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2018年4月

ソーシャルビジネスをお茶の間に! ユヌス・よしもとソーシャルアクション概要発表会見

3月28日(水)、東京・日本外国特派員協会(FCCJ)にて、「ユヌス・よしもとソーシャルアクション概要発表会見」が開催され、ムハマド・ユヌス氏、ユヌス・よしもとソーシャルアクション株式会社 代表取締役社長・小林ゆか、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授・中村伊知哉氏、「ビリギャル」著者 / 坪田塾塾長・坪田信貴氏、吉本興業株式会社取締役 / エリアプロジェクト統括担当・泉正隆、福島県住みます芸人・ぺんぎんナッツ、ゆりやんレトリィバァが登壇しました。
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バングラデシュの経済学者で2006年にノーベル平和賞を受賞したムハマド・ユヌス氏と、ユヌス氏が提唱する「ユヌス・ソーシャルビジネス」の実践と普及に向けて提携することで合意した吉本興業。2018年2月1日には、100%子会社の「ユヌス・よしもとソーシャルアクション株式会社(yySA)」を立ち上げ、 具体的な事業の準備を進めています。

その事業概要の発表の場となった本会見。まずはユヌス・よしもとソーシャルアクション株式会社 代表取締役社長・小林ゆかより挨拶が行われました。

よしもとでは、2011年より全国47都道府県に芸人が移住する「住みます芸人」の活躍により、地域活性化に力を入れてきたことや、2015年にはアジア6カ国でも芸人が活動していることなどを説明した上で、このような住みます芸人たちが現場で向き合った地元の課題を、スタートアップ企業の方々の、全く違う視点や新しいアプローチとマッチングすることが課題解決への道となるのではないか、という思いで具体的な向き合いの場作りを始めることにしたと話す小林。

また、ムハマド・ユヌス氏とともに「ソーシャルビジネスをお茶の間に届けたい」と考え、ソーシャルビジネスを大衆化し、近所のおじさんおばさんにも浸透するようにしたいと明かします。さらに、よしもとが得意とするエンターテインメント=「笑い」の力があれば、その概念や手法を日本やアジア、世界の人々の生活文化に定着させることができるはずだとし、エンターテインメントの力を使って社会問題を解決したいと今後の展望を語ります。
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続いて行われたムハマド・ユヌス氏の挨拶では、先ほど行われた「ユヌス家族会議」がとてもよく、感動したと話した上で、ソーシャル・ビジネスについて、「さまざまな課題があると思いますが、いわゆるプロの知識ではなくて、地域の人たちと一緒に考えて実践していくことは重要なこと」だと話し、「そういった観点からも、47都道府県の住みます芸人という地域活性化のシステムはすばらしい」と評価します。その上で「ともにみんなが力をあわせ、楽しく、そして的確に問題に取り組むことで、資本主義のシステムを乗り越え、全く新しい手法を使って社会をよりよいものにしていきたいと思います」と意気込みを述べていました。

さらに、「ユヌス家族会議」の紹介と、それを受けて今後の取り組み・展開を紹介することに。

吉本興業株式会社取締役 / エリアプロジェクト統括担当・泉正隆は、「住みます芸人」について「東京にはメディアが集中しているため、芸人も東京に集中しています。地方に若者が少ないという状況を少しでも改善するために、地元を元気にしたいと思っている地方出身の芸人を募り、1組ずつ47都道府県に置くことにしました」と、「住みます芸人」をスタートさせた経緯を説明。「現在は全国に121人の住みます芸人がおり、800のプロジェクトを立ち上げ、映画を83本製作し、ふるさと劇団を58団体旗揚げしました」と、これまでの実績を明かした上で「今回、yySAを始めるにあたり、住みます芸人から地域の課題を挙げてもらったところ、350もの課題が挙がってきました。今後は地域の方と一緒になって、地域に貢献しながら地域の課題解決をしていきたいと思います」と今後の意気込みを語ります。

慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授・中村伊知哉氏は、先ほど行われたユヌス会議について、全国の住みます芸人が課題を発見し、報告したものの中から、3点の課題について、芸人3組がコメディでその問題をプレゼンテーションし、スタートアップ企業からさまざまなアイデアが出たと、そのアイデアの具体例を挙げながら説明し、「社会問題を面白くすくい取って、みんなで解決法を考える、そのキックオフミーティングでした」と記者に報告します。

「ビリギャル」著者 / 坪田塾塾長・坪田信貴氏は、スタートアップ企業の代表者として、今回の事業について、「ユヌス氏、よしもと、地方の人々、スタートアップ企業がみんなで社会問題を解決しようというものだと思っています」と話します。また、「ソーシャル・ビジネスは社会問題を扱うため、なにかと重くなりがち。でも"明るく楽しく"やっていくのが大事だと思う」と話す坪田氏。さらに「芸人のコミュニケーション能力の高さをビジネスに使うと成功しやすい」とも話し、具体的なビジネスモデルを例に挙げ、みんなが楽しく社会問題を解決できる可能性を提示していました。

続いてはぺんぎんナッツ&ゆりやんレトリィバァ。福島県の住みます芸人・ぺんぎんナッツは「高齢化、少子化、高齢者の孤独の問題、商店街後継者問題」と、問題が山積している福島の現状を報告し、「みなさんの知恵を借りながら、その地域に住んでいる芸人として、今後も一生懸命問題に取り組んでいきたいと思います」と改めて意気込みを見せます。

一方のゆりやんは「上戸彩です」と自己紹介したりと会場中を笑いに誘いますが、以前、奈良県の住みます芸人だったことに触れ「私も地域の後継者不足を実感したことがあります」と神妙な顔で話します。しかし次の瞬間、「どうやったら人手不足が解消できるか、もしかしたらわかるかもしれません......」と言い出し、やにわに床に何かの計算式を書き出す(フリをする)ゆりやん。しばらくしてから「......まったくわかりません(笑)!」と言い、またもや会場を笑いに誘っていました。
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最後にユヌス氏が、「芸人は非常にパワーを持っています。芸人のパワーを生かして、問題を解決していくことが大切ですし、住みます芸人は地域の物事を変えることができると思います。日本の社会問題は、日本だけの問題ではありません。こういった活動は他の国にもヒントになるのではないかと思います」とコメントしていました。

続いて行われた質疑応答では、「政治の世界にも芸人が必要なのでは?」という質問に対し、ユヌス氏が「ソーシャル・ビジネスは純粋に社会を変えるために立ち上げているもの」と話した上で、「資本主義のシステムは単なる機械。しかも今では富裕層が資本を吸い上げるというひどいシステムになってしまっている」とし、「必要な人に富がいき渡るシステムに機械を修理する必要がある」と話します。

「具体的な成功事例を教えてください」という質問には「立ち上げたばかりなので、まだ成功事例はない」としながらも、「学校生活ではうまくいかなかった人たちが個性を発揮して、地方からスターになる仕組みをずっと作ってきた会社がよしもと。そういった意味では、ソーシャルビジネス的なことを昔からやってきたとも言えると思います」と話す坪田氏。さらに、「だからこそソーシャルビジネスにシフトし、それにエンターテイメントとメディアの力を乗せてビジネスとして成功するのはそんなに難しいことではないのかなと思う」と見解を述べていました。

