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2018年6月

コントを超えた"友近ワールド"全開 座長力でライブ大人気

『友近ワイド劇場』を幸運にも三回、観ることができた。
幸運にも、と言ったのは誇張ではない。
全国七都市をめぐった公演のうち、東京と大阪のチケットは一分間で売り切れたからである。
ぼくは朝十時にウェブサイトにアクセスしていたので間違いない。

じっさい、友近のライヴには争奪戦になるほどの魅力がある。
そこには、テレビだけでは完全には伝わらない、彼女の魅力がぎっしりと詰まっている。
ある土地の空気や風土と言ったものが、絵葉書では伝わらないのと同じく、友近のライヴは現場の空気こみでないと、本当にはわからない。
舞台上の芸はもちろんだが、彼女の世界に的確に反応する観客の笑い、リアクション――ステージを包み込む空間と時間そのものが、そのとき限りの作品になっている。
だから、彼女のライヴの半分は、観客がつくっているとも言える。

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友近のコアなファンには通じると思うが、彼女のネタの本質にあるのは、じつは〈笑い〉ではなく、架空の人物というフィルターを通じてしめされた世界の再構築(私には世界がこう見えている、という解釈)である。
はっきりとしたイメージの造形がまずあり、その結果として〈笑い〉がある。
何年もまえになるが、友近がまだルミネTHEよしもと(新宿)で単独ライヴを開催していたころ、堂々と花魁道中を演じ、何のオチもなく、スケッチが終わったときの凄味。
そのとき、観客は呆然としつつ、徐々にどよめいたが、そこにあるのは紛れもなく、ひとつの世界であった。
あるいはまた、『ラムのラブソング』(『うる星やつら』のオープニング曲)にあわせてダンスし、それだけで一景を完結させてしまった面白さも忘れがたい。
こうしたスケッチの総体が、文字通りの友近ワールドであり、今回の『友近ワイド劇場』でも観客は彼女のつくりあげた世界に、どっぷりと浸ることになる(いつものように公演時間は三時間を軽く越えた)。
そして、彼女の思い描くイメージをつくりあげるために、バッファロー吾郎A、飯尾和樹、秋山竜次、近藤春菜、シソンヌじろう、渡辺直美、ゆりやんレトリィバァという、最高の才能が集結した。

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公演は休憩をはさんだ二部構成になっている。前半は友近ひとり、ないしはゲストを相手に迎えたスケッチ集。
後半は今回のタイトルにもなっている『友近ワイド劇場』――往年の二時間ドラマ「土曜ワイド劇場」を下敷きにしたおよそ一時間の芝居である。
(ちなみに、友近のライヴに休憩が入るようになったのは、『友近ハウス』のホール再演(十五年)からで、ルミネ時代は休憩がなかった。『友近ハウス』の初演のとき、十九時半開演、終演が二十三時十分、休憩ナシ、という凄い回があった。いつまでも続いていく、あのグルーヴ感、密度、ヴィスコンティの映画のような充実した長さは忘れられない。いまの彼女の人気では、観客がルミネにおさまりきらず、いま思えば、あれは神話時代であった)。

今回の傑作はオープニングに流されたミュージックヴィデオであった。
出演者全員がおしゃれなドレスやスーツを着て、往年のシャカタクの名曲「ナイトバード」を演奏(のふり)をする。なんのおふざけもない、この演奏が面白いのは、友近のモチーフにたいするあこがれが本物であるからだ。カメラが引くと、演奏メンバーが夜の闇に浮かんだ巨大なルービックキューブの上に乗っている。この八十年代的なキラキラ感。それは(まだネットがなかった時代の)輸入物のミュージックヴィデオの感覚であり、それを放送していた深夜テレビの肌触りである。友近のセンスの根底には、愛媛で見ていたテレビ画面の向こうの都会、想像のなかのテレビスタジオ、芸能界への憧憬がある。「ナイトバード」にあわせてキーボード演奏(のふり)をする彼女は最高に輝いていた。
スケッチ集のなかでは、近藤春菜、飯尾和樹を相手に迎えた「地方局の女子タレント」がとくに面白かった。どこかのローカル局の、女子アナではない、スポンサーへの義理で使っている女子タレント。
どうでもいい情報番組の生放送スタジオに、友近と春菜が扮する二人のタレントが入ってきて、スタッフめいめいに「ちゃんと」挨拶をする。
その口調、仕草のこなれかたに、親の七光りで生きてきた地方女子タレントのダメっぷりが見事に描写されている。
春菜は、以前に友近と組んだ「岸辺のホームレスのカップル」もすばらしかったが、今回は女子を原寸大の女子として描くというリアリズムでも成功した。フロアディレクターは飯尾和樹で、女子タレントに独り言でつっこむ役だから、これはもう切ってはめたような適役である。
ただ、飯尾の出るスケッチはこれひとつしかなく、スケジュールの都合もあると思うが、友近とがっちり組んだネタも見たかった。彼一人は吉本所属ではなく(浅井企画)、友近のオファーで公演に参加しているので、なおさらそう思う。
以前に見た、「ラジオの女子パーソナリティと腰の低い局アナ」のネタなどすばらしかっただけに。
 シソンヌのじろうは今回、初参加。女装ネタで、「手芸喫茶を営む女子二人」という設定のスケッチに出た。
このスケッチ、どこかアブノーマルな女子二人が、じつは万引き常習犯だった、という骨子があるにはあるのだが、面白さのポイントはそこにはない。
たとえば、取材にきたローカル紙記者(バッファロー吾郎A)に、「おしゃべり魔女の店、って書かないでくださいよ」と念を押し(そんなことは言っていないのに!)、二人で顔を見合わせて笑う、微妙なニュアンス。ほとんど言葉にはできないふわっとした感覚は、わかるひとにはわかるという、静かなおかし味である。こういうネタを大きな舞台に乗せるのは、簡単ではない。ぼく自身の経験から言っても、一人か二人で共有している、ふとしたおかし味は、大人数の相手に説明をしたり、会議をしたりすると、消えてしまう。
ニュアンスがどこかに逃げてしまうのだ。こういう渋いネタをきちんと上演できるのは、友近の統括能力が並外れているということでもある。 

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 友近に、ライヴでの作劇の方法を聞いたことがある。
はじめに、友近の思い描いたシチュエーションを共演者に話し、共演者がそれならこっちはこう返す、とか、こう動くと提案、それを受けて友近が、じゃあその次はこうしたら――という風に作っていくのだという。
だから「感覚が同じ人じゃないと一緒にできない」と言う。さらに、その過程を同席した作家が台本にまとめると言う。
だとすれば、実質的には友近および共演者の共作で、ぼくは台本作者のはしくれなので、くやしくも思うが、しかし、作家の書いた台本を渡して、はいやってくださいという方法では、あの世界は絶対に完成しないだろう。

