきます。二番手はピン芸人のヒューマン中村。「最近気づいたことを見ていただきたい」とネタがスタートするも、リアクションの薄さに「聞いてます?」と客席にツッコミ。歌詞カードや、ことわざなど、言葉を使ったネタを次々に繰り出します。

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次のセルライトスパは、体操服姿の2人が縄跳びにチャレンジするネタを披露。大須賀の姿が笑いを誘います。続いてはアインシュタインが登場。カップルのドライブデートがうらやましいとのことで、いつかのためにリハーサルを始める2人。ツッコまれるたびにアゴを気にする稲田の様子が大ウケでした。ラストはかまいたち。心理テストのネタを始めますが、山内の表情、言い回しに爆笑が起こっていました。

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ここから今回のMCであるアインシュタインが再び登場。大阪チャンネルでの生配信がスタートすることを告げます。ステージ上のモニターでカウントダウンが始まり、いよいよ生配信の開始。週替りでMCが登場することなどを説明します。河井は台本が分厚く準備が大変だったと話しますが、自分は進行じゃなく笑顔担当とうそぶく稲田。最初から会場は盛り上がります。

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まずは「リレー企画!●●からの指令実行ショー」です。「もっともっとマンゲキ」ではオープニングの企画を週替りの各MCがリレーでつないでいくということを説明。一回目の指令は「番組スタートにふさわしいお客さんと一緒におもしろコール&レスポンス」でしたが、「会場中のストレスを僕にぶつけてください」と稲田。本人が「稲田は」「シャクレ」、「稲田は」「ハゲ」、「稲田は」「鬼の子」という3つのコール&レスポンスからスタートすることを提案。会場全員が右拳を上げて言われたままにコール。言葉を全身で受け止める稲田でしたが、なぜか「しばくぞ!」と絶叫。会場が爆笑に包まれます。

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ここからクロスバー直撃、てんしとあくま、セルライトスパ、からし蓮根が前半メンバーとして登場。てんしとあくま・かんざきの本名イジリから始まったのは「週刊もっともっとランキング」です。事前にメンバーが書いたトークのテーマからおもしろいと思うものをゲストが選び、ランキングするこの企画。1回目のゲストはかまいたちの2人です。

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今回のテーマは「納得いかんニュースランキング!」。「納得いかんことはないですか?」と振られた山内は、先日優勝したコンテストについて「自分たちなりの売れ方がある」と力説。しかしすぐに後ろを向いて「チキショー!」と本音を爆発させていました。

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ランキングの発表では、稲田が実は沖縄の血を引いていること、クロスバー直撃・渡邊の作り話疑惑、てんしとあくま・かんざきのグタグタエピソードなどが披露され、会場が大いに盛り上がるなか、最下位にランクインしたのは、からし蓮根・伊織。タイトル、内容ともしっかり最下位と酷評され、罰ゲーム「もっともっとケツバット」を受けていました。

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続いて後半のジュリエッタ、ラフ次元、ロングコートダディ、ヒューマン中村が登場。男前とブサイクに分かれてゲーム対決を行いました。稲田の仕上がりが素晴らしかった「パンストフラッグ対決」、ブサイクチームがヒューマン中村の仕上がりで勝利した「にらめっこ対決」、ラフ次元・梅村がまさかのテクニックを披露した「二人羽織早食い対決!」などのゲームに会場は爆笑です。

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ラストの「強風伝言対決!」は、ジュリエッタ・井尻vsアインシュタイン・稲田の対決に。井尻もかなり健闘しますが、そこは稲田の破壊力。会場だけでなく、ステージ上の出演者も爆笑するという、この日一番の笑いを生み出していました。

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ゲームでのポイントがドローだったため、勝敗は会場の拍手で決めることになりますが、なんと男前チームへの拍手がゼロ。ブサイクチームが圧倒的勝利を収めました。罰ゲームは井尻に決定。「顔面ビリビリケツバット」で会場を盛り上げました。

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これでコーナーは終了。今日の出演者が再びステージへ集合です。次週MCのトットへリレー企画のお題「おもしろ自己紹介ギャグ」が発表されたあと、河井から毎週いろんなゲストを迎えることが話されたほか、大阪チャンネルへの登録のおすすめ、よしもと漫才劇場でも楽しいイベントを毎日行っていることなどがアピールされました。ラストはラフ次元が11月14日(火)に10回目となる単独ライブ、ジュリエッタも12月17日(金)に単独を行うことを告知。ステージは幕を下ろしました。

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毎週水曜日の生配信がスタートした「もっともっとマンゲキ」。このプログラムのほかにも、よしもと漫才劇場では、毎日たくさんのイベントが開催されています。よしもと漫才劇場にぜひ足をお運びください!