「バングラデシュでのソーシャル・ビジネスに、日本でのソーシャル・ビジネスをやる上でのヒントはありますか?」という質問には、ユヌス氏が「バングラデシュでやっているソーシャル・ビジネスの考え方を日本でも実現することは可能です」と、具体例を挙げながら回答していました。

これまでの取り組みをパワーアップさせ、"楽しみながら"継続させる仕組みを作っていくユヌス・よしもとソーシャルアクション株式会社の今後の活動にご注目ください!
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【ぺんぎんナッツ】【ゆりやんレトリィバァ】

月亭方正ら末廣亭の高座に感激! 特別公演『よしもと落語 末廣亭深夜寄席』レポート

3月30日(金)、東京・新宿末廣亭にて、特別公演『よしもと落語 末廣亭深夜寄席』が開催され、月亭方正、桂三若、桂三四郎、桂三度の4名が末廣亭の高座に上がり、落語を演じました。

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伝統ある末廣亭の特別公演として実現した今回の企画。
21時半開演で、若手落語家の修業の場となる『末廣亭深夜寄席』ですが、この日は立ち見客も出る大入り満員となりました。


出囃子に乗って最初に登場したのは、桂三度。
拍手喝采で迎えられた三度は、「みなさん、気軽にサンディーと呼んでください」と笑顔で挨拶すると、すかさず「サンディー!」との掛け声もかかりました。

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大阪の肥えたおばちゃんが、「JUST」と書かれたピッチピチのTシャツを着ていたという枕から入った三度は、「真夏の話でお付き合いいただけたら...」と古典落語『青菜』を披露。
知り合いの旦那とその奥さんの青菜にまつわる粋なやり取りを聞いた植木屋が、真似しようとするも...といったストーリーで、三度流のアレンジも加わり、会場は大いに盛り上がりました。


二人目の桂三四郎も、「よしもとの落語寄席を末廣亭でやれるのはうれしいことですよね」と末廣亭と来場者に感謝を述べてから、自己紹介をし、上京して7年が経ちながらも「まだ馴染めてないですね。よそ者感があるんですよ」と吐露。

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そこから、学校公演で触れ合う東京と大阪の小学生の違いについて語ったのち、転勤のはてに東京へと染まっていく大阪の家族を軽妙に描く創作落語『二転三転』を披露しました。


三人目の桂三若は、枕で歌舞伎と落語の違いについて語り、「歌舞伎に観に行ったら、みんなに言いふらすでしょ?」「落語観に行く時は、内緒にしてますからね」といった自虐で共感(?)の笑いを誘います。

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そして、素人浄瑠璃に興じる大家の旦那と、その浄瑠璃から理由を付けて避ける人々を描いた古典落語『寝床』で沸かせました。


この日のトリを務めたのは、月亭方正。
末廣亭の趣ある雰囲気に感激した様子で、「落語はいいわー。テレビはイヤ」「この間もゴボウで殴られました」「痛いことをするんだったら金をくれ!」とバラエティーで受ける仕打ちに、愚痴が止まりません。

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そして、自身の子供について「子供3人にも恋愛をして欲しいなあ」といったセリフから、古典落語『宮戸川』を披露。
深夜に締め出しを食らった若い男女が、なんでも早合点するおじさんのもとを訪れるといったストーリーで、駆け足の動作やおばさんの声色など、笑いどころもたっぷり。
男女が布団に入り、これからというところで「お時間でございます」との下げが決まり、笑いと拍手に包まれながら、お開きとなりました。

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今後とも、『よしもと落語』にご注目ください。


【桂三若】【月亭方正】【桂三四郎】【桂三度】

よしもとがノーベル平和賞受賞のムハマド・ユヌス氏とタッグを組み、ソーシャル・ビジネスをスタート!「ユヌス家族会議」

3月28日(水)、東京・ペニンシュラ東京にて「ユヌス家族会議」が開催され、ムハマド・ユヌス氏、経営学者・野中郁次郎氏、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授・中村伊知哉氏、ユヌス・よしもとソーシャルアクション株式会社 代表取締役社長・小林ゆか、ダイノジ・大谷ノブ彦、銀シャリ、ゆりやんレトリィバァが登壇しました。
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バングラデシュの経済学者で2006年にノーベル平和賞を受賞したムハマド・ユヌス氏と、ユヌス氏が提唱する「ユヌス・ソーシャルビジネス」の実践と普及に向けて提携することで合意した吉本興業。2018年2月1日には、国内の身近な社会問題を吉本興業がエンターテインメントの力で解決すべく、100%子会社の「ユヌス・よしもとソーシャルアクション株式会社(yySA)」を立ち上げ、ユヌス・ソーシャルビジネスを生活圏に届くカルチャーとして発信すべく、具体的な事業の準備を進めています。

そこで今回、yySAの監修を務めたムハマド・ユヌス氏をお迎えし、キックオフミーティングとなる 「ユヌス家族会議」を開催。これからの活動方針を発表するとともに、ユヌス氏の講演やビジネスミーティングとして社会課題解決ディスカッションを行いました。

司会の山口智充とロバータが登場し、まずは本会議でファシリテーターを務める慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授・中村伊知哉氏を呼び込みます。続いて、中村氏よりムハマド・ユヌス氏のプロフィールとユヌス・ソーシャルビジネスの紹介、また本日の会議の内容についての簡単な説明がなされました。
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ユヌス・ソーシャルビジネスとは「社会問題解決を目的としたビジネス」であり、「たとえば、 よしもとが7年前から行っている"47都道府県の住みます芸人"プロジェクトも、地域の活性化を目指し、芸人さんがその地域に光を当てる活動を行っているという点でソーシャルビジネスと言える」と中村氏が話すと、「"芸人さんが光を当てる"......。その芸人さんに光を当ててほしいですけどね」とツッコみながらも「住みます芸人はその地域の生の声を集められますもんね」と賛同する山口。

続いて、オープニングアクトとして川畑座長率いる『吉本新喜劇』がミニサイズで上演されました。松浦真也が小林社長の歌を即興で作ったり、老老介護などの社会問題をブルースに乗せて歌ったりと、本会議のテーマに沿った話の内容で新喜劇は進行、最後には新喜劇メンバーに呼び込まれ、ユヌス氏が登場します。
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新喜劇メンバーよりユヌス氏の講演スタートが紹介され、講演『お笑いとエンタメと、ユヌス・ソーシャルビジネス』がスタート。

"家族会議"というネーミングについて、「私の妻は私が日本に家族がいるなんて知らないですよ(笑)。ドキドキします」と、まずは軽いジョークで会場を和ませるユヌス氏。ソーシャル・ビジネスを始めるに至った経緯やそのシステムについて、また人と人との信頼関係や、支援を持続できることが大切だと語ります。また、「よしもとは素晴らしい。芸人の力を発揮して、ビジネスを成功させることができると思います」と、今後のyySAの活動についても太鼓判を押していました。
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講演終了後、ユヌス氏によく似たキャラクター・ユヌスくんがサプライズでお披露目! ユヌスくんを見たユヌス氏は「僕はもういらないんじゃないですか(笑)?」とニコニコで、ユヌスくんと握手を交わす場面も。
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続いて、中村氏をモデレーターに迎え、ムハマド・ユヌス氏と、一橋大学名誉教授、同大学の国際企業戦略研究科特任教授でもある経営学者・野中郁次郎氏の対談が行われました。

