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2018年12月

木﨑が今年の漢字一文字を発表!『ぎおんまつりinルミネtheよしもと』

11月30日(金)、東京・ルミネtheよしもとにて『ぎおんまつりinルミネtheよしもと』が開催されました。
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2008年に結成し、今年で10年目を迎える祇園は、今年の『第53回上方漫才大賞』では新人賞を受賞するなど、現在人気急上昇中のコンビ。そんな祇園が10周年を記念し、東阪単独4公演(大阪と東京で単独公演を2公演ずつ)を行いました。

4公演の応募総数が12,099名だったという、かなりのチケット争奪戦となった本公演。その3公演目となる『ぎおんまつりinルミネtheよしもと』では、2人が客席後方から登場! 満員のお客さんは大喜びです。左右の通路に分かれ、それぞれステージに向かう2人でしたが、木﨑は何度も戻ったり、空いている席に座ってみたり、はたまた反対側の通路も歩いてみたりと、櫻井の3倍ほどかかってようやくステージにたどりつきます。

オープニングトークでは、先日木﨑が同期のパンサー・向井に太陽のような笑顔で「木﨑、暗いよ?」と言われたという話で笑いを誘いつつ、いよいよ『ぎおんまつり』がスタート!
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まずは漫才を3連発。1本目では「お待たせしました、木﨑です!」と木﨑が自己紹介し、櫻井が「これ、いつもの始まり方なんで、知らない方は覚えておいてくださいね」とていねいに解説します。そんな櫻井に「彼女ができてほしい」と思っているという木﨑は、「出会いがない」と嘆く櫻井に「出会いなんてどこにでも転がってる!」と言い、「世の中の全種類の出会いを今からやる」と意気込みますが......。
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続いての漫才では、「木﨑ぐらいになれば、お金を使わずに楽しいデートができる」と豪語する木﨑が、ありとあらゆる節約ワザ(?)を盛り込んだデートを披露してみせます。
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3本目の漫才では「機種変に成功しました! iPhone7からXsに」と嬉しそうな櫻井に、木崎が「なんでやねん!」と一喝。そんなものは最新機種ではない、最新機種は「iPhone木﨑」だ、と主張する木﨑が、「iPhone木﨑」について説明を始め......。ありえない最新機種の説明に、お客さんも爆笑です。
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続いては「櫻井のやりたいこと」と題し、何が起こるか聞かされていない木崎がイスに座っていると、ステージのモニターになにやら2人の出会いに関するドラマチックな数字などが出され、Mr.Childrenの『365日』のイントロが流れ出します。するとハンドマイクを手にした櫻井がゆっくりと登場し、木﨑の近くに歩いてきて歌い出し......。

それを見た木﨑は「オレこれ嫌いやねん。見てるだけやから」とイヤそうな表情を浮かべます。さらに曲は完全にラブソングなため、戸惑いを隠せない木﨑。最後まで歌いきり、満足そうな表情を浮かべる櫻井に「どういう感情なん!?」と心からの疑問を浴びせかけ、爆笑を誘っていました。

ネタの合間には『祇園ヒストリー』と題されたブリッジVTRが流れ、NSC時代から今年の上方漫才大賞の舞台裏までの、知られざる2人の歴史がコント風に明かされます。
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コント『BAR』では、イスに対してカウンターテーブルの高さが高いBARに来た客(櫻井)が、「テーブル、高くないですか?」と素朴な疑問を口にします。すると、それを聞いたバーテンダー(木﨑)が一言「僕が低いんです」と言い、「どういう意味?」という櫻井の疑問をものともせず、いきなり踊り出し......。最初は「?」となっていたお客さんも、だんだん笑いがエスカレートしていくというシュールなコントとなりました。
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このあとは2本続けて漫才を披露。見ず知らずの男女が雨やどりで出会うというシーンに憧れているという木﨑が、櫻井を女性役にして憧れを実演しようとしますが......。言いたくないことをムリヤリ言わされ、落ち込む櫻井の様子にお客さんは爆笑! 
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2本目の漫才では、木﨑の次にカッコいい職業は消防士だということを発見したという木﨑が、「消防士が先輩の制止を振り切って、取り残された赤ちゃんを助けるために炎の中に飛び込むシーン」というベタなシーンを演じたいと言い出し......。なぜかときおり織田裕二のモノマネを入れ込みながら消防士を演じる木﨑。
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コント『公園』では、大人気・西園寺兄弟が登場。学校で話題になるために「あのアプリ」をやりたいけどやり方がわからないという兄・涼(木﨑)は弟・冷(櫻井)に助けを求めますが......。人気キャラの登場にお客さんが大歓声をあげる一幕となりました。
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続いては「祇園協力!予想タイム当てましょう!」のコーナー。これは、どちらかひとりがゲームにチャレンジし、片方はゲームクリアのタイムを予想するというもの。最初は「黒ひげビリビリ飛ばしタイム」。今月このチャレンジが3回目だという木﨑は、まだどっちがやるかの相談もする前からビリビリ(低周波治療器)を装着し、やる気まんまん(?)。しかしいつもより低周波のレベルが高かったようで、黒ひげに剣を刺そうとするたびに「いやぁ~!」と絶叫しながら両腕を上げ、なかなか刺せない木﨑にお客さんは爆笑です。
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「タバスコジュース我慢タイム」では、タバスコジュースを飲んだあと、どのくらい笑顔をキープできるかに櫻井がチャレンジしますが、結果はまさかの1.91秒。しかも客席から見た感じではほぼ0秒に近いと思えるほどの我慢できなさでした。その後、「客席借り物競走タイム」などにもチャレンジし、大いに盛り上がる会場。
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終盤で設けられた「木﨑のやりたいこと」のコーナーでは、木﨑が今年の漢字一文字を披露。なぜかBoAの『VALENTI』に合わせ、タイトなジーンズにシャツをねじ込む木﨑。何度もねじ込んで気がすんだところで、いよいよ今年の漢字を発表します。その漢字は......「腱」! 今年は躍進の年でもあり、いろんなことがあった祇園ですが、やはりいちばん印象に残ったのは、相方・櫻井がアキレス腱を痛め、松葉杖状態で漫才をしていたことだったよう。
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そして、舞台はエンディングへと突入。祇園初DVDとなる『お待たせしました 祇園のDVDです!』(税込3,000円)が2019年3月13日(水)に発売されることや、DVD関連イベント『GIONクリスマス会~僕は君だけのサンタ!DVD込みスペシャルライブ!~』が12月25日(火)にポストよしもと(大阪)で開催されることなどが告知されたあとは、お客さんお待ちかねの記念撮影タイム。すると、そんな告知の間中ずっと太ももがつっていた木﨑は「え~、聞いてないって~。タイトなジーンズやって~」と、タイトなジーンズでの記念撮影に難色を示します。しかし、そんな木﨑の訴えには一切耳を貸さず、サクサクと撮影タイムを進める櫻井でした。
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「今日は楽しかったです。またやりたいです。ありがとうございました!」と深々と頭を下げ、『ぎおんまつりinルミネtheよしもと』は終演。集まった満員のお客さんはみんな満足そうな表情を浮かべていました。
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【祇園】