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【アインシュタイン】【かまいたち】【クロスバー直撃】【ジュリエッタ】【ラフ次元】【てんしとあくま】【セルライトスパ】【ロングコートダディ】【からし蓮根】【ヒューマン中村】

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バンドの生演奏や歌・ダンスなど見どころ満載! 神保町花月本公演第500回記念公演『ひとしずく』

10月15日(日)、東京・神保町花月にて神保町花月本公演第500回記念公演『ひとしずく』が開催されました。
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記念すべき神保町花月本公演の500回目となる今作は、神保町花月の今後を担っていく芸人と俳優班所属の俳優陣との合作となっており、しっかりと芝居で魅せることはもちろん、今年初めから芸人たちが練習を重ねた楽器(ランパンプス・寺内=トロンボーン、ランパンプス・小林=ドラム、スクールゾーン・橋本=ハーモニカにそれぞれ初チャレンジ)の生演奏や歌、ダンスなど、見どころが盛りだくさんの公演となりました。

スクールゾーン・俵山扮するジュンペイのヴァイオリン演奏から舞台は幕を開けます。

小笠原諸島のあたりにある小さな島・夢見島から音大の受験勉強をしに東京へ行くしずく(児玉絹世)が、海辺で父親・トオル(ゴールドバーグ・ともきち)と別れを告げ、東京に向かうことに。
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しずくの幼なじみのジュンペイは、東京にあるジャズバー『ラ・ロゼ』で住み込みのバイトをしながら演奏していますが、譜面も読めず、バンド仲間のジョージ(西村ヒロチョ)からイヤミを言われる毎日。そんなジュンペイにしずくから「契約したはずのアパートが手違いで契約できてなかったからこれから会いたい」と連絡が入りますが、しずくには見栄をはって「楽団の教育係をやっている」と言った手前、焦るジュンペイ。結局、みんなに泣きつき、口裏を合わせてもらうことにします。
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そんな『ラ・ロゼ』にしずくがやってきて、久々の再会を果たすしずくとジュンペイ。ジョージは「あなたの心のバルコニーです」とキザな自己紹介をし、笑わせます。ドラムのリョウタ(ランパンプス・小林)から「ジブリ感がすごい」と言われるほど天真爛漫なしずくが、「ジュンペイ兄、すごい!」とあっさりだまされていたところ、何も知らずに店にやってきたショーガールのかえで(伊藤真奈美)が全部バラしてしまうことに。
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バレてしまったものの、「演奏も楽しかったし、やっぱりすごい!」と嬉しそうなしずく。行くところがないしずくに、ゲイの店長(ランパンプス・寺内)が「ここでみんなと一緒に住まない?」としずくを誘い、しずくは店長やジュンペイたちと一緒に店の2階に住むことになります。さらに、来年の2月に閉店することが決まっている『ラ・ロゼ』の最後の演奏会で歌ってほしいとも頼まれ、快く引き受けるしずくでした。
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ある日、店でバンドメンバーとしずくが一緒に練習をしていると、人材斡旋業をしている神代ヒロミ(是近敦之)が入ってきてしずくの歌を聴き、「オーディションを受けてみないか」とスカウトします。その場面を見ていた店長はヒロミを気に入ったようで「夢に出てきてくれないかなぁ」とつぶやいて会場の笑いを誘っていましたが、しずくはあまりスカウトの話に興味が持てないよう。
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最後の演奏会についてみんなで話し込み、気づくと深夜になっていた場面では、店長が時計を見て「ウオノメ! もうこんな時間」と、なぜか驚きの擬音を「ウオノメ」と発し、みんなからツッコまれますが、そのあと、「じゃあ、もう寝るわ。ウオノメ~」と、「おやすみ」のことも「ウオノメ」と言いながら去っていく店長に会場は爆笑!  

実は昔から関係のあるヒロミとかえでが、ヒロミの仕事のことでケンカをしているシーンで第一幕は終了。
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第2幕の幕開けから『マック・ザ・ナイフ』『コパカバーナ』など、ジャズやラテンのスタンダードナンバーを次々と披露する楽団のメンバー。ジョージがかっこよくソロを吹くのですが、気づくとステージに1人きりになっていることに気づいて「誰もいねーじゃねーか!」とツッコむ場面があったり、行き場のない感情を「ヌワァ~!」と謎の言葉を発しながら不思議なポーズをとって表現したりと、随所に笑いあり、音楽ありで観客を楽しませます。
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しずくに『ラ・ロゼ』という店名の意味は"1適のしずく"と言う意味だと話し、「来てくれたお客さんの心に1適の温かいしずくを垂らして潤いを与えたい」と説明する店長ですが、誰よりも言動が自由なのも店長で、ゲイをカミングアウトした後はオネエ言葉も交え(アドリブも交え)、自由さが爆発!