『ユヌス・ソーシャルビジネスは日本の土に根付くのか?』をテーマに行われた本対談では、「ソーシャル・ビジネスでいちばん大事なのは共感」と話す野中氏が、「笑いも共感を生み出すアートだと思います」と発言。また、日本でのソーシャルビジネスの成功例を挙げ、日本での今後の可能性を示唆します。

ユヌス氏もまた「人間は共感できる能力を持っている」とし、「その能力を解き放つ力がよしもとにはあると思います」と発言。日本に根付くのみならず、グローバルな活動もできるのでは、と展望を語っていました。
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休憩をはさみ、続いてビジネスミーティングが行われました。

ユヌス・よしもとソーシャルアクション株式会社 代表取締役社長・小林ゆかより、設立概要、並びに活動方針についての挨拶が行われ、「住みます芸人とスタートアップ企業とのマッチングにより革新的な解決策が見つかるのではと考え、具体的な向き合いの場を設けることにしました。今日がその第一回目です」と、これから行うビジネスミーティングの意義を説明。「スペース イズ オープン!」という言葉で、ビジネスミーティングがスタートしました。
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『ビリギャル』の著者 / 坪田塾塾長・坪田信貴氏や、株式会社ジモティーなどの26社のスタートアップ企業の方々が自己紹介をしたあとは、住みます芸人の代表としてぺんぎんナッツがこの日21地域の住みます芸人が参加していることを伝えた上で、「僕らだけでは解決できないので、みなさんのお力をお借りしたいと思っております。よろしくお願いします!」と挨拶をします。

その他、慶應大学大学院や九州大学の方々も参加して行われた「社会課題解決ディスカッション」では、住みます芸人から挙がってきた地域の課題の中から多かったものを抽出、3つのテーマをそれぞれ芸人が漫才やコントで見せ、エリア芸人が現場の声をコメント、問題に対してスタートアップ企業がアイデアを出し、ユヌス氏、野中氏が総評を行うという流れで行われました。

まずは「高齢化」をテーマに、老人の一人暮らし問題について銀シャリが漫才を披露。ひとしきり漫才で笑ったあとは、岩手の住みます芸人・アンダーエイジより、被災地ならではの"仮設住宅のコミュニケーション不足"などの問題が発表されました。すると企業より、「まずはスマホで繋がってから、現実にもつながる」方法の提案や、高齢者専用のマッチングアプリを開発するなどのアイデアが出されます。これにはユヌス氏も「非常に素晴らしいアイデア」と絶賛。野中氏も、「他者と共感できないと、人はどんどん劣化していく」と話し、高齢者がコミュニケーションを取れるような仕掛けを作ることが大事だと語ります。
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続いては、ダイノジ・大谷ノブ彦と囲碁将棋による「過疎化」をテーマにしたコント、「シャッター通り」。相変わらずテーマに全く沿わないDJビッグボスの自由すぎる強引なトークに会場も爆笑です。しかしシャッター通りの問題自体は深刻で、静岡住みます芸人・ちゅ~りっぷも、かつては栄えていた沼津の過疎化・高齢化を訴えます。これには、「シャッターをスクリーンにして、全国のシャッター通りで映画祭を開催」「シャッター通りを使ってサバイバルゲーム」など、自由なアイデアが数多く出されます。また、ユヌス氏は「今、仕事はどこでもできる」と、過疎の地域に人が住み、仕事を作り出すことを推奨していました。
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最後にプレゼンを行ったのはゆりやんレトリィバァ。「人手不足」をテーマに、「農業の担い手不足」について、"昭和の映画に出てくる女優"のような佇まいと妙に早口で甲高いしゃべり方でコントを繰り広げ、会場を笑いの渦に巻き込みます。この問題では、山梨の住みます芸人・ぴっかり高木が、甲州市でのワイン作りの農家の後継者不足が深刻だと訴えます。これには、「収穫をイベント化して楽しむ」や、「芸人が先導して、楽しく収穫を手伝うキャラバン隊を結成」などのアイデアが飛び出し、野中氏も「お笑いをベースに、チームとしてスクラムを組んで、イノベーションを起こすことで変わっていくんじゃないかと思う」と、住みます芸人に期待を寄せます。
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以上ですべてのプログラムが終了。ユヌス氏の「本当に素晴らしいスタートになったと思います」というコメントが全てを物語っているような、これから「家族のように、みんなでアクションを起こして問題を解決していく」ための有意義なキックオフイベントとなりました。


【川畑泰史】【松浦真也】【清水啓之】【山口智充】【ダイノジ】【大谷ノブ彦】【囲碁将棋】【銀シャリ】【ゆりやんレトリィバァ】

なんばグランド花月で「ベストマイワイフ〜宮川大助・花子紫綬褒章受章記念イベント〜」開催!

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平成29年秋、紫綬褒章を受章した宮川大助・花子。2人が感謝の気持ちを込めて、これまで応援いただいたお客様への恩返しとともに、これからも夫婦漫才を末永く続けていく決意表明として、4月1日(日)になんばグランド花月に於いて「ベストマイワイフ〜宮川大助・花子 紫綬褒章受章記念イベント〜」を開催しました。

 

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今回のイベント、司会は桂文珍と宮川さゆみが務めます。緞帳が上がるとステージに2人が登場。文珍の口から改めて大助・花子が紫綬褒章を受け取ったことが報告されると会場は大きな拍手に包まれます。文珍は「漫才でもらう人は少ない、いとこい師匠以来」と話し、夫婦コンビ、吉本興業では初めてと伝えると、改めて拍手が起こりました。

 

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そして本日の主役、宮川大助・花子を呼び込むと、さらに大きな拍手が会場に響きます。尼神インター、学天即、和牛、藤崎マーケット、矢野・兵動といった後輩芸人、DHF(大助・花子ファミリー)、宝塚歌劇団OGメンバーらが、次々に「おめでとうございます!」と2人にお祝いを告げ、花束を手渡します。

 

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花子は、まず「みなさま、お越しいただきありがとうございます」と挨拶。なんばグランド花月が本拠地であることを話し、漫才でいただいた賞なので、漫才のお客様にお披露目したいと思ったと語ります。そして、師匠おめでとうという有志のみなさんに、いっしょの舞台に立っていただきましたと、ステージ上にいる今日のメンバーを紹介しました。

今日のステージについては「年齢がいった分だけの舞台をお見せしたい」とアピール。さらに紫綬褒章の名前に恥じないよう、大助・花子さんよかったなと思ってもらえるようにしていきたい、と挨拶しました。大助が話そうとすると花子が割り込むおなじみのボケもありつつ、いよいよイベントのスタートです。

 