板尾創路、宮下雄也へ「2月までには痩せてるよな?」と問いかける!!『神保町花月2019 公演ラインナップ発表会』

12月4日(火)、東京・神保町花月にて『神保町花月2019 公演ラインナップ発表会』が開催されました。
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芝居を中心とした公演を行なっている神保町花月で来年より、演劇界を賑わせている脚本家、演出家、舞台俳優の方々とよしもと所属のタレントや芸人を組み合わせた新しいスタイルの演劇を創っていくこととなりました。
MCを務めるのは、キクチウソツカナイ・と光永。キクチは「豪華メンバーが来ていますが、あまりお堅くなっても仕方がないので、いつもの感じでやっていきたいと思います」と説明しします。
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その後、湊裕美子芸術監督が挨拶。「間口4間、奥行き2間半の狭い劇場です。極小空間ではありますが、創作は無限大です」と言いながら、手を広げて舞台をゆっくりと歩きます。「昨年、10周年を迎えた際には、脚本と演出を家城啓之が担当しました。彼がプロの脚本・演出家と宣言したことによって考えたのは、極小だけれども魅力ある劇場にするにはどうすればいいのか、ということ。そこでお声がけした方々が面白がってくれて、この空間で暴れてやろうじゃないかと集まってくれました。よしもとのタレントとどんな化学反応を起こすのか。下北沢が西にあるのであれば、東の神保町と呼ばれるようになればいいなと思います。ワクワクするラインナップが揃っていますし、ここから次世代のスターが飛び立っていくと思うと楽しみです」と話しました。
湊の挨拶を見ていた光永。現在、12月公演の稽古中ということもあってか、「湊先生、大きく舞台を使っていて......言葉が入ってきますねぇ。勉強になりました」と感嘆しました。
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ラインナップは、1月から順番に紹介されました。
1月17日から27日まで上演される舞台『それから』で演出を務めるのは、須貝英さん。本公演は2班に分かれていて、白百合班からは宮下雄也、岡田あがきさん、斎藤陽介さん、八重椿班からは永田彬、加藤理恵さん、村上誠基さんが登壇。後者には、光永も出演します。
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アクティブリーディングという手法を用いて展開される本公演。須貝さんは「アクティブリーディングというと、普通は脚本を持って読みながら行うんですが、今回は脚本を手放していわゆるお芝居と同じように演じることも入れていきたい」と話します。
「岡田さんが出ているお芝居を観に行ったとき、須貝さんにお会いしまして。そのときもアクティブリーディングをやられてたんですけど、すごく素敵やなと思っていました」と話す宮下。今回は宮下の希望によって、共演が実現したそうですが、「会ってすぐ、一緒にやりたいってお願いしたら仕事が欲しいから言うてると思われるんが嫌やなと思ったので、1年くらい空けて、下北沢の飲み屋で話して(今回の公演が)きました」と経緯を説明。キクチに「変なところに気を使いますね」とツッコまれた宮下は「ただでさえ圧が強いほうなんで、ガツガツ来るなぁと思われるのは嫌やったんです」と返します。夏目漱石の小説『それから』が原作となっている今作で宮下が演じるのは、平岡。須貝さんの「奥さんを盗られる役。意地の悪い人間くさいところが、僕が宮下さんを舞台で拝見するときのイメージにぴったり」との言葉に、「褒められてるのかどうか......考えてしまう」と戸惑うキクチ。「ダークな役をできる人はあんまりいないので」と補足する須貝さんに、宮下は「刺激されました!」と大きく頷きました。
岡田さんは「真面目な芝居をやっている宮下さんは素敵なので、楽しみ」と笑顔。須貝さんと友人関係にある斎藤さんは「鬱々とした話なんですけど、笑えるところもあるので楽しみです」と意気込みます。
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「宮下から須貝さんは怖い方だと聞いていたので、お会いした時に緊張してしまった」と話した永田。キクチが「嘘を吹き込むのはやめてください!」とツッコむと、宮下は「面白いかなと思って」とニヤリとします。
「白百合班は役者さんありきで、私たち八重椿班は役ありきで選ばれたと思うので、どうなるのか楽しみです」と加藤さん。「わたくしごとですが、子供が産まれまして」と切り出した村上さんに大きな拍手が起こる中、続けて「須貝くんとは10年以上の知り合いなんですが、出産報告でお祝いは何がいいかと聞かれて、仕事をくださいと言ったら3日後にこのお話をいただきました」と報告。須貝さんが「それだけが理由じゃないですけどね」と笑えば、キクチは「めでたい公演になりそうですね」と期待を寄せました。
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2月20日から3月3日まで上演される『莫逆の犬』からは、板尾創路、宮下雄也、ヒラノショウダイ、大谷麻乃が登壇。脚本・演出は劇団「ONEOR8」の田村孝裕さんが担当します。
田村さんは板尾の希望によって決まったそう、「神保町花月からちょっと変わったことをやっていきたいという話があって、外の劇団の方とよしもとの若手が交わればいいものができるんじゃないかなということで、最初に思いついたのが田村くんでした」と話した板尾。「彼は厳しいので、若手がいつもと違う雰囲気の中で表現できれば面白いものになるんじゃないかなと思います」と続けると、光永は「若手からすると、ありがたい話です」と感謝します。
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板尾に「2月はもうちょっと痩せてるよな?」と釘を刺された宮下は、「役として痩せてないといけないので、ボクサーみたいな減量をしようかなと思ってます」と返答。田村さんとは10年前、一緒に仕事をしたことがあるそうですは、「その時はお芝居の楽しさや素晴らしさをわかっていない未熟者だったので、何もできなかった。10年経った姿を見ていただきたい」という理由で、自ら出演を懇願したそうです。
神保町花月で芝居の経験を積んでいるヒラノは、打ち合わせ後、田村さんとご飯に行った時のエピソードを。「田村さん行きつけの居酒屋さんで『レバカツがおいしいんだよ』って言われたんですけど、注文したものが届くと『切り方が前と変わったな』って言っていて厳しい人だと感じたので、板尾さんから厳しいという言葉が出てあぁ、そうなんだなと思った」と話すと、「そこで厳しさ感じたの?」とツッコむキクチ。「厳しさというか、こだわりの強さを感じた」と補足したヒラノは「心して取り組みたい」と気を引き締めみます。
ヒラノと同じく、神保町花月での実績を認められて出演が決まった大谷。「わたくしごとなんですけど、すきっ歯を直させていただきましたので気合十分です。緊張してるんですけど、楽しみでもあるので、若手のパワーをぶつけていきたいです」と意気込みました。
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3月の公演からは、男性パフォーマンスグループ「おしゃれ紳士」主宰の伊東祐輔さん、メンバーの池田遼さん、2700・ツネが登場。よしもと芸人とのコラボは初めてだと話す伊東さんは「どういう化学反応が起きるのか、未知数なので楽しみにつきます」とコメント。ツネを指名したのは伊東さんだそうで、「この体、そして(ダンスの)キレ。こういうと失礼かもしれないですけど、おバカそうに見えて頭のいい方だなと思う」と話すと、「そうですか? 僕は単純におバカだと思ってます」と言い切るキクチです。
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ダンスシーンの振り付けを担当している池田さんは「公演の頭から終わりまで、全員(舞台袖に)はけないかたちでやっているので、今回もフルでやっていきたい」と、本公演の展望を。芸人とのコラボは「最高のおもちゃを手に入れたつもり」と話しつつ、「僕らは80年代から00年代のJ-POPを使って踊って芝居してバカなことをやってと、いろんなことにチャレンジしているので、ツネさんには全力で暴れまわってもらいたい」と期待を寄せます。
その言葉に、不安を口にしたツネ。オファー当初は断ろうと思ったそうですが、「マネージャーに今後、パフォーマンス能力を上げたいと伝えたら、『動画を観てください』と言われて。で、観てみたら、いろんな男の人が裸で踊っていて、やりますと返事をした」とコメント。「自分にしかできない。向いているなと思った。体を使って表現したいので、ぜひ挑戦したいと思いました。散々おもちゃにしていただいて、活かしていただけたら嬉しいです!」と返しました。
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その後、4月、5月、6月、そして12月に行われる公演の脚本・演出家&出演者も登場します。
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4月に行われる公演では、劇団「□字ック」を旗揚げした山田佳奈さんとしずるが。山田さんはしずる・村上からの指名で決定したそう。「僕と山田さんの間に美保純さん、そして峯岸みーちゃん(みなみさん)がいるお友達の関係で。□字ックの劇も観たことがあって、やってみたいと話したら色よいお話をいただきました」と経緯を説明します。本公演は、高校の演劇大会後の慰労会を舞台としたものを予定。山田さんは「居酒屋から発端した縁で、居酒屋の話をやります」と話します。
キクチに「疎外感がハンパない」と言われた池田は、マイクを握ると「俺はバカだし、難しいことはよくわかんないけど、やってほしいっつうんだったらやるよ」と強気にコメント。最近観た『RAIZIN』に感化されてこの口調になってしまったようで、報道陣には「記事に書いとけ! 望むところだって!」と言い切ると、村上が「一生懸命がんばりますってことだな」とフォロー。「一生懸命がんばりますとは言ってません」と一蹴しつつ、「きっちりと山田さんの望むことをできればと思います」と意気込みました。
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5月に行われるのは、福田転球と山内圭哉による公演。過去に大阪で3回、東京で1回上演しているもので、福田は「台本もなく、演出もない。我々で話し合って即興劇というかたちになると思います」と説明します。
元々、神保町花月に興味を持っていたという山内。「役者というのはオファーを受けて成り立つ仕事なんですけど、よしもとから自分たちで何かをつくる機会をいただいた。その中で、神保町花月の舞台に立てるようなものは何かしらないかと2人で話していたんです。で、(普段の公演のように)お笑いから演劇というアプローチではなく、演劇人からお笑いへのアプローチとなる公演をやろうということになりました」と話します。さらに、「転球さんは関西の小劇場時代の先輩なんですけど、楽屋でいちばん面白かった人。けど、舞台に立つとイマイチなので、楽屋でいちばん面白い転球さんを見せたくて、この公演を作ったんです。セリフがあるとテンパるので、普段、我慢しているものを解き放ってもらいたいと思います」と話すと、「まぁ......そうかなぁ」と天を仰いだ福田。「節目の50歳になったので、悪ふざけしたいと思います!」と言い切りました。
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6月の公演からは、劇団「ナカゴー」の鎌田順也さん、ライス、サルゴリラが登場。「ナカゴーの作品を一度観て大ファンになって、昨年、オーディションを受けた」と話したのは、サルゴリラ・児玉。鎌田さんに「落としちゃった。ごめんなさい。いつかぜひとは思っていました」と謝られると、「二度と一緒にお仕事できないかと思っていたら、ここでご一緒できた」と喜びます。
オーディションでは人を襲うワニを演じたそうで、「やってみて」との声に応えて披露した児玉。ですが、あまりにもワニっぽくない描写にひと笑いも起きず、相方・赤羽は「これは落ちるわ」とぼやきます。
ライス・関町は「『キングオブコント2016』で優勝させていただいて、お仕事系の仕事がもうちょっと来るかと思ってたんですけど、なかなか来なかった。これを機に、お芝居の仕事が増やしていければ」と意気込みました。
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12月の公演からは、演劇ユニット「SUGER BOY」の川尻恵太さん、なだぎ武、宮下雄也が登壇。なだぎと宮下の希望から、川尻さんが脚本・演出を担当することが決定したそうで、なだぎは「川尻さんは元々、お笑い寄りの仕事も多くて、泳がすところは泳がしてくれて、締めるところは締めるという繊細で大胆な演出をする。それがやりやすかったので、がっつりと一緒にコメディをやってみたいと思いました」と、宮下は「7年前、下北沢の舞台でご一緒させていただいた衝撃がずっと残っていて、一緒にお芝居としたいなと思っていました」とコメント。来年、3公演への出演が決まっている宮下は、「この近くに住んだほうがいいかな」と呟きました。
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ここで、なだぎが「観に来てくれぃ!」と、ライス・関町が『キングオブコント2016』で披露したコントのフレーズで告知。「俺の!」って言いかけた関町は「って言いたいけど、誰も憶えてない」と寂しそうにポツリ。村上の「憶えているかどうか、やってみたらわかるよ」という言葉に感化されて、「神保町花月の公演、観に来てくれぃ!」と全力で披露するも、カメラマンのパシャパシャパシャとシャッターを3回切る音だけが場内に響き渡りました。
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2019年は面白い公演が目白押しです。ぜひ神保町花月に、足を運んでください!