リョウタがしずくに店長の身の上話をしているシーンでは、突然登場して「しゃべりすぎ~!」とツッコみ、リョウタに「ビックリした! クマかと思った」と言われると、真顔で「ヒューマンだよ」と返したり、セリフの語尾にちょいちょい「て、言うじゃな~い?」を入れてきて、それをリョウタにツッコまれると「昨日(波田陽区を)Youtubeで見ちゃって......」と言い訳し、会場を沸かせていました。
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この店を経営している不動産会社の後継ぎでもある店長が、厳しい父親になかなか自分がゲイであることをカミングアウトできなかったり、ホストのショウ(スクールゾーン・橋本)が東北の田舎出身であることにコンプレックスを感じて苦しんでいたりと、『ラ・ロゼ』にかかわるメンバーにも悩みが色々あるよう。そんななか、本当はしずくのことが好きなジュンペイがめでたく交響楽団と契約することが決定したのですが、その楽団が島根にあるため、離れ離れになりたくないジュンペイが意を決してしずくに告白しようとするのですが、リョウタに先を越されてしまいます。最後の演奏会も近づいたある日、やっと自分の思いを伝えられたジュンペイでしたが、返事は保留されてしまうのでした。
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いよいよ最後の演奏会当日。なぜかオープニングで踊りを披露するはずのかえでと連絡がつかず、困った店長は自らが『ダンシングクイーン』をバックにダンスを披露して場をつなぎますが、ピンチヒッターにしてはノリノリのダンスを披露し、拍手喝采を浴びていました。そのあとは『テキーラ』『Paradise Has No Border』と続き、『ラッパと娘』ではしずくがボーカルをとり、ライブは大盛況の中終了。
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この日が受験日でもあったしずく。試験の手応えはあまりよくなかったようですが、そんなしずくにヒロミが「急いでオーディションを受けるかどうか返事をしてほしい」と迫ります。
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一方、ヒロミに内緒でヒロミの子供を産んでいた過去のあるかえでは、ヒロミに子供を産んだことをカミングアウトし、その子のためにも生き方を変えてほしいと懇願します。しかし、そのままケンカとなってしまい、別れを象徴するようなダンスを踊るかえででした。
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さらに、店長もやっとゲイであることを父親に電話でカミングアウトします。しかし最初はなかなか言い出せず、何度も言いかけては「ゲ ゲ......限定品に弱いんだ」「ゲ、ゲ......ゲレンデが溶けるほど恋したい!」と、ボケまくり、笑わせる店長。「僕、ゲ...、原型をとどめてないんだ!」と言ったあたりでリョウタに助け舟を出され、ようやく伝えることができますが、父親はすでになんとなく気づいていたようでした。
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ヒロミは結局、しずくの話を勝手にナシにしてしまったことで制裁を受けますが、今の仕事からは足を洗うことができ、しずくは受験には失敗したものの、声楽のある専門学校への進学を決意し、ジュンペイに「一緒には行けない」と断ります。すると、同じくしずくに告白したはずのリョウタが「ジュンペイと一緒に島根に行く」と言い出し、驚くジュンペイ。実はリョウタは、ジュンペイをしずくに告白しやすいよう、敵役としてしずくに告白したと打ち明け、「楽しかったんだよ、ここでおまえと演奏するの。だから島根で一緒に練習して、何かを見つけたい」と話します。
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それぞれが前に一歩進み、行く道を見つけたところで物語はジ・エンド。最後に『明日』『ラッパと娘』などをバンド演奏で披露し、華やかなステージングで魅せ、聴かせたあと、しずくを始め全員の希望に満ちた表情が印象的なシーンで物語は幕を閉じました。
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【ランパンプス】【スクールゾーン】【そいつどいつ】【市川刺身】【ゴールドバーグ】

2017年11月 3日 (金)

板尾創路監督、映画『火花』の撮影を行なった吉祥寺のイルミネーション点灯式に出席! 大変だった撮影秘話を語る!!