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まずは漫才から。トップバッターは尼神インターです。呼んでもらえて漫才までさせてもらえることがありがたい、おめでたいと挨拶。

 

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二番手は学天即。花子に編んでもらったというベストを見せると、会場から拍手が起こっていました。

 

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和牛のネタは、テンポのいい言葉の応酬で会場も引き込まれていきます。

 

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続いては腹話術の川上じゅんが登場です。よしもとに腹話術師は一人だけと自己紹介したあと、会場から選んだ人に協力してもらい、人間腹話術を披露します。見事な腹話術の技術と選ばれた観客のユニークな動きで盛り上がりました。

 

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藤崎マーケットは、動きとぴったりリンクしたネタを披露。会場は笑いが止まりませんでした。

 

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「めでたいステージに呼んでもらって、ありがたい」と現れたのは矢野・兵動。まず「元気ですか!」「おー!」とコール&レスポンスで客席を盛り上げ、大助・花子との思い出を披露してからネタがスタートしました。

 

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次はいよいよ大助・花子の登場です。花子は「今日の日を迎えられてうれしいです!」と第一声。続いて大助を羽生結弦と紹介し、笑いをゲットします。そして、今日の衣装は紫綬褒章ということで紫にしたと話すと、会場から拍手が起こりました。2人が出会った当時の話から大助が患った病気について、家庭での父親の役割など、流れるようにしゃべり続ける花子と、ここというポイントで優しくつっこむ大助。会場にはかつての2人の同僚や後輩が来場していたことも告げられるなど、いつもどおりにぴったりと息の合ったしゃべりに観客も大満足でした。

 

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ここからはトークコーナー。スペシャルゲストとして登場したのは今くるよです。花束を持って登場したくるよは、しっかり花子と抱き合います。そして「今日が今まで見たなかで一番キレイ、こんなにうれしいことない!」と絶賛。そのあとは、お約束の「どやさ!」で盛り上げます。

 

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そして「文珍・くるよのわろてんか夫婦」のコーナーがスタート。その昔、2人はしょっちゅうケンカしていたとくるよ。当時は大助もしゃべっていたらしく、舞台終りは必ずケンカしていたとのこと。でも帰りは仲良くしていたそうで、夫婦っていいなと思ったと振り返ります。そして当時、花子から漫才も夫婦もやめようかと相談があったことも明かされました。さらに大助・花子の2人がくるよの家に泊まりにいき、大助がくるよのパンツを借りたこと、漫才ブームの当時、くるよの貴重な休みに2人からさゆみのお守りを頼まれたことなど、懐かしいエピソードが次々に飛び出します。

 

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続いて文珍が大助の故郷での思い出を語ったあと、さゆみが大助の入退院でご迷惑をかけた方々からのメッセージがあると発表、VTRが流されます。そこ登場したのは五木ひろしさん、坂本冬美さんのお2人。「紫綬褒章おめでとうございます」とお祝いの言葉のあと、坂本さんが「唯一無二の夫婦漫才」と話すと、五木さんは「ご夫婦、漫才で受章はすごい」と称賛。そしてこれからますます仲良く、そして芸を磨いて、大阪、日本全国のみなさんにすばらしい漫才を届けていただきたいというメッセージも伝えられ、トークコーナーは大いに盛り上がって終了しました。

 

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続いては、松下笑一と小宮ひろあきの風船芸。一本の風船からテディベアを巧みに作ると、観客を巻き込んでショーを進めて行きます。バルーンを自在に扱う2人の姿に、会場も驚いたり、笑ったり、大いに楽しんでいました。

 

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そしてバルーンでアーチが作られると、DHF(大助・花子ファミリー)のメンバーがステージに登場。美しい歌声を披露するとショーの始まりです。ナレーションは大助が担当。大きな大きな咲かずの桜の木がある花咲村で、桜が咲くのを花子婆が楽しみに待っていて...というストーリーが語られます。ショーは大助・花子を中心に、メンバーたちが素晴らしい歌。華麗な踊りで大活躍。笑いもしっかり織り込まれ、会場はすっかりショーの世界に引き込まれていました。

 

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エンディングでは、ステージセンターに大助と花子の2人が登場。花子の「なんばグランド花月に満開の笑顔の花が咲いたでしょうか?」という問いかけには、会場から大きな拍手が起こります。そして2011年3月、文化庁から芸術選奨の知らせを受けたその日に震災が起こったこと、それからこれも何かの使命と東北の被災地に足を運んでいることを話し、大助が「皆さんの勢いをこの歌にのせてください、それを福島に持っていきます!」と「愛を歌おう」がスタート。曲の途中にはメンバーが客席に降り、観客にバルーンを手渡していきます。客席いっぱいにカラフルなバルーンが揺れる中、大盛り上がりで記念イベントは終了しました。

 

【宮川大助・花子】【DHF(大助・花子ファミリー)】【桂文珍】【宮川さゆみ】【矢野・兵動】【和牛】【藤崎マーケット】【学天即】【尼神インター】【川上じゅん】【松下笑一】【小宮ひろあき】【今くるよ】

 

2018年4月 1日 (日)

らむね 岡プロデュース「〜誰も知らないガールズバンド〜キュイーン・フライヤー展」開幕!初日はjbstyle.とともにライブペイントも

「お絵描き芸人」を名乗って活動中のらむね 岡がプロデュースする5人組ガールズバンド「キュイーン」のライブフライヤー展が、3月31日(土)〜4月8日(日)、吉本興業大阪本社・本館1階のPOP UPギャラリーにて開催されています。2015年結成、2017年には日本最大級チャリティイベント「COMIN'KOBE17」に出演し、もっとも熱いライブをしたバンドに送られる「HEAT ACT賞」を受賞する等、知る人ぞ知る実力派バンド。会場には、そんな彼女たちのライブフライヤーが一堂に会するうえ、メンバー使用の楽器展示や、個展限定グッズの販売、さまざまな業界関係者から寄せられた個展お祝いコメントなど、趣向を凝らした展示がズラリ。会期中には豪華ゲストも来場します。

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初日となる3月31日(土)には、アパレル、ゲームなどをメインに活躍するイラストレーターのjbstyle.さんをゲストに迎え、ライブペイントを実施。インターネット上や会場で募ったお題を交互にくじ引きしながら、岡とjbstyle.さんが即興でカンバスに向かうという企画で、大いに盛り上がりました。

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岡が引いたお題「くるみ」を、jbstyle.さんが描くところからスタート。さらに「虹」「誕生日」「先輩」「ねずみ」等のワードが続きます。軽快なトークを繰り広げながら、それぞれのイラストでカンバスを埋めていくふたり。時折、jbstyle.さんからアドバイスやダメ出し(?)を受ける場面もありつつ、30を超えるお題をクリアし、見事な作品が出来上がりました。

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完成した絵を前に、「まとまりましたね」(岡)、「いや、(自分が)まとめたんやで」(jbstyle.さん)というやりとりに、またまた笑いが。jbstyle.さんは「楽しかった! 自分で考えつかない構図になって、おもしろかった」と笑顔で感想を述べていました。この作品も、もちろん展示に加わり、各お題との「答え合わせ」をしながら楽しめるようになっています。

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お笑い好き、アート好き、音楽好きの人はもちろん、「おもしろいことが大好き」な人は楽しめることウケアイの同展。ぜひこの機会に、遊びにきてくださいね!