【板尾創路】【福田転球】【山内圭哉】【なだぎ武】【宮下雄也】【永田彬】【2700】【ツネ】【しずる】【ライス】【サルゴリラ】【ヒラノショウダイ】【大谷麻乃】【キクチウソツカナイ。】【光永】

第2回Beppuブルーバード映画祭 ダイノジ・大谷トークショーに登壇!

大分県の老舗映画館「別府ブルーバード劇場」で「第2回Beppuブルーバード映画祭」が11月23日(金・祝)~25日(日)の3日間、同劇場で開催されました。

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別府駅から歩いて3分ほどの場所に建つブルーバード劇場は、岡村館長のお父さんが1949年に創業。87歳になられる岡村館長が引き継ぎ、来年70周年を迎えます。

 映画祭はそんな岡村館長の映画人生と劇場を祝うべく昨年からスタート。初日となる23日には『若おかみは小学生!』が上映され、「2018年を代表する1本」と本作を応援するダイノジ・大谷ノブ彦がトークショーに登壇しました。

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大谷は同県佐伯市の出身で、大分県とのゆかりから映画鑑賞とトークショーを行う「大谷映画会」をブルーバードで定期的に開催。世界中から観光客が訪れ、これまで世界140ヵ国を超える国から学生が集まった立命館アジア太平洋大学(APU)を持つ別府を「多様で優しい街」と大谷は語り、『若おかみは小学生!』は「全てを受け入れる別府、映画祭にふさわしい作品」と話します。

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続いて同じく23日には大谷映画会のスペシャル版として『ハロー!? ゴースト』の上映が行われました。本作は今年日本版リメイクも公開された『サニー 永遠の仲間たち』と同時期に公開された韓国映画。知名度こそ『サニー』に劣りますが、大谷は本作を「人生で一番泣いた映画」「最初の60分は面白くなく思うけど、ラストの20分で回収していく」と紹介し、実際に鑑賞した人からも「すごく泣けた」「観てよかった」という声が聞かれました。

「流れ流れて古里に戻ってきて、懐かしい匂いがするブルーバードで映画を観た時、スッと疲れが浄化するみたいのがあったので、恩返しじゃないけど何かやりたいなっていうのはありますね」
 映画会を開催し、劇場を応援する理由を大谷はそんな風に語ります。大谷が言うように、ブルーバードは今も昭和の佇まいを残し、知ってる人には懐かしい、知らない人には新しい、そんなレトロな映画館です。

 大谷は25日に行われた「ショートフィルム・セレクション『映画から、多様性を学ぶ』」にも登壇。LGBTを扱う3本を集めた上映でしたが、APUで講師を務める大谷は27日(火)にもこの中の1本である『カランコエの花』を大谷映画会で取り上げ、学生たちと話し合う機会を持ちました。

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「多様性を受け入れる、別府という街の独特の感じが好きです。他の都市とは違う自由な、"まぁいいじゃない"とか"こういう人もいていいじゃない"みたいな肯定感がある気がします」

 映画祭にはそうした別府の街に合わせるように、小山明子さん、加藤雅也さん、津田寛治さん、伊藤洋三郎さん、中原翔子さん、尚玄さん、高野八誠さん、長濱慎さん、篠田諒さん、GOMAさん、ブルボンヌさんといった多彩なゲストが集結。最終日には名作『プリシラ』の上映が行われ、岡村館長に大谷、観客も一緒になってのダンスを繰り広げエンディングとなりました。

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「3日間楽しかったし、映画が終わった後に外で話し合ってる人とかがいて、ああいうのがいいですね。手作りな映画祭だけど来年以降もやって、もっと街の人たちと作っていきたいし、映画会もより進めていきたいと思いました。映画が街の共通言語になったらすごく嬉しい。吉本が沖縄国際映画祭、京都国際映画祭に次いで、Beppuブルーバード映画祭にも出資してくれたら最高です(笑)」
別府ブルーバード劇場は岡村館長の下、今日も元気に営業中です。


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【劇場情報】
別府ブルーバード劇場
大分県別府市北浜1-2-12
0977-21-1192

【上映情報】
大谷映画会『止められるか、俺たちを』
12月11日(火)19:00





【ダイノジ】【大谷ノブ彦】

M-1での"ゼンチン"が話題のジャルジャル、明日5日より大阪チャンネルで新番組『ジャルジャルの笑いのツボ屋』が配信スタート!

12月5日(水)より映像配信サービス・大阪チャンネルにて、ジャルジャルがメインを務める番組『ジャルジャルの笑いのツボ屋』が配信スタートします。

こちらは、依頼された笑いのツボに入れたいターゲットにツボに入って死ぬほど笑ってしまうという奇跡的且つ最高の体験を味あわせるために、ジャルジャルがその人のツボをリサーチして作戦を企て笑わせるという実験的ドキュメントバラエティー番組です。
よしもとニュースセンターでは、ロケの合間にジャルジャルを突撃。番組の見どころや現在の手応えなどについて話を訊きました。
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(向かって左:後藤淳平/右:福徳秀介)

――すでにいくつかロケを終えているそうですが、やってみての感想をまず訊かせてください。

後藤 依頼者と一緒に、その人が笑いのツボに入れたいターゲットに対しての作戦を考えて、いろんなことを実行するっていう番組なんですけど、ただただ楽しい。楽しいだけです。
福徳 笑いのツボって僕らは年に1回、普通の人なら5年に1回入ったらいいなっていう感じやと思うんです。そういうめったに味わえないことを実現するのは相当難しいけど、非常に楽しくやらせてもろうてますし、いいお笑いにもなってるんじゃないかなと思いますね。作戦の段階で、偽番組が楽しくて。
後藤 ターゲットを笑かすために、ゲストを呼ぶ偽番組っていうのがあって。どうやって笑わせるかは依頼者によって変わるんですけど、ある回でやった番組がほんまにできたら嬉しいなっていうくらい、ゆるくて楽しかったんですよ。
福徳 あれを偽番組にしておくのが、もったいなくなりました。相談するブロックと実際に笑わせるブロックに分かれていて。仕掛けてターゲットを笑わせてツボに入れておさらばできたらいいんですけど、結果、あれは嘘でしたって言わなダメなんです。それが非常に残念。笑わせたことに変わりはないですけど、バラす時だけちょっと悲しいですね。
後藤 喜んでもらえばもらえるほど、「実はウソなんです」って言いづらくなるっていう(笑)。でもまぁ、今のところはいい感じになってるなと思っています。

――見どころのポイントは?