 後半は出演者全員が揃う『友近ワイド劇場〜黒蛙の美女〜』の開幕である。財閥一家に起きた殺人事件と、周辺に見え隠れする人間模様、そして「黒蛙」からの犯行予告――という世界で、江戸川乱歩の「黒蜥蜴」のパロディであり、直接的には七十年代の二時間サスペンスへのオマージュである。
 ヒロインはもちろん友近で、小川真由美ふうの美女である。
幕開き、刑事から犯行現場の写真を見せられ、「いやあああ」と叫んで写真を投げ出し、そのまま溶暗、スクリーンに「友近ワイド劇場」のオープニングフィルム(すべて「土曜ワイド劇場」に酷似したグラフィック・デザイン)が流れ出す呼吸が快調。
ここでも、ヒロインの七十年代風の叫びにちゃんと反応する観客の感度がいい。
出演者のなかでは、「さっぱり手がかりが無い。いやあ参りましたなあ」と頭をかく飯尾和樹の刑事がいい。
ぼさぼさの髪型もふくめて、ちゃんとフィルム時代の二時間ドラマの人である。
邸宅の外におしかけたマスコミの連中をさして「まったく××××のように騒いでいますなあ」という無神経さも、当時のテレビ・コードそのままである。
お約束の怪しい使用人(じつは犯人では無い)は公演会場によってキャストが違って、ぼくは近藤春菜で一度、じろうで二度見た。春菜の小動物のような動き、じろうのギクシャクした動きを見比べられたのが収穫。
そして、なんといっても友近の色気である。
劇中、登場人物たちを次々に誘惑するシーンがあるのだが、顔や体の艶っぽさ、ボリューム感は大ホールいっぱいに広がるスケールであった。

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そして、乱歩的世界を追求しても、徹底して明るい。
大詰の謎解きで、屋敷が停電になり、明るくなると彼女はもういない。
そして、宝石を手にした黒蛙=友近が、自動車を運転し、夜の中に消えていく。この幕切れのすぱっとした感じ。
しかも、車はスタジオ撮影で揺れているだけで、本当には走っていないという芸の細かさである。
三時間のステージを終えても、友近は心身ともに余裕があって、少しもくたびれたところがない。
ぼくたちはもう十年以上、こうした奇跡を目にしているのだ。
高知公演のあと、打ち上げを終えても、まだ体力があり余っているので、友近は渡辺直美を誘って、二人で深夜の町をサイクリングしたそうだ。
 

和田尚久(放送作家)

2018年6月 9日 (土)

寺島しのぶさんの息子・眞秀くんが大役を!六本木トリコロールシアターがオープン

69(土)、東京・六本木にオープンする「六本木トリコロールシアター工式・こけら落とし神事が行われ、オーナーの白樹栞とともに、演出家の鵜山仁さん、女優・寺島しのぶさんの長男で俳優寺嶋眞秀くん(5歳)が参列しました。
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「六本木トリコロールシアター」は、200人規模の小劇場ながら、国籍・年齢・性別あらゆるボーダーから解放されて人と人が出会い、純粋に芸術を楽しめる場所にしたいという願いと、近未来ここから日本のブロードウェイを発祥させたいとの夢をこめて誕生した劇場。記念すべきこけら落とし公演は、人の女優による連続リーディングで行われるフランソワーズ・サガンの『愛のゆくえ』(69(土)27(木))。白樹栞のプロデュース、鵜山仁の演出で、笛光子、木の実ナナ、麻実れい、剣幸、浅田美代子、賀来千香子、中嶋朋子、寺島しのぶの女優8人が日替わりで出演します

まずは、念願の劇場オープンを迎えた白樹が「劇場を作れたことだけでも幸せなのに、こけら落とし公演を日本で一番の演出家に演出、日本を代表する8人の大女優さんにご出演いただき、これ以上ないくらいの幸せ」と、喜びの声とともにご挨拶。

竣工式・こけら落とし神事」参列という大役を見事に務めた寺嶋眞秀くんは「楽しかった」と感想を。「思ったより時間が長かったので大丈夫かなと」と心配しながらも見守っていた母・寺島しのぶさんが「頑張っていたね」と声をかけると、眞秀くんも笑顔に。眞秀くんの愛らしい姿に、白樹は「"こけら"とは清めることなので、汚れのない男性に大事な役を務めていただきました」と発言し、取材陣を笑わせました。
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この日が誕生日の白樹を、眞秀くんはバラの花束のプレゼントとキスでお祝い。夫がフランス人の寺島さんの家庭では花のプレゼントは日常的だそうで、眞秀くんが3歳の頃に泣いていた女のコに公園で花をつんであげたことがあったそう。3歳にしてのこのスマートな行動に、寺島さんは「これがフランス人か!」と思ったというエピソードを披露してくれました。
今年5月の歌舞伎座公演『團菊祭五月大歌舞伎』で歌舞伎デビューを果たした眞秀くん。取材陣からは役者としての将来を期待する質問が飛ぶもののの、本人は「サッカー選手になりたい」と将来の夢を母・寺島さんの日本、のフランス、どちらの代表選手になりたいかをわれると「フランス」と答え、寺島さんが「今はフランスのチームが強いので好きみたいです。でもW杯は日本もしっかり応援しようね」とフォローする一幕も。普段は「私の映画を見せてもすぐ寝てしまいますが、歌舞伎はずっと見てますね」と寺島さん。この日も会場を見渡し、「今日お客さん入るな」と口にしたそうで、これは将来大物になる予感!?
また、親子共演を切望する声には、「表現者だけでなく、いろんな可能性があるので。歌舞伎だけに固執してそこに重点を置き過ぎるのは違うのかなと、親としていろいろやらせてあげたいですね」と寺島さん。大勢の取材陣を前に臆せず背筋を伸ばし役割を果たす眞秀くんの姿に「歌舞伎は究極の大人の世界。お芝居いくら練習しても本番ができなければダメな厳しい世界を見られるので、背筋が伸びるのかな」と成長を喜ぶとともに、「私たちはか、いつでも彼らしくいられる環境を整えてあげたいと思います」と母親の顔をのぞかせました。
寺島さんも「サガンの描く女と男の様々な形を演技ではなく声で表現するのはとても難しいですね。でも朗読だから、このコンパクトな劇場がとてもいいなと思います」と語るこけら落とし公演「八人の女優による連続リーディング フランソワーズ・サガンの『愛のゆくえ』」は、69(土)27(木)上演
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【白樹栞】

2018年6月 8日 (金)

ガンバレルーヤ、声に反応するピカチュウに「夢のようなおもちゃ」とメロメロ!『ねぇ HelloPika』商品発表会

6月8日(金)、東京・ビッグサイトにて開催中の『東京おもちゃショー2018』内の『はなしかけるとこたえてくれるピカチュウのロボット「ねぇ HelloPika」商品発表会』に、ガンバレルーヤが出演しました。
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8月4日(土)、株式会社 タカラトミーより発売される「ねぇ HelloPika(ハロピカ)」(2990円/税抜)は、手のひらサイズのピカチュウに「ねぇ、ピカチュウ!」と呼びかけると、振り向きながら様々な仕草をするというアイテム。音に反応して動くため、子供から大人まで世代や言語を超えて遊ぶことができ、韓国、中国、香港、台湾、シンガポール、マレーシア、タイなど9つのアジアを中心とした国と地域にて順次発売予定です。