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※ じつは「キュイーン」というバンドは実在しません! らむね 岡プロデュースのもと、あたかもこのバンドが存在しているかのように仕掛けた個展となっています。その作り込まれた世界観のなかで、一緒になって「キュイーン」を盛り上げて楽しみましょう!

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【らむね岡】

全36組が在学最後のネタ披露! NSC東京23期生卒業公演『RUSH#43 FINAL』レポート

NSC東京23期生による卒業公演が、3月19日(月)~25(日)の期間、東京・神保町花月にて『NSC東京卒業公演LIVE WEEK』と題して行われました。


芸人を目指すべく、NSCの門をたたいてから1年間で学んだ全てをぶつける、まさに集大成となった本ライブ。
ここでは、全36組が、漫才、コント、フリップなどのピン芸を披露した3月25日(日)開催のネタライブ『RUSH#43 FINAL』の様子をレポートします。

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NSC生としての最後のステージを見届けるべく、客席は満席に膨れ上がるなか、10年先輩にあたるNSC東京13期生の田畑藤本(藤本淳史、田畑祐一)がMCとして登場。

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東京大学卒業の学歴を誇る藤本は、「教授が、研究室で建物の信頼性、リスクを考える先生やったんですけど、面と向かって『君の考えにはリスクが大きすぎる』って言われました。こんな響くことない(笑)」と大学院を蹴って、NSCに進学した当時を回想します。


そんな田畑藤本の紹介を受け、最初のブロックは、8組が登場。


インテイク
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ジョニー岩楯
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バルディリス
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ギブソンジュニア
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チェスータ
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ポモドーロ
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パンケーキ
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今野一輝
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ネタ後は、各ブロックごとに集合し、アピールタイムとなります。
このブロックでは、女性コンビのギブソンジュニアが、フーターズのハイテンションな店員のものまねを披露。
すると、バルディリスの巨漢・諸岡が2人に体当たりし、カオスな状況に笑いが起きました。

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また、パンケーキは出演する芸人と順番が書かれた香盤表に、自分たちの名前がなかったことを嘆くと、「出たらアカン人たち?(笑)」と田畑にツッコまれる一幕も。


続いてのブロックは、以下の10組が登場。


銀亀
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ミセス
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きどこうき
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原点頂点
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ムウマ
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ファイティングボンバー
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モリス
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コロウカン
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ルパン
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うみぼうず
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アピールタイムでは、うみぼうず・小玉の頭部がいじられた他、ファイティングボンバー・りょーちんは、どんな曲にも「Many Many People In My Room」なる歌詞が当てはめられる特技を披露しました。

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第三ブロックには、以下の7組が登場。


アケガラス
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東京とかげ
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おくゆかし
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レア原人
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南畑兄弟
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サソリオレンジ
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シャドーロール
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このブロックでは、田畑藤本が自称"ハピネス漫才"の東京とかげをピックアップ。
東京とかげは、客席の反応に満足できなかったのか、「ネタ合わせの時、もっと面白いんですよ」と相方を褒め合うばかりに、客席やMCに矛先を向け始め、田畑から「難しいなあ。次、∞(ヨシモト∞ホール)で会いましょう(笑)」と再共演を約束(?)されます。

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ラストとなる第四ブロックからは、以下の11組が登場。


サンタモニカ
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花ちょうちん
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半蔵
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オポッサム
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桜マンション
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マリリン
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ニコルソン
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せみほたる
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鈴木威
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橙感
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町ルダさん
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アピールタイムでは、半蔵が30秒分ほどのセリフを飛ばしたことを明かし、コンビ間で一触即発になるも「フォークボールの握り!」でひと笑い。

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また、ホスト歴15年のキャリアを活かした"ホスト体操"を披露した鈴木威は、ネタが終わった安堵感とNSC卒業への感慨からか、感極まってしまい、周囲から「ジジイ!」のガヤも飛びました。


最後は、本日の出演者全36組がステージに集結。
なぜかびしょ濡れとなった町ルダさんから、NSC、YCC、さらには今年開校の沖縄ラフ&ピースの告知があり、そのセリフ量とテンションに「途中で意識飛んでる(笑)」と田畑が指摘。


そして、4月からは、ヨシモト∞ホールなどで芸人活動を開始することを告げて、賑やかなまま終演を迎えました。

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なお、NSC並びにYCCでは、2018年度入学生の願書受付を4月末まで延長して募集中。
詳細は各公式サイトでご確認ください。


NSC公式サイトhttp://www.yoshimoto.co.jp/nsc/
YCC公式サイトhttp://ycc.yoshimoto.co.jp/


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映画『増山超能力師事務所』大阪舞台挨拶で主演のココリコ田中とサポーター・濱田祐太郎が登壇!

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4月1日(日)、大阪ステーションシティシネマにて、映画『増山超能力師事務所 激情版は恋の味』上映後に舞台挨拶が行われ、主演を務めた田中直樹(ココリコ)と、本作品のサポーターとして、『R-1ぐらんぷり2018』王者の濱田祐太郎が登壇。撮影秘話などのトークをはじめ、濱田祐太郎が"ちょっと不思議な体験"をもとにした漫談を披露。多くのお客さんを沸かせ、昨日公開されたばかりのココリコ・田中主演の映画に華を添えました。

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司会のヤナギブソンに紹介され、田中と濱田が登場! さっそく田中が「日曜の中、たくさんお集まりいただきありがとうございます!」と笑顔でご挨拶。続いて濱田から、「この映画を"観る"というと語弊があるんですが、"聴かせて"いただきました。僕も『アイス抜きで』というセリフは言ってみたいなと思いました」とストーリーの鍵となるワンシーンについて感想を。田中が「言っちゃダメですよ! カジノに繋がっちゃいますから」と制すると「僕の場合、イカサマされ放題です(笑)」と答え、映画を鑑賞した直後のお客さんが思わず笑うやりとりが繰り広げられました。

本作は、2017年1月クールに読売テレビで放送された深夜ドラマ『増山超能力師事務所』からスタートし、このたび映画化となった力作です。田中は、「12話のドラマ撮影が終わって、そのまま映画の撮影に流れ込むというような形だったので、ストーリーと同じように所員のチームワークがどんどんよくなっていき、そのもっともいい形の中での映画撮影でした。例えばアドリブを言う時も、関係性ができているのですぐ拾いあえるような撮影現場で、そういう空気感は作品にも影響されていると思います。そんな中、撮影できて、ましてや1年後にこうして映画が公開されるというのがすごくうれしいです」と笑顔。さらに「こんなに"デキる男"の役を演じたのは初めてだったので、うれしかったですね。それまで"デキる男"の役をもらったことがないので、特別な想いがありました。公開もうれしいですけど、これで終わってしまうのは悲しいので、また次につながればいいなと思います」と作品への想いを語りました。ヤナギブソンから「プライベートで"デキる男"が宿ったりしなかったですか?」と尋ねられると「普段は猫背なんですが、撮影期間はピシッと立つようにしていました」とデキる男を意識した日々を送っていた様子。