福徳 大きく言えば、つくった壮大なコントをやるっていう全ての行程をを公開で見せている感じの番組ですね。
後藤 僕らはめちゃくちゃ芝居してるので、みんなでユニットコントをしているような感覚ですね。スタッフにもエキストラで出てもらってますし。
福徳 みんな、その世界に入って、ターゲットが見ていないところで演技してるんで、見切れてるところとかチェックしても面白いかもしれない。
後藤 そうですね。隈なくチェックしてもらえると、いろいろと楽しめると思います。回によっては、予定していたことをラッシュでバンバンバン!って、ほんまにネタをやってるくらい隙なくやって笑かしまくってる時もあるんで、楽しみにしておいてもらいたいですね。

――ターゲットをピンポイントで笑わせるって、芸人としての環境ではなかなかないことなのかなと思います。

後藤 そうですね。個人をツボにはめるっていうのは、いつもやっていることと全然違います。大事なのは、如何にハプニングを起こすか。ツボに入るときって大体そうなので、そういう瞬間をどうつくるかの戦いですね。
福徳 笑いのツボっていうのはよくできていて、一発でドーン!と入ることがない。じわじわと外堀からほぐしていって、これがこの人のツボなんやというところを見つけていかないといけないんです。よく打ち合わせで話すのは、奇跡には勝たれへんということで、コケるとか身体的なハプニングはツボに入りやすい。どんだけ策を練っても笑いのツボに関しては、ハプニングに勝るものはないですね。

――これまで情報解禁前だったので、身近なところから相談者を募ったそうですが、今後は一般募集もしていくんですか? また、どんな相談を受けたいですか?

福徳 相談者は大募集です! うまくいく可能性がある人の恋愛を応援してみたいですね。
後藤 人生を賭けた、ここでこの人を絶対に笑わせないと今後がヤバいだとか、その人の人生がかかってるだとか緊張感のある場面で、笑いのツボに入れてみたいです。
福徳 不可能でしょうけど、遅刻しててヤバい人とかいいですよね。

――大失敗を隠している人とか。小学生で、母親に点数の悪いテストを見せられないとかでもいいかもしれないですね。

福徳 あぁ、そういうときってありますもんね。
後藤 うんうん、そういうのもいいかもしれないです。

――では最近、お2人が笑いのツボに入った瞬間って何かありましたか?

後藤 bayfmでやらせてもらってるラジオ番組『ジャルジャル のしゃべってんじゃねぇよ!』で即興コントをやってるんですけど、ある回だけイレギュラーでラジオ小説をやることになったんです。で、きっちり読まなあかんっていうところでツボに入っちゃって(笑)。何も起きてないんですけど(笑いがこみ上げて)台本が読めなくなって、「今週はやめときましょう」ってなりました。

――何が原因かは......。

後藤 いやぁ、わからないです。なんで笑うてんねんって思えば思うほど、ツボに入ってしまいましたね。
福徳 僕もその場にいましたけど、一緒に笑っちゃいました。
後藤 そういう突然、ツボに入る時があるんです。
福徳 僕は、家のテレビを壁掛けにしようとした時。いろいろと調べたら、業者に頼まなあかんってわかったんで見積もりに来てもらったんですよ。で、来た業者の人が「1回、テレビを見せてください」ってテレビを持ったんですけど、その時プリって音がしたんです。
後藤 (笑)。
福徳 屁かな?って思ってから1分後くらいにぶわーーっと笑いがこみ上げてきて、トイレに行って中で「はぁ~~~!」って息を吐いて笑いを全部出しました。業者の人と1対1やったんで目の前で笑うことができなくて......かなりキツい勝負でしたね。

――(笑)。その業者の方は音をさせた時、何も反応しなかったんですか?

福徳 その人もやってもうたなって思ってたんでしょうけど、なんの反応もなかったですね。

――このインタビューを行なっているのは『M-1グランプリ2018』の決勝前ですが、公開は決勝後。優勝していたら......どうします?

福徳 僕ら、実はスーツ(のフラワーホール)に、『ラグビーワールドカップ2019』のバッジを付けてるんですけど。
後藤 もし優勝してたら、その称号を利用して来年、日本で開催される『ラグビーワールドカップ2019』を観に行きたいですね。

――そこはぜひラグビー経験者として、お仕事として関わることができるよう願っています!(笑)では、最後に『ジャルジャルの笑いのツボ屋』について、改めてPRをお願いします。

福徳 あなたが笑いのツボに入ったのは、いつですか? きっとこの番組を観たときでしょう!
後藤 ポスターがコテコテな感じですけど(笑)、内容は新しいことをやっているので、よかったら観て笑いのツボに入っていただけたらなと思います。
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『ジャルジャルの笑いのツボ屋』は、明日5日より配信スタート。詳細は、大阪チャンネルの公式サイト(https://osaka-channel.hikaritv.net)をご覧ください!



【ジャルジャル】

2018年12月 3日 (月)

『あらびき団』で笑いの宿便を解消? 12月29日に『朝まであらびき団SP あら1グランプリ2018』放送!

12月29日放送『朝まであらびき団SP あら1グランプリ2018』(TBS/深夜25時10分~)の収録が、12月3日(月)、TBSにて行われ、収録後にはMCを務めた東野幸治(ライト東野)と藤井隆(レフト藤井)による囲み取材会が行われました(以下、敬称略)。

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"あら削り"な一芸を持ったパフォーマーを紹介する"伝説"のネタ番組が、昨年に引き続き2年連続で年末に登場。


『あら1グランプリ』は、過去の3度開催されており、2013年にバターぬりえ(現・ぬゅぬゅゅゆゅゅゅゅゅ)が初代王者に輝き、二代目がハリウッドザコシショウ、三代目はふーみんがそれぞれ受賞してます。


今回は、ゲストに指原莉乃を迎え、ファイナリストにはキュートン、友近、ハリウッドザコシショウ、はんにゃ・金田、風船太郎、ロバート・山本、日本ボクシング連盟前会長・山根明、ゆりやんレトリィバァといった、多種多様のあらびきパフォーマーがお目見え。

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収録を終えたばかりの2人は、まず感想を訊かれると、前日開催の『M-1グランプリ2018』に触れており、東野は「最高の漫才大会を見て、感動して、今日来て見て、天国から地獄までを(笑)。その地獄はほどよいぬるま湯で、楽しい地獄だったので、相変わらず、あらびきパフォーマーに笑わせていただきまして、感謝しております」と出演者に敬意を払います。


藤井曰く、『M-1グランプリ』の審査に東野が影響を受けたそうですが、「あんまり自分の趣味に走らないように(笑)。ちゃんとしたあらびきパフォーマーのチョイスもしつつ、そのバランスが難しかった」と審査を振り返る東野。


今回、発表されているあらびきパフォーマーで、ひときわ異彩を放つ日本ボクシング連盟前会長・山根明ですが、藤井は「緊張感のある現場だったんですけど、奥様がすべてを包み込んでくれたそうで、奥様に感謝しております」とスタッフからの聞いた現場の様子を伝え、東野は「なかなか衝撃です」と山根前会長のパフォーマンスの感想を漏らします。

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さらに、自身の体の様々な部位を使ったテーブルクロス引きで、世界各国の番組に出演しているウエスPも、2700・ツネ率いるパフォーマンス集団"BADxTEN"(バッテン)の一員として参加。
フランスのテレビ番組『ゴット・タレント』の決勝大会を12月18日に控えているウエスPですが、「もしかしたらオンエア時に(優勝賞金の)1000万円が乗るかもしれない。でも、あらびきパフォーマーですから。本人がどう言おうがね、こっちはしがみつきますから(笑)」と、あらびきパフォーマーを強調します。


逆に、すでにテレビでお馴染みの芸人も出演しますが、やりたい放題のネタを長尺で披露するとし、東野は「友近とゆりやんレトリィバァは、個人的には出入り禁止にしてほしい」「ほぼほぼパワハラなんですよね(笑)」とバッサリ。
それに対して藤井は、番組当初、東野が友近に向けて「ここはフリースペースですので、どうぞ来てください」と発言していたとし、「それを真に受けたんだと思います」「裏を返せば、彼女が好きなことをやってますので、ぜひご覧ください」と補足しました。


そんなやりたい放題のあらびきパフォーマーから、売れっ子やコンテスト優勝者を輩出しているのも事実で、東野は「好きなこととか自分が面白いことをやり通すと、道は開かれるっていう希望がありますから、我々もくっきー(野性爆弾)とか(ハリウッド)ザコシショウに負けじとやっていきたいと思っています」との見解も。

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最後に視聴者、読者へのメッセージを求められると、藤井は、番組開始時の11年前から担当しているカメラマンが、今回の収録で、笑いすぎて失神しそうになったとのエピソードを紹介し、「まだまだみなさんに楽しんでいただける可能性があるんだと信じています」とコメントします。


一方の東野は、「最後ですよ。見た目、人の失敗で笑う番組って(笑)。地上波に、もうないです(笑)」と語り、藤井も「あと貧乏を笑う(笑)」と同調。
続けざまに東野は「人間ってすべてがすべて、美しいものではないし、平等でもないしって考えると、いろんなことを見ながら、自分で面白いのを見つけるのが『あらびき団』の良さ」と改めて番組の魅力に触れ、藤井はそうした笑いについて「ちゃんとしなきゃなって思うんですけど、次の日全部忘れるんですよ(笑)。年に1回くらい、そんな時間があってもいいんじゃないかなって思います」と問いかけます。


そうした流れで、東野は「デトックスですよね。腸にへばりついた便みたいなもので(笑)」「『あらびき団』って宿便のかたまりです(笑)。1年に1回、出していただけると、私、こんなんで笑ってるんやとか。友達とかの前では、"和牛、残念""スーパーマラドーナ、残念"とか言ってますけど、宿便が溜まっているんですよ(笑)」との持論を展開し、取材陣、スタッフを爆笑させました。

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【藤井隆】【東野幸治】

和牛が初回MCを担当した生配信トークバラエティ『シブオビ』に霜降り明星&ジャルジャルが緊急出演!

本日12月3日(月)より生配信トークバラエティ番組『シブオビ~宇田川未成年会議所~』がスタートし、初回のMCを和牛が担当。スタジオゲストに昨日開催された『M-1グランプリ2018』で優勝した霜降り明星が、電話ゲストとしてジャルジャルが出演しました。

本番組は映像配信サービス「ひかりTV」、映像サービス「dTVサービス」内の「ひかりTVチャンネル+」及びdTVチャンネル公式YouTubeアカウントにおいて、月曜日から金曜日まで毎日16時から配信される生番組。よしもと芸人が日替わりでMCを担当し、オーディションより選ばれた「ウダガール」とともに渋谷に関する情報を発信していきます。

元気いっぱいのウダガールに合わせるように登場早々、ピースサインを披露した和牛の2人。何度もピースする水田に川西が「なんでそんなにピースするねん」とツッコむと、「(M-1の)2位のサイン」と答えて笑いを誘います。
M-1についてのトークでは、ジャルジャルがファーストラウンドで披露したネタが話題に。「ゼンチンが印象に残った」と話す彼女たちは、「どこで使うん?」と尋ねた川西に「とりま渋谷行こ! ゼンチン!とか?」と軽快に返答。別のウダガールから「アル~?」と投げかけられ、戸惑いながらも「ゼンチン!」と慌てて返した川西は「俺、こういう番組、苦手やねん!」と吐露しました。
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その後は、渋谷をテーマにトークを展開。代々木公園で観られるこの時期限定のイルミネーションが話題にあがるも、まったく知らない2人。水田は「俺ら、どこにも行ったことがないねん......。ほんまになぁ、休みがないねん!」と嘆きます。
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「土日、何してた?」のコーナーで、M-1後の打ち上げの写真を披露していると、霜降り明星が飛び入り参加。打ち上げ後、いろんな番組に出演しているため、まったく寝てないという2人。せいやは「ネタの2本目が終わったあとから、あんまり座ってない」と目を泳がせながら、この番組の前に出演してきた『直撃LIVE グッディ』(フジテレビ系)で早速スベってきたことを報告します。
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すると、「アル~!」と再び振り出したウダガール。慌てながら「ゼンチン!」と答えたせいやですが、「先輩のネタやらされてる!」と思わぬ試練に驚きを隠せない様子です。
一方、粗品はこの2週間ほど「川西になりたい」と思って生活してきたそう。「相方とも相談したんですけど、僕、人を傷つけるような笑いの取り方をしてしまうんですね。これではあかんということで、人のことを悪く言わない、優しくて面白い川西さんを憧れの人に設定しました」と説明します。
M-1の楽屋で、粗品から「ラジオでそういう話をした」と報告された川西は、「そうかぁ、ありがとうって言うてたのに、何時間後には負けてたわ。粗品になりたいと思った」と笑いなら報告。そのやりとりを冷静に聞いていた水田は、「俺としばらく組んでたら(川西に)なれる。ええ人じゃないと(自分の相方は)無理やから」と話しました。
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さらに、ルミネtheよしもとの楽屋にいるジャルジャルがテレビ電話で参加。川西が「最終決戦の3組が揃いましたよ」と発すると、ウダガールを始め、客席は大盛り上がりですが、「ジャルジャルだけ薄まってない?」(福徳)「なんで2組だけですんの?」(後藤)と冷静なジャルジャル。ウダガールから「アル~!」と振られた後藤が、すぐさま「ゼンチン!」と返すと大きな拍手と笑いが起こりました。
本日、ルミネで4公演に出演するジャルジャル。「ルミネ出番4回で、全部違うコントしてるわ」(後藤)「お客さんが漫才観られるんかなっていう雰囲気出してるけど、コントしてる」(福徳)と話すと、「ジャルジャルさんらしいなぁ」と笑う川西。このあと、ラジオの収録もあるそうですが、福徳が「M-1優勝したとき用にスケジュールを空けていて、明日明後日が2連休」と言えば、後藤は「ありがたい。ゆっくりさせてもらいます」と話します。
さらに後藤が「打ち上げですぐ帰った福徳は相当変な奴」と言うと、「あ、気づいてた?」と笑う福徳。「気づいてたよ。あ、福徳おらんってなったもん。けど、一番変な奴は打ち上げに最後までおって、そのあとミュージシャン仲間との打ち上げに行ったギャロップの毛利さん」と言い切ると、ドッと笑いが起こりました。
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番組放送終了後、和牛を直撃。
配信中、タピオカが人気の理由について「腹持ちがいい」と話したウダガールに「そんなら、おにぎり食べて麦茶飲んだらええやん」、竹下通りに反応して「スカウトされるところやろ?」など、クラシカルな発言で女の子たちからくすくすと笑われていた川西は、「若者の番組で、10代に振り回されたり、戸惑ったりしましたけど、そういう反応を通して今の渋谷にいる若者はこんな感じやって体感してもらえたらいいですね」とコメント。水田もその感想に同調しつつ、「僕らが引っ張っていく感じじゃない。10代の子に引っ張られるっていうのが、この番組の趣旨なのかなと思う」と話します。
渋谷のことは何も知らないという2人。「ハチ公、∞ホールだけです。モヤイ像? 知らないです」と言う水田は、「奥渋っていうんですか? 大人が楽しめる静かな渋谷を教えてもらいたいけど、そういうところにウダガールは行かへんやろうなぁ」と笑いました。
M-1について、水田は「終わりたてすぎて、まだ言葉を用意できない。3、4日経ったら何か出てくると思うんですけど、昨日の今日ですから何も話せない」と率直な気持ちを。川西は「観てもらいたい2本を、いい状態でできました。でも、結果がついて来んかった。それが事実です」と冷静に振り返りました。
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『シブオビ~宇田川未成年会議所~』は、毎週月曜日から金曜日まで16時から生配信スタート。明日4日(火)のMCは、ダイタクが務めます。また、同番組では観覧希望者、そしてウダガールを募集中。詳しくは、公式サイト(https://shibuobi.com)をご覧ください。


【和牛】

『勇気を出して伝えよう! クリスマス大告白キャンペーン』開催! よしもと祇園花月であなたも愛の告白を!!

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12月3日(月)〜21日(金)の間、よしもと祇園花月で行われるのが『勇気を出して伝えよう! クリスマス大告白キャンペーン』です。1日1組限定で行われるこのキャンペーンは、よしもと祇園花月がカップルの告白を強力にバックアップするという内容。キャンペーン初日に、イメージキャラクターのゆりやんレトリィバァ、くるくるコミックが舞台に登場し、キャンペーンの内容を説明しました。


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まず登場したのが前説のガリガリガリクソン。客席のちびっ子を巻き込んで会場を盛り上げたあと、舞台にイベントのポスターを持ったゆりやん、天使と悪魔のコスプレをしたくるくるコミックを呼び込みます。まずはゆりやんからこのキャンペーンについて説明。12月3日(月)〜21日(金)に行われる平日本公演で、前売り券をペアで購入し、事前に申し込むと、1日1組限定でプレミアムペアシートが用意されること、そして前説の時間中に舞台上で告白する『告白タイム』が設けられることを伝えました。


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さらに告白に成功すれば、とってもお得な『おいでやすチケット』をプレゼント。これは平日限定『本公演』で使える5枚つづりの回数券で、通常価格に比べて3,500円お得になるという魅力的なチケット。それがなんとキャンペーン期間中には通常より8,500円プライスダウンされることがくるくるコミックから説明されました。ここで自分の顔が大写しになったポスターについて、ゆりやんの「注意事項があります、この写真は剛力彩芽さんではありません、私です」というボケが炸裂し、会場はひと笑い。


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そして、本キャンペーン最初のチャレンジャーとして男性がステージへ登場しました。会社の先輩へいつもお世話になっているので、みんなの前で感謝を伝えたいとのこと。ステージへ先輩が登場すると、大きなミスをしてしまったときに助けてくれたことについて話し、「これからもフォローしてください、よろしくお願いいたします」とお願い。先輩の女性は「はい、じゃあ任せてください!」とニッコリ。おいでやすチケットが手渡されると会場からは拍手が起こりました。


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ガリクソンからクリスマスの思い出を尋ねられたゆりやんは「今まで恋愛経験がゼロなんです...」からの動きボケで笑いをゲット。そして「今年こそは誰かといっしょにすごしたい」と話すと、会場から「霜降りのせいや!」の声が。それを聞いたゆりやんは、泣き真似のあと変顔を疲労するなどやりたい放題。公演前の会場を盛り上げました。


『勇気を出して伝えよう! クリスマス大告白キャンペーン』、『おいでやすチケット』についての詳細はよしもと祇園花月までお問い合わせください。今年の冬もよしもと祇園花月へぜひ!



【ゆりやんレトリィバァ】【くるくるコミック】


『勇気を出して伝えよう! クリスマス大告白キャンペーン』

問い合わせ先:よしもと祇園花月075-532-1500(11:00〜18:00) ※チケットの予約は不可、朝公演のある日は9:45〜、夜公演のある日は開演時間まで

チケットよしもと 

要Yコード<999-030>

チケットよしもと予約お問い合わせダイヤル0570-550-100

RGが平成最後の大晦日にぼんちおさむ、平和ラッパ・梅乃ハッパと「あるある」カウントダウンライブ開催! ライブの見どころをRGに直撃!

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レイザーラモンRGが12月31日(月)に、カウントダウンライブ『RGがプロのミュージシャンをバックに今までの集大成的ベストな選曲で大迫力のあるあるを90分歌い続けザ・ぼんち おさむ師匠が本格的なジャズを歌ってくれる会~ギタリストはラッパ・ハッパ師匠!~』を開催します!

これまでさまざまな「あるある」の会やツアーを開催してきたRGですが、平成最後の大晦日を締めくくる「あるある」カウントダウンライブは、ぼんちおさむ、平和ラッパ・梅乃ハッパという吉本が誇る大御所たちとの共演。しかも生バンドによる演奏にのせての「あるある」が聴けるとあって、これまでにない「あるある」の世界を楽しませてくれること間違いなしです!

ほかに類を見ないカウントダウンライブに対する意気込みを伺いました。

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――これまでにない「あるある」の会になりそうですが、この内容にしようと思った理由を教えてください。

「全国的な『カウントダウンあるある』の傾向として、若手芸人や若者のバンド、いわゆる"フェス"に出がちな人たちが『夏にやったこと、カウントダウンでもう一回やるんかい!』って感じるところがあって。他の人と同じことをやってもしかたないですし。

あともうひとつ、年末のカウントダウンライブに向けて、この時期は芸人争奪戦のような状態になっているんですけど、実は吉本にはものすごい石油がまだまだ埋まっているんです。それは、師匠です。師匠がカウントダウンライブに出ることなんて、これまでなかったんじゃないかな?

平成も最後ですから、昭和・平成というふたつの元号を生き抜いてきた師匠に感謝と畏敬の念を込めて、やらせていただきます」

――いわゆる師匠と呼ばれる方々と「あるある」をやろうと思ったきっかけは?

「12月23日によしもと祇園花月でパンチみつお師匠と一緒にやるんですが、(『オウミ住宅presents RGが120分あるある歌い続け、パンチみつお師匠が120分オウミ住宅のCMを踊り続ける会』)、これを知った芸人さんからの反響がものすごかったんです。まるむし商店・東村さんも『師匠、すごい気合入ってたで!』とうれしそうに教えてくれたり。そういう反響を見て、親孝行じゃないけど、師匠たちへの恩返しになっているのかな、と感じました」

――数多くの師匠がたの中で、ぼんちおさむさん、平和ラッパ・梅乃ハッパさんに声をかけたのはなぜですか?

「おさむ師匠は、実はジャズやブルースといったブラックミュージックがめちゃくちゃお好きなんです。YouTubeでも、おさむ師匠がジャズバーみたいなところでルイ・アームストロングとか熱唱されている動画がいっぱい出てきますよ。普段も、ニューオリンズの人かな? っていうくらい、スーツの着こなしもファンキー。そういう、おさむ師匠のおしゃれな一面を皆さんに見ていただきたいなと思って。

平和ラッパ・梅乃ハッパ師匠は、実はギターのテクニックがとんでもなくスゴイ、ということを皆さんに知ってもらいたい。ジミヘン(ジミ・ヘンドリックス)ばりに頭の後ろでギターを弾いたり歯で弾いたり、しかも日本に数台しかないというギターをお持ちだと聞いてますので、関西のブルースがお好きな方や、シブい音楽ファンにはたまらないと思いますよ。

こうしたスゴイ師匠たちの技を寄席で見るだけじゃなくて、本当にでっかいホールで音楽として聴ける、これまでにない機会になると思います」

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――タイトルに「集大成的ベストな選曲」とあるように、セットリストもかなりのこだわりが?

「そうですね。『あるある』は、僕が考えるベスト、80〜90年代くらいが中心になると思います。おさむ師匠には、このあいだ『曲はどうしますか?』と訊ねたとき、『この中から選んで』って6曲分の譜面を渡されました。めちゃくちゃカッコいいでしょ? 『○○(曲名)』っていう曲がやりたい」とかじゃなくて、譜面ごと。ほんまにニューオリンズのミュージシャンちゃうかな...。あと、『恋のぼんちシート』を武道館ばりに歌っていただきたいと思ってます。あの曲もめちゃくちゃカッコいい曲だから。かつて、おさむ師匠に『キャー!』と黄色い声を上げていた方々にもぜひ来ていただきたいです。ただ、急におさむ師匠の"クセ"が出て歌えなくなるかもしれませんので、そこも含めて包み込めたらと思っています」

――しかも今回は、プロのバンドの生演奏をバックに「あるある」を歌われるんですよね。

「以前、京都大学西部講堂や『音魂』で『あるある』をバンドでやらせてもらったんですが、生演奏と『あるある』ってすごく合うなと感じたんです。いつもはカラオケでやるんですけど、カラオケだとお笑いの比重が高くなりがちで。でも、生演奏だと『あるある言いたい』と歌っている時間も皆さんに音楽を楽しんでもらえるんですよね。もう、『あるある』が聴こえなくてもどうでもよくなるというか(笑)。曲とバンドの演奏がとにかくいいので、それだけでも楽しんでもらえると思います」

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――『あるある』は大人気イベントですが、今回はかなり攻めた『あるある』カウントダウンライブになりそうです。

「そうなんです。実は今回は、『あるある』ファンへの問いかけでもあるんです。『あるある』は共演する人によってチケットの売れ行きに波があるし、僕としては『みんな、いったい何が好きなん!?』という思いがあるんです。みんなは『RGのあるある』が好きなのか? 『RGとその(共演する)芸人』が好きなのか? ひいては『お笑い全般』が好きなのか? と。自分のお客さんとは何なのかっていう、ふるいにかけるライブでもあるかもしれないですね」

――師匠がたとの共演となれば、お客さんの年齢層もかなり広がるのでは?