11月3日(金・祝)、東京・吉祥寺駅前広場にて行なわれた『吉祥寺イルミネーション点灯式』に、映画『火花』で監督を務める板尾創路が出席しました。
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毎冬に吉祥寺の街を彩るイルミネーションは、1987年、吉祥寺駅前広場の完成以来、地元商店会や大型店が一体となって飾り始めたもの。サンロード、平和通り、公園通り、ダイヤ街や地元商店会、大型店舗などが本日より一斉に点灯します。
また、今年は本日より来年2月14日までの毎日17時から24時まで点灯されることも発表されました。

来賓とともに、登壇した板尾監督。武蔵野市の松下玲子市長は「本日は、吉祥寺が舞台にもなっている映画『火花』の板尾監督にもお越しいただきました。頑張る若者を吉祥寺が温かく受け入れる映画だと聞いております。観ていただいた方々には、ぜひとも吉祥寺へお越しいただければ。映画『火花』を、武蔵野市をあげて応援して参ります」と挨拶しました。
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駅前広場に飾られた13メートルのイルミネーションが灯ったのち、トークに臨んだ板尾監督。
まず、点灯式の感想を訊かれると「僕のスイッチは本当に繋がっていたのか、心配でした」とウィットに富んだ返答で和ませながら、「映画のタイトルが『火花』で、点灯とかかっているのはいいですね」と話します。
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吉祥寺という街の印象については、「若者の街という感じで、僕らもわいわいと撮影させてもらいました」とコメント。「菅田将暉と桐谷健太という今をときめくスターが主演なので、顔を指されたら(大騒ぎになると)大変だなと思ってたんですが、ちょうど駅前の交番の近くで撮影してた時、おまわりさんが『(次のシーンまで)中に入って』とフォローしてくれてありがたかった。すごく優しいお巡りさんでした」と撮影を振り返りつつ、周囲の協力に感謝します。
サンロードでは主演2人が歩くシーンを撮影したそうですが、「見つかると大変なので、周りを何十人というエキストラの人に固めてもらって(通行人を演じてもらいながら)、2人に自然に歩いてもらってるのをカメラマンさんに前へ入ってもらって撮るっていう。簡単そうに見えて難しい撮影をしました。一度気付かれると二度とできないので、商店街のみなさんのお力も借りながら、なんとか1回で撮ったシーンは見事、完成作にも反映されています」と報告しました。
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MCより見どころを訊ねられると、菅田さんと桐谷さん、それぞれの漫才と返答。「2人とも関西人なので漫才に対する思いは強かったですが、役者さんがやったことがない漫才をやるのは大変なこと。芸人がテレビでコントや漫才をやっているのは簡単なように見えているかもしれませんけど、実際、お客さんの前で漫才をやるのは難しいんです。けど、2人は漫才師になりきって自分達を追い込んで、集中力と演技力でやりきった。役になりきる勇気がすごかったですし、漫才師にしか見えないほど(出来が)素晴らしかったので、観ていただきたいですね。感動しますよ」と菅田さん、桐谷さんの素晴らしさを力強く語りました。
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最後に、「吉祥寺が舞台にもなっている映画『火花』で、監督をやらせてもらいました。自分で言うのは恥ずかしいですが、いい作品が撮れたと思います」と照れながら話しつつ、「原作は又吉(直樹)くんの小説で、芥川賞を受賞している作品ですが、原作を超えていると思っています」と断言!
「小説を読んでいる方も、読んでいない方も楽しめるようにつくりましたし、最後には心が温かくなれる映画なので、11月23日から公開されます! ぜひ映画館に足を運んでください」と、映画館への来場を呼びかけました。
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【板尾創路】

永井佑一郎 初ルミネ単独LIVE―20/40Anniversary―『キャラッパ20』

12月3日(日)、永井佑一郎が東京・ルミネtheよしもとにて芸歴20周年記念となる単独ライブを開催致します。
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今年、芸暦20年・40歳を迎えた永井にとってルミネtheよしもとでの単独ライブは初。これまでの集大成としてピンネタはもちろん、永井佑一郎が生み出した様々な企画をゲストと共に披露します。
ゲストにはトータルテンボス、キクチウソツカナイ。、はいじぃなど同期も集結!
また後輩や永井本人の父親も登場して企画にトークに、ライブを盛り上げます。

【永井佑一郎コメント】
ルミネで単独をやらせて頂ける事への感謝、出演してくれるゲストの皆、劇場に足を運んでくれる皆さんへの感謝を持って、この日に行われる数々のエンターテイメントの一番楽しいLIVEを見せれる様に頑張らせて貰います。
皆さん!20年の節目に僕は背伸びしてルミネで単独をやらせて頂きます!
是が非でも応援宜しくお願い致します。
P.S.40歳になり20年目、これからはお笑いでの時間の方が長くなれます(^-^)v


【永井佑一郎】