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また、ヤナギブソンが「濱田くんは、田中さんの声から想像して、身長どれくらいの方やと思いますか?」と尋ねたところ、「声が、高い位置から垂直落下して聞こえてくるので、身長は大体2m9㎝くらい?」と予想し、会場は大笑い。楽屋でもそういった話で盛り上がったそうで、田中が「さっき『どんな骨格やと思う?』って聞いたら『けっこう面長ですよね?』と。声でわかるんですよね」とその研ぎ澄まされた聴力に感心。これを受けて、「出てくる声の感じから、面長なのかなと思いました(笑)」と濱田。すると田中が「しかも、すごいシャクれてるんよ」と打ち明ける一幕も。話は広がり、ヤナギブソンが「濱田くんが、声だけで『この人は美人だろう』と思う女優さんやタレントさんは?」という質問に「声で言うと、鈴木奈々さんと小倉優子さんはすごく好きな声」と濱田。その理由を、「鈴木奈々さんは結婚されてから、小倉優子さんは離婚されてから声がすごくセクシーになったので、そこから好きになりました」と明かしました。

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続いて、田中が印象に残った映画撮影中のエピソードも飛び出しました。「チームワークがすごくいい現場でした。撮影はビルの2階のフロアで行われ、3階フロアに演者やスタッフの楽屋があったんですが、ほぼ3カ月間、みんなそこで過ごしていたので、それで一層チームワークが強くなったと思います」と話します。映画撮影が始まれば、長期間にわたりたくさんの方がそこで過ごすことになるため、田中が「フロアを充実させよう」と考えていた矢先、ダウンタウン・浜田出演の『浜ちゃんが!』に出演する絶好の機会が。「番組で買い物をさせてもらえる機会があったので、こたつや電子レンジなど、楽屋に必要な物、あったらうれしいものを買い揃えさせてもらいました(笑)。しかも、誰が代金を支払うかをジャンケンで決める際、なんと僕、勝ったんですよ! 浜田さんのおかげで楽屋まわりがすごく充実しました。ドラマをご覧になっていただいた方にはもう一度エンドクレジットを見直していただきたいんですが、最後の方に『楽屋まわり ダーハマ』とちゃんとクレジットが入っています」と浜田に感謝する一幕も。

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撮影時の裏話をたっぷり明かした後は、サポーターの濱田が特別に「不思議な体験」をもとにした漫談を披露。「実は初め、打ち合わせの時に『超能力をテーマにした漫談できますか?』と言われて『できるかー!』ということで、『不思議な体験』でしゃべらせていただきたいと思います」と、先輩芸人と食事に行った時の不思議なエピソードをもとに漫談。お客さんから大きな拍手と笑いが起こりました。

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『R-1ぐらんぷり2018』を観ていたという田中は濱田の生漫談に感激!「しゃべりはしっかりしてはるし、濱田くんは今後いろんなドアを開けて行かれて、『自分もがんばろう』と思う方の先頭に立つ、道を切り開いて行かれる存在だと思います。これからどんどん活躍の場が広がっていくのではないかと思います」と期待を込めて語りました。

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濱田も『R-1ぐらんぷり2018』で優勝したことで生活が一変したそうで、「優勝する前は、劇場の出番が月に2、3回あるだけだったので、今日付き添ってくれている溝口(幸雄)や劇場の方に誘導してもらっていたんですが、優勝してからいろんなお仕事をさせてもらうようになり、『よしもとってこんなにたくさんマネージャーがいたのか!』というくらいサポートしてもらえるようになりました」と笑顔。街なかでもよく声をかけられるようになったのだとか。「R-1に出演したあと、僕が『イケメン』という風に話題になったらしくて。一度、お声からしておばちゃんと思われる方から『兄ちゃん、テレビに出てるイケメンの子やんな!?』と言われたんですが、『僕ってイケメンなんですか?』と聞いたら『私は思ったことない!』とハッキリ言われました」と苦笑い。さらに、「俳優の妻夫木聡さんに似ている」と話題になったことにも触れ、「妻夫木聡さんが男前かどうかわからないので、ちょっと喜びにくい」としながらも、「テレビで妻夫木さんが出演されているCMをやってたら、ピクッとなって意識するようになりました」と明かしました。

また、濱田を舞台に誘導するなど、濱田をサポートしているピン芸人・溝口幸雄も「濱田と同期の溝口と申します! イェーイ!」と自己紹介。「僕も一応『R-1ぐらんぷり』に出たんですが、1回戦敗退です」と語り、ヤナギブソンが「それは仕方ないですが、とにかく"優しさグランプリ"では優勝です!」と称えました。

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最後に、田中から改めてお客さんに挨拶が。「みんなで一丸となってすごくいい作品になったと思います。一度ならずともまた観ていただけたらと思いますし、よければまだ始まったばかりの映画なのでお友だちにもお声かけていただいて、どんどん輪が広がり、たくさんの方に観ていただけたらいいなと思います」と締めくくりました。

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映画『増山超能力師事務所 激情版は恋の味』は、大阪ステーションシティシネマほか全国で上映中です!

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【田中直樹】【ココリコ】【ヤナギブソン】【ザ・プラン9】【濱田祐太郎】

新しい才能を発掘・育成・確立する発信基地「ポストよしもと」がこけら落とし講演「語ルシス」を開催!

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新しいエンタテイメントを届けるべく、次の、そして新たな才能を発掘・育成・確立する発信基地としてオープンする「ポストよしもと」。そのこけら落とし講演「語ルシス」が3月31日(土)、4月1日(日)の2日間行われました。このイベントは、芸人を始め文化人やスポーツ選手などから、語りたいことがある面々が集結。それぞれが10分間で伝えたいこと、好きなこと、教えたいことなど、テーマを決めて熱く語るというものです。31日(土)のナビゲーターはスマイル・瀬戸、聞き上手としてバッファロー吾郎・竹若、平成ノブシコブシ・徳井、福本愛菜が登場しました。


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まずは瀬戸が登場し、新劇場の感想を会場に聞いてみると「サイコー!」との声が。お笑いにこだわらず様々な発信をすること、次のエンタテインメントを届ける自由な空間であることを伝え、この「語ルシス」が10分で好きなことをひたすら語っていくという内容であると説明しました。そして、このイベントを盛り上げる「聞き上手」3人が登場。竹若が「聞き上手役」であることを「聞いてない」とひとボケ。3人には「ただただ聞き上手になってほしい」と瀬戸。徳井は東京で同じようなイベントをやっているとのことで「俺はすごい聞き上手」と豪語。秘訣を聞かれると「すべてのものに興味があるから」とサラリ。そして今日はすごく楽しみと話します。