ピンクのシャツに白いスーツ姿で登壇したよしこは「小雪です!」と自己紹介(?)しつつ、「昨日から緊張して眠れなくて、浴びるほどお酒を飲んでしまいました。けど、二日酔いはしてないです!」とニッコリ。一方、ピカチュウに扮したまひるは「一生懸命PRできるようにがんばります」と意気込みます。
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プレゼンを任されたよしこは多部未華子さんの顔真似を披露しつつ、「ねぇ HelloPika」を紹介。途中、母の帰りを一人で待つ子供が、母に「あんた」と呼ばれて「お母さん、なんでいつも名前で呼んでくれないの? ピカチュウだって、名前で呼ばないとイヤイヤするんだよ」と諭して仲直りするという、ほのぼのしたショートコントで、商品をアピール。「昨夜、お酒を飲みながらつくりました」と報告したよしこは「カンペを出していただいてたんですけど、緊張しすぎて喉が渇いてたどたどしくなっちゃった」と反省しきりです。
実際に「ねぇ HelloPika」で遊んだ2人は、「めちゃくちゃかわいい。欲しくなっちゃいました。夢のようなおもちゃですね」(よしこ)「ずっと見てても飽きない。見てるだけでかわいいのに、喋って動くなんて生きてますよね?」(まひる)と非常に気に入った様子。
MCより「一緒に暮らしているおうちにあればいいですよね?」と振られると、「5~6年、ずっと一緒にいるので話すことが尽きることもあって、そういうときは高速アルプス一万尺ばかりしてるんです。けど、ピカチュウがいると生活が変わりそう」とよしこ。まひるも「私たち、喧嘩になると殴り合いになっちゃうんですけど、ピカチュウがいるだけで心が癒されそう」と迎え入れることに好意的です。
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ここで、サプライズゲストとして4体のピカチュウが登場!
「ねぇ HelloPika」同様、まひるが「ピカチュウ!」と呼びかけると振り向く4体に、2人ともメロメロ。また、逆方向を向かれたよしこがおなじみの「クソが!」を吐き捨てると、ドッと笑いが。その後、まひる含めて全員に見つめられたよしこは、ピカチュウのあまりのかわいさに満面の笑みを浮かべていました。
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【ガンバレルーヤ】

トレンディエンジェル、ミニオンも大興奮!「スマホ用簡易プリンター『プリントス』海外展開および新商品発表会」

6月7日(木)、東京・東京ビッグサイトで開催された「東京おもちゃショー2018」内タカラトミーブース前ステージにて、スマホ用簡易プリンター『プリントス』海外展開および新商品発表会」が開催され、藤井サチさん、トレンディエンジェルが登壇しました。
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スマートフォンで撮影した写真を手軽にプリントできる簡易プリンター「Printoss(プリントス)」。2017年12月の発売後、入荷後すぐに品切れするなど大きな話題となった『プリントス』が、反響を受け、2018年6月下旬から欧州、全米、豪州など世界12カ国で順次発売されることとなりました。

「電池や特別なアプリケーション不要でコンパクト」「その場で手軽にプリントできる」などが魅力となり、おもに10~30代の女性に支持されている本商品。日本国内では、世界的な人気キャラクター「ミニオン」をデザインした「プリントス ミニオン」の発売も決定しています。

まずは株式会社タカラトミー 新規事業部 ニュートイ第1企画部の木村部長より製品の紹介が行われます。

続いてゲストの藤井サチさん、トレンディエンジェルが登場! 写真にまつわるエピソードを聞かれると、前日に娘が生まれたばかりの斎藤は、「昨日も分娩室でたくさん撮りました」と、大事な瞬間を写真に収めたことを告白。また、海外旅行が大好きだという藤井さんは、休みのたびに海外に行くそうで、「行くといつも、だいたい1000枚ぐらいは写真を撮ります」と、かなりの枚数を撮ると明かしていました。
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そんな膨大な写真の中から、スマホに入っている写真を1枚紹介し、「この間バリに行った時の写真なんですけど、この写真を撮りますね」と、スマホをプリントスにセット。シャッターを押し、クルクルとつまみを回すと、もう写真の出来上がりです!
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写真はチェキ(インスタントフィルム)のため、1~2分で画像が浮かび上がってくるのですが、スマホを撮影しただけなのに、本当に現地で撮影したかのような仕上がりに、藤井さん、トレンディも驚きです!
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続いてはトレンディエンジェルが写真で思い出を振り返りつつ、斎藤が自身の写真を1枚プリントしてみることに。ここでもキレイに撮影されたプリントスの性能に大満足の斎藤でした。
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「とにかく簡単にプリントできて嬉しいし、まだ海外に持って行ったことはないんですけど、こんなにコンパクトなんだったら次回の旅では持って行きたい! それに、海外でも間違いなく売れると思います」と、藤井さんが絶賛していると、ここでなんとスペシャルゲスト、ミニオンのケビンとスチュアートが登場! 藤井さんはさらにテンションアップで、「ミニオン、大好きなんです~!」とニコニコ。
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どさくさに紛れて(?)たかしもミニオンに抱きつきますが、心なしか嫌がっているように見えるミニオン(笑)。ここで11月に発売される「プリントス ミニオン」が紹介され、最後に記念にみんなで自撮りをすることに。全員ニコニコで、楽しそうな自撮りシーンとなりました。
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イベント終了後の囲み取材では、前日に生まれた斎藤の子どもに話題が集中。まずはプリントスについて、「女子の心をつかむ商品だと思います。僕も娘が生まれたので、今まで以上に女子の気持ちをわかりたい」と斎藤が話すと、「名前はもう考えてるんですか?」と質問が飛びます。

するとたかしが、「せっかくだからプリントスにしたら? 斎藤プリントス」と笑わせますが、斎藤に「キラキラすぎるんだよ!」と却下されます。実際には奥さんがもう名前を考えているようなのですが、まだ教えてくれないんだそうで、その理由について「僕、すぐに言っちゃうんで」と、奥さんに警戒されていることを明かします。
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ただ、生まれるまではずっと、仮の名前として「ぺぺちゃん」と呼んでいたそうで、「ぺぺちゃんという名前にも愛着が出てきた」と名残惜しそうに話していました。

出産に立ち会った感想を聞かれると、「泣きそうって思ってたのに、ボロンと出てきたんで、感動というより驚きましたね」と振り返り、「その時もいっぱい写真を撮ったんで、ぜひプリントスでプリントしたいと思います」とニッコリ。

また、虫歯があるので娘へのキスは我慢していると話し、「早くホントにチューしたいんで、いま治している最中なんです。きのう、奥さんが痛みに耐えている姿を見て、オレも『虫歯を直さなきゃな』って改めて思いました」と決意を明かしますが、たかしから「出産と虫歯を一緒にするな!」ともっともなツッコミを受け、報道陣の笑いを誘っていました。
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【トレンディエンジェル】

ゾイド芸人・品川庄司&はんにゃがゾイド素人・FUJIWARAに白熱プレゼン!「ゾイドワイルド ステージ」

6月7日(木)、東京・東京ビッグサイトで開催された「東京おもちゃショー2018」内タカラトミーブース前ステージにて「ゾイドワイルド ステージ」が開催され、第1部にFUJIWARA、品川庄司、はんにゃが、第2部に人気声優の小野賢章さんと小松未可子さん、プロボクサーの村田諒太さんが登壇しました。
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1983年に誕生したリアルムービングキット「ZOIDS(ゾイド)」。その12年ぶりとなるシリーズ最新作「ゾイドワイルド 」第1弾(全6種)が6月23日(土)に発売されます。

恐竜や動物をモチーフとした"メカ生命体"であるゾイド。リアルムービングキットには電動モーターやゼンマイが付属し、組み立て完了後にまるで本物の生命体のように動き出すことが特徴です。さらに必殺技アクションである"ワイルドブラスト"、専用無料アプリ「ゾイドワイルド」による動画制作という新たな要素も追加されています。

まずはMCとして登場したFUJIWARAの2人がゾイド芸人として品川庄司、はんにゃを紹介すると、「すごーい、今大人気の2組が!」と藤本が歓声をあげ、2組から「その言い方はやめてください」と注意を受けます。
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まったく知らない、遊んだこともないと主張するFUJIWARAに、ゾイドのどういうところがすごいかをさっそくプレゼンしていく4人。まずは品川が「デザインがスゴい!」と、そのデザイン性の高さについて熱く語ります。ゾイドが恐竜や動物をモチーフにしたものだということを説明した上で、「ゴリラをモチーフにしているゾイドもあるんですよ」と、スクリーンに映っている過去のゾイド作品について説明すると、がぜん興味を示した様子で、原西がその写真に近づき、ゴリラになりきって張り合おうとしたため、会場からは笑いが起こっていました。
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続いて庄司が、「組み立てがすごい!」と、その組み立てやすさについて説明。接着剤がいらないという説明をすると、横から川島が「宮大工と一緒なんですよ!」とよくわからないたとえで応戦します。どうやら「釘を使わないで建てる」という宮大工の工法と同じということが言いたかったようなのですが、藤本に「宮大工はすごい修行しなあかんやん。これは誰でも組み立てられるやろ? 一緒ではないわ」と冷静に訂正される一幕も。
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さらに金田が「動き出すのがすごい!」と、組み立てた後に動くことをすごいと話した後、自分でその動きを再現しますが、いまいちウケが悪く、しゅんとする金田。しかし、「12年経ってどんな動きをするかも見ものです!」と期待をあおることは忘れません。すると藤本が「めちゃめちゃかっこいいですね。興味がふつふつと湧いてきた~!」となかなかの棒読みで言ったため、全員からツッコまれます。
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必殺技・ワイルドブラストの紹介を、実際の新商品(「ZW01 ワイルドライガー」)を使って実演する場面では、藤本が「ワイルドブラスト~!」とミキティの言い方で連呼したため、庄司に「僕が言いますから!」と止められますが、その必殺技を出す瞬間のワイルドライガーの姿を見て「おお~っ!」とみんな大興奮!
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また、ゾイド同士が闘う臨場感あふれるシーンが見もののCMが紹介され、第1弾が6種類出ると聞いた藤本は、「さっきまで出てなかったのに、一気に出ますからね」と妙な言い回しで紹介。しかし、「これ、持ってるだけで子どもの頃に還れるね!」と、先ほどまでの興味のなさとは打って変わって、目を輝かせながら話していました。

庄司が「僕、息子が6歳なんで、ドンピシャでしょ! しかもウチの子、物を作ったりするのが好きなんですよ。今も牛乳パックで作ったり......」と言うと、"牛乳パック"と言うワードに反応した品川が「かわいそう」と子どもに同情し、笑いが起こります。

最後に金田が恐竜ゾイドのモノマネを披露し、第1部は終了。

続く第2部では、7月より放送がスタートするテレビアニメ「ゾイドワイルド」で声優を務める小野賢章さんと小松未可子さん、さらにプロボクサーの村田諒太さんが登壇。
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テレビアニメでは、主人公たちが秘宝を巡って冒険をするストーリーであることや、人間とゾイドが一緒に闘っていくチームの究極の絆についてなど、アニメの魅力が紹介されました。

必殺技・ワイルドブラストにちなみ、「村田さんにとってのワイルドブラストは?」と聞かれると「僕の必殺技......。右ストレートじゃないですか?」と答えると、会場がわっと盛り上がります。
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また、リアルムービングキットのゾイドについても、「すごく細かく作られているのにダイナミックで少年心をくすぐられますし、ワクワク感を感じました」(小野)、「さっき一度バラバラにして、自分で組み立ててみたんですけど、接着剤いらずで二度三度と楽しめますね。子どもに買ってあげたら、寝ずに遊んじゃって風邪引くんじゃないかなと思って心配です(笑)」(村田)と、かなり気に入った様子の2人でした。
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【FUJIWARA】【品川庄司】【はんにゃ】

品川庄司も大興奮! トミカ史上初 "エンジンを体感する"トミカ「トミカ4D」新登場!

6月7日(木)、東京・東京ビッグサイトで開催された「東京おもちゃショー2018」内タカラトミーブース前ステージにて「驚きの新ギミック搭載の体感型商品『トミカ新商品 記者発表会』」が開催され、品川庄司が登壇しました。
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トミカの新商品「トミカ4D(フォーディー)」とは、「トミカ」に音と振動を加え、車のエンジンを表現することにより、これまでにないまったく新しいミニカー遊びを可能にした商品。

大きさや形はこれまでのトミカと同じながら、トミカのサスペンション機能を活かし、車体を上から押し込むことで、まるで本当にエンジンがかかったようなリアルなエンジン音と、アイドリング振動を体感できます。さらに、手で転がして走行させるとリアルな走行音が鳴り、走行音に合わせて振動も変わります。 

第1弾のラインナップでは、スポーツカータイプの4種とはたらくクルマ2種の計6種が発売される本商品。スポーツカータイプに内蔵している音は、日産自動車の全面協力のもと、実車のエンジン音を実際に録音したもので、臨場感のあるサウンドを楽しめます。

クルマ好きでも有名なフリーアナウンサー・安東弘樹アナのMCにより、まずは主催者である株式会社タカラトミー トミカ企画部部長・竹内俊介氏より挨拶が行われます。続いて同社 トミカ企画部企画開発課の大井崇司氏より商品説明が行われました。
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続いて、ゲストに日産自動車株式会社 GT-R・フェアレディZ 統括責任者・田村宏志氏と品川庄司が登場。
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登場するなり、「どうも~、好感度の低い品川です。そしてこっちがミキティのヒモです」と自虐的な挨拶で会場を沸かせる品川。対する庄司は「4D~!」と、「ミキティー!」の言い方で商品名を叫び、笑いを誘います。
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それぞれ小さな子どもを持つ品川庄司の2人ですが、子どもの頃はトミカで遊んだ世代ということもあってか、どちらかというと自身が興味津々のようす。さっそくデモンストレーションが行われますが、なぜかおもむろに上着を脱ぎ、白いタンクトップ姿になる庄司に「脱ぐ必要あります?」と品川が冷ややかにツッコみます。しかし、安東アナは「見よ! この上腕三頭筋を!」と、庄司のセリフを代弁するかのようなコメントを発したため、庄司が爆笑!「体鍛えてるからわかるんですね!」と、鍛えているもの同士の会話が繰り広げられました。
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実際に車体を押してエンジン音を聞いたり、手のひらに乗せて振動を体感する2人は、「子どもの頃、オレらが口で『ブーン』って言ってたのが、こんなにリアルになるなんて......」(品川)、「これ、子どもだけじゃなくて大人も興奮しますね!」(庄司)と大はしゃぎ! 庄司は「6歳の息子と一緒に遊びたいと思います」とさっそく購入を決意していました。
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イベント終了後の囲み取材でも、「音のクオリティがすごいんでビックリしました。トミカからあの音が出るなんて......」と感激冷めやらぬ様子の品川。庄司は「子どもには誕生日とクリスマスにしかプレゼントはあげない!って決めてるんですけど、こういう自分もほしいなと思うものに関してはつい買ってあげちゃいますね。子どもに甘いというよりも自分に甘い(笑)」と苦笑します。

「子どもにはどちらが甘い?」と聞かれると、「品川の方が甘いと思いますよ」と庄司。すると品川も「うちは女の子なんで、どうしても甘くなっちゃいますね」と認めます。庄司が「僕は子どもに厳しいですよ。コンビでは品川に主導権を握られ、家庭でもミキティに主導権を握られているので、子どもが唯一のはけ口なんです(笑)」と話すと、品川は「『早く服を着なさい!』って子どもに怒ってるけど、誰が言ってんだって話ですよ。おまえこそ服着ろと」と鋭いツッコミを。
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一方庄司は、子どもに絵本の読み聞かせをするとき、あまりにも噛むため、奥さんから「読み聞かせ禁止」を言い渡されたことを明かし、笑いを誘っていました。

コンビ間で家族ぐるみの付き合いもあるという2人。「僕の子どもと庄司の子どもが一緒に何かをやるときは『力を合わせてやるんだよ~。パパたちができなかったことだからね』って言い聞かせます(笑)」と話す品川。

意外なことに(?)、品川は子どもと動物には好かれるそうで「どこにいても子どもが寄ってくるんです。だから今は『この子たちが早くディレクターになってほしい』と思いながら相手をしてます」と、下心(?)を明かし、笑わせていました。
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【品川庄司】

ミキ 昴生、9年交際の一般女性と結婚!

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ミキの昴生が、このたび一般女性と6月1日に入籍しました!

2012年コンビ結成以降、第46回NHK上方漫才コンテスト優勝や『M-1グランプリ2017』3位など、数々の実績を残してきたミキ。現在、『せやねん!』(毎日放送)、『おはよう朝日です』(朝日放送)など人気番組のレギュラー出演を果たし、目覚ましい活躍の中で飛び込んできたおめでたいニュース!

6月7日(木)、昴生本人からみなさまに結婚のご報告をするべく、ミキのふたりによる記者会見が行われました。

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まずは昴生から「6月1日に、一般女性と入籍することになりました」とご挨拶すると、大勢集まった記者陣から拍手が。「すいません。たいそうに、僕みたいなもんにこんなに集まっていただいて...。こんなことになると思ってなかったんです! こんなに来んといてください! ボクですよ!?」とあまりの記者さんの多さに気後れ!?

質疑応答では、スポーツ紙の記者から「お相手は"まみちゃん"でよろしいですか?」といきなり鋭い質問が。「普通に"まみちゃん"って呼ぶの、やめてください!」と戸惑いながらも、まみさんとの馴れ初めを明かしました。まみさんと出会ったのは9年前。昴生が大阪に来て間もない頃に、知り合いの居酒屋さんの常連同士だったそうで、昴生から好きになり交際を始め、今に至るのだとか。結婚は2年前から考えていたと言い、「今年、全国ツアーも始まり、去年もM-1とかでいい結果が出て、そろそろ家庭を持ってもいいかなと思ったので、今年かなと思って(付き合い始めて)9年で。10年目に突入したら具合が悪いな、と思いまして...」と昴生。プロポーズは今年の春、ディズニーシーで。昴生とまみさんが大好きな夜のショーが終わったとき、まみさんに「結婚しよか」との言葉を届けたといいます。

馴れ初め話の補足を求められた亜生は、「両親とまみちゃん本人から『いらんことをしゃべるな』と釘を刺されているので、僕はあまりしゃべれないんです」とのこと。「いらんことって、例えばどんなこと?」と昴生が促すと「ホクロが多いとか...」と答えるやいなや昴生から厳しいツッコミが! それを受けて亜生は「今のはふってますやん! 今のは違う!」と弁解。続けてまみさんを「本当にいい人。僕にとってお姉ちゃんです。お兄ちゃんが付き合い始めた当初から僕もお世話になっています」と、すっかり打ち解けている様子。

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さらに昴生が「僕らがまだ全然コンビとか意識していない時期に、『弟とコンビを組み。ふたりなら絶対大丈夫やから』と言ってくれたのもまみちゃんです」と、なんとミキの生みの親であることも明かしました。「まみちゃんのことを『すごいな』と思うのが、付き合ってきた9年間、僕はほぼごはんが食えてなかったんです。ずっとアルバイトをしていて、その時もまみちゃんは『芸人を辞めて』とも一切言わずにずっと付いてきてくれたんです。それで今こうなって、『芸人でご飯食べれるようになってきたな』と言ったら、まみちゃんが『いや、私はそうなると思ってたよ。亜生と組んだ時点で見えてたし、『絶対このふたりなら大丈夫』と思ってたから全然不思議じゃないよ』と言ってくれた。つねにプラス思考やから、いてくれるだけで元気になれます」と感謝の気持ちを明かしました。売れない時代からミキを支えてくれたまみさんの存在に、亜生も「すごく明るい人なので、僕らも助かっていました。僕らがオーディションに落ちても『大丈夫、大丈夫!』と言ってくれたんで」と感謝している様子。

続けてまみさんの人柄に関する質問も。まみさんは昴生より年上で、タレントの重盛さと美さんに似た美人だとか。「基本的に友達同士みたいな感じでキャッキャ言うてます。喧嘩してもすぐ仲直りできるし、常に支えてくれています。僕のやることにはなんでも付いてきてくれる人なので、全幅の信頼を置いています」と昴生。

9年に及ぶお付き合いの中で一度だけピンチがあったそうで、「5〜6年くらい前に一度だけ別れた」とか。しかし半年でヨリを戻し、今に至るまで仲良く歩んできたそうです。

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この日、左手の薬指に光っていた結婚指輪に関しては「申し訳ないことに僕が選ぶと『センスが悪い!』と言われるので、すべてまみちゃんにお任せして作ってもらったんです。だから、どこの何とか、値段もわからなくて。カードでどれだけ引かれるか怖いんですけど、でもそんなに高いものではないと言っていました」とのこと。新婚旅行や挙式に関しては「新婚旅行の予定はないんですが、挙式はいつかは決まっていませんが身内だけでやれたら」と笑顔。

そしていよいよまみさんのお顔公開!「お写真はお見せできないので、僕が似顔絵を描いてきたんですけど...」と昴生直筆の似顔絵をお披露目。

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ホクロが大げさに描かれた似顔絵を見て亜生は「これは忠実です!」と大爆笑!昴生は「これは大まかに描いたんですよ! マジで忠実じゃないです! 怖い、怒られる...」とビクビクしていました。

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「ご家庭では奥様のほうがツッコミ役ですか?」との質問には、「ツッコミというか、僕が家に帰ったらスイッチが完全にオフになってしゃべらないようになるので、まみちゃんはいつもそれを怒っています。『なんか喋って。なんかあるやろ?』と言われるんですけど、家では仕事の話はしないし。だから、ずっと怒られっぱなし。母親みたいな人です。何から何までやってくれますし」と話し、「6月1日に入籍して、そこから東京に泊まりで一度も家に帰れてなかったんですけど、5日ぶりに家に帰ったら『なんか臭いなぁ。急いでお風呂に入って!』と言われて、体を洗っているところを見られながら『次は首! まだ流さない!』と洗えてないところを指摘されていました。歯もまみちゃんに磨かれてるんです」と、かなり面倒見のいい奥さんのよう。

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祝福の言葉を求められた亜生は「お兄ちゃんはプライベートでも趣味がないし、まみちゃんをどこかに遊びに連れて行くとかもあまりしないので、それでも9年間まみちゃんは耐え忍んだので、『この人しかおらんで。この人と別れるなら軽蔑するわ』ということを僕は何回か言ってました。だから、よかったなと思います。おめでとうございます」と改めて昴生に伝えていました。

「結婚を機にどう大きくなりたいですか」という質問には、「今までは二人三脚でしたが、これからは僕の奥さんも増えて三人四脚で。力強いパートナーが増えて、3人で力を合わせていけたらと思います」と昴生。

下積み時代から支えてくれたまみさんと結婚し、ますますパワーを得た昴生を、そしてミキをこれからも応援してくださいね!

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【ミキ】

カラテカ・矢部の快挙をモデルとなった先輩が手荒い祝福!『第22回手塚治虫文化賞』贈呈式

6月7日(木)、東京・浜離宮朝日ホールにて、朝日新聞社主催『第22回手塚治虫文化賞』の贈呈式と記念イベントが行われ、『大家さんと僕』(新潮社)で第22回手塚治虫文化賞短編賞を受賞した矢部太郎(カラテカ)も出席しました。

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カラテカ・矢部太郎著『大家さんと僕』は、「ごきげんよう」と挨拶する一風変わった大家のおばあさんとトホホな芸人・僕(矢部)との、あたたかくも切ない交流の日々を描いた実話漫画。
昨年10月31日に上梓すると、半年で30万部を突破した今作が、第22回手塚治虫文化賞短編賞受賞し、芸人として、さらに漫画家以外の職種として初めての同賞受賞という快挙となりました。

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授賞式に先駆けて行われた囲み取材には、矢部に加え、登場人物のモデルとなったほんこん、板尾創路、石田靖、木下ほうかさんも出席。
フォトセッションから先輩にいじられまくりの矢部は、「漫画の神様の賞を受賞させていただきまして、大変光栄です」「こんなにうれしい気持ちになることがあるんだ」と喜びを露わにします。
モデルとなった先輩へは、事前に許可を取っていたものの、「盗作やないか!」(ほんこん)、「無断使用や」(板尾)など総攻撃を受ける矢部。

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ニット帽を被った関西人は木下さんがモデルだそうで、映画の打ち上げで知り合った2人は、近所に住む飲み仲間とのこと。
しかし木下さんによると、以前矢部とは週4回ほど会っていたものの「最近、既読スルーで全く会ってくれない」「頂点なんです。落ちるだけなんです」と苦言を呈しました。


板尾は「漫画描き出した頃、いい企画だなって思いましたけどね。ここまでいくとは思いませんでしたけど」と回想すると、矢部家に板尾や木下さんが集い、映画を見る機会があり、「今、チャンスだと思って(漫画を)初めて見せたんです」と矢部がエピソードを付け加えます。


続く石田は、矢部の絵の才能にいち早く気づき、吉本新喜劇のイベントのポスターなどを依頼していたとのこと。
また石田は、今日の会見について「僕、多分結婚しないので、披露宴だと思って来てください」と矢部から招かれたことを明かし、祝儀まで取られそうになったとまで言い張ります。

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映画化の可能性について話題が及ぶと、監督経験が豊富な板尾は「難しいでしょ。こんな頭の大きいおばあちゃんを探すのは大変」と語り、ほんこんから「真面目やなあ(笑)」とのツッコミも。


矢部のイメージによると、大家のおばあちゃんは「ゆっくりしゃべる黒柳徹子さん」だそうですが、矢部が本人を演じるとなると、板尾から「『徹子の部屋』に出たらええやん」とごもっともな指摘も入りました。


大家さんからは「ご立派になられましたね」と祝福されたそうで、矢部からは伊勢丹で購入したハンカチをプレゼントすると「大切にしまわせていただきます」と言われたとして、笑いを誘います。

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相方・入江慎也についての話題も飛び出しましたが、「入江さんの人脈の本を漫画化するのは?」といった質問に、矢部は「それはないです」とキッパリ否定する一幕も。


最後にメッセージを求められた矢部は、「先輩にわざわざ来ていただくのはいいのかななんて思ってたんですけど、結果、みなさんいい働きをしていただいて...」と語り、「コラー!(笑)」と総ツッコミを受けますが、「決して僕の力だけで取れたとは思っていないので、大家さん、いろんな方の力、応援していただいたみなさんもありがとうございます。これからもよろしくお願いします」と感謝の言葉で締めくくりました。


授賞式では、選考委員の里中満智子さんも、矢部について「この方、どうして芸人をやってらっしゃるのか。最初っからこっちにいらしたらよかったのに」「いつか大家さんじゃなく、大家(たいか)になられることを願っています」などとユーモアを混じえて絶賛。


また、アトム像を手にした矢部は「思った以上に重い」と率直な感想を述べた後、手塚治虫先生への思いを語り、若い漫画家の作品にも嫉妬したという手塚先生の逸話に触れ、「手塚先生に読んでいただいて、少しだけでも嫉妬していただけたらうれしい」と吐露します。

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さらにお笑い芸人でありながら、人前で話すのが苦手だと明かし、「うまく言葉に出来ない気持ちを少しでも漫画で描けたら」と決意のほどを語り、感極まる矢部へ惜しみない拍手が送られました。

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その後、記念イベントとして行われた『手塚治虫生誕90周年記念対談「治虫さんと僕」』では、矢部と手塚治虫さんの長女・手塚るみ子さんとの対談が実現。

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ツイッター上でのやりとりはあったものの、今日が初対面という二人は、「はじめまして」との挨拶後、手塚治虫作品についてはもちろん、絵本作家を父に持つ矢部と、境遇が似ているみ子さんと、その相違点など幅広いトークを展開しました。


矢部が手塚治虫という人物像に魅了されたきっかけは、手塚作品ではなく、藤子不二雄Aさんの漫画『まんが道』に登場する手塚先生だそうですが、そこから「図書館に唯一置いてあるマンガ」だったという『火の鳥』シリーズの魅力に取り憑かれ、そのスケールの大きさに、小さな悩みなど「どうでもいい」と思わせてくれたとか。


矢部はまた、1990年に国立近代美術館で開催された『手塚治虫展』へ父親と出かけ、衝撃を受けたそうです。
父親がこの晴れ舞台のために郵送してくれたという、そこで買った『鉄腕アトム』の下敷き、半券、さらにはファンクラブの会員証も披露し、るみ子さんを驚かせます。

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るみ子さんが絶賛する、大家さんと僕(矢部)を乗せたクルマが浮遊する空想シーンについては、手塚治虫作品の『新宝島』に触れ、「あれがすごいっていうのが残っていて」と影響下を示した矢部。
さらに手塚治虫さんの著書『マンガの描き方』も熟読しており、父親とともに作風への影響を自己分析しました。


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終盤、「今日、矢部さんが、緊張して、股間を触るんじゃないかと思い、緊張させろという命を受けている」と打ち明けたるみ子さん。
それに対し矢部は、直前の先輩4人との囲み取材に触れ「絶対触るな」と釘を刺されたとし、「そっちか(笑)」となぜか残念がるるみ子さんに、爆笑となりました。


最後に矢部は、「大家さんのもっと知りたいし、描きたいなと思います」「(その他の題材も)せっかくだから、描きたいものがあったら描きたいです」と意気込みを語り、授賞式、記念イベントを締めくくりました。

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【カラテカ】【矢部太郎】【ほんこん】【板尾創路】【石田靖】

サッカー芸人が集結し、「2018FIFAワールドカップ ロシア」の見どころを様々な角度から紹介する白熱のトークライブを展開!

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5月29日(火)、ポストよしもとにてトークライブ「絶対に語りたい日本のサッカーの話がそこにはある。」が行われ、ダブルアート・真べぇ、マルセイユ、鱒之介・西村、きみどり・土居、キンニクキンギョ・川畑、生ファラオ・石川が出演しました。

舞台衣装は歴代日本代表のユニフォーム。それぞれお気に入りの一枚を着用しました。そのうち石川はスタッフユニフォーム、マニアックな選択で沸かせました。会場のお客さまにも「質問があったらイベント中も声をかけてください」と呼びかけ、キンニクキンギョ・川畑の乾杯の音頭でイベントが始まりました。

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翌日にガーナ戦を控えていただけに、話題はさっそく日本代表の現状について。ハリルホジッチ監督から西野新監督に変わった日本代表を『M-1グランプリ』の決勝に挑むコンビにたとえてマルセイユ・津田が解説。「わかりやすい!」と好評でした。

また、ガーナ戦でのフォーメーションの予想でも盛り上がる中、一人真剣な表情を浮かべているのは津田。ガーナ戦のスタメンを予想する「津田メン」発表もありました。高校時代に全国レベルのサッカー部に所属していたきみどり・土居は当時、「2018FIFAワールドカップ ロシア」の日本代表に選ばれた酒井高徳選手と練習したこともあるとか。そんな土居が予想する「土居メン」の発表も。鱒之介・西村は学生時代、岡崎慎司選手と同じチームに所属し、同じく高校時代にファラオ・石川は乾貴士選手と対戦経験ありと、出演芸人も"強豪"揃いです。それぞれのスタメン予想でも沸きました。

意外な勘を発揮したのがマルセイユ・別府。学生時代は剣道一筋だった別府ですが、スタメン予想はなかなかの線だったようで「お前、わかってんな~」と相方の津田、別府もご満悦の様子でした。サッカー好き芸人が集まったこのイベントですが、その中でも「スタメン落ちした芸人がいる」とダブルアート・真べぇ。モンスーン・小山もサッカー芸人で知られ、日本代表にも明るいそうですがイベントには呼ばれなかったとかで、ステージではなく客席でスタンバイ。真べぇに呼ばれると「いつ声かけられるのかと思ってましたよ!」と声を弾ませながらステージへ。津田の意見も聞きながら小山のスタメン予想もありました。

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「ワールドカップ日本代表徹底討論!」と題したテーマトークでは、出演者それぞれ「この選手がすごい!」と"推し"を発表。別府は本田圭佑選手。「日本代表には絶対必要!」と力を込めました。本田選手のボールをキーパーとして受けたことがあるという土居はそのエピソードを明かし「天才でした!」と臨場感たっぷりに語りました。石川の"推し"は柴崎岳選手。柴崎選手のスーパープレイを収めた映像も紹介、会場からも拍手が起こりました。

「2018FIFAワールドカップ ロシア」の海外の注目選手の発表もありました。日本が1試合目に対戦するコロンビアはハメス・ロドリゲス選手。「4年前の南アフリカ大会から急成長、キレキレになっています」と津田。「ラダメル・ファルカオ選手とハメス選手に注目してください」と試合の見どころも。「ハメス選手は自由に動くので、その動きについていくとスペースができてしまって守備が甘くなる」と土居の目線もプラス。津田による日本代表の勝率ガチ予想も発表、「10%」という数字をはじき出しました。「(コロンビアとは)レベルが違う。力関係が全然違うんです。ただ、キーパーの選手がシーズンを通して試合を出ていないので、唯一、ここに隙が生まれるかもしれない」と津田。「南米チームはヨーロッパで行われる大会には弱いというジンクスもあるので...」と土居も望みをかけました。

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「グループリーグ初戦に勝てば8割方、リーグは突破できると言われている」と津田、続いて2戦目のセネガル代表の解説です。津田によればサディオ・マネ選手とケイタ・バルデ・ディアオ選手に注目だそう。「セネガルはとにかく足が速い」とチームの特徴も説明。また、カリドゥ・クリバリ選手もぜひ見てほしいと土居。「クリバリ選手のレベルが高くて、セネガル代表のほかのメンバーがついていけていけないほど」と推薦しました。津田の勝率ガチ予想は「30%」。「セネガル、ポーランドは前回、前々回のワールドカップに出ていない」との土居の情報に、「初戦の相手がセネガルだったら勝率も上がっていたかも」と加える津田。「順番な~!」と声を揃える芸人たち、順番が左右するのは芸人も同じこと、こればかりはどうにもならないと気持ちもこもっていました。

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3戦目のポーランド、津田の注目選手は「ロベルト・レワンドフスキ選手、ウカシュ・ピシュチェク選手。ピオトル・ジエリンスキ選手もいい。開花したらポーランドの勢いは止まらなくなるかも」とのこと。勝率ガチ予想は「35~40%」と高まってきました。聞けば「グループの最終試合なので強豪選手を休ませている可能性がある。またポーランドは組織がちゃんとしているので動きの予想がしやすい。日本は予想できない動きをする選手がいると弱いので、ポーランドとは相性がいいと思う」と続けました。

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石川の注目選手はスペイン代表で、ヴィッセル神戸の移籍も発表されたアンドレス・イニエスタ選手。「最後のワールドカップになるんじゃないかと言われています。小柄な選手ですが、ボールを取られないようにとガードがすごい。腕の力で相手を押しのけるという、イニエスタ選手がやっている初歩的な動きをずっとマネしていました」と憧れの選手だったそう。そこで別府を相手にガードの実戦を。「腕の力がすごい!」と別府、石川の強さに舌を巻いていました。

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他にも注目選手の名前が続々上がり、日本代表戦のみならず各国代表の試合も楽しくなりそうな、芸人それぞれの見どころで盛り上がりました。ドリンクを片手にざっくばらんな雰囲気でありながら、終始熱いサッカー愛が炸裂したトークライブとなりました。

【ダブルアート・真べぇ】【マルセイユ】【鱒之介・西村】【きみどり・土居】【キンニクキンギョ・川畑】【生ファラオ・石川】【モンスーン・小山】

2018年6月 7日 (木)

東野幸治、天津木村も高座に! 『桂三度と素敵なゲストによるめっちゃええ落語会3』レポート

6月4日(月)、東京・紀尾井小ホールにて、『桂三度と素敵なゲストによるめっちゃええ落語会3』が開催され、桂三度に加え、ゲストとして東野幸治、天津 木村が出演しました。

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東野幸治が桂三度に声をかけたことがきっかけとなり、スタートした『桂三度と素敵なゲストによるめっちゃええ落語会』。
第一回目は2016年6月に大阪テイジンホール、2回目は2017年6月に神保町花月で開催されましたが、東野にとっては第一回目以来、約2年ぶりの出演で、初出演の天津木村、桂三度の多彩な落語とバラエティー豊かな2時間を超える落語会となりました。


満員御礼となった会場に開演時刻が訪れると、緞帳が上がり、最初に高座へ上がったのは、桂三度。

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「オープニングアクト的に」と前置きし、津軽三味線を披露する三度ですが、時折、J-POPを気持ちよさそうに熱唱し、「『津軽イノセント節』でございました」と締めくくって、最初の爆笑を誘いました。

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出囃子に乗って再登場し、高座に上がった三度は、「みなさん気軽に、サンディーと呼んでください」と改めて来場者に挨拶。
この落語会が始まった経緯を説明した後、師匠の桂文枝から「『さんっ!』をやらへんのか?」と、世界のナベアツ時代のギャグ「3の倍数と3がつく数字の時だけアホになる」について、問い詰められたとのエピソードを語ります。

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師匠からの言葉を受けて三度は、上方落語の『時うどん』のお金を払うシーンで「3の倍数と3がつく数字の時だけアホになってしまう」を熱演。
40まで畳み掛けて数えると、「オモロー!」ポーズで、拍手笑いを浴びました。

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それから、上方落語ならではの道具『見台』や『膝隠し』、『小拍子』が大好きだと熱弁する三度は、「これさえあれば、自由に時間も場所も飛ばすことが出来ます」という小拍子を多用する新作落語を披露。
強盗に襲われたコンビニが舞台ですが、小拍子を鳴らす度に、登場人物のセリフと心の声が切り替わり、話があらぬ方向へと転がるという独創的な落語で魅了しました。


続いて高座に上がったのは、天津の木村卓寛。
ピンネタ時同様に、着物スタイルで高座に上がった木村は、代名詞である"エロ詩吟"が生まれた経緯や、2009年のブレイク時、いろはすが発売され、「あいつは同期のなかで一番すごい」といったトークで観客のごきげんを伺うと、「枕として試させてもらったんですけど、まあまあの手応えを感じました」と安堵の笑みを浮かべます。

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そして、2009年に河出書房新社より刊行され、累計15万部も売り上げた『天津 木村のエロ詩吟、吟じます。』、『天津 木村のエロ詩吟、まだまだ吟じます。』の2冊を取り出し、自らピックアップしたエロ詩吟と、そこに書き添えられたひとことを読み上げることに。
客席の反応を気にしつつ、「中2男子の悲哀」「ラブホテルでの男の悲哀」「女の悲哀」といったテーマごとに吟じ、「男ってかわいい生き物だ、優しい生き物だって思っていただければ幸いでございます」との言葉を残して高座を降りました。


続いて桂三度が二度目の高座へ上がると、「天津 木村くん、面白かったー。神聖な場所をええ感じに汚してくれて(笑)」とニッコリ。
ここでは、担任教師のもとに高校を辞めたいという生徒が次々訪れる設定の新作落語を披露し、サッカー部を皮切りに、ラクロス部、吹奏楽部など生徒が所属する部活動に例えて説得する教師の悪戦苦闘ぶりに、何度も笑いが起きました。

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次に高座に上がったのは、東野幸治。
「久しぶりですよ、こうやって高座でしゃべるの」「...っていいながらこうするんでしょ?」と羽織を脱ぐと、「月亭方正さんの10周年でいただきました」という扇子と手ぬぐいを見せつけ、いよいよ本題へと入ります。
「お客さん全員でそれぞれが持つ黒い球を膝の上に置きながら、僕の話を聞いてもらうシステムなんです」と前置きし、「今年上半期、いらないなと思うものを順番に説明していきたい」として、スケッチブックに書かれた『いらないモノ』についてトークを展開。

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有名芸能人やテレビを見て気づいた細かい点、さらには自身に目覚めた『男気』という感情、そして世間を賑わす事件にまつわるとっておきの話を次々披露し、「みなさんにおみやげを」というテレビでは聞くことが出来ない内容に、客席からは今日一番のどよめきや感嘆の声も上がりました。


トリはもちろん、"三度"目の登場となる桂三度。

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舞台袖で東野から「バトンを渡したで」ととある芸能ニュースの話題を振られたそうですが、あまりの際どさに「しゃべれるかい!(笑)」とツッコミつつも、サービストークを少しだけした上で、古典落語『大工調べ』を披露します。
この演目では見台等を使わず、大工と大工の棟梁(とうりゅう)と、家主とのやりとりを演じ、棟梁が早口でまくし立てる見せ場には、拍手喝采も。

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30分近くに及ぶ熱演となった『大工調べ』の下げが決まったところで、出演者3名が高座へ揃い踏みとなり、まず木村は、「僕がやった時は、まあまあ良かったかなと思ったんですが、お二人を見たら、自分はよくもなく悪くもなく...」と自身の高座を振り返ります。


続く東野は、「落語ファンの方には申し訳ない」と恐縮しながらも、自身のトークには満足げな表情。
東野いわく、テレビでは「お笑いがわかっているフリーアナウンサーみたいな立ち位置やから、イー!って」とストレスを抱えているとか。さらに、毎年年末に開催しているライブ『東野幸治vs山里亮太』で言いたいことを言えるものの、年の始めの方の話は印象が薄くなるとのことで、「上半期でやって欲しいのよ、1年に1回」「古典落語と新作落語と悪口をうまいこと包装」してと、同落語会の継続と出演を直談判し、三度を「いいんですか?」と喜ばせました。

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そして三度は、最後の演目『大工調べ』は、三遊亭兼好師匠から稽古していただいたネタだとし、「上方では僕しかやってないんじゃないですかね」と明かし、東野を「貴重な一席でしたね」と唸らせます。
最後に、三度が来場者に感謝を述べて、お開きとなりました。


今後とも、桂三度、並びによしもと落語の活動にご注目ください。

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【桂三度】【東野幸治】【天津】【木村卓寛】