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2018年9月

『HITOSHI MATSUMOTO Presents FREEZE(フリーズ)』9月19日(水)よりPrime Videoにて独占配信開始

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Amazonは、Amazon Prime Video(以下Prime Video)にて、Prime Original『HITOSHI MATSUMOTO Presents FREEZE(フリーズ)』の見放題独占配信を2018年9月19日(水)より開始します。本シリーズは全5話構成で、毎週水曜日に1話ずつ配信します。

Amazonランキング大賞のPrime Video総合部門で常に上位にランクインする人気シリーズ『HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル』に続く、松本人志による本シリーズは、参加者8名が「氷の塔」へ集結。この塔の中で参加者を襲う数々の仕掛けに驚くことなく、戸惑うことなく、微動だにせず耐え抜いた者が優勝するというかつてないバラエティ企画です。
タイトルの「FREEZE」とは、英語訳で"止まれ"、"動くな"を意味し、「FREEZE」と掛け声がかかったら参加者は何があっても一切の動きを停止しなければなりません。仕掛けに耐え抜き静止状態をキープできた人のみ次のステージへ進むことができ、最後まで動かなかった参加者が優勝となり、賞金100万円を獲得します。動いてしまった人は次ステージに上がることはできませんが、最後に用意されている敗者復活戦を勝ち抜いた1人は決勝へ進出することができます。

そんな前代未聞の"動いてはいけない"革命的バラエティ企画に挑むのは、フットボールアワー岩尾望、安田大サーカスクロちゃんさん、南海キャンディーズしずちゃん、鈴木奈々さん、ダイアモンド✡ユカイさん、FUJIWARA藤本敏史、ボビー・オロゴンさん、諸星和己さんの8名です。
風、水、火、生物をはじめとするあらゆる試練に耐え、一切動かないでいられるのは果たして誰なのか?精神的にも肉体的にも追い詰められた個性的なメンバーから一体どんなリアクションが飛び出すのか?この上ないお笑いのバトルを一瞬たりともお見逃しなくご覧ください。

また、9月10日(月)より配信開始となる、緊急特番『新企画の全貌、ついに解禁』では、松本人志が、『ドキュメンタル』に続いて本企画にも参加したFUJIWARA藤本敏史や『ドキュメンタル』の参加経験があるメンバーと共に、いかにしてこの企画に至ったのかを語っています。


モデル、ミュージシャン、芸人など総勢8名が松本人志×Amazonの仕掛ける今年最大の悪だくみに挑戦、ドキュメンタルに続く松本人志の革命的バラエティに乞うご期待!






『HITOSHI MATSUMOTO Presents FREEZE(フリーズ)』 概要
タイトル: 『HITOSHI MATSUMOTO Presents FREEZE(フリーズ)』
配信開始日:2018年9月19日(水)
話数:5話(毎週水曜日1話更新)
出演:松本人志(ダウンタウン)、岩尾望(フットボールアワー)、クロちゃん(安田大サーカス)、しずちゃん(南海キャンディーズ)、鈴木奈々、ダイアモンド✡ユカイ、藤本敏史(FUJIWARA)、ボビー・オロゴン、諸星和己
コピーライト:(C) 2018 YD Creation
予告編URL:https://youtu.be/2_rL1vmK5Fw ※9/10以降に公開予定
番組URL:www.amazon.co.jp/freeze
『FREEZE』の番組詳細については、以下公式SNSよりご覧いただけます。
Twitter:@Freeze_amazon (https://twitter.com/Freeze_amazon)*9/10以降に開設予定




「緊急特番」 番組概要
タイトル:緊急特番 語るドキュメンタル&新企画発表スペシャル
#1 『ドキュメンタルを振り返る』
#2 『新企画の全貌、ついに解禁』
配信開始日:
2018年8月24日(金) #1 『ドキュメンタルを振り返る』
2018年9月10日(月) #2 『新企画の全貌、ついに解禁』
出演:松本人志、藤本敏史(FUJIWARA)、ケンドーコバヤシ、くっきー(野性爆弾)、秋山竜次(ロバート)
コピーライト:(C) 2018 YD Creation
番組URL:https://www.amazon.co.jp/matsumotoken




【ダウンタウン】【松本人志】【フットボールアワー】【岩尾望】【南海キャンディーズ】【しずちゃん】【FUJIWARA】【藤本敏史】【ケンドーコバヤシ】【野性爆弾】【くっきー】【ロバート】【秋山竜次】

元日本代表監督 岡田 武史さんも推薦!平畠啓史Jリーグ54クラブ巡礼10月5日発売!

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「平畠啓史 Jリーグ 54クラブ巡礼~ひらちゃん流Jリーグの楽しみ方~」が、10月5日(金)に発売されます。


プライベートでもスタジアムに足繁く通い、芸人イチのJリーグ通と言われている平畠啓史だからこそ知っているJリーグ全54チームの情報、魅力などを各チームごとに紹介!
縁の下の力持ち、全チームのスタジアムDJさんが一覧で見られるのはこの本だけ!
Jリーグ観戦にはかかせない一冊となっています。


Jリーグへの愛がほとばしりすぎて泣ける、全54クラブの魅力をつづった珠玉のコラム、スタジアム、グルメ、イベント、おみやげ、寄り道......全チームの「おすすめTOP5」を掲載し、また、中村憲剛選手(川崎フロンターレ)との特別対談も収録。

元日本代表監督 岡田 武史さんも推薦の渾身の一冊となっています。



以下、平畠啓史コメントになります。

「選手の名前を知らなくてもオフサイドがわからなくても、Jリーグそしてスタジアムは楽しい」



『平畠啓史 Jリーグ54クラブ巡礼~ひらちゃん流Jリーグの楽しみ方~』
発売日:2018年10月5日
定価:本体1500円+税
ページ:240P 版型:A5判
発行:ヨシモトブックス 発売:株式会社ワニブックス




【平畠啓史】

立見御礼!福岡よしもとのマサルが7周年記念ライブで初のホール公演を開催

9月8日に、福岡よしもとのピン芸人の単独ライブとしては最大規模となる500人規模のホール公演を開催した、"博多のおいさん"こと、マサル。7周年記念公演の会場となった福岡市立中央市民センターのロビーは、地元TV局やタレント、ご贔屓からの大量の花が埋め尽くし、お客さんは列を成して開場を待つ事態に。また、地元芸人のスペシャルライブを取材しようと、TV番組も駆けつけ、居合わせたお客さんは、期待を込めた応援コメントでインタビューに答えます。
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開場と同時に、みるみる埋まっていく500席。なんと立見客が出るほどの盛況ぶりで、待望のライブを目前に早くも熱気に包まれます。
そして、いよいよ本番の時刻。ジングルに合わせて、マサルが登場です! 「どぉ〜も〜!」と、演歌歌手ばりのド派手な衣装で現れ、「すごいなぁ〜!立見までしてもろうて、ありがとうございます‼」と、満員の客席に驚きを隠せないようす。
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「福岡よしもと30年の歴史の中で、ピン芸人で500人キャパを埋めるのは、僕が初めてでございます!皆さんのおかげです」と語り、客席からは温かい拍手が沸き起こります。不安と緊張を口にしながらも、「勢いで乗り切る!」と宣言をし、お馴染みの"博多一本締め"を合図に、本編スタートです。

まずは大工姿がトレードマークでもある"博多のおいさん"が、ステージへ。
20180911110104-fc35b55775d811d3591fad2ebc8ae6bbbdbf76fe.jpg朝礼や、ベテラン大工の先輩など、工事現場のあるあるネタを披露。耳馴染みのある博多弁炸裂で、お客さんを引き込みます。合間に、おいさんお決まりの「どげ〜ん?」とお客さんに問いかけ、その都度、客席からはドッと笑いが起こります。

続いて、コント「お別れ」。「兄貴〜!」と、病院のベッドに横たわる患者の下に駆け寄るチンピラ風のマサル。会場には規則正しい心拍数の音が鳴り響たいてスタート。新作コントに終始爆笑が続きます。
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次のネタでは、ハードボイルド作家、博多謙三のお目見えです。記者会見のシチュエーション設定で、彼が答える名言風なひと言を発する度にフラッシュが!
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「はじめに言っておく。箸休めのネタやけんね...」と、ワイルドな佇まいの先生とはギャップある予防線を張るようなコメントに、客席からはドッと笑いが起こります。

続いては、ひとりコント。舞台は「よしもとミュージカル」のオーディション会場。審査基準はルックスと表現力、歌唱力だそうで、さっそく一人目の受験者が入って来ます。Tシャツ姿のオタク風な青年。その個性的な姿に、早くも会場からはクスクスと笑いが起こった。
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最後のキャラクターは、博多のおばちゃんこと、"マサヨおばちゃん"。
情報番組の商店街ロケでお馴染みのマサヨおばちゃんは、ココでも番組同様、人の買い物事情が気になるようす。「なんばこうたと?」とお客さんの買い物リサーチが始まり、「肉!」「洋服!」「ピアス!」「シチューの材料!」「毛糸!」、そして最後の男性がその前に出た「シチューの材料!」とボケてみせ爆笑を誘うなど、次々繰り出されるお客さんのノリノリな返答に、アットホームな雰囲気が漂います。
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お客さんとの掛け合いに、終始なごやかなムードに包まれながら、客席でふとファンが持っていたTシャツに目が止まります。
芸人2年目の時に結成した、芸人によるアイドルユニット「たけのこボーイズ」のTシャツ。センターを務めていたという思い出話しに花がさくと、今度はマサルがピンになる前に組んでいたコンビ時代の懐かしアイテムを発見! コンビ時代の初単独ライブのTシャツで、持ってきたファンは思わず涙腺が崩壊状態に。「泣きなさんな!」と、我に返ったようにマサヨおばちゃんになってフォローしながら、大事に取っておいてくれたことに感謝を伝えます。
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また、プレゼントも持ってきたというちびっ子や、番組で共演中のFBS福岡放送の松井アナウンサーが壇上に上がるなど、地元から幅広く愛されていることを実感するひとときが流れます。
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そこから、本日の感謝を伝えるエンディングVTRへ。この日のために練習する姿、家族が応援するようすなどが流れ、この日にかけた想いの強さが伝わります。再び大きな拍手で迎えられながら登場し、「VTRにもありましたように、みなさんがおって、僕がおります」と、素直な気持ちを明かしながら、言葉に詰まるマサル。
「がんばれー!」とフォローする客席に深々と頭を下げながら、「こんなにたくさんのみんなの前で単独ライブをやれたことに嬉しく思います!」と、涙をグッと堪えながら挨拶。感動的な雰囲気に包まれながら、「よかったよー!」という男性からの歓声に、「1人だけ?」と確認して、笑いが起こります。

いつもの笑顔に戻ると、ここで福岡の天神に常設劇場ができたことを報告。また、「博多おっしょいズ」という演劇ユニットを結成したことを発表しました。
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10人編成のユニットのメンバーをステージに呼ぶことになり、「おっしょい!おっしょい!」の掛け声と共に元気よくメンバーが登壇。NSC福岡校一期生の「ポンコツラーメン」の西村、「カーネギー」の中村・澤・松相、そして同期のたいすけを紹介し、めざすは大泉洋率いる「TEAM NACS」だとか。大きな夢に思わず客席からは笑いが漏れるも、慌てて「ボケじゃないよ!本気だから!」と、息巻くマサル。初演が10月13日によしもと天神ビブレホールで開催することが告げられました。

最後は、観客と記念撮影して、温かい拍手が鳴り響く中、「7周年単独ライブ大・大・大祭り」が幕を閉じました。この景色をまぶたに焼き付けるように、名残惜しそうにステージを去るマサル。余韻に浸る間もなく、「博多おっしょいズ」のメンバーと、ロビーへ移動してお客さんを見送ります。
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記念撮影にも気さくに応じながら、「たくさん笑わせてもらった!」「これからも頑張って!」と、愛ある感想をたくさんもらったマサル。この日の手応えを胸に、「博多おっしょいズ」など、さらなる挑戦に勢いづいたマサルから、今後目が離せません!



【マサル】

ミキ・亜生 待望の日めくり、10月19日発売

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10月19日ミキ・亜生の日めくり『[日めくり] 黒猫ダイアリー 僕とぼくの家族のカラフルな毎日。』が発売されます。

お笑いコンビ、ミキ・亜生と黒猫たちの心温まる日常をカラフルに切り取った日めくり。
亜生が保護した個性的な黒猫たち(助六・銀次郎・千太郎)=家族と過ごして感じたことを綴った31日分のメッセージ付き。お笑い好きだけでなく、猫好きも楽しめる内容です。
兄・昴生も登場!? 毎日ながめれば、いつのまにか笑顔に!!



以下、ミキ・亜生のコメントです。

「この日めくりを見て、まいにち少しでも元気を出してくれれば、また保護猫のことを少しでも考えてくれたら嬉しいです!!猫最高!!!」




『 [日めくり] 黒猫ダイアリー
僕とぼくの家族のカラフルな毎日。』
発売日:2018年10月19日
定価:本体1,000円+税
31日分・17枚綴/オールカラー
発行:ヨシモトブックス 発売:ワニブックス





【ミキ】【亜生】

2018年9月10日 (月)

アイパー滝沢、DJの座を死守!!『アイパー滝沢のホゥ! リーナイト・フィーバー~大宮出張編~』レポート

8月30日(木)、埼玉・大宮ラクーンよしもと劇場にて『アイパー滝沢のホゥ! リーナイト・フィーバー~大宮出張編~』が開催されました。

本イベントは、埼玉県さいたま市のコミュニティFM放送局「レッズウェーブ(REDS WAVE)」にて、アイパー滝沢がDJを務める同名番組初の出張イベント。ラジオの収録さながら1人、舞台へ登場したアイパー。番組収録時はミキサー席に座ってマイクのボリュームを調整したり、音楽をかけたりとスタッフが行う作業もこなしてますが、ライブでも静かに黙々といつもの行程に取り掛かります。
「この番組はキザでハートフルでちょっぴりスリリングな......ライブです」と説明後のオープニングトークでは、まさかの恋愛相談!「今まで好きになったことがないタイプだから、好きになっていいのか悩んでるんだよ」と赤裸々に語ると、客席からはクスクスと笑いが起こりました。
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紹介した曲が流れる中、客席へ目を移したアイパー。「いつもこんな感じでやってます。けっこう噛んでましたけど、それもそのままやってるんです。怒らないでくださいね。しょうがないですから」と話し掛けつつ、曲を終えると1組目の客人・マヂカルラブリーを呼び込みました。
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同番組にゲスト出演したことがあるというマヂカルラブリー。野田クリスタルは「説教したと思うの、それでいいと思うなよって。これでよしとしている間、一生このままだなって思ってたけど、今日改めて一生このままだなと思った」とピシャリ。村上も「曲の音出しにテンパりすぎて、トークがおざなりになっていた」とアイパーの進行について指摘しつつ、先日、沖縄のラジオ番組に出演した際に出会ったDJの軽快且つハイテンションなトーク術をレクチャーします。
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が、マイペースなアイパーは「そんな話どうでもいい!」とキッパリ。「最近どうなんですかっていうことが、お客さんは聞きたいと思う。だけど、何を聞いていいかわからない............今日、何食べました?」と唐突に質問します。
マヂカルラブリーの2人は「油淋鶏」(村上)「今、体を絞ってるから、ゆで卵しか食ってない」(野田)と律儀に答えますが、アイパーはあまり興味がないようで、ラジオでの企画「アイパー最強伝説」でマヂカルラブリーと対決したしりとりをもう一度やろうと提案。アニメをテーマに繰り広げますが、最強の見せ場を披露できないアイパーに、村上に「ひどすぎるよ! 流れが!!」とツッコみました。
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2組目の客人は、先日ラジオにゲスト出演したボーイフレンド。「出て反響あった?」と尋ねるアイパーは、「気持ちが明るくなりました」(宮川)「あのとき、むちゃくちゃ楽しかったんです」(黒沼)と返事に、「いじられてるのかな?」とポツリ。「本番を録り終えたあとに、練習だよね?とはよく言われる」と話すと、2人は笑いながら「たしかにこれでいいのかなって」(宮川)「本番感はなかったです」(黒沼)と正直に答えます。
宮川の「鉄筋を奏でて、なんの曲かを当てるゲームやったじゃないですか。音階はめちゃくちゃで、リズムだけでア当てるっていう。支離滅裂な不協和音で体調が悪くなった。あれやりませんか?」との提案で、早速やることに。提案しただけあって、アイパーの出すお題を見事に当てる宮川でした。
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3組目の客人はGAG。3人の紹介ギャグを振りつつ「最近、立ち位置変えたよね? なんで?」と訊くアイパーに、「ほんまのラジオゲストみたいに扱ってくれてる!」と驚く福井。もともと宮戸が真ん中だったそうですが、福井によると「坂本と宮戸が揉める事件があったりしたので、僕が真ん中になってたんですけど、最近仲良くなったから戻しました」とのこと。真剣に話を聞くアイパーは「ラジオかライブか、どっちなんかまだ掴めてない」と戸惑いを見せる福井に、「本当のことを話してほしい。聞きたいことを聞いてほしいし、言いたいことを喋ってほしい」と説明。それに対して、宮戸が「変に大喜利っぽいトークはして欲しくないってことですね」と納得した様子を見せますが、マイペースなアイパーはすぐさま気持ちを切り替えて、新しく考案したゲームをやろうと提案。「来週の収録でやりたいから」とやってみせますが、宮戸に「クソゲーや!」と一蹴されてしまいました。
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ここから突然、GAG仕切りのゲームコーナーに。「聞いてないよ!」と驚くアイパーが参加することになったのは「アイパー滝沢番組DJ争奪ゲーム」。もっともポイントの多かった人が新DJに決定するというルールが説明されると、「いやです!」と拒むアイパー。宮戸は「聞くところによると、今日はどれくらいの人がラジオを聴いてくれているかも調査しているらしいですよ」と参加を促します。
その後、「埼玉」「大喜利」「(ラジオ)番組」からクイズを出題。番組に関する問題「ホゥ! リーナイトあるある」では、「俺、いっぱい答えたほうが得だよね?」と言いながら次々と答えていくアイパー。「ゲストのマイクをオフして喋り続ける」「2本録りで2本目を重ねて録音して、1本目を消去しちゃう」など数々の失敗を赤裸々が告白されると、客席からは大きな笑いが起こりました。
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結果、アイパーが優勝!「あぶねー! 死守しました!」とホッと胸をなでおろしつつ、「どうやったらみなさん、聴いてくれますか?」と客席へ問いかけます。
「NON STYLE・石田さんに来てもらうことにしました」と告げると、「スペシャルウィークをつくってください」(村上)「ポスターとかステッカーとかつくったらどうですか?」(宮川)など、さまざまな提案が。「とにかく1回聴いてみてください」と力強くアピールしつつ、「あと、メールが欲しいです。録音なんでリアルタイムでは返せないですけど、必ず見ますんでお願いします!」と熱く訴えかけました。
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『アイパー滝沢のホゥ! リーナイト・フィーバー』は、毎週火曜日19時より放送。パソコンでは「サイマルラジオ」(http://www.simulradio.info)または「Listen Radio」(http://listenradio.jp/)、スマートフォンでは「Listen Radio」(無料)または「FM聴」(有料)で聴取可能となっています。
また、メールも大募集中!「レッズウェーブ(REDS WAVE)」(mail@redswave.com)までお送りください。お待ちしております!



【アイパー滝沢】【GAG】【マヂカルラブリー】【ボーイフレンド】

1ヶ月公演成功後すぐ、『シソンヌライブ[モノクロ]』をスタートさせたシソンヌへインタビュー!

8月1日から26日まで、東京・赤坂RED/THEATERにて開催された『シソンヌライブ[sept]』が、10月31日(水)、DVDとして発売決定。8月某日、恒例のオーディオコメンタリーの収録を行なったシソンヌに、インタビューを敢行しました。

初めての挑戦となった26日間30公演は、大盛況のうちに終了。現在は、すでに全国を巡る『シソンヌライブ[モノクロ]2018』の後半戦をスタートさせています。
今年は100公演以上のコントライブを行ない、今までに育てたコント筋肉をさらにムキムキと成長させているシソンヌに1ヶ月公演を振り返ってもらいつつ、再びスタートした『シソンヌライブ[モノクロ]2018』について、今後の展望についてなどさまざまに語ってもらいました。
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(写真左から:じろう/長谷川忍)

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――収録を終えての率直な感想を、まず教えていただけますか。

長谷川 新鮮な気持ちで観られたと言いますか、今すぐ「もう1回ライブやって」って言われてもセリフが出てくるくらい時間が経ってない中での収録でした。けど、後半とか見入っちゃったくらい楽しかったですね。

じろう 僕も最後のほうは普通に見入っちゃいました。このDVDって1ヶ月公演の真ん中くらいに撮ったんですけど、後半に足したボケも入れたかったなって。あぁ、この時はまだ思いついてなかったんだ、やってなかったんだと思いながら観ましたね。言っても、話の筋には一切関係ない小ボケなんですけど。

長谷川 あぁ、それは思った。観た人が気づくか気づかないかくらいのレベルのものなんですけど、あのツッコミもあのボケもよかったから、DVDに入れたかったなってちょっと思いました。こういう感情も、長いことやらなかったら思わなかったことですね。

――26日間30公演という1ヶ月公演を終えての心境はどうでした?

長谷川 意外とできちゃうんだなっていうことに、びっくりしました。

じろう 今まででいちばん面白かったって言ってくれる人も、けっこう多かったですね。もちろん見え方の問題もあるんでしょうけど、あれくらいの大きさの劇場でゴリゴリにコントをやるほうが僕らは向いてるかもしれない。あと、コントに関しては1ヶ月前よりすごく面白くなっているだろうなって。お客さんの前で30回、2時間近いライブをやったことで、とんでもない経験値を手に入れたなと思いました。

長谷川 どの芸人さんにも「すごいねぇ!」って言ってもらって。先日、別々で『LIFE!〜人生に捧げるコント〜』の収録に行ってたんですけど、内村(光良)さんに「お疲れさま。何日間やったんだっけ?」って声をかけてもらって。「26日間30公演です」って答えたら、「狂ってるねぇ!」って言われました(笑)。内村さんにそう言ってもらえるような公演をやったんだなって。ほかの方々にも「狂ってるね」ってけっこう言われたので、すごいことをやったんだなと実感しました。コンビを組んだ当初から、じろうは自分じゃ考えられないようなネタをずっとつくってくれてますし、みんながやっていないことに挑戦していこうっていう気持ちは2人の中ではずっとあったので、周りからすごいと言われることに関しては嬉しいですね。

――昨年、お話を伺ったときは1ヶ月公演という未知なる挑戦に不安を感じているように思ったんですけど、実際にやり切った今のお2人はけっこう淡々としてますよね。それは、なぜですか?

じろう 『〜[モノクロ]』をやってることが大きいんじゃないですかね。寄席や営業じゃなく、自分たちのイベントをずっとやっている流れの中に今回のライブがあったので、特別な達成感がないというか。

長谷川 この1ヶ月公演の前に、全国23ヶ所でライブをやってましたし、このあともすぐ『~[モノクロ]』が始まったんで、終わった感覚がないんですよね。2018年が終わったら、2人とも"あぁ、やったなぁ。1ヵ月公演と47都道府県公演がんばった!"って思えるのかもしれないですけど。

じろう いや、来年の『〜[モノクロ]』の構想をすぐ考えないといけないから、そんなこと思わないかもよ。

長谷川 そうだなぁ。体が動かなくなる限り、ずっとやっていくので、1つ1つに対して一喜一憂していられないかもしれないですね。

――正直な話、やめてもいいわけじゃないですか。毎年やらなくてもいいのに、自分たちのライブをやり続ける、そのモチベーションはどんなところにあるんですか。

長谷川 自分たちのライブをやるのが楽しいからでしょうね。たまに狂いそうになることもありますよ?(笑)"うわぁーー! どんだけネタやんなきゃいけないんだよ!"って思う時もありますけど、1回休んだらずっと休みません? 楽なことを覚えたらずっと楽しちゃう。そういう気持ちもあるから、この先もずっとライブを続けていくと思います。

――ネタをつくらなきゃいけないじろうさんは、アウトプットばかりになるとちょっと大変そうだなとも思ったりしますけど。

じろう 映画を観たり、本を読んだりしてネタになることを吸収しないとなぁと思い続けて、3年くらい経つんです。この前、制作のスタッフさんに「どうしたらいいんですかね?」って訊いたら、「じろうくんは今のままでいいんだよ」って言われたので、今は何も取り込まなくてもいいやって思ってます。ネタは書けてますし、アイデアが枯れる気配はないので。それに、設定どうこうよりもやりとり、よりコントコントしたものが好きになっていて、目の前にある机1つで10分のコントしてって言われてもできるんですよ。だから、今は頭よりも体、自分でどう表現するかっていうほうがまさっている感覚もあります。

長谷川 じろうは新聞読んでるしな?

じろう そうだね、新聞がいちばん面白いですよ。リアルな一般市民の声が載ってるんで。

――いろんなものを読んでるんですか?

じろう 取っている新聞と、Twitterでいろいろとフォローしてるものを読んでます。毎日新聞の「女の気持ち・男の気持ち」がすごく興味深いですよ。いろんな地域の人の声が書いてあるんです。

――1ヶ月公演でも新聞で読んだ時事から着想を得たコントがあったと思いますが、本日の収録で観直してみて、改めてネタに関して感じたことはありましたか。

じろう 今回はこれがいちばん好きみたいなものはなくて、平等にいいなと思ってるんです。けど、松岡(「カメラマンとアシスタント」)はやっぱり怖いですよね。

――ゲネプロの帰り、赤坂見附駅で黒いTシャツと黄色いスカートを履いてるセミロングの女の人を見かけて、「松岡!」ってギクッとしました。

長谷川 ははは! ああいう格好をしている女性、普通にいますよね。

じろう 衣装に関しては、衣装さんになんとなくのイメージを伝えるとバッチリと合うものを用意してくれるんです。僕ら、洋服のルールなんて知らないんですけど、「こういう年齢の人はこういう服装はしない」とか細かいことまでめちゃくちゃこだわってくれる人で。

長谷川 「この靴いいですね」って言ったら、でもこの服とはこういう合わせ方をしないとか見栄えではなく、マナーを教えてくれるので勉強になります。

――いつもどういう感じでイメージを伝えてるんですか?

じろう 年齢、職業、どれくらいの層みたいなことを伝えると、雑誌の切り抜きみたいなものをバーっと見せてくれるんです。で、このテイストでってお願いした一発目でバチーンと合うものを提案してくれます。
長谷川 ピンと来るものが出てこないときは、みんなでインターネットとかでいろいろとイメージに合うものを探すと、衣装さんがみんなの意見からいちばんいいところを汲んで選んでくれるんです。本当にありがたいですね。

――衣装も小道具もなく、お2人だけでコントを繰り広げる『~[モノクロ]』も、息つく暇もなく始まりましたね。

じろう (9月2日に行われた)島根のチケットが早速売れてなかったので、修行です(笑)。

長谷川 チケットの売れ行きがよくないところはあると、がんばんなきゃって思いますよね。1ヶ月公演のチケットが完売したといって、手放しに喜べないのはこういうところなんです。"お前ら、まだまだだぞ"って凹ませてくれる場があるのもありがたいといいますか。

じろう 始めた当初、地方であんなにたくさんのお客さんが来てくれるなんて思ってなかったですしね。自分たちから各地へ行く意味ってすごく感じてますし、やっていて楽しい。自分たちで各地域へ行けて、僕らを観たいと思った人が会場に来てくれるっていちばんの幸せですよ。観たいと思ってくれた人の前でネタをするのは、すごく充実感があります。今後は、今やっていることを広げていって、次のステップへつなげていきたいなとも思いますし。

――新たに挑戦してみたいことは具体的にありますか。

じろう 1ヶ月公演の中打ち上げで、フランス公演をやってみたらどうかっていう意見が出たんです。演出部に外国人の奥さんがいる方がいるんですけど、日本の笑いがけっこう理解できると聞いて。それに、フランスでは日本の舞台をやることもあるそうなので、ヨーロッパの最先端の国でコントをやったらどうなるんだろうなって興味はあります。

長谷川 フランスのパリ、イギリスのロンドンなんかでやれたらいいですよね。

じろう うん、『シソンヌライブ』10回目くらいに実現できたらいいですね。それまでに、もっと大きな規模でライブができて、お客さんももっと増えていたらいいなと思います。
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【シソンヌ】

いよいよ9月13日(木)より上演! 舞台『MOTHERマザー~特攻の母 鳥濱トメ物語~』ワッキー×おばたのお兄さん ロングインタビュー

9月13日より、東京グローブ座を皮切りに全国4カ所にて上演される舞台『MOTHERマザー~特攻の母 鳥濱トメ物語~』。大東亜戦争末期の時代、特攻隊員たちから"母"と慕われた実在の人物"鳥濱トメ"の半生を描いた作品である今作は、当時、特攻隊員たちが出撃前に連日訪れた軍指定食堂「富屋食堂」を舞台に、特攻隊員たちの葛藤や彼らを見送る富屋食堂のおばちゃん(トメ)の心情など、そこで繰り広げられる人間模様を描いた心打たれる作品です。初演から10年目を迎える今作に6年目の出演となるペナルティ・ワッキーと、今回が初参加となるおばたのお兄さんに、今作への熱い思いを語ってもらいました。

*     *     *     *     *     *     * 
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(左:おばたのお兄さん、右:ワッキー)

ーーもうすぐ舞台の初日を迎えますが、今のお気持ちは?

ワッキー 気持ちは心地よく上がってますね。稽古は、鳥濱トメさんや特攻隊の方に失礼のないように本気でやっていて、みんないい意味で緊張感を保ったまま、いい舞台にしようという気持ちで同じ方向を向いてやっているので、稽古の終盤になってくると一体感が出てくるんです。その感じがたまらなくいいんですよね。でも、そのいちばんいい時期に僕は稽古に出られないっていう......(笑)。

おばたのお兄さん(以下、おばた) ハハッ(笑)。

ワッキー 毎年、『MOTHER』のグループLINEができるんですよ。キャストが50人と大所帯なんですけど、みんなが仲よくなっていく感じがLINEでどんどん伝わってくるんですね。稽古終わりでリラックスしてる感じだとか、ちょけてる感じだとか、真剣にやってる感じとかが上がってくるのを、営業先だったりPR先だったりで見て「うんうん」なんて思いながらも「悔しいな」っていう思いはありますね。

ーーおばたさんはいかがですか?

おばた 今まで神保町花月でお芝居をしたことはあったんですけど、外部の舞台で外部の役者さんとやるのは今回が初めてで。僕は13日と14日の計3公演しか出られないんですけど、今は僕が出ない回でもいいからとにかく観てほしいという気持ちですね。

ーー外部でのお芝居が初めてだと、稽古の時に戸惑いなどはありましたか?

おばた やっぱり周りの方がちゃんとした役者さんなので、動き方ひとつひとつが勉強になるっていうのが率直な感想です。あとはもう、ホントに稽古の時から気持ちが入ってるというか、役になってるんですよね、みんな。気持ちで動くので、一回一回動きが変わったりするんです。こっちのテンポとか間とか、言葉の強さとかが変わったりすると、相手の受け方も違ってくるんですよね。「すごいなぁ、これがちゃんとしたお芝居なんだなぁ」って思いました。

ーーおばたさんは特攻隊員の役を演じられるんですよね?

おばた そうです。穴井少尉っていうんですけど、穴澤利夫さんという実在した方がモデルになっている役で。この方は婚約者を残して特攻に行った方なんですけど、婚約者に宛てた手紙が切なくて泣けるんです。今作はいくつかのエピソードに分かれてるんですけど、ありがたいことにそのエピソードの中ではメインをやらせていただいていて。

ーーワッキーさんは今年で6年目の出演で、特攻隊長の役を演じられていますが、演じていて毎年同じ気持ちになるんですか? それとも感じ方は変わったりするのでしょうか。

ワッキー 気持ちは変わらないですね。僕は部下が4人いる隊の隊長役なんですけど、とにかく「僕は隊長だ!」とだけ強く言い聞かせてます。言ってみれば僕はピンポイントゲッターみたいな感じなんです。バッと出てきてバーッとしゃべってバッと帰ってく、みたいな。だからこそ、とにかくこの隊の隊長で、自分についてきてもらいたいし、自分がしっかりしなきゃいけないっていう気持ちだけを強く持っているというか。
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ーーなるほど。ところで、今回はワッキーさんの方からおばたさんに直々のオファーがあったそうですが。

おばた そうなんです。もともと僕、この時代の戦争の話にすごく興味があって。で、ワッキーさんがちょうど昨年の『MOTHER』の公演前にチラシを持って劇場にいらっしゃったんです。で、「それ、なんですか?」って聞いたら「こういう芝居があるんだよ」って教えてもらって。で、「僕絶対行きたいです!」って言ったんですけど、結局行けず......。そしたら今年、ワッキーさんが僕に「去年興味を持ってくれた芝居なんだけど、おばたは体育会系だし、向いてると思うから出ない?」って声をかけてくださって。まだ公演は始まってないですけど、ホントに貴重な体験をさせてもらってますし、かかわれてよかったなって思います。
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ーーワッキーさんは、なぜおばたさんを誘ったんですか?

ワッキー やるからには、ただ「ワッキーさんに言われたからやる」っていうのではなく、このお芝居のことを深くわかってくれて、本気でやってくれる後輩じゃないとやだなって思ったんです。あとは、僕は少しスポーツに偏った人間なんで、ずっとスポーツをやってきた人とは気が合うんじゃないかと思っていて、おばたはバッチリだなと思って。そういう人ってなかなかいそうでいないんですよね。それに......ノリにノッてますし(笑)。まぁそれは二の次なんですけど、とにかく「『MOTHER』に合うな」と思ったんです。
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ーーおばたさんも作品に興味があり、ワッキーさんも合うと思った......相思相愛ですね(笑)。

おばた ただ僕、不安は大きかったんですよ。みんな役者さんだし。だから「大丈夫かなぁ?」っていうのが正直なところではありました。

ワッキー でも、横にいるのにこんなこと言うとちょっと気持ち悪いかもしれないけど、僕、おばたを見てて「舞台度胸があるな」って思ってたんです。(舞台では)そういうことが大事だったりするんで。しゃべるときもいつもスラスラ話してるから、全然クリアできるだろうなと思って。『MOTHER』の中でも、おばたの役はたぶん、ひとりの人が言うセリフの量としてはいちばん多いんですよ(笑)。

ーーそうなんですね!

おばた ビビリました(笑)。でも、出演が決まる前から、決まってからも、稽古中もずーっとワッキーさんが本当にすごく気にかけてくださって。まるで僕が小学生で、その大きいお兄ちゃんか、ぐらいの感じでずっと気にかけてくださったんです。

ワッキー (笑)。いや、やっぱりそれぐらい重要な役だし、前半戦のキーマンだから。セリフも長いし、しかもその時代の言い回しだったりするから「大丈夫かなぁ?」って。でも、ずっと出てる他のメンバーが、おばたのことを「めちゃめちゃいいよ」って言ってて。

おばた え、ホントっすか!?

ワッキー みんな「たぶんこの役をこれまでにやった人の中でいちばん、最初からセリフが入ってた」って。

おばた 最初の稽古は緊張でセリフが飛んじゃったりしたんですけど、でもやっぱりワッキーさんの顔に泥塗るわけにいかないし、外部の方々がどんな感じかもわからなかったんで。セリフを入れとけば間違いないじゃないですか。だからもう、今まで寝てた移動の時間を全部セリフを覚える時間にして。あとは、気持ちを入れるために資料を見たり、石原慎太郎さんの映画『俺は、君のためにこそ死ににいく』を観たり、そんなことをやってました。

ワッキー アプローチの仕方がすごくいいですよね。気持ちから入っていくとか、そういうところがね。

ーーおばたさんは、稽古場にワッキーさんがいらっしゃったら心強いんじゃないですか?

おばた そうですね。あと、僕の知ってるワッキーさんって"超面白芸人さん"なんですけど、そんな方が真剣な気持ちで真剣に取り組んでいる姿を見るのは、すごく刺激になります。「こういう一面もあるんだ」って。ワッキーさんの並々ならぬ思いが感じとれるし、僕が今、こんなふうに熱を持って話すのもワッキーさんの影響があるというか......。今日も楽屋でかまいたちさんとゆにばーすさんに「僕が出る回じゃなくてもいいからマジで観に来てください」って言って、「おまえ、あんまり楽屋で先輩に薦めることちゃうぞ」ってツッコまれるくらい(笑)、熱を持ってるんですよね。あと、「とにかくひとりでも多くの人に観てもらいたい」と思って、僕、インスタグラムのフォロワーがそこそこ......27万人ぐらいいるんですけど、それをちょっと利用して、"直接チケットを買ってくれたら僕がチケットを届けに行きます"っていう企画をやって。それで30枚ぐらい売れたんです。そんなことをしても別に僕が何かトクするわけではないんですけど、時間を作って手渡ししてでも観てもらいたいって思って。

ーーそれだけ観てもらいたい気持ちが強いんですね。稽古中、気持ちが入りすぎて泣いちゃったりすることもあるそうですが......。

おばた 僕、毎回泣いてます、稽古中。特攻隊員なんで、自分のシーンでは泣いちゃいけないんですけど。でもやっぱり、本人になりきれていないというか、客観的に考えてしまったりすると切なすぎて涙が出そうになるんですけど......そこはガマンしてます。でも他のエピソードの稽古の時は見てるだけじゃないですか。なので、毎回泣いてます。

ワッキー みんな泣いてますよ。今話してても泣きそうになるくらい。

おばた 本当、そうですよね。

ワッキー いくつかのエピソードがあるんですけど、ほぼみんな「次の日死ぬ」とかが決まってる人たちの話だから、「次の日死ぬのになんでこんな明るいんだよ」みたいに思っちゃうんですよ。みんなのお芝居を見ててもボロボロ泣くし......。何年か前からモチベーションを保つためにiPhoneで稽古風景をずーっと撮ってるんですけど、だいたい途中から手が震えてきちゃって、画面がブレるんですよ(笑)。それぐらい気持ちが入ってるというか、稽古は真剣ですね。
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ーーそういえば、稽古の前に「教練」というものがあるそうですが......。

ワッキー そうなんです。それがこのお芝居の特殊なところで、特攻隊の役の子たちは、稽古が始まる1時間以上前に集まって、教練という、簡単にいうと昔の軍人さんのやってた訓練ーー筋トレみたいなものを延々1時間やるんですね。柔軟体操から始まって、普通の腕立て伏せとか、天突き体操っていう旧式のスクワットみたいなものとか。声もぴったり合わせて、合わなかったらやり直し、みたいな。それをきっちりこなしてから稽古が始まるんです。なぜそんなことをしているかと言うと、ひとつは本物の特攻隊のみなさんに少しでも近づきたいということと、あとは上から見ててくださっても(特攻隊の方々に)失礼のないように。そこまでこだわって、気持ちを入れて、体も作ってやってるんで、それがたぶん芝居ににじみ出てると思いますし、それが伝わると僕らは信じてやってます。

ーー1時間の教練の間に、体も作りながら気持ちも作っているんですね。

ワッキー そうですね。気持ちの方がデカいかもしれないです。教練やってる時がいちばんビリビリくるというか。なかなかこの歳になって、みんなで鍛え合うことってないので。

ーーじゃあ、おばたさんも毎回やってらっしゃるんですね。

おばた やってます。教官みたいな方もいるんで、部活をやってた頃を思い出しますね。気も引き締まりますし、声を合わせる訓練も協調性につながるんで、ものすごく意味があるなと思います。

ワッキー これは毎年ビックリさせられるんですけど、出演者は20代の子が多いんですよね。で、稽古の最初の頃の雰囲気を見てると、みんな現代っ子なんです。だから「大丈夫かな?」って思う。でも、結構早い段階でみんな気持ちが整って、一列になるんですよ。そこには毎年感心させられます。つい「いまの若い子は......」みたいなことを言っちゃうけど、そんなこと言えないなって。

ーーお聞きしていると、稽古場の雰囲気はすごくよさそうですね。

おばた そうですね。和気あいあいとしてます。ただ、休憩時間が終わるとみんな役に入らないといけないので、急にグッとシリアスに変わるというか、"これから命を落としにいく若者"の感じになりますね。

ーーそんな気持ちでずっと稽古してると、役の気持ちを引きずっちゃったりしないですか?

おばた 家に帰って「ただいま!」って奥さんに会っただけでちょっと泣きそうになったりしますね。「ああ、この人より先に死んじゃいけないな」って。僕は結婚しましたけど、穴井は結局結婚できなかったんですよ。そういうこともあって、より奥さんのことを大切に思うようになりましたね。もう絶対スキャンダル出せないな、って(笑)。

ワッキー そうだよ、あんな心の広い、いい奥さんなんだから。絶対ダメ!

ーー(笑)。奥さんは今作の出演について何かおっしゃってますか?

おばた 楽しみって言ってくれてますね。あと、このあいだ子役の子と写真を撮ったんですけど、役の衣装で白黒の写真で撮ってるんで、本当に当時の写真みたいなんです。それをインスタにあげたんですけど、それを奥さんが見て「時代が時代だったら、本当に明日いなくなってしまうのかも」とふと思って、心がギュッとなったらしいです。

ーー確かに、そういうお話ですもんね。

おばた ホントそうですよ。実際にそういう人たちがいたわけですから......。作中、妻からの手紙を読むシーンがあるんですけど、そのときはやっぱり自分の妻のことを思い浮かべながら手紙を読んでます。

ーー泣きそうにならないですか?

おばた めちゃくちゃなりますけど、それはこらえてます。穴井少尉って、すごく前向きな人なんですよ。だから、妻に宛てた手紙の内容もすごく前向きで、妻に対しても前向きでいろっていう人なんで、自分も泣くとかじゃなくて、しっかりしなきゃっていう思いの中で演じてますね。
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ーーところで、お2人の共通点である"体育会系"といえば、主演の大林素子さんもアスリートとしてすごい方ですけど、お芝居でご一緒してみていかがですか?

ワッキー 素子さんに関しては、もちろん現役の頃は世代的にも知ってますし、バレーボール選手としてスーパースターですから。ただもう付き合いが長くて......25年ぐらいになるんですよね。僕も6年前、今回僕がおばたを誘ったように素子さんに誘われたんですけど、その時点で『MOTHER』はもう4年ぐらいやっていて。ただ失礼な話、素子さんがそういうお芝居をやってるってことをまったく知らなかったんです。もともとアイドルになりたかったってことは知ってるんですけど(笑)。

おばた そうなんですか!? へぇ~。

ワッキー でも背が高すぎて、あきらめてバレーボールをやってたけど、やってるときもずっとアイドルとか役者をやりたい気持ちが消えないままやってたっていう人だから、舞台をやってるって聞いたときに「何それ!?」みたいな気持ちにはならなかったですね。ただ題材が題材ということもあって、「まだまだ大林素子のことを知らなかったな」とは思いました。だから、あのデカさの分、まだまだ知らないことがいっぱいあるんじゃないかと(笑)。

おばた (笑)。今作は大林さんの熱意から始まった舞台だと思うんです。その思いが強いので、うまく言い表せないですけど、それがお芝居にも出ていて。あと、誰よりもこのお話に詳しいんですよ。それもあって、本当に当時の人の思いを汲んでお芝居をされている感じがあって、すごく胸に刺さるというか......。だから今、僕がここまで情熱を持てているのは、ワッキーさんはもちろんですけど、素子さんのおかげもあるのかなってすごく思います。

ーー最後に、「これだけは言っておきたい!」と思うことがありましたらお願いします。

おばた 僕は「なんとなく生きていけて、なんとなく簡単に幸せだなぁと思える現代に生きている人だからこそ観てほしい」と思っていて。ワッキーさんにも言ったんですけど、このお話に触れて「しっかり生きよう」ってめちゃくちゃ思ったんです。そういう話なので、目標がない人とか、あってもつまづいちゃってる人とか、もちろん今すごく幸せだっていう人も、とにかくどんな人にも観てほしいですね。なんとなく生きられる世の中が今成り立ってるのはーーそれってすごく幸せなことなんですけど、こういう時代にこういう人たちがいたからなんだっていうのを感じてほしいです。

ーー今、あたりまえに思ってることがあたりまえじゃなかった時代があったんですよね。

おばた そうなんです。「なんでもないようなことが幸せだった」って、歌にもありますけど、それを本当に感じられる作品だと思うので、ぜひ、とにかくひとりでも多くの人に観ていただきたいと思います。

ワッキー 簡単にいうと、この話は特攻隊の物語なんですよね。こういう話って、パッと聞いたときに「ちょっと暗すぎるんじゃない?」って思われるのがイヤなんです。もちろん悲しい部分もあります。ただ「暗すぎる」だとか、「偏った思想がある」とか、そういうものではないっていうことを強く言いたいですね。素子さんが10年、僕が6年続けてやっているのはなぜなのかっていうのは観に来てもらえればわかると思いますし、「戦争が一番悪いんだ」っていう、本来いちばん伝えるべきことを伝えている作品だと思うから、僕は続けてます。

ーーでは、これからもずっと続けていこうと?

ワッキー 「大林素子の舞台? ああ、あの食堂のおばちゃんの話ね」って世間がなったら、卒業してもいいかなと思ってます。それまでは、素子さんに誘われて、チャンスをもらって、こういう気持ちにさせてもらってるんで、そこは恩返しのつもりで、どんな形でも素子さんが続けていきたいと思っているのであれば、僕はサポートし続けたいです。
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【ペナルティ】【ワッキー】【おばたのお兄さん】

2018年9月 9日 (日)

「よしもと漫才マンデーLIVE×TSUTAYAコラボキャンペーン」開始記念! ファーストピッチセレモニーでアインシュタインが阪神甲子園球場へ!!

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9月20日(木)から11月19日(月)までの間、行われるのが「よしもと漫才マンデーLIVE×TSUTAYA」コラボキャンペーン。関西エリアの一部TSUTAYA店頭にて実施されるこのキャンペーンは、LIVE招待状やアインシュタインのサイン入りコラボTシャツが当たるほか、「よしもと漫才マンデーLIVE」に出演する、アインシュタイン、アキナ、トット、祇園、プリマ旦那、ネイビーズアフロ、さや香の7組がセレクトした映画を店頭のレンタルDVDコーナーに展開します。この注目企画を記念して、9月9日(日)、アインシュタインが阪神甲子園球場にてファーストピッチセレモニーを行いました。


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2人はまず球場入りしたあと、インタビュースペースでトラッキー&ラッキーとガオーポーズで記念撮影。そして室内練習場にて練習を行います。「EINSTEIN 2319」とネームの入ったTシャツを着て、キャッチボールがスタート。最初はすぐそばで、そして少しずつ距離を広げて、肩を慣らしていきます。河井は肩が強く、鋭いボールを稲田へ送球。対する稲田はスタッフの方から投げ方を教わりますが、どうにもフォームがちぐはぐ。河井からのボールをキャッチするときには「痛い!」「もう嫌や!」と叫ぶなど、本番に向けて若干心配な雰囲気。しかし、球数を投げるうちになんとか形になってきました。そうして投球練習は終了、グラウンドへ向かいます。


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いよいよファーストピッチセレモニーです。MCのコールでグラウンドへ登場した2人。稲田がマウンドへ、河井がバッターボックスへ向かうと、観客から拍手が送られました。キャンペーンについての説明、球審は株式会社関西TSUTAYA 遠藤勝大取締役であることも伝えられます。稲田がマウンドに立ち、センター方向に目線をやると、大型モニターに後頭部が大写しに。そしてボールにキスをし、振りかぶったかと思ったらセットポジションに変更。なんとか投げたボールは届きませんでしたが、河井は見事に空振り。ファーストピッチセレモニーは無事終了しました。


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終了後の囲み取材で、始球式は初めてと2人。河井は「ひょっとしたらもうないかも、貴重な経験させていただいた」と話したあと、「始球式でヤジが飛んだの、初めて聞いた」と振り返り、レフトスタンドからもヤジが聞こえたので、早く投げて欲しかったとこぼします。稲田も「早く投げろ! いらんことするな!」と聞こえたので、早く投げたと告白。そう言いつつ、マウンドでなかなか投げなかったことについて質問が飛ぶと「右足と左足、どっちを下げるかわからなくなった」と話し、改めて「プレッシャーに弱いんやな」とポツリ。スコアボードのモニターに後ろ姿が映し出されたことについては、背番号の「2319(ブサイク)」を見てほしかったそうで、「素敵な思い出になりました」とコメントしました。


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そして改めて「よしもと漫才マンデーLIVE」について、なんばグランド花月の毎週月曜の夜公演に、若手と一線で活躍するコンビがネタを披露していると河井が説明。とても人気のある公演にも拘らず、手頃な値段であることをアピールしました。さらに今回のキャンペーンについては、みんなの身近にあるTSUTAYAさんとコラボさせてもらえたので、相乗効果になればと期待を込めました。


今回のキャンペーンで、自身がチョイスしたお気に入りの映画が店頭でコーナーとして展開されることについては、大作ではなく、単館上映されるような作品をいくつか選んだとコメント。映画は人生を豊かにするツール、見逃した作品はぜひDVDで見てほしいと話しました。


さらに10月31日(水)に発売される、アインシュタイン初となるDVDについても言及。ハロウィンの日に発売されるということで、こだわって怖い感じのジャケットにしたと稲田は自信満々の様子。内容については、とにかくネタがたくさん入っていることに加えて、稲田目線、河井目線の映像が入っていると話し、「河井さんの甘いフェイスを楽しむもよし、僕のモンスターフェイスを楽しむもよし、二度、三度おいしいDVDになっています」とアピールしました。


【アインシュタイン】



≪公演情報≫

『よしもと漫才マンデーLIVE』

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~毎週月曜日の夜は「よしもと漫才マンデーLIVE」~

ノリに乗っている9組のネタをたっぷりご覧いただける90分間。

鍛え抜かれた漫才をぜひお楽しみください。

【会場】なんばグランド花月(大阪市中央区難波千日前11-6)

【時間】開場18:25/開演18:45

【料金】前売・当日共2000円

※公演のない日もございます。HPをご確認ください。

※出演者は公演毎に入れ替わります。

<お問い合わせ>

チケットよしもと予約問合せダイヤル

℡ 0570-550-100


2018年9月 8日 (土)

相席スタート・山﨑ケイ、ひょっこりはんらのサイン&握手会も! 一芸を持った若手芸人が大集合した『よしもと若手~ネタの祭典SP~』ロビーイベント編

8月28日(火)、東京・新宿文化センターにて「よしもと若手~ネタの祭典SP~」本公演と、それに先駆けてロビーで一芸を持った若手芸人による縁日イベント&出版イベントが開催されました。

年に一度の夏祭りイベントである「よしもと若手~ネタの祭典SP~」。本公演にはMCに中川家を迎え、人気の若手芸人24組がズラリと揃い、ネタを披露します。一方、本公演の開演前にロビーで開催されたのが、一芸を持った若手芸人による縁日イベント&出版イベント。"夏祭りイベント"の名にふさわしく、縁日のような楽しげな催し物がズラリと並び、それぞれの得意分野でお客さんを楽しませていました。

ここでは、ロビーで行われた縁日イベント&出版イベントの模様をレポートします。

出版イベントブースでは、相席スタート・山﨑ケイやひょっこりはん、ゆにばーす・はら、横澤夏子らがそれぞれ著書を買ってくれたお客さんを対象に、サイン&握手会を開催。トップバッターの山﨑ケイは、発売したばかりの著書『ちょうどいいブスのススメ』(主婦の友社)を買ってくれたお客さんとにこやかに会話をしながらサインと握手をしていきます。
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ひとりで何冊も買うお客さんがいるかと思えば、小さな女の子や男性もいたりと、本の内容からすると、買うのは若い女性がほとんどかと思いきや、意外にもいろんな層の読者の方がいるようでした。
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続くひょっこりはんは『ひょっこりはんをさがせ!』(宝島社)を買ってくれた人を対象にサイン&握手を。こちらは絵本という本の性質上、子どもたちからも大人気! 
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占い芸人ブースでは、セラ山本・世良、ロカカカ・舛方、天狗・横山、ピーチキス・らぶら占い芸人たちがお客さんをそれぞれの方法で占います。お客さんは友人と一緒に参加する若い女性が多く、和気あいあいとした雰囲気でにぎわっていました。
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バルーンアートブースでは、キャベツ確認中と、蓮華・ちゃんだいがバルーンアートを披露。ちゃんだいは子どもたちのリクエストに応え、さまざまなキャラクターのバルーンアートを次々と作り出し、子どもたちを喜ばせます。ちなみに、ロビー全体がバルーンアートでにぎやかに彩られているのですが、こちらも2組のバルーンアート芸人によって作られたものなんだとか。
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そして、なぜかキャプテン★ザコよりしまぞうZの方が常にバルーンアートブースにおり、錦織圭コスプレでお客さんと記念写真を撮っていたかと思えば、バルーンアートにも挑戦! 子どもたちが見守る中、作品作りに励んでいました。
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また、会場では3つのワークショップが開かれ、お客さんがいろんなことにチャレンジしていました。

最初に行われたのは、ZAZYによる「おえかきワークショップ」。フリップ芸のイラストが上手いZAZYが、その絵の描き方を伝授するワークショップです。
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まずはお手本を見せ、次にお客さんに絵を描いてもらうことに。最初は見回りながらアドバイスをしていたZAZYですが、そのうち空いているイスに腰掛け、お客さんに近い距離で指導を続けていました。
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続いて行われたのは、アイパー滝沢による「編み物ワークショップ」。毎度のことながら、ヤカラ感満載の、とうてい編み物をする人には見えない出で立ちで登場した滝沢は、そんなルックスながら、ていねいに「お母さん指の裏側を通ってお兄さん指の前を通り......」と、かわいく指編みでのヘアバンドの編み方を説明。
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途中、ザコが乱入し、参加者である女の子たちに話しかけたり、滝沢が記念に一緒に写真を撮ったりと、参加者との交流も活発に行われたワークショップでした。
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最後に開催されたのは、かがくと森田くん&黒ラブ教授による「科学教室ワークショップ」。今日はスライム作りに挑戦するということで、まずはお手本を見せるかがくと森田くん。王道の緑色でスライムを作るかがくと森田くんですが、使う色によっていろんな色のスライムが作れると説明します。小さな子どもたちも参加して、夏休みの自由研究感が満載の科学ワークショップとなりました。
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他にも、橋山メイデン&カゲヤマ・タバやん。によるボールすくいや、輪投げ、射的、プレゼント抽選会など、縁日感満載の催し物も開催され、ロビーは本当の夏祭りのような雰囲気。ロビーイベントを目当てに来たお客さんも、このあと行われる『よしもと若手~ネタの祭典SP~』を観に来るのが目的で、ロビーイベントのために早めに来たというお客さんも、どちらも大いに楽しめる縁日&出版イベントとなりました。
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【相席スタート】【山﨑ケイ】【ひょっこりはん】【ゆにばーす】【はら】【横澤夏子】【ロカカカ】【舛方一真】【天狗】【横山裕之】【セラ山本】【世良光治】【ピーチキス】【らぶ】【スカチャン】【宮本和幸】【キャベツ確認中】【蓮華】【ZAZY】【アイパー滝沢】【かがくと森田くん】【黒ラブ教授】【橋山メイデン】【カゲヤマ】【タバやん。】

「マンモスターBANDオーディション」最終審査結果がいよいよ決定!

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関西に眠るマンモス級のスター=マンモスターを発掘するオーディション番組「関西発!才能発掘TV マンモスター+」(MBS毎週水曜日:25:59〜放送/大阪チャンネル毎週水曜日:26:30〜配信)。アキナがMCを務める同番組で行われていた「マンモスターBANDオーディション」ですが、8月27日(月)、遂に最終審査を開催。賞金100万円とユニバーサルミュージックからのメジャーデビューをゲットするバントが決定しました。970組のエントリーがあったこのBANDオーディション。最終審査に挑んだのは、一次から三次までの審査をくぐり抜けた5組。今回は各バンドが20分のライブを行い、それぞれに与えられたテーマで作った新曲も披露しました。


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まずはMCのアキナが登場。早速審査委員長の寺岡呼人さんを呼び込みます。寺岡さんは1次審査からのことを振り返り「あっという間ですね」と感慨深げ。優勝バンドには100万円とメジャーデビューのほか、イナズマロックフェスへの出演が決定したことも告げられました。


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ここで改めて決勝のルールが紹介されると、寺岡さんは「20分という時間はいろんなバンドの本当の力が見える」と説明。そして事前に寺岡さんから各バンドに与えられていたテーマを元に作った曲が披露されることも改めて発表されます。「自分がお客さんならこういう新曲を聞いてみたいというものを与えた」と寺岡さん。アキナの2人も新曲が楽しみで仕方ないといった様子です。


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そして、ここでもう一組、今回のイベントを盛り上げるコンビとして、マルセイユが登場。すぐに持ちギャグを披露して、会場を沸かせます。そして「笑かしてよ!」と秋山が無茶ブリすると、会場から拍手を受けてのダンスを見せ、もう一度盛り上げました。


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そしていよいよ1組目のバンド、Made in Raga-saの登場です。実はアキナがバンド名の読み方を間違っていたと発表、会場は笑いに包まれました。テーマ曲では初めてツインボーカルに挑戦したことも話され、その仕上がりに期待が高まります。


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ライブはアップテンポのナンバーで一気に会場のボルテージを上げたかと思うと、一転してスローなバラードへ。さらにハネるリズムの楽しい曲、そして会場と一体になれるポップチューンと、しっかり構成が考えられたライブはお見事。クオリティの高い楽曲で素晴らしステージを見せてくれました。


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ライブ終わりのトークでは、アキナが「あっちゅー間の20分!」と驚いた表情。新曲についてメンバーは、普段やってる曲調と全く違うことに挑戦したとのことで、楽しかったと満足げ。寺岡さんも「新曲がすばらしかった」と絶賛していました。


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二番手で登場したのはオトエスト。決勝進出発表の日にボーカルが欠席していた真相についてツッコミが入ると「あんまり詰められるとライブが...」とかわし、笑いを取ります。「再会」をテーマにした曲については、母親との再会をイメージして作ったとのことで、タイトルは「ディケンズに告ぐ」。こちらも期待が高まります。


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ライブ前のトークそのままに、飄々と、それでいてしっかりと熱さが伝わるステージを見せる3人。MCも朴訥としていますが、だからこそ言葉が伝わってきます。切なさがじんわりと染みる歌詞と3ピースバンドらしいタイトな演奏で、観客もすっかりバンドの世界に引き込まれていました。


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ライブ終わりには、アキナとマルセイユも「グッときました」と感動した様子。メンバーは、20分間のライブは「楽しかったです、やりがいをいただきました」と笑顔でした。寺岡さんはこれまでの審査でやった曲を一曲も入れていないことがすごいと評価し、荒削りながら才能を感じたと話しました。


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続いてはエリカ。メンバーは「ドキドキしている」と緊張気味。テーマ「夕立ち」での曲作りに苦労したとのこと。さらに「夕立ち降れ」って願っていたと話すと、会場からは笑いが起こります。さらに街を歩いていて曲作りのヒントが浮かんだときのエピソードなども語られました。


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「今日は勝ちに来ました!」と強気のMCからスタートしたライブ。ポップな曲調にキュートな歌詞、どことなく危うげなボーカルがミックスしたエリカワールド全開のステージが展開されます。バンドの音もしっかりとまとまり、歌をバックアップしていました。


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ライブ後のトークでは、「思い切りやれた、でも口がカラカラ」と緊張していたことを告白したメンバー。寺岡さんは、新曲を聞いて「歌詞のセンスが素晴らしい、さすがの構成力」と高く評価していました。


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4番手はARKS。ですが、なぜかオトエストのメンバーのうち1人がステージに。実はARKSのベーシストが現在活動休止中ということでヘルプとして登場したとのこと。アキナからしっかりイジられ、会場は笑いに包まれました。テーマ「友達の彼氏を好きになってしまう曲」については、経験がないことで、「すっごい悩みました」と告白。しかし「苦労したけどいいのができたと思う」と自信のコメントを聞かせてくれました。


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ライブはボーカルの弾けるような歌声が印象的。女子の気持ちをストレートな言葉とキャッチーなメロディにのせて会場へ届けます。MCでは最終審査ということに実感がわかないと話したあと、テーマ曲については悩んだものの、いい曲を作ってきたので聞いてほしいと改めてアピール。出口のない恋の切ない気持ちをしっかりと歌い上げました。


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ライブ終了後には、テーマ曲の完成度の高さに「(友達の彼氏を好きになった)経験をしてたんじゃないか?」とアキナが疑惑の目を向けるひと幕も。メンバーは今まで無いくらい緊張していたと話し、ホッとした表情を見せます。寺岡さんはテーマ曲を聞いて「(テーマを)150%くらいで返してくれた、新しいARKSの一面になっていくんじゃないか」と期待を込めていました。


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ラスト1組は河内REDS。登場から歓声が起こるなど盛り上がります。今の気持ちを聞かれると「...ウワ〜ですわ」と返答。意味不明の受け答えで笑いを誘います。テーマ「河内REDS版母に捧げる泣けるバラード」はかなりの自信作ときっぱりと答えていました。


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演奏前から会場では手拍子が起こるなど、すっかりホームの雰囲気で始まったライブ。身近で下世話、ユニークな歌詞と、どこか憎めないメンバーたちが放つパワフルなサウンドに会場も盛り上がります。立て続けにアッパーなナンバーを連発したあと、ラストはテーマ曲の「河内REDS版母に捧げる泣けるバラード」で締めくくりました。


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終了後のトークでは、「(ライブは)もうバッチリです!」と笑顔を見せたメンバー。寺岡さんはサザンオールスターズや爆風スランプなどのバンドの雰囲気を感じたと話し、テーマ曲については想像以上のすばらしさと感想を伝えました。


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そしていよいよ結果発表です。静まりかえる会場...寺岡さんがコールしたのは、河内REDSです! 発表の瞬間、メンバーは信じられないといった表情を見せますが、気持ちを聞かれると「マンモスうれPです!」と答え、しっかり笑いをゲット。全員が口々にうれしいです、と笑顔を見せました。


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寺岡さんは審査員の中でも意見が分かれたと話し、どのバンドも甲乙つけがたかったと強調。最終的にはバンドの一体感、バンドとしての魅力、プラス新曲でこう来たかということ、そして1カ月でここまで持ってくるスキルも含めると河内REDSだった、このメンバーじゃないと河内REDSじゃないんだというバンド感が決め手になったと評しました。寺岡さんから優勝賞金100万円、メジャーデビュー、イナズマロックフェスの出演権が書かれたボードを手渡されるとメンバーは満面の笑顔。会場は改めて大きな拍手に包まれました。


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発表後の記者会見には、アキナ、寺岡さん、そして優勝した河内REDSが登場。まずはアキナが「どのバンドもすごい!」と絶賛。寺岡さんも審査に苦労したこと、どのバンドも回を重ねるごとにスキルアップしていたことなどを振り返り、改めて、ライブスキル、経験、パフォーマンスの差で河内REDSに決定したことを強調しました。


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ボーカルのタダミは、結成7年目でやっと何か大きいものをいただけてうれしく思っていますと、改めて感謝のコメント。発表の瞬間、泣きそうになっていたことをアキナにツッコまれると「やっぱり恥ずかしいじゃないですか」とテレるひと幕も。ギターのサクラマサチカは「実感がなくてふわふわしている」と話し、ドラムのセタは「逆にちょっとずつ実感が出てきてそわそわしている」と笑顔。ベースのナカザワリョウジは新曲作りが難航したことを振り返りました。


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そして秋山が、イナズマロックフェスでは、9月24日(月・祝)に雷神ステージに登場することも発表。時間などの関係で演奏は1曲のみとのことですが、アキナから「俺らが謝りに行くから2曲やる?」と驚きのアドバイスも。メンバーたちはがんばります!とやる気をみなぎらせていました。そして、今もバイトをしているというメンバーたちを見て、アキナの2人も「すごく気持ちがわかる」と共感。2人で初めてのオーディションは満席だったのに落ちてしまったこと、その日は昼の12時にはもう飲み始めていたことなどを振り返っていました。


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100万円についての質問には、ここでケンカしたくないから四等分と話したあと、今日はみんなで回転寿司へ行くと最初の使いみちを披露し、笑いを誘っていました。最後にメジャーデビューへの意気込みを聞かれたメンバーは、ずっと目標にしていたことと話したあと「これがゴールじゃない」と気を引き締め、「みんなに好きと言ってもらえるバンドになりたい!」と抱負を語りました。970組の頂点に立った河内REDS。番組ではメジャーデビューへ向けての様子もレポートされるとのこと。これから活動も目が離せません!



【アキナ】【マルセイユ】