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そこから瀬戸が最初に登場する6名を紹介。出演者の名前が呼ばれるたびに会場からは拍手が起こります。そして一番手として、スマイル・ウーイェイよしたかがステージへ登場、結婚生活について語ります。よしたかは2年前に結婚、娘も生まれたと切り出しますが、とにかく嫁が強くなった、大化け猫だったと告白。付き合っているときと全くパワーバランスが変わったと嘆き、まだ子どもが小さく静かにしないとダメなので、缶ビールを開ける音にも嫁からチェックが入ると話しました。ほかにも、結婚するならコレはいい、あれはダメと最初に契約をしてほしい、さらに結婚式の打ち合わせは単独ライブくらいしんどいとアピール、飲みに行くのも気を使うとなど、様々な不満を吐き出していました。


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続いては、藤崎マーケット・田崎の「ガンから復活した男、藤崎マーケット田崎が語る〜人間ドッグのススメ〜」。ガンを克服したばかりの田崎。まず「何故、人間ドッグを語るのか」をテーマに、ステージ中央のモニターを使ってのトークを始めます。人間ドッグのことが気になっていた田崎は、なぜかある1週間、毎日「人間ドッグに行かないと」と思ったそう。そして行ってみるとガンが見つかったとのこと。今日話すことで、皆さんのいいきっかけになればいいな、と田崎。「腫瘍マーカー」「PET CT検査」についての説明では、聞き上手の面々から質問が上がるなど、誰の身にも起こりうるテーマだけに、会場も聞き入っていました。


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三番手のほんこんは登場するなり「話が違う」とグチからスタート。こけら落としなのでみんなそろって挨拶すると聞いていたところ、昨日になって今回の内容を知ったとのこと。さらにテーマが「政治・経済」だったものの、配信も行われているので、ヤメてガンについて話すと急遽テーマ変更をぶち上げます。会場から笑いが起こりますが、本当にガンの話しがスタート。聞き上手の3人も思わず聞き入るトークを展開します。そして、しばらくガンについて語ったあとはサーフィンの話しに。最近、ハマッたロングボードを湘南でやっているそうで、波待ちしているときにボラが当たってきたというエピソードや東野幸治、岡村隆史の番組でサーフィンに行ったときの裏話などを語ったほか、相方である板尾創路の話題を持ち出すなど、大いに盛り上げました。

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吉田たち・こうへいは、まず自分たちが双子で、このあと同じようなヤツが出て来ると前フリ。テーマは「キャプテン翼」です。ストーリー内に出てくる様々な必殺シュートについて、サッカーボールを片手に熱弁しました。

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仮想通貨の一件で話題を呼んだ藤崎マーケット・トキは「経済」について。まず、お金に関する興味が人の88倍あると自己紹介し、銀行やお金についてのトークを繰り広げます。ジンバブエで起こったハイパーインフレからトキが行っているラーメン店まで、幅広いテーマが語られました。「最終的に何に投資するのか...仮想通貨です!」のひと言には、会場から笑いと拍手が起こりますが、聞き上手役の3人からブーイングも。トキはあの事件で本当に落ち込んだとき「ハイヒールモモコさんの顔が仮想通貨に見えた」というエピソードも披露してくれました。

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吉田たち・ゆうへいは、自分たちの見分け方をまずレクチャー。「吉本坂46で落ちた方です」との説明に会場からは拍手と笑いが起こります。トークのテーマは、新劇場ということで、こんなライブどうですかという企画を考えてきたとのこと。それが「名物おじさん」。自分たちの地元にいた人など、街にいるいろいろな名物おじさんたちを紹介するという内容に、聞き上手役も興味津々。本当にライブとして実現したいと力強く語っていました。

ここで瀬戸が登場し、一旦ブレイクです。徳井はいろいろ聞きたくなるので、トークを7分、あと3分は質疑応答にしたいと提案。さらに「元アイドルの話とかめっちゃ聞きたい」と話すと、愛菜も「いっぱいありますよ」と乗り気の様子でした。


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ダブルアート・真べぇは、まず持ちネタでひとスベり。「ゴシップ」をテーマにトークをスタートさせます。ベテラン俳優のカツラ疑惑やアイドルと大物歌手の関係、人気俳優とタレントの乱闘騒ぎなどを実名で披露。今日の内容はSNSで広げたらダメ、忘れて帰ってくださいよ!と念を押していました。


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からし蓮根・伊織はホワイトボードを使って「オール巨人」について語りました。オール巨人のスナックでバイトをしているという伊織。まず巨人の生年月日、身長、体重などを発表したあと、マジメでやさしいという人となりや、最近購入したという愛車、大好きな富士山について、歌っている姿が人気ミュージシャンに似ているなど、近くにいるからこそ知り得た裏話を披露しました。


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続いてはスポーツ界から、元Jリーガーの近藤岳登が登場。「サッカー選手のお金」をテーマに、モニターを使ったトークが始まります。まずJリーガーになってもたくさんお金がもらえるわけではないと断言。そこから自身の過去の契約条件など、厳しい現実について話していきます。画面に「合コンで使えるサッカー選手査定講座 Jリーガー詐欺に引っかからない心構え」の文字が出ると会場からは拍手も。そして合コンでの実践的なやりとりが披露されると、会場は爆笑に包まれます。そこからもサッカー界のお金にまつわるトークを連発。予定時間を大きく超える18分のトークは、大いに盛り上がりました。


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からし蓮根・青空は「新日本プロレス」がテーマ。名物選手たちを次々に紹介。選手が巻き込まれた事件や恐妻家の一面、決め技をかけたときの表情など、様々なエピソードを話しました。


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ステージに登場するなり、なぜかいきなりヒゲを剃り始めたのはダブルアート・タグ。一番好きなバンドという「セックスピストルズ」についてトークです。「1年3カ月の活動期間で音楽の世界に革命を起こした!」と語り、バンドの成り立ち、メンバーのキャラクターなどについて、熱い思いを会場に伝えました。


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続いては若手コーナー。目指せ!語ルシス!!「超若手プレゼンショー」予選会です。エントリーしている若手8名が1人30秒でトーク。竹若、徳井、愛菜が審査員になり、もう一度話しを聞きたいと思った3人が、決勝へ進むというもの。メンバーは、クラドメタケ、サルイン、バンチー陳、こゆり、おパンプキン・おりいかえで、いつもたいしゃ・しんじくん、リルガーデン・山西、福田ヒロムという面々。それぞれがテーマについて、様々なプレゼンを行いましたが、中には思わぬ経歴を持つ者がいるなど、審査中も大盛り上がり。決勝に選ばれたのは、アインシュタイン・稲田の入れ歯を作ったというパンチー陳、宇宙の神秘についてプレゼンした、おパンプキン・おりいかえで、審査員に日本茶をふるまったリルガーデン・山西です。この3人は決勝として、後ほど改めて2分の時間が与えられることになりました。

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休憩を挟んで、後半戦へ。まずはロングコートダディ・堂前の「燻製」についてのトークです。燻製するという作業自体の楽しさを伝えにきたと堂前。燻製に使っていたという百均のボウルと金網を持ち出すと、聞き上手の3人も興味を持った様子。自分の作ったやつはおいしくない、アウトドアで一回もやったことがないなど、ぶっちゃけトークを連発したほか、サラダチキンや塩サバ、イカの天ぷらなど、実際に自分が燻製したメニューの味についてもレクチャー。「売っているものの方が圧倒的にうまい」という言葉には、会場からも笑いが起きていました。