「『あるある』ファンの方々はもちろんですが、これまで大晦日は紅白歌合戦を観てしっとり過ごしていた人たちも外に連れ出したいです。今、おじいちゃん、おばあちゃんと呼ばれている、いわゆる第一次ベビーブームの方々の人数ってめちゃくちゃ多いしまだまだお元気。『京都花月、行ってたわ〜』と、若い頃に寄席に来ていた方々にも楽しんでいただきたいです。カウントダウンライブの帰りにそのまま初詣にも行っていただけますしね。これは『新規顧客層開拓イベント』といってもいいかもしれません。僕自身、細川師匠(細川たかしさん)のおかげで演歌ファンの方々など新規顧客開拓に成功しましたし、例えばさだまさしさんは60〜70代の方から絶大な人気があるから安泰なんだと思うんです。だから僕は、さだまさしさんを目指します。今回も60〜70代の方々を楽しませるエンターテインメントを作るきっかけにしたいです」

――最後に、「行きたい!」と感じた皆さんにメッセージを!

「他のカウントダウンライブとは一線を画しまくっているんですが、逆に『まだそういう、ベタなカウントダウンライブがいいですか? オレは師匠とやります!』という感じでしょうか。僕自身、吉本のレガシーである師匠に恩返ししたいし、大切にしていかないといけない時期かなという思いもあって。師匠たちがお元気なうちにいろんなことを吸収しておきたいし、皆さんにも観ていただきたい。そして、かつての劇場のように、若手から師匠までの芸をいろんな客層の方々が楽しめる、まるで喫茶店にでも行くような気持ちで気軽に劇場に来ていただいていた昔の劇場文化をもう一度盛り上げたいという思いもあります。こんな高尚な意志の元、カウントダウンライブをやる芸人、ほかにいますか? いないと思います!」

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大晦日当日、サンケイホールブリーゼでは『RGがプロのミュージシャンをバックに今までの集大成的ベストな選曲で大迫力のあるあるを90分歌い続けザ・ぼんち おさむ師匠が本格的なジャズを歌ってくれる会~ギタリストはラッパ・ハッパ師匠!~』以外にも、大晦日特別イベントが盛り沢山!

大晦日はぜひサンケイホールブリーゼにお越しくださいね。

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【レイザーラモンRG】

観客を巻き込んで盛り上がりを見せた「インディアンスの気まぐれサラダ〜デニスを添えて〜」

11月18日(日)、沖縄県のよしもと沖縄花月にて「インディアンスの気まぐれサラダ〜デニスを添えて〜」が開催されました。これは、8月11日(土)に開催した「デニスの気まぐれサラダ~インディアンスを添えて~」に続く第2弾として企画されたものです。

オープニングに4人が揃って威勢よく登場すると、大きな拍手で迎えられました。開口一番、田渕が「どっちにしても添え物が濃すぎる」と叫ぶと、場内からは大きな笑いが起こりました。

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「前回も来てくれた人?」と客席に問いかける松下に、客席の約半分の人が手を挙げる状況となりました。その様子を見た松下は、「前回のアンケートにまたすぐにやって欲しいと書いてとお願いして、それを見た支配人がすぐに開催を決めてくれましたよ」と続け、お客様が本当にアンケートで絶賛してくれたこと、そして支配人がだまされて開催をすぐに決めてくれたことを愉快に報告。そしてその話を受けて「今日のアンケートでは、3回目やらなかったら私は死にますと書いてくださいね」と田渕が言うと、場内は爆笑に包まれました。

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前回も来てくれたお客様が多いのに感動した4人は、みんな沖縄の人なのか気になりだした様子。そこで「どこから来たの?」と再び客席へ問いかけます。中には横浜から来たという方もいて、はるばる遠方から来てくれたお客様のためにも4人の士気はますます高まった様子でした。お客様を巻き込んで楽しくオープニングトークを繰り広げた後は、ネタ見せの時間へと突入していきました。

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最初にネタ見せを行ったのはデニス。「行雄ちゃんに比べて存在感が薄い」と嘆く松下の自虐的なネタを披露。「いつもメインが行雄ちゃん」とすごむ松下と、それにテンポ良くボケ返す植野。巧妙に練られた応戦合戦に、お客様のボルテージも上がりまくりの様子でした。

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続いてはインディアンスの登場です。火事現場を見た木村が「野次馬が集合していた」と告げると、田渕は「誰かが集合かけたんですか?」とコミカルな動きと共に話をさえぎるシーンの連続。木村が話を進めようとするたび、軽快な動きと共に話の腰を折る田渕。ふたりのコミカルでリズミカルなネタに場内は大爆笑の連続でした。

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ネタ披露の時間が終わると、再び4人が揃って登場し、ゲームコーナーを展開しました。強烈な酢の匂いをかいで5秒間ノーリアクションでいられるかを競うゲームでは、トップバッターの松下が、匂いを嗅いだそのすぐ直後にむせこんでしまい、「絶対に出来ない」と叫び大爆笑を起こしました。

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マシュマロキャッチでは、客席の男の子にマシュマロを投げてもらい口でキャッチできるかを競いました。男の子のコントロール力もすごく、うまくキャッチできたシーンでは割れんばかりの拍手が起こり、場内が一体となって盛り上がりました。

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その後も山手線ゲームや炭酸一気飲み、ピンポン玉ラリー、ジェスチャーゲームなど立て続けに行い、4人も客席も徐々にヒートアップしていました。

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最後に行った大縄跳びでは、まさかの縄の短さに大爆笑が起こりました。案の定、飛ぶのが難しい状況となり、一人ひとりが悪戦苦闘する結果に。その様子を見守っていた客席も笑いの連続でした。

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最後は4人全員が汗だくの中、お客様を巻き込んで盛り上がりを見せた楽しいステージが幕を閉じました。

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インディアンス】【デニス

霜降り明星が平成生まれ初&平成最後のM-1チャンピオンに! せいや「霜降り明星から始まったと言われるように次の世代を作っていきたい」と歓天喜地!!

12月2日(日)、霜降り明星が『M-1グランプリ2018』の14代王者に輝きました!
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2015年、5年ぶりに復活した漫才頂上決戦『M-1グランプリ』。2001年から2010年までの10年間では、当時10年目以下の若手漫才師だった中川家、フットボールアワー、チュートリアル、NON STYLE、笑い飯など多くの実力ある芸人を世に輩出してきました。
復活以降も賞金1000万円、プロ・アマ問わず参戦できるという条件は変わりませんが、開催されなかった5年間を考慮して芸歴15年目以下の芸人が参戦可能に。今年は4640組がエントリーする中、1回戦、2回戦、3回戦、準々決勝から勝ち残った25組とGYAO! ワイルドカードで選ばれた1組を含む計26組が、昨年から1枠増えて9組がストレートに進出できる決勝へ向けて、準決勝で渾身の漫才を披露。厳選なる審査の結果、和牛、霜降り明星、ゆにばーす、見取り図、かまいたち、スーパーマラドーナ、ジャルジャル 、トム・ブラウン、ギャロップが決勝へと駒を進めました。

迎えた決勝当日。最後の1枠を懸けた『M-1グランプリ2018敗者復活戦』は同日14時30分より、東京・六本木ヒリズアリーナにて開催。MCを陣内智則とホラン千秋さんが、レポーターをトレンディエンジェルが務めました。
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ネタ順はくじ引きの結果、下記の通りに決定しました。
ウエストランド/ダンビラムーチョ/さらば青春の光/ミキ/たくろう/からし蓮根/アキナ/金属バット/マユリカ/東京ホテイソン/侍スライス/ニッポンの社長/マヂカルラブリー/三四郎/プラス・マイナス/インディアンス

前節を担当したのは、しゃかりき。「しゃーしゃー」「しゃーかりーき!」とコール&レスポンスを行なって会場を温めつつ、光が"太ももモノマネ"を披露すると大きな笑いが起こります。
陣内は生放送のCM中、寒空の下で観覧する観客へ「みなさん、寒いですけどよろしくお願いします」と声がけ。トップバッターのウエストランドからトリのインディアンスまで、一番の3分ネタを見せて大いに沸かせました。
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その後、18時34分より、いよいよ決勝戦のオンエアがスタートしました。
MCを務めるのは、今年も今田耕司と上戸彩さん。審査員は、ダウンタウンの松本人志、オール阪神・巨人のオール巨人、上沼恵美子さん、立川志らくさん、中川家・礼二、サンドウィッチマン・富澤たけしさん、ナイツ・塙宣之さん。上沼さんが「初めて審査員をやらせてもらったのが、サンドウィッチマンさん優勝のとき。それが審査員なんて......生意気ですねぇ」と言えば、松本も「好感度1位やからね」と茶化します。今田から「シビアすぎて何一つボケない。登場でもボケてないから、(明石家)さんまさんに怒られるで」と言われた礼二は「申し訳ないです」と謝りつつ、「ボケられない」と素直に返答。また、「決勝まで来られたことを、胸を張ってほしい。緊張にエネルギーを使わないでほしい」と噛みながら話したオール巨人に、今田が「噛みかけはあかん!」とツッコむと笑いが起こりました。

敗者復活戦から勝ち上がる最後の1組は、番組の序盤に発表。200万票にも及んだ投票の結果、39万3189票を獲得したミキが決勝へ! ガッツポーズで喜ぶ2人。発表前、「(決勝へ来るのは)ミキがいい!」と言っていた上沼さんへ「えみちゃん、待っててね!」と力強いメッセージを送り、スタジオへと向かいました。

昨年と同じく「笑神籤(えみくじ)」が採用された決勝戦。ゲストのレスリング・吉田沙保里さん、柔道・阿部一二三さん、ボクシング・井上尚弥さんがくじ引きを担当しました。

ファーストステージのネタ順、そして結果は下記の通りです。
1:見取り図・・・・・・・・606pt
2:スーパーマラドーナ・・・617pt
3:かまいたち・・・・・・・636pt
4:ジャルジャル ・・・・・・648pt
5:ギャロップ・・・・・・・614pt
6:ゆにばーす・・・・・・・594pt
7:ミキ・・・・・・・・・・638pt
8:トム・ブラウン・・・・・633pt
9:霜降り明星・・・・・・・662pt
10:和牛・・・・・・・・・・656pt

最初に最終決戦行きを決めたのは、4番目にネタを披露したジャルジャル 。志らくさんは「ひとつも笑えなかったけど、面白かった。感心したし、コント55号を思い起こさせるような、とんだ漫才だった。ものすごく惹かれました」と感想を。松本が「面白かった。途中で、屁をこいてしまいました」と告白すると、今田は「屁をこいてもええんちゃうかなって思えるくらいのバカバカしさでしたね」と同調します。
ジャルジャルに続いたのは、9番目に登場した霜降り明星。上沼さんは「うまいなぁ、うまい! やるねぇ! ミキより好きかも」と感嘆し、塙さんは「圧倒的な強い人間という感じ。よしもとの宝」と断言。オール巨人は「最近の漫才はツッコミの言葉の多さ、ボキャブラリーが注目されているけれど、粗品くんが完全にやっている。(観客が)待ってるもん、粗品くんが次に何言うんかなって」と評します。
最後の1枠は、トリとなった和牛。富澤さんは「悔しかった、和牛の思うように観てしまいました。やられました」とニヤリとし、塙さんは「毎年、優勝候補と言われている中で、これだけの話術。尊敬します」とコメント。礼二は「毎年、作品を見せていただいているような感じ」と冷静に話し、松本は「安定感があるというか、裏切らないねぇ」と感心しました。

最終決戦は、ファーストステージの順位が高いコンビからネタ順を選び、ジャルジャル、和牛、霜降り明星の順で漫才を披露しました。
ファーストステージの結果後、松本が「もしかしたら優勝する可能性が。トロフィーのシルエットが2人のまま」と呟いたように、4票を獲得した霜降り明星が優勝! 紙吹雪が舞う中、がっしりと抱き合った2人。離れたあと、粗品は「よっしゃ」と噛みしめるようにつぶやきながら、静かにガッツポーズ。一方、せいやは「よっしゃーーー!」と気持ちを込めて拳を握ったあと、「やった! すごいわ! うわぁ、えぐい!」と抑えきれない興奮を口にします。
その後、松本からトロフィーを、上沼さんから賞金の1千万円が。せいやは「びっくりしてます。最年少で(優勝するなんて)夢みたいです」と言いながら、「奨学金を......丸々残ってるんでまとめて返します!」と断言。粗品は「母ちゃんと父ちゃんに......」と声を震わせました。
松本は「前半重かったでしょ。後半はチームプレイみたいな感じで盛り上げてくれたのが、おっさんやから泣きそうになりました」と総評。上沼さんは「最高でした。よかったね!」と、チャンピオンへ笑顔で賛辞をおくりました。
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その後、温かい拍手で迎えられて記者会見場に現れた霜降り明星。
優勝の感想を求められたせいやは、「相方が楽屋で泣いてたんですけど、莫大な結果すぎて、僕は受け入れられてなくてまったく泣けてないんです。何が起こってるのかわからないですし、ドッキリでしたって言われても受け入れられるくらい、夢みたいです。......いつ実感が湧くんやろうなぁ」と、まさに夢見心地。粗品は「僕も同じく、あんまり実感はないかなぁ」とつぶやきながら、「でも嬉しいです。結果発表から今までの合間、何度か2人きりになる時間があったんですけど、そこが嬉しかった。相方と2人で噛み締めたい」としみじみします。
優勝を目指しつつも達成できるとは思っていなかったようで、「4票入ったんでびっくりした」とせいや。粗品は「ほんまに1位通過して、優勝できるとは。(努力が)実ったというか、2人で一生懸命ネタを作ってたことが、信じていたM-1に認められたのが嬉しかったですね」と率直な思いを口にします。
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今年、毎月6~7本ずつの新ネタを作ってきたと話す彼ら。せいやが「誰よりもネタを作ったと誇れる」と胸を張れば、粗品は「昨年、準決勝で落ちてめちゃくちゃ凹んで、今年決勝に決まった時はめちゃくちゃ喜んだ。周りからは"まだ(チャンスは)あるやん"って言われたけど、僕は"もう26歳やん"っていう感覚でやっていました。22歳のときに2人とも辞めようかっていう話もあったくらいで......。それは同い年が大学を卒業して社会に出るときに、俺らは何してるねんって思ったから。1年でも早く決勝に出たいという気持ちが強かったので、優勝できてよかったです」と語ります。
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史上最年少での優勝について「嬉しいです」と話した粗品は、「お笑い界の高齢化と言われている中で、20代で優勝できたのは気持ちよかった。最年少がどうというより、年上のみなさんに勝てたのが嬉しい」とコメント。せいやも大きく頷きながら「荒いけどおもろいんやぞって若い力を見せていけたら。霜降り明星から始まったと言われるように、次の世代を作っていきたい」と意気込みます。
また、賞金の使い道を聞かれると、「母ちゃんが欲しいものを10個買ってあげようかなと。残ったお金は仲良くしている後輩が借金に苦しんでいるので、立て替えてあげたい」(粗品)「じいちゃん、ばあちゃん子だったので、ネタにもありましたけど、ほんまに豪華客船に乗せてあげようかな」(せいや)と周囲への優しさを見せます。
「M-1グランプリとはなんですか?」と訊かれた2人は体を反らせて、「うわぁ~、むずいなぁ」(せいや)「難しい......」(粗品)とぽつり。その後、せいやは「子供の頃からの夢です。僕らの世代は、M-1を観てお笑いを志しました。M-1が好き。好きすぎるヤツ。いちばん好き!」と、粗品は「夢であり、青春という言葉が似合う大会。僕らみたいな20代も入れば、40代の方もいて、きゃっきゃ言いながら、一生懸命ネタを練って、喧嘩もして、敗退したら泣いてっていう青春感のすごい大会。ドキドキしながら挑戦させてもらってました」と目を輝かせて語りました。
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平成生まれの初チャンピオン&平成最後のチャンピオンになった霜降り明星。「年号が変わる前に、M-1が獲れて嬉しい。平成生まれで平成最後なんて運命を感じます」と力強く話したせいや。「新しい風」と答えた粗品は、報道陣へ「新世代という感じで取り扱ってほしいなという感じです」と呼びかけました。
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