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続いては相方のロングコートダディ・兎が登場。ホワイトボードに書いたのは「アクアリウム」の文字です。「自分は今はやってない」と告白したあと、癒されることを力説。さらにオシャレであること、魚の種類が多いことなどを話しますが、若干トークが説得力不足気味。「知ってることを説明されても」「内容がパンフレットの1ページめに載ってること」など、聞き上手の3人から次々にツッコまれていました。


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ここで弁護士の角田龍平が登場。「最近の犯罪の傾向について、動機に着目して講義したい」とトークがスタートします。実際にあった事件を取り上げ、そのユニークな動機を紹介、裁判の様子なども説明されました。取り上げたのは、ビニールフェチが高じての窃盗や妖精を追いかけての住居侵入など。その数々の笑える動機が明かされると、会場からは笑いのほか、驚きの声も上がっていました。

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「緊張しますね」と言いながら登場したのは、ギャロップ・毛利。世界のトップDJについてのトークです。DJはオリンピックの開会式、閉会式には出ていると話し、世界10位のDJで19億稼ぐことを伝えると、聞き上手の3人も驚きを隠せません。DJ=サウンドプロデューサーと話し、1位は64億円、1回1時間で4000〜5000万円稼ぐことや、毛利が好きなDJ・スティーブ青木のユニークなエピソードについても解説しました。


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続いてはコロコロチキチキペッパーズ・ナダルが登場。ナダルは会場に「休日に何をしていますか?」と質問し、休日にぜひ漫画を読んでほしいと提案します。映画や小説と同じく、漫画もワクワクするとナダル。なかでも読んで欲しい作品として「日の丸相撲」を挙げます。その理由が「めちゃくちゃおもしろいから」と聞いた徳井、竹若からはすかさずツッコミが。それからもナダルの感じる魅力を伝えようとしますが、直筆フリップの「魅力」の字を間違うなど、やはりツッコまれます。さらに作中の名言を読み上げるも、シチュエーションがわからないため、全然伝わらないということに...。本人も会場のリアクションの薄さに「...選ぶのミスったかな?」と弱気発言もありつつ、アニメ化されることを伝え、最後まで本当に読んでほしい!と語っていました。

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ギャロップ・林は「武豊」についてトーク。林が会場に武豊の名前、顔を知っているか質問すると、ほとんどの人が手を挙げます。そこから、競馬番組でも顔の露出がほぼ無いにも関わらず、これだけの認知度があることを力説。そしてこれまでの戦績、弛まぬ向上心などについて熱く語ったあと、最終的には「武豊という名前が有名になる名前」と断言し、「競馬は武豊です!」と締めくくりました。


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ここで先程行われた若手プレゼンショーの決勝が行われました。まずはパンチー陣。幽霊の手の形やお金と恋についてなどについて、医師ならではの視点でトークを展開。おパンプキン・おりいかえでは、NASAが開発中というワープする宇宙船、生まれたての星の驚くべき姿、太陽が2つになるなど、知られざる宇宙の姿について語ってくれました。リルガーデン・山西はプレゼンで配った2時間かけて煎れたという一煎目と二煎目のお茶の違いについてトーク。栄養分、効果などについてもレクチャーしました。厳正な審査の上、優勝はおりいかえでに決定。金一封が送られると、会場から拍手が起こっていました。

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いよいよラストのブロック。見取り図・盛山は「韻」という個性的なテーマです。NSCでラップの講師をしているという盛山が、実際のJポップなどの例を出しつつ、韻について解説。盛山は徳井の出した「ポストよしもと」というお題に「僕のお仕事」と即答するなど、さすがは講師という実力を見せます。盛山から韻を踏むクイズが出されると、聞き上手の3人に加えて、会場もその気持ちよさを実感していました。

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ラニーノーズ・山田は「ホラー論」でトークを展開します。最初にホラーが苦手という人に手を挙げさせると「アカーン!」と絶叫。ホラーはエンタテインメントであると話し、声を出して見ることを提案します。怖がりな人ほど楽しむ資格を持っている、怖くて叫ぶことはお笑いで笑うのと同じと解説。さらにホラーには勉強や教訓になることが多いとのことで、実際の作品を上げ、内容などを説明しました。


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ラニーノーズ・洲崎は「星野源」について。まずは星野源のイメージを会場に問いかけます。そこからミュージシャン、役者、文筆家であることに加え、ダンスもできる、ラジオのパーソナリティでもあることなどを説明。音楽的ルーツや現在の新展開について語ったあと、大ヒット曲について声を大にしていいたいことがあると話し始めますが、聞き上手の3人には今ひとつ伝わらず...。しかし実際のライブ会場での様子や以前患った大病についてなどをファンならではの視点で熱く語り、最後は自分との類似点を羅列し、ほとんど自分であるとオチをつけていました。


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プリマ旦那・河野もアーティストを紹介すると登場。「ゆず」についてのトークがスタートです。デビューまで活動していたというストリート最後のライブに7,500人が詰めかけたことを紹介。NGK10個分くらいと例えますが、徳井が「わからない」とダメ出しする様子に笑いが起こります。それからも「厚ちゃんのミックスボイス」について実際に曲を流して解説、さらに厚ちゃんは20年ヘアスタイルが同じことなど、ゆず愛を感じさせてくれるトークを聞かせました。


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「ビール」をテーマにしたのは、見取り図・リリー。まず日本のビールメーカーのルーツとなった国がすべて違うことを話し、瓶ビールの王冠のギザギザが21個であることの理由、ビールを飲んでいたオジサンとのエピソードなどを披露しました。そして最後にどれだけビールが好きかを証明するために効きビールをすることに。間違えると1年間ビールを飲まないということで、スタートします。しかし「舞台上は味しないですね...」と不安なコメントも...。1つめは当てますが、「どんどんわからなく...」とグビグビ飲み始め、結局2つめでミス。ステージから去っていきました。


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プリマ旦那・野村は「ロックの名言」についてトークしました。偉大なギタリストが残した「あなたにとってギターとは?」という質問への様々な返答や、ジョン・レノン、ポール・マッカトニーへの「尊敬するアーティストは?」という質問に対する驚きの答えなど、名言を次々と紹介。しっかりオチのついたものもたくさんあり、会場は笑いに包まれました。

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5時間に及んだこけら落としイベントもいよいよエンディングです。瀬戸から感想を聞かれた愛菜は、いろんなジャンルの話しが聞けておもしろかったと笑顔。徳井は「竹若さん、やばい!だいたい知ってた」と竹若の博識ぶりに驚いた様子。竹若は自身がこのイベントに出て語るとしたらと聞かれ「2ストエンジンとか...」と答えるなど、隠しきれないマニアックな一面をのぞかせます。そして大阪の隠れた才能がどんどん出てくればと、これからのポストよしもとに期待を込めました。最後に瀬戸も、この劇場は今後も特化したイベントをやっていくとアピール。明日4月1日(日)14時からもメンバーを変えて「語ルシス」があることを告知し、イベントは幕を下ろしました